JPS6212697B2 - - Google Patents
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- JPS6212697B2 JPS6212697B2 JP54012064A JP1206479A JPS6212697B2 JP S6212697 B2 JPS6212697 B2 JP S6212697B2 JP 54012064 A JP54012064 A JP 54012064A JP 1206479 A JP1206479 A JP 1206479A JP S6212697 B2 JPS6212697 B2 JP S6212697B2
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- flop
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は基準信号と入力信号との位相差を比
較検出する位相比較回路に関する。 第1図は基本的なPLL回路の構成を示すブロツ
ク図である。すなわち、位相比較回路1の出力に
応じてチヤージポンプ2を動作させ、さらにチヤ
ージポンプ2の出力をローパスフイルタ3により
直流化し、その直流出力電圧またはこの電圧を増
幅した直流出力電圧に応じて電圧制御発振回路
(VCO)4を動作させ、この発振回路4から得ら
れる発振周波数vをこのシステムの出力周波数
0とすると共に、分周比がプログラム可能なプ
ログラム分周回路5に入力信号として与え、この
プログラム分周回路5の出力すなわち周波数sig
をもつた信号Sigと基準周波数Refをもつた基準
信号Refとを位相比較回路1で比較する。この回
路構成において各部が適切に設計されているなら
ば、出力周波数0は0=N・sigとなる。こ
こでNはプログラム分周回路5の分周比となる。 第2図は上記PLL回路に用いられる従来の位相
比較回路1をチヤージポンプ2と共に示す回路構
成図、第3図はその動作を説明するためのタイミ
ングチヤートを示す図である。図示するように位
相比較回路1は、前記基準信号Refおよび前記信
号Sigをそれぞれ反転するインバータ6,7、こ
のインバータ6,7の出力、それぞれを
セツト入力とすると共にそれぞれのリセツト入力
端にアンドゲートが設けられるフリツプフロツプ
8,9、このフリツプフロツプ8,9のQ出力
S1,S2それぞれをセツト入力とするフリツプフロ
ツプ10,11、上記フリツプフロツプ8,9お
よびフリツプフロツプ10,11それぞれのQ出
力S1,S2,1,2を入力とするナンドゲート1
2、およびフリツプフロツプ8,9それぞれの
出力、を入力とするアンドゲート13から構
成される。また上記フリツプフロツプ8のリセツ
ト入力端に設けられるアンドゲートには、フリツ
プフロツプ10のQ出力1およびナンドゲート
12の出力が供給されると共に、上記フリツプ
フロツプ9のリセツト入力端に設けられるアンド
ゲートには、フリツプフロツプ11のQ出力2
およびナンドゲート12の出力が供給される。
またさらに上記ナンドゲート12の出力はフリ
ツプフロツプ10,11それぞれのリセツト入力
端に供給される。一方チヤージポンプ2は電源V
DDと電源VSS(接地電位)との間に直列接続され
たPチヤンネルMOSトランジスタ14およびN
チヤンネルMOSトランジスタ15とこのNチヤ
ンネルMOSトランジスタ15のゲートに接続さ
れたインバータ16とから構成されている。そし
て上記PチヤンネルMOSトランジスタ14のゲ
ートには前記フリツプフロツプ8のの出力
が、上記インバータ16には前記フリツプフロツ
プ9の出力がそれぞれ供給される。 いま上記回路において第3図に示すように、基
準信号Refの位相よりも信号Sigの位相が遅れて
いる場合には、フリツプフロツプ8の出力
が、基準信号Refの位相に対する信号Sigの位相
遅れ期間だけ“0”レベルとなる。一方信号Sig
の位相が基準信号Refの位相よりも進んでいる場
合には、フリツプフロツプ9の出力が、基準
信号Refの位相に対する信号Sigの位相進み期間
だけ“0”レベルとなる。したがつてフリツプフ
ロツプ8の出力およびインバータ16の出力
Nそれぞれを入力とするチヤージポンプ2の出力
D0は、第3図に示すように、入力信号Sigの位相
が基準信号Refの位相よりも遅れている場合にそ
の位相遅れ分だけVDD(“1”)レベルとなり、進
んでいる場合にはその位相進み分だけVSS
(“0”)レベルとなり、さらに基準信号Refと入
力信号Sigとが同位相の場合には高インピーダン
ス状態になる。なお位相比較回路1のアンドゲー
ト13の出力LDは、第3図に示すように、基準
信号Refの位相に対する入力信号Sigの位相の遅
れ期間あるいは進み期間だけ“0”レベルとな
る。このようなチヤージポンプ2の出力D0はこ
の後前記ローパスフイルタ3に供給され、ここで
電圧制御発振回路4を動作させるための直流出力
電圧が形成される。 第4図は上記第2図に示す従来の位相比較回路
1をアンドゲート13を除いた状態で具体的に示
したものであり、図中の符号は第2図中のものと
それぞれ対応している。このような回路を相補
MOSトランジスタ回路で実現する場合、2つの
インバータ6,7を除外しても計46個のトランジ
スタが必要になる。すなわち、従来では素子数が
多いといつた欠点がある。さらに従来では第3図
のタイムチヤートから明らかなように、フリツプ
フロツプ8のQ出力S1と出力およびフリツプ
フロツプ9のQ出力S2と出力とがそれぞれ互
いに反転関係にないため、チヤージポンプ2で必
要とするNを得るには別にインバータ16を設け
る必要がある。このために従来ではPLL回路全体
からみた場合、さらに素子数が多くなつてしまう
といつた欠点がある。 このため素子数を削減する目的で第5図に示す
ような位相比較回路が考えられている。また第6
図はその動作を説明するためのタイミングチヤー
トである。位相比較回路20では図示するよう
に、前記基準周波数Refをもつた基準信号Refが
R−Sフリツプフロツプ21のセツト入力端に供
給されると共に、この基準信号RefがR−Sフリ
ツプフロツプ22のリセツト端に供給される。さ
らに前記周波数sigをもつた信号SigがR−Sフ
リツプフロツプ23のセツト入力端に供給される
と共に、この信号SigがR−Sフリツプフロツプ
24のリセツト入力端に供給される。さらに上記
フリツプフロツプ22,24の出力1,2そ
れぞれは、フリツプフロツプ21,23それぞれ
のリセツト入力端に供給される。またフリツプフ
ロツプ21の出力およびフリツプフロツプ2
3の出力はノアゲート25に並列に供給され
ると共に、このノアゲート25の出力Xは上記フ
リツプフロツプ22,24それぞれのセツト入力
端に供給される。そして上記フリツプフロツプ2
1の出力はチヤージポンプ26のPチヤンネ
ルMOSトランジスタ27のゲートに供給される
と共に、フリツプフロツプ23のQ出力NはNチ
ヤンネルMOSトランジスタ28のゲートに供給
される。なお上記4つのフリツプフロツプ21〜
24は全てリセツト優先型であり、さらにリセツ
ト入力が“0”レベルのときにリセツトするよう
になつている。 したがつてフリツプフロツプ21〜24のQ,
出力は互いに反転関係を保持することになる。
ここで第6図のタイミングチヤートから明らかな
ように、基準信号Refの位相に対する入力信号
Sigの位相の遅れ期間だけフリツプフロツプ21
の出力が“0”レベルとなり、一方基準信号
Refの位相に対する入力信号Sigの位相の進み期
間だけフリツプフロツプ23の出力が“0”
レベル、Q出力Nが“1”レベルとなる。チヤー
ジポンプ26に上記フリツプフロツプ21の出
力とフリツプフロツプ23のQ出力Nをそれぞ
れ与えると、チヤージポンプ26の出力D0は基
準信号Refの位相に対する入力信号Sigの位相の
遅れ期間だけ“1”レベルとなり、基準信号Ref
の位相に対する入力信号Sigの位相の進み期間だ
け“0”レベルとなり、基準信号Refの位相と入
力信号Sigの位相が同位相の場合には高インピー
ダンス状態となる。すなわちこの回路は従来の位
相比較回路と同様の機能を持つている。また第7
図は第5図に示す位相比較回路を具体的に示した
ものであり、図中の符号は第5図中のものと対応
している。そしてこの第7図に示す位相比較回路
を相補MOSトランジスタ回路で実現する場合に
は計36個のトランジスタで構成でき、従来回路が
46個のトランジスタを必要としているのに比らべ
て大幅に素子数を削減することができる。しかし
ながら第5図に示す回路では素子数を削減できる
という長所があるが、フリツプフロツプ21〜2
4が全て“0”レベルのリセツト入力によるリセ
ツト優先型であるために、基準信号Refまたは入
力信号Sigとしてパルス幅の狭い“1”レベルの
信号が与えられた場合に誤動作するという不都合
が生ずる。第8図は第5図に示す位相比較回路が
誤動作する場合の動作を説明するためのタイミン
グチヤートである。すなわち基準信号Refおよび
入力信号Sigとして、第8図に示すように互いに
“1”レベル期間が重ならないようなパルス幅の
狭い“1”レベルの信号が与えられた場合、信号
Ref,Sigの周期および信号Ref,Sigの位相関係
が前記第6図の場合と全く同じであるにもかかわ
らず、チヤージポンプ26の出力D0は基準信号
Refが“1”レベルに立ち上つた後に“1”レベ
ルのままとなり、位相比較回路としての機能を果
たさない。すなわち第5図に示す位相比較回路は
基準信号Refおよび入力信号Sigそれぞれのデユ
ーテイによつて誤動作する場合があり、位相比較
回路として使用することはできない。 この発明は上記のような事情を考慮してなされ
たもので、その目的とするところは、基準信号と
入力信号それぞれのデユーテイにかかわらず常に
誤動作することなく、しかも従来に比較して素子
数を削減することができる位相比較回路を提供す
ることにある。 以下図面を参照してこの発明の実施例を説明す
る。第9図はこの発明に係る位相比較回路の第1
の実施例を示す構成図である。位相比較回路30
では基準信号Refがフリツプフロツプ31,32
それぞれのセツト入力端に供給され、入力信号
Sigがフリツプフロツプ33,34それぞれのセ
ツト入力端に供給される。さらに上記フリツプフ
ロツプ32,34のQ出力1,2はそれぞれ上
記フリツプフロツプ31,33それぞれのリセツ
ト入力端に供給される。またフリツプフロツプ3
1,33それぞれの出力,はノアゲート3
5に供給され、さらにこのノアゲート35の出力
Xは上記フリツプフロツプ32,34それぞれの
リセツト入力端に供給される。さらにまた上記フ
リツプフロツプ31の出力はチヤージポンプ
26のPチヤンネルMOSトランジス27のゲー
トに供給され、上記フリツプフロツプ33のQ出
力Nはチヤージポンプ26のNチヤンネルMOS
トランジスタ28のゲートに供給される。また上
記フリツプフロツプ31〜34は全てリセツト優
先型のRSフリツプフロツプであり、フリツプフ
ロツプ31,33はセツト入力端が“1”レベル
のときセツトしさらにリセツト入力端が“0”レ
ベルのときリセツトするようになつているととも
に、フリツプフロツプ32,34はこれとは反対
にセツト入力端が“0”レベルのときにセツトし
さらにリセツト入力端が“1”レベルのときリセ
ツトするようになつている。 次に上記のように構成された回路の動作を第1
0図に示すタイミングチヤートを用いて説明す
る。ここでは基準信号Refおよび入力信号Sigと
しては互いにその“1”レベル期間が重ならない
ような、パルス幅の狭い信号を供給するものとす
る。まず基準信号Refおよび入力信号Sigがとも
に“0”レベルのときにフリツプフロツプ31,
33はリセツト状態、フリツプフロツプ32,3
4はセツト状態にあるとする。そしてこのときに
はノアゲート35の出力Xは“0”レベルになつ
ている。最初に入力信号Sigに先だつて基準信号
Refが“1”レベルに立ち上るとフリツプフロツ
プ31がセツトしてその出力が“0”レベル
に立ち下る。次に入力信号Sigが“1”レベルに
立ち上るとフリツプフロツプ33がセツトしてそ
のQ出力Nが“1”レベルに立ち上り、これとは
反対に出力が“0”レベルに立ち下る。上記
出力が“0”レベルになるとこのときすでに
フリツプフロツプ31の出力は“0”レベル
になつているので、この後ノアゲート35の出力
Xが“1”レベルに立ち上る。上記出力Xが
“1”レベルに立ち上るとこの後フリツプフロツ
プ32,34がともにリセツトし、このフリツプ
フロツプ32,34それぞれのQ出力1,2は
ともに“0”レベルに立ち下る。上記Q出力
1,2が“0”レベルに立ち下るとこの後フリ
ツプフロツプ31,33がともにリセツトする。
フリツプフロツプ31,33がリセツトすると、
フリツプフロツプ31の出力が“1”レベル
に立ち上ると共に、フリツプフロツプ33の出
力が“1”レベルに立ち上り、反対にQ出力N
が“0”レベルに立ち下る。上記出力および
出力がともに“1”レベルに立ち上ると、ノ
アゲート35の出力Xは“0”レベルに立ち下つ
