JPS6141782Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6141782Y2 JPS6141782Y2 JP1981100543U JP10054381U JPS6141782Y2 JP S6141782 Y2 JPS6141782 Y2 JP S6141782Y2 JP 1981100543 U JP1981100543 U JP 1981100543U JP 10054381 U JP10054381 U JP 10054381U JP S6141782 Y2 JPS6141782 Y2 JP S6141782Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow body
- shaped hollow
- band
- airtight chamber
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は、オイルフエンス等として用いる帯状
中空体に関する。
中空体に関する。
従来、浮沈式オイルフエンス等の帯状中空体
は、内部に気密室すなわち空気室を形成する必要
があることから、その成形に際し、ポリエステル
樹脂フイルムのようなゴムに対して加硫接着しな
いシート状の中子を用いている。しかし、この中
子の存在は前記気密室への吸排気の障害となるの
で、製造過程で帯状中空体内から取り除く必要が
あるが、この中子の除去作業は困難で非常に手数
がかかるばかりでなく、製造工程中でこの中子に
内壁構成部材(内層ゴム)を巻き付け成形する場
合に、前述に如く中子表面がゴムとの接着性に欠
けるので成形が著しく困難である等の問題があ
る。
は、内部に気密室すなわち空気室を形成する必要
があることから、その成形に際し、ポリエステル
樹脂フイルムのようなゴムに対して加硫接着しな
いシート状の中子を用いている。しかし、この中
子の存在は前記気密室への吸排気の障害となるの
で、製造過程で帯状中空体内から取り除く必要が
あるが、この中子の除去作業は困難で非常に手数
がかかるばかりでなく、製造工程中でこの中子に
内壁構成部材(内層ゴム)を巻き付け成形する場
合に、前述に如く中子表面がゴムとの接着性に欠
けるので成形が著しく困難である等の問題があ
る。
そこで、中子を用いる代りに、例えば特開昭54
−14882号公報に記載されているように、内層ゴ
ムの中空体内面相当面に液状離型剤、低温溶解型
離型剤等の中空部形成用離型剤を塗布する方法も
ある。
−14882号公報に記載されているように、内層ゴ
ムの中空体内面相当面に液状離型剤、低温溶解型
離型剤等の中空部形成用離型剤を塗布する方法も
ある。
しかし、この方法では、離型剤の塗布作業に際
し、もし部分的に塗布ムラがあると加硫後におい
て局部的に離型不良を生じて中空部が局部的に接
着してしまうため、離型剤塗布に際して極めて高
度の均一性が要求されるばかりでなく、離型剤が
溶剤を含む場合には溶剤乾燥のための加熱装置を
必要とする等やはり問題があつた。
し、もし部分的に塗布ムラがあると加硫後におい
て局部的に離型不良を生じて中空部が局部的に接
着してしまうため、離型剤塗布に際して極めて高
度の均一性が要求されるばかりでなく、離型剤が
溶剤を含む場合には溶剤乾燥のための加熱装置を
必要とする等やはり問題があつた。
本考案者らは、上述した問題点を解消すべく、
接着性の異なる複数の未加硫ゴムシートを積層し
てなるシート状成形用中子に帯状中空体構成部材
を順次積層包囲せしめて未加硫帯状成形体を成形
し、つずいてこの未加硫帯状成形体を加硫し、し
かる後、加硫された帯状成形体の前記シート状成
形用中子の層間或いはシート状成形用中子の片面
と最内層との間に、加圧媒体を圧入して前記いず
れかの層間を剥離せしめ、中空部を形成するよう
にした画期的な帯状中空体の製造方法を発明し、
すでに出願した(特願昭55−78747号参照)。
接着性の異なる複数の未加硫ゴムシートを積層し
てなるシート状成形用中子に帯状中空体構成部材
