JPS6144750B2 - - Google Patents
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- JPS6144750B2 JPS6144750B2 JP56095708A JP9570881A JPS6144750B2 JP S6144750 B2 JPS6144750 B2 JP S6144750B2 JP 56095708 A JP56095708 A JP 56095708A JP 9570881 A JP9570881 A JP 9570881A JP S6144750 B2 JPS6144750 B2 JP S6144750B2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、貯水状態の組立式水槽において生ず
る応力に対して、充分耐え得る如く合理的に補強
された単位板を製造する方法に関するものであ
る。
る応力に対して、充分耐え得る如く合理的に補強
された単位板を製造する方法に関するものであ
る。
従来、大容量の水槽は、多数の単位板をそれら
の接合縁部で連結して組立てられているが、該水
槽が大型化するに従つて貯溜水の水圧も増大し、
これによつて水槽の側壁がたわみ変化するように
なり、ついには水槽が破壊される危険がある。
の接合縁部で連結して組立てられているが、該水
槽が大型化するに従つて貯溜水の水圧も増大し、
これによつて水槽の側壁がたわみ変化するように
なり、ついには水槽が破壊される危険がある。
前記の如き危険を防止するために施される従来
の補強手段には、水槽内の四隅部において隣接す
る側壁間にステーを差し渡し、該ステーの両端を
壁面に固定するもの、あるいは水槽の対向側壁に
ステーを貫通し、該ステーの貫通端を水槽の外壁
に固定するものその他があつた。しかし、いずれ
の補強手段も、ステーや固定具等の補強部材が必
要であり、側壁のうち補強部材を支承する部分の
構成に供される単位板は、その平板部や接合縁部
の肉厚を増大させる必要がある。しかも補強部材
の取付けには多くの手間を必要とするので、水槽
の組立コストが高くならざるを得ない。特にステ
ーを側壁に貫通させる場合は、貫通部のシール作
業が困難であるばかりでなく、外壁に突出するス
テー端とその固定具は往々にして水槽の外観美を
損なう原因となつていた。
の補強手段には、水槽内の四隅部において隣接す
る側壁間にステーを差し渡し、該ステーの両端を
壁面に固定するもの、あるいは水槽の対向側壁に
ステーを貫通し、該ステーの貫通端を水槽の外壁
に固定するものその他があつた。しかし、いずれ
の補強手段も、ステーや固定具等の補強部材が必
要であり、側壁のうち補強部材を支承する部分の
構成に供される単位板は、その平板部や接合縁部
の肉厚を増大させる必要がある。しかも補強部材
の取付けには多くの手間を必要とするので、水槽
の組立コストが高くならざるを得ない。特にステ
ーを側壁に貫通させる場合は、貫通部のシール作
業が困難であるばかりでなく、外壁に突出するス
テー端とその固定具は往々にして水槽の外観美を
損なう原因となつていた。
そこで本発明者らは、ステーの設置数を減少さ
せ又はステーを設けなくても、貯溜水の水圧によ
つて生ずる応力に充分耐える組立式水槽用単位板
(以下、単位板と略称する)を開発すべく各種の
試験をこころみた。試験のうち最も重視されたの
は、単位板の水圧破壊試験における破壊起点の分
布状況調査である。発明者らが、縦及び横の大き
さが1m×1m、1m×0.5m、0.5m×0.5mの各
単位板を対象として、常用水圧の略々7〜8倍を
目安に圧力負荷した水圧破壊試験の結果によれ
ば、その破壊起点は平板部の隅角部頂点から一辺
約200mm四方の面積範囲に集中して発生すること
が知得された。この試験結果によつて、破壊起点
が集中する隅角部近傍領域に補強手段を講ずれ
ば、単位板全体の耐水圧強度は飛躍的に向上する
はずであるとの着想を得た。
せ又はステーを設けなくても、貯溜水の水圧によ
つて生ずる応力に充分耐える組立式水槽用単位板
(以下、単位板と略称する)を開発すべく各種の
試験をこころみた。試験のうち最も重視されたの
は、単位板の水圧破壊試験における破壊起点の分
布状況調査である。発明者らが、縦及び横の大き
さが1m×1m、1m×0.5m、0.5m×0.5mの各
単位板を対象として、常用水圧の略々7〜8倍を
