JPS6150797B2 - - Google Patents
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- JPS6150797B2 JPS6150797B2 JP54111971A JP11197179A JPS6150797B2 JP S6150797 B2 JPS6150797 B2 JP S6150797B2 JP 54111971 A JP54111971 A JP 54111971A JP 11197179 A JP11197179 A JP 11197179A JP S6150797 B2 JPS6150797 B2 JP S6150797B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- recording paper
- sensitive recording
- solvent
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/124—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
- B41M5/165—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components characterised by the use of microcapsules; Special solvents for incorporating the ingredients
- B41M5/1655—Solvents
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10S428/914—Transfer or decalcomania
Landscapes
- Color Printing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は改良された感圧記録紙に関するもので
あり、さらに詳しくは、苛酷な環境下においても
優れた性能を発揮する感圧記録紙に関する。
あり、さらに詳しくは、苛酷な環境下においても
優れた性能を発揮する感圧記録紙に関する。
一般に、感圧記録紙は、呈色反応性を有する無
色の電子供与性物質(以下発色剤と称する)を溶
剤に溶解した溶液をマイクロカプセルに形成した
ものを紙シートの裏面に塗布したもの(以下CB
紙と称する)と、上記発色剤と反応して着色生成
物を形成し得る顕色性物質(以下顕色剤と称す
る)を他の紙シートの表面に塗布したもの(以下
CF紙と称する)とを組合わせたもの;又は上記
カプセルと、上記顕色剤を紙シートの表裏の両面
にそれぞれ塗布したもの(以下CFB紙と称す
る)と、上記CB紙および上記CF紙とを組合わせ
たもの;もしくは紙シートの一方の同一面に上記
カプセルと顕色剤を層状に或いは混合して塗布し
たものから構成される。これら感圧記録紙はいず
れもこれを人為的に加圧することにより加圧部分
のカプセルが破壊されて発色剤と顕色剤とが接触
して発色を呈するものである。
色の電子供与性物質(以下発色剤と称する)を溶
剤に溶解した溶液をマイクロカプセルに形成した
ものを紙シートの裏面に塗布したもの(以下CB
紙と称する)と、上記発色剤と反応して着色生成
物を形成し得る顕色性物質(以下顕色剤と称す
る)を他の紙シートの表面に塗布したもの(以下
CF紙と称する)とを組合わせたもの;又は上記
カプセルと、上記顕色剤を紙シートの表裏の両面
にそれぞれ塗布したもの(以下CFB紙と称す
る)と、上記CB紙および上記CF紙とを組合わせ
たもの;もしくは紙シートの一方の同一面に上記
カプセルと顕色剤を層状に或いは混合して塗布し
たものから構成される。これら感圧記録紙はいず
れもこれを人為的に加圧することにより加圧部分
のカプセルが破壊されて発色剤と顕色剤とが接触
して発色を呈するものである。
上述のごとく構成されている感圧記録紙におい
てその品質上重要な影響を与えるのは上記マイク
ロカプセルに内包されている発色剤の溶剤および
マイクロカプセルを形成しているその壁物質
(wall material)である。
てその品質上重要な影響を与えるのは上記マイク
ロカプセルに内包されている発色剤の溶剤および
マイクロカプセルを形成しているその壁物質
(wall material)である。
従来、上記溶剤に要求される特性として次のご
とき要件が挙げられる。
とき要件が挙げられる。
(1) 発色剤の溶解度が高いこと、
(2) 感圧記録紙に適用した場合発色速度、発色濃
度および発色後の色調安定性が高いこと、 (3) 光、熱および化学薬品に対して安定であるこ
と、 (4) 臭いが実質的にないこと、 (5) 人体に対して毒性が低く、安全であること、 (6) 生分解性が良くて環境汚染を発生しないこ
と。
度および発色後の色調安定性が高いこと、 (3) 光、熱および化学薬品に対して安定であるこ
と、 (4) 臭いが実質的にないこと、 (5) 人体に対して毒性が低く、安全であること、 (6) 生分解性が良くて環境汚染を発生しないこ
と。
一方マイクロカプセルの壁物質は、均一でかつ
優れた機械的強度を有することが要求され、また
マイクロカプセルはいわゆるコアセルベーシヨン
法により形成される。
優れた機械的強度を有することが要求され、また
マイクロカプセルはいわゆるコアセルベーシヨン
法により形成される。
上述したごとき要件を満たし、かつ上記方法に
よるマイクロカプセル化が容易な壁物質としては
いくつかの高分子物質が提案されているが、現在
のところゼラチンが最適な壁物質として汎用され
ている。
よるマイクロカプセル化が容易な壁物質としては
いくつかの高分子物質が提案されているが、現在
のところゼラチンが最適な壁物質として汎用され
ている。
しかしながら、近年感圧記録紙はその使用が世
界中にますます広く普及されるようになり、気候
的に高温多湿な地域や寒冷地などでも汎用される
ようになつてきている。
界中にますます広く普及されるようになり、気候
的に高温多湿な地域や寒冷地などでも汎用される
ようになつてきている。
