JPS6210527B2 - - Google Patents

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JPS6210527B2
JPS6210527B2 JP1577880A JP1577880A JPS6210527B2 JP S6210527 B2 JPS6210527 B2 JP S6210527B2 JP 1577880 A JP1577880 A JP 1577880A JP 1577880 A JP1577880 A JP 1577880A JP S6210527 B2 JPS6210527 B2 JP S6210527B2
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JP
Japan
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formal
poly
alkyl group
polycyclic
molecular weight
Prior art date
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Application number
JP1577880A
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English (en)
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JPS56112922A (en
Inventor
Kazuhiko Matsuzaki
Minoru Hamada
Hisaya Sakurai
Muneaki Aminaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP1577880A priority Critical patent/JPS56112922A/ja
Priority to US06/204,085 priority patent/US4399272A/en
Priority to DE19803042020 priority patent/DE3042020A1/de
Priority to NLAANVRAGE8006212,A priority patent/NL181436C/xx
Publication of JPS56112922A publication Critical patent/JPS56112922A/ja
Publication of JPS6210527B2 publication Critical patent/JPS6210527B2/ja
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  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はポリアセタールコポリマーの製造法に
関するものであり、更に詳しくは、ホルムアルデ
ヒドのポリ環状ホルマールとを、アニオン重合触
媒とルイス酸の共存下で共重合せしめる方法に関
するものである。 特公昭42−15632号公報には、三弗化ホウ素を
中心とした触媒を用いて、ホルムアルデヒドと
1・4−ブタンジオールホルマールとを共重合さ
せる旨の記述がある。また特公昭43−22871公報
には酸性触媒を用いて、特公昭48−3558号公報に
は、多価金属キレート化合物とルイス酸の反応混
合物を用いて、ホルムアルデヒドと環状ホルマー
ルとを共重合させる事が述べられている。これら
の公報においてみられる触媒は実質的にルイス酸
であり、ルイス酸触媒を用いてのホルムアルデヒ
ド共重合体の製造に際しては副反応が頻発し、共
重合体の分子量が低下するという欠点がある。特
公昭43−26872号公報には、ポリオキシメチレン
とジオキソラン、ポリジオキソランとを酸性媒質
中で反応させる方法が述べられている。この方法
においても酸性触媒の使用に起因する分子量の低
下が顕著である。一方ホルムアルデヒドの単独重
合活性を有するアニオン重合触媒を用いた場合に
は、ホルムアルデヒドと環状ホルマール、ポリ環
状ホルマールとは反応せず、共重合体は得られな
い。 本発明者らは、ポリアセタールコポリマーの製
造法を広く検討した結果、アニオン重合触媒とル
イス酸の共存下にて、ホルムアルデヒドとポリ環
状ホルマールとを共重合せしめると、所望の分子