てフリツプフロツプ32,34のリセツト入力が
除去される。このときフリツプフロツプ32のセ
ツト入力端に与えられている基準信号Refは
“0”レベルになつているので、フリツプフロツ
プ32のリセツト入力が除去されると直ちにこの
フリツプフロツプ32はセツトしそのQ出力1
が“1”レベルに立ち上る。一方リセツト入力が
除去されてもフリツプフロツプ34のセツト入力
端に与えられている入力信号Sigは“1”レベル
となつているため、このフリツプフロツプ34は
セツトされずそのQ出力2は“0”レベルのま
まである。そしてフリツプフロツプ34のQ出力
2は入力信号Sigが“0”レベルに立ち上りフリ
ツプフロツプ34がセツトしてはじめて“1”レ
ベルに立ち上る。以上のような一連の動作におい
て入力信号Sigが“1”レベルに立ち上り、ノア
ゲート35の出力Xが“0”レベルに立ち下るま
での動作は一瞬のうちに行なわれるために、が
“0”レベルでかつNが“1”レベルとなつてい
る期間はわずかな期間となる。 次に基準信号Refに先だつて入力信号Sigが
“1”レベルに立ち上るとフリツプフロツプ33
がセツトしそのQ出力Nが“1”レベルに立ち上
り、反対にその出力が“0”レベルに立ち下
る。次に基準信号Refが“1”レベルに立ち上る
とフリツプフロツプ31がセツトしてその出力
が“0”レベルに立ち下る。上記出力が
“0”レベルに立ち下るとこのときすでに出力
は“0”レベルになつているので、ノアゲート
35の出力Xが“1”レベルに立ち上る。上記ノ
アゲート35の出力Xが“1”レベルに立ち上る
とフリツプフロツプ32,34がともにリセツト
してそれぞれのQ出力1,2がともに“0”レ
ベルに立ち下る。上記Q出力1,2が“0”レ
ベルに立ち下るとフリツプフロツプ31,33が
ともにリセツトする。フリツプフロツプ31,3
3がともにリセツトするとフリツプフロツプ31
の出力が“1”レベルに立ち上り、さらにフ
リツプフロツプ33のQ出力Nが“0”レベルに
立ち下るとともに反対に出力が“1”レベル
に立ち上る。上記出力,がともに“1”レ
ベルに立ち上るとノアゲート35の出力Xが
“0”レベルに立ち下り、フリツプフロツプ3
2,34のリセツト入力が除去される。このとき
フリツプフロツプ34のセツト入力端には“0”
レベルの入力信号Sigが与えられているので、上
記リセツト入力が除去されると直ちにフリツプフ
ロツプ34はセツトしてそのQ出力2は“1”
レベルに立ち上る。一方リセツト入力が除去され
てもフリツプフロツプ32はリセツト状態を保持
し、基準信号Refが“0”レベルに立ち下つては
じめてセツトしそのQ出力1が“1”レベルに
立ち上る。以上の一連の動作において基準信号
Refが“1”レベルに立ち上つてからノアゲート
35の出力Xが“0”レベルに立ち下るまでの動
作は一瞬のうちに行なわれるために、が“0”
レベルでかつが“0”レベルとなつている期間
はわずかな期間である。 以上のような動作をする位相比較回路30の出
力,Nをチヤージポンプ26に供給すると、チ
ヤージポンプ26の出力D0は第10図に示すよ
うに、基準信号Refの位相に対する入力信号Sig
の位相の遅れ期間だけ“1”レベルとなり、また
基準信号Refの位相に対する入力信号Sigの位相
の進み期間だけ“0”レベルとなり第9図に示す
回路が位相比較回路として動作することになる。
しかも第10図に示すように基準信号Ref、入力
信号Sigとして互いに“1”レベル期間が重なら
ないようなパルス幅の狭い信号を与えても、前記
第5図に示す回路のように誤動作することはな
い。 第11図は上記第1の実施例による位相比較回
路を具体的に示す構成図であり、図中の符号は第
9図中のものと対応している。ここで各フリツプ
フロツプ31ないし34を構成するアンド−ノア
型の複合ゲートを相補MOSトランジスタで構成
するには6個のMOSトランジスタが必要であ
り、同様に各フリツプフロツプ31ないし34を
構成するインバータを相補MOSトランジスタで
構成するには2個のMOSトランジスタが必要で
あり、さらにノアゲート35を相補MOSトラン
ジスタで構成するには4個のMOSトランジスタ
が必要になる。従つて、この第11図に示す回路
を相補MOSトランジスタを用いて実現すると、
前記第5図に示す回路の場合と同様に計36個のト
ランジスタで構成でき、従来回路が46個のトラン
ジスタを必要としていたのに比らべると大幅に素
子数を削減することができる。 第12図は上記第1の実施例による位相比較回
路を具体的に示すもう1つの構成図である。第1
1図に示す回路がフリツプフロツプ31,33そ
れぞれの出力,をノアゲート35に供給
し、このノアゲート35の出力Xをフリツプフロ
ツプ32,34のリセツト入力としているのに対
し、第12図に示す回路ではフリツプフロツプ3
1,33それぞれのQ出力P,,Nをナンドゲー
ト36に供給し、このナンドゲート36の出力を
インバータ37に供給し、さらにこのインバータ
37の出力Xをフリツプフロツプ32,34のリ
セツト入力とするようにしたものである。したが
つて第12図に示す回路の場合には第11図に示
す回路よりも必要とするトランジスタは2個増加
するが、従来と比べた場合には素子数を大幅に削
減することができる。 第13図はこの発明の第2の実施例を示す構成
図である。上記第12図に示す第1の実施例の具
体図では、ナンドゲート36とインバータ37と
でフリツプフロツプ32,34のリセツト信号を
発生するようにしていたが、この実施例ではナン
ドゲートとインバータの機能すなわちアドゲート
の機能をフリツプフロツプ32,34それぞれに
もたせるようにしたものである。したがつてここ
ではフリツプフロツプ32,34の代わりにその
リセツト入力端にアンドゲートが設けられたフリ
ツプフロツプ32′,34′が用いられ、このアン
ドゲートそれぞれにフリツプフロツプ31,33
のQ出力P,Nを並列に供給するようにしたもの
である。また第14図は上記第2の実施例による
位相比較回路を具体的に示したものである。 第15図はこの発明の第3の実施例を示す構成
図である。この実施例回路において位相比較回路
40を構成する4個のフリツプフロツプ41〜4
4は上記第1、第2の実施例と同様にリセツト優
先型のものが用いられている。しかし第1、第2
の実施例ではフリツプフロツプ31,33がセツ
ト入力として“1”レベル、リセツト入力として
“0”レベルを用いるとともにフリツプフロツプ
32,34,32′,34′がセツト入力として
“0”レベル、リセツト入力として“1”レベル
を用いていたのに対して、この実施例ではフリツ
