JPS618807A - 表面潤滑化絶縁電線 - Google Patents

表面潤滑化絶縁電線

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JPS618807A
JPS618807A JP12886384A JP12886384A JPS618807A JP S618807 A JPS618807 A JP S618807A JP 12886384 A JP12886384 A JP 12886384A JP 12886384 A JP12886384 A JP 12886384A JP S618807 A JPS618807 A JP S618807A
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JP
Japan
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wax
insulated wire
melting point
insulating layer
hydrocarbon
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JP12886384A
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English (en)
Inventor
恵司 中野
茶畑 末治
伊藤 吉左右
泰行 戸田
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は電気2通信機器等の機器コイル用電線として使
用される絶縁電線や自己接着性絶縁電線に表面潤滑性を
付与した表面潤滑化絶縁電線に関する。
従来技術およびその問題点 絶縁電線は、近年の巻線速度の高速化に伴い、その耐加
工劣化性の向上が大きな課題となっている。
この問題に対処するため、従来から絶縁電線の絶縁層上
にナイロン樹脂系塗料やシェラツク系ワックス等のワッ
クス類を弱アルカリ系溶剤に溶解した溶液を塗布、焼き
付けることが行われている。
しかしながら、この方法で表面処理された絶縁電線は、
表面が潤滑性となって、耐加工劣化性は増大するものの
、焼き付は工程が必要であるのでエネルギー費が嵩み、
加工コストが高くつく問題がある。
発明の(1)仰 この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、加工コス
トが安価で済み、かつ高い潤滑性能を有する表面潤滑化
絶縁電線を提供することを目的とするものである。
発明の構成 この発明の表面潤滑化絶縁電線は、ワックスを有機溶剤
に溶解して濃度0.1〜7wt%のワックス液とし、こ
のワックス液を絶縁電線の絶縁層もしくは接着層上に塗
布したものである。
発明の具体的構成 この発明で用いられるワックスは、数種のワックスを混
合してなるワックスが用いられ、これを大別すると、次
のA群、B群、0群の三種に分類できる。
〔A群のワックス〕
A群の混合ワックスは、次の第1.第2.第3のワック
スより構成される。
第1のワックスとしては、カルナウバワックス    
 8またはモンタンワックスが挙げられる。カルナウバ
ワックスは、代表的な植物ロウの1種で、融点78〜8
4℃の高級脂肪酸エステルを主な成分とするものである
。また、モンタンワツスはやはり代表的な鉱物ロウの1
種であって、アスファルト質の褐炭を高温蒸留するか溶
剤抽出して得られる融点76〜80℃のものであって、
強酸処理、アルカリ処理などによって精製処理したもの
が好ましく使用される。この第1のワックスは、絶縁電
線上の潤滑層の主に潤滑性能をになうものである。
また、第2のワックスとして融点50〜70℃の飽和炭
化水素からなるワックスが用いられる。
これは側鎖を有する飽和炭化水素や環状炭化水素を主成
分とするもので具体的には上記融点範囲のマイクロクリ
スタリンワックスが使用される。そして、融点が5−0
℃未満であれば、潤滑層の潤滑性向上の効果の度合が小
さく、また70℃を越えると有機溶剤に耐する溶解性が
低下してしまい、所望濃度のワックス液を得ることがで
きない。
ざらに第3のワックスとしてミツロウが用いられる。ミ
ツロウはミツバチの巣から加熱圧搾して採取されるもの
で、融点62〜66℃の範囲のものが選ばれる。
上記第2のワックスおよび第3のワックスは、絶縁電線
上の潤滑層の主に下地(絶縁層、接着層)に対する密着
性をになうものである。
そして、第1のワックス、第2のワックスおよび第3の
ワックスは所定の量比で混合されて混合ワックスとされ
る。すなわち、カルナウバワックスまたはモンタンワッ
クス100重量部に対して、融点50〜70℃の前記飽
和炭化水素からなるワックスもしくはミツロウをそれぞ
れ単独あるいは混合して1〜200重量部加える。1重
量部未満では潤滑層の下地へ′の密着性の改善が出きす
、200重量部を越えると上記密着性は良好であるカー
潤滑性能が低下して不都合となる。融点50〜70℃の
飽和炭化水素からなるワックスとミツロウとの混合物を
