JPS6210251B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6210251B2 JPS6210251B2 JP54078068A JP7806879A JPS6210251B2 JP S6210251 B2 JPS6210251 B2 JP S6210251B2 JP 54078068 A JP54078068 A JP 54078068A JP 7806879 A JP7806879 A JP 7806879A JP S6210251 B2 JPS6210251 B2 JP S6210251B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- weight
- polyolefin resin
- parts
- acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明はポリオレフイン樹脂の帯電防止方法に
関するものである。 一般にポリオレフイン樹脂のシート、フイル
ム、その他の成形品は一般の合成樹脂に比較して
機械的性質がすぐれ、しかも比重が小さく、耐化
学薬品性がすぐれているなどの長所を有している
が、帯電性が大きいという欠点がある。帯電性は
その加工工程中の引火、電撃の事故、包装連続作
業困難、印刷性の低下、製品にほこりがつきやす
いなどの原因となり、製造加工、商品価値の両面
からきわめて重大な問題である。 ポリオレフイン樹脂の帯電防止方法の一つとし
て界面活性剤を樹脂に練りこむ方法が行われてい
るが、帯電防止効果は不十分である。帯電防止効
果を高めるために界面活性剤の添加率を大きくす
るとブリード現象によつて成形品の表面状態が低
下し、逆にじんあいの付着を助長するなどの欠点
が現われる。 本発明者らは、特定のアルカノールアミドとポ
リオキシアルキレンアルキルアミンとを併用する
ことにより、ポリオレフイン樹脂の帯電防止性と
表面状態が、それぞれ単独で加えた場合に比べて
相乗的によくなることを見出して本発明に到達し
た。 本発明は()式で表わされるアルカノールア
ミドと、()式で表わされるポリオキシアルキ
レンアルキルアミンとをポリオレフイン樹脂100
重量部に対してそれぞれ0.05重量部以上、両者を
合わせて5重量部以下配合することを特徴とする
ポリオレフイン樹脂の帯電防止方法である。 (式中Rは炭素数7〜21のアルキル基またはア
ルケニル基を示し、Aは水素または―
(CH2CH2O)oHを示し、Aが水素の時m=1〜20
の整数であり、Aが―(CH2CH2O)oHの時はm
+n=2〜20の整数である。) (式中Rは炭素数8〜22の直鎖もしくは分枝ア
ルキル基またはアルケニル基を示し、R′および
R″は炭素数2または3のアルキレン基を示し、
mとnはm+n=2〜20の整数を表わす。) 本発明で使用する()式で表わされるアルカ
ノールアミドは脂肪酸とジエタノールアミンまた
はモノエタノールアミンとの脱水反応で作ること
ができる。あるいは、脂肪酸のメチルエステルと
ジエタノールアミンまたはモノエタノールアミン
とのエステル交換反応、さらには、脂肪酸とジエ
タノールアミンまたはモノエタノールアミンとの
アミドエステルとジエタノールアミンまたはモノ
エタノールアミンとのエステル交換反応などによ
つても作ることができる。原料となる脂肪酸とし
ては、天然油脂から得られる脂肪酸または合成に
より得られる脂肪酸が用いられ、たとえばカプリ
ル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘ
ニン酸、エルカ酸、2―エチルヘキサン酸、イソ
ステアリン酸などがある。()式のアルカノー
ルアミドとしては上記のようにして得たものの他
に、上記のものにさらにエチレンオキシドを1〜
20モル付加重合したものも使用できる。 本発明で使用する()式で表わされるポリオ
キシアルキレンアルキルアミンは一般には第1ア
ミンにエチレンオキシドまたはプロピレンオキシ
ドを2〜20モル付加重合して得られる。原料にな
る第1アミンとしてはカプリルアミン、カプリン
アミン、ラウリルアミン、ミリスチルアミン、パ
ルミチルアミン、ステアリルアミン、オレイルア
ミン、ベヘニルアミン、エルシルアミンなどがあ
る。 本発明はアルカノールアミドとポリオキシアル
キレンアルキルアミンを併用してポリオレフイン
樹脂に配合することを特徴としており、その配合
量はポリオレフイン樹脂100重量部に対し、それ
ぞれ0.05重量部以上、両者を合わせて5重量部以
下である。配合量が少ないと所定の帯電防止効果
が得られず、また5重量部を越えて配合してもそ
の効果は増大しない。特に好ましい使用法は、両
者を重量比で1:2〜2:1の割合で合計0.2〜
1.5重量部樹脂に配合し、良く混練することであ
る。 本発明の方法を適用できるポリオレフイン樹脂
としては高密度ポリエチレン樹脂、低密度ポリエ
チレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレンプロ
ピレン共重合体樹脂、およびその他変性ポリオレ
フイン樹脂などが含まれる。本発明は、これらの
樹脂の押出し加工、射出成形、インフレーシヨ
ン、延伸などのいずれの加工法に対しても適用す
ることができる。 本発明の方法によると、ポリオレフイン樹脂の
加工成形直後から相乗効果によるすぐれた帯電防
止効果を得ることができ、かつ成形品の表面状態
のすぐれたものを得ることができる。 次に本発明を実施例により説明する。 実施例 1 低密度ポリエチレン樹脂(日本石油化学(株)、商
品名J50)に下記の帯電防止剤を添加して、成形
加工(ロール:120℃5分、プレス:150℃3分)
して厚さ1mmのシートを作つた。その表面固有抵
抗(印加電圧1000V)と表面状態を表1に示す。
帯電防止性の評価方法として表面固有抵抗の測定
が一般に行われており、抵抗値が小さいほど帯電
防止効果が高いことを示す。 供試試料の略号は次の化合物を表わす。 C12―DEA ラウリン酸1モルとジエタノー
ルアミン1モルの脱水縮合物 C12―EO2 ラウリルアミンのエチレンオキ
シド2モル付加物 C13―EO8 ステアリルアミンのエチレンオ
キシド2モル付加物
関するものである。 一般にポリオレフイン樹脂のシート、フイル
ム、その他の成形品は一般の合成樹脂に比較して
機械的性質がすぐれ、しかも比重が小さく、耐化
学薬品性がすぐれているなどの長所を有している
が、帯電性が大きいという欠点がある。帯電性は
その加工工程中の引火、電撃の事故、包装連続作
業困難、印刷性の低下、製品にほこりがつきやす
いなどの原因となり、製造加工、商品価値の両面
からきわめて重大な問題である。 ポリオレフイン樹脂の帯電防止方法の一つとし
て界面活性剤を樹脂に練りこむ方法が行われてい
るが、帯電防止効果は不十分である。帯電防止効
果を高めるために界面活性剤の添加率を大きくす
るとブリード現象によつて成形品の表面状態が低
下し、逆にじんあいの付着を助長するなどの欠点
が現われる。 本発明者らは、特定のアルカノールアミドとポ
リオキシアルキレンアルキルアミンとを併用する
ことにより、ポリオレフイン樹脂の帯電防止性と
表面状態が、それぞれ単独で加えた場合に比べて
相乗的によくなることを見出して本発明に到達し
た。 本発明は()式で表わされるアルカノールア
ミドと、()式で表わされるポリオキシアルキ
レンアルキルアミンとをポリオレフイン樹脂100
重量部に対してそれぞれ0.05重量部以上、両者を
合わせて5重量部以下配合することを特徴とする
ポリオレフイン樹脂の帯電防止方法である。 (式中Rは炭素数7〜21のアルキル基またはア
ルケニル基を示し、Aは水素または―
(CH2CH2O)oHを示し、Aが水素の時m=1〜20
の整数であり、Aが―(CH2CH2O)oHの時はm
+n=2〜20の整数である。) (式中Rは炭素数8〜22の直鎖もしくは分枝ア
ルキル基またはアルケニル基を示し、R′および
R″は炭素数2または3のアルキレン基を示し、
mとnはm+n=2〜20の整数を表わす。) 本発明で使用する()式で表わされるアルカ
ノールアミドは脂肪酸とジエタノールアミンまた
はモノエタノールアミンとの脱水反応で作ること
ができる。あるいは、脂肪酸のメチルエステルと
ジエタノールアミンまたはモノエタノールアミン
とのエステル交換反応、さらには、脂肪酸とジエ
タノールアミンまたはモノエタノールアミンとの
アミドエステルとジエタノールアミンまたはモノ
エタノールアミンとのエステル交換反応などによ
つても作ることができる。原料となる脂肪酸とし
ては、天然油脂から得られる脂肪酸または合成に
より得られる脂肪酸が用いられ、たとえばカプリ
ル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘ
ニン酸、エルカ酸、2―エチルヘキサン酸、イソ
ステアリン酸などがある。()式のアルカノー
ルアミドとしては上記のようにして得たものの他
に、上記のものにさらにエチレンオキシドを1〜
20モル付加重合したものも使用できる。 本発明で使用する()式で表わされるポリオ
キシアルキレンアルキルアミンは一般には第1ア
ミンにエチレンオキシドまたはプロピレンオキシ
ドを2〜20モル付加重合して得られる。原料にな
る第1アミンとしてはカプリルアミン、カプリン
アミン、ラウリルアミン、ミリスチルアミン、パ
ルミチルアミン、ステアリルアミン、オレイルア
ミン、ベヘニルアミン、エルシルアミンなどがあ
る。 本発明はアルカノールアミドとポリオキシアル
キレンアルキルアミンを併用してポリオレフイン
樹脂に配合することを特徴としており、その配合
量はポリオレフイン樹脂100重量部に対し、それ
ぞれ0.05重量部以上、両者を合わせて5重量部以
下である。配合量が少ないと所定の帯電防止効果
が得られず、また5重量部を越えて配合してもそ
の効果は増大しない。特に好ましい使用法は、両
者を重量比で1:2〜2:1の割合で合計0.2〜
1.5重量部樹脂に配合し、良く混練することであ
る。 本発明の方法を適用できるポリオレフイン樹脂
としては高密度ポリエチレン樹脂、低密度ポリエ
チレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレンプロ
ピレン共重合体樹脂、およびその他変性ポリオレ
フイン樹脂などが含まれる。本発明は、これらの
樹脂の押出し加工、射出成形、インフレーシヨ
ン、延伸などのいずれの加工法に対しても適用す
ることができる。 本発明の方法によると、ポリオレフイン樹脂の
加工成形直後から相乗効果によるすぐれた帯電防
止効果を得ることができ、かつ成形品の表面状態
のすぐれたものを得ることができる。 次に本発明を実施例により説明する。 実施例 1 低密度ポリエチレン樹脂(日本石油化学(株)、商
品名J50)に下記の帯電防止剤を添加して、成形
加工(ロール:120℃5分、プレス:150℃3分)
して厚さ1mmのシートを作つた。その表面固有抵
抗(印加電圧1000V)と表面状態を表1に示す。
帯電防止性の評価方法として表面固有抵抗の測定
が一般に行われており、抵抗値が小さいほど帯電
防止効果が高いことを示す。 供試試料の略号は次の化合物を表わす。 C12―DEA ラウリン酸1モルとジエタノー
ルアミン1モルの脱水縮合物 C12―EO2 ラウリルアミンのエチレンオキ
シド2モル付加物 C13―EO8 ステアリルアミンのエチレンオ
キシド2モル付加物
【表】
表1から、アルカノールアミドとポリオキシア
ルキレンアルキルアミンを併用すると、単独で配
合した場合に比べて帯電防止効果はほぼ同等であ
るが、表面状態がよくなることがわかる。 実施例 2 高密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学(株)、商
品名2200J)を用いて、実施例1と同じテストを
行つた。ただし加工条件はロール:150℃5分、
プレス:170℃3分である。結果を表2に示す。
ルキレンアルキルアミンを併用すると、単独で配
合した場合に比べて帯電防止効果はほぼ同等であ
るが、表面状態がよくなることがわかる。 実施例 2 高密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学(株)、商
品名2200J)を用いて、実施例1と同じテストを
行つた。ただし加工条件はロール:150℃5分、
プレス:170℃3分である。結果を表2に示す。
【表】
実施例 3
ポリプロピレン樹脂(三井東圧化学(株)、商品名
三井ノーブレンJHH―G)を用いて実施例1と
同じテストを行つた。ただし加工条件はロール:
170℃5分、プレス:180℃3分である。結果を表
3に示す。 供試試料として実施例1の試料の他に次の5点
を加えた。 C12―MEA ラウリン酸1モルとモノエタノ
ールアミン1モルの脱水縮合物。 C18―DEA ステアリン酸1モルとジエタノ
ールアミン1モルの脱水縮合物。 C18―EO4 ステアリルアミンのエチレンオ
キシド4モル付加物。 C12―DEA(10) C12―DEAにエチレンオキシ
ドを10モル付加させたもの。 C12―EO10 ラウリルアミンのエチレンオキ
シド10モル付加物。
三井ノーブレンJHH―G)を用いて実施例1と