量と良好なる熱安定性・塩基安定性とを併せ持つ
ポリアセタール共重合体が高い収率で得られる事
を見い出し、本発明を完成するに至つた。即ち本
発明の目的は、オキシアルキレン基をポリオキシ
メチレン主鎖中に導入する事により、所望の分子
量と優れた物性を有するポリアセタールコポリマ
ーを製造する方法を提供する事にある。 本発明では、一般式−〔(CH2)nOCH2O−〕o(m
=2、3、4、5、6、7、8、10、n=3〜
20000)及び一般式−〔(CH2CH2O)nCH2O−〕o(m
=2〜15、n=3〜20000)で表される化合物を
コモノマーとして用いる事ができる。 ポリ環状ホルマールは、通常対応する環状アル
キレングリコールホルマール
【式】及び 環状ポリエチレングリコールホルマール
【式】のカチオン開環重合によつて 得られる。 ポリ環状ホルマールとしては、ポリ(エチレン
グリコールホルマール)、ポリ(1・3−プロパ
ンジオールホルマール)、ポリ(1・4−ブタン
ジオールホルマール)、ポリ(1・5−ペンタン
ジオールホルマール)、ポリ(1・6−ヘキサン
ジオールホルマール)、ポリ(1・7−ヘプタン
ジオールホルマール)、ポリ(1・8−オクタン
ジオールホルマール)ポリ(1・10−デカンジオ
ールホルマール)、及びポリ(ジエチレングリコ
ールホルマール)、ポリ(トリエチレングリコー
ルホルマール)、ポリ(テトラエチレングリコー
ルホルマール)、ポリ(ヘキサエチレングリコー
ルホルマール)、ポリ(ポリエチレングリコール
−200ホルマール)等がある。 また本発明では、一般式
【式】(R=アルキル基、アリ ール(a1、y1)基、n=3〜20000)で表わされ
る構造を有するポリ環状ホルマールもコモノマー
として用いる事が出来る。この環状ホルマール
は、通常対応する3−アルキル−1・3−ジオキ
ソラン
【式】のカチオン開環重合によつ て得られ、例えば、ポリ(プロピレングリコール
ホルマール)、ポリ(ブチレングリコールホルマ
ール)、ポリ(スチレングリコールホルマール)
等がある。 これらのポリ環状ホルマールの他に、上記以外
の環状ホルマールの開環重合体、例えば、ポリ
(2・3−ブタンジオールホルマー)、ポリ(シク
ロヘキサンジオールホルマール)等もコモノマー
として用いる事が出来る。 これらのポリ環状ホルマールの中でも特に、ポ
リ(エチレングリコールホルマール)、ポリ
(1・4−ブタンジオールホルマール)、ポリ
(1・5−ペンタンジオールホルマール)、ポリ
(1・6−ヘキサンジオールホルマール)、ポリ
(ジエチレングリコールホルマール)、ポリ(トリ
エチレングリコールホルマール)及びポリ(テト
ラエチレングリコールホルマール)が好ましい。 またポリ環状ホルマールの平均重合度(n)
は、3〜20000の間にある事が必要であるが、平
均重合度の下限は、共重合反応時の連鎖移動反応
を極力避ける観点より、5以上である事がより好
ましく、平均重合度の上限は合成の容易さの観点
より5000以下である事がより好ましい。 これらのポリ環状ホルマールは、単独で、もし
くは混合されて反応に供される。また反応に先立
ち、ポリ環状ホルマールに含まれる水等の不純物
を極力除去する事により、ポリ環状ホルマールを
精製する事が好ましい。 本発明で用いる事のできるアニオン重合触媒
は、一般にホルムアルデヒドの単独重合活性を有
するものである。これらのアニオン重合触媒とし
ては、アルカリ金属、アルカリ金属錯化合物、ア
ルカリ金属アルコキシド、カルボン酸アルカリ金
属塩、カルボン酸アルカリ土類金属塩、アミン、
第4級アンモニウム塩、第4級ホスホニウム塩、
有機金属、及び四価有機錫化合物等があげられ
る。 アルカル金属としては、ナトリウム、カリウム
等があり、通常有機媒体に分散して用いられる。 アルカリ金属錯化合物としては、アルカリ金属
と芳香族炭化水素との錯化合物、例えばナトリウ
ム−ナフタレン、カリウム−アントラセン等があ
る。 アルカリ金属アルコキシドは、ROM(R=C1
〜C10の直鎖・分岐アルキル基、M=アルカリ金
属)で表わされる化合物であり、ナトリウムメト
キシド、カリウム−t−ブトキシド、カリウムオ
クトキシド等がある。 カルボン酸アルカリ金属塩は、RCOOM(R=
C5〜C20の直鎖・分岐アルキル基、M=アルカリ
金属)で表わされる化合物であり、カプロン酸ナ
トリウム、ラウリン酸カリウム、ステアリン酸セ
シウム等がある。 カルボン酸アルカリ土類金属塩は、
(RCOO)2M′(R=C5〜C20の直鎖・分岐アルキ
