JPS6216531B2 - - Google Patents
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- JPS6216531B2 JPS6216531B2 JP54121211A JP12121179A JPS6216531B2 JP S6216531 B2 JPS6216531 B2 JP S6216531B2 JP 54121211 A JP54121211 A JP 54121211A JP 12121179 A JP12121179 A JP 12121179A JP S6216531 B2 JPS6216531 B2 JP S6216531B2
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 107
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/42—Circuits specially adapted for the purpose of modifying, or compensating for, electric characteristics of transformers, reactors, or choke coils
- H01F27/422—Circuits specially adapted for the purpose of modifying, or compensating for, electric characteristics of transformers, reactors, or choke coils for instrument transformers
- H01F27/427—Circuits specially adapted for the purpose of modifying, or compensating for, electric characteristics of transformers, reactors, or choke coils for instrument transformers for current transformers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は誤差補償を目的とした誤差補償形変流
器に係り、特に比誤差および位相角誤差をそれぞ
れ独立に誤差補償する誤差補償形変流器に関す
る。
器に係り、特に比誤差および位相角誤差をそれぞ
れ独立に誤差補償する誤差補償形変流器に関す
る。
第1図は主鉄心の2次巻線の2次電圧(誤差電
圧を意味する)を零にすることによつて誤差を補
償する誤差補償形変流器の構造を示す図である。
同図において1は主鉄心、2は補助鉄心、3は巻
数N1の1次巻線であつて鉄心1,2の共通巻線
である。4は主鉄心1に巻数N2で巻装してなる
2次巻線であつて両端に端子5,6を備えてい
る。7は補助鉄心2に巻数N3で巻装してなる両
端に端子8,9を持つ2次巻線である。また、端
子5,8の極性は等しいものとする。ZFは補償
用の帰還インピーダンス、ZBは負荷インピーダ
ンス、10,11は変流器の出力端子である。ま
た、1次巻線3の1次電流I1、主鉄心側2次巻線
4の2次電流をI2とし、補助鉄心側2次巻線7の
2次電流をI3とすると、 I2=N1/N2I1 ……(1) I3=N1/N3I1 ……(2) となる。また、巻数比をαとすると、 α=N2/N3 ……(3) となり、この結果、2次電流I3は I3=αI2 ……(4) となる。
圧を意味する)を零にすることによつて誤差を補
償する誤差補償形変流器の構造を示す図である。
同図において1は主鉄心、2は補助鉄心、3は巻
数N1の1次巻線であつて鉄心1,2の共通巻線
である。4は主鉄心1に巻数N2で巻装してなる
2次巻線であつて両端に端子5,6を備えてい
る。7は補助鉄心2に巻数N3で巻装してなる両
