JPS6142367B2 - - Google Patents
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- JPS6142367B2 JPS6142367B2 JP59173092A JP17309284A JPS6142367B2 JP S6142367 B2 JPS6142367 B2 JP S6142367B2 JP 59173092 A JP59173092 A JP 59173092A JP 17309284 A JP17309284 A JP 17309284A JP S6142367 B2 JPS6142367 B2 JP S6142367B2
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- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B9/00—Power cables
- H01B9/02—Power cables with screens or conductive layers, e.g. for avoiding large potential gradients
- H01B9/022—Power cables with screens or conductive layers, e.g. for avoiding large potential gradients composed of longitudinal lapped tape-conductors
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- H—ELECTRICITY
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- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
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- H01B11/02—Cables with twisted pairs or quads
- H01B11/06—Cables with twisted pairs or quads with means for reducing effects of electromagnetic or electrostatic disturbances, e.g. screens
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- H01B11/1016—Screens specially adapted for reducing interference from external sources composed of a longitudinal lapped tape-conductor
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Description
本発明は電力の供給および通信に使用するのに
適した電気ケーブルの新規で有効な改良に関し、
さらに詳細にはそのようなケーブルの1部をなす
改良された耐食性を有するケーブルシールドテー
プに関する。さらに詳細には、本発明は少なくと
も1方の側面に重合体樹脂物質の層を1層または
それ以上付着させた比較的薄い金属帯状体に関す
る。 電気ケーブル、特に電気通信ケーブルたとえば
電話ケーブルの設計および建造技術において、絶
縁導体を組合せて心線とし、その周りをシールド
およびジヤケツト成分により包囲することは知ら
れている。そのような構造の周知の電話ケーブル
設計は当業界「アルペス」ケーブルと呼ばれる。
この種のケーブルはエフ・ダヴリユウー・ホルン
他、「Bell System Cable Sheaths Problems
amd Designs,A.I.E.E.Proceedings1951,
Volume70」に詳述されている。「アルペス」ケー
ブルのシールドテープはケーブル心線の周りに巻
き付ける前に普通横方向に波形をつけた厚さ約8
ミリの裸アルミニウムの層から形成される。波形
ケーブルにより大きな可撓性を付与し、かつシー
ルドテープにしわをつくることなくまたテープを
破壊することなしにケーブルを曲げることを可能
にする。 本文中で「シールド、スクリーンまたはシール
ドテープ」とは、電力ケーブルおよび通信ケーブ
ルの心線の導体に機械的保護および静電遮蔽およ
び電磁遮蔽を与え得る裸のまたは被覆された任意
の金属の比較的薄い層を意味する。 電話ケーブルを直接土壌に埋めて地下に架設す
る場合、ポリエチレンのような重合体樹脂物質で
形成されるそのようなケーブルの外側ジヤケツト
は架設の厳しさ、岩、げつし類、電光、霜または
塀り返えし―埋め込み(dig―ins)に基づく損傷
を受けることがある。したがつて、その下に横た
わるシールドテープは表面下の水または塩水にさ
らされることがあり、それに付髄して腐食を受け
る可能性がある。 このようなケーブルの外側ジヤケツトが重合体
樹脂物質から形成される場合、ジヤケルツトは裸
金属シールドテープに良く付着しない。外側プラ
スチツクジヤケツトはケーブルをダクトから引張
るかまたは溝内に配置する時シールドテープ上を
滑つて折り重なり肩を形成することが知られてい
る。シールドテープは架設中よじれ、ちぢれある
いはねじれてテープに疲労が生じ、極端な場合に
は機械的曲げ応力が加えられるためにテープが破
壊することも知られている。 裸金属のシールドテープの耐食性を改良するた
めに、米国特許第3233036および第3795540号明細
書に教示されているように特殊の接着性ポリエチ
レンフイルムを施して金属帯状体の片方側または
両側をおおうことが出来る。このようなシールド
テープは電力および通信ケーブルの製造で広く使
用されている。このフイルムに使用される接着性
ポリエチレンは金属帯状体にまたその上に横たわ
るポリエチレンジヤケツトに対しても強い密着と
形成する能力を有する反応性カルボキシル基を含
有する。このようなシールドテープの金属成分は
ケーブルに静電遮蔽および機械的強度与え、重合
体樹脂物質被福たとえばエチレンアクリル酸
(EAA)共重合体被覆は金属成分に接着性、密封
性および耐食性を与える。接着性ポリエチレンフ
イルムにより保護される金属帯状体たとえばアル
ミニウムは普通より大きい耐食性を有する。 ポリエチレンジヤケツトを接着性ポリエチレン
フイルムで被覆した金属帯状体上に押出す場合、
半溶融ポリエチレンジヤケツトからの熱はフイル
ム被覆金属帯状体をジヤケツトに接着させ、金属
帯状体の強度をポリエチレンジヤケツト成分の伸
びおよび疲労抵抗と組合せた一体成分を形成せし
める。このようなケーブル構造は当業界で「接着
ジヤケツト(Bonded Jacket)」ケーブルデザイ
ンと呼ばれる。ジヤケツト形成ポリエチレンに与
えられる熱が十分に高い場合、シールドテープは
シールドテープの重なつた部分の継ぎ目が互いに
接着するほど高温になり、その結果ケーブル心線
の周りにシールされた管が形成される。シールさ
れた継ぎ目を有する「接着ジヤケツト」ケーブル
はケーブル心線への水分浸透に対して改良された
抵抗性を有する。このケーブル構造はケーブルの
繰り返えし曲げすなわち架設中の曲げすなわち架
設中の曲げ応力から生じるシールドテープのよじ
れおよび疲労破壊に抵抗するのに必要とされるよ
り大きな機械的強度を有することが示された。さ
らに、厳しい条件下での温度サイクルにより引き
起される応力が低減される。 プラスチツク被覆は腐食が起り得る領域を制限
することによりまた金属と水または塩水との接触
を妨げることにより金属を腐食からある程度保護
する。被覆は腐食水およびかさの大きい金属腐食
生成物の生成により及ぼされる機械的力にさらさ
れる際に相当程度の剥離に抵抗するために金属に
しつかり接着していることが必要であり、それに
よつてシールドテープの露出金属端への腐食攻撃
通路が制限される。 しかしながら、最近、従来技術の代表例である
重合体樹脂物質被覆シールドテープを用いる幾つ
かの市販ケーブルを調べられると、そのようなテ
ープ上の被覆はケーブル製造中損傷を受けて金属
帯状帯の表面に多数の腐食可能な裸の点を露出さ
せることが分つた。さらに詳細には、ケーブル製
造中、ポリエチレンジヤケツトがプラスチツク被
覆シールドテープ上に押出される時、溶融ポリエ
チレンジヤケツトからの熱は重合体樹脂物質被覆
を軟化または融解し、ジヤケツトの接着とシール
された継ぎ目を与える。被覆がこのような軟化ま
たは溶融状態にある間、被覆は滑らかな、波形の
付いたまたは浮彫り加工された心線外被、テープ
の継ぎ目、結合剤テープおよび(または)心線自
身の重量により貫通を受けまたは摩耗を受け、金
属帯状体の表面に多数の腐食され得る裸の点が露
出する。その結果、損傷を受けた点の腐食速度は
裸金属と被覆金属のアノード領域とカソード領域
の好ましくない割合のために加速される。さら
に、腐食は損傷を受けた場所間で広がり、シール
ドテープの長手方向連続性を永久的に破壊し、つ
いにはケーブルの使用不能に至る。電話ケーブル
は長い使用寿命を有することが期待されるので、
早期ケーブル破壊を起し得るシールドテープの腐
食は実際電話およびケーブル工業にとつて重大な
技術的および財政的問題である。被覆損傷の問題
は工業的が他の大きな問題に追われていたので本
発明以前に認識されていなかつた。このような問
題の1つはケーブル心線を熱損傷から保護すべき
熱障壁物質を開発する必要であつた。他の問題は
水の進入および移動を防止するためにケーブル心
線に脂性化合物を充填した十分に充填した電話ケ
ーブル設計の導入に関するものであつた。 腐食され得る裸の場所はシールドケーブルの両
側で起り得るが、しかしこの問題は裸金属を露出
させる貫通および(または)摩耗損傷が心線に向
けて配置されたシールドテープの突起した波形表
面に集中することが観察される波形金属状体を使
用する場合特に重要する。波形金属帯状体のこの
種の周縁集中損傷領域への腐食攻撃はシールドテ
ープの長手方向電気機能を急速に破壊するであろ
う。シールドテープ縁への腐食を制御する従来技
術規準を維持するためには、腐食を全表面に至ら
しめる代りに一般にシールドテープの縁に限定さ
せるためには剥離抵抗の他にプラスチツク被覆の
貫通および(または)摩耗抵抗が必要であること
が新たに認識される。 公知の従来技術は上記問題の克服に直接関係す
るものではないが、下記および表1で特に言及し
た下記の従来特許はプラスチツク被覆シールドテ
ープ技術で最も近接した公知の従来技術を説明す
る。 米国特許第3586756号明細書および米国特許第
3950605号明細書(例3および6―表1)には、
少なくとも1方側に接着性重合体被覆を付着させ
た金属帯状体からなるシールドテープが開示され
ている。しかしながら、これらの従来特許は本文
中で後記するように少なくとも130℃の変形温度
を有する重合体樹脂物質組成物の変形抵抗層を与
えない。そのようなテープ上の被覆はケーブル製
造中に変形して金属帯状体の表面に多数の腐食さ
れ得る裸の場所を露出するであろう。 米国特許第350778号明細書(例4―表1)に
は、共重合体たとえばエチレン/アクリル酸の層
を化学的に両側に接着させかつ共重合体層の1つ
の層に高密度ポリエチレンのもう1つの層を接着
させた金属箔からなるシールドテープが教示され
ている。しかしながら、米国特許第3507978号明
細書には、本発明により克服される損傷問題につ
いて何ら教示もまたは示唆もされておらず、また
このようなシールドテープを配した市販のケーブ
ルを調らべると現在のケーブル製造および使用条
件下では高密度ポリエチレン層の貫通および(ま
たは)摩耗が生じることが分る。 米国特許第3379824号明細書(例8―表1)に
は、2つのポリプロピレン層間またはポリプロピ
レン層とポリエチレンテレフタレート層間にアル
ミニウム箔を積層させた3層構造からなるシール
ドテープが教示されている。この場合も本発明に
より克服される損傷問題は教示も示唆もされてい
ない。さらに、これらのプラスチツク層は貫通お
よび摩耗に抵抗性があるであろうけれども、ケー
ブルに腐食環境が存在する場合腐食保護を与えな
い。何となければ、ポリプロピレンもまたポリエ
チレンテレフタレートも高度に不活性であり、摩
擦接着に基づく金属帯状体への劣つた機械的接着
しか与え得ないからでる。したがつて、ポリプロ
ピレン層もまたポリエチレンテレフタート層も腐
食条件および金属腐食生成物により及ぼされる機
械的力にさらされると容易に剥離するであろう。 米国特許第3325589号明細書(例9―11―表
