JPS6144576Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6144576Y2 JPS6144576Y2 JP15300180U JP15300180U JPS6144576Y2 JP S6144576 Y2 JPS6144576 Y2 JP S6144576Y2 JP 15300180 U JP15300180 U JP 15300180U JP 15300180 U JP15300180 U JP 15300180U JP S6144576 Y2 JPS6144576 Y2 JP S6144576Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grain culm
- grain
- threshing
- reaper
- handling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Threshing Machine Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は普通型コンバインと自脱型コンバイン
とに共用される多目的脱穀機に関するものであ
る。
とに共用される多目的脱穀機に関するものであ
る。
コンバインは穀稈の引起しと脱穀の形式によつ
て普通型と自脱型とに大別されるこのうちの普通
型は、作物をリール式引起し装置で引起して刈取
つたのちそのすべてを脱穀シリンダへ供給して脱
穀を行なうもので、収穫ロスが少ないという長所
がある反面、能率が自脱型と比較して低く、ま
た、排わらが利用できないという短所があるため
に我が国においては余り普及されていない。これ
に対して自脱型は、作物をラグ式引起し装置で引
起して刈取つたのち穂先部のみを扱き胴へ供給し
て搬送しながら脱穀を行なうもので、小動力で高
能率を発揮することができ、また排わらの回収が
可能であるから、一般に広く普及されている。し
かしながら、麦や豆類などのように穀稈の製梳が
困難な作物においては、作物をすべて脱穀シリン
ダへ供給する普通型の方が収穫ロスが少なく能率
的であるのでその使用が望ましいが、このために
専用のコンバインを設置することになると、設備
費や年間稼動率などの点において問題が多い。
て普通型と自脱型とに大別されるこのうちの普通
型は、作物をリール式引起し装置で引起して刈取
つたのちそのすべてを脱穀シリンダへ供給して脱
穀を行なうもので、収穫ロスが少ないという長所
がある反面、能率が自脱型と比較して低く、ま
た、排わらが利用できないという短所があるため
に我が国においては余り普及されていない。これ
に対して自脱型は、作物をラグ式引起し装置で引
起して刈取つたのち穂先部のみを扱き胴へ供給し
て搬送しながら脱穀を行なうもので、小動力で高
能率を発揮することができ、また排わらの回収が
可能であるから、一般に広く普及されている。し
かしながら、麦や豆類などのように穀稈の製梳が
困難な作物においては、作物をすべて脱穀シリン
ダへ供給する普通型の方が収穫ロスが少なく能率
的であるのでその使用が望ましいが、このために
専用のコンバインを設置することになると、設備
費や年間稼動率などの点において問題が多い。
そこで従来、脱穀機と、これに対して選択的に
装着可能な自脱型刈取機と普通型刈取機とを設
け、前者を装着したときにはフイードチエーンで
穀稈を搬送して脱穀を行ない、後者を装着したと
きには穀稈全体を脱穀機へ供給して脱穀を行なう
ようにした多目的コンバインの開発が進められて
いる。
装着可能な自脱型刈取機と普通型刈取機とを設
け、前者を装着したときにはフイードチエーンで
穀稈を搬送して脱穀を行ない、後者を装着したと
きには穀稈全体を脱穀機へ供給して脱穀を行なう
ようにした多目的コンバインの開発が進められて
いる。
ところが、この種の多目的コンバインにおける
脱穀機は、自脱型として使用する場合と普通型と
して使用する場合とのために扱き室への穀稈供給
口がそれぞれ別々に設けられているので、自脱型
