JPS62149801A - Zn−22Al合金粉末を用いた金型の製作法 - Google Patents
Zn−22Al合金粉末を用いた金型の製作法Info
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- JPS62149801A JPS62149801A JP29654685A JP29654685A JPS62149801A JP S62149801 A JPS62149801 A JP S62149801A JP 29654685 A JP29654685 A JP 29654685A JP 29654685 A JP29654685 A JP 29654685A JP S62149801 A JPS62149801 A JP S62149801A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の技術分野〉
本発明は、ロストワックス用鋳型やプラスチック射出成
形用金型などに代表される鋳込み用金型、また圧印用金
型などに代表される塑性加工用金型の製作法に関するも
のである。
形用金型などに代表される鋳込み用金型、また圧印用金
型などに代表される塑性加工用金型の製作法に関するも
のである。
〈従来の技術およびその問題点〉
従来の金型は、切削、研削、放電加工などの機械加工に
よって目的とする形状が作製され、次いで所望の強度や
じ/し性を満足させるための熱処理を施すなど、多くの
工数と時間、ならびに費用をかけて製作されていた。ま
た、形状の複雑な金型の加工にはNC工作機械が導入さ
れる場合も多々あり、金型の加工費は非常に高いものと
なっていた。
よって目的とする形状が作製され、次いで所望の強度や
じ/し性を満足させるための熱処理を施すなど、多くの
工数と時間、ならびに費用をかけて製作されていた。ま
た、形状の複雑な金型の加工にはNC工作機械が導入さ
れる場合も多々あり、金型の加工費は非常に高いものと
なっていた。
更に、金型用の材料としては、硬度や強度が大きくて加
工性の悪い、いわゆる難加工性材料が用いられる場合が
多いため、金型の材料費はもちろんのこと、前記の金型
加工費も一段と高くなっていた。 以上のような理由に
より、これまでの金型は主に大量生産用に用いられ、多
品種少量生産用としては経済的、その他の点から対応が
困難であった。
工性の悪い、いわゆる難加工性材料が用いられる場合が
多いため、金型の材料費はもちろんのこと、前記の金型
加工費も一段と高くなっていた。 以上のような理由に
より、これまでの金型は主に大量生産用に用いられ、多
品種少量生産用としては経済的、その他の点から対応が
困難であった。
それらの問題点を解消するための一つの方策として、特
開昭55−100114号公報で公開されている超塑性
合金の粉末による成形金型の製作法がある。
開昭55−100114号公報で公開されている超塑性
合金の粉末による成形金型の製作法がある。
しかしながら、この方法においては製造された超塑性合
金の粉末をそのまま、すなわち粉末に何ら処理を施さず
に用いている。゛″超塑性粉末″と単に言えば、いかな
る状態のもとでも超塑性を発現して成形加工性に富むか
の印象を与えるが、実際は金属組織、加工温度、加工速
度が適切な状態になってはじめて発現するものである。
金の粉末をそのまま、すなわち粉末に何ら処理を施さず
に用いている。゛″超塑性粉末″と単に言えば、いかな
る状態のもとでも超塑性を発現して成形加工性に富むか
の印象を与えるが、実際は金属組織、加工温度、加工速
度が適切な状態になってはじめて発現するものである。
これらの内、加工温度や加工速度は成形加工の際の条件
によって任意に制御できるが、金属組織は制御が極めて
困難であり、したがって出発時に於ける組織が非常に重
要である。
によって任意に制御できるが、金属組織は制御が極めて
困難であり、したがって出発時に於ける組織が非常に重
要である。
このようなため、特開昭55−100114号公報で公
開されている方法では、超塑性合金の粉末の特質を十分
に発揮することは困難であった。
開されている方法では、超塑性合金の粉末の特質を十分
に発揮することは困難であった。
〈発明の目的〉
本発明は、Zn−22A 1合金粉末で金型を製作する
に際し、あらかじめ急冷処理を施し超塑性化を促進せし