を順次積層包囲せしめて未加硫帯状成形体を成形
し、つずいてこの未加硫帯状成形体を加硫し、し
かる後、加硫された帯状成形体の前記シート状成
形用中子の層間或いはシート状成形用中子の片面
と最内層との間に、加圧媒体を圧入して前記いず
れかの層間を剥離せしめ、中空部を形成するよう
にした画期的な帯状中空体の製造方法を発明し、
すでに出願した(特願昭55−78747号参照)。
しかしながら、この種の帯状中空体は、非使用
時には、第1図に示すように偏平な帯状を呈して
いる関係上、使用に際して気密室に空気を圧入し
て気密室を円筒状に膨張させても、第2図に示す
ように気密室の両側に非使用時における折り曲げ
部の折痕aが残留しており、加圧状態においてこ
れら折痕aに応力が集中し、ここから亀裂等が発
生し、帯状中空体の気密性が損なわれる危険があ
る。この危険性は、前述した従来の方法により成
形された帯状中空体でも同様であるのは勿論のこ
と、第3図に示す2気室構造の帯状中空体でも同
様である。第1図において、2は内壁構成部材で
ある中空の内層ゴムであつて、この内層ゴム2の
周囲に補強布ゴムシート3が配置されており、そ
の外側に外層ゴム4が設けられている。第2図は
第1図の帯状中空体の中空部、すなわち気密室1
に空気を圧入した状態を示す。第3図は内層ゴム
2で形成された気密室1に空気を圧入すると共に
内層ゴム2′で形成された気密室1′に空気を圧入
した状態を示す。5は調整シートである。
時には、第1図に示すように偏平な帯状を呈して
いる関係上、使用に際して気密室に空気を圧入し
て気密室を円筒状に膨張させても、第2図に示す
ように気密室の両側に非使用時における折り曲げ
部の折痕aが残留しており、加圧状態においてこ
れら折痕aに応力が集中し、ここから亀裂等が発
生し、帯状中空体の気密性が損なわれる危険があ
る。この危険性は、前述した従来の方法により成
形された帯状中空体でも同様であるのは勿論のこ
と、第3図に示す2気室構造の帯状中空体でも同
様である。第1図において、2は内壁構成部材で
ある中空の内層ゴムであつて、この内層ゴム2の
周囲に補強布ゴムシート3が配置されており、そ
の外側に外層ゴム4が設けられている。第2図は
第1図の帯状中空体の中空部、すなわち気密室1
に空気を圧入した状態を示す。第3図は内層ゴム
2で形成された気密室1に空気を圧入すると共に
内層ゴム2′で形成された気密室1′に空気を圧入
した状態を示す。5は調整シートである。
本考案は、上述した問題点を解消した優れた帯
状中空体を提供することを目的とする。
状中空体を提供することを目的とする。
このため、本考案は、非使用時には偏平な帯状
を呈し、使用時にはほぼ円筒状の気密室1を形成
する帯状中空体において、前記気密室1を互いに
接着しない2枚の内壁構成部材2a,2bを重ね
合わせることにより構成し、この重ね合わせた2
枚の内壁構成部材2a,2bの両端部を、非使用
時における帯状中空体の両端部m,m′に相当す
る位置で、一方に折り返して折り曲げて非接着折
曲重合部を形成したことを特徴とする帯状中空体
を要旨とするものである。
を呈し、使用時にはほぼ円筒状の気密室1を形成
する帯状中空体において、前記気密室1を互いに
接着しない2枚の内壁構成部材2a,2bを重ね
合わせることにより構成し、この重ね合わせた2
枚の内壁構成部材2a,2bの両端部を、非使用
時における帯状中空体の両端部m,m′に相当す
る位置で、一方に折り返して折り曲げて非接着折
曲重合部を形成したことを特徴とする帯状中空体
を要旨とするものである。
以下、図を参照して本考案の構成につき詳しく
説明する。
説明する。
第4図は、本考案の一例の1気室構造の帯状中
空体の使用時における横断面図、第5図A〜Dは
この帯状中空体の製造過程を示す説明図である。
第6図は、本考案の他例の2気室構造の帯状中空
体の使用時における横断面図、第7図A〜Gはこ
の帯状中空体の製造過程を示す説明図である。
空体の使用時における横断面図、第5図A〜Dは
この帯状中空体の製造過程を示す説明図である。
第6図は、本考案の他例の2気室構造の帯状中空