として使用する場合に脱穀穀粒が普通型用供給口
から機外へ飛散する虞が多く、この種のコンバイ
ンの開発に際しては、自脱、普通いずれの型に使
用する場合にも穀稈の供給が円滑に行なわれると
ともに、穀粒の機外への飛散防止についても充分
な考慮が必要である。
脱穀機は、自脱型として使用する場合と普通型と
して使用する場合とのために扱き室への穀稈供給
口がそれぞれ別々に設けられているので、自脱型
として使用する場合に脱穀穀粒が普通型用供給口
から機外へ飛散する虞が多く、この種のコンバイ
ンの開発に際しては、自脱、普通いずれの型に使
用する場合にも穀稈の供給が円滑に行なわれると
ともに、穀粒の機外への飛散防止についても充分
な考慮が必要である。
本考案は以上のような点に鑑みなされたもの
で、扱き室内に軸架した扱き胴頭部のスレツシヤ
スクリユ下方に、一端を穀稈供給口側に枢着した
穀稈案内体を設け、その遊端部を目的に応じて扱
き胴側と選別棚側とへ選択的に臨ませるごとく構
成して、穀稈供給の円滑化と、自脱型用として用
いる場合における穀粒の機外への飛散防止とを計
つた多目的脱穀機を提供するものである。
で、扱き室内に軸架した扱き胴頭部のスレツシヤ
スクリユ下方に、一端を穀稈供給口側に枢着した
穀稈案内体を設け、その遊端部を目的に応じて扱
き胴側と選別棚側とへ選択的に臨ませるごとく構
成して、穀稈供給の円滑化と、自脱型用として用
いる場合における穀粒の機外への飛散防止とを計
つた多目的脱穀機を提供するものである。
以下、その構成等を図に示す実施例により詳細
に説明する。
に説明する。
第1図ないし第3図は本考案に係る多目的脱穀
機を示し、第1図はこれを備えた多目的コンバイ
ンの側面図、第2図は同じく平面図、第3図は多
目的脱穀機の断面図である。これらの図におい
て、コンバイン1の走行部2は左右一対の走行ク
ローラ3を備えており、これらの走行クローラ3
を連結する走行フレーム4上には、全体を符号5
で示し後に詳述する多目的脱穀機が搭載されてい
る。そして、コンバイン1には、脱穀機5に対し
て選択的に装着可能な普通型刈取機6と、自脱型
刈取機7とが付設されており、第1図および第2
図は普通型刈取機6を装着したところを示してい
る。この普通型刈取機6は、脱穀機5の前端部に
設けた枢支部に上端部を回動自在かつ着脱自在に
枢支されており、また脱穀機5の前端部に枢支さ
れた懸架アーム8に下端部を着脱自在に支持され
ている。そして、走行フレーム4に一端を枢着さ
れた油圧シリンダ9を操縦席10からの操作で伸
縮させることにより、懸架アーム8を介して刈取
機6が揺動し、刈取機6下端部の刈刃11による
穀稈の刈高さが調節されるように構成されてい
る。そして、この刈取機6の刈刃11の上方であ
つて分草体12の後方には、円筒の周面に突設さ
れた集稈用の螺旋翼13と、円筒内部に設けた偏
心機構により円筒の周面に対して進退しながら周
回する複数個の穀稈掻込用クランクフインガ14
とを備えたオーガ15が回転自在に軸架されてい
る。さらに、このオーガ15の斜め上方には、ク
ランクで連結された一対のリール16と、その外
周6箇所にそれぞれ軸方向に並列して垂下された
多数のタイン17とを備えた引起しリール18
が、リール駆動軸19の軸支部から前方へ突設さ
れたアーム20の先端部に回転自在に軸支されて
いる。そして、オーガ15の後方にあつてリール
駆動軸19との間を2組のベベルギアで駆動連結
された下端軸21上のスプロケツト22と、刈取
機6上端部に軸架された上端軸23上のスプロケ
ツト24との間には、脱穀機5の幅よりもやゝ狭
い幅を有するチエーンコンベア25が張架されて
いる。
機を示し、第1図はこれを備えた多目的コンバイ
ンの側面図、第2図は同じく平面図、第3図は多
目的脱穀機の断面図である。これらの図におい
て、コンバイン1の走行部2は左右一対の走行ク
ローラ3を備えており、これらの走行クローラ3
を連結する走行フレーム4上には、全体を符号5
で示し後に詳述する多目的脱穀機が搭載されてい
る。そして、コンバイン1には、脱穀機5に対し
て選択的に装着可能な普通型刈取機6と、自脱型
