JPS6217620B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6217620B2 JPS6217620B2 JP55169646A JP16964680A JPS6217620B2 JP S6217620 B2 JPS6217620 B2 JP S6217620B2 JP 55169646 A JP55169646 A JP 55169646A JP 16964680 A JP16964680 A JP 16964680A JP S6217620 B2 JPS6217620 B2 JP S6217620B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass fiber
- aromatic polycarbonate
- weight
- polycarbonate resin
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明はガラス繊維強化樹脂組成物に関し、更
に詳しくは物性特に耐衝撃性のすぐれたガラス繊
維強化芳香族ポリカーボネート樹脂組成物に関す
る。 芳香族ポリカーボネート樹脂は、エンジニアリ
ングプラスチツクとして広く利用されている。ま
たそのすぐれた耐熱性を活かし、成形収縮率ある
いは熱膨脹係数を小さくするためにガラス繊維を
配合したガラス繊維強化芳香族ポリカーボネート
樹脂組成物は、耐熱性の精密成形品を成形する材
料として広く使用されている。このように耐熱
性、寸法精度のすぐれた成形品を与えるガラス繊
維強化芳香族ポリカーボネート樹脂組成物があつ
ても、非強化芳香族ポリカーボネート樹脂に比べ
て、耐衝撃性が低いという問題が残されている。
それ故ガラス繊維強化芳香族ポリカーボネート樹
脂組成物の耐熱性向上が要望されている。 本発明者は、ガラス繊維強化芳香族ポリカーボ
ネート樹脂組成物の利点を保持し、かつ耐衝撃性
を向上せしめる方法について検討を重ねた結果、
ガラス繊維強化芳香族ポリカーボネート樹脂組成
物に少量のアルキルホスフアイトとポリエチレン
系ワツクスとを添加すると、上記の目的を達成し
得ることを見出し、本発明に到達したものであ
る。 すなわち、本発明は芳香族ポリカーボネート樹
脂35〜97重量%及びガラス繊維3〜65重量%より
なる樹脂組成物100重量部当り、炭素数2〜30の
脂肪族アルキルよりなるトリアルキルホスフアイ
ト0.01〜0.5重量部及びポリエチレン系ワツクス
0.1〜3重量部を配合してなるガラス繊維強化樹
脂組成物に関する。 本発明に使用される芳香族ポリカーボネート樹
脂とは、芳香族ジヒドロキシ化合物とカーボネー
ト前駆体とから溶液法あるいは溶融法で製造され
る芳香族ポリカーボネートである。前記芳香族ジ
ヒドロキシ化合物の代表的な例をあげると次の通
りである。即ち2,2ビス(4―ヒドロキシフエ
ニル)プロパン〔ビスフエノールA〕、ビス(4
―ヒドロキシフエニル)メタン、2,2ビス(4
―ヒドロキシ―3―メチルフエニル)プロパン、
2,2ビス(4―ヒドロキシ―3,5―ジブロム
フエニル)プロパン、ビス(4―ヒドロキシフエ
ニル)サルフアイド、ビス(4―ヒドロキシフエ
ニル)スルホン等があげられる。好ましいもの
は、ビス(4―ヒドロキシフエニル)アルカン系
化合物、特にビスフエノールAを主原料とする芳
香族ポリカーボネート樹脂である。 本発明に使用される芳香族ポリカーボネート樹
脂は、前記芳香族ジヒドロキシ化合物とカーボネ
ート前駆体との反応によつて製造されるが、前記
芳香族ジヒドロキシ化合物を単独あるいは2種以
上使用することもできる。又、かくして得られた
芳香族ポリカーボネートの2種以上を混合して使
用しても差支えない。 前記カーボネート前駆体としては、カルボニル
ハライド、ジアリルカーボネートあるいはハロホ
ルメート等いずれであつても良い。代表的な例を
挙げると、ホスゲン、ジフエニルカーボネート、
芳香族ジヒドロキシ化合物のジクロロホルメート
