JPS6142023B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6142023B2 JPS6142023B2 JP3134879A JP3134879A JPS6142023B2 JP S6142023 B2 JPS6142023 B2 JP S6142023B2 JP 3134879 A JP3134879 A JP 3134879A JP 3134879 A JP3134879 A JP 3134879A JP S6142023 B2 JPS6142023 B2 JP S6142023B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knitted fabric
- knitted
- false
- yarn
- weft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Knitting Of Fabric (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
本発明は、ポリエステルマルチフイラメントを
使用した通気性防水編地を製造法に関するもので
ある。 従来から、編地に防水性を付与せしめるには、
編地表面に合成樹脂をコーテイング加工する方法
や付着あるいは有機溶剤により含浸加工する方法
が知られているが、合成樹脂を編地表面にコーテ
イングした防水製品は通気性に乏しく長時間着用
した場合に汗の発散が妨げられ、着用者に不快感
を抱かせる結果となり、着用上大なる欠点とな
る。一方、編地表面に撥水性樹脂を付着せしめた
防水製品は通気性を有しているが、撥水性能の洗
濯耐久性がなかつたり高度の撥水性を有していな
い欠点がある。また、有機溶剤と共に使用して繊
維内に撥水性樹脂を含浸せしめた防水製品は通気
性や洗濯耐久性に優れているが、公害の面から製
造上の制約を受けたりコスト高につながる欠点を
有している。本発明は、かかる欠点を改善して、
通気性を有し耐久性にも優れた高度の防水性を有
する編地を容易に提供しようとするものである。 すなわち、本発明者らは鋭意検討の結果、図面
に示すごとく、0.5<Dr/fc<2.5(Drは捲き取り後
の フイラメントデニール、fcは捲き取り後のフイラ
メント数)を満足するポリエステルマルチフイラ
メントを互いに異なる方向に、仮撚数35000/√
から45000/√で仮撚し、同時に引き揃えて
捲き取つた後の捲縮ケンロウ度が55〜65である仮
撚加工糸を100℃以上の熱水処理で経緯方向とも
に20%以上収縮するごとく編成し、しかるのち染
色加工を行なう。そして、ここにおける染色加工
に際しては、高温下(100℃以上)でのリラツク
スあるいはノープレセツト等のように仮撚加工糸
の捲縮および当該編地の経緯方向の収縮を少くと
も20%発現できる工程や条件が望ましく、とくに
100℃以上での処理が望ましい。本発明者らは、
かかる工程で得られた編地のデイメンシヨンを極
力変えることなく、ついで撥水加工を施すことに
よつて、高度の防水性を有し編物本来の伸縮性及
び通気性を有する編地を得ることに成功した。な
お、撥水剤については特に限定されるものではな
く、市販の任意のシリコーン系等の樹脂で十分に
効果が得られる。 本発明において、互いに異なる方向に仮撚され
た加工糸を同時に捲き取り使用する理由は、かよ
うな捲縮の多い糸が相互に持つトルクを減少せし
めて糸形態ひいては編地の安定性を得んがためで
ある。また、別々に仮撚した糸を敢えて同時に引
き揃えて一本にする理由は、より高い捲縮数を得
んがためである。そして、編地の防水性を上げる
ためには編地の密度が高いほど良いので仮撚(捲
縮)数はより多いほど良いが、糸の安定性が考慮
した場合は仮撚数35000/√〜45000/√が
もつとも効果的な防水性を発揮することを見い出
した。また、使用する単繊維デニールも編地密度
と密接に関連し、仮撚数を一定にした場合の見か
け上の密度は単繊維デニールが細いほど増すが、
編地のストレツチバツクを考慮した場合、0.5dr
が細さの限界であり、2.5dr以上では防水効果が
不充分である。一方、防水性能の洗濯耐久性は、
洗濯に対していかに編地の密度を保持するか、換
言すると捲縮ケンロウ度の大きさに依拠してい
る。一般に、捲縮ケンロウ度は大きいほど洗濯耐
久性は大であるが、仮撚操業性及び衣料用として
の風合を考慮した場合は65が限界であり、55未満
では耐久性に乏しい。なお、この捲縮ケンロウ度
は0.05g/drの張力下で10000drになるまで捲いて
小カセをつくり、90℃熱水中に30分間浸漬する。
10gの初荷重の下でカセの長さを測りl0とする。
ついで、1Kgの荷重をかけたまま30秒後のカセ長
l1を測る。l1−l0/l1×100の値をもつて捲縮ケ
ンロウ 度と規定した。 以上は、仮撚加工糸を中心にミクロに防水性及
び耐久性との関係を述べたが、該加工糸を無制限
に編成して染色加工を施しても高度の防水性を有
する編地は得られない。すなわち、製品に通気性
と伸縮性及び高度の防水性を持たせるには、染色
工程中において該加工糸の捲縮特性が十分に発揮
されるように編成しかつ染色仕上加工を施さねば
ならない。 本発明者らは度重なる実験の結果、少くとも