めた粉末を用いることによって、超塑性の特質を十分に
発揮させ、金型製作を簡便に、安価に、かつ精度良くし
、多品種少量生産にも適用できる金型を製作することを
目的としたものである。
に際し、あらかじめ急冷処理を施し超塑性化を促進せし
めた粉末を用いることによって、超塑性の特質を十分に
発揮させ、金型製作を簡便に、安価に、かつ精度良くし
、多品種少量生産にも適用できる金型を製作することを
目的としたものである。
〈発明の構成〉
本発明は、あらかじめ急冷処理を施し超塑性化を促進せ
しめたZn−22AI合金粉末によ、って、鋳込み用金
型や塑性加工用金型を製作する方法に関するものである
。
しめたZn−22AI合金粉末によ、って、鋳込み用金
型や塑性加工用金型を製作する方法に関するものである
。
Zn−22人1合金は、超塑性を示す材料として知られ
ている。ここに超塑性とは、金属がある条件のもとてあ
たかも水アメのように小さい力で異常に伸びる現象のこ
とである。また、この合金は超塑性を発現する条件のも
とでは形状の転写性に優れており、原型の黴細な凹凸を
精度良く転写できる。
ている。ここに超塑性とは、金属がある条件のもとてあ
たかも水アメのように小さい力で異常に伸びる現象のこ
とである。また、この合金は超塑性を発現する条件のも
とでは形状の転写性に優れており、原型の黴細な凹凸を
精度良く転写できる。
これは結晶粒が非常に微細で、かつ均質であるので変形
による肌荒れが通常の材料に比べて大幅に少ないためで
ある。ただし、これらの特質は加工温度や加工速度の影
響を受けるのはもちろんのこと、金属組織の影響を顕著
に受ける。すなわち、粗大化のための熱処理によって微
細な結晶粒を粗大化し、かつ層状組織にすればもはや超
塑性を発現することはなく、強じんな材料に変化させる
ことができる。
による肌荒れが通常の材料に比べて大幅に少ないためで
ある。ただし、これらの特質は加工温度や加工速度の影
響を受けるのはもちろんのこと、金属組織の影響を顕著
に受ける。すなわち、粗大化のための熱処理によって微
細な結晶粒を粗大化し、かつ層状組織にすればもはや超
塑性を発現することはなく、強じんな材料に変化させる
ことができる。
本発明は以上のような特性を利用して、Zn−22人!
合金粉末で金型を製作する際には、粉末が超塑性を発現
する状態のもとで成形して金型製作を容易にし、一旦、
金型が成形されてからは使用中の加熱により、又は別の
熱処理を施すことによって強化し、金型として利用する
ものである。
合金粉末で金型を製作する際には、粉末が超塑性を発現
する状態のもとで成形して金型製作を容易にし、一旦、
金型が成形されてからは使用中の加熱により、又は別の
熱処理を施すことによって強化し、金型として利用する
ものである。
添付図面の第1図は、本発明方法における金型の製作法
を示す模式図である。図に示すように、金型材料である
、急冷処理をあらかじめ施された粉末、すなわち急冷処
理粉末1をコンテナ4内に充てんし、所望の形状を有す
る原型2とパンチ5により加圧3して、原型2の形状を
転写しながら熱間成形する。
を示す模式図である。図に示すように、金型材料である
、急冷処理をあらかじめ施された粉末、すなわち急冷処
理粉末1をコンテナ4内に充てんし、所望の形状を有す
る原型2とパンチ5により加圧3して、原型2の形状を
転写しながら熱間成形する。
本発明において、金型用材料として用いる粉末は、あら
かじめ急冷処理を施し超塑性化を促進せしめた、Zn−
22A 1合金粉末である。粉末に急冷処理を施す手法
は、先に本件出願人において特許出願を行い、特開昭
59−157201号公報において公開された方法を用
いている。すなわち、保護ガス雰囲気中で、380℃の
温度に30分間、加熱保持された粉末を氷水中に浸漬し
て急冷処理を施すというものである。この急冷処理粉末
1は、処理が施されていない通常の粉末(非処理粉末)
に比べて、金属組織は微細・粒状化しており、超塑性の
発現に対して極めて効果的である。
かじめ急冷処理を施し超塑性化を促進せしめた、Zn−
22A 1合金粉末である。粉末に急冷処理を施す手法
は、先に本件出願人において特許出願を行い、特開昭
59−157201号公報において公開された方法を用
いている。すなわち、保護ガス雰囲気中で、380℃の
温度に30分間、加熱保持された粉末を氷水中に浸漬し
て急冷処理を施すというものである。この急冷処理粉末
