JPS6137389B2 - - Google Patents
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- JPS6137389B2 JPS6137389B2 JP53106305A JP10630578A JPS6137389B2 JP S6137389 B2 JPS6137389 B2 JP S6137389B2 JP 53106305 A JP53106305 A JP 53106305A JP 10630578 A JP10630578 A JP 10630578A JP S6137389 B2 JPS6137389 B2 JP S6137389B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- fibers
- agent
- component
- viscosity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Lubricants (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
本発明は両末端に長鎖アルキル基を有するジオ
ルガノポリシロキサンと鉱物油からなることを特
徴とする繊維類の平滑性付与剤に関する。 ナイロン、ポリエステル、ポリオレフイン系等
の溶融紡糸によつて繊維化する合成繊維、アルリ
ロニトリルもしくはその共重合体、ビニロン等の
湿式紡糸によつて繊維化する合成繊維、あるはア
セテート、レーヨン等の半合成あるいは再生繊維
またはスパンデツクス糸、さらにはガラス繊維等
の無機質繊維は紡糸後布帛になるまで多くの加工
工程を経なければならない。例えば連続したフイ
ラメント糸であれば延伸、合撚、カサ高加工、編
織等の工程を必要とし、綿状の短繊維においても
紡糸後、延伸、紡積、合撚、編織等の多くの工程
を経る。これらの工程において糸−金属、糸−
糸、糸−磁器等間の平滑性を向上させるため、そ
れぞれの工程において適正な油剤、例えば紡糸油
剤、延伸油剤、紡績油剤、編立て油剤、等の種々
の油剤が使用される。羊毛、綿等の天然の平滑
剤、例えばラノリンロウ等を有している天然繊維
においても工程によつて適切な油剤が必要となる
し、ガラス繊維についても同様に油剤を使用する
ことがある。特に生産性を向上させるため高速で
操業するためにはガイド類の摩耗をできるだけ少
なくしたり、糸切れを可能な限り少なくすること
が不可欠である。そのため、特許公報38−24800
号(出願人、インペリアル ケミカルインダスト
リンズ リミテツド)には、ポリオレフイン系、
ポリアミド系、ポリエステル系フイラメント糸を
平滑性にするため、1000〜200000csのシリコーン
流動体のエマルジヨンを付与する方法が提案され
ており、特許公報昭45−29208号(出願人、ユニ
オン・カーバイド・コーポレーシヨン)には、ス
パンデツクス糸の湿式紡糸法において、水性洗浄
浴に水溶性の非加水分解性シロキサン−オキシア
ルキレンブロツク共重合体を洗浄浴の重量比で少
なくとも0.01%用いるスパンデツクス糸の平滑処
理剤が提案されており、また特許公報昭44−
27518号(出願人、ダウ・コーニング・コーポレ
ーシヨン)には、(イ)(CH3)2SiO単位、(ロ)
(CH3)(CnH2n+1)SiO単位および(ハ)
ルガノポリシロキサンと鉱物油からなることを特
徴とする繊維類の平滑性付与剤に関する。 ナイロン、ポリエステル、ポリオレフイン系等
の溶融紡糸によつて繊維化する合成繊維、アルリ
ロニトリルもしくはその共重合体、ビニロン等の
湿式紡糸によつて繊維化する合成繊維、あるはア
セテート、レーヨン等の半合成あるいは再生繊維
またはスパンデツクス糸、さらにはガラス繊維等
の無機質繊維は紡糸後布帛になるまで多くの加工
工程を経なければならない。例えば連続したフイ
ラメント糸であれば延伸、合撚、カサ高加工、編
織等の工程を必要とし、綿状の短繊維においても
紡糸後、延伸、紡積、合撚、編織等の多くの工程
を経る。これらの工程において糸−金属、糸−
糸、糸−磁器等間の平滑性を向上させるため、そ
れぞれの工程において適正な油剤、例えば紡糸油
剤、延伸油剤、紡績油剤、編立て油剤、等の種々
の油剤が使用される。羊毛、綿等の天然の平滑
剤、例えばラノリンロウ等を有している天然繊維
においても工程によつて適切な油剤が必要となる
し、ガラス繊維についても同様に油剤を使用する