目安に圧力負荷した水圧破壊試験の結果によれ
ば、その破壊起点は平板部の隅角部頂点から一辺
約200mm四方の面積範囲に集中して発生すること
が知得された。この試験結果によつて、破壊起点
が集中する隅角部近傍領域に補強手段を講ずれ
ば、単位板全体の耐水圧強度は飛躍的に向上する
はずであるとの着想を得た。
発明者らは、単位板を圧縮成形するに際して、
前記の着想にもとずき、単位板の平板部四隅角部
にガゼツト材を装着するための実験を行つた。と
ころが、圧縮成形時には成形用金型のキヤビテイ
内でプラスチツク成形材料が激しく流動し、この
ためガゼツト材も位置ずれを起して定位置に安定
装着することができないという現象が生じた。こ
の現象は、中央域に膨出頂部のある単位板を圧縮
成形する場合において特に甚だしい。かかる現象
下にあつては、望ましい補強単位板を得ることは
極めて困難である。本発発明は、所定部位領域が
確実に補強された単位板を圧縮成形する場合の前
記の問題を解決することを目的とする。
前記の着想にもとずき、単位板の平板部四隅角部
にガゼツト材を装着するための実験を行つた。と
ころが、圧縮成形時には成形用金型のキヤビテイ
内でプラスチツク成形材料が激しく流動し、この
ためガゼツト材も位置ずれを起して定位置に安定
装着することができないという現象が生じた。こ
の現象は、中央域に膨出頂部のある単位板を圧縮
成形する場合において特に甚だしい。かかる現象
下にあつては、望ましい補強単位板を得ることは
極めて困難である。本発発明は、所定部位領域が
確実に補強された単位板を圧縮成形する場合の前
記の問題を解決することを目的とする。
本発明の解決手段は、直角四辺形の平板部と該
平板部の四周に直立して設けられた接合縁部とよ
りなる浅い箱状をした組立式水槽用単位板の圧縮
成形において、成形用金型として前記単位板の平
板部に対応する平板部成形面の四型角部近傍領域
内にほぞ穴を設けた下型を設置し、前記平板部の
隅角部近傍領域をカバーし得る広さのプレート状
部と前記ほぞ穴に嵌入し得る突起部とよりなるガ
ゼツト材を準備し、前記下型の上にシート・モー
ルデイング・コンパウンド(以下、S・M・Cと
略称する)を層状に載置するに際して該下型のほ
ぞ穴に前記ガゼツト材の突起部を嵌入することに
より該ガゼツト材を下型の四型角部近傍領域に合
致定着せしめた後、前記下型に対応する上型を加
圧させることを特徴とする。
平板部の四周に直立して設けられた接合縁部とよ
りなる浅い箱状をした組立式水槽用単位板の圧縮
成形において、成形用金型として前記単位板の平
板部に対応する平板部成形面の四型角部近傍領域
内にほぞ穴を設けた下型を設置し、前記平板部の
隅角部近傍領域をカバーし得る広さのプレート状
部と前記ほぞ穴に嵌入し得る突起部とよりなるガ
ゼツト材を準備し、前記下型の上にシート・モー
ルデイング・コンパウンド(以下、S・M・Cと
略称する)を層状に載置するに際して該下型のほ
ぞ穴に前記ガゼツト材の突起部を嵌入することに
より該ガゼツト材を下型の四型角部近傍領域に合
致定着せしめた後、前記下型に対応する上型を加
圧させることを特徴とする。
S・M・Cを成形材料として単位板を圧縮成形
する場合、補強用ガゼツト材はその突起部を下型
の平板部成形面の型角部近傍領域内に設けられた
ほぞ穴に嵌入して定着されるので、圧縮成形工程
中にS・M・Cが激しく流動してもガゼツト材は
位置ずれを起すことがない。従つて得られる単位
板は、水圧負荷時に応力が集中する平板部の隅角
部近傍領域がガゼツト材によつて確実に補強され
るので、全体として耐水圧強度が飛躍的に向上す
る。
する場合、補強用ガゼツト材はその突起部を下型
の平板部成形面の型角部近傍領域内に設けられた
ほぞ穴に嵌入して定着されるので、圧縮成形工程
中にS・M・Cが激しく流動してもガゼツト材は
位置ずれを起すことがない。従つて得られる単位
板は、水圧負荷時に応力が集中する平板部の隅角
部近傍領域がガゼツト材によつて確実に補強され
るので、全体として耐水圧強度が飛躍的に向上す
る。
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は、本発明の実施によつて得られた単位
板のうち、最も一般的なものを示す外観斜視図で
ある。単位板Aは、広範な面積をもつた直角四辺
形の平板部1と、該平板部1の四周に直立して設
けられた接合縁部2を有す如く一体成形されてい