1)には、金属帯状体に接着剤層を直接隣接させ
かつ金属帯状体の1方側にも1つのマイラー
(Mylar)またはポリプロピレン層を接着させ
てなるプラスチツク被覆シールドテープが開示さ
れている。このようなシールドテープをケーブル
製造の模擬条件および実験腐食試験にかけた。テ
ープは金属に対する満足な腐食抵抗を与えず、す
なわち腐食攻撃の通路は露出された金属縁に限定
されなかつたことが分つた。接着剤層はポリプロ
ピレンまたはマイラー層を通して受ける圧力の
ために変形し、その結果裸アルミニウム点が露出
した。(は登録商標)。本文中で後述するように
ケーブルを水酸化ナトリウムによる標準腐食試験
にかけた後、接着剤層とポリプロピレン(PP)
またはマイラー層間にNaOHが浸入したためこ
れらの裸の場所に腐食が起りつゝあつた。 米国特許第3790694号明細書(例8―表1)に
は金属帯状体にポリプロピレン層を接着剤により
接着させたものが開示されている。この特許は特
定の接着剤の使用を明示していない。今日工業界
ではエチレンアクリル酸(EAA)共重合体が最
も良く知られた金属接着剤であるから、この特許
の教示によりつくられるシールドテープは米国特
許第3325589号明細書と同じ結果を与えるもので
あることが判明した。この特許はケーブルジヤケ
ツトの押出中にジヤケツト、スクリーンおよび複
合体テープを一緒に接着することを教示してい
る。スクリーンおよび複合体テープ上の熱可塑性
被覆は接着を行うにはその融点以上でなければな
らないので、被覆は先天的に損傷を受けることを
判明した。したがつて、この従来技術特許もシー
ルドテープ上の被覆損傷の問題を認識していなか
つた。米国特許第3325589および第3790694号明細
書は各々耐熱性心線外被(熱障壁)および十分充
填されたケーブルに関するものである。 米国特許第3321572号明細書(例13―表1)お
よび米国特許第3622683号明細書(例8―表1)
には、なかんずく、少なくとも1方側に重合体樹
脂物質被覆を接着させた金属帝状体からなる高め
られた温度で形に抵抗し得るシールドテープが開
示されている。しかしながら、これらのシールド
テープは本発明の接着心要条件を満たさないこと
が判明した。これらのテープでは、重合体被覆と
金属帯状体間に腐食性要素が浸入するため腐食攻
撃の通路が金属帯状体の露出端縁に限定されない
ことが見出された。 米国特許第3484539号明細書には、ケーブル形
成温度で変形に抵抗し得る重合体層に熱シール性
層たとえばポリ塩化ビニルを接着させることが教
示されている。しかしながら、熱シール性層を接
着させたことの特許の重合体層は金属帯状体に
「しつかり接着」させておらず、しがつてケーブ
ルジヤケツトが損傷を受けると腐食を起す液体の
侵入のために腐食攻撃を免れない。 前述した従来技術特許のいずれにも、ケーブル
製造、架設または使用中に保護被覆に対する損傷
を防止するためにシールドテープに耐変形性層を
使用出来ることは教示もまた示唆もされていな
い。さらに従来特許に開示されているシールドテ
ープ上の重合体被覆のいずれも腐食攻撃通路を露
出金属端縁に限定することによりシールドテープ
に満足な耐食性を与えるために要な本発明の接着
または付着および耐変形性要件を満足しない。 「接着ジヤケツト」ケーブルはケーブル心線へ
の水分浸透に対する改良された抵抗性およびケー
ブルの繰り返えし曲げに耐えるのに必要なより大
きい機械的強度を有するが、ケーブルの終結およ
び組み継ぎの際にある問題に遭遇する。より詳細
には、シールドテープに電気的連結をするために
ジヤケツトとシールドテープを分離することは厄
介である。ジヤケツトとシールドープを分離する
ことなし「接着ジヤケツト」を終結させおよび組
み継ぎすることは出来るが、電気的連結の性質は
ジヤケツトを除去した場合ほど良好でないことが
分つた。さらに詳細には、シールドテープへの連
結の電気的性質は電気ケーブルのシールドテープ
および接着ジヤケツトへの連結より時間に対する
変化が少ないことが知られている。 本発明は金属帯状体の少なくとも1方側に少な
くとも約130℃の変形温度を有する重合体樹脂物
質の耐変形性層をしつかり接着させたものからな
る改良された耐食性ケーブルシールドテープであ
る。 他の実施態様では、重合体樹脂物質の第2の耐
変形性層および(または)他の層をシールドテー
プに含ませて所望の機能特徴の組合せを有する多
層構造が与えられる。たとえば、所望なら、シー
ルドテープの両側で耐貫通性および(または)耐
摩耗性を与えるために重合体樹脂物質の耐変形性
層が金属帯状体の両側にしつかり接着される。 他の実施態様では、耐変形性層の直接接着が金
属帯状体に十分な腐食保護を与えるのに十分でな
い場合、金属帯状体と耐変形性層の両方に対して
良好な接着特性を有する重合体樹脂物質の接着剤
層を用いて耐変形性層が金属帯状体にしつかり接
着される。 他の実施態様では、熱可塑性重合体樹脂物質の
熱シール層を本発明のシールドテープに含ませて
ケーブル構造体にハーメチツクシール可能なシー
ルド継ぎ目を与えかつケーブルシールドテープと
ケーブルの外側プラスチツク間の良好な接着が与
えられる。 他の実施態様では、良好な金属接着特性と熱シ
ール特性を有する熱可塑性重合体樹脂物質の接着
剤/熱シール層が金属帯状体の1方側または対向
側に直接しつかり接着される。 前述した重合体樹脂物質の結合層は高い電気抵
抗率、高い耐薬品性および耐水性および金属帯状
体に対する非常に良好な接着性を有し、したがつ
て製造工程の厳しさに耐えかつ使用中腐食環境で
剥離することなく貫通および(または)摩耗に抵
抗することが出来る。 本発明のシールドテープは、腐食攻撃の通路を
金属帯状体の露出金属端縁に限定することにより
シールドテープに満足な腐食保護を与えるために
付着または接着必要条件および耐変形性必要条件
の両要件を満たすことが必要である。 本発明はまたは外側ジヤケツトが強固に接着さ
れるケーブルシールドテープを提供し、このジヤ
ケツトは容易に取り外して組み継ぎおよびアース
工程が容易に実施され、しかもこのジヤケツトは
しつかり接着された接着剤層がジヤケツトの取り
外し後もテープの金属成分上に残つているように
ジヤケツトを除去させることによりそのようなシ
ールドテープの全領域で腐食保護を与える。 さらに詳細には、そのようなシールドテープは
金属帯状体とそれにしつかり接着された接着剤層
の間で重合体樹脂物質の他のしつかり接着された
層の層間接着より強い接着を有する。耐変形性層
に対して重合体組成物の種類および割合を賢明に
選択することにより、耐変形性層の重合体樹脂物
質の隣接層に対する接着は接着剤層の金属帯状体
に対する接着よりも弱くされる。層間接着は普通
の使用条件下で剥離に抵抗し得ることが必要であ
るが、しかし接着剤層の剥離前に金属帯状体から
分離するであろう。 さらに詳細には、本文中で「属帯状体」とは電
力および通信ケーブルで有効な良好な電気的また
は機械特性を有する任意の金属の比較的薄い層を
意味する。 本文中で、「しつかり接着された」とは、耐変
形性層を金属帯状体に接着剤層を用いて間接的に
化学的および(または)機械的に接着させること
によりまた金属帯状体に直接接着/熱シール層を
接着することにより、腐食条件および金属腐食生
成物により及ぼされる機械的力にさらされた際耐
変形性層および接着剤/熱/シール層が金属帯状
体からたいして剥離しないようにして腐食攻撃の
通路をシールドテープの露出金属端縁に限定する
ことを意味する。 本文中で「接着剤層」とは、金属帯状体および
耐変形性層および電気ケーブルのプラスチツクジ
ヤケツトに対して良好な接着特性を有する重合体
樹脂物質の層を意味する。 「熱シール層」とは、それ自身にまたは他の重
合体樹脂物質たとえばケーブルの外側プラスチツ
クジヤケツトを形成する物質に容易にシールを与
えるシール温度に1℃またはそれ以下、好ましく
は110℃またはそれ以下の熱可塑性重合体樹脂物
質の層を意味する。 「接着剤/熱シール層」とは、金属帯状体にし
つかり接着する接着剤および熱シールの層のため
に、良好な金属接着特性と熱シール特性の両方を
有する熱可塑性重合体樹脂物質の層を意味する。 「耐変形性層」とは、少なくとも約130℃の変
形温度およびケーブル製造、架設および(また
は)使用の際通常伴う圧力で貫通および(また
は)摩耗に実質的に抵抗する重合体樹脂物質の層
を意味する。 電力の供給または通信に使用するのに適した改
良されたケーブルは、前述した改良された耐食性
ケーブルシールドテープを用いて構成することが
出来る。そのようなケーブルは、少なくとも1つ
の絶縁導体の心線、心線のまわりと取巻く改良さ
れた耐食性ケーブルシールドテープのシールドお
よびテープのまわりを取巻く外側プラスチツクジ
ヤケツトからなる。シールドテープの耐変形性層
は、ケーブルの製造および(または)使用中貫通
および(または)摩耗傷と克服するために心線の
方向、外側ジヤケツトの方向または両方向に配置
することが出来る。 本発明をさらに添附の図面により説明する。図
面で同じ文字は相当する物質および部分を示す。 図面を参照するに、第1図は金属帯状体12の
1方側に重合体樹脂物質たとえば50重量%ポリプ
ロピレンと50重量%エチレン/アクリル酸共重合
体のブレンドから形成される耐変形性層14をし
つかり接着させてなる改良された耐食性ケーブル
シールドテープ10を示す。金属帯状体12に腐
食保護を与えるために、シールドテープ10は層
14とは反対側の金属帯状体12にしつかり接着
する接着剤組成物から形成されたプラスチツク外
側ジヤケツトを有するケーブル構造体に使用すべ
きである。 第2図は、第1図の層14と同じ耐変形性層2
4を金属帯状体12にしつかり接着させてなる変
形ケーブルシールドテープ20に示す。帯状体1
2の反対側にしつかり接着された層25は層24
と同じ耐変形性層であつても良くまたはエチレ
ン/アクリル酸共重合体から形成された接着剤/
熱シール層であつても良い。 第3図は、他の変形ケーブルシールドテープ3
0を示す。金属帯状体12はその1方側にしつか
り接着された第1図の層14と同じ耐変形性層3
4および層34に接着された低密度ポリエチレン
から形成された熱シール層36を有することが出
来る。別の態様では、層36は腐食保護を与える
のに十分な接着性をもつて金属帯状体12に直接
しつかり接着しないナイロンような物質で形成さ
れた耐変形性層であることが出来、層34はエチ
レン/アクリル酸共重合体のような物質で形成さ
れる接着剤層であることが出来る。第1図のシー
ルドテープ10と同様に、シールドテープ30は
金属帯状体12に対する腐食保護を確実にするた
めに接着剤成物で形成されるプラスチツク外側ジ
ヤケツトを有するケーブル構造体に使用すべきで
ある。 第4図は、他の変形ケーブルシールドテープ4
0を示す。本発明によれば有効なシールドテープ
40の4つの可能な構造が存在する。層45は可
能な構造体の2つに対して第1図の層14と同じ
耐変形性層であることが出来あるいは他の2つの
構造体に対して第2図の層25と同じじ接着剤/
熱シール層であることが出来る。層44は金属帯
状体12に直接しつかり接着する場合は第1図の
層14と同じ耐変形性層であることが出来、ある
いは金属帯状体12に直接しつかり接着しない第
3図の層36と同じ耐変形性層46をしつかり接
着させるのに使用されるエチレン/アクリル酸共
重合体で形成された接着剤層であることが出来
る。層44が金属帯状体12にしつかり接着した
耐変形性層である場合、層46は第3図の層36
と同じ熱シール層であるのが有利である。 第5図は、他の変形ケーブルシールドテープ5
0を示す。本発明によればテープ50の3つの可
能な構造が有効である。第1に、金属帯状体12
に直接しつかり接着しない第3図の層36と同じ
2つの耐変形性層56および57を第3図の層3
4と同じ接着剤層54および55により帯状体1
2にしつかり接着させることが出来る。第2に、
残りの2つの可能な構造は金属帯状体12にしつ
かり接着した第1図の層14と同じ耐変形性層5
5および層55に接着した第3図の層36と同じ
熱シール層57を有することが出来る。金属帯状
体12の反対側には、帯状体12に直接しつかり
接着した第1図の層14と同じ耐変形層54およ
び層54に接着した第3図の層36と同じ熱シー
ル層56が存在し、また金属帯状体12に直接し
つかり接着しない第3図の層36と同じ耐変形性
層56が存在し、このものは第3図の層34と同
じ接着剤層54により帯状体12にしつかり接着
させることが出来る。 第6図は他の変形ケーブルシールドテープ60
を示す。金属帯状体12に直接しつかり接着しな
い第3図の層36と同じ耐変形性層36は第3図
