JPS62173932A - 変圧器比率差動継電装置 - Google Patents

変圧器比率差動継電装置

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JPS62173932A
JPS62173932A JP1521186A JP1521186A JPS62173932A JP S62173932 A JPS62173932 A JP S62173932A JP 1521186 A JP1521186 A JP 1521186A JP 1521186 A JP1521186 A JP 1521186A JP S62173932 A JPS62173932 A JP S62173932A
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英男 金子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は、変圧器内部に事故が生じたとき、この事故
を検知して変圧器を回路から切り敵し、変圧器を焼損か
ら守る保護継電装置であって、1次電流と、2次w流を
1次側に換算した電流との差の電流が所定値を超過する
とともにこの差電流中に含まれる第2高調波成分の基本
波成分に対する割合が所定値以下のときには変圧器の内
部事故と判定して変圧器を回路から切り離す信号を出力
するとともに前記第2高調波の割合が所定値を超過した
ときは前記差il!j流は内部事故ではなく励磁突入電
流によって生じたものと判定して変圧器が回路から切り
離されないよう信号を出力しない変圧器の比率差動継電
装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
比率差動継電器を用いて変圧器を内部事故から保護する
際の基本的な回路構成を第2図1こ示す。
1次側がY、2次側がΔに結線された変圧器1の1次側
から流入する三相電流の変流器2次巻線電流をそれぞれ
ia、ib、icとしたとき、該変流器の出力′電流が
それぞれ1a−ic 、 1b−4a 、 1c−ib
となりかつ変圧器2次側の変流器出力電流がそれぞれ1
a−ic、 1b−ia。
1c−ibとなるように変流器の2次側を変圧器の7巻
線側はΔに、4巻線側はYに結線するとともに変流比を
変圧器の変圧比に応じて調整すると、変圧器の正常な運
転時に変圧器1次側の変流器3から比率差動継電器2に
流入する電流と、この比率差動継電器から変圧器2次側
の変流器4へ向かって流出する電流とは大きさが等しく
なるから、比率差動継電器2の動作コイル2aには電流
が流れず、継電器は動作しない。しかし変圧器内部の、
たとえば同一巻線の層間に短絡事故が生じると、変流器
3から流出する電流と、比率差動継電器(以下継電器と
いう)2から変流器4へ向かって流出する電流の大きさ
とに差を生じ、この差に等しい電流が動作コイル2aに
流入して継電器2が動作し、遮断器5.6が遮断して変
圧器1を回路から切り離す。
しかしながら、一方、遮断器5を投入して変圧器1を生
かそうとすると、投入位相(変圧器に電流が流れはじめ
る時点の電源電圧波形上の位置)と変圧器鉄心中の残留
磁束の大きさとによっては変圧器1次側に定格負荷電流
の数倍の励磁電流すなわち励磁突入電流が流れる。この
電流は励磁電流であるから変圧器の2次側からは流出せ
ず、1.2次間の差電流として継電器の動作コイルに流
入して継電器を動作させようとする。このときの変圧器
1次側で観測される電流、電圧と変圧器鉄心中の磁束と
の関係を第3図に示す。図においてeは電源電圧波形、
Emは電源電圧波高値、iは励磁突入電流波形、φrは
遮断器投入時点における変圧器鉄心中の残留磁束、φS
は鉄心の飽和出玉、φtは禍渡磁束波形、φは定常@栗
波形、φmは定常磁束波高値である。図からみられるよ
うに、励磁電流の流れはじめの時点が電源電圧波形の零
点と一致すると、投入後Hサイクルの間に磁束は2φm
の変化をする。投入時点において変圧器鉄心中に残留磁
束φrが存在していたとすれば、投入後Hサイクルの時
点では磁束はφr+2φmとなり、鉄心の飽和磁束φS
をはるがζこ越え、この結果大きい励磁突入電流を生ず
ることになる。すなわち過渡磁束φtが飽和磁束φSを
越えるあたりから突入電流が急に上昇する。
しかし、継電器の動作コイルに流れる電流は励磁電流で
あって事故電流ではないから、継′1器は動作すること
なく変圧器を回路中に接読状態に維持しなければならな
い。このため、従来、励磁突入電流が減衰して変圧器の
1,2次の差電流が継電器の感度以下となるまでの時間
継電器の動作をロックする限時阻止方式や、励磁突入?
