JPS6216657B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6216657B2 JPS6216657B2 JP53043318A JP4331878A JPS6216657B2 JP S6216657 B2 JPS6216657 B2 JP S6216657B2 JP 53043318 A JP53043318 A JP 53043318A JP 4331878 A JP4331878 A JP 4331878A JP S6216657 B2 JPS6216657 B2 JP S6216657B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foam
- fire extinguishing
- foaming
- inorganic powder
- porous inorganic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fire-Extinguishing Compositions (AREA)
Description
本発明は耐熱性を向上した泡消火剤に関するも
のである。 一般にガソリンや重油等の大規模油火災には、
タン白分解液を基材とした空気泡消火剤(タンパ
ク泡)が使用されている。これは、耐熱性に優れ
た泡であるが、腐敗のため長期保存が困難な事、
及び流動性等に問題がある。これらの欠点改良の
目的で合成界面活性剤を使用した合成泡が開発さ
れてきた。 合成泡は確かに、上記欠点を解消したが、耐熱
性の面でタンパク泡に比しかなり劣つており、大
規模油火災等でタンパク泡に代替するまでには至
つていない。 したがつて耐熱性に優れ、しかも腐敗等の心配
のない泡消火剤に関し種々検討の結果起泡剤と水
とに、多孔質無機粉粒体を混合して発泡させると
多孔質無機粉粒体を混合しないものよりも耐熱性
が向上し、さらに超微粒子状シリカを混合する
と、多孔質無機粉粒体と超微粒子状シリカとの相
乗作用により著しく耐熱性が向上することを知見
した。 本発明は上記知見に基づくものであつて、多孔
質無機粉粒体と起泡剤と水と超微粒子状シリカと
を混合して成る泡消火剤である。 本発明で用いる多孔質無機粉粒体としては、細
かい無数の気泡状細胞から成る海綿状組織を含ん
だり、微細な中空ガラス状物等から成るシラスバ
ルーン、マイクロバルーン、パーライト等で最大
粒径200μ以下、容重0.5Kg/l以下のものが好ま
しく、その使用量は、水100部に対して0.1部(重
量部、以下同様)程度から、この分散液が自己流
動性を保つ程度の濃さ迄使用し得るが、好ましく
は1〜10部である。 また起泡剤は機械泡消火剤用の如き泡生成性に
優れたものであれば特に支障はないが、例えば合
成界面活性剤系のアルキル硫酸エステル塩、アル
キルベンゼンスルフオン酸塩、ポリオキシエチレ
ンアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
フエニルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸アミン
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルフエノールエーテル等の
アニオン系やノニオン系、さらにはカルボン酸
型、硫酸エステル型、スルフオン酸型等の両性活
性剤の単独又は混合物等が好適である。勿論フツ
素系界面活性剤、シリコン系界面活性剤を使用し
ても何等差し支えない。この起泡剤の配合量は従
来の泡消火剤と同等で良く、水100部に対し1〜
10部程度が適当である。 本発明で用いる超微粒子状シリカは粒子径が
50mμ以下のものが好ましい。これ位の粒子径に
なれば、比表面積も大きくなり、50〜400m2/g
の粉体となる。その使用量は水100部に対し約
0.01〜10部、好ましくは0.1〜5部程度である。 なお、本発明の泡消火剤を使用するに当り、メ
チルセルローズ、カルボキシメチルローズ、ポバ
ール、サポエン其の他の一般に泡安定剤として使
用されるものや、ブロモクロロメタン、ブロモク
ロロジフルオロメタン、ジブロモジフルオロメタ
ン、ブロモトリフルオロメタン、ジブロモテトラ
フルオロエタン、ジブロモヘキサフルオロプロパ
ン等のハロン系消火剤、炭酸カリウム、リン酸ア
ンモニウム等の消火性能向上剤を併用しても、勿
論何等差し支えない。 本発明の泡消火剤の各成分の混合は、あらかじ
め容器内で行うか、又は配管中に乱流等を起し輸
送中に行うか、又は適当な送入混合装置を付けた
発泡ノズル内で行うか等の方法で行う。要は適切
な混合、分散が出来る方法装置であれば特に制限
はない。又、泡生成の方法としては、必要成分を
含んだ水分散液と、発泡用気体とを適当な容器内
で混合する方法とか、適当な発泡室を有する発泡
装置で発泡させる方法等が考えられるが、要は適
切な泡が得られる方法、装置であれば特に制限は
ない。 なお、発泡用気体としては、空気、チツ素、炭
酸ガス、使用時気体状のブロモトリフルオロメタ
ン、ブロモクロロジフルオロメタン等のハロゲン
化炭化水素の単独あるいは混合物が使用し得る。 以下に、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、各実施例に見る如く、多孔質無機粉粒体
を泡消火剤の成分として用いると耐熱性が向上
し、さらに多孔質無機粉粒体のほかに超微粒子状
シリカを併用すると耐熱性が顕著に向上してい
る。 なお、超微粒子状シリカは単独で取り扱つた場
合、流動性が悪く詰りを生じたりするが、他の粉
体と併用するとその粉体の流動性を改善しハンド
リングを容易にする作用がある。したがつて多孔
質無機粉粒体を貯蔵したり、輪送したりする場
合、超微粒子状シリカを併用すればハンドリング
が容易になる利点もある。 実施例 1 水、起泡剤としてアルスコープLE213(東邦化
学社製品のアニオン系界面活性剤)、シラスバル
ーン((株)伊地知種鶏場製品、商品名MSB―
5011、150μ全通品容重0.13Kg/l)を第1表に
示す割合で混合して泡消火剤を調製し、発泡用気
体として空気を使用して再着火時間を測定した。
測定結果は第1表に示す通りである。 再着火時間は次の様にして測定した。即ち27×
33×14cmの鉄製オイルピツトに水を4cm、n―ヘ
プタンを3cm深さになるように注入し、オイルピ
ツト中央部に内径54mm、高さ100mm、厚さ3.5mmの
ステンレスパイプを直立させ、該ステンレスパイ
プ周囲のn―ヘプタンに点火する。点火1分後泡
消火剤を流量3/min、放出圧5Kg/cm2で発泡
用ノズルから泡を放出して消火する。消火後も引
き続きオイル面上のピツト空間に泡が充満するま
で泡放出を続ける。なお、この間中央のステンレ
スパイプには蓋をして泡が入らないようにしてお
き、泡放出後取り除く。泡充満から3分後、ステ
ンレスパイプ内のn―ヘプタンに点火し、この点
火時よりパイプ周囲のn―ヘプタンに着火するま
での時間をもつて再着火時間とした。
のである。 一般にガソリンや重油等の大規模油火災には、
タン白分解液を基材とした空気泡消火剤(タンパ
ク泡)が使用されている。これは、耐熱性に優れ
た泡であるが、腐敗のため長期保存が困難な事、
及び流動性等に問題がある。これらの欠点改良の
目的で合成界面活性剤を使用した合成泡が開発さ
れてきた。 合成泡は確かに、上記欠点を解消したが、耐熱
性の面でタンパク泡に比しかなり劣つており、大
規模油火災等でタンパク泡に代替するまでには至
つていない。 したがつて耐熱性に優れ、しかも腐敗等の心配
のない泡消火剤に関し種々検討の結果起泡剤と水
とに、多孔質無機粉粒体を混合して発泡させると
多孔質無機粉粒体を混合しないものよりも耐熱性
が向上し、さらに超微粒子状シリカを混合する
と、多孔質無機粉粒体と超微粒子状シリカとの相
乗作用により著しく耐熱性が向上することを知見
した。 本発明は上記知見に基づくものであつて、多孔
質無機粉粒体と起泡剤と水と超微粒子状シリカと
を混合して成る泡消火剤である。 本発明で用いる多孔質無機粉粒体としては、細
かい無数の気泡状細胞から成る海綿状組織を含ん
だり、微細な中空ガラス状物等から成るシラスバ
ルーン、マイクロバルーン、パーライト等で最大
粒径200μ以下、容重0.5Kg/l以下のものが好ま
しく、その使用量は、水100部に対して0.1部(重
量部、以下同様)程度から、この分散液が自己流
動性を保つ程度の濃さ迄使用し得るが、好ましく
は1〜10部である。 また起泡剤は機械泡消火剤用の如き泡生成性に
優れたものであれば特に支障はないが、例えば合
成界面活性剤系のアルキル硫酸エステル塩、アル
キルベンゼンスルフオン酸塩、ポリオキシエチレ
ンアルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
フエニルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸アミン
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルフエノールエーテル等の
アニオン系やノニオン系、さらにはカルボン酸
型、硫酸エステル型、スルフオン酸型等の両性活
性剤の単独又は混合物等が好適である。勿論フツ
素系界面活性剤、シリコン系界面活性剤を使用し
ても何等差し支えない。この起泡剤の配合量は従
来の泡消火剤と同等で良く、水100部に対し1〜
10部程度が適当である。 本発明で用いる超微粒子状シリカは粒子径が
50mμ以下のものが好ましい。これ位の粒子径に
なれば、比表面積も大きくなり、50〜400m2/g
の粉体となる。その使用量は水100部に対し約
0.01〜10部、好ましくは0.1〜5部程度である。 なお、本発明の泡消火剤を使用するに当り、メ
チルセルローズ、カルボキシメチルローズ、ポバ
ール、サポエン其の他の一般に泡安定剤として使
用されるものや、ブロモクロロメタン、ブロモク
ロロジフルオロメタン、ジブロモジフルオロメタ
ン、ブロモトリフルオロメタン、ジブロモテトラ
フルオロエタン、ジブロモヘキサフルオロプロパ
ン等のハロン系消火剤、炭酸カリウム、リン酸ア
ンモニウム等の消火性能向上剤を併用しても、勿
論何等差し支えない。 本発明の泡消火剤の各成分の混合は、あらかじ
め容器内で行うか、又は配管中に乱流等を起し輸
送中に行うか、又は適当な送入混合装置を付けた
発泡ノズル内で行うか等の方法で行う。要は適切
な混合、分散が出来る方法装置であれば特に制限
はない。又、泡生成の方法としては、必要成分を
含んだ水分散液と、発泡用気体とを適当な容器内
で混合する方法とか、適当な発泡室を有する発泡
装置で発泡させる方法等が考えられるが、要は適
切な泡が得られる方法、装置であれば特に制限は
ない。 なお、発泡用気体としては、空気、チツ素、炭
酸ガス、使用時気体状のブロモトリフルオロメタ
ン、ブロモクロロジフルオロメタン等のハロゲン
化炭化水素の単独あるいは混合物が使用し得る。 以下に、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、各実施例に見る如く、多孔質無機粉粒体
を泡消火剤の成分として用いると耐熱性が向上
し、さらに多孔質無機粉粒体のほかに超微粒子状
シリカを併用すると耐熱性が顕著に向上してい
る。 なお、超微粒子状シリカは単独で取り扱つた場
合、流動性が悪く詰りを生じたりするが、他の粉
体と併用するとその粉体の流動性を改善しハンド
リングを容易にする作用がある。したがつて多孔
質無機粉粒体を貯蔵したり、輪送したりする場
合、超微粒子状シリカを併用すればハンドリング
が容易になる利点もある。 実施例 1 水、起泡剤としてアルスコープLE213(東邦化
学社製品のアニオン系界面活性剤)、シラスバル
ーン((株)伊地知種鶏場製品、商品名MSB―
5011、150μ全通品容重0.13Kg/l)を第1表に
示す割合で混合して泡消火剤を調製し、発泡用気
体として空気を使用して再着火時間を測定した。
測定結果は第1表に示す通りである。 再着火時間は次の様にして測定した。即ち27×
33×14cmの鉄製オイルピツトに水を4cm、n―ヘ
プタンを3cm深さになるように注入し、オイルピ
ツト中央部に内径54mm、高さ100mm、厚さ3.5mmの
ステンレスパイプを直立させ、該ステンレスパイ
プ周囲のn―ヘプタンに点火する。点火1分後泡
消火剤を流量3/min、放出圧5Kg/cm2で発泡
用ノズルから泡を放出して消火する。消火後も引
き続きオイル面上のピツト空間に泡が充満するま
で泡放出を続ける。なお、この間中央のステンレ
スパイプには蓋をして泡が入らないようにしてお
き、泡放出後取り除く。泡充満から3分後、ステ
ンレスパイプ内のn―ヘプタンに点火し、この点
火時よりパイプ周囲のn―ヘプタンに着火するま
での時間をもつて再着火時間とした。
【表】
実施例 2
実施例1で用いたシラスバルーンと超微粒子状
シリカ(アエロジル―200、日本アエロジル社製
品、粒子径12mμ、比表面積200m2/g)とを組
合せた場合につき、その再着火時間の測定を実施
例1と同様に行つた。結果は第2表に示す通りで
ある。
シリカ(アエロジル―200、日本アエロジル社製
品、粒子径12mμ、比表面積200m2/g)とを組
合せた場合につき、その再着火時間の測定を実施
例1と同様に行つた。結果は第2表に示す通りで
ある。
【表】
実施例 3