端に端子8,9を持つ2次巻線である。また、端
子5,8の極性は等しいものとする。ZFは補償
用の帰還インピーダンス、ZBは負荷インピーダ
ンス、10,11は変流器の出力端子である。ま
た、1次巻線3の1次電流I1、主鉄心側2次巻線
4の2次電流をI2とし、補助鉄心側2次巻線7の
2次電流をI3とすると、 I2=N1/N2I1 ……(1) I3=N1/N3I1 ……(2) となる。また、巻数比をαとすると、 α=N2/N3 ……(3) となり、この結果、2次電流I3は I3=αI2 ……(4) となる。
以下、第1図に示す変流器の動作について説明
する。今、主鉄心側2次巻線4の2次端子電圧e2
は巻線のインピーダンスを無視すれば、 e2=I2ZF−I3ZF+I2ZB ……(5) =(1−α)I2ZF+I2ZB ……(6) となる。ここで、 ZF=1/α−1×ZB ……(7) とすると、(6)式は e2=−I2ZB+I2ZB=0 ……(8) となり、主鉄心側2次巻線4の2次端子電圧e2が
零になる。この結果、誤差要因である2次誘起電
圧の影響が小さくなり誤差が改善された誤差補償
形変流器を開発したが次のような問題点が未解決
であつた。先ず、上記説明では、2次巻線4のイ
ンピーダンスを無視したが、実際には巻線抵抗等
の無視できないインピーダンスが存在する。この
ため、ZF,ZBが(7)式を満足させてe2=0として
も未だ誤差が残る。この理由について、第1図の
等価回路である第2図を用いて説明する。今、2
次巻線4,7のそれぞれの2次漏れインピーダン
スをZ2,Z3、2次巻線4,7内の2次誘起電圧を
E2,E3とすると、 E2=I2(Z2+ZF+ZB)−I3ZF ……(9) e2=E2−I2Z2 ……(10) の関係がある。従つて、(8)式のように、e2=0と
しても E2=I2Z2 ……(11) となり、誤差の要因となる2次誘起電圧E2を零
にすることができない。この結果、第1図の変流
器は完全に誤差補償できないことが分る。
する。今、主鉄心側2次巻線4の2次端子電圧e2
は巻線のインピーダンスを無視すれば、 e2=I2ZF−I3ZF+I2ZB ……(5) =(1−α)I2ZF+I2ZB ……(6) となる。ここで、 ZF=1/α−1×ZB ……(7) とすると、(6)式は e2=−I2ZB+I2ZB=0 ……(8) となり、主鉄心側2次巻線4の2次端子電圧e2が
零になる。この結果、誤差要因である2次誘起電
圧の影響が小さくなり誤差が改善された誤差補償
形変流器を開発したが次のような問題点が未解決
であつた。先ず、上記説明では、2次巻線4のイ
ンピーダンスを無視したが、実際には巻線抵抗等
の無視できないインピーダンスが存在する。この
ため、ZF,ZBが(7)式を満足させてe2=0として
も未だ誤差が残る。この理由について、第1図の
等価回路である第2図を用いて説明する。今、2
次巻線4,7のそれぞれの2次漏れインピーダン
スをZ2,Z3、2次巻線4,7内の2次誘起電圧を
E2,E3とすると、 E2=I2(Z2+ZF+ZB)−I3ZF ……(9) e2=E2−I2Z2 ……(10) の関係がある。従つて、(8)式のように、e2=0と
しても E2=I2Z2 ……(11) となり、誤差の要因となる2次誘起電圧E2を零
にすることができない。この結果、第1図の変流
器は完全に誤差補償できないことが分る。
また、これらの誤差には位相角誤差と比誤差と
があるが、これらの誤差を独立して調整する手段
がなく、このため、例えばこの変流器を電子式電
力量計の電流センサとして用いる場合には微調整
ができない不都合がある。
があるが、これらの誤差を独立して調整する手段
がなく、このため、例えばこの変流器を電子式電
力量計の電流センサとして用いる場合には微調整
ができない不都合がある。
本発明は上記実情にかんがみてなされたもので
あつて、位相角誤差と比誤差とを互いに独立して
調整し、全体として誤差のない高精度の電流変換