ことがある。特に生産性を向上させるため高速で
操業するためにはガイド類の摩耗をできるだけ少
なくしたり、糸切れを可能な限り少なくすること
が不可欠である。そのため、特許公報38−24800
号(出願人、インペリアル ケミカルインダスト
リンズ リミテツド)には、ポリオレフイン系、
ポリアミド系、ポリエステル系フイラメント糸を
平滑性にするため、1000〜200000csのシリコーン
流動体のエマルジヨンを付与する方法が提案され
ており、特許公報昭45−29208号(出願人、ユニ
オン・カーバイド・コーポレーシヨン)には、ス
パンデツクス糸の湿式紡糸法において、水性洗浄
浴に水溶性の非加水分解性シロキサン−オキシア
ルキレンブロツク共重合体を洗浄浴の重量比で少
なくとも0.01%用いるスパンデツクス糸の平滑処
理剤が提案されており、また特許公報昭44−
27518号(出願人、ダウ・コーニング・コーポレ
ーシヨン)には、(イ)(CH3)2SiO単位、(ロ)
(CH3)(CnH2n+1)SiO単位および(ハ)
【式】R単位よ
りなり、末端がトリオルガノシリル基の綿状ポリ
シロキサンコポリマーを助剤として含有する潤滑
油を繊維に施す方法が提案されている。しかし、
ジメチルシリコーンオイルは特に高速で接触圧が
高くなると極圧潤滑性に欠けたり、ポリオキシア
ルキレン変性シリコーンオイルは耐熱性が不十分
であつたりする欠点があつた。 また、従来、平滑性付与油剤としては、通常鉱
物油が汎用されているが、特に発煙が多く、か
つ、熱板やガイド類上にタール性物質を堆積する
欠点が目立ち、このことは一般に熱延伸や熱板上
を走行させる加工等の製造において、特に実用上
顕著な問題点として指摘されている。また、一般
に油剤として使用されている鉱物油と両末端が水
酸基もしくはメチル基のジメチルポリシロキサン
オイルの低粘度物を混合して使用することも検討
されてきた。しかし、両者は相溶性がなく容易に
2層に分離するため、特にスパンデツクス糸やミ
シン糸のように油剤を希釈することなく付着させ
る場合は工程上、困難が多かつた。さらに、特開
昭52−8198号や特開昭51−88754号には、25℃で
の粘度で100センチストークス以上のジハイドロ
カーボンポリシロキサン(ハイドロカーボンの炭
素数は1〜4)と、融点65℃以上で180℃の粘度
が80センチストークス以下のワツクスまたは20℃
でのレツドウツド粘度が50秒以下の鉱物油とから
なるポリエステルミシン糸用の処理剤が提案され
ており、ジハイドロカーボンポリシロキサンとし
てジメチルポリシロキサン、ジエチルポリシロキ
サンおよびジプロピルポリシロキサンが例示され
ている。しかしながら、ジメチルポリシロキサン
は鉱物油との相溶性がなく、容易に2層に分離す
るという欠点があり、ジエチルポリシロキサン、
ジプロピルポリシロキサン、ジブチルポリシロキ
サンというようにアルキル基の炭素数が大きくな
るに従つて鉱物油との相溶性は改善されるがポリ
シロキサン自体の製造が困難となり、かつ、加熱
によりゲル化しやすくなるという欠点があつた。
これらの種々の欠点を解決するため鋭意検討した
結果、本発明に到達した。すなわち本発明は、 (1) 一般式 で表わされるジオルガノポリシロキサン [ここでR、R′は……傾向があるからであ
る。」を「[ここでRはメチル基であり、R′は
メチル基またはフエニル基であり、R″、R
は炭素原子数5〜20のアルキル基であり、nは
少なくとも5である]および (ロ) 鋼物油 からなることを特徴とする繊維類の平滑性付与剤
に関する。 (イ)成分は(ロ)成分とともに繊維類に平滑性を付与
する部分である。本成分は直鎖状であり、側鎖の
一方はメチル基であり、他方はメチル基またはフ
エニル基であり、長鎖アルキル基は両末端にしか
存在しないので本成分自体の耐熱性がすぐれてお
り、加熱によりゲル化しにくい。また、両未端に
炭素原子数5〜20のアルキル基が存在するので(ロ)
成分との相溶性にすぐれている。この相溶性は
R1がメチル基である方がすぐれている。また、
R″、Rは炭素原子数5〜20のアルキル基であ
るが、その理由は炭素原子数1〜4では鉱物油と
の相溶性が乏しく炭素原子数が21以上になるとオ
ルガノポリシロキサン自体の耐熱性が低下するた
めである。これらの基としてはペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ヘン
デシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、
ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オ
クタデシル、ノナデシル、エイコシルが例示さ
れ、R″とRは同一のアルキル基でも良いし、
異なつていてもよい。一般的には炭素原子数8〜
15が特に好適である。ジオルガノシロキサンの重
合度が小さすぎると、ジオルガノポリシロキサン
の潤滑性が発揮されないため、少なくとも5であ
り、好ましくは10〜50である。本成分は両末端が
水素原子で封鎖されたジメチルポリシロキサンや
メチルフエニルポリシロキサンに、モノオレフイ
ンを白金触媒を使用して付加させることによつて
容易に製造できる。 次に本発明の(ロ)成分の鉱物油としては、液状の
流動パラフイン、ペースト状のワセリン、固型パ
ラフインなどがあり、25℃で5cs以上の粘度をも
つものが好ましい。これらの(イ)成分のポリシロキ
サンと(ロ)成分の鉱物油とは任意の比率で混合でき
るが、通常、上記ポリシロキサンと鉱物油との重
量比率は好ましくは1:99〜99:1であり、特に
5:95〜20:80の範囲では相溶性の高い透明な組
成物が得られる。本発明の組成物は一般にスパン
デツクス糸繊維、ミシン糸用油剤あるいは編立油
剤等としては、そのまま直接給油することも可能
であるが紡績油剤、紡糸油剤、加工糸用油剤等と
しては、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、高級アルコールの硫酸エステル類、リン酸エ
ステル塩等のアニオン系界面活性剤、高級脂肪
酸、高級アルルコール、牛脂、植物油等にエチレ
ンオキサイドあるいはプロピレンオキサイド等を
付加した非イオン界面活性剤等を用いて乳濁液を
作製し、糸もしくは綿状の繊維に対し、スプレ
ー、浸漬、ローラ等によつて繊維重量に対し、
0.2〜1.5%付着させ、糸−糸間、糸−金属、糸−
磁器間等の平滑性を付与することができる。ま
た、稀には本発明組成物を少量のパークロルエチ
レン、揮発油、トルエン等の溶媒で希釈して繊維
に付着させることも可能である。 なお、本組成物に、さらに両末端がトリメチル
シリルで封鎖されたジメチルポリシロキサンオイ
ル、ロウ類等を併用してもよい。本発明組成物は
両成分の相溶性がすぐれているため、保存怪安定
がよく、潤滑性がすぐれているので繊維類の平滑
性付与剤として有用である。 次に実施例により本発明を説明する。実施例
中、部とあるのはすべて重量部であり、粘度はす
べて25℃における値である。 実施例 1 30csの粘度を有する で示されるジオルガノポリシロキサンオイル20
部、40csの粘度を有する流動パラフイン80部を混
合した。混合物は均一に透明に相溶し、1周間後
でも相溶性は変化しなかつた。この混合液は給油
ロールにより容易にナイロン・フイラメントに
0.5重量%付着させることができた。比較のため
30csの粘度を有し、両末端がトリメチルシリル基
で封鎖されたジメチルポリシロキサンオイル20
部、25℃で40csの粘度を有する流動パラフイン80
部を混合した。しかし混合物は白濁し相溶性がな
く、一夜放置した後には2成分は完全に分離し、
ナイロン・フイラメントに直接給油するには不適
当であつた。 実施例 2 トルエンで抽出して平滑性付与剤を除去した市
販のポリエステルミシン糸に対し、油付着量が15
%になるようにして実施例1の本発明の平滑性付
与剤を付着させたものと、流動パラフインが15%
付着した市販のテトロン100%ミシン糸を使い工
業用の高速ミシンで、テトロン65%綿35%混紡の
ツルイ織物を8枚重ねにして両端を縫合せ、14番
のミシン針、ミシン目0.7mmに調整して可縫性テ
ストをした。 50m連続縫製したが、本発明の平滑性付与剤を
付着させたミシン糸は目飛びも、糸切れも全くな
く、ミシン針の温度は35〜40℃であつた。これに
対して市販の流動パラフインのみが付着したミシ
ン糸では、糸切れが2回あり、目飛びも3カ所認
められた。しかもミシン針の温度は45〜52℃に達
しており、本発明組成物の潤滑性が顕著に優れて
いることが示された。 実施例 3 40csの粘度を有し、 で示されるジオルガノポリシロキサンオイル50
部、40csの粘度を有する流動パラフイン80部をn
−ヘキサンに溶解し、平滑油剤が付着していない
75デニールのテトロンフイラメント糸に対し油分
として、フイラメント糸重量に対し、0.5%にな
るようにして付着させボビンに巻き取つた。比較
例として(a)両末端に水酸基を有し、150000csの粘
度を有するジメチルポリシロキサンオイル、(b)
40csの粘度を有する流動パラフイン、(c)30csの粘
度を有し、両末端がメチル基のジメチルポリシロ
キサンオイルでそれぞれ、上記フイラメント糸と
同様に処理した。次いで、エイコー測器株式会社
製の糸の摩擦係数測定装置を用い、糸の解除張力
(入側)を10g/本に調整し、糸速20m/分およ
び50m/分の速度で糸を走らせ、接触角90゜にし
て糸とステンレスガイドローラ(梨地加工)との
間の出側張力(g/本)を測定した。次いで、ア
モントンの式に準じて摩擦係数μを算出した。表
のように本発明組成物の摩擦係数が最も低く、平
滑剤として好適であつた。
シロキサンコポリマーを助剤として含有する潤滑
油を繊維に施す方法が提案されている。しかし、
ジメチルシリコーンオイルは特に高速で接触圧が
高くなると極圧潤滑性に欠けたり、ポリオキシア
ルキレン変性シリコーンオイルは耐熱性が不十分
であつたりする欠点があつた。 また、従来、平滑性付与油剤としては、通常鉱
物油が汎用されているが、特に発煙が多く、か
つ、熱板やガイド類上にタール性物質を堆積する
欠点が目立ち、このことは一般に熱延伸や熱板上
を走行させる加工等の製造において、特に実用上
顕著な問題点として指摘されている。また、一般
に油剤として使用されている鉱物油と両末端が水
酸基もしくはメチル基のジメチルポリシロキサン
オイルの低粘度物を混合して使用することも検討
されてきた。しかし、両者は相溶性がなく容易に
2層に分離するため、特にスパンデツクス糸やミ
シン糸のように油剤を希釈することなく付着させ
る場合は工程上、困難が多かつた。さらに、特開
昭52−8198号や特開昭51−88754号には、25℃で
の粘度で100センチストークス以上のジハイドロ
カーボンポリシロキサン(ハイドロカーボンの炭
素数は1〜4)と、融点65℃以上で180℃の粘度
が80センチストークス以下のワツクスまたは20℃
でのレツドウツド粘度が50秒以下の鉱物油とから
なるポリエステルミシン糸用の処理剤が提案され
ており、ジハイドロカーボンポリシロキサンとし
てジメチルポリシロキサン、ジエチルポリシロキ
サンおよびジプロピルポリシロキサンが例示され
ている。しかしながら、ジメチルポリシロキサン
は鉱物油との相溶性がなく、容易に2層に分離す
るという欠点があり、ジエチルポリシロキサン、
ジプロピルポリシロキサン、ジブチルポリシロキ
サンというようにアルキル基の炭素数が大きくな
るに従つて鉱物油との相溶性は改善されるがポリ
シロキサン自体の製造が困難となり、かつ、加熱
によりゲル化しやすくなるという欠点があつた。
これらの種々の欠点を解決するため鋭意検討した
結果、本発明に到達した。すなわち本発明は、 (1) 一般式 で表わされるジオルガノポリシロキサン [ここでR、R′は……傾向があるからであ
る。」を「[ここでRはメチル基であり、R′は
メチル基またはフエニル基であり、R″、R
は炭素原子数5〜20のアルキル基であり、nは
少なくとも5である]および (ロ) 鋼物油 からなることを特徴とする繊維類の平滑性付与剤
に関する。 (イ)成分は(ロ)成分とともに繊維類に平滑性を付与
する部分である。本成分は直鎖状であり、側鎖の
一方はメチル基であり、他方はメチル基またはフ
エニル基であり、長鎖アルキル基は両末端にしか
存在しないので本成分自体の耐熱性がすぐれてお
り、加熱によりゲル化しにくい。また、両未端に
炭素原子数5〜20のアルキル基が存在するので(ロ)
成分との相溶性にすぐれている。この相溶性は
R1がメチル基である方がすぐれている。また、
R″、Rは炭素原子数5〜20のアルキル基であ
るが、その理由は炭素原子数1〜4では鉱物油と
の相溶性が乏しく炭素原子数が21以上になるとオ
ルガノポリシロキサン自体の耐熱性が低下するた
めである。これらの基としてはペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ヘン
デシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、
ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オ
クタデシル、ノナデシル、エイコシルが例示さ
れ、R″とRは同一のアルキル基でも良いし、
異なつていてもよい。一般的には炭素原子数8〜