る。図中1aは平板部1の四隅に位置する隅角部
であり、1bは平板部1の中央域を領して隆起す
る膨出頂部である。なお、第1図の単位板Aは、
平板部1がほぼ正方形のものを示したが、これが
矩形のものであつてもよい。また膨出頂部1b
は、四角形のものを示したが、その形状がどのよ
うなものであつてもよいし、更には、膨出頂部1
bを有しないものであつてもよい。このように、
本発明の実施によつて得られた単位板Aは、外観
形状を見る限り、従来の単位板とさほど変るとこ
ろはない。しかしながら、その四隅角部1aの近
傍領域には破線で示す如くガゼツト材5が装着さ
れており、この点が従来の単位板とは非常に異な
つている。
板のうち、最も一般的なものを示す外観斜視図で
ある。単位板Aは、広範な面積をもつた直角四辺
形の平板部1と、該平板部1の四周に直立して設
けられた接合縁部2を有す如く一体成形されてい
る。図中1aは平板部1の四隅に位置する隅角部
であり、1bは平板部1の中央域を領して隆起す
る膨出頂部である。なお、第1図の単位板Aは、
平板部1がほぼ正方形のものを示したが、これが
矩形のものであつてもよい。また膨出頂部1b
は、四角形のものを示したが、その形状がどのよ
うなものであつてもよいし、更には、膨出頂部1
bを有しないものであつてもよい。このように、
本発明の実施によつて得られた単位板Aは、外観
形状を見る限り、従来の単位板とさほど変るとこ
ろはない。しかしながら、その四隅角部1aの近
傍領域には破線で示す如くガゼツト材5が装着さ
れており、この点が従来の単位板とは非常に異な
つている。
本発明は、第2図及び第3図に示す如く、成形
用金型としての下型Bを圧縮成形装置(図示省
略)内の所定位置に設置し、予め準備されたガゼ
ツト材5を下型Bに定着し、その後は常例に従つ
て単位板Aの圧縮成形を実施する。
用金型としての下型Bを圧縮成形装置(図示省
略)内の所定位置に設置し、予め準備されたガゼ
ツト材5を下型Bに定着し、その後は常例に従つ
て単位板Aの圧縮成形を実施する。
この実施例に使用される下型Bは、平板部成形
面4における4個所の型角部4a近傍領域内にほ
ぞ穴4bが穿設されている。ほぞ穴4bの平面視
形状については特に限定するものではないが、こ
のほぞ穴4bを利用して定着されるガゼツト材5
が回動するおそれのある場合には、四角形、六角
形等の如く多角形であつたり、楕円形であること
が好ましい。なお、第2図及び第3図に示す下型
Bは、中央域に膨出頂部1bのある単位板Aを成
形対象とするものであるので、その平板部成形面
4が隆起しているが、ここの隆起はもとより限定
事項ではない。即ち、平板部1が扁平な単位板A
を成形する場合には、下型Bもまたその平板部成
形面4が扁平なものを使用する。
面4における4個所の型角部4a近傍領域内にほ
ぞ穴4bが穿設されている。ほぞ穴4bの平面視
形状については特に限定するものではないが、こ
のほぞ穴4bを利用して定着されるガゼツト材5
が回動するおそれのある場合には、四角形、六角
形等の如く多角形であつたり、楕円形であること
が好ましい。なお、第2図及び第3図に示す下型
Bは、中央域に膨出頂部1bのある単位板Aを成
形対象とするものであるので、その平板部成形面
4が隆起しているが、ここの隆起はもとより限定
事項ではない。即ち、平板部1が扁平な単位板A
を成形する場合には、下型Bもまたその平板部成
形面4が扁平なものを使用する。
ガゼツト材5は、プレート状部5aと突起部5
bとが一体的に形成されている。プレート状部5
aは、通常は四角形であり、一辺の長さが約200
mmである。単位板Aにガゼツト材5を装着するの
は、平板部1が水圧負荷を受けることによる破壊
起点の集中発生領域を補強するものであるから、
プレート状部5aの広さは破壊起点の発生が予想
される面積範囲を充分にカバーし得るものである
ことを要する。破壊起点が発生する広さの範囲
は、単位板Aの寸法、形状及び成形材料の性質等
の設計変更によつて広狭の差があるから、プレー
ト状部5aの面積は一律に規定し得る性質のもの
ではない。プレート状部5aの材質は、カーボン
フアイバー製織布、金網、多数の孔を配設した金
属板、あるいは予めプリプレグナイト化したカー
ボンフアイバー等から、単位板Aの材質寸法、形
状等との開連において適当なものを選定すればよ
い。第2図及び第3図には、プレート状部5aに
多数の孔5cを配設した金属板製のガゼツト材5