の層34と同じ接着剤層64により帯状体12に
しつかり接着される。エチレン/アクリル酸共重
合体から形成される熱シール層68が層66に接
着される。シールドテープ10および30と同様
に、シールドテープ60は金属帯状体12に対す
る腐食保護を確実にするために接着剤組成物で形
成されるプラスチツク外側ジヤケツトを有するケ
ーブル構造体に使用すべきである。 第7図は、他の変形ケーブルシールド70を示
す。接着剤層74、耐変形性層76および熱シー
ル層78は、第6図に見られる相当する層64、
66および68と同じである。層75は第1図の
層14と同じ耐変形性層であることが出来、ある
いは金属帯状体12に直接しつかり接着した第2
図の層25と同じ接着剤/熱シール層であること
が出来る。 第8図は、他の変形ケーブルシールドテープ8
0を示す。接剤層84、耐変形性層86および熱
シール層88は、第6図に見出される対応層6
4,66および68と同じものである。金属帯状
体12の対向側には、帯状体12に直接しつかり
接着した第1図の層14と同じ耐変形性層85お
よび接着した第3図の層36と同じ熱シール層8
7が存在しても良く、または金属帯状体12に直
接しつかり接着しない第3図の層36と同じ耐変
形性層87が存在し、このものは第3図の層34
と同じ接着剤層85により帯状体12にしつかり
接着されても良い。 第9図は、最後の変形ケーブルシールドテープ
90を示す。接着剤層94および95、耐変形性
層96および97、および熱シール層98および
99は第6図に見出される対応層64,66およ
び68と同じものである。 第10図および第11図を参照するに、典型的
な3心線電力ケーブル100および多重対心線電
信ケーブル110が示される。電力ケーブル10
0は単線またはより線であることが出来る低抵抗
金属心線101を有し、心線は普通銅またはアル
ミニウムで形成され、普通各々たとえばポリ塩化
ビニル・ポリエチレンまたはゴムの押出プラスチ
ツクカバー102で絶縁されている。たとえば天
然繊維または発泡プラスチツクの空間充填剤10
3が使用されて第1―9図に示されるシールドテ
ープ構造体の任意の1つから形成されるシールド
テープ104内に閉じ込められる実質的に円形の
心線アセンブリーが与えられる。シールドテープ
104はケーブル製造中シールドテープのプラス
チツク被覆を重なり合つた継ぎ目で熱シールする
ことにハーメチツクシールが出来る重なり継ぎ目
を有するように長手方向に折り重ねられた管であ
ることが好ましい。普通安定剤およびカーボンブ
ラツクを含有する押出ポリエチルンである外側プ
ラスチツクジヤケツト105をシールドテープ1
04に接着するのが有利である。通信ケーブル1
10は多くの対の絶縁導体111(たとえばプラ
スチツク被覆銅線)の内部心線をたとえばポリプ
ロピレンまたはポリエチレンテレフタレートのプ
ラスチツク心線外被112中に束ね、このものを
結合剤テープ113でしつかり締めたものからな
る。この束は第1―9図に示されるシールドテー
プ構造体の任意の1つから形成されるシールドテ
ープ114で囲われる。電力ケーブル100のシ
ールドテープ104と同様に、シールドテープ1
14はハーメチツクシールドされる重なり継ぎ目
を有する長手方向に折り重ねられた管であること
が好ましい。好ましくはポリエチレンの外側プラ
スチツクジヤケツト115がシールドテープ11
4上に押出され、テープに接着されるのが有利で
ある。 本発明により使用される金属帯状体は0.2乃至
25ミル、より好ましくは2乃至15ミルの厚さを有
することが出来る。金属帯状体はたとえばアルミ
ニウム、アルミニウム合金、合金クラツドアルミ
ニウム、表面変性銅、青銅、鋼、錫を含まない
鋼、錫メツキ鋼、アルミナイズド鋼(aluminized
steel)、ステンレス鋼、表面変性銅クラツドステ
ンレス鋼、ターンプレート鋼、ガイバナイズド
鋼、クロムまたはクロム処理鋼、鉛、マグネシウ
ムまたは錫から形成することが出来る。これらの
金属は表面処理することも出来あるいは表面変換
被覆を施することも出来る。 本発明により使用される耐変形性層は、0.5乃
至15ミル、より好ましくは0.5乃至2,0ミルの
厚さを有することが出来る。有利には、耐変形性
層は少なくとも約132℃の層変形温度を与える任
意の重合体樹脂物質たとえば少なくとも30重量%
のポリプロピレンを含むポリプロピレンと低又は
高密度ポリエチレンとの混合物、ナイロンとの混
合物、ナイロン、サラン(塩化ビニリデン重合
体又は塩化ビニルデンと少量の他の不飽和化合物
との共重合体)から形成することが出来る。 接着剤層は0.1乃至10ミル、好ましくは0.3乃至
2.5ミルの厚さを有することが出来る。このよう
な層は耐変形性層を金属帯状体にしつかり接着さ
せる任意の熱可塑性重合体樹脂物質から形成する
ことが出来る。エチレンとエチレン系不飽和カル
ボン酸の共重合体はアルミニウムとの強力な接着
結合を容易に形成し、したがつて本発明の有利な
結果を達成するのに好ましい。本発明で有利に使
用される接着剤重合体は、反応性カルボン酸基を
有する単量体により変性されたエチレンの通常固
体熱可塑性重合体、特に主要割合のエチレンと少
割合の、一般には1乃至30、好ましくは2乃至20
重量%のエチレン系不飽和カルボン酸の共重合体
である。このような適当なエチレン系不飽和カル
ボン酸(一塩基酸および多塩基酸、酸無水物、お
よび多塩基酸の部分エステルを包含する)の特定
例は、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、
フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、無水マレイ
ン酸、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエ
チル、フマル酸モノメチル、フマル酸モノエチ
ル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテ
ル酸マレエートまたはエチレングリコールモノフ
エニルエーテル酸マレエートである。カルボン酸
単量体は分子当り3乃至8個の炭素原子を有する
2,β―エチレン系不飽和モノ―およびポリカル
ボン酸および酸無水物および酸部分が少なくとも
1個のカルボン酸基を有しかつアルコール部分が
1乃至20個の炭素原子を有するそのようなポリカ
ルボン酸の部分エステルから選ぶのが好ましい。
共重合体はエチレンと上記エチレン系不飽和和酸
単量体の1種またはそれ以上とから本質的になる
ことが出来またはエチレンと共重合し得る他の単
量体の少量を含有することも出来る。例えば共重
合体はアクリル酸エチルの如きアクリル酸のエス
テル、或は酢酸ビニルの如き他の共重合可能な単
量体を含有することが出来る。共単量体は共重合
体中に任意の方法たとえばランダム共重合体とし
て、ブロツクまたは連続共重合体として、または
グラフト共重合体として結合させることが出来
る。これらの種類の物質およびその製造方法は当
業界で容易に知られる。 また、接着剤層として、商標名サーリンで市販
されているようなアイオノマーを用いることがで
きる。 熱シール層は0.1乃至10ミル、好ましくは0.3乃
至1ミルの厚さを有するのが有利である。熱シー
ル層はたとえば低または高密度ポリエチレン、エ
チレン/アクリル酸エチレン共重合体、エチレ
ン/酢酸ビニル共重合体、カルボキシル変性エチ
レン重合体またはこれらのブレンドから形成する
ことが出来る。 接着剤/熱シール層は0.1乃至10ミル、より好
ましくは1乃至3ミルの厚さを有することが出来
る。接着剤/熱シール層はたとえばカルボキシル
変性オレフイン重合体、イオン性オレフイン重合
体、カルボキシル変性オレフイン重合体のブレン
ドまたはイオン性オレフイン重合体のブレンドか
ら形成することが出来る。 重合体樹脂物質の層の耐変形性は普通針入度計
により試験される。しかしながら、公知の針入度
計は60乃至125ミル(1.52乃至3.17mm)厚さの被
覆(合成樹脂物質の1つの層またはそれ以上の層
からなる)用に設計されており、それから得られ
るデータはケーブルシールドテープに関する被覆
厚さまたはケーブル製造または使用に関連する温
度および圧力に適用されない。したがつて、プラ
スチツククランド金属上の比較的薄い被覆すなわ
ち厚さ10ミル(0.254mm)またはそれ以下の被覆
が高められた温度で変形に抵抗する能力を評価す
るために特殊の針入度試験を開発した。特殊の針
入度計は重さ1.68Kgの金属ブロツクの上に円形リ
ングを機械加工したものからなる。リングは外径
38.1mmおよび厚さ25ミルを有する。被覆シールド
テープ試料と接触するリングの切断端は0.79mm半
径に丸くされており、試料に35ポンド/平方イン
チ(24.6g/mm2)の圧力を施す。試験方法はシー
ルドテープの試料をベースたとえば金属板上に置
き、次に試料上に特殊の針入度計を位置させてリ
ングを試料上の被覆と接触させる。被覆のために
開かれた電気回路を針入度計と試料の金属帯状体
間に連結する。その後、全アセンブリーを218℃
に予熱された循環空気オーブンに入れて検被覆の
温度約10℃/分の速度で増大させる。リングが被
覆を貫通したら、電気回路は完成されるが、この
際熱電対または他の手段により測定した被覆の温
度を記録する。この温度が被検被覆の変形温度で
ある。この試験の条件はケーブル製造および(ま
たは)使用に伴う温度および圧力と良好な相互関
係を有することが見出された。耐変形性層はケー
ブル製造および(または)使用に通常伴う温度お
よび圧力に抵抗するには少なくとも約130℃、好
ましくは少なくとも約138℃およびそれ以上の変
形温度を有することが必要なことが見出された。 プラスチツク層間およびプラスチツク層と「し
つかり接着された」ということに対する要件を満
たす本発明のシールドテープの金属帯状体間の接
着度は、テープ試料を70℃に維持された脱イオン
水に7日間浸漬後少なくとも約1Kg/2.54cmテー
プ幅、好ましくは少なくとも約2Kg/2.54cmテー
プ幅の値を有することが必要である。接着度は
U.S.D.A.(合衆国農務省)ルーラルエレクトリ
フイケーシヨンアドミニストレーシヨン
(REA)明細書PE―2000に記載されている方法
と同じ方法を用いてプラスチツク被覆用物質の幅
6インチ×長さ6インチ×厚さ60ミル(15.24cm
×15.24cm:3.175cm)の成形品をつくることによ
り測定する。同じ寸法(6インチ×6インチ)の
シールドテープシートを成形品の上に置いた。厚
さ1ミルのポリエステルフイルムの帯状体をシー
ルドテープとジヤケツト用物質の成形品の間にジ
ヤケツト用物質の一端に接着しないようにして置
いて引強度試験機で使用するために「タブ」を形
成した。圧縮成形圧および成形温度190℃を用い
てシールドテープを成形品に接続させた。成形品
は300ポンド/平方インチ(0.2Kg/mm2)であつ
た。加熱サイクルは次のようであつた:加圧なし
に温度に達するまで3分;加圧下2分;および室
温に冷却するまでの5分、シールドテープ/ジヤ
ケツト用物質積層体を調製した後、接着試験用の
幅1インチ(25.4cm)試料を試料カツター上で切
断した。試料を引張試験上に置き、次のようにし
て接着強度について試験した:シールドテープの
未接着部分を180゜折り返えした;シールドテー
プが上部あごにジヤケツト用物質の成形品が下部
あごになるようにして試料を引張試験機にはめ込
んだ;成形品の後に堅い金属板を置いて剥離角度
を180゜に維持した;および次にクロスヘツド速
度5インチ/分でジヤケツト用物質の硬質成形品
からシールドテープを分離した。成形品からシー
ルドテープを分離するのに必要な力を接着強度の
R度として記録した。分離は金属帯状体/プラス
チツク層界面、プラスチツク層/プラスチツク層
界面またはプラスチツク層/ジヤケツト用物質界
面で起り得る。 プラスチツク被覆アルミニウムのシールドテー
プを幾つかつくり、その耐食性を試験した。さら
に詳細には、5.08cm×5.08cm面積のシールドテー
プの試験試料をまず後記するように模擬ジヤケツ
ト被覆(jacketing)試験にかけ、次いで規定水
酸化ナトリウム(1N NaOH)溶液に24時間浸漬
した。模擬ジヤケツト被覆試験中にプラスチツク
被覆に対する損傷により露出されたシールドテー
プ表面上に裸のアルミニウム点が腐食された。シ
ールドテープの試験試料において容易に確認出来
る腐食点の数を数え、腐食損傷指数として記録し
た。指数0は腐食点が存在しないことを示し、あ
る一定の数は試料について計算出来る腐食点の数
を示す。プラスチツク被覆の接着の良くないシー
ルドテープは被覆の剥離をしばしば伴う金属の全
