JPS6181488A - 石炭−水スラリ製造方法 - Google Patents
石炭−水スラリ製造方法Info
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- JPS6181488A JPS6181488A JP59203761A JP20376184A JPS6181488A JP S6181488 A JPS6181488 A JP S6181488A JP 59203761 A JP59203761 A JP 59203761A JP 20376184 A JP20376184 A JP 20376184A JP S6181488 A JPS6181488 A JP S6181488A
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- wet
- slurry
- mill
- surfactant
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10L—FUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G OR C10K; LIQUIFIED PETROLEUM GAS; USE OF ADDITIVES TO FUELS OR FIRES; FIRE-LIGHTERS
- C10L1/00—Liquid carbonaceous fuels
- C10L1/32—Liquid carbonaceous fuels consisting of coal-oil suspensions or aqueous emulsions or oil emulsions
- C10L1/326—Coal-water suspensions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23K—FEEDING FUEL TO COMBUSTION APPARATUS
- F23K1/00—Preparation of lump or pulverulent fuel in readiness for delivery to combustion apparatus
- F23K1/02—Mixing solid fuel with a liquid, e.g. preparing slurries
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- Combustion & Propulsion (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は石炭−水スラリ製造方法に係り、特に少ない粉
砕動力で、高石炭濃度でかつ流動性の良い石炭−水スラ
リを製造する方法に関するものである。
砕動力で、高石炭濃度でかつ流動性の良い石炭−水スラ
リを製造する方法に関するものである。
(従来の技術)
近年、固体燃料である石炭のハンドリング性を改善する
ため、石炭粒子を水中に分散させ、スラリ化することに
より、取扱の容易な流体燃料とする方法る技術開発が盛
んに行われている。ボイラ燃料として直接噴霧燃焼でき
る高濃度かつ低粘度で安定な石炭−水スラリを製造する
ための課題は、スラリを構成する石炭粒子をは発明の広
い粒度分布に調整することにより、充填密度を増加して
高濃度化をはかり、適切な添加剤を使用して石炭粒子を
水中に安定分散化することにより粘度低下をはかること
である。
ため、石炭粒子を水中に分散させ、スラリ化することに
より、取扱の容易な流体燃料とする方法る技術開発が盛
んに行われている。ボイラ燃料として直接噴霧燃焼でき
る高濃度かつ低粘度で安定な石炭−水スラリを製造する
ための課題は、スラリを構成する石炭粒子をは発明の広
い粒度分布に調整することにより、充填密度を増加して
高濃度化をはかり、適切な添加剤を使用して石炭粒子を
水中に安定分散化することにより粘度低下をはかること
である。
このような石炭−水スラリを製造する方法としては、通
常石炭を湿式粉砕し、界面活性剤を添加することにより
石炭粒子を水中に安定に分散させる方法が一般的である
。第7図は、微粉砕機として代表的なボールミルを連続
湿式ボールミルとして使用する従来の石炭−水スラリ製
造装置の系統図である。第7図において、バンカ1から
送り出された石炭Aはフィーダ2を経たのち湿式ボール
ミル39内に供給され、タンク5.6.7からそれぞれ
の注入ポンプ8.9.10により供給される水B、界面
活性剤CおよびpH調整剤りの存在下で、通常、石炭濃
度&Ofi量%以上に粉砕され、石炭−水スラリとして
スラリタンク40に排出される。排出されたスラリはポ
ンプ41により粗粒分離器14で粗粒が分離され、ミル
へ循環される。
常石炭を湿式粉砕し、界面活性剤を添加することにより
石炭粒子を水中に安定に分散させる方法が一般的である
。第7図は、微粉砕機として代表的なボールミルを連続
湿式ボールミルとして使用する従来の石炭−水スラリ製
造装置の系統図である。第7図において、バンカ1から
送り出された石炭Aはフィーダ2を経たのち湿式ボール
ミル39内に供給され、タンク5.6.7からそれぞれ
の注入ポンプ8.9.10により供給される水B、界面
活性剤CおよびpH調整剤りの存在下で、通常、石炭濃
度&Ofi量%以上に粉砕され、石炭−水スラリとして
スラリタンク40に排出される。排出されたスラリはポ
ンプ41により粗粒分離器14で粗粒が分離され、ミル
へ循環される。
粗粒分離器14を通過したスラリは製品スラリEとして
タンク15に貯蔵される。
タンク15に貯蔵される。
上記のミルは通常、水平回転円筒内にスチールボールを
充填したものから構成されている。この方法における粉
砕機構は下記の通りである。すなわち、第8図に示すよ
うに、ミル39の回転に応じてボール42はミル内壁に
沿っである高さまで押上げられ、その後落下するか(第
8図(A))、またはボール層表面を転勤流下する(第
8図(B))、のしずれかの運動を繰返し、ボール相互
間に衝突あるいは摩擦を生じその際、石炭粒子がボール
相互間に挟まれ、それぞれ衝撃または摩砕によって粉砕
される。上記粉砕のうち、衝撃粉砕の場合には生成する
石炭粒子の粒度分布幅は狭くなるのに対し、摩砕粉砕の