あるいはそれらの混合物である。 芳香族ポリカーボネートは、通常芳香族ジヒド
ロキシ化合物とホスゲンから溶液法で、また芳香
族ジヒドロキシ化合物とジフエニルカーボネート
から溶融法で製造される。使用される芳香族ポリ
カーボネート樹脂の分子量は、一般に10000〜
100000、好ましくは15000〜60000である。これら
の分子量の芳香族ポリカーボネート樹脂を製造す
るに際し、適当な分子量調節剤あるいは反応を促
進するための触媒あるいは加工性を改良するため
の分岐剤が使用されていても差支えない。 又、芳香族ポリカーボネート樹脂には用途に応
じて、適当な安定剤例えば酸化防止剤、熱安定
剤、紫外線吸収剤あるいは染顔料、難燃剤、帯電
防止剤、離型剤、発泡剤等が添加されていても差
支えない。又必要に応じガラスパウダー、無機フ
イラー等の充填剤も使用できる。更にまた芳香族
ポリカーボネート樹脂の加工性を改良する加塑剤
も使用できる。 一方本発明の樹脂組成物に使用するガラス繊維
は、一般に芳香族ポリカーボネート樹脂に使用さ
れるものであれば、特に限定されるものではな
い。ガラス繊維はチヨツプドストランドを用いて
もよく、又ロービングストランドを用いても良
い。ペレツト中のガラス繊維の長さは通常0.1〜
8m/mの範囲にある。又ガラス繊維径は6〜30
μ、一般には10〜20μのものが使用される。又ガ
ラス繊維は芳香族ポリカーボネート樹脂との親和
性を高めるために表面処理が施されていても良
い。ガラス繊維の含有量は芳香族ポリカーボネー
ト樹脂との合計量に対して3〜65重量%が好まし
い。3重量%以下ではガラス繊維の補強効果が小
さく、又65重量%以上になると成形が困難となる
ため好ましくない。特に好ましいガラス繊維含有
量は、5〜40重量%である。又ガラス繊維含有量
が小さくなる程耐衝撃性向上効果が著しい。 本発明に使用される炭素数2〜30の脂肪族アル
キルよりなるトリアルキルホスフアイトは、市販
されているものであればいずれも使用できる。例
えばキレツクス−O,−L,−S,−2300L(堺化
学製)等が挙げられる。脂肪族トリアルキルホス
フアイトの樹脂組成物に対する添加量は、0.01〜
0.5PHRである。脂肪族トリアルキルホスフアイ
トはポリエチレン系ワツクスと併用した場合に本
発明の耐衝撃性向上効果が認められる。 本発明に使用されるポリエチレン系ワツクス
は、低分子量のポリエチレンあるいは部分親水化
処理した低分子量ポリエチレンで、分子量1500〜
10000程度のワツクスである。これらのポリエチ
レン系ワツクスは、例えばヘキストワツクス
PA190,PA520(ヘキスト社)、ハイワツクス
(三井石油化学社)として一般に市販されている
ものである。ポリエチレン系ワツクスの樹脂組成
物に対する添加量は0.1〜3PHRである。 上記のようにポリエチレン系ワツクスは脂肪族
トリアルキルホスフアイトと併用した場合に、本
発明の耐衝撃性向上効果が認められたが、夫々単
独で添加しても効果は発現しないかあるいは僅か
に向上効果を示すにすぎない。両者の併用による
効果の発現が全く予想し得なかつた特異な現象で
あり、本発明の完成へと導いたことは改めて云う
までもない。 本発明のガラス繊維強化樹脂組成物を製造する
に際し、既知のいかなる方法でも利用でき、特別
な設備を必要としない。例えば芳香族ポリカーボ
ネート樹脂、ガラス繊維、トリアルキルホスフア
イト及びポリエチレン系ワツクスの予備混合物を
単軸あるいは2軸押出機、あるいはバンバリーミ
キサーあるいは加熱ロール等で加熱混合し、ペレ
ツト化する方法;あるいは前記混合物を射出成形
機で直接成形する方法;あるいはガラス繊維強化
芳香族ポリカーボネート樹脂にトリアルキルホス
フアイト及びポリエチレン系ワツクスを添加する
方法;あるいは芳香族ポリカーボネート樹脂、ト
リアルキルホスフアイト及びポリエチレン系ワツ
クスの混合物にガラス繊維を添加する方法等種々
の組合せが挙げられるが、いずれの方法によつて