Jtit中には高調波が含まれることから、この高調渡
分を継電器中に設けられた抑制コイルに流し、動作コイ
ルによって駆動されようとする継電器接点の動きを抑制
する高調波抑制方式などが採用されてきた。
この高調波抑制の原理を第4図に示す。図においてid
は変圧器1,2次間の差電流、】0は差電流id中に含
まれる基本波を通過させる基本波通過フィルタ、1】は
基本波を阻止する基本波阻止フィルタ、12は基本波を
除くすべての高調波に対する全波整流器、13は同一方
向に整流されたすべての高調波が通過する際に継電器接
点の動きを阻+h I、ようとする抑制コイル、14は
at器の動作コイル、15は以上の10〜14を用いて
構成される継電器接点の制御回路に対する後備保護用の
過電流要素である。
現在では、励磁突入電流中に含まれる高調波成分のうち
、第2高調波成分が多く第3高調波以上の成分は少ない
ことに着目して、第2高調波抑制方式の比率差勧継ta
が広く使用さ打ている。この場合の第2高調波抑制比率
すなわち第2高調波成分の波高値が基本波成分波高値の
何%以上となったとき継電器の動作を抑制させるかは、
過去のが採用されている。
最近、変圧器の大容量化、騒音対策、高効率化に伴い鉄
心材料は、冷間圧延硅素鋼板に変わり、高透磁率方向性
硅素鋼板が採用されている。高透磁率硅素鋼板は、従来
の冷間圧延けい素鋼板に比べ、励磁突入電流が大きくな
り、突入電流中の第2高調波成分含有率が低(なる傾向
がある。変圧器使用中Iこおけるもっとも過酷な過励母
条件(定格電圧の110%)では第2高調波成分含有率
がさらに数%減少する傾向にある。このため、従来のよ
うに第2高調波抑制比率を15%程度に設定したままで
は抑制力が不足し、誤動作が頻繁にみられるようになっ
た。
そこで、もっとも過酷な過励磁条件時にも誤動作が生じ
ないよう、たとえば (1)低励磁投入 (2)第2高調波抑制比率の現実 などの対策がとられている。ここで、低励磁投入とは、
同一電源電圧に対して鉄心中の磁束密度が最小となるよ
うな巻線タップを用いて投入操作を行なうものであり、
鉄心中に生ずる最高磁束密度が鉄心の9和硫束密兆を越
える時間幅を小さくして、第2高調波成分が従来の第゛
2高調波抑Ftll比率(15%)を下まわるような励
磁突入電流を生じさせないようにするものであり、また
、第2高調波抑制比率の変更とは、抑制コイルの設計を
変更して抑制比率を数%下げるものである。
しかしながら、低励磁投入においては、変圧器の2次側
に現オ〕れる電圧が常時の運転電圧と異なることから、
現実にはこの対策の臭性は不可能な場訃を生じ、また可
能でめったとしてもこのような操作が行なわれるという
情報連絡やこの操作に伴う変電所運転上の注意に遺漏が
あってはならず、普遍的な対策とはなり得ないという欠
点がある。
また、抑制比率の変更は、抑制コイルの抑制力を強化す
る変更であるから、変圧器内部事故時の歪み電流により
抑制がかかす、継電器が正動作しないことがある。この
、変圧器内部事故時の歪み電流は、内部事故時の事故電
流たとえば同−巻線内の眉間短絡時の短絡電流中に含ま
れる微小な高調波成分が、最近のように、変圧器に接続
された外部系統に大きい静電容量たとえば地中ケーブル
を含むような場合に強調されることによって生ずるもの
であり、この歪み電流による継電器の不動作゛は変圧器
保護の点から極めて重大な問題である。
また、継電器が不動作とならないまでも、継電器の動作
が遅れる傾向を生ずる。
なお、最近のデジタル形比率差動継電器においては、第
2高調波抑制比率の変更は、第5図における定数にの変
更によって行なっている。すなわち、第6図に示すよう
な励磁突入電流f+  (実際には変圧器1次側電流)
を第5図に示すように、変流器加を介して基本波抽出フ
ィルタ21と第2高調波フイルタnとに並列に入力し、
それぞれのフィルタにおいて抽出された基本波と第2高
調波とのそれぞれの波高値のレベルをアナログ−デジタ