ル基、M′=アルカリ土類金属)で表わされる化
合物であり、2−エチルヘキサン酸マグネシウ
ム、ラウリン酸カルシウム、ステアリン酸カルシ
ウム、ステアリン酸ストロンチウム等がある。 アミンとしては、RNH2(RはC1〜C20の直
鎖・分岐アルキル基)で表わされる1級アミン、
R2NH(RはC1〜C20の直鎖・分岐アルキル基)
で表わされる2級アミン、R3N(RはC1〜C20の
直鎖・分岐アルキル基)で表わされる3級アミン
があげられる。例えばエチルアミン、n−ブチル
アミン、オクチルアミン、ステアリルアミン、ジ
−n−プロピルアミン、ジ−t−ブチルアミン、
ジステアリルアミン、トリエチルアミン、トリ−
n−ブチルアミン、トリオクチルアミン、ジエチ
ルベンジルアミン等がある。またピリジン等の環
状アミンも用いる事ができる。 第4級アンモニウム塩は、NH4Xあるいは、
R1R2R3R4NX(R1、R2、R3、R4=水素、アルキ
ル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリー
ル基より選ばれ、その組合わせに制限はない。X
=25℃、水中で1×10-2〜1×10-16の解離定数
を有するルイス酸より水素イオンを除去する事に
よつて得られる陰イオン)で表わされる化合物で
ある。例えば、アンモニウムラウレート、アンモ
ニウムステアレート、テトラメチルアンモニウム
プロピオネート、テトラブチルアンモニウムカプ
ロエート、トリオクチルベンジルアンモニウムア
セテート、ジメチルジステアリンアンモニウムプ
ロピオネート、ジエチルジベンジルアンモニウム
ラウレート、テトラメチルアンモニウムメトキシ
ド、トリメチルベンジルアンモニウムプロポキシ
ド、トリフエニルメチルアンモニウムブトキシ
ド、テトラブチルアンモニウムハイドロキシド、
ジメチルジステアリルアンモニウムハイドロキシ
ド、テトラエチルアンモニウムカルボキシレート
等が第4級アンモニウム塩としてあげられる。 第4級ホスホニウム塩は、R1R2R3R4PX(R1、
R2、R3、R4=水素、アルキル基、置換アルキル
基、アリール基、置換アリール基より選ばれ、そ
の組合わせに制限はない。X=25℃、水中で1×
10-2〜1×10-16の解離定数を有するルイス酸よ
り水素イオンを除去することによつて得られる陰
イオン)で表わされる化合物である。例えばテト
ラエチルホスホニウムプロピオネート、テトラブ
チルホスホニウムアセテート、テトラオクチルホ
スホニウムカプロエート、トリフエニルメチルホ
スホニウムプロピオネート、テトラブチルホスホ
ニウムエトキシド、トリエチルベンジルホスホニ
ウムブトキシド、テトラオクチルホスホニウムハ
イドロキシド、テトラエチルホスホニウムカルボ
キシレート等が第4級ホスホニウム塩としてあげ
られる。 有機金属の第1のグループは、RM(R=C1〜
C10の直鎖・分岐アルキル基、M=アルカリ金
属)あるいはR2M′(R=C1〜C10の直鎖・分岐ア
ルキル基、M′=アルカリ土類金属)で表わされ
る化合物であり、メチルリチウム、n−ブチルリ
チウム、エチルナトリウム、sec−ブチルカリウ
ム、ジエチルカルシウム、ジオクチルストロンチ
ウム等があげられる。 有機金属の第2のグループは、RMgX′(R=
C1〜C8の直鎖・分岐アルキル基、X′=ハロゲ
ン)で表わされる化合物であり、メチルマグネシ
ウムクロライド、エチルマグネシウムブロマイ
ド、ブチルマグネシウムヨーダイ等があげられ
る。 四価有機錫化合物は、R1nSoX4-nで表わされ
る化合物である。ここで、n=1〜3の整数であ
り、R1=アルキル基、置換アルキル基、アリー
ル基、置換アリール基より選ばれ、各々同一であ
つても異なつていても良い。X=ハロゲン、−
OH、−OR2、
【式】(R2=C1〜C20の直鎖・ 分岐アルキル基)より選ばれる。例えば錫トリク
ロライド、エチル錫トリアセテート、ブチル錫ト
リメトキシド、ジメチル錫ジブロマイド、ジイソ
プロピル錫ジラウレート、ジオクチル錫ジブトキ
シド、ジブチル錫ハイドロキシステアレート、ジ
オクチル錫ジラウレート、トリエチル錫エトキシ
ド、トリブチル錫ステアレート等があげられる。 本発明において使用されるルイス酸としては、
四塩化錫、四臭化錫、四塩化チタン、三塩化アル
ミニウム、塩化亜鉛、三塩化バナジウム、五弗化
アンチモン、三弗化ホウ素、三弗化ホウ素ジエチ
ルエーテレート、三弗化ホウ素アセチツクアンハ
イドレート、三弗化ホウ素トリエチルアミン錯化
合物等の三弗化ホウ素配位化合物等のいわゆるフ