場合には微粉が生成する上粒度分布の幅も広くなる。本
発明者らの実験によれば、上記の粉砕機構が衝撃粉砕支
配でるか、摩砕支配のいずれかに属するかは、ミル内の
ボールの挙動によって決定されることが、明らかとなっ
た。すなわち、ミル内の粘度が低い場合、すなわち、石
炭濃度が低い場合には、ミルの壁に沿って持上げられた
ボールが、自由落下するので衝撃粉砕支配となる。一方
、粘度の高い(石炭濃度が高い)場合には、ミル内のボ
ールの運動は抑制を受は自由落下することができないの
で、他のボールの表面層を転がりながら流下することと
なり、摩砕支配となる。第4図は、ハードグローブ粉砕
性措数(HGI、JIS−M8801)50の石炭を6
50tm径、1250酎長のi!続湿式ボールミルへ供
給し、スラリ濃度が70%(C参照)の場合と50%(
d参照)の場合につきそれぞれ200メツシユパスが7
0%となるように調整して粉砕した結果を示すものであ
るが、この結果から、上記したボールの運動と生成粒子
の粒度分布との関係が一層明らかである。以上に説明し
たように、高濃度で粉砕すればするほど石炭−水スラリ
の粘度分布幅が広くなり、最終的なスラリの濃度は高く
てるが、濃度が高くなり過ぎるとく通常約55%以上)
、粘度も高くなって粉砕が進行しなくなるので、粉砕時
に界面活性剤を添加する必要がある0例えば第4図に示
したCの粒度分布をもつ石炭−水スラリは粘度が150
0cPで石炭濃度は70%であるのに対し、dの粒度分
布をもつスラリを粘度が1500cPになるまで親水し
、さらに界面活性剤、pH調整剤を添加した後の最終の
スラリ濃度は57%である。また上記ボールミルで20
0メンシュバス70%まで乾式粉砕した時の粒径分布は
(○印プロット)は、第3図に示した幅の狭い粒径分布
(d参照)にほぼ一致し、界面活性剤、pHfJlil
整剤、水を添加、混合後、粘度を1500cPとした石
炭濃度はやはり57%であった。以上のケースのスラリ
性状および粉砕動力原単位を比較した結果を第1表の従
来法の欄に示す。
充填したものから構成されている。この方法における粉
砕機構は下記の通りである。すなわち、第8図に示すよ
うに、ミル39の回転に応じてボール42はミル内壁に
沿っである高さまで押上げられ、その後落下するか(第
8図(A))、またはボール層表面を転勤流下する(第
8図(B))、のしずれかの運動を繰返し、ボール相互
間に衝突あるいは摩擦を生じその際、石炭粒子がボール
相互間に挟まれ、それぞれ衝撃または摩砕によって粉砕
される。上記粉砕のうち、衝撃粉砕の場合には生成する
石炭粒子の粒度分布幅は狭くなるのに対し、摩砕粉砕の
場合には微粉が生成する上粒度分布の幅も広くなる。本
発明者らの実験によれば、上記の粉砕機構が衝撃粉砕支
配でるか、摩砕支配のいずれかに属するかは、ミル内の
ボールの挙動によって決定されることが、明らかとなっ
た。すなわち、ミル内の粘度が低い場合、すなわち、石
炭濃度が低い場合には、ミルの壁に沿って持上げられた
ボールが、自由落下するので衝撃粉砕支配となる。一方
、粘度の高い(石炭濃度が高い)場合には、ミル内のボ
ールの運動は抑制を受は自由落下することができないの
で、他のボールの表面層を転がりながら流下することと
なり、摩砕支配となる。第4図は、ハードグローブ粉砕
性措数(HGI、JIS−M8801)50の石炭を6
50tm径、1250酎長のi!続湿式ボールミルへ供
給し、スラリ濃度が70%(C参照)の場合と50%(
d参照)の場合につきそれぞれ200メツシユパスが7
0%となるように調整して粉砕した結果を示すものであ
るが、この結果から、上記したボールの運動と生成粒子
の粒度分布との関係が一層明らかである。以上に説明し
たように、高濃度で粉砕すればするほど石炭−水スラリ
の粘度分布幅が広くなり、最終的なスラリの濃度は高く
てるが、濃度が高くなり過ぎるとく通常約55%以上)
、粘度も高くなって粉砕が進行しなくなるので、粉砕時
に界面活性剤を添加する必要がある0例えば第4図に示
したCの粒度分布をもつ石炭−水スラリは粘度が150
0cPで石炭濃度は70%であるのに対し、dの粒度分
布をもつスラリを粘度が1500cPになるまで親水し
、さらに界面活性剤、pH調整剤を添加した後の最終の
スラリ濃度は57%である。また上記ボールミルで20
0メンシュバス70%まで乾式粉砕した時の粒径分布は
(○印プロット)は、第3図に示した幅の狭い粒径分布
(d参照)にほぼ一致し、界面活性剤、pHfJlil
整剤、水を添加、混合後、粘度を1500cPとした石
炭濃度はやはり57%であった。以上のケースのスラリ
性状および粉砕動力原単位を比較した結果を第1表の従
来法の欄に示す。
以下余白
第1表
上表において、低濃度(50%)湿式粉砕と乾式粉砕で
は粉砕動力原単位が20〜25KWh/lであるのに対
し、高濃度(70%)湿式粉砕では50KWh/lで前
記の2倍以上である。これは、高濃度湿式粉砕では、第
4図に示したように200メソシユパス量が70%でも
高石炭濃度のスラリを得るために幅の広い粒径分布(a
参照)、すなわち微粒子を多量に製造するための動力を
消費することによる。しかしながら、石炭−水スラリの
製造に必要な粉砕動力が50KWH/を必要であること
は、例えば原炭の単価15.000円/l、電力単価2
3円/KWhとすれば、電力コストが1150円/lで
あり、原炭コストの7.7%に相当し、粉砕動力が莫大
であることがわかる。
は粉砕動力原単位が20〜25KWh/lであるのに対
し、高濃度(70%)湿式粉砕では50KWh/lで前
記の2倍以上である。これは、高濃度湿式粉砕では、第
4図に示したように200メソシユパス量が70%でも
高石炭濃度のスラリを得るために幅の広い粒径分布(a
参照)、すなわち微粒子を多量に製造するための動力を
消費することによる。しかしながら、石炭−水スラリの
製造に必要な粉砕動力が50KWH/を必要であること
は、例えば原炭の単価15.000円/l、電力単価2
3円/KWhとすれば、電力コストが1150円/lで
あり、原炭コストの7.7%に相当し、粉砕動力が莫大
であることがわかる。
従って、石炭−水スラリをボイラ燃料として実用化する
ためには、原炭コストの約10%(1500円/1)を
占める添加剤コストの低減とともに粉砕動力の大幅低減
が重要な開発課題となる。
