JPS6150883B2 - - Google Patents
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- JPS6150883B2 JPS6150883B2 JP55041938A JP4193880A JPS6150883B2 JP S6150883 B2 JPS6150883 B2 JP S6150883B2 JP 55041938 A JP55041938 A JP 55041938A JP 4193880 A JP4193880 A JP 4193880A JP S6150883 B2 JPS6150883 B2 JP S6150883B2
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- cesium
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B3/00—Hydrogen; Gaseous mixtures containing hydrogen; Separation of hydrogen from mixtures containing it; Purification of hydrogen; Reversible storage of hydrogen
- C01B3/0005—Reversible storage of hydrogen, e.g. by hydrogen getters or electrodes
- C01B3/001—Reversible storage of hydrogen, e.g. by hydrogen getters or electrodes characterised by the uptaking media; Treatment thereof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J20/00—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
- B01J20/02—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising inorganic material
- B01J20/10—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising inorganic material comprising silica or silicate
- B01J20/16—Alumino-silicates
- B01J20/18—Synthetic zeolitic molecular sieves
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J39/00—Cation exchange; Use of material as cation exchangers; Treatment of material for improving the cation exchange properties
- B01J39/08—Use of material as cation exchangers; Treatment of material for improving the cation exchange properties
- B01J39/14—Base exchange silicates, e.g. zeolites
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B23/00—Noble gases; Compounds thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
- C01B39/00—Compounds having molecular sieve and base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites; Their preparation; After-treatment, e.g. ion-exchange or dealumination
- C01B39/02—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof; Direct preparation thereof; Preparation thereof starting from a reaction mixture containing a crystalline zeolite of another type, or from preformed reactants; After-treatment thereof
- C01B39/026—After-treatment
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21F—PROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
- G21F9/00—Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
- G21F9/02—Treating gases
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- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/32—Hydrogen storage
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
Description
本発明は、改良されたゼオライト吸蔵材に関す
る。ゼオライトは、現在、工業的にも広汎に使用
されている吸着剤の一つである。 ゼオライト、特にA型ゼオライトの代表的な例
であるナトリウムA型ゼオライトは、一般式Na12
(AO2・SiO2)12・(NaAO2)δ・ωH2Oで表わ
され(0≦δ≦1,ωは正の数)、式中の12個の
ナトリウムイオンは他の金属イオンとイオン交換