用いる場合には、そのβ比は特に限定されず、適宜選ぶ
ことができる。すなわち、ミツロウは密着性は優秀であ
るものの潤滑性を低下させる傾向があり、一方融点50
〜70℃の前記飽和炭化水素からなるワックスは密着性
が良好で、かつ潤滑性を低下させる度合も少ない。よっ
て、融点50〜70’Cの飽和炭化水素からなるワック
スの方が有利となるが、このワックスはミツロウに比べ
て各種溶媒に対する溶解度が小さいため、二種のワック
スの混合比はワックス液の使用温度によって適当なもの
を選べばよいことになる。ワックス液の温度が高い場合
にはワックスの溶解度が大きくなり、融点50〜70°
Cの飽和炭化水素からなるワックスを多くでき、ワック
ス液温度が低い場合にはミツロウを多くすることになる
(B群のワックス) B群のワックスも同様に第1.第2.第3のワックスか
ら構成される。
第1のワックスとしては、融点が80〜100℃の範囲
の飽和炭化水素からなるワックスが挙げられる。これは
側鎖を有する飽和炭化水素や、環状炭化水素を主成分と
するもので、具体的には上J      記融点範囲の
フイク1クリスタリ′ワ7り2が使用される。そして1
.融点が80℃未満では潤滑性能の向上度合が小さく、
また、100℃を越えると有機溶剤に対する溶解性が得
られない。この第1のワックスは、絶縁電線上の絶縁層
の主に潤滑性能をになうものである。
また、第2.第3のワックスである融点が50〜70℃
の飽和炭化水素、ミツロウはへ群のワックスに記したも
のと同様のものであって、ここでも同様の目的で使用さ
れ、その配合比率についても同じである。
〔0群のワックス〕 0群のワックスとしては、まず融点が50〜100℃の
範囲の側鎖状炭化水素や環状炭化水素を主成分とする飽
和炭化水素で具体的にはマイクロクリスタリンワックス
が使用される。そして、融点が50°C未満では潤滑性
能の向上度合が小さく、また100″Cを越えると有機
溶剤に対する溶解性が低下し、同じく潤滑性能の向上が
得られない。
次に、融点40〜70℃のメタン列炭化水素(n−パラ
フィン)が挙げられる。これは主として炭素数C20〜
C30のn−パラフィンを主成分     シとするも
ので、いわゆる1106Fパラ゛ツイン、1251:パ
ラフィン、140″Fパラフインなどどして市販されて
いるものが使用される。そして、融点が40℃未満では
潤滑性能向上の度合が小さく、また70°Cを越えると
有機用材に対する溶解性が低下し、同じく潤滑性能の向
上が得られない。
さらに、植物ロウが使用される。これには、カルナウバ
ワックス、オウリキュリーワックス、キャンデリラワッ
クスなどが使用される。
そして、鉱物ロウも使用できる。これにはモンタンワッ
クス、セレシンワックスなどが例示される。これらのワ
ックスは単独もしくは2種以上混合して使用される。な
お、これらのワックスの場合、絶縁電線上の潤滑層の下
地(絶縁層、接着層)に対する密着性の面では上記A群
およびB群のワックスには及ばないもののその配合等に
かかわる加工コストの点で有利なものである。
〔ワックスの塗布〕
以上のワックスは、有機溶剤に溶解されて濃度0.1へ
・7wt%のワックス液とされる。ここで使用される有
機溶剤としては絶縁電線の絶縁層および接着層を侵さず
、上記ワックスを良く溶解するものが選ばれる。この条
件を満たすものとしては炭素数5〜10のメタン列炭化
水素や石油精製生成物のナフサ、キシレン、トルエン、
ケロシンなどがあるが安全衛生上問題がなく、かつ蒸発
速度が大きいものが有利となるため、好ましくはヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、ナノサ、ヤシレン等が良い。
そして、これら有機溶剤にワックスを50℃程度に加熱
して溶解し、濃度0.1〜7wt%のワックス液を作る
。濃度が0.1wt%未満であると、このワックス液を
塗布することにより形成される潤滑層の厚味が薄すぎて
潤滑性能向上度合が充分でなく、また7wt%を越える
と潤滑層の厚味が厚くなりすぎて得られた表面潤滑絶縁
電線をコイル等に巻回する際などにワックスが剥離する
などの問題が生じる。このワックス液は室温または30
〜50℃に保温した状態で絶縁電線または自己接着絶縁
電線に塗布される。室温では溶解度が低い場合は30〜
50℃に加熱する方が好ましいが、2度塗り等の方法を
取れば室温でも充分な潤滑性能を得ることができる。
このワックス液の絶縁電線への塗布は、絶縁電線をワッ
クス液に浸漬後、フエルトシボリで絞る方法やワックス
液を浸み込ませたフェルトに絶縁電線を接触、走行させ
る方法など状況に応じて適宜な方法を取ることができる
。ワックス塗布後、室温風乾するか熱風乾燥して有機溶
剤を揮散せしめ、ワックスからなる表面潤滑層を形成す
る。有機溶剤にヘキサン、ヘプタン等の比較的低沸点の
ものを用いれば室温風乾でよく、オクタン、キシレン、
ナフサなどの比較的高沸点のものを用いれば、ホットジ
ェットなどの熱風を吹きつけたり、熱風炉中を走行ゼし
めるなどの熱風乾燥を行なうことが好ましい。
艷艮 このようにして得られた表面潤滑化絶縁電線は、ワック