リーデル・クラフト型化合物、過塩素酸、アセチ
ルパークロレート、ヒドロキシ酢酸、トリクロル
酢酸、p−トルエンスルホン酸等の無機酸及び有
機酸、トリエチルオキソニウムテトラフロロボレ
ート、トリフエニルメチルヘキサフロロアンチモ
ネート、アリルジアゾニウムヘキサフロロホスフ
エート、アリルジアゾニウムテトラフロロボレー
ト等の複合塩化合物、ジエチル亜鉛、トリエチル
アルミニウム、ジエチルアルミニウムクロライド
等のアルキル金属等があげられる。 これらのルイス酸のうち、フリーデル・クラフ
ト型化合物と複合塩化合物が活性の点でより好ま
しいが、無機塩、有機酸及びアルキル金属も添加
量を増加する事によりフリーデル・クラフト型化
合物と複合塩化合物と同等の効果をもたらす事が
できる。 本発明においては、分子量調節剤を用いてポリ
アセタール共重合体の分子量を任意に調節する事
もできる。 本発明で用いる事のできる分子量調節剤として
は、アセタール化合物、オルトギ酸エステル、ア
ルコール、カルボン酸、カルボン酸無水物及び水
があげられる。 アセタール化合物の第1のグループとして、
ROCH2OR(R=アルキル基)、HOCH2OR(R
=アルキル基)で表わされるホルマール化合物、
ヘミホルマール化合物がある。具体的にはメチラ
ール、ジエトキシメタン、ジ−n−ブトキシメタ
ン、ブトキシハイドロキシメタン等があげられ
る。アセタール化合物の第2のグループとして
は、RO(CH2O)nR(R=アルキル基、n=2
〜20)で表わされるポリアセタール化合物があ
る。具体的にはジオキシメチレンジメトキシド、
テトラオキシメチレンジエトキシド、デカオキシ
メチレンジメトキシド等があげられる。これらの
化合物は、単体として単離されるのは困難である
事が多く、通常は混合物として使用される。これ
らの化合物の重合度(n)は、核磁気共鳴スペク
トル(N.M.R)、ガスクロマトグラフイー(G.C.
)、液体クロマトグラフイー(L.C.)等の手段を
用いて決定する事ができる。アセタール化合物
の第3のグループとして
【式】(R=アル キル基)で表わされるアセタール化合物がある。
具体的にはジメチルアセタール、ジエチルアセタ
ール、ジ−t−ブチルアセタール、ジオクチルア
セタール等があげられる。 オルトギ酸エステルは、HC(OR)3(R=C1〜
C4の直鎖・分岐アルキル基及びフエニル基)で
表わされる化合物であり、オルトギ酸メチル、オ
ルトギ酸エチル、オルトギ酸−iso−プロピル、
オルトギ酸エチルプロピル、オルトギ酸ブチル、
オルトギ酸フエニル等があげられる。 アルコールは、ROH(R=C1〜C20の直鎖・分
岐アルキル基、アリール基)で表わされる化合物
であり、メタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、n−ブタノール、ラウリルアルコール、ス
テアリルアルコール等の脂肪族アルコール、ベン
ジルアルコール、2−フエニルエタノール等の芳
香族アルコールがあげられる。 カルボン酸は、RCOOH(R=水素、C1〜C20
の直鎖・分岐アルキル基、アリール基)で表わさ
れる化合物であり、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、
ラウリン酸、ステアリン酸等の脂肪族カルボン
酸、安息香酸、iso−フタル酸等の芳香族カルボ
ン酸があげられる。 カルボン酸無水物は、
【式】 【式】
【式】
【式】(R=C1〜C20のアルキル 基、R2=水素もしくはC1〜C8のアルキル基、R3
=水素もしくはC1〜C8のアルキル基)で表わさ
れる化合物であり、無水酢酸、無水プロピオン
酸、無水ステアリン酸、無水コハク酸、無水ドデ
セニルコハク酸、無水マレイン酸等の脂肪族カル
ボン酸無水物、無水フタル酸、4−メチル無水フ
タル酸等の芳香族カルボン酸無水物があげられ
る。 これらの分子量調節剤のうち、重合体の熱安定
性・塩基安定性を向上させる観点より、RO・
CH2ORで表わされるホルマール化合物、RO
(CH2O)nRで表わされるポリアセタール化合物
及び
【式】で表わされるアセタール化合物 が好ましく、更には精製及び入手の容易さより、
メチラール、ジエチルアセタールが特に好まし
い。 本発明の共重合は通常有機媒体中で行なわれ
る。 本発明において用いる事のできる有機媒体とし
ては、n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタ
ン、n−オクタン、シクロヘキサン、シクロペン
タン等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素、塩化メチレン、ク
ロロホルム、四塩化炭素、塩化エチレン、トリク
ロルエチレン等のハロゲン化脂肪族炭化水素、ク
ロルベンゼン、o−ジクロルベンゼン、α−クロ
ルナフタレン等のハロゲン化芳香族炭化水素があ
げられる。 これらの有機媒体は単独で用いても良く、或い
は2種以上混合して用いてもさしつかえない。 本発明において用いられるホルムアルデヒドは
実質的に無水である事が必要であり、公知の方
法、例えば冷却トラツプ法、溶剤洗滌法を用いて
精製される事が必要である。 本発明のポリアセタール共重合体の製造には、
ホルムアルデヒドを単独重合させる方法として知
られている吹込重合法、溶液重合法のいずれの方
法も用いる事ができる。 吹込重合法とは、ポリ環状ホルマール、分子量
調節剤を用いる場合には分子量調節剤及びアニオ
ン重合触媒とルイス酸を含有する有機媒体中にホ
ルムアルデヒドガスを直接吹き込む方法であり、
溶液重合法とは、ポリ環状ホルマール、分子量調
節剤を用いる場合には分子量調節剤を含有する有
機媒体を冷却し、この溶液にホルムアルデヒドを
吸収させた後、アニオン重合触媒とルイス酸を同
時に添加し共重合を開始せしめる方法である。 ポリ環状ホルマールはホルムアルデヒド100重
量部に対して0.01〜100重量部、より好ましくは
0.1〜50重量部用いられる。 アニオン重合触媒は、有機媒体中の濃度として
1×10-8〜1×10-2モル/、より好ましくは5
×10-8〜5×10-3モル/の範囲で用いられる。
またルイス酸は、有機媒体中の濃度として1×
10-7〜5×10-2モル/、より好ましくは1×
10-5〜5×10-3モル/の範囲で使用される。 アニオン重合触媒とルイス酸とは、別々に有機
媒体中に供給され、有機媒体中で混合される事が
望ましい。アニオン重合触媒とルイス酸とが有機
媒体中で共存しても失活化する事なく、共重合活
性を示す事は実に驚くべき現象である。 共重合反応温度は、通常−40〜118℃に設定さ
れる。また反応時間については特に制限はない
が、5〜400分の範囲で設定される。 分子量調節剤を用いる場合、分子量調節剤はポ
リ環状ホルマールと同じく、有機媒体中に均一に
溶解もしくは分散されて用いられる。分子量調節
剤の有機媒体中における濃度は、所望する共重合
体の分子量の要求に応じて容易に実験によつて決
定する事ができる。 共重合反応の終了後、共重合体は、通常有機媒
体と分離され、アミン、水酸化ナトリウム等の塩
基性物質とともに、水、アルコールが添加され加
熱、安定化される。安定化された共重合体に、次
いで安定剤等が添加され、実用に供せられる。 以上詳細に述べてきた本発明の製法を用いる事
により、良好なポリアセタール共重合体を取得す
る事が可能となつた。本発明の特色を列記すると
以下の如くである。 (1) 優れた熱安定性・塩基安定性をもつポリアセ
タール共重合体の製造が可能である事。 (2) ポリアセタール共重合体の分子量と、分子量
調節剤を用いる事により任意に制御しうる事。 (3) 特定の分子量調節剤を用いる事により、分子
量調節剤と同時に、重合体の熱安定性・塩基安
定性を向上させる事が可能である事。 以下の記載において、還元粘度は、p−クロル
フエノール−テトラクロルエチレン(1:1重量
比)溶液中で、重合体濃度0.5gr./dlにて60℃で
測定された値であり、分子量の尺度である。 塩基安定化収率は、1%のトリブチルアミンを
含有するベンジルアルコール溶液中で重合体濃度
5%にて140℃、60分間加熱処理した際の重合体
の回収率であり、重合体の塩基安定性の尺度であ
る。 K222は222℃真空下における重合体の熱分解速
度定数であり、重合体の熱安定性の尺度である。 以下実施例により本発明を説明するが、これは
本発明の範囲を限定するものではない。 実施例 1 十分に脱水乾燥されたパラホルムアルデヒドを
135℃〜145℃の温度範囲で熱分解させ、冷却トラ
ツプを数回通す事によつて、純度99.9%のホルム
アルデヒドガスを得た。1時間当り125部(部は
重量部を意味する。)のホルムアルデヒドガス
を、16gr./のポリ(1・4−ブタンジオール
ホルマール)(平均分子量4500)、1×10-4mol./
のn−ブチルリチウム、1×10-4mol./の三
弗化ホウ素トリエチルアミン錯体及び分子量調節
剤として、0.08gr./のメチラールを含有する