することができ、交換イオンの種類とその交換率
によりゼオライトの有効吸着孔径が決まる。しか
し、この有効吸着孔径の大きさは、A型ゼオライ
トの結晶構造及び交換するイオンの大きさと単位
格子中での位置選択性とに密接に関係する。 即ち、ゼオライトの結晶単位胞中の交換可能な
陽イオン(ナトリウムイオン)12個のうち、3個
は被吸着分子の出入りする8員酸素環面上に、
又、他の8個は6員酸素環面上にある。更に残り
の1個は4員酸素環面上にある。 したがつて、ゼオライトの吸着特性に直接影響
を与えるのは8員酸素環面上の陽イオンの大きさ
である。 ナトリウムA型ゼオライトを出発物質として、
これのナトリウムイオンをカリウムイオンとイオ
ン交換を行なつた場合、カリウムイオンは8員酸
素環面上の位置に優先的に入る。 ナトリウムA型ゼオライトの有効吸着孔径は4
Åであり、ナトリウムイオンより大きいカリウム
イオンがこの位置に入るとイオン交換したゼオラ
イトの有効吸着孔径は3Åとなる。一方、同じく
カルシウムイオンとイオン交換を行なつた場合、
カルシウムイオンは6員酸素環面上に優先的に入
り電荷のバランスを保つために抜けるナトリウム
イオンは8員酸素環面上のイオンが優先的に抜け
るので、8員酸素環面上にイオンがなくなるまで
カルシウムイオンで交換を行なうとイオン交換を
行なつたゼオライトの有効吸着孔径は5Åと大き
くなる。又、ナトリウムA型ゼオライトをカリウ
ムイオンより大きいセシウムイオンで交換する
と、セシウムイオンは8員酸素環面上の位置に優
先的に入るので結晶単位胞あたり3個以上のセシ
ウムイオンが交換すると有効吸着孔径は3Åより
小さくなる。 一般に、ゼオライト又はイオン交換によつて得
たゼオライトの有効吸着孔径は、ほぼ均一である
のでそれぞれのゼオライトの持つ有効吸着孔径以
下の大きさの分子は、ゼオライトに吸着され得る
がそれ以上の大きさの分子は、通常の方法ではこ
れらのゼオライトに吸着されない。 ゼオライト中の交換可能なイオンと交換するイ
オンの位置選択性及びイオン種の組合せによる吸
着特性の変化については、従来充分に明らかにさ
れていなかつた。本発明者らは、これらの関係を
詳細に検討した結果、イオン交換によるゼオライ
ト吸着能の改質において、イオン種の組合せと交
換率を適切に選ぶことにより、従来にはなかつた
新しい吸着特性を持つゼオライトを得ることの知
見を得た。 即ち、ナトリウムA型ゼオライト中の交換可能
なナトリウムを順次カルシウムイオンで交換して
いく際、結晶単位胞あたり2個以上のカルシウム
イオンが入ると8員酸素環面上のナトリウムイオ
ンが抜けるので有効吸着孔径は5Åとなる。 しかし、一方、ナトリウムA型ゼオライトのイ
オン交換可能なナトリウムイオンの3個以上をセ
シウムイオンで、更に残りのナトリウムイオンを
二価金属イオンで交換すると、二価金属イオンは
6員酸素環面上に優先的に入り、二価金属イオン
の数が結晶単位胞あたり4.5個以下の範囲では8
員酸素環面上のセシウムイオンは抜けず、有効吸
着孔径は3Åより小さい値、即ち、セシウムイオ
ンのイオン半径によつて決まる値に保たれること
がわかつた。 又、上述したような8員酸素環面上に、セシウ
ムイオンが存在し、かつ、6員酸素環面上の一部
に二価金属イオンが存在する有効吸着孔径が3Å
より小さいA型ゼオライトは、比較的低い温度、
低い圧力でゼオライトの有効吸着孔径以上の径を
もつ分子、例えば水素ガスが容易に吸着し、更に
このような分子を吸着したゼオライトを通常の脱
着条件にもどしても被吸着分子は容易に脱着され
ないという特性、即ち、吸蔵特性があることがわ
かつた。 A型ゼオライト中の交換可能な陽イオンが、セ
シウムイオンとナトリウムイオンのみからなる、
いわゆるセシウム−ナトリウムA型ゼオライトに
水素ガスの吸蔵能力があることは、「Journal of
the American Chemical Society」Vol.99,
7074,(1977)Dan Fraenkel,Joseph Shabtaiの
報告に明らかにされている。 しかし、上述したような理由により、本発明に
よる吸蔵材の方が吸蔵能力が大きく、より容易な
条件で吸蔵、脱蔵が可能である。このことは、8
員酸素環面上にあるセシウムイオンの熱振動の温
度依存性が交換した二価金属イオンの影響により
大きくなることを示している。 8員酸素環面上のセシウムイオンの熱振動の振
幅の大きさは、交換する6員酸素環面上の二価金
属イオンの数にも依存するが、温度条件にも依存
し従つてこのようなA型ゼオライトに吸蔵された
分子は、被吸蔵物を吸蔵したゼオライトの温度を
上げることにより脱蔵させることができる。 又、イオン交換する二価金属イオンの数を変え
ることにより、吸蔵量を調節でき、更により低い
温度での吸蔵及び脱蔵を可能にする。 本発明においては、A型ゼオライト中に存在す
る交換可能な陽イオンは、セシウムイオンと二価
金属イオンのみである必要はなく、6員酸素環面
上の一部にナトリウムイオンが存在してもよい。
セシウムイオンは、イオン半径が比較的大きいの
で、8員酸素環面上に存在する3個以外に6員酸
素環面上に存在するセシウムイオンの数は、でき
るだけ少なくした方が吸蔵ガス容量は増加する。 本発明のゼオライト吸蔵材は、次のようにして
製造する。 イオン交換に用いるナトリウムA型ゼオライト
は、通常の方法、例えば、シリカ源、アルミナ
源、ナトリウム源を混合して熱水結晶化によつて
得られる。又、ナトリウムA型ゼオライトのナト
リウムイオンとセシウムイオンとのイオン交換
は、セシウムイオンを含む溶液にナトリウムA型
ゼオライトを浸漬するなどの通常の方法で行な
う。 ナトリウムイオンとセシウムイオンとのイオン
交換の割合は、A型ゼオライトの結晶単位胞あた
り3個以上のセシウムイオンを存在させる程度で
ある。得られたセシウム−ナトリウムA型ゼオラ
イトは、更に二価金属イオンとのイオン交換を行
なう。 本発明で用いる二価金属イオンは、マグネシウ
ム、カルシウム、ストロンチウム、亜鉛、カドミ
ウム、水銀などの周期律表第2属に属する金属の
二価イオン及びマンガン、鉄、コバルト等の遷移
金属の二価イオン、又、鉛等の金属の二価イオン
である。 セシウム−ナトリウムA型ゼオライトと上記し
た二価金属イオンとのイオン交換は、これら二価