15が特に好適である。ジオルガノシロキサンの重
合度が小さすぎると、ジオルガノポリシロキサン
の潤滑性が発揮されないため、少なくとも5であ
り、好ましくは10〜50である。本成分は両末端が
水素原子で封鎖されたジメチルポリシロキサンや
メチルフエニルポリシロキサンに、モノオレフイ
ンを白金触媒を使用して付加させることによつて
容易に製造できる。 次に本発明の(ロ)成分の鉱物油としては、液状の
流動パラフイン、ペースト状のワセリン、固型パ
ラフインなどがあり、25℃で5cs以上の粘度をも
つものが好ましい。これらの(イ)成分のポリシロキ
サンと(ロ)成分の鉱物油とは任意の比率で混合でき
るが、通常、上記ポリシロキサンと鉱物油との重
量比率は好ましくは1:99〜99:1であり、特に
5:95〜20:80の範囲では相溶性の高い透明な組
成物が得られる。本発明の組成物は一般にスパン
デツクス糸繊維、ミシン糸用油剤あるいは編立油
剤等としては、そのまま直接給油することも可能
であるが紡績油剤、紡糸油剤、加工糸用油剤等と
しては、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、高級アルコールの硫酸エステル類、リン酸エ
ステル塩等のアニオン系界面活性剤、高級脂肪
酸、高級アルルコール、牛脂、植物油等にエチレ
ンオキサイドあるいはプロピレンオキサイド等を
付加した非イオン界面活性剤等を用いて乳濁液を
作製し、糸もしくは綿状の繊維に対し、スプレ
ー、浸漬、ローラ等によつて繊維重量に対し、
0.2〜1.5%付着させ、糸−糸間、糸−金属、糸−
磁器間等の平滑性を付与することができる。ま
た、稀には本発明組成物を少量のパークロルエチ
レン、揮発油、トルエン等の溶媒で希釈して繊維
に付着させることも可能である。 なお、本組成物に、さらに両末端がトリメチル
シリルで封鎖されたジメチルポリシロキサンオイ
ル、ロウ類等を併用してもよい。本発明組成物は
両成分の相溶性がすぐれているため、保存怪安定
がよく、潤滑性がすぐれているので繊維類の平滑
性付与剤として有用である。 次に実施例により本発明を説明する。実施例
中、部とあるのはすべて重量部であり、粘度はす
べて25℃における値である。 実施例 1 30csの粘度を有する で示されるジオルガノポリシロキサンオイル20
部、40csの粘度を有する流動パラフイン80部を混
合した。混合物は均一に透明に相溶し、1周間後
でも相溶性は変化しなかつた。この混合液は給油
ロールにより容易にナイロン・フイラメントに
0.5重量%付着させることができた。比較のため
30csの粘度を有し、両末端がトリメチルシリル基
で封鎖されたジメチルポリシロキサンオイル20
部、25℃で40csの粘度を有する流動パラフイン80
部を混合した。しかし混合物は白濁し相溶性がな
く、一夜放置した後には2成分は完全に分離し、
ナイロン・フイラメントに直接給油するには不適
当であつた。 実施例 2 トルエンで抽出して平滑性付与剤を除去した市
販のポリエステルミシン糸に対し、油付着量が15
%になるようにして実施例1の本発明の平滑性付
与剤を付着させたものと、流動パラフインが15%
付着した市販のテトロン100%ミシン糸を使い工
業用の高速ミシンで、テトロン65%綿35%混紡の
ツルイ織物を8枚重ねにして両端を縫合せ、14番
のミシン針、ミシン目0.7mmに調整して可縫性テ
ストをした。 50m連続縫製したが、本発明の平滑性付与剤を
付着させたミシン糸は目飛びも、糸切れも全くな
く、ミシン針の温度は35〜40℃であつた。これに
対して市販の流動パラフインのみが付着したミシ
ン糸では、糸切れが2回あり、目飛びも3カ所認
められた。しかもミシン針の温度は45〜52℃に達
しており、本発明組成物の潤滑性が顕著に優れて
いることが示された。 実施例 3 40csの粘度を有し、 で示されるジオルガノポリシロキサンオイル50
部、40csの粘度を有する流動パラフイン80部をn
−ヘキサンに溶解し、平滑油剤が付着していない
75デニールのテトロンフイラメント糸に対し油分
として、フイラメント糸重量に対し、0.5%にな
るようにして付着させボビンに巻き取つた。比較
例として(a)両末端に水酸基を有し、150000csの粘
度を有するジメチルポリシロキサンオイル、(b)
40csの粘度を有する流動パラフイン、(c)30csの粘
度を有し、両末端がメチル基のジメチルポリシロ
キサンオイルでそれぞれ、上記フイラメント糸と
