JPS6142040B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6142040B2 JPS6142040B2 JP5673077A JP5673077A JPS6142040B2 JP S6142040 B2 JPS6142040 B2 JP S6142040B2 JP 5673077 A JP5673077 A JP 5673077A JP 5673077 A JP5673077 A JP 5673077A JP S6142040 B2 JPS6142040 B2 JP S6142040B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- paper
- oil
- coating
- dispersion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Paper (AREA)
Description
本発明は紙の加工法に関し、さらに詳しくは紙
等の平板状吸収性シート素材に撥水・撥油剤の水
または有機溶媒剤及びこれらの混合物を溶媒とす
る溶液またはエマルジヨンをビヒクルとして、該
溶媒中に室温で不活性な熱可塑性合成樹脂粉末を
分散させた分散混合液を塗布し、あるいはその後
直ちに塗布面を加熱しつつ反対面より吸収して撥
水、撥油剤を紙中に浸透・定着させ、粉末樹脂を
表面に分離させ溶融皮膜化させることを特徴とす
る紙の表面加工法に関するものであつて、その目
的とするところは水、油、有機薬品の浸透に対す
る良好な遮へい性と共に熱融着性(ヒート・シー
ル性)を紙等に付与することにある。 以下実施例に基づき詳細に説明する。 一般に紙等に耐水・耐油性と共に熱融着性を与
える為には従来から各種の加工法が用いられて来
た。このような方法としてはポリエチレン、ポリ
プロピレン、アイオノマー等の熱可塑性合成樹脂
を溶融・混練して一定厚のフイルム状にして紙上
に直接押出し塗工する方法、又はエチレン−酢酸
ビニル共重合体、アクリル酸エステル共重合体、
塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、アイオノ
マー等のエマルジヨン又はデイスパージヨンを紙
上に塗工し皮膜化させる方法等があり、さらにま
たフツ素系、シリコーン系、クロム錯塩系等の撥
水・撥油剤で紙等を処理したのち熱融着性の樹脂
皮膜をその上に施す等の方法も用いられている。
これらの従来から知られている方法はそれぞれ多
くの利点を有するもの、押出し塗工法においては
使用出来る樹脂が限定され、また有効な耐水・耐
油性を与える為には15〜20μ、場合によつてはそ
れ以上の膜厚が要求される。また、エマルジヨ
ン、デイスパージヨンの塗工においてはピンホー
ルをさける為に2度塗り等の操作を必要とする等
の欠点を有し、完全な皮膜が得られた場合におい
ても使用時の折りまげ、傷つき等により簡単にそ
の耐水・耐油性が失なわれるといつた危険もあ
る。また、シリコーン樹脂、フツ素系樹脂で処理
した紙はその表面エネルギーの低い事からポリエ
チレン、ポリプロピレン等の熱融着性フイルムの
ラミネートがむずかしく、塩化ビニリデン共重合
体デイスパージヨンの塗工においてもその撥水性
等から均一塗工が困難である等の欠点を有する。 さらにまた、粉末状のポリエチレン、ポリプロ
ピレン等の樹脂を、水または有機溶剤等の溶媒中
に分散してデイスパージヨンとなし、ヒートシー
ル性や耐水性等を与えるコーテイング剤として使
用することは公知であり、押出し塗工法や接着剤
によるフイルムラミネート法にくらべてきわめて
軽量なコーテイング・ラミネーシヨンが可能で、
一般の塗工剤と同様に断続的なシートや不規則な
表面にもコーテイングできるといつた利点があ
る。しかしながらこの方法で加工した紙は耐油・
耐脂性等に欠け、特に折り曲げ、グリーズ加工に
よつてその耐性が極端に低下する等の問題があ
る。 本発明は上記した種々の加工法の欠点を有効に
除去すると共に、上記粉末樹脂デイスパージヨン
塗工法の利点に注目して工程数を増やさずに紙等
に有効な耐水、耐油性を与え、かつ熱融着性・熱