ためには、原炭コストの約10%(1500円/1)を
占める添加剤コストの低減とともに粉砕動力の大幅低減
が重要な開発課題となる。
一方、ボールミル(乾式および湿式)よりも低動力消費
型の微粉砕機としては乾式竪型リングローラミルが知ら
れている。その−例として乾式竪型ポールレースミル(
通称Eミル)の概略構造を第9図に示す。粉砕を行なう
べき石炭Aは粉砕機本体43の給炭管4を落下し粉砕部
に到る。粉砕部は、加圧装置18により押圧力を加えら
れた上部固定輪(上部リング)19と、駆動装置20に
よって回転する下部転輪(下部リング)21と、これら
上部リング19と下部リング210間に配置され、下部
リング21の回転と共に転勤する複数個の粉砕用ポール
22とからなる。粉砕部に至った石炭は下部リング21
の回転により生じる遠心力によって粉砕ポール配置部に
移動し、圧縮、摩擦粉砕される。粉砕された石炭は空気
孔44から供給され、かつ多孔板45から噴出する熱風
より装置内を上昇し、この間大径粒子は矢印46のごと
く粉砕部に落下して一次分級され、残りの粉砕炭を含有
する気流は分級器47のベーン48において旋回力を与
えられ、この分級P547内に流入する。分級器47に
おいては、この気流の旋回により大径粒子は分級器内を
下降して粉砕部に落下し、再粉砕される。一方、微粉炭
は気流と共に微粉炭管49に流入し、バーナあるいは捕
集装置に気流輸送される。前記HG I 50の石炭を
200メツシュバス70%に粉砕した場合の粒度分布を
第4図に示すが(b参照)、低濃度湿式ボールミルによ
る幅の狭い粒度分布(d参照)に類似している。リング
ローラミルは元来、その粉砕機構が圧縮粉砕と摩擦粉砕
であるために幅の広い粒径分布(単一粉砕機回当たり)
を生ずるのであるが、前述したようにミル内で分級され
て小径粒子が粉砕部から取り除かれて微粉炭として系外
に気流輸送されるため、これら小径粒子が再粉砕されな
い。
型の微粉砕機としては乾式竪型リングローラミルが知ら
れている。その−例として乾式竪型ポールレースミル(
通称Eミル)の概略構造を第9図に示す。粉砕を行なう
べき石炭Aは粉砕機本体43の給炭管4を落下し粉砕部
に到る。粉砕部は、加圧装置18により押圧力を加えら
れた上部固定輪(上部リング)19と、駆動装置20に
よって回転する下部転輪(下部リング)21と、これら
上部リング19と下部リング210間に配置され、下部
リング21の回転と共に転勤する複数個の粉砕用ポール
22とからなる。粉砕部に至った石炭は下部リング21
の回転により生じる遠心力によって粉砕ポール配置部に
移動し、圧縮、摩擦粉砕される。粉砕された石炭は空気
孔44から供給され、かつ多孔板45から噴出する熱風
より装置内を上昇し、この間大径粒子は矢印46のごと
く粉砕部に落下して一次分級され、残りの粉砕炭を含有
する気流は分級器47のベーン48において旋回力を与
えられ、この分級P547内に流入する。分級器47に
おいては、この気流の旋回により大径粒子は分級器内を
下降して粉砕部に落下し、再粉砕される。一方、微粉炭
は気流と共に微粉炭管49に流入し、バーナあるいは捕
集装置に気流輸送される。前記HG I 50の石炭を
200メツシュバス70%に粉砕した場合の粒度分布を
第4図に示すが(b参照)、低濃度湿式ボールミルによ
る幅の狭い粒度分布(d参照)に類似している。リング
ローラミルは元来、その粉砕機構が圧縮粉砕と摩擦粉砕
であるために幅の広い粒径分布(単一粉砕機回当たり)
を生ずるのであるが、前述したようにミル内で分級され
て小径粒子が粉砕部から取り除かれて微粉炭として系外
に気流輸送されるため、これら小径粒子が再粉砕されな
い。
従って微粉炭中の微粒子は少なくなり、第4図に図示さ
れた幅の狭い粒径分布(b参照)となる。
れた幅の狭い粒径分布(b参照)となる。
ボールミルで粉砕された微粉炭を水と添加剤を混合し、
粘度15QOcPになるように調整した時のスラリ濃度
は58%または粉砕動力原単位は15KWH/lであり
、乾式ボールミル粉砕の場合の60%である(第1表参
照)、このようにポールレースミルを用いて粉砕を行え
ば粉砕動力を低減できるが、スラリの性能が高濃度湿式
ボールミルによるスラリより大幅に低下するため、液体
燃料としては通さないのが現状である。
粘度15QOcPになるように調整した時のスラリ濃度
は58%または粉砕動力原単位は15KWH/lであり
、乾式ボールミル粉砕の場合の60%である(第1表参
照)、このようにポールレースミルを用いて粉砕を行え
ば粉砕動力を低減できるが、スラリの性能が高濃度湿式
ボールミルによるスラリより大幅に低下するため、液体
燃料としては通さないのが現状である。
(発明が解決しようとする問題点)
以上のように石炭−水スラリをボイラ燃料として実用化
するためには、石炭濃度60重量%以上の高濃度化を計
るために必要な幅の広い粒径分布を低動力で製造する粉
砕機の開発が課題となる。
するためには、石炭濃度60重量%以上の高濃度化を計
るために必要な幅の広い粒径分布を低動力で製造する粉
砕機の開発が課題となる。
さらに、石炭中には多量の天分が含有されており、石炭
−水スラリ燃焼時の無公害化をはかるために、スラリの
良質化、すなわち低天分石炭−水スラリ製造技術の開発
が望まれている。
−水スラリ燃焼時の無公害化をはかるために、スラリの
良質化、すなわち低天分石炭−水スラリ製造技術の開発
が望まれている。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、低
動力で、効率よく低粘度で高石炭濃度の石炭−水スラリ
を製造する方法を提供することにある。
動力で、効率よく低粘度で高石炭濃度の石炭−水スラリ
を製造する方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
要するに本発明は、(1)粉砕リングとローラを有する
湿式竪型リングローラミルを用いて石炭を界面活性剤の
存在または不存在下で湿式粉砕と、かつ該ミルで粉砕さ
れた石炭の一部を分配器を通して再循環すること、(2
)(1)において、界面活性剤を添加することなく、湿
式粉砕した後、脱水機を用いて石炭濃度が50〜80重
量%となるまで脱水し、脱水した石炭と水の混合物に界
面活性剤を石炭に対し0.05〜3.0重量%添加して
撹拌すること、(3)(1)において、界面活性剤を添
加することなく、湿式粉砕した後、脱灰操作を施し、さ
らに石炭濃度が50〜80重量%となるまで脱水し、脱
水した石炭と水の混合物に石炭に対して0.05〜3%
の界面活性剤を添加して撹拌すること、を特徴とする。
湿式竪型リングローラミルを用いて石炭を界面活性剤の
存在または不存在下で湿式粉砕と、かつ該ミルで粉砕さ
れた石炭の一部を分配器を通して再循環すること、(2
)(1)において、界面活性剤を添加することなく、湿
式粉砕した後、脱水機を用いて石炭濃度が50〜80重
量%となるまで脱水し、脱水した石炭と水の混合物に界
面活性剤を石炭に対し0.05〜3.0重量%添加して
撹拌すること、(3)(1)において、界面活性剤を添
加することなく、湿式粉砕した後、脱灰操作を施し、さ
らに石炭濃度が50〜80重量%となるまで脱水し、脱
水した石炭と水の混合物に石炭に対して0.05〜3%
の界面活性剤を添加して撹拌すること、を特徴とする。
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明する。第
1図は、本発明の実施に好適な装置例を示すものである
。第1図において、バンカl内の石炭Aはフィーダ2を
経て湿式竪型リングローラミル3の頂部の給炭管4から
、また水B、界面活性剤液BおよびpH調整剤液りはそ
れぞれのタンク5.6、および7からそれぞれのポンプ
8.9およびlOにより給炭管4を介してミル内に注入
される。リングローラミル3内で粉砕された石炭、水お
よび添加剤の混合物はミル底部の排出口11からスラリ
ポンプ12によりスラリ分配器13に送られ、その1部
はミルの給炭管4からミル内に循環される。分配器13
で分配された残りのスラリはミルの上方に設置された粗
粒分離器14に送られ、分離された粗粒は重力によりミ
ールの給炭管4からミル3内に再循環される。粗粒分離
器14を通過した石炭−水スラリは製品としてスラリタ
ンク15に貯蔵される。
1図は、本発明の実施に好適な装置例を示すものである
。第1図において、バンカl内の石炭Aはフィーダ2を
経て湿式竪型リングローラミル3の頂部の給炭管4から
、また水B、界面活性剤液BおよびpH調整剤液りはそ
れぞれのタンク5.6、および7からそれぞれのポンプ
8.9およびlOにより給炭管4を介してミル内に注入
される。リングローラミル3内で粉砕された石炭、水お
よび添加剤の混合物はミル底部の排出口11からスラリ
ポンプ12によりスラリ分配器13に送られ、その1部
はミルの給炭管4からミル内に循環される。分配器13
で分配された残りのスラリはミルの上方に設置された粗
粒分離器14に送られ、分離された粗粒は重力によりミ
ールの給炭管4からミル3内に再循環される。粗粒分離
器14を通過した石炭−水スラリは製品としてスラリタ
ンク15に貯蔵される。
上記分配器13としては、流量調整用バルブを設置した
分岐管などがあげられるが、石炭粒子を分級せずに、そ
のままの状態で分配できるものであれば、どのような形
式のものでもよい。また上記粗粒分離器14としては、
ストレーナ、湿式スクリーン、シープベンド等、スラリ
中の約300〜1000μm以上の粒子を分離できるも
のであれば、どのような形式のものでもよい。
分岐管などがあげられるが、石炭粒子を分級せずに、そ
のままの状態で分配できるものであれば、どのような形
式のものでもよい。また上記粗粒分離器14としては、
ストレーナ、湿式スクリーン、シープベンド等、スラリ
中の約300〜1000μm以上の粒子を分離できるも
のであれば、どのような形式のものでもよい。
第2図は上記実施例における湿式竪型ボールレースミル
の構造に関するものである。粉砕部は、粉砕テーブル1
7、加圧装置18により押圧力を加えられた上部固定輪
(上部リング)19と、駆動装置20によって回転する
粉砕テーブル17の端部に設置された下部転輪(下部リ
ング)21と、これら上部リング19と下部リング21
の間に配置され、下部リング21の回転と共に転動する
複数個の粉砕用ボール22と、粉砕テーブル17の中心
から備心して設置された給炭管内部清掃用かき棒23と
から構成されている。湿式粉砕される石炭Aは、分配器
13(第1図参照)からの循環スラリ、粗粒分離器14
(第1図参照)からの粗粒スラリ、水、界面活性剤液
およびpH調整剤液とともに粉砕機本体16の給炭管4
に供給される。
の構造に関するものである。粉砕部は、粉砕テーブル1
7、加圧装置18により押圧力を加えられた上部固定輪
(上部リング)19と、駆動装置20によって回転する
粉砕テーブル17の端部に設置された下部転輪(下部リ
ング)21と、これら上部リング19と下部リング21
の間に配置され、下部リング21の回転と共に転動する
複数個の粉砕用ボール22と、粉砕テーブル17の中心
から備心して設置された給炭管内部清掃用かき棒23と
から構成されている。湿式粉砕される石炭Aは、分配器
13(第1図参照)からの循環スラリ、粗粒分離器14
(第1図参照)からの粗粒スラリ、水、界面活性剤液
およびpH調整剤液とともに粉砕機本体16の給炭管4
に供給される。
給炭管4に供給された石炭、水および添加剤の混合物は
給炭管4内を落下するが、給炭管4内面に付着する混合
物は粉砕テーブル17と共に回転する清掃用かき棒23
によりかき取られ、粉砕テーブル17上に分散する。粉
砕テーブル17に分散した石炭、水および添加剤の混合
物は粉砕テーブル17の回転によって生じる遠心力によ
り粉砕ボール配置部に移動し、ボールと下部リング間で
圧縮摩砕される。粉砕された石炭は下部リング21端と
粉砕機本体16間の空間部から粉砕テーブル17下のス
ラリ堰24内に流下し、回転する粉砕テーブル17の底
部に設置された混合種25により混合されながら排出口
11から排出される。
給炭管4内を落下するが、給炭管4内面に付着する混合
物は粉砕テーブル17と共に回転する清掃用かき棒23
によりかき取られ、粉砕テーブル17上に分散する。粉
砕テーブル17に分散した石炭、水および添加剤の混合
物は粉砕テーブル17の回転によって生じる遠心力によ
り粉砕ボール配置部に移動し、ボールと下部リング間で
圧縮摩砕される。粉砕された石炭は下部リング21端と
粉砕機本体16間の空間部から粉砕テーブル17下のス
ラリ堰24内に流下し、回転する粉砕テーブル17の底