金属イオンを含む溶液に、セシウム−ナトリウム
A型ゼオライトを浸漬する等の通常の方法で行な
う。 ナトリウムA型ゼオライト中のナトリウムイオ
ンの一部をセシウムイオンと交換した後、更に、
二価金属イオンとイオン交換して得られたゼオラ
イトの組成は、次式で示される。 (CsxM〓yNaz)(AO2・SiO2)12・
(NaAO2)δ・ωH2O ここで、M〓は二価金属を表わす。又、0≦δ
≦1,ωは正の数を表わす。 前記式中Cs,M〓及びナトリウムの結晶単位
胞中の数をそれぞれ表わすx,y,zの間には、 x+2y+z=12 3≦x<12 0<y≦4.5 で表わされる関係をもつことが必須であり、x,
yの範囲が本発明のゼオライト吸蔵材の特性を支
配する要素となる。 本発明における上記組成のA型ゼオライトは、
ナトリウムA型ゼオライト中の交換可能な陽イオ
ンをセシウムイオンと交換した後二価金属イオン
と交換する方法以外に、セシウムイオンと二価金
属イオンを含む溶液で同時にイオン交換する方法
あるいは二価金属イオンで交換した後、セシウム
イオンと交換する方法で得ることも可能である。
イオン交換は、交換する金属のハロゲン化物(特
に塩化物)、硝酸塩、硫酸塩及び水酸化物等の水
溶液が用いられ、その濃度は、交換するA型ゼオ
ライトの量及び目的とする交換率等により適当に
選ばれる。 本発明におけるゼオライト吸蔵材の特性の均一
性、再現性を期すためには、イオン交換の際に充
分にイオン交換平衡に達していることが好まし
い。イオン交換は、常温でも可能であるが、80℃
付近の温度で充分な時間、例えば0.5時間以上行
なうことが望ましい。 目的とする組成にイオン交換をしたA型ゼオラ
イトは、通常の方法で水洗、乾燥し製品とする。 本発明の吸蔵材は、水素ガスの他に、ヘリウ
ム、アセチレン等のガスも吸蔵可能である。従つ
て、これらのガスの貯蔵等に有用である。 次に実施例で本発明を詳述する。 実施例 1 飽和量水分を吸着したナトリウムA型ゼオライ
ト粉(東洋曹達工業株式会社製)26gを0.2規定
塩化マンガン水溶液329ml中に入れ、80℃で20時
間撹拌しながら接触させた後、過して固液分離
し、固形分を蒸留水で洗滌後、乾燥水和した。次
にこの水和したマンガン−ナトリウムA型ゼオラ
イト13gを1規定塩化セシウム水溶液132ml中に
入れ、80℃で20時間撹拌しながら接触させたの
ち、過して固液分離し、固形分を蒸留水で洗滌
後、乾燥、水和した。得られたA型ゼオライトは
化学分析の結果、その組成は(Cs4.5 Mn2.6
Na2.3)-Aであつた。(ここでAはイオン交換によ
つても不変のA型ゼオライトの骨格構造を表わ
す。以下同じ。) 水和した状態のこの試料のX線(Cu−Ka)回
折図を図−1に示した。 実施例 2 実施例1で得られた水和試料(Cs4.5 Mn2.6
Na2.3)-Aをバインダーを加えないで加圧成形
(10m/mφ×10m/m)して容量20mlのオート
クレーブに2g入れ、真空ポンプで真空しながら
150℃まで加熱してそのまま1時間保持し、更に
300℃まで加熱し2時間保持して脱ガスを行なつ
た後、室温付近まで冷却した。オートクレーブ内
に純度99.99%以上の水素ガスを導入し、再び加
熱した。 300℃に加熱した時の圧力は100Kg/cm2Gであつ
た。 そのままの状態で1時間保持後、加熱をやめ、
徐々に冷却した。300℃から室温まで下がる時間
は約12時間であり、室温での圧力は63Kg/cm2Gで
あつた。 次に、オートクレーブを冷却水槽に入れ、0℃
まで冷却した。この時の圧力は62Kg/cm2Gであつ
た。その後、加圧分の水素ガスを大気圧まで放出
した。オートクレーブの温度を0℃に保持したま
ま、オートクレーブのバルブを開け、オートクレ
ーブ内の水素ガスを容積既知の真空系に拡散さ
せ、その時の圧力を水銀マノメータで測定し、オ
ートクレーブを含む系内の非吸蔵水素ガスの容積
を求めた。 オートクレーブに加熱器を取りつけ、約2.5
℃/minの昇温速度で加熱してゼオライトに吸蔵
された水素ガスを脱蔵させた。 オートクレーブが50,100,150,200,250,
300℃の各温度における系内の全ガス量を水銀マ
ノメータによる圧力測定により求めた。従つて、
オートクレーブ内のゼオライト試料から脱蔵され
たガス量、即ち、吸蔵ガス量は、各温度における
全ガス量から脱蔵開始前の残存非吸蔵ガス量を差
引いた量に等しい。 脱蔵ガス量は、オートクレーブ内の試料の容
積、室温、オートクレーブ温度等による補正をし
て求めた。オートクレーブ内の試料の活性化状態
での重量は、別途、水和状態での吸着水分量をス
プリングバランス法により測定して算出した。 このようにして求めた活性化状態の試料の単位
重量当りの各温度における脱蔵ガス量は、以下の
通りであつた。
る。ゼオライトは、現在、工業的にも広汎に使用
されている吸着剤の一つである。 ゼオライト、特にA型ゼオライトの代表的な例
であるナトリウムA型ゼオライトは、一般式Na12
(AO2・SiO2)12・(NaAO2)δ・ωH2Oで表わ
され(0≦δ≦1,ωは正の数)、式中の12個の
ナトリウムイオンは他の金属イオンとイオン交換
することができ、交換イオンの種類とその交換率
によりゼオライトの有効吸着孔径が決まる。しか
し、この有効吸着孔径の大きさは、A型ゼオライ
トの結晶構造及び交換するイオンの大きさと単位
格子中での位置選択性とに密接に関係する。 即ち、ゼオライトの結晶単位胞中の交換可能な
陽イオン(ナトリウムイオン)12個のうち、3個
は被吸着分子の出入りする8員酸素環面上に、
又、他の8個は6員酸素環面上にある。更に残り
の1個は4員酸素環面上にある。 したがつて、ゼオライトの吸着特性に直接影響
を与えるのは8員酸素環面上の陽イオンの大きさ
である。 ナトリウムA型ゼオライトを出発物質として、
これのナトリウムイオンをカリウムイオンとイオ
ン交換を行なつた場合、カリウムイオンは8員酸
素環面上の位置に優先的に入る。 ナトリウムA型ゼオライトの有効吸着孔径は4
Åであり、ナトリウムイオンより大きいカリウム
イオンがこの位置に入るとイオン交換したゼオラ
イトの有効吸着孔径は3Åとなる。一方、同じく
カルシウムイオンとイオン交換を行なつた場合、