1は、処理が施されていない通常の粉末(非処理粉末)
に比べて、金属組織は微細・粒状化しており、超塑性の
発現に対して極めて効果的である。
急冷処理粉末の熱間成形に際しては、この粉末が最も超
塑性を発現する 250℃近傍の温度を選定することが
望ましい。250℃のもとにおける圧縮性、すなわち成
形体の密度と成形圧力との関係を添付図面の第2図に示
す。図には比較のために、非処理粉末の圧縮性について
も・印で示しているが、同一の成形圧力を作用させたと
き、O印で示す急冷処理粉末の成形体の密度の方が大き
くなり、急冷処理によって粉末が軟質化していることを
よく現わしている。
塑性を発現する 250℃近傍の温度を選定することが
望ましい。250℃のもとにおける圧縮性、すなわち成
形体の密度と成形圧力との関係を添付図面の第2図に示
す。図には比較のために、非処理粉末の圧縮性について
も・印で示しているが、同一の成形圧力を作用させたと
き、O印で示す急冷処理粉末の成形体の密度の方が大き
くなり、急冷処理によって粉末が軟質化していることを
よく現わしている。
添付図面の第3図は、微細な凹凸部の転写性能を調べる
目的で、熱間成形された粉末成形体の表面粗さを成形圧
力を種々変化させて測定した結果を示したものである。
目的で、熱間成形された粉末成形体の表面粗さを成形圧
力を種々変化させて測定した結果を示したものである。
図中、破線は熱間成形の際に用いたパンチ5の表面粗さ
を示している。急冷処理粉末を用いた場合の粉末成形体
の表面粗さと非処理粉末を用いた場合のそれとを比較す
ると、前者の方が表面粗さが小さく、用いたパンチのそ
れに近い。すなわち、急冷処理粉末の方が非処理粉末の
場合よりも微細部の転写性に優れていることがわかる。
を示している。急冷処理粉末を用いた場合の粉末成形体
の表面粗さと非処理粉末を用いた場合のそれとを比較す
ると、前者の方が表面粗さが小さく、用いたパンチのそ
れに近い。すなわち、急冷処理粉末の方が非処理粉末の
場合よりも微細部の転写性に優れていることがわかる。
添付図面の第1図の方法によって原型の形状を転写しな
がら熱間成形された粉末成形体を、ロストワックス用鋳
型やプラスチック射出成形用金型などの鋳込み用金型と
して利用する場合には、その使用中に加熱されるため熱
処理などの後工程は省き、このまま金型として利用する
ことができる。
がら熱間成形された粉末成形体を、ロストワックス用鋳
型やプラスチック射出成形用金型などの鋳込み用金型と
して利用する場合には、その使用中に加熱されるため熱
処理などの後工程は省き、このまま金型として利用する
ことができる。
ただし、鋳込み用金型の場合、高温状態にある溶融物が
流し込まれるので、高温における表面状態の安定性が要
求される。ロストワックス用鋳型として利用する場合に
は、ワックスが溶融状態になる80〜100℃の温度、
またプラスチック射出成形用金型として利用する場合に
は、プラスチックが熱可塑性を示す200〜300℃の
温度域でもって使用される。したがって、それらの温度
域において、添付図面の第3図で示した表面粗さを保持
しておく必要がある。
流し込まれるので、高温における表面状態の安定性が要
求される。ロストワックス用鋳型として利用する場合に
は、ワックスが溶融状態になる80〜100℃の温度、
またプラスチック射出成形用金型として利用する場合に
は、プラスチックが熱可塑性を示す200〜300℃の
温度域でもって使用される。したがって、それらの温度
域において、添付図面の第3図で示した表面粗さを保持
しておく必要がある。
添付図面の第4図は、熱間成形された粉末成形体を所定
の温度に加熱して、10分間保持したあと、室温まで冷
却したものの表面粗さを示したものである。図から明ら
かなように、加熱温度が300℃程度までは十分に元の
表面粗さを維持しており、かつ加熱温度によらず急冷処
理粉末の場合の方が、非処理粉末の場合よりも良好な表
面粗さを呈している。このように、粉末成形体の表面粗
さは加熱によってほとんど変化しないことから、ロスト
ワックス用鋳型やプラスチック射出成形用金型として十
分に使用に耐え得ることがわかる。
の温度に加熱して、10分間保持したあと、室温まで冷
却したものの表面粗さを示したものである。図から明ら
かなように、加熱温度が300℃程度までは十分に元の
表面粗さを維持しており、かつ加熱温度によらず急冷処