体の使用時における横断面図、第7図A〜Gはこ
の帯状中空体の製造過程を示す説明図である。
第4図および第6図において、E1およびE2は
それぞれ本考案の一例の1気室構造および2気室
構造の帯状中空体であつて、非使用時には偏平な
帯状を呈し、使用時にはほぼ円筒状に変形する気
密室1を有している。気密室1は、互いに接着し
ない2枚の内壁構成部材2a,2bを重ね合わ
せ、その両端部を、非使用時における帯状中空体
E1,E2の両端部m,m′に相当する位置すなわち
折り曲げ該当部Eaで折り曲げ、この折り曲げた
部分に、折り曲げ合わせ面Faを形成すると共に
このFaを有する非接着折曲重合部を形成するこ
とにより構成される。ここでいう非接着とは、例
えば、接着剤等を介して折り曲げ合わせ面Faが
互いに一体的に固着していないことをいう。第6
図における気密室1′は、気密室1と同様に形成
すればよい。
それぞれ本考案の一例の1気室構造および2気室
構造の帯状中空体であつて、非使用時には偏平な
帯状を呈し、使用時にはほぼ円筒状に変形する気
密室1を有している。気密室1は、互いに接着し
ない2枚の内壁構成部材2a,2bを重ね合わ
せ、その両端部を、非使用時における帯状中空体
E1,E2の両端部m,m′に相当する位置すなわち
折り曲げ該当部Eaで折り曲げ、この折り曲げた
部分に、折り曲げ合わせ面Faを形成すると共に
このFaを有する非接着折曲重合部を形成するこ
とにより構成される。ここでいう非接着とは、例
えば、接着剤等を介して折り曲げ合わせ面Faが
互いに一体的に固着していないことをいう。第6
図における気密室1′は、気密室1と同様に形成
すればよい。
さらに、本考案の帯状中空体を第4図について
説明すると、加硫後は図示のように内壁構成部材
2a,2bの内側面は互いに接着せず、内壁構成
部材2aの外側面は補強布ゴムシート3と、内壁
構成部材2bの外側面は調整シート5とそれぞれ
一体的に接着するようになつている。したがつ
て、使用時において気密室1に空気を圧入する
と、各内壁構成部材2a,2bは第4図に示すよ
うに相互に外方に膨出して全体として円筒状に変
形する。
説明すると、加硫後は図示のように内壁構成部材
2a,2bの内側面は互いに接着せず、内壁構成
部材2aの外側面は補強布ゴムシート3と、内壁
構成部材2bの外側面は調整シート5とそれぞれ
一体的に接着するようになつている。したがつ
て、使用時において気密室1に空気を圧入する
と、各内壁構成部材2a,2bは第4図に示すよ
うに相互に外方に膨出して全体として円筒状に変
形する。
前記折り曲げ合わせ面Faの接合力をみるため
に、内径400mmの帯状中空体E1に0.1Kg/cm2程度の
内圧をかけて内圧破壊テストしたところ、該折り
曲げ合わせ面Faが円周方向に5〜10mm剥がれる
程度で、折り曲部の折痕aすなわち折り曲げ該当
部Eaには何等異常が認められなかつた。これに
対し、内径400mmの第2図に示す従来の帯状中空
体では、0.1Kg/cm2程度の内圧で折痕aの箇所が
容易に破壊された。
に、内径400mmの帯状中空体E1に0.1Kg/cm2程度の
内圧をかけて内圧破壊テストしたところ、該折り
曲げ合わせ面Faが円周方向に5〜10mm剥がれる
程度で、折り曲部の折痕aすなわち折り曲げ該当
部Eaには何等異常が認められなかつた。これに
対し、内径400mmの第2図に示す従来の帯状中空
体では、0.1Kg/cm2程度の内圧で折痕aの箇所が
容易に破壊された。
つぎに、上述した第4図に示す1気室構造の帯
状中空体E1の製造過程を第5図A〜Dを参照し
て簡単に説明する。
状中空体E1の製造過程を第5図A〜Dを参照し
て簡単に説明する。
まず、第5図Aに示すように未加硫の2枚の内
壁構成部材2a,2bの加硫後互いに接着しない
面同士を重ね合わせ、その両側を図示のように一
方に折り返して折り曲げ合わせ面Faを形成した
後、第5図Bに示すように左右の折り曲げ合わせ
面Fa間に調整シート5を充填すると共に第5図
Bおよび第5図Cに示すようにこれらの調整シー
ト5、内壁構成部材2aの周囲に補強布ゴムシー