を可能にする誤差補償形変流器を提供するもので
ある。
あつて、位相角誤差と比誤差とを互いに独立して
調整し、全体として誤差のない高精度の電流変換
を可能にする誤差補償形変流器を提供するもので
ある。
即ち、本発明は主鉄心側2次巻線と補助鉄心側
2次巻線からなる誤差補償形変流器において、補
助鉄心側2次巻線の巻きもどしによつて位相角誤
差(このとき比誤差は変化しない)を調整し、ま
た主鉄心側2次巻線の巻きもどしによつて比誤差
(このとき位相角誤差はほとんど変化しない)を
調整することにより誤差補償を行うものである。
2次巻線からなる誤差補償形変流器において、補
助鉄心側2次巻線の巻きもどしによつて位相角誤
差(このとき比誤差は変化しない)を調整し、ま
た主鉄心側2次巻線の巻きもどしによつて比誤差
(このとき位相角誤差はほとんど変化しない)を
調整することにより誤差補償を行うものである。
以下、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。先ず、第3図は位相角誤差を改善する
場合の構成例を示す図である。なお、第3図にお
いて第1図と同一部分は同一符号を付して説明す
る。従つて、第3図において1は主鉄心、2は補
助鉄心、3は両鉄心1,2に共通巻装してなる巻
数N1の1次巻線、4は巻数N2の主鉄心側2次巻
線、7は巻数N3の補助鉄心側2次巻線、ZFは補
償用の帰還インピーダンス、ZBは負荷インピー
ダンスである。
説明する。先ず、第3図は位相角誤差を改善する
場合の構成例を示す図である。なお、第3図にお
いて第1図と同一部分は同一符号を付して説明す
る。従つて、第3図において1は主鉄心、2は補
助鉄心、3は両鉄心1,2に共通巻装してなる巻
数N1の1次巻線、4は巻数N2の主鉄心側2次巻
線、7は巻数N3の補助鉄心側2次巻線、ZFは補
償用の帰還インピーダンス、ZBは負荷インピー
ダンスである。
而して、第3図において特に第1図と異なると
ころは、巻数N3の補助鉄心側2次巻線7に対
し、この巻線7を巻きもどすようにした巻数n3の
第1の巻きもどし巻線21を設けたことにある。
この点について具体的に述べると、第1の巻きも
どし巻線21の一端を補助鉄心側2次巻線7の出
力端子8に接続し、また第1の巻きもどし巻線2
1の他方の出力端子22を変流器の出力端子10
側に接続する。従つて、補助鉄心側2次巻線7と
第1の巻きもどし巻線21との直列回路が帰還イ
ンピーダンスZFに対し並列に接続した構成とな
る。
ころは、巻数N3の補助鉄心側2次巻線7に対
し、この巻線7を巻きもどすようにした巻数n3の
第1の巻きもどし巻線21を設けたことにある。
この点について具体的に述べると、第1の巻きも
どし巻線21の一端を補助鉄心側2次巻線7の出
力端子8に接続し、また第1の巻きもどし巻線2
1の他方の出力端子22を変流器の出力端子10
側に接続する。従つて、補助鉄心側2次巻線7と
第1の巻きもどし巻線21との直列回路が帰還イ
ンピーダンスZFに対し並列に接続した構成とな
る。
この第1の巻きもどし巻線21を設けたことで
この巻線21に流れる電流I3′は、(2)式より、 となり、また(2)式より I3′=1/1−γI3 ……(13) となる。但し、巻きもどし率γは、γ=n3/N3であ る。この場合の主鉄心側2次巻線4の2次誘起電
圧をE2′とすると、この電圧E2′は第4図の等価回
路から求めることができる。このときのI2は巻数
N2を変えないので一定である。
この巻線21に流れる電流I3′は、(2)式より、 となり、また(2)式より I3′=1/1−γI3 ……(13) となる。但し、巻きもどし率γは、γ=n3/N3であ る。この場合の主鉄心側2次巻線4の2次誘起電
圧をE2′とすると、この電圧E2′は第4図の等価回
路から求めることができる。このときのI2は巻数
N2を変えないので一定である。
E2′=I2(Z2+ZF+ZB)−1/1−γI3ZF……(15)
従つて、この巻きもどしによる主鉄心側2次巻
