JPS6143941B2 - - Google Patents

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JPS6143941B2
JPS6143941B2 JP3898580A JP3898580A JPS6143941B2 JP S6143941 B2 JPS6143941 B2 JP S6143941B2 JP 3898580 A JP3898580 A JP 3898580A JP 3898580 A JP3898580 A JP 3898580A JP S6143941 B2 JPS6143941 B2 JP S6143941B2
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JP
Japan
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commutator
spider
cylinder
hole
resin
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JP3898580A
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English (en)
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Inventor
Tsutomu Hagio
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Electric Manufacturing Ltd filed Critical Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Publication of JPS56136159A publication Critical patent/JPS56136159A/ja
Publication of JPS6143941B2 publication Critical patent/JPS6143941B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/06Manufacture of commutators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Motor Or Generator Current Collectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、回転電機に用いられるモールド整流
子の製造方法に関するものである。
第1図はモールド整流子の一般的構造を示す上
半分縦断面図である。
図において、1は所定枚数の整流子片2と片間
マイカ3を交互に配置することにより構成された
整流子円筒、4および4′はこの整流子円筒1の
両端面にそれぞれ形成されたU字状断面の環状
溝、5は整流子円筒1の内周と空隙を隔ててこの
整流子円筒1と同心的に配置された整流子スパイ
ダ、6および6′は円筒上複数個所でそれぞれ絶
縁材料からなるバインダ7および7′により部分
的に包被されるとともにこれらバインダ7および
7′を介して整流子円筒1の環状溝4および4′に
それぞれ嵌め込まれた複数個の鉄製の補強リン
グ、8は整流子円筒1の両端面を覆うごとく整流
子円筒1と整流子スパイダ5の間の空隙ならびに
整流子円筒1の環状溝4および4′に充填されこ
れら整流子円筒1と整流子スパイダ5を一体に結
合する熱硬化性の樹脂である。整流子円筒1の環
状溝4および4′に嵌め込まれる補強リング6お
よび6′は、回転電機の回転に伴い整流子円筒1
に生ずる遠心力を支えるためのもので、一般に、
整流子の外径がおおむね50mm以上の中形および大
形のものに用いられる。これに対し、整流子の外
径が50mm以下の小形のものにおいては、整流子円
筒1に生ずる遠心力を樹脂8のみで充分支えるこ
とができるので、製造コストの面からも、このよ
うな補強リング6および6′は用いられない。
モールド整流子は、一般に、このような構造を
しており、その後端部分には、普通、回転子線輪