理粉末の場合の方が、非処理粉末の場合よりも良好な表
面粗さを呈している。このように、粉末成形体の表面粗
さは加熱によってほとんど変化しないことから、ロスト
ワックス用鋳型やプラスチック射出成形用金型として十
分に使用に耐え得ることがわかる。
粉末に急冷処理を施し、その金属組織を微細・粒状化す
ることの有効性については、添付図面の第2図、第3図
および第4図を用いて詳しく記述したが、更にその有効
性を示すために、引張試験の結果に及ぼす急冷処理の効
果について述べる。
ることの有効性については、添付図面の第2図、第3図
および第4図を用いて詳しく記述したが、更にその有効
性を示すために、引張試験の結果に及ぼす急冷処理の効
果について述べる。
添付図面の第5図は引張試験における応力−ひずみ線図
の一例である。試験に供した成形体は急冷処理粉末およ
び非処理粉末を冷間のもとで、590MPaの成形圧力
によゆ成形した圧粉体である。図から明らかなように、
急冷処理粉末の場合の伸びは、非処理粉末の場合のそれ
に比べておよそ3倍に向上し、一方、変形抵抗は半分に
低下している。急冷処理によって粉末の超塑性化が非常
に促進されており、同じ組成の粉末でもその特性は大い
に異なっていることがわかる。
の一例である。試験に供した成形体は急冷処理粉末およ
び非処理粉末を冷間のもとで、590MPaの成形圧力
によゆ成形した圧粉体である。図から明らかなように、
急冷処理粉末の場合の伸びは、非処理粉末の場合のそれ
に比べておよそ3倍に向上し、一方、変形抵抗は半分に
低下している。急冷処理によって粉末の超塑性化が非常
に促進されており、同じ組成の粉末でもその特性は大い
に異なっていることがわかる。
金型を製作するための原料粉末として、あらかじめ急冷
処理を施された粉末を用いれば、以上のような特性の向
上をもたらすため、原型に要求される強度的、経済的、
時間的な条件が大幅に緩和されるととも、製品の複雑形
状化、すなわちデザインの自由度が増し、その効果は大
きい。
処理を施された粉末を用いれば、以上のような特性の向
上をもたらすため、原型に要求される強度的、経済的、
時間的な条件が大幅に緩和されるととも、製品の複雑形
状化、すなわちデザインの自由度が増し、その効果は大
きい。
次に、本発明方法における粉末成形体を塑性加工用金型
として利用する場合の方法について述べる。この場合に
は、急冷処理粉末を熱間成形したままのものでは強度的
に弱い。そこで強しん化を図る目的で、原型の形状が転
写された粉末成形体に炉冷処理を施す。炉冷処理は成形
体を 380℃の温度に60分間保持した後、炉冷する
方法を用いろ。
として利用する場合の方法について述べる。この場合に
は、急冷処理粉末を熱間成形したままのものでは強度的
に弱い。そこで強しん化を図る目的で、原型の形状が転
写された粉末成形体に炉冷処理を施す。炉冷処理は成形
体を 380℃の温度に60分間保持した後、炉冷する
方法を用いろ。
この場合、粉末成形体の酸化を防ぐ目的で、加熱は非酸
化性雰囲気のもとで行うことが望ましい。
化性雰囲気のもとで行うことが望ましい。
との炉冷処理を施すことによって成形体の金属組織は微
細な粒状組織から層状組織へと変化する。
細な粒状組織から層状組織へと変化する。
炉冷処理の前後における成形体の室温硬さの変化を成形
圧力との関係で添付図面の第6図に示す。
圧力との関係で添付図面の第6図に示す。
炉冷処理を行うことによって成形体の硬さは大幅に増加
し、その効果が顕著に現われている。
し、その効果が顕著に現われている。
炉冷処理された粉末成形体を金型として利用する場合に
重要な性質である熱間(250℃)における圧縮の降伏
応力を成形圧力との関係で添付図面の第7図に示す。図
には非処理粉末の場合についても併せてて示している。
重要な性質である熱間(250℃)における圧縮の降伏
応力を成形圧力との関係で添付図面の第7図に示す。図
には非処理粉末の場合についても併せてて示している。
図から明らかなように、炉冷処理された成形体の強度は
急冷処理粉末を押し固め、その成形体を炉冷した場合の
方が、非処理粉末の場合よりも大きくなっており、塑性
加工用金型として適していることがわかる。
急冷処理粉末を押し固め、その成形体を炉冷した場合の
方が、非処理粉末の場合よりも大きくなっており、塑性
加工用金型として適していることがわかる。