線4内の2次誘起電圧の変化ΔEは、 ΔE=E2′−E2=γ/1−γI3ZF ……(16) である。通常、γ≪1であるから(16)式は ΔE≒−γI3ZF ……(17) となる。即ち、(17)式で分るように補助鉄心側2
次巻線7を巻きもどし巻線21で巻きもどしてそ
の巻きもどし率をγとすることにより、2次誘起
電圧が−γI3ZFだけ変化する。
線4内の2次誘起電圧の変化ΔEは、 ΔE=E2′−E2=γ/1−γI3ZF ……(16) である。通常、γ≪1であるから(16)式は ΔE≒−γI3ZF ……(17) となる。即ち、(17)式で分るように補助鉄心側2
次巻線7を巻きもどし巻線21で巻きもどしてそ
の巻きもどし率をγとすることにより、2次誘起
電圧が−γI3ZFだけ変化する。
一方、主鉄心側2次巻線4の巻数N2は巻きも
どしを行なわないので、(1)式よりI2は変化しな
い。従つて、比誤差は変化しない。比誤差を変化
させずに誘起電圧を変化させるということは、誘
起電圧によつて生ずる励磁電流が変化し、その結
果位相角誤差を変化させることができる。即ち、
第3図のように、補助鉄心側2次巻線7に任意の
第1の巻きもどし巻線21を施すことにより、比
誤差を変化させずに位相角誤差を調整し位相角誤
差を除去できることになる。
どしを行なわないので、(1)式よりI2は変化しな
い。従つて、比誤差は変化しない。比誤差を変化
させずに誘起電圧を変化させるということは、誘
起電圧によつて生ずる励磁電流が変化し、その結
果位相角誤差を変化させることができる。即ち、
第3図のように、補助鉄心側2次巻線7に任意の
第1の巻きもどし巻線21を施すことにより、比
誤差を変化させずに位相角誤差を調整し位相角誤
差を除去できることになる。
第3図の構成にして実際に実験した結果を述べ
る。今、N1=2、N2=2400、N3=1200、ZF=Z
B=100Ωとすると、第1の巻きもどし巻線n3を10
ターンあたり位相角誤差を約0.1分調整できる。
但し、比誤差の変化はなく、上述した考えが正し
いことが確認できる。
る。今、N1=2、N2=2400、N3=1200、ZF=Z
B=100Ωとすると、第1の巻きもどし巻線n3を10
ターンあたり位相角誤差を約0.1分調整できる。
但し、比誤差の変化はなく、上述した考えが正し
いことが確認できる。
次に、第5図は比誤差を調整する構成例を示す
図である。同図であつても第1図と同一部分は同
一符号を付して説明する。第5図において特に第
1図と異なるところは、主鉄心側2次巻線4に巻
数n2の第2の巻きもどし巻線23を直列に接続し
たものである。主鉄心側2次巻線4に対して第2
の巻きもどし巻線23を巻きもどすように主鉄心
1に巻装し、その巻線23の一方出力端子24を
主鉄心側2次巻線4の出力端子6に接続し、また
他方の出力端子25を変流器の出力端子11に接
続する構成である。
図である。同図であつても第1図と同一部分は同
一符号を付して説明する。第5図において特に第
1図と異なるところは、主鉄心側2次巻線4に巻
数n2の第2の巻きもどし巻線23を直列に接続し
たものである。主鉄心側2次巻線4に対して第2
の巻きもどし巻線23を巻きもどすように主鉄心
1に巻装し、その巻線23の一方出力端子24を
主鉄心側2次巻線4の出力端子6に接続し、また
他方の出力端子25を変流器の出力端子11に接
続する構成である。
従つて、以上のように第2の巻きもどし巻線2
3を設けることにより、電流I2′は(1)式より、 となり、また(1)式より、 I2′=1/1−β ……(19) となる。ここで、βは巻もどし率であつて、 β=n2/N2 ……(20) である。この場合の主鉄心側2次巻線4の2次誘
起電圧をE2″とすると、その電圧E2″は第6図に
示す等価回路によつて求めることができる。即
ち、この等価回路ではβ≪1となるのでZ2″≒Z2
(第2図参照)とみなせる。なお、補助鉄心側2
次巻線7の電流I3は巻数N3を変えないので一定で
