JPS6188829A - 藻類の増殖促進用基材およびその製造方法 - Google Patents

藻類の増殖促進用基材およびその製造方法

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JPS6188829A
JPS6188829A JP59208315A JP20831584A JPS6188829A JP S6188829 A JPS6188829 A JP S6188829A JP 59208315 A JP59208315 A JP 59208315A JP 20831584 A JP20831584 A JP 20831584A JP S6188829 A JPS6188829 A JP S6188829A
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JP
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algae
paint
growth
coating
seawater
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JP59208315A
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斉藤 安弘
安村 利雄
土屋 益男
博之 中山
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Kansai Paint Co Ltd
Meiji Seika Kaisha Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Meiji Seika Kaisha Ltd
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  • Cultivation Of Seaweed (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1水産植物、特にワカメ1コンブ、ノリ等の藻
類がすみやかに定着1増殖する藻類増殖促進基材ならび
にその製造方法に関する。
水産資源の消費量は年々増加の傾向にあり、もしも水産
資源の再生産を人工的に行なわなければ約50年以内に
枯渇していまうといわれている。
最近では資源ナショナリズムの世界的風潮から沿岸20
0海里の領海宣言が多くの国でなされていることを考え
ると1我が国沿岸漁業の振興の重要性は論議の余地がな
く1国家的見地から種々の施策が実施されている。その
1つが魚類を貝類、藻類の養殖および増殖である。
魚類1貝類および藻類等の水産動植物の人工的生産の一
方法として人工魚礁および人工藻場が利用されておシー
例えば、コンクリート、プラスチックゴムまたは鋼を基
材とした人工魚礁体、天然繊維又は合成繊維表の藻類定
着用のロープや網を利用した人工藻場などがある。とこ
ろで、これらをそのまま海中に投入してへその表面に目
的とする藻類がすみやかに繁殖することが望ましいので
あるが、投入した海域によって藻類の生長速度や■繁殖
量に差があり、特に貧栄養水域では為藻類の付着生育が
ほとんど期4待できない。
かかる現状に鑑み本発明の目的は、貧栄養水域において
も、特にワカメ、コンブ、ノリ等の藻類が速やかに定着
生育させることが可能な藻類の増殖促進基材および該基
材の製造方法を提供するものである。
これまで、藻類の生長を促進する目的で魚礁体、藻場プ
ラントなどの表面に栄養成分を含有する塗料を塗装して
達成することについては過去にいくつか提案されており