カルシウムイオンは6員酸素環面上に優先的に入
り電荷のバランスを保つために抜けるナトリウム
イオンは8員酸素環面上のイオンが優先的に抜け
るので、8員酸素環面上にイオンがなくなるまで
カルシウムイオンで交換を行なうとイオン交換を
行なつたゼオライトの有効吸着孔径は5Åと大き
くなる。又、ナトリウムA型ゼオライトをカリウ
ムイオンより大きいセシウムイオンで交換する
と、セシウムイオンは8員酸素環面上の位置に優
先的に入るので結晶単位胞あたり3個以上のセシ
ウムイオンが交換すると有効吸着孔径は3Åより
小さくなる。 一般に、ゼオライト又はイオン交換によつて得
たゼオライトの有効吸着孔径は、ほぼ均一である
のでそれぞれのゼオライトの持つ有効吸着孔径以
下の大きさの分子は、ゼオライトに吸着され得る
がそれ以上の大きさの分子は、通常の方法ではこ
れらのゼオライトに吸着されない。 ゼオライト中の交換可能なイオンと交換するイ
オンの位置選択性及びイオン種の組合せによる吸
着特性の変化については、従来充分に明らかにさ
れていなかつた。本発明者らは、これらの関係を
詳細に検討した結果、イオン交換によるゼオライ
ト吸着能の改質において、イオン種の組合せと交
換率を適切に選ぶことにより、従来にはなかつた
新しい吸着特性を持つゼオライトを得ることの知
見を得た。 即ち、ナトリウムA型ゼオライト中の交換可能
なナトリウムを順次カルシウムイオンで交換して
いく際、結晶単位胞あたり2個以上のカルシウム
イオンが入ると8員酸素環面上のナトリウムイオ
ンが抜けるので有効吸着孔径は5Åとなる。 しかし、一方、ナトリウムA型ゼオライトのイ
オン交換可能なナトリウムイオンの3個以上をセ
シウムイオンで、更に残りのナトリウムイオンを
二価金属イオンで交換すると、二価金属イオンは
6員酸素環面上に優先的に入り、二価金属イオン
の数が結晶単位胞あたり4.5個以下の範囲では8
員酸素環面上のセシウムイオンは抜けず、有効吸
着孔径は3Åより小さい値、即ち、セシウムイオ
ンのイオン半径によつて決まる値に保たれること
がわかつた。 又、上述したような8員酸素環面上に、セシウ
ムイオンが存在し、かつ、6員酸素環面上の一部
に二価金属イオンが存在する有効吸着孔径が3Å
より小さいA型ゼオライトは、比較的低い温度、
低い圧力でゼオライトの有効吸着孔径以上の径を
もつ分子、例えば水素ガスが容易に吸着し、更に
このような分子を吸着したゼオライトを通常の脱
着条件にもどしても被吸着分子は容易に脱着され
ないという特性、即ち、吸蔵特性があることがわ
かつた。 A型ゼオライト中の交換可能な陽イオンが、セ
シウムイオンとナトリウムイオンのみからなる、
いわゆるセシウム−ナトリウムA型ゼオライトに
水素ガスの吸蔵能力があることは、「Journal of
the American Chemical Society」Vol.99,
7074,(1977)Dan Fraenkel,Joseph Shabtaiの
報告に明らかにされている。 しかし、上述したような理由により、本発明に
よる吸蔵材の方が吸蔵能力が大きく、より容易な
条件で吸蔵、脱蔵が可能である。このことは、8
員酸素環面上にあるセシウムイオンの熱振動の温
度依存性が交換した二価金属イオンの影響により
大きくなることを示している。 8員酸素環面上のセシウムイオンの熱振動の振
幅の大きさは、交換する6員酸素環面上の二価金
属イオンの数にも依存するが、温度条件にも依存
し従つてこのようなA型ゼオライトに吸蔵された
分子は、被吸蔵物を吸蔵したゼオライトの温度を
上げることにより脱蔵させることができる。 又、イオン交換する二価金属イオンの数を変え
ることにより、吸蔵量を調節でき、更により低い
温度での吸蔵及び脱蔵を可能にする。 本発明においては、A型ゼオライト中に存在す
る交換可能な陽イオンは、セシウムイオンと二価
金属イオンのみである必要はなく、6員酸素環面
上の一部にナトリウムイオンが存在してもよい。
セシウムイオンは、イオン半径が比較的大きいの
で、8員酸素環面上に存在する3個以外に6員酸
素環面上に存在するセシウムイオンの数は、でき
るだけ少なくした方が吸蔵ガス容量は増加する。 本発明のゼオライト吸蔵材は、次のようにして
製造する。 イオン交換に用いるナトリウムA型ゼオライト
は、通常の方法、例えば、シリカ源、アルミナ
源、ナトリウム源を混合して熱水結晶化によつて
得られる。又、ナトリウムA型ゼオライトのナト
リウムイオンとセシウムイオンとのイオン交換
は、セシウムイオンを含む溶液にナトリウムA型
ゼオライトを浸漬するなどの通常の方法で行な
う。 ナトリウムイオンとセシウムイオンとのイオン
交換の割合は、A型ゼオライトの結晶単位胞あた
り3個以上のセシウムイオンを存在させる程度で
ある。得られたセシウム−ナトリウムA型ゼオラ
イトは、更に二価金属イオンとのイオン交換を行
なう。 本発明で用いる二価金属イオンは、マグネシウ
ム、カルシウム、ストロンチウム、亜鉛、カドミ
ウム、水銀などの周期律表第2属に属する金属の
二価イオン及びマンガン、鉄、コバルト等の遷移
金属の二価イオン、又、鉛等の金属の二価イオン
である。 セシウム−ナトリウムA型ゼオライトと上記し
た二価金属イオンとのイオン交換は、これら二価
金属イオンを含む溶液に、セシウム−ナトリウム
A型ゼオライトを浸漬する等の通常の方法で行な
う。 ナトリウムA型ゼオライト中のナトリウムイオ
ンの一部をセシウムイオンと交換した後、更に、
二価金属イオンとイオン交換して得られたゼオラ
イトの組成は、次式で示される。 (CsxM〓yNaz)(AO2・SiO2)12・
(NaAO2)δ・ωH2O ここで、M〓は二価金属を表わす。又、0≦δ
≦1,ωは正の数を表わす。 前記式中Cs,M〓及びナトリウムの結晶単位
胞中の数をそれぞれ表わすx,y,zの間には、 x+2y+z=12 3≦x<12 0<y≦4.5 で表わされる関係をもつことが必須であり、x,
yの範囲が本発明のゼオライト吸蔵材の特性を支
配する要素となる。 本発明における上記組成のA型ゼオライトは、
ナトリウムA型ゼオライト中の交換可能な陽イオ
ンをセシウムイオンと交換した後二価金属イオン
と交換する方法以外に、セシウムイオンと二価金
属イオンを含む溶液で同時にイオン交換する方法
あるいは二価金属イオンで交換した後、セシウム