ル変換器を用いたレベル検出益田によりデジタルlこ検
出し、この検出されたデジタル量Xf、Xtを用いてX
t/ Xlを計算し、この値があらかじめ設定された第
2高調波抑制比率Kを越えると励磁突入電流と判定して
継電器の動作をロックし、遮断器への信号出力を阻止す
る。従って継電器の動作、不動作は、第2高調波成分の
基本波成分に対する比率が、あらかじめ設定された第2
高調波抑制比率により小さいか、大きいかのみlこより
きまり、従来のアナログ形継電器のように、継電器の動
作。
不動作をきめる抑制コイルを必要としないから、内部事
故時の継電器動作に時間遅れはなく、この点では従来の
アナログ形比率差動継電器の欠点が除去されていること
になる。しかL1第2高調波抑制比率Kを下げて励磁突
入電流時の誤動作を避けようとすると、この抑制比率の
設定の仕方によっては、内部事故時の歪波形中に含まれ
る第2高調波成分が抑制比率により大きくなり、継電器
が内部事故時に不動作きなるおそれがある。
〔発明の目的〕
この発明は、比率差動継電器における前記従来の欠点す
なわち第2高調波抑制比率を下げたときに生ずる、変圧
器内部事故時の動作時間のおくれや不動作を生ずること
なく広い範囲にこの抑制比仁を自在に変えつる比率差動
継電装置を提供することを目的とする。
〔発明の要点〕
まず、この発明の原理につき説明する。
励磁突入電流の現象は、変圧器鉄心中の磁束が飽和した
ときに鉄心中の大量の磁束が時間的に変化しなくなり、
従って飽和後は鉄心に巻かれた巻線が空心リアクトルと
して作用することにより、励磁電流が飽和点以降急速に
大きくなる現象である。一方、変圧器鉄心中の磁束が飽
和していないときには、鉄心中の大量の磁束が時間的に
変化して変圧器巻線は著しく大きいりアクタンスを示し
、励磁電流の大きさは実質的に零に近くなる。第7図に
この励磁突入電流に対して調波分析を行なりた結果を示
す。図は第2高調波に対する分析結果を示すが、第7図
において、横軸は、第参図に示すように、励磁突入電流
が発生している時間Aを1サイクル中の′ボ気角で表わ
したものである。この時間Aは?J、8図に示すFi’
L束密度の波形が飽和磁束密度Bsを超過している間の
時間幅へと実質的に同一である。第7図からみられるよ
うtこ、突入電流発生時間Aが長いほど、すなわち磁束
の飽和時間幅へが広いほど第2高調波の含有率は小さく
、飽和時間幅へが狭くなるほど第2高調波の含有率は大
きくなる。すなわち、突入電流はその発生時間Aと波高
値とを増して大きいループを画くほど第2高調波の含有
率は小さくなり、逆に小ループを画くときには第2高調
波の含有率は大きくなる性質をもっており、第2高調波
の含有率は、結局、第9図に示すA、Bの割合によって
きまることになる。
一方、一般に、保護継電器が監視対象とする電流の波形
において、励磁突入電流のように、電流値が実質的に零
となる区間を有するような電流が存在しうるかをみてみ
ると第10ないし13図のようになる。第10図は系統
において生ずる事故電流だとえ゛ば短絡電流の波形を示
す。この波形は、短絡発生時点の電圧位相により、減衰
する直流分を含んで非対称波形となることもあるが電流
の零値区間を生ずることはなく、シかも通常は短絡が電
圧の零値において発生することは極めて少ないから、短
絡電流の波形は図のような対称波形となる。第1】図は
負荷電流であって、この負荷電流波形は、小容量の変圧
器に対して比較的大きい非線形負荷がかかりているとき
には歪むこともあるが、本発明が対象とする、少なくと
も送電用変電所の場合には図のような対称波形を示す。
しかし、いずれの場合にも電流の零値区間は生じない。
第12図は変圧器内部事故たとえば同−巻線内の層間短
絡時の短絡電流の波形を示す。すでに述べたように、変
圧器に接続された外部系統中に、地中ケーブルのような
大きな対地静電容量が存在していると、短絡電流中の高
調波が強調され、これにより図のように電流波形に歪み