体的消散を与えた。 模擬ジヤケツト被覆試験はケーブル成分上にジ
ヤケツトが及ぼす効果を研究するためにジヤケツ
ト装着操作中および操作後にケーブル内で通常遭
遇する温度および圧力をまねるように設計され
た。試験はプラスチツク被覆またはプラスチツク
被覆シールドテープに温度および圧力条件が及ぼ
す効果を研究するのに特に良く適している。この
試験を実施するために、長さ約5.0cmのケーブル
の円筒断面を平らな表面を有する直方形形状に変
換する。試験は次の方法を用いて行う:約5.08cm
×8.08cmおよび重量13gおよび厚さ100ミル
(2.54cm)の成形ジヤケツト用物品の試料をオー
ブンで218℃に加熱した;6乃至7分後にオーブ
ンからジヤケツト用物質を取り出し、5秒以内に
波形シールドテープ(5.08cm×5.08cm)の試料を
ジヤケツト用物質の上に置いた;ポリエステルフ
イルムの波形心線外被、一般に直方形形状を有し
重さ218gのケーブル心線の部分および200gの重
り連続的にシールドテープの頂部に精み重ねた;
および最後に全アセンブリーを大きなアルミニウ
ムブロク(重量955g)上に置いて心線外被/シ
ールド界面の温度を両者の間に置いた熱電対によ
り記録しながら冷却させた。アルミニウムブロツ
クは熱低減を与え、したがつて押出機ヘツドの下
流に置かれる冷却浴の模擬物となる。 この試験で得られたシールドに対する温度一時
間関係は、ジヤケツトの押出し中に多数の心線対
を含有するケーブルで得られる温度―時間関と相
互関係にある。(アール・シー・ミルドナー、ピ
ー・シー・ウツドランド、エツチ・エー・ウオル
ターズ・アンドジー・イー・クロツク、「A
Novel Form of Themal Barrier for
Communicaticn Cadles」、14回インターナシヨ
ナルワイヤーアンドケーブルシンポジウム、アト
ランテイツクシテイ、ニユージヤーシイ、1965提
出)。 被覆のフイルム試料について特殊のシール試験
により熱シール性を測定した。幅50.8mmのフイル
ムの2つの試料を熱シール装置たとえばセンチネ
ルブランド、モデル24ASまたは同等物で互いに
接触させて置く。シール棒の温度を88℃からフイ
ルムを互いにシールするのに十分な温度まで5℃
づつ上げながら増大させる。フイルムが互いにシ
ールする温度を最小シール温度として記録する。
シール棒の停止時間(秒)はフイルム厚さ(mm)
の26.25倍である。シール棒にかゝる空気圧は28
g/mm2にセツトされる。 ケーブル心線に対する「充填剤」の効果は両側
の被覆の石油から得られたゼリー状充填剤化合物
〔ヴイトコ5B(Witco5B)〕および同様なケーブル
内部充填剤(ヴイトコ4)に115.5℃に2秒さら
してプラスチツク被覆シールドテープの試料につ
いて試験した。表面から充填剤化合物を拭い取つ
てきれいにした後次のようにして被覆により吸収
された充填剤の量に基いて膨潤率を計算した:被
覆をさらした被覆の重量から被覆の最初の重量を
引き、その差を最初の重量で割つた。この数を
100倍して膨潤率を得た。この試験の結果を表
に示す。 「コネクター安定性」試験では、約50mm×150
mmの被覆金属試料に波形を付けた。次に、試料の
各長手方向端に2つのグリツプロツク
(Griplok)コネクターを取付けた。ケルビンブ
リツジを用いてコネクターを横切つて初期抵抗
(ミリーオーム)を測定した。次に、試料に−40
℃から+60℃に及ぶ温度サイクルを50回与え、こ
の際各サイクルを8時間期間てし、抵抗を再び測
定した。これらの試験結果を表に示す。 ジヤケツト接着強度および曲げ性能試験では、
波形積体の長さを用いてケーブルジヤケツト取り
付けライン上に接着ジヤケツトガス管を加工し
た。積層体を多層被覆側が押出されたジヤケツト
と接触するように配向させた。次に、管の試料を
集めてジヤケツト接着強度および曲げ性能を測定
した。これらの試験結果を表XIIに示す。 次のような追加の試験方法を用いた: 1 被覆の物性はASTMD―638により測定し
た。 2 エレメンドルフ(Elmendorf)引裂きは
ASTMD―1922により測定した。 3 メルトインデツクスはASTMD―1238により
測定した。 本発明の代表例を変形温度および腐食指数試験
と共に表に示す。例は各合約1ミル厚さのプラ
スチツク層を押出し、次いでこれを約190℃の熱
い金属帯状体に積層させることにより形成した。 これらの例を含む接着用ジヤケツトケーブルは
市販のケーブル製造ラインに沿つて通常の加工条
件下で製造した。 耐変形性についての針入度計試験を用いて変形
温度を得た。 表中の例5―8は耐変形性層として3成分ブ
レンドの使用を示す。 例9はポリエチレンとポリプロピレンのブレン
ドの変形温度に対して約130℃の下限を確立す
る。 例10は第1,3図および6図による単一側被覆
金属の利用を具体化するために接着剤ジヤケツト
の使用を説明する。 例11〓―13〓は比較例であり、本発明の手順に
より製造した。しかしながら、耐変形性層のブレ
ンドの組成として少なくとも130℃変形温度を与
えるのに十分でないものが選ばれた。 例14は銅を有する機能的例を示す。銅は水分の
存在下でEAA被覆を劣化させるので、銅安定剤
OABH(蓚酸ビス(ベンジリデンヒドラジド))
をEAAに添加した。 例15は金属接着剤層としてアイオノマー
(ionomer)(サーリン1652、11%MAA)をす
る作用例を示す。 例16は金属接着剤層としてEAA―ポリエチレ
ンブレンドをする実施例を示す。 例17―18は耐熱変形性層としてサランを有する
実施例を示す。これらの構造体は図に示されてい
ない。熱変形層を金属にしつかり接着するために
ブレンドまたは適当な重合体からなる接着剤層を
使用する。基本的構造は次のようになる:金属/
接着剤層/第2接着剤層/耐変形層;金属/接着
剤層/第2接着剤層/耐変形性層/熱シール層
(EVA);または金属/接着剤層/第2接着剤層
(ブレンド)耐変形層/第2接着剤層(ブレン
ド)/熱シール層。 表およびの比較分析により、25cm2試料につ
いて計算した腐食点の数により測定して従来技術
のプラスチツク被覆シールドチープに生じる損傷
が証明される。また、テープ表面上から裸点の発
生およびそれに付随する腐食の可能性を防止する
ために少なくとも約130℃の変形温度を有する耐
変形性層および堅固な接着が必要なことが証明さ
れる。 表の例9―11は、金属上に低融点被覆に対す
る損傷は耐変形性層を通して起り得ることを示
す。変形層と金属接着剤層の堅固な接着なしでは
または水敏感性である両者間の接着間の接着で
は、金属上の接着剤被覆の欠陥に腐食が起り得
る。 例12は、この特許構造体の腐食保護に対する非
機能性を示す。 例13は、被覆を金属にしつかり接着することが
必要なことを示す。 表およびは初期接着強度および70℃脱イオ
ン水中で7日間エージングにかけた後の接着強度
を示す。接着強度試験中多層被覆は金属と直ぐ隣
接する重合体層界面で必ずしも破壊しないので表
には2組の数が示される。金属接着が種々の重
合体層互いの接着より強い場合、接着破壊は最も
弱い界面で起る。(例の番号は詳細なシールドテ
ープ構造を示した表および表の番号を示
す。)接着強度が金属/重合体層接着または重合
体被覆/重合体層接着に言及していようが、最小
接着強度は1.0Kg/2.54cmである。前者の場合。
耐食性および機械的性能は最小接着強度以下では
不十分であろう。後者の場合、この最小接着強度
以下では剥離することなく取扱いに抵抗する能力
が損われるであろう。 表から、重合体組成の種類および割合を適切
に選択すれば重合体被覆/重合体被覆接着間で最
小接着強度1.0Kg/2.54cmを維持したまゝで重合
体樹脂物質の他の層間接着より強い金属帯状体と
接着剤層間接着が得られることが分る。 表および表には、多層被覆が現在公知技術
に比較して改良された最大引張強度、伸びおよび
引裂強度を有することが示されている。例の番号
は表に示される改良被覆構造体のみをさすもの
で、被覆金属構造体を示すものではない。 表およびは、表およびに記載の幾つか
のシールドテープを用いてケーブルをつくつた場
合の実際のケーブルデータを示す。同じ例の番号
を使用してある。 表は、本発明の改良被覆が充填および充満コ
ンパウンドの逆効果に対して増大された抵抗を有
することを示す。この特性は充填ケーブルの使用
寿命を延ばす点でも有利である。 表は、被覆金属に対するコネクター安定性が
改良された被覆により改良されることを示す。何
となれば初期値に関する抵抗の増大はより小さい
からである。 表XIは、電気破壊強度および耐透過性が新規な
被覆により改良されることを示す。新規な被覆の
電気強度を心線のまわりに巻かれた標準的電気障
壁を除去することにより充填ケーブル設計に有利
に使用することが出来る。低減された透過速度は
耐食性の改良に役立ち得る。 表XIIの接着強度は多層試料の層間接着の水準を
反映する。これらの接着値は表の従来技術例5
の約1/2である。しかしながら、層間破壊はシー
ルドテープの重合体層とジヤケツト間の接着水準
を制御する手段を与え、すなわち組み継ぎのため
のジヤケツト剥離を容易にしながら良好な機械的
性質を与えるものに十分強力な接着を与える。さ
らに、連続した腐食保護を与えるために少なくと
も多層被覆の接着剤層は金属帯状体上に残つたま
まである。 曲げ性能値は驚くべき値である。何となれば多
層試料は接着強度の1/2の対照試料と等しい曲げ
性能を示したからである。これらの結果は、曲げ
性能はかなり高いジヤケツト接着強度を必要とす
るが、しかし恐らくは応力を緩和する能力がより
重要であることを示唆する傾向にある。多層フイ
ルムはより低い層間接着を介して応力緩和の手段
を提供する。
適した電気ケーブルの新規で有効な改良に関し、
さらに詳細にはそのようなケーブルの1部をなす
改良された耐食性を有するケーブルシールドテー
プに関する。さらに詳細には、本発明は少なくと
も1方の側面に重合体樹脂物質の層を1層または
それ以上付着させた比較的薄い金属帯状体に関す
る。 電気ケーブル、特に電気通信ケーブルたとえば
電話ケーブルの設計および建造技術において、絶
縁導体を組合せて心線とし、その周りをシールド
およびジヤケツト成分により包囲することは知ら
れている。そのような構造の周知の電話ケーブル
設計は当業界「アルペス」ケーブルと呼ばれる。
この種のケーブルはエフ・ダヴリユウー・ホルン
他、「Bell System Cable Sheaths Problems
amd Designs,A.I.E.E.Proceedings1951,
Volume70」に詳述されている。「アルペス」ケー
ブルのシールドテープはケーブル心線の周りに巻
き付ける前に普通横方向に波形をつけた厚さ約8
ミリの裸アルミニウムの層から形成される。波形
ケーブルにより大きな可撓性を付与し、かつシー
ルドテープにしわをつくることなくまたテープを
破壊することなしにケーブルを曲げることを可能
にする。 本文中で「シールド、スクリーンまたはシール
ドテープ」とは、電力ケーブルおよび通信ケーブ
ルの心線の導体に機械的保護および静電遮蔽およ
び電磁遮蔽を与え得る裸のまたは被覆された任意
の金属の比較的薄い層を意味する。 電話ケーブルを直接土壌に埋めて地下に架設す
る場合、ポリエチレンのような重合体樹脂物質で
形成されるそのようなケーブルの外側ジヤケツト
は架設の厳しさ、岩、げつし類、電光、霜または
塀り返えし―埋め込み(dig―ins)に基づく損傷
を受けることがある。したがつて、その下に横た
わるシールドテープは表面下の水または塩水にさ
らされることがあり、それに付髄して腐食を受け
る可能性がある。 このようなケーブルの外側ジヤケツトが重合体
樹脂物質から形成される場合、ジヤケルツトは裸
金属シールドテープに良く付着しない。外側プラ
スチツクジヤケツトはケーブルをダクトから引張
るかまたは溝内に配置する時シールドテープ上を
滑つて折り重なり肩を形成することが知られてい
る。シールドテープは架設中よじれ、ちぢれある
いはねじれてテープに疲労が生じ、極端な場合に
は機械的曲げ応力が加えられるためにテープが破
壊することも知られている。 裸金属のシールドテープの耐食性を改良するた
めに、米国特許第3233036および第3795540号明細
書に教示されているように特殊の接着性ポリエチ
レンフイルムを施して金属帯状体の片方側または
両側をおおうことが出来る。このようなシールド
テープは電力および通信ケーブルの製造で広く使
用されている。このフイルムに使用される接着性
ポリエチレンは金属帯状体にまたその上に横たわ
るポリエチレンジヤケツトに対しても強い密着と
形成する能力を有する反応性カルボキシル基を含