イオンと交換する方法で得ることも可能である。
イオン交換は、交換する金属のハロゲン化物(特
に塩化物)、硝酸塩、硫酸塩及び水酸化物等の水
溶液が用いられ、その濃度は、交換するA型ゼオ
ライトの量及び目的とする交換率等により適当に
選ばれる。 本発明におけるゼオライト吸蔵材の特性の均一
性、再現性を期すためには、イオン交換の際に充
分にイオン交換平衡に達していることが好まし
い。イオン交換は、常温でも可能であるが、80℃
付近の温度で充分な時間、例えば0.5時間以上行
なうことが望ましい。 目的とする組成にイオン交換をしたA型ゼオラ
イトは、通常の方法で水洗、乾燥し製品とする。 本発明の吸蔵材は、水素ガスの他に、ヘリウ
ム、アセチレン等のガスも吸蔵可能である。従つ
て、これらのガスの貯蔵等に有用である。 次に実施例で本発明を詳述する。 実施例 1 飽和量水分を吸着したナトリウムA型ゼオライ
ト粉(東洋曹達工業株式会社製)26gを0.2規定
塩化マンガン水溶液329ml中に入れ、80℃で20時
間撹拌しながら接触させた後、過して固液分離
し、固形分を蒸留水で洗滌後、乾燥水和した。次
にこの水和したマンガン−ナトリウムA型ゼオラ
イト13gを1規定塩化セシウム水溶液132ml中に
入れ、80℃で20時間撹拌しながら接触させたの
ち、過して固液分離し、固形分を蒸留水で洗滌
後、乾燥、水和した。得られたA型ゼオライトは
化学分析の結果、その組成は(Cs4.5 Mn2.6
Na2.3)-Aであつた。(ここでAはイオン交換によ
つても不変のA型ゼオライトの骨格構造を表わ
す。以下同じ。) 水和した状態のこの試料のX線(Cu−Ka)回
折図を図−1に示した。 実施例 2 実施例1で得られた水和試料(Cs4.5 Mn2.6
Na2.3)-Aをバインダーを加えないで加圧成形
(10m/mφ×10m/m)して容量20mlのオート
クレーブに2g入れ、真空ポンプで真空しながら
150℃まで加熱してそのまま1時間保持し、更に
300℃まで加熱し2時間保持して脱ガスを行なつ
た後、室温付近まで冷却した。オートクレーブ内
に純度99.99%以上の水素ガスを導入し、再び加
熱した。 300℃に加熱した時の圧力は100Kg/cm2Gであつ
た。 そのままの状態で1時間保持後、加熱をやめ、
徐々に冷却した。300℃から室温まで下がる時間
は約12時間であり、室温での圧力は63Kg/cm2Gで
あつた。 次に、オートクレーブを冷却水槽に入れ、0℃
まで冷却した。この時の圧力は62Kg/cm2Gであつ
た。その後、加圧分の水素ガスを大気圧まで放出
した。オートクレーブの温度を0℃に保持したま
ま、オートクレーブのバルブを開け、オートクレ
ーブ内の水素ガスを容積既知の真空系に拡散さ
せ、その時の圧力を水銀マノメータで測定し、オ
ートクレーブを含む系内の非吸蔵水素ガスの容積
を求めた。 オートクレーブに加熱器を取りつけ、約2.5
℃/minの昇温速度で加熱してゼオライトに吸蔵
された水素ガスを脱蔵させた。 オートクレーブが50,100,150,200,250,
300℃の各温度における系内の全ガス量を水銀マ
ノメータによる圧力測定により求めた。従つて、
オートクレーブ内のゼオライト試料から脱蔵され
たガス量、即ち、吸蔵ガス量は、各温度における
全ガス量から脱蔵開始前の残存非吸蔵ガス量を差
引いた量に等しい。 脱蔵ガス量は、オートクレーブ内の試料の容
積、室温、オートクレーブ温度等による補正をし
て求めた。オートクレーブ内の試料の活性化状態
での重量は、別途、水和状態での吸着水分量をス
プリングバランス法により測定して算出した。 このようにして求めた活性化状態の試料の単位
重量当りの各温度における脱蔵ガス量は、以下の
通りであつた。
【表】
【表】
実施例 3
実施例2で用いたと同じ試料を用い、同例と同
じ操作で脱ガスし、水素ガスを導入し加熱した。
150℃に加熱した時の圧力は100Kg/cm2Gであつ
た。 そのままの状態で1時間保持後、加熱をやめ、
徐々に冷却した。150℃から室温まで下がる時間
は約10時間であり、室温での圧力は73Kg/cm2Gで
あつた。 その後、実施例2で行なつた方法に準じて試料
からの脱蔵ガス量を求めた。結果は下表の通りで
あつた。
じ操作で脱ガスし、水素ガスを導入し加熱した。
150℃に加熱した時の圧力は100Kg/cm2Gであつ
た。 そのままの状態で1時間保持後、加熱をやめ、
徐々に冷却した。150℃から室温まで下がる時間
は約10時間であり、室温での圧力は73Kg/cm2Gで
あつた。 その後、実施例2で行なつた方法に準じて試料
からの脱蔵ガス量を求めた。結果は下表の通りで
あつた。
【表】
実施例 4
実施例2と同じ試料を用い、同例と同じ操作で
加熱した。150℃に加熱した時の圧力は50Kg/cm2
Gであつた。そのまま1時間放置後、加熱をやめ
徐々に冷却した。150℃から室温まで下がる時間
は約10時間であり、室温での圧力は37Kg/cm2Gで
あつた。 その後、実施例2で行なつた方法に準じて試料
からの脱蔵ガス量を求めた。結果は下表の通りで
あつた。
加熱した。150℃に加熱した時の圧力は50Kg/cm2
Gであつた。そのまま1時間放置後、加熱をやめ
徐々に冷却した。150℃から室温まで下がる時間
は約10時間であり、室温での圧力は37Kg/cm2Gで
あつた。 その後、実施例2で行なつた方法に準じて試料
からの脱蔵ガス量を求めた。結果は下表の通りで
あつた。
【表】
【表】
実施例 5
実施例1において塩化マンガンの代りに0.2規
定塩化カルシウム水溶液を414mlを用いた以外は
同例に準じて操作し、イオン交換したゼオライト
を得た。得られたA型ゼオライトは化学分析の結
果、その組成は(Cs4.4 Ca3.1 Na1.4)-Aであつ
た。水和状態のこの試料のX線(Cu−Ka)回折
図を図2に示した。 この水和試料を実施例2で行なつたと同じ操作
で試料の脱ガスを行ない、水素ガスを導入した。 300℃に加熱した時の圧力は100Kg/cm2Gであつ
た。そのままの状態で1時間保持後、加熱をやめ
徐々に冷却した。300℃から室温まで下がる時間
は約12時間であり、室温での圧力は63Kg/cm2Gで
あつた。 その後、実施例2で行なつた方法に準じて試料
からの脱蔵ガス量を求めた。結果は下表の通りで
あつた。