ある。従つて、第6図から E2″=I2′(Z2+ZF+ZB)−I3ZF ……(21) の関係が成立し、また(19)式より E2″=I2・1/1−β(Z2+ZF+ZB)−I3ZF となる。この結果、第2の巻きもどし巻線23に
より主鉄心側2次巻線4内の2次誘起電圧の変化
ΔE″は ΔE′=E2″−E2(E2は(9)式参照) =I2(Z2+ZF+ZB)(1/1−β−1) =I2(Z2+ZF+ZB)β/1−β ≒I2β(Z2+ZF+ZB) ……(22) となる。但し、β≪1である。従つて、第2の巻
きもどし巻線23によつて2次巻線4をβだけ巻
きもどすことにより、比誤差は(19)式よりI2′/I2
= 1/1−βだけ変化し、(22)式より2次誘起電圧の変 化は ΔE′≒I2β(Z2+ZF+ZB) だけ変化する。
3を設けることにより、電流I2′は(1)式より、 となり、また(1)式より、 I2′=1/1−β ……(19) となる。ここで、βは巻もどし率であつて、 β=n2/N2 ……(20) である。この場合の主鉄心側2次巻線4の2次誘
起電圧をE2″とすると、その電圧E2″は第6図に
示す等価回路によつて求めることができる。即
ち、この等価回路ではβ≪1となるのでZ2″≒Z2
(第2図参照)とみなせる。なお、補助鉄心側2
次巻線7の電流I3は巻数N3を変えないので一定で
ある。従つて、第6図から E2″=I2′(Z2+ZF+ZB)−I3ZF ……(21) の関係が成立し、また(19)式より E2″=I2・1/1−β(Z2+ZF+ZB)−I3ZF となる。この結果、第2の巻きもどし巻線23に
より主鉄心側2次巻線4内の2次誘起電圧の変化
ΔE″は ΔE′=E2″−E2(E2は(9)式参照) =I2(Z2+ZF+ZB)(1/1−β−1) =I2(Z2+ZF+ZB)β/1−β ≒I2β(Z2+ZF+ZB) ……(22) となる。但し、β≪1である。従つて、第2の巻
きもどし巻線23によつて2次巻線4をβだけ巻
きもどすことにより、比誤差は(19)式よりI2′/I2
= 1/1−βだけ変化し、(22)式より2次誘起電圧の変 化は ΔE′≒I2β(Z2+ZF+ZB) だけ変化する。
次に、このΔE′は非常に小さく無視できるこ
とを示す。今、n2=n3=nとし、(3)式、(14)およ
び(20)より、 γ=αβ ……(23) となる。また(9)式よりE2=0となるような定数
を設定する場合について例をとると、 ZF=1/α−1(Z2+ZB) ……(24) となり、また(22)式は ΔE′≒I2β(Z2+ZF+ZB) ≒I3/α・γ/α・〔ZF+(α−1)ZF〕 ≒1/αγI3ZF ……(25) となる。但し、I3=αI2、γ=αβ、(α−1)Z
F=Z2+ZBである。このΔE′を(17)式のΔEと比
較すると、 |ΔE′/ΔE|=1/α ……(26) となる。この(26)式は、主鉄心側2次巻線4をn
だけ巻きもどすことによつて生ずる2次誘起電圧
の変化ΔE′と補助鉄心側2次巻線7をnだけ巻
きもどすことによつて生ずる2次誘起電圧の変化
ΔEとの比、つまり1/αであることを示している。
とを示す。今、n2=n3=nとし、(3)式、(14)およ
び(20)より、 γ=αβ ……(23) となる。また(9)式よりE2=0となるような定数
を設定する場合について例をとると、 ZF=1/α−1(Z2+ZB) ……(24) となり、また(22)式は ΔE′≒I2β(Z2+ZF+ZB) ≒I3/α・γ/α・〔ZF+(α−1)ZF〕 ≒1/αγI3ZF ……(25) となる。但し、I3=αI2、γ=αβ、(α−1)Z
F=Z2+ZBである。このΔE′を(17)式のΔEと比
較すると、 |ΔE′/ΔE|=1/α ……(26) となる。この(26)式は、主鉄心側2次巻線4をn
だけ巻きもどすことによつて生ずる2次誘起電圧
の変化ΔE′と補助鉄心側2次巻線7をnだけ巻
きもどすことによつて生ずる2次誘起電圧の変化