可塑性合成樹脂のラミネーシヨンを一挙に行なう
ことを追求し完成したものである。 すなわち、紙等の多孔質吸収性平板状素材に、
紙中に浸透・付着する撥水・撥油性物質の水また
は有機溶剤及びそれらの混合物を溶媒とする溶液
またはエマルジヨンをビヒクルとして、その中に
それらの溶媒とは室温において不活性な(溶解し
ない)熱可塑性合成樹脂粉末を分散させた分散混
合液を塗布し、その後直ちに反対面より吸引しつ
つ塗布面を熱可塑性合成樹脂の融点以上の温度で
加熱して撥水、撥油剤を紙中に浸透・定着させ、
粉末状樹脂を表面に分離させつつ溶融皮膜化させ
るのである。 本発明において用いられる紙としてはノーコー
トのクラフト紙、上質紙、板紙等それ自身は水、
油等をはじかず透気性の大きなものが望ましい。
またデイスパージヨンビヒクルとしての撥水・撥
油剤としては、パーフルオロアルキル基を側鎖に
もつ重合性モノマーと各種コモノマーとの共重合
体、及びそれらのクロム錯化合物等のフツ素系化
合物の有機溶剤または水及びこれらの混合物を溶
媒とする溶液、エマルジヨンまたポリシロキサン
及びポリシロキサンと他のモノマー、コモノマー
との共重合体等のシリコーン系化合物等が挙げら
れ、それらは使用に際してあらかじめもとめる耐
水・耐油性に対応する濃度に稀釈しておく。 上記ビヒクル中に分散すべき粉末状の熱可塑性
合成樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−
アクリル酸共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、プロピレン−アクリル酸共重合体、アイオ
ノマー、12−ナイロン、11−ナイロン及びポリア
ミド共重合体等が挙げられ、その粉末粒径は
35Mesh以下好ましくは100Mesh以下で5μ以上
のものが良好である。粉末粒径が35Mesh以上の
場合デイスパージヨン化した場合の液の安定性及
び塗布作業性に問題があり、また5μ以下の場合
吸引時に粉末樹脂そのものが紙中に入り込んで表
面に有効な皮膜が分離形成されない。また作業上
の取り扱いがきわめて困難で浮遊粒子の補集が困
難になる等の問題がある。これら粉末樹脂はデイ
スパージヨンの安定性、流動性をはじめとする塗
布適性の点で真球に近いものが好ましいがかなら
ずしもそれに限定されない。 ビヒクルと粉末樹脂のデイスパージヨン化にお
いてその粉末樹脂は室温においてビヒクル溶媒に
溶解されず、塗工の最終段階で加熱容融を受ける
までそのままの形状を保つことが本発明では重要
な点であり、この点ではポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフイン系樹脂が特に望まし
い。また樹脂の溶融温度は基材としての紙の溶融
または分解温度より低い事が求められるのは言う
までもなく、皮膜形成性、熱融着性からメルトイ
ンデツクスの高いものが好ましい。 本発明におけるデイスパージヨンの調整は従来
から知られている方法で可能であり、単純な撹
拌、ボールミル等での軽度の混合操作で十分であ
る。粉末樹脂はビヒクル総量に対して10〜70重量
%添加するのが良く、10重量%以下では塗布され
る樹脂量が少く良好な皮膜が得られず十分なヒー
トシール強度は得られない。また70重量%を越え
るとデイスパージヨンの粘度上昇によつて塗布が
困難となるだけでなく、本発明で言うビヒクルと
粉末樹脂の有効な分離が得られず、紙中への撥
水、撥油剤の浸透が不十分で良好な耐性が得られ
ない。なおこの分散液中には粉末とビヒクルとの
ぬれを良くするあるいは撥水、撥油剤の浸透分離
を促進する為の活性剤、粉末の浮上又は沈降を防
止する為の粘度調整剤、塗工時の泡立ちを防止す
る為の消泡剤を加える事ができる。 上記の様にして調整された分散液は、撥水・撥
油剤が微細に分散または溶解している溶媒中に相
対的に大きな熱可塑性樹脂の粒子が浮遊している
いわゆる粗大分散系であるが上記説明の範囲で調
整したものは、従来から使われているグラビアイ
ンキ、ラツカー、塗工用ラテツクス等と同様な方
法での塗工が可能であり、塗工方法としては、グ
ラビアコート、3本ロールコート、リバースロー