定塩化カルシウム水溶液を414mlを用いた以外は
同例に準じて操作し、イオン交換したゼオライト
を得た。得られたA型ゼオライトは化学分析の結
果、その組成は(Cs4.4 Ca3.1 Na1.4)-Aであつ
た。水和状態のこの試料のX線(Cu−Ka)回折
図を図2に示した。 この水和試料を実施例2で行なつたと同じ操作
で試料の脱ガスを行ない、水素ガスを導入した。 300℃に加熱した時の圧力は100Kg/cm2Gであつ
た。そのままの状態で1時間保持後、加熱をやめ
徐々に冷却した。300℃から室温まで下がる時間
は約12時間であり、室温での圧力は63Kg/cm2Gで
あつた。 その後、実施例2で行なつた方法に準じて試料
からの脱蔵ガス量を求めた。結果は下表の通りで
あつた。
【表】
実施例 6
実施例1において塩化マンガンの代りに0.1規
規定の塩化マグネシウム水溶液766mlを用いた以
外は同例に準じて操作し、イオン交換したゼオラ
イトを得た。 得られたA型ゼオライトを化学分析したとこ
ろ、その組成は(Cs4.4 Mg2.0 Na3.6)-Aであつ
た。水和状態のこの試料のX線(Cu−Ka)回折
図を図3に示した。この水和試料を実施例2で行
なつたと同じ操作で試料の脱ガスを行ない、水素
ガスを導入した。30℃に加熱した時の圧力は100
Kg/cm2Gであつた。そのままの状態で1時間保持
後、加熱をやめ、徐々に冷却した。300℃から室
温まで下がる時間は約12時間であり、室温での圧
力は63Kg/cm2Gであつた。 その後、実施例2で行なつた方法に準じて試料
からの脱蔵ガス量を求めた。結果は下表の通りで
あつた。
規定の塩化マグネシウム水溶液766mlを用いた以
外は同例に準じて操作し、イオン交換したゼオラ
イトを得た。 得られたA型ゼオライトを化学分析したとこ
ろ、その組成は(Cs4.4 Mg2.0 Na3.6)-Aであつ
た。水和状態のこの試料のX線(Cu−Ka)回折
図を図3に示した。この水和試料を実施例2で行
なつたと同じ操作で試料の脱ガスを行ない、水素
ガスを導入した。30℃に加熱した時の圧力は100
Kg/cm2Gであつた。そのままの状態で1時間保持
後、加熱をやめ、徐々に冷却した。300℃から室
温まで下がる時間は約12時間であり、室温での圧
力は63Kg/cm2Gであつた。 その後、実施例2で行なつた方法に準じて試料
からの脱蔵ガス量を求めた。結果は下表の通りで
あつた。
【表】
実施例 7
実施例1において塩化マンガンの代りに0.1規
定塩化ストロンチウム水溶液704mlを用いた以外
は同例に準じて操作し、イオン交換したゼオライ
トを得た。 得られたA型ゼオライトは化学分析の結果、そ
の組成は(Cs3.7 Sr3.0 Na2.3)-Aであつた。水和
状態のこの試料のX線(Cu−Ka)回折図を図4
に示した。 この水和試料を実施例2で行なつたのと同じ操
作で、試料の脱ガスを行なつた後、オートクレー
ブ内に純度99.99%以上の水素ガスを導入した。 300℃に加熱した時の圧力は100Kg/cm2Gであつ
た。そのまま1時間放置後、加熱をやめ、徐々に
冷却した。300℃から室温まで下がる時間は約12
時間であり、室温での圧力は63Kg/cm2Gであつ
た。その後、実施例2で行なつた方法に準じて試
料からの脱蔵ガス量を求めた。結果は下表の通り
であつた。
定塩化ストロンチウム水溶液704mlを用いた以外
は同例に準じて操作し、イオン交換したゼオライ
トを得た。 得られたA型ゼオライトは化学分析の結果、そ
の組成は(Cs3.7 Sr3.0 Na2.3)-Aであつた。水和
状態のこの試料のX線(Cu−Ka)回折図を図4
に示した。 この水和試料を実施例2で行なつたのと同じ操
作で、試料の脱ガスを行なつた後、オートクレー
ブ内に純度99.99%以上の水素ガスを導入した。 300℃に加熱した時の圧力は100Kg/cm2Gであつ
た。そのまま1時間放置後、加熱をやめ、徐々に
冷却した。300℃から室温まで下がる時間は約12
時間であり、室温での圧力は63Kg/cm2Gであつ
た。その後、実施例2で行なつた方法に準じて試
料からの脱蔵ガス量を求めた。結果は下表の通り
であつた。
【表】
比較例 1
実施例1で用いたナトリウムA型ゼオライト10
gを1規定塩化セシウム水溶液110ml中に入れ、
80℃で20時間撹拌しながら接触させた後、過し
て固液分離し、固形分を蒸留水で洗滌後、乾燥、
水和した。得られたA型ゼオライトは化学分析の
結果、その組合は(Cs4.1 Na7.9)-Aであつた。
水和状態のこの試料のX線(Cu−Ka)回折図を
図5に示した。 この水和試料を実施例2で行なつたのと同じ操
作で、試料の脱ガスを行なつた後、水素ガスをオ
ートクレーブに導入して加熱した。300℃に加熱
した時の圧力は100Kg/cm2Gであつた。そのまま
1時間放置後、加熱をやめ徐々に冷却した。300
℃から室温まで下がる時間は約12時間であり、室
温での圧力は63Kg/cm2Gであつた。 その後、実施例2で行なつた方法に準じて試料
からの放出ガス量を求めた。結果は下表の通りで
あつた。
gを1規定塩化セシウム水溶液110ml中に入れ、
80℃で20時間撹拌しながら接触させた後、過し
て固液分離し、固形分を蒸留水で洗滌後、乾燥、
水和した。得られたA型ゼオライトは化学分析の
結果、その組合は(Cs4.1 Na7.9)-Aであつた。
水和状態のこの試料のX線(Cu−Ka)回折図を
図5に示した。 この水和試料を実施例2で行なつたのと同じ操
作で、試料の脱ガスを行なつた後、水素ガスをオ
ートクレーブに導入して加熱した。300℃に加熱
した時の圧力は100Kg/cm2Gであつた。そのまま
1時間放置後、加熱をやめ徐々に冷却した。300
℃から室温まで下がる時間は約12時間であり、室
温での圧力は63Kg/cm2Gであつた。 その後、実施例2で行なつた方法に準じて試料
からの放出ガス量を求めた。結果は下表の通りで
あつた。
【表】
比較例 2
比較例1で得られた水和試料(Cs4.1 Na7.9)-
Aをバインダーを加えないで加圧成形し、容量20
mlのオートクレーブに入れ、実施例2で行なつた
のと同じ操作を行なつて試料の脱ガスを行なつた
後、オートクレーブを密閉冷却した。更にオート
クレーブを冷却水槽に入れ0℃まで冷却した後、