添付図面の第2図、第3図、第6図および第7図から明
らかなように、粉末成形体の密度、微細部の転写性、硬
さ、降伏応力は熱間成形時の成形圧力に依存し、急冷処
理粉末の場合、それらは50MPa程度の成形圧力でも
ってほぼ一定となってぃる。それに対して、非処理粉末
を用いて急冷処理粉末と同等な上記の特性を得ようとす
れば、成形圧力は80〜100!JPa程度を必要とす
る。したがって金型材料としては非処理粉末を使用する
よりも急冷処理粉末を用いる方が、原型の形状を粉末に
転写しながら熱間成形する際の成形圧力は少なくて済む
。よって原型は強度に優れたものである必要はな(、例
えば、黄銅、銅、亜鉛合金等のように、款かくて加工性
に富む材料で十分であり、原型の材料費、加工費などの
コストを大幅に減じるとともに、製品の一層の複雑形状
化を可能にする。
らかなように、粉末成形体の密度、微細部の転写性、硬
さ、降伏応力は熱間成形時の成形圧力に依存し、急冷処
理粉末の場合、それらは50MPa程度の成形圧力でも
ってほぼ一定となってぃる。それに対して、非処理粉末
を用いて急冷処理粉末と同等な上記の特性を得ようとす
れば、成形圧力は80〜100!JPa程度を必要とす
る。したがって金型材料としては非処理粉末を使用する
よりも急冷処理粉末を用いる方が、原型の形状を粉末に
転写しながら熱間成形する際の成形圧力は少なくて済む
。よって原型は強度に優れたものである必要はな(、例
えば、黄銅、銅、亜鉛合金等のように、款かくて加工性
に富む材料で十分であり、原型の材料費、加工費などの
コストを大幅に減じるとともに、製品の一層の複雑形状
化を可能にする。
作製されたZn−22A 1合金粉末成形体の金型を、
圧印加工などの塑性加工用金型として使用する場合の鉛
直断面模式図を添付図面の第8図に例示する。基本的に
は図に示すように、粉末成形体の金型6と被加工物7を
組合わせるが、必要に応じてこれらはコンテナ内に配置
することもできる。被加工物7の形態としては、溶製体
(溶解鋳造法で作られた、密度100%の通常の材料)
、粉末成形体、粉末状のもの等があげられる。一方、被
加工物7の材質としては、亜鉛、アルミニウム、マグネ
シウム、銅およびそれらの合金などがあげられ、さらに
はZn−22人4合金粉末成形体の金型6と同一の材質
のものでさえ加工ができる。加工温度は被加工物7の材
質により冷間もしくは熱間が選定される。また、加工速
度は粉末成形体の金型6の強度が加工速度によって変化
するため、その強度と被加工物7の強度との比、すなわ
ち強度比、あるいはそれらの差、すなわち強度差が最も
太き(なる加工速度域を選定することが望ましい。
圧印加工などの塑性加工用金型として使用する場合の鉛
直断面模式図を添付図面の第8図に例示する。基本的に
は図に示すように、粉末成形体の金型6と被加工物7を
組合わせるが、必要に応じてこれらはコンテナ内に配置
することもできる。被加工物7の形態としては、溶製体
(溶解鋳造法で作られた、密度100%の通常の材料)
、粉末成形体、粉末状のもの等があげられる。一方、被
加工物7の材質としては、亜鉛、アルミニウム、マグネ
シウム、銅およびそれらの合金などがあげられ、さらに
はZn−22人4合金粉末成形体の金型6と同一の材質
のものでさえ加工ができる。加工温度は被加工物7の材
質により冷間もしくは熱間が選定される。また、加工速
度は粉末成形体の金型6の強度が加工速度によって変化
するため、その強度と被加工物7の強度との比、すなわ
ち強度比、あるいはそれらの差、すなわち強度差が最も
太き(なる加工速度域を選定することが望ましい。
〈発明の作用〉
金型材料としてあらかじめ急冷処理を施し超塑性化を促
進せしめたZn−22人4合金粉末を用いることによっ
て、原型の形状を転写しながら粉末を成形する際の成形
圧力は、従来からの急冷処理を施さない通常のZn−2
2人4合金粉末を用いる場合に比べておよそ半分で済む
ことになる。そのため、原型に強度や硬度の大きい、い
わゆる難加工性材料を使用する必要がなくなり、したが
って原型の材料費や加工費を低減化させることができる
とともに、形状のより複雑な原型の使用も可能となるb
さらに、急冷処理によって超塑性化が促進されtコZn
−22人j!合金粉末は微細部の転写性に優れているの
で、高精度の金型を簡便に、安価に製作することができ
ろ。