ルコート、エアーナイフコート、ブレードコー
ト、カーテンフローコート等が使用可能である。 紙の表面に塗布された該分散液は、その溶媒が
本来粉末樹脂に対して不活性である為に容易に分
離しやすく塗布後直ちに多孔質で吸収性の素材に
浸透を開始するが、素材の不均一性等の影響もあ
つて浸透が一定でなくさらに加熱による表面から
の溶媒離脱効果も手伝つて十分な浸透深さが得ら
れない。この為本発明においては塗布面の反対面
から軽く吸収しつつ表面を加熱し、さらに樹脂の
融点以上の温度にまで加熱することにより、撥
水、撥油剤を樹脂と有効に分離させて紙に浸透定
着させ、同時に、基材と強固に接着した樹脂皮膜
が得られる。本発明の方法によるとビヒクル中に
樹脂粉末を基材に接着させる為のバインダーを添
加しないでも基材と強固な接着力をもつた樹脂皮
膜層が形成可能でありこの点でも有効なラミネー
シヨンと言える。 以下その具体的な一実施例を示す。 実施例 フローセンUF−80(製鉄化学工業株式会社)
40重量% スコツチバンFC−805:IPAの30%溶液(住友ス
リーM株式会社) 5重量% 水 54重量% フロラードFC−430:フツ素系界面活性剤(住友
スリーM株式会社) 1重量% 上記組成の分散液を第1図に示す装置を用いて
未晒クラフト紙58g/m2に版深60μのグラビア版
を用いて塗布した。塗布条件は塗工速度18m/mi
n、吸引部圧120mmHg、最高加熱温度150℃であつ
たが、このときの塗布量は5.3g/m2程度であつ
た。 上記組成においてスコツチバン−FC−805を、
IPAに、フロラードFC−430をエパン−485:非
イオン系界面活性剤(第一工業製薬株式会社)に
おきかえて吸引せず、他は同一の条件で塗布した
ところ塗布量は4.9g/m2程度であつた。1および
2により得た塗布加工紙について撥水性、撥油性
およびヒートシール性を測定した結果第1表を得
た。
等の平板状吸収性シート素材に撥水・撥油剤の水
または有機溶媒剤及びこれらの混合物を溶媒とす
る溶液またはエマルジヨンをビヒクルとして、該
溶媒中に室温で不活性な熱可塑性合成樹脂粉末を
分散させた分散混合液を塗布し、あるいはその後
直ちに塗布面を加熱しつつ反対面より吸収して撥
水、撥油剤を紙中に浸透・定着させ、粉末樹脂を
表面に分離させ溶融皮膜化させることを特徴とす
る紙の表面加工法に関するものであつて、その目
的とするところは水、油、有機薬品の浸透に対す
る良好な遮へい性と共に熱融着性(ヒート・シー
ル性)を紙等に付与することにある。 以下実施例に基づき詳細に説明する。 一般に紙等に耐水・耐油性と共に熱融着性を与
える為には従来から各種の加工法が用いられて来
た。このような方法としてはポリエチレン、ポリ
プロピレン、アイオノマー等の熱可塑性合成樹脂
を溶融・混練して一定厚のフイルム状にして紙上
に直接押出し塗工する方法、又はエチレン−酢酸
ビニル共重合体、アクリル酸エステル共重合体、
塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、アイオノ
マー等のエマルジヨン又はデイスパージヨンを紙
上に塗工し皮膜化させる方法等があり、さらにま
たフツ素系、シリコーン系、クロム錯塩系等の撥
水・撥油剤で紙等を処理したのち熱融着性の樹脂
皮膜をその上に施す等の方法も用いられている。
これらの従来から知られている方法はそれぞれ多
くの利点を有するもの、押出し塗工法においては
使用出来る樹脂が限定され、また有効な耐水・耐
油性を与える為には15〜20μ、場合によつてはそ
れ以上の膜厚が要求される。また、エマルジヨ
ン、デイスパージヨンの塗工においてはピンホー
ルをさける為に2度塗り等の操作を必要とする等
の欠点を有し、完全な皮膜が得られた場合におい
ても使用時の折りまげ、傷つき等により簡単にそ
の耐水・耐油性が失なわれるといつた危険もあ
る。また、シリコーン樹脂、フツ素系樹脂で処理
した紙はその表面エネルギーの低い事からポリエ
チレン、ポリプロピレン等の熱融着性フイルムの
ラミネートがむずかしく、塩化ビニリデン共重合
体デイスパージヨンの塗工においてもその撥水性
等から均一塗工が困難である等の欠点を有する。 さらにまた、粉末状のポリエチレン、ポリプロ