、本発明者らもこれらの先行技術の改善を目的とし、す
でに特開昭57−65136において、海藻類特にワカ
メ1コンブ1ノリ等の生長促進効果の大きい塗料組成物
を提案してきた。
さらに、本発明者は、塗料中に配合する栄養成分の種類
や配合割合が増殖効果に大きく影警することのほか1塗
膜表面の凹凸1換言すれば表面粗さの程度が増殖性に極
めて大きな影警をもち、一般に平滑な塗面よりも適当な
表面粗さを持つfc塗面の方が藻類に対する増殖効果の
格段と大きいことを見いだしtそれにもとづいて、塗料
中に特定の粒径をもつ栄養成分などを含有せしめること
によって、適当な表面粗さをもつ塗面を形成する塗料組
成物についても特開昭57−1776’+2;rt”す
でに提案した。
しかし、上記の適癌な表面粗さをもつ藻類増殖塗膜につ
いて種々検討を行なった結果、表面粗さがあるために藻
類の仮根は容易に張シつくが、該塗膜表面は一般に疎水
性であるため、仮根との親和性が弱く、外部から水流な
どによる強い力がかかる水域では仮根が脱落しやすいこ
とが判明した。
しかもt栄養成分に関しては〜塗膜表面付近に存在する
ものは有効に作用するが、塗膜深部にある栄養成分はそ
の作用を効率よく発揮されないのである。
そこで本発明者らはこのような欠陥を解消するために鋭
意研究を行なった結果、藻類の生育を促進する養分を含
む塗膜表面に無機多孔質粒子を突出させることによって
本発明の目的を達成できたのである。
すなわち、本発明は、 (1)藻類の生育を促進する養分を含有してなる養藻塗
料塗膜面に無機多孔質粒子を突出させたことを特徴とす
る藻類の増殖促進用基材。
(2)基材に、藻類の生育を促進する養分を含有してな
る養藻塗料を塗装し為該塗膜の硬化前もしくは硬化後に
、該塗膜面に無機多孔質粒子を固着せしめることを特徴
とする藻類の増殖促進用基材の製造方法。
に関するものである。
本発明の特徴は〜藻類の生育を促進する養分c以下1「
栄養成分」と略記することがある)を含む塗膜表面に無
機多孔質粒子を突出させたところにある。
この無機多孔質粒子は1多孔質であるために表面積が大
きく、しかも一般に親水性であるので、水中に存在する
遊走子、胞子、葉体、発芽体を仮根などの植物体との親
和性が強くしかもこれが塗面から突出していること1水
流が強くても植物体は上記塗面から脱落することは殆ど
ない、また、塗面から突出している該粒子によって囲ま
れた凹部分が形成され、植物体の着生が容易になるとい
う効果もある。さらに、塗膜から突出している該粒子に
よって該塗膜中に含まれる栄養成分(水溶性のものが多
い)が溶出するためのチャンネルを形成し、該塗膜深部
の栄養成分も容易に溶出させることができ、その結果%
塗膜中に含まれる栄讐成分を有効に利用できるようにな
り、経済性にもすぐれている。
次に、本発明に係る藻類の増殖促進用基材ならびにその
製造方法について具体的に説明する。
まず、本発明において、栄養成分を含有する塗膜を形成
せしめるために用いる養藻用塗料の構成について説明す
る。
核養藻用塗料は、栄養成分およびビヒクル成分を主要成
分とし、さらに必要に応じて該両成分以外の固体物質−
可塑剤などを配合してなるものである、 上記の養藻用塗料に使用される栄養成分としては、二股
に栽培植物に対する肥料としても知られ、かつ藻類の栄
養成分として有効なチッ素含有物質よリン含有物質1ア
ルカ゛り金属含有物質−アルカリ土金属含有物質などか
ら選ばれた1種板−上の物質であって、本発明では、特
にこれらの物質を2穏以上併用することが好ましい、こ
れらの物質中にはまたとえば石灰チッ素、骨粉、カイが
う粉などのようにチッ素、カルシウムおよび微量の他の