同じテストを行つた。ただし加工条件はロール:
170℃5分、プレス:180℃3分である。結果を表
3に示す。 供試試料として実施例1の試料の他に次の5点
を加えた。 C12―MEA ラウリン酸1モルとモノエタノ
ールアミン1モルの脱水縮合物。 C18―DEA ステアリン酸1モルとジエタノ
ールアミン1モルの脱水縮合物。 C18―EO4 ステアリルアミンのエチレンオ
キシド4モル付加物。 C12―DEA(10) C12―DEAにエチレンオキシ
ドを10モル付加させたもの。 C12―EO10 ラウリルアミンのエチレンオキ
シド10モル付加物。
【表】
表3から、単独配合では帯電防止効果がほとん
どなく、また配合量を増すとブリード現象のため
表面状態が悪くなるが、両者を併用した場合、成
形翌日から帯電防止効果が現われ、さらに表面状
態も良好であることがわかる。
どなく、また配合量を増すとブリード現象のため
表面状態が悪くなるが、両者を併用した場合、成
形翌日から帯電防止効果が現われ、さらに表面状
態も良好であることがわかる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ()式で表わされるアルカノールアミド
と、()式で表わされるポリオキシアルキレン
アルキルアミンとをポリオレフイン樹脂100重量
部に対してそれぞれ0.05重量部以上、両者を合わ
せて5重量部以下配合することを特徴とするポリ
オレフイン樹脂の帯電防止方法。 (式中Rは炭素数7〜21のアルキル基またはア
ルケニル基を示し、Aは水素または―
(CH2CH2O)oHを示し、Aが水素の時m=1〜20
の整数であり、Aが―(CH2CH2O)oHの時はm
+n=2〜20の整数である。) (式中Rは炭素数8〜22の直鎖もしくは分枝ア
ルキル基またはアルケニル基を示し、R′および
R″は炭素数2または3のアルキレン基を示し、
mとnはm+n=2〜20の整数を表わす。)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7806879A JPS562333A (en) | 1979-06-22 | 1979-06-22 | Antistatic treatment of polyolefin resin |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7806879A JPS562333A (en) | 1979-06-22 | 1979-06-22 | Antistatic treatment of polyolefin resin |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS562333A JPS562333A (en) | 1981-01-12 |
| JPS6210251B2 true JPS6210251B2 (ja) | 1987-03-05 |
Family
ID=13651520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7806879A Granted JPS562333A (en) | 1979-06-22 | 1979-06-22 | Antistatic treatment of polyolefin resin |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS562333A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58134138A (ja) * | 1982-02-03 | 1983-08-10 | Sumitomo Chem Co Ltd | 帯電防止性ポリプロピレン延伸フイルム |
| EP2913357A4 (en) | 2012-10-25 | 2016-08-10 | Idemitsu Kosan Co | POLYOLEFINFORMPRODUKT |
-
1979
- 1979-06-22 JP JP7806879A patent/JPS562333A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS562333A (en) | 1981-01-12 |
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