ト3を配置し、さらにその表面を第5図Dに示す
ように未加硫の外層ゴム4で覆つた後、この状態
で加硫プレス等により加硫することにより前述し
た1気室構造の帯状中空体E1を得ることができ
る。
壁構成部材2a,2bの加硫後互いに接着しない
面同士を重ね合わせ、その両側を図示のように一
方に折り返して折り曲げ合わせ面Faを形成した
後、第5図Bに示すように左右の折り曲げ合わせ
面Fa間に調整シート5を充填すると共に第5図
Bおよび第5図Cに示すようにこれらの調整シー
ト5、内壁構成部材2aの周囲に補強布ゴムシー
ト3を配置し、さらにその表面を第5図Dに示す
ように未加硫の外層ゴム4で覆つた後、この状態
で加硫プレス等により加硫することにより前述し
た1気室構造の帯状中空体E1を得ることができ
る。
第6図に示す気密室1および気密室1′からな
る2気室構造の帯状中空体E2の製造過程を第7
図A〜Gを参照して簡単に説明する。
る2気室構造の帯状中空体E2の製造過程を第7
図A〜Gを参照して簡単に説明する。
まず、第7図Aに示すように気密室1′を形成
するために未加硫の2枚の内壁構成部材2a1,2
b1の加硫後互いに接着しない面同士を重ね合わ
せ、その周囲を第7図Aおよび第7図Bに示すよ
うに補強布ゴムシート6で取り囲む。ついで、第
7図Cに示すように気密室1を形成するために未
加硫の2枚の内壁構成部材2a,2bの加硫後互
いに接着しない面同士を重ね合わせ、第7図Dに
示すようにその両側を一方に折り返して折り曲げ
合わせ面Faを形成した後、第7図Eに示すよう
に左右の折り曲げ合わせ面Fa間に調整シート5
を充填する。その後、第7図Eおよび第7図Fに
示すように調整シート5、内壁構成部材2aの周
囲に補強布ゴムシート3を配置し、さらにその表
面を第7図Gに示すように未加硫の外層ゴム4で
覆つた後、この状態で加硫プレス等により加硫す
ることにより前述した2気室構造の帯状中空体
E2を得ることができる。
するために未加硫の2枚の内壁構成部材2a1,2
b1の加硫後互いに接着しない面同士を重ね合わ
せ、その周囲を第7図Aおよび第7図Bに示すよ
うに補強布ゴムシート6で取り囲む。ついで、第
7図Cに示すように気密室1を形成するために未
加硫の2枚の内壁構成部材2a,2bの加硫後互
いに接着しない面同士を重ね合わせ、第7図Dに
示すようにその両側を一方に折り返して折り曲げ
合わせ面Faを形成した後、第7図Eに示すよう
に左右の折り曲げ合わせ面Fa間に調整シート5
を充填する。その後、第7図Eおよび第7図Fに
示すように調整シート5、内壁構成部材2aの周
囲に補強布ゴムシート3を配置し、さらにその表
面を第7図Gに示すように未加硫の外層ゴム4で
覆つた後、この状態で加硫プレス等により加硫す
ることにより前述した2気室構造の帯状中空体
E2を得ることができる。
この第6図に示す2気室構造の帯状中空体E2
における折り曲げ合わせ面Faの接合力をみるた
めに、長さ方向の両端に口金(図示しない)を取
付けた内径400mmの帯状中空体E2に0.1Kg/cm2程度
の内圧をかけた後、さらに下記テストを実施し
た。
における折り曲げ合わせ面Faの接合力をみるた
めに、長さ方向の両端に口金(図示しない)を取
付けた内径400mmの帯状中空体E2に0.1Kg/cm2程度
の内圧をかけた後、さらに下記テストを実施し
た。
(1) 気密室1および気密室1′の両室に同時に同
圧をかけての破壊実験。
圧をかけての破壊実験。
(2) 気密室1にのみ圧力をかけての破壊実験。
(3) 気密室1′にのみ圧力をかけての破壊実験。
(4) 気密室1、気密室1′に5Kg→0→5Kgの水
圧を2000回繰返しかけての実験。
圧を2000回繰返しかけての実験。
(5) 気密室1にのみ5Kg→0→5Kgの水圧を2000
回繰返しかけての実験。
回繰返しかけての実験。
(6) 気密室1′にのみ5Kg→0→5Kgの水圧を
2000回繰返しかけての実験。
2000回繰返しかけての実験。
この結果、気密室1と気密室1′との折り曲げ
合わせ面Faが円周方向に5〜10mm剥がれた程度