プフロツプ41,43がセツト入力として“0”
レベル、リセツト入力として“1”レベルを用い
るとともにフリツプフロツプ42,44がセツト
入力として“1”レベル、リセツト入力として
“0”レベルを用いるような構成としたものであ
る。このため基準信号Refはインバータ45を介
してフリツプフロツプ41,42それぞれのセツ
ト入力端に供給されるとともに、入力信号Sigは
インバータ46を介してフリツプフロツプ43,
44それぞれのセツト入力端に供給される。さら
に上記フリツプフロツプ42,44の出力
Q1,Q2それぞれがフリツプフロツプ41,43
それぞれのリセツト入力端に供給される。また上
記のようなフリツプフロツプ41〜44を用いる
ため、前記ノアゲート35の代わりにナンドゲー
ト47を用い、このナンドゲート47の出力が
上記フリツプフロツプ42,44それぞれのリセ
ツト入力端に供給される。また第16図はこの第
3の実施例回路の動作を示すタイミングチヤート
であり、さらに第17図はこの第3の実施例回路
を具体的に示す構成図、第18図はこの実施例回
路を具体的に示すもう1つの構成図である。 第19図はこの発明の第4の実施例を示す構成
図である。この実施例では上記第3の実施例のナ
ンドゲート47の機能をフリツプフロツプ42,
44にもたせるようにしたものであり、このため
フリツプフロツプ42,44の代わりにリセツト
入力端にオアゲートが設けられたフリツプフロツ
プ42′,44′を用い、このオアゲートそれぞれ
にフリツプフロツプ41,43の出力,を
並列に供給するようにしたものである。また第2
0図はこの第4の実施例回路を具体的に示したも
のである。 ところで、前記第10図のタイミングチヤート
及び第16図のタイミングチヤートは、前記第9
図、第15図に示す第1、第3の実施例回路にお
いて基準信号Refと入力信号Sigの“1”レベル
期間が重ならないようなパルス幅の狭い信号が入
力された場合のものであるが、RefとSigの
“1”レベル期間が重なつた場合のタイミングチ
ヤートを第21図、第22図に示す。第21図は
第9図に示す第1の実施例回路の場合であり、第
22図は第15図に示す第3の実施例回路の場合
である。図示するように、いずれの場合も誤動作
することなく動作することがわかる。 以上説明したようにこの発明によれば、基準信
号と入力信号それぞれのデユーテイにかかわらず
常に誤動作することなく、しかも従来に比較して
素子数を削減することができる位相比較回路を提
供することができる。
較検出する位相比較回路に関する。 第1図は基本的なPLL回路の構成を示すブロツ
ク図である。すなわち、位相比較回路1の出力に
応じてチヤージポンプ2を動作させ、さらにチヤ
ージポンプ2の出力をローパスフイルタ3により
直流化し、その直流出力電圧またはこの電圧を増
幅した直流出力電圧に応じて電圧制御発振回路
(VCO)4を動作させ、この発振回路4から得ら
れる発振周波数vをこのシステムの出力周波数
0とすると共に、分周比がプログラム可能なプ
ログラム分周回路5に入力信号として与え、この
プログラム分周回路5の出力すなわち周波数sig
をもつた信号Sigと基準周波数Refをもつた基準
信号Refとを位相比較回路1で比較する。この回
路構成において各部が適切に設計されているなら
ば、出力周波数0は0=N・sigとなる。こ
こでNはプログラム分周回路5の分周比となる。 第2図は上記PLL回路に用いられる従来の位相
比較回路1をチヤージポンプ2と共に示す回路構
成図、第3図はその動作を説明するためのタイミ
ングチヤートを示す図である。図示するように位
相比較回路1は、前記基準信号Refおよび前記信
号Sigをそれぞれ反転するインバータ6,7、こ
のインバータ6,7の出力、それぞれを
セツト入力とすると共にそれぞれのリセツト入力
端にアンドゲートが設けられるフリツプフロツプ
8,9、このフリツプフロツプ8,9のQ出力
S1,S2それぞれをセツト入力とするフリツプフロ
ツプ10,11、上記フリツプフロツプ8,9お
よびフリツプフロツプ10,11それぞれのQ出
力S1,S2,1,2を入力とするナンドゲート1
2、およびフリツプフロツプ8,9それぞれの
出力、を入力とするアンドゲート13から構
成される。また上記フリツプフロツプ8のリセツ
ト入力端に設けられるアンドゲートには、フリツ
プフロツプ10のQ出力1およびナンドゲート
12の出力が供給されると共に、上記フリツプ
フロツプ9のリセツト入力端に設けられるアンド
ゲートには、フリツプフロツプ11のQ出力2
およびナンドゲート12の出力が供給される。
またさらに上記ナンドゲート12の出力はフリ
ツプフロツプ10,11それぞれのリセツト入力
端に供給される。一方チヤージポンプ2は電源V
DDと電源VSS(接地電位)との間に直列接続され
たPチヤンネルMOSトランジスタ14およびN
チヤンネルMOSトランジスタ15とこのNチヤ
ンネルMOSトランジスタ15のゲートに接続さ
れたインバータ16とから構成されている。そし
て上記PチヤンネルMOSトランジスタ14のゲ
ートには前記フリツプフロツプ8のの出力
が、上記インバータ16には前記フリツプフロツ
プ9の出力がそれぞれ供給される。 いま上記回路において第3図に示すように、基
準信号Refの位相よりも信号Sigの位相が遅れて
いる場合には、フリツプフロツプ8の出力
が、基準信号Refの位相に対する信号Sigの位相
遅れ期間だけ“0”レベルとなる。一方信号Sig
の位相が基準信号Refの位相よりも進んでいる場
合には、フリツプフロツプ9の出力が、基準
信号Refの位相に対する信号Sigの位相進み期間
だけ“0”レベルとなる。したがつてフリツプフ
ロツプ8の出力およびインバータ16の出力
Nそれぞれを入力とするチヤージポンプ2の出力
D0は、第3図に示すように、入力信号Sigの位相
が基準信号Refの位相よりも遅れている場合にそ
の位相遅れ分だけVDD(“1”)レベルとなり、進
んでいる場合にはその位相進み分だけVSS
(“0”)レベルとなり、さらに基準信号Refと入
力信号Sigとが同位相の場合には高インピーダン
ス状態になる。なお位相比較回路1のアンドゲー
ト13の出力LDは、第3図に示すように、基準
信号Refの位相に対する入力信号Sigの位相の遅
れ期間あるいは進み期間だけ“0”レベルとな
る。このようなチヤージポンプ2の出力D0はこ
の後前記ローパスフイルタ3に供給され、ここで
電圧制御発振回路4を動作させるための直流出力
電圧が形成される。 第4図は上記第2図に示す従来の位相比較回路
1をアンドゲート13を除いた状態で具体的に示