したがつて、感圧記録紙を輸出するための輸送
期間又は上述したごとき気候の地域での倉庫保管
に際して感圧記録紙が長時間苛酷な環境下にさら
される機会或いは苛酷な環境下で使用される機会
が多くなつてきている。
期間又は上述したごとき気候の地域での倉庫保管
に際して感圧記録紙が長時間苛酷な環境下にさら
される機会或いは苛酷な環境下で使用される機会
が多くなつてきている。
ここで使用する“苛酷な環境”という用語は、
周囲温度が約40乃至約50℃、相対湿度が約80%以
上といういわゆる高温多湿な環境又は周囲温度が
約0℃以下の環境を意味する。
周囲温度が約40乃至約50℃、相対湿度が約80%以
上といういわゆる高温多湿な環境又は周囲温度が
約0℃以下の環境を意味する。
上述したごとき苛酷な環境下に感圧記録紙がさ
らされる例としては感圧記録紙がその輸出のため
の輸送中における船艙内の高温多湿の環境下に長
時間置かれる場合、感圧記録紙が気候的に高温多
湿な地域で長時間倉庫保管される場合等が挙げら
れる。
らされる例としては感圧記録紙がその輸出のため
の輸送中における船艙内の高温多湿の環境下に長
時間置かれる場合、感圧記録紙が気候的に高温多
湿な地域で長時間倉庫保管される場合等が挙げら
れる。
また、苛酷な環境下に感圧記録紙が使用される
例としては感圧記録紙が寒冷地におけるガソリン
スタンドのごとき屋外の施設で記録に用いられる
場合が挙げられる。
例としては感圧記録紙が寒冷地におけるガソリン
スタンドのごとき屋外の施設で記録に用いられる
場合が挙げられる。
感圧記録紙が上述したごとき高温多湿の環境下
に長時間放置される場合には、感圧記録紙におけ
るカプセルに内包されている発色剤溶液が外部へ
滲出し、その結果感圧記録紙にその使用前に好ま
しくない発色が生じて該記録紙を汚染したり、そ
の使用時に充分な発色が得られなくなつたりして
実用に供し得ないという致命的問題を生ずる。
に長時間放置される場合には、感圧記録紙におけ
るカプセルに内包されている発色剤溶液が外部へ
滲出し、その結果感圧記録紙にその使用前に好ま
しくない発色が生じて該記録紙を汚染したり、そ
の使用時に充分な発色が得られなくなつたりして
実用に供し得ないという致命的問題を生ずる。
また、感圧紙が上述したごとき寒冷地で使用さ
れる場合には記録後実際に発色が明りように現わ
れるまでの時間が長く、或は記録後の発色に基く
表示が判読し難い程度に薄く、したがつて実用に
供し得ないという問題を生ずる。
れる場合には記録後実際に発色が明りように現わ
れるまでの時間が長く、或は記録後の発色に基く
表示が判読し難い程度に薄く、したがつて実用に
供し得ないという問題を生ずる。
しかし、従来においては感圧記録紙が上述した
ごとき苛酷な環境下に屡々さらされたり、使用さ
れたりする程に普及されていなかつたために、上
述したごとき苛酷な環境下においても感圧記録紙
が優れた性能を保有すべきことが感圧記録紙の特
性上の重要な要件であることは全く認識されてい
なかつた。したがつて、上記苛酷な環境下でも優
れた性能を保有し得る感圧記録紙についての研究
報告も未だみられなかつた。
ごとき苛酷な環境下に屡々さらされたり、使用さ
れたりする程に普及されていなかつたために、上
述したごとき苛酷な環境下においても感圧記録紙
が優れた性能を保有すべきことが感圧記録紙の特
性上の重要な要件であることは全く認識されてい
なかつた。したがつて、上記苛酷な環境下でも優
れた性能を保有し得る感圧記録紙についての研究
報告も未だみられなかつた。
我々は上述したごとき情況にかんがみ、上記苛
酷な環境下においても優れた性能を保有する感圧
記録紙を提供するためにはそれに包含されるマイ
クロカプセル中の溶剤を選択することが肝要であ
ることに着目し検討したが、上記苛酷な環境下で
も前掲した(1)乃至(6)の要件を満足し得る溶剤の選
択が極めて困難なことを知つた。すなわち、この
ことは、高温多湿下で上記(1)乃至(6)の要件を満た
すべき溶剤の性質と低温下で該要件を満たすべき
溶剤の性質が相反するものであることに起因する
と思われる。
酷な環境下においても優れた性能を保有する感圧
記録紙を提供するためにはそれに包含されるマイ
クロカプセル中の溶剤を選択することが肝要であ
ることに着目し検討したが、上記苛酷な環境下で
も前掲した(1)乃至(6)の要件を満足し得る溶剤の選
択が極めて困難なことを知つた。すなわち、この
ことは、高温多湿下で上記(1)乃至(6)の要件を満た
すべき溶剤の性質と低温下で該要件を満たすべき
溶剤の性質が相反するものであることに起因する
と思われる。
この点について我々が従来感圧記録紙に用いら
れている公知の溶剤について試験した結果による
と、上記苛酷な環境下で前掲の(1)乃至(6)の要件を
同時に満足し得るものは見出し得なかつた。
れている公知の溶剤について試験した結果による
と、上記苛酷な環境下で前掲の(1)乃至(6)の要件を
同時に満足し得るものは見出し得なかつた。
我々は、従来感圧記録紙の溶剤としては未だ知
られていない種々の化合物について検討した結
果、驚くべきことに1−イソプロピルフエニル−
2−フエニルエタンが上記苛酷な環境下、すなわ
ち、高温多湿な環境下および0℃以下の低温な環
境下においても前掲の(1)乃至(6)の要件を充分に満
足する特性を有することを見出した。
られていない種々の化合物について検討した結
果、驚くべきことに1−イソプロピルフエニル−
2−フエニルエタンが上記苛酷な環境下、すなわ
ち、高温多湿な環境下および0℃以下の低温な環
境下においても前掲の(1)乃至(6)の要件を充分に満
足する特性を有することを見出した。
従来、前掲の(1)乃至(6)の要件を満すものとして
実用化されている代表的な溶剤としては下記のも
のが例示し得る。
実用化されている代表的な溶剤としては下記のも
のが例示し得る。
(a) ジイソプロピルナフタレン
(b) イソプロピルビフエニル
(c) 水素化ターフエニル
(d) 1−ジメチルフエニル−1−フエニルエタン
(e) エチルフエニル−フエニルメタン
これらの溶剤のうち、(b)、(d)および(e)は高温多
湿下では不安定であり、一方(a)および(c)は0℃以