刈取機7とが付設されており、第1図および第2
図は普通型刈取機6を装着したところを示してい
る。この普通型刈取機6は、脱穀機5の前端部に
設けた枢支部に上端部を回動自在かつ着脱自在に
枢支されており、また脱穀機5の前端部に枢支さ
れた懸架アーム8に下端部を着脱自在に支持され
ている。そして、走行フレーム4に一端を枢着さ
れた油圧シリンダ9を操縦席10からの操作で伸
縮させることにより、懸架アーム8を介して刈取
機6が揺動し、刈取機6下端部の刈刃11による
穀稈の刈高さが調節されるように構成されてい
る。そして、この刈取機6の刈刃11の上方であ
つて分草体12の後方には、円筒の周面に突設さ
れた集稈用の螺旋翼13と、円筒内部に設けた偏
心機構により円筒の周面に対して進退しながら周
回する複数個の穀稈掻込用クランクフインガ14
とを備えたオーガ15が回転自在に軸架されてい
る。さらに、このオーガ15の斜め上方には、ク
ランクで連結された一対のリール16と、その外
周6箇所にそれぞれ軸方向に並列して垂下された
多数のタイン17とを備えた引起しリール18
が、リール駆動軸19の軸支部から前方へ突設さ
れたアーム20の先端部に回転自在に軸支されて
いる。そして、オーガ15の後方にあつてリール
駆動軸19との間を2組のベベルギアで駆動連結
された下端軸21上のスプロケツト22と、刈取
機6上端部に軸架された上端軸23上のスプロケ
ツト24との間には、脱穀機5の幅よりもやゝ狭
い幅を有するチエーンコンベア25が張架されて
いる。
一方、自脱型刈取機7は、普通型刈取機6を装
着する脱穀機5側の枢支部を共用することのでき
る左右一対の上側フツク26,27と下側フツク
28とを備えており、刈取機7は、これらのフツ
ク26,27,28から前方へ延びる支持杆29
と分草杆30とで支持されている。そして、分草
杆30およびこれと刈取フレーム31で連結され
た他の分草杆32の先端部にはそれぞれ分草体3
3が取付けられており、その後方には、チエーン
とともに走行する多数のラグ34を備えた複数個
の引起し装置35が立設されている。また、分草
杆30の中央部には、これと直交するバリカン状
の刈刃36が支架されており、さらにその上方に
は掻込みケースの回転とともに周回してケース周
面に対し進退する掻込フインガを備えた複数個の
掻込み装置37と、ベルトと一体形成されたラグ
を有する複数個の掻込ベルト38とが同軸上に設
けられている。また、これらと同軸上に軸着され
たスプロケツトと、刈取機7上端部のスプロケツ
トとの間には、左右一対の根元チエーン39が八
の字状に張架されており、さらにその前方には、
チエーンとともに走行する多数のラグ40を備え
た左右一対の穂先チエーン41が八の字状に張架
されている。そして、この刈取機7には、普通型
刈取機6のリール駆動軸19とほゞ同高位に、こ
れと駆動系統を共用することのできる刈取駆動軸
42が設けられている。
着する脱穀機5側の枢支部を共用することのでき
る左右一対の上側フツク26,27と下側フツク
28とを備えており、刈取機7は、これらのフツ
ク26,27,28から前方へ延びる支持杆29
と分草杆30とで支持されている。そして、分草
杆30およびこれと刈取フレーム31で連結され
た他の分草杆32の先端部にはそれぞれ分草体3
3が取付けられており、その後方には、チエーン
とともに走行する多数のラグ34を備えた複数個
の引起し装置35が立設されている。また、分草
杆30の中央部には、これと直交するバリカン状
の刈刃36が支架されており、さらにその上方に
は掻込みケースの回転とともに周回してケース周
面に対し進退する掻込フインガを備えた複数個の
掻込み装置37と、ベルトと一体形成されたラグ
を有する複数個の掻込ベルト38とが同軸上に設
けられている。また、これらと同軸上に軸着され
たスプロケツトと、刈取機7上端部のスプロケツ
トとの間には、左右一対の根元チエーン39が八
の字状に張架されており、さらにその前方には、
チエーンとともに走行する多数のラグ40を備え
た左右一対の穂先チエーン41が八の字状に張架