原子(たとえばリン)を同時に含む2種以上の上記原子
を含有する物質も包含される。具体例を挙げれば次のと
おりである。なお、上記原子を同時に含む栄養成分につ
いては1便宜上一つの原子を含有する物質名中に代表し
て挙げた。
チッ素含有物質: 硫安、尿素1石灰チッ素、塩安、硝安、リン安1エチレ
ンジアミンテトラ酢酸(IIIIDTA)の金属塩、鶏
フン、牛フン、アミノ酸塩、グアニル尿素塩、グアニジ
ン塩、油カス、グリシン1尿素など。
リン含有物質: 過すン酸石灰1重過リン酸石灰、メタリン酸石灰、アン
モニア化過リン酸石灰1溶性りン肥1縮合リン酸塩、苦
上りン安など。
アルカリ金属含有物質: □ 塩化カリ1 リン酸力υ′1′硫酸カリ、硝酸カリ、硝
酸ソーダ、脇草灰、章木灰ガど。
アルカリ土金属含有物質: 骨粉、魚粉、−カイガラ粉、カニガラ粉1炭酸カルシウ
ムなど。
上記に例示した各物質は、本発明に使用できる栄養威容
の一部であつプ、上記各原子を単独であるいは2種以上
を同時含有する肥料物質もしくはあってもとくに制限な
く該養藻用塗料に配合す池ことができる。
これらの物質のうち骨粉、カイガラ粉、カニガし扮、油
カス、尿素、過リン酸石灰、硫安1石灰チッ素、EDt
Aの金属i、アミノ酸塩および縮合リン酸塩から選ばれ
た1種、好ましくは2種以上の栄養成分が、本発明にお
ける養藻用塗料に好適に使用される。栄養成分を2種以
上併用するにあたってのこれらの併用比率については特
に厳密な制限はないが、易水溶性の栄養成分と難水溶性
の栄養成分とを該両成分の合計量を基準にして、前者を
30〜70重量%1後者を70〜30重量%の割合で併
用すると好ましい、ここで1易水溶性の栄養成分として
は硝酸ソーダ、゛硫安1硝安〜尿素、過リン酸石灰など
があげられ、難水溶性の栄養成分としては油カス1魚粉
、苦土リン安、カイがう粉、骨粉、銘水溶性尿素(イソ
ブチリデンジウレア)などが好適である。
養藻用塗料における栄養成分の配合量は、栄養成分の合
計重量含有比率が、該塗料の不揮発固形分中に5〜95
%、好ましくは20〜90%の範囲である。
また、養藻用塗料に使用されるビヒクル成分(ゴ、常温
あるいは焼付乾燥により塗膜形成可能な溶剤蒸発乾燥形
1酸化重合形、反応硬化形の樹脂がちシ〜例えば、アミ
ノ樹脂(たとえばメラミン樹脂)S二液硬化形エポキシ
系樹脂、エポキシエステル樹脂に液硬化形ポリウレタン
系樹脂、無油性ポリエステル樹脂、油溶性フェノール樹
脂(および1これと乾性油との融合物)、油変性アルキ
ド樹脂1塩化ビニル系樹脂、塩化ゴム樹脂、塩素化ポリ
エチレン樹脂〜塩素化ポリプロピレン樹脂)アクリル系
共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、スチレ
ン−ブタジェン共重合樹脂、塩化ビニルルビニルイソブ
チルエーテル共重合樹脂1ポリオレフィン系樹脂、低酸
価加工天然樹脂(7’Cとえばロジン誘導体)、石油系
炭化水素樹脂などが挙げられ、これらから選ばれた1種
もしくは2種以上が使用できる。これらの樹脂はそれ自
体液状のものもあるが、固形の樹脂では通常溶剤に溶解
させ、フェス状にして使用に供される。
上に例示した樹脂のうちでは塩化ビニル系樹脂曳塩化ゴ
ム樹脂−塩素化ポリプロピレン樹脂九塩素化ポリエチレ
ン樹脂、スチレン−ブタジェン共重合樹脂、エチレン−
酢酸ビニル共重合樹脂、ロジンなどが好適である。
また、養藻用塗料には必要に応じて可塑剤を添加しても
よい、可塑剤としては1例えばリン酸エステル(たとえ
ばリン酸トリクレジル)、塩素化パラフィン(たとえば
塩素化ノルマルパラフィン)−フタル酸エステル(たと
えばフタル酸イソデシル)1ポリエステル樹脂(たとえ
ば大日本インキ化学工業会社製1ポリサイザーP−29
)、エポキシ化油(たとえばアデカアーがス化学会社表
、アデヵサイザ−130F)などから選ばれfc1種ま
たは2種以上が用いられ1これら可塑剤の配合量はビヒ
クル成分100重量部あたシ、5o重量部以下である。
上記養藻用塗料に、栄養溶出速度の制御、塗膜の耐水性
、機械的強度の向上のために必要に応じて配合すること
ができる固体物質は1該塗料の溶剤(水1有機溶剤)1
ビヒクル成分などと相溶しないものであって、たとえば
木くず、わらくず、プラスチック粉1ゴム粉、コンクリ
ート粒、砂、ガラス粒1陶片を珪石粉、軽石、ゼオライ
ト1体質顔料1チタン白1鉱さいなどの金属粒などがあ
げられる。これら固体物質は粒状、棒状もしくは粉末状
のものを使用し、その最大長さは151以下であること
が好ましく、これらの配合量はビヒクル成分100重量
部あたj)200重量部以下が適している。該固体物質
は、形成し′fc塗膜において)その表面がビヒクル成
分によって覆われているのである。
さらに、該養藻用塗料には塗料粘度1貯蔵安定性1塗装
作業性、色調tさらに塗膜の状態およびその物性を調整
する目的で1通常塗料に使用されている公知の溶剤(水
、有機溶剤)1添加剤、硬化促進剤1着色顔料等も当然
使用できる。
また1該塗料は1前述の各構成成分を混合し1公知の分
散方式(たとえばペブルミル、ペイントシェーカー1デ
イシルバーなど)によって容易に製造できる。
次に1養藻塗料塗膜面に突出させる無機多孔質粒子はそ
の表面が親水性であることが好ましく、その粒径は特に
厳密でなく、例えばα05諷〜1鋼の範囲が適してお’
f)、cLO5mよりも小さくなると突出させることが
困難となり、水中植物体の着生を助ける効果が少なくな
ると同時に、塗膜中の栄養成分の溶出が低下するおそれ
がちシ、1(7)よりも大きくなると塗膜面に安定に突
出させることが困難となシ1しかも脱落しやすくなるの
である1本発明において使用できる親水性無機多孔質粒
子としては、例えばt軽石、ゼオライトを砂tコンクリ
ート粒子tガ2ス粒子、陶片1珪石粉〜粘土を長石tタ
ルク、タンカル、カイがう粉1カニガラ粉1などがあげ
られる。そして、該粒子にとが好ましい。
次いで1本発明に係る藻類の増殖促進用基材の製造方法
について説明する。
上記養藻用塗料を塗装せしめる基体としては、例えば1
石tコンクリートtプラスチックtゴムを木材、金属な
らびにこれら2種以上を複合させてなる人工魚礁体、天
然繊維1合成繊維などからなる網、ロープなどで構成さ
れる人工藻場があげられる。
そしてtこれらの基体に1必要に応じて適宜の下地処理
を施したのち、前記養藻用塗料を塗装するのである。該
塗料の塗装は、例えばハケ塗装、コテ塗り、スプレー塗
装、静電塗装、浸漬塗装などによって行なわれ、塗装膜
厚は乾燥塗膜にもとすいて50μ〜3c!Rが適してい
る。
次に1上記塗膜面に無機多孔質粒子を突出せしめるには
1例えば1上記のごとく塗装後、塗膜が乾燥硬化する以
前で、しかも粘着性を呈しているうちに、無機多孔質粒
子を散布、吹付、押しつけなどを行なったのち〜上記塗
膜を硬化せしめることによって該粒子を塗膜面から突出
させることができるのである。t7’c、これ以外の方
法として亀上記塗膜を乾燥硬化せしめたのち、無機多孔
質粒子を上記と同じようにして該塗膜に固着させること
ができtこの方法ではあらかじめ塗膜を加熱して軟化さ
せておくと固着を容易に行なえる。
本発明において1養藻塗料塗膜面に突出せしめる無機多
孔質粒子の割合は、該塗面の面積の20〜9911が好
適で、突出させる該粒子の先端の塗面からの高さFi1
0μ〜5mmが好ましい。そして、塗膜面から突出して