下の低温下では発色性が悪いため、これらの溶剤
はここでいう苛酷な環境下で用いる感圧記録紙の
溶剤としては適当でないと言い得る。
湿下では不安定であり、一方(a)および(c)は0℃以
下の低温下では発色性が悪いため、これらの溶剤
はここでいう苛酷な環境下で用いる感圧記録紙の
溶剤としては適当でないと言い得る。
例えば、米国特許公報第3836383号は上記1−
イソプロピルフエニル−2−フエニルエタンと構
造上類似している下記式を有する、感圧記録紙用
溶剤を開示している。
イソプロピルフエニル−2−フエニルエタンと構
造上類似している下記式を有する、感圧記録紙用
溶剤を開示している。
しかし、該化合物は高温多湿下では安全性に欠
け、かつ生分解性も劣る。
け、かつ生分解性も劣る。
また、米国特許公報第3936566号は1−イソプ
ロピルフエニル−2−フエニルエタンと構造上類
似している下記式を有する、感圧記録紙用溶剤を
開示している。
ロピルフエニル−2−フエニルエタンと構造上類
似している下記式を有する、感圧記録紙用溶剤を
開示している。
しかし、該化合物も高温下における安定性が悪
く、かつ生分解性も不良であつて感圧記録紙の溶
剤として満足すべきものでない。
く、かつ生分解性も不良であつて感圧記録紙の溶
剤として満足すべきものでない。
さらに、特公昭46−49830号公報は下記式を有
する、感圧記録紙用溶剤を開示している。
する、感圧記録紙用溶剤を開示している。
しかし、該化合物は発色剤に対する溶解性が悪
く、かつ該化合物を溶剤として用いた調製した感
圧記録紙の寒冷地における発色性が劣る。
く、かつ該化合物を溶剤として用いた調製した感
圧記録紙の寒冷地における発色性が劣る。
上述のように、従来公知の溶剤はここでいう苛
酷な環境下において前掲の(1)乃至(6)の要件を満足
しないので、これら公知の各溶剤を用いて調製し
た感圧記録紙は上記苛酷な環境下では実用に供し
得ない。
酷な環境下において前掲の(1)乃至(6)の要件を満足
しないので、これら公知の各溶剤を用いて調製し
た感圧記録紙は上記苛酷な環境下では実用に供し
得ない。
したがつて、本発明の目的は、高温多湿な環境
下でも又寒冷な環境下でも上掲した(1)乃至(6)の要
件を満足し得る化合物を溶剤として採択すること
により上記苛酷な環境下でも安定であつて実用に
供し得る感圧記録紙を提供することである。
下でも又寒冷な環境下でも上掲した(1)乃至(6)の要
件を満足し得る化合物を溶剤として採択すること
により上記苛酷な環境下でも安定であつて実用に
供し得る感圧記録紙を提供することである。
本発明のその他の目的は以下の記述から明らか
になるであろう。
になるであろう。
本発明の特徴は、感圧記録紙において発色剤を
1−イソプロピルフエニル−2−フエニルエタン
もしくはこれを含有する溶剤に溶解した溶液をマ
イクロカプセルに形成したものを紙シートに塗布
したことにある。
1−イソプロピルフエニル−2−フエニルエタン
もしくはこれを含有する溶剤に溶解した溶液をマ
イクロカプセルに形成したものを紙シートに塗布
したことにある。
本発明において発色剤の溶剤として使用される
1−イソプロピルフエニル−2−フエニルエタン
は公知化合物であるが、参考までにその構造式と
物性を示すと次のとおりである。
1−イソプロピルフエニル−2−フエニルエタン
は公知化合物であるが、参考までにその構造式と
物性を示すと次のとおりである。
式
沸点 313℃ to 315℃(760mmHg)
比重 0.963(d15 4)
動粘度 4.5cst(100〓)
上記化合物は例えば次のごとくして調製し得
る。(a)ベンゼンと1・2−ジクロルエタンを塩化
アルミニウム触媒の存在下で縮合反応させ、生成
する1・2−ジフエニルエタンをプロピル化する
か、あるいは(b)ベンゼンとキユメンを塩化アルミ
ニウム触媒の存在下で1・2−ジクロルエタンと
反応させることにより得られる。このようにして
得られる1−イソプロピルフエニル−2−フエニ
ルメタンは実質上無臭、無色の液体である。
る。(a)ベンゼンと1・2−ジクロルエタンを塩化
アルミニウム触媒の存在下で縮合反応させ、生成
する1・2−ジフエニルエタンをプロピル化する
か、あるいは(b)ベンゼンとキユメンを塩化アルミ
ニウム触媒の存在下で1・2−ジクロルエタンと
反応させることにより得られる。このようにして
得られる1−イソプロピルフエニル−2−フエニ
ルメタンは実質上無臭、無色の液体である。
本発明で使用する1−イソプロピルフエニル−
2−フエニルメタンは後記実施例に示されるごと
く高温多湿な環境下および寒冷な環境下において
も感圧記録紙用の溶剤に要求される前掲の(1)乃至
(6)の要件を充分に満足し得るものであるが、該化
合物がこのような特性を有することは、下記に示
す従来の科学的常識にかんがみ驚異的であると思
料される。
2−フエニルメタンは後記実施例に示されるごと
く高温多湿な環境下および寒冷な環境下において
も感圧記録紙用の溶剤に要求される前掲の(1)乃至
(6)の要件を充分に満足し得るものであるが、該化
合物がこのような特性を有することは、下記に示
す従来の科学的常識にかんがみ驚異的であると思
料される。
従来の科学的常識によると、高温多湿の環境下
で安定な感圧記録紙を与える溶剤の化学構造上の
特徴は、脂肪族性が高い高分子量の化合物である
と言い得、一方寒冷な環境下で良好な発色性を示
す感圧記録紙を与えるための溶剤の化学構造上の
特徴は、芳香族性が高く低分子量の化合物である
と言える。すなわち、高温多湿な環境下で安定な
感圧記録紙を与えるための溶剤と寒冷な環境下で
良好な発色性を示す感圧記録紙を与えるための溶
剤とはそれが有すべき化学構造上の特徴が相反す
ることになる。したがつて、上記両方の環境下で
優れた品質を保有する感圧記録紙のための溶剤を
その化学構造から推測して採択することは殆んど
不可能であると言わなければならない。
で安定な感圧記録紙を与える溶剤の化学構造上の
特徴は、脂肪族性が高い高分子量の化合物である
と言い得、一方寒冷な環境下で良好な発色性を示
す感圧記録紙を与えるための溶剤の化学構造上の
特徴は、芳香族性が高く低分子量の化合物である