有する。このようなシールドテープの金属成分は
ケーブルに静電遮蔽および機械的強度与え、重合
体樹脂物質被福たとえばエチレンアクリル酸
(EAA)共重合体被覆は金属成分に接着性、密封
性および耐食性を与える。接着性ポリエチレンフ
イルムにより保護される金属帯状体たとえばアル
ミニウムは普通より大きい耐食性を有する。 ポリエチレンジヤケツトを接着性ポリエチレン
フイルムで被覆した金属帯状体上に押出す場合、
半溶融ポリエチレンジヤケツトからの熱はフイル
ム被覆金属帯状体をジヤケツトに接着させ、金属
帯状体の強度をポリエチレンジヤケツト成分の伸
びおよび疲労抵抗と組合せた一体成分を形成せし
める。このようなケーブル構造は当業界で「接着
ジヤケツト(Bonded Jacket)」ケーブルデザイ
ンと呼ばれる。ジヤケツト形成ポリエチレンに与
えられる熱が十分に高い場合、シールドテープは
シールドテープの重なつた部分の継ぎ目が互いに
接着するほど高温になり、その結果ケーブル心線
の周りにシールされた管が形成される。シールさ
れた継ぎ目を有する「接着ジヤケツト」ケーブル
はケーブル心線への水分浸透に対して改良された
抵抗性を有する。このケーブル構造はケーブルの
繰り返えし曲げすなわち架設中の曲げすなわち架
設中の曲げ応力から生じるシールドテープのよじ
れおよび疲労破壊に抵抗するのに必要とされるよ
り大きな機械的強度を有することが示された。さ
らに、厳しい条件下での温度サイクルにより引き
起される応力が低減される。 プラスチツク被覆は腐食が起り得る領域を制限
することによりまた金属と水または塩水との接触
を妨げることにより金属を腐食からある程度保護
する。被覆は腐食水およびかさの大きい金属腐食
生成物の生成により及ぼされる機械的力にさらさ
れる際に相当程度の剥離に抵抗するために金属に
しつかり接着していることが必要であり、それに
よつてシールドテープの露出金属端への腐食攻撃
通路が制限される。 しかしながら、最近、従来技術の代表例である
重合体樹脂物質被覆シールドテープを用いる幾つ
かの市販ケーブルを調べられると、そのようなテ
ープ上の被覆はケーブル製造中損傷を受けて金属
帯状帯の表面に多数の腐食可能な裸の点を露出さ
せることが分つた。さらに詳細には、ケーブル製
造中、ポリエチレンジヤケツトがプラスチツク被
覆シールドテープ上に押出される時、溶融ポリエ
チレンジヤケツトからの熱は重合体樹脂物質被覆
を軟化または融解し、ジヤケツトの接着とシール
された継ぎ目を与える。被覆がこのような軟化ま
たは溶融状態にある間、被覆は滑らかな、波形の
付いたまたは浮彫り加工された心線外被、テープ
の継ぎ目、結合剤テープおよび(または)心線自
身の重量により貫通を受けまたは摩耗を受け、金
属帯状体の表面に多数の腐食され得る裸の点が露
出する。その結果、損傷を受けた点の腐食速度は
裸金属と被覆金属のアノード領域とカソード領域
の好ましくない割合のために加速される。さら
に、腐食は損傷を受けた場所間で広がり、シール
ドテープの長手方向連続性を永久的に破壊し、つ
いにはケーブルの使用不能に至る。電話ケーブル
は長い使用寿命を有することが期待されるので、
早期ケーブル破壊を起し得るシールドテープの腐
食は実際電話およびケーブル工業にとつて重大な
技術的および財政的問題である。被覆損傷の問題
は工業的が他の大きな問題に追われていたので本
発明以前に認識されていなかつた。このような問
題の1つはケーブル心線を熱損傷から保護すべき
熱障壁物質を開発する必要であつた。他の問題は
水の進入および移動を防止するためにケーブル心
線に脂性化合物を充填した十分に充填した電話ケ
ーブル設計の導入に関するものであつた。 腐食され得る裸の場所はシールドケーブルの両
側で起り得るが、しかしこの問題は裸金属を露出
させる貫通および(または)摩耗損傷が心線に向
けて配置されたシールドテープの突起した波形表
面に集中することが観察される波形金属状体を使
用する場合特に重要する。波形金属帯状体のこの
種の周縁集中損傷領域への腐食攻撃はシールドテ
ープの長手方向電気機能を急速に破壊するであろ
う。シールドテープ縁への腐食を制御する従来技
術規準を維持するためには、腐食を全表面に至ら
しめる代りに一般にシールドテープの縁に限定さ
せるためには剥離抵抗の他にプラスチツク被覆の
貫通および(または)摩耗抵抗が必要であること
が新たに認識される。 公知の従来技術は上記問題の克服に直接関係す
るものではないが、下記および表1で特に言及し
た下記の従来特許はプラスチツク被覆シールドテ
ープ技術で最も近接した公知の従来技術を説明す
る。 米国特許第3586756号明細書および米国特許第
3950605号明細書(例3および6―表1)には、
少なくとも1方側に接着性重合体被覆を付着させ
た金属帯状体からなるシールドテープが開示され
ている。しかしながら、これらの従来特許は本文
中で後記するように少なくとも130℃の変形温度
を有する重合体樹脂物質組成物の変形抵抗層を与
えない。そのようなテープ上の被覆はケーブル製
造中に変形して金属帯状体の表面に多数の腐食さ
れ得る裸の場所を露出するであろう。 米国特許第350778号明細書(例4―表1)に
は、共重合体たとえばエチレン/アクリル酸の層
を化学的に両側に接着させかつ共重合体層の1つ
の層に高密度ポリエチレンのもう1つの層を接着
させた金属箔からなるシールドテープが教示され
ている。しかしながら、米国特許第3507978号明
細書には、本発明により克服される損傷問題につ
いて何ら教示もまたは示唆もされておらず、また
このようなシールドテープを配した市販のケーブ
ルを調らべると現在のケーブル製造および使用条
件下では高密度ポリエチレン層の貫通および(ま
たは)摩耗が生じることが分る。 米国特許第3379824号明細書(例8―表1)に
は、2つのポリプロピレン層間またはポリプロピ
レン層とポリエチレンテレフタレート層間にアル
ミニウム箔を積層させた3層構造からなるシール
ドテープが教示されている。この場合も本発明に
より克服される損傷問題は教示も示唆もされてい
ない。さらに、これらのプラスチツク層は貫通お
よび摩耗に抵抗性があるであろうけれども、ケー
ブルに腐食環境が存在する場合腐食保護を与えな
い。何となければ、ポリプロピレンもまたポリエ
チレンテレフタレートも高度に不活性であり、摩
擦接着に基づく金属帯状体への劣つた機械的接着
しか与え得ないからでる。したがつて、ポリプロ
ピレン層もまたポリエチレンテレフタート層も腐
食条件および金属腐食生成物により及ぼされる機
械的力にさらされると容易に剥離するであろう。 米国特許第3325589号明細書(例9―11―表
1)には、金属帯状体に接着剤層を直接隣接させ
かつ金属帯状体の1方側にも1つのマイラー
(Mylar)またはポリプロピレン層を接着させ
てなるプラスチツク被覆シールドテープが開示さ
れている。このようなシールドテープをケーブル
製造の模擬条件および実験腐食試験にかけた。テ
ープは金属に対する満足な腐食抵抗を与えず、す
なわち腐食攻撃の通路は露出された金属縁に限定
されなかつたことが分つた。接着剤層はポリプロ
ピレンまたはマイラー層を通して受ける圧力の
ために変形し、その結果裸アルミニウム点が露出
した。(は登録商標)。本文中で後述するように
ケーブルを水酸化ナトリウムによる標準腐食試験
にかけた後、接着剤層とポリプロピレン(PP)
またはマイラー層間にNaOHが浸入したためこ
れらの裸の場所に腐食が起りつゝあつた。 米国特許第3790694号明細書(例8―表1)に
は金属帯状体にポリプロピレン層を接着剤により
接着させたものが開示されている。この特許は特
定の接着剤の使用を明示していない。今日工業界
ではエチレンアクリル酸(EAA)共重合体が最
も良く知られた金属接着剤であるから、この特許
の教示によりつくられるシールドテープは米国特
許第3325589号明細書と同じ結果を与えるもので
あることが判明した。この特許はケーブルジヤケ
ツトの押出中にジヤケツト、スクリーンおよび複
合体テープを一緒に接着することを教示してい
る。スクリーンおよび複合体テープ上の熱可塑性
被覆は接着を行うにはその融点以上でなければな
らないので、被覆は先天的に損傷を受けることを
判明した。したがつて、この従来技術特許もシー
ルドテープ上の被覆損傷の問題を認識していなか
つた。米国特許第3325589および第3790694号明細
書は各々耐熱性心線外被(熱障壁)および十分充
填されたケーブルに関するものである。 米国特許第3321572号明細書(例13―表1)お
よび米国特許第3622683号明細書(例8―表1)
には、なかんずく、少なくとも1方側に重合体樹
脂物質被覆を接着させた金属帝状体からなる高め
られた温度で形に抵抗し得るシールドテープが開
示されている。しかしながら、これらのシールド
テープは本発明の接着心要条件を満たさないこと
が判明した。これらのテープでは、重合体被覆と
金属帯状体間に腐食性要素が浸入するため腐食攻
撃の通路が金属帯状体の露出端縁に限定されない
ことが見出された。 米国特許第3484539号明細書には、ケーブル形
成温度で変形に抵抗し得る重合体層に熱シール性
層たとえばポリ塩化ビニルを接着させることが教
示されている。しかしながら、熱シール性層を接
着させたことの特許の重合体層は金属帯状体に
「しつかり接着」させておらず、しがつてケーブ
ルジヤケツトが損傷を受けると腐食を起す液体の
侵入のために腐食攻撃を免れない。 前述した従来技術特許のいずれにも、ケーブル
製造、架設または使用中に保護被覆に対する損傷
を防止するためにシールドテープに耐変形性層を
使用出来ることは教示もまた示唆もされていな
い。さらに従来特許に開示されているシールドテ
ープ上の重合体被覆のいずれも腐食攻撃通路を露
出金属端縁に限定することによりシールドテープ
に満足な耐食性を与えるために要な本発明の接着
または付着および耐変形性要件を満足しない。 「接着ジヤケツト」ケーブルはケーブル心線へ
の水分浸透に対する改良された抵抗性およびケー
ブルの繰り返えし曲げに耐えるのに必要なより大
きい機械的強度を有するが、ケーブルの終結およ
び組み継ぎの際にある問題に遭遇する。より詳細
には、シールドテープに電気的連結をするために
ジヤケツトとシールドテープを分離することは厄
介である。ジヤケツトとシールドープを分離する
ことなし「接着ジヤケツト」を終結させおよび組
み継ぎすることは出来るが、電気的連結の性質は
ジヤケツトを除去した場合ほど良好でないことが
分つた。さらに詳細には、シールドテープへの連
結の電気的性質は電気ケーブルのシールドテープ
および接着ジヤケツトへの連結より時間に対する
変化が少ないことが知られている。 本発明は金属帯状体の少なくとも1方側に少な
くとも約130℃の変形温度を有する重合体樹脂物
質の耐変形性層をしつかり接着させたものからな
る改良された耐食性ケーブルシールドテープであ
る。 他の実施態様では、重合体樹脂物質の第2の耐
変形性層および(または)他の層をシールドテー
プに含ませて所望の機能特徴の組合せを有する多
層構造が与えられる。たとえば、所望なら、シー
ルドテープの両側で耐貫通性および(または)耐
摩耗性を与えるために重合体樹脂物質の耐変形性
層が金属帯状体の両側にしつかり接着される。 他の実施態様では、耐変形性層の直接接着が金
属帯状体に十分な腐食保護を与えるのに十分でな
い場合、金属帯状体と耐変形性層の両方に対して
良好な接着特性を有する重合体樹脂物質の接着剤
層を用いて耐変形性層が金属帯状体にしつかり接
着される。 他の実施態様では、熱可塑性重合体樹脂物質の
熱シール層を本発明のシールドテープに含ませて
ケーブル構造体にハーメチツクシール可能なシー
ルド継ぎ目を与えかつケーブルシールドテープと
ケーブルの外側プラスチツク間の良好な接着が与
えられる。 他の実施態様では、良好な金属接着特性と熱シ
ール特性を有する熱可塑性重合体樹脂物質の接着
剤/熱シール層が金属帯状体の1方側または対向
側に直接しつかり接着される。 前述した重合体樹脂物質の結合層は高い電気抵
抗率、高い耐薬品性および耐水性および金属帯状
体に対する非常に良好な接着性を有し、したがつ
て製造工程の厳しさに耐えかつ使用中腐食環境で
剥離することなく貫通および(または)摩耗に抵
抗することが出来る。 本発明のシールドテープは、腐食攻撃の通路を
金属帯状体の露出金属端縁に限定することにより
シールドテープに満足な腐食保護を与えるために
付着または接着必要条件および耐変形性必要条件
の両要件を満たすことが必要である。 本発明はまたは外側ジヤケツトが強固に接着さ
れるケーブルシールドテープを提供し、このジヤ
ケツトは容易に取り外して組み継ぎおよびアース
工程が容易に実施され、しかもこのジヤケツトは
しつかり接着された接着剤層がジヤケツトの取り
外し後もテープの金属成分上に残つているように
ジヤケツトを除去させることによりそのようなシ
ールドテープの全領域で腐食保護を与える。 さらに詳細には、そのようなシールドテープは
金属帯状体とそれにしつかり接着された接着剤層
の間で重合体樹脂物質の他のしつかり接着された
層の層間接着より強い接着を有する。耐変形性層
に対して重合体組成物の種類および割合を賢明に
選択することにより、耐変形性層の重合体樹脂物
質の隣接層に対する接着は接着剤層の金属帯状体
に対する接着よりも弱くされる。層間接着は普通
の使用条件下で剥離に抵抗し得ることが必要であ
るが、しかし接着剤層の剥離前に金属帯状体から
分離するであろう。 さらに詳細には、本文中で「属帯状体」とは電
力および通信ケーブルで有効な良好な電気的また
は機械特性を有する任意の金属の比較的薄い層を
意味する。 本文中で、「しつかり接着された」とは、耐変
形性層を金属帯状体に接着剤層を用いて間接的に
化学的および(または)機械的に接着させること
によりまた金属帯状体に直接接着/熱シール層を
接着することにより、腐食条件および金属腐食生
成物により及ぼされる機械的力にさらされた際耐
変形性層および接着剤/熱/シール層が金属帯状
体からたいして剥離しないようにして腐食攻撃の
通路をシールドテープの露出金属端縁に限定する
ことを意味する。 本文中で「接着剤層」とは、金属帯状体および
耐変形性層および電気ケーブルのプラスチツクジ
ヤケツトに対して良好な接着特性を有する重合体
樹脂物質の層を意味する。 「熱シール層」とは、それ自身にまたは他の重
合体樹脂物質たとえばケーブルの外側プラスチツ
クジヤケツトを形成する物質に容易にシールを与
えるシール温度に1℃またはそれ以下、好ましく
は110℃またはそれ以下の熱可塑性重合体樹脂物
質の層を意味する。 「接着剤/熱シール層」とは、金属帯状体にし
つかり接着する接着剤および熱シールの層のため
に、良好な金属接着特性と熱シール特性の両方を
有する熱可塑性重合体樹脂物質の層を意味する。 「耐変形性層」とは、少なくとも約130℃の変
形温度およびケーブル製造、架設および(また
は)使用の際通常伴う圧力で貫通および(また
は)摩耗に実質的に抵抗する重合体樹脂物質の層
を意味する。 電力の供給または通信に使用するのに適した改
良されたケーブルは、前述した改良された耐食性
ケーブルシールドテープを用いて構成することが
出来る。そのようなケーブルは、少なくとも1つ
の絶縁導体の心線、心線のまわりと取巻く改良さ
れた耐食性ケーブルシールドテープのシールドお
よびテープのまわりを取巻く外側プラスチツクジ
ヤケツトからなる。シールドテープの耐変形性層
は、ケーブルの製造および(または)使用中貫通
および(または)摩耗傷と克服するために心線の
方向、外側ジヤケツトの方向または両方向に配置
することが出来る。 本発明をさらに添附の図面により説明する。図
面で同じ文字は相当する物質および部分を示す。 図面を参照するに、第1図は金属帯状体12の
1方側に重合体樹脂物質たとえば50重量%ポリプ
ロピレンと50重量%エチレン/アクリル酸共重合
体のブレンドから形成される耐変形性層14をし
つかり接着させてなる改良された耐食性ケーブル
シールドテープ10を示す。金属帯状体12に腐
食保護を与えるために、シールドテープ10は層
14とは反対側の金属帯状体12にしつかり接着
する接着剤組成物から形成されたプラスチツク外
側ジヤケツトを有するケーブル構造体に使用すべ
きである。 第2図は、第1図の層14と同じ耐変形性層2
4を金属帯状体12にしつかり接着させてなる変
形ケーブルシールドテープ20に示す。帯状体1
2の反対側にしつかり接着された層25は層24
と同じ耐変形性層であつても良くまたはエチレ
ン/アクリル酸共重合体から形成された接着剤/
熱シール層であつても良い。 第3図は、他の変形ケーブルシールドテープ3
0を示す。金属帯状体12はその1方側にしつか
り接着された第1図の層14と同じ耐変形性層3
4および層34に接着された低密度ポリエチレン
から形成された熱シール層36を有することが出
来る。別の態様では、層36は腐食保護を与える
のに十分な接着性をもつて金属帯状体12に直接
しつかり接着しないナイロンような物質で形成さ
れた耐変形性層であることが出来、層34はエチ
レン/アクリル酸共重合体のような物質で形成さ
れる接着剤層であることが出来る。第1図のシー
ルドテープ10と同様に、シールドテープ30は
金属帯状体12に対する腐食保護を確実にするた
めに接着剤成物で形成されるプラスチツク外側ジ
ヤケツトを有するケーブル構造体に使用すべきで
ある。 第4図は、他の変形ケーブルシールドテープ4
0を示す。本発明によれば有効なシールドテープ
40の4つの可能な構造が存在する。層45は可
能な構造体の2つに対して第1図の層14と同じ
耐変形性層であることが出来あるいは他の2つの
構造体に対して第2図の層25と同じじ接着剤/
熱シール層であることが出来る。層44は金属帯
状体12に直接しつかり接着する場合は第1図の
層14と同じ耐変形性層であることが出来、ある
いは金属帯状体12に直接しつかり接着しない第
3図の層36と同じ耐変形性層46をしつかり接
着させるのに使用されるエチレン/アクリル酸共
重合体で形成された接着剤層であることが出来
る。層44が金属帯状体12にしつかり接着した
耐変形性層である場合、層46は第3図の層36
と同じ熱シール層であるのが有利である。 第5図は、他の変形ケーブルシールドテープ5
0を示す。本発明によればテープ50の3つの可
能な構造が有効である。第1に、金属帯状体12
に直接しつかり接着しない第3図の層36と同じ
2つの耐変形性層56および57を第3図の層3
4と同じ接着剤層54および55により帯状体1
2にしつかり接着させることが出来る。第2に、
残りの2つの可能な構造は金属帯状体12にしつ
かり接着した第1図の層14と同じ耐変形性層5
5および層55に接着した第3図の層36と同じ
熱シール層57を有することが出来る。金属帯状
体12の反対側には、帯状体12に直接しつかり
接着した第1図の層14と同じ耐変形層54およ
び層54に接着した第3図の層36と同じ熱シー
ル層56が存在し、また金属帯状体12に直接し
つかり接着しない第3図の層36と同じ耐変形性
層56が存在し、このものは第3図の層34と同
じ接着剤層54により帯状体12にしつかり接着
させることが出来る。 第6図は他の変形ケーブルシールドテープ60
を示す。金属帯状体12に直接しつかり接着しな
い第3図の層36と同じ耐変形性層36は第3図
の層34と同じ接着剤層64により帯状体12に
しつかり接着される。エチレン/アクリル酸共重
合体から形成される熱シール層68が層66に接
着される。シールドテープ10および30と同様
に、シールドテープ60は金属帯状体12に対す
る腐食保護を確実にするために接着剤組成物で形
成されるプラスチツク外側ジヤケツトを有するケ
ーブル構造体に使用すべきである。 第7図は、他の変形ケーブルシールド70を示
す。接着剤層74、耐変形性層76および熱シー
ル層78は、第6図に見られる相当する層64、
66および68と同じである。層75は第1図の
層14と同じ耐変形性層であることが出来、ある
いは金属帯状体12に直接しつかり接着した第2
図の層25と同じ接着剤/熱シール層であること
が出来る。 第8図は、他の変形ケーブルシールドテープ8
0を示す。接剤層84、耐変形性層86および熱
シール層88は、第6図に見出される対応層6
4,66および68と同じものである。金属帯状
体12の対向側には、帯状体12に直接しつかり
接着した第1図の層14と同じ耐変形性層85お
よび接着した第3図の層36と同じ熱シール層8
7が存在しても良く、または金属帯状体12に直
接しつかり接着しない第3図の層36と同じ耐変
形性層87が存在し、このものは第3図の層34
と同じ接着剤層85により帯状体12にしつかり
接着されても良い。 第9図は、最後の変形ケーブルシールドテープ
90を示す。接着剤層94および95、耐変形性
層96および97、および熱シール層98および
99は第6図に見出される対応層64,66およ
び68と同じものである。 第10図および第11図を参照するに、典型的
な3心線電力ケーブル100および多重対心線電
信ケーブル110が示される。電力ケーブル10
0は単線またはより線であることが出来る低抵抗
金属心線101を有し、心線は普通銅またはアル
ミニウムで形成され、普通各々たとえばポリ塩化
ビニル・ポリエチレンまたはゴムの押出プラスチ
ツクカバー102で絶縁されている。たとえば天
然繊維または発泡プラスチツクの空間充填剤10
3が使用されて第1―9図に示されるシールドテ
ープ構造体の任意の1つから形成されるシールド
テープ104内に閉じ込められる実質的に円形の
心線アセンブリーが与えられる。シールドテープ
104はケーブル製造中シールドテープのプラス
チツク被覆を重なり合つた継ぎ目で熱シールする
ことにハーメチツクシールが出来る重なり継ぎ目
を有するように長手方向に折り重ねられた管であ
ることが好ましい。普通安定剤およびカーボンブ
ラツクを含有する押出ポリエチルンである外側プ
ラスチツクジヤケツト105をシールドテープ1
04に接着するのが有利である。通信ケーブル1
10は多くの対の絶縁導体111(たとえばプラ
スチツク被覆銅線)の内部心線をたとえばポリプ
ロピレンまたはポリエチレンテレフタレートのプ
ラスチツク心線外被112中に束ね、このものを
結合剤テープ113でしつかり締めたものからな
る。この束は第1―9図に示されるシールドテー
プ構造体の任意の1つから形成されるシールドテ
ープ114で囲われる。電力ケーブル100のシ
ールドテープ104と同様に、シールドテープ1
14はハーメチツクシールドされる重なり継ぎ目
を有する長手方向に折り重ねられた管であること
が好ましい。好ましくはポリエチレンの外側プラ
スチツクジヤケツト115がシールドテープ11
4上に押出され、テープに接着されるのが有利で
ある。 本発明により使用される金属帯状体は0.2乃至
25ミル、より好ましくは2乃至15ミルの厚さを有
することが出来る。金属帯状体はたとえばアルミ
ニウム、アルミニウム合金、合金クラツドアルミ
ニウム、表面変性銅、青銅、鋼、錫を含まない
鋼、錫メツキ鋼、アルミナイズド鋼(aluminized
steel)、ステンレス鋼、表面変性銅クラツドステ
ンレス鋼、ターンプレート鋼、ガイバナイズド
鋼、クロムまたはクロム処理鋼、鉛、マグネシウ
ムまたは錫から形成することが出来る。これらの
金属は表面処理することも出来あるいは表面変換
被覆を施することも出来る。 本発明により使用される耐変形性層は、0.5乃
至15ミル、より好ましくは0.5乃至2,0ミルの
厚さを有することが出来る。有利には、耐変形性
層は少なくとも約132℃の層変形温度を与える任
意の重合体樹脂物質たとえば少なくとも30重量%
のポリプロピレンを含むポリプロピレンと低又は
高密度ポリエチレンとの混合物、ナイロンとの混
合物、ナイロン、サラン(塩化ビニリデン重合
体又は塩化ビニルデンと少量の他の不飽和化合物
との共重合体)から形成することが出来る。 接着剤層は0.1乃至10ミル、好ましくは0.3乃至
2.5ミルの厚さを有することが出来る。このよう
な層は耐変形性層を金属帯状体にしつかり接着さ
せる任意の熱可塑性重合体樹脂物質から形成する
ことが出来る。エチレンとエチレン系不飽和カル
ボン酸の共重合体はアルミニウムとの強力な接着
結合を容易に形成し、したがつて本発明の有利な
結果を達成するのに好ましい。本発明で有利に使
用される接着剤重合体は、反応性カルボン酸基を
有する単量体により変性されたエチレンの通常固
体熱可塑性重合体、特に主要割合のエチレンと少
割合の、一般には1乃至30、好ましくは2乃至20
重量%のエチレン系不飽和カルボン酸の共重合体
である。このような適当なエチレン系不飽和カル
ボン酸(一塩基酸および多塩基酸、酸無水物、お
よび多塩基酸の部分エステルを包含する)の特定
例は、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、
フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、無水マレイ
ン酸、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエ
チル、フマル酸モノメチル、フマル酸モノエチ
ル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテ
ル酸マレエートまたはエチレングリコールモノフ
エニルエーテル酸マレエートである。カルボン酸