いる無機多孔質粒子は、それ自身が露出しており、該粒
子中の多孔部分が塗膜中の栄養成分と連通していること
が好ましい。
さらに、上記のごとくにして得られる藻鎚の増殖促進用
基材を浸水あるいは浸海する前に、該基材の塗膜表面に
植物体をあらかじめ付着しておくと、貧栄養水域におい
ても藻類をすみやかに増殖できるのである。すなわち、
貧栄養水域ではもともと勢類が少ないこともあって、生
殖生育によって藻類の葉体となυうる植物体の存在が少
ないために、適性栄養成分を含有する塗料を塗布しても
渚生、生育しないことが多くあったが、上記のように植
物体をあらかじめ付着しておくとこのような欠陥も解消
できるのである。該植物体を上記塗面に付着させる方法
としてはM々の方法があり、例えば、へケ、スプレー、
浸漬法などの塗装法によシ付着させるか、まfcは培養
槽内で事前に植物体を着生させた種糸を塗面に巻きつけ
ることによって付着させることもできる。
さらに、葉体を塗面に貼付することによっても可能であ
る。
本発明に係る藻類の増殖促進用基材は海水中に自然的に
存在する岩、石、貝殻、又は、人工的に設置した木、竹
、鉄等圧よる杭、更に、合成繊維よりなるロープ、銅等
の基質に着生し、生育繁茂する緑藻類、褐藻類、紅藻類
等広範囲な藻類のクミ殖用基材として、外洋性、内湾性
を問わず使用することか可能である。
現在、漁場で人工養殖されるノリ、昆布、ワカメへモズ
ク、アオノリ等の食用藻類において、各々S藻類によっ
て異なるが、遊走子、殻胞子、中性胞子等を、養殖用の
種苗としてロー761あるいは〜網等の基質に着生せし
め、各藻類の生理、生態に見合った人工養殖法で各々の
藻類が養殖されている。
例えばノリの場合、前年の養殖末期(2月〜3月)にノ
リ成葉体から放出される果胞子を、ホタテtカキ1マチ
貝等の貝殻に、穿孔せしめた貝殻糸状体、若しくは室内
で人工培養したフリー糸状体を貝殻に移植せしめた貝殻
糸状体等を1一定期間(3〜9月末まで)陸上水槽にて
海水で人工培養し1初秋期の低温1短日条件下で1貝殻
糸状体から放出される殻胞子を海水中でノリ網に付着せ
しめる。ノリ網に付着した殻胞子は、海水中で近傍の栄
養成分を吸収しながら細胞分裂を繰シ返し生長し1採苗
後4週間から6週間後には15m前後の音長となり1摘
探され、板のりに抄製加工される。又ノリ網上に付着し
発芽したノリは1海水中で10〜14日経過すると、幼
葉体先端若しくは、幼葉体縁辺に中性胞子が形成され、
次いで海水中に放出された中性胞子は、殻胞子と同様、
ノリ網に付着し近傍の栄養成分を、吸収しながら、細胞
分裂を繰り返し生長する。この様にしてノリら 網上では定期的に堆芽が行われ、摘採が始まる頃のノリ
網には、151511前後に育つfC葉体の近傍には1
3〜4備の下芽が着生し1更にその近傍にはα8〜1c
rnの幼葉が着生しているという具合に、段階的に藻体
が着生しており各々近傍の栄養成分を、吸収しながら、
順次、生育する。従って各段階に生育している葉体の付
着しているノリ網近傍には常時栄養成分が補給されるこ
とが不可欠であるが養殖される漁場の栄養成分濃度は、
夫々異なる場合が多く結果として潮流型漁場、又は干満
差の大きい漁場が栄養成分の補給に有利となっておシ高
品質のノリ生産は漁場のタイプによシ限定されているの
が実情である。
次いで昆布を例に挙げると、 秋になると、海水中で生育中の昆布葉体の表面に、黄褐
色の1子嚢斑が形成され電子1斑中には多数の遊走細胞
が生じ晩秋に成熟しt海水中に遊走子として放出される
1人工養殖される昆布は、陸上水槽中でとの遊走子をロ
ープ等の基質(φ2〜5輔の綿糸又は合成繊維よりなる
撚糸)に着生、発芽せしめ、雌雄配偶体を形成させ受精