オートクレーブの開閉バルブを開け、純度99.99
%以上の水素ガスをオートクレーブ内に62Kg/cm2
Gまで導入し、0℃のまま充分時間この圧力で保
持した。 その後、オートクレーブを0℃に保持したま
ま、開閉バルブを開け、加圧分の水素ガスを大気
圧まで放出した。その後、実施例2で行なつた方
法に準じて試料からの放出ガス量を求めた。結果
は下表の通りであつた。
Aをバインダーを加えないで加圧成形し、容量20
mlのオートクレーブに入れ、実施例2で行なつた
のと同じ操作を行なつて試料の脱ガスを行なつた
後、オートクレーブを密閉冷却した。更にオート
クレーブを冷却水槽に入れ0℃まで冷却した後、
オートクレーブの開閉バルブを開け、純度99.99
%以上の水素ガスをオートクレーブ内に62Kg/cm2
Gまで導入し、0℃のまま充分時間この圧力で保
持した。 その後、オートクレーブを0℃に保持したま
ま、開閉バルブを開け、加圧分の水素ガスを大気
圧まで放出した。その後、実施例2で行なつた方
法に準じて試料からの放出ガス量を求めた。結果
は下表の通りであつた。
図−1〜図−4は、夫々実施例1,5,6,7
で、図−5は比較例1で得たイオン交換ゼオライ
トのX線回折図である。
で、図−5は比較例1で得たイオン交換ゼオライ
トのX線回折図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (CsxM〓yNaz)(AO2・SiO2)12・
(NaAO2)δ・ωH2O (ここでM〓は二価金属を表わし、0≦δ≦
1,ωは正の数を表わす。)で表わされるA型ゼ
オライトの組成式中、セシウム、M〓及びナトリ
ウムの結晶単位胞中の数をそれぞれ表わすx,
y,zが、 x+2y+z=12 3≦x<12 0<y≦4.5 であるゼオライト吸蔵材。 2 M〓がマグネシウム、カルシウム、ストロン
チウム、亜鉛、カドミウム、水銀、マンガン、
鉄、コバルト、鉛からなる群から選ばれた二価金
属である特許請求の範囲第1項記載のゼオライト
吸蔵材。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4193880A JPS56139129A (en) | 1980-04-02 | 1980-04-02 | Zeolite occluding agent |
| IL61090A IL61090A (en) | 1979-09-20 | 1980-09-19 | Zeolite encapsulating material |
| DE19803035430 DE3035430A1 (de) | 1979-09-20 | 1980-09-19 | Zeolith-einkapselungsmaterial und verfahren zu seiner herstellung |
| US06/404,034 US4466812A (en) | 1980-04-02 | 1982-08-02 | Zeolite encapsulating material |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4193880A JPS56139129A (en) | 1980-04-02 | 1980-04-02 | Zeolite occluding agent |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56139129A JPS56139129A (en) | 1981-10-30 |
| JPS6150883B2 true JPS6150883B2 (ja) | 1986-11-06 |
Family
ID=12622153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4193880A Granted JPS56139129A (en) | 1979-09-20 | 1980-04-02 | Zeolite occluding agent |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4466812A (ja) |
| JP (1) | JPS56139129A (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3377770D1 (en) * | 1983-10-21 | 1988-09-29 | Euratom | A method of encapsulating gases, vapors, complexes and ions in solids |
| CA2044893C (en) * | 1990-06-20 | 1998-11-03 | Senshi Kasahara | Transition metal-containing zeolite having high hydrothermal stability, production method thereof and method of using same |
| US5122363A (en) * | 1990-12-07 | 1992-06-16 | Board Of Regents, The University Of Texas System | Zeolite-enclosed transistion and rare earth metal ions as contrast agents for the gastrointestinal tract |
| US5480556A (en) * | 1991-07-01 | 1996-01-02 | Ulan; Judith G. | Trapping and sealing process |
| US5944876A (en) * | 1996-06-06 | 1999-08-31 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Cd-exchanged zeolite rho compositions and compositions of zeolite rho encapsulated with hydrogen made therefrom |