進せしめたZn−22人4合金粉末を用いることによっ
て、原型の形状を転写しながら粉末を成形する際の成形
圧力は、従来からの急冷処理を施さない通常のZn−2
2人4合金粉末を用いる場合に比べておよそ半分で済む
ことになる。そのため、原型に強度や硬度の大きい、い
わゆる難加工性材料を使用する必要がなくなり、したが
って原型の材料費や加工費を低減化させることができる
とともに、形状のより複雑な原型の使用も可能となるb
さらに、急冷処理によって超塑性化が促進されtコZn
−22人j!合金粉末は微細部の転写性に優れているの
で、高精度の金型を簡便に、安価に製作することができ
ろ。
〈発明の実施例〉
実施例1
本実施例において用いた原型の形状はピッチが約0.5
mmの同心円状の溝を有するものであり、その形状を添
付図面の第9図に示す。乙の原型を用いてあらかじめ急
冷処理を施されたZn−22A 1合金粉末を添付図面
の第1図に示す方法で、原型の形状を転写しながら熱間
成形を行った。成形温度はZn−22A 1合金粉末が
超塑性を最も発現する温度である 250℃を選定し、
成形圧力は添付図面の第2図〜第7図を参考にして、粉
末成形体の密度、転写性、硬度および降伏応力がほぼ一
定となる 50MPaとしtこ。
mmの同心円状の溝を有するものであり、その形状を添
付図面の第9図に示す。乙の原型を用いてあらかじめ急
冷処理を施されたZn−22A 1合金粉末を添付図面
の第1図に示す方法で、原型の形状を転写しながら熱間
成形を行った。成形温度はZn−22A 1合金粉末が
超塑性を最も発現する温度である 250℃を選定し、
成形圧力は添付図面の第2図〜第7図を参考にして、粉
末成形体の密度、転写性、硬度および降伏応力がほぼ一
定となる 50MPaとしtこ。
次に、乙の粉末成形体を塑性加工用金型として利用する
tこめ、強じん化を図る目的で成形体に炉冷処理を施し
た。炉冷処理は真空のもとで成形体を380℃の温度に
60分間保持した後、炉冷する方法を用いた。この炉冷
処理によって成形体は強化され、もはや超塑性を発現す
ることはない。
tこめ、強じん化を図る目的で成形体に炉冷処理を施し
た。炉冷処理は真空のもとで成形体を380℃の温度に
60分間保持した後、炉冷する方法を用いた。この炉冷
処理によって成形体は強化され、もはや超塑性を発現す
ることはない。
このようにして得られたZn−22Al合金粉末成形体
の金型を用いて被加工物への圧印加工を行った。
の金型を用いて被加工物への圧印加工を行った。
被加工物としては金型と同一材質であるZn−22A
I!合金粉末成形体(圧粉体)を用いた。超塑性材料の
場合、簡便な熱処理によってその変形挙動を大幅に変化
させることができるので、乙のように同一材質のものを
一方は被加工物として、他方は金型として使用する乙と
もできる。圧印加工の際の加工温度は250℃、加工速
度は金型の強度と被加工物の強度との比、すなわち強度
比をひずみ速度(加工速度)との関係で示した添付図面
の第10図(ロ)を参照して、強度比が最も大きくなる
加工速度を読み取す、20mm/minとした。また、
圧印加工の際の圧力は被加工物の強度を示した第10図
(イ)、を参照して25MPaとした。
I!合金粉末成形体(圧粉体)を用いた。超塑性材料の
場合、簡便な熱処理によってその変形挙動を大幅に変化
させることができるので、乙のように同一材質のものを
一方は被加工物として、他方は金型として使用する乙と
もできる。圧印加工の際の加工温度は250℃、加工速
度は金型の強度と被加工物の強度との比、すなわち強度
比をひずみ速度(加工速度)との関係で示した添付図面
の第10図(ロ)を参照して、強度比が最も大きくなる
加工速度を読み取す、20mm/minとした。また、
圧印加工の際の圧力は被加工物の強度を示した第10図
(イ)、を参照して25MPaとした。
以上の条件のもとで製造された製品の直径方向の断面形
状を添付図面の第11図(ハ)に示す。図には用いた原
型(イ)、Zn−22人e合金粉末による金型(ロ)の
断面形状も併せてて示している。図から明らかなように
、Zn−22A 1合金粉末による金型の断面形状(ロ
)は原型のそれ(イ)を忠実に反転していることがよく
わかる。また、得られた製品の断面形状(ハ)は原型の
それ(イ)を晴度良く再現している。
状を添付図面の第11図(ハ)に示す。図には用いた原
型(イ)、Zn−22人e合金粉末による金型(ロ)の
断面形状も併せてて示している。図から明らかなように
、Zn−22A 1合金粉末による金型の断面形状(ロ
)は原型のそれ(イ)を忠実に反転していることがよく
わかる。また、得られた製品の断面形状(ハ)は原型の
それ(イ)を晴度良く再現している。
実施例2
具体的な製品の製造例として、原型にバッジを用いた場
合の例を添付図面の第12図に示す。Zn−22人1
合金粉末によって金型を製作する際の条件やその金型
によって製品を製造する際の条件などは全て実施例1に
同じである。第12図(ハ)に示した製品の表面模様は
原型のバッジのそれ(イ)を精度良く再現している。
合の例を添付図面の第12図に示す。Zn−22人1
合金粉末によって金型を製作する際の条件やその金型
によって製品を製造する際の条件などは全て実施例1に
同じである。第12図(ハ)に示した製品の表面模様は
原型のバッジのそれ(イ)を精度良く再現している。
〈発明の効果〉
あらかじめ急冷処理を施すことによって超塑性化を促進
されたZn−22A 1合金粉末を金型材料として用い
る乙とによって、金型を簡便に、安価に、かっ精度良く
製作できるので、従来の金型が経済的、時間的な理由に
よって対応できなかった多品種少量生産用にも十分に対
処できる。
されたZn−22A 1合金粉末を金型材料として用い
る乙とによって、金型を簡便に、安価に、かっ精度良く
製作できるので、従来の金型が経済的、時間的な理由に
よって対応できなかった多品種少量生産用にも十分に対
処できる。
第1図は本発明方法において、あらかじめ急冷処理を施
されたZn−22人1合金粉末に原型の形状を転写しな
がら熱間成形する際の鉛直断面模式図、第2図は250
℃における圧縮性を示す図、第3図は熱間成形された粉
末成形体の表面粗さを示す図、第4図は熱間成形された
粉末成形体の表面粗さに及ぼす加熱温度の影響を示す図
、第5図は冷間成形された粉末成形体の引張試験におけ
る応力−ひずみ線図を示す図、第6図は#1間成形され
た粉末成形体の炉冷処理の前後における室温硬さを示す
図、第7図は熱間成形された粉末成形体を炉冷処理した
ものの250℃における降伏応力を示す図、第8図は本
発明方法による粉末成形体の金型を塑性加工用金型とし
て使用する場合の鉛直断面模式図、第9図は実施例1に
おいて用いた原型の形状を示す図、第10図の(イ)は
金型の強度と被加工物の強度を示す図、(ロ)はそれら
の強度比を示す図、第11図は実施例1における原型(
イ)、Zn−22人1合金粉末による金型(ロ)、およ
び得られた製品(ハ)の断面形状を示す図、第12図は
実施例2において原型として用いたバッジ(イ)、Zn
−22A 1合金粉末による金型(ロ)、および得られ
た製品(ハ)の外観を示す写真である。 第1図、第8図において、1は急冷処理を施されたZn
−22A 1合金粉末、2は所望の形状を有する原型、
3は加圧、4はコンテナ、5はパンチ、6はZn−22
八〇合金粉末成形体による金型、7は被加工物をそれぞ
れ示す。 第1図 第2図 成形圧力 頃(MPa) 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 (イ) (ロ) 手続補正書(方式) 昭和61年 4月9日
されたZn−22人1合金粉末に原型の形状を転写しな
がら熱間成形する際の鉛直断面模式図、第2図は250
℃における圧縮性を示す図、第3図は熱間成形された粉
末成形体の表面粗さを示す図、第4図は熱間成形された
粉末成形体の表面粗さに及ぼす加熱温度の影響を示す図
、第5図は冷間成形された粉末成形体の引張試験におけ
る応力−ひずみ線図を示す図、第6図は#1間成形され
た粉末成形体の炉冷処理の前後における室温硬さを示す
図、第7図は熱間成形された粉末成形体を炉冷処理した
ものの250℃における降伏応力を示す図、第8図は本
発明方法による粉末成形体の金型を塑性加工用金型とし
て使用する場合の鉛直断面模式図、第9図は実施例1に
おいて用いた原型の形状を示す図、第10図の(イ)は
金型の強度と被加工物の強度を示す図、(ロ)はそれら
の強度比を示す図、第11図は実施例1における原型(
イ)、Zn−22人1合金粉末による金型(ロ)、およ
び得られた製品(ハ)の断面形状を示す図、第12図は
実施例2において原型として用いたバッジ(イ)、Zn
−22A 1合金粉末による金型(ロ)、および得られ