を示した。ガゼツト材5の突起部5bは、前記下
型Bのほぞ穴4bに嵌入して、ガゼツト材5を平
板部成形面4の型角部4aに定着するためのもの
である。従つて突起部5bの突出長さ及び断面形
状は、ほぞ穴4bの深さ及び平面視形状に対応す
るものであることを要する。ガゼツト材5のプレ
ート状部5aが金属板である場合には、突起部5
bの材質もプレート状部5aの材質と同じでよい
が、プレート状部5aがカーボンフアイバー製織
布、金網等の如く未使用状態において柔軟なもの
であるときには、硬質材よりなる押ピン状のもの
を用い、そのピン状突起を柔軟なプレート状部5
aに突き通しておくのが好ましい。なお、下型B
のほぞ穴4bは、各一個所の型角部4a近傍領域
について複数個並設し、ガゼツト材5の突起部5
bも並設ほぞ穴4bに対応せしめて複数個並設し
てもよい。
bとが一体的に形成されている。プレート状部5
aは、通常は四角形であり、一辺の長さが約200
mmである。単位板Aにガゼツト材5を装着するの
は、平板部1が水圧負荷を受けることによる破壊
起点の集中発生領域を補強するものであるから、
プレート状部5aの広さは破壊起点の発生が予想
される面積範囲を充分にカバーし得るものである
ことを要する。破壊起点が発生する広さの範囲
は、単位板Aの寸法、形状及び成形材料の性質等
の設計変更によつて広狭の差があるから、プレー
ト状部5aの面積は一律に規定し得る性質のもの
ではない。プレート状部5aの材質は、カーボン
フアイバー製織布、金網、多数の孔を配設した金
属板、あるいは予めプリプレグナイト化したカー
ボンフアイバー等から、単位板Aの材質寸法、形
状等との開連において適当なものを選定すればよ
い。第2図及び第3図には、プレート状部5aに
多数の孔5cを配設した金属板製のガゼツト材5
を示した。ガゼツト材5の突起部5bは、前記下
型Bのほぞ穴4bに嵌入して、ガゼツト材5を平
板部成形面4の型角部4aに定着するためのもの
である。従つて突起部5bの突出長さ及び断面形
状は、ほぞ穴4bの深さ及び平面視形状に対応す
るものであることを要する。ガゼツト材5のプレ
ート状部5aが金属板である場合には、突起部5
bの材質もプレート状部5aの材質と同じでよい
が、プレート状部5aがカーボンフアイバー製織
布、金網等の如く未使用状態において柔軟なもの
であるときには、硬質材よりなる押ピン状のもの
を用い、そのピン状突起を柔軟なプレート状部5
aに突き通しておくのが好ましい。なお、下型B
のほぞ穴4bは、各一個所の型角部4a近傍領域
について複数個並設し、ガゼツト材5の突起部5
bも並設ほぞ穴4bに対応せしめて複数個並設し
てもよい。
次に、単位板Aの成形工程について説明する。
圧縮成形装置(図示省略)内の所定位置に設置さ
れた下型Bの四型角部4a近傍領域内に設けられ
たほぞ穴4bへガゼツト材5の突起部5bを嵌入
する。そうすれば、ガゼツト材5は、第3図に示
す如く四型角部4aに合致して下型Bに定着され
た状態となる、そしてかかる状態の下型Bの上に
成形材料を載置する。第2図は、ガゼツト材5の
定着と、成形材料たるS・M・C3の載置順序と
を示したものである。同図において3aは、単位
板Aにおける接合縁部2の成形用として添載され
るS・M・Cである。S・M・C3,3aが下型
Bの平板部成形面4を被う如く載置された後は、
常例に従つて上型(図示省略)を加圧する。そう
するとS・M・C3,3aは、下型Bと上型とに
よつて形成されるキヤビテイ内に流動状態となつ
て充満する。しかし、定着されたガゼツト材5は
S・M・C3,3aの流動によつても、位置ずれ
を起すことがない。圧縮成形過程の中でS・M・
C3の一部はガゼツト材5のプレート状部5aに
設けられた孔5cや網目、あるいは繊維間隙に浸
透してプレート状部5aの裏面に回り込む。やが
てS・M・C3,3aが硬化してた時点で脱型す
ればで、第1図に示す如き単位板Aが得られる。
そしてガゼツト材5は、平板部1の四隅角部1a
近傍領域を占める如く、平板部1の内部に埋込ま
れた態で強固に装着される。脱型した時点におい
ては、単位板Aの平板部1には、下型Bの平板部
成形面4と接していた面に、ガゼツト材5の突起
部5bが突き出ているが、これは切除すればよ
い。なお、第2図では、下型Bにガゼツト材5を
定着した後でS・M・C3,3aを載置するとこ
ろを示したが、その順序は限定的なものではな