| US6206952B1 (en) | 1996-06-06 | 2001-03-27 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Method of separating and selectively removing hydrogen contaminant from process streams |
| EP0986431A1 (en) * | 1997-06-04 | 2000-03-22 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Method of separating and selectively removing hydrogen contaminant from hydrogen-containing process streams and compositions useful therefor |
| DE10005456A1 (de) * | 2000-02-08 | 2001-08-09 | Solvay Fluor & Derivate | Verfahren zur Rückgewinnung und/oder Abtrennung von Schwefeloxifluoriden aus Gasgemischen |
| EP1188477A1 (en) * | 2000-09-13 | 2002-03-20 | Thomas Maschmeyer | Method for absorbing compounds using zeolites |
| CA2482087C (en) * | 2002-06-19 | 2011-04-19 | Kurita Water Industries Ltd. | Method of storing hydrogen, hydrogen inclusion compound and process for producing the same |
| JP2004142985A (ja) * | 2002-10-23 | 2004-05-20 | Kurita Water Ind Ltd | 水素放出装置 |
| JP5598898B2 (ja) * | 2009-10-19 | 2014-10-01 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 水素の貯蔵方法 |
| DE102011012805B4 (de) * | 2011-03-02 | 2013-06-06 | I-E-S E.K., Inhaber Dr. Oliver Jacobs | Aufbereitung von Rohsolen aus Meerwasserentsalzungsanlagen |
| US8686083B2 (en) | 2011-11-08 | 2014-04-01 | Battelle Energy Alliance, Llc | Composite media for fluid stream processing, a method of forming the composite media, and a related method of processing a fluid stream |
| AU2015214632A1 (en) * | 2014-02-05 | 2016-07-28 | Neozeo Ab | Zeolite type A sorbent |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2882243A (en) * | 1953-12-24 | 1959-04-14 | Union Carbide Corp | Molecular sieve adsorbents |
| US3065054A (en) * | 1959-06-02 | 1962-11-20 | Minerals & Chem Philipp Corp | Synthetic crystalline zeolite produced from dehydrated aluminum silicate |
| US3078645A (en) * | 1962-08-29 | 1963-02-26 | Union Carbide Corp | Hydrocarbon separation |
| US3322690A (en) * | 1963-12-10 | 1967-05-30 | Exxon Research Engineering Co | Synthetic crystalline zeolite compositions and preparation thereof |
| US3375065A (en) * | 1965-01-25 | 1968-03-26 | Grace W R & Co | Method of cation exchanging synthetic faujasite |
| US3316691A (en) * | 1966-05-31 | 1967-05-02 | Union Carbide Corp | Fluid encapsulation product |
| US3785122A (en) * | 1972-01-27 | 1974-01-15 | Y Yatsurugi | Process for preparing 4,5a zeolite and method for separating mixtures using same |
-
1980
- 1980-04-02 JP JP4193880A patent/JPS56139129A/ja active Granted
-
1982
- 1982-08-02 US US06/404,034 patent/US4466812A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56139129A (en) | 1981-10-30 |
| US4466812A (en) | 1984-08-21 |
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