多孔質粉粒体としてマイクロバルーン(エマー
ソンカミング社製品、200μ全通品、容重0.16
Kg/)とパーライト(昭和化学工業社製品、ト
プコ#54.50μ全通品、容重0.12Kg/)を、超
微粒子状シリカとしてニプシルLP(日本シリカ
工業社製品、粒子径16mμ、比表面積230m2/
g)を、起泡剤としてラウリルアルコール硫酸ソ
ーダ塩を使用した場合の再着火時間を実施例1と
同様の方法で測定した。結果は第3表に示す通り
である。
ソンカミング社製品、200μ全通品、容重0.16
Kg/)とパーライト(昭和化学工業社製品、ト
プコ#54.50μ全通品、容重0.12Kg/)を、超
微粒子状シリカとしてニプシルLP(日本シリカ
工業社製品、粒子径16mμ、比表面積230m2/
g)を、起泡剤としてラウリルアルコール硫酸ソ
ーダ塩を使用した場合の再着火時間を実施例1と
同様の方法で測定した。結果は第3表に示す通り
である。
Claims (1)
- 1 多孔質無機粉粒体と起泡剤と水と粒子径が
50mμ以下の超微粒子状シリカとを混合して成る
泡消火剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4331878A JPS54136796A (en) | 1978-04-14 | 1978-04-14 | Foam fire extinguisher |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4331878A JPS54136796A (en) | 1978-04-14 | 1978-04-14 | Foam fire extinguisher |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54136796A JPS54136796A (en) | 1979-10-24 |
| JPS6216657B2 true JPS6216657B2 (ja) | 1987-04-14 |
Family
ID=12660449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4331878A Granted JPS54136796A (en) | 1978-04-14 | 1978-04-14 | Foam fire extinguisher |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54136796A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03122386A (ja) * | 1989-10-05 | 1991-05-24 | Kitagawa Kogyo Kk | ドアロック装置 |
| JPH03105562U (ja) * | 1990-02-11 | 1991-10-31 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2878344A4 (en) * | 2012-07-25 | 2016-04-27 | Yamakawa Michiko | FIRE EXTINGUISHING AGENT AND FIRE EXTINGUISHING APPARATUS |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS527278A (en) * | 1975-06-16 | 1977-01-20 | Casio Comput Co Ltd | Device for timepiece |
-
1978
- 1978-04-14 JP JP4331878A patent/JPS54136796A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03122386A (ja) * | 1989-10-05 | 1991-05-24 | Kitagawa Kogyo Kk | ドアロック装置 |
| JPH03105562U (ja) * | 1990-02-11 | 1991-10-31 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54136796A (en) | 1979-10-24 |
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