JPS6212500B2 - - Google Patents
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- JPS6212500B2 JPS6212500B2 JP53025558A JP2555878A JPS6212500B2 JP S6212500 B2 JPS6212500 B2 JP S6212500B2 JP 53025558 A JP53025558 A JP 53025558A JP 2555878 A JP2555878 A JP 2555878A JP S6212500 B2 JPS6212500 B2 JP S6212500B2
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- silver halide
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C8/00—Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
- G03C8/02—Photosensitive materials characterised by the image-forming section
- G03C8/08—Photosensitive materials characterised by the image-forming section the substances transferred by diffusion consisting of organic compounds
- G03C8/10—Photosensitive materials characterised by the image-forming section the substances transferred by diffusion consisting of organic compounds of dyes or their precursors
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C8/00—Diffusion transfer processes or agents therefor; Photosensitive materials for such processes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Description
本発明はカラー拡散転写用写真製品に関するも
のであり、詳しくは広い処理温度ラテイチユード
を有し、かつ色素画像を迅速に得ることができる
カラー拡散転写用写真製品に関するものである。 従来種々のカラー拡散転写用写真製品が知られ
ている。 カラー拡散転写法においては、得られる色素画
像は処理の際の温度に大きく依存して変化するこ
とが知られている。例えばある種のカラー拡散転
写用写真製品(以下写真製品という)では高い温
度で処理した場合には最大濃度が高いが同時に最
小濃度も高いという、いわゆる抜けの悪い画像を
与え、低い温度で処理した際には最小濃度は低い
が最大濃度も低い色素画像しか与える事ができな
いものがある。 一般にハロゲン化銀の現像及びそれに関連した
画像形成のプロセスは、処理時の温度により大き
な影響を受ける事が知られている。従つて、通常
の写真法いわゆるコンベンシヨナル写真の場合に
は現像処理時の温度を狭い範囲内に保つて現像処
理することにより、良好な画像を安定に得るよう
にしている。 しかしながら、カラー拡散転写法においては、
撮影後直ちにカメラ内で処理される場合が多く、
現像処理時の温度を常に狭い範囲に保つという事
は極めて困難な事である。撮影者にとつてシヤツ
ター・チヤンスは、冬期の気温の低い場合にも又
夏期の気温の高い場合にも見い出されるし、ある
いは地球の緯度の高い、従つて寒冷の地において
も逆に緯度の低い赤道近辺の酷暑の地においても
常に見い出される。即時性が要求されるいわゆる
インスタント写真として用いられる事の多い写真
製品としては、従つて上記種々のシヤルター・チ
ヤンスにおいていかなる温度条件下でも、常に良
好で且つ安定な色素画像を与えるようなものが望
ましい。 即ち、上記写真製品の現像処理時の温度が高い
場合においても、あるいは低い場合においても常
に安定した好ましい色素画像を与える事が必要と
され、かゝる必要性を満した写真製品を処理温度
ラテイチユードが広い、あるいは改良されたもの
と称する。 一方、カラー拡散転写法においては更に別の性
能が求められている。即ち写真撮影後の早い時期
に色素画像を観たいという要求に答える事であ
る。 通常の写真法つまり、いわゆるコンベンシヨナ
ル写真の場合には、撮影後数日を経なければ、自
身の撮影した画像を観る事ができないのが通例で
ある。 しかし、撮影者にとつて、自身が撮影した写真
画像を撮影したその場で撮影後短時間内に観る事
ができるという事は撮影者に大きな喜びを与える
のみならず撮影条件、技術に対する貴重なアドバ
イスともなり得るという点において重要である。
又、カラー拡散転写法は通常の写真法において行
われている撮影済フイルムを現像、焼き付け等の
依頼に出す等という本来写真撮影とは本質的に異
る副次的な煩雑さから撮影者を開放するという利
点をも有している。 前記、カラー拡散転写法を用いたインスタント
写真は、このような要望に応えるものとして提案
された。 従つて、かゝるインスタント写真に用いられる
写真製品に要求されるものとしては、撮影感度が
充分速いという事、最大濃度が高く、且つ最小濃
度が低く、更には適切な階調を有している細部の
描写にも優れている良好な色素画像を与えるとい
う事等は勿論、前記処理温度ラテイチユードが広
いという事に加えて、撮影後可能な限り早い時期
に画像を観測できるという事も重要なポイントで
ある。かゝる撮影後短時間で写真画像を観測可能
ならしめる事を写真製品の迅速性と称する。 従つて、本発明は、上記カラー拡散転写法で強
く望まれている性能を実現する写真製品を提供す
ることにある。即ち、本発明の目的の1つは、現
像処理時の温度に依存せず常に安定した良好な色
素画像を与える写真製品を提供することにある。 又、本発明の別の目的の1つは、色素画像の形
成が速く、撮影後短時間内に良好な色素画像を観
る事のできる写真製品を提供することにある。 更に本発明のめざすところは、アルカリ性条件
下ハロゲン化銀現像主薬酸化体と反応(例えばレ
ドツクス反応、カツプリング反応など)して拡散
性色素若しくはその前駆体を放出しうる非拡散性
色素画像形成物質を用いるカラー拡散転写法にお
いて、処理時の温度に依らず安定した良好な色素
画像を撮影後短時間内に観ることができる写真製
品を提供することにある。 上記本発明の目的のうちの1つ、即ち処理温度
ラテイチユードを拡大する技術としては既にいく
つかの方法が知られている。例えば米国特許第
3846128号明細書に記載の方法は、感光性画像記
録用ハロゲン化銀乳剤層に組み合わせて、それと
は反対の働きを示す感光性ハロゲン化銀乳剤及び
現像の結果として拡散性の現像抑制剤を放出する
化合物を含む層を用いるものである。ここで画像
記録用ハロゲン化銀乳剤が直接ポジ型ハロゲン化
銀乳剤である場合には、反対の働きを示す乳剤と
はネガ型の乳剤である。この方法に依れば、画像
記録用乳剤とそれと反対の働きをする乳剤とが特
定のスペクトル領域において同一の感度を有し、
且つ現像反応の温度依存性が本質的に同じ場合に
のみ処理温度ラテイチユードの拡大が可能とな
る。 しかしながら、この方法では、画像記録用の感
光性ハロゲン化銀乳剤層以外に更に乳剤層を設け
る必要がある。 一般に、塗布上の要請、層が増える事による下
層の感度低下、下層の現像遅延等のために、通常
のいわゆるコンベンシヨナル写真用感光材料にお
いても新たに層を加える事は望ましくない。 更にハロゲン化銀現像主薬の拡散及び拡散性色
素若しくはその前駆体の拡散距離の点からも、好
ましくない事は明らかである。 この方法により処理温度ラテイチユードを拡大
するためには、画像記録用乳剤と組み合わせて用
いる反対の働きをする乳剤は、画像記録用乳剤と
同一の感度を有し、且つその現像反応の温度依存
性か等しくなければならない。相互に反対の働き
をする2種の乳剤をかゝる厳しい条件を満足する
ように選択する事は極めて難しく、多くの種類の
乳剤を用意しなければならない事が我々の研究に
依れば判明した。 又、米国特許第3575699号明細書に記載の方法
はアルカリ性条件下加水分解によつて、カブリ防
止剤となり得る化合物であつて、加水分解の速度
が温度に依存するような化合物を用いて行うもの
である。更に又、米国特許第4009029号明細書に
記載の方法は、保護された現像抑制剤を用いて、
主としてオキシクロミツク現像剤或いは未露光部
で加水分解によつて色素を放出し、露光部では放
出しないような色素離脱剤を用いる拡散転写法に
おいて、高温時における最大濃度の低下を防ぐ目
的のものである。 ここにオキシクロミツク現像剤とは、例えば米
国特許第3880658号明細書に記載のものであり、
色素離脱剤とは、例えば米国特許第3980479号明
細書に記載のものである。 該現像抑制剤は主としてネガ型ハロゲン化銀乳
剤を用いるカラー拡散転写法における最大濃度の
改良を目的としたものであるがポジ型ハロケン化
銀乳剤及び色素放出レドツクス化合物を用いたカ
ラー拡散転写法においても処理温度ラテイチユー
ドの拡大という改良がなされることが示されてい
る。ここにいう色素放出レドツクス化合物とは後
で詳しく述べている化合物である。 一方、ハロゲン化銀現像主薬酸化体と反応して
アルカリ性条件下において拡散性色素もしくはそ
の前駆体を放出し得る非拡散性色素画像形成物質
を用いた多色カラー写真の場合には良好な色分離
を得るために中間層に前記ハロゲン化銀現像主薬
酸化体の非拡散性スカベンジヤーを有効量添加す
る必要のある事が広く知られている。 前記ハロゲン化銀現像主薬酸化体の非拡散性ス
カベンジヤーを以下では便宜上、単にSCノンデ
イヒユーズイブル スカベンジヤー フオー オ
キシダイズドシルバー ハライド デベロツヒン
グ エイジエントNon diffusible scavenger for
oxidized silver halide developing agent)と略
す。 更には、より改良された最小濃度を得るために
も、上記中間層、ハロゲン化銀乳剤層若しくは該
乳剤層と組み合わせて用いられる色素画像形成物
質層等にSCが用いられる事も又、良く知られて
いる。 かゝるSCとしては、特公昭51−12250公報、米
国特許第2728659号、同第2816028号の各明細書に
記載の如きハイドロキノン系化合物、米国特許第
2474293号明細書等に記載の如き芳香族第1級ア
ミン現像主薬酸化体とカツプリング反応する、い
わゆるカプラー等が良く知られているが、ハロゲ
ン化銀現像主薬酸化体と反応して該酸化体と色素
画像形成物質との反応を阻害し得るものであれば
いかなるものをも使用し得る。好ましくはハロゲ
ン化銀現像主薬の効率的利用という観点から、あ
るいは上層に対して下層の現像性の低下が少ない
という点からハロゲン化銀現像主薬酸化体との反
応が該酸化体を還元体に戻す反応即ち通常ハロゲ
ン化銀現像主薬の再生と呼ばれる反応であるもの
が望まれる。ハロゲン化銀現像主薬がハイドロキ
ノン、フエニドン、カテコール等の如き白黒現像
主薬である場合はもとよりp−フエニレンジアミ
ンの如きいわゆる芳香族第1級アミン発色現像主
薬である場合においても、該ハロゲン化銀現像主
薬酸化体と酸化還元反応して該酸化体を還元体に
戻す化合物がSCとしては有用である。 ハロゲン化銀現像主薬酸化体とカツプリング反
応あるいは酸化還元反応して拡散性色素又はその
前駆体を放出する非拡散性色素画像形成物質を用
いる多色カラー拡散転写法では、従つて上記SC
を用いる事が肝要であつて、かくして良好な色分
離が得られる。更に、前述の処理温度ラテイチユ
ードを改良する技術を併用する事によつて処理温
度ラテイチユードの広い色分離の優れた良好な多
色写真画像を得ることができる。 しかしながら、これらの方法によつても、まだ
いくつかの未解決の問題点が残されている事が
我々の研究によつて明らかとなつた。その1つ
に、迅速性が挙げられる。本発明に係るカラー拡
散転写法における迅速性がいかに撮影者に切望さ
れているかについては前述した通りである。 更に未解決の問題点として銀の利用効率が低い
ということが挙げられる。即ちハロゲン化銀現像
主薬による現像により生ずるハロゲン化銀現像主
薬酸化体の量及び現像された銀量に対する色素画
像濃度が低いということがある。そのため十分な
色素画像濃度を得るために用いるハロゲン化銀の
量を増加させねばならなかつた。ハロゲン化銀現
像主薬はともかくとして、銀の利用効率が低いと
いうことは資源問題が世界的に重視されている現
在において、いかに重大な問題あるかは説明をす
るまでもなかろう。 鋭意研究した結果、上記種々の問題点は支持体
上に少なくとも一つの感光性ハロゲン化銀乳剤層
を有し、かつハロゲン化銀現像主薬酸化体と反応
して、アルカリ性条件下において拡散性色素もし
くはその前駆体を放出し得る下記一般式〔〕,
〔〕または〔〕で示される非拡散性色素画像
形成物質を含有する感光要素および前記拡散性色
素もしくはその前駆体を染着し得る受像層を有す
るカラー拡散転写用写真製品において前記感光要
素にアルカリ性条件下において加水分解によりハ
ロゲン化銀現像主薬酸化体非拡散性スカベンジヤ
ーを生成する化合物を含有せしめることによつて
解決されることを見い出した。 一般式 〔〕 DYE−LINK−COUP−BALL 一般式 〔〕 BALL−LINK−(COUP)′ 一般式 〔〕 〔式中、DYEは拡散性色素基またはその前駆
体基を表わし、LINKは−O−,−S−,−N=N
−および−SO2NH−(但し、窒素原子がCOUPま
たは(COUP)′に結合している。)から選ばれる
二価の結合基を表わし、COUPは5−ピラゾロン
系カプラー、フエノール系カプラー、ナフトール
系カプラー、開鎖ケトメチレン系カプラー、イン
タノン系カプラーおよびシクロペンタノン系カプ
ラーから選ばれるカプラー基を表わし、
(COUP)′は5−ピラゾロン系カプラー、フエノ
ール系カプラー、ナフトール系カプラーおよび開
鎖ケトメチレン系カプラーから選ばれるカプラー
基(但し、該COUPおよび(COUP)′はそれぞ
れカツプリング位置で上記LINKと結合してい
る。)を表わし、BALLは前記一般式〔〕,
〔〕または〔〕で表わされる非拡散性色素画
像形成物質をアルカリ性条件下において非拡散化
し得る分子の大きさおよび/または立体配座を有
する写真的に不活性なバラスト基を表わし、
(LINK)′は−O−,−S−,−SO2−および−
SO2NH−(但し、窒素原子が
のであり、詳しくは広い処理温度ラテイチユード
を有し、かつ色素画像を迅速に得ることができる
カラー拡散転写用写真製品に関するものである。 従来種々のカラー拡散転写用写真製品が知られ
ている。 カラー拡散転写法においては、得られる色素画
像は処理の際の温度に大きく依存して変化するこ
とが知られている。例えばある種のカラー拡散転
写用写真製品(以下写真製品という)では高い温
度で処理した場合には最大濃度が高いが同時に最
小濃度も高いという、いわゆる抜けの悪い画像を
与え、低い温度で処理した際には最小濃度は低い
が最大濃度も低い色素画像しか与える事ができな
いものがある。 一般にハロゲン化銀の現像及びそれに関連した
画像形成のプロセスは、処理時の温度により大き
な影響を受ける事が知られている。従つて、通常
の写真法いわゆるコンベンシヨナル写真の場合に
は現像処理時の温度を狭い範囲内に保つて現像処
理することにより、良好な画像を安定に得るよう
にしている。 しかしながら、カラー拡散転写法においては、
撮影後直ちにカメラ内で処理される場合が多く、
現像処理時の温度を常に狭い範囲に保つという事
は極めて困難な事である。撮影者にとつてシヤツ
ター・チヤンスは、冬期の気温の低い場合にも又
夏期の気温の高い場合にも見い出されるし、ある
いは地球の緯度の高い、従つて寒冷の地において
も逆に緯度の低い赤道近辺の酷暑の地においても
常に見い出される。即時性が要求されるいわゆる
インスタント写真として用いられる事の多い写真
製品としては、従つて上記種々のシヤルター・チ
ヤンスにおいていかなる温度条件下でも、常に良
好で且つ安定な色素画像を与えるようなものが望
ましい。 即ち、上記写真製品の現像処理時の温度が高い
場合においても、あるいは低い場合においても常
に安定した好ましい色素画像を与える事が必要と
され、かゝる必要性を満した写真製品を処理温度
ラテイチユードが広い、あるいは改良されたもの
と称する。 一方、カラー拡散転写法においては更に別の性
能が求められている。即ち写真撮影後の早い時期
に色素画像を観たいという要求に答える事であ
る。 通常の写真法つまり、いわゆるコンベンシヨナ
ル写真の場合には、撮影後数日を経なければ、自
身の撮影した画像を観る事ができないのが通例で
ある。 しかし、撮影者にとつて、自身が撮影した写真
画像を撮影したその場で撮影後短時間内に観る事
ができるという事は撮影者に大きな喜びを与える
のみならず撮影条件、技術に対する貴重なアドバ
イスともなり得るという点において重要である。
又、カラー拡散転写法は通常の写真法において行
われている撮影済フイルムを現像、焼き付け等の
依頼に出す等という本来写真撮影とは本質的に異
る副次的な煩雑さから撮影者を開放するという利
点をも有している。 前記、カラー拡散転写法を用いたインスタント
写真は、このような要望に応えるものとして提案
された。 従つて、かゝるインスタント写真に用いられる
写真製品に要求されるものとしては、撮影感度が
充分速いという事、最大濃度が高く、且つ最小濃
度が低く、更には適切な階調を有している細部の
描写にも優れている良好な色素画像を与えるとい
う事等は勿論、前記処理温度ラテイチユードが広
いという事に加えて、撮影後可能な限り早い時期
に画像を観測できるという事も重要なポイントで
ある。かゝる撮影後短時間で写真画像を観測可能
ならしめる事を写真製品の迅速性と称する。 従つて、本発明は、上記カラー拡散転写法で強
く望まれている性能を実現する写真製品を提供す
ることにある。即ち、本発明の目的の1つは、現
像処理時の温度に依存せず常に安定した良好な色
素画像を与える写真製品を提供することにある。 又、本発明の別の目的の1つは、色素画像の形
成が速く、撮影後短時間内に良好な色素画像を観
る事のできる写真製品を提供することにある。 更に本発明のめざすところは、アルカリ性条件
下ハロゲン化銀現像主薬酸化体と反応(例えばレ
ドツクス反応、カツプリング反応など)して拡散
性色素若しくはその前駆体を放出しうる非拡散性
色素画像形成物質を用いるカラー拡散転写法にお
いて、処理時の温度に依らず安定した良好な色素
画像を撮影後短時間内に観ることができる写真製
品を提供することにある。 上記本発明の目的のうちの1つ、即ち処理温度
ラテイチユードを拡大する技術としては既にいく
つかの方法が知られている。例えば米国特許第
3846128号明細書に記載の方法は、感光性画像記
録用ハロゲン化銀乳剤層に組み合わせて、それと
は反対の働きを示す感光性ハロゲン化銀乳剤及び
現像の結果として拡散性の現像抑制剤を放出する
化合物を含む層を用いるものである。ここで画像
記録用ハロゲン化銀乳剤が直接ポジ型ハロゲン化
銀乳剤である場合には、反対の働きを示す乳剤と
はネガ型の乳剤である。この方法に依れば、画像
記録用乳剤とそれと反対の働きをする乳剤とが特
定のスペクトル領域において同一の感度を有し、
且つ現像反応の温度依存性が本質的に同じ場合に
のみ処理温度ラテイチユードの拡大が可能とな
る。 しかしながら、この方法では、画像記録用の感
光性ハロゲン化銀乳剤層以外に更に乳剤層を設け
る必要がある。 一般に、塗布上の要請、層が増える事による下
層の感度低下、下層の現像遅延等のために、通常
のいわゆるコンベンシヨナル写真用感光材料にお
いても新たに層を加える事は望ましくない。 更にハロゲン化銀現像主薬の拡散及び拡散性色
素若しくはその前駆体の拡散距離の点からも、好
ましくない事は明らかである。 この方法により処理温度ラテイチユードを拡大
するためには、画像記録用乳剤と組み合わせて用
いる反対の働きをする乳剤は、画像記録用乳剤と
同一の感度を有し、且つその現像反応の温度依存
性か等しくなければならない。相互に反対の働き
をする2種の乳剤をかゝる厳しい条件を満足する
ように選択する事は極めて難しく、多くの種類の
乳剤を用意しなければならない事が我々の研究に
依れば判明した。 又、米国特許第3575699号明細書に記載の方法
はアルカリ性条件下加水分解によつて、カブリ防
止剤となり得る化合物であつて、加水分解の速度
が温度に依存するような化合物を用いて行うもの
である。更に又、米国特許第4009029号明細書に
記載の方法は、保護された現像抑制剤を用いて、
主としてオキシクロミツク現像剤或いは未露光部
で加水分解によつて色素を放出し、露光部では放
出しないような色素離脱剤を用いる拡散転写法に
おいて、高温時における最大濃度の低下を防ぐ目
的のものである。 ここにオキシクロミツク現像剤とは、例えば米
国特許第3880658号明細書に記載のものであり、
色素離脱剤とは、例えば米国特許第3980479号明
細書に記載のものである。 該現像抑制剤は主としてネガ型ハロゲン化銀乳
剤を用いるカラー拡散転写法における最大濃度の
改良を目的としたものであるがポジ型ハロケン化
銀乳剤及び色素放出レドツクス化合物を用いたカ
ラー拡散転写法においても処理温度ラテイチユー
ドの拡大という改良がなされることが示されてい
る。ここにいう色素放出レドツクス化合物とは後
で詳しく述べている化合物である。 一方、ハロゲン化銀現像主薬酸化体と反応して
アルカリ性条件下において拡散性色素もしくはそ
の前駆体を放出し得る非拡散性色素画像形成物質
を用いた多色カラー写真の場合には良好な色分離
を得るために中間層に前記ハロゲン化銀現像主薬
酸化体の非拡散性スカベンジヤーを有効量添加す
る必要のある事が広く知られている。 前記ハロゲン化銀現像主薬酸化体の非拡散性ス
カベンジヤーを以下では便宜上、単にSCノンデ
イヒユーズイブル スカベンジヤー フオー オ
キシダイズドシルバー ハライド デベロツヒン
グ エイジエントNon diffusible scavenger for
oxidized silver halide developing agent)と略
す。 更には、より改良された最小濃度を得るために
も、上記中間層、ハロゲン化銀乳剤層若しくは該
乳剤層と組み合わせて用いられる色素画像形成物
質層等にSCが用いられる事も又、良く知られて
いる。 かゝるSCとしては、特公昭51−12250公報、米
国特許第2728659号、同第2816028号の各明細書に
記載の如きハイドロキノン系化合物、米国特許第
2474293号明細書等に記載の如き芳香族第1級ア
ミン現像主薬酸化体とカツプリング反応する、い
わゆるカプラー等が良く知られているが、ハロゲ
ン化銀現像主薬酸化体と反応して該酸化体と色素
画像形成物質との反応を阻害し得るものであれば
いかなるものをも使用し得る。好ましくはハロゲ
ン化銀現像主薬の効率的利用という観点から、あ
るいは上層に対して下層の現像性の低下が少ない
という点からハロゲン化銀現像主薬酸化体との反
応が該酸化体を還元体に戻す反応即ち通常ハロゲ
ン化銀現像主薬の再生と呼ばれる反応であるもの
が望まれる。ハロゲン化銀現像主薬がハイドロキ
ノン、フエニドン、カテコール等の如き白黒現像
主薬である場合はもとよりp−フエニレンジアミ
ンの如きいわゆる芳香族第1級アミン発色現像主
薬である場合においても、該ハロゲン化銀現像主
薬酸化体と酸化還元反応して該酸化体を還元体に
戻す化合物がSCとしては有用である。 ハロゲン化銀現像主薬酸化体とカツプリング反
応あるいは酸化還元反応して拡散性色素又はその
前駆体を放出する非拡散性色素画像形成物質を用
いる多色カラー拡散転写法では、従つて上記SC
を用いる事が肝要であつて、かくして良好な色分
離が得られる。更に、前述の処理温度ラテイチユ
ードを改良する技術を併用する事によつて処理温
度ラテイチユードの広い色分離の優れた良好な多
色写真画像を得ることができる。 しかしながら、これらの方法によつても、まだ
いくつかの未解決の問題点が残されている事が
我々の研究によつて明らかとなつた。その1つ
に、迅速性が挙げられる。本発明に係るカラー拡
散転写法における迅速性がいかに撮影者に切望さ
れているかについては前述した通りである。 更に未解決の問題点として銀の利用効率が低い
ということが挙げられる。即ちハロゲン化銀現像
主薬による現像により生ずるハロゲン化銀現像主
薬酸化体の量及び現像された銀量に対する色素画
像濃度が低いということがある。そのため十分な
色素画像濃度を得るために用いるハロゲン化銀の
量を増加させねばならなかつた。ハロゲン化銀現
像主薬はともかくとして、銀の利用効率が低いと
いうことは資源問題が世界的に重視されている現
在において、いかに重大な問題あるかは説明をす
るまでもなかろう。 鋭意研究した結果、上記種々の問題点は支持体
上に少なくとも一つの感光性ハロゲン化銀乳剤層
を有し、かつハロゲン化銀現像主薬酸化体と反応
して、アルカリ性条件下において拡散性色素もし
くはその前駆体を放出し得る下記一般式〔〕,
〔〕または〔〕で示される非拡散性色素画像
形成物質を含有する感光要素および前記拡散性色
素もしくはその前駆体を染着し得る受像層を有す
るカラー拡散転写用写真製品において前記感光要
素にアルカリ性条件下において加水分解によりハ
ロゲン化銀現像主薬酸化体非拡散性スカベンジヤ
ーを生成する化合物を含有せしめることによつて
解決されることを見い出した。 一般式 〔〕 DYE−LINK−COUP−BALL 一般式 〔〕 BALL−LINK−(COUP)′ 一般式 〔〕 〔式中、DYEは拡散性色素基またはその前駆
体基を表わし、LINKは−O−,−S−,−N=N
−および−SO2NH−(但し、窒素原子がCOUPま
たは(COUP)′に結合している。)から選ばれる
二価の結合基を表わし、COUPは5−ピラゾロン
系カプラー、フエノール系カプラー、ナフトール
系カプラー、開鎖ケトメチレン系カプラー、イン
タノン系カプラーおよびシクロペンタノン系カプ
ラーから選ばれるカプラー基を表わし、
(COUP)′は5−ピラゾロン系カプラー、フエノ
ール系カプラー、ナフトール系カプラーおよび開
鎖ケトメチレン系カプラーから選ばれるカプラー
基(但し、該COUPおよび(COUP)′はそれぞ
れカツプリング位置で上記LINKと結合してい
る。)を表わし、BALLは前記一般式〔〕,
〔〕または〔〕で表わされる非拡散性色素画
像形成物質をアルカリ性条件下において非拡散化
し得る分子の大きさおよび/または立体配座を有
する写真的に不活性なバラスト基を表わし、
(LINK)′は−O−,−S−,−SO2−および−
SO2NH−(但し、窒素原子が
【式】に
結合している。)を表わし、Zは(LINK)′に結
合している炭素原子と共に前記ハロゲン化銀現像
主薬酸化体と酸化還元反応してアルカリ性条件下
において(LINK)′との結合が解裂し得る5ま
たは6員環を形成するに要する非金属原子群を表
わす。〕 前記本発明に係るアルカリ性条件下において加
水分解によりハロゲン化銀現像主薬酸化体非拡散
性スカベンジヤーを生成する化合物を以下では便
宜上単に本発明に係るSCPと略す。 上記本発明に係るSCPになり得る化合物は種々
のテスト方法により探索し得るが、例えばSCPを
ジオキサンの如き水混和性有機溶媒に溶解し更に
アルカリ水溶液でPHが9以上になるように調整
し、光吸収スペクトルの変化を観測することによ
つて、該SCPが加水分解されてSCに変化しうる
か否かを判断することができる。 従つて、上記方法を含めたいかなるテスト方法
によつてでも加水分解前はSCとしては実質的に
不活性であつたものがアルカリ液との接触による
加水分解によつてSCとして活性になる事が確認
されたものであれば本発明のSCPとして使用し得
る。 本発明のより好ましいSCPとしては、該SCPが
アルカリ液と接触後一定時間を経過した後に加水
分解する化合物が望ましい。その適切な時間は該
SCPを分散する方法、用いられるハロゲン化銀乳
剤及び処理剤等々によつて大きく異なるが、例え
ば下記方法によつて求めた場合、下記によつて定
義される半減期が概ね10秒から7分迄のものが良
好な結果を与えた。更に好ましくは20秒から3分
30秒のものであつた。即ちまず該SCPをジオキサ
ンに溶解、次いでPH12.5の緩衝液3容を前記ジオ
キサン溶液7容に混合し素早く撹拌し、ラピツト
スキヤン分光光度計によりスペクトルの変化を観
測、該化合物の室温における加水分解反応の半減
期を求める方法である。 一方、スペクトルの時間的な変化の様子はSCP
の種類等によつて種々異なり厳密に半減期を定義
する事は困難であるが便宜的に上記方法では半減
期として、SCP残存濃度が初期濃度の1/2に達し
た時間を用いた。ここに述べた測定方法はあくま
でも単なる1方法に過ぎず、従つて上記半減期の
値もそれに限定されるものではない。 なお、本発明に係るSCPとしては好ましくは式
S1−A1又はA2−S2−A3 で表わされるものである。式中、S1およびS2はそ
れぞれハロゲン化銀現像主薬酸化体の非拡散性ス
カベンジヤー基を表わす。A1,A2およびA3はそ
れぞれ前記スカベンジヤー基の酸素原子または窒
素原子と直接結合しており、該スカベンジヤー基
を不活性ならしめ、かつアルカリ性条件下におい
て加水分解により離脱しハロゲン化銀現像主薬酸
化体の非拡散性スカベンジヤーを活性化し得る基
である。 また、前記式により表わされる本発明に係る
SCPは好ましくは1モル当り、ハロゲン化銀現像
主薬酸化体の非拡散性スカベンジヤーを1モル生
成するものである。 なお、前記S1−A1で表わされるS1としては式
合している炭素原子と共に前記ハロゲン化銀現像
主薬酸化体と酸化還元反応してアルカリ性条件下
において(LINK)′との結合が解裂し得る5ま
たは6員環を形成するに要する非金属原子群を表
わす。〕 前記本発明に係るアルカリ性条件下において加
水分解によりハロゲン化銀現像主薬酸化体非拡散
性スカベンジヤーを生成する化合物を以下では便
宜上単に本発明に係るSCPと略す。 上記本発明に係るSCPになり得る化合物は種々
のテスト方法により探索し得るが、例えばSCPを
ジオキサンの如き水混和性有機溶媒に溶解し更に
アルカリ水溶液でPHが9以上になるように調整
し、光吸収スペクトルの変化を観測することによ
つて、該SCPが加水分解されてSCに変化しうる
か否かを判断することができる。 従つて、上記方法を含めたいかなるテスト方法
によつてでも加水分解前はSCとしては実質的に
不活性であつたものがアルカリ液との接触による
加水分解によつてSCとして活性になる事が確認
されたものであれば本発明のSCPとして使用し得
る。 本発明のより好ましいSCPとしては、該SCPが
アルカリ液と接触後一定時間を経過した後に加水
分解する化合物が望ましい。その適切な時間は該
SCPを分散する方法、用いられるハロゲン化銀乳
剤及び処理剤等々によつて大きく異なるが、例え
ば下記方法によつて求めた場合、下記によつて定
義される半減期が概ね10秒から7分迄のものが良
好な結果を与えた。更に好ましくは20秒から3分
30秒のものであつた。即ちまず該SCPをジオキサ
ンに溶解、次いでPH12.5の緩衝液3容を前記ジオ
キサン溶液7容に混合し素早く撹拌し、ラピツト
スキヤン分光光度計によりスペクトルの変化を観
測、該化合物の室温における加水分解反応の半減
期を求める方法である。 一方、スペクトルの時間的な変化の様子はSCP
の種類等によつて種々異なり厳密に半減期を定義
する事は困難であるが便宜的に上記方法では半減
期として、SCP残存濃度が初期濃度の1/2に達し
た時間を用いた。ここに述べた測定方法はあくま
でも単なる1方法に過ぎず、従つて上記半減期の
値もそれに限定されるものではない。 なお、本発明に係るSCPとしては好ましくは式
S1−A1又はA2−S2−A3 で表わされるものである。式中、S1およびS2はそ
れぞれハロゲン化銀現像主薬酸化体の非拡散性ス
カベンジヤー基を表わす。A1,A2およびA3はそ
れぞれ前記スカベンジヤー基の酸素原子または窒
素原子と直接結合しており、該スカベンジヤー基
を不活性ならしめ、かつアルカリ性条件下におい
て加水分解により離脱しハロゲン化銀現像主薬酸
化体の非拡散性スカベンジヤーを活性化し得る基
である。 また、前記式により表わされる本発明に係る
SCPは好ましくは1モル当り、ハロゲン化銀現像
主薬酸化体の非拡散性スカベンジヤーを1モル生
成するものである。 なお、前記S1−A1で表わされるS1としては式
【式】又は
【式】で表わされる基であることが好ま
しい。式中、Z1は窒素原子と共に5乃至6員の複
素環を形成するに要する非金属原子群を表わし、
また、Z2およびZ3はそれぞれ炭素原子と共に5乃
至6員の炭素環または複素環を形成するに要する
非金属原子群を表わす。 また前記A2−S2−A3で表わされるS2としては
式
素環を形成するに要する非金属原子群を表わし、
また、Z2およびZ3はそれぞれ炭素原子と共に5乃
至6員の炭素環または複素環を形成するに要する
非金属原子群を表わす。 また前記A2−S2−A3で表わされるS2としては
式
【式】又は
【式】で表わされる基であることが
好ましい。式中、Z4はZ5および炭素原子と共に5
乃至6員の炭素環を、Z5はZ4および炭素原子と共
に5乃至6員の炭素環を、Z6はZ7および炭素原子
と共に5乃至6員の炭素環または複素環を、Z7は
Z6および炭素原子と共に5乃至6員の炭素環もし
くは複素環を、Z8はZ9および炭素原子と共に5乃
至6員の炭素環、Z9はZ8および炭素原子と共に5
乃至6員の炭素環を、を形成するに要する非金属
原子群を表わすがZ5,Z7及びZ9はそれぞれ単結合
であつてもよい。 本発明に係るSCPの具体的な化合物としては例
えばハロゲン化銀現像主薬酸化体と酸化還元反応
またはカツプリング反応し得るSCをアルカリ性
条件下において生成する化合物である。 (A) ハロゲン化銀現像主薬酸化体と酸化還元反応
し得るSCをアルカリ性条件下において生成す
るSCPとしては、例えば下記の化合物を挙げる
ことができる。 (A)−(1) ハイドロキノン系SCを生成する化合物 (A)−(2) 3−ピラゾリドン系SCを生成する化合
物 (A)−(3) p−アミノフエノール系SCを生成する
化合物 (A)−(4) o−アミノフエノール系SCを生成する
化合物 (A)−(5) p−フエニレンジアミン系SCを生成す
る化合物 (A)−(6) 3−アミノインドール系SCを生成する
化合物 (A)−(7) ハイドロキシルアミン系SCを生成する
化合物 (A)−(8) 4−アミノ−2−ピラゾリン−5−オン
系SCを生成する化合物 (A)−(9) 2−アミノシクロペンタノン系SCを生
成する化合物 (B) ハロゲン化銀現像主薬酸化体とカツプリング
反応し得るSCをアルカリ性条件下において生
成するSCPとしては、例えば下記の化合物を挙
げることができる。 (B)−(1) 1−ナフトール系SCを生成する化合物 (B)−(2) 2−ピラゾリン−5−オン系SCを生成
する化合物 (B)−(3) 環状ケトン系SCを生成する化合物等で
ある。 以下に更に詳細に本発明に係るSCPについて説
明する。 前記ハイドロキノン系SCを生成する化合物は
好ましくは下記一般式〔(A)−(1)−(1)〕および〔(A)
−(1)−(2)〕で示されるものである。 一般式〔(A)−(1)−(1)〕 式中、A1およびA2はそれぞれ水素原子または
加水分解により除去される基を表わす。但し、
A1およびA2が同時に水素原子であることはな
い。R,R1およびR2はそれぞれ水素原子、塩素
原子、スルホ基またはその塩、カルボキシル基ま
たはその塩アルキル基、アルケニル基、アリール
基、アミノ基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、アルキルスルホニル基、アルカンアミド基、
アリールアミド基、アルキルスルホンアミド基、
アリールスルホンアミド基、アルキルスルフアモ
イル基、アリールスルフアモイル基、アルキルカ
ルバモイル基、アリールカルバモイル基、および
複素環基を表わすが、これらアルキル基、アルケ
ニル基、アリール基、アミノ基、アルコキシ基、
アリールオキシ基、アルキルスルホニル基、アル
カンアミド基、アリールアミド基、アルキルスル
ホンアミド基、アリールスルホンアミド基、アル
キルスルフアモイル基、アリールスルフアモイル
基、アルキルカルバモイル基、アリールカルバモ
イル基および複素環基はそれぞれ置換基を有して
もよい。 R,R1およびR2は単独でまたは共同して一般
式〔(A)−(1)−(1)〕により表わされるSCPおよび該
SCPがアルカリ性条件下において加水分解した結
果生成するSCをアルカリ性条件下において非拡
散性ならしめる作用を有するものであり、好まし
くはR,R1およびR2の全炭素原子数は12以上で
あり、好ましくは12乃至36である。 更にR1およびR2は共同してベンゼン環と共に
縮合環を形成してもよい。縮合環としては、例え
ばナフタレン環、キノリン環、テトラヒドロナフ
タレン環、1,4−メタノ−1,2,3,4−テ
トラヒドロナフタレン環等があげられる。 1は1乃至6の整数を表わし、1が2乃至
6の場合にはRは同一であつても異なつてもよ
い。 A1およびA2で表わされる加水分解により除去
される基は、従来加水分解により除去される基と
して知られている基であれば任意の基が選ばれる
が、好ましくは下記の一般式で示される基が代表
的である。 −L0−(L1)m1−Y1 式中、L0はカルボニル基(−CO−)またはス
ルホニル基(−SO2−)を表わす。 L1は、−O−、
乃至6員の炭素環を、Z5はZ4および炭素原子と共
に5乃至6員の炭素環を、Z6はZ7および炭素原子
と共に5乃至6員の炭素環または複素環を、Z7は
Z6および炭素原子と共に5乃至6員の炭素環もし
くは複素環を、Z8はZ9および炭素原子と共に5乃
至6員の炭素環、Z9はZ8および炭素原子と共に5
乃至6員の炭素環を、を形成するに要する非金属
原子群を表わすがZ5,Z7及びZ9はそれぞれ単結合
であつてもよい。 本発明に係るSCPの具体的な化合物としては例
えばハロゲン化銀現像主薬酸化体と酸化還元反応
またはカツプリング反応し得るSCをアルカリ性
条件下において生成する化合物である。 (A) ハロゲン化銀現像主薬酸化体と酸化還元反応
し得るSCをアルカリ性条件下において生成す
るSCPとしては、例えば下記の化合物を挙げる
ことができる。 (A)−(1) ハイドロキノン系SCを生成する化合物 (A)−(2) 3−ピラゾリドン系SCを生成する化合
物 (A)−(3) p−アミノフエノール系SCを生成する
化合物 (A)−(4) o−アミノフエノール系SCを生成する
化合物 (A)−(5) p−フエニレンジアミン系SCを生成す
る化合物 (A)−(6) 3−アミノインドール系SCを生成する
化合物 (A)−(7) ハイドロキシルアミン系SCを生成する
化合物 (A)−(8) 4−アミノ−2−ピラゾリン−5−オン
系SCを生成する化合物 (A)−(9) 2−アミノシクロペンタノン系SCを生
成する化合物 (B) ハロゲン化銀現像主薬酸化体とカツプリング
反応し得るSCをアルカリ性条件下において生
成するSCPとしては、例えば下記の化合物を挙
げることができる。 (B)−(1) 1−ナフトール系SCを生成する化合物 (B)−(2) 2−ピラゾリン−5−オン系SCを生成
する化合物 (B)−(3) 環状ケトン系SCを生成する化合物等で
ある。 以下に更に詳細に本発明に係るSCPについて説
明する。 前記ハイドロキノン系SCを生成する化合物は
好ましくは下記一般式〔(A)−(1)−(1)〕および〔(A)
−(1)−(2)〕で示されるものである。 一般式〔(A)−(1)−(1)〕 式中、A1およびA2はそれぞれ水素原子または
加水分解により除去される基を表わす。但し、
A1およびA2が同時に水素原子であることはな
い。R,R1およびR2はそれぞれ水素原子、塩素
原子、スルホ基またはその塩、カルボキシル基ま
たはその塩アルキル基、アルケニル基、アリール
基、アミノ基、アルコキシ基、アリールオキシ
基、アルキルスルホニル基、アルカンアミド基、
アリールアミド基、アルキルスルホンアミド基、
アリールスルホンアミド基、アルキルスルフアモ
イル基、アリールスルフアモイル基、アルキルカ
ルバモイル基、アリールカルバモイル基、および
複素環基を表わすが、これらアルキル基、アルケ
ニル基、アリール基、アミノ基、アルコキシ基、
アリールオキシ基、アルキルスルホニル基、アル
カンアミド基、アリールアミド基、アルキルスル
ホンアミド基、アリールスルホンアミド基、アル
キルスルフアモイル基、アリールスルフアモイル
基、アルキルカルバモイル基、アリールカルバモ
イル基および複素環基はそれぞれ置換基を有して
もよい。 R,R1およびR2は単独でまたは共同して一般
式〔(A)−(1)−(1)〕により表わされるSCPおよび該
SCPがアルカリ性条件下において加水分解した結
果生成するSCをアルカリ性条件下において非拡
散性ならしめる作用を有するものであり、好まし
くはR,R1およびR2の全炭素原子数は12以上で
あり、好ましくは12乃至36である。 更にR1およびR2は共同してベンゼン環と共に
縮合環を形成してもよい。縮合環としては、例え
ばナフタレン環、キノリン環、テトラヒドロナフ
タレン環、1,4−メタノ−1,2,3,4−テ
トラヒドロナフタレン環等があげられる。 1は1乃至6の整数を表わし、1が2乃至
6の場合にはRは同一であつても異なつてもよ
い。 A1およびA2で表わされる加水分解により除去
される基は、従来加水分解により除去される基と
して知られている基であれば任意の基が選ばれる
が、好ましくは下記の一般式で示される基が代表
的である。 −L0−(L1)m1−Y1 式中、L0はカルボニル基(−CO−)またはス
ルホニル基(−SO2−)を表わす。 L1は、−O−、
【式】(但し、炭素原子
がL0に結合する。)または
【式】(Y2は下記
Y1と同義である。)を表わす。
Y1は、水素原子またはアルキル基、アルケニ
ル基、シクロアルキル基、アリール基もしくは複
素環基を表わし、該アルキル基、アルケニル基、
シクロアルキル基、アリール基および複素環基は
それぞれ置換基を有してもよい。 m1は0または1の整数を表わす。ただし、L0
がスルホニル基の場合にはm1は0であり、かつ
Y1が水素原子であることはない。 又、L0がカルボニル基であつて、m1が0の場
合及びL0がカルボニル基であつて、m1が1、L1
が−O−の場合にはY1は水素原子であることは
ない。 前記Y1およびY2で表わされるアルキル基およ
びアルケニル基としては、好ましくは炭素原子数
1乃至20のものである。更に、Y1およびY2で表
わされるアルキル基、アルケニル基、シクロアル
キル基、アリール基および複素環基に置換しても
よい置換基としては、任意の置換基を選ぶことが
できるが、好ましくはハロゲン原子、ヒドロキシ
ル基、カルボキシル基またはその塩、スルホ基ま
たはその塩、フエノキシ基、ニトロ基、シアノ
基、スルフアモイル基、スルホンアミド基等が挙
げられる。 なお、一般式〔(A)−(1)−(1)〕で示される化合物
はR、A1またはA2を介してビス型構造を有して
もよい。 一般式〔(A)−(1)−(2)〕 式中、Z1は2,3−ジヒドロフラン環、2H−
ピラン環または3,4−ジヒドロ−2H−ピラン
環を形成するに必要な非金属原子群を表わす。 R3、R4およびR5はそれぞれ前記R、R1および
R2で定義した原子または基と同義である。 2は1乃至5の整数を表わし、2が2乃至
5の場合にはR3は同一であつても異なつてもよ
い。 更にR4とR5は共同してベンゼン環と共に縮合
環(例えばナフタレン環、キノリン環、テトラヒ
ドロナフタレン環)を形成してもよい。 R3、R4およびR5は単独でまたは共同して一般
式〔(A)−(1)−(2)〕により表わされるSCPおよび該
SCPがアルカリ性条件下において加水分解した結
果生成するSCをアルカリ性条件下において、非
拡散性ならしめる作用を有するものであり、好ま
しくはR3、R4およびR5の全炭素原子数は12以上
であり、好ましくは12乃至36である。 前記3−ピラゾリドン系SCを生成する化合物
は好ましくは下記一般式〔(A)−(2)−(1)〕および
〔(A)−(2)−(2)〕で示されるものである。 一般式〔(A)−(2)−(1)〕 一般式〔(A)−(2)−(2)〕 式中、A3およびA′3はそれぞれ前記A1において
定義した加水分解により除去される基と同義であ
り同様なものを挙げることができる。 R6およびR′6はそれぞれアルキル基またはアリ
ール基をR7、R′7、R8、R′8、R9およびR′9はそれ
ぞれ水素原子またはアルキル基を表わすが、これ
らアルキル基およびアリール基はそれぞれ置換基
を有してもよい。 R6、R7およびR8並びにR′6、R′7およびR′8はそ
れぞれ単独でまたは共同して一般式〔(A)−(2)−
(1)〕および一般式〔(A)−(2)−(2)〕により表わされ
るSCPおよび該SCPがアルカリ性条件下において
加水分解した結果生成するSCをアルカリ性条件
下において非拡散性ならしめる作用を有するもの
であり、好ましくはR6、R7およびR8並びにR′6、
R′7およびR′8の全炭素原子数はそれぞれ12以上で
あり、好ましくは12乃至36である。 前記p−アミノフエノール系SCを生成する化
合物は好ましくは下記一般式〔(A)−(3)〕で示され
るものである。 一般式〔(A)−(3)〕 式中、A4は前記A3と同義であり同様なものを
挙げることができる。R10は水素原子、アルキル
基、アルケニル基、アリール基、シクロアルキル
基、複素環基もしくは−CO(L2)m2−Y3基
(L2、m2およびY3はそれぞれ前記L1、m1及びY1
と同義である。)を表わす。 R11は水素原子、アルキル基、アルケニル基、
アリール基、シクロアルキル基もしくは複素環基
を表わす。これらR10およびR11におけるアルキル
基、アルケニル基、アリール基、シクロアルキル
基および複素環基はそれぞれ置換基を有してもよ
い。 R12、R13、R14およびR15はそれぞれ前記Rで定
義した原子もしくは基と同義である。 R10およびR11は共同して5乃至6員複素環(例
えばモルホリン環、ピペリジン環、ピペラジン
環、ピロリジンン環、カルボキル基もしくはその
塩およびスルホ基もしくはその塩を少なくとも1
つ有するフタルイミド環)を形成してもよいし、
R10およびR14並びにR11およびR15はそれぞれ共同
してベンゼン環と共に縮合環(例えば1,2,
3,4−テトラヒドロキノリン環、インドリン
環、ベンゾチアゾリン環)を形成してもよい。 R13およびR14は共同してベンゼン環と共に縮合
環(例えばナフタレン環、キノリン環、テトラヒ
ドロナフタレン環)を形成してもよい。 3は1乃至5の整数を表わし、3が2乃至
5の場合、R12は同一であつても異なつていても
よい。 R10におけるアルキル基、アルケニル基、アリ
ール基、シクロアルキル基または複素環基、
R11、R12、R13、R14およびR15は単独でまたは共
同して一般式〔(A)−(3)〕により表わされるSCPお
よび該SCPがアルカリ性条件下において加水分解
した結果生成するSCをアルカリ性条件下におい
て非拡散性ならしめる作用を有するものであり、
好ましくはR10におけるアリキル基、アルケニル
基、アリール基、シクロアルキル基または複素環
基、R11、R12、R13、R14およびR15の全炭素原子
数は12以上であり、好ましくは12乃至36である。 前記O−アミノフエノール系SCを生成する化
合物は好ましくは下記一般式〔(A)−(4)〕で示され
るものである。 一般式〔(A)−(4)〕 式中、A5は前記A3と同義であり同様なものを
挙げることができる。 R10およびR17はそれぞれ前記R10およびR11で定
義した原子もしくは基と同義である。 R′17、R18、R19およびR20はそれぞれ前記Rで
定義した原子もしくは基と同義である。 更にR′17およびR18、R18およびR19またはR19お
よびR20はそれぞれ共同してベンゼン環と共に縮
合環(例えばナフタレン環、キノリン環、テトラ
ヒドロナフタレン環)を形成してもよい。 R16、R17におけるアルキル基、アルケニル基、
アリール基、シクロアルキル基または複素環基
R′17、R18、R19およびR20は単独でまたは共同し
て一般式〔(A)−(4)〕により表わされるSCPおよび
該SCPがアルカリ性条件下において加水分解した
結果生成するSCをアルカリ性条件下において非
拡散性ならしめる作用を有するものであり、好ま
しくはR16、R17におけるアルキル基、アルケニル
基、アリール基、シクロアルキル基または複素環
基、R′17、R18、R19およびR20の全炭素原子数は
12以上であり、好ましくは12乃至36である。 前記p−フエニレンジアミン系SCを生成する
化合物は好ましくは下記一般式〔(A)−(5)〕により
示されるものである。 一般式〔(A)−(5)〕 式中、R21およびR23はそれぞれ前記R10で定義
された原子もしくは基とR22およびR24はそれぞれ
前記R11で定義された原子もしくは基と同義であ
り、更にR21およびR22並びにR23およびR24はそれ
ぞれ共同して5乃至6員複素環(例えばモルホリ
ン環、ピペリジン環、ピペラジン環、ピロリジン
環、カルボキシル基もしくはその塩またはスルホ
基もしくはその塩を少なくとも1つ有するフタル
イミド環)を形成してもよい。 ただし、R21およびR23の少なくとも1つが−
CO(L3)m3−Y4基(L3、m3およびY4はそれぞ
れ前記L2、m2およびY3と同義である)である
か、またはR21およびR22ならびにR23およびR24の
少なくとも一方が共同してカルボキシル基もしく
はその塩およびスルホ基もしくはその塩の少なく
とも1つを有するフタルイミド環を形成すること
が必須である。 R25、R26、R27およびR28はそれぞれ前記Rで定
義された原子もしくは基と同義である。 R23およびR26並びにR24およびR27はそれぞれ共
同してベンゼン環と共に縮合環(例えば1,2,
3,4−テトラヒドロキノリン環、インドリン
環、ベンゾチアゾリン環)を形成してもよい。 R25およびR26は共同してベンゼン環と共に縮合
環(例えばナフタレン環、キノリン環、テトラヒ
ドロナフタレン環)を形成してもよい。 4は1乃至5の整数を表わし、4が2乃至
5の場合、R28は同一であつても異なつていても
よい。 R21およびR23におけるアルキル基、アルケニル
基、アリール基、シクロアルキル基または複素環
基、R22、R24、R25、R26、R27およびR28は単独で
または共同して一般式〔(A)−(5)〕により表わされ
るSCPおよび該SCPがアルカリ性条件下において
加水分解した結果生成するSCをアルカリ性条件
下において非拡散性ならしめる作用を有するもの
であり、好ましくはR21またはR23におけるアルキ
ル基、アルケニル基、アリール基、シクロアルキ
ル基および複素環基、R22、R24、R25、R26、R27
およびR28の全炭素原子数は12以上であり、好ま
しくは12乃至36である。 前記3−アミノインドール系SCを生成する化
合物は好ましくは下記一般式〔(A)−(6)〕により示
されるものである。 一般式〔(A)−(6)〕 式中、L4、Y5、m4はそれぞれ前記L2、Y3、m2
と同義である。 R29は水素原子、アルキル基、アリール基もし
くは複素環基を表わし、これらアルキル基、アリ
ール基および複素環基は置換基を有してもよい。 R30は、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ
ル基、シアノ基、アミノ基、アルキル基、アリー
ル基、アルキルカルバモイル基、アリールカルバ
モイル基、アルカンアミド基もしくはアリールア
ミド基を表わすが、これらアミノ基、アルキル
基、アリール基、アルキルカルバモイル基、アリ
ールカルバモイル基、アルカンアミド基およびア
リールアミド基はそれぞれ置換基を有してもよ
い。 R31は前記Rにおいて定義した原子または基と
同義である。 5は1乃至4の整数を表わし、5が2乃至
4の場合にはR31は同一であつても異なつてもよ
い。 R29、R30およびR31は単独でまたは共同して一
般式〔(A)−(6)〕により表わされるSCPおよび該
SCPがアルカリ性条件下において加水分解した結
果生成するSCをアルカリ性条件下において非拡
散性ならしめる作用を有するものであり、好まし
くはR29、R30およびR31の全炭素原子数は12以上
であり、好ましくは12乃至36である。 前記1−ナフトール系SCを生成する化合物は
好ましくは下記一般式〔(B)−(1)−(1)〕または〔(B)
−(1)−(2)〕により示されるものである。 一般式〔(B)−(1)−(1)〕 式中、A6は前記A1における加水分解により除
去される基と同義である。 R32およびR33はそれぞれ水素原子アルキル基ま
たはアリール基を表わし、これらアルキル基およ
びアリール基はそれぞれ置換基を有してもよい。 更にR32およびR33は共同して5員複素環(例え
ばイミド環)を形成してもよい。 R34は上記一般式〔(B)−(1)−(1)〕により示され
る化合物が芳香族第1級アミン現像主薬酸化体と
カツプリング反応する際に離脱しうる原子または
基(例えば水素原子、塩素原子、スルホ基または
その塩、アリールオキシ基、カルボキシアリール
オキシ基、アリールアゾ基)を表わす。 R32およびR33は単独でまたは共同して一般式
〔(B)−(1)−(1)〕により表わされるSCPおよび該
SCPがアルカリ性条件下において加水分解した結
果生成するSCをアルカリ性条件下において非拡
散性ならしめる作用を有するものであり、好まし
くはR32およびR33の全炭素原子数は12以上であ
り、好ましくは12乃至36である。 一般式〔(B)−(1)−(2)〕 式中、R35はアルキル基を表わし、このアルキ
ル基は置換基を有してもよい。 R36は前記R34において定義された原子または基
と同義であり同様なものを挙げことができる。 R35は一般式〔(B)−(1)−(2)〕により表わされる
SCPおよび該SCPがアルカリ性条件下において加
水分解した結果生成するSCアルカリ性条件下に
おいて非拡散性ならしめる作用を有するものであ
り、好ましくはR35の全炭素原子数は12以上であ
り、好ましくは12乃至36である。 前記2−ピラゾリン−5−オン系SCを生成す
る化合物は好ましくは下記一般式〔(B)−(2)−
(1)〕、〔(B)−(2)−(2)〕および〔(B)−(2)−(3)〕に
より
示される化合物である。 一般式〔(B)−(2)−(1)〕一般式〔(B)−(2)−(2)〕 一般式〔(B)−(2)−(3)〕 上記一般式中、A7およびA8は前記A1において
定義した加水分解により除去される基を表わし、
同様な基を挙げることができる。 R38、R′38およびR″38はそれぞれアルキル基、
アリール基、アルカンアミド基、アリールアミド
基、アニリノ基、アルキルチオ基、アルキルスル
フイニル基またはアルキルスルホニル基を表わ
し、これらの基は更に置換基を有してもよい。 R37およびR′37はそれぞれアリール基、アルキ
ル基またはシクロアルキル基を表わし、これらア
リール基、アルキル基およびシクロアルキル基は
それぞれ置換基を有してもよい。 R39、R′39およびR″39はそれぞれ前記R34で定義
された原子または基と同義であり同様なものを挙
げることができる。 Z2はオキサゾリジン環、テトラヒドロ−1,3
−オキサジン環または4,5−ベンゾ−ジヒドロ
−1,3−オキサジン環を形成するに必要な非金
属原子群を表わす。 R40は前記Rで定義された原子または基と同義
である。 6は1乃至4の整数を表わし、6が2乃至
4の場合にはR40は同一であつても異なつてもよ
い。 R37およびR38、R′37およびR′38、ならびにR″38
およびR40はそれぞれ単独でまたは共同して一般
式〔(B)−(2)−(1)〕、〔(B)−(2)−(2)〕および〔(B)
−(2)
−(3)〕により表わされるSCPおよび該SCPがアル
カリ性条件下において加水分解した結果生成する
SCをアルカリ性条件下において非拡散性ならし
める作用を有するものであり、好ましくは、R37
およびR38、R′37およびR′38ならびにR″38、R″39お
よびR40の全炭素原子数はそれぞれ12以上であ
り、好ましくは12乃至36である。 前記環状ケトン系SCを生成する化合物は、好
ましくは下記一般式〔(B)−(3)〕により示されるも
のである。 一般式〔(B)−(3)〕 式中、A9は前記A1で定義された加水分解によ
り除去される基と同義であり同様なものを挙げる
ことができる。 R41は前記R34において定義された原子または基
と同義であり同様なものを挙げることができる。 Z3は5乃至7員の炭素環(この炭素環は縮合環
であつてよく、例えばシクロペンテン環、シクロ
ヘキセン環、シクロヘプテン環、1,3−シクロ
ペンタジエン環、インデン環、1,2−ジヒドロ
ナフタレン環)を形成するに必要な非金属原子群
を表わす。 R42は前記Rにおいて定義された原子または基
と同義である。 7は1乃至6の整数を表わすが7が2乃至
6の場合にはR42は同一であつても異なつてもよ
い。 R42は単独でまたは共同して一般式〔(B)−(3)〕
により表わされるSCPおよび該SCPがアルカリ性
条件下において加水分解した結果生成するSCを
アルカリ性条件下において非拡散性ならしめる作
用を有するものであり、好ましくはR42の全炭素
原子数は12以上であり、好ましくは12乃至36であ
る。 次に本発明に係るSCPを例示するが、本発明は
これらの化合物にのみ限定されるものではない。 ハイドロキノン系SCを生成する化合物 3−ピラゾリドン系Scを生成する化合物 p−アミノフエノール系Scを生成する化合物 O−アミノフエノール系Scを生成する化合物 p−フエニレンジアミン系Scを生成する化合物 3−アミノインドール系SCを生成する化合物 ハロゲン化銀現像主薬酸化体と酸化還元反応しう
るSCをアルカリ性条件下において生成するその
他の化合物 1−ナフトール系SCを生成する化合物 2−ピラゾリン−5−オン系SCを生成する化合
物 環状ケトン系SCを生成する化合物 ハロゲン化銀現像主薬酸化体とカツプリング反応
しうるSCをアルカリ性条件下において生成する
その他の化合物 例示したSCPは種々の合成法により合成するこ
とができるが、一般式〔(A)−(1)−(1)〕、〔(A)−(2)
−
(1)〕、〔(A)−(2)−(2)〕、〔(A)−(3)〕、〔(A)−(4)
〕、〔(A)−
(5)〕、〔(A)−(6)〕、〔(B)−(1)−(1)〕、〔(B)−(2)
−(1)〕、
〔(B)−(2)−(2)〕、〔(B)−(3)〕により表わされるSCP
は、例えば対応するSCとアシル化剤例えば
ル基、シクロアルキル基、アリール基もしくは複
素環基を表わし、該アルキル基、アルケニル基、
シクロアルキル基、アリール基および複素環基は
それぞれ置換基を有してもよい。 m1は0または1の整数を表わす。ただし、L0
がスルホニル基の場合にはm1は0であり、かつ
Y1が水素原子であることはない。 又、L0がカルボニル基であつて、m1が0の場
合及びL0がカルボニル基であつて、m1が1、L1
が−O−の場合にはY1は水素原子であることは
ない。 前記Y1およびY2で表わされるアルキル基およ
びアルケニル基としては、好ましくは炭素原子数
1乃至20のものである。更に、Y1およびY2で表
わされるアルキル基、アルケニル基、シクロアル
キル基、アリール基および複素環基に置換しても
よい置換基としては、任意の置換基を選ぶことが
できるが、好ましくはハロゲン原子、ヒドロキシ
ル基、カルボキシル基またはその塩、スルホ基ま
たはその塩、フエノキシ基、ニトロ基、シアノ
基、スルフアモイル基、スルホンアミド基等が挙
げられる。 なお、一般式〔(A)−(1)−(1)〕で示される化合物
はR、A1またはA2を介してビス型構造を有して
もよい。 一般式〔(A)−(1)−(2)〕 式中、Z1は2,3−ジヒドロフラン環、2H−
ピラン環または3,4−ジヒドロ−2H−ピラン
環を形成するに必要な非金属原子群を表わす。 R3、R4およびR5はそれぞれ前記R、R1および
R2で定義した原子または基と同義である。 2は1乃至5の整数を表わし、2が2乃至
5の場合にはR3は同一であつても異なつてもよ
い。 更にR4とR5は共同してベンゼン環と共に縮合
環(例えばナフタレン環、キノリン環、テトラヒ
ドロナフタレン環)を形成してもよい。 R3、R4およびR5は単独でまたは共同して一般
式〔(A)−(1)−(2)〕により表わされるSCPおよび該
SCPがアルカリ性条件下において加水分解した結
果生成するSCをアルカリ性条件下において、非
拡散性ならしめる作用を有するものであり、好ま
しくはR3、R4およびR5の全炭素原子数は12以上
であり、好ましくは12乃至36である。 前記3−ピラゾリドン系SCを生成する化合物
は好ましくは下記一般式〔(A)−(2)−(1)〕および
〔(A)−(2)−(2)〕で示されるものである。 一般式〔(A)−(2)−(1)〕 一般式〔(A)−(2)−(2)〕 式中、A3およびA′3はそれぞれ前記A1において
定義した加水分解により除去される基と同義であ
り同様なものを挙げることができる。 R6およびR′6はそれぞれアルキル基またはアリ
ール基をR7、R′7、R8、R′8、R9およびR′9はそれ
ぞれ水素原子またはアルキル基を表わすが、これ
らアルキル基およびアリール基はそれぞれ置換基
を有してもよい。 R6、R7およびR8並びにR′6、R′7およびR′8はそ
れぞれ単独でまたは共同して一般式〔(A)−(2)−
(1)〕および一般式〔(A)−(2)−(2)〕により表わされ
るSCPおよび該SCPがアルカリ性条件下において
加水分解した結果生成するSCをアルカリ性条件
下において非拡散性ならしめる作用を有するもの
であり、好ましくはR6、R7およびR8並びにR′6、
R′7およびR′8の全炭素原子数はそれぞれ12以上で
あり、好ましくは12乃至36である。 前記p−アミノフエノール系SCを生成する化
合物は好ましくは下記一般式〔(A)−(3)〕で示され
るものである。 一般式〔(A)−(3)〕 式中、A4は前記A3と同義であり同様なものを
挙げることができる。R10は水素原子、アルキル
基、アルケニル基、アリール基、シクロアルキル
基、複素環基もしくは−CO(L2)m2−Y3基
(L2、m2およびY3はそれぞれ前記L1、m1及びY1
と同義である。)を表わす。 R11は水素原子、アルキル基、アルケニル基、
アリール基、シクロアルキル基もしくは複素環基
を表わす。これらR10およびR11におけるアルキル
基、アルケニル基、アリール基、シクロアルキル
基および複素環基はそれぞれ置換基を有してもよ
い。 R12、R13、R14およびR15はそれぞれ前記Rで定
義した原子もしくは基と同義である。 R10およびR11は共同して5乃至6員複素環(例
えばモルホリン環、ピペリジン環、ピペラジン
環、ピロリジンン環、カルボキル基もしくはその
塩およびスルホ基もしくはその塩を少なくとも1
つ有するフタルイミド環)を形成してもよいし、
R10およびR14並びにR11およびR15はそれぞれ共同
してベンゼン環と共に縮合環(例えば1,2,
3,4−テトラヒドロキノリン環、インドリン
環、ベンゾチアゾリン環)を形成してもよい。 R13およびR14は共同してベンゼン環と共に縮合
環(例えばナフタレン環、キノリン環、テトラヒ
ドロナフタレン環)を形成してもよい。 3は1乃至5の整数を表わし、3が2乃至
5の場合、R12は同一であつても異なつていても
よい。 R10におけるアルキル基、アルケニル基、アリ
ール基、シクロアルキル基または複素環基、
R11、R12、R13、R14およびR15は単独でまたは共
同して一般式〔(A)−(3)〕により表わされるSCPお
よび該SCPがアルカリ性条件下において加水分解
した結果生成するSCをアルカリ性条件下におい
て非拡散性ならしめる作用を有するものであり、
好ましくはR10におけるアリキル基、アルケニル
基、アリール基、シクロアルキル基または複素環
基、R11、R12、R13、R14およびR15の全炭素原子
数は12以上であり、好ましくは12乃至36である。 前記O−アミノフエノール系SCを生成する化
合物は好ましくは下記一般式〔(A)−(4)〕で示され
るものである。 一般式〔(A)−(4)〕 式中、A5は前記A3と同義であり同様なものを
挙げることができる。 R10およびR17はそれぞれ前記R10およびR11で定
義した原子もしくは基と同義である。 R′17、R18、R19およびR20はそれぞれ前記Rで
定義した原子もしくは基と同義である。 更にR′17およびR18、R18およびR19またはR19お
よびR20はそれぞれ共同してベンゼン環と共に縮
合環(例えばナフタレン環、キノリン環、テトラ
ヒドロナフタレン環)を形成してもよい。 R16、R17におけるアルキル基、アルケニル基、
アリール基、シクロアルキル基または複素環基
R′17、R18、R19およびR20は単独でまたは共同し
て一般式〔(A)−(4)〕により表わされるSCPおよび
該SCPがアルカリ性条件下において加水分解した
結果生成するSCをアルカリ性条件下において非
拡散性ならしめる作用を有するものであり、好ま
しくはR16、R17におけるアルキル基、アルケニル
基、アリール基、シクロアルキル基または複素環
基、R′17、R18、R19およびR20の全炭素原子数は
12以上であり、好ましくは12乃至36である。 前記p−フエニレンジアミン系SCを生成する
化合物は好ましくは下記一般式〔(A)−(5)〕により
示されるものである。 一般式〔(A)−(5)〕 式中、R21およびR23はそれぞれ前記R10で定義
された原子もしくは基とR22およびR24はそれぞれ
前記R11で定義された原子もしくは基と同義であ
り、更にR21およびR22並びにR23およびR24はそれ
ぞれ共同して5乃至6員複素環(例えばモルホリ
ン環、ピペリジン環、ピペラジン環、ピロリジン
環、カルボキシル基もしくはその塩またはスルホ
基もしくはその塩を少なくとも1つ有するフタル
イミド環)を形成してもよい。 ただし、R21およびR23の少なくとも1つが−
CO(L3)m3−Y4基(L3、m3およびY4はそれぞ
れ前記L2、m2およびY3と同義である)である
か、またはR21およびR22ならびにR23およびR24の
少なくとも一方が共同してカルボキシル基もしく
はその塩およびスルホ基もしくはその塩の少なく
とも1つを有するフタルイミド環を形成すること
が必須である。 R25、R26、R27およびR28はそれぞれ前記Rで定
義された原子もしくは基と同義である。 R23およびR26並びにR24およびR27はそれぞれ共
同してベンゼン環と共に縮合環(例えば1,2,
3,4−テトラヒドロキノリン環、インドリン
環、ベンゾチアゾリン環)を形成してもよい。 R25およびR26は共同してベンゼン環と共に縮合
環(例えばナフタレン環、キノリン環、テトラヒ
ドロナフタレン環)を形成してもよい。 4は1乃至5の整数を表わし、4が2乃至
5の場合、R28は同一であつても異なつていても
よい。 R21およびR23におけるアルキル基、アルケニル
基、アリール基、シクロアルキル基または複素環
基、R22、R24、R25、R26、R27およびR28は単独で
または共同して一般式〔(A)−(5)〕により表わされ
るSCPおよび該SCPがアルカリ性条件下において
加水分解した結果生成するSCをアルカリ性条件
下において非拡散性ならしめる作用を有するもの
であり、好ましくはR21またはR23におけるアルキ
ル基、アルケニル基、アリール基、シクロアルキ
ル基および複素環基、R22、R24、R25、R26、R27
およびR28の全炭素原子数は12以上であり、好ま
しくは12乃至36である。 前記3−アミノインドール系SCを生成する化
合物は好ましくは下記一般式〔(A)−(6)〕により示
されるものである。 一般式〔(A)−(6)〕 式中、L4、Y5、m4はそれぞれ前記L2、Y3、m2
と同義である。 R29は水素原子、アルキル基、アリール基もし
くは複素環基を表わし、これらアルキル基、アリ
ール基および複素環基は置換基を有してもよい。 R30は、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ
ル基、シアノ基、アミノ基、アルキル基、アリー
ル基、アルキルカルバモイル基、アリールカルバ
モイル基、アルカンアミド基もしくはアリールア
ミド基を表わすが、これらアミノ基、アルキル
基、アリール基、アルキルカルバモイル基、アリ
ールカルバモイル基、アルカンアミド基およびア
リールアミド基はそれぞれ置換基を有してもよ
い。 R31は前記Rにおいて定義した原子または基と
同義である。 5は1乃至4の整数を表わし、5が2乃至
4の場合にはR31は同一であつても異なつてもよ
い。 R29、R30およびR31は単独でまたは共同して一
般式〔(A)−(6)〕により表わされるSCPおよび該
SCPがアルカリ性条件下において加水分解した結
果生成するSCをアルカリ性条件下において非拡
散性ならしめる作用を有するものであり、好まし
くはR29、R30およびR31の全炭素原子数は12以上
であり、好ましくは12乃至36である。 前記1−ナフトール系SCを生成する化合物は
好ましくは下記一般式〔(B)−(1)−(1)〕または〔(B)
−(1)−(2)〕により示されるものである。 一般式〔(B)−(1)−(1)〕 式中、A6は前記A1における加水分解により除
去される基と同義である。 R32およびR33はそれぞれ水素原子アルキル基ま
たはアリール基を表わし、これらアルキル基およ
びアリール基はそれぞれ置換基を有してもよい。 更にR32およびR33は共同して5員複素環(例え
ばイミド環)を形成してもよい。 R34は上記一般式〔(B)−(1)−(1)〕により示され
る化合物が芳香族第1級アミン現像主薬酸化体と
カツプリング反応する際に離脱しうる原子または
基(例えば水素原子、塩素原子、スルホ基または
その塩、アリールオキシ基、カルボキシアリール
オキシ基、アリールアゾ基)を表わす。 R32およびR33は単独でまたは共同して一般式
〔(B)−(1)−(1)〕により表わされるSCPおよび該
SCPがアルカリ性条件下において加水分解した結
果生成するSCをアルカリ性条件下において非拡
散性ならしめる作用を有するものであり、好まし
くはR32およびR33の全炭素原子数は12以上であ
り、好ましくは12乃至36である。 一般式〔(B)−(1)−(2)〕 式中、R35はアルキル基を表わし、このアルキ
ル基は置換基を有してもよい。 R36は前記R34において定義された原子または基
と同義であり同様なものを挙げことができる。 R35は一般式〔(B)−(1)−(2)〕により表わされる
SCPおよび該SCPがアルカリ性条件下において加
水分解した結果生成するSCアルカリ性条件下に
おいて非拡散性ならしめる作用を有するものであ
り、好ましくはR35の全炭素原子数は12以上であ
り、好ましくは12乃至36である。 前記2−ピラゾリン−5−オン系SCを生成す
る化合物は好ましくは下記一般式〔(B)−(2)−
(1)〕、〔(B)−(2)−(2)〕および〔(B)−(2)−(3)〕に
より
示される化合物である。 一般式〔(B)−(2)−(1)〕一般式〔(B)−(2)−(2)〕 一般式〔(B)−(2)−(3)〕 上記一般式中、A7およびA8は前記A1において
定義した加水分解により除去される基を表わし、
同様な基を挙げることができる。 R38、R′38およびR″38はそれぞれアルキル基、
アリール基、アルカンアミド基、アリールアミド
基、アニリノ基、アルキルチオ基、アルキルスル
フイニル基またはアルキルスルホニル基を表わ
し、これらの基は更に置換基を有してもよい。 R37およびR′37はそれぞれアリール基、アルキ
ル基またはシクロアルキル基を表わし、これらア
リール基、アルキル基およびシクロアルキル基は
それぞれ置換基を有してもよい。 R39、R′39およびR″39はそれぞれ前記R34で定義
された原子または基と同義であり同様なものを挙
げることができる。 Z2はオキサゾリジン環、テトラヒドロ−1,3
−オキサジン環または4,5−ベンゾ−ジヒドロ
−1,3−オキサジン環を形成するに必要な非金
属原子群を表わす。 R40は前記Rで定義された原子または基と同義
である。 6は1乃至4の整数を表わし、6が2乃至
4の場合にはR40は同一であつても異なつてもよ
い。 R37およびR38、R′37およびR′38、ならびにR″38
およびR40はそれぞれ単独でまたは共同して一般
式〔(B)−(2)−(1)〕、〔(B)−(2)−(2)〕および〔(B)
−(2)
−(3)〕により表わされるSCPおよび該SCPがアル
カリ性条件下において加水分解した結果生成する
SCをアルカリ性条件下において非拡散性ならし
める作用を有するものであり、好ましくは、R37
およびR38、R′37およびR′38ならびにR″38、R″39お
よびR40の全炭素原子数はそれぞれ12以上であ
り、好ましくは12乃至36である。 前記環状ケトン系SCを生成する化合物は、好
ましくは下記一般式〔(B)−(3)〕により示されるも
のである。 一般式〔(B)−(3)〕 式中、A9は前記A1で定義された加水分解によ
り除去される基と同義であり同様なものを挙げる
ことができる。 R41は前記R34において定義された原子または基
と同義であり同様なものを挙げることができる。 Z3は5乃至7員の炭素環(この炭素環は縮合環
であつてよく、例えばシクロペンテン環、シクロ
ヘキセン環、シクロヘプテン環、1,3−シクロ
ペンタジエン環、インデン環、1,2−ジヒドロ
ナフタレン環)を形成するに必要な非金属原子群
を表わす。 R42は前記Rにおいて定義された原子または基
と同義である。 7は1乃至6の整数を表わすが7が2乃至
6の場合にはR42は同一であつても異なつてもよ
い。 R42は単独でまたは共同して一般式〔(B)−(3)〕
により表わされるSCPおよび該SCPがアルカリ性
条件下において加水分解した結果生成するSCを
アルカリ性条件下において非拡散性ならしめる作
用を有するものであり、好ましくはR42の全炭素
原子数は12以上であり、好ましくは12乃至36であ
る。 次に本発明に係るSCPを例示するが、本発明は
これらの化合物にのみ限定されるものではない。 ハイドロキノン系SCを生成する化合物 3−ピラゾリドン系Scを生成する化合物 p−アミノフエノール系Scを生成する化合物 O−アミノフエノール系Scを生成する化合物 p−フエニレンジアミン系Scを生成する化合物 3−アミノインドール系SCを生成する化合物 ハロゲン化銀現像主薬酸化体と酸化還元反応しう
るSCをアルカリ性条件下において生成するその
他の化合物 1−ナフトール系SCを生成する化合物 2−ピラゾリン−5−オン系SCを生成する化合
物 環状ケトン系SCを生成する化合物 ハロゲン化銀現像主薬酸化体とカツプリング反応
しうるSCをアルカリ性条件下において生成する
その他の化合物 例示したSCPは種々の合成法により合成するこ
とができるが、一般式〔(A)−(1)−(1)〕、〔(A)−(2)
−
(1)〕、〔(A)−(2)−(2)〕、〔(A)−(3)〕、〔(A)−(4)
〕、〔(A)−
(5)〕、〔(A)−(6)〕、〔(B)−(1)−(1)〕、〔(B)−(2)
−(1)〕、
〔(B)−(2)−(2)〕、〔(B)−(3)〕により表わされるSCP
は、例えば対応するSCとアシル化剤例えば
【式】
【式】(ここにY6、Y7およびY8は
前記Y1と同義であり、X1、X2およびX3はそれぞ
れハロゲン原子、好ましくは塩素原子若しくは臭
素原子を表わす。)
れハロゲン原子、好ましくは塩素原子若しくは臭
素原子を表わす。)
【式】(ここにY9はアルキレン
基、アリーレン基を表わし、X4はハロゲン原
子、好ましくは塩素原子を表わす。) Y10−SO2C(Y10は前記Y1と同義)により表
わされる酸ハロゲン化物
子、好ましくは塩素原子を表わす。) Y10−SO2C(Y10は前記Y1と同義)により表
わされる酸ハロゲン化物
【式】(ここに
Y11は前記Y1と同義である。)により表わされる
酸無水物 (ここにR43は水素原子、アルキル基、アルケ
ニル基若しくはアリール基をR44およびR45はそれ
ぞれ水素原子若しくはアルキル基をR46はアルキ
ル基を表わす。)により表わされるエノールエス
テルY12(L5)m5−COOH(ここにY12、L5およ
びm5はそれぞれ前記Y1、L1およびm1と同義であ
る。)により表わされるカルボン酸を無溶媒で又
はベンゼン、トルエン、ジオキサン、ニトロベン
ゼン、ニトロメタン、ジクロロメタン、1,2−
ジクロロエタン、テトラヒドロフラン、アセトニ
トリル、ピリジン、四塩化炭素、氷酢酸、キシレ
ン等の単独若しくは混合溶媒中で反応させること
により合成することができ、アシル化剤が酸ハロ
ゲン化物の場合には、例えばピリジン、ピペリジ
ン、ジエチルアミン、ジメチルアニリン、ピコリ
ンの如き有機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウムの如き無機塩基、塩化アルミニウムの如き
ハロゲン化アルミニウムを、またアシル化剤が酸
無水物またはエノールエステルの場合には濃過塩
素酸、硫酸等の無機強酸を、またアシル化剤がカ
ルボン酸の場合には、例えばジシクロヘキシルカ
ルボジイミド、N−エトキシカルボニル−2−エ
トキシ−1,2−ジヒドロキノリン、6−クロロ
−1−p−クロロベンゼンスルホニルオキシベン
ゾトリアゾール等を適宜選択して使用することが
好ましい。 又、加水分解により除去されうる基として
酸無水物 (ここにR43は水素原子、アルキル基、アルケ
ニル基若しくはアリール基をR44およびR45はそれ
ぞれ水素原子若しくはアルキル基をR46はアルキ
ル基を表わす。)により表わされるエノールエス
テルY12(L5)m5−COOH(ここにY12、L5およ
びm5はそれぞれ前記Y1、L1およびm1と同義であ
る。)により表わされるカルボン酸を無溶媒で又
はベンゼン、トルエン、ジオキサン、ニトロベン
ゼン、ニトロメタン、ジクロロメタン、1,2−
ジクロロエタン、テトラヒドロフラン、アセトニ
トリル、ピリジン、四塩化炭素、氷酢酸、キシレ
ン等の単独若しくは混合溶媒中で反応させること
により合成することができ、アシル化剤が酸ハロ
ゲン化物の場合には、例えばピリジン、ピペリジ
ン、ジエチルアミン、ジメチルアニリン、ピコリ
ンの如き有機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウムの如き無機塩基、塩化アルミニウムの如き
ハロゲン化アルミニウムを、またアシル化剤が酸
無水物またはエノールエステルの場合には濃過塩
素酸、硫酸等の無機強酸を、またアシル化剤がカ
ルボン酸の場合には、例えばジシクロヘキシルカ
ルボジイミド、N−エトキシカルボニル−2−エ
トキシ−1,2−ジヒドロキノリン、6−クロロ
−1−p−クロロベンゼンスルホニルオキシベン
ゾトリアゾール等を適宜選択して使用することが
好ましい。 又、加水分解により除去されうる基として
【式】若しくは
【式】
(ここにY13およびY14はそれぞれ前記Y1およ
びY2とY15は前記Y9と同義である。)を有する
SCPは、例えばクロロカルボニルオキシ基を有す
る化合物(この化合物はヒドロキシル基を有する
SCにホスゲンを反応させることにより得られ
る)にY14−NH−Y13若しくはH2N−Y15−NH2の
如きアミンを反応させることにより合成すること
ができる。 又、一般式〔(A)−(1)−(2)〕および〔(B)−(2)−
(3)〕により表わされるSCPは、例えば
びY2とY15は前記Y9と同義である。)を有する
SCPは、例えばクロロカルボニルオキシ基を有す
る化合物(この化合物はヒドロキシル基を有する
SCにホスゲンを反応させることにより得られ
る)にY14−NH−Y13若しくはH2N−Y15−NH2の
如きアミンを反応させることにより合成すること
ができる。 又、一般式〔(A)−(1)−(2)〕および〔(B)−(2)−
(3)〕により表わされるSCPは、例えば
【式】(式中、R48、R49、
R50および8はそれぞれ前記R4、R5、R3および
2と同義であり、R47はメチレン基、エチレン
基、ビニレン基等を表わす。)若しくは
2と同義であり、R47はメチレン基、エチレン
基、ビニレン基等を表わす。)若しくは
【式】(R52、R53、R54および9
はそれぞれ前記R″38、R″39、R40および6
と同義であり、R51はメチレン基、エチレン基、
O−フエニレン基等を表わす。)により表わされ
るSCを好ましくは無水トリフルオル酢酸の如き
酸無水物の存在下に脱水閉環することにより合成
することができる。 一般式〔(B)−(1)−(2)〕により表わされるSCP
は、例えば
と同義であり、R51はメチレン基、エチレン基、
O−フエニレン基等を表わす。)により表わされ
るSCを好ましくは無水トリフルオル酢酸の如き
酸無水物の存在下に脱水閉環することにより合成
することができる。 一般式〔(B)−(1)−(2)〕により表わされるSCP
は、例えば
【式】(R55お
よびR56はそれぞれ前記R35およびR36と同義であ
る。)により表わされるSCとハロゲン化ぎ酸エス
テル(好ましくはクロルぎ酸エチルエステル)と
反応させることにより合成することができる。 又、一般式〔(A)−(3)〕および〔(A)−(5)〕におい
て、R10およびR11、R21およびR22ならびにR23お
よびR24がそれぞれ共同して、カルボキシル基も
しくはその塩およびスルホ基もしくはその塩を少
なくとも1つ有するフタルイミド環を形成する
SCPは、例えば相当するSCと
る。)により表わされるSCとハロゲン化ぎ酸エス
テル(好ましくはクロルぎ酸エチルエステル)と
反応させることにより合成することができる。 又、一般式〔(A)−(3)〕および〔(A)−(5)〕におい
て、R10およびR11、R21およびR22ならびにR23お
よびR24がそれぞれ共同して、カルボキシル基も
しくはその塩およびスルホ基もしくはその塩を少
なくとも1つ有するフタルイミド環を形成する
SCPは、例えば相当するSCと
【式】(R57はカルボキシル
基もしくはその塩またはスルホ基もしくはその塩
を表わし、10は1乃至4の整数を表わすが10
が2乃至4の場合にはR57は同一であつても異な
つてもよい)により表わされる酸無水物を氷酢酸
の如き溶媒中で反応させることにより合成するこ
とができる。 以下に具体的なSCPについて、その合成例を示
す。 合成例1 例示化合物SCP−(1)の合成 1.0g(3×10-3モル)の2,5−ジ−t−オク
チルハイドロキノン及び無水酢酸0.57mlをフラス
コに入れ、更に濃硫酸0.05mlを加え、室温(25
℃)で5分間撹拌した。反応液を3gの氷上にあ
け生じた沈澱物を吸引濾取し、水洗後、水−エタ
ノール混合溶媒で再結晶した。融点は83〜87℃で
あり、赤外吸収スペクトルにおいて3400cm-1のヒ
ドロキシ基の吸収にかわつて1760cm-1にカルボニ
ル基にもとづく吸収が明確に表われたこと及び下
記元素分析の結果より目的物であることを確認し
た。 元素分析値(%) C H 計算値 74.60 10.11 測定値 74.36 9.98 合成例2 例示化合物SCP−(3)の合成 無水酢酸80mlに4.8gの2−sec−オクタデシル
ハイドロキノン−5−スルホン酸カリウムを加
え、8時間加熱還流した。一夜室温放置後生じた
沈澱物を吸引濾取し、エーテルで洗い、メタノー
ルで再結晶した。融点は218〜226℃であり、赤外
吸収スペクトルにおいて3400cm-1付近のヒドロキ
シ基の吸収にかわつて1745cm-1にカルボニル基の
吸収が明確に表われたこと及び下記元素分析の結
果より目的物であることを確認した。 元素分析値(%) C H 計算値 59.54 8.03 測定値 59.81 8.00 合成例3 例示化合物SCP−(4)の合成 2−sec−オクタデシルハイドロキノンモノナ
トリウム塩5.96gをベンゼン中撹拌しつつ、氷冷
下エトキシオキサリルクロライド2.08gを滴下し
た。滴下終了後、徐々に加熱し、1時間加熱還流
した。減圧下、溶媒を留去し、残渣に水を加え、
生じた結晶を吸引濾取し、水洗し乾燥した。シリ
カゲルカラムクロマトグラフイーにより精製し、
赤外吸収スペクトル及び元素分析により目的物で
あることを確認した。 元素分析値(%) C H 計算値 72.69 10.02 測定値 72.43 10.11 合成例4 例示化合物SCP−(5)の合成 2−ヘプタデシル−1,4−ビスクロロカルボ
ニルオキシベンゼン4.73g(0.01モル)及びジエ
チルアミン1.46g(0.02モル)を脱水乾燥したテ
トラヒドロフラン中に加え、室温(25℃)下20分
間撹拌した。減圧下、溶媒を留去し、濃縮物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフイーにより精製し
た。赤外吸収スペクトル及び元素分析により目的
物であることを確認した。 元素分析値(%) C H N 計算値 72.48 10.69 5.12 測定値 72.23 10.51 5.23 合成例5 例示化合物SCP−(75)の合成 2−sec−オクタデシル−4−アミノ−N,N
−ジエチルアニリン4.26g(0.01モル)を脱水乾
燥したテトラヒドロフラン100mlに溶解し、氷冷
下無水トリフルオロ酢酸2.52g(0.012モル)を滴
下した。室温(25℃)下48時間放置した後、減圧
下溶媒を留去して濃縮した。濃縮物を水中に注
ぎ、生じた沈澱物を吸引濾取後、水洗し、乾燥し
た。赤外吸収スペクトル及び元素分析により目的
物であることを確認した。 元素分析値(%) C H N 計算値 70.28 10.03 5.46 測定値 70.07 10.10 5.54 合成例6 例示化合物SCP.(81)の合成 1−フエニル−3−ペンタデシル−4−アミノ
−2−ピラゾリン−5−オン4.13g(0.01モル)
を脱水乾燥したエーテルに溶解し、氷冷下無水ト
リフルオロ酢酸5.25g(0.025モル)を滴下した。
室温(25℃)下24時間放置後、減圧下溶媒を留去
し濃縮した。濃縮物を水中に注ぎ、生じた沈澱物
を吸引濾取し、水洗後乾燥した。赤外吸収スペク
トル及び元素分析により目的物であることを確認
した。 元素分析値(%) C H N 計算値 58.22 6.46 7.27 測定値 58.43 6.35 7.10 本発明に係る前述の一般式 S1−A1 またはA2−S2−A3 で表わされるSCPにおいて(1)S1及びS2が親水性基
(例えばカルボキシル基、スルホ基またはそれら
の塩、ヒドロキシフエニル基、スルフアモイル基
等)を有する場合、あるいは(2)S1及びS2が電子吸
引性基(例えばカルボキシル基、スルホン基また
はそれらの塩、ニトロ基、シアノ基、β−シアノ
エチル基等)を有する場合〔ただし、該電子吸引
性基はA1、A2またはA3がS1及びS2中の窒素原子
または酸素原子を介して結合しているS1及びS2中
の環上に結合しているかまたは該窒素原子を環構
成員として含む環上に結合している。〕には、
A1、A2及びA3としてはそれぞれ式
を表わし、10は1乃至4の整数を表わすが10
が2乃至4の場合にはR57は同一であつても異な
つてもよい)により表わされる酸無水物を氷酢酸
の如き溶媒中で反応させることにより合成するこ
とができる。 以下に具体的なSCPについて、その合成例を示
す。 合成例1 例示化合物SCP−(1)の合成 1.0g(3×10-3モル)の2,5−ジ−t−オク
チルハイドロキノン及び無水酢酸0.57mlをフラス
コに入れ、更に濃硫酸0.05mlを加え、室温(25
℃)で5分間撹拌した。反応液を3gの氷上にあ
け生じた沈澱物を吸引濾取し、水洗後、水−エタ
ノール混合溶媒で再結晶した。融点は83〜87℃で
あり、赤外吸収スペクトルにおいて3400cm-1のヒ
ドロキシ基の吸収にかわつて1760cm-1にカルボニ
ル基にもとづく吸収が明確に表われたこと及び下
記元素分析の結果より目的物であることを確認し
た。 元素分析値(%) C H 計算値 74.60 10.11 測定値 74.36 9.98 合成例2 例示化合物SCP−(3)の合成 無水酢酸80mlに4.8gの2−sec−オクタデシル
ハイドロキノン−5−スルホン酸カリウムを加
え、8時間加熱還流した。一夜室温放置後生じた
沈澱物を吸引濾取し、エーテルで洗い、メタノー
ルで再結晶した。融点は218〜226℃であり、赤外
吸収スペクトルにおいて3400cm-1付近のヒドロキ
シ基の吸収にかわつて1745cm-1にカルボニル基の
吸収が明確に表われたこと及び下記元素分析の結
果より目的物であることを確認した。 元素分析値(%) C H 計算値 59.54 8.03 測定値 59.81 8.00 合成例3 例示化合物SCP−(4)の合成 2−sec−オクタデシルハイドロキノンモノナ
トリウム塩5.96gをベンゼン中撹拌しつつ、氷冷
下エトキシオキサリルクロライド2.08gを滴下し
た。滴下終了後、徐々に加熱し、1時間加熱還流
した。減圧下、溶媒を留去し、残渣に水を加え、
生じた結晶を吸引濾取し、水洗し乾燥した。シリ
カゲルカラムクロマトグラフイーにより精製し、
赤外吸収スペクトル及び元素分析により目的物で
あることを確認した。 元素分析値(%) C H 計算値 72.69 10.02 測定値 72.43 10.11 合成例4 例示化合物SCP−(5)の合成 2−ヘプタデシル−1,4−ビスクロロカルボ
ニルオキシベンゼン4.73g(0.01モル)及びジエ
チルアミン1.46g(0.02モル)を脱水乾燥したテ
トラヒドロフラン中に加え、室温(25℃)下20分
間撹拌した。減圧下、溶媒を留去し、濃縮物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフイーにより精製し
た。赤外吸収スペクトル及び元素分析により目的
物であることを確認した。 元素分析値(%) C H N 計算値 72.48 10.69 5.12 測定値 72.23 10.51 5.23 合成例5 例示化合物SCP−(75)の合成 2−sec−オクタデシル−4−アミノ−N,N
−ジエチルアニリン4.26g(0.01モル)を脱水乾
燥したテトラヒドロフラン100mlに溶解し、氷冷
下無水トリフルオロ酢酸2.52g(0.012モル)を滴
下した。室温(25℃)下48時間放置した後、減圧
下溶媒を留去して濃縮した。濃縮物を水中に注
ぎ、生じた沈澱物を吸引濾取後、水洗し、乾燥し
た。赤外吸収スペクトル及び元素分析により目的
物であることを確認した。 元素分析値(%) C H N 計算値 70.28 10.03 5.46 測定値 70.07 10.10 5.54 合成例6 例示化合物SCP.(81)の合成 1−フエニル−3−ペンタデシル−4−アミノ
−2−ピラゾリン−5−オン4.13g(0.01モル)
を脱水乾燥したエーテルに溶解し、氷冷下無水ト
リフルオロ酢酸5.25g(0.025モル)を滴下した。
室温(25℃)下24時間放置後、減圧下溶媒を留去
し濃縮した。濃縮物を水中に注ぎ、生じた沈澱物
を吸引濾取し、水洗後乾燥した。赤外吸収スペク
トル及び元素分析により目的物であることを確認
した。 元素分析値(%) C H N 計算値 58.22 6.46 7.27 測定値 58.43 6.35 7.10 本発明に係る前述の一般式 S1−A1 またはA2−S2−A3 で表わされるSCPにおいて(1)S1及びS2が親水性基
(例えばカルボキシル基、スルホ基またはそれら
の塩、ヒドロキシフエニル基、スルフアモイル基
等)を有する場合、あるいは(2)S1及びS2が電子吸
引性基(例えばカルボキシル基、スルホン基また
はそれらの塩、ニトロ基、シアノ基、β−シアノ
エチル基等)を有する場合〔ただし、該電子吸引
性基はA1、A2またはA3がS1及びS2中の窒素原子
または酸素原子を介して結合しているS1及びS2中
の環上に結合しているかまたは該窒素原子を環構
成員として含む環上に結合している。〕には、
A1、A2及びA3としてはそれぞれ式
【式】で
表わされる基であることが好ましい〔ここにY6
は直鎖もしくは分岐の低級アルキル基(このアル
キル基には低級アルコキシ基、フエニル基が置換
していてもよい。)またはフエニル基(このフエ
ニル基には直鎖もしくは分岐の低級アルキル基、
低級アルコキシ基、ハロゲン原子が置換していて
もよい。)を表わす。〕。 また逆に(3)S1及びS2が上記親水性基を有しない
場合、あるいは(4)S1及びS2が上記電子吸引性基を
上述の酸素原子または窒素原子が結合している環
上かまたは該窒素原子を環構成員として含む環上
に有しない場合にはA1、A2及びA3としてはそれ
ぞれ式
は直鎖もしくは分岐の低級アルキル基(このアル
キル基には低級アルコキシ基、フエニル基が置換
していてもよい。)またはフエニル基(このフエ
ニル基には直鎖もしくは分岐の低級アルキル基、
低級アルコキシ基、ハロゲン原子が置換していて
もよい。)を表わす。〕。 また逆に(3)S1及びS2が上記親水性基を有しない
場合、あるいは(4)S1及びS2が上記電子吸引性基を
上述の酸素原子または窒素原子が結合している環
上かまたは該窒素原子を環構成員として含む環上
に有しない場合にはA1、A2及びA3としてはそれ
ぞれ式
【式】または
【式】で表わされる基であることが好
ましい。
〔ここにY7は親水性基(例えばカルボキシル
基、スルホ基もしくはそれらの塩、ヒドロキシフ
エニル基、スルフアモイル基)もしくは電子吸引
性基(例えばカルボキシル基もしくはその塩、ス
ルホ基もしくはその塩、ニトロ基、シアノ基、β
−シアノエチル基)を有するフエニル基またはα
位に少なくとも1つのハロゲン原子を有する直鎖
または分岐のアルキル基(好ましくはジクロロメ
チル基、トリクロロメチル基、トリフルオロメチ
ル基)を表わし、Y8は前記Y7において定義した
フエニル基またはβ−アリールスルホニルエチル
基(好ましくはベンゼンスルホニルエチル基、p
−メチルベンゼンスルホニルエチル基)を表わ
し、Y9は、水素原子または炭素原子数1乃至10
好ましくは1乃至4のアルキル基を表わす。〕 上述の各種化合物のうち、一般式〔(B)−(1)−
(1)〕、((B)−(1)−(2)〕、〔(B)−(2)−(1)〕および
〔(B)−
(2)−(2)〕により表わされるSCPのいくつかについ
ては特公昭48−17890号、同42−11303号、特開昭
52−31738号、リサーチ・デイスクロージヤー誌
第9940号、米国特許第2865748号、同第2575182
号、米国防衛出願第887007号の各明細書、若しく
は公報において知られているが、それらはいずれ
も発色現像を用いるコンベンシヨナル写真法にお
ける色素画像形成用のカプラーとして使用するも
のであり、ハロゲン化銀乳剤中に添加した色素画
像形成物質としての該カプラーの加水分解生成物
と芳香族第1級アミン現像主薬酸化体とのカツプ
リング反応により生ずる発色色素を色素画像とす
るものである。 一方、本発明は前述の如く上記化合物をスカベ
ンジヤー即ち、ハロゲン化銀現像主薬酸化体と非
拡散性色素画像形成物質との反応を阻害する化合
物の前駆体として用いるものであり、その目的等
において全く異なるものであり、また発明の構成
要件も全く異なることは容易に理解されるであろ
う。 前記一般式〔〕、〔〕または〔〕により表
わされる本発明に係る非拡散性色素画像形成物質
を以下では便宜上単にDFMと略す。 一般式〔〕および〔〕により表わされる
DFMは、所謂拡散性色素放出型カプラー(以下
DDRカプラーと称する)であり、芳香族第1級
アミン発色現像主薬酸化体とのカツプリング反応
により拡散性色素またはその前駆体を放出するも
のである。 一般式〔〕により表わされる拡散性色素放出
型カプラーを用いた場合には、上記カツプリング
反応により活性点に結合していた色素または色素
前駆体が受像層へ拡散し、転写色素画像を形成す
る。 一方、一般式〔〕により表わされる拡散性色
素放出型カプラーを用いた場合には、上記カツプ
リング反応により生成する発色色素が受像層へ拡
散し、転写色素画像を形成する。 一般式〔〔〕により表わされるDFMは所謂色
素放出レドツクス化合物(以下DRR化合物と称
する)であり、ハロゲン化銀現像主薬(例えば、
ハイドロキノン系現像主薬、カテコール系現像主
薬、3−ピラゾリドン系現像主薬、p−アミノフ
エノール系現像主薬、p−フエニレンジアミン系
現像主薬)の酸化体と酸化還元反応した結果、ア
ルカリ性条件下拡散性色素またはその前駆体を放
出するものである。 一般式〔〕および〔〕において、DYEと
しては、当業者にとつて周知のものを挙げること
ができ、例えばアゾ色素、アゾメチン色素、イン
ドアニリン色素、インドフエノール色素、アント
ラキノン色素、アゾピラゾロン色素、アリザリン
色素、メロシアニン色素、シアニン色素、インジ
ゴイド色素、フタロシアニン色素等の色素基を挙
げることができる。また拡散性色素の前駆体とし
ては、ロイコ色素(例えば特開昭48−66440号公
報等に記載の色素現像剤におけるロイコ色素)、
シフト型色素(アルカリ処理の前後でその吸収ス
ペクトルが浅色的、又は深色的にシフトする色
素、例えば特願昭51−77148号明細書記載の如き
アシロキシナフチルアゾ色素あるいは受像層への
染着の前後でその吸収スペクトルが浅色的又は深
色的にシフトする色素)等を挙げることができ
る。 一般式〔〕により表わされるDRR化合物の
基、スルホ基もしくはそれらの塩、ヒドロキシフ
エニル基、スルフアモイル基)もしくは電子吸引
性基(例えばカルボキシル基もしくはその塩、ス
ルホ基もしくはその塩、ニトロ基、シアノ基、β
−シアノエチル基)を有するフエニル基またはα
位に少なくとも1つのハロゲン原子を有する直鎖
または分岐のアルキル基(好ましくはジクロロメ
チル基、トリクロロメチル基、トリフルオロメチ
ル基)を表わし、Y8は前記Y7において定義した
フエニル基またはβ−アリールスルホニルエチル
基(好ましくはベンゼンスルホニルエチル基、p
−メチルベンゼンスルホニルエチル基)を表わ
し、Y9は、水素原子または炭素原子数1乃至10
好ましくは1乃至4のアルキル基を表わす。〕 上述の各種化合物のうち、一般式〔(B)−(1)−
(1)〕、((B)−(1)−(2)〕、〔(B)−(2)−(1)〕および
〔(B)−
(2)−(2)〕により表わされるSCPのいくつかについ
ては特公昭48−17890号、同42−11303号、特開昭
52−31738号、リサーチ・デイスクロージヤー誌
第9940号、米国特許第2865748号、同第2575182
号、米国防衛出願第887007号の各明細書、若しく
は公報において知られているが、それらはいずれ
も発色現像を用いるコンベンシヨナル写真法にお
ける色素画像形成用のカプラーとして使用するも
のであり、ハロゲン化銀乳剤中に添加した色素画
像形成物質としての該カプラーの加水分解生成物
と芳香族第1級アミン現像主薬酸化体とのカツプ
リング反応により生ずる発色色素を色素画像とす
るものである。 一方、本発明は前述の如く上記化合物をスカベ
ンジヤー即ち、ハロゲン化銀現像主薬酸化体と非
拡散性色素画像形成物質との反応を阻害する化合
物の前駆体として用いるものであり、その目的等
において全く異なるものであり、また発明の構成
要件も全く異なることは容易に理解されるであろ
う。 前記一般式〔〕、〔〕または〔〕により表
わされる本発明に係る非拡散性色素画像形成物質
を以下では便宜上単にDFMと略す。 一般式〔〕および〔〕により表わされる
DFMは、所謂拡散性色素放出型カプラー(以下
DDRカプラーと称する)であり、芳香族第1級
アミン発色現像主薬酸化体とのカツプリング反応
により拡散性色素またはその前駆体を放出するも
のである。 一般式〔〕により表わされる拡散性色素放出
型カプラーを用いた場合には、上記カツプリング
反応により活性点に結合していた色素または色素
前駆体が受像層へ拡散し、転写色素画像を形成す
る。 一方、一般式〔〕により表わされる拡散性色
素放出型カプラーを用いた場合には、上記カツプ
リング反応により生成する発色色素が受像層へ拡
散し、転写色素画像を形成する。 一般式〔〔〕により表わされるDFMは所謂色
素放出レドツクス化合物(以下DRR化合物と称
する)であり、ハロゲン化銀現像主薬(例えば、
ハイドロキノン系現像主薬、カテコール系現像主
薬、3−ピラゾリドン系現像主薬、p−アミノフ
エノール系現像主薬、p−フエニレンジアミン系
現像主薬)の酸化体と酸化還元反応した結果、ア
ルカリ性条件下拡散性色素またはその前駆体を放
出するものである。 一般式〔〕および〔〕において、DYEと
しては、当業者にとつて周知のものを挙げること
ができ、例えばアゾ色素、アゾメチン色素、イン
ドアニリン色素、インドフエノール色素、アント
ラキノン色素、アゾピラゾロン色素、アリザリン
色素、メロシアニン色素、シアニン色素、インジ
ゴイド色素、フタロシアニン色素等の色素基を挙
げることができる。また拡散性色素の前駆体とし
ては、ロイコ色素(例えば特開昭48−66440号公
報等に記載の色素現像剤におけるロイコ色素)、
シフト型色素(アルカリ処理の前後でその吸収ス
ペクトルが浅色的、又は深色的にシフトする色
素、例えば特願昭51−77148号明細書記載の如き
アシロキシナフチルアゾ色素あるいは受像層への
染着の前後でその吸収スペクトルが浅色的又は深
色的にシフトする色素)等を挙げることができ
る。 一般式〔〕により表わされるDRR化合物の
【式】として特に好ましい例
としては、次の一般式〔a〕、〔b〕、〔
c)、〔d〕、(e)および(f)で示される
ものが挙げられる。 一般式(a〕 式中、Qは6員芳香族環(この6員芳香族環に
は飽和もしくは不飽和の炭素環または複素環が縮
合したものも含まれる)を形成するに要する非金
属群子群を表わす。 6員芳香族環の好ましい例としては、ベンゼン
環、ナフタレン環、キノリン環、テトラリン環等
が挙げられる。 Bはそれぞれ上記Qで形成される6員芳香族環
に直接又は
c)、〔d〕、(e)および(f)で示される
ものが挙げられる。 一般式(a〕 式中、Qは6員芳香族環(この6員芳香族環に
は飽和もしくは不飽和の炭素環または複素環が縮
合したものも含まれる)を形成するに要する非金
属群子群を表わす。 6員芳香族環の好ましい例としては、ベンゼン
環、ナフタレン環、キノリン環、テトラリン環等
が挙げられる。 Bはそれぞれ上記Qで形成される6員芳香族環
に直接又は
【式】
【式】(R′はアルキル基)アルキレン基(分
枝状であつてもよい)、−O−、−S−、−SO2−、
フエニレン基(アルキル基等で置換されていても
よい)もしくはこれらを任意に組合せてなる基を
介して結合しているハロゲン原子、スルホ基、カ
ルボキシル基、アルキル基、アリール基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、ニトロ基、アミノ
基、シアノ基、アルキルアミノ基、アリールアミ
ノ基、アルキルチオ基、ピリジル基等の複素環基
等を表わす。 Bで示される好ましい基あるいは原子をさらに
詳しく挙げれば水素原子、ハロゲン原子またはそ
れぞれ低級のアルキル基、アルコキシ基、アシル
アミノ基および一般式〔〕により表わされる
DRR化合物をアルカリ条件下、特に水酸イオン
濃度10-5〜2モル/の条件下で非拡散性になら
しめる作用を示す所謂バラスト基、例えば好まし
くは炭素原子数8〜32個のアルキル基、アルコキ
シ基、アリーロキシ基、アミノ基、アシルアミノ
基、スルホアミノ基、ウレイド基、アルコキシカ
ルボニル基、カルバモイル基、スルフアモイル基
等(これらの基には更にアルキル基、アリール
基、アルコキシアルキル基、アルキルアリール
基、アルキルアリーロキシアルキル基、アシルア
ミドアルキル基、アルコキシアリール基、アリー
ルオキシアリール基等が置換されていてもよ
い。)が挙げられる。 Dは−OR(1)または−NHR(2)で示される基を表
わす。ここにR(1)は好ましくは水素原子である
が、水酸イオン濃度10-5〜2モル/の条件下で
酸素原子から解裂し得る基であつてもよい。該解
裂し得る基としては、例えば
フエニレン基(アルキル基等で置換されていても
よい)もしくはこれらを任意に組合せてなる基を
介して結合しているハロゲン原子、スルホ基、カ
ルボキシル基、アルキル基、アリール基、アルコ
キシ基、アリールオキシ基、ニトロ基、アミノ
基、シアノ基、アルキルアミノ基、アリールアミ
ノ基、アルキルチオ基、ピリジル基等の複素環基
等を表わす。 Bで示される好ましい基あるいは原子をさらに
詳しく挙げれば水素原子、ハロゲン原子またはそ
れぞれ低級のアルキル基、アルコキシ基、アシル
アミノ基および一般式〔〕により表わされる
DRR化合物をアルカリ条件下、特に水酸イオン
濃度10-5〜2モル/の条件下で非拡散性になら
しめる作用を示す所謂バラスト基、例えば好まし
くは炭素原子数8〜32個のアルキル基、アルコキ
シ基、アリーロキシ基、アミノ基、アシルアミノ
基、スルホアミノ基、ウレイド基、アルコキシカ
ルボニル基、カルバモイル基、スルフアモイル基
等(これらの基には更にアルキル基、アリール
基、アルコキシアルキル基、アルキルアリール
基、アルキルアリーロキシアルキル基、アシルア
ミドアルキル基、アルコキシアリール基、アリー
ルオキシアリール基等が置換されていてもよ
い。)が挙げられる。 Dは−OR(1)または−NHR(2)で示される基を表
わす。ここにR(1)は好ましくは水素原子である
が、水酸イオン濃度10-5〜2モル/の条件下で
酸素原子から解裂し得る基であつてもよい。該解
裂し得る基としては、例えば
【式】又は
【式】で示される基が好ましい。ここに
R(3)はアルキル基を表わし、好ましくは炭素原子
数1乃至5個のアルキル基を表わし、例えば−
CH3、−C2H5、−C3H7(n)、−C4H9(iso)、−
C5H11(n)等である。更に該アルキル基にハロ
ゲン原子が置換した−CH2C、−CF3等も好まし
い。またR(3)はフエニル基であつてもよく、例え
ば−C6H5、−C6H4C、−C6H4CN等が挙げられ
る。 R(2)は水素原子またはアルキル基を表わし、好
ましくは炭素原子数1乃至22のアルキル基であ
り、例えば−CH3、−C3H7(n)、−C12H25(n)
等が挙げられる。またR(2)は水酸イオン濃度10-5
〜2モル/の条件下でN原子から開裂し得る基
であつてもよい。該開裂し得る基としては好まし
くは
数1乃至5個のアルキル基を表わし、例えば−
CH3、−C2H5、−C3H7(n)、−C4H9(iso)、−
C5H11(n)等である。更に該アルキル基にハロ
ゲン原子が置換した−CH2C、−CF3等も好まし
い。またR(3)はフエニル基であつてもよく、例え
ば−C6H5、−C6H4C、−C6H4CN等が挙げられ
る。 R(2)は水素原子またはアルキル基を表わし、好
ましくは炭素原子数1乃至22のアルキル基であ
り、例えば−CH3、−C3H7(n)、−C12H25(n)
等が挙げられる。またR(2)は水酸イオン濃度10-5
〜2モル/の条件下でN原子から開裂し得る基
であつてもよい。該開裂し得る基としては好まし
くは
【式】
【式】等が挙げられる。
xは1、2または3の整数を表わし、xが2ま
たは3の整数である場合にはBは同一であつても
異つた基でもよい。なお一般式〔a〕で示され
る基はアルカリ性条件下、特に水酸イオン濃度
10-5〜2モル/の条件で一般式〔〕により表
わされるDRR化合物を非拡散性にならしめるた
め一般式〔a〕のDにおける−NHR(2)のR(2)
により表わされるアルキル部分および(B)Xの炭素
原子数の合計が8以上であることが好ましく特に
(B)Xの少なくとも一つが炭素原子数8以上のバラ
スト基であることが好ましい。好ましい具体例と
して下記のものを挙げることができる。 一般式 上式中Q1、B1、R(4)、およびX1は、それぞれ
一般式(a)におけるQ、B、R(1)およびXと
同義である。 なお一般式〔b〕で示される基はアルカリ性
条件下、特に水酸イオン濃度10-5〜2モル/の
条件で一般式〔〕により表わされるDRR化合
物を非拡散性にならしめるため一般式〔b〕の
(B1)x1の炭素原子数の合計が8以上であること
が好ましく特に(B1)x1の少なくとも一つが炭素
原子数8以上のバラスト基であることが好まし
い。 代表的な例として以下のもを挙げることができ
る。 上記中、B2およびx2は前記一般式〔a〕にお
けるB及びxと同義である。Wは酸素原子または
=NR(5)(R(5)は水酸基または置換基を有しても
よいアミノ基を表わす。)であり、とくにWが=
NR(5)基の場合にはR(5)はH2N−R(5)で表わされ
るカルボニル試薬をケトン基と脱水反応せしめた
結果形成される〓C=N−R(5)基におけるR(5)が
代表的であり、その際のH2N−R(5)なる化合物と
しては例えばヒドロキシルアミン類、ヒドラジン
類、セミカルバジド類、チオセミカルバジド類等
があり、具体的にはヒドラジン類としてはヒドラ
ジン、フエニルヒドラジンあるいはそのフエニル
基にアリール基、アルコキシ基、カルボアルコキ
シ基、ハロゲン原子等の置換基を有する置換フエ
ニルヒドラジンさらにはイソニコチン酸ヒドラジ
ン等を挙げることができる。またセミカルバジド
類としてはフエニルセミカルバジドまたはアルキ
ル基、アルコキシ基、カルボアルコキシ基、ハロ
ゲン原子等の置換基を有する置換フエニルセミカ
ルバジド等を挙げることができ、チオセミカルバ
ジド類についてもセミカルバジド類と同様の種々
の誘導体をあげることができる。 また式中のQ2は炭素原子と共に5員環あるい
は6員環の飽和又は不飽和の非芳香族炭化水素環
を形成するに要する非金属原子群であり、この炭
化水素環としては具体的には例えばシクロペンタ
ン、シクロヘキサン、シクロヘキセン、シクロペ
ンテン等を代表的なものとして挙げることができ
る。 また、さらにこの5員乃至6員の非芳香族炭化
水素環には適当な位置で他の環と縮合して縮合環
を形成したものも含まれる。ここに他の環は芳香
族性を示すと否とに拘らず、また炭化水素環であ
ると複素環であるとに拘らず種々の環であつてよ
いが、縮合環を形成するときは、例えばベンツシ
クロペンテン、ベンツシクロヘキセン等の如く、
ベンゼン環と上記5員環至6員の非芳香族炭化水
素環が縮合してなる縮合環の場合が本発明におい
てより好ましい。なお一般式〔c〕で示される
基はアルカリ性条件下、特に水酸イオン濃度10-5
〜2モル/の条件で一般式〔〕により表わさ
れるDRR化合物を非拡散性にならしめるため
(B2)x2の炭素原子数の合計が8以上であること
が好ましく特に(B2)x2の少なくとも一つが炭素
原子数8以上のバラスト基であることが好まし
い。 上記一般式(c)で示される具体例としては
下記のものを挙げることができる。 一般式 R(6)は好ましくはアルキル基、アシルアミノ基
またはアリールアミノ基であり、これらの基は更
にアルコキシ基、アルキルチオ基、アリールオキ
シ基、スルホ基、カルボキシル基、アシルアミノ
基、水酸基、スルフアモイル基、ハロゲン原子等
で置換されていてもよい。R(7)はアルキル基、フ
エニル基等のアリール基またはアルキルカルボニ
ル基、アリールスルホニル基等のアシル基あるい
は複素環基等を表わし、これらの基は更にハロゲ
ン原子、スルホ基等で置換されていてもよい。R
(8)は式−OR(9)(ここにR(9)は一般式〔a〕に
おけるR(1)と同義である)または−NR(10)R(11)
(ここにR(10)およびR(11)はそれぞれ水素原子、ア
ルキル基、アリール基、複素環基またはアシル基
を表わす)を表わし、更にR(7)はR(8)と共に少な
くとも一つの酸素原子又は窒素原子を含む5また
は6員の複素環を形成してもよく、また、一般式
〔d〕で示される基はアルカリ性条件下で特に
水酸イオン濃度10-5〜2モル/の条件で一般式
〔〕により表わされるDRR化合物を非拡散性に
ならしめるためR(6)またはR(7)の少なくとも一つ
が炭素原子数8以上である〔a〕で定義したバ
ラスト基であることが好ましい。 一般式〔d〕における好ましい具体例として
は下記のものを挙げることができる。 一般式 式中、Q3は5または6員環を形成するに要す
る非金属原子群を表わすが、好ましくは芳香族の
6員環である。R(12)は水素原子、ハロゲン原子、
水酸基、シアノ基、アミノ基、アルキル基、アリ
ール基、アシル基、カルバモイル基、カルボンア
ミド基、アルコキシカルバモイル基または複素環
基を表わす。R(13)は水素原子、ハロゲン原子、
水酸基、シアノ基、スルホ基、カルボキシル基、
アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アシル
基、アミノ基、カルボンアミド基またはアシルオ
キシ基を表わす。R(14)は水素原子、アルキル
基、アリール基または複素環基を表わす。 x3は1乃至4の整数を表わす。X3が2乃至4
の整数である場合にはR(13)は同一であつても異
なつていてもよい。又R(14)はR(12)および/また
はR(13)と共に5乃至6員複素環を形成してもよ
い。また、R(12)、R(13)およびR(14)のそれぞれ
の基は更にアルキル基、アリール基、アルコキシ
アルキル基、アルキルアリール基、アルキルアリ
ーロキシアルキル基、アシルアミドアルキル基、
アルコキシアリール基、アリールオキシアルキル
基等で置換されてもよい。 また一般式〔e〕で示される基は、アルカリ
性条件下、特に水酸イオン濃度10-5〜2モル/
の条件で一般式〔〕により表わされるDRR化
合物を非拡散性にならしめるため、R(12)、R(13)
およびR(14)の炭素原子数の合計が8以上である
ことが好ましく、特にR(12)、R(13)およびR(14)
の少なくとも一つが炭素原子数8以上のバラスト
基(一般式〔a〕で定義したものと同義)であ
ることが好ましい。 具体例としては下記のものを挙げることができ
る。 一般式 式中、B3およびQ4はそれぞれ一般式〔a〕
におけるBおよびQとR(16)およびR(17)は、一
般式〔a〕におけるR(1)と同義である。 X4は1乃至3の整数であり、X4が2乃至3の
場合B3は同一であつても異なつてもよい。 R(15)は−O−、−S−または−SO2−を表わ
す。 なお一般式〔f〕で示される基はアルカリ性
条件下、特に水酸イオン濃度10-5〜2モル/の
条件で一般式〔〕により表わされるDRR化合
物を非拡散性にならしめるため(B3)x4の炭素原
子数の合計が8以上であることが好ましく特に
(B3)x4の少なくとも一つが炭素原子数8以上の
バラスト基であることが好ましい。 代表的な具体例として下記のものをあげること
ができる。 一般式〔〕により表わされるDDRカプラー
は例えば、特開昭49−123032号公報、米国特許第
3227550号、同第3880658号、同第3765886号、英
国特許第904364号及び同第904365号の各明細書等
に記載されている。この型のDDRカプラーの代
表的な具体例をあげれば、 一般式〔〕により表わされるDDRカプラー
は例えば、米国特許第3227550号、英国特許第
904364号、同第904365号、同第1038331号の各明
細書及び特公昭45−15471号公報等に記載されて
いる。 この型のDDRカプラーの代表的な具体例をあ
げれば、 等が挙げられる。 一般式〔〕により表わされるDRR化合物と
しては例えば、米国特許第3725062号、同第
3698897号、同第3928312号、同第3993638号、同
第3932380号、同第3932381号、同第3931144号、
同第3929760号、同第3942987号及びフランス特許
第2284140号の各明細書、米国特許公報第351673
号、(リサーチデイスクロージヤー13024
(1975)、同15157(1976)、特開昭52−8827号、同
51−104343号、同51−113624号、同51−109928号
及び同52−7727号公報等に記載されている化合物
を挙げることができる。 一般式〔〕で示されるDRR化合物の具体的
な化合物例を次に示す。 さて本発明は、感光性ハロゲン化銀乳剤からな
る感光性ハロゲン化銀乳剤層及び前述のDFMを
含有する感光要素中に前述のSCPを含有せしめる
ことにより、前述の諸目的を達成することにある
が、DFMが前述の一般式〔〕により表わされ
る場合には、好ましくはアルカリ性条件下ハロゲ
ン化銀現像主薬酸化体とレドツクス反応しうる
SCを加水分解により生ずるSCPを用いた場合
に、本発明の目的を達成することができる。 本発明において特に好ましいのは、DFMとし
て前記一般式〔〕または〔〕により表わされ
るものを用いSCPとして一般式〔(A)−(1)−(1)〕、
〔(B)−(1)−(1)〕、〔(B)−(2)−(1)〕、〔(B)−(2)−
(2)〕ま
たは〔(B)−(3)〕により表わされるSCPを用いる場
合及びDFMとして、一般式〔〕により表わさ
れるもの(特に
たは3の整数である場合にはBは同一であつても
異つた基でもよい。なお一般式〔a〕で示され
る基はアルカリ性条件下、特に水酸イオン濃度
10-5〜2モル/の条件で一般式〔〕により表
わされるDRR化合物を非拡散性にならしめるた
め一般式〔a〕のDにおける−NHR(2)のR(2)
により表わされるアルキル部分および(B)Xの炭素
原子数の合計が8以上であることが好ましく特に
(B)Xの少なくとも一つが炭素原子数8以上のバラ
スト基であることが好ましい。好ましい具体例と
して下記のものを挙げることができる。 一般式 上式中Q1、B1、R(4)、およびX1は、それぞれ
一般式(a)におけるQ、B、R(1)およびXと
同義である。 なお一般式〔b〕で示される基はアルカリ性
条件下、特に水酸イオン濃度10-5〜2モル/の
条件で一般式〔〕により表わされるDRR化合
物を非拡散性にならしめるため一般式〔b〕の
(B1)x1の炭素原子数の合計が8以上であること
が好ましく特に(B1)x1の少なくとも一つが炭素
原子数8以上のバラスト基であることが好まし
い。 代表的な例として以下のもを挙げることができ
る。 上記中、B2およびx2は前記一般式〔a〕にお
けるB及びxと同義である。Wは酸素原子または
=NR(5)(R(5)は水酸基または置換基を有しても
よいアミノ基を表わす。)であり、とくにWが=
NR(5)基の場合にはR(5)はH2N−R(5)で表わされ
るカルボニル試薬をケトン基と脱水反応せしめた
結果形成される〓C=N−R(5)基におけるR(5)が
代表的であり、その際のH2N−R(5)なる化合物と
しては例えばヒドロキシルアミン類、ヒドラジン
類、セミカルバジド類、チオセミカルバジド類等
があり、具体的にはヒドラジン類としてはヒドラ
ジン、フエニルヒドラジンあるいはそのフエニル
基にアリール基、アルコキシ基、カルボアルコキ
シ基、ハロゲン原子等の置換基を有する置換フエ
ニルヒドラジンさらにはイソニコチン酸ヒドラジ
ン等を挙げることができる。またセミカルバジド
類としてはフエニルセミカルバジドまたはアルキ
ル基、アルコキシ基、カルボアルコキシ基、ハロ
ゲン原子等の置換基を有する置換フエニルセミカ
ルバジド等を挙げることができ、チオセミカルバ
ジド類についてもセミカルバジド類と同様の種々
の誘導体をあげることができる。 また式中のQ2は炭素原子と共に5員環あるい
は6員環の飽和又は不飽和の非芳香族炭化水素環
を形成するに要する非金属原子群であり、この炭
化水素環としては具体的には例えばシクロペンタ
ン、シクロヘキサン、シクロヘキセン、シクロペ
ンテン等を代表的なものとして挙げることができ
る。 また、さらにこの5員乃至6員の非芳香族炭化
水素環には適当な位置で他の環と縮合して縮合環
を形成したものも含まれる。ここに他の環は芳香
族性を示すと否とに拘らず、また炭化水素環であ
ると複素環であるとに拘らず種々の環であつてよ
いが、縮合環を形成するときは、例えばベンツシ
クロペンテン、ベンツシクロヘキセン等の如く、
ベンゼン環と上記5員環至6員の非芳香族炭化水
素環が縮合してなる縮合環の場合が本発明におい
てより好ましい。なお一般式〔c〕で示される
基はアルカリ性条件下、特に水酸イオン濃度10-5
〜2モル/の条件で一般式〔〕により表わさ
れるDRR化合物を非拡散性にならしめるため
(B2)x2の炭素原子数の合計が8以上であること
が好ましく特に(B2)x2の少なくとも一つが炭素
原子数8以上のバラスト基であることが好まし
い。 上記一般式(c)で示される具体例としては
下記のものを挙げることができる。 一般式 R(6)は好ましくはアルキル基、アシルアミノ基
またはアリールアミノ基であり、これらの基は更
にアルコキシ基、アルキルチオ基、アリールオキ
シ基、スルホ基、カルボキシル基、アシルアミノ
基、水酸基、スルフアモイル基、ハロゲン原子等
で置換されていてもよい。R(7)はアルキル基、フ
エニル基等のアリール基またはアルキルカルボニ
ル基、アリールスルホニル基等のアシル基あるい
は複素環基等を表わし、これらの基は更にハロゲ
ン原子、スルホ基等で置換されていてもよい。R
(8)は式−OR(9)(ここにR(9)は一般式〔a〕に
おけるR(1)と同義である)または−NR(10)R(11)
(ここにR(10)およびR(11)はそれぞれ水素原子、ア
ルキル基、アリール基、複素環基またはアシル基
を表わす)を表わし、更にR(7)はR(8)と共に少な
くとも一つの酸素原子又は窒素原子を含む5また
は6員の複素環を形成してもよく、また、一般式
〔d〕で示される基はアルカリ性条件下で特に
水酸イオン濃度10-5〜2モル/の条件で一般式
〔〕により表わされるDRR化合物を非拡散性に
ならしめるためR(6)またはR(7)の少なくとも一つ
が炭素原子数8以上である〔a〕で定義したバ
ラスト基であることが好ましい。 一般式〔d〕における好ましい具体例として
は下記のものを挙げることができる。 一般式 式中、Q3は5または6員環を形成するに要す
る非金属原子群を表わすが、好ましくは芳香族の
6員環である。R(12)は水素原子、ハロゲン原子、
水酸基、シアノ基、アミノ基、アルキル基、アリ
ール基、アシル基、カルバモイル基、カルボンア
ミド基、アルコキシカルバモイル基または複素環
基を表わす。R(13)は水素原子、ハロゲン原子、
水酸基、シアノ基、スルホ基、カルボキシル基、
アルキル基、アリール基、アルコキシ基、アシル
基、アミノ基、カルボンアミド基またはアシルオ
キシ基を表わす。R(14)は水素原子、アルキル
基、アリール基または複素環基を表わす。 x3は1乃至4の整数を表わす。X3が2乃至4
の整数である場合にはR(13)は同一であつても異
なつていてもよい。又R(14)はR(12)および/また
はR(13)と共に5乃至6員複素環を形成してもよ
い。また、R(12)、R(13)およびR(14)のそれぞれ
の基は更にアルキル基、アリール基、アルコキシ
アルキル基、アルキルアリール基、アルキルアリ
ーロキシアルキル基、アシルアミドアルキル基、
アルコキシアリール基、アリールオキシアルキル
基等で置換されてもよい。 また一般式〔e〕で示される基は、アルカリ
性条件下、特に水酸イオン濃度10-5〜2モル/
の条件で一般式〔〕により表わされるDRR化
合物を非拡散性にならしめるため、R(12)、R(13)
およびR(14)の炭素原子数の合計が8以上である
ことが好ましく、特にR(12)、R(13)およびR(14)
の少なくとも一つが炭素原子数8以上のバラスト
基(一般式〔a〕で定義したものと同義)であ
ることが好ましい。 具体例としては下記のものを挙げることができ
る。 一般式 式中、B3およびQ4はそれぞれ一般式〔a〕
におけるBおよびQとR(16)およびR(17)は、一
般式〔a〕におけるR(1)と同義である。 X4は1乃至3の整数であり、X4が2乃至3の
場合B3は同一であつても異なつてもよい。 R(15)は−O−、−S−または−SO2−を表わ
す。 なお一般式〔f〕で示される基はアルカリ性
条件下、特に水酸イオン濃度10-5〜2モル/の
条件で一般式〔〕により表わされるDRR化合
物を非拡散性にならしめるため(B3)x4の炭素原
子数の合計が8以上であることが好ましく特に
(B3)x4の少なくとも一つが炭素原子数8以上の
バラスト基であることが好ましい。 代表的な具体例として下記のものをあげること
ができる。 一般式〔〕により表わされるDDRカプラー
は例えば、特開昭49−123032号公報、米国特許第
3227550号、同第3880658号、同第3765886号、英
国特許第904364号及び同第904365号の各明細書等
に記載されている。この型のDDRカプラーの代
表的な具体例をあげれば、 一般式〔〕により表わされるDDRカプラー
は例えば、米国特許第3227550号、英国特許第
904364号、同第904365号、同第1038331号の各明
細書及び特公昭45−15471号公報等に記載されて
いる。 この型のDDRカプラーの代表的な具体例をあ
げれば、 等が挙げられる。 一般式〔〕により表わされるDRR化合物と
しては例えば、米国特許第3725062号、同第
3698897号、同第3928312号、同第3993638号、同
第3932380号、同第3932381号、同第3931144号、
同第3929760号、同第3942987号及びフランス特許
第2284140号の各明細書、米国特許公報第351673
号、(リサーチデイスクロージヤー13024
(1975)、同15157(1976)、特開昭52−8827号、同
51−104343号、同51−113624号、同51−109928号
及び同52−7727号公報等に記載されている化合物
を挙げることができる。 一般式〔〕で示されるDRR化合物の具体的
な化合物例を次に示す。 さて本発明は、感光性ハロゲン化銀乳剤からな
る感光性ハロゲン化銀乳剤層及び前述のDFMを
含有する感光要素中に前述のSCPを含有せしめる
ことにより、前述の諸目的を達成することにある
が、DFMが前述の一般式〔〕により表わされ
る場合には、好ましくはアルカリ性条件下ハロゲ
ン化銀現像主薬酸化体とレドツクス反応しうる
SCを加水分解により生ずるSCPを用いた場合
に、本発明の目的を達成することができる。 本発明において特に好ましいのは、DFMとし
て前記一般式〔〕または〔〕により表わされ
るものを用いSCPとして一般式〔(A)−(1)−(1)〕、
〔(B)−(1)−(1)〕、〔(B)−(2)−(1)〕、〔(B)−(2)−
(2)〕ま
たは〔(B)−(3)〕により表わされるSCPを用いる場
合及びDFMとして、一般式〔〕により表わさ
れるもの(特に
【式】として
一般式〔a〕、〔b〕、〔d〕または〔e〕
により表わされるものを有する一般式〔〕によ
り表わされるDFM)を用いSCPとして一般式
〔(A)−(1)−(1)〕により表わされるものを用いる場
合である。また更に最も好ましいのは、いずれの
DFMを用いる場合もSCPとして一般式〔(A)−(1)
−(1)〕により表わされるSCPを用いる場合であ
る。 本発明に係るSCPは、そのSCPの種類、使用す
るSCPがアルカリ性条件下SCを生成する速度、
DFMの種類、ハロゲン化銀現像主薬の種類、生
成したSCとハロゲン化銀現像主薬酸化体との反
応性、SCPの添加法等によりその添加場所、添加
量を種々変化しうる。 SCPを含有せしめる感光要素中の層として好ま
しいのは、中間層、保護層、DFM含有層、光反
射層、不透明化層、フイルター層であり、その中
でも特に好ましいのはハロゲン化銀乳剤層の隣接
層としての中間層、保護層、DFM含有層であ
る。又二つ以上の層に含有せしめてもよいし、二
種以上のSCPを併用してもよい。 SCPの添加量は一般的には使用するハロゲン化
銀現像主薬1モルあたり10-4〜10モルである。 SCPを中間層若しくは保護層に添加する場合は
好ましくは使用するハロゲン化銀現像主薬1モル
あたり5×10-3〜5モルであり、更に好ましくは
10-2〜3モルである。 SCPをハロゲン化銀乳剤層の隣接層としての
DFM含有層に添加する場合は好ましくは、使用
するハロゲン化銀現像主薬1モルあたり5×10-4
〜5×10-1モル更に好ましくは、2×10-3〜5×
10-1モルであり、特に好ましくは、2×10-3〜4
×10-1モルである。 又、SCPと共に前述のSCを併用することも可
能であり、この場合、併用するSCの量は、SCP
及びSCの総量に対して一般的には0〜70モル%
であり中間層若しくは保護層に使用する場合は好
ましくは0〜50モル%でありハロゲン化銀乳剤層
の隣接層としてのDFM含有層に使用する場合は
好ましくは0〜60モル%、更に好ましくは0〜40
モル%である。 本発明に係るSCPを感光要素中に添加する方法
としては SCPを実質的に水不溶性の高沸点溶媒に溶解
し、親水性保護コロイド中に微分散する方法。 特に有用な高沸点溶媒としては、N−n−ブ
チルアセトアニリド、ジエチルラウラミド、ジ
ブチルラウラミド、ジブチルフタレート、トリ
クレジルホスフエート、N−ドデシルピロリド
ン等を挙げることができる。 上記溶解を助けるために低沸点溶媒若しくは
水に溶解しやすい有機溶媒を使用することがで
きる。 低沸点溶媒としては、酢酸エチル、酢酸メチ
ル、シクロヘキサノン、アセトン、メタノー
ル、エタノール、テトラヒドラフラン等、又、
水に溶解しやすい有機溶媒としては、2−メト
キシエタノール、ジメチルホルムアミド等を用
いることができる。これらの低沸点溶媒及び水
に溶解しやすい有機溶媒は水洗、若しくは塗布
乾燥等により除去することができる。 SCPを水混和性有機溶媒に溶解した溶液中に
充填可能なポリマーラテツクス及び前記溶液中
のSCPが不溶性になるに充分な水を徐々に加え
ることによりSCPを充填可能なポリマーラテツ
クス粒子中に組み入れる方法。 該水混和性有機溶媒及び該充填可能なポリマ
ーラテツクスについては、特開昭51−59942号
公報及び同51−59943号公報に詳しく記載され
ている。 SCPをサンドグラインダー若しくはコロイド
ミル等を用いて機械的に微粒子化し、親水性コ
ロイド中に分散する方法。 SCPを水混和性有機溶媒に溶解後直接親水性
コロイド中に分散する若しくは、好ましくは界
面活性剤の存在下に水中に沈澱させ、その沈澱
物を親水性コロイド中に分散する方法。 SCPをポリマーと共にアルカリ性水溶液に溶
解後親水性コロイド中に加えた後、必要に応じ
てPHを調整する若しくは、酸でPHを調整して
SCPを沈澱させ、親水性コロイド中に分散する
方法。 を代表的な方法としてあげることができる。 本発明においては、上記の方法に限定されるこ
となく各種の方法を任意に使用することができ
る。又、2種以上のSCPを併用する場合それぞれ
のSCPは別々に分散してもよいし、分散の前、中
若しくは後に混合してもよい。 本発明に係る感光要素は支持体上に塗設された
少なくとも一層の感光性ハロゲン化銀乳剤層なら
びに該乳剤層に組み合わされて前述のDFMおよ
びSCPを含有する。 本発明に係る感光性ハロゲン化銀乳剤は、例え
ば塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭
化銀またはこれらの混合物のコロイド状分散物で
ある。このハロゲン化銀乳剤に使用するハロゲン
化銀粒子は微粒子のものでも粗粒子のものでもよ
いが、平均粒径が約0.1ミクロンから約2ミクロ
ンの範囲にあるのが有用である。 またこのハロゲン化銀乳剤は公知の任意の方法
で調製することができ、例えばシングルジエツト
乳剤、リツプマン乳剤、チオシアネートまたはチ
オエーテル熟成乳剤等が用いられる。 又、実質的な表面感光性を持つハロゲン化銀粒
子を含む乳剤が用いられ、又、実質的な感光性を
粒子内部に持つハロゲン化銀粒子を含む乳剤も用
いられる。 本発明に於いてはネガ型乳剤あるいは直接ポジ
乳剤を用いることもできる。 ハロゲン化銀乳剤に使用する親水性バインダー
としては好ましくはゼラチンが使用されるが、そ
の他例えば、アシル化剤等により改質化されたゼ
ラチン、ビニルポリマーによつてグラフト化され
たゼラチン、カゼイン、アルブミンの如きタンパ
ク質、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、メチルセルロースの如きセルロース誘導体、
ポリビニルアルコールまたはポリ酢酸ビニルの部
分加水分解物、ポリビニルピロリドン、ポリアク
リルアミド、ポリビニルエーテル類、例えばポリ
メチルビニルエーテルの如き高分子非電解質、ポ
リアクリル酸、ポリアクリルアミドの部分加水分
解物、ビニルメチルエーテルとマレイン酸の共重
合物の如きアニオン性合成ポリマー等が使用でき
る。これら親水性バインダーは単独または混合し
て使用することができる。さらにこれら親水性バ
インダー層は、アルキルアクリレート等の疎水性
モノマーのラテツクス状重合体分散物を含有して
いてもよい。 これら親水性バインダー、特にアミノ基、ヒド
ロキシル基、カルボキシル基の如き官能基をもつ
ポリマーを各種の硬化剤によつて処理剤浸透性を
失なわずに不溶化することができる。特に有用な
硬化剤としては、N,N′−ビス(1−アジリジ
ン−カルボニル)−ヘキサメチレンジアミン、β
−ビス−ビニルスルホニルエタン、テトラキス−
(ビニルスルホニルメチル)メタンとβ−アミノ
エチルスルホン酸カリウムとの反応生成物、N,
N′,N″−トリ−アクリロイル−ヘキサヒドロ−
S−トリアジン、及びN,N′,N″−トリ−アク
リロイル−ヘキサヒドロ−S−トリアジンとN,
N′−ビス(1−アジリジン−カルボニル)−ヘキ
サメチレンジアミンとの併用、N,N′,N″−ト
リ−アクリロイル−ヘキサヒドロ−S−トリアジ
ンとβ−ビス−ビニルスルホニルエタンとの併用
をあげることができる。さらにこれら親水性バイ
ンダー層は硬化剤の他に炭酸塩のような硬化促進
剤を含有していてもよい。 本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、ゼラ
チンに含有される天然増感剤または化学増感剤例
えば還元剤、イオウ、セレンまたはテルル化合
物、金、白金またはパラジウム化合物、またはこ
れらの組合せで増感することができる。 本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、スピ
ード増大性化合物例えば、ポリアルキレングリコ
ール、カチオン性界面活性剤およびチオエーテル
またはこれらの組合せを用いることができる。本
発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、カブリの
発生に対して保護することができるし、かつ保存
中の感度の低下に対して安定化することができ
る。単独または組合せで用いられる適当なカブリ
防止剤および安定剤としては、チアゾリウム塩、
アザインデン類、水銀塩、ウラゾール類、スルホ
カテコール、オキシム類、ニトロン、ニトロイン
ダゾール類、メルカプトテトラゾール類、多価金
属塩、チウロニウム塩、パラジウム、白金および
金塩等が挙げられ、これら化合物の中でも特に6
−メチル−4−ヒドロキシ−1,3,3a,7−テ
トラザインデン及び2−メルカプトベンゾイミダ
ゾール−5−スルフオン酸ナトリウムが好まし
い。 本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、追加
的な感光性を与えるために光学増感色素を用いる
ことができる。例えば、ハロゲン化銀乳剤を増感
色素の有機溶液で処理して、あるいは色素を分散
液の形で英国特許第1154781号明細書に記載の如
く加えて、追加的な光学増感を達成することがで
きる。最適な結果を得るためには、色素を最終工
程またはそれより幾分前の工程で乳剤に加えるこ
とが望ましい。かかるハロゲン化銀乳剤の増感に
有用な増感色素は、シアニン類、メロシアニン
類、スチリル類、ヘミシアニン類(例えばエナミ
ンヘミシアニン)、オキソノールおよびヘミオキ
ソノール類等が包含される。シアニン類の染料
は、例えばチアゾリン、オキサゾリン、ピロリ
ン、ピリジン、オキサゾール、チアゾール、セレ
ナゾールおよびイミダゾールのような塩基性の核
を含むことが望ましい。かかる核はアルキル基、
アルキレン基、ヒドロキシアルキル基、スルホア
ルキル基、カルボキシアルキル基、アミノアルキ
ル基またはエナミン基等を含むことができ、また
炭素環式環または複素環止環に縮合していてもよ
く、これらの環はハロゲン原子、フエニル基、ア
ルキル基、ハロアルキル基、シアノ基またはアル
コキシ基で置換されていてもよい。これらの染料
は対称形または非対称形でメチンまたはポリメチ
ン鎖にアルキル基、フエニル基、エナミン基また
は複素環式置換基をもつていてもよい。メロシア
ニン染料は、上述の如き塩基性の核、例えばチオ
ヒダントイン、ローダニン、オキサゾリデンジオ
ン、チアゾリデンジオン、バルビタール酸、チア
ゾリンオン、マロノニトリルの如き酸性の核を含
む。この酸核はアルキル基、アルキレン基、フエ
ニル基、カルボキシアルキル基、スルホアルキル
基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル
基、アルキルアミノ基または複素環式核で置換さ
れていてもよい。所望により上記染料の組合わせ
を用いることもできる。 本発明において特に好ましく用いられる増感色
素としては、アンヒドロ−3,3′−ジスルホプロ
ピル−5,5′−ジフエニル−9−エチルオキサカ
ルボシアニンハイドロキシド、アンヒドロ−3,
3′−ジスルホプロピル−9−エチル−5,6,
5′,6′−ジベンゾオキサカルボシアニンハイドロ
キシド、アンヒドロ−3,3′−ジスルホプロピル
−5,5′−ジクロロ−9−エチルチアカルボシア
ニンハイドロキシド、アンヒドロ−3,3′−ジス
ルホプロピル−5,5′−ジメチル−9−エチルチ
アカルボシアニンハイドロキシド、アンヒドロ−
3,3′−ジスルホプロピル−9−エチル−4,
5,4′,5′−ジベンゾチアカルボシアニンハイド
ロキシド、アンヒドロ−3−エチル−3′−スルホ
プロピル−5,5′−ジクロロ−9−エチルチアカ
ルボシアニンハイドロキシド、5−(1−エチル
−2−ピリジリデン)−3−エチルローダニン、
3,3′−ジスルホプロピルセレナシアニンハイド
ロキシド、3−フエニル−5−〔(3−メチル−2
−ベンツオキサゾリジン)エチリデン〕−1−エ
チル−2−チオヒダントイン、3,3′−ジエチル
−5,6−ジメチル−5′−フエニル−9−メチル
オキサチアカルボシアニンアイオダイド、及びア
ンヒドロ−3,3′−ジスルホプロピル−5,5′−
ジフエニル−9−エチルオキサカルボシアニンハ
イドロキシドとアンヒドロ−3,3′−ジスルホプ
ロピル−9−エチル−5,6,5′,6′−ジベンゾ
オキサカルボシアニンハイドロキシドとの併用、
アンヒドロ−3,3′−ジスルホプロピル−5,
5′−ジクロロ−9−エチルチアカルボシアニンハ
イドロキシドとアンヒドロ−3,3′−ジスルホプ
ロピル−9−エチル−4,5,4′,5′−ジベンゾ
チアカルボシアニンハイドロキシドとの併用、ア
ンヒドロ−3−エチル−1′−エチル−3′−(3−
スルフオプロピル)−5′−トリフルオロメチル−
ベンツイミダゾロ−4,5−ベンゾチアカルボシ
アニンハイドロキシドとアンヒドロ−3,3′−ジ
スルフオプロピル−5,5′−ジクロロ−9−エチ
ルチアカルボシアニンハイドロキシドとの併用が
挙げられる。 さらにまた、本発明においては所望により可視
光を吸収しない超増感性添加剤、例えばアスコル
ビン酸誘導体、アザインデン類、カドミウミ塩ま
たは有機スルホン酸を含有させることもできる。 上述の感光性ハロゲン化銀乳剤と組合わせて使
用するDFMの使用量は、用いるDFMの種類およ
び所望する効果に応じて広く変えることができる
が、例えばハロゲン化銀乳剤層の銀とDFMのモ
ル比が約50〜0.5、好ましくは約30〜5の範囲と
なる量で使用される。 又、1977年9月23日出願特願昭52−114943号明
細書に記載の如き一つの感光性ハロゲン化銀乳剤
に対して、2種以上のDFMを併用することも可
能である。その際通常は1種のDFMの割合が全
体の15乃至85モルパーセント好ましくは20乃至80
パーセント更に好ましくは30乃至70パーセントで
使用される。DFMを感光要素中に添加する方法
としては、前述のSCPの方法と同様な方法を使用
することができる。 親水性バインダーとしては、前述のハロゲン化
銀乳剤に使用するものと同様なものを使用するこ
とができる。ハロゲン化銀乳剤層に組み合わされ
るDFMはハロゲン化銀乳剤層中及び/又はハロ
ゲン化銀乳剤層とは別の少なくとも一つの層中に
含有せしめることができる。又2種以上のDFM
を併用する際は同一層中に含有せしめてもよい
し、それぞれ別の層中に含有せしめてもよい。 上述の如く、DFMをハロゲン化銀乳剤層と組
合せることにより、像様露光に対応してアルカリ
性条件下でハロゲン化銀現像剤の酸化物によつて
拡散性色素若しくはその前駆体を放出せしめるこ
とができる。 本発明に係るDFMをネガ型ハロゲン化銀乳剤
層と組合わせて使用する場合には受像層上に得ら
れる色素画像はネガである。従つて、本発明に係
るDFMを用いて受像層上にポジの色素画像を得
るには反転法が必要であり、各種の反転法を用い
ることにより、ポジの拡散転写色素画像を得るこ
とができる。 例えば、米国特許第3227552号明細書、同第
2592250号明細書、同第2005837号明細書、同第
3367778号明細書、同第3761276号明細書、英国特
許第1011062号明細書、特公昭41−17184号公報、
特開昭50−8524号公報等に記載されているような
直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤を用いる方法、ある
いは英国特許第904364号明細書、特開昭47−325
号公報等に記載の物理現像を利用する方法、ある
いは特公昭43−21778号公報、米国特許第3227554
号明細書、同第3632345号明細書等に記載されて
いる如く色素画像形成物質をカブラせた乳剤層中
に添加し、隣接層としてハロゲン化銀現像主薬の
酸化体と反応して、現像抑制剤を放出する化合物
を含有するネガ型ハロゲン化銀乳剤層を用いる等
の方法を使用することができる。 以上、ポジの色素画像を得るためには各種の方
法を用いることができるが、好ましくは直接ポジ
型ハロゲン化銀乳剤を用いる方法がよい。直接ポ
ジ型ハロゲン化銀乳剤としては例えば予め露光あ
るいは化学的処理により全面が現像可能な状態に
なつており、像様露光により像様に現像不可能な
状態になるハロゲン化銀乳剤があげられる。 又、別の直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤として
は、主としてハロゲン化銀粒子内部に感光性を有
する直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤があげられる。
本発明においては、米国特許第2761276号明細書
に記載の後者の直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤が好
ましい。この直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤は像様
に露光されると、主としてハロゲン化銀粒子の内
部に潜像が形成され、カブリ条件下で表面現像す
るとポジの録画像が形成されるものである。 このようなカブリ条件下での現像処理には種々
の方法がある。例えば西独特許第850383号明細書
や米国特許第2497875号明細書等に記載されてい
るいわゆる空気カブリ現像液を用いてもよいし、
また現像の際に全面にフラツシユ露光を与えても
よい。この方法については西独特許第854888号明
細書、米国特許第2592298号明細書、英国特許第
1150553号、同第1195838号および同第1187029号
明細書に記載されている。更にはカブリ剤の存在
下に現像処理してもよい。これに使用出来るカブ
リ剤としてはヒドラジン系化合物やN置換第四級
シクロアンモニウム塩等がありこれらを単独或い
は併用することもできる。これらカブリ剤として
は1−〔4−(2−フオルミルヒドラジノ)フエニ
ル〕−3−フエニルチオウレア及びβ−アセチル
フエニルヒドラジンとt−ブチルアミノボランと
の併用が好ましく用いられる。カブリ剤の量は、
目的に応じて広く変えることができるが、一般に
はアルカリ性処理組成物中に添加する際は、アル
カリ性処理組成物1あたり0.1〜2.0gであり、
感光要素中に添加する際は1m2あたり0.001〜0.2
gである。 本発明においては上述のネガ型ハロゲン化銀乳
剤もしくは各種の反転法を使用することができ、
DFMとの組合わせにより受像層上にネガもしく
はポジ色素画像を任意に得ることができる。この
際DFMは感光性ハロゲン化銀乳剤の感度を減ず
ることがないようハロゲン化銀乳剤層に対して露
光方向と反対側に位置する層中に含有せしめるこ
とが好ましいが、ロイコ型色素を含有する
DFM、短波長シフト型色素を含有するDFMある
いは露光時には色素構造を有していないDFMに
おいては乳剤の感度を減ずることがないのでハロ
ゲン化銀乳剤層中に含有せしめることも可能であ
り、更にはハロゲン化銀乳剤層に対して露光方向
に位置する層中に含有せしめることもできる。 感光性ハロゲン化銀乳剤層とDFMの組み合わ
せ単位を1組乃至2組以上用いることにより受像
層上に単色もしくは多色の色素画像を得ることが
できる。 感光性ハロゲン化銀乳剤層の感光波長域と、そ
の乳剤層に組み合わされたDFMから放出される
拡散性色素若しくはその前駆体が受像層上で形成
する色素画像の吸収波長域は同一であつても異な
つていてもよく、所謂擬カラー写真に使用するこ
ともできるが通常の多色カラー写真に使用する場
合には青感性乳剤層にはイエローDFMが、緑感
性乳剤層にはマゼンタDFMが、赤感性乳剤層に
はシアンDFMが組み合わされる。 又、例えば混合パケツト法によりハロゲン化銀
乳剤とDFMの組み合わせ単位を2種以上1層に
塗布して使用することもできる。 本発明において多色写真法を行なう場合、感光
要素中に中間層を用いることが有利である。中間
層は感色性の異なる乳剤層及びDFMの組み合わ
せ単位間に起る好ましくない相互作用を防止する
とともに、拡散性色素もしくはその前駆体やアル
カリ処理組成物の拡散性の調節を行う。この中間
層はゼラチン、カルシウムアルギネート、酢酸ビ
ニル−クロトン酸共重合物、イソプロピルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポ
リビニルアミド類、ポリビニルアミドグラフト共
重合物、ラテツクス液と浸透剤の系が有用であ
る。この中間層はコロイド銀、フイルター色素等
を含有せしめて、フイルター層として使用するこ
とも可能である。 上記各層を、支持体上に塗設した最外層として
保護層を用いてもよい。保護層は中間層と同様な
素材を使用することができる。 以上の各層を塗布するにあたつて、塗布組成物
中には塗布を容易にするため塗布助剤を含有せし
めることが有利である。又、増粘剤を添加するこ
ともよい。 有用な塗布助剤としてはサポニン、アルキルエ
ーテル化した庶糖、モノアルキルエーテル化した
グリセリン、p−ノニルフエノールのエトキシエ
チレン付加物、ドデシル硫酸ナトリウム、ジオク
チルスルホサクシネートナトリウム塩、p−ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム、英国特許第
1159825号及び米国特許第3441413号の各明細書に
記載のベタイン系化合物、特公昭49−46733号及
び同51−32322号公報に記載のフツ素化合物等が
あげられる。 増粘剤としてはポリーp−スルホスチレンカリ
ウム塩、セルロース硫酸エステル、ポリアクリル
アミド、米国特許第3655407号明細書に記載のア
クリル酸ポリマー等を挙げることができる。 上記塗布組成物を塗布する方法としては、スラ
イドホツパー法、カーテン法の他、デイツプ法、
ローラー法、エアーナイフ法等種々の方法を用い
ることができるがスライドホツパー法により他の
層と同時に塗布することが好ましい。 感光要素の各層を塗設する支持体は、処理組成
物による処理の時間中著しい寸度変化を起さない
平面状の物質であることが望ましい。目的によつ
てはガラスのような硬い支持体も使用できるが、
一般に可撓性の支持体が有用である。そして可撓
性支持体としては一般の写真感光材料に用いられ
るものが使用でき例えばセルロースナイトレート
フイルム、セルロースアセテートフイルム、ポリ
ビニルアセタールフイルム、ポリスチレンフイル
ム、ポリエチレンテレフタレートフイルム、ポリ
カーボネートフイルム、バライタ紙等が有利に使
用される。また本発明にあつては展開されたアル
カリ性処理組成物中の水が処理後に支持体を通し
て発散するのを助けるために、水蒸気透過性支持
体を使用することが有利である。又、支持体が透
明であるか、不透明であるかは感光要素及び受像
層の層構成、露光の方向、あるいは明所で処理さ
れるか暗所で処理されるか等各種の条件により選
択される。透明支持体を用い、更に明所で処理さ
れる場合には透明支持体の端からハロゲン化銀乳
剤層への光線もれを防止するために透明支持体
は、露光と観察とは妨げないが面方向の光の透過
を防止できる程度に着色されていることが望まし
い。 又遮光することを目的として不透明支持体を使
用する場合には、例えばカーボンブラツク、二酸
化チタンの如き顔料等を支持体中に含有せしめて
もよいし、支持体上に必要に応じてバインダーを
用いて塗布してもよい。 支持体は所望により種々の写真用添加剤を含有
してもよく、例えばリン酸エステル、フタル酸エ
ステルの如き可塑剤、2−(2′−ヒドロキシ−4
−t−ブチルフエニル)ベンズトリアゾールのよ
うな紫外線吸収剤、ヒンダードフエノールの如き
酸化防止剤を含有してもよい。支持体とその上に
塗設する層との接着を維持するために、下塗層を
設けるとか支持体表面をコロナ放電処理、紫外線
照射処理、火焔処理等の予備処理を施すことが有
利である。支持体の厚さは限定的ではないが、通
常20〜300μの厚さをもつことが望ましい。 上述の感光要素を像様露光後、アルカリ性処理
組成物で処理すると、像様露光に対応して拡散性
色素が上記感光要素と重ね合わされた関係に置か
れた受像層まで拡散転写し、しかる後該層に染着
され、色素画像が形成される。受像層は媒染剤を
含有することが好ましい。 受像層に適する媒染剤としては、拡散転写して
くる拡散性色素又はその前駆体に対して好ましい
媒染効果を有するものであれば、任意のものが使
用できるが、例えば、ポリー4−ビニルピリジ
ン、ポリ−4−ビニル−N−ベンジルピリジニウ
ム−パラトルエンスルホネート、セチルトリメチ
ルアンモニウムブロマイド、特願昭52−66494号
明細書に記載の化合物等が有用である。 上記媒染剤は通常のゼラチン、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、完全に又は部分
的に加水分解されたセルロースエステル等各種の
分散剤中に使用するが例えばポリーN−メチル−
2−ビニルピリジン、N−メトキシ−メチル−ポ
リーヘキシルメチレンアジパミド、ビニルアルコ
ールとN−ビニルピロリドンの共重合体又は、重
合体混合物、部分的に加水分解されたポリビニル
アセテート、アセチルセルロース、ゼラチン、ポ
リビニルアルコールのように、媒染効果を有する
分散剤だけで受像層を構成することも可能であ
る。受像層中の媒染剤の含有率は重量比で10〜
100%の範囲が好ましい。 又、特殊な例としては媒染剤をアルカリ性処理
組成物中に含有させることもできる。 受像層は更に紫外線吸収剤、螢光増白剤等、通
常写真技術に使用される各種添加剤を含有させる
こともできる。 受像層へ拡散転写してくる拡散性色素が色素で
なく、ロイコ色素等拡散性色素の前駆体である場
合はこれらを色素に変化させるために、例えば酸
化剤、発色現像主薬あるいはジアゾニウム化合物
等を受像層中に含有させることが有利である。 上記受像層はアルカリ性処理組成物による処理
の際に感光要素と重ね合わされた関係にあればよ
く、処理以前は隔たつて存在していてもよく、ま
た両者が一体に組み合わされていてもよい。又、
処理後、感光要素と受像層が一体になつていても
良く、また感光要素と受像層を引きはがしてもよ
い。 受像層は例えば米国特許第3594165号、同第
3689262号明細書に記載の如き前述の感光要素の
支持体上に塗設されていてもよいし、例えば米国
特許第3415644号〜同第3415646号明細書に記載の
如き別の支持体上に塗布されていてもよいが処理
以前に感光要素と受像層が隔たつて存在する、あ
るいは処理後、感光要素と受像層を引きはがす場
合には通常受像層は感光要素とは別の支持体上に
設けられる。 受像層の支持体としては前述の感光要素の支持
体と同様なものを使用することができる。 アルカリ性処理組成物の適用によつて受像層上
に色素画像の形成が実質的に終了した後は感光要
素及び受像層内のPHを中性付近に下げ、色素画像
の安定性を増大するとともにそれ以上の像形成を
事実上停止させ高PHで生起する画像の変色や汚染
を防止することが好ましい。この目的のために系
内のPHを低下させる中和手段を用いることが好ま
しい。更に好ましくは、中和手段として写真製品
中に中和剤を含有する中和層を用いることがよ
い。中和剤として使用される素材としては、1個
以上のカルボキシル基、スルホ基又は加水分解に
よりカルボキシル基を生成するような基を有する
皮膜形成性のポリマー酸が好ましい。 本発明に使用されるポリマー酸は、好ましくは
約10000〜約100000の分子量を有するものであ
り、例えば無水マレイン酸とエチレンの1:1共
重合体のモノブチルエステル、無水マレイン酸と
メチルビニルエーテルの1:1共重合体のモノブ
チルエステルの他無水マレイン酸とエチレンの
1:1共重合体のモノエチルエステル、モノプロ
ピルエステル並びにモノヘキシルエステル、無水
マレイン酸とメチルビニルエーテルの1:1共重
合体のエチルエステル、モノプロピルエステル、
モノペンチルエステル並びにモノヘキシルエステ
ル、無水マレイン酸とメチルビニルエーテルの
1:1共重合体のモノエチルエステル、モノプロ
ピルエステル、モノペンチルエステル並びにモノ
ヘキシルエステル、ポリアクリル酸、ポリメタク
リル酸並びにアクリル酸とメタクリル酸の種々の
比の共重合体、アクリル酸やメタクリル酸の他の
ビニル系モノマーとの種々の比の共重合体、即
ち、例えばアクリル酸エステル類、メタクリル酸
エステル類、ビニルエーテル類など、少なくとも
30モル%、好ましくは、50〜90モル%のアクリル
酸もしくはメタクリル酸を含有する共重合体など
を用いることができる。この他にリサーチデイス
クロージヤ(Research Disclosure)12331号に
記載されている金属塩類、モノマー酸、バラスト
化された有機酸、アルキルフオスフエート、ポリ
アクリルフオスフエート、ポリ(1−アクリロイ
ル−2,2,2−トリメチルヒドラジニウム−p
−トルエンスルホン酸塩)等も単独であるいは必
要に応じてバインダーポリマーと併用することに
より用いることができる。また必要に応じポリマ
ー酸とモノマー酸、あるいはポリマー酸と有機ア
ミン類とを併用してもよい。これらのポリマー
酸、モノマー酸、有機アミン類およびバインダー
ポリマーは、例えばメタノール、エタノール、プ
ロパノール、ブタノールのようなアルコール類、
例えばアセトン、メチルエチルケトン、ジエチル
ケトン、シクロヘキサノンなどのようなケトン
類、例えば酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプ
ロピル、酢酸ブチルなどのようなエステル類もし
くはこれらの混合物などに溶解され、塗設するこ
とができる。又、マイクロカプセル化することも
できる。 中和剤の厚さは使用されるアルカリ性処理組成
物の組成並びに使用される中和層に含有せしめた
素材等によつて変化するため、一概に決定するこ
とはできないが一般的には5〜30μの範囲が適し
ている。 上記中和層と共にPHの低下をコントロールする
ためのタイミング層(中和速度調節層)を設ける
ことができる。このタイミング層は、所望の現像
と転写が行なわれる後までPH低下を遅延させる働
きをする。すなわち、ハロゲン化銀の現像と拡散
転写色素画像の形成が行なわれる前に中和層によ
つて系内のPHが早く低下することによる転写色素
画像の好ましくない濃度低下を防止する。 このタイミング層としては、種々のものを用い
ることができ、例えばゼラチン、ポリビニルアル
コール、ポリビニルアルコールの部分アセタール
化物、部分加水分解ポリ酢酸ビニル、シアノエチ
ル化ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、イソプロピルセルロース、ポ
リビニルアミド類、ポリビニルアミドグラフト共
重合体、ラテツクス液と浸透剤との組合わせが有
用である。 中和層及びタイミング層は前述の感光要素の支
持体上に塗設されてもよいし、受像層と共に感光
要素の支持体とは別の支持体上に塗設されてもよ
いし、更には、後述の処理シート上に塗設されて
もよい。 前述の受像層が処理以前は感光要素と一体に組
み合わされている場合には、アルカリ性処理組成
物を均一に分布させ良好な拡散を行なわせるため
に、処理シートを使用することが好ましい。 処理シートとしては、前記した感光要素の支持
体と同様のものを目的に応じて任意に使用するこ
とができ、目的に応じて透明であつても不透明で
あつてもよい。処理シートにはスカベンジヤーと
して媒染剤を含む層を塗設してもよいし、中和層
およびタイミング層を設けてもよい。 受像層が処理以前は感光要素と一体になつてお
り、しかも、処理後に感光要素と受像層とを剥離
して色素画像を得る場合、剥離剤を用いることが
好ましい。剥離剤はハロゲン化銀乳剤層の表面上
か、媒染剤を含む受像層上か、あるいは処理剤中
に含有せしめることができる。適当な剥離剤とし
ては、感光要素及び受像層中に用いられるバイン
ダーとは異つた組成をもつものが使用される。例
えばアルカリ浸透性ポリサツカライド、カルボキ
シメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、4,4′−ジ
ヒドロキシフエノールグルコース、蔗糖、ソルビ
トール、イノシトール、レゾルシノール、フイチ
ン酸ナトリウム塩、微粒子ポリエチレン、微粒子
ポリ−4−フツ化エチレン、ポリビニルピロリド
ン/ポリビニルハイドロジエンフタレート、エチ
レン−無水マレイン酸共重合体等が有用である。 本発明に用いられるアルカリ性処理組成物は、
ハロゲン化銀乳剤の現像、SCPからSCの生成、
及び拡散転写像の形成とに必要な処理生分を含有
した液状組成物であり、このアルカリ性処理液の
溶媒は主として水であるがアセトン、メチルセロ
ソルブ等の如き親水性溶媒を付加的に用いること
もできる。アルカリ性処理組成物は乳剤層の現像
及び色素画像形成に必要な量のアルカリ剤を含有
している。アルカリ剤としては、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化
テトラメチルアンモニウム、炭酸ナトリウム、リ
ン酸ナトリウム、ジエチルアミン等を用いること
ができ、アルカリ性処理組成物は室温において約
PH9以上有することが望ましい。このアルカリ性
処理組成物により本発明に係るアルカリ性条件
(好ましくは水酸イオン濃度10-5〜2モル/)
が形成される。アルカリ性処理組成物中には増粘
剤、例えばヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルヒドロキシエチルセルロース、ナトリ
ウムカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロースの如くアルカリ溶液に対して不
活性な高分子増粘剤を含ませることができる。増
粘剤の濃度はアルカリ性処理組成物の1〜10重量
%程度であることが望ましく、これによりアルカ
リ性処理組成物の粘度は約100〜300000センチポ
アズになり処理時のアルカリ性処理組成物の分布
を均一にすることができる。更に処理中に非流動
性の膜を形成し、実質的な色素画像形成後の望ま
しくない画像の変化を防止する効果をも有してい
る。又、アルカリ性処理組成物はハロゲン化銀現
像主薬を含有していることが好ましい。 本発明において使用することができる代表的な
ハロゲン化銀現像主薬としてては3−ピラゾリド
ン系化合物、例えば1−フエニル−3−ピラゾリ
ドン、1−フエニル−4,4−ジメチル−3−ピ
ラゾリドン、1−m−トリル−3−ピラゾリド
ン、1−フエニル−4−メチル−3−ピラゾリド
ン、1−フエニル−4−ヒドロキシメチル−4−
メチル−3−ピラゾリドン、1−フエニル−5−
メチル−3−ピラゾリドン、1−p−トリル−3
−ピラゾリドン、1,4−ジメチル−3−ピラゾ
リドン、1−フエニル−4,4−ビス(ヒドロキ
シメチル)−3−ピラゾリドン、4−メチル−3
−ピラゾリドン、1−(3−クロロフエニル)−4
−メチル−3−ピラゾリドン、1−(4−クロロ
フエニル)−4−メチル−3−ピラゾリドン、1
−(3−クロロフエニル)−3−ピラゾリドン、1
−(4−クロロフエニル)−3−ピラゾリドン、1
−p−トリル−4−メチル−3−ピラゾリドン、
1−o−トリル−4−メチル−3−ピラゾリド
ン、1−m−トリル−4,4−ジメチル−3−ピ
ラゾリドン、5−メチル−3−ピラゾリドン、1
−(2−トリフルオロエチル)−4,4−ジメチル
−3−ピラゾリドン等、ハイドロキノン系化合
物、例えばハイドロキノン、2,5−ジクロロハ
イドロキノン、2−クロロハイドロキノン等、カ
テコール系化合物、例えばカテコール、3−メト
キシカテコール、4−シクロヘキシルカテコール
等、アミノフエノール系化合物、例えば4−アミ
ノフエノール、3−メチル−4−アミノフエノー
ル、N−メチルアミノフエノール、3,5−ジブ
ロモ−4−アミノフエノール等、フエニレンジア
ミン系化合物、例えばN,N−ジエチル−p−フ
エニレンジアミン、N,N−ジエチル−3−メチ
ル−p−フエニレンジアミン、3−メトキシ−N
−エチル−N−エトキシ−p−フエニレンジアミ
ン等が挙げられるが、DFMがDDRカプラーの場
合には4−アミノフエノール系もしくは、フエニ
レンジアミン系化合物が用いられ、DFMがDRR
化合物の場合には、形成される色素画像部での汚
染の発生を少なくするために、白黒用ハロゲン化
銀現像主薬特に3−ピラゾリドン系現像主薬が好
ましい。 又、例えば特開昭51−111334号公報に記載され
ている如く、2種以上のハロゲン化銀現像主薬を
併用することもできる。 上記ハロゲン化銀現像主薬は、アルカリ性処理
組成物中に含有せしめることが一般的ではある
が、予め感光要素中の少なくとも一つの層中に含
有せしめておくことも可能である。更に、アルカ
リ性処理組成物中と、感光要素中の両方に含有せ
しめることもできる。感光要素中に予め含有せし
める場合は前駆体の形で含有せしめることもよ
い。 上記感光要素内の層とは、例えばハロゲン化銀
乳剤層、DFM含有層、中間層、保護層等であ
る。更にアルカリ性処理組成物中には、ベンゾト
リアゾール系化合物、例えば、5−メチルベンゾ
トリアゾール、ベンツイミダゾール系化合物、例
えば、5−ニトロベンツイミダゾール、テトラザ
インデン系化合物、例えば4−ヒドロキシ−5,
6−シクロベンテノ−1,3,3a,7−テトラザ
インデン、亜硫酸塩、臭化カリウム等を含有せし
めることもできる。又、使用するハロゲン化銀乳
剤に応じてカブリ剤、ハロゲン化銀溶剤等を含有
せしめることもできる。 本発明に用いられるアルカリ性処理組成物は、
破壊可能な容器に収納されていることが好まし
い。例えば液体および空気を通さない物質のシー
トを折りたたみ、各端辺をシールして作成された
空洞状の容器中にアルカリ性処理組成物を収納
し、加圧具間を通過したときに、アルカリ性処理
組成物に加えられる内部圧によつて定められた個
所で破壊してアルカリ性処理組成物が放出される
ようになつていることが望ましい。 上記容器を形成する物質としては、ポリエチレ
ンテレフタレート/ポリビニルアルコール/ポリ
エチレンのラミネート、鉛箔/塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体のラミネート等の如き材料が有利
に用いられる。またこれらの容器は、感光要素の
前縁にそつて固定されており、収納液を実質的に
一方向に感光要素表面に展開するようになつてい
ることが望ましい。 形成画像の背景として、白色度の高い光反射層
を受像層に対し観察方向と反対側に設けるのがよ
い。光反射層は予め層として設けておいてよい
し、アルカリ性処理液中に、光反射剤を含有せし
めておいて処理時に光反射層を形成せしめてもよ
い。光反射剤としては二酸化チタン、酸化亜鉛、
硫酸バリウム、フレーク状銀、アルミナ、ステア
リン酸バリウム、酸化ジルコニウム等を単独ある
いは2種以上混合して使用することができる。予
め層として設けておく場合には、アルカリ溶液浸
透性の、例えばゼラチン、ポリビニルアルコール
のような任意の親水性バインダー中に分散させれ
ばよい。 上記光反射層には、更に増白剤としてスチルベ
ン系化合物、クマリン系化合物、フエニルアミノ
トリアジン系化合物等を添加してもよい。露光後
ハロゲン化銀乳剤の現像を明所で行なう場合に
は、ハロゲン化銀乳剤を光から保護するため、不
透明化層を設けることが好ましい。不透明化層は
例えば感光要素中に予め層として設けておいても
よいし、処理時に形成せしめてもよい。不透明化
剤としてはカーボンブラツクや、インジケータ色
素を添加することもできる。又、減感剤を使用す
ることも有利である。 前記、光反射層と、不透明化層は同一の層とし
て存在してもよいし、隣接した別々の層として存
在してもよい。 なお、本発明に係る写真製品は種々の形態のも
のが使用でき、例えば米国特許第3415644号、同
第3415645号、同第3415646号、同第3473925号、
同第3573042号、同第3573043号、同第3594164
号、同第3594165号、同第3615421号、同第
3576626号、同第3658524号、同第3635707号、同
第3672890号同第3730718号、同第3701656号、同
第3689262号の各明細書、特開昭50−6337号公
報、ベルギー特許第757959号明細書又は同第
757960号明細書等に記載の写真製品はいずれも本
発明において使用することがでる。 上記各種の写真製品において、ハロゲン化銀乳
剤に対して露光時の光の入射のいずれかの位置に
必要に応じて写真特性を改良するに適したフイル
ター色素等を添加することもできる。 上記各種の写真製品の中でも通常好ましい写真
製品は順に必須な層として透明支持体、受像層、
光反射層、不透明化層、DFM含有層、ハロゲン
化銀乳剤層、タイミング層、中和層、透明支持体
を有し、好ましくは不透明化剤を含有するアルカ
リ性処理組成物を、上記ハロゲン化銀乳剤層と上
記タイミング層の間に配布しうるように組みたて
られた写真製品又は、順に必須な層として、不透
明支持体、DFM含有層、ハロゲン化銀乳剤層、
受像層、タイミング層、中和層、透明支持体を有
し、好ましくは不透明化剤を含有するアルカリ性
処理組成物を、上記ハロゲン化銀乳剤層と上記受
像層の間に配布しうるように組みたてられた写真
製品である。 特に多色色素画像を得るのに好ましい写真製品
は、順に必須な層として透明支持体、受像層、光
反射層、不透明化層、シアンDFM含有層、赤感
性ハロゲン化銀乳剤層、中間層、マゼンタDFM
含有層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層、中間層、イ
エローDFM含有層、青感性ハロゲン化銀乳剤
層、保護層、タイミング層、中和層、透明支持体
を有し、不透明化剤を含有するアルカリ性処理組
成物を上記保護層と、上記タイミング層の間に配
布しうるように組みたてられた写真製品又は順に
必須な層として、不透明支持体、シアンDFM含
有層、赤感性ハロゲン化銀乳剤層、中間層、マゼ
ンタDFM含有層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層、
中間層、イエローDFM含有層、青感性ハロゲン
化銀乳剤層、保護層、受像層、タイミング層、中
和層、透明支持体を有し、不透明化剤を含有する
アルカリ性処理組成物を上記保護層と上記受像層
の間に配布できるように組みたてられた写真製品
である。 又、受像層に色素画像が拡散転写した後、感光
要素には拡散転写画像に対応して、銀画像及び色
素あるいはその前駆体による画像が残留してい
る。この残留した銀及びハロゲン化銀を漂白浴及
び定着浴あるいは漂白定着浴で処理して除去し更
に必要な場合には色素プレカーサーを色素へ変化
させる処理をほどこせば、受像層上に形成された
色素画像に対して反転した色素画像を得ることも
できる。 本発明の写真製品を用いることにより、撮影者
は処理温度に依存することなく、色分離の優れた
かつ、最大濃度が充分高く、最小濃度が充分低い
良好な多色カラー写真を撮影後早い時期に観察す
ることが可能になつたのである。 本発明に係る写真製品を用いることによる多く
の効果がSCPの如何なる作用機構によるものか
は、完全には明らかではないが、部分的にはSCP
がアルカリ性条件下、加水分解されるまではハロ
ゲン化銀現像主薬酸化体との反応性が小さいもの
であるがアルカリ性処理組成物と接触後一定時間
を経過して加水分解により該酸化体との反応が活
性化されるものであること、更にはアルカリ処理
組成物との接触後、加水分解されるまでの時間間
隔が処理時の温度に依存しており高い温度の場合
には短く、低い温度の場合には長いという性質に
基づくものであろう。 一方本発明によつて、更にいくつかの有用な点
が見出された。SCは、本来活性な化合物である
ため、感光性ハロゲン化銀乳剤の保存性に悪影響
を与えるものがあることが知られている。 例えば上記SCを含有する感光要素を長期保存
すると、写真感度が低下するもの、あるいは色素
画像の最大濃度が低下するもの、あるいは最小濃
度が増大するもの等がある。本発明に係るSCPを
用いることによつてSC本来の性能を失うことな
く、驚くべきことには上記欠点も又克服されるこ
とが判明した。 他の有用な点はSCの分散安定性の改良であ
る。SCは通常、高沸点溶媒を用いたいわゆるプ
ロテクト分散物として用いられるが、あるものは
分散安定性が悪く、分散物あるいは塗布乾燥した
ものの長期保存に際し、結晶析出する場合のある
ことが知られている。本発明によれば、かかる問
題点も又、容易に解決し得ることがわかつた。 更に又、他の有用な点は色素画像における階調
の改良である。写真性能において、画像階調性の
重要さについてはあらためて強調するまでもな
く、広く認められていることであろう。カラー拡
散転写写真画像においても又、陰影部あるいは高
露光部の微妙な細部の描写に優れていることが望
ましい。 従来のカラー拡散転写法では、上記SCを用い
ることが多く、その結果、高露光部における細部
の描写即ち高露光部での階調に欠けるものが多く
観られた。驚くべきことには、本発明に係る写真
製品ではかかる階調の改良も又見出されたのであ
る。 以上述べたように、本発明によつて、更なる改
良点の得られることが判明した。従つて、これら
の点も本発明の範囲に属すると理解されるべきで
ある。 なお、本発明に係る写真製品が、いかに優れた
特性を有するものであるかを以下の実施例により
示すが、本発明は以下の実施例により何ら限定さ
れるものではない。 実施例 1 厚さ150μmの透明なポリエチレンテレフタレ
ートフイルム支持体上に、下記の層を順次塗布し
積層単色試料を用意した。 (1) スチレンとN−ビニルベンジル−N−ベンジ
ル−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド
と、ジビニルベンゼンの三元共重合体(モル比
で49/49/2)(22mg/100cm2)及びゼラチン
(22mg/100cm2)を有する乾燥膜厚4μmの受像
層、 (2) 二酸化チタン(230mg/100cm2)及びゼラチン
(22mg/100cm2)を有する乾燥膜厚7μmの光反
射層、 (3) カーボンブラツク(25mg/100cm2)及びゼラ
チン(17mg/100cm2)を有する乾燥膜厚3μm
の黒色不透明化層、 (4) DRR化合物A(6mg/100cm2)、N,N−ジ
エチルラウラミド(11mg/100cm2)、SC(1.5×
10-6モル/100cm2)またはSCP(1.8×10-6モ
ル/100cm2)、フタル酸ジブチル(0.2mg/100
cm2)及びゼラチン(17mg/100cm2)を有する乾
燥膜厚1.5μmのシアン色素放出層、 (5) 赤感光性内部潜像型直接ポジ臭化銀乳剤(銀
に換算して14.0mg/100cm3)、2−sec−オクタ
デシルヒドロキノン−5−スルホン酸カリウム
(1.0mg/100cm2)、1−アセチル−2−〔p−{5
−アミノ−2−(2.4−ジ−tert−アミールフエ
ノキシ)ベンズアミド}フエニル〕ヒドラジン
(0.2mg/100cm2)及びゼラチン(16.5mg/100
cm2)を有する乾燥膜厚1.5μmの感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層、 (6) N,N′,N″−トリ−アクリロイル−ヘキサ
ヒドロ−S−トリアジン(3.0mg/100cm2)、SC
(1.3×10-5モル/100cm3)またはSCP(1.6×
1015モル/100cm2)、フタル酸ジブチル(3mg/
100cm2)及びゼラチン(11mg/100cm2)を有する
乾燥膜厚1.0μmの保護層。 層番号(4)及び(6)において用いたSCまたはSCP
は表1に示されたものである。 ここにDRR化合物Aの分散塗布液は次のよう
にして調製した。 DRR化合物A0.5gを3.5mlのシクロヘキサノン
に溶解し、その溶液を1mlのN,N−ジエチルラ
ウラミドに添加した。得られたDRR化合物の溶
液をアルカノールXC(デユポン社製)0.24gを
含む10%ゼラチン水溶液25mlに乳化分散し更に水
を加え67mlに調整して塗布液とした。又、用いら
れたハロゲン化銀乳剤は、内部感度が高く、表面
感度の低い、いわゆる内部潜像型乳剤で、米国特
許第3761276号明細書の記載に準じて調製した。 次に厚さ100μmの透明なポリエチレンテレフ
タレートフイルム支持体上に、下記の層を順次塗
布し処理ノートを用意した。 (1) アクリル酸とアクリル酸ブチルの共重合体
(25/75モル%)(220mg/100cm2)の乾燥膜厚
22.0μmの中和層 (2) 二酢酸セルロース(酢化度40モル%)(50
mg/100cm2)の乾燥膜厚5μmの中和速度調節
層。 (i) 方法A.画像形成速度の測定 用意された積層単色試料に、1段の濃度差が
0.15の銀ウエツジからなる全30段の光楔を通し
て規定の露光を与え、その後上記処理シートを
重ね合わせ、更にその間に下記組成からなる内
容量1.0mlのアルカリ性処理組成物を含むポツ
ドを付着させ、一対の加圧的に並置された340
μmの間隙を有するローラーの間を通過させる
事によりポツドを破裂させその内容物を上記保
護層(6)と処理シートの間に展開させた。 ここで用いたアルカリ性処理組成物の組成は次
の通りであつた。 水酸化カリウム 56g 亜硫酸ナトリウム 2.0g 4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フエ
ニル−3−ピラゾリドン 8.4g 5−メチルベンゾトリアゾール 2.8g 2−tert−ブチルヒドロキノン 0.3g カーボンブラツク(ラーベン−450,コロンビ
アン−カーボン社製) 160g カルボキシメチルセルロースナトリウム塩(高
粘度型.東京化成製) 60.0g ベンジルアルコール 1.5ml 蒸留水を加えて 1000.0ml 処理直後、直ちに、未露光部における反射濃
度を時間の関数として測定した。反射濃度はサ
クラ光電濃度計PDA−60(小西六写真工業株
式会社製)により、赤(λnax=644nm)フイ
ルターを用いて測定した。 図に典型的な例として比較化合物(A)
(SC)を用いた場合とSCP−(3)(本発明に係る
化合物)を用いた場合の転写速度の測定曲線を
図示した。又、各SC及び各SCPを用いた結果
を表1にまとめて示した。ここに画像形成速度
は、濃度が処理後30分の濃度の80%に達する時
間で表わした。
により表わされるものを有する一般式〔〕によ
り表わされるDFM)を用いSCPとして一般式
〔(A)−(1)−(1)〕により表わされるものを用いる場
合である。また更に最も好ましいのは、いずれの
DFMを用いる場合もSCPとして一般式〔(A)−(1)
−(1)〕により表わされるSCPを用いる場合であ
る。 本発明に係るSCPは、そのSCPの種類、使用す
るSCPがアルカリ性条件下SCを生成する速度、
DFMの種類、ハロゲン化銀現像主薬の種類、生
成したSCとハロゲン化銀現像主薬酸化体との反
応性、SCPの添加法等によりその添加場所、添加
量を種々変化しうる。 SCPを含有せしめる感光要素中の層として好ま
しいのは、中間層、保護層、DFM含有層、光反
射層、不透明化層、フイルター層であり、その中
でも特に好ましいのはハロゲン化銀乳剤層の隣接
層としての中間層、保護層、DFM含有層であ
る。又二つ以上の層に含有せしめてもよいし、二
種以上のSCPを併用してもよい。 SCPの添加量は一般的には使用するハロゲン化
銀現像主薬1モルあたり10-4〜10モルである。 SCPを中間層若しくは保護層に添加する場合は
好ましくは使用するハロゲン化銀現像主薬1モル
あたり5×10-3〜5モルであり、更に好ましくは
10-2〜3モルである。 SCPをハロゲン化銀乳剤層の隣接層としての
DFM含有層に添加する場合は好ましくは、使用
するハロゲン化銀現像主薬1モルあたり5×10-4
〜5×10-1モル更に好ましくは、2×10-3〜5×
10-1モルであり、特に好ましくは、2×10-3〜4
×10-1モルである。 又、SCPと共に前述のSCを併用することも可
能であり、この場合、併用するSCの量は、SCP
及びSCの総量に対して一般的には0〜70モル%
であり中間層若しくは保護層に使用する場合は好
ましくは0〜50モル%でありハロゲン化銀乳剤層
の隣接層としてのDFM含有層に使用する場合は
好ましくは0〜60モル%、更に好ましくは0〜40
モル%である。 本発明に係るSCPを感光要素中に添加する方法
としては SCPを実質的に水不溶性の高沸点溶媒に溶解
し、親水性保護コロイド中に微分散する方法。 特に有用な高沸点溶媒としては、N−n−ブ
チルアセトアニリド、ジエチルラウラミド、ジ
ブチルラウラミド、ジブチルフタレート、トリ
クレジルホスフエート、N−ドデシルピロリド
ン等を挙げることができる。 上記溶解を助けるために低沸点溶媒若しくは
水に溶解しやすい有機溶媒を使用することがで
きる。 低沸点溶媒としては、酢酸エチル、酢酸メチ
ル、シクロヘキサノン、アセトン、メタノー
ル、エタノール、テトラヒドラフラン等、又、
水に溶解しやすい有機溶媒としては、2−メト
キシエタノール、ジメチルホルムアミド等を用
いることができる。これらの低沸点溶媒及び水
に溶解しやすい有機溶媒は水洗、若しくは塗布
乾燥等により除去することができる。 SCPを水混和性有機溶媒に溶解した溶液中に
充填可能なポリマーラテツクス及び前記溶液中
のSCPが不溶性になるに充分な水を徐々に加え
ることによりSCPを充填可能なポリマーラテツ
クス粒子中に組み入れる方法。 該水混和性有機溶媒及び該充填可能なポリマ
ーラテツクスについては、特開昭51−59942号
公報及び同51−59943号公報に詳しく記載され
ている。 SCPをサンドグラインダー若しくはコロイド
ミル等を用いて機械的に微粒子化し、親水性コ
ロイド中に分散する方法。 SCPを水混和性有機溶媒に溶解後直接親水性
コロイド中に分散する若しくは、好ましくは界
面活性剤の存在下に水中に沈澱させ、その沈澱
物を親水性コロイド中に分散する方法。 SCPをポリマーと共にアルカリ性水溶液に溶
解後親水性コロイド中に加えた後、必要に応じ
てPHを調整する若しくは、酸でPHを調整して
SCPを沈澱させ、親水性コロイド中に分散する
方法。 を代表的な方法としてあげることができる。 本発明においては、上記の方法に限定されるこ
となく各種の方法を任意に使用することができ
る。又、2種以上のSCPを併用する場合それぞれ
のSCPは別々に分散してもよいし、分散の前、中
若しくは後に混合してもよい。 本発明に係る感光要素は支持体上に塗設された
少なくとも一層の感光性ハロゲン化銀乳剤層なら
びに該乳剤層に組み合わされて前述のDFMおよ
びSCPを含有する。 本発明に係る感光性ハロゲン化銀乳剤は、例え
ば塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭
化銀またはこれらの混合物のコロイド状分散物で
ある。このハロゲン化銀乳剤に使用するハロゲン
化銀粒子は微粒子のものでも粗粒子のものでもよ
いが、平均粒径が約0.1ミクロンから約2ミクロ
ンの範囲にあるのが有用である。 またこのハロゲン化銀乳剤は公知の任意の方法
で調製することができ、例えばシングルジエツト
乳剤、リツプマン乳剤、チオシアネートまたはチ
オエーテル熟成乳剤等が用いられる。 又、実質的な表面感光性を持つハロゲン化銀粒
子を含む乳剤が用いられ、又、実質的な感光性を
粒子内部に持つハロゲン化銀粒子を含む乳剤も用
いられる。 本発明に於いてはネガ型乳剤あるいは直接ポジ
乳剤を用いることもできる。 ハロゲン化銀乳剤に使用する親水性バインダー
としては好ましくはゼラチンが使用されるが、そ
の他例えば、アシル化剤等により改質化されたゼ
ラチン、ビニルポリマーによつてグラフト化され
たゼラチン、カゼイン、アルブミンの如きタンパ
ク質、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、メチルセルロースの如きセルロース誘導体、
ポリビニルアルコールまたはポリ酢酸ビニルの部
分加水分解物、ポリビニルピロリドン、ポリアク
リルアミド、ポリビニルエーテル類、例えばポリ
メチルビニルエーテルの如き高分子非電解質、ポ
リアクリル酸、ポリアクリルアミドの部分加水分
解物、ビニルメチルエーテルとマレイン酸の共重
合物の如きアニオン性合成ポリマー等が使用でき
る。これら親水性バインダーは単独または混合し
て使用することができる。さらにこれら親水性バ
インダー層は、アルキルアクリレート等の疎水性
モノマーのラテツクス状重合体分散物を含有して
いてもよい。 これら親水性バインダー、特にアミノ基、ヒド
ロキシル基、カルボキシル基の如き官能基をもつ
ポリマーを各種の硬化剤によつて処理剤浸透性を
失なわずに不溶化することができる。特に有用な
硬化剤としては、N,N′−ビス(1−アジリジ
ン−カルボニル)−ヘキサメチレンジアミン、β
−ビス−ビニルスルホニルエタン、テトラキス−
(ビニルスルホニルメチル)メタンとβ−アミノ
エチルスルホン酸カリウムとの反応生成物、N,
N′,N″−トリ−アクリロイル−ヘキサヒドロ−
S−トリアジン、及びN,N′,N″−トリ−アク
リロイル−ヘキサヒドロ−S−トリアジンとN,
N′−ビス(1−アジリジン−カルボニル)−ヘキ
サメチレンジアミンとの併用、N,N′,N″−ト
リ−アクリロイル−ヘキサヒドロ−S−トリアジ
ンとβ−ビス−ビニルスルホニルエタンとの併用
をあげることができる。さらにこれら親水性バイ
ンダー層は硬化剤の他に炭酸塩のような硬化促進
剤を含有していてもよい。 本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、ゼラ
チンに含有される天然増感剤または化学増感剤例
えば還元剤、イオウ、セレンまたはテルル化合
物、金、白金またはパラジウム化合物、またはこ
れらの組合せで増感することができる。 本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、スピ
ード増大性化合物例えば、ポリアルキレングリコ
ール、カチオン性界面活性剤およびチオエーテル
またはこれらの組合せを用いることができる。本
発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、カブリの
発生に対して保護することができるし、かつ保存
中の感度の低下に対して安定化することができ
る。単独または組合せで用いられる適当なカブリ
防止剤および安定剤としては、チアゾリウム塩、
アザインデン類、水銀塩、ウラゾール類、スルホ
カテコール、オキシム類、ニトロン、ニトロイン
ダゾール類、メルカプトテトラゾール類、多価金
属塩、チウロニウム塩、パラジウム、白金および
金塩等が挙げられ、これら化合物の中でも特に6
−メチル−4−ヒドロキシ−1,3,3a,7−テ
トラザインデン及び2−メルカプトベンゾイミダ
ゾール−5−スルフオン酸ナトリウムが好まし
い。 本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、追加
的な感光性を与えるために光学増感色素を用いる
ことができる。例えば、ハロゲン化銀乳剤を増感
色素の有機溶液で処理して、あるいは色素を分散
液の形で英国特許第1154781号明細書に記載の如
く加えて、追加的な光学増感を達成することがで
きる。最適な結果を得るためには、色素を最終工
程またはそれより幾分前の工程で乳剤に加えるこ
とが望ましい。かかるハロゲン化銀乳剤の増感に
有用な増感色素は、シアニン類、メロシアニン
類、スチリル類、ヘミシアニン類(例えばエナミ
ンヘミシアニン)、オキソノールおよびヘミオキ
ソノール類等が包含される。シアニン類の染料
は、例えばチアゾリン、オキサゾリン、ピロリ
ン、ピリジン、オキサゾール、チアゾール、セレ
ナゾールおよびイミダゾールのような塩基性の核
を含むことが望ましい。かかる核はアルキル基、
アルキレン基、ヒドロキシアルキル基、スルホア
ルキル基、カルボキシアルキル基、アミノアルキ
ル基またはエナミン基等を含むことができ、また
炭素環式環または複素環止環に縮合していてもよ
く、これらの環はハロゲン原子、フエニル基、ア
ルキル基、ハロアルキル基、シアノ基またはアル
コキシ基で置換されていてもよい。これらの染料
は対称形または非対称形でメチンまたはポリメチ
ン鎖にアルキル基、フエニル基、エナミン基また
は複素環式置換基をもつていてもよい。メロシア
ニン染料は、上述の如き塩基性の核、例えばチオ
ヒダントイン、ローダニン、オキサゾリデンジオ
ン、チアゾリデンジオン、バルビタール酸、チア
ゾリンオン、マロノニトリルの如き酸性の核を含
む。この酸核はアルキル基、アルキレン基、フエ
ニル基、カルボキシアルキル基、スルホアルキル
基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル
基、アルキルアミノ基または複素環式核で置換さ
れていてもよい。所望により上記染料の組合わせ
を用いることもできる。 本発明において特に好ましく用いられる増感色
素としては、アンヒドロ−3,3′−ジスルホプロ
ピル−5,5′−ジフエニル−9−エチルオキサカ
ルボシアニンハイドロキシド、アンヒドロ−3,
3′−ジスルホプロピル−9−エチル−5,6,
5′,6′−ジベンゾオキサカルボシアニンハイドロ
キシド、アンヒドロ−3,3′−ジスルホプロピル
−5,5′−ジクロロ−9−エチルチアカルボシア
ニンハイドロキシド、アンヒドロ−3,3′−ジス
ルホプロピル−5,5′−ジメチル−9−エチルチ
アカルボシアニンハイドロキシド、アンヒドロ−
3,3′−ジスルホプロピル−9−エチル−4,
5,4′,5′−ジベンゾチアカルボシアニンハイド
ロキシド、アンヒドロ−3−エチル−3′−スルホ
プロピル−5,5′−ジクロロ−9−エチルチアカ
ルボシアニンハイドロキシド、5−(1−エチル
−2−ピリジリデン)−3−エチルローダニン、
3,3′−ジスルホプロピルセレナシアニンハイド
ロキシド、3−フエニル−5−〔(3−メチル−2
−ベンツオキサゾリジン)エチリデン〕−1−エ
チル−2−チオヒダントイン、3,3′−ジエチル
−5,6−ジメチル−5′−フエニル−9−メチル
オキサチアカルボシアニンアイオダイド、及びア
ンヒドロ−3,3′−ジスルホプロピル−5,5′−
ジフエニル−9−エチルオキサカルボシアニンハ
イドロキシドとアンヒドロ−3,3′−ジスルホプ
ロピル−9−エチル−5,6,5′,6′−ジベンゾ
オキサカルボシアニンハイドロキシドとの併用、
アンヒドロ−3,3′−ジスルホプロピル−5,
5′−ジクロロ−9−エチルチアカルボシアニンハ
イドロキシドとアンヒドロ−3,3′−ジスルホプ
ロピル−9−エチル−4,5,4′,5′−ジベンゾ
チアカルボシアニンハイドロキシドとの併用、ア
ンヒドロ−3−エチル−1′−エチル−3′−(3−
スルフオプロピル)−5′−トリフルオロメチル−
ベンツイミダゾロ−4,5−ベンゾチアカルボシ
アニンハイドロキシドとアンヒドロ−3,3′−ジ
スルフオプロピル−5,5′−ジクロロ−9−エチ
ルチアカルボシアニンハイドロキシドとの併用が
挙げられる。 さらにまた、本発明においては所望により可視
光を吸収しない超増感性添加剤、例えばアスコル
ビン酸誘導体、アザインデン類、カドミウミ塩ま
たは有機スルホン酸を含有させることもできる。 上述の感光性ハロゲン化銀乳剤と組合わせて使
用するDFMの使用量は、用いるDFMの種類およ
び所望する効果に応じて広く変えることができる
が、例えばハロゲン化銀乳剤層の銀とDFMのモ
ル比が約50〜0.5、好ましくは約30〜5の範囲と
なる量で使用される。 又、1977年9月23日出願特願昭52−114943号明
細書に記載の如き一つの感光性ハロゲン化銀乳剤
に対して、2種以上のDFMを併用することも可
能である。その際通常は1種のDFMの割合が全
体の15乃至85モルパーセント好ましくは20乃至80
パーセント更に好ましくは30乃至70パーセントで
使用される。DFMを感光要素中に添加する方法
としては、前述のSCPの方法と同様な方法を使用
することができる。 親水性バインダーとしては、前述のハロゲン化
銀乳剤に使用するものと同様なものを使用するこ
とができる。ハロゲン化銀乳剤層に組み合わされ
るDFMはハロゲン化銀乳剤層中及び/又はハロ
ゲン化銀乳剤層とは別の少なくとも一つの層中に
含有せしめることができる。又2種以上のDFM
を併用する際は同一層中に含有せしめてもよい
し、それぞれ別の層中に含有せしめてもよい。 上述の如く、DFMをハロゲン化銀乳剤層と組
合せることにより、像様露光に対応してアルカリ
性条件下でハロゲン化銀現像剤の酸化物によつて
拡散性色素若しくはその前駆体を放出せしめるこ
とができる。 本発明に係るDFMをネガ型ハロゲン化銀乳剤
層と組合わせて使用する場合には受像層上に得ら
れる色素画像はネガである。従つて、本発明に係
るDFMを用いて受像層上にポジの色素画像を得
るには反転法が必要であり、各種の反転法を用い
ることにより、ポジの拡散転写色素画像を得るこ
とができる。 例えば、米国特許第3227552号明細書、同第
2592250号明細書、同第2005837号明細書、同第
3367778号明細書、同第3761276号明細書、英国特
許第1011062号明細書、特公昭41−17184号公報、
特開昭50−8524号公報等に記載されているような
直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤を用いる方法、ある
いは英国特許第904364号明細書、特開昭47−325
号公報等に記載の物理現像を利用する方法、ある
いは特公昭43−21778号公報、米国特許第3227554
号明細書、同第3632345号明細書等に記載されて
いる如く色素画像形成物質をカブラせた乳剤層中
に添加し、隣接層としてハロゲン化銀現像主薬の
酸化体と反応して、現像抑制剤を放出する化合物
を含有するネガ型ハロゲン化銀乳剤層を用いる等
の方法を使用することができる。 以上、ポジの色素画像を得るためには各種の方
法を用いることができるが、好ましくは直接ポジ
型ハロゲン化銀乳剤を用いる方法がよい。直接ポ
ジ型ハロゲン化銀乳剤としては例えば予め露光あ
るいは化学的処理により全面が現像可能な状態に
なつており、像様露光により像様に現像不可能な
状態になるハロゲン化銀乳剤があげられる。 又、別の直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤として
は、主としてハロゲン化銀粒子内部に感光性を有
する直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤があげられる。
本発明においては、米国特許第2761276号明細書
に記載の後者の直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤が好
ましい。この直接ポジ型ハロゲン化銀乳剤は像様
に露光されると、主としてハロゲン化銀粒子の内
部に潜像が形成され、カブリ条件下で表面現像す
るとポジの録画像が形成されるものである。 このようなカブリ条件下での現像処理には種々
の方法がある。例えば西独特許第850383号明細書
や米国特許第2497875号明細書等に記載されてい
るいわゆる空気カブリ現像液を用いてもよいし、
また現像の際に全面にフラツシユ露光を与えても
よい。この方法については西独特許第854888号明
細書、米国特許第2592298号明細書、英国特許第
1150553号、同第1195838号および同第1187029号
明細書に記載されている。更にはカブリ剤の存在
下に現像処理してもよい。これに使用出来るカブ
リ剤としてはヒドラジン系化合物やN置換第四級
シクロアンモニウム塩等がありこれらを単独或い
は併用することもできる。これらカブリ剤として
は1−〔4−(2−フオルミルヒドラジノ)フエニ
ル〕−3−フエニルチオウレア及びβ−アセチル
フエニルヒドラジンとt−ブチルアミノボランと
の併用が好ましく用いられる。カブリ剤の量は、
目的に応じて広く変えることができるが、一般に
はアルカリ性処理組成物中に添加する際は、アル
カリ性処理組成物1あたり0.1〜2.0gであり、
感光要素中に添加する際は1m2あたり0.001〜0.2
gである。 本発明においては上述のネガ型ハロゲン化銀乳
剤もしくは各種の反転法を使用することができ、
DFMとの組合わせにより受像層上にネガもしく
はポジ色素画像を任意に得ることができる。この
際DFMは感光性ハロゲン化銀乳剤の感度を減ず
ることがないようハロゲン化銀乳剤層に対して露
光方向と反対側に位置する層中に含有せしめるこ
とが好ましいが、ロイコ型色素を含有する
DFM、短波長シフト型色素を含有するDFMある
いは露光時には色素構造を有していないDFMに
おいては乳剤の感度を減ずることがないのでハロ
ゲン化銀乳剤層中に含有せしめることも可能であ
り、更にはハロゲン化銀乳剤層に対して露光方向
に位置する層中に含有せしめることもできる。 感光性ハロゲン化銀乳剤層とDFMの組み合わ
せ単位を1組乃至2組以上用いることにより受像
層上に単色もしくは多色の色素画像を得ることが
できる。 感光性ハロゲン化銀乳剤層の感光波長域と、そ
の乳剤層に組み合わされたDFMから放出される
拡散性色素若しくはその前駆体が受像層上で形成
する色素画像の吸収波長域は同一であつても異な
つていてもよく、所謂擬カラー写真に使用するこ
ともできるが通常の多色カラー写真に使用する場
合には青感性乳剤層にはイエローDFMが、緑感
性乳剤層にはマゼンタDFMが、赤感性乳剤層に
はシアンDFMが組み合わされる。 又、例えば混合パケツト法によりハロゲン化銀
乳剤とDFMの組み合わせ単位を2種以上1層に
塗布して使用することもできる。 本発明において多色写真法を行なう場合、感光
要素中に中間層を用いることが有利である。中間
層は感色性の異なる乳剤層及びDFMの組み合わ
せ単位間に起る好ましくない相互作用を防止する
とともに、拡散性色素もしくはその前駆体やアル
カリ処理組成物の拡散性の調節を行う。この中間
層はゼラチン、カルシウムアルギネート、酢酸ビ
ニル−クロトン酸共重合物、イソプロピルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポ
リビニルアミド類、ポリビニルアミドグラフト共
重合物、ラテツクス液と浸透剤の系が有用であ
る。この中間層はコロイド銀、フイルター色素等
を含有せしめて、フイルター層として使用するこ
とも可能である。 上記各層を、支持体上に塗設した最外層として
保護層を用いてもよい。保護層は中間層と同様な
素材を使用することができる。 以上の各層を塗布するにあたつて、塗布組成物
中には塗布を容易にするため塗布助剤を含有せし
めることが有利である。又、増粘剤を添加するこ
ともよい。 有用な塗布助剤としてはサポニン、アルキルエ
ーテル化した庶糖、モノアルキルエーテル化した
グリセリン、p−ノニルフエノールのエトキシエ
チレン付加物、ドデシル硫酸ナトリウム、ジオク
チルスルホサクシネートナトリウム塩、p−ドデ
シルベンゼンスルホン酸ナトリウム、英国特許第
1159825号及び米国特許第3441413号の各明細書に
記載のベタイン系化合物、特公昭49−46733号及
び同51−32322号公報に記載のフツ素化合物等が
あげられる。 増粘剤としてはポリーp−スルホスチレンカリ
ウム塩、セルロース硫酸エステル、ポリアクリル
アミド、米国特許第3655407号明細書に記載のア
クリル酸ポリマー等を挙げることができる。 上記塗布組成物を塗布する方法としては、スラ
イドホツパー法、カーテン法の他、デイツプ法、
ローラー法、エアーナイフ法等種々の方法を用い
ることができるがスライドホツパー法により他の
層と同時に塗布することが好ましい。 感光要素の各層を塗設する支持体は、処理組成
物による処理の時間中著しい寸度変化を起さない
平面状の物質であることが望ましい。目的によつ
てはガラスのような硬い支持体も使用できるが、
一般に可撓性の支持体が有用である。そして可撓
性支持体としては一般の写真感光材料に用いられ
るものが使用でき例えばセルロースナイトレート
フイルム、セルロースアセテートフイルム、ポリ
ビニルアセタールフイルム、ポリスチレンフイル
ム、ポリエチレンテレフタレートフイルム、ポリ
カーボネートフイルム、バライタ紙等が有利に使
用される。また本発明にあつては展開されたアル
カリ性処理組成物中の水が処理後に支持体を通し
て発散するのを助けるために、水蒸気透過性支持
体を使用することが有利である。又、支持体が透
明であるか、不透明であるかは感光要素及び受像
層の層構成、露光の方向、あるいは明所で処理さ
れるか暗所で処理されるか等各種の条件により選
択される。透明支持体を用い、更に明所で処理さ
れる場合には透明支持体の端からハロゲン化銀乳
剤層への光線もれを防止するために透明支持体
は、露光と観察とは妨げないが面方向の光の透過
を防止できる程度に着色されていることが望まし
い。 又遮光することを目的として不透明支持体を使
用する場合には、例えばカーボンブラツク、二酸
化チタンの如き顔料等を支持体中に含有せしめて
もよいし、支持体上に必要に応じてバインダーを
用いて塗布してもよい。 支持体は所望により種々の写真用添加剤を含有
してもよく、例えばリン酸エステル、フタル酸エ
ステルの如き可塑剤、2−(2′−ヒドロキシ−4
−t−ブチルフエニル)ベンズトリアゾールのよ
うな紫外線吸収剤、ヒンダードフエノールの如き
酸化防止剤を含有してもよい。支持体とその上に
塗設する層との接着を維持するために、下塗層を
設けるとか支持体表面をコロナ放電処理、紫外線
照射処理、火焔処理等の予備処理を施すことが有
利である。支持体の厚さは限定的ではないが、通
常20〜300μの厚さをもつことが望ましい。 上述の感光要素を像様露光後、アルカリ性処理
組成物で処理すると、像様露光に対応して拡散性
色素が上記感光要素と重ね合わされた関係に置か
れた受像層まで拡散転写し、しかる後該層に染着
され、色素画像が形成される。受像層は媒染剤を
含有することが好ましい。 受像層に適する媒染剤としては、拡散転写して
くる拡散性色素又はその前駆体に対して好ましい
媒染効果を有するものであれば、任意のものが使
用できるが、例えば、ポリー4−ビニルピリジ
ン、ポリ−4−ビニル−N−ベンジルピリジニウ
ム−パラトルエンスルホネート、セチルトリメチ
ルアンモニウムブロマイド、特願昭52−66494号
明細書に記載の化合物等が有用である。 上記媒染剤は通常のゼラチン、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、完全に又は部分
的に加水分解されたセルロースエステル等各種の
分散剤中に使用するが例えばポリーN−メチル−
2−ビニルピリジン、N−メトキシ−メチル−ポ
リーヘキシルメチレンアジパミド、ビニルアルコ
ールとN−ビニルピロリドンの共重合体又は、重
合体混合物、部分的に加水分解されたポリビニル
アセテート、アセチルセルロース、ゼラチン、ポ
リビニルアルコールのように、媒染効果を有する
分散剤だけで受像層を構成することも可能であ
る。受像層中の媒染剤の含有率は重量比で10〜
100%の範囲が好ましい。 又、特殊な例としては媒染剤をアルカリ性処理
組成物中に含有させることもできる。 受像層は更に紫外線吸収剤、螢光増白剤等、通
常写真技術に使用される各種添加剤を含有させる
こともできる。 受像層へ拡散転写してくる拡散性色素が色素で
なく、ロイコ色素等拡散性色素の前駆体である場
合はこれらを色素に変化させるために、例えば酸
化剤、発色現像主薬あるいはジアゾニウム化合物
等を受像層中に含有させることが有利である。 上記受像層はアルカリ性処理組成物による処理
の際に感光要素と重ね合わされた関係にあればよ
く、処理以前は隔たつて存在していてもよく、ま
た両者が一体に組み合わされていてもよい。又、
処理後、感光要素と受像層が一体になつていても
良く、また感光要素と受像層を引きはがしてもよ
い。 受像層は例えば米国特許第3594165号、同第
3689262号明細書に記載の如き前述の感光要素の
支持体上に塗設されていてもよいし、例えば米国
特許第3415644号〜同第3415646号明細書に記載の
如き別の支持体上に塗布されていてもよいが処理
以前に感光要素と受像層が隔たつて存在する、あ
るいは処理後、感光要素と受像層を引きはがす場
合には通常受像層は感光要素とは別の支持体上に
設けられる。 受像層の支持体としては前述の感光要素の支持
体と同様なものを使用することができる。 アルカリ性処理組成物の適用によつて受像層上
に色素画像の形成が実質的に終了した後は感光要
素及び受像層内のPHを中性付近に下げ、色素画像
の安定性を増大するとともにそれ以上の像形成を
事実上停止させ高PHで生起する画像の変色や汚染
を防止することが好ましい。この目的のために系
内のPHを低下させる中和手段を用いることが好ま
しい。更に好ましくは、中和手段として写真製品
中に中和剤を含有する中和層を用いることがよ
い。中和剤として使用される素材としては、1個
以上のカルボキシル基、スルホ基又は加水分解に
よりカルボキシル基を生成するような基を有する
皮膜形成性のポリマー酸が好ましい。 本発明に使用されるポリマー酸は、好ましくは
約10000〜約100000の分子量を有するものであ
り、例えば無水マレイン酸とエチレンの1:1共
重合体のモノブチルエステル、無水マレイン酸と
メチルビニルエーテルの1:1共重合体のモノブ
チルエステルの他無水マレイン酸とエチレンの
1:1共重合体のモノエチルエステル、モノプロ
ピルエステル並びにモノヘキシルエステル、無水
マレイン酸とメチルビニルエーテルの1:1共重
合体のエチルエステル、モノプロピルエステル、
モノペンチルエステル並びにモノヘキシルエステ
ル、無水マレイン酸とメチルビニルエーテルの
1:1共重合体のモノエチルエステル、モノプロ
ピルエステル、モノペンチルエステル並びにモノ
ヘキシルエステル、ポリアクリル酸、ポリメタク
リル酸並びにアクリル酸とメタクリル酸の種々の
比の共重合体、アクリル酸やメタクリル酸の他の
ビニル系モノマーとの種々の比の共重合体、即
ち、例えばアクリル酸エステル類、メタクリル酸
エステル類、ビニルエーテル類など、少なくとも
30モル%、好ましくは、50〜90モル%のアクリル
酸もしくはメタクリル酸を含有する共重合体など
を用いることができる。この他にリサーチデイス
クロージヤ(Research Disclosure)12331号に
記載されている金属塩類、モノマー酸、バラスト
化された有機酸、アルキルフオスフエート、ポリ
アクリルフオスフエート、ポリ(1−アクリロイ
ル−2,2,2−トリメチルヒドラジニウム−p
−トルエンスルホン酸塩)等も単独であるいは必
要に応じてバインダーポリマーと併用することに
より用いることができる。また必要に応じポリマ
ー酸とモノマー酸、あるいはポリマー酸と有機ア
ミン類とを併用してもよい。これらのポリマー
酸、モノマー酸、有機アミン類およびバインダー
ポリマーは、例えばメタノール、エタノール、プ
ロパノール、ブタノールのようなアルコール類、
例えばアセトン、メチルエチルケトン、ジエチル
ケトン、シクロヘキサノンなどのようなケトン
類、例えば酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプ
ロピル、酢酸ブチルなどのようなエステル類もし
くはこれらの混合物などに溶解され、塗設するこ
とができる。又、マイクロカプセル化することも
できる。 中和剤の厚さは使用されるアルカリ性処理組成
物の組成並びに使用される中和層に含有せしめた
素材等によつて変化するため、一概に決定するこ
とはできないが一般的には5〜30μの範囲が適し
ている。 上記中和層と共にPHの低下をコントロールする
ためのタイミング層(中和速度調節層)を設ける
ことができる。このタイミング層は、所望の現像
と転写が行なわれる後までPH低下を遅延させる働
きをする。すなわち、ハロゲン化銀の現像と拡散
転写色素画像の形成が行なわれる前に中和層によ
つて系内のPHが早く低下することによる転写色素
画像の好ましくない濃度低下を防止する。 このタイミング層としては、種々のものを用い
ることができ、例えばゼラチン、ポリビニルアル
コール、ポリビニルアルコールの部分アセタール
化物、部分加水分解ポリ酢酸ビニル、シアノエチ
ル化ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース、イソプロピルセルロース、ポ
リビニルアミド類、ポリビニルアミドグラフト共
重合体、ラテツクス液と浸透剤との組合わせが有
用である。 中和層及びタイミング層は前述の感光要素の支
持体上に塗設されてもよいし、受像層と共に感光
要素の支持体とは別の支持体上に塗設されてもよ
いし、更には、後述の処理シート上に塗設されて
もよい。 前述の受像層が処理以前は感光要素と一体に組
み合わされている場合には、アルカリ性処理組成
物を均一に分布させ良好な拡散を行なわせるため
に、処理シートを使用することが好ましい。 処理シートとしては、前記した感光要素の支持
体と同様のものを目的に応じて任意に使用するこ
とができ、目的に応じて透明であつても不透明で
あつてもよい。処理シートにはスカベンジヤーと
して媒染剤を含む層を塗設してもよいし、中和層
およびタイミング層を設けてもよい。 受像層が処理以前は感光要素と一体になつてお
り、しかも、処理後に感光要素と受像層とを剥離
して色素画像を得る場合、剥離剤を用いることが
好ましい。剥離剤はハロゲン化銀乳剤層の表面上
か、媒染剤を含む受像層上か、あるいは処理剤中
に含有せしめることができる。適当な剥離剤とし
ては、感光要素及び受像層中に用いられるバイン
ダーとは異つた組成をもつものが使用される。例
えばアルカリ浸透性ポリサツカライド、カルボキ
シメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、4,4′−ジ
ヒドロキシフエノールグルコース、蔗糖、ソルビ
トール、イノシトール、レゾルシノール、フイチ
ン酸ナトリウム塩、微粒子ポリエチレン、微粒子
ポリ−4−フツ化エチレン、ポリビニルピロリド
ン/ポリビニルハイドロジエンフタレート、エチ
レン−無水マレイン酸共重合体等が有用である。 本発明に用いられるアルカリ性処理組成物は、
ハロゲン化銀乳剤の現像、SCPからSCの生成、
及び拡散転写像の形成とに必要な処理生分を含有
した液状組成物であり、このアルカリ性処理液の
溶媒は主として水であるがアセトン、メチルセロ
ソルブ等の如き親水性溶媒を付加的に用いること
もできる。アルカリ性処理組成物は乳剤層の現像
及び色素画像形成に必要な量のアルカリ剤を含有
している。アルカリ剤としては、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化
テトラメチルアンモニウム、炭酸ナトリウム、リ
ン酸ナトリウム、ジエチルアミン等を用いること
ができ、アルカリ性処理組成物は室温において約
PH9以上有することが望ましい。このアルカリ性
処理組成物により本発明に係るアルカリ性条件
(好ましくは水酸イオン濃度10-5〜2モル/)
が形成される。アルカリ性処理組成物中には増粘
剤、例えばヒドロキシエチルセルロース、カルボ
キシメチルヒドロキシエチルセルロース、ナトリ
ウムカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロースの如くアルカリ溶液に対して不
活性な高分子増粘剤を含ませることができる。増
粘剤の濃度はアルカリ性処理組成物の1〜10重量
%程度であることが望ましく、これによりアルカ
リ性処理組成物の粘度は約100〜300000センチポ
アズになり処理時のアルカリ性処理組成物の分布
を均一にすることができる。更に処理中に非流動
性の膜を形成し、実質的な色素画像形成後の望ま
しくない画像の変化を防止する効果をも有してい
る。又、アルカリ性処理組成物はハロゲン化銀現
像主薬を含有していることが好ましい。 本発明において使用することができる代表的な
ハロゲン化銀現像主薬としてては3−ピラゾリド
ン系化合物、例えば1−フエニル−3−ピラゾリ
ドン、1−フエニル−4,4−ジメチル−3−ピ
ラゾリドン、1−m−トリル−3−ピラゾリド
ン、1−フエニル−4−メチル−3−ピラゾリド
ン、1−フエニル−4−ヒドロキシメチル−4−
メチル−3−ピラゾリドン、1−フエニル−5−
メチル−3−ピラゾリドン、1−p−トリル−3
−ピラゾリドン、1,4−ジメチル−3−ピラゾ
リドン、1−フエニル−4,4−ビス(ヒドロキ
シメチル)−3−ピラゾリドン、4−メチル−3
−ピラゾリドン、1−(3−クロロフエニル)−4
−メチル−3−ピラゾリドン、1−(4−クロロ
フエニル)−4−メチル−3−ピラゾリドン、1
−(3−クロロフエニル)−3−ピラゾリドン、1
−(4−クロロフエニル)−3−ピラゾリドン、1
−p−トリル−4−メチル−3−ピラゾリドン、
1−o−トリル−4−メチル−3−ピラゾリド
ン、1−m−トリル−4,4−ジメチル−3−ピ
ラゾリドン、5−メチル−3−ピラゾリドン、1
−(2−トリフルオロエチル)−4,4−ジメチル
−3−ピラゾリドン等、ハイドロキノン系化合
物、例えばハイドロキノン、2,5−ジクロロハ
イドロキノン、2−クロロハイドロキノン等、カ
テコール系化合物、例えばカテコール、3−メト
キシカテコール、4−シクロヘキシルカテコール
等、アミノフエノール系化合物、例えば4−アミ
ノフエノール、3−メチル−4−アミノフエノー
ル、N−メチルアミノフエノール、3,5−ジブ
ロモ−4−アミノフエノール等、フエニレンジア
ミン系化合物、例えばN,N−ジエチル−p−フ
エニレンジアミン、N,N−ジエチル−3−メチ
ル−p−フエニレンジアミン、3−メトキシ−N
−エチル−N−エトキシ−p−フエニレンジアミ
ン等が挙げられるが、DFMがDDRカプラーの場
合には4−アミノフエノール系もしくは、フエニ
レンジアミン系化合物が用いられ、DFMがDRR
化合物の場合には、形成される色素画像部での汚
染の発生を少なくするために、白黒用ハロゲン化
銀現像主薬特に3−ピラゾリドン系現像主薬が好
ましい。 又、例えば特開昭51−111334号公報に記載され
ている如く、2種以上のハロゲン化銀現像主薬を
併用することもできる。 上記ハロゲン化銀現像主薬は、アルカリ性処理
組成物中に含有せしめることが一般的ではある
が、予め感光要素中の少なくとも一つの層中に含
有せしめておくことも可能である。更に、アルカ
リ性処理組成物中と、感光要素中の両方に含有せ
しめることもできる。感光要素中に予め含有せし
める場合は前駆体の形で含有せしめることもよ
い。 上記感光要素内の層とは、例えばハロゲン化銀
乳剤層、DFM含有層、中間層、保護層等であ
る。更にアルカリ性処理組成物中には、ベンゾト
リアゾール系化合物、例えば、5−メチルベンゾ
トリアゾール、ベンツイミダゾール系化合物、例
えば、5−ニトロベンツイミダゾール、テトラザ
インデン系化合物、例えば4−ヒドロキシ−5,
6−シクロベンテノ−1,3,3a,7−テトラザ
インデン、亜硫酸塩、臭化カリウム等を含有せし
めることもできる。又、使用するハロゲン化銀乳
剤に応じてカブリ剤、ハロゲン化銀溶剤等を含有
せしめることもできる。 本発明に用いられるアルカリ性処理組成物は、
破壊可能な容器に収納されていることが好まし
い。例えば液体および空気を通さない物質のシー
トを折りたたみ、各端辺をシールして作成された
空洞状の容器中にアルカリ性処理組成物を収納
し、加圧具間を通過したときに、アルカリ性処理
組成物に加えられる内部圧によつて定められた個
所で破壊してアルカリ性処理組成物が放出される
ようになつていることが望ましい。 上記容器を形成する物質としては、ポリエチレ
ンテレフタレート/ポリビニルアルコール/ポリ
エチレンのラミネート、鉛箔/塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体のラミネート等の如き材料が有利
に用いられる。またこれらの容器は、感光要素の
前縁にそつて固定されており、収納液を実質的に
一方向に感光要素表面に展開するようになつてい
ることが望ましい。 形成画像の背景として、白色度の高い光反射層
を受像層に対し観察方向と反対側に設けるのがよ
い。光反射層は予め層として設けておいてよい
し、アルカリ性処理液中に、光反射剤を含有せし
めておいて処理時に光反射層を形成せしめてもよ
い。光反射剤としては二酸化チタン、酸化亜鉛、
硫酸バリウム、フレーク状銀、アルミナ、ステア
リン酸バリウム、酸化ジルコニウム等を単独ある
いは2種以上混合して使用することができる。予
め層として設けておく場合には、アルカリ溶液浸
透性の、例えばゼラチン、ポリビニルアルコール
のような任意の親水性バインダー中に分散させれ
ばよい。 上記光反射層には、更に増白剤としてスチルベ
ン系化合物、クマリン系化合物、フエニルアミノ
トリアジン系化合物等を添加してもよい。露光後
ハロゲン化銀乳剤の現像を明所で行なう場合に
は、ハロゲン化銀乳剤を光から保護するため、不
透明化層を設けることが好ましい。不透明化層は
例えば感光要素中に予め層として設けておいても
よいし、処理時に形成せしめてもよい。不透明化
剤としてはカーボンブラツクや、インジケータ色
素を添加することもできる。又、減感剤を使用す
ることも有利である。 前記、光反射層と、不透明化層は同一の層とし
て存在してもよいし、隣接した別々の層として存
在してもよい。 なお、本発明に係る写真製品は種々の形態のも
のが使用でき、例えば米国特許第3415644号、同
第3415645号、同第3415646号、同第3473925号、
同第3573042号、同第3573043号、同第3594164
号、同第3594165号、同第3615421号、同第
3576626号、同第3658524号、同第3635707号、同
第3672890号同第3730718号、同第3701656号、同
第3689262号の各明細書、特開昭50−6337号公
報、ベルギー特許第757959号明細書又は同第
757960号明細書等に記載の写真製品はいずれも本
発明において使用することがでる。 上記各種の写真製品において、ハロゲン化銀乳
剤に対して露光時の光の入射のいずれかの位置に
必要に応じて写真特性を改良するに適したフイル
ター色素等を添加することもできる。 上記各種の写真製品の中でも通常好ましい写真
製品は順に必須な層として透明支持体、受像層、
光反射層、不透明化層、DFM含有層、ハロゲン
化銀乳剤層、タイミング層、中和層、透明支持体
を有し、好ましくは不透明化剤を含有するアルカ
リ性処理組成物を、上記ハロゲン化銀乳剤層と上
記タイミング層の間に配布しうるように組みたて
られた写真製品又は、順に必須な層として、不透
明支持体、DFM含有層、ハロゲン化銀乳剤層、
受像層、タイミング層、中和層、透明支持体を有
し、好ましくは不透明化剤を含有するアルカリ性
処理組成物を、上記ハロゲン化銀乳剤層と上記受
像層の間に配布しうるように組みたてられた写真
製品である。 特に多色色素画像を得るのに好ましい写真製品
は、順に必須な層として透明支持体、受像層、光
反射層、不透明化層、シアンDFM含有層、赤感
性ハロゲン化銀乳剤層、中間層、マゼンタDFM
含有層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層、中間層、イ
エローDFM含有層、青感性ハロゲン化銀乳剤
層、保護層、タイミング層、中和層、透明支持体
を有し、不透明化剤を含有するアルカリ性処理組
成物を上記保護層と、上記タイミング層の間に配
布しうるように組みたてられた写真製品又は順に
必須な層として、不透明支持体、シアンDFM含
有層、赤感性ハロゲン化銀乳剤層、中間層、マゼ
ンタDFM含有層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層、
中間層、イエローDFM含有層、青感性ハロゲン
化銀乳剤層、保護層、受像層、タイミング層、中
和層、透明支持体を有し、不透明化剤を含有する
アルカリ性処理組成物を上記保護層と上記受像層
の間に配布できるように組みたてられた写真製品
である。 又、受像層に色素画像が拡散転写した後、感光
要素には拡散転写画像に対応して、銀画像及び色
素あるいはその前駆体による画像が残留してい
る。この残留した銀及びハロゲン化銀を漂白浴及
び定着浴あるいは漂白定着浴で処理して除去し更
に必要な場合には色素プレカーサーを色素へ変化
させる処理をほどこせば、受像層上に形成された
色素画像に対して反転した色素画像を得ることも
できる。 本発明の写真製品を用いることにより、撮影者
は処理温度に依存することなく、色分離の優れた
かつ、最大濃度が充分高く、最小濃度が充分低い
良好な多色カラー写真を撮影後早い時期に観察す
ることが可能になつたのである。 本発明に係る写真製品を用いることによる多く
の効果がSCPの如何なる作用機構によるものか
は、完全には明らかではないが、部分的にはSCP
がアルカリ性条件下、加水分解されるまではハロ
ゲン化銀現像主薬酸化体との反応性が小さいもの
であるがアルカリ性処理組成物と接触後一定時間
を経過して加水分解により該酸化体との反応が活
性化されるものであること、更にはアルカリ処理
組成物との接触後、加水分解されるまでの時間間
隔が処理時の温度に依存しており高い温度の場合
には短く、低い温度の場合には長いという性質に
基づくものであろう。 一方本発明によつて、更にいくつかの有用な点
が見出された。SCは、本来活性な化合物である
ため、感光性ハロゲン化銀乳剤の保存性に悪影響
を与えるものがあることが知られている。 例えば上記SCを含有する感光要素を長期保存
すると、写真感度が低下するもの、あるいは色素
画像の最大濃度が低下するもの、あるいは最小濃
度が増大するもの等がある。本発明に係るSCPを
用いることによつてSC本来の性能を失うことな
く、驚くべきことには上記欠点も又克服されるこ
とが判明した。 他の有用な点はSCの分散安定性の改良であ
る。SCは通常、高沸点溶媒を用いたいわゆるプ
ロテクト分散物として用いられるが、あるものは
分散安定性が悪く、分散物あるいは塗布乾燥した
ものの長期保存に際し、結晶析出する場合のある
ことが知られている。本発明によれば、かかる問
題点も又、容易に解決し得ることがわかつた。 更に又、他の有用な点は色素画像における階調
の改良である。写真性能において、画像階調性の
重要さについてはあらためて強調するまでもな
く、広く認められていることであろう。カラー拡
散転写写真画像においても又、陰影部あるいは高
露光部の微妙な細部の描写に優れていることが望
ましい。 従来のカラー拡散転写法では、上記SCを用い
ることが多く、その結果、高露光部における細部
の描写即ち高露光部での階調に欠けるものが多く
観られた。驚くべきことには、本発明に係る写真
製品ではかかる階調の改良も又見出されたのであ
る。 以上述べたように、本発明によつて、更なる改
良点の得られることが判明した。従つて、これら
の点も本発明の範囲に属すると理解されるべきで
ある。 なお、本発明に係る写真製品が、いかに優れた
特性を有するものであるかを以下の実施例により
示すが、本発明は以下の実施例により何ら限定さ
れるものではない。 実施例 1 厚さ150μmの透明なポリエチレンテレフタレ
ートフイルム支持体上に、下記の層を順次塗布し
積層単色試料を用意した。 (1) スチレンとN−ビニルベンジル−N−ベンジ
ル−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド
と、ジビニルベンゼンの三元共重合体(モル比
で49/49/2)(22mg/100cm2)及びゼラチン
(22mg/100cm2)を有する乾燥膜厚4μmの受像
層、 (2) 二酸化チタン(230mg/100cm2)及びゼラチン
(22mg/100cm2)を有する乾燥膜厚7μmの光反
射層、 (3) カーボンブラツク(25mg/100cm2)及びゼラ
チン(17mg/100cm2)を有する乾燥膜厚3μm
の黒色不透明化層、 (4) DRR化合物A(6mg/100cm2)、N,N−ジ
エチルラウラミド(11mg/100cm2)、SC(1.5×
10-6モル/100cm2)またはSCP(1.8×10-6モ
ル/100cm2)、フタル酸ジブチル(0.2mg/100
cm2)及びゼラチン(17mg/100cm2)を有する乾
燥膜厚1.5μmのシアン色素放出層、 (5) 赤感光性内部潜像型直接ポジ臭化銀乳剤(銀
に換算して14.0mg/100cm3)、2−sec−オクタ
デシルヒドロキノン−5−スルホン酸カリウム
(1.0mg/100cm2)、1−アセチル−2−〔p−{5
−アミノ−2−(2.4−ジ−tert−アミールフエ
ノキシ)ベンズアミド}フエニル〕ヒドラジン
(0.2mg/100cm2)及びゼラチン(16.5mg/100
cm2)を有する乾燥膜厚1.5μmの感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層、 (6) N,N′,N″−トリ−アクリロイル−ヘキサ
ヒドロ−S−トリアジン(3.0mg/100cm2)、SC
(1.3×10-5モル/100cm3)またはSCP(1.6×
1015モル/100cm2)、フタル酸ジブチル(3mg/
100cm2)及びゼラチン(11mg/100cm2)を有する
乾燥膜厚1.0μmの保護層。 層番号(4)及び(6)において用いたSCまたはSCP
は表1に示されたものである。 ここにDRR化合物Aの分散塗布液は次のよう
にして調製した。 DRR化合物A0.5gを3.5mlのシクロヘキサノン
に溶解し、その溶液を1mlのN,N−ジエチルラ
ウラミドに添加した。得られたDRR化合物の溶
液をアルカノールXC(デユポン社製)0.24gを
含む10%ゼラチン水溶液25mlに乳化分散し更に水
を加え67mlに調整して塗布液とした。又、用いら
れたハロゲン化銀乳剤は、内部感度が高く、表面
感度の低い、いわゆる内部潜像型乳剤で、米国特
許第3761276号明細書の記載に準じて調製した。 次に厚さ100μmの透明なポリエチレンテレフ
タレートフイルム支持体上に、下記の層を順次塗
布し処理ノートを用意した。 (1) アクリル酸とアクリル酸ブチルの共重合体
(25/75モル%)(220mg/100cm2)の乾燥膜厚
22.0μmの中和層 (2) 二酢酸セルロース(酢化度40モル%)(50
mg/100cm2)の乾燥膜厚5μmの中和速度調節
層。 (i) 方法A.画像形成速度の測定 用意された積層単色試料に、1段の濃度差が
0.15の銀ウエツジからなる全30段の光楔を通し
て規定の露光を与え、その後上記処理シートを
重ね合わせ、更にその間に下記組成からなる内
容量1.0mlのアルカリ性処理組成物を含むポツ
ドを付着させ、一対の加圧的に並置された340
μmの間隙を有するローラーの間を通過させる
事によりポツドを破裂させその内容物を上記保
護層(6)と処理シートの間に展開させた。 ここで用いたアルカリ性処理組成物の組成は次
の通りであつた。 水酸化カリウム 56g 亜硫酸ナトリウム 2.0g 4−ヒドロキシメチル−4−メチル−1−フエ
ニル−3−ピラゾリドン 8.4g 5−メチルベンゾトリアゾール 2.8g 2−tert−ブチルヒドロキノン 0.3g カーボンブラツク(ラーベン−450,コロンビ
アン−カーボン社製) 160g カルボキシメチルセルロースナトリウム塩(高
粘度型.東京化成製) 60.0g ベンジルアルコール 1.5ml 蒸留水を加えて 1000.0ml 処理直後、直ちに、未露光部における反射濃
度を時間の関数として測定した。反射濃度はサ
クラ光電濃度計PDA−60(小西六写真工業株
式会社製)により、赤(λnax=644nm)フイ
ルターを用いて測定した。 図に典型的な例として比較化合物(A)
(SC)を用いた場合とSCP−(3)(本発明に係る
化合物)を用いた場合の転写速度の測定曲線を
図示した。又、各SC及び各SCPを用いた結果
を表1にまとめて示した。ここに画像形成速度
は、濃度が処理後30分の濃度の80%に達する時
間で表わした。
【表】
(ii) 方法B・処理温度依存性の測定
各積層単色試料について、方法Aと同様の露
光を施した後、方法Aと同様に処理シートを重
ね合わせポツドを付着させ処理温度依存性の測
定のため試料を作成した。 次にこれらの試料を15℃、25℃及び38℃に
各々保たれた室内に30分放置した後に、それら
の室内において方法Aで示したと同様の処理を
行つた。処理後更に30分間各恒温室内に放置し
た後室外に取り出し前記濃度計により反射濃度
を測定した。25℃で処理した試料の最大濃度値
(Dnax)、最小濃度値(Dnio)並びに、本発明
に係る化合物(SCP)の効果を明確にすするた
めに、15℃及び38℃で処理した試料の最大濃度
値及び最小濃度値と25℃で処理した試料の最大
濃度値および最小濃度値との差をそれぞれΔD
nax、ΔDnioとして表2に示した。
光を施した後、方法Aと同様に処理シートを重
ね合わせポツドを付着させ処理温度依存性の測
定のため試料を作成した。 次にこれらの試料を15℃、25℃及び38℃に
各々保たれた室内に30分放置した後に、それら
の室内において方法Aで示したと同様の処理を
行つた。処理後更に30分間各恒温室内に放置し
た後室外に取り出し前記濃度計により反射濃度
を測定した。25℃で処理した試料の最大濃度値
(Dnax)、最小濃度値(Dnio)並びに、本発明
に係る化合物(SCP)の効果を明確にすするた
めに、15℃及び38℃で処理した試料の最大濃度
値及び最小濃度値と25℃で処理した試料の最大
濃度値および最小濃度値との差をそれぞれΔD
nax、ΔDnioとして表2に示した。
【表】
表1及び表2に示されたように、本発明に係る
SCPを用いた試料は、比較化合物を用いたものと
比べて画像形成速度において、又処理温度ラテイ
チユードの拡大という点においても、著しく改善
されている事が明らかである。 次に続く実施例においては、これら本発明に係
るSCPが又色分離においても有用である事を示
す。 実施例 2 実施例1で用いた試料と同様にして2色試料を
組み立てた。層番号(1)から(5)までは実施例1と同
じ。 (6) SC(1.3×10-5モル/100cm2)及び/または
SCP(1.6×105モル/100cm2)、フタル酸ジブチ
ル(3mg/100cm2)及びゼラチン(15mg/100
cm2)の乾燥膜厚1.5μmの中間層、 (7) DRR化合物B(7.0mg/100cm2)、N,N−ジ
エチルラウラミド(11.0mg/100cm2)、2,5−
ジ−tert−オクチルヒドロキノン(0.3mg/100
cm2)、SCP−(6)(0.2mg/100cm2)、フタル残ジブ
チル(0.3mg/100cm2)及びゼラチン(17mg/
100cm2)の乾燥膜厚1.5μmのマゼンタ色素放出
層。 (8) 緑感光性内部潜像型直接ポジ臭化銀乳剤(銀
に換算して14.0mg/100cm2)、2−オクタデシル
ヒドロキノン−5−スルホン酸カリウム(1.0
mg/100cm2)、1−アセチル−2−〔p−{5−ア
ミノ−2−(2.4−ジ−tert−アミルフエノキ
シ)ベンズアミド}フエニル〕ヒドラジン
(0.2mg/100cm2)及びゼラチン(17.0mg/100
cm2)を有する乾燥膜厚1.5μmの感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層。 (9) N,N′,N″−トリ−アクリロイル−ヘキサ
ヒドロ−s−トリアジン(4.0mg/100cm2)、
SCP−(3)(1.6×10-5モル/100cm2)、フタル酸
ジブチル(3mg/100cm2)及びゼラチン(15
mg/100cm2)の乾燥膜厚1.5μmの保護層。 このようにして用意した積層2色試料に下記の
方法により露光を与えた。 方法 a (a‐1) : 赤の干渉フイルター(透過最大波長λn
ax=646nm、東京芝浦電気株式会社製KL−
65)を用いて、赤濃度が0.3になるように全面
ベタ露光した。 (a‐2) : 次いで実施例1において用いたと同じ
銀ウエツジを用いて、面像露光した。 方法 b (b‐1) : (a−1)と同様にベタ露光を与え
た。但し赤フイルターの代りに緑フイルター
(λnax=548nm、東京芝浦電気株式会社製KL
−55)を用い、緑濃度が0.3になるようにし
た。 (b‐2) :(a−2)に同じ。 各露光済み試料を、実施例1と同様にして処理
した。30分間室温に放置した後、前記濃度計によ
り赤(λnax=644nm)及び緑(λnax=540nm)
のフイルターを用いて反射濃度を測定した。 各ステツプ毎に、赤及び緑の反射濃度を、方法
aに従つた試料については、緑濃度(DG)に対
して赤濃度(DR)をプロツトし、又、方法bに
従つた試料については赤濃度(DR)に対して緑
濃度(DG)をプロツトし、各々グラフの直線部
分の勾配(DR/DG、(DG/DR)からいわゆる
三色分解係数(αM、αC)を求めた。ブランクと
して、前記実施例1で用いた試料からシアン転写
画像の三色分解係数(αC p)を、同様にして作成
したマゼンタ単色試料からマゼンタ転写色素画像
の三色分解係数(αM p)を求め、比較した。但し
層番号(4)のSCまたはSCPとしては層番号(7)と同
様、2,5−ジ−tert−オクチルヒドロキノンと
SCP−(6)を同一量用いた。各試料について得られ
た結果を表3にまとめて示した。表中DG nax、D
G nioは各々緑フイルターによる最大濃度値、最小
濃度値を示す。DR nax、DR nioについても同様
であ
る。
SCPを用いた試料は、比較化合物を用いたものと
比べて画像形成速度において、又処理温度ラテイ
チユードの拡大という点においても、著しく改善
されている事が明らかである。 次に続く実施例においては、これら本発明に係
るSCPが又色分離においても有用である事を示
す。 実施例 2 実施例1で用いた試料と同様にして2色試料を
組み立てた。層番号(1)から(5)までは実施例1と同
じ。 (6) SC(1.3×10-5モル/100cm2)及び/または
SCP(1.6×105モル/100cm2)、フタル酸ジブチ
ル(3mg/100cm2)及びゼラチン(15mg/100
cm2)の乾燥膜厚1.5μmの中間層、 (7) DRR化合物B(7.0mg/100cm2)、N,N−ジ
エチルラウラミド(11.0mg/100cm2)、2,5−
ジ−tert−オクチルヒドロキノン(0.3mg/100
cm2)、SCP−(6)(0.2mg/100cm2)、フタル残ジブ
チル(0.3mg/100cm2)及びゼラチン(17mg/
100cm2)の乾燥膜厚1.5μmのマゼンタ色素放出
層。 (8) 緑感光性内部潜像型直接ポジ臭化銀乳剤(銀
に換算して14.0mg/100cm2)、2−オクタデシル
ヒドロキノン−5−スルホン酸カリウム(1.0
mg/100cm2)、1−アセチル−2−〔p−{5−ア
ミノ−2−(2.4−ジ−tert−アミルフエノキ
シ)ベンズアミド}フエニル〕ヒドラジン
(0.2mg/100cm2)及びゼラチン(17.0mg/100
cm2)を有する乾燥膜厚1.5μmの感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層。 (9) N,N′,N″−トリ−アクリロイル−ヘキサ
ヒドロ−s−トリアジン(4.0mg/100cm2)、
SCP−(3)(1.6×10-5モル/100cm2)、フタル酸
ジブチル(3mg/100cm2)及びゼラチン(15
mg/100cm2)の乾燥膜厚1.5μmの保護層。 このようにして用意した積層2色試料に下記の
方法により露光を与えた。 方法 a (a‐1) : 赤の干渉フイルター(透過最大波長λn
ax=646nm、東京芝浦電気株式会社製KL−
65)を用いて、赤濃度が0.3になるように全面
ベタ露光した。 (a‐2) : 次いで実施例1において用いたと同じ
銀ウエツジを用いて、面像露光した。 方法 b (b‐1) : (a−1)と同様にベタ露光を与え
た。但し赤フイルターの代りに緑フイルター
(λnax=548nm、東京芝浦電気株式会社製KL
−55)を用い、緑濃度が0.3になるようにし
た。 (b‐2) :(a−2)に同じ。 各露光済み試料を、実施例1と同様にして処理
した。30分間室温に放置した後、前記濃度計によ
り赤(λnax=644nm)及び緑(λnax=540nm)
のフイルターを用いて反射濃度を測定した。 各ステツプ毎に、赤及び緑の反射濃度を、方法
aに従つた試料については、緑濃度(DG)に対
して赤濃度(DR)をプロツトし、又、方法bに
従つた試料については赤濃度(DR)に対して緑
濃度(DG)をプロツトし、各々グラフの直線部
分の勾配(DR/DG、(DG/DR)からいわゆる
三色分解係数(αM、αC)を求めた。ブランクと
して、前記実施例1で用いた試料からシアン転写
画像の三色分解係数(αC p)を、同様にして作成
したマゼンタ単色試料からマゼンタ転写色素画像
の三色分解係数(αM p)を求め、比較した。但し
層番号(4)のSCまたはSCPとしては層番号(7)と同
様、2,5−ジ−tert−オクチルヒドロキノンと
SCP−(6)を同一量用いた。各試料について得られ
た結果を表3にまとめて示した。表中DG nax、D
G nioは各々緑フイルターによる最大濃度値、最小
濃度値を示す。DR nax、DR nioについても同様
であ
る。
【表】
表3において、α値が小さい方が、またα0に
近いものが色分離の良好な事を示す。本発明に係
るSCPを用いた試料は、比較試料とほぼ同等の色
分離能を示している事がわかる。 以上、実施例1,2において詳しく述べられた
如く、DRR化合物を用いた多色カラー拡散転写
法において、本発明に係るSCPを含有する試料は
広い処理温度ラテイチユードを有し、画像形成速
度が速いのみならず、色分離の優れた良好な写真
画像を与えるものである事、が容易に理解される
であろう。 実施例 3 厚さ約100μmのポリエチレンテレフタレート
支持体の上に、下記の層を順次塗布して積層単色
試料を用意した。 (1) カーボンブラツク(35mg/100cm2)とゼラチ
ン(24mg/100cm2)の乾燥膜厚4μmの黒色不
透明化層。 (2) 赤感光性内部潜像型直接ポジ臭化銀乳剤(銀
に換算して14.0mg/100cm2)、2−sec−オクタ
デシル−ヒドロキノン−5−スルホン酸カリウ
ム(1.0mg/100cm2)、1−アセチル−2〔p−
{5−アミノ−2−(2,4−ジ−tert−アミル
フエノキシ)ベンズアミド}フエニル〕ヒドラ
ジン(0.2mg/100cm2)、シアンDDRカプラーA
(8.0mg/100cm2)、N,N−ジエチルラウラミド
(5.0mg/100cm2)、SC(7.0×10-7モル/100cm2)
またはSCP(8.5×10-7モル/100cm2)及びゼラ
チン(15.0mg/100cm2)の乾燥膜厚1.5μmの感
光性ハロゲン化銀乳剤層、 (3) N,N,N−トリ−アクリロイル−ヘキサヒ
ドロ−s−トリアジン(3.0mg/100cm2)、SC
(1.3×10-5モル/100cm2)またはSCP(1.6×
10-5モル/100cm2)フタル酸ジブチル(3mg/
100cm2)及びゼラチン(11.0mg/100cm2)の乾燥
膜厚1.0μmの保護層。 次に厚さ100μmの透明なポリエチレンテレフ
タレートフイルム支持体上に、下記の層を順次塗
布して受像層を含む受像要素を用意した。 (1) ポリエチレンと無水マレイン酸の共重合体の
部分ブチルエステル化物(200mg/100cm2)の乾
燥膜厚20μmの中和層。 (2) ブチルアクリレートジアセトンアクリルアミ
ド−スチレン−メタクリル酸(モル比で60/
30/4/6)の共重合体(3mg/100cm2)及び
ポリアクリルアミド(60mg/100cm2)の乾燥膜
厚6.0μmの中和速度調節層。 (3) ポリー4−ビニルピリジン(10mg/100cm2)
及びポリビニルアルコール(20mg/100cm2)の
乾燥膜厚3μmの受像層。 用いたSCまたはSCPは表4に示した通りであ
る。 以下、実施例1と同様にして、画像形成速度
(方法A)及び処理温度依存性(方法B)を測定
した。得られた結果をまとめて表4、5に示し
た。 ここに用いたアルカリ性処理組成物は下記の組
成を有している。 水酸化カリウム 40.0g ピペリジノ・ヘキソース・レダクトーン
0.8g 亜硫酸ナトリウム 3.0g 3−メトキシ−4−アミノ−N−エチル−N−
β−ヒドロキシエチルアニリン 35 g 5−メチルベンゾトリアゾール 2.0g ベンジルアルコール 10 ml カルボキシメチルセルロース・ナトリウム塩
60 g 二酸化チタン 500g 水を加えて 1
近いものが色分離の良好な事を示す。本発明に係
るSCPを用いた試料は、比較試料とほぼ同等の色
分離能を示している事がわかる。 以上、実施例1,2において詳しく述べられた
如く、DRR化合物を用いた多色カラー拡散転写
法において、本発明に係るSCPを含有する試料は
広い処理温度ラテイチユードを有し、画像形成速
度が速いのみならず、色分離の優れた良好な写真
画像を与えるものである事、が容易に理解される
であろう。 実施例 3 厚さ約100μmのポリエチレンテレフタレート
支持体の上に、下記の層を順次塗布して積層単色
試料を用意した。 (1) カーボンブラツク(35mg/100cm2)とゼラチ
ン(24mg/100cm2)の乾燥膜厚4μmの黒色不
透明化層。 (2) 赤感光性内部潜像型直接ポジ臭化銀乳剤(銀
に換算して14.0mg/100cm2)、2−sec−オクタ
デシル−ヒドロキノン−5−スルホン酸カリウ
ム(1.0mg/100cm2)、1−アセチル−2〔p−
{5−アミノ−2−(2,4−ジ−tert−アミル
フエノキシ)ベンズアミド}フエニル〕ヒドラ
ジン(0.2mg/100cm2)、シアンDDRカプラーA
(8.0mg/100cm2)、N,N−ジエチルラウラミド
(5.0mg/100cm2)、SC(7.0×10-7モル/100cm2)
またはSCP(8.5×10-7モル/100cm2)及びゼラ
チン(15.0mg/100cm2)の乾燥膜厚1.5μmの感
光性ハロゲン化銀乳剤層、 (3) N,N,N−トリ−アクリロイル−ヘキサヒ
ドロ−s−トリアジン(3.0mg/100cm2)、SC
(1.3×10-5モル/100cm2)またはSCP(1.6×
10-5モル/100cm2)フタル酸ジブチル(3mg/
100cm2)及びゼラチン(11.0mg/100cm2)の乾燥
膜厚1.0μmの保護層。 次に厚さ100μmの透明なポリエチレンテレフ
タレートフイルム支持体上に、下記の層を順次塗
布して受像層を含む受像要素を用意した。 (1) ポリエチレンと無水マレイン酸の共重合体の
部分ブチルエステル化物(200mg/100cm2)の乾
燥膜厚20μmの中和層。 (2) ブチルアクリレートジアセトンアクリルアミ
ド−スチレン−メタクリル酸(モル比で60/
30/4/6)の共重合体(3mg/100cm2)及び
ポリアクリルアミド(60mg/100cm2)の乾燥膜
厚6.0μmの中和速度調節層。 (3) ポリー4−ビニルピリジン(10mg/100cm2)
及びポリビニルアルコール(20mg/100cm2)の
乾燥膜厚3μmの受像層。 用いたSCまたはSCPは表4に示した通りであ
る。 以下、実施例1と同様にして、画像形成速度
(方法A)及び処理温度依存性(方法B)を測定
した。得られた結果をまとめて表4、5に示し
た。 ここに用いたアルカリ性処理組成物は下記の組
成を有している。 水酸化カリウム 40.0g ピペリジノ・ヘキソース・レダクトーン
0.8g 亜硫酸ナトリウム 3.0g 3−メトキシ−4−アミノ−N−エチル−N−
β−ヒドロキシエチルアニリン 35 g 5−メチルベンゾトリアゾール 2.0g ベンジルアルコール 10 ml カルボキシメチルセルロース・ナトリウム塩
60 g 二酸化チタン 500g 水を加えて 1
【表】
【表】
実施例 4
実施例3の層番号(2)の層の上に下記の層を順次
塗布して色分離測定用の2色試料を作成した。 (3) SC(1.3×10-5モル/100cm2)及び/または
SCP(1.6×10-5モル/100cm2)、フタル酸ジブ
チル(3mg/100cm2)及びゼラチン(15mg/100
cm2)の乾燥膜厚1.5μmの中間層。 (4) 緑感光性内部潜像型直接ポジ臭化銀乳剤(銀
に換算して14.0mg/100cm2)、2−オクタデシル
ヒドロキノン−5−スルホン酸カリウム(1.0
mg/100cm2)、1−アセチル−2−〔p−{5−ア
ミノ−2−(2,4−ジ−tert−アミルフエノ
キシ)ベンズアミド}フエニル〕ヒドラジン
(0.2mg/100cm2)、マゼンタDDRカプラーB
(6.0mg/100cm2)、N,N−ジエチルラウラミド
(4.0mg/100cm2)、SCP−(6)(1.0×10-6モル/
100cm2)及びゼラチン(15.0mg/100cm2)の乾燥
膜厚1.5μmの感光性ハロゲン化銀乳剤層、 (5) N,N,N−トリ−アクリロイル−ヘキサヒ
ドロ−s−トリアジン(4.0mg/100cm2)、SCP
−(6)(1.6×10-5モル/100cm2)、フタル酸ジブ
チル(約3mg/100cm2)及びゼラチン(11.0
mg/100cm2)の乾燥膜厚1.0μmの保護層。 ここで層番号(2)で用いたSCまたはSCPは、層
番号(4)と同じくSCP−(6)を同一量用いた。 このようにして用意した各試料を実施例2と同
様に処理した。得られた結果をまとめて表6に示
す。表6で用いた記号は、全て表3で用いたもの
と同じである。 表4〜6から明らかなように、本発明に係る化
合物(SCP)は、DDRカプラーを用いた多色カ
ラー拡散転写法においても、極めて有効である事
が容易に理解されよう。
塗布して色分離測定用の2色試料を作成した。 (3) SC(1.3×10-5モル/100cm2)及び/または
SCP(1.6×10-5モル/100cm2)、フタル酸ジブ
チル(3mg/100cm2)及びゼラチン(15mg/100
cm2)の乾燥膜厚1.5μmの中間層。 (4) 緑感光性内部潜像型直接ポジ臭化銀乳剤(銀
に換算して14.0mg/100cm2)、2−オクタデシル
ヒドロキノン−5−スルホン酸カリウム(1.0
mg/100cm2)、1−アセチル−2−〔p−{5−ア
ミノ−2−(2,4−ジ−tert−アミルフエノ
キシ)ベンズアミド}フエニル〕ヒドラジン
(0.2mg/100cm2)、マゼンタDDRカプラーB
(6.0mg/100cm2)、N,N−ジエチルラウラミド
(4.0mg/100cm2)、SCP−(6)(1.0×10-6モル/
100cm2)及びゼラチン(15.0mg/100cm2)の乾燥
膜厚1.5μmの感光性ハロゲン化銀乳剤層、 (5) N,N,N−トリ−アクリロイル−ヘキサヒ
ドロ−s−トリアジン(4.0mg/100cm2)、SCP
−(6)(1.6×10-5モル/100cm2)、フタル酸ジブ
チル(約3mg/100cm2)及びゼラチン(11.0
mg/100cm2)の乾燥膜厚1.0μmの保護層。 ここで層番号(2)で用いたSCまたはSCPは、層
番号(4)と同じくSCP−(6)を同一量用いた。 このようにして用意した各試料を実施例2と同
様に処理した。得られた結果をまとめて表6に示
す。表6で用いた記号は、全て表3で用いたもの
と同じである。 表4〜6から明らかなように、本発明に係る化
合物(SCP)は、DDRカプラーを用いた多色カ
ラー拡散転写法においても、極めて有効である事
が容易に理解されよう。
【表】
【表】
実施例 5
厚さ150μmの透明なポリエチレンテレフタレ
ートフイルム支持体上に下記の層を順次塗布し、
積層された三色カラー拡散転写用試料aを用意し
た。 試料 a (1) スチレンとN−ビニルベンジル−N−ベンジ
ル−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド
とジビニルベンゼンの三元共重合体(モル比で
49/49/2)(22mg/100cm2)及びゼラチン(22
mg/100cm2)の乾燥膜厚4μmの受像層。 (2) 二酸化チタン(230mg/100cm2)及びゼラチン
(22mg/100cm2)の乾燥膜厚7μmの光反射層。 (3) カーボンブラツク(25mg/100cm2)及びゼラ
チン(17mg/100cm2)の乾燥膜厚3μmの黒色
不透明化層。 (4) シアンDRR化合物(A)(6mg/100cm2)、N,
N−ジエチルラウラミド(11mg/100cm2)、SCP
−(3)(1.0mg/100cm2)、フタル酸ジブチル(0.2
mg/100cm2)及びゼラチン(17mg/100cm2)の乾
燥膜厚1.5μmのシアン色素放出層。 (5) 赤感光性内部潜像型直接ポジ臭化銀乳剤(銀
に換算して14.0mg/100cm2)、2−sec−オクタ
デシルヒドロキノン−5−スルホン酸カリウム
(1.0mg/100cm2)、1−アセチル−2−〔p−{5
−アミノ−2−(2,4−ジ−tert−アミール
フエノキシ)ベンズアミド}フエニル〕ヒドラ
ジン(0.2mg/100cm2)及びゼラチン(16.5mg/
100cm2)を有する乾燥膜厚1.5μmの感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層。 (6) SC(比較化合物(A))(0.6mg/100cm2)、SCP
−(3)(6.0mg/100cm2)、フタル酸ジブチル(3
mg/100cm2)及びゼラチン(15mg/100cm2)の乾
燥膜厚1.5μmの中間層。 (7) マゼンタDRR化合物(B)(7.0mg/100cm2)、
N,N−ジエチルラウラミド(11.0mg/100
cm2)、SCP−(3)(1.0mg/100cm2)、フタル酸ジブ
チル(0.2mg/100cm2)及びゼラチン(17mg/
100cm2)の乾燥膜厚1.5μmのマゼンタ色素放出
層。 (8) 緑感光性内部潜像型直接ポジ臭化銀乳剤(銀
に換算して14.0mg/100cm2)、2−オクタデシル
ヒドロキノン−5−スルホン酸カリウム(1.0
mg/100cm2)、1−アセチル−2−〔p−{5−ア
ミノ−2−(2,4−ジ−tert−アミルフエノ
キシ)ベンズアミド}フエニル〕ヒドラジン
(0.2mg/100cm2)及びゼラチン(17.0mg/100
cm2)を有する乾燥膜厚1.5μmの感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層。 (9) 比較化合物(A)(SC)(0.9mg/100cm2)、SCP
−(3)(5.6mg/100cm2)、フタル酸ジブチル(3
mg/100cm2)及びゼラチン(15mg/100cm2)の乾
燥膜厚1.5μmの中間層。 (10) イエローDRR化合物(C)(10mg/100cm2)、
N,N−ジエチルラウラミド(18mg/100cm2)、
SCP−(3)(0.4mg/100cm2)、フタル酸ジブチル
(0.2mg/100cm2)及びゼラチン(17mg/100cm2)
を有する乾燥膜厚1.5μmのイエロー色素放出
層。 (11) 青感光性内部潜像型直接ポジ臭化銀乳剤(銀
に換算して14.0mg/100cm2)、2−sec−オクタ
デシルヒドロキノン−5−スルホン酸カリウム
(1.0mg/100cm2)、1−アセチル−2−〔p−{5
−アミノ−2−(2,4−ジ−tert−アミール
フエノキシ)ベンズアミド}フエニル〕ヒドラ
ジン(0.2mg/100cm2)及びゼラチン(16.5mg/
100cm2)を有する乾燥膜厚1.5μmの感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層。 (12) N,N′,N″−トリ−アクリロイル−ヘキサ
ヒドロ−s−トリアジン(8.0mg/100cm2)及び
ゼラチン(10.0mg/100cm2)を有する乾燥膜厚
1.0μmの保護層。 試料 b 試料aにおける層番号(4),(6),(7),(9)及び
(10)のSCP−(3)を、比較化合物(A)に替え、その
塗布量を各々SCP−(3)の塗布量の75モル%とした
以外は試料aと同様にして作成した。 試料 c 試料aにおける中間層〔層番号(6)及び(9)〕の比
較化合物(A)及びSCP−(3)を除いたほかは試料aと
同様にして作成した。 次に、厚さ100μmの透明なポリエチレンテレ
フタレートフイルム支持体上に、下記の層を順次
塗布し処理シートを用意した。 処理シート d (1) アクリル酸とアクリル酸ブチルの共重合体
(25/75のモル比)(22mg/100cm2)の乾燥膜厚
22.0μmの中和層。 (2) 二酢酸セルロース(酢化度40%)(5.0mg/
100cm2)スチレンと無水マレイン酸の共重合体
(0.2mg/100cm2)及び現像抑制剤プレカーサー
として5−(2−シアノエチルチオ)−1−フエ
ニルテトラゾール(3mg/100cm2)の乾燥膜厚
4.5μmの中和速度調節層。 処理シート e 上記処理シートdの中和速度調節層から現像抑
制剤プレカーサーを除いた以外は処理シートdと
同様にして作成した。 ここに用いた現像抑制剤プレカーサーは米国特
許第4009029号明細書に記載の化合物である。 本発明に係る化合物の効果を明確にするため
に、上記3種類の試料と2種類の処理シートおよ
びポツドを組み合わせて実施例1及び2と同様に
処理した。ここに用いたアルカリ性処理組成物は
実施例1と同一のものであつた。 表7に得られた結果をまとめて示した。用いた
記号の中、“温度変化”の欄でのΔDnax及びΔD
nioは各々25℃でのDnax及びDnioを基準として15
℃及び38℃で得られた値との差を示している。
又、色分離の欄でのΔαは、単色試料のα0との
差(Δα=α−α0)を示した。表7より、本発
明に係るSCPを用いた試料は、処理シートに現像
抑制剤プレカーサーを含まないものを用いた場合
においても、拡大された処理温度ラテイチユード
を示し該ラテイチユード拡大技術として有用であ
る事が明白である。一方、現像抑制剤プレカーサ
ーを含有した処理シート(d)並びに中間層及び色素
放出層にSCを含有した試料(b)を用いた場合に比
べ迅速処理性に優れていることが明らかである。 以上、実施例で示したように、本発明に係る化
合物(SCP)は、処理温度ラテイチユード拡大技
術として、又、迅速処理性を向上する技術として
極めて有用な新規なる技術である事が容易に理解
されるであろう。
ートフイルム支持体上に下記の層を順次塗布し、
積層された三色カラー拡散転写用試料aを用意し
た。 試料 a (1) スチレンとN−ビニルベンジル−N−ベンジ
ル−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド
とジビニルベンゼンの三元共重合体(モル比で
49/49/2)(22mg/100cm2)及びゼラチン(22
mg/100cm2)の乾燥膜厚4μmの受像層。 (2) 二酸化チタン(230mg/100cm2)及びゼラチン
(22mg/100cm2)の乾燥膜厚7μmの光反射層。 (3) カーボンブラツク(25mg/100cm2)及びゼラ
チン(17mg/100cm2)の乾燥膜厚3μmの黒色
不透明化層。 (4) シアンDRR化合物(A)(6mg/100cm2)、N,
N−ジエチルラウラミド(11mg/100cm2)、SCP
−(3)(1.0mg/100cm2)、フタル酸ジブチル(0.2
mg/100cm2)及びゼラチン(17mg/100cm2)の乾
燥膜厚1.5μmのシアン色素放出層。 (5) 赤感光性内部潜像型直接ポジ臭化銀乳剤(銀
に換算して14.0mg/100cm2)、2−sec−オクタ
デシルヒドロキノン−5−スルホン酸カリウム
(1.0mg/100cm2)、1−アセチル−2−〔p−{5
−アミノ−2−(2,4−ジ−tert−アミール
フエノキシ)ベンズアミド}フエニル〕ヒドラ
ジン(0.2mg/100cm2)及びゼラチン(16.5mg/
100cm2)を有する乾燥膜厚1.5μmの感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層。 (6) SC(比較化合物(A))(0.6mg/100cm2)、SCP
−(3)(6.0mg/100cm2)、フタル酸ジブチル(3
mg/100cm2)及びゼラチン(15mg/100cm2)の乾
燥膜厚1.5μmの中間層。 (7) マゼンタDRR化合物(B)(7.0mg/100cm2)、
N,N−ジエチルラウラミド(11.0mg/100
cm2)、SCP−(3)(1.0mg/100cm2)、フタル酸ジブ
チル(0.2mg/100cm2)及びゼラチン(17mg/
100cm2)の乾燥膜厚1.5μmのマゼンタ色素放出
層。 (8) 緑感光性内部潜像型直接ポジ臭化銀乳剤(銀
に換算して14.0mg/100cm2)、2−オクタデシル
ヒドロキノン−5−スルホン酸カリウム(1.0
mg/100cm2)、1−アセチル−2−〔p−{5−ア
ミノ−2−(2,4−ジ−tert−アミルフエノ
キシ)ベンズアミド}フエニル〕ヒドラジン
(0.2mg/100cm2)及びゼラチン(17.0mg/100
cm2)を有する乾燥膜厚1.5μmの感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層。 (9) 比較化合物(A)(SC)(0.9mg/100cm2)、SCP
−(3)(5.6mg/100cm2)、フタル酸ジブチル(3
mg/100cm2)及びゼラチン(15mg/100cm2)の乾
燥膜厚1.5μmの中間層。 (10) イエローDRR化合物(C)(10mg/100cm2)、
N,N−ジエチルラウラミド(18mg/100cm2)、
SCP−(3)(0.4mg/100cm2)、フタル酸ジブチル
(0.2mg/100cm2)及びゼラチン(17mg/100cm2)
を有する乾燥膜厚1.5μmのイエロー色素放出
層。 (11) 青感光性内部潜像型直接ポジ臭化銀乳剤(銀
に換算して14.0mg/100cm2)、2−sec−オクタ
デシルヒドロキノン−5−スルホン酸カリウム
(1.0mg/100cm2)、1−アセチル−2−〔p−{5
−アミノ−2−(2,4−ジ−tert−アミール
フエノキシ)ベンズアミド}フエニル〕ヒドラ
ジン(0.2mg/100cm2)及びゼラチン(16.5mg/
100cm2)を有する乾燥膜厚1.5μmの感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層。 (12) N,N′,N″−トリ−アクリロイル−ヘキサ
ヒドロ−s−トリアジン(8.0mg/100cm2)及び
ゼラチン(10.0mg/100cm2)を有する乾燥膜厚
1.0μmの保護層。 試料 b 試料aにおける層番号(4),(6),(7),(9)及び
(10)のSCP−(3)を、比較化合物(A)に替え、その
塗布量を各々SCP−(3)の塗布量の75モル%とした
以外は試料aと同様にして作成した。 試料 c 試料aにおける中間層〔層番号(6)及び(9)〕の比
較化合物(A)及びSCP−(3)を除いたほかは試料aと
同様にして作成した。 次に、厚さ100μmの透明なポリエチレンテレ
フタレートフイルム支持体上に、下記の層を順次
塗布し処理シートを用意した。 処理シート d (1) アクリル酸とアクリル酸ブチルの共重合体
(25/75のモル比)(22mg/100cm2)の乾燥膜厚
22.0μmの中和層。 (2) 二酢酸セルロース(酢化度40%)(5.0mg/
100cm2)スチレンと無水マレイン酸の共重合体
(0.2mg/100cm2)及び現像抑制剤プレカーサー
として5−(2−シアノエチルチオ)−1−フエ
ニルテトラゾール(3mg/100cm2)の乾燥膜厚
4.5μmの中和速度調節層。 処理シート e 上記処理シートdの中和速度調節層から現像抑
制剤プレカーサーを除いた以外は処理シートdと
同様にして作成した。 ここに用いた現像抑制剤プレカーサーは米国特
許第4009029号明細書に記載の化合物である。 本発明に係る化合物の効果を明確にするため
に、上記3種類の試料と2種類の処理シートおよ
びポツドを組み合わせて実施例1及び2と同様に
処理した。ここに用いたアルカリ性処理組成物は
実施例1と同一のものであつた。 表7に得られた結果をまとめて示した。用いた
記号の中、“温度変化”の欄でのΔDnax及びΔD
nioは各々25℃でのDnax及びDnioを基準として15
℃及び38℃で得られた値との差を示している。
又、色分離の欄でのΔαは、単色試料のα0との
差(Δα=α−α0)を示した。表7より、本発
明に係るSCPを用いた試料は、処理シートに現像
抑制剤プレカーサーを含まないものを用いた場合
においても、拡大された処理温度ラテイチユード
を示し該ラテイチユード拡大技術として有用であ
る事が明白である。一方、現像抑制剤プレカーサ
ーを含有した処理シート(d)並びに中間層及び色素
放出層にSCを含有した試料(b)を用いた場合に比
べ迅速処理性に優れていることが明らかである。 以上、実施例で示したように、本発明に係る化
合物(SCP)は、処理温度ラテイチユード拡大技
術として、又、迅速処理性を向上する技術として
極めて有用な新規なる技術である事が容易に理解
されるであろう。
【表】
【表】
上記実施例1乃至5において用いた比較化合
物、DRR化合物及びDDRカプラーの構造式を次
に示す。 比較化合物 (A) 比較化合物 (B) 比較化合物 (C) 比較化合物 (D) 比較化合物 (E) 比較化合物 (F) 比較化合物 (G) 比較化合物 (H) シアンDRR化合物 A マゼンタDRR化合物 B イエローDRR化合物 C シアンDDRカプラー A マゼンタDDRカプラー B 本発明の好ましい実施態様は次の通りである。 1 特許請求の範囲1において、アルカリ性条件
下において加水分解によりハロゲン化銀現像主
薬酸化体非拡散性スカベンジヤーを生成する化
合物が式S1−A1またはA2−S2−A3で表わされ
る化合物であるカラー拡散転写用写真製品。 〔式中S1およびS2はそれぞれハロゲン化銀現
像主薬酸化体の非拡散性スカベンジヤー基を表
わし、A1,A2およびA3はそれぞれ該スカベン
ジヤー基を不活性ならしめ、かつアルカリ性条
件下において加水分解により、離脱しハロゲン
化銀現像主薬酸化体の非拡散性スカベンジヤー
を活性化しうる基を表わす。〕 2 実施態様1においてS1が式
物、DRR化合物及びDDRカプラーの構造式を次
に示す。 比較化合物 (A) 比較化合物 (B) 比較化合物 (C) 比較化合物 (D) 比較化合物 (E) 比較化合物 (F) 比較化合物 (G) 比較化合物 (H) シアンDRR化合物 A マゼンタDRR化合物 B イエローDRR化合物 C シアンDDRカプラー A マゼンタDDRカプラー B 本発明の好ましい実施態様は次の通りである。 1 特許請求の範囲1において、アルカリ性条件
下において加水分解によりハロゲン化銀現像主
薬酸化体非拡散性スカベンジヤーを生成する化
合物が式S1−A1またはA2−S2−A3で表わされ
る化合物であるカラー拡散転写用写真製品。 〔式中S1およびS2はそれぞれハロゲン化銀現
像主薬酸化体の非拡散性スカベンジヤー基を表
わし、A1,A2およびA3はそれぞれ該スカベン
ジヤー基を不活性ならしめ、かつアルカリ性条
件下において加水分解により、離脱しハロゲン
化銀現像主薬酸化体の非拡散性スカベンジヤー
を活性化しうる基を表わす。〕 2 実施態様1においてS1が式
【式】
【式】または
【式】であり、
S2が式
【式】
【式】または
【式】
で表わされる基であること。
〔式中、Z1は窒素原子と共に5乃至6員の複
素環を形成するに要する非金属原子群を、Z2お
よびZ3はそれぞれ炭素原子と共に5乃至6員の
炭素環または複素環を形成するに要する非金属
原子群を、Z4はZ5および炭素原子と共に5乃至
6員の炭素環を形成するに要する非金属原子群
を、Z5はZ4および炭素原子と共に5乃至6員の
炭素環を形成するに要する非金属原子群もしく
は単結合を、Z6はZ7および炭素原子と共に5乃
至6員の炭素環もしくは複素環を形成するに要
する非金属原子群を、Z7はZ6および炭素原子と
共に5乃至6員の炭素環もしくは複素環を形成
するに要する非金属原子群または単結合を、Z8
はZ9および炭素原子と共に5乃至6員の炭素環
を形成するに要する非金属原子群を、Z9はZ8お
よび炭素原子と共に5乃至6員の炭素環を形成
するに要する非金属原子群または単結合を表わ
す。〕 3 実施態様2においてS1およびS2がそれぞれ少
なくとも1つの親水性基を有しており、かつ、
A1ならびに、A2およびA3の少なくとも1つが
それぞれ式
素環を形成するに要する非金属原子群を、Z2お
よびZ3はそれぞれ炭素原子と共に5乃至6員の
炭素環または複素環を形成するに要する非金属
原子群を、Z4はZ5および炭素原子と共に5乃至
6員の炭素環を形成するに要する非金属原子群
を、Z5はZ4および炭素原子と共に5乃至6員の
炭素環を形成するに要する非金属原子群もしく
は単結合を、Z6はZ7および炭素原子と共に5乃
至6員の炭素環もしくは複素環を形成するに要
する非金属原子群を、Z7はZ6および炭素原子と
共に5乃至6員の炭素環もしくは複素環を形成
するに要する非金属原子群または単結合を、Z8
はZ9および炭素原子と共に5乃至6員の炭素環
を形成するに要する非金属原子群を、Z9はZ8お
よび炭素原子と共に5乃至6員の炭素環を形成
するに要する非金属原子群または単結合を表わ
す。〕 3 実施態様2においてS1およびS2がそれぞれ少
なくとも1つの親水性基を有しており、かつ、
A1ならびに、A2およびA3の少なくとも1つが
それぞれ式
【式】で表わされる基であるこ
と。
〔式中、Y6は低級アルキル基(このアルキ
ル基は低級アルコキシ基、フエニル基が置換し
ていてもよい)またはフエニル基(このフエニ
ル基は低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
ロゲン原子が置換していてもよい)を表わ
す。〕 4 実施態様2においてS1およびS2が親水性基を
含有せず、かつA1ならびにA2およびA3の少な
くとも1つがそれぞれ式
ル基は低級アルコキシ基、フエニル基が置換し
ていてもよい)またはフエニル基(このフエニ
ル基は低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
ロゲン原子が置換していてもよい)を表わ
す。〕 4 実施態様2においてS1およびS2が親水性基を
含有せず、かつA1ならびにA2およびA3の少な
くとも1つがそれぞれ式
【式】
【式】または
【式】
で表わされる基であること。
〔式中、Y7は親水性基もしくは電子吸引性
基を少なくとも1つ有するフエニル基またはα
位に少なくとも1つのハロゲン原子を有するア
ルキル基をY8は前記Y7において定義したフエ
ニル基またはβ−アリールスルホニルエチル基
を、Y9は水素原子または炭素原子数1乃至10
のアルキル基を表わす。〕 5 実施態様2において式S1−A1により表わさ
れる化合物が下記一般式〔(A)−(1)−(2)〕で表わ
される化合物であること。 一般式〔(A)−(1)−(2)〕 〔式中、Z1は2,3−ジヒドロフラン環、
2H−ピラン環または3,4−ジヒドロ−2H−
ピラン環を形成するに必要な非金属原子群を、
R3、R4およびR5はそれぞれ水素原子、塩素原
子、スルホ基またはその塩、カルボキシル基ま
たはその塩、アルケニル基、アリール基、アミ
ノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アル
キルスルホニル基、アルカンアミド基、アリー
ルアミド基、アルキルスルホンアミド基、アリ
ールスルホンアミド基、アルキルスルフアモイ
ル基、アリールスルフアモイル基、アルキルカ
ルバモイル基、アリールカルバモイル基および
複素環基を表わす。(これらアルキル基、アル
ケニル基、アリール基、アミノ基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、アルキルスルホニル
基、アルカンアミド基、アリールアミド基、ア
ルキルスルホンアミド基、アリールスルホンア
ミド基、アルキルスルフアモイル基、アリール
スルフアモル基、アルキルカルバモイル基、ア
リールカルバモイル基および複素環基は置換基
を有してもよい)l2は1乃至5の整数を表わし
l2が2乃至5の場合にはR3は同一であつても異
なつてもよい。更にR4とR5は共同してベンゼ
ン環と共に縮合環を形成してもよい。ただし、
R3、R4およびR5は単独でまたは共同して一般
式〔(A)−(1)−(2)〕により表わされるSCPおよび
該SCPがアルカリ性条件下において加水分解し
た結果生成するSCをアルカリ性条件下におい
て非拡散性ならしめる作用を有する基であ
る。〕 6 実施態様2において式S1−A1により表わさ
れる化合物が下記一般式〔(B)−(1)−(2)〕で表わ
される化合物であること。 一般式〔(B)−(1)−(2)〕 〔式中、R36は上記一般式〔(B)−(1)−(2)〕に
より示される化合物が芳香族第1級アミン現像
主薬酸化体とカツプリング反応する際に離脱し
うる原子または基を、またR35はアルキル基を
表わしかつ上記一般式〔(B)−(1)−(2)〕により表
わされるSCPおよび該SCPがアルカリ性条件下
において加水分解した結果生成するSCをアル
カリ性条件下において非拡散性ならしめる作用
を有する基を表わす。〕 7 実施態様3においてS1−A1またはA2−S2−
A3により表わされる化合物が、ハロゲン化銀
現像主薬の酸化体と酸化環元反応しうる非拡散
性スカベンジヤーをアルカリ性条件下において
加水分解により生成する化合物であること。 8 実施態様3においてS1−A1またはA2−S2−
A3により表わされる化合物が芳香族第1級ア
ミン現像主薬の酸化体とカツプリング反応しう
る非拡散性スカベンジヤーをアルカリ性条件下
において加水分解により生成する化合物である
こと。 9 実施態様4においてS1−A1またはA2−S2−
A3により表わされる化合物が、ハロゲン化銀
現像主薬の酸化体と酸化環元反応しうる非拡散
性スカベンジヤーをアルカリ性条件下において
加水分解により生成する化合物であること。 10 実施態様4においてS1−A1またはA2−S2−
A3により表わされる化合物が芳香族第1級ア
ミン現像主薬の酸化体とカツプリング反応しう
る非拡散性スカベンジヤーをアルカリ性条件下
において加水分解により生成する化合物である
こと。 11 実施態様7において非拡散性スカベンジヤー
をアルカリ性条件下において加水分解により生
成する化合物が下記一般式〔(A)−(1)−(1)′〕に
より表わされる化合物であること。 一般式〔(A)−(1)−(1)′〕 〔式中A10およびA11はそれぞれ水素原子ま
たは
基を少なくとも1つ有するフエニル基またはα
位に少なくとも1つのハロゲン原子を有するア
ルキル基をY8は前記Y7において定義したフエ
ニル基またはβ−アリールスルホニルエチル基
を、Y9は水素原子または炭素原子数1乃至10
のアルキル基を表わす。〕 5 実施態様2において式S1−A1により表わさ
れる化合物が下記一般式〔(A)−(1)−(2)〕で表わ
される化合物であること。 一般式〔(A)−(1)−(2)〕 〔式中、Z1は2,3−ジヒドロフラン環、
2H−ピラン環または3,4−ジヒドロ−2H−
ピラン環を形成するに必要な非金属原子群を、
R3、R4およびR5はそれぞれ水素原子、塩素原
子、スルホ基またはその塩、カルボキシル基ま
たはその塩、アルケニル基、アリール基、アミ
ノ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アル
キルスルホニル基、アルカンアミド基、アリー
ルアミド基、アルキルスルホンアミド基、アリ
ールスルホンアミド基、アルキルスルフアモイ
ル基、アリールスルフアモイル基、アルキルカ
ルバモイル基、アリールカルバモイル基および
複素環基を表わす。(これらアルキル基、アル
ケニル基、アリール基、アミノ基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、アルキルスルホニル
基、アルカンアミド基、アリールアミド基、ア
ルキルスルホンアミド基、アリールスルホンア
ミド基、アルキルスルフアモイル基、アリール
スルフアモル基、アルキルカルバモイル基、ア
リールカルバモイル基および複素環基は置換基
を有してもよい)l2は1乃至5の整数を表わし
l2が2乃至5の場合にはR3は同一であつても異
なつてもよい。更にR4とR5は共同してベンゼ
ン環と共に縮合環を形成してもよい。ただし、
R3、R4およびR5は単独でまたは共同して一般
式〔(A)−(1)−(2)〕により表わされるSCPおよび
該SCPがアルカリ性条件下において加水分解し
た結果生成するSCをアルカリ性条件下におい
て非拡散性ならしめる作用を有する基であ
る。〕 6 実施態様2において式S1−A1により表わさ
れる化合物が下記一般式〔(B)−(1)−(2)〕で表わ
される化合物であること。 一般式〔(B)−(1)−(2)〕 〔式中、R36は上記一般式〔(B)−(1)−(2)〕に
より示される化合物が芳香族第1級アミン現像
主薬酸化体とカツプリング反応する際に離脱し
うる原子または基を、またR35はアルキル基を
表わしかつ上記一般式〔(B)−(1)−(2)〕により表
わされるSCPおよび該SCPがアルカリ性条件下
において加水分解した結果生成するSCをアル
カリ性条件下において非拡散性ならしめる作用
を有する基を表わす。〕 7 実施態様3においてS1−A1またはA2−S2−
A3により表わされる化合物が、ハロゲン化銀
現像主薬の酸化体と酸化環元反応しうる非拡散
性スカベンジヤーをアルカリ性条件下において
加水分解により生成する化合物であること。 8 実施態様3においてS1−A1またはA2−S2−
A3により表わされる化合物が芳香族第1級ア
ミン現像主薬の酸化体とカツプリング反応しう
る非拡散性スカベンジヤーをアルカリ性条件下
において加水分解により生成する化合物である
こと。 9 実施態様4においてS1−A1またはA2−S2−
A3により表わされる化合物が、ハロゲン化銀
現像主薬の酸化体と酸化環元反応しうる非拡散
性スカベンジヤーをアルカリ性条件下において
加水分解により生成する化合物であること。 10 実施態様4においてS1−A1またはA2−S2−
A3により表わされる化合物が芳香族第1級ア
ミン現像主薬の酸化体とカツプリング反応しう
る非拡散性スカベンジヤーをアルカリ性条件下
において加水分解により生成する化合物である
こと。 11 実施態様7において非拡散性スカベンジヤー
をアルカリ性条件下において加水分解により生
成する化合物が下記一般式〔(A)−(1)−(1)′〕に
より表わされる化合物であること。 一般式〔(A)−(1)−(1)′〕 〔式中A10およびA11はそれぞれ水素原子ま
たは
【式】(ここにY10は低級アルキル
基またはフエニル基を表わし、このアルキル基
には低級アルコキシ基、フエニル基が置換して
いてもよく、該フエニル基にはアルキル基、ア
ルコキシ基、ハロゲン原子が置換していてもよ
い)。ただしA10およびA11が同時に水素原子で
あることはない。 R58、R59およびR60はそれぞれ水素原子、塩
素原子、スルホ基またはその塩、カルボキシル
基またはその塩、アルキル基、アルケニル基、
アリール基、アミノ基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、アルキルスルホニル基、アルカン
アミド基、アリールアミド基、アルキルスルホ
ンアミド基、アリールスルホンアミド基、アル
キルスルフアモイル基、アルキルカルバモイル
基、アリールカルバモイル基、および複素環基
を表わすが、これらアルキル基、アルケニル
基、アリール基、アミノ基、アルコキシ基、ア
リールオキシ基、アルキルスルホニル基、アル
カンアミド基、アリールアミド基、アルキルス
ルホンアミド基、アリールスルホンアミド基、
アルキルスルフアモイル基、アリールスルフア
モイル基、アルキルカルバモイル基、アリール
カルバモイル基および複素環基はそれぞれ置換
基を有してもよい。ただし、R58、R59および
R60の少なくとも1つはスルホ基もしくはその
塩、カルボキシル基もしくはその塩またはそれ
らを置換基として有する基である。 又、R58、R59およびR60は単独でまたは共同
して一般式〔(A)−(1)−(1)′〕により表わされる
化合物および該化合物がアルカリ性条件下にお
いて加水分解した結果生成するスカベンジヤー
をアルカリ性条件下において非拡散性ならしめ
る作用を有するものである。 更にR58およびR59は共同してベンゼン環と共
に縮合環を形成してもよい。l11は1乃至6の
整数を表わし、l11が2乃至6の場合にはR60は
同一であつても異なつてもよい。 12 実施態様8において、非拡散性スカベンジヤ
ーをアルカリ性条件下において加水分解により
生成する化合物が下記一般式〔(B)−(1)−(1)′〕
により表わされる化合物であること。 一般式〔(B)−(1)−(1)′〕 〔式中、Y11は低級アルキル基(このアルキ
ル基はフエニル基を置換してもよい。)または
フエニル基(このフエニル基は低級アルキル
基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子が置換し
てもよい。)を表わし、R61およびR62はそれぞ
れ水素原子、アルキル基またはアリール基(こ
れらアルキル基およびアリール基は置換基を有
してもよい。)を表わすが、R61およびR62は共
同して5員複素環を形成してもよい。 R63は上記一般式〔(B)−(1)−(1)′〕により示さ
れる化合物が芳香族第1級アミン現像主薬酸化
体とカツプリング反応する際に離脱しうる原子
または基を表わす。 又、R61およびR62は単独でまたは共同して一
般式〔(B)−(1)−(1)′〕により表わされる化合物
および該化合物がアルカリ性条件下において、
加水分解した結果生成するスカベンジヤーをア
ルカリ性条件下において非拡散性ならしめる作
用を有するものであり、更に、R61、R62および
R63の少なくとも1つはスルホ基もしくはその
塩、カルボキシル基もしくはその塩またはそれ
らを含有する基である。〕 13 実施態様9において、非拡散性スカベンジヤ
ーをアルカリ性条件下において加水分解により
生成する化合物が下記一般式〔(A)−(1)−(1)″〕
で表わされる化合物であること。 一般式〔(A)−(1)−(1)″〕 〔式中、A12およびA13はそれぞれ水素原子
または式
には低級アルコキシ基、フエニル基が置換して
いてもよく、該フエニル基にはアルキル基、ア
ルコキシ基、ハロゲン原子が置換していてもよ
い)。ただしA10およびA11が同時に水素原子で
あることはない。 R58、R59およびR60はそれぞれ水素原子、塩
素原子、スルホ基またはその塩、カルボキシル
基またはその塩、アルキル基、アルケニル基、
アリール基、アミノ基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、アルキルスルホニル基、アルカン
アミド基、アリールアミド基、アルキルスルホ
ンアミド基、アリールスルホンアミド基、アル
キルスルフアモイル基、アルキルカルバモイル
基、アリールカルバモイル基、および複素環基
を表わすが、これらアルキル基、アルケニル
基、アリール基、アミノ基、アルコキシ基、ア
リールオキシ基、アルキルスルホニル基、アル
カンアミド基、アリールアミド基、アルキルス
ルホンアミド基、アリールスルホンアミド基、
アルキルスルフアモイル基、アリールスルフア
モイル基、アルキルカルバモイル基、アリール
カルバモイル基および複素環基はそれぞれ置換
基を有してもよい。ただし、R58、R59および
R60の少なくとも1つはスルホ基もしくはその
塩、カルボキシル基もしくはその塩またはそれ
らを置換基として有する基である。 又、R58、R59およびR60は単独でまたは共同
して一般式〔(A)−(1)−(1)′〕により表わされる
化合物および該化合物がアルカリ性条件下にお
いて加水分解した結果生成するスカベンジヤー
をアルカリ性条件下において非拡散性ならしめ
る作用を有するものである。 更にR58およびR59は共同してベンゼン環と共
に縮合環を形成してもよい。l11は1乃至6の
整数を表わし、l11が2乃至6の場合にはR60は
同一であつても異なつてもよい。 12 実施態様8において、非拡散性スカベンジヤ
ーをアルカリ性条件下において加水分解により
生成する化合物が下記一般式〔(B)−(1)−(1)′〕
により表わされる化合物であること。 一般式〔(B)−(1)−(1)′〕 〔式中、Y11は低級アルキル基(このアルキ
ル基はフエニル基を置換してもよい。)または
フエニル基(このフエニル基は低級アルキル
基、低級アルコキシ基、ハロゲン原子が置換し
てもよい。)を表わし、R61およびR62はそれぞ
れ水素原子、アルキル基またはアリール基(こ
れらアルキル基およびアリール基は置換基を有
してもよい。)を表わすが、R61およびR62は共
同して5員複素環を形成してもよい。 R63は上記一般式〔(B)−(1)−(1)′〕により示さ
れる化合物が芳香族第1級アミン現像主薬酸化
体とカツプリング反応する際に離脱しうる原子
または基を表わす。 又、R61およびR62は単独でまたは共同して一
般式〔(B)−(1)−(1)′〕により表わされる化合物
および該化合物がアルカリ性条件下において、
加水分解した結果生成するスカベンジヤーをア
ルカリ性条件下において非拡散性ならしめる作
用を有するものであり、更に、R61、R62および
R63の少なくとも1つはスルホ基もしくはその
塩、カルボキシル基もしくはその塩またはそれ
らを含有する基である。〕 13 実施態様9において、非拡散性スカベンジヤ
ーをアルカリ性条件下において加水分解により
生成する化合物が下記一般式〔(A)−(1)−(1)″〕
で表わされる化合物であること。 一般式〔(A)−(1)−(1)″〕 〔式中、A12およびA13はそれぞれ水素原子
または式
【式】または
【式】で表わされる基(ここにY12
は親水性基もしくは電子吸引性基を少なくとも
1つ有するフエニル基またはα位に少なくとも
1つのハロゲン原子を有するアルキル基を、
Y13は前記Y12において定義したフエニル基もし
くはβ−アリールスルホニルエチル基を、Y14
は水素原子もしくは炭素原子数1乃至10のアル
キル基を表わす。)を表わすがA12およびA13が
同時に水素原子であることはない。 R64、R65およびR66はそれぞれ水素原子、塩
素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、アルカンアミド基、ア
リールアミド基、アルキルカルバモイル基、ア
リールカルバモイル基、またはアルケニル基か
ら選ばれた原子または基を表わすがこれらの基
はそれぞれ置換基を有してもよい。 R64、R65およびR66は単独でまたは共同して
一般式〔(A)−(1)−(1)″〕により表わされる化合
物および該化合物が加水分解した結果生成する
スカベンジヤーをアルカリ性条件下において非
拡散性ならしめる作用を有するものである。更
に、R64およびR65は共同してベンゼン環と共に
縮合環を形成してもよい。 l12は1乃至6の整数を表わしし、l12が2乃
至6の場合にはR66は同一であつても異なつて
いてもよい。〕 14 実施態様10)において非拡散性スカベンジヤ
ーをアルカリ性条件下において加水分解により
生成する化合物が下記一般式〔(B)−(1)−(1)″〕
により表わされる化合物であること。 一般式〔(B)−(1)−(1)″〕 〔式中、A14は
1つ有するフエニル基またはα位に少なくとも
1つのハロゲン原子を有するアルキル基を、
Y13は前記Y12において定義したフエニル基もし
くはβ−アリールスルホニルエチル基を、Y14
は水素原子もしくは炭素原子数1乃至10のアル
キル基を表わす。)を表わすがA12およびA13が
同時に水素原子であることはない。 R64、R65およびR66はそれぞれ水素原子、塩
素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ
基、アリールオキシ基、アルカンアミド基、ア
リールアミド基、アルキルカルバモイル基、ア
リールカルバモイル基、またはアルケニル基か
ら選ばれた原子または基を表わすがこれらの基
はそれぞれ置換基を有してもよい。 R64、R65およびR66は単独でまたは共同して
一般式〔(A)−(1)−(1)″〕により表わされる化合
物および該化合物が加水分解した結果生成する
スカベンジヤーをアルカリ性条件下において非
拡散性ならしめる作用を有するものである。更
に、R64およびR65は共同してベンゼン環と共に
縮合環を形成してもよい。 l12は1乃至6の整数を表わしし、l12が2乃
至6の場合にはR66は同一であつても異なつて
いてもよい。〕 14 実施態様10)において非拡散性スカベンジヤ
ーをアルカリ性条件下において加水分解により
生成する化合物が下記一般式〔(B)−(1)−(1)″〕
により表わされる化合物であること。 一般式〔(B)−(1)−(1)″〕 〔式中、A14は
【式】
または
【式】で表わされる基
(ここにY15は親水性基もしくは電子吸引性基を
少なくとも1つ有するフエニル基またはα位に
少なくとも1つのハロゲン原子を有するアルキ
ル基を、Y16は前記Y15において定義したフエニ
ル基またはβ−アリールスルホニルエチル基
を、Y17は水素原子または炭素原子数1乃至10
のアルキル基を表わす。)を、R67およびR68は
それぞれ水素原子、アルキル基またはアリール
基を表わし、これらアルキル基およびアリール
基はそれぞれ置換基を有してもよい。 更に、R67およびR68は共同して、5員複素環
を形成してもよい。 R67およびR68は単独でまたは共同して一般式
〔(B)−(1)−(1)″〕により表わされる化合物および
該化合物が加水分解した結果生成するスカベン
ジヤーをアルカリ性条件下において非拡散性な
らしめる作用を有するものである。 R69は上記一般式〔(B)−(1)−(1)″〕により示さ
れる化合物が芳香族第1級アミン現像主薬酸化
体とカツプリング反応する際に離脱しうる原子
または基を表わす。〕 15 特許請求の範囲1において、ハロゲン化銀乳
剤層に隣接する層がアルカリ性条件下において
加水分解によりハロゲン化銀現像主薬酸化体非
拡散性スカベンジヤーを生成する該化合物を含
有すること。 16 特許請求の範囲1において、該感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層中の感光性ハロゲン化銀乳剤が内
部潜像型直接ポジハロゲン化銀乳剤であるこ
と。 17 特許請求の範囲1において、該写真製品が更
にハロゲン化銀現像主薬酸化体非拡散性スカベ
ンジヤーを含有しており、かつ、該ハロゲン化
銀現像主薬酸化体非拡散性スカベンジヤーの添
加量が、該スカベンジヤー及びアルカリ性条件
下において加水分解によりハロゲン化銀現像主
薬酸化体非拡散性スカベンジヤーを生成する化
合物との総量に対して70モル%以下であるこ
と。 18 実施態様7および9において、該ハロゲン化
銀現像主薬が1−フエニル−3−ピラゾリドン
系現像主薬であること。
少なくとも1つ有するフエニル基またはα位に
少なくとも1つのハロゲン原子を有するアルキ
ル基を、Y16は前記Y15において定義したフエニ
ル基またはβ−アリールスルホニルエチル基
を、Y17は水素原子または炭素原子数1乃至10
のアルキル基を表わす。)を、R67およびR68は
それぞれ水素原子、アルキル基またはアリール
基を表わし、これらアルキル基およびアリール
基はそれぞれ置換基を有してもよい。 更に、R67およびR68は共同して、5員複素環
を形成してもよい。 R67およびR68は単独でまたは共同して一般式
〔(B)−(1)−(1)″〕により表わされる化合物および
該化合物が加水分解した結果生成するスカベン
ジヤーをアルカリ性条件下において非拡散性な
らしめる作用を有するものである。 R69は上記一般式〔(B)−(1)−(1)″〕により示さ
れる化合物が芳香族第1級アミン現像主薬酸化
体とカツプリング反応する際に離脱しうる原子
または基を表わす。〕 15 特許請求の範囲1において、ハロゲン化銀乳
剤層に隣接する層がアルカリ性条件下において
加水分解によりハロゲン化銀現像主薬酸化体非
拡散性スカベンジヤーを生成する該化合物を含
有すること。 16 特許請求の範囲1において、該感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層中の感光性ハロゲン化銀乳剤が内
部潜像型直接ポジハロゲン化銀乳剤であるこ
と。 17 特許請求の範囲1において、該写真製品が更
にハロゲン化銀現像主薬酸化体非拡散性スカベ
ンジヤーを含有しており、かつ、該ハロゲン化
銀現像主薬酸化体非拡散性スカベンジヤーの添
加量が、該スカベンジヤー及びアルカリ性条件
下において加水分解によりハロゲン化銀現像主
薬酸化体非拡散性スカベンジヤーを生成する化
合物との総量に対して70モル%以下であるこ
と。 18 実施態様7および9において、該ハロゲン化
銀現像主薬が1−フエニル−3−ピラゾリドン
系現像主薬であること。
図は、実施例1で測定した比較試料(試料番号
1−1、図中に鎖線で図示)及び本発明に係る試
料(試料番号1−2、図中に実線で図示)の転写
速度の測定曲線を示しており、縦軸は赤の反射濃
度及び横軸は分で表示した時間を表わす。
1−1、図中に鎖線で図示)及び本発明に係る試
料(試料番号1−2、図中に実線で図示)の転写
速度の測定曲線を示しており、縦軸は赤の反射濃
度及び横軸は分で表示した時間を表わす。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 支持体上に少なくとも一つの感光性ハロゲン
化銀乳剤層を有し、かつハロゲン化銀現像主薬酸
化体と反応して、アルカリ性条件下において拡散
性色素もしくはその前駆体を放出し得る下記一般
式〔〕、〔〕または〔〕で示される非拡散性
色素画像形成物質を含有する感光要素および前記
拡散性色素もしくはその前駆体を染着し得る受像
層を有するカラー拡散転写用写真製品において、
前記感光要素がアルカリ性条件下において加水分
解によりハロゲン化銀現像主薬酸化体非拡散性ス
カベンジヤーを生成する化合物を含有することを
特徴とするカラー拡散転写用写真製品。 一般式 〔〕 DYE−LINK−COUP−BALL 一般式 〔〕 BALL−LINK−(COUP)′ 一般式 〔〕 〔式中、DYEは拡散性色素基または拡散性色
素前駆体基を表わし、LINKは−O−,−S−,−
N=N−および−SO2NH−(但し窒素原子が
COUPまたは(COUP)′に結合している。)から
選ばれる二価の結合基を表わし、COUPは5−ピ
ラゾロン系カプラー、フエノール系カプラー、ナ
フトール系カプラー、開鎖ケトメチレン系カプラ
ー、シクロペンタノン系カプラーおよびインダノ
ン系カプラーから選ばれるカプラー基を表わし、
(COUP)′は5−ピラゾロン系カプラー、フエノ
ール系カプラー、ナフトール系カプラーおよび開
鎖ケトメチレン系カプラーから選ばれるカプラー
基(但し、該COUPおよび(COUP)′はそれぞ
れカツプリング位置で上記LINKと結合してい
る。)を表わし、BALLは前記一般式〔〕,
〔〕または〔〕で表わされる非拡散性色素画
像形成物質をアルカリ性条件下において非拡散化
し得る分子の大きさおよび/または立体配座を有
する写真的に不活性なパラスト基を表わし、
(LINK)′は−O−,−S−,−SO2−および−
SO2NH−(但し窒素原子が【式】に結 合している。)を表わし、Zは(LINK)′に結合
している炭素原子と共に前記ハロゲン化銀現像主
薬酸化体と酸化還元反応してアルカリ性条件下に
おいて(LINK)′との結合が解裂し得る5また
は6員環を形成するに要する非金属原子群を表わ
す。〕
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2555878A JPS54118831A (en) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | Photographic products for color diffusion transfer |
| DE19792908874 DE2908874C2 (de) | 1978-03-07 | 1979-03-07 | Photographisches Aufzeichnungsmaterial für das Farbdiffusionsübertragungsverfahren |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2555878A JPS54118831A (en) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | Photographic products for color diffusion transfer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54118831A JPS54118831A (en) | 1979-09-14 |
| JPS6212500B2 true JPS6212500B2 (ja) | 1987-03-19 |
Family
ID=12169264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2555878A Granted JPS54118831A (en) | 1978-03-07 | 1978-03-07 | Photographic products for color diffusion transfer |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54118831A (ja) |
| DE (1) | DE2908874C2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5785055A (en) * | 1980-11-18 | 1982-05-27 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | Silver halide photographic recording material |
| US4446216A (en) * | 1981-12-10 | 1984-05-01 | Smith Norman A | Photographic material |
| JPS6091354A (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-22 | Fuji Photo Film Co Ltd | カラ−拡散転写法用写真要素 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3779756A (en) * | 1970-11-09 | 1973-12-18 | Eastman Kodak Co | Color developer scavenger layer for diffusion transfer dye image-receiving elements and systems |
| JPS557578B2 (ja) * | 1972-05-25 | 1980-02-26 |
-
1978
- 1978-03-07 JP JP2555878A patent/JPS54118831A/ja active Granted
-
1979
- 1979-03-07 DE DE19792908874 patent/DE2908874C2/de not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54118831A (en) | 1979-09-14 |
| DE2908874A1 (de) | 1979-09-13 |
| DE2908874C2 (de) | 1986-05-15 |
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