単量体は分子当り3乃至8個の炭素原子を有する
2,β―エチレン系不飽和モノ―およびポリカル
ボン酸および酸無水物および酸部分が少なくとも
1個のカルボン酸基を有しかつアルコール部分が
1乃至20個の炭素原子を有するそのようなポリカ
ルボン酸の部分エステルから選ぶのが好ましい。
共重合体はエチレンと上記エチレン系不飽和和酸
単量体の1種またはそれ以上とから本質的になる
ことが出来またはエチレンと共重合し得る他の単
量体の少量を含有することも出来る。例えば共重
合体はアクリル酸エチルの如きアクリル酸のエス
テル、或は酢酸ビニルの如き他の共重合可能な単
量体を含有することが出来る。共単量体は共重合
体中に任意の方法たとえばランダム共重合体とし
て、ブロツクまたは連続共重合体として、または
グラフト共重合体として結合させることが出来
る。これらの種類の物質およびその製造方法は当
業界で容易に知られる。 また、接着剤層として、商標名サーリンで市販
されているようなアイオノマーを用いることがで
きる。 熱シール層は0.1乃至10ミル、好ましくは0.3乃
至1ミルの厚さを有するのが有利である。熱シー
ル層はたとえば低または高密度ポリエチレン、エ
チレン/アクリル酸エチレン共重合体、エチレ
ン/酢酸ビニル共重合体、カルボキシル変性エチ
レン重合体またはこれらのブレンドから形成する
ことが出来る。 接着剤/熱シール層は0.1乃至10ミル、より好
ましくは1乃至3ミルの厚さを有することが出来
る。接着剤/熱シール層はたとえばカルボキシル
変性オレフイン重合体、イオン性オレフイン重合
体、カルボキシル変性オレフイン重合体のブレン
ドまたはイオン性オレフイン重合体のブレンドか
ら形成することが出来る。 重合体樹脂物質の層の耐変形性は普通針入度計
により試験される。しかしながら、公知の針入度
計は60乃至125ミル(1.52乃至3.17mm)厚さの被
覆(合成樹脂物質の1つの層またはそれ以上の層
からなる)用に設計されており、それから得られ
るデータはケーブルシールドテープに関する被覆
厚さまたはケーブル製造または使用に関連する温
度および圧力に適用されない。したがつて、プラ
スチツククランド金属上の比較的薄い被覆すなわ
ち厚さ10ミル(0.254mm)またはそれ以下の被覆
が高められた温度で変形に抵抗する能力を評価す
るために特殊の針入度試験を開発した。特殊の針
入度計は重さ1.68Kgの金属ブロツクの上に円形リ
ングを機械加工したものからなる。リングは外径
38.1mmおよび厚さ25ミルを有する。被覆シールド
テープ試料と接触するリングの切断端は0.79mm半
径に丸くされており、試料に35ポンド/平方イン
チ(24.6g/mm2)の圧力を施す。試験方法はシー
ルドテープの試料をベースたとえば金属板上に置
き、次に試料上に特殊の針入度計を位置させてリ
ングを試料上の被覆と接触させる。被覆のために
開かれた電気回路を針入度計と試料の金属帯状体
間に連結する。その後、全アセンブリーを218℃
に予熱された循環空気オーブンに入れて検被覆の
温度約10℃/分の速度で増大させる。リングが被
覆を貫通したら、電気回路は完成されるが、この
際熱電対または他の手段により測定した被覆の温
度を記録する。この温度が被検被覆の変形温度で
ある。この試験の条件はケーブル製造および(ま
たは)使用に伴う温度および圧力と良好な相互関
係を有することが見出された。耐変形性層はケー
ブル製造および(または)使用に通常伴う温度お
よび圧力に抵抗するには少なくとも約130℃、好
ましくは少なくとも約138℃およびそれ以上の変
形温度を有することが必要なことが見出された。 プラスチツク層間およびプラスチツク層と「し
つかり接着された」ということに対する要件を満
たす本発明のシールドテープの金属帯状体間の接
着度は、テープ試料を70℃に維持された脱イオン
水に7日間浸漬後少なくとも約1Kg/2.54cmテー
プ幅、好ましくは少なくとも約2Kg/2.54cmテー
プ幅の値を有することが必要である。接着度は
U.S.D.A.(合衆国農務省)ルーラルエレクトリ
フイケーシヨンアドミニストレーシヨン
(REA)明細書PE―2000に記載されている方法
と同じ方法を用いてプラスチツク被覆用物質の幅
6インチ×長さ6インチ×厚さ60ミル(15.24cm
×15.24cm:3.175cm)の成形品をつくることによ
り測定する。同じ寸法(6インチ×6インチ)の
シールドテープシートを成形品の上に置いた。厚
さ1ミルのポリエステルフイルムの帯状体をシー
ルドテープとジヤケツト用物質の成形品の間にジ
ヤケツト用物質の一端に接着しないようにして置
いて引強度試験機で使用するために「タブ」を形
成した。圧縮成形圧および成形温度190℃を用い
てシールドテープを成形品に接続させた。成形品
は300ポンド/平方インチ(0.2Kg/mm2)であつ
た。加熱サイクルは次のようであつた:加圧なし
に温度に達するまで3分;加圧下2分;および室
温に冷却するまでの5分、シールドテープ/ジヤ
ケツト用物質積層体を調製した後、接着試験用の
幅1インチ(25.4cm)試料を試料カツター上で切
断した。試料を引張試験上に置き、次のようにし
て接着強度について試験した:シールドテープの
未接着部分を180゜折り返えした;シールドテー
プが上部あごにジヤケツト用物質の成形品が下部
あごになるようにして試料を引張試験機にはめ込
んだ;成形品の後に堅い金属板を置いて剥離角度
を180゜に維持した;および次にクロスヘツド速
度5インチ/分でジヤケツト用物質の硬質成形品
からシールドテープを分離した。成形品からシー
ルドテープを分離するのに必要な力を接着強度の
R度として記録した。分離は金属帯状体/プラス
チツク層界面、プラスチツク層/プラスチツク層
界面またはプラスチツク層/ジヤケツト用物質界
面で起り得る。 プラスチツク被覆アルミニウムのシールドテー
プを幾つかつくり、その耐食性を試験した。さら
に詳細には、5.08cm×5.08cm面積のシールドテー
プの試験試料をまず後記するように模擬ジヤケツ
ト被覆(jacketing)試験にかけ、次いで規定水
酸化ナトリウム(1N NaOH)溶液に24時間浸漬
した。模擬ジヤケツト被覆試験中にプラスチツク
被覆に対する損傷により露出されたシールドテー
プ表面上に裸のアルミニウム点が腐食された。シ
ールドテープの試験試料において容易に確認出来
る腐食点の数を数え、腐食損傷指数として記録し
た。指数0は腐食点が存在しないことを示し、あ
る一定の数は試料について計算出来る腐食点の数
を示す。プラスチツク被覆の接着の良くないシー
ルドテープは被覆の剥離をしばしば伴う金属の全
体的消散を与えた。 模擬ジヤケツト被覆試験はケーブル成分上にジ
ヤケツトが及ぼす効果を研究するためにジヤケツ
ト装着操作中および操作後にケーブル内で通常遭
遇する温度および圧力をまねるように設計され
た。試験はプラスチツク被覆またはプラスチツク
被覆シールドテープに温度および圧力条件が及ぼ
す効果を研究するのに特に良く適している。この
試験を実施するために、長さ約5.0cmのケーブル
の円筒断面を平らな表面を有する直方形形状に変
換する。試験は次の方法を用いて行う:約5.08cm
×8.08cmおよび重量13gおよび厚さ100ミル
(2.54cm)の成形ジヤケツト用物品の試料をオー
ブンで218℃に加熱した;6乃至7分後にオーブ
ンからジヤケツト用物質を取り出し、5秒以内に
波形シールドテープ(5.08cm×5.08cm)の試料を
ジヤケツト用物質の上に置いた;ポリエステルフ
イルムの波形心線外被、一般に直方形形状を有し
重さ218gのケーブル心線の部分および200gの重
り連続的にシールドテープの頂部に精み重ねた;
および最後に全アセンブリーを大きなアルミニウ
ムブロク(重量955g)上に置いて心線外被/シ
ールド界面の温度を両者の間に置いた熱電対によ
り記録しながら冷却させた。アルミニウムブロツ
クは熱低減を与え、したがつて押出機ヘツドの下
流に置かれる冷却浴の模擬物となる。 この試験で得られたシールドに対する温度一時
間関係は、ジヤケツトの押出し中に多数の心線対
を含有するケーブルで得られる温度―時間関と相
互関係にある。(アール・シー・ミルドナー、ピ
ー・シー・ウツドランド、エツチ・エー・ウオル
ターズ・アンドジー・イー・クロツク、「A
Novel Form of Themal Barrier for
Communicaticn Cadles」、14回インターナシヨ
ナルワイヤーアンドケーブルシンポジウム、アト
ランテイツクシテイ、ニユージヤーシイ、1965提
出)。 被覆のフイルム試料について特殊のシール試験
により熱シール性を測定した。幅50.8mmのフイル
ムの2つの試料を熱シール装置たとえばセンチネ
ルブランド、モデル24ASまたは同等物で互いに
接触させて置く。シール棒の温度を88℃からフイ
ルムを互いにシールするのに十分な温度まで5℃
づつ上げながら増大させる。フイルムが互いにシ
ールする温度を最小シール温度として記録する。
シール棒の停止時間(秒)はフイルム厚さ(mm)
の26.25倍である。シール棒にかゝる空気圧は28
g/mm2にセツトされる。 ケーブル心線に対する「充填剤」の効果は両側
の被覆の石油から得られたゼリー状充填剤化合物
〔ヴイトコ5B(Witco5B)〕および同様なケーブル
内部充填剤(ヴイトコ4)に115.5℃に2秒さら
してプラスチツク被覆シールドテープの試料につ
いて試験した。表面から充填剤化合物を拭い取つ
てきれいにした後次のようにして被覆により吸収
された充填剤の量に基いて膨潤率を計算した:被
覆をさらした被覆の重量から被覆の最初の重量を
引き、その差を最初の重量で割つた。この数を
100倍して膨潤率を得た。この試験の結果を表
に示す。 「コネクター安定性」試験では、約50mm×150
mmの被覆金属試料に波形を付けた。次に、試料の
各長手方向端に2つのグリツプロツク
(Griplok)コネクターを取付けた。ケルビンブ
リツジを用いてコネクターを横切つて初期抵抗
(ミリーオーム)を測定した。次に、試料に−40
℃から+60℃に及ぶ温度サイクルを50回与え、こ
の際各サイクルを8時間期間てし、抵抗を再び測
定した。これらの試験結果を表に示す。 ジヤケツト接着強度および曲げ性能試験では、
波形積体の長さを用いてケーブルジヤケツト取り
付けライン上に接着ジヤケツトガス管を加工し
た。積層体を多層被覆側が押出されたジヤケツト
と接触するように配向させた。次に、管の試料を
集めてジヤケツト接着強度および曲げ性能を測定
した。これらの試験結果を表XIIに示す。 次のような追加の試験方法を用いた: 1 被覆の物性はASTMD―638により測定し
た。 2 エレメンドルフ(Elmendorf)引裂きは
ASTMD―1922により測定した。 3 メルトインデツクスはASTMD―1238により
測定した。 本発明の代表例を変形温度および腐食指数試験
と共に表に示す。例は各合約1ミル厚さのプラ
スチツク層を押出し、次いでこれを約190℃の熱
い金属帯状体に積層させることにより形成した。 これらの例を含む接着用ジヤケツトケーブルは
市販のケーブル製造ラインに沿つて通常の加工条
件下で製造した。 耐変形性についての針入度計試験を用いて変形
温度を得た。 表中の例5―8は耐変形性層として3成分ブ
レンドの使用を示す。 例9はポリエチレンとポリプロピレンのブレン
ドの変形温度に対して約130℃の下限を確立す
る。 例10は第1,3図および6図による単一側被覆
金属の利用を具体化するために接着剤ジヤケツト
の使用を説明する。 例11〓―13〓は比較例であり、本発明の手順に
より製造した。しかしながら、耐変形性層のブレ
ンドの組成として少なくとも130℃変形温度を与
えるのに十分でないものが選ばれた。 例14は銅を有する機能的例を示す。銅は水分の
存在下でEAA被覆を劣化させるので、銅安定剤
OABH(蓚酸ビス(ベンジリデンヒドラジド))
をEAAに添加した。 例15は金属接着剤層としてアイオノマー
(ionomer)(サーリン1652、11%MAA)をす
る作用例を示す。 例16は金属接着剤層としてEAA―ポリエチレ
ンブレンドをする実施例を示す。 例17―18は耐熱変形性層としてサランを有する
実施例を示す。これらの構造体は図に示されてい
ない。熱変形層を金属にしつかり接着するために
ブレンドまたは適当な重合体からなる接着剤層を
使用する。基本的構造は次のようになる:金属/
接着剤層/第2接着剤層/耐変形層;金属/接着
剤層/第2接着剤層/耐変形性層/熱シール層
(EVA);または金属/接着剤層/第2接着剤層
(ブレンド)耐変形層/第2接着剤層(ブレン
ド)/熱シール層。 表およびの比較分析により、25cm2試料につ
いて計算した腐食点の数により測定して従来技術
のプラスチツク被覆シールドチープに生じる損傷
が証明される。また、テープ表面上から裸点の発
生およびそれに付随する腐食の可能性を防止する
ために少なくとも約130℃の変形温度を有する耐
変形性層および堅固な接着が必要なことが証明さ
れる。 表の例9―11は、金属上に低融点被覆に対す
る損傷は耐変形性層を通して起り得ることを示
す。変形層と金属接着剤層の堅固な接着なしでは
または水敏感性である両者間の接着間の接着で
は、金属上の接着剤被覆の欠陥に腐食が起り得
る。 例12は、この特許構造体の腐食保護に対する非
機能性を示す。 例13は、被覆を金属にしつかり接着することが
必要なことを示す。 表およびは初期接着強度および70℃脱イオ
ン水中で7日間エージングにかけた後の接着強度
を示す。接着強度試験中多層被覆は金属と直ぐ隣
接する重合体層界面で必ずしも破壊しないので表
には2組の数が示される。金属接着が種々の重
合体層互いの接着より強い場合、接着破壊は最も
弱い界面で起る。(例の番号は詳細なシールドテ
ープ構造を示した表および表の番号を示
す。)接着強度が金属/重合体層接着または重合
体被覆/重合体層接着に言及していようが、最小
接着強度は1.0Kg/2.54cmである。前者の場合。
耐食性および機械的性能は最小接着強度以下では
不十分であろう。後者の場合、この最小接着強度
以下では剥離することなく取扱いに抵抗する能力
が損われるであろう。 表から、重合体組成の種類および割合を適切
に選択すれば重合体被覆/重合体被覆接着間で最
小接着強度1.0Kg/2.54cmを維持したまゝで重合
体樹脂物質の他の層間接着より強い金属帯状体と
接着剤層間接着が得られることが分る。 表および表には、多層被覆が現在公知技術
に比較して改良された最大引張強度、伸びおよび
引裂強度を有することが示されている。例の番号
は表に示される改良被覆構造体のみをさすもの
で、被覆金属構造体を示すものではない。 表およびは、表およびに記載の幾つか
のシールドテープを用いてケーブルをつくつた場
合の実際のケーブルデータを示す。同じ例の番号
を使用してある。 表は、本発明の改良被覆が充填および充満コ
ンパウンドの逆効果に対して増大された抵抗を有
することを示す。この特性は充填ケーブルの使用
寿命を延ばす点でも有利である。 表は、被覆金属に対するコネクター安定性が
改良された被覆により改良されることを示す。何
となれば初期値に関する抵抗の増大はより小さい
からである。 表XIは、電気破壊強度および耐透過性が新規な
被覆により改良されることを示す。新規な被覆の
電気強度を心線のまわりに巻かれた標準的電気障
壁を除去することにより充填ケーブル設計に有利
に使用することが出来る。低減された透過速度は
耐食性の改良に役立ち得る。 表XIIの接着強度は多層試料の層間接着の水準を
反映する。これらの接着値は表の従来技術例5
の約1/2である。しかしながら、層間破壊はシー
ルドテープの重合体層とジヤケツト間の接着水準
を制御する手段を与え、すなわち組み継ぎのため
のジヤケツト剥離を容易にしながら良好な機械的
性質を与えるものに十分強力な接着を与える。さ
らに、連続した腐食保護を与えるために少なくと
も多層被覆の接着剤層は金属帯状体上に残つたま
まである。 曲げ性能値は驚くべき値である。何となれば多
層試料は接着強度の1/2の対照試料と等しい曲げ
性能を示したからである。これらの結果は、曲げ
性能はかなり高いジヤケツト接着強度を必要とす
るが、しかし恐らくは応力を緩和する能力がより
重要であることを示唆する傾向にある。多層フイ
ルムはより低い層間接着を介して応力緩和の手段
を提供する。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
充填心線
6 100pr、22AWG、 235 24.4 0
空気心線
6 100pr、22AWG、 235 24.4 0
空気心線
【表】
空気心線
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
(1) シールドに破壊を生じさせるのに必
【表】
前述した詳細な説明から、本発明は電力からケ
ーブルおよび通信ケーブルのシールドとして使用
するのに適した改良された耐食性ケーブルシール
ドテープを提供する。 特に、本発明は金属帯状体の少なくとも1方側
に変形温度少なくとも約130℃の重合体樹脂物質
の耐変形性層をしつかり接着させてなる改良され
た耐食性ケーブルシールドテープにある。シール
ドテープは腐食攻撃通路を露出された金属端縁に
限定することによりシールドテープに満足な腐食
保護を与えるために接着性および耐変形性の両必
要条件を同時に満足しなければならない。 したがつて、重合体樹脂物質の耐変形性層はケ
ーブル製造および(または)使用に際して通常伴
う温度および圧力で金属帯状体を露出させる貫通
および(または)摩耗に抵抗しなければならな
い。 本発明はまた耐変形性層以外の重合体樹脂物質
層を包含し、それによつて望ましい機能特性の組
合せを有する多層構造を形成するプラスチツク被
覆ケーブルシールドテープを提供する。
ーブルおよび通信ケーブルのシールドとして使用
するのに適した改良された耐食性ケーブルシール
ドテープを提供する。 特に、本発明は金属帯状体の少なくとも1方側
に変形温度少なくとも約130℃の重合体樹脂物質
の耐変形性層をしつかり接着させてなる改良され
た耐食性ケーブルシールドテープにある。シール
ドテープは腐食攻撃通路を露出された金属端縁に
限定することによりシールドテープに満足な腐食
保護を与えるために接着性および耐変形性の両必
要条件を同時に満足しなければならない。 したがつて、重合体樹脂物質の耐変形性層はケ
ーブル製造および(または)使用に際して通常伴
う温度および圧力で金属帯状体を露出させる貫通
および(または)摩耗に抵抗しなければならな
い。 本発明はまた耐変形性層以外の重合体樹脂物質
層を包含し、それによつて望ましい機能特性の組
合せを有する多層構造を形成するプラスチツク被
覆ケーブルシールドテープを提供する。
第1図は本発明の原理により構成したプラスチ
ツク被覆金属シールドテープの部分断面図、第2
図ないし第9図は本発明の原理により構成した変
形プラスチツク被覆金属シールドテープを説明す
る部分断面図、第10図は3つの絶縁導体、プラ
スチツク被覆金属シールドおよび外側プラスチツ
クジヤケツトを有する典型的な電力ケーブルの断
面図、第11図は心線中の複数対絶縁導体、プラ
スチツク被覆金属シールドおよびプラスチツク外
側ジヤケツトを有する通信ケーブルの端部の切り
取り斜視図である。 10,20,30,40,50,60,70,
80,90…ケーブルシールドテープ、12…金
属帯状体、14,24,25,34,44,4
5,56,57,66,76,75,86,8
7,96,97…耐変形性層、36,46,5
6,68,78,88,98,99…熱シール
層、54,55,64,74,84,85,9
4,95…接着剤層、100…電力ケーブル、1
01…導体、102…プラスチツクカバー、10
3…充填剤、104…シールドテープ、105…
ジヤケツト、110…通信ケーブル、111…導
体、112…外被、113…結合剤テープ、11
4…シールドテープ、115…ジヤケツト。
ツク被覆金属シールドテープの部分断面図、第2
図ないし第9図は本発明の原理により構成した変
形プラスチツク被覆金属シールドテープを説明す
る部分断面図、第10図は3つの絶縁導体、プラ
スチツク被覆金属シールドおよび外側プラスチツ
クジヤケツトを有する典型的な電力ケーブルの断
面図、第11図は心線中の複数対絶縁導体、プラ
スチツク被覆金属シールドおよびプラスチツク外
側ジヤケツトを有する通信ケーブルの端部の切り
取り斜視図である。 10,20,30,40,50,60,70,
80,90…ケーブルシールドテープ、12…金
属帯状体、14,24,25,34,44,4
5,56,57,66,76,75,86,8
7,96,97…耐変形性層、36,46,5
6,68,78,88,98,99…熱シール
層、54,55,64,74,84,85,9
4,95…接着剤層、100…電力ケーブル、1
01…導体、102…プラスチツクカバー、10
3…充填剤、104…シールドテープ、105…
ジヤケツト、110…通信ケーブル、111…導
体、112…外被、113…結合剤テープ、11
4…シールドテープ、115…ジヤケツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 耐食性ケーブルシールドテープにおいて、 重量で98〜80%のエチレンと2〜20%のエチ
レン系不飽和カルポン酸との共重合体の層; 該共重合体とポリエチレンとの混合物の層; 該共重合体の層と、エチレン/酢酸ビニル共
重合体の層又は該共重合体とエチレン/酢酸ビ
ニル共重合体との混合物の層;および アイオノマーの層からなる群から選択された
接着剤の層を少なくとも一方の側に直接付着さ
せた金属帯状体と、 前記接着剤の少なくとも一つに接着させた少
なくとも130℃の変形温度を有する耐変形性層
で、少なくとも30重量%のポリプロピレンを含
むポリプロピレンと高又は低密度ポリエチレン
との混合物と;ナイロンと;塩化ビニリデン重
合体又は塩化ビニリデンと少量の他の不飽和化
合物との共重合体;とからなる群から選択され
た化合物からなる耐変形性層と、 もし必要なら、前記耐変形性層の少なくとも
一方の側に接着された熱シール層及び(又は)
金属帯状体の耐変形性層がある側とは反対側に
接着された接着剤/熱シール層、 とからなる耐食性ケーブルシールドテープ。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US67384276A | 1976-04-05 | 1976-04-05 | |
| US673842 | 1976-04-05 | ||
| US746976 | 1985-06-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6095813A JPS6095813A (ja) | 1985-05-29 |
| JPS6142367B2 true JPS6142367B2 (ja) | 1986-09-20 |
Family
ID=24704318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59173092A Granted JPS6095813A (ja) | 1976-04-05 | 1984-08-20 | 耐食性ケ−ブルシ−ルドテ−プ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6095813A (ja) |
| BE (1) | BE853228A (ja) |
| CA (1) | CA1107628A (ja) |
| ZA (1) | ZA771995B (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7288778B2 (ja) * | 2019-03-25 | 2023-06-08 | 株式会社フジクラ | 保護チューブ製造方法、ケーブル製造方法、保護チューブ及びケーブル |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BR7702126A (pt) * | 1976-04-05 | 1978-01-17 | Dow Chemical Co | Fita de blindagem de cabos e cabo |
-
1977
- 1977-03-24 CA CA274,683A patent/CA1107628A/en not_active Expired
- 1977-04-01 ZA ZA00771995A patent/ZA771995B/xx unknown
- 1977-04-04 BE BE176411A patent/BE853228A/xx not_active IP Right Cessation
-
1984
- 1984-08-20 JP JP59173092A patent/JPS6095813A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ZA771995B (en) | 1978-05-30 |
| BE853228A (fr) | 1977-10-04 |
| CA1107628A (en) | 1981-08-25 |
| JPS6095813A (ja) | 1985-05-29 |
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