JPS6157399B2 - - Google Patents

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JPS6157399B2
JPS6157399B2 JP2859779A JP2859779A JPS6157399B2 JP S6157399 B2 JPS6157399 B2 JP S6157399B2 JP 2859779 A JP2859779 A JP 2859779A JP 2859779 A JP2859779 A JP 2859779A JP S6157399 B2 JPS6157399 B2 JP S6157399B2
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JP
Japan
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aluminum
chloride
melting
chlorine
alkaline earth
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Shinkichi Akimoto
Yoshinobu Kondo
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Mitsui Miike Machinery Co Ltd
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Mitsui Miike Machinery Co Ltd
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  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は塩化アルミニウムの熔融電解により金
属アルミニウムを製造する方法の改良法、および
その際用いる装置に関する。 アルミニウム製造の原理は既に、Hall(1886)
およびHe´roult(1886)がそれぞれ独立にAl2O3
と氷晶石とを950℃にて熔解し、炭素電極を用い
て電解還元して採取する方法を見出しているが、
このH−H法ではアルミニウム1トンを得るため
に22000KWH以上に及ぶ電気を必要とし、炭素陽
極はAl2O3の還元剤として消費されるため、その
価格は高価なものとなるが、これに代るよい方法
がないので今日迄、依然として行われている。 本発明者の1人はかつて(1954年)、リグニン
質物が塩素と反応することに着目して水酸化マグ
ネシウム等から無水塩化マグネシウムの製造、更
には金属マグネシウムの製造を実施して好成積を
得ている。この事実に基いて本発明はなされたも
のであり、リグニンを使用することにより、原料
として水酸化アルミニウムを焼成したアルミナを
使用する必要もなく、電解電圧の低い無水塩化ア
ルミニウムが製造できるので消費電力が小さく、
又炭素電極の連続的消耗もなく、非常に経済的な
塩化アルミニウム並びに金属アルミニウムの製造
法である。 一般的に植物体はその体質補強の必要から繊維
素、リグニン質物その他、硅酸、石灰、苦土、加
里などの無機質物などによつて構成され、樹種に
よつて相違はあるが繊維素は40%、リグニン質物
は30%を示す。即ち、木材から繊維を分離するた
めにはリグニン質物を分離する必要があり、多く
の場合、亜硫酸処理してリグニンスルホン酸とし
てこれを溶出し、これを石灰、ソーダなどの塩類
として分離し、或は木材を酸処理して繊維質を糖
類として溶出し、リグニン質物を残渣として分離
する方法がある。特に我が国は古くより大豆など
蛋白質に富む種実を塩酸処理して、これをグルタ
ミン酸として抽出し、苛性ソーダで中和して、グ
ルタミン酸ソーダ液又は、結晶として採取し調味
料として使用している。この場合の残渣はリグニ
ン質物であり、又木材の酸処理によつて繊維素か
らブドウ糖の製造を行なつた場合の残渣も又リグ
ニン質物である。 今、これらリグニン質に対する塩素の作用は水
分の存在のもとで次のように考えられる。なおリ
グニン中には下式のような種々の基(ラジカル)