本発明のガラス繊維強化樹脂組成物を製造しても
差支えなく耐衝撃性向上効果が発現する。 本発明のガラス繊維強化樹脂組成物には通常の
添加剤を必要に応じてその効果が発現する量添加
されても差支えない。又ポリエチレンあるいはゴ
ム成分を含む樹脂等も芳香族ポリカーボネート樹
脂の本質的性質を損わない程度含まれていても差
支えない。 本発明のガラス繊維強化樹脂組成物を用いて得
られる成形品は通常のガラス繊維強化芳香族ポリ
カーボネート樹脂のもつすぐれた特性の他に耐衝
撃性がすぐれるため、剛性、寸法安定性の他に耐
衝撃性が要求される分野に広く利用される有用な
樹脂組成物である。 以下に実施例をあげて本発明の効果を説明する
が、本発明はこれに限定されない。尚、実施例記
載の部は重量部を示し、衝撃値は特に記載のない
場合、1/8インチ厚さのアイゾツトノツチ付イン
パクトKgfcm/cmを示す。 実施例 1 ビスフエノールAを原料とする芳香族ポリカー
ボネート樹脂(分子量24600)85部及びガラス繊
維15部よりなるガラス繊維強化ポリカーボネート
に、トリオクチルホスフアイト(キレツクス−
O;堺化学)0.05PHR及びポリエチレン系ワツク
ス(ハイワツクス400P;三井石油化学製)0.7PH
Rを添加し、押出温度280℃でペレツト化した。
かくして得られたペレツトを、120℃、6時間乾
燥したのち300℃で射出成形を行い、衝撃値測定
用試験片を作成した。 比較のためトリオクチルホスフアイトのみ0.05
PHR添加品、ポリエチレン系ワツクスのみ0.7PH
R添加品及び無添加品について夫々上記と同様に
試験片を作成した。 23℃50%RHに調湿した試験片の衝撃値を測定
した結果は次の通りである。
に詳しくは物性特に耐衝撃性のすぐれたガラス繊
維強化芳香族ポリカーボネート樹脂組成物に関す
る。 芳香族ポリカーボネート樹脂は、エンジニアリ
ングプラスチツクとして広く利用されている。ま
たそのすぐれた耐熱性を活かし、成形収縮率ある
いは熱膨脹係数を小さくするためにガラス繊維を
配合したガラス繊維強化芳香族ポリカーボネート
樹脂組成物は、耐熱性の精密成形品を成形する材
料として広く使用されている。このように耐熱
性、寸法精度のすぐれた成形品を与えるガラス繊
維強化芳香族ポリカーボネート樹脂組成物があつ
ても、非強化芳香族ポリカーボネート樹脂に比べ
て、耐衝撃性が低いという問題が残されている。
それ故ガラス繊維強化芳香族ポリカーボネート樹
脂組成物の耐熱性向上が要望されている。 本発明者は、ガラス繊維強化芳香族ポリカーボ
ネート樹脂組成物の利点を保持し、かつ耐衝撃性
を向上せしめる方法について検討を重ねた結果、
ガラス繊維強化芳香族ポリカーボネート樹脂組成
物に少量のアルキルホスフアイトとポリエチレン
系ワツクスとを添加すると、上記の目的を達成し
得ることを見出し、本発明に到達したものであ
る。 すなわち、本発明は芳香族ポリカーボネート樹
脂35〜97重量%及びガラス繊維3〜65重量%より
なる樹脂組成物100重量部当り、炭素数2〜30の
脂肪族アルキルよりなるトリアルキルホスフアイ
ト0.01〜0.5重量部及びポリエチレン系ワツクス
0.1〜3重量部を配合してなるガラス繊維強化樹
脂組成物に関する。 本発明に使用される芳香族ポリカーボネート樹
脂とは、芳香族ジヒドロキシ化合物とカーボネー
ト前駆体とから溶液法あるいは溶融法で製造され
る芳香族ポリカーボネートである。前記芳香族ジ
ヒドロキシ化合物の代表的な例をあげると次の通
りである。即ち2,2ビス(4―ヒドロキシフエ
ニル)プロパン〔ビスフエノールA〕、ビス(4
―ヒドロキシフエニル)メタン、2,2ビス(4
―ヒドロキシ―3―メチルフエニル)プロパン、
2,2ビス(4―ヒドロキシ―3,5―ジブロム
フエニル)プロパン、ビス(4―ヒドロキシフエ
ニル)サルフアイド、ビス(4―ヒドロキシフエ
ニル)スルホン等があげられる。好ましいもの
は、ビス(4―ヒドロキシフエニル)アルカン系
化合物、特にビスフエノールAを主原料とする芳