100℃の熱水処理で経緯方向ともに20%以上収縮
する如く編成し、ついでリラツクス及び染色等の
一連の染色工程中で該編地を経緯方向ともに20%
以上収縮させ、つづいて得られた編地のデイメン
シヨンを変えることなく撥水加工することによつ
て通気性及び高度の防水性を有する編地が得られ
ることを確認した。一般に、丸編地においては編
組織上、経方向に20%以上のもの収縮率を得るこ
とは難しいが、上記加工糸を使用することによつ
て容易に20%以上の収縮率が得られる。 本発明による編地は用途に限定されるものでは
なく、広く内衣から外衣に至るまで使用できるこ
とは言うまでもない。 本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。 実施例 次表に使用した加工糸の仮撚条件、染色工程と
工程内での編地収縮率及び耐水圧をJIS L−1079
に従つて評価した結果を示した。実験番号(1)、(2)
は本発明品であり、(3)、(4)、(5)は比較例である。
なお、表中の収縮率は生機に対する収縮率であ
る。
使用した通気性防水編地を製造法に関するもので
ある。 従来から、編地に防水性を付与せしめるには、
編地表面に合成樹脂をコーテイング加工する方法
や付着あるいは有機溶剤により含浸加工する方法
が知られているが、合成樹脂を編地表面にコーテ
イングした防水製品は通気性に乏しく長時間着用
した場合に汗の発散が妨げられ、着用者に不快感
を抱かせる結果となり、着用上大なる欠点とな
る。一方、編地表面に撥水性樹脂を付着せしめた
防水製品は通気性を有しているが、撥水性能の洗
濯耐久性がなかつたり高度の撥水性を有していな
い欠点がある。また、有機溶剤と共に使用して繊
維内に撥水性樹脂を含浸せしめた防水製品は通気
性や洗濯耐久性に優れているが、公害の面から製
造上の制約を受けたりコスト高につながる欠点を
有している。本発明は、かかる欠点を改善して、
通気性を有し耐久性にも優れた高度の防水性を有
する編地を容易に提供しようとするものである。 すなわち、本発明者らは鋭意検討の結果、図面
に示すごとく、0.5<Dr/fc<2.5(Drは捲き取り後
の フイラメントデニール、fcは捲き取り後のフイラ
メント数)を満足するポリエステルマルチフイラ
メントを互いに異なる方向に、仮撚数35000/√
から45000/√で仮撚し、同時に引き揃えて
捲き取つた後の捲縮ケンロウ度が55〜65である仮
撚加工糸を100℃以上の熱水処理で経緯方向とも
に20%以上収縮するごとく編成し、しかるのち染
色加工を行なう。そして、ここにおける染色加工
に際しては、高温下(100℃以上)でのリラツク
スあるいはノープレセツト等のように仮撚加工糸
の捲縮および当該編地の経緯方向の収縮を少くと
も20%発現できる工程や条件が望ましく、とくに
100℃以上での処理が望ましい。本発明者らは、
かかる工程で得られた編地のデイメンシヨンを極
力変えることなく、ついで撥水加工を施すことに
よつて、高度の防水性を有し編物本来の伸縮性及
び通気性を有する編地を得ることに成功した。な
お、撥水剤については特に限定されるものではな
く、市販の任意のシリコーン系等の樹脂で十分に
効果が得られる。 本発明において、互いに異なる方向に仮撚され
た加工糸を同時に捲き取り使用する理由は、かよ
うな捲縮の多い糸が相互に持つトルクを減少せし
めて糸形態ひいては編地の安定性を得んがためで
ある。また、別々に仮撚した糸を敢えて同時に引
き揃えて一本にする理由は、より高い捲縮数を得
んがためである。そして、編地の防水性を上げる
ためには編地の密度が高いほど良いので仮撚(捲
縮)数はより多いほど良いが、糸の安定性が考慮
した場合は仮撚数35000/√〜45000/√が
もつとも効果的な防水性を発揮することを見い出
した。また、使用する単繊維デニールも編地密度
と密接に関連し、仮撚数を一定にした場合の見か
け上の密度は単繊維デニールが細いほど増すが、
編地のストレツチバツクを考慮した場合、0.5dr
が細さの限界であり、2.5dr以上では防水効果が
不充分である。一方、防水性能の洗濯耐久性は、
洗濯に対していかに編地の密度を保持するか、換
言すると捲縮ケンロウ度の大きさに依拠してい
る。一般に、捲縮ケンロウ度は大きいほど洗濯耐
久性は大であるが、仮撚操業性及び衣料用として
の風合を考慮した場合は65が限界であり、55未満
では耐久性に乏しい。なお、この捲縮ケンロウ度
は0.05g/drの張力下で10000drになるまで捲いて
小カセをつくり、90℃熱水中に30分間浸漬する。
10gの初荷重の下でカセの長さを測りl0とする。
ついで、1Kgの荷重をかけたまま30秒後のカセ長
l1を測る。l1−l0/l1×100の値をもつて捲縮ケ
ンロウ 度と規定した。 以上は、仮撚加工糸を中心にミクロに防水性及
び耐久性との関係を述べたが、該加工糸を無制限
に編成して染色加工を施しても高度の防水性を有
する編地は得られない。すなわち、製品に通気性
と伸縮性及び高度の防水性を持たせるには、染色
工程中において該加工糸の捲縮特性が十分に発揮
されるように編成しかつ染色仕上加工を施さねば
ならない。 本発明者らは度重なる実験の結果、少くとも
100℃の熱水処理で経緯方向ともに20%以上収縮
する如く編成し、ついでリラツクス及び染色等の
一連の染色工程中で該編地を経緯方向ともに20%