ΔEとの比、つまり1/αであることを示している。
但し、(7)式よりα>1である。
従つて、αが大きくなれば、主鉄心側2次巻線
4を巻きもどすことで比誤差は変化するが((19)
式参照)、2次誘起電圧の変化は小さい。すなわ
ち、位相角誤差の変化は無視できることになる。
従つて、主鉄心側2次巻線4を巻きもどすことで
比誤差のみを調整できる。
4を巻きもどすことで比誤差は変化するが((19)
式参照)、2次誘起電圧の変化は小さい。すなわ
ち、位相角誤差の変化は無視できることになる。
従つて、主鉄心側2次巻線4を巻きもどすことで
比誤差のみを調整できる。
具体的な実験例を上げると、N1=2、N2=
2400、N3=1200、ZF=ZB=100Ωとすると、巻
きもどし巻線23の1ターンあたり約0.04%(1/N2 ×100%)の比誤差を調整することができた。
2400、N3=1200、ZF=ZB=100Ωとすると、巻
きもどし巻線23の1ターンあたり約0.04%(1/N2 ×100%)の比誤差を調整することができた。
なお、上記実施例では、巻きもどすについて述
べたが、これについてはいわゆる巻きたしによつ
ても誤差の変化する符号が異なるのみで同様の効
果が得られるのは言うまでもない。
べたが、これについてはいわゆる巻きたしによつ
ても誤差の変化する符号が異なるのみで同様の効
果が得られるのは言うまでもない。
次に、第7図は本発明変流器を電子式電力量計
に適用した構成例である。特に、第7図は第3図
について適用したもので、誤差補償形変流器31
の巻きもどし巻線21に複数のタツプを設けてス
イツチ32で切替え可能にして位相角誤差を調整
できるようにする。33は負荷電圧に比例する信
号を出力する電圧変成器、34は変流器31およ
び電圧変成器33の両出力を乗算して電流又は電
圧信号とする乗算器、35は乗算器34の電流又
は電圧を積分して周波数に変換する周波数変換回
路、36は分周回路、37は計数表示部である。
ZBは変流器31から見た乗算器34の入力イン
ピーダンス(即ち、変流器の負荷インピーダン
ス)である。
に適用した構成例である。特に、第7図は第3図
について適用したもので、誤差補償形変流器31
の巻きもどし巻線21に複数のタツプを設けてス
イツチ32で切替え可能にして位相角誤差を調整
できるようにする。33は負荷電圧に比例する信
号を出力する電圧変成器、34は変流器31およ
び電圧変成器33の両出力を乗算して電流又は電
圧信号とする乗算器、35は乗算器34の電流又
は電圧を積分して周波数に変換する周波数変換回
路、36は分周回路、37は計数表示部である。
ZBは変流器31から見た乗算器34の入力イン
ピーダンス(即ち、変流器の負荷インピーダン
ス)である。
次に、第8図は第5図に示す変流器を電子式電
力量計に適用した構成例である。即ち、この電力
量計は主鉄心側2次巻線4に巻きもどし巻線23
を設けた変流器31′を使用したものであつて、
その他の構成は第7図と同じである。この巻きも
どし巻線23も複数のタツプを持ちこれをスイツ
チ41で切替えることで比誤差を調整するように
している。
力量計に適用した構成例である。即ち、この電力
量計は主鉄心側2次巻線4に巻きもどし巻線23
を設けた変流器31′を使用したものであつて、
その他の構成は第7図と同じである。この巻きも
どし巻線23も複数のタツプを持ちこれをスイツ
チ41で切替えることで比誤差を調整するように
している。
また、上記実施例では、補助鉄心側2次巻線7
の第1の巻きもどし巻線21を補助鉄心2に巻装
し、また主鉄心側2次巻線4の第2の巻きもどし
巻線23を主鉄心1に巻装する構成としたが(第
9図A参照)、例えば第9図Bのように第1の巻
きもどし巻線21を主鉄心1と補助鉄心2の両方
に巻装してもよく、このことは第2の巻きもどし
巻線23についても同様である(第9図B参
照)。さらに、第3図で補助鉄心側2次巻線7に
巻きもどし巻線21を、第5図で主鉄心側2次巻
線4に巻きもどし巻線23を接続した構成をそれ