同様に処理した。次いで、エイコー測器株式会社
製の糸の摩擦係数測定装置を用い、糸の解除張力
(入側)を10g/本に調整し、糸速20m/分およ
び50m/分の速度で糸を走らせ、接触角90゜にし
て糸とステンレスガイドローラ(梨地加工)との
間の出側張力(g/本)を測定した。次いで、ア
モントンの式に準じて摩擦係数μを算出した。表
のように本発明組成物の摩擦係数が最も低く、平
滑剤として好適であつた。
【表】
実施例 4
紡糸用油剤が付着していない75デニールのテト
ロンフイラメント糸に表−2のような組成の加工
糸用油剤(乳濁液)を糸に対し1%付着させた
後、スピンドル回転数3×104回/分、仮ヨリ数
3500T/分、熱板温度220℃に設定した仮ヨリ加
工機に通して、ウーリーテトロン糸を製造して熱
板へのタール分の付着を比較した。本発明の組成
物を主剤とする、平滑性付与剤を使用した場合、
比較例の平滑性付与剤に比べて連続1日操業後の
熱板へのタール分(炭化物)の付着も少なく、テ
トロン糸の受熱効果が1日後も均一であつたため
巻縮ムラも少なかつた。
ロンフイラメント糸に表−2のような組成の加工
糸用油剤(乳濁液)を糸に対し1%付着させた
後、スピンドル回転数3×104回/分、仮ヨリ数
3500T/分、熱板温度220℃に設定した仮ヨリ加
工機に通して、ウーリーテトロン糸を製造して熱
板へのタール分の付着を比較した。本発明の組成
物を主剤とする、平滑性付与剤を使用した場合、
比較例の平滑性付与剤に比べて連続1日操業後の
熱板へのタール分(炭化物)の付着も少なく、テ
トロン糸の受熱効果が1日後も均一であつたため
巻縮ムラも少なかつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (イ) 一般式 で表わされるジオルガノポリシロキサン [ここでRはメチル基であり、R′はメチル基ま
たはフエニル基であり、R″、Rは炭素原子
数5〜20のアルキル基であり、nは少なくとも
5である]および (ロ) 鉱物油 からなることを特徴とする繊維類の平滑性付与
剤。 2 (イ)成分のR″、Rが炭素原子数8〜15のア
ルキル基であり、nが10〜50であり、(ロ)成分の鉱
物油が25℃で5cs以上の流動パラフインである特
許請求の範囲第1項記載の平滑性付与剤。 3 (イ)成分と(ロ)成分の重量比率が1:99〜99:1
である特許請求の範囲第1項および第2項記載の
平滑性付与剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10630578A JPS5534228A (en) | 1978-09-01 | 1978-09-01 | Polysiloxane composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10630578A JPS5534228A (en) | 1978-09-01 | 1978-09-01 | Polysiloxane composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5534228A JPS5534228A (en) | 1980-03-10 |
| JPS6137389B2 true JPS6137389B2 (ja) | 1986-08-23 |
Family
ID=14430287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10630578A Granted JPS5534228A (en) | 1978-09-01 | 1978-09-01 | Polysiloxane composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5534228A (ja) |
Families Citing this family (11)
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-
1978
- 1978-09-01 JP JP10630578A patent/JPS5534228A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5534228A (en) | 1980-03-10 |
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