したものであり、図中の符号は第2図中のものと
それぞれ対応している。このような回路を相補
MOSトランジスタ回路で実現する場合、2つの
インバータ6,7を除外しても計46個のトランジ
スタが必要になる。すなわち、従来では素子数が
多いといつた欠点がある。さらに従来では第3図
のタイムチヤートから明らかなように、フリツプ
フロツプ8のQ出力S1と出力およびフリツプ
フロツプ9のQ出力S2と出力とがそれぞれ互
いに反転関係にないため、チヤージポンプ2で必
要とするNを得るには別にインバータ16を設け
る必要がある。このために従来ではPLL回路全体
からみた場合、さらに素子数が多くなつてしまう
といつた欠点がある。 このため素子数を削減する目的で第5図に示す
ような位相比較回路が考えられている。また第6
図はその動作を説明するためのタイミングチヤー
トである。位相比較回路20では図示するよう
に、前記基準周波数Refをもつた基準信号Refが
R−Sフリツプフロツプ21のセツト入力端に供
給されると共に、この基準信号RefがR−Sフリ
ツプフロツプ22のリセツト端に供給される。さ
らに前記周波数sigをもつた信号SigがR−Sフ
リツプフロツプ23のセツト入力端に供給される
と共に、この信号SigがR−Sフリツプフロツプ
24のリセツト入力端に供給される。さらに上記
フリツプフロツプ22,24の出力1,2そ
れぞれは、フリツプフロツプ21,23それぞれ
のリセツト入力端に供給される。またフリツプフ
ロツプ21の出力およびフリツプフロツプ2
3の出力はノアゲート25に並列に供給され
ると共に、このノアゲート25の出力Xは上記フ
リツプフロツプ22,24それぞれのセツト入力
端に供給される。そして上記フリツプフロツプ2
1の出力はチヤージポンプ26のPチヤンネ
ルMOSトランジスタ27のゲートに供給される
と共に、フリツプフロツプ23のQ出力NはNチ
ヤンネルMOSトランジスタ28のゲートに供給
される。なお上記4つのフリツプフロツプ21〜
24は全てリセツト優先型であり、さらにリセツ
ト入力が“0”レベルのときにリセツトするよう
になつている。 したがつてフリツプフロツプ21〜24のQ,
出力は互いに反転関係を保持することになる。
ここで第6図のタイミングチヤートから明らかな
ように、基準信号Refの位相に対する入力信号
Sigの位相の遅れ期間だけフリツプフロツプ21
の出力が“0”レベルとなり、一方基準信号
Refの位相に対する入力信号Sigの位相の進み期
間だけフリツプフロツプ23の出力が“0”
レベル、Q出力Nが“1”レベルとなる。チヤー
ジポンプ26に上記フリツプフロツプ21の出
力とフリツプフロツプ23のQ出力Nをそれぞ
れ与えると、チヤージポンプ26の出力D0は基
準信号Refの位相に対する入力信号Sigの位相の
遅れ期間だけ“1”レベルとなり、基準信号Ref
の位相に対する入力信号Sigの位相の進み期間だ
け“0”レベルとなり、基準信号Refの位相と入
力信号Sigの位相が同位相の場合には高インピー
ダンス状態となる。すなわちこの回路は従来の位
相比較回路と同様の機能を持つている。また第7
図は第5図に示す位相比較回路を具体的に示した
ものであり、図中の符号は第5図中のものと対応
している。そしてこの第7図に示す位相比較回路
を相補MOSトランジスタ回路で実現する場合に
は計36個のトランジスタで構成でき、従来回路が
46個のトランジスタを必要としているのに比らべ
て大幅に素子数を削減することができる。しかし
ながら第5図に示す回路では素子数を削減できる
という長所があるが、フリツプフロツプ21〜2
4が全て“0”レベルのリセツト入力によるリセ
ツト優先型であるために、基準信号Refまたは入
力信号Sigとしてパルス幅の狭い“1”レベルの
信号が与えられた場合に誤動作するという不都合
が生ずる。第8図は第5図に示す位相比較回路が
誤動作する場合の動作を説明するためのタイミン
グチヤートである。すなわち基準信号Refおよび
入力信号Sigとして、第8図に示すように互いに
“1”レベル期間が重ならないようなパルス幅の
狭い“1”レベルの信号が与えられた場合、信号
Ref,Sigの周期および信号Ref,Sigの位相関係
が前記第6図の場合と全く同じであるにもかかわ
らず、チヤージポンプ26の出力D0は基準信号
Refが“1”レベルに立ち上つた後に“1”レベ
ルのままとなり、位相比較回路としての機能を果
たさない。すなわち第5図に示す位相比較回路は
基準信号Refおよび入力信号Sigそれぞれのデユ
ーテイによつて誤動作する場合があり、位相比較
回路として使用することはできない。 この発明は上記のような事情を考慮してなされ
たもので、その目的とするところは、基準信号と
入力信号それぞれのデユーテイにかかわらず常に
誤動作することなく、しかも従来に比較して素子
数を削減することができる位相比較回路を提供す
ることにある。 以下図面を参照してこの発明の実施例を説明す
る。第9図はこの発明に係る位相比較回路の第1
の実施例を示す構成図である。位相比較回路30
では基準信号Refがフリツプフロツプ31,32
それぞれのセツト入力端に供給され、入力信号
Sigがフリツプフロツプ33,34それぞれのセ
ツト入力端に供給される。さらに上記フリツプフ
ロツプ32,34のQ出力1,2はそれぞれ上
記フリツプフロツプ31,33それぞれのリセツ
ト入力端に供給される。またフリツプフロツプ3
1,33それぞれの出力,はノアゲート3
5に供給され、さらにこのノアゲート35の出力
Xは上記フリツプフロツプ32,34それぞれの
リセツト入力端に供給される。さらにまた上記フ
リツプフロツプ31の出力はチヤージポンプ
26のPチヤンネルMOSトランジス27のゲー
トに供給され、上記フリツプフロツプ33のQ出
力Nはチヤージポンプ26のNチヤンネルMOS
トランジスタ28のゲートに供給される。また上
記フリツプフロツプ31〜34は全てリセツト優
先型のRSフリツプフロツプであり、フリツプフ
ロツプ31,33はセツト入力端が“1”レベル
のときセツトしさらにリセツト入力端が“0”レ
ベルのときリセツトするようになつているととも
に、フリツプフロツプ32,34はこれとは反対
にセツト入力端が“0”レベルのときにセツトし
さらにリセツト入力端が“1”レベルのときリセ
ツトするようになつている。 次に上記のように構成された回路の動作を第1
0図に示すタイミングチヤートを用いて説明す
る。ここでは基準信号Refおよび入力信号Sigと
しては互いにその“1”レベル期間が重ならない
ような、パルス幅の狭い信号を供給するものとす
る。まず基準信号Refおよび入力信号Sigがとも
に“0”レベルのときにフリツプフロツプ31,
33はリセツト状態、フリツプフロツプ32,3
4はセツト状態にあるとする。そしてこのときに
はノアゲート35の出力Xは“0”レベルになつ
ている。最初に入力信号Sigに先だつて基準信号
Refが“1”レベルに立ち上るとフリツプフロツ
プ31がセツトしてその出力が“0”レベル
に立ち下る。次に入力信号Sigが“1”レベルに
立ち上るとフリツプフロツプ33がセツトしてそ
のQ出力Nが“1”レベルに立ち上り、これとは
反対に出力が“0”レベルに立ち下る。上記
出力が“0”レベルになるとこのときすでに
フリツプフロツプ31の出力は“0”レベル
になつているので、この後ノアゲート35の出力
Xが“1”レベルに立ち上る。上記出力Xが
“1”レベルに立ち上るとこの後フリツプフロツ
プ32,34がともにリセツトし、このフリツプ
フロツプ32,34それぞれのQ出力1,2は
ともに“0”レベルに立ち下る。上記Q出力
1,2が“0”レベルに立ち下るとこの後フリ
ツプフロツプ31,33がともにリセツトする。
フリツプフロツプ31,33がリセツトすると、
フリツプフロツプ31の出力が“1”レベル
に立ち上ると共に、フリツプフロツプ33の出
力が“1”レベルに立ち上り、反対にQ出力N
が“0”レベルに立ち下る。上記出力および
出力がともに“1”レベルに立ち上ると、ノ
アゲート35の出力Xは“0”レベルに立ち下つ
てフリツプフロツプ32,34のリセツト入力が
除去される。このときフリツプフロツプ32のセ
ツト入力端に与えられている基準信号Refは
“0”レベルになつているので、フリツプフロツ
プ32のリセツト入力が除去されると直ちにこの
フリツプフロツプ32はセツトしそのQ出力1
が“1”レベルに立ち上る。一方リセツト入力が
除去されてもフリツプフロツプ34のセツト入力
端に与えられている入力信号Sigは“1”レベル
となつているため、このフリツプフロツプ34は
セツトされずそのQ出力2は“0”レベルのま
まである。そしてフリツプフロツプ34のQ出力
2は入力信号Sigが“0”レベルに立ち上りフリ
ツプフロツプ34がセツトしてはじめて“1”レ
ベルに立ち上る。以上のような一連の動作におい
て入力信号Sigが“1”レベルに立ち上り、ノア
ゲート35の出力Xが“0”レベルに立ち下るま
での動作は一瞬のうちに行なわれるために、が
“0”レベルでかつNが“1”レベルとなつてい
る期間はわずかな期間となる。 次に基準信号Refに先だつて入力信号Sigが
“1”レベルに立ち上るとフリツプフロツプ33
がセツトしそのQ出力Nが“1”レベルに立ち上
り、反対にその出力が“0”レベルに立ち下
る。次に基準信号Refが“1”レベルに立ち上る
とフリツプフロツプ31がセツトしてその出力
が“0”レベルに立ち下る。上記出力が
“0”レベルに立ち下るとこのときすでに出力
は“0”レベルになつているので、ノアゲート
35の出力Xが“1”レベルに立ち上る。上記ノ
アゲート35の出力Xが“1”レベルに立ち上る
とフリツプフロツプ32,34がともにリセツト
してそれぞれのQ出力1,2がともに“0”レ
ベルに立ち下る。上記Q出力1,2が“0”レ
ベルに立ち下るとフリツプフロツプ31,33が
ともにリセツトする。フリツプフロツプ31,3
3がともにリセツトするとフリツプフロツプ31
の出力が“1”レベルに立ち上り、さらにフ
リツプフロツプ33のQ出力Nが“0”レベルに
立ち下るとともに反対に出力が“1”レベル
に立ち上る。上記出力,がともに“1”レ
ベルに立ち上るとノアゲート35の出力Xが
“0”レベルに立ち下り、フリツプフロツプ3
2,34のリセツト入力が除去される。このとき
フリツプフロツプ34のセツト入力端には“0”
レベルの入力信号Sigが与えられているので、上
記リセツト入力が除去されると直ちにフリツプフ
ロツプ34はセツトしてそのQ出力2は“1”
レベルに立ち上る。一方リセツト入力が除去され
てもフリツプフロツプ32はリセツト状態を保持
し、基準信号Refが“0”レベルに立ち下つては
じめてセツトしそのQ出力1が“1”レベルに
立ち上る。以上の一連の動作において基準信号
Refが“1”レベルに立ち上つてからノアゲート
35の出力Xが“0”レベルに立ち下るまでの動
作は一瞬のうちに行なわれるために、が“0”
レベルでかつが“0”レベルとなつている期間
はわずかな期間である。 以上のような動作をする位相比較回路30の出
力,Nをチヤージポンプ26に供給すると、チ
ヤージポンプ26の出力D0は第10図に示すよ
うに、基準信号Refの位相に対する入力信号Sig
の位相の遅れ期間だけ“1”レベルとなり、また
基準信号Refの位相に対する入力信号Sigの位相
の進み期間だけ“0”レベルとなり第9図に示す
回路が位相比較回路として動作することになる。
しかも第10図に示すように基準信号Ref、入力
信号Sigとして互いに“1”レベル期間が重なら
ないようなパルス幅の狭い信号を与えても、前記
第5図に示す回路のように誤動作することはな
い。 第11図は上記第1の実施例による位相比較回
路を具体的に示す構成図であり、図中の符号は第
9図中のものと対応している。ここで各フリツプ
フロツプ31ないし34を構成するアンド−ノア
型の複合ゲートを相補MOSトランジスタで構成
するには6個のMOSトランジスタが必要であ
り、同様に各フリツプフロツプ31ないし34を
構成するインバータを相補MOSトランジスタで
構成するには2個のMOSトランジスタが必要で
あり、さらにノアゲート35を相補MOSトラン
ジスタで構成するには4個のMOSトランジスタ
が必要になる。従つて、この第11図に示す回路
を相補MOSトランジスタを用いて実現すると、
前記第5図に示す回路の場合と同様に計36個のト
ランジスタで構成でき、従来回路が46個のトラン
ジスタを必要としていたのに比らべると大幅に素
子数を削減することができる。 第12図は上記第1の実施例による位相比較回
路を具体的に示すもう1つの構成図である。第1
1図に示す回路がフリツプフロツプ31,33そ
れぞれの出力,をノアゲート35に供給
し、このノアゲート35の出力Xをフリツプフロ
ツプ32,34のリセツト入力としているのに対
し、第12図に示す回路ではフリツプフロツプ3
1,33それぞれのQ出力P,,Nをナンドゲー
ト36に供給し、このナンドゲート36の出力を
インバータ37に供給し、さらにこのインバータ
37の出力Xをフリツプフロツプ32,34のリ
セツト入力とするようにしたものである。したが