と言える。すなわち、高温多湿な環境下で安定な
感圧記録紙を与えるための溶剤と寒冷な環境下で
良好な発色性を示す感圧記録紙を与えるための溶
剤とはそれが有すべき化学構造上の特徴が相反す
ることになる。したがつて、上記両方の環境下で
優れた品質を保有する感圧記録紙のための溶剤を
その化学構造から推測して採択することは殆んど
不可能であると言わなければならない。
本発明においては1−イソプロピルフエニル−
2−フエニルエタンは単独で溶剤として用いるこ
とが最も好ましいが、その特性が損われない限り
他の溶剤と混合して用いてもよい。
2−フエニルエタンは単独で溶剤として用いるこ
とが最も好ましいが、その特性が損われない限り
他の溶剤と混合して用いてもよい。
また、1−イソプロピルフエニル−2−フエニ
ルエタンは感圧記録紙に用いられる種々の発色剤
に対する溶解性が優れているので、本発明で用い
られる発色剤は例えばベンゾイル・ロイコ・メチ
レンブルー(BLMB)、クリスタルバイオレツト
ラクトン(CVL)、マラカイトグリーンラクト
ン、ならびに3−ジアルキルアミノ−7−ジアル
キルアミノフルオラン類のごときジアミノフルオ
ラン誘導体を包含し得る。
ルエタンは感圧記録紙に用いられる種々の発色剤
に対する溶解性が優れているので、本発明で用い
られる発色剤は例えばベンゾイル・ロイコ・メチ
レンブルー(BLMB)、クリスタルバイオレツト
ラクトン(CVL)、マラカイトグリーンラクト
ン、ならびに3−ジアルキルアミノ−7−ジアル
キルアミノフルオラン類のごときジアミノフルオ
ラン誘導体を包含し得る。
さらに、本発明では顕色剤として従来使用され
ているもの、例えば酸性白土、フエノール樹脂、
サリチル酸塩の誘導体などを使用し得る。
ているもの、例えば酸性白土、フエノール樹脂、
サリチル酸塩の誘導体などを使用し得る。
以下に示す実施例は、1−イソプロピルフエニ
ル−2−フエニルエタンを発色剤の溶剤として用
いた、本発明の感圧記録紙の調製および該感圧記
録紙の改質効果を具体的に例示したものである。
したがつて、本発明の範囲はこれら実施例に制限
されるものでないと理解すべきである。
ル−2−フエニルエタンを発色剤の溶剤として用
いた、本発明の感圧記録紙の調製および該感圧記
録紙の改質効果を具体的に例示したものである。
したがつて、本発明の範囲はこれら実施例に制限
されるものでないと理解すべきである。
実施例 1
1−イソプロピルフエニル−2−フエニルエタ
ンの調製: ベンゼン5モル、キユメン5モルおよび触媒と
しての塩化アルミニウム0.5モルをセバラブルフ
ラスコに仕込み、これを温水浴内で70℃に加温し
たのち、これに撹拌下で1・2−ジクロルエタン
2モルを滴下し、発生する塩化水素ガスを除去し
ながら反応を3時間続けた。反応終了後生成物か
ら触媒を分離したのち、洗浄し、ついで真空蒸留
によつて無色の1−イソプロピルフエニル−2−
フエニルエタンを得た。得られた上記化合物の特
性は次のとおりであつた。
ンの調製: ベンゼン5モル、キユメン5モルおよび触媒と
しての塩化アルミニウム0.5モルをセバラブルフ
ラスコに仕込み、これを温水浴内で70℃に加温し
たのち、これに撹拌下で1・2−ジクロルエタン
2モルを滴下し、発生する塩化水素ガスを除去し
ながら反応を3時間続けた。反応終了後生成物か
ら触媒を分離したのち、洗浄し、ついで真空蒸留
によつて無色の1−イソプロピルフエニル−2−
フエニルエタンを得た。得られた上記化合物の特
性は次のとおりであつた。
沸点 313〜315℃(760mmHg)
比重 0.963(d15 4)
動粘度 4.5cst(100〓)
マイクロカプセルの調製:
上述のごとくして得られる1−イソプロピルフ
エニル−2−フエニルエタン150gに、クリスタ
ルバイオレツトラクトン2.7gおよびベンゾイル
ロイコメチレンブルー1.8gを溶解して得られる
溶液を、ゼラチン30gと水270gの溶液に加えて
乳化した。次に、アラビアゴム30gを水270gに
溶解した液を、上記乳化液に加え温度を50℃に保
持しながら撹拌し、これに水1000mlを加え、つい
で50%の酢酸水溶液を用いて上記混合液PHを徐々
に4.4まで下げてコアセルベーシヨンを起させ、
10℃に冷却してカプセル膜を硬化したのち、これ
を25%のグルタルアルデヒド水溶液を20ml添加し
た。ついで10%苛性ソーダ水溶液を用いてPHを9
に上げて更にカプセル膜を硬化してカプセル化を
完了する。
エニル−2−フエニルエタン150gに、クリスタ
ルバイオレツトラクトン2.7gおよびベンゾイル
ロイコメチレンブルー1.8gを溶解して得られる
溶液を、ゼラチン30gと水270gの溶液に加えて
乳化した。次に、アラビアゴム30gを水270gに
溶解した液を、上記乳化液に加え温度を50℃に保
持しながら撹拌し、これに水1000mlを加え、つい
で50%の酢酸水溶液を用いて上記混合液PHを徐々
に4.4まで下げてコアセルベーシヨンを起させ、
10℃に冷却してカプセル膜を硬化したのち、これ
を25%のグルタルアルデヒド水溶液を20ml添加し
た。ついで10%苛性ソーダ水溶液を用いてPHを9
に上げて更にカプセル膜を硬化してカプセル化を
完了する。
感圧記録紙の調製:
上述のごとくして得られるカプセルを45g/m2
の秤量紙の片面に乾燥重量で5g/m2の量塗布し
てCB紙を得、これを常法により調製したCF紙と
組合わせて感圧記録紙を得た。
の秤量紙の片面に乾燥重量で5g/m2の量塗布し
てCB紙を得、これを常法により調製したCF紙と
組合わせて感圧記録紙を得た。
実施例 2
本例は本発明による感圧記録紙の高温多湿下に
おける安定性を試験した結果を示したものであ
る。実施例1に記載の手順により調製した感圧記
録紙を温度40℃、相対湿度90%の恒温恒湿器内に
16時間放置したのち、カレンダーロールにかけて
発色させ、反射濃度測定器(MACBETH社製)
により発色濃度を測定した。なお、この場合上記
と同様にして調製した感圧記録紙を温度15℃、相
対湿度65%の雰囲気下に16時間放置したのち、上
記と同様な手順で発色させ、その発色濃度を上記
と同様にして測定し、得られる発色濃度の値を標