部に設置された混合種25により混合されながら排出口
11から排出される。
上記第1図および第2図に示した装置において、製造す
べき石炭、水スラリの石炭濃度は原炭の性状と粉砕粒度
から決定される。第3図は、第4図aに示したように幅
の広い粒径分布を調整したときの各種石炭の吸水率(す
なわち、単位石炭重量当たりに吸水される水の量)と到
達石炭濃度の関係を示したちの゛である。従って燃料と
しての条件から決まるスラリの粒度(例えば200メソ
シュパス70%)の調製は、リングローラミル3への原
炭給炭量、それに伴って添加水量および添加剤量を変え
てミル内(循環量をコントロールすることによって達成
される。分配器13においては、ミルへの原炭供給量に
相当するスラリ量が粗粒分離器14に送られ、粗粒が除
去され、残りのスラリはミル内へ循環される。ミルの粉
砕部の容積は一定であるため、原炭供給量を変えること
により、粉砕部を通過する量(すなわち原炭供給量と循
環量との和)が変化するためミル内滞留時間が変わり、
粉砕粒度を制御することができる。従ってハードグロー
ブ粉砕性指数の異なる石炭を用いる場合は、ミルへの原
炭供給量を変えることにより同一粒度のスラリを製造す
ることができる。粗粒分離器14の役割はバーナチップ
等の目詰防止のために粗粒を除去するものである。除去
される粗粒は、カット径(300〜1000μm程度)
に依存するが通常、全体の1〜2%以下である。
べき石炭、水スラリの石炭濃度は原炭の性状と粉砕粒度
から決定される。第3図は、第4図aに示したように幅
の広い粒径分布を調整したときの各種石炭の吸水率(す
なわち、単位石炭重量当たりに吸水される水の量)と到
達石炭濃度の関係を示したちの゛である。従って燃料と
しての条件から決まるスラリの粒度(例えば200メソ
シュパス70%)の調製は、リングローラミル3への原
炭給炭量、それに伴って添加水量および添加剤量を変え
てミル内(循環量をコントロールすることによって達成
される。分配器13においては、ミルへの原炭供給量に
相当するスラリ量が粗粒分離器14に送られ、粗粒が除
去され、残りのスラリはミル内へ循環される。ミルの粉
砕部の容積は一定であるため、原炭供給量を変えること
により、粉砕部を通過する量(すなわち原炭供給量と循
環量との和)が変化するためミル内滞留時間が変わり、
粉砕粒度を制御することができる。従ってハードグロー
ブ粉砕性指数の異なる石炭を用いる場合は、ミルへの原
炭供給量を変えることにより同一粒度のスラリを製造す
ることができる。粗粒分離器14の役割はバーナチップ
等の目詰防止のために粗粒を除去するものである。除去
される粗粒は、カット径(300〜1000μm程度)
に依存するが通常、全体の1〜2%以下である。
以下、上記の装置を適用した実施例により本発明をさら
に詳しく説明する。
に詳しく説明する。
(実施例)
165鰭径の回転テーブルを有する湿式竪型ポールレー
スミルを備えた第1図と同様な構成の装置を用いて、ハ
ードグローブ粉砕性指数(HGI)50の石炭を下記の
条件で粉砕および調整し、得られた石炭−水スラリ(粘
度1500cP)の粒度分布を求めたところ、第4図a
の結果を得た。
スミルを備えた第1図と同様な構成の装置を用いて、ハ
ードグローブ粉砕性指数(HGI)50の石炭を下記の
条件で粉砕および調整し、得られた石炭−水スラリ(粘
度1500cP)の粒度分布を求めたところ、第4図a
の結果を得た。
なお、図には比較のため乾式ポールレースミル粉砕物(
b)、連続式ボールミルによる高濃度湿式粉砕物(C)
、および低濃度湿式粉砕物(d)の結果も合わせて示し
た。
b)、連続式ボールミルによる高濃度湿式粉砕物(C)
、および低濃度湿式粉砕物(d)の結果も合わせて示し
た。
(条件)
ミルへの原炭供給量(乾炭基準):20kg/h界面活
性性剤供給量(原炭に対し)1.5%pH調整剤供給量
(原炭に対し):0.05%ミル内の石炭濃度ニア0.
5% 分配器からの循環量(乾炭基′$) : 400kg
/h粗粒分子@器からの循環量: 0.1 kg/ h
また本発明の実施例により製造したスラリの性状と浮力
原単位を従来法と比較して第1表に示す。
性性剤供給量(原炭に対し)1.5%pH調整剤供給量
(原炭に対し):0.05%ミル内の石炭濃度ニア0.
5% 分配器からの循環量(乾炭基′$) : 400kg
/h粗粒分子@器からの循環量: 0.1 kg/ h
また本発明の実施例により製造したスラリの性状と浮力
原単位を従来法と比較して第1表に示す。
第4図の結果から明らかなように、本実施例によれば石
炭粒子は粉砕部において、ポールと下部リング間で粉砕
ささその粉砕機構が圧縮粉砕と摩擦粉砕であるために単
−粉砕機会当たりに生成する粒度分布は微粒子を多く含
む幅の広い粒径分布とミルにおいて生成した微粒子が分
級によって再粉砕されることなく製品として取り出され
ることと異なり、分配器13によりミル3に循環されて
再粉砕されるため、濃度の高い石炭−水スラリの製造に
必要な微粒子を多量に含む幅の広い粒径分布を調製する
こ諷ができる。さらに第1表から明らかなように、湿式
チューブミル粉砕による石炭−水スラリ同等以上の性状
のスラリを約2/3の動力で製造できることがわかる。
炭粒子は粉砕部において、ポールと下部リング間で粉砕
ささその粉砕機構が圧縮粉砕と摩擦粉砕であるために単
−粉砕機会当たりに生成する粒度分布は微粒子を多く含
む幅の広い粒径分布とミルにおいて生成した微粒子が分
級によって再粉砕されることなく製品として取り出され
ることと異なり、分配器13によりミル3に循環されて
再粉砕されるため、濃度の高い石炭−水スラリの製造に
必要な微粒子を多量に含む幅の広い粒径分布を調製する
こ諷ができる。さらに第1表から明らかなように、湿式
チューブミル粉砕による石炭−水スラリ同等以上の性状
のスラリを約2/3の動力で製造できることがわかる。
以上の説明は本発明の典型的な実施例について行ったも
のであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば、第2図では湿式竪型リングローラミルとして湿
式竪型ポールレースミルを示したが、ローラとして上記
のポールの他にビヤだる形状のものや輪状のもの等、各
種の変形物を用いたものでもよい。