た製品(ハ)の外観を示す写真である。 第1図、第8図において、1は急冷処理を施されたZn
−22A 1合金粉末、2は所望の形状を有する原型、
3は加圧、4はコンテナ、5はパンチ、6はZn−22
八〇合金粉末成形体による金型、7は被加工物をそれぞ
れ示す。 第1図 第2図 成形圧力 頃(MPa) 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 (イ) (ロ) 手続補正書(方式) 昭和61年 4月9日
Claims (1)
- あらかじめ急冷処理を施し超塑性化を促進せしめたZn
−22Al合金粉末を、同合金粉末が超塑性挙動を発現
する状態において原型の形状を転写しながら熱間成形し
、その成形体をそのまま、またはその後に熱処理を施し
金型とすることを特徴とするZn−22Al合金粉末を
用いた金型の製作法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29654685A JPS62149801A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | Zn−22Al合金粉末を用いた金型の製作法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29654685A JPS62149801A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | Zn−22Al合金粉末を用いた金型の製作法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62149801A true JPS62149801A (ja) | 1987-07-03 |
Family
ID=17834927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29654685A Pending JPS62149801A (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | Zn−22Al合金粉末を用いた金型の製作法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62149801A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55100114A (en) * | 1979-01-25 | 1980-07-30 | Sony Corp | Manufacture of forming metal mold |
| JPS59157201A (ja) * | 1983-02-10 | 1984-09-06 | Agency Of Ind Science & Technol | 亜鉛−アルミニウム合金粉末の成形体の製造方法 |
| JPS6144107A (ja) * | 1984-08-07 | 1986-03-03 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 時計用地板の製造方法 |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP29654685A patent/JPS62149801A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55100114A (en) * | 1979-01-25 | 1980-07-30 | Sony Corp | Manufacture of forming metal mold |
| JPS59157201A (ja) * | 1983-02-10 | 1984-09-06 | Agency Of Ind Science & Technol | 亜鉛−アルミニウム合金粉末の成形体の製造方法 |
| JPS6144107A (ja) * | 1984-08-07 | 1986-03-03 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 時計用地板の製造方法 |
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