つて第12図に示す回路の場合には第11図に示
す回路よりも必要とするトランジスタは2個増加
するが、従来と比べた場合には素子数を大幅に削
減することができる。 第13図はこの発明の第2の実施例を示す構成
図である。上記第12図に示す第1の実施例の具
体図では、ナンドゲート36とインバータ37と
でフリツプフロツプ32,34のリセツト信号を
発生するようにしていたが、この実施例ではナン
ドゲートとインバータの機能すなわちアドゲート
の機能をフリツプフロツプ32,34それぞれに
もたせるようにしたものである。したがつてここ
ではフリツプフロツプ32,34の代わりにその
リセツト入力端にアンドゲートが設けられたフリ
ツプフロツプ32′,34′が用いられ、このアン
ドゲートそれぞれにフリツプフロツプ31,33
のQ出力P,Nを並列に供給するようにしたもの
である。また第14図は上記第2の実施例による
位相比較回路を具体的に示したものである。 第15図はこの発明の第3の実施例を示す構成
図である。この実施例回路において位相比較回路
40を構成する4個のフリツプフロツプ41〜4
4は上記第1、第2の実施例と同様にリセツト優
先型のものが用いられている。しかし第1、第2
の実施例ではフリツプフロツプ31,33がセツ
ト入力として“1”レベル、リセツト入力として
“0”レベルを用いるとともにフリツプフロツプ
32,34,32′,34′がセツト入力として
“0”レベル、リセツト入力として“1”レベル
を用いていたのに対して、この実施例ではフリツ
プフロツプ41,43がセツト入力として“0”
レベル、リセツト入力として“1”レベルを用い
るとともにフリツプフロツプ42,44がセツト
入力として“1”レベル、リセツト入力として
“0”レベルを用いるような構成としたものであ
る。このため基準信号Refはインバータ45を介
してフリツプフロツプ41,42それぞれのセツ
ト入力端に供給されるとともに、入力信号Sigは
インバータ46を介してフリツプフロツプ43,
44それぞれのセツト入力端に供給される。さら
に上記フリツプフロツプ42,44の出力
Q1,Q2それぞれがフリツプフロツプ41,43
それぞれのリセツト入力端に供給される。また上
記のようなフリツプフロツプ41〜44を用いる
ため、前記ノアゲート35の代わりにナンドゲー
ト47を用い、このナンドゲート47の出力が
上記フリツプフロツプ42,44それぞれのリセ
ツト入力端に供給される。また第16図はこの第
3の実施例回路の動作を示すタイミングチヤート
であり、さらに第17図はこの第3の実施例回路
を具体的に示す構成図、第18図はこの実施例回
路を具体的に示すもう1つの構成図である。 第19図はこの発明の第4の実施例を示す構成
図である。この実施例では上記第3の実施例のナ
ンドゲート47の機能をフリツプフロツプ42,
44にもたせるようにしたものであり、このため
フリツプフロツプ42,44の代わりにリセツト
入力端にオアゲートが設けられたフリツプフロツ
プ42′,44′を用い、このオアゲートそれぞれ
にフリツプフロツプ41,43の出力,を
並列に供給するようにしたものである。また第2
0図はこの第4の実施例回路を具体的に示したも
のである。 ところで、前記第10図のタイミングチヤート
及び第16図のタイミングチヤートは、前記第9
図、第15図に示す第1、第3の実施例回路にお
いて基準信号Refと入力信号Sigの“1”レベル
期間が重ならないようなパルス幅の狭い信号が入
力された場合のものであるが、RefとSigの
“1”レベル期間が重なつた場合のタイミングチ
ヤートを第21図、第22図に示す。第21図は
第9図に示す第1の実施例回路の場合であり、第
22図は第15図に示す第3の実施例回路の場合
である。図示するように、いずれの場合も誤動作
することなく動作することがわかる。 以上説明したようにこの発明によれば、基準信
号と入力信号それぞれのデユーテイにかかわらず
常に誤動作することなく、しかも従来に比較して
素子数を削減することができる位相比較回路を提
供することができる。
第1図はPLL回路のブロツク構成図、第2図は
従来の位相比較回路の構成図、第3図は上記従来
回路の動作を説明するためのタイミングチヤー
ト、第4図は上記従来回路を具体的に示す構成
図、第5図は上記従来回路を改良した位相比較回
路の構成図、第6図は上記第5図に示す回路の動
作を説明するためのタイミングチヤート、第7図
は上記第5図に示す回路を具体的に示す構成図、
第8図は上記第5図に示す回路の動作を説明する
ためのタイミングチヤート、第9図はこの発明の
第1の実施例の構成図、第10図は上記第1の実
施例の動作を説明するためのタイミングチヤー
ト、第11図は上記第1の実施例回路を具体的に
示す構成図、第12図は上記第1の実施例回路を
具体的に示すもう1つの構成図、第13図はこの
発明の第2の実施例の構成図、第14図は上記第
2の実施例回路を具体的に示す構成図、第15図
はこの発明の第3の実施例の構成図、第16図は
上記第3の実施例回路の動作を示すタイミングチ
ヤート、第17図は上記第3の実施例回路を具体
的に示す構成図、第18図は上記第3の実施例回
路を具体的に示すもう1つの構成図、第19図は
この発明の第4の実施例の構成図、第20図は上
記第4の実施例を具体的に示す構成図、第21図
は上記第9図に示すこの発明の第1の実施例の異
なる動作を示すタイミングチヤート、第22図は
上記第15図に示すこの発明の第3の実施例の異
なる動作を示すタイミングチヤートである。 26……チヤージポンプ、30,40……位相
比較回路、31〜34,32′,34′,41〜4
4,42′,44′……フリツプフロツプ、35,
48……ノアゲート、36,47……ナンドゲー
ト、37,45,46,49……インバータ。
従来の位相比較回路の構成図、第3図は上記従来
回路の動作を説明するためのタイミングチヤー
ト、第4図は上記従来回路を具体的に示す構成
図、第5図は上記従来回路を改良した位相比較回
路の構成図、第6図は上記第5図に示す回路の動
作を説明するためのタイミングチヤート、第7図
は上記第5図に示す回路を具体的に示す構成図、
第8図は上記第5図に示す回路の動作を説明する
ためのタイミングチヤート、第9図はこの発明の
第1の実施例の構成図、第10図は上記第1の実
施例の動作を説明するためのタイミングチヤー
ト、第11図は上記第1の実施例回路を具体的に
示す構成図、第12図は上記第1の実施例回路を
具体的に示すもう1つの構成図、第13図はこの
発明の第2の実施例の構成図、第14図は上記第
2の実施例回路を具体的に示す構成図、第15図