されている。そして、この刈取機7には、普通型
刈取機6のリール駆動軸19とほゞ同高位に、こ
れと駆動系統を共用することのできる刈取駆動軸
42が設けられている。
そこで、概略以上のごとく構成された両方の刈
取機6,7を選択的に装着して用いることのでき
る前記脱穀機5について説明する。すなわち、脱
穀機5のフレーム51は、扱き室52とその下方
の選別室53とで一体形成されており、その刈取
機6側の前板54には扱き室52の上端部におい
て、前方へ向つて開口する刈取機7用の穀稈供給
口55と、扱き室52の下端部において斜め前方
へ向つて開口する刈取機6用の穀稈供給口56と
が設けられている。そして、扱き室52内には、
スラツシヤ型の扱き胴57が軸架されている。こ
の扱き胴57は、全長のほゞ3/4の長さを有する
円筒状の脱穀部57aと、その前方にテーパ部を
介して一体形成された取込み部57bとからな
り、脱穀部57aの周面には、多数の扱き歯58
が螺旋状に配設されている。また、取込み部57
bの周面には、螺旋状に形成された2口のスレツ
シヤスクリユ59が位相を180゜ずらして突設さ
れており、取込み部57bは、前記上下の穀稈供
給口55と56との間にその先端部を臨ませてい
る。そして、下側の穀稈供給口56の外方には、
角柱状に形成され図に矢印Aで示す方向に回転す
る穀稈供給装置としてのビータ60が、供給口5
6に近接して軸架されており、前記刈取機6側の
チエーンコンベア25は、その終端部をこのビー
タ60の近傍に臨ませている。また、ビータ60
とチエーンコンベア25との下方には、これらに
沿つた案内板61が設けられている。さらに、扱
き室52の側方には、上側の穀稈供給口55の張
架縁から反対側の穀稈排出口62の下端縁に向つ
て走行するフイードチエーン63が張架されてい
る。
取機6,7を選択的に装着して用いることのでき
る前記脱穀機5について説明する。すなわち、脱
穀機5のフレーム51は、扱き室52とその下方
の選別室53とで一体形成されており、その刈取
機6側の前板54には扱き室52の上端部におい
て、前方へ向つて開口する刈取機7用の穀稈供給
口55と、扱き室52の下端部において斜め前方
へ向つて開口する刈取機6用の穀稈供給口56と
が設けられている。そして、扱き室52内には、
スラツシヤ型の扱き胴57が軸架されている。こ
の扱き胴57は、全長のほゞ3/4の長さを有する
円筒状の脱穀部57aと、その前方にテーパ部を
介して一体形成された取込み部57bとからな
り、脱穀部57aの周面には、多数の扱き歯58
が螺旋状に配設されている。また、取込み部57
bの周面には、螺旋状に形成された2口のスレツ
シヤスクリユ59が位相を180゜ずらして突設さ
れており、取込み部57bは、前記上下の穀稈供
給口55と56との間にその先端部を臨ませてい
る。そして、下側の穀稈供給口56の外方には、
角柱状に形成され図に矢印Aで示す方向に回転す
る穀稈供給装置としてのビータ60が、供給口5
6に近接して軸架されており、前記刈取機6側の
チエーンコンベア25は、その終端部をこのビー
タ60の近傍に臨ませている。また、ビータ60
とチエーンコンベア25との下方には、これらに
沿つた案内板61が設けられている。さらに、扱
き室52の側方には、上側の穀稈供給口55の張
架縁から反対側の穀稈排出口62の下端縁に向つ
て走行するフイードチエーン63が張架されてい
る。
一方、選別室53内には、逆三角形箱状に形成
され図示しない偏心カムの回転によつて揺動する
選別棚64が装架されており、この選別棚64の
上端開口部には、波板状に形成されたグレンパン
65と、多数の透孔を有するチヤフシーブ66
と、底板を複数個の鋸刃状フインで仕切つたスト
ロラツク67とが連続して支架されている。ま
た、チヤフシーブ66とストロラツク67との下
方には、選別網68と、ストロラツク67とほゞ
同構成のリヤストロラツク69とがそれぞれ支架
されている。さらに、選別棚64の下方には、周
面の複数個の羽根を備え図に矢印Bで示す方向に
回転する唐箕70と、螺旋状に形成された1番螺
旋コンベア71および2番螺旋コンベア72と
が、軸方向を平行させて軸架されている。そし
て、2番螺旋コンベア72の軸端部には、複数個
の羽根を備えた2番揚穀機73が装着されてお
り、その排出口と扱き室52との間は、2番還元
筒74によつて連結されている。
され図示しない偏心カムの回転によつて揺動する
選別棚64が装架されており、この選別棚64の
上端開口部には、波板状に形成されたグレンパン
65と、多数の透孔を有するチヤフシーブ66
と、底板を複数個の鋸刃状フインで仕切つたスト
ロラツク67とが連続して支架されている。ま
た、チヤフシーブ66とストロラツク67との下
方には、選別網68と、ストロラツク67とほゞ
同構成のリヤストロラツク69とがそれぞれ支架
されている。さらに、選別棚64の下方には、周
面の複数個の羽根を備え図に矢印Bで示す方向に
回転する唐箕70と、螺旋状に形成された1番螺
旋コンベア71および2番螺旋コンベア72と
が、軸方向を平行させて軸架されている。そし
て、2番螺旋コンベア72の軸端部には、複数個
の羽根を備えた2番揚穀機73が装着されてお
り、その排出口と扱き室52との間は、2番還元
筒74によつて連結されている。
このように構成された脱穀装置と選別装置との
間には、扱き胴57と同心円弧状に形成された扱
き室受網75が、脱穀部57aの前半部にほゞ対
応して張架されており、さらにその後方には、網
目の大きい受網76が連続して張架されている。
そして扱き室受網75の始端と穀稈供給口56の
下端縁との間、すなわちスラツシヤスクリユ59
の下方には、穀稈案内板77が設けられている。
この穀稈案内板77は、扱き室52のほゞ全幅に
わたる板状に形成され、穀稈供給口56側に設け
られた蝶番78によつて回動自在に支持されてい
て、これを水平状態にして扱き室受網75始端部
の網枠79に固定すると扱き室52と選別室53
との間が閉塞され、また、図に鎖線で示すように
傾斜させるときは、その遊端部が選別棚64のグ
レンパン65に近接して臨むように構成されてい
る。
間には、扱き胴57と同心円弧状に形成された扱
き室受網75が、脱穀部57aの前半部にほゞ対
応して張架されており、さらにその後方には、網
目の大きい受網76が連続して張架されている。
そして扱き室受網75の始端と穀稈供給口56の
下端縁との間、すなわちスラツシヤスクリユ59
の下方には、穀稈案内板77が設けられている。
この穀稈案内板77は、扱き室52のほゞ全幅に
わたる板状に形成され、穀稈供給口56側に設け
られた蝶番78によつて回動自在に支持されてい
て、これを水平状態にして扱き室受網75始端部
の網枠79に固定すると扱き室52と選別室53
との間が閉塞され、また、図に鎖線で示すように
傾斜させるときは、その遊端部が選別棚64のグ
レンパン65に近接して臨むように構成されてい
る。
さらに、前記操縦席10の後方には、エンジン
80と、脱穀、選別後の籾を回収して蓄えるグレ
ンタンク81と、蓄えられた籾をトラツクの荷台
等に排出する排出オーガ82とが配設されてい
る。また、扱き室52の後端部には、排塵口83
が開口されている。
80と、脱穀、選別後の籾を回収して蓄えるグレ
ンタンク81と、蓄えられた籾をトラツクの荷台
等に排出する排出オーガ82とが配設されてい
る。また、扱き室52の後端部には、排塵口83
が開口されている。
以上のごとく構成された多目的コンバイン1に
よる収穫動作を説明する。先ず、麦や豆類などの
ように穀稈の整梳が困難で脱穀が容易な作物を収
穫する場合には、第1図および第2図に示すごと
く、脱穀機5に普通型刈取機6を装着するととも
に、穀稈案内板77を第3図に実線で示すごとく
網枠9に固定する。そして、機台を前進させる
と、圃場の穀稈は刈取機6前端部の分草体で掻き
分けられ、倒伏した穀稈は、回転するリール18
のタイン17の周回によつて引起される。引起さ
れた穀稈は、根元部を刈刃11で刈取られたの
ち、オーガ15の螺旋翼13で片側へ集稈され、
クランクフインガ14によつてチエーンコンベア