を生ずることがある。しかしこの場合にも電流の零値区
間は生じない。第13図は励磁突入電流の波形である。
このように系統の運転周波数を有する電流のうち、明瞭
な零値区間を有する電流は励磁突入電流のみであり、従
ってこの零値区間の幅を検出することによって励磁突入
電流であることを判定することができる。また、この零
値区間の幅と第2高調波含有率との間には第7図1こ示
すような関係が存在することから、本発明は、変流器に
よって寧゛り出された変圧器1次側電流と2次側電流と
の差の電流を一定の微小時間間隔、たとえば運転周波の
1周期の数十分の1の時間間隔でサンプリングし、サン
プリングされた電流を時系列的につぎつぎに比較しなが
ら差が連続(、て実質的(こ苓となるサンプリングの数
をカウントし、このカウントされたサンプリング数が所
定値以上となったとき1こ継電器の動作を抑制しあるい
は出力信号を阻止するようにして前記の目的を達成しよ
うとするものである。
〔発明の実施例〕
第1図に本発明に基づいて構成される変圧器比率差動継
電装置の回路構成の一実施例を示す。変流器3と変流S
4とによりそれぞれ摩す出された変圧器1次測電流と2
次側電流上の間に差が生じると、この差電流は動作コイ
ル2aを介してアナログ−デジタル変換回路(以下Nの
変換回路と記す)31に入力される。この〜の変換回路
は後段のマイクロコンピュータ32により一定の微小時
間間隔たとえば電気角度にして6の間隔で前記差電流を
サンプリングするように制御され、サンプリングした電
流値をデジタル化して後段のマイクロコンピュータ32
に入力する。マイクロコンピュータ32内では入力され
たに流値をつぎつぎに比較して差をさせる。この差が所
定値を越えるとそれまでのカウント数を消去し、ふたた
び差が所定値以下となる時点からカウンタを歩進させる
。このようにしてカウント数が所定値に等しくなった時
点、すなわち第9図における時間幅Bの所定値が得られ
た時点でマイクロコンピュータ32から継電装置の出力
信号を阻とする信号が出力される。この信号はたとえば
サイリスタ関のゲートに導かれてサイリスタをオンさせ
、サイリスタと直列に接続された補助開閉基調の動作コ
イル34aを励むして、本発明のg電装で5における第
2の接点を構成する補助接点34bを開路させる。従っ
て変圧器1次側電流と2次側RR,との差のt R,が
所定値以上となって動作コイル2aにより第1の接点3
5aが閉成されても、この接点閉成には、第2の接点3
4bの動作時間すなわち第2の接点に開放指令が与えら
れてから接点が開放されるまでの時間より運転周波の1
サイクル以上長い時間を要するようlこ時間設定がなさ
れているから、第2の接点34bはすでに開路されてお
り、このため、遮断器の引外しコイル%には引外し電流
が流れず、遮断器は投入状態に保持される。
このように、比率差動継電器における第2高調波抑制比
率を励磁突入1!流の零値区間の時間幅に置き換え、こ
の時間幅を検出することにより継電器の出力信号を阻止
することができ、従来のような、高調波W流によって動
作する抑制コイルを省略することができるから、fxz
高1波抑制比率を下げたときの変圧器内部事故時の継電
器の動作時間のおくれや継電器の不動作を生ずることが
なくなり、内部事故時の継電器動作に影響を与えること
なく、第2高調波抑制比率を自在に設定することが可能
になる。
なお、上述の実施例においては、継電器の出力信号を阻
止する第2の接点34bとして補助開閉器の接点すなわ
ち補助接点を用いているが、この補助接点を用いる代わ
りに動作コイル34aを従来の抑制コイルとして作用さ
せても継電器の動作を抑制することができる。このとき
は、抑制コイルの抑制力は変圧器の1次側電流と2次側
電流との差電流ではなく、変電所の制御電源母線P、N
から得られる一定の直流電流によって得られるから、差
電流の波形の影響をうけることなく常に確実な動作抑制
が可能tこなる。