準とし、これに対する、上記の高温多湿下に放置
した感圧記録紙の発色濃度の値の百分率を求め
た。
おける安定性を試験した結果を示したものであ
る。実施例1に記載の手順により調製した感圧記
録紙を温度40℃、相対湿度90%の恒温恒湿器内に
16時間放置したのち、カレンダーロールにかけて
発色させ、反射濃度測定器(MACBETH社製)
により発色濃度を測定した。なお、この場合上記
と同様にして調製した感圧記録紙を温度15℃、相
対湿度65%の雰囲気下に16時間放置したのち、上
記と同様な手順で発色させ、その発色濃度を上記
と同様にして測定し、得られる発色濃度の値を標
準とし、これに対する、上記の高温多湿下に放置
した感圧記録紙の発色濃度の値の百分率を求め
た。
その結果上記百分率は70%であり、これは実施
例1により調製された感圧記録紙が上述のごとき
苛酷な環境下でも品質の低下は余りみられず、し
たがつて安定であることを立証している。
例1により調製された感圧記録紙が上述のごとき
苛酷な環境下でも品質の低下は余りみられず、し
たがつて安定であることを立証している。
実施例 3
本例は本発明による感圧記録紙の寒冷な環境下
における発色速度を示したものである。
における発色速度を示したものである。
試験方法:
実施例1に記載したと同じ手順によつて調製し
た感圧記録紙を常温下においてカレンダーロール
にかけて発色させ、得られた感圧記録紙の発色濃
度を反射濃度測定器(MACBETH社製)により
測定し、その測定値を標準発色濃度とする。
た感圧記録紙を常温下においてカレンダーロール
にかけて発色させ、得られた感圧記録紙の発色濃
度を反射濃度測定器(MACBETH社製)により
測定し、その測定値を標準発色濃度とする。
一方、試験試料として上記と同じ感圧記録紙を
用い、これを−5℃の恒温室内で上記と同様にし
て発色させ、得られる感圧記録紙の発色濃度を上
記と同様にして測定し、その測定値を上記標準と
しての測定値に対する百分率で表わしたものを発
色速度とした。その結果は添附図面に示すとおり
であり、該図から、例えば−5℃で発色させた感
圧記録紙は30秒経過後で70%の発色速度を示し、
低温下での影響が少ないことが理解し得る。
用い、これを−5℃の恒温室内で上記と同様にし
て発色させ、得られる感圧記録紙の発色濃度を上
記と同様にして測定し、その測定値を上記標準と
しての測定値に対する百分率で表わしたものを発
色速度とした。その結果は添附図面に示すとおり
であり、該図から、例えば−5℃で発色させた感
圧記録紙は30秒経過後で70%の発色速度を示し、
低温下での影響が少ないことが理解し得る。
実施例 4
本例は本発明で使用する1−イソプロピルフエ
ニル−2−フエニルエタンの生分解性を試験した
結果を示したものである。
ニル−2−フエニルエタンの生分解性を試験した
結果を示したものである。
実施例1に記載の手順により調製した1−イソ
プロピルフエニル−2−フエニルエタンを
200ppm、活性汚泥を100ppmになるごとく、300
ml容の三角フラスコに基礎培養基と共に仕込み、
振盪機中で2週間培養した。この培養物を溶媒抽
出して得られる抽出液についてガスクロマトグラ
フイにより1−イソプロピルフエニル−2−フエ
ニルエタンの生分解率を求めた。
プロピルフエニル−2−フエニルエタンを
200ppm、活性汚泥を100ppmになるごとく、300
ml容の三角フラスコに基礎培養基と共に仕込み、
振盪機中で2週間培養した。この培養物を溶媒抽
出して得られる抽出液についてガスクロマトグラ
フイにより1−イソプロピルフエニル−2−フエ
ニルエタンの生分解率を求めた。
その結果、1−イソプロピルフエニル−2−フ
エニルエタンは85%に達する高い生分解率を示し
た。
エニルエタンは85%に達する高い生分解率を示し
た。
したがつて、本発明の感圧記録紙の使用済後の
溶剤の残留に起因する公害発生は極めて低いこと
が理解し得る。
溶剤の残留に起因する公害発生は極めて低いこと
が理解し得る。
実施例 5
本例は本発明による感圧記録紙の高温低湿下の
苛酷な環境における安定性を試験した結果を示し
たものである。
苛酷な環境における安定性を試験した結果を示し
たものである。
実施例1に記載した手順にしたがつて調製した
感圧記録紙を105℃の恒温乾燥器内に16時間放置
した。該感圧記録紙を引続き実施例2に記載した
手順にしたがつて発色させ、その発色濃度を、室
温下の正常な環境に置かれた感圧記録紙(上記と
同様な手順で調製された)の発色濃度に対する比
率で算出した。その結果、上記高温低湿下に放置
した感圧記録紙の発色濃度は標準発色濃度の97%
であつた。
感圧記録紙を105℃の恒温乾燥器内に16時間放置
した。該感圧記録紙を引続き実施例2に記載した
手順にしたがつて発色させ、その発色濃度を、室
温下の正常な環境に置かれた感圧記録紙(上記と
同様な手順で調製された)の発色濃度に対する比
率で算出した。その結果、上記高温低湿下に放置
した感圧記録紙の発色濃度は標準発色濃度の97%
であつた。
すなわち、本発明の感圧記録紙は高温低湿下の
苛酷な環境においても安定であることが理解し得
る。
苛酷な環境においても安定であることが理解し得
る。
次に、比較例としてさきに示した公知な感圧記
録紙用溶剤について苛酷な環境における安定性を
試験した結果を例示する。
録紙用溶剤について苛酷な環境における安定性を
試験した結果を例示する。
比較例 1
溶剤として1−イソプロピルフエニル−2−フ
エニルエタンの代りにイソプロピルビフエニルを
用いるほかは実施例1に記載されたと同様な手順
で感圧記録紙を調製した。
エニルエタンの代りにイソプロピルビフエニルを
用いるほかは実施例1に記載されたと同様な手順
で感圧記録紙を調製した。
この感圧記録紙について実施例2に記載したと
同じ手順により高温多湿下における安定性を試験
した。
同じ手順により高温多湿下における安定性を試験
した。
その結果、本比較例の感圧記録紙の発色濃度は
標準発色濃度の僅か11%にとどまつた。すなわ
ち、モノイソプロピルビフエニルを溶剤として用
いた感圧記録紙は高温多湿の環境においては発色
能を殆んど失つていて実用に供し得ないことが理