500部のn−ヘキサン中に導入した。ホルムアル
デヒドガスの供給と同時に、16gr./のポリ
(1・4−ブタンジオールホルマール)(平均分子
量4500)、1×10-4mol./のn−ブチルリチウ
ム、1×10-4mol./の三弗化ホウ素トリエチル
アミン錯体、0.08gr./のメチラールを含有す
るn−ヘキサンを1時間当り500部の割合で3時
間連続して供給した。ホルムアルデヒドガスも1
時間当り125部の割合で3時間連続して供給し、
この間重合温度は48℃に維持した。共重合体を含
むn−ヘキサンを供給量に見合つて連続的に抜き
出し、共重合体を過により分離した。共重合体
をアセトンで十分洗滌後、60℃にて真空乾燥し、
340部の白色重合体を得た。この重合体の還元粘
度は1.78、塩基安定化収率は96.6%であつた。ま
た塩基安定化後の重合体のK222は0.03%/分と良
好であり、熱安定性・塩基安定性に優れた所望の
分子量を有する重合体を高収率で得る事が出来
た。 実施例 2〜10 純度99.9%のホルムアルデヒドガスを1時間当
り100部の割合で第1表に示したポリ環状ホルマ
ール、アニオン重合触媒、ルイス酸及び分子量調
節を行なう場合に分子量調節剤を含むトルエン
500部中に3時間連続的に供給した。第1表の環
状ホルマール、アニオン重合触媒、ルイス酸及び
分子量調節を行なう場合には分子量調節剤を含む
トルエンも、ホルムアルデヒドガスと同じく3時
間連続的に毎時500部の割合で供給し、共重合温
度はこの間第1表に示した温度に維持した。共重
合体をトルエン分離後、実施例1と同様に操作
し、結果も併せて第1表に示した。いずれの実施
例においても熱安定性・塩基安定性に優れ、分子
量調節剤を用いた場合には所望の分子量を有する
共重合体を、高い収率で取得出来た事は明白であ
る。 比較例 1 実施例1で用いた試薬のうち、n−ブチルリチ
ウムのみを除外し、他はすべて実施例1と同様に
操作し、結果を第1表に示した。第1表から明ら
かな如く、還元粘度が低く熱安定性に劣る重合体
が得られたにすぎない。 比較例 2 実施例1で用いた試薬のうち、三弗化ホウ素ト
リエチルアミン錯体のみを除外し、他はすべて実
施例1と同様に操作し、結果を第1表に示した。
第1表から明らかな如く、生成した重合体の殆ん
どがホルムアルデヒドホモポリマーであり、塩基
安定化収率は不良であつた。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ホルムアルデヒドと、一般式 −〔(CH2)nOCH2O−〕o(m=2、3、4、5、
    6、7、8、10、n=3〜20000)及び一般式 −〔(CH2CH2O)nCH2O−〕o(m=2〜15、n=3
    〜20000)で表される構造を有するポリ環状ホル
    マールより選ばれた化合物とを、アニオン重合触
    媒とルイス酸の共存下にて共重合することを特徴
    とするポリアセタールコポリマーの製造法。 2 ポリ環状ホルマールが、ポリ(エチレングリ
    コールホルマール)、ポリ(1・4−ブタンジオ
    ールホルマール)、ポリ(1・5−ペンタンジオ
    ールホルマール)、ポリ(1・6−ヘキサンジオ
    ールホルマール)より選ばれた化合物である特許
    請求の範囲第1項記載の製造法。 3 ポリ環状ホルマールが、ポリ(ジエチレング
    リコールホルマール)、ポリ(トリエチレングリ
    コールホルマール)、ポリ(テトラエチレングリ
    コールホルマール)より選ばれた化合物である特
    許請求の範囲第1項記載の製造法。 4 ポリ環状ホルマールの平均重合度(n)が、
    5〜5000の間にある特許請求の範囲第1項ないし
    第3項のいずれかに記載の製造法。 5 共重合反応時に分子量調節剤を共存させる特
    許請求の範囲第1項記載の製造法。 6 分子量調節剤が一般式ROCH2OR(R=アル
    キル基)、RO(CH2O)oR(R=アルキル基、n
    =2〜20)及び【式】(R=アルキル基) で表されるアセタール化合物から選ばれた化合物
    である特許請求の範囲第5項記載の製造法。 7 アセタール化合物がメチラールもしくはジエ
    チルアセタールである特許請求の範囲第6項記載
    の製造法。 8 共重合反応が有機媒体中で行われる特許請求
    の範囲第1項記載の製造法。
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