が挿入接続されるライザ部9が形成される。この
ようなモールド整流子の製造に当つては、従来、
概略、第2図に示すような方法が採られていた。
すなわち、刷子との摺接面10が未加工のままの
所定枚数の整流子片2と片間マイカ3を交互に配
置することにより構成された整流子円筒1の外周
にモールド治具を兼ねる締付円筒11を嵌め込
み、この締付円筒11に施された適宜な手段(図
示せず)によりこの整流子円筒1を周囲から締付
けて、片間マイカ3に対し所定のシーズニングを
施した後、このように締付円筒11により締付け
られた整流子円筒1に対し、機械加工を施して、
その両端面にU字状断面の環状溝4および4′を
それぞれ形成するとともに、これら環状溝4およ
び4′にバインダ(図示せず)を介して複数個の
補強リング6および6′をそれぞれ嵌め込み、し
かる後、締付円筒11に関連して適宜構成された
手段(図示せず)により、整流子スパイダ(図示
せず)を整流子円筒1と同心的に配置し、この整
流子スパイダの外周側から整流子円筒1の両端面
を覆うごとくこの整流子スパイダと整流子円筒1
の間の空隙ならびに整流子円筒1の環状溝4およ
び4′に樹脂(図示せず)を充填して、この樹脂
を熱硬化させることにより、これら整流子スパイ
ダと整流子円筒1を一体に結合し、ついで、この
ような整流子スパイダと整流子円筒1が一体に結
合された整流子を締付円筒11から取出して、整
流子円筒1に対し、刷子との摺接面10を機械加
工することにより、ライザ部9を形成するように
していた。一般に、整流子の製造に当たつては、
整流子をハイバーなどの現象が起こらない強固な
ものにするため、整流子円筒を周囲から締付け
て、加熱し、片間マイカに含まれている樹脂成分
を乾燥させるといつたいわゆるシーズニングを数
回繰り返すことにより、整流子片と片間マイカの
相互間に充分な面圧を与えるようにしているが、
従来のモールド整流子の製造方法においては、前
記のように、樹脂により整流子スパイダと整流子
円筒1を一体に結合した後に、整流子円筒1に対
し、刷子との摺接面10を機械加工することによ
り、ライザ部9を形成するようにしているので、
このライザ部9の形成後は、シーズニング終了後
の状態に比べて、整流子片2と片間マイカ3の相
互間の接触面積が著しく小さくなり、充分シーズ
ニング施されているにもかかわらず、これら整流
子片2と片間マイカ3の相互間の面圧が不足し、
そのため、回転電機の回転中に、整流子円筒1を
構成する整流子片2に部分的にハイバー現象が起
こり、それが原因で、整流不良を起こしたりある
いは刷子の欠損事故を招くといつた欠点を免れな
かつた。このような傾向は、モールド整流子の後
端部分に形成されるライザ部9の高さが高くなれ
ばなるほど、顕著になる。また、従来のモールド
整流子の製造方法においては、前記のように、刷
子との摺接面10が未加工のままの整流子円筒1
の外周に締付円筒11を嵌め込み、この締付円筒
11により整流子円筒1を締付けた状態で、整流
子スパイダの外周側から樹脂を充填するようにし
ており、締付円筒11がモールド治具の外囲器を
兼ねることになるので、モールド治具が大形にな
るばかりでなく、樹脂を適格に充填するために
は、モールド治具が複雑になり、そのため、モー
ルド整流子の製造コストが高くなるといつた欠点
があつた。
本発明は、従来のモールド整流子の製造方法に
みられるこれらの欠点を除くためなされたもの
で、小形で簡単な、しかも、作業性の良いモール
ド治具を用い、ハイバーなどの現象が起こらない
強固なモールド整流子が得られる新規なモールド
整流子の製造方法を提供するものである。
以下、第3図および第4図に基づき本発明の詳
細を説明する。
本発明においては、図示のように、先端部分に
内周と外周を連通する少なくとも1個以上の半径
方向の切欠溝12が形成されるとともに両端面か
ら軸方向にモールド治具の受台13と上蓋14ま
たは15をそれぞれ締着するための複数個のねじ
穴(図示せず)が形成されかつ流体圧により作動
するピストン16が軸方向に摺動自在に嵌合する
ように回転電機の回転子軸に嵌合される軸穴の内
周が研削加工などにより精密仕上げされた整流子
スパイダ17が用いられる。ただし、第3図実施
例に用いられる整流子スパイダ17と第4図実施
例に用いられる整流子スパイダ17とでは、後端
部分の形状が異なる。
第3図は本発明によるモールド整流子の製造方
法の一実施例を示す縦断面図である。
本実施例においては、図示のように、若干の仕
上げしろを残してあらかじめカツタなどにより刷
子との摺接面10近くまで切落とされ後端部分に
ライザ部9が形成された所定枚数の整流子片2と
片間マイカ3を交互に配置することにより構成さ
れた整流子円筒1の刷子との摺接面10の外周に
締付環18を嵌め込み、この締付環18に施され
た適宜な手段(図示せず)によりこの整流子円筒
1を周囲から締付けて、片間マイカ3に対し所定
のシーズニングを施した後、このように締付環1
8により締付けられた整流子円筒1に対し、機械
加工を施して、その両端面にU字状断面の環状溝
4および4′をそれぞれ形成するとともに、これ
ら環状溝4および4′にバインダ(図示せず)を
介して複数個の補強リング6および6′をそれぞ
れ嵌め込み、しかる後、この整流子円筒1の刷子
との摺接面10の先端部分をモールド治具の受台
13に形成されたいんろう部19に嵌合すること
により、この整流子円筒1を、締付環18により
締付けられた状態のまま、受台13により下向き
に保持するとともに、この受台13の上面に半径
方向の切欠溝12が形成された整流子スパイダ1
7の先端面を当接させ、かつこの受台13にいん
ろう部19と同心的な円周に沿つて整流子スパイ
ダ17の先端面に形成されたねじ穴に対向するご
とく穿設された複数個のリーマ穴(図示せず)に
リーマボルト20をそれぞれ挿通して、整流子ス
パイダ17のねじ穴に螺合したうえ、これらリー
マボルト20を締付けることにより、この整流子
スパイダ17を整流子円筒1と同心的に保持す
る。ついで、中心に整流子スパイダ17の軸穴と
等しい径の研削加工などにより精密仕上げされた
穴21が形成されるとともに周縁部分に軸方向突
出部22が形成されかつ下面にこの突出部22の
内周に沿つてシールリング23が軸方向に摺動自
在に嵌合される環状溝24が形成されたモールド
治具の上蓋14の下面を、環状溝24にシールリ
ング23が嵌合された状態で、整流子スパイダ1
7の後端面に当接させたうえ、この上蓋14に穴
21と同心的な円周に沿つて整流子スパイダ17
の後端面に形成されたねじ穴に対向するごとく穿
設された複数個のリーマ穴(図示せず)にリーマ
ボルト25をそれぞれ挿通して、整流子スパイダ
17のねじ穴に螺合し、これらリーマボルト25
を締付けることにより、この上蓋14を整流子ス
パイダ17の後端面に密に締着するとともに、こ
の上蓋14に環状溝24に沿つて形成された複数
個のねじ穴に押ねじ26をそれぞれ螺合して、そ
れぞれの先端をこの環状溝24に嵌合されたシー
ルリング23の上面に当接させ、これら押ねじ2
6を締まり方向に転回することにより、このシー
ルリング23の下面を整流子円筒1の後端面に密
着させる。その結果、これらモールド治具の受台
13・上蓋14およびシールリング23により整
流子円筒1の環状溝4および4′の部分から整流
子スパイダ17の外周にかけて後記する樹脂が注
入される密閉空間27が形成される。なお、シー
ルリング23は、整流子円筒1と整流子スパイダ
17の軸方向の寸法誤差を補うためのもので、上
蓋14の軸方向突出部22の突出長を受台13に
より保持された状態における整流子スパイダ17
の整流子円筒1の後端面からの突出長より幾分短
くして、前記のように、このシールリング23を
押ねじ26により整流子円筒1の後端面に密着さ
せることにより、密閉空間27への樹脂の注入時
における外部への樹脂の漏洩を効果的に防止する
ことができる。このように整流子円筒1と整流子
スパイダ17に対しモールド治具の受台13・上
蓋14およびシールリング23がセツトされたな
らば、全体を充分予熱した後、上蓋14の穴21
から整流子スパイダ17の軸穴に規定量の熱硬化
性の樹脂8を注入するとともに、上蓋14の穴2
1と整流子スパイダ17の軸穴にピストン16を
嵌合し、これら上蓋14の穴21と整流子スパイ
ダ17の軸穴をシリンダ代わりにして、このピス
トン16を流体圧により矢印方向に摺動させるこ
とにより、整流子スパイダ17の軸穴に注入され
た樹脂8を加圧圧縮する。そのことにより、整流
子スパイダ17の軸穴に注入された樹脂8は、こ
の整流子スパイダ17の先端部分に形成された半
径方向の切欠溝12から、矢示のように、モール
ド治具の受台13・上蓋14およびシールリング
23により形成された密閉空間27に流入し、整
流子円筒1の両端面を覆うごとく整流子円筒1と
整流子スパイダ17の間の空隙ならびに整流子円
筒1の環状溝4および4′に密に充填される。こ
のようなピストン16による加圧状態のもとで、
樹脂8に最適な温度で所定の時間加熱することに
より、樹脂8は熱硬化し、整流子円筒1と整流子
スパイダ17は強固に一体に結合される。このよ
うに、樹脂8が熱硬化して、整流子円筒1と整流
子スパイダ17が一体に結合し、整流子に対する
モールド作業が完了したならば、モールド治具の
受台13・上蓋14・シールリング23およびピ
ストン16ならびに締付環18を取除いて、この
モールド作業が完了した整流子を回転子軸に圧入
し、ライザ部9に回転子線輪を挿入接続した後、
機械加工を行つて、刷子との摺接面10を正規の
寸法に仕上げる。本実施例においては、このよう
にして、整流子に対するモールド作業が行われ
る。
第4図は本発明によるモールド整流子の製造方
法の他の実施例を部分的に示す縦断面図である。
前記のような整流子に対するモールド作業にお
いては、整流子スパイダの軸穴から半径方向の切
欠溝を経てモールド治具により形成される密閉空
間に流入しかつ整流子円筒と整流子スパイダの間
の空隙および整流子円筒の両端面の環状溝に充填
された熱硬化後の樹脂の方が、整流子スパイダの
軸穴に注入される熱硬化前の樹脂に比べて、見掛
け上、容積が減少するので、整流子円筒と整流子
スパイダを一体に結合するのに充分な樹脂を注入
するためには、整流子スパイダの軸穴の容積を、
モールド治具により形成される密閉空間のそれに
比べて、約2.5倍にとる必要がある。そのため、
整流子スパイダの軸穴の容積が不足して、第3図
実施例のような態様では、規定量の樹脂を注入し
きれない場合が起こり得る。
本実施例は、このような場合に処するためのも
ので、整流子スパイダ17の後端面にその軸穴と
同心的にいんろう部28を形成するとともに、モ
ールド治具に、下面中心にこのいんろう部28と
嵌合する突出部29が形成されかつ上面にこの突
出部29と同心的に突出するとともにその中心に
整流子スパイダ17の軸穴と等しい径の研削加工
などにより精密仕上げされたこの突出部29にま
で達する穴30が貫設された円筒状突出部31が
形成された上蓋15が用いられる。整流子に対す
るモールド作業を行う際は、第3図実施例におけ
ると全く同様なモールド治具の受台(図示せず)
により締付環(図示せず)により締付けられた整
流子円筒1と同心的に保持された整流子スパイダ
17のいんろう部28にこの上蓋15の突出部2
9を嵌合するとともに、この上蓋15の円筒状突
出部31の端面から突出部29の端面にかけて穴
30と同心的な円周に沿つて整流子スパイダ17
の後端面に形成されたねじ穴に対向するごとく穿
設された複数個の穴(図示せず)にボルト32を
それぞれ挿通して、整流子スパイダ17のねじ穴
に螺合し、これらボルト32を締付けることによ
り、この上蓋15を整流子スパイダ17の後端面
に密に締着する。それと同時に、この上蓋15の
下面に形成された第3図実施例におけると全く同
様な環状溝24に沿つて形成された複数個のねじ
穴に押ねじ26をそれぞれ螺合し、それぞれの先
端をこの環状溝24にあらかじめ嵌合されたシー
ルリング23の上面に当接させ、これら押ねじ2
6を締まり方向に転回することにより、このシー
ルリング23の下面を整流子円筒1の後端面に密
着させる。その結果、これらモールド治具の受
台・上蓋15およびシールリング23により整流
子円筒1の環状溝4(図示せず)および4′から
整流子スパイダ17の外周にかけて樹脂が注入さ
れる密閉空間27が形成される。このように整流
子円筒1と整流子スパイダ17に対しモールド治
具の受台・上蓋15およびシールリング23がセ
ツトされたならば、全体を充分予熱した後、整流
子スパイダ17の軸穴から上蓋15の円筒状突出
部31の穴30にかけて規定量の熱硬化性の樹脂
8を注入するとともに、上蓋15の穴30にピス
トン16を嵌合し、このピストン16を上蓋15