なお、上述の実施例において、設定された第2高調波抑
制比率すなわち電流零値区間の時間幅Bが小さいと、励
磁突入電流の波高値近傍においては電流値の時間変化が
小さいことから、マイクロコンピュータ32に入力され
るデジタル量をつぎつぎに比較して差を求め、この差が
所定値以下である間はカウンタを連続して歩進させて所
定時間幅に到達したか否かを検出するのみでは、所定の
電流零値区間幅が得られたと誤認するおそれがある。
従って時間幅Bを小さく設定したいときには、マイクロ
コンピュータに入力されるデジタル量の絶対値がたとえ
ば変圧器の定格負荷電流の加%以下のときのみカウンタ
の歩進が可能となるよう、デジタル量の絶対値を判別し
た結果と前記デジタル量の比較すなわち差計算から得ら
れた判別結果との論理和によりカウンタの歩進をきめる
ようにすれば、極めて広い範囲に第2高調波抑制比率を
設定することが可能になる。
なお、第1図に示す補助開閉器の接点すなわち第2の接
点34bは図のように袢数設けることができるから、こ
れらの接点を、変圧器に接続された回路に設けられた過
電流継電器や、系統が直接接地系統である場合の変圧器
中性点側に設けられた保護継電器の接点と直列に設けれ
ば、励磁突入電流時の誤動作を避けることが可能になり
、変電所運転の円滑化に寄与することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、 (1)第2高調波抑制比率を励磁突入電流の零値区間幅
に置き換え、この幅が所定値以上であるか否かを検出す
ることにより、変流器を介して得られた変圧器1次側電
流と2次側電流との差電流が励磁突入電流により生じた
ものか否かを判定するようにし、従来のような、高調波
電流によって動作する抑制コイルを省略したので、零値
区間幅を広範囲に変えても、変圧器内部事故時に事故電
流中に含まれる歪み電流による継電器動作の時間おくれ
や不動作などが生ぜず、変圧器内部事故を第2高調波抑
制比率と無関係に常に正常に処理することが可能になる
(2)変流器を介して得られた励磁突入電流の波形は、
変流器鉄心の飽和現象により第14図のように零点がシ
フトすることがあるが、電流零値区間の検出にはサンプ
リングして得られた電流値の差を用いているから、この
零点のシフトには関係なく、正しい検出が可能である。
(3)変流器を介して得られた変圧器1次側電流と2次
側電流との差の電流が変圧器の励磁突入電流によるもの
であるか否かの判定が、変圧器の運転周波数の1サイク
ル内における電流零値区間幅を検出して行なわれるから
、判定時間が1サイクルすなわち運転周波数が50 H
zのときは20m8.60Hgのときは16.7 m8
の短時間となり、従来方式における約30m5と比較し
て著しく短縮されるから、内部事故時の継電器動作時間
の許容下限値をさらに短縮して変圧器の保護効果を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づいて構成される変圧器の比率差動
継電装置の実施例による回路構成図、第2図は従来の比
率差動継電器の動作原理を説明する、変圧器を含む全体
回路図、第3図は変圧器1次側に励磁突入電流が流入し
たときの変圧器1次側の電流、電圧と変圧器鉄心中の磁
束との関係を示す説明図、第4図は励磁突入電流中の高
調渡分を用いて継電器の動作を抑制する、高調波抑制の
原理を説明する要部回路図、第5図は現在実用されてい
るデジタル形比率差動継電器の動作原理を示す機能ブロ
ック図、第6図は第5図の継電器に入力される励磁突入
電流の波形図、′IM7ないし9図は本発明の詳細な説
明するための線図および波形図であって、第7図は、励
磁突入電流が発生している1サイクル中の時間と第2高
調波戚分の含有率との関係を示す図、第8図は励磁突入
電流が発生している時間または零値区間の幅を説明する
ための鉄心中磁束の大きさの関係を示す波形図、第9図