ぞれ別々に説明したが、第1および第2の巻きも
どし巻線21,23の両方を備えた変流器であつ
てもよいことは言うまでもない。
の第1の巻きもどし巻線21を補助鉄心2に巻装
し、また主鉄心側2次巻線4の第2の巻きもどし
巻線23を主鉄心1に巻装する構成としたが(第
9図A参照)、例えば第9図Bのように第1の巻
きもどし巻線21を主鉄心1と補助鉄心2の両方
に巻装してもよく、このことは第2の巻きもどし
巻線23についても同様である(第9図B参
照)。さらに、第3図で補助鉄心側2次巻線7に
巻きもどし巻線21を、第5図で主鉄心側2次巻
線4に巻きもどし巻線23を接続した構成をそれ
ぞれ別々に説明したが、第1および第2の巻きも
どし巻線21,23の両方を備えた変流器であつ
てもよいことは言うまでもない。
以上詳記したように本発明によれば、共通1次
巻線を持つ主鉄心および補助鉄心にそれぞれ2次
巻線を設けて誤差補償を行なう変流器において、
それらの2次巻線に対して巻もどし巻線を設けた
ので、簡単な構成で位相角誤差又は位相角誤差お
よび比誤差の両方を除去でき誤差のない高精度の
誤差補償形変流器を提供できる。また、巻きもど
し巻線に複数のタツプを設けて適宜切替え可能に
すれば、2次巻線によつて生ずる位相角誤差およ
び比誤差の大きさに応じて適宜調整でき誤差補償
の正確性を期することができる。
巻線を持つ主鉄心および補助鉄心にそれぞれ2次
巻線を設けて誤差補償を行なう変流器において、
それらの2次巻線に対して巻もどし巻線を設けた
ので、簡単な構成で位相角誤差又は位相角誤差お
よび比誤差の両方を除去でき誤差のない高精度の
誤差補償形変流器を提供できる。また、巻きもど
し巻線に複数のタツプを設けて適宜切替え可能に
すれば、2次巻線によつて生ずる位相角誤差およ
び比誤差の大きさに応じて適宜調整でき誤差補償
の正確性を期することができる。
第1図は従来の誤差補償形変流器の構成図、第
2図は第1図の等価回路図、第3図ないし第6図
は本発明に係る誤差補償形変流器を説明するため
に示したもので、第3図は位相角誤差を除去する
ための構成図、第4図は第3図の等価回路図、第
5図は比誤差を除去するための構成図、第6図は
第5図の等価回路図、第7図および第8図は第3
図および第5図の誤差補償形変流器をそれぞれ電
子式電力量計に適用した構成図、第9図A,Bは
巻きもどし巻線の巻装方法を示す図である。 1…主鉄心、2…補助鉄心、3…1次巻線、4
…主鉄心側2次巻線、7…補助鉄心側2次巻線、
ZF…補償用帰還インピーダンス、ZB…負荷イン
ピーダンス、21…第1の巻きもどし巻線、23
…第2の巻きもどし巻線、31,31′…誤差補
償形変流器、32…スイツチ、33…電圧変成
器、34…乗算器、35…周波数変換器、36…
分周器、37…計数表示器、41…スイツチ。
2図は第1図の等価回路図、第3図ないし第6図
は本発明に係る誤差補償形変流器を説明するため
に示したもので、第3図は位相角誤差を除去する
ための構成図、第4図は第3図の等価回路図、第
5図は比誤差を除去するための構成図、第6図は
第5図の等価回路図、第7図および第8図は第3
図および第5図の誤差補償形変流器をそれぞれ電
子式電力量計に適用した構成図、第9図A,Bは
巻きもどし巻線の巻装方法を示す図である。 1…主鉄心、2…補助鉄心、3…1次巻線、4
…主鉄心側2次巻線、7…補助鉄心側2次巻線、
ZF…補償用帰還インピーダンス、ZB…負荷イン
ピーダンス、21…第1の巻きもどし巻線、23
…第2の巻きもどし巻線、31,31′…誤差補
償形変流器、32…スイツチ、33…電圧変成
器、34…乗算器、35…周波数変換器、36…
分周器、37…計数表示器、41…スイツチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 共通の1次巻線を持つ主鉄心および補助鉄心
にそれぞれ2次巻線を巻装し、かつ前記主鉄心側
2次巻線の出力端に補償用帰還インピーダンスお