解される。
標準発色濃度の僅か11%にとどまつた。すなわ
ち、モノイソプロピルビフエニルを溶剤として用
いた感圧記録紙は高温多湿の環境においては発色
能を殆んど失つていて実用に供し得ないことが理
解される。
比較例 2
溶剤として1−イソプロピルフエニル−2−フ
エニルメタンの代りに1−ジエチルフエニル−1
−フエニルエタンを用いるほかは実施例1に記載
したと同様な手順で感圧記録紙を調製した。
エニルメタンの代りに1−ジエチルフエニル−1
−フエニルエタンを用いるほかは実施例1に記載
したと同様な手順で感圧記録紙を調製した。
この感圧記録紙について実施例2に記載したと
同様な手順により高温多湿下における安定性を試
験した。その結果、本比較例の感圧記録紙の発色
濃度は標準発色濃度の16%にすぎなかつた。
同様な手順により高温多湿下における安定性を試
験した。その結果、本比較例の感圧記録紙の発色
濃度は標準発色濃度の16%にすぎなかつた。
すなわち、溶剤として1−ジエチルフエニル−
1−フエニルエタンを用いた感圧記録紙は高温多
湿の環境においては不安定であつて実用に供し得
ないことが理解される。
1−フエニルエタンを用いた感圧記録紙は高温多
湿の環境においては不安定であつて実用に供し得
ないことが理解される。
比較例 3
溶剤として1−イソプロピルフエニル−2−フ
エニルエタンの代りにエチルフエニル−フエニル
メタンを用いるほかは実施例1に記載したと同様
の手順で感圧記録紙を調製した。
エニルエタンの代りにエチルフエニル−フエニル
メタンを用いるほかは実施例1に記載したと同様
の手順で感圧記録紙を調製した。
この感圧記録紙について実施例2に記載したと
同様な手順により高温多湿下における安定性を試
験した。その結果、本比較例の感圧記録紙の発色
濃度は標準発色濃度の11%にすぎなかつた。
同様な手順により高温多湿下における安定性を試
験した。その結果、本比較例の感圧記録紙の発色
濃度は標準発色濃度の11%にすぎなかつた。
すなわち、エチルフエニル−フエニルメタンを
溶剤として用いた感圧記録紙は高温多湿の環境に
おいては不安定であつて実用に供し得ないことが
理解される。
溶剤として用いた感圧記録紙は高温多湿の環境に
おいては不安定であつて実用に供し得ないことが
理解される。
比較例 4
溶剤として1−イソプロピルフエニル−2−フ
エニルエタンの代りに水素化ターフエニル
(hydrogenated terphenyl)を用いるほかは実施
例1に記載したと同様な手順によつて感圧記録紙
を調整した。
エニルエタンの代りに水素化ターフエニル
(hydrogenated terphenyl)を用いるほかは実施
例1に記載したと同様な手順によつて感圧記録紙
を調整した。
この感圧記録紙について実施例3に記載したと
同様な手順で寒冷な環境における発色性を試験し
た。
同様な手順で寒冷な環境における発色性を試験し
た。
その結果、本比較例の感圧記録紙では発色処理
後30秒を経過しても識別し得る発色は観察され
ず、したがつて、寒冷な環境下では実用に供し得
ないことが理解される。
後30秒を経過しても識別し得る発色は観察され
ず、したがつて、寒冷な環境下では実用に供し得
ないことが理解される。
比較例 5
溶剤として1−イソプロピルフエニル−2−フ
エニルエタンの代りにジイソプロピルナフタレン
を用いるほかは実施例1に記載したと同様な手順
によつて感圧記録紙を調製した。
エニルエタンの代りにジイソプロピルナフタレン
を用いるほかは実施例1に記載したと同様な手順
によつて感圧記録紙を調製した。
この感圧記録紙について実施例3に記載したと
同様な手順で寒冷な環境における発色性を試験し
た。
同様な手順で寒冷な環境における発色性を試験し
た。
その結果、本比較例の感圧記録紙は発色後30秒
を経過したときの発色濃度が標準発色濃度の12%
にすぎず、寒冷な環境下では実用に供し得ないこ
とが理解される。
を経過したときの発色濃度が標準発色濃度の12%
にすぎず、寒冷な環境下では実用に供し得ないこ
とが理解される。
比較例 6
溶剤として1−イソプロピルフエニル−2−フ
エニルエタンの代りに1・2−ジトリルエタンを
用いるほかは実施例1に記載したと同様な手順で
感圧記録紙を調製した。
エニルエタンの代りに1・2−ジトリルエタンを
用いるほかは実施例1に記載したと同様な手順で
感圧記録紙を調製した。
この感圧記録紙について実施例2に記載したと
同様な手順によつて高温多湿の環境でその安定性
を試験した。
同様な手順によつて高温多湿の環境でその安定性
を試験した。
その結果、上記感圧記録紙は標準発色濃度の11
%の発色濃度しか示さず、上記環境下では安定性
が極めて悪かつた。
%の発色濃度しか示さず、上記環境下では安定性
が極めて悪かつた。
また、1・2−ジトリルエタンの生分解性を実
施例4に記載したと同様な手順により測定した。
その結果、1・2−ジトリルエタンの生分解率は
28%にすぎなかつた。
施例4に記載したと同様な手順により測定した。
その結果、1・2−ジトリルエタンの生分解率は
28%にすぎなかつた。
すなわち、本比較例の感圧記録紙の使用済後の
溶剤の残留は問題となる。
溶剤の残留は問題となる。
比較例 7
溶剤として1−イソプロピルフエニル−2−フ
エニルエタンの代りに1・2−ジクミルエタンを
用いるほかは実施例1に記載したと同様な手順で
感圧記録紙を調製した。
エニルエタンの代りに1・2−ジクミルエタンを
用いるほかは実施例1に記載したと同様な手順で
感圧記録紙を調製した。
この感圧記録紙について実施例3に記載したと
同様な手順によつて寒冷な環境における発色性を
試験した。
同様な手順によつて寒冷な環境における発色性を
試験した。
その結果、該感圧記録紙の発色濃度は発色後30
秒経過した時点標準発色濃度の僅か10%にすぎな
かつた。
秒経過した時点標準発色濃度の僅か10%にすぎな
かつた。
また、1・2−ジクミルエタンの生分解性を実
施例4に記載したと同様な手順により測定した。
その結果、1・2−ジクミルエタンの生分解率は
12%にすぎなかつた。
施例4に記載したと同様な手順により測定した。
その結果、1・2−ジクミルエタンの生分解率は
12%にすぎなかつた。
比較例 8
溶剤として1−イソプロピルフエニル−2−フ
エニルエタンの代りに1−イソプロピルフエニル
−1−フエニルエタンを用いるほかは実施例1に
記載したと同様な手順で感圧記録紙を調製した。
エニルエタンの代りに1−イソプロピルフエニル
−1−フエニルエタンを用いるほかは実施例1に
記載したと同様な手順で感圧記録紙を調製した。
この感圧記録紙について実施例2に記載したと
同様な手順により高温多湿下における安定性を試
験した。
同様な手順により高温多湿下における安定性を試
験した。
その結果、該感圧記録紙の発色濃度は標準発色
濃度の48%であつた。
濃度の48%であつた。
また、上記感圧記録紙について実施例5に記載
したと同様な手順により高温低湿の環境下におけ
る安定性を試験した。
したと同様な手順により高温低湿の環境下におけ
る安定性を試験した。
その結果、該感圧記録紙の発色濃度は標準発色
濃度の50%にすぎず、したがつて、上記環境下で
の安定性が悪いことが理解される。
濃度の50%にすぎず、したがつて、上記環境下で
の安定性が悪いことが理解される。
さらに、1−イソプロピルフエニル−2−フエ
ニルエタンの生分解性を実施例4に記載したと同
様な手順により測定した結果、この溶剤の生分解
率は16%にすぎなかつた。
ニルエタンの生分解性を実施例4に記載したと同
様な手順により測定した結果、この溶剤の生分解
率は16%にすぎなかつた。
上記各結果から明らかなごとく、本比較例の感
圧記録紙は苛酷な環境下では実用性に乏しいこと
が理解される。
圧記録紙は苛酷な環境下では実用性に乏しいこと
が理解される。
添附図面は、本発明の感圧記録紙(実施例1に
より調製したもの)の−5℃の低温下での発色濃
度の経時的変化を示す。
より調製したもの)の−5℃の低温下での発色濃
度の経時的変化を示す。
Claims (1)
- 1 発色性物質とその溶剤を含有する溶液を内包
するマイクロカプセルを塗布した紙シートを包含
する感圧記録紙において、上記溶液が1−イソプ
ロピルフエニル−2−フエニルエタンを溶剤とし
て含有することを特徴とする改質された感圧記録
紙。
Priority Applications (14)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11197179A JPS5634495A (en) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | Pressure sensitive copying paper |
| ZA00803167A ZA803167B (en) | 1979-08-31 | 1980-05-27 | Pressure-sensitive recording paper |
| AU59180/80A AU518721B2 (en) | 1979-08-31 | 1980-06-10 | Pressure sensitive recording paper |
| CA000354708A CA1139561A (en) | 1979-08-31 | 1980-06-25 | Pressure-sensitive recording paper |
| DE3024020A DE3024020C2 (de) | 1979-08-31 | 1980-06-26 | Verwendung von 1-Isopropylphenyl-2-phenyläthan als Lösungsmittel für Farbbildner |
| FI802491A FI72686C (fi) | 1979-08-31 | 1980-08-07 | Tryckkaensligt kopierpapper. |
| BR8005428A BR8005428A (pt) | 1979-08-31 | 1980-08-27 | Papel para gravacao sensivel a pressao |
| BE0/201916A BE884989A (fr) | 1979-08-31 | 1980-08-29 | Papier enregistreur sensible a la pression et son utilisation |
| IT8024379A IT1132594B (it) | 1979-08-31 | 1980-08-29 | Carta per registrazioni sensibile alla pressione |
| FR8018834A FR2464148B1 (fr) | 1979-08-31 | 1980-08-29 | Papier enregistreur sensible a la pression et son utilisation |
| ES495041A ES8200271A1 (es) | 1979-08-31 | 1980-08-29 | Procedimiento para la fabricacion de papel registrador sen- sible a la presion |
| GB8028074A GB2058112B (en) | 1979-08-31 | 1980-08-29 | Pressure-sensitive recording material |
| EP80303003A EP0029645B1 (en) | 1979-08-31 | 1980-08-29 | Use of diphenylethane derivative as solvent for colour-former in pressure-sensitive recording materials; solutions, microcapsules, sheets coated with microcapsules and pressure-sensitive recording materials containing said solvent; method of copying using said sheets or recording materials |
| US06/328,737 US4383706A (en) | 1979-08-31 | 1981-12-08 | Pressure-sensitive recording paper |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11197179A JPS5634495A (en) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | Pressure sensitive copying paper |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5634495A JPS5634495A (en) | 1981-04-06 |
| JPS6150797B2 true JPS6150797B2 (ja) | 1986-11-06 |
Family
ID=14574717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11197179A Granted JPS5634495A (en) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | Pressure sensitive copying paper |
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| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0029645B1 (ja) |
| JP (1) | JPS5634495A (ja) |
| AU (1) | AU518721B2 (ja) |
| BE (1) | BE884989A (ja) |
| BR (1) | BR8005428A (ja) |
| CA (1) | CA1139561A (ja) |
| DE (1) | DE3024020C2 (ja) |
| ES (1) | ES8200271A1 (ja) |
| FI (1) | FI72686C (ja) |
| FR (1) | FR2464148B1 (ja) |
| GB (1) | GB2058112B (ja) |
| IT (1) | IT1132594B (ja) |
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| JPS615982A (ja) * | 1984-06-21 | 1986-01-11 | Nippon Petrochem Co Ltd | 感圧複写材料 |
| JPH0741738B2 (ja) * | 1989-03-27 | 1995-05-10 | 日本製紙株式会社 | 発色材料 |
| JP4376367B2 (ja) | 1999-09-20 | 2009-12-02 | 新日本石油株式会社 | 炭化水素溶剤およびそれを用いた感圧複写材料 |
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|---|---|---|---|---|
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| US4003589A (en) * | 1970-07-11 | 1977-01-18 | Kureha Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Carbonless copying paper |
| JPS4921608B1 (ja) * | 1970-08-24 | 1974-06-03 | ||
| JPS492126B1 (ja) * | 1970-10-27 | 1974-01-18 | ||
| CA986714A (en) * | 1971-03-02 | 1976-04-06 | Yoshiaki Aida | Pressure-sensitive record material employing diaryl alkane solvents |
| BE790321A (fr) * | 1971-10-20 | 1973-04-19 | Monsanto Co | Solvants pour colorants de materiaux d'enregistrement sensiblesa la pression |
| JPS5348126B2 (ja) * | 1972-03-03 | 1978-12-27 | ||
| JPS492126A (ja) * | 1972-04-18 | 1974-01-10 | ||
| JPS604797B2 (ja) * | 1975-05-02 | 1985-02-06 | 呉羽化学工業株式会社 | 感圧複写紙用染料溶剤 |
| GB1517647A (en) * | 1976-06-16 | 1978-07-12 | Monsanto Europe Sa | Solvents |
| JPS5343332A (en) * | 1976-09-29 | 1978-04-19 | Hitachi Ltd | Method of and apparatus for controlling steering angle of optically guided unmanned vehicle |
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- 1980-06-25 CA CA000354708A patent/CA1139561A/en not_active Expired
- 1980-06-26 DE DE3024020A patent/DE3024020C2/de not_active Expired
- 1980-08-07 FI FI802491A patent/FI72686C/fi not_active IP Right Cessation
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