25と案内板61との間へ掻込まれて揚上搬送さ
れる。そして、搬送終端部に達すると、ビータ6
0の突起体によつて下側の穀稈供給口56から扱
き室52内へと穀稈全体が掻込まれる。掻込まれ
た穀稈は、扱き胴57の回転とともにそのスラツ
シヤスクリユ59で軸方向へ取込まれ、穀稈案内
板77上を搬送されて扱き胴57の脱穀部57a
に達する。そして、扱き歯58によつて脱穀され
た穀粒は、受網75の網目を通つてグレンパン6
5およびチヤフシーブ66上に落下して搬送され
る間にその透孔から選別網68上に落下し、選別
棚64の揺動と唐箕70からの選別風によつて選
別される。そして、選別された穀粒は、1番螺旋
コンベア71上に落下して移送され、グレンタン
ク81内へ排出されて蓄えられたのち、必要に応
じ排出オーガ82で機外へ排出される。一方、脱
穀された穀稈と脱穀時に発生したわら屑や穂切
れ、かぎ又等の処理物は、扱き室52内に移送さ
れ、大目の受網76ならびにその後方の排塵口か
らチヤフシーブ66およびストロラツク67上に
落下する。そして、選別棚64の揺動により移送
されてリヤストロラツク69上に落下する途中に
おいて唐箕70からの送風によつて選別されて穀
粒が回収され、また、わら屑等は排塵口83から
機外へ排出される。このようにして選別された結
果残つた排塵物は、いわゆる2番物となつて2番
螺旋コンベア72上へ落下して移送されたのち、
2番揚穀機73により扱き室52へ還元されて前
記選別が繰返される。このようにして行なわれる
脱穀、選別作業においては、穀稈案内板77を設
けたことにより穀稈供給口56から供給された穀
稈は、きわめて円滑に脱穀部57aへ供給されて
脱穀が行なわれる。
よる収穫動作を説明する。先ず、麦や豆類などの
ように穀稈の整梳が困難で脱穀が容易な作物を収
穫する場合には、第1図および第2図に示すごと
く、脱穀機5に普通型刈取機6を装着するととも
に、穀稈案内板77を第3図に実線で示すごとく
網枠9に固定する。そして、機台を前進させる
と、圃場の穀稈は刈取機6前端部の分草体で掻き
分けられ、倒伏した穀稈は、回転するリール18
のタイン17の周回によつて引起される。引起さ
れた穀稈は、根元部を刈刃11で刈取られたの
ち、オーガ15の螺旋翼13で片側へ集稈され、
クランクフインガ14によつてチエーンコンベア
25と案内板61との間へ掻込まれて揚上搬送さ
れる。そして、搬送終端部に達すると、ビータ6
0の突起体によつて下側の穀稈供給口56から扱
き室52内へと穀稈全体が掻込まれる。掻込まれ
た穀稈は、扱き胴57の回転とともにそのスラツ
シヤスクリユ59で軸方向へ取込まれ、穀稈案内
板77上を搬送されて扱き胴57の脱穀部57a
に達する。そして、扱き歯58によつて脱穀され
た穀粒は、受網75の網目を通つてグレンパン6
5およびチヤフシーブ66上に落下して搬送され
る間にその透孔から選別網68上に落下し、選別
棚64の揺動と唐箕70からの選別風によつて選
別される。そして、選別された穀粒は、1番螺旋
コンベア71上に落下して移送され、グレンタン
ク81内へ排出されて蓄えられたのち、必要に応
じ排出オーガ82で機外へ排出される。一方、脱
穀された穀稈と脱穀時に発生したわら屑や穂切
れ、かぎ又等の処理物は、扱き室52内に移送さ
れ、大目の受網76ならびにその後方の排塵口か
らチヤフシーブ66およびストロラツク67上に
落下する。そして、選別棚64の揺動により移送
されてリヤストロラツク69上に落下する途中に
おいて唐箕70からの送風によつて選別されて穀
粒が回収され、また、わら屑等は排塵口83から
機外へ排出される。このようにして選別された結
果残つた排塵物は、いわゆる2番物となつて2番
螺旋コンベア72上へ落下して移送されたのち、
2番揚穀機73により扱き室52へ還元されて前
記選別が繰返される。このようにして行なわれる
脱穀、選別作業においては、穀稈案内板77を設
けたことにより穀稈供給口56から供給された穀
稈は、きわめて円滑に脱穀部57aへ供給されて
脱穀が行なわれる。
次に、穀稈の整梳が容易で脱穀が比較的困難な
稲類を収穫する場合には、刈取機を自脱型刈取機
7と交換する。この場合、フツク26,27,2
8を脱穀機5の枢支部と係合させ、ベルトを刈取
駆動軸42へ掛け替えることによつて容易に交換
することができる。また、穀稈案内板77は、こ
れを第3図に鎖線で示すように網枠79から外し
て傾斜させる。そして機台を前進させると、圃場
の穀稈は、分草体33で掻き分けられたのち、そ
の穂先部を引起し装置35で上方へ搬送されるこ
とによつて起立すると同時に根元部を刈刃36で
刈取られる。刈取られた穀稈は、掻込み装置37
で搬送径路へ掻込まれ、根元チエーン39と穂先
チエーン41とで搬送される。そして、搬送され
た穀稈は、穂先部を上側の穀稈供給口55から扱
き室52へ供給されると同時に、根元部をフイー
ドチエーン63に引継がれて搬送されながら脱穀
される。このあとの選別については、前記普通型
刈取機6を装着したときの選別とほゞ同じである
からその説明を省略する。但し、この場合、脱穀
後の穀稈はいわゆる排わらとなつて扱き室52の
外へ排出され、付設の排わら処理装置によつて結
束されたり切断されたりして圃場へ放出される。
このようにして行なわれる脱穀選別作業において
は、穀稈が円滑に扱き室52へ円滑に供給される
とともに、穀稈案内板77が傾斜して遊端部を選
別棚64のグレンパン65にきわめて延接して臨
ませているので、扱き胴57の回転によつて発生
する圧風で扱き室52の入口側へ飛散する穀粒
は、穀稈案内板77上を滑行して選別棚64に回
収され、穀稈供給口56から機外へ飛散すること
がない。
稲類を収穫する場合には、刈取機を自脱型刈取機
7と交換する。この場合、フツク26,27,2
8を脱穀機5の枢支部と係合させ、ベルトを刈取
駆動軸42へ掛け替えることによつて容易に交換
することができる。また、穀稈案内板77は、こ
れを第3図に鎖線で示すように網枠79から外し
て傾斜させる。そして機台を前進させると、圃場
の穀稈は、分草体33で掻き分けられたのち、そ
の穂先部を引起し装置35で上方へ搬送されるこ
とによつて起立すると同時に根元部を刈刃36で
刈取られる。刈取られた穀稈は、掻込み装置37
で搬送径路へ掻込まれ、根元チエーン39と穂先
チエーン41とで搬送される。そして、搬送され
た穀稈は、穂先部を上側の穀稈供給口55から扱
き室52へ供給されると同時に、根元部をフイー
ドチエーン63に引継がれて搬送されながら脱穀
される。このあとの選別については、前記普通型
刈取機6を装着したときの選別とほゞ同じである
からその説明を省略する。但し、この場合、脱穀
後の穀稈はいわゆる排わらとなつて扱き室52の
外へ排出され、付設の排わら処理装置によつて結
束されたり切断されたりして圃場へ放出される。
このようにして行なわれる脱穀選別作業において
は、穀稈が円滑に扱き室52へ円滑に供給される
とともに、穀稈案内板77が傾斜して遊端部を選
別棚64のグレンパン65にきわめて延接して臨
ませているので、扱き胴57の回転によつて発生
する圧風で扱き室52の入口側へ飛散する穀粒
は、穀稈案内板77上を滑行して選別棚64に回
収され、穀稈供給口56から機外へ飛散すること
がない。
以上の説明により明らかなように、普通型コン
バインと自脱型コンバインとに共用される多目的
脱穀機において、扱き室内に軸架した扱き胴頭部
のスレツシヤスクリユの下方に、一端を穀稈供給
口側に枢着した穀稈案内体を設け、その遊端部を
扱き胴側と選別棚側とへ選択的に臨ませるごとく
構成することにより、自脱型刈取機を装着して作
業行なう場合はもとより、普通型刈取機を装着し
て作業を行なう場合にも扱き室へ供給される穀稈
が穀稈案内体に案内されて脱穀部へ導かれるの
で、供給が円滑に行なわれ、脱穀効率が向上す
る。また自脱型刈取機を装着して作業を行なう場
合、脱穀されて穀稈供給口側へ向う穀粒が穀稈案
内板に阻止されて選別装置へ回収され、機外へ飛
散することがないので、穀粒のロスを減少させる
ことができる。
バインと自脱型コンバインとに共用される多目的
脱穀機において、扱き室内に軸架した扱き胴頭部
のスレツシヤスクリユの下方に、一端を穀稈供給
口側に枢着した穀稈案内体を設け、その遊端部を
扱き胴側と選別棚側とへ選択的に臨ませるごとく
構成することにより、自脱型刈取機を装着して作
業行なう場合はもとより、普通型刈取機を装着し
て作業を行なう場合にも扱き室へ供給される穀稈
が穀稈案内体に案内されて脱穀部へ導かれるの
で、供給が円滑に行なわれ、脱穀効率が向上す
る。また自脱型刈取機を装着して作業を行なう場
合、脱穀されて穀稈供給口側へ向う穀粒が穀稈案
内板に阻止されて選別装置へ回収され、機外へ飛
散することがないので、穀粒のロスを減少させる
ことができる。
第1図ないし第3図は本考案に係る多目的脱穀
機を示し、第1図はこれを備えた多目的コンバイ
ンの側面図、第2図は同じく平面図、第3図は多
目的脱穀機の断面図である。 5……脱穀機、52……扱き室、55,56…
…穀稈供給口、57……扱き胴、59……スレツ
シヤスクリユ、60……ビータ、64……選別
棚、77……穀稈案内板。
機を示し、第1図はこれを備えた多目的コンバイ
ンの側面図、第2図は同じく平面図、第3図は多
目的脱穀機の断面図である。 5……脱穀機、52……扱き室、55,56…
…穀稈供給口、57……扱き胴、59……スレツ
シヤスクリユ、60……ビータ、64……選別
棚、77……穀稈案内板。
Claims (1)
- 自脱型刈取機用の穀稈供給口55を前部上端に
開口しその下側に普通型刈取機用の穀稈供給口5
6を開口した扱き室52と、前記両穀稈供給口5
5,56の間に頭部のスレツシヤスクリユ59を
臨ませて扱き室52内に軸架された扱き胴57
と、下側の穀稈供給口56の外方に回転自在に軸
架された穀稈供給装置60と、前記スレツシヤス
クリユ59の下方にあつて一端を前記下側の穀稈
供給口56側に枢着され遊端部を前記扱き胴57
側とその下方の選別棚64側とに選択的に臨ませ
るごとく回動自在に設けた穀稈案内体77とを備
えたことを特徴とする多目的脱穀機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15300180U JPS6144576Y2 (ja) | 1980-10-28 | 1980-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15300180U JPS6144576Y2 (ja) | 1980-10-28 | 1980-10-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5776444U JPS5776444U (ja) | 1982-05-12 |
| JPS6144576Y2 true JPS6144576Y2 (ja) | 1986-12-16 |
Family
ID=29512273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15300180U Expired JPS6144576Y2 (ja) | 1980-10-28 | 1980-10-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6144576Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6049711A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-19 | 生物系特定産業技術研究推進機構 | コンバイン |
| JPH0445477Y2 (ja) * | 1986-04-19 | 1992-10-26 |
-
1980
- 1980-10-28 JP JP15300180U patent/JPS6144576Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5776444U (ja) | 1982-05-12 |
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