以上収縮させ、つづいて得られた編地のデイメン
シヨンを変えることなく撥水加工することによつ
て通気性及び高度の防水性を有する編地が得られ
ることを確認した。一般に、丸編地においては編
組織上、経方向に20%以上のもの収縮率を得るこ
とは難しいが、上記加工糸を使用することによつ
て容易に20%以上の収縮率が得られる。 本発明による編地は用途に限定されるものでは
なく、広く内衣から外衣に至るまで使用できるこ
とは言うまでもない。 本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。 実施例 次表に使用した加工糸の仮撚条件、染色工程と
工程内での編地収縮率及び耐水圧をJIS L−1079
に従つて評価した結果を示した。実験番号(1)、(2)
は本発明品であり、(3)、(4)、(5)は比較例である。
なお、表中の収縮率は生機に対する収縮率であ
る。
【表】
【表】
この結果からわかるように、本発明にかかる編
地である(1)、(2)によると比較例の編地(3)〜(5)に比
して洗濯前後の耐水圧の変化は非常に少なくしか
も通気量が小さいという優れた防水性を有するこ
とがわかる。この結果は本発明の前述の構成をす
べて満足するからである。
地である(1)、(2)によると比較例の編地(3)〜(5)に比
して洗濯前後の耐水圧の変化は非常に少なくしか
も通気量が小さいという優れた防水性を有するこ
とがわかる。この結果は本発明の前述の構成をす
べて満足するからである。
第1図は本発明で用いる仮撚加工糸の製造の一
例について示すものであり、A,A′は供給原
糸、1,1′はデリベリローラー、2は仮撚ヒー
ター、3,3′はスピンドル、4,4′は第2ロー
ラー、5は捲取りローラーである。
例について示すものであり、A,A′は供給原
糸、1,1′はデリベリローラー、2は仮撚ヒー
ター、3,3′はスピンドル、4,4′は第2ロー
ラー、5は捲取りローラーである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いに異なる方向に仮撚し同時に引き揃え捲
き取られた次式で示される捲縮物性を有するポリ
エステルフイラメント加工糸を、100℃以上の熱
水処理によつて経緯方向ともに20%以上収縮する
ように編成し、しかるのち経緯方向ともに20%以
上収縮する条件で染色処理し、ついで該編地のデ
イメンシヨンを変えることなく撥水加工を施すこ
とを特徴とする防水性編地の製法。 35000/√<K<45000/√ ………(1) 55≦K1≦65 ………(2) 0.5<Dr/fc<2.5 ………(3) 但し Dr……捲取り糸のフイラメントデニール K……仮撚数 K1……捲取り糸の捲縮ケンロウ度 fc……捲取り糸のフイラメント数
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3134879A JPS55122077A (en) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | Production of water proofing knitted fabric |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3134879A JPS55122077A (en) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | Production of water proofing knitted fabric |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55122077A JPS55122077A (en) | 1980-09-19 |
| JPS6142023B2 true JPS6142023B2 (ja) | 1986-09-18 |
Family
ID=12328715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3134879A Granted JPS55122077A (en) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | Production of water proofing knitted fabric |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55122077A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9255745B2 (en) | 2009-01-05 | 2016-02-09 | Hamilton Sundstrand Corporation | Heat exchanger |
-
1979
- 1979-03-16 JP JP3134879A patent/JPS55122077A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55122077A (en) | 1980-09-19 |
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