よび負荷インピーダンスを接続し、この帰還イン
ピーダンスに前記補助鉄心側2次巻線を並列に設
けてなる誤差補償形変流器において、前記補助鉄
心側2次巻線に対し直列に巻きもどし巻線を設け
たことを特徴とする誤差補償形変流器。 2 巻きもどし巻線は、巻線自身に複数のタツプ
を設けこれらのタツプをスイツチで切替えて誤差
補償の調整を行なうようにした特許請求の範囲第
1項記載の誤差補償形変流器。 3 巻きもどし巻線は主鉄心および補助鉄心の両
方に巻装するようにした特許請求の範囲第1項又
は第2項の何れかに記載の誤差補償形変流器。 4 電子式電力量計の変流器に適用するようにし
た特許請求の範囲第1項又は第2項の何れかに記
載の誤差補償形変流器。 5 共通の1次巻線を持つ主鉄心および補助鉄心
にそれぞれ2次巻線を巻装し、かつ前記主鉄心側
2次巻線の出力端に補償用帰還インピーダンスお
よび負荷インピーダンスを接続し、この帰還イン
ピーダンスに前記補助鉄心側2次巻線を並列に設
けてなる誤差補償形変流器において、前記補助鉄
心側2次巻線と主鉄心側2次巻線とにそれぞれ直
列に巻きもどし巻線を設けたことを特徴とする誤
差補償形変流器。 6 巻きもどし巻線は、巻線自身に複数のタツプ
を設けこれらのタツプをスイツチで切替えて誤差
補償の調整を行なうようにした特許請求の範囲第
5項記載の誤差補償形変流器。 7 巻きもどし巻線は主鉄心および補助鉄心の両
方に巻装するようにした特許請求の範囲第5項又
は第6項の何れかに記載の誤差補償形変流器。 8 電子式電力量計の変流器に適用するようにし
た特許請求の範囲第5項又は第6項の何れかに記
載の誤差補償形変流器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12121179A JPS5645010A (en) | 1979-09-20 | 1979-09-20 | Error compensated current transformer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12121179A JPS5645010A (en) | 1979-09-20 | 1979-09-20 | Error compensated current transformer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5645010A JPS5645010A (en) | 1981-04-24 |
| JPS6216531B2 true JPS6216531B2 (ja) | 1987-04-13 |
Family
ID=14805620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12121179A Granted JPS5645010A (en) | 1979-09-20 | 1979-09-20 | Error compensated current transformer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5645010A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108267707B (zh) * | 2017-12-13 | 2023-08-01 | 广东电网有限责任公司揭阳供电局 | 一种容性设备泄漏电流互感器的相位校正方法、装置及系统 |
-
1979
- 1979-09-20 JP JP12121179A patent/JPS5645010A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5645010A (en) | 1981-04-24 |
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