香族ポリカーボネート樹脂である。 本発明に使用される芳香族ポリカーボネート樹
脂は、前記芳香族ジヒドロキシ化合物とカーボネ
ート前駆体との反応によつて製造されるが、前記
芳香族ジヒドロキシ化合物を単独あるいは2種以
上使用することもできる。又、かくして得られた
芳香族ポリカーボネートの2種以上を混合して使
用しても差支えない。 前記カーボネート前駆体としては、カルボニル
ハライド、ジアリルカーボネートあるいはハロホ
ルメート等いずれであつても良い。代表的な例を
挙げると、ホスゲン、ジフエニルカーボネート、
芳香族ジヒドロキシ化合物のジクロロホルメート
あるいはそれらの混合物である。 芳香族ポリカーボネートは、通常芳香族ジヒド
ロキシ化合物とホスゲンから溶液法で、また芳香
族ジヒドロキシ化合物とジフエニルカーボネート
から溶融法で製造される。使用される芳香族ポリ
カーボネート樹脂の分子量は、一般に10000〜
100000、好ましくは15000〜60000である。これら
の分子量の芳香族ポリカーボネート樹脂を製造す
るに際し、適当な分子量調節剤あるいは反応を促
進するための触媒あるいは加工性を改良するため
の分岐剤が使用されていても差支えない。 又、芳香族ポリカーボネート樹脂には用途に応
じて、適当な安定剤例えば酸化防止剤、熱安定
剤、紫外線吸収剤あるいは染顔料、難燃剤、帯電
防止剤、離型剤、発泡剤等が添加されていても差
支えない。又必要に応じガラスパウダー、無機フ
イラー等の充填剤も使用できる。更にまた芳香族
ポリカーボネート樹脂の加工性を改良する加塑剤
も使用できる。 一方本発明の樹脂組成物に使用するガラス繊維
は、一般に芳香族ポリカーボネート樹脂に使用さ
れるものであれば、特に限定されるものではな
い。ガラス繊維はチヨツプドストランドを用いて
もよく、又ロービングストランドを用いても良
い。ペレツト中のガラス繊維の長さは通常0.1〜
8m/mの範囲にある。又ガラス繊維径は6〜30
μ、一般には10〜20μのものが使用される。又ガ
ラス繊維は芳香族ポリカーボネート樹脂との親和
性を高めるために表面処理が施されていても良
い。ガラス繊維の含有量は芳香族ポリカーボネー
ト樹脂との合計量に対して3〜65重量%が好まし
い。3重量%以下ではガラス繊維の補強効果が小
さく、又65重量%以上になると成形が困難となる
ため好ましくない。特に好ましいガラス繊維含有
量は、5〜40重量%である。又ガラス繊維含有量
が小さくなる程耐衝撃性向上効果が著しい。 本発明に使用される炭素数2〜30の脂肪族アル
キルよりなるトリアルキルホスフアイトは、市販
されているものであればいずれも使用できる。例
えばキレツクス−O,−L,−S,−2300L(堺化
学製)等が挙げられる。脂肪族トリアルキルホス
フアイトの樹脂組成物に対する添加量は、0.01〜
0.5PHRである。脂肪族トリアルキルホスフアイ
トはポリエチレン系ワツクスと併用した場合に本
発明の耐衝撃性向上効果が認められる。 本発明に使用されるポリエチレン系ワツクス
は、低分子量のポリエチレンあるいは部分親水化
処理した低分子量ポリエチレンで、分子量1500〜
10000程度のワツクスである。これらのポリエチ
レン系ワツクスは、例えばヘキストワツクス
PA190,PA520(ヘキスト社)、ハイワツクス
(三井石油化学社)として一般に市販されている
ものである。ポリエチレン系ワツクスの樹脂組成
物に対する添加量は0.1〜3PHRである。 上記のようにポリエチレン系ワツクスは脂肪族
トリアルキルホスフアイトと併用した場合に、本
発明の耐衝撃性向上効果が認められたが、夫々単
独で添加しても効果は発現しないかあるいは僅か
に向上効果を示すにすぎない。両者の併用による
効果の発現が全く予想し得なかつた特異な現象で
あり、本発明の完成へと導いたことは改めて云う
までもない。 本発明のガラス繊維強化樹脂組成物を製造する
に際し、既知のいかなる方法でも利用でき、特別
な設備を必要としない。例えば芳香族ポリカーボ
ネート樹脂、ガラス繊維、トリアルキルