JPS6212660A - 熱交換器の伝熱用部材 - Google Patents

熱交換器の伝熱用部材

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JPS6212660A
JPS6212660A JP60148824A JP14882485A JPS6212660A JP S6212660 A JPS6212660 A JP S6212660A JP 60148824 A JP60148824 A JP 60148824A JP 14882485 A JP14882485 A JP 14882485A JP S6212660 A JPS6212660 A JP S6212660A
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克己 前田
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/14Thermal energy storage

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  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 l東よ二訓ユ遣■ 本発明は、熱交換器の伝熱用部材に関する。。
来の   びその 題。
熱交換器は、省エネルギーなどの見地から、発電プラン
ト、工業炉、製鉄冶金、化学プラント等における廃熱回
収や燃焼空気の予熱などの目的で広く利用されている。
これらの熱交換器の方式としては、隔壁伝熱式(she
el型等)として、チューブの外側に燃焼ガスなどの一
次側の高温ガスを流し、管壁を通じて伝熱により内側に
流す二次側の気体を加熱する方式、蓄熱式(plate
Jin型等)として、ハニカム構造のローターに高温ガ
スを通すことによって蓄熱させ、次いで低温の二次側の
ガスを流して放熱させる方式などが知られている。
このような方式のうち前者の隔壁伝熱式は一般に比較的
大型の熱交mBにおいて、また後者の蓄熱式は小型の熱
交換器において利用されている。
熱交換器の伝熱用部材とは、これらの熱交換器において
、高温ガスから低温の気体への伝熱部に用いられる材料
である。
この熱交換器の伝熱用部材の材料としては、現在主とし
て耐熱合金が用いられているが、耐熱合金は、耐熱性が
充分でなく、通常1.使用できる−次側の高温ガスの温
度は800℃程度までが限度であり、これより高温のガ
スを使用する場合には冷却空気等を導入して、800℃
以下に冷却して熱交換が行なわれている。よって得られ
る二次側の気体の温度は500℃程度が限度となる。こ
のためより高温のガスの利用を可能として効率のよい熱
交換を行なうために、1000℃以上の温度にも長期間
耐え得る材料の開発が要望され、セラミックス類の伝熱
用部材についての研究が進められている。
このような伝熱用部材は、優れた耐熱性を有すると共に
、化学的安定性、耐食性、強度、耐熱衝撃性、耐摩耗性
等に優れた性質を有することが必要とされ、長期間に亘
る耐久性を有することが望まれている。セラミックス類
の部材は、特に高、温や腐蝕性ガスに対して優れた耐久
性を示すものであり、隔壁伝熱式にはSIC,5lsN
t等が、蓄熱式には、コージライト、スポンジュメン等
のリシア系セラミックス、チタン酸アルミニウム等が用
いられている。
これらのうち、SiCは、高温強度、熱伝導性、耐食性
等の点では優れているものの、隔壁のガスリークが生じ
易く、薄壁化が困難であり、高温の燃焼ガスに対する化
学的安定性や耐熱衝撃性にn点があり、また経済性も劣
るものである。
3i3NaはSiCに比して耐熱衝撃性に優れているも
のの、高温強度、化学的安定性等に劣るものである。ま
た、SaC及び513N&は共に非酸化物からなるため
に、1200℃程度以上の高温の開放雰囲気や酸化雰囲
気では耐酸化性が悪く、酸化分解して長期間に亘る使用
が困難であるという欠点がある。
蓄熱式の熱交換器に用いられているコージライト、リシ
ア系セラミックス、チタン酸アルミニウム等は、熱膨張
が少なく、耐酸化性に優れているものの、耐熱性が悪く
、コージライトは杓1200℃、リシア系セラミックス
は約1000℃、チタン酸アルミニウムは約1200℃
までしか使用できず、更に耐食性、高温安定性、高温強
度、耐摩耗等も満足すべきものではない。
上記した如く、現在知られているセラミックス類の伝熱
用部材は、高温での使用に対して充分満足すべきもので
はなく、このため1000℃以上、より望ましくは12
00℃以上の温度で長期間安定に使用し得る伝熱用部材
の開発が望まれている。
問題点を解決するための 段 本発明者は、高温での使用に長期間耐え得る熱交換器の
伝熱用部材を見出すべく、鋭意研究を重ねてきた。その
結果特定の条件を満足するムライト焼結体からなる伝熱
用部材は、1000℃以上、更には1200℃以上の高
温ガスを熱源とする場合においても、長期間の繰り返し
使用に耐え得るものであることを見出し、ここに本発明
を完成した。
即ち、本発明は、1)ムライト結晶からなる結晶相及び
表面積割合で5%以下のガラスマトリックス相からなり
、ii)熱膨脹係数が5.1x10−6/℃以下、かさ
密度が3.Oa/cm3以上、1450℃で48時間熱
処理後の室温での残存膨脹率が0.2%以下、であるム
ライト焼結体からなる熱交換器の伝熱用部材に係わる。
本発明伝熱用部材は、以下の条件を満足するムライト焼
結体からなるものである。
a)焼結体における結晶相は、ムライト結晶からなる。
AQ203と5fO2との2成分系において常圧下で析
出する結晶相は、AQ203結晶、ムライト結晶及び5
iOa結晶(主としてクリストバライト晶)である。こ
こでムライト結晶とは、化学式3AQtO3・2810
2(A920371.811量%、810228゜2重
量%)で表わされるムライト結晶だけでなく、ムライト
固溶体も含むものとする。
本発明伝熱用部材を構成する焼結体における結晶相は、
ムライト結晶のみからなり、焼結体の粉末X線回折によ
りS i O2結晶及びAQ203結晶の回折ピークが
観察されてはならない。
S t O2結晶が焼結体中に析出する場合には、焼成
過程で液相ができ、焼結性の向上、強度の向上などに有
効であり、更に高温では液相の塑性変形による靭性の向
上が得られるものの、次に示す如き欠点がある。
即ち、5102結晶とムライト結晶との熱膨張率の差に
より、熱サイクルにおいて歪みが増大し、また高温ガス
に含まれる周辺の壁材から生じた揮発成分や燃料から生
じたアルカリ元素、硫黄、バナジウム、灰分等がSiO
2と反応して、8102結晶を変質させ、伝熱用部材の
耐久性が劣るものとなる。また、焼結体の熱膨脹係数を
小さくするためにも5tO2晶の存在は好ましくない。
従って、本発明伝熱用部材では、Sio2結晶相が存在
してはならない。
また、A12203結晶が存在する場合には、熱伝導率
は高くなるものの燃料や壁材からのアルカリ元素が高温
においてA+1203結晶と反応してβ−AQ203結
晶を形成させて焼結体の組繊を変質劣化させる。また、
へ〇203結晶とムライト結晶との熱膨張の差による歪
みの増大や残存膨張の増大等により耐熱衝撃性が低下す
るという弊害も生じる。従って本発明伝熱用部材では、
AQ203結晶も存在してはならない。
尚、ムライト結晶は、アスペクト比が2程度以上の針状
結晶の場合に、粒状結晶に比して熱的特性や機械的特性
等に優れたものとなり好ましい。
b)焼結体におけるガラスマトリックス相の表面積割合
は5%以下とする。
ガラスマトリックス相の表面積割合の測定は以下の方法
によって行なう。
即ち、まず伝熱用部材の任意の部分から、厚さ1脂m以
上の板状試片を切り出し、その表面をダイヤモンド砥石
で粗仕上げし、次いで800番以上の砥石で中仕上げす
る。続いて3μm以下のダイヤモンド粒又はベンガラ、
酸化クロム等の微粉で鏡面になるまで仕上げを行なった
後、表面付着物を除去して測定試料とする。この試料の
表面に常法に従って蒸着膜を形成させた後、走査型電子
顕微鏡により、試料表面を3000〜5000倍で写真
撮影すφ。この顕微鏡写真を写真−工とする。次いで試
料表面から蒸着膜を除去し、HF1%水溶液中に0〜5
℃で24時間浸漬した後、洗浄、乾燥し、更に、上記し
た場合と同様にして顕微鏡写真撮影を行なう。
この顕微鏡写真を写真−■とする。写真−工及び■は試
料の同一部分の少なくとも1000μm2以上の面積の
部分についての写真とする。
写真−工からは、試料表面の気泡、亀裂等が凹状となっ
て観察される。この凹状とし観察される部分の面積を求
めて凹部の面積率を算出する。写真−■からは、気泡、
亀裂の他に、HF処理によって除去されたガラスマトリ
ックス部分も凹状となってi!察される。写真−■から
算出した凹部の面積率と写真−工から算出した凹部の面
積率との差を試料中のガラスマトリックス相の表面積割
合とする。このような方法により求められるガラスマト
リックス相は、原料中に混入したアルカリ金属酸化物と
AQ203及び8102とが反応して低融物となること
によって生成したものである。
ガラスマトリックス相の表面積割合が5%を上回るとム
ライト結晶とガラスマトリックス相との熱!!脹の相違
によって高温強度が低下し、またガラスマトリックス相
に、燃料や壁材からのアルカリ元素、硫黄、バナジウム
等の成分が優先的に浸透し、組織を膨張させ、熱サイク
ルによる強度の低下を招き、その結果耐久性が劣るもの
となるので好ましくない。ガラスマトリックス相は3%
以下とすることがより好ましい。
C)熱膨脹係数が5.1X10−8/’C以下であり、
かつ1500℃で48時間熱処理を行なった後の室温で
の残存膨脹率が0.2%以下とする。
本発明に於ては、熱膨脹係数は、室温から800℃まで
5℃/分で昇温した場合の平均線膨張係数によって表わ
す。
ムライト焼結体は、ムライト結晶に固溶する成分やガラ
スマトリックス相の成分、量等に、よってその膨張係数
は異なるものとなる。本発明伝熱用部材は、熱膨脹係数
が5.lX10−’/℃以下のものに限定され、より望
ましくは4.9X10−’ /’C以下のものとする。
熱膨脹係数が5.1 xl 0− ’ 、/’Ce上回
;bと、−次側ガスと二次側ガスとの熱勾配により伝熱
用部材の一次側と二次側の壁面での熱膨張の差が大きく
なって、その結果大きな応力が生じ、破損に至る場合が
生じるので不適当である。
残存膨脹率は次の方法により測定する。即ち、まず両端
面を平行に研削、研磨した棒状試料を電気炉で1450
℃まで加熱し、更に1450℃で48時間保持した後徐
冷し、熱処理前後の室温で測定した試料の長さから、熱
処理後に残存する伸びの比率を求め残存膨脹率とする。
残存膨脹率が0.2%を上回ると隔壁伝熱式交換器の伝
熱用部材では、両端が固定されているので使用中に機械
的応力が付加されることとなり、破損、変形等の原因と
なって熱サイクルに対する耐久性に劣るものとなる。ま
た、二次側ガスの導入、排出部分のシーリングが劣るも
のどなってガスリークが発生することにもなるので不適
当である。また、蓄熱・式交換器においても、残存膨脹
率が0.2%を上回ると熱衝撃抵抗、耐食性、対摩耗性
等が低下することになる。従って残存膨脹率は0.2%
以下であることが必要であり、好ましくは0.1%以下
とする。
d)かさ密度は3.0Q/C■3以上とする。
かさ密度が3.0Q/C■3を下回ると、機械的強度が
低下し、また燃焼ガスに含まれるアルカリ成分等が伝熱
用部材に吸着し易くなり、アルカリ成分等が部材と反応
して部材の劣化が顕著となって耐久性に劣るものとなる
。従って、伝熱用部材のかさ密度は、3.Oa/cm3
以上であることが必要であり、好ましくは3.050/
C■3以上とする。
本発明伝熱用部材は、例えば以下に示す方法によって作
製することができる。
即ち、まずアルミナゾル、アルミニウムの塩化物、硫酸
塩、硝酸塩等のアルミニウム化合物とシリカゾル、エチ
ルシリケート等のケイ素化合物とを所定のAQ/Siの
比率になるように配合した液状の原料を調製する。液状
原料の濃度は高くするほうが経済的には好ましいが、両
成分が均一に分散し、ムライト結晶を生成し易くするた
めには、ゾル溶液の場合には30%以下、塩の溶液の場
合には2モル%以下程度とすることが適当である。
液状原料におけるAQ/Siの比率は、焼結体の熱膨脹
係数を小さくするためには、AQ203置がムライト中
への固溶限定以下となるようにすることが適当であり、
A12203が約69〜74重量%、8102が約26
〜31重量%となる比率とすればよい。また、AQ20
3と5102の会計員は、焼結体中に98Ii量%以上
とすることが好ましい。また熱膨脹係数を小さくするた
めには、MQO18203等を原料中に少量存在させる
ことも有効であり、このために、液状原料中にMO酸成
分B分を少a添加してもよい。
液状原料をEl製した後AQ分及び81分が均一に分散
されるように液状原料を充分に混合し、この液状原料か
らアルミニウム化合物とケイ素化合物とが均一に混合し
た粉体を形成させる。液状原料から粉体試料を得る方法
としては、アルミニウム化合物とケイ素化合物とを均一
に共沈させた後乾燥させる方法、液状原料から水分を蒸
発させて粉体試料を得る方法、液状原料を噴霧させて熱
分解する方法等を例示できる。
このようにして得られた粉体試料を成形後の焼成工程で
の寸法変化を少なくするために900〜1350℃、好
ましくは980〜1280℃で焙焼する。焙焼後の粉体
試料に未反応の5102やA Q 203、或いは非晶
質相等が多量に存在す、る場合には、以後の工程で粉体
試料の凝集や分離が生じ易くなるので好ましくない。ま
た、焼結体の残存膨張を少なくするためにも、粉体試料
を焙焼工程でムライト化させておくことが好ましい。こ
のため焙焼条件は、粉体試料のムライト化が進むような
条件とすることが適切であり、具体的には、焙焼後の粉
体試料にムライトのX線回折ピークが生じるような条件
で焙焼し、5I02やA(1203の回折ピークが生じ
ない程度まで焙焼することが好ましい。
次いで得られた粉体試料を粉砕し分散させる。
粉砕により粉体の平均粒度を2μm程度以下、比表面積
を1m2/にl程度以上とすることが好ましい。平均粒
度が2μmを上回ると粉体の成形、焼成時に成形体内部
に欠陥が生じ易くなり、また比表面積が1m2/Qを下
回ると焼結性が劣るものとなるので好ましくない。また
、粉砕工程で、粉体を微細化することにより、密度の高
い焼結体とすることができる。このために、粉体の平均
粒径を1μm以下とすることがより好ましい。粉体の粉
砕及び分散は、常法に従えばよく、例えばボールミル、
振動ミル、アトリツションミル、遠心ミル等を使用すれ
ばよい。
次いで、このようにして調製した粉体を用いて、セラミ
ックスの製造における常法に従って、鋳込み成形、押出
し成形、プレス成形等の方法で所定の形状に成形した後
、焼成することにより本発明伝熱用部材が得られる。焼
成温度は、通常、常圧下で1550〜1750℃程度、
好ましくは、1600〜1650℃程度とすればよい。
一般に、焼成温度が高くなるとガラスマトリックス相が
多くなり、また、密度が高くなる傾向にある。一方、焼
成温度を低くすると逆に、ガラスマトリックス相が少な
くなり、密度が低くなる傾向にある。また、残存膨張を
少なくするには、焼成温度を高くしすぎることなく、や
や低めの温度で長時間焼成することが好ましい。また、
アスペクト比を大きくするためには、焼成温度を高くし
すぎないことか好ましい。依って、原料組成、成形条件
等に応じて前記したa)〜d)の条件を満足する焼結体
が得られるような具体的な焼成温度を適宜決定すればよ
い。また焼成時間も焼成温度、原料組成、成形条件等に
応じて前記a)〜d)の条件を満足するように適宜決定
すればよい。
本発明伝熱用部材では、ガラスマトリックス相の存在量
を少なくし、また熱膨脹係数を小さくするためには、N
a、に等のアルカリ物質の含[ffiは酸化物換算で0
.210a%以下とすることが好ましく、0.1!Il
1%以下とすることがより好ましい。このため不純物含
有量が少ない原料を使用するか、或いは粉体試料の調製
工程において脱アルカリ処理を行なうことが好ましい。
また、熱膨脹係数を小さくするためには、原料中にCa
Oが混入することを防ぐようにすることが好ましい。
本発明では、上記した方法で液状原料から粉体試料を調
製することによって、AQ分及び3i分が微小部分まで
均一に混合した焼結性に煽れた粉体が得られる。従って
、本発明伝熱用部材の如く、ガラスマトリックス相や不
純物量が少ない場合にも高強度を有し、耐熱衝撃抵抗性
等に優れたムライト焼結体を得ることができる。
11曵盈】 本発明の伝熱用部材は、耐熱性、耐熱1j撃低抗性、熱
的安定性等に優れ、かつ、高強度を有するムライト焼結
体からなるものであり、下記の如き優れた特性を有する
1.1200℃以上の高温においても、機械的強度、耐
食性等に優れ、このため伝熱用部材として使用する場合
に壁厚を薄くしても充分使用に耐え得るものである。よ
って熱交換器の熱効率の向上や軽量化が図れる。
2、耐熱衝撃性に優れたものであり、−次側ガスと二次
側ガスの導入時の温度差を高く設定できる。
3、熱サイクルに対して熱安定性が良好であり、耐久性
が優れたものである。
4、燃焼ガスや壁材からの揮発分中に含まれる腐蝕性成
分や粉じんに対して高い耐久性を有する。
上記した如く、本発明伝熱用部材は優れた性質を有する
ものであって1000℃以上、更には1200℃の温度
の一次側ガスを用いる熱交換器の伝熱用部材として長期
間安定に使用し得るものであり、特に隔壁伝熱方式の熱
交換器の伝熱用部材として有用である。また、本発明伝
熱用部材は、同様な性質が要求される搬送用セラミック
ローラー、炉心管、匣鉢、セッター、゛バーナーノズル
等としても使用し得るものである。
1−直−1 以下に実施例及び比較例を示して本発明を一層詳細に説
明する。
実施例1〜2及び比較例1〜4 0.5モル%の塩化アルミニウム溶液と20%のシリカ
ゾル溶液とを第1表に示すAQvO3と5i02との比
率になるように配合した溶液を調製した。次いでこの溶
液を均質になるように充分混合した後、アンモニア水で
中和共沈させて、その沈澱弁を乾燥し、1250℃で焙
焼してムライト化した粉末を得た。ただし、実施例2で
は、MgOが粉体中に0.5%含まれるように、MQ(
NO3)2溶液を液体試料中に添加した後、粉末を調製
した。また、比較例3では、焙焼侵の粉末にアルミナ晶
が残留していた。
第   1   表 次いで上記粉末をボールミルにより湿式で24時間粉砕
し、分散させて原料粉末を得た。この原料粉末に2%の
PVAを加えた後、静水圧成形法により成形圧2トン/
C12で外径201m、内径16−曽、長さ600s+
mのチューブ状に成形し、第2表の各温度で約3時間焼
成してムライト質の焼結体を得た。
焼結体の結晶相におけるムライト結晶及びアルミナ結晶
の容積割合、焼結体におけるガラスマトリックス相の表
面積割合、熱膨脹係数、残存膨脹率及びかさ密度を第2
表に示す。
試験1 実施例1〜2及び比較例1〜4のチューブをLPGを燃
料とする窯炉の煙道において、燃焼ガス    □の温
度が1350℃、1300℃及び1100℃となる各部
分にガスの流れに垂直となる様に設置した。各チューブ
が各々のガス温度に達した後、チューブ片方からチュー
ブ内に50℃の空気を導入し、5時間各部度に保ち、そ
の後放冷した。この操作には、昇温、冷却を含めて48
時間を要した。この操作を繰り返し行なった場合にチュ
ーブに破損、亀裂等が生じてガスリークを起こし再使用
できなくなるまでの繰り返し回数を求めた。また、かざ
密度2.6a/cm3のSiCからなるチューブ及びか
さ密度3.1a/c鳳3の5iaNムからなるチューブ
についても同様に試験を行なった。結果を第3表に示す
第  3  表 試験2 実施例1〜2及び比較例1〜4のチューブを長さ5mm
に輪切りしたものを試験片として、バナジウムを500
1)I)11ナトリウムを50EIEl−含有する灯油
の燃焼ガスで加熱して、1100℃及び1450℃の各
温度に各々50時間保ち、耐食試験を行なった。耐食試
験前後の円環試料による曲げ強さを室温で測定した結果
を第4表に示す。
第   4   表 注) 試験後の曲げ強さは、試験前の曲げ強さに対する
比率で表わす。
試験3 実施例1〜2及び比較例1〜4と同様の方法で外径21
mの球状の伝熱用部材を作製した。この球状の伝熱用部
材を内径80vのパイプ中に10CIの高さまで充填し
、その両端を耐熱合金の金網でふたをした。次いでバー
ナーでパイプの一方の口から高温ガスを吹き付けて、3
分間加熱して、パイプの中央部の温度を1100℃とし
た。次に、30℃の空気を高温ガスを吹き付けた方向と
同方向に該バイブ中に3分間吹き込む操作を100回繰
り返した後、伝熱用部材を取り出し、クラックの発生の
有無を調べた。
その結果実施例1の伝熱用部材では、パイプの入口から
4〜6鵬膳までの部分の球にクラックが入ったものが認
められ、また実施例2の伝熱用部材ではクラックの発生
はなかった。また、高温ガスを導入した方向と逆方向か
らパイプ中に30℃の空気を導入した場合には、実施例
1及び?の伝熱用部材では、クラックの発生は認められ
なかった。
一方比較例1及び比較例4の伝熱用部材では、高温ガス
と同方向から空気を導入した場合にはパイプの入口から
約4〜5cmまでの部分の球にクラックが入ったものが
多数認められ、また、比較例2及び比較例3の伝熱用部
材ではパイプの入口から約2C重までの部分の球にクラ
ックの入ったものが多数認められた。また、比較例1〜
4では、パイプのへの空気の導入を逆方向から行なった
場合にも球にクラックの発生が認められた。
以上の試験結果から、本発明伝熱用部材は、1000℃
以上の高温ガスを熱源とする場合にも繰り返し使用に耐
え得るものであり、また、バナジウム、ナトリウム等の
腐蝕性成分を含有する燃焼ガスによる強度の低下も少な
いことが明らかである。
(以 上) 代理人 弁理士 三 枝 英 二 l”’t“。
手続補正書印発) 昭和61年10月1日 特許庁長官  黒 1)明 雄 殿 昭和60年特許願第148824号 2 発明の名称 熱交換器の伝熱用部材 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 日本化学陶業株式会社 4代理人 大阪市東区平野町2の10 沢の鶴ビル自  発 6 補正の対象 明細書中「特許請求の範囲」の項及び 「発明の詳細な説明」の項 補正の内容 1 特許請求の範囲の項の記載を別紙の通りに訂正する
2 明細書第6頁第2〜3行「表面積割合で5%以下の
ガラスマトリックス相」とあるのを「5容積%以下のガ
ラスマトリックス相」と訂正する。
3 明細書第8頁第18行〜第9頁第1行「ガラスマト
リックス相・・・・・・5%以下とする。」とあるのを
「ガラスマトリックス相は5容積%以下とする。」と訂
正する。
4 明細書第9頁第2行「表面積割合」とあるのを「含
有率」と訂正する。
5 明細書第10頁第11行「表面積割合とする。
このような」とあるのを下記の通りに訂正する。
[表面積割合とする。ガラスマトリックス相は、焼結体
全体にほぼ均一に存在するので、上記方法によって求め
られるガラスマトリックス相の面積割合を焼結体中のガ
ラスマトリックス相の容積%とすることができる。この
ような」 6 明細書第10頁第16行「ガラスマトリックス相の
・・・・・・5%を」とあるのを「ガラスマトリックス
相が5容積%を」と訂正する。
7 明細書第22頁第10行「表面積割合」とあるのを
「容積割合」と訂正する。
8 明細書第23頁第2表中「ガラスマトリックス表面
積%」とあるのを「ガラスマトリックス相容積%」と訂
正する。
(以 上) 特許請求の範囲 1i)ムライト結晶からなる結晶相及び5容積%以下の
ガラスマトリックス相からなり、ii)熱膨脹係数が5
.1×10−8/’C以下、かさ密度が3.0g/cf
fi3以上、1450℃で48時間熱処理後の室温での
残存膨脹率が0.2%以下、 であるムライト焼結体からなる熱交換器の伝熱用部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 i)ムライト結晶からなる結晶相及び表面積割合で
    5%以下のガラスマトリックス相からなり、 ii)熱膨脹係数が5.1×10^−^6/℃以下、か
    さ密度が3.0g/cm^3以上、1450℃で48時
    間熱処理後の室温での残存膨脹率が0.2%以下、 であるムライト焼結体からなる熱交換器の伝熱用部材。
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