が存在すると考えられている。 (1) 添加反応 XHC=CHX′+Cl2=XCHCl −CHClX′ (2) 置換反応 CnHn+Cl2=CnHn-1Cl+HCl (3) 置換酸化反応 〓CH3CH2OH+4Cl2=〓CCl3CHO +5HCl (4) 水との反応 Cl2+H2O〓H+Cl-+HClO HClO→HCl+O 即ちリグニン質物の水に存在のもとに塩素を作
用させるとその一部は塩酸となり、他は塩素化リ
グニンとなつて、リグニン中に取り込まれる。こ
れと同時に発熱反応を示してこの反応は更に助成
され、又着色が次第に褪せて来る。従つてこの反
応は特に外熱を要せず、その周辺に水酸化アルミ
ニウムが存在しているとこの水酸化アルミニウム
は生成した塩酸および塩素化リグニンと反応して
容易に含水塩化アルミニウムを生成する。この際
ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウ
ム、バリウムなどのアルカリ金属および/又はア
ルカリ土類金属の塩化物が共存すると塩化アルミ
ニウムはそれらと共融物を生成する。この共融物
を熔融電解して陰極に析出する金属アルミニウム
を取り出すものである。 従つて、リグニン質物と水酸化アルミニウム又
は酸化アルミニウム、アルカリ金属及び/又はア
ルカリ土類金属の塩化物の混合物を塩化塔に装入
し、これに底部より塩素ガスを導入すれば、上式
にしたがい塩酸および塩素化リグニンが生成し、
同時に発熱する。生成塩酸は上昇気流となり、又
塩素化リグニンも熱分解することによつて塩酸を
形成し、恰かも水酸化アルミニウムを塩酸気流中
で加熱したような状態となる。一方、従来、酸化
アルミニウムから無水塩化アルミニウムを得る場
合には、次式、 Al2O3+3C+3Cl2=2AlCl3+3CO で示される反応にしたがつてアルミナAl2O3と炭
素Cとの混合物を赤熱し、これに塩素Cl2を通じ
て得る方法が行われているが、この方法と対比す
ると本法の操作条件が極めておだやかであること
が判る。 しかして、この塩化塔内に水酸化アルミニウム
とリグニン質物とアルカリ金属および/又はアル
カリ土類金属の塩化物との混和物が適量、連続的
に供給されると、電解槽内熔融浴は既に700〜750
℃が維持されているので、塩化塔底部においては
陽極で発生した700℃の塩素ガスの塔内通過によ
つてリグニンの塩素化並びに塩酸の発生を伴う。
これによつて水酸化アルミニウムは脱水および塩
素化されて無水の塩化アルミニウムとなる。この
場合、熔融電解塩化物として塩化バリウム、塩化
カリウム等を用いれば、塩化アルミニウムはこれ
らの塩化物と共融物を形成する。又加熱度の高い
塔底部では添加したリグニンは熱分解して原形を
止めない状態となり、一方、共融物は自重によつ
て自動的に熔融電解槽中に入る。この間リグニン
の燃焼により発生するCO2やH2Oは塔中を自由に
上昇して加圧状態を形成することはない。若し、
この際、混和物を予め成型したり、塔内の充填を
過密状態にすることは却つて塩素ガスの通過を害
することになるので好ましくない。従つて、本発
明ではこのような組成の混合物を塩化塔に投入し
ながら塩素化を実施しても所謂棚釣りなどの障害
を起す心配もなく、又還元剤としてのリグニンは
コークスのように高温焼成過程を経ないから熔融
浴面で未反応のまま浮上するようなこともない。 リグニンに対する塩素の反応機構は前記のよう
に4種が考えられ、Waentig(“Z.Angew.
Chem”494、41(1928))によると、リグニン1
量に対し、塩素1.4量(重量比)を要し、その塩
素の70%は塩酸となり、又添加反応、置換反応、
置換酸化反応などによつてリグニン分子中に化合
形態となつているものもこれらが燃焼するといづ
れも塩酸を生成するので、リグニン質物と水酸化
アルミニウムとを共存させると共に、リグニン質
物(乾物基準)の重量に対し等量〜2倍量程度の
水分があると相互の混和がよく行なわれ、密接状
態となるから、移動その他によつてその配合位置
に変化を及ぼすこともない。したがつてリグニン
の塩素化が円滑に行なわれると共に、同時に発生
する塩酸および塩化リグニンの燃焼による塩酸の
生成により、塩酸雰囲気中での水酸化アルミニウ
ムの脱水と塩化アルミニウムの生成、更には共存
する塩化バリウム等との共融物の生成による無水
塩化アルミニウムの揮発防止、電解質の補給が実
施される。 一方、リグニンは燃焼によつて一時的には一酸
化炭素、ホスゲンの生成の過程も考えられるが、
同時に次式に示すように水によつて分解される。 COCl2+2H2O→H2CO3+2HCl 本発明においては、塩化アルミニウムの生成反
応を効果的に実施するために、塔式、場合によつ
ては流動燃焼の方式を採用しているが、必ずしも
これに限定するものではない。 本発明による金属アルミニウムの製錬は所謂H
−H法とは異なり、熔融点の低い塩化アルミニウ
ムと塩化バリウム等とから成る共融物を電解浴と
し、これを鉄製容器を陰極とし黒鉛電極を陽極と
して電解を行うものである。その電解温度は700
℃と低く、且つ塩化アルミニウムと塩化バリウム
等との共融物の比重はアルミニウムの比重より大
となり、且つ陰極容器の上縁を内側に傾斜させて
おくことによつて、陰極壁に沿つて浮上する金属
アルミニウムをその内側に捕集でき、これを時々
取り出してインゴツトに成型する。又、鉄製容器
は陰に帯電しているので腐食、酸化を防止するこ
とができる。そして陽極から発生する塩素ガスは
炉上に設けた誘導管によつて塩化塔に導いて、水
酸化アルミニウム又は酸化アルミニウムの塩素化
に循環使用し、生成した無水塩化アルミニウムと
塩化バリウム等とからなる共融体は電解浴中に流
下させて消耗した塩化アルミニウムを補給して電
解を連続的に行う。又、塩化塔をでたガスは、洗
浄塔で無害化されて大気へ放散される。 電解炉は上記のように鉄製とし、V型構造とす
ると、その低部は陽極との間隔が狭いのでその部
分の電流密度を大きくでき、同時に塩素の発生割
合も多いので、その気泡による浴の撹拌効果も大
きく浴温の均一化に役立てられる。電解槽上部に
設ける塩素誘導管は抗火石製として、その接ガス
部分は耐酸セメント塗装とするとよい。又、黒鉛
電極はH−H法のような消耗はしないが、浴面の
露出部の酸化崩壊が激しいので耐火物被覆が好ま
しい。そして前述のように、還元剤として使用し
たリグニンは燃焼しつくすので浴に混入すること
はない。 このようにして本発明では在来のH−H法とは
全く形態を異にした塩化物熔融電解の方式がと
れ、且つ又発生塩素はリグニン質物で還元して塩
酸ガスと塩素化物とになり、塩素化物は更に燃焼
して塩酸となり、これらが近接状態にある水酸化
アルミニウム又は、酸化アルミニウムを塩化アル
ミニウムとし、電解により消耗する塩化アルミニ
ウムの補給に使用される。又、電解浴温度もH−
H法の950〜1000℃に較べると700℃で足り、それ
だけ負荷電圧も低く、電気消費量もH−H法の
22000KHW/tAlに対して10000KHWと低く、且つ
原料のアルミナは未焼成のまま使用できるから、
その燃費の節約となる。その上、陰極は縦型とす
ることができるので床面積の利用効率がよいなど
の利点がある。 次に本発明方法及び装置の一具体例を第1図に
基いて、第2図の本発明で用いる熔融電解槽の拡
大図をも用いて説明する。 水酸化アルミニウム又は酸化アルミニウム及
びリグニン質物そして浴物質となるアルカリ金
属又はアルカリ土類金属の塩化物を混合器に
定量的に投入し撹拌機で良く混合する。この場
合、必要に応じて水を加えても良い。この混合物
は定量供給機で塩化塔に供給する。塩化塔
に供給された混合物は、熔融電解槽の黒鉛陽極
で発生した塩素を集める塩素誘導箱及びその
塩素の誘導管を通じて塩化塔の下部から導入
される熱塩素と反応する。この塩化塔におい
て、水酸化アルミニウム又は酸化アルミニウムは
結局無水塩化アルミニウムとなり、共存する浴物
質即ちアルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩化
物と共融物をつくつて、下にある熔融電解槽へ自
重で入る。熔融電解槽は、鉄製容器を陰極と
し、これと絶縁した黒鉛電極を陽極としてお
り、温度は約700〜750℃に保たれている。又、こ
の鉄製容器はV型をしており、上部に斜面状の
縁がついており、熔融電解により生じたアルミ
ニウムの集合部となつている。この製品アルミニ
ウムは、製品取出しノズルより取出しアルミニ
ウム・インゴツトとされ、浴物質は浴面を一定に
保つ為に浴物質取出しノズルより取出され、適
宜冷却粉砕されて、前記混合器に循環使用され
る。尚、この浴物質取出ノズルにおいて浴物質
が固化することを防ぐため、ヒーターを付設す
ることが望ましい。熔融電解槽は放熱を防ぐため
断熱・保温材で外部と断熱されており、又、陽
極で発生する塩素の発生を防ぐ為、抗火石製の
蓋を設けると良いし、又黒鉛陽極と、塩素誘
導箱との隙間は、耐酸セメントで埋めると良
い。 一方、熔融電解槽で発生した塩素は塩素誘導箱
、塩素誘導管を経て塩化塔で反応に消費さ
れるが、わずかに有害物質を含むことがあるの
で、これを排ガス煙道により排ガス洗浄塔に
導き、ラインから供給される例えばアルカリ性
の吸収剤によつて有害ガスを除去し、ダクト、
フアンを経て無害となつた排ガスは大気へ放散
される。又、洗浄塔で循環している洗浄液の一
部は配管を経て廃水処理装置に導かれ、放流
規制に適合するように処理された後、放流され
る。 例 1 供試したリグニンはアミノ酸ソーダ製造の際得
られたもので、その物性は次のようなものであ
る。 PH 2.5 (温水1時間抽出) 灰 分 3.09重量% 付着水分 40.52 〃 Cl 7.59 〃 Na 0.37 〃 K 0.68 〃 Si 0.20 〃 純 度 47.55 〃 嵩比重 0.51g/cm3 このリグニンの活性を調べる為、第3図の装置
を用いてテストした。 サンプルとして上記含水リグニン、タールピツ
チ及び乾燥リグニンを各々50gづつとつて反応管
に入れ、導管及びガス分散板を通じて、塩
素ガスボンベより塩素ガスを77ml/分の割合で
30分間流した。排ガスは1N−NaOHの入つている
ガス洗浄瓶に通じ未反応塩素ガスを捕集した。
その塩素化反応率を、ガス洗浄瓶で捕集された未
反応塩素ガスから算出した結果を第1表に示す。
【表】 その結果から、同じ炭素系でもリグニンは塩素
系に対して非常に反応性に富み、活性であること
がわかる。又、同じリグニンでも適当に水分がな
いと反応率は悪く、塩素化には水分が必要であ
る。尚、このテスト雰囲気は常温であつたが、塩
素ガスを導入していたいわゆる反応時には反応帯
は約70℃となつており、発熱反応であることがわ
かる。 例 2 試料としてAl(OH)310g、MgCl2・6H2O5
g、KCl 4g、前記リグニン物質4gに対して
水2gの割合で配合し、よく混和すると、僅かに
湿気を帯びた粉体がえられる。そして、その25g
を第4図の15mm径×150mm深さの石英試験管1に
より、その中に5mm径の石英管を挿入し、塩素吹
込み管2とし、これに排気ガス管3を設けた。こ
の石英管1を電気炉5内に挿入し、温度調節用熱
電対4により温度を調節した。塩素ガスは、塩素
吹込み管2から導入され、排気ガス管3を通つ
て、ガス洗浄瓶6(N−NaOH)を通過后大気中
へ排出される。 電気炉5に電気を通じ始めると共に、塩素を50
ml/minの流量で吹き込み、所定温度に到達して
から20分間、その温度に維持した後、塩素の供給
をやめ、直ちに電気炉5から、石英試験管1を取
り出し、密栓し放冷後、その内容物を水で溶出
し、未反応Al2O3を分析し、Al(OH)3の塩素化
率を測定した。結果を第2表に示す。
【表】 以上の結果からAl(OH)3の塩素化率は極めて
良好で、500℃以上の反応温度であれば、反応が
充分であることが判る。 例 3 AlCl3の熔融浴への溶解量を測定する為に、第
5図の装置を用いてテストした。 Aは塩化炉で、第4図と同じであり、Bを吸収
炉とした。吸収炉の熔融浴として無水カートリツ
ト(MgCl2・KCl)を用いた。石英試験管1にAl
(OH)310g、リグニン質物4g、水1.5gを良く
混合して入れ、これに塩素ガスを吹込み管2を通
して50ml/minの割合で吹込み、塩化炉Aの温度
を550℃に維持してAlCl3を生成する。このAlCl3
は導管3を通つて、カートリツト20gが装入され
且つ700℃に保持されている熔融浴5に導入さ
れ、吸収される。未吸収のAlCl3は導管6を経て
吸収瓶7,8で吸収除去されて大気中へ放出され
る。尚、導管3には、ニクロム線4を巻いて、
AlCl3の凝結を防止している。 熔融浴5の内溶物は放冷後水で溶出し、その中
のAlCl3量を測定した結果、1.6gのAlCl3が溶解
していた。 例 4 例3では、電解用熔融浴としてMgCl2・KClの
共融物を使用したが、これ以外の共融物も使用で
きる。その例を次に示す。MgCl2とNaClとの共
融物の熔融点を測定した結果を次に示す。
【表】 上記(iii)の組成の浴を用い、例3と同様なテスト
を行い、溶融浴中へのAlCl3の溶解量を測定した
結果8g−AlCl3/100gNaCl・MgCl2であつ
た。即ち、熔融浴の組成として前例のKClに対し
