JPS6159615B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6159615B2 JPS6159615B2 JP5350780A JP5350780A JPS6159615B2 JP S6159615 B2 JPS6159615 B2 JP S6159615B2 JP 5350780 A JP5350780 A JP 5350780A JP 5350780 A JP5350780 A JP 5350780A JP S6159615 B2 JPS6159615 B2 JP S6159615B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- solution
- trimethoxybenzaldehyde
- dihydroxybenzaldehyde
- methoxy
- Prior art date
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は5−メトキシ−3,4−ジヒドロキシ
ベンズアルデヒドをジメチル化して3,4,5−
トリメトキシベンズアルデヒドを製造する方法に
関するものである。3,4,5−トリメトキシベ
ンズアルデヒドは医薬、特にトリメトプリムの中
間体として有用な化合物である。
ベンズアルデヒドをジメチル化して3,4,5−
トリメトキシベンズアルデヒドを製造する方法に
関するものである。3,4,5−トリメトキシベ
ンズアルデヒドは医薬、特にトリメトプリムの中
間体として有用な化合物である。
従来、5−メトキシ−3,4−ジヒドロキシベ
ンズアルデヒドをジメチル化する代表的なものと
して、J.Chem.Soc.,811(1930)及び特公昭51
−36743号公報記載の方法が挙げられる。前者で
は水が溶媒として用いられ反応時間は短縮される
が、大量のジメチル硫酸を必要とし、目的生成物
の収率が低いという欠点があつた。一方、後者で
はジメチル硫酸の使用量が低く抑えられ、目的生
成物の収率も向上するが、非水系の溶媒を必要と
し、反応時間が延長されるという欠点があつた。
ンズアルデヒドをジメチル化する代表的なものと
して、J.Chem.Soc.,811(1930)及び特公昭51
−36743号公報記載の方法が挙げられる。前者で
は水が溶媒として用いられ反応時間は短縮される
が、大量のジメチル硫酸を必要とし、目的生成物
の収率が低いという欠点があつた。一方、後者で
はジメチル硫酸の使用量が低く抑えられ、目的生
成物の収率も向上するが、非水系の溶媒を必要と
し、反応時間が延長されるという欠点があつた。
そこで、本発明者は前記のような欠点を改善し
て、水溶液中において短縮された反応時間で高収
率に目的生成物を製造する方法について鋭意検討
した結果、本発明に到達した。
て、水溶液中において短縮された反応時間で高収
率に目的生成物を製造する方法について鋭意検討
した結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、5−メトキシ−3,4−
ジヒドロキシベンズアルデヒド1モルに対してジ
メチル硫酸2〜6モルをPH8〜12に保持されたア
ルカリ性水溶液中において、30〜80℃で反応させ
ることを特徴とする3,4,5−トリメトキシベ
ンズアルデヒドの製法に関するものである。
ジヒドロキシベンズアルデヒド1モルに対してジ
メチル硫酸2〜6モルをPH8〜12に保持されたア
ルカリ性水溶液中において、30〜80℃で反応させ
ることを特徴とする3,4,5−トリメトキシベ
ンズアルデヒドの製法に関するものである。
5−メトキシ−3,4−ジヒドロキシベンズア
ルデヒドとジメチル硫酸との反応は化学量論量的
には1:1(モル比)で十分であるはずである。
しかしジメチル硫酸の2個のメチル基を利用する
ために反応温度を100℃以上に保持すると、目的
生成物の3,4,5−トリメトキシベンズアルデ
ヒドのホルミル基が反応して副生成物が生成する
ので、反応温度を低く保持してジメチル硫酸の1
個のメチル基を利用する方が有利である。従つ
て、ジメチル硫酸の使用量は、5−メトキシ−
3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド1モルに
対して少なくとも2モル以上が必要であり、通
常、2〜6モル、特に4.5〜5モルが好ましい。
ルデヒドとジメチル硫酸との反応は化学量論量的
には1:1(モル比)で十分であるはずである。
しかしジメチル硫酸の2個のメチル基を利用する
ために反応温度を100℃以上に保持すると、目的
生成物の3,4,5−トリメトキシベンズアルデ
ヒドのホルミル基が反応して副生成物が生成する
ので、反応温度を低く保持してジメチル硫酸の1
個のメチル基を利用する方が有利である。従つ
て、ジメチル硫酸の使用量は、5−メトキシ−
3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド1モルに
対して少なくとも2モル以上が必要であり、通
常、2〜6モル、特に4.5〜5モルが好ましい。
また本反応はアルカリ水溶液中において行われ