い。即ち、下型Bの上にS・M・C3の初層を載
置した後にガゼツト材5を定着し、しかる後に次
層のS・M・C3やS・M・C3aを載置するも
のであつてもよい。このようにすれば、ガゼツト
材5の平板部1への装着は一層確実強固なものと
なる。
圧縮成形装置(図示省略)内の所定位置に設置さ
れた下型Bの四型角部4a近傍領域内に設けられ
たほぞ穴4bへガゼツト材5の突起部5bを嵌入
する。そうすれば、ガゼツト材5は、第3図に示
す如く四型角部4aに合致して下型Bに定着され
た状態となる、そしてかかる状態の下型Bの上に
成形材料を載置する。第2図は、ガゼツト材5の
定着と、成形材料たるS・M・C3の載置順序と
を示したものである。同図において3aは、単位
板Aにおける接合縁部2の成形用として添載され
るS・M・Cである。S・M・C3,3aが下型
Bの平板部成形面4を被う如く載置された後は、
常例に従つて上型(図示省略)を加圧する。そう
するとS・M・C3,3aは、下型Bと上型とに
よつて形成されるキヤビテイ内に流動状態となつ
て充満する。しかし、定着されたガゼツト材5は
S・M・C3,3aの流動によつても、位置ずれ
を起すことがない。圧縮成形過程の中でS・M・
C3の一部はガゼツト材5のプレート状部5aに
設けられた孔5cや網目、あるいは繊維間隙に浸
透してプレート状部5aの裏面に回り込む。やが
てS・M・C3,3aが硬化してた時点で脱型す
ればで、第1図に示す如き単位板Aが得られる。
そしてガゼツト材5は、平板部1の四隅角部1a
近傍領域を占める如く、平板部1の内部に埋込ま
れた態で強固に装着される。脱型した時点におい
ては、単位板Aの平板部1には、下型Bの平板部
成形面4と接していた面に、ガゼツト材5の突起
部5bが突き出ているが、これは切除すればよ
い。なお、第2図では、下型Bにガゼツト材5を
定着した後でS・M・C3,3aを載置するとこ
ろを示したが、その順序は限定的なものではな
い。即ち、下型Bの上にS・M・C3の初層を載
置した後にガゼツト材5を定着し、しかる後に次
層のS・M・C3やS・M・C3aを載置するも
のであつてもよい。このようにすれば、ガゼツト
材5の平板部1への装着は一層確実強固なものと
なる。
本発明は前記の如く実施されるから、単位板の
圧縮成形過程中に成形材料たるS・M・Cが激し
く流動しても、ガゼツト材はその定着位置から移
動してずれを起すことはなく、平板部の四隅角部
近傍領域に強固に装着される。そのため本発明に
係る単位板は、水圧がかかつたときに応力集中が
発生する平板部の四隅角部領域が、その部分に装
着されたガゼツト材によつて補強され、集中応力
は該ガゼツト材を介して、直接的に水圧が負荷さ
れず歪が生じ難い接合縁部へ分散されるので、単
位板の全体的耐水圧強度が飛躍的に向上する。従
つて本発明に係る単位板で組立てられた水槽にあ
つては、従来必要としていたステーの数を大幅に
減少又は皆無とすることが可能であり、水槽の組
立に要する工数とコストを低減することができ
る。
圧縮成形過程中に成形材料たるS・M・Cが激し
く流動しても、ガゼツト材はその定着位置から移
動してずれを起すことはなく、平板部の四隅角部
近傍領域に強固に装着される。そのため本発明に
係る単位板は、水圧がかかつたときに応力集中が
発生する平板部の四隅角部領域が、その部分に装
着されたガゼツト材によつて補強され、集中応力
は該ガゼツト材を介して、直接的に水圧が負荷さ
れず歪が生じ難い接合縁部へ分散されるので、単
位板の全体的耐水圧強度が飛躍的に向上する。従
つて本発明に係る単位板で組立てられた水槽にあ
つては、従来必要としていたステーの数を大幅に
減少又は皆無とすることが可能であり、水槽の組
立に要する工数とコストを低減することができ
る。
また、個々の単位板について見ても、従来と同
じ耐水圧強度のものを薄肉で成形することができ
るから、安価であることはいうまでもない。更
に、個々の単位板が強度に優れているから、配管
設置部位のように、水槽中他の部分に増して力の
かかる部分に用いることができるなどの利便をも
有している。
じ耐水圧強度のものを薄肉で成形することができ
るから、安価であることはいうまでもない。更
に、個々の単位板が強度に優れているから、配管
設置部位のように、水槽中他の部分に増して力の
かかる部分に用いることができるなどの利便をも
有している。
第1図は本発明の実施によつて得られた単位板