後、幼葉体を得る9次いで幼葉体の着生している基質を
5〜10口の適当な長すに切断し、漁場に設置した昆布
養殖用施設で養殖するのであるが、漁場に出す時点での
幼体の大小はその後の生長及び品質に大きく影醤するた
め、幼体は漁場に出すまでに充分大きく育成し)その後
の生長を促進させることが養殖のポイントとなっている
。従って、漁場に出すまでの陸上水槽内での幼苗期間中
は最適な管理が必要であり、特に海水中の栄養成分濃度
を高めた育苗が求められている。勿論〜漁場に出した後
も近傍の栄養成分濃度は、常時適正濃度であることは言
うまでもない。
次いでワカメを例に挙げると、    冬から早春の生
育最盛期を過ぎた成葉体に形成される胞子嚢より遊走子
が放出される、との遊走子を、陸上水槽中でロープ(φ
2〜5嘘の綿糸又は合成繊維からな゛る撚糸)等の基質
に着生、発芽せしめ、雌雄配偶体を形成させ、受精後、
ロープ基質上にワカメの幼葉体を得る1次いで幼葉体の
着生している基質を5〜10L:rRの長さに切断し〜
漁場に設置したワカメ養殖用施設で養殖するのであるが
、昆布と同様、漁場に出す時の幼葉体の大小は、その後
の生長、品質に大きく影警するため1幼葉体は漁場での
養殖が始まる前までに出来るだけ大きく育成することが
ワカメ養殖の基本となっている。従って陸上水槽内での
幼苗期間中は栄養成分濃度を高めた適切な管理が必要で
ある。
以上、現在人工養殖されている藻類の中から代表的な例
としてノリ1昆布、ワカメを挙げ述べた様に、これ等食
用藻類については1採苗から育苗1更にIは本養殖に至
るまで、海水中の栄養成分4度の管理も含めた最良の養
殖環境でこれ等藻類を、育成する必要があるが現状では
、天然漁場における海水中の栄養成分濃度は、夫々の漁
場で、季節的に異り又その絶対ノ度もこれ等藻類が必要
とする最適栄養成分濃度以下であることが多い、従って
、人工養殖始に高密度で養殖されるこれ等藻類の近傍海
水中の栄養成分濃度は、実質的には、海水中の栄養成分
1度よりも更に低くなシ、自然の潮流だけでは、栄養成
分の補給が充分でないため、これら藻類はしばしば栄養
欠乏症(生育停滞、コ!’。
体色調の低下等)を起こすため栄養成分の施肥による補
給の必要性が高まっている。しかしながら現状では、効
率的な、施肥法は完成されていないと言うのは1一度に
大量の栄養成分を、漁場に飾しても養殖される藻類等は
、一度にこれ等栄養成分を、摂取することが生理的に不
可能であり曳その結果、栄養成分は1潮流によって希釈
され〜流失してしまう、又一時的に海水中の栄養成分を
、均一に高めると、目的とする藻類の生育を妨げる珪藻
、緑藻等に利用されることにも々シ1その結果、目的と
する藻類の生産性、品質を著るしく低下させることもあ
る。
一方、本発明に係る藻類の養殖用基材は、各種藻類の生
理的要求に最も良く適合した栄養組成な含み、しかも海
水中での〜栄養成分の1溶出速度が制御されるために目
的とする藻類゛の生育近傍においてのみ栄養成分濃度を
高め1最適栄養成分濃゛度下で日々連続的な、施肥が可
能となる1又1栄養成分の・濃度を自由に調節出来るた
め有害珪藻類、緑藻類等の異常繁殖を促進することもな
く1目的とする藻類に対する増殖寄与率も高く経済的効
果は大きい。
以下、実施例及び比較例によって本発明の方”法の優秀
性を具体的に説明する。なお、例中の配合数値は重量部
を示す。
■、養藻用塗料の製造例    ゛ (1)塗料 A 4化ビニル系倒脂(米国、ユニオン・カーバイド社製、
商品名ビニライ)VAGH,酸価0)30部および塩素
化ツクラフイン(アデカ・アーガス社製、アデカE45
0)10部をキシレン70溶解し1次いで硝酸ソーダ2