ピレン等の樹脂を、水または有機溶剤等の溶媒中
に分散してデイスパージヨンとなし、ヒートシー
ル性や耐水性等を与えるコーテイング剤として使
用することは公知であり、押出し塗工法や接着剤
によるフイルムラミネート法にくらべてきわめて
軽量なコーテイング・ラミネーシヨンが可能で、
一般の塗工剤と同様に断続的なシートや不規則な
表面にもコーテイングできるといつた利点があ
る。しかしながらこの方法で加工した紙は耐油・
耐脂性等に欠け、特に折り曲げ、グリーズ加工に
よつてその耐性が極端に低下する等の問題があ
る。 本発明は上記した種々の加工法の欠点を有効に
除去すると共に、上記粉末樹脂デイスパージヨン
塗工法の利点に注目して工程数を増やさずに紙等
に有効な耐水、耐油性を与え、かつ熱融着性・熱
可塑性合成樹脂のラミネーシヨンを一挙に行なう
ことを追求し完成したものである。 すなわち、紙等の多孔質吸収性平板状素材に、
紙中に浸透・付着する撥水・撥油性物質の水また
は有機溶剤及びそれらの混合物を溶媒とする溶液
またはエマルジヨンをビヒクルとして、その中に
それらの溶媒とは室温において不活性な(溶解し
ない)熱可塑性合成樹脂粉末を分散させた分散混
合液を塗布し、その後直ちに反対面より吸引しつ
つ塗布面を熱可塑性合成樹脂の融点以上の温度で
加熱して撥水、撥油剤を紙中に浸透・定着させ、
粉末状樹脂を表面に分離させつつ溶融皮膜化させ
るのである。 本発明において用いられる紙としてはノーコー
トのクラフト紙、上質紙、板紙等それ自身は水、
油等をはじかず透気性の大きなものが望ましい。
またデイスパージヨンビヒクルとしての撥水・撥
油剤としては、パーフルオロアルキル基を側鎖に
もつ重合性モノマーと各種コモノマーとの共重合
体、及びそれらのクロム錯化合物等のフツ素系化
合物の有機溶剤または水及びこれらの混合物を溶
媒とする溶液、エマルジヨンまたポリシロキサン
及びポリシロキサンと他のモノマー、コモノマー
との共重合体等のシリコーン系化合物等が挙げら
れ、それらは使用に際してあらかじめもとめる耐
水・耐油性に対応する濃度に稀釈しておく。 上記ビヒクル中に分散すべき粉末状の熱可塑性
合成樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−
アクリル酸共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、プロピレン−アクリル酸共重合体、アイオ
ノマー、12−ナイロン、11−ナイロン及びポリア
ミド共重合体等が挙げられ、その粉末粒径は
35Mesh以下好ましくは100Mesh以下で5μ以上
のものが良好である。粉末粒径が35Mesh以上の
場合デイスパージヨン化した場合の液の安定性及
び塗布作業性に問題があり、また5μ以下の場合
吸引時に粉末樹脂そのものが紙中に入り込んで表
面に有効な皮膜が分離形成されない。また作業上
の取り扱いがきわめて困難で浮遊粒子の補集が困
難になる等の問題がある。これら粉末樹脂はデイ
スパージヨンの安定性、流動性をはじめとする塗
布適性の点で真球に近いものが好ましいがかなら
ずしもそれに限定されない。 ビヒクルと粉末樹脂のデイスパージヨン化にお
いてその粉末樹脂は室温においてビヒクル溶媒に
溶解されず、塗工の最終段階で加熱容融を受ける
までそのままの形状を保つことが本発明では重要
な点であり、この点ではポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフイン系樹脂が特に望まし
い。また樹脂の溶融温度は基材としての紙の溶融
または分解温度より低い事が求められるのは言う
までもなく、皮膜形成性、熱融着性からメルトイ
ンデツクスの高いものが好ましい。 本発明におけるデイスパージヨンの調整は従来
から知られている方法で可能であり、単純な撹
拌、ボールミル等での軽度の混合操作で十分であ
る。粉末樹脂はビヒクル総量に対して10〜70重量
%添加するのが良く、10重量%以下では塗布され
る樹脂量が少く良好な皮膜が得られず十分なヒー
トシール強度は得られない。また70重量%を越え
るとデイスパージヨンの粘度上昇によつて塗布が
困難となるだけでなく、本発明で言うビヒクルと
粉末樹脂の有効な分離が得られず、紙中への撥
水、撥油剤の浸透が不十分で良好な耐性が得られ
ない。なおこの分散液中には粉末とビヒクルとの
ぬれを良くするあるいは撥水、撥油剤の浸透分離
を促進する為の活性剤、粉末の浮上又は沈降を防
止する為の粘度調整剤、塗工時の泡立ちを防止す
る為の消泡剤を加える事ができる。 上記の様にして調整された分散液は、撥水・撥
油剤が微細に分散または溶解している溶媒中に相
対的に大きな熱可塑性樹脂の粒子が浮遊している
いわゆる粗大分散系であるが上記説明の範囲で調
整したものは、従来から使われているグラビアイ
ンキ、ラツカー、塗工用ラテツクス等と同様な方
法での塗工が可能であり、塗工方法としては、グ
ラビアコート、3本ロールコート、リバースロー
ルコート、エアーナイフコート、ブレードコー
ト、カーテンフローコート等が使用可能である。 紙の表面に塗布された該分散液は、その溶媒が
本来粉末樹脂に対して不活性である為に容易に分
離しやすく塗布後直ちに多孔質で吸収性の素材に
浸透を開始するが、素材の不均一性等の影響もあ
つて浸透が一定でなくさらに加熱による表面から
の溶媒離脱効果も手伝つて十分な浸透深さが得ら
れない。この為本発明においては塗布面の反対面
から軽く吸収しつつ表面を加熱し、さらに樹脂の
融点以上の温度にまで加熱することにより、撥
水、撥油剤を樹脂と有効に分離させて紙に浸透定
着させ、同時に、基材と強固に接着した樹脂皮膜
が得られる。本発明の方法によるとビヒクル中に
樹脂粉末を基材に接着させる為のバインダーを添
加しないでも基材と強固な接着力をもつた樹脂皮
膜層が形成可能でありこの点でも有効なラミネー
シヨンと言える。 以下その具体的な一実施例を示す。 実施例 フローセンUF−80(製鉄化学工業株式会社)
40重量% スコツチバンFC−805:IPAの30%溶液(住友ス
リーM株式会社) 5重量% 水 54重量% フロラードFC−430:フツ素系界面活性剤(住友
スリーM株式会社) 1重量% 上記組成の分散液を第1図に示す装置を用いて
未晒クラフト紙58g/m2に版深60μのグラビア版
を用いて塗布した。塗布条件は塗工速度18m/mi
n、吸引部圧120mmHg、最高加熱温度150℃であつ
たが、このときの塗布量は5.3g/m2程度であつ
た。 上記組成においてスコツチバン−FC−805を、
IPAに、フロラードFC−430をエパン−485:非
イオン系界面活性剤(第一工業製薬株式会社)に
おきかえて吸引せず、他は同一の条件で塗布した
ところ塗布量は4.9g/m2程度であつた。1および
2により得た塗布加工紙について撥水性、撥油性
およびヒートシール性を測定した結果第1表を得
た。
【表】
以上示した様に本発明によれば、実用的な耐
水・耐油を持つと同時に低PE塗布量にもかかわ
らず十分なヒートシールを持ち、特に包装として
の実用性に関係するグリーズ、折り曲げ部の耐性
低下がみられない等多大の卓越点がある。 本発明によつて加工した紙は従来の押出し塗工
法の半分以上の樹脂量であつても良好な耐水・耐
油性及び十分なヒートシール強度を示し、従来の
粉末樹脂のみのデイスパージヨン塗工では得られ
なかつた折り曲げ、グリーズ加工でもその耐性の
低下がない良好なシートが得られ、本発明により
加工された紙はその良好な耐水、耐油性と熱融着
性を合わせ持つことから、水、油等を含む食品の
包装材料を始めグリーズ等の付着した機械類の包
装ならびに水、油、有機薬品をあつかう際に使用
する作業着等にきわめて有効であり、本発明の産
業上の価値は非常に高いと言える。
水・耐油を持つと同時に低PE塗布量にもかかわ
らず十分なヒートシールを持ち、特に包装として
の実用性に関係するグリーズ、折り曲げ部の耐性
低下がみられない等多大の卓越点がある。 本発明によつて加工した紙は従来の押出し塗工
法の半分以上の樹脂量であつても良好な耐水・耐
油性及び十分なヒートシール強度を示し、従来の
粉末樹脂のみのデイスパージヨン塗工では得られ
なかつた折り曲げ、グリーズ加工でもその耐性の
低下がない良好なシートが得られ、本発明により
加工された紙はその良好な耐水、耐油性と熱融着
性を合わせ持つことから、水、油等を含む食品の
包装材料を始めグリーズ等の付着した機械類の包
装ならびに水、油、有機薬品をあつかう際に使用
する作業着等にきわめて有効であり、本発明の産
業上の価値は非常に高いと言える。
第1図は本発明の一実施例を示すものである。
1……分散混合液、2……ナイフ、3……減圧
部、4……熱供給部、5……冷却ロール、6……
分散混合液供給ロール、7……補助ロール、8…
…給紙ロール、9……巻きとりロール。
部、4……熱供給部、5……冷却ロール、6……
分散混合液供給ロール、7……補助ロール、8…
…給紙ロール、9……巻きとりロール。
Claims (1)
- 1 紙等の多孔質吸収性シート素材に、該素材中
に浸透・吸着し得る撥水・撥油性物質の水または
有機溶剤及びこれらの混合物を溶媒とする溶液ま
たはエマルジヨンをビヒクルとして、該ビヒクル
中にこれら溶媒とは室温において不活性な(溶解
しない)粒径5μ以上の熱可塑性合成樹脂粉末を
分散させて調整した分散混合液を塗布し、その後
直ちに反対面より吸引しつつ分配させ、塗布面を
該熱可塑性合成樹脂の融点以上の温度で加熱し、
撥水・撥油性物質を紙中に浸透・定着させ表面に
分離した粉末状樹脂を溶融皮膜化させることを特
徴とする吸収性素材の加工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5673077A JPS53143716A (en) | 1977-05-17 | 1977-05-17 | Processing of absorbable material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5673077A JPS53143716A (en) | 1977-05-17 | 1977-05-17 | Processing of absorbable material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53143716A JPS53143716A (en) | 1978-12-14 |
| JPS6142040B2 true JPS6142040B2 (ja) | 1986-09-18 |
Family
ID=13035612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5673077A Granted JPS53143716A (en) | 1977-05-17 | 1977-05-17 | Processing of absorbable material |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS53143716A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4578826A (en) * | 1983-12-28 | 1986-04-01 | Pall Corporation | Process for the manufacture of protective hand coverings |
| US4564552A (en) * | 1983-12-28 | 1986-01-14 | Pall Corporation | Gas permeable, water and oil resistant composite structure |
| FI115732B (fi) * | 2003-06-05 | 2005-06-30 | Metso Paper Inc | Menetelmä ja laitteisto paperi- tai kartonkirainan pintaliimauksessa |
-
1977
- 1977-05-17 JP JP5673077A patent/JPS53143716A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53143716A (en) | 1978-12-14 |
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