で、折り曲部の折痕aすなわち折り曲げ該当部
Eaには何等異常は認められなかつた。
合わせ面Faが円周方向に5〜10mm剥がれた程度
で、折り曲部の折痕aすなわち折り曲げ該当部
Eaには何等異常は認められなかつた。
また、気密室1′の折り曲げ部bには、部分的
に亀裂が認められたが、気密室1′の内圧が気密
室1に流れることはなく、十分に気密性を保持で
きることが判つた。
に亀裂が認められたが、気密室1′の内圧が気密
室1に流れることはなく、十分に気密性を保持で
きることが判つた。
なお、上述した各実験を通じて、折り曲げ該当
部Eaでの折り曲げ合わせ面Faの折り曲げ長さl
の値は、10mmあれば十分であることを確認できた
が、製造上の難易度を考慮すると100mm以上でか
つ気密室の円周の約1/6以下であることが望まし
い。
部Eaでの折り曲げ合わせ面Faの折り曲げ長さl
の値は、10mmあれば十分であることを確認できた
が、製造上の難易度を考慮すると100mm以上でか
つ気密室の円周の約1/6以下であることが望まし
い。
上述したように帯状中空体E1,E2を成形する
に際し、気密室1の内壁構成部材を未加硫の2枚
の内壁構成部材2a,2bの加硫後接着しない面
同士を重合して成形し、帯状中空体の加硫後にお
いて従来のもののように中子を取り除く必要がな
いようにしたが、互いに接着しないものであれば
内壁構成部材2a,2bを従来の材料によつて構
成してもよいのは勿論である。また、気密室1内
には空気のような気体でなく、有圧液体を圧入あ
るいは圧送してもよいのは勿論である。
に際し、気密室1の内壁構成部材を未加硫の2枚
の内壁構成部材2a,2bの加硫後接着しない面
同士を重合して成形し、帯状中空体の加硫後にお
いて従来のもののように中子を取り除く必要がな
いようにしたが、互いに接着しないものであれば
内壁構成部材2a,2bを従来の材料によつて構
成してもよいのは勿論である。また、気密室1内
には空気のような気体でなく、有圧液体を圧入あ
るいは圧送してもよいのは勿論である。
以上説明したように構成されるため、本考案の
帯状中空体においては、使用時すなわち加圧時に
おいてその折り曲部の折痕に作用する集中応力を
円周方向の非接着部分に吸収させることにより十
分に分散させることができる。なお、折曲重合部
を非接着としない場合、すなわち、折曲重合部の
合わせ面が一体的に固着している場合には、第1
図に示す如く非使用時は偏平であるため、使用時
すなわち加圧時に空気を圧入して円筒状に膨張さ
せても第2図に示す如く非使用時の折り曲部の折
痕aが残留しており、かつ応力分散手段を設けて
いないので、加圧状態においてこの折痕aが大き
く変位し応力が集中するため、ここから亀裂が発
生し、気密性が損なわれる危険性がある。このた
め、本考案において折曲重合部を非接着とした利
点は大である。
帯状中空体においては、使用時すなわち加圧時に
おいてその折り曲部の折痕に作用する集中応力を
円周方向の非接着部分に吸収させることにより十
分に分散させることができる。なお、折曲重合部
を非接着としない場合、すなわち、折曲重合部の
合わせ面が一体的に固着している場合には、第1
図に示す如く非使用時は偏平であるため、使用時
すなわち加圧時に空気を圧入して円筒状に膨張さ
せても第2図に示す如く非使用時の折り曲部の折
痕aが残留しており、かつ応力分散手段を設けて
いないので、加圧状態においてこの折痕aが大き
く変位し応力が集中するため、ここから亀裂が発
生し、気密性が損なわれる危険性がある。このた
め、本考案において折曲重合部を非接着とした利
点は大である。
したがつて、本考案によれば、非使用時におけ
る折り曲部の折痕が残留している折り曲げ該当部
から帯状中空体の外周に向つて発生する亀裂等を
確実に防止でき、このため気密性を長期間に亘つ
て保持することができる。
る折り曲部の折痕が残留している折り曲げ該当部
から帯状中空体の外周に向つて発生する亀裂等を
確実に防止でき、このため気密性を長期間に亘つ
て保持することができる。
第1図は非使用時における1気室構造の帯状中