てNaClを使用しても、その中に溶けるAlCl3量に
は大差ない。又、KClは熔融電解の際、陽極の浸
蝕がNaClに較べて大きく且つ高価であるので、
NaClの方が実用性が高いことが判つた。しか
し、これに限定されるものではない。 例 5 第6図に示す熔融電解槽を用いて、熔融電解テ
ストを行つた。使用した電解槽は半径15cm、高さ
40cmで、鉄製陰極1と直径2cmの人造黒鉛陽極2
を持ち、鉄製容器の周りには補助加熱用ニクロム
線3を巻いてある。鉄製容器1には斜面状上縁4
が設けられており、析出アルミニウムの捕集を行
うと同時に、これも陰に帯電させておくとアルミ
ニウムが塩素によつて腐蝕されることもない。 又、運転開始に当つては、上記のようなニクロ
ム線による外部加熱方法の他に図示してあるよう
に陽極2と鉄製容器1の間に抵抗体7を設けて、
交流電流を通電して加熱する方法もあるが、本テ
ストではニクロム線による外部加熱により700℃
に加熱した。 原料は、例4で示した方法によつて得た共融物
30Kgに用い、700℃を維持しながら8V×100Amp/
Hrの直流電流を通じ、3時間後に、金属アルミ
ニウム85gを得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一具体例を示すフローシ
ートであり、第2図は本発明の熔融電解槽の断面
図であり、第3図は本発明で用いるリグニンの活
性を調べるための装置の模式図である。第4,
5,6図は本発明方法の実施態様を示すために用
いた実験装置の模式図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塩化アルミニウムを熔融電解して金属アルミ
    ニウムを得る方法において、水酸化アルミニウム
    又は酸化アルミニウムと、アルカリ金属およびア
    ルカリ土類金属の塩化物の一種又は二種以上と、
    湿潤したリグニン質物とを混合し、塩素を含むガ
    スと反応させて、上記水酸化アルミニウム又は酸
    化アルミニウムを塩化アルミニウムとすることか
    らなるアルミニウム製造方法。 2 塩化アルミニウムを熔融電解して金属アルミ
    ニウムを得る方法において、 水酸化アルミニウム又は酸化アルミニウム
    と、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の塩
    化物の一種又は二種以上と、湿潤したリグニン
    質物とを混合する第1工程、 第1工程の混合物を、後記熔融電解炉から発
    生する塩素ガスを含む回収ガスと反応させて、
    上記水酸化アルミニウム又は酸化アルミニウム
    を塩化アルミニウムとする第2工程、 上記塩化アルミニウムと、アルカリ金属およ
    びアルカリ土類金属の塩化物の一種又は二種以
    上からなる熔融電解質を、熔融電解槽に連続供
    給して熔融電解を行う第3工程、 上記熔融電解により陰極に析出して浮上する
    金属アルミニウムを製品として系外に取り出
    し、又上記電解槽の下部に沈降するアルカリ金
    属および/又はアルカリ土類金属の塩化物を取
    り出し、上記第1工程で循環使用するために回
    収すると同時に、熔融電解により陽極に発生し
    た塩素ガスを上記第1工程で循環使用する為に
    する第4工程、 とからなるアルミニウム製造方法。 3 斜面状上縁を付した鉄製容器自体を陰極
    とし、これと絶縁して設けた黒鉛電極を陽極と
    する熔融電解槽本体、 熔融電解槽上部に設けた黒鉛陽極と塩化塔底
    部をの間をつなぐ塩素ガス誘導管、 熔融電解槽下部に設けた、アルカリ金属また
    はアルカリ土類金属の塩化物取り出しノズル、 熔融電解槽本体上部に直接配置した塩化塔、 からなり、 塩化アルミニウムを熔融電解して金属アルミニ
    ウムを得る方法において、水酸化アルミニウム又
    は酸化アルミニウムと、アルカリ金属およびアル
    カリ土類金属の塩化物の一種又は二種以上と、湿
    潤したリグニン質物とを混合し、塩素を含むガス
    と反応させて、上記水酸化アルミニウム又は酸化
    アルミニウムを塩化アルミニウムとすることから
    なるアルミニウム製造に用いる装置。
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