の外観斜視図、第2図は本発明の実施手順を示す
断面図、第3図は下型における平板部成形面の四
型角部にガゼツト材が定着された状態を示す斜視
図である。 A……本発明の実施によつて得られた単位板、
B……圧縮成形用金型としての下型、1……平板
部、1a……隅角部、1b……膨出頂部、2……
接合縁部、3,3a……S・M・C、4……平板
部成形面、4a……型角部、4b……ほぞ穴、5
……ガゼツト材、5a……プレート状部、5b…
…突起部、5c……孔。
の外観斜視図、第2図は本発明の実施手順を示す
断面図、第3図は下型における平板部成形面の四
型角部にガゼツト材が定着された状態を示す斜視
図である。 A……本発明の実施によつて得られた単位板、
B……圧縮成形用金型としての下型、1……平板
部、1a……隅角部、1b……膨出頂部、2……
接合縁部、3,3a……S・M・C、4……平板
部成形面、4a……型角部、4b……ほぞ穴、5
……ガゼツト材、5a……プレート状部、5b…
…突起部、5c……孔。
Claims (1)
- 1 直角四辺形の平板部と該平板部の四周に直立
して設けられた接合縁部とよりなる浅い箱状をし
た組立式水槽用単位板の圧縮成形において、成形
用金型として前記単位板の平板部に対応する平板
部成形面の四型角部近傍領域内にほぞ穴を設けた
下型を設置し、前記平板部の隅角部近傍領域をカ
バーし得る広さのプレート状部と前記ほぞ穴に嵌
着し得る突起部とよりなるガゼツト材を準備し、
前記下型の上にシート・モールデイング・コンパ
ウンドを層状に載置するに際して該下型のほぞ穴
に前記ガゼツト材の突起部を嵌入することにより
ガゼツト材を下型の四型角部近傍領域に合致定着
せしめた後、前記下型に対応する上型を加圧させ
ることを特徴とする組立式水槽用単位板の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56095708A JPS581683A (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | 組立式水槽用単位板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56095708A JPS581683A (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | 組立式水槽用単位板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS581683A JPS581683A (ja) | 1983-01-07 |
| JPS6144750B2 true JPS6144750B2 (ja) | 1986-10-04 |
Family
ID=14144998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56095708A Granted JPS581683A (ja) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | 組立式水槽用単位板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581683A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02260346A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁スィッチ装置 |
-
1981
- 1981-06-19 JP JP56095708A patent/JPS581683A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02260346A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-23 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁スィッチ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS581683A (ja) | 1983-01-07 |
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