のであるが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば、第2図では湿式竪型リングローラミルとして湿
式竪型ポールレースミルを示したが、ローラとして上記
のポールの他にビヤだる形状のものや輪状のもの等、各
種の変形物を用いたものでもよい。
第5図は輪状ローラ用いる湿式リングローラミルの構造
を示すものである。粉砕部は、粉砕テーブル17、加圧
ロッド27およびスプリング28により押圧力を加えら
れた上部固定加圧板29と、駆動装置20によって回転
する粉砕テーブル17端に設置された下部リング21と
、これら上部固定加圧板27と下部リング17の間に配
置された下部リングの回転によって回転する複数個の粉
砕輪(粉砕ローラ)30と、粉砕テーブル17に設置さ
れテーブルの回転により回転し給炭管4内面の付着を防
止するかき棒23とから構成される。
を示すものである。粉砕部は、粉砕テーブル17、加圧
ロッド27およびスプリング28により押圧力を加えら
れた上部固定加圧板29と、駆動装置20によって回転
する粉砕テーブル17端に設置された下部リング21と
、これら上部固定加圧板27と下部リング17の間に配
置された下部リングの回転によって回転する複数個の粉
砕輪(粉砕ローラ)30と、粉砕テーブル17に設置さ
れテーブルの回転により回転し給炭管4内面の付着を防
止するかき棒23とから構成される。
粉砕されるべき石炭Aは、分配器13(第1図参照)お
よび粗粒分離器14(第1図)からの循環スラリおよび
添加液と共に粉砕機本体26の給炭管4に供給される。
よび粗粒分離器14(第1図)からの循環スラリおよび
添加液と共に粉砕機本体26の給炭管4に供給される。
給炭管4を落下して回転するテーブル17上に分散した
石炭、水、添加剤の混合物は遠心力によって外側に移動
し、粉砕ローラ30と下部リング21の間で圧縮粉砕、
摩擦粉砕されて、粉下部リング21端から粉砕テーブル
17下で粉砕機本体26に設置された堰24内に流下し
、回転する粉砕テーブル17の底部に設けられた混合種
25により混合されながら排出口11から排出される。
石炭、水、添加剤の混合物は遠心力によって外側に移動
し、粉砕ローラ30と下部リング21の間で圧縮粉砕、
摩擦粉砕されて、粉下部リング21端から粉砕テーブル
17下で粉砕機本体26に設置された堰24内に流下し
、回転する粉砕テーブル17の底部に設けられた混合種
25により混合されながら排出口11から排出される。
本実施例による湿式リングローラミルにおいても、その
粉砕機構は圧縮、摩擦であるため、粒度分布幅の広い石
炭粒子が生成され、粘度が低く、濃度の高い石炭−水ス
ラリか効率よく低動力で製造できる。
粉砕機構は圧縮、摩擦であるため、粒度分布幅の広い石
炭粒子が生成され、粘度が低く、濃度の高い石炭−水ス
ラリか効率よく低動力で製造できる。
本発明において、界面活性剤は、前記湿式粉砕後、石炭
濃度が50〜80%になるまで必要に応じて脱水した後
、添加してもよい。この場合の界面活性剤の添加量は石
炭に対し、0.05〜3.0%の範囲が好適である。界
面活性剤としては陰イオンまたは非イオン系界面活性剤
が適している。
濃度が50〜80%になるまで必要に応じて脱水した後
、添加してもよい。この場合の界面活性剤の添加量は石
炭に対し、0.05〜3.0%の範囲が好適である。界
面活性剤としては陰イオンまたは非イオン系界面活性剤
が適している。
第6図は、脱灰方法を併用した本発明の他の実施例を示
す石炭−水スラリ製造方法の説明図である。第6図にお
いて、バンカ1内の石炭Aはフィーダ2から、また水B
はタンク5からポンプ8により湿式竪型リングローラミ
ル3の頂部の給炭管4からミル3内に供給される。リン
グローラミル3内で湿式粉砕された石炭−水スラリは(
石炭濃度は通常50%以下)はミル底部の排出口11か
らスラリポンプ12により分配器13に供給され、ここ
で分級を受けることなく分割され、1部はミルの給炭管
4からミル3内に循環される。残りのスラリはミル上部
に設置された粗粒分離器14に送られ、粗粒が分離され
、重力によりミルの給炭管4からミル3内に循環される
。粗粒分離器14で粗粒を分離しスラリは貯蔵タンク3
1に一時貯蔵され、ポンプ32によって脱灰装置33に
送られ、石炭中の天分が分離される。精製炭−水スラリ
は脱灰装置33からポンプ34により脱水機35に送ら
れ、石炭濃度が約50〜80%以上になるよう脱水され
る。脱水された脱水ケーキはスラリ調製槽でそれぞれの
タンク5.6.7からポンプ8.9.10により供給さ
れる水B、界面活性剤液CおよびpH調整剤液りと撹拌
機37により混合撹拌され、天分含有率が低く、低粘度
で石炭濃度が約50〜80重量%の石炭−水スラリEと
なり、ポンプ38により図示されない次工程(例えば貯
蔵タンク)に送られる。
す石炭−水スラリ製造方法の説明図である。第6図にお
いて、バンカ1内の石炭Aはフィーダ2から、また水B
はタンク5からポンプ8により湿式竪型リングローラミ
ル3の頂部の給炭管4からミル3内に供給される。リン
グローラミル3内で湿式粉砕された石炭−水スラリは(
石炭濃度は通常50%以下)はミル底部の排出口11か
らスラリポンプ12により分配器13に供給され、ここ
で分級を受けることなく分割され、1部はミルの給炭管
4からミル3内に循環される。残りのスラリはミル上部
に設置された粗粒分離器14に送られ、粗粒が分離され
、重力によりミルの給炭管4からミル3内に循環される
。粗粒分離器14で粗粒を分離しスラリは貯蔵タンク3
1に一時貯蔵され、ポンプ32によって脱灰装置33に
送られ、石炭中の天分が分離される。精製炭−水スラリ
は脱灰装置33からポンプ34により脱水機35に送ら
れ、石炭濃度が約50〜80%以上になるよう脱水され
る。脱水された脱水ケーキはスラリ調製槽でそれぞれの
タンク5.6.7からポンプ8.9.10により供給さ
れる水B、界面活性剤液CおよびpH調整剤液りと撹拌
機37により混合撹拌され、天分含有率が低く、低粘度
で石炭濃度が約50〜80重量%の石炭−水スラリEと
なり、ポンプ38により図示されない次工程(例えば貯
蔵タンク)に送られる。
上記脱灰装置33としては、湿式脱灰装置が適している
が、特に浮遊選鉱法を用いた装置が脱灰効率が良いため
特に好適である。脱灰機35としてはフィルタプレス、
遠心脱水機、ベルトフィルタ等どのような形式のもので
もよい。
が、特に浮遊選鉱法を用いた装置が脱灰効率が良いため
特に好適である。脱灰機35としてはフィルタプレス、
遠心脱水機、ベルトフィルタ等どのような形式のもので
もよい。
本発明の実施例による石炭−水スラリ製造法は、脱灰プ
ロセスを組込んだ低灰分石炭−水スラリの調製に特に有
効である。いかなる説灰法においても脱灰率を向上れせ
るために最も重要なことは石炭粒子中の炭化と天分を分
離することである。従って一般に脱灰時の粒度が細かく
なればなるほど脱灰率は向上する。第7図に示した湿式
ボールミルを用いた高濃度湿式粉砕(石炭濃度約50%
以上)による従来の石炭−水スラリ製造方式において、
下流で浮遊選鉱法を用いても脱灰率は極めて不良である
。これは、次のような理由による。すなわち、ボールミ
ルによる高濃度湿式粉砕時には粒度が高(なるため、界
面活性剤等の添加剤を使用して石炭粒子を親水化し、水
中に分散させて低粘度化するが、浮遊選鉱法においては
石炭中の炭分粒子元来の疎水性の性質を利用するので、
一旦親水化されて高濃度スラリ化された炭分粒子の浮選
は困難となるためである。一方、石炭濃度が約50%以
下の濃度で粉砕する場合は、粘度が低いため、粉砕時に
は界面活性剤を必要とせず浮選による脱灰率は良好であ
る。しかしながら、第4図すに示したように粒径分布の
幅が狭いために脱灰後のスラリの高濃度をはかることは
できない。従って石炭を脱灰し、かつ濃度の高いスラリ
を得る方法としては、先ず石炭濃度50%以下で200
メツシユパス量が50%程度まで粉砕して幅の狭い粒径
分布を得、脱灰後に脱水して石炭濃度の高い状態で20
0メツシユバスが79〜80%程度まで粉砕して幅の広
い粒径分布を調製することになる。この場合、脱灰時の
粒度が粗く、炭分と天分の分離が進まず、脱灰率は低く
なる欠点がある。
ロセスを組込んだ低灰分石炭−水スラリの調製に特に有
効である。いかなる説灰法においても脱灰率を向上れせ
るために最も重要なことは石炭粒子中の炭化と天分を分
離することである。従って一般に脱灰時の粒度が細かく
なればなるほど脱灰率は向上する。第7図に示した湿式
ボールミルを用いた高濃度湿式粉砕(石炭濃度約50%
以上)による従来の石炭−水スラリ製造方式において、
下流で浮遊選鉱法を用いても脱灰率は極めて不良である
。これは、次のような理由による。すなわち、ボールミ
ルによる高濃度湿式粉砕時には粒度が高(なるため、界
面活性剤等の添加剤を使用して石炭粒子を親水化し、水
中に分散させて低粘度化するが、浮遊選鉱法においては
石炭中の炭分粒子元来の疎水性の性質を利用するので、
一旦親水化されて高濃度スラリ化された炭分粒子の浮選
は困難となるためである。一方、石炭濃度が約50%以
下の濃度で粉砕する場合は、粘度が低いため、粉砕時に
は界面活性剤を必要とせず浮選による脱灰率は良好であ
る。しかしながら、第4図すに示したように粒径分布の
幅が狭いために脱灰後のスラリの高濃度をはかることは
できない。従って石炭を脱灰し、かつ濃度の高いスラリ
を得る方法としては、先ず石炭濃度50%以下で200
メツシユパス量が50%程度まで粉砕して幅の狭い粒径
分布を得、脱灰後に脱水して石炭濃度の高い状態で20
0メツシユバスが79〜80%程度まで粉砕して幅の広
い粒径分布を調製することになる。この場合、脱灰時の
粒度が粗く、炭分と天分の分離が進まず、脱灰率は低く
なる欠点がある。
これに対して本発明の実施例においては、湿式リングロ
ーラミルの粉砕機構が圧縮粉砕と摩擦粉砕であるため、
幅の広い粒径分布の調整に濃度の高い状態で粉砕するこ
とを要せず(湿式ボールミルと異なる点)、また粉砕時
に界面活性剤等の添加剤の使用が不要となる。従って2
00メソシユバス量が70〜80%で、かつ微粒子を多
く含む、粒径分布幅の広い石炭粒子に(炭分と天分の分
離が進んだ状態で)脱灰操作を施すことができ、このた
め脱灰率は高くなり、最終的に濃度の高いスラリを調製
することができる。
ーラミルの粉砕機構が圧縮粉砕と摩擦粉砕であるため、
幅の広い粒径分布の調整に濃度の高い状態で粉砕するこ
とを要せず(湿式ボールミルと異なる点)、また粉砕時
に界面活性剤等の添加剤の使用が不要となる。従って2
00メソシユバス量が70〜80%で、かつ微粒子を多
く含む、粒径分布幅の広い石炭粒子に(炭分と天分の分
離が進んだ状態で)脱灰操作を施すことができ、このた
め脱灰率は高くなり、最終的に濃度の高いスラリを調製
することができる。
(実施例)
165龍径の回転テーブルを有する湿式竪型ボールレー
スミルを用いて、ハードグローブ粉砕性指数(HGI)
50、天分含有率10.5%の石炭を石炭濃度40%で
200メツシュパス70%まで粉砕した。粉砕したスラ
リを石炭濃度が5%になるまで水を添加して浮選槽で脱
灰し、ベルトフィターで石炭濃度80%まで脱灰後、石
炭に対して0.5%の界面活性剤と水を添加して粘度1
500cP、石炭濃度71%のスラリを調製した。
スミルを用いて、ハードグローブ粉砕性指数(HGI)
50、天分含有率10.5%の石炭を石炭濃度40%で
200メツシュパス70%まで粉砕した。粉砕したスラ
リを石炭濃度が5%になるまで水を添加して浮選槽で脱
灰し、ベルトフィターで石炭濃度80%まで脱灰後、石
炭に対して0.5%の界面活性剤と水を添加して粘度1
500cP、石炭濃度71%のスラリを調製した。
該スラリを分析した結果、スラリ中の石炭の灰分含有率
は4%であった。
は4%であった。
本発明の効果を比較するために、本発明者らは、湿式ボ
ールミルを用いて、石炭濃度40%で200メツシュパ
ス50%まで粉砕し、スラリを石炭濃度が5%になるま
で水で希釈後、浮選、脱水し、界面活性剤を0.5%添
加し、粘度が1500cPになるまで水を添加し、最終
的に石炭濃度が69.5%のスラリを調製した。鋼製し
たスラリの天分含有率は7%であった。本発明において
、従来のボールミルを用いた高濃度湿式粉砕によるスラ
リ(石炭濃度70%、第1表参照)、湿式リングローラ
ミルによるスラリ(石炭濃度70.5%、第1表参照)
よりもスラリの石炭濃度が高くなるのは、脱灰操作によ
り灰分中のスラリ化妨害因子(金属メタルイオン)を除
去したことによるものである。また従来の湿式チューブ
ミル法による脱灰炭−水スラリ(全屈酸化物触媒69.