るが、アルカリはジメチル硫酸と反応してモノメ
チル硫酸塩、芒硝等を副生する。従つて、この副
反応をできるだけ抑制し、ジメチル硫酸とフエノ
レートとの間のメチル化反応を優先するように、
アルカリ水溶液をPH8〜12、特にPH9〜11に調節
する必要がある。PH値がこの範囲以外であるとモ
ノフエノール性化合物が生成し、目的生成物の収
率が低下する。アルカリとしてはアルカリ金属、
アルカリ土類金属の水酸化物及び炭酸塩が用いら
れるが、特に水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
が好ましい。また添加するアルカリ水溶液の濃度
は0.5〜3規定、特に1〜2規定が好ましい。
るが、アルカリはジメチル硫酸と反応してモノメ
チル硫酸塩、芒硝等を副生する。従つて、この副
反応をできるだけ抑制し、ジメチル硫酸とフエノ
レートとの間のメチル化反応を優先するように、
アルカリ水溶液をPH8〜12、特にPH9〜11に調節
する必要がある。PH値がこの範囲以外であるとモ
ノフエノール性化合物が生成し、目的生成物の収
率が低下する。アルカリとしてはアルカリ金属、
アルカリ土類金属の水酸化物及び炭酸塩が用いら
れるが、特に水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
が好ましい。また添加するアルカリ水溶液の濃度
は0.5〜3規定、特に1〜2規定が好ましい。
反応温度は30〜80℃、特に40〜60℃が好まし
い。反応温度を高温にすると生成した3,4,5
−トリメトキシベンズアルデヒドのホルミル基が
反応に関与して副生成物を生成し、また反応温度
を低温にすると反応速度が低下するので好ましく
ない。
い。反応温度を高温にすると生成した3,4,5
−トリメトキシベンズアルデヒドのホルミル基が
反応に関与して副生成物を生成し、また反応温度
を低温にすると反応速度が低下するので好ましく
ない。
本発明の方法の一実施態様は、5−メトキシ−
3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒドのPH8〜
12に調整されたアルカリ水溶液中に、ジメチル硫
酸を徐々に滴下していき、PH値の低下が生じる際
には直ちにアルカリを加えてPH8〜12に調節しな
がら、所定温度で十分に撹拌し、反応を行われ
る。なお、生成した3,4,5−トリメトキシベ
ンズアルデヒドは溶剤抽出、蒸留、再結晶等、公
知の操作によつて取得される。
3,4−ジヒドロキシベンズアルデヒドのPH8〜
12に調整されたアルカリ水溶液中に、ジメチル硫
酸を徐々に滴下していき、PH値の低下が生じる際
には直ちにアルカリを加えてPH8〜12に調節しな
がら、所定温度で十分に撹拌し、反応を行われ
る。なお、生成した3,4,5−トリメトキシベ
ンズアルデヒドは溶剤抽出、蒸留、再結晶等、公
知の操作によつて取得される。
以上、本発明の方法を実施することによつて、
5−メトキシ−3,4−ジヒドロキシベンズアル
デヒドから高収率で3,4,5−トリメトキシベ
ンズアルデヒドを製造することができる。
5−メトキシ−3,4−ジヒドロキシベンズアル
デヒドから高収率で3,4,5−トリメトキシベ
ンズアルデヒドを製造することができる。
実施例 1
5−メトキシ−3,4−ジヒドロキシベンズア
ルデヒド33.6g(0.2モル)を水300ml中に加え1
規定の水酸化ナトリウム水溶液でPH10に中和し
た。この水溶液の温度を60℃に昇温後、ジメチル
硫酸57.0g(0.45モル)を反応液のPH値を1規定
の水酸化ナトリウム水溶液で9〜10に調節しなが
ら60分間かけて滴下し、反応させた。反応終了後
の反応液のPH値は9.2であつた。反応液からトル
エンにより3,4,5−トリメトキシベンズアル
デヒドを抽出し、ガスクロマトグラフイー分析し
たところ37.2g生成していた。収率は95%であ
る。
ルデヒド33.6g(0.2モル)を水300ml中に加え1
規定の水酸化ナトリウム水溶液でPH10に中和し
た。この水溶液の温度を60℃に昇温後、ジメチル
硫酸57.0g(0.45モル)を反応液のPH値を1規定
の水酸化ナトリウム水溶液で9〜10に調節しなが
ら60分間かけて滴下し、反応させた。反応終了後
の反応液のPH値は9.2であつた。反応液からトル
エンにより3,4,5−トリメトキシベンズアル
デヒドを抽出し、ガスクロマトグラフイー分析し
たところ37.2g生成していた。収率は95%であ
る。
実施例 2
5−メトキシ−3,4−ジヒドロキシベンズア
ルデヒド33.6g(0.2モル)を水300ml中に加え1
規定の水酸化カリウム水溶液でPH11に中和した。
この水溶液の温度を50℃に昇温後、ジメチル硫酸
57.0g(0.45モル)を反応液のPH値を1規定の水
酸化カリウム水溶液で10〜11に調節しながら60分
間かけて滴下し、反応させた。反応終了後の反応
液のPH値は10.3であつた。反応液をトルエン抽出
し、ガスクロマトグラフイー分析したところ、
3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒドの収
率は93%であつた。
ルデヒド33.6g(0.2モル)を水300ml中に加え1