スよりなる潤滑層が形成され、高い表面温l     
 滑性能を示し、高速巻線時などの際に絶縁層や接着層
に傷が入ったり、これらの層が剥剛したすすることがな
い。また、この方法ではワックス液を塗布、乾燥するだ
けなので、従来のような焼付工程が不要で、エネルギー
コストを低く抑さえることができる。更に、上記ワック
スは融点が低いため、自己接着絶縁電線の接着性能をほ
とんど損うことがない。またさらに、ポリウレタン線、
ポリビニルホルマール線、ポリエステル線、ポリエステ
ルイミド線、ポリイミド線などのあらゆる絶縁電線にも
適用できる。
〔実施例〕
以下、実施例を示して本発明の効果を明確にする。
1.0mmmm径線銅線ナメル焼付して得た絶縁層厚味
40μmのポリエステルイミド線、ポリエステル線およ
び1.Oan径軟径線銅線ナメル焼付して得た絶縁層厚
味30μ川のポリエステルイミド線にフェノキシ樹脂の
30%シクロヘキサノン溶液を接着層厚味が15μmと
なるにうに塗布焼付した自己接着ポリエステルイミド線
をそれぞれ    1t1: 用意した。
また、別に第1表に示す配合のワックスを調製した。こ
のワックスをプフザに種々の濃度で溶解し、上記各種絶
縁電線に塗布し、ホットジェットにより100℃の熱風
を吹きイ」【プ、潤滑層を形成して表面潤滑化絶縁電線
を製造した。得られた表面潤滑化絶縁電線について、J
IS−C−3003の13.1.1.(2)に準じ荷重
700qにて往復摩耗回数を求めるとともに動摩擦係数
を求めた。また、自己接着絶縁電線については、供試電
線を6.4M径のマンドレルに密石巻して作ったコイル
を180℃、30分間加熱して接着硬化させたうえ、こ
のコイルを室温でスパン45mmで折り曲げたときの抗
折力を求めて接着力を評価した。結果を第2表、第3表
に示す。
発明の効果 第2表、第3表から明らかなように、この表面潤滑化絶
縁電線は高い表面潤滑性能を示している事が分る。また
、この表面潤滑化絶縁電線を製造する際、焼付工程が不
要でエネルギーコストの低温記を計る事が出来るほか、
自己接着性絶縁電線の接着性を損う事がないため、自己
接着性絶縁電線にも適用出来る等あらゆる線種に適用可
能である利点を有する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ワックスを有機溶剤に溶解してなる濃度0.1〜
    7wt%のワックス液を、絶縁電線の絶縁層もしくは接
    着層上に塗布してなることを特徴とする表面潤滑化絶縁
    電線。
  2. (2)前記ワックスが、 融点が80〜100℃の側鎖状炭化水素や環状炭化水素
    を主成分とする飽和炭化水素よりなるワックス100重
    量部に対して、融点が50〜70℃の側鎖状炭化水素や
    環状炭化水素を主成分とする飽和炭化水素よりなるワッ
    クスおよび/またはミツロウを1〜200重量部加えて
    なる混合ワックスであり、これを有機溶剤に溶解した濃
    度0.1〜7wt%のワックス液とし、絶縁電線の絶縁
    層もしくは接着層上に塗布してなる特許請求の範囲第1
    項に記載の表面潤滑化絶縁電線。
  3. (3)前記ワックスが、 カルナウバワックスまたはモンタンワックス100重量
    部に対して、融点50〜70℃の側鎖状炭化水素や環状
    炭化水素を主成分とする飽和炭化水素よりなるワックス
    および/またはミツロウを1〜200重量部加えてなる
    混合ワックスであり、これを有機溶剤に溶解した濃度0
    .1〜7wt%のワックス液とし、絶縁電線の絶縁層も
    しくは接着層上に塗布してなることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の表面潤滑化絶縁電線。
  4. (4)前記ワックスが、 植物ロウ、鉱物ロウ、融点が50〜100℃の範囲の側
    鎖状炭化水素あるいは環状炭化水素を主成分とする飽和
    炭化水素または融点が40〜70℃の範囲のメタン系炭
    化水素から選ばれる少なくとも1種であり、これを有機
    溶剤に溶解した濃度0.1〜7wt%のワックス液とし
    、絶縁電線の絶縁層もしくは接着層上に塗布してなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の表面潤滑化
    絶縁電線。
JP12886384A 1984-06-22 1984-06-22 表面潤滑化絶縁電線 Pending JPS618807A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63313414A (ja) * 1987-06-16 1988-12-21 Toshiba Chem Corp 自己潤滑性絶縁電線
US10702301B2 (en) 2015-06-16 2020-07-07 Quancheng LIU Circumcision apparatus

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