5%)よりも濃度が高くなるのは、従来法においては脱
灰前の低濃度湿式粉砕で一旦幅の狭い粒径調整を行なう
ため、脱灰後の高濃度粉砕のみでは幅の広い粒径調整が
難しいのに対し、湿式リノグローラミルにおいては1段
で高濃度化のための幅の広い粒径分布の調整ができるこ
とによる。
ールミルを用いて、石炭濃度40%で200メツシュパ
ス50%まで粉砕し、スラリを石炭濃度が5%になるま
で水で希釈後、浮選、脱水し、界面活性剤を0.5%添
加し、粘度が1500cPになるまで水を添加し、最終
的に石炭濃度が69.5%のスラリを調製した。鋼製し
たスラリの天分含有率は7%であった。本発明において
、従来のボールミルを用いた高濃度湿式粉砕によるスラ
リ(石炭濃度70%、第1表参照)、湿式リングローラ
ミルによるスラリ(石炭濃度70.5%、第1表参照)
よりもスラリの石炭濃度が高くなるのは、脱灰操作によ
り灰分中のスラリ化妨害因子(金属メタルイオン)を除
去したことによるものである。また従来の湿式チューブ
ミル法による脱灰炭−水スラリ(全屈酸化物触媒69.
5%)よりも濃度が高くなるのは、従来法においては脱
灰前の低濃度湿式粉砕で一旦幅の狭い粒径調整を行なう
ため、脱灰後の高濃度粉砕のみでは幅の広い粒径調整が
難しいのに対し、湿式リノグローラミルにおいては1段
で高濃度化のための幅の広い粒径分布の調整ができるこ
とによる。
(発明の効果)
本発明方法によれば、直接燃焼用として好適な高濃度石
炭−水スラリを極めて効率よ(、従って動力原単位を大
幅に低減させて製造できる。さらに、ボイラ燃料として
より好適な、原炭中の天分を除去した低灰分石炭−水ス
ラリを効率よく得ることができる。
炭−水スラリを極めて効率よ(、従って動力原単位を大
幅に低減させて製造できる。さらに、ボイラ燃料として
より好適な、原炭中の天分を除去した低灰分石炭−水ス
ラリを効率よく得ることができる。
第1図は、本発明の実施例に係る石炭−水スラリ製造装
置の系統図、第2図は、第1図に示ず湿式竪型リングロ
ーラミルとして好適な湿式竪型ボールレースの構造を示
す説明図、第3図は、石炭の吸水率と石炭濃度の関係を
示す説明図、第4図は、本発明の実施例の効果を説明す
るための粉砕石炭の粒子径と累Mi重量分率との関係図
、第5図は、第1図に示す湿式ミルとして好適な、第2
図に示す湿式ミルに代えて通用することができる湿式竪
型リングローラミルの構造図、第6図は、本発明の他の
実施例に係る低灰分炭−製造装置の系統図、第7図は、
従来の湿式ボールミルを用いる石炭−水スラリ製造装置
の系統図、第8図(A)および(B)は上記湿式ボール
ミル内のボールの挙動と粉砕機構との関係を説明する図
、第9図は、従来の乾式竪型ボールレースミルの構造を
示す説明図である。 1・・・バンカ、2・・・フィーダ、3・・・湿式竪型
リングローラミル、4・・・給炭管、13・・・分配器
、14・・・粗粒分離器、15・・・スラリタンク、1
6・・・湿式竪型ボールレースミル、17・・・粉砕テ
ーブル、18・・・加圧装置、19上部リング、20・
・・駆動装置、21・・・下部リング、22・・・粉砕
用ボール、23・・・かき棒、24・・・堰、25・・
・混合種。 代理人 弁理士 川 北 武 長 第1図 第3因 TJL 7K ′iP(gH,0/g coal )第
4図 i + イ五 (um) 第6図 1″1 第7図 第8図 (A) (B) 竺1川都碕橙W庚糟
置の系統図、第2図は、第1図に示ず湿式竪型リングロ
ーラミルとして好適な湿式竪型ボールレースの構造を示
す説明図、第3図は、石炭の吸水率と石炭濃度の関係を
示す説明図、第4図は、本発明の実施例の効果を説明す
るための粉砕石炭の粒子径と累Mi重量分率との関係図
、第5図は、第1図に示す湿式ミルとして好適な、第2
図に示す湿式ミルに代えて通用することができる湿式竪
型リングローラミルの構造図、第6図は、本発明の他の
実施例に係る低灰分炭−製造装置の系統図、第7図は、
従来の湿式ボールミルを用いる石炭−水スラリ製造装置
の系統図、第8図(A)および(B)は上記湿式ボール
ミル内のボールの挙動と粉砕機構との関係を説明する図
、第9図は、従来の乾式竪型ボールレースミルの構造を
示す説明図である。 1・・・バンカ、2・・・フィーダ、3・・・湿式竪型
リングローラミル、4・・・給炭管、13・・・分配器
、14・・・粗粒分離器、15・・・スラリタンク、1
6・・・湿式竪型ボールレースミル、17・・・粉砕テ
ーブル、18・・・加圧装置、19上部リング、20・
・・駆動装置、21・・・下部リング、22・・・粉砕
用ボール、23・・・かき棒、24・・・堰、25・・
・混合種。 代理人 弁理士 川 北 武 長 第1図 第3因 TJL 7K ′iP(gH,0/g coal )第
4図 i + イ五 (um) 第6図 1″1 第7図 第8図 (A) (B) 竺1川都碕橙W庚糟
Claims (4)
- (1)粉砕リングとローラを有する湿式竪型リングロー
ラミルを用いて石炭を界面活性剤の存在または不存在下
で湿式粉砕し、かつ該ミルで粉砕された石炭の一部を分
配器を通して再循環することを特徴とする石炭−水スラ
リ製造方法。 - (2)特許請求の範囲第1項において、粉砕時の石炭、
水および界面活性剤の重量の合計に対する石炭の重量が
50〜80%であり、界面活性剤の重量が0.05〜3
.0%であることを特徴とする石炭−水スラリ製造方法
。 - (3)特許請求の範囲第1項において、界面活性剤を添
加することなく湿式粉砕した後、脱水機を用いて石炭濃
度が50〜80重量%となるまで脱水し、脱水した石炭
と水の混合物に界面活性剤を石炭に対し0.05〜3.
0重量%添加して撹拌することを特徴とする石炭−水ス
ラリ製造方法。 - (4)特許請求の範囲第1項において、界面活性剤を添
加することなく湿式粉砕した後、脱灰操作を施し、さら
に石炭濃度が50〜80重量%となるまで脱水し、脱水
した石炭と水の混合物に石炭に対して0.05〜3%の
界面活性剤を添加して撹拌することを特徴とする石炭−
水スラリ製造方法。
Priority Applications (6)
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