5部、油カス25部、ゼオライト30部およびタルク2
0部を加えてペイントシェーカーで均一に分散してi法
用塗料を製造した。
(2)塗料 B 塩化ビニル系樹脂(ビニライトVAGH) 50部およ
び塩素化パラフィン10部をキシレン80部とメチルエ
チルケトン80部とからなる混合溶剤中に溶解せしめ、
次いで硝酸ソーダ18部、雑水溶性尿素(三菱化成社製
、難水溶性尿素より)30部、ゼオライト50部を加え
てペイントシェーカーで分散して養藻用塗料を製造した
(3)塗料 C 塩素ポリプロピレン(出湯国策パルプ社製商品名、スー
ツ−クロンLP、)35重量部をキシレン80部および
メチルエチルケトン40重量部からなる溶媒に溶解し、
次いで、ゼ第2イト50重量部、硫安40重量部および
苦上りン安40重量部1t 7+t+ エてペイントシ
ェーカーで均一に分散して養毘用塗料を製造した。
実施例!および比較例■ 直径2間、長さ70箇の塩化ビニル樹脂製棒4本ずつに
、浸漬塗装法によって前記塗料A〜Bを塗布した。各々
の塗布量は1本あたシ1.5fであった。
塗装した塩化ビニル樹脂棒のうちへ各々2本はそのまま
室温で乾燥せしめ、残り2本ずつに対してはS塗膜が未
乾燥で粘着性を呈しているうちに軽石(シルバー産栗社
製、粒径500〜600μ)を散布し付着せしめた。散
布量は約α5r/本であった。
試験結果 低温短日処理によりカキガラ糸状体から放出した胞子を
混合してなる2tの海水(滅菌ずみ)を入れたビーカー
に、上記のごとく塗布した塩化ビニル樹脂棒8本を10
分間浸漬し胞子を付着させた。その後1該棒8本をとり
だし、海水を入れたビーカーに4時間静置して植物体を
着生させた。
次いで16棒2本ずつを1tの海水を入れたビーカー(
4個)に浸漬し、藻類の培養を行なった。
培養条件は一空気を吹き込みながら119℃15 (j
 OOI+uX s昼13時間−夜11時間であった。
培養の結果は表−1のとおりでありt本発明による効果
が顕著であった。
表−1 実施例■および比較例■ 外径5cm、長さ50備の塩化ビニル樹脂パイプ2本ず
つに、前記塗料A、B、Cを塗装した。塗装膜厚は乾燥
塗膜にもとすいて400μであった。
そのうちから、パイプ1本ずつ取り出し1塗膜が未乾燥
で粘着性を呈しているうちに1力キガラ粉C粒径500
〜2000μ)を散布し該塗面に付着せしめた(散布量
65f/本)、残シのパイプ1本ずつはそのまま室温で
乾燥した。
試験結果 江之島海岸で採取したワカメの芽株を4時間風乾後%2
0tの海水中に入れ、1時間後1遊走子が出たことを確
認してから〜パイプ(6本)を30分没演して胞子を着
生させた1次いで1このようにして着生されたパイプを
、昭和59年3月24日から3t月間1千葉県千倉海岸
沖の水深2mの海水中に浸漬して1ワカメの増殖効果を
調べた。その結果は次のとおりであった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)藻類の生育を促進する養分を含有してなる養藻塗
    料塗膜面に無機多孔質粒子を突出させたことを特徴とす
    る藻類の増殖促進用基材。
  2. (2)基材に、藻類の生育を促進する養分を含有してな
    る養藻塗料を塗装し、該塗膜の硬化前もしくは硬化後に
    、該塗膜面に無機多孔質粒子を固着せしめることを特徴
    とする藻類の増殖促進用基材の製造方法。
JP59208315A 1984-10-05 1984-10-05 藻類の増殖促進用基材およびその製造方法 Pending JPS6188829A (ja)

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