空体の断面図、第2図は従来の1気室構造の帯状
中空体の使用時における断面図、第3図は従来の
2気室構造の帯状中空体の使用時における断面図
である。第4図は本考案の一例の1気室構造の帯
状中空体の使用時における横断面図、第5図A〜
Dはこの帯状中空体の製造過程を示す説明図、第
6図は本考案の他例の2気室構造の帯状中空体の
使用時における横断面図、第7図A〜Gはこの帯
状中空体の製造過程を示す説明図である。 1,1′……気密室、2,2′,2a,2b,2
a1,2b1……内壁構成部材、3……補強布ゴムシ
ート、4……外層ゴム、5……調整シート、6…
…補強布ゴムシート、m,m′……帯状中空体の
両端部、Ea……折り曲げ該当部、Fa……折り曲
げ合わせ面。
空体の断面図、第2図は従来の1気室構造の帯状
中空体の使用時における断面図、第3図は従来の
2気室構造の帯状中空体の使用時における断面図
である。第4図は本考案の一例の1気室構造の帯
状中空体の使用時における横断面図、第5図A〜
Dはこの帯状中空体の製造過程を示す説明図、第
6図は本考案の他例の2気室構造の帯状中空体の
使用時における横断面図、第7図A〜Gはこの帯
状中空体の製造過程を示す説明図である。 1,1′……気密室、2,2′,2a,2b,2
a1,2b1……内壁構成部材、3……補強布ゴムシ
ート、4……外層ゴム、5……調整シート、6…
…補強布ゴムシート、m,m′……帯状中空体の
両端部、Ea……折り曲げ該当部、Fa……折り曲
げ合わせ面。
Claims (1)
- 非使用時には偏平な帯状を呈し、使用時にはほ
ぼ円筒状の気密室を形成する帯状中空体におい
て、前記気密室を互いに接着しない2枚の内壁構
成部材を重ね合わせることにより構成し、この重
ね合わせた2枚の内壁構成部材の両端部を、非使
用時における帯状中空体の両端部に相当する位置
で、一方に折り返して折り曲げて非接着折曲重合
部を形成したことを特徴とする帯状中空体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10054381U JPS5810933U (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 帯状中空体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10054381U JPS5810933U (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 帯状中空体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5810933U JPS5810933U (ja) | 1983-01-24 |
| JPS6141782Y2 true JPS6141782Y2 (ja) | 1986-11-27 |
Family
ID=29895225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10054381U Granted JPS5810933U (ja) | 1981-07-08 | 1981-07-08 | 帯状中空体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5810933U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5768413A (en) * | 1980-10-15 | 1982-04-26 | Bridgestone Corp | Flexible long structure |
-
1981
- 1981-07-08 JP JP10054381U patent/JPS5810933U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5810933U (ja) | 1983-01-24 |
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