は励磁突入電流が発生している1サイクル中の時間Aと
電流の零値区間幅Bとの定義を示す波形図である。第1
0ないし13図は変圧器に流れる運転周波電流の種類を
示す波形図、第14図は変流器鉄心が飽和したときの変
流器2次電流の零点のシフトを示す波形図である。 1・・・変圧器、2・・・比率差動継電器、10・・・
基本波通過フィルタ、11・・・基本波阻止フィルタ、
13・・・抑制コイル、14・・・動作コイル、21・
・・基本波抽出フィデジタル変換回路、32・・・マイ
クロコンピュータ、あ・・・補助開閉器、34b・・・
第2の接点、35a・・・第1の接点、100・・・比
率差動継電装置。 ・?・。 l斗ノア人、□’r、’Lと XlJ  1=ン   
  ヱカ≧−パ′ − 第2図 第3図 11(1トン良罫)klレフ 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)1次電流と、2次電流を1次側に換算した電流との
    差の電流が所定値を超過するとともにこの差電流中に含
    まれる第2高調波成分の基本波成分に対する割合が所定
    値以下のときには変圧器の内部事故と判定して変圧器を
    回路から切り離す信号を出力するとともに前記第2高調
    波の割合が所定値を超過したときは前記差電流は内部事
    故ではなく励磁突入電流によって生じたものと判定して
    変圧器が回路から切り離されないよう信号を出力しない
    変圧器の比率差動継電装置であって、該継電装置が、前
    記差電流が所定値を超過したときに閉成される第1の接
    点と、前記差電流中に含まれる第2高調波成分の基本波
    成分に対する割合が所定値を超過したときに開放される
    第2の接点とを直列に備えるとともに第1の接点の動作
    時間が第2の接点に開放指令が与えられてから開放され
    るまでの時間より回路の運転周波の1サイクル以上長く
    なるように設定され、かつ、前記第2の接点の開放が、
    前記差電流波形を回路の運転周波の1サイクルより十分
    小さい一定の微小時間間隔でサンプリングし、該サンプ
    リングされた電流を時系列的につぎつぎに比較しながら
    差が連続して所定値以下となるサンプリングの数をカウ
    ントし、このカウントされたサンプリング数が所定値を
    超過したときにはじめて生ずる指令によって行なわれる
    ことを特徴とする変圧器比率差動継電装置。
JP1521186A 1986-01-27 1986-01-27 変圧器比率差動継電装置 Granted JPS62173932A (ja)

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JPH0435969B2 JPH0435969B2 (ja) 1992-06-12

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JP (1) JPS62173932A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0251314A (ja) * 1988-08-12 1990-02-21 Tokyo Electric Power Co Inc:The 差動継電器

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JPH0251314A (ja) * 1988-08-12 1990-02-21 Tokyo Electric Power Co Inc:The 差動継電器

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JPH0435969B2 (ja) 1992-06-12

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