規定の水酸化カリウム水溶液でPH11に中和した。
この水溶液の温度を50℃に昇温後、ジメチル硫酸
57.0g(0.45モル)を反応液のPH値を1規定の水
酸化カリウム水溶液で10〜11に調節しながら60分
間かけて滴下し、反応させた。反応終了後の反応
液のPH値は10.3であつた。反応液をトルエン抽出
し、ガスクロマトグラフイー分析したところ、
3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒドの収
率は93%であつた。
比較例
5−メトキシ−3,4−ジヒドロキシベンズア
ルデヒド33.6g(0.2モル)を水350ml中に溶かし
たものにジメチル硫酸168g(1.33モル)と10%
濃度の水酸化ナトリウム水溶液672mlを加えた
後、撹拌下に室温で60分間反応させた。反応終了
後の反応液のPH値は13.3であつた。反応液をトル
エン抽出し、ガスクロマトグラフイ分析したとこ
ろ、3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒド
の収率は48%であつた。
ルデヒド33.6g(0.2モル)を水350ml中に溶かし
たものにジメチル硫酸168g(1.33モル)と10%
濃度の水酸化ナトリウム水溶液672mlを加えた
後、撹拌下に室温で60分間反応させた。反応終了
後の反応液のPH値は13.3であつた。反応液をトル
エン抽出し、ガスクロマトグラフイ分析したとこ
ろ、3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒド
の収率は48%であつた。
Claims (1)
- 1 5−メトキシ−3,4−ジヒドロキシベンズ
アルデヒド1モルに対してジメチル硫酸2〜6モ
ルをPH8〜12に保持されたアルカリ性水溶液中に
おいて、30〜80℃で反応させることを特徴とする
3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒドの製
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5350780A JPS56150034A (en) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | Preparation of 3,4,5-trimethoxybenzaldehyde |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5350780A JPS56150034A (en) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | Preparation of 3,4,5-trimethoxybenzaldehyde |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56150034A JPS56150034A (en) | 1981-11-20 |
| JPS6159615B2 true JPS6159615B2 (ja) | 1986-12-17 |
Family
ID=12944727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5350780A Granted JPS56150034A (en) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | Preparation of 3,4,5-trimethoxybenzaldehyde |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56150034A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2609984B1 (fr) * | 1987-01-28 | 1989-05-05 | Rhone Poulenc Chimie | Procede de preparation de trialkoxybenzaldehyde |
| US4914243A (en) * | 1987-12-23 | 1990-04-03 | American Home Products Corporation | Production of 2-alkoxy or aryl(lower)alkoxy-6-methoxy-1-naphthalenecarboxaldehyde |
| CN1034169C (zh) * | 1991-07-30 | 1997-03-05 | 中国科学院大连化学物理研究所 | 一种三甲氧基苯甲醛合成方法 |
-
1980
- 1980-04-24 JP JP5350780A patent/JPS56150034A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56150034A (en) | 1981-11-20 |
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