はこの発明の第3の実施例の構成図、第16図は
上記第3の実施例回路の動作を示すタイミングチ
ヤート、第17図は上記第3の実施例回路を具体
的に示す構成図、第18図は上記第3の実施例回
路を具体的に示すもう1つの構成図、第19図は
この発明の第4の実施例の構成図、第20図は上
記第4の実施例を具体的に示す構成図、第21図
は上記第9図に示すこの発明の第1の実施例の異
なる動作を示すタイミングチヤート、第22図は
上記第15図に示すこの発明の第3の実施例の異
なる動作を示すタイミングチヤートである。 26……チヤージポンプ、30,40……位相
比較回路、31〜34,32′,34′,41〜4
4,42′,44′……フリツプフロツプ、35,
48……ノアゲート、36,47……ナンドゲー
ト、37,45,46,49……インバータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 それぞれノアゲート部及びこのノアゲート部
の一方入力にアンドゲート部の出力が結合された
複合ゲート回路、この複合ゲート回路の出力を反
転する反転回路、この反転回路の出力を上記アン
ドゲート部の一方入力として供給する手段からな
り、上記アンドゲート部の他方入力としてセツト
信号が、上記ノアゲート部の他方入力としてリセ
ツト信号がそれぞれ供給され、上記ノアゲート部
の出力を信号、上記反転回路の出力をQ信号と
してそれぞれ出力する第1及び第2のリセツト優
先型RSフリツプフロツプと、 それぞれナンドゲート部及びこのナンドゲート
部の一方入力にオアゲート部の出力が結合された
複合ゲート回路、この複合ゲート回路の出力を反
転する反転回路、この反転回路の出力を上記オア
ゲート部の一方入力として供給する手段からな
り、上記オアゲート部の他方入力としてセツト信
号が、上記ナンドゲート部の他方入力としてリセ
ツト信号がそれぞれ供給され、上記ナンドゲート
部の出力を信号、上記反転回路の出力をQ信号
としてそれぞれ出力する第3及び第4のリセツト
優先型RSフリツプフロツプと、 基準信号をセツト信号として上記第1のフリツ
プフロツプのアンドゲート部に供給する手段と、 基準信号をセツト信号として上記第3のフリツ
プフロツプのオアゲート部に供給する手段と、 上記第1のフリツプフロツプの信号をリセツ
ト信号として上記第3のフリツプフロツプのナン
ドゲート部に供給する手段と、 上記基準信号と位相を比較すべき入力信号をセ
ツト信号として上記第2のフリツプフロツプのア
ンドゲート部に供給する手段と、 上記基準信号と位相を比較すべき入力信号をセ
ツト信号として上記第4のフリツプフロツプのオ
アゲート部に供給する手段と、 上記第2のフリツプフロツプの信号をリセツ
ト信号として上記第4のフリツプフロツプのナン
ドゲート部に供給する手段と、 上記第3及び第4の各フリツプフロツプの特定
の出力状態を検出するゲート回路と、 上記ゲート回路の検出出力をリセツト信号とし
て上記上記第1及び第2のフリツプフロツプのノ
アゲート部に供給する手段とを具備し、 上記第3のフリツプフロツプの出力を上記基
準信号に対する入力信号の位相遅れに相当する信
号として出力し上記第4のフリツプフロツプのQ
出力を上記基準信号に対する入力信号の位相進み
に相当する信号として出力するように構成したこ
とを特徴とする位相比較回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1206479A JPS55104126A (en) | 1979-02-05 | 1979-02-05 | Phase comparison circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1206479A JPS55104126A (en) | 1979-02-05 | 1979-02-05 | Phase comparison circuit |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55104126A JPS55104126A (en) | 1980-08-09 |
| JPS6212697B2 true JPS6212697B2 (ja) | 1987-03-20 |
Family
ID=11795165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1206479A Granted JPS55104126A (en) | 1979-02-05 | 1979-02-05 | Phase comparison circuit |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55104126A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4739278A (en) * | 1985-11-12 | 1988-04-19 | Hughes Aircraft Company | Digital phase-frequency discriminator comprising simplified reset means and associated method |
| JP2671371B2 (ja) * | 1988-04-19 | 1997-10-29 | 松下電器産業株式会社 | 位相比較器 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1477584A (en) * | 1975-10-14 | 1977-06-22 | Mullard Ltd | Phase comparator |
| JPS5364570A (en) * | 1976-11-19 | 1978-06-09 | Mitsubishi Electric Corp | Phase comparator |
| JPS5570131A (en) * | 1978-11-22 | 1980-05-27 | Toshiba Corp | Phase comparator circuit |
-
1979
- 1979-02-05 JP JP1206479A patent/JPS55104126A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55104126A (en) | 1980-08-09 |
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