の穴30と整流子スパイダ17の軸穴に沿つて流
体圧により矢印方向に摺動させることにより、整
流子スパイダ17の軸穴から上蓋15の穴30に
かけて注入された樹脂8を加圧圧縮する。そのこ
とにより、この整流子スパイダ17の軸穴から上
蓋15の穴30にかけて注入された樹脂8は、整
流子スパイダ17の先端部分に形成された半径方
向の切欠溝(図示せず)からモールド治具の受
台・上蓋15およびシールリング23により形成
された密閉空間27に流入し、整流子円筒1の両
端面を覆うごとく整流子円筒1と整流子スパイダ
17の間の空隙ならびに整流子円筒1の環状溝4
および4′に密に充填される。このようなピスト
ン16による加圧状態のもとで、樹脂8に最適な
温度で所定の時間加熱することにより、樹脂8は
熱硬化し、整流子円筒1と整流子スパイダ17は
強固に一体に結合される。本実施例においては、
このようにして、整流子に対するモールド作業が
行われるが、本実施例は、前記のように、モール
ド治具に、下面中心に整流子スパイダ17の後端
面にその軸穴と同心的に形成されたいんろう部2
8と嵌合する突出部29が形成されかつ上面にこ
の突出部29と同心的に突出するとともにその中
心に整流子スパイダ17の軸穴と等しい径のこの
突出部29にまで達する穴30が貫設された円筒
状突出部31が形成された上蓋15を用い、整流
子スパイダ17のいんろう部28にこの上蓋15
の突出部29を嵌合するとともに、ボルト32に
よりこの上蓋15を整流子スパイダ17の後端面
に締着したうえ、この整流子スパイダ17の軸穴
から上蓋15の円筒状突出部31の穴30にかけ
て樹脂8を注入するようにしており、樹脂8が注
入される穴の容積が、第3図実施例の場合に比べ
て、かなり大きいため、穴の容積が不足するよう
なことがなく、整流子円筒1と整流子スパイダ1
7を一体に結合するのに充分な樹脂8を注入する
ことができる。
なお、本実施例においては、前記のように、整
流子スパイダ17の後端面にその軸穴と同心的に
いんろう部28を形成するとともに、モールド治
具の上蓋15の下面中心に突出部29を形成し、
この突出部29を整流子スパイダ17のいんろう
部28に嵌合させたうえ、ボルト32によりこの
上蓋15を整流子スパイダ17の後端面に締着す
るようにしているが、このようないんろう部28
や突出部29を形成することなく、第3図実施例
におけると同様、突出部29が形成されていない
上蓋15の下面をいんろう部28が形成されてい
ない整流子スパイダ17の後端面に当接させたう
え、この上蓋15の円筒状突出部31の端面から
軸方向に穴30と同心的な円周に沿つて整流子ス
パイダ17の後端面に形成されたねじ穴に対向す
るごとく穿設された複数個のリーマ穴にリーマボ
ルトをそれぞれ挿通して、整流子スパイダ17の
ねじ穴に螺合し、これらリーマボルトを締付ける
ことにより、この上蓋15を整流子スパイダ17
の後端面に締着するようにしてもよい。しかしな
がら、本実施例においては、上蓋15の上面に形
成された円筒状突出部31の軸方向長さが相当長
いので、この上蓋15を整流子スパイダ17の後
端面にリーマボルトで締着するようにしたので
は、この上蓋15の円筒状突出部31の端面から
軸方向に穿設される複数個のリーマ穴とこれらリ
ーマ穴に挿通されるリーマボルトがかなり長いも
のとなり、そのため、これらリーマボルトの挿通
に困難が伴い、作業性が著しく損なわれるばかり
でなく、治具ボーラによりリーマ穴の加工が行わ
れるので、モールド治具の製作費が高くつくこと
になる。しがつて、本実施例のように、モールド
治具の上蓋15の下面と整流子スパイダ17の後
端面をいんろう嵌合し、この上蓋15を整流子ス
パイダ17の後端面にボルト32で締着するよう
にした方が、作業性も良くなり、また、モールド
治具の製作費も安くつくことになる。
これに対し、第3図実施例においては、モール
ド治具の上蓋14を整流子スパイダ17の後端面
にリーマボルト25で締着するようにしている
が、密閉空間27への樹脂8の注入時における樹
脂8の漏洩が防止できるならば、第4図実施例の
ように、整流子スパイダ17の後端面にその軸穴
と同心的にいんろう部を形成するとともに、上蓋
14の下面中心に突出部を形成し、この突出部を
整流子スパイダ17のいんろう部に嵌合させたう
え、この上蓋14に穴21と同心的な円周に沿つ
て整流子スパイダ17の後端面に形成されたねじ
穴に対向するごとく穿設された複数個の穴にボル
トをそれぞれ挿通して、整流子スパイダ17のね
じ穴に螺合し、これらボルトを締付けることによ
り、この上蓋14を整流子スパイダ17の後端面
に締着するようにしてもよい。そのことにより、
作業性も良くなり、また、モールド治具の製作費
も安くつくことになる。
本発明は、このように、先端部分に内周と外周
を連通する半径方向の切欠溝が形成されるととも
にピストンが軸方向に摺動自在に嵌合するよう回
転電機の回転子軸に嵌合される軸穴の内周が精密
仕上げされた整流子スパイダを用い、締付環によ
り締付けられた整流子円筒とこの整流子スパイダ
をモールド治具の受台により同心的に保持すると
ともに、中心にこの整流子スパイダの軸穴と等し
い径の精密仕上げされた穴が形成されたモールド
治具の上蓋をこの整流子スパイダの後端面に密に
結合し、かつ、この上蓋と整流子円筒の間に介在
するシールリングを整流子円筒の後端面に密着さ
せることにより、これらモールド治具の受台・上
蓋およびシールリングによりこの整流子円筒の両
端面にそれぞれ形成されたU字状断面の環状溝の
部分から整流子スパイダの外周にかけて密閉空間
を形成し、しかる後、モールド治具の上蓋の穴と
整流子スパイダの軸穴に規定量の熱硬化性の樹脂
を注入するとともに、上蓋の穴にピストンを嵌合
し、この上蓋の穴と整流子スパイダの軸穴をシリ
ンダ代わりにして、このピストンをこの上蓋の穴
と整流子スパイダの軸穴に沿つて摺動させ、上蓋
の穴と整流子スパイダの軸穴に注入された樹脂を
加圧圧縮することにより、この樹脂を整流子スパ
イダの先端部分に形成された半径方向の切欠溝か
らモールド治具の受台・上蓋およびシールリング
により形成された密閉空間に流入させて、整流子
円筒と整流子スパイダの間の空隙ならびに整流子
円筒の環状溝をこの樹脂により充填し、所定の温
度の下で所定の時間加熱して、この樹脂を熱硬化
させることにより、整流子円筒と整流子スパイダ
を一体に結合するようにしており、整流子スパイ
ダをシリンダ代わりにして、この整流子スパイダ
自体をモールド治具の一部にしており、かつ、モ
ールド治具の受台・上蓋およびシールリングが整
流子円筒の締付環と関連なく、この締付環と独立
した形になつているので、整流子円筒の締付円筒
がモールド治具の外囲器を兼ねていた従来のモー
ルド整流子の製造方法に比べて、モールド治具が
小形かつ簡単になり、そのため、モールド整流子
の製造コストが低くなるばかりでなく、作業性も
良く、また、本発明におけるモールド治具は、前
記のように、モールド治具が整流子円筒の締付環
と関連なく、この締付環と独立した形になつてい
るので、整流子円筒の刷子との摺接面および回転
電機の回転子軸に嵌合される整流子スパイダの軸
穴の径が等しく、軸方向長さが異なるモールド整
流子に対しても適用可能である。若干の仕上げし
ろを残してあらかじめ刷子との摺接面近くまで切
落とされた所定枚数の整流子片と片間マイカを交
互に配置することにより構成された整流子円筒の
外周に締付環を嵌め込み、この締付環によりこの
整流子円筒を周囲から締付けて、片間マイカに対
し所定のシーズニングを施した後、この整流子円
筒の両端面に環状溝をそれぞれ形成し、しかる
後、この整流子円筒を、締付環により締付けられ
た状態のまま、整流子スパイダと共にモールド治
具にセツトして、モールド作業を行い、モールド
作業完了後に、刷子との摺接面を正規の寸法に仕
上げるようにしており、この仕上での際の切込み
量はごくわずかであるので、片間マイカに対し充
分シーズニングが施されたモールド作業前とモー
ルド作業後の整流子片と片間マイカの相互間の面
圧にはほとんど変化がなく、したがつて、本発明
によれば、きわめて強固なモールド整流子が得ら
れ、回転電機の回転中に、整流子片がハイバー現
象を起こすようなことはない。本発明は、このよ
うな数々のすぐれた効果を有するもので、その価
値はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はモールド整流子の一般的構造を示す上
半分縦断面図、第2図は従来のモールド整流子の
製造方法を概略的に示す縦断面図、第3図は本発
明によるモールド整流子の製造方法の一実施例を
示す縦断面図、第4図は本発明によるモールド整
流子の製造方法の他の実施例を部分的に示す縦断
面図である。 1……整流子円筒、2……整流子片、3……片
間マイカ、4,4′,24……環状溝、5,17
……整流子スパイダ、6,6′……補強リング、
7,7′……バインダ、8……熱硬化性の樹脂、
9……ライザ部、10……刷子との摺接面、11
……締付円筒、12……切欠溝、13……受台、
14,15……上蓋、16……ピストン、18…
…締付環、20,25……リーマボルト、23…
…シールリング、26……押ねじ、27……密閉
空間、31……円筒状突出部、32……ボルト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先端部分に内周と外周を連通する少なくとも
    1個以上の半径方向の切欠溝が形成されるととも
    にピストンが軸方向に摺動自在に嵌合するよう回
    転電機の回転子軸に嵌合される軸穴の内周が精密
    仕上げされた整流子スパイダを用いるとともに、
    若干の仕上げしろを残してあらかじめ刷子との摺
    接面近くまで切落とされた所定枚数の整流子片と
    片間マイカを交互に配置することにより構成され
    た整流子円筒の外周に締付環を嵌め込み、この締
    付環によりこの整流子円筒を周囲から締付けて、
    前記片間マイカに対し所定のシーズニングを施し
    た後、この整流子円筒の両端面に環状溝をそれぞ
    れ形成し、この締付環により締付けられた整流子
    円筒と前記整流子スパイダの先端部分をモールド
    治具の受台の上面に密に結合することにより、こ
    れら整流子円筒と整流子スパイダをこの受台によ
    り同心的に保持し、かつ、中心にこの整流子スパ
    イダの軸穴と等しい径の精密仕上げされた穴が形
    成されたモールド治具の上蓋をこの穴が前記整流
    子スパイダの軸穴と一致するようこの整流子スパ
    イダの後端面に密に結合するとともに、この上蓋
    と前記整流子円筒の間に介在するシールリングを
    この整流子円筒の後端面に密着させることによ
    り、これらモールド治具の受台・上蓋およびシー
    ルリングにより前記整流子円筒の両端面にそれぞ
    れ形成された環状溝の部分から整流子スパイダの
    外周にかけて密閉空間を形成し、しかる後、前記
    モールド治具の上蓋の穴と整流子スパイダの軸穴
    に規定量の熱硬化性の樹脂を注入するとともに、
    この上蓋の穴にピストンを嵌合し、この上蓋の穴
    と整流子スパイダの軸穴をシリンダ代わりにし
    て、このピストンをこの上蓋の穴と整流子スパイ
    ダの軸穴に沿つて摺動させ、この上蓋の穴と整流
    子スパイダの軸穴に注入された樹脂を加工圧縮す
    ることにより、この樹脂を前記整流子スパイダの
    先端部分に形成された半径方向の切欠溝から前記
    モールド治具の受台・上蓋およびシールリングに
    より形成された密閉空間に流入させて、前記整流
    子円筒の両端面を覆うごとくこの整流子円筒と整
    流子スパイダの間の空隙ならびにこの整流子円筒
    の環状溝をこの樹脂により充填し、所定の温度の
    下で所定の時間加熱して、この樹脂を熱硬化させ
    ることにより、これら整流子円筒と整流子スパイ
    ダを一体に結合するようにしたことを特徴とする
    モールド整流子の製造方法。 2 モールド治具の上蓋のピストンが嵌合される
    穴の部分をこの上蓋の上面から軸方向に突出する
    円筒状突出部としたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のモールド整流子の製造方法。
JP3898580A 1980-03-28 1980-03-28 Manufacture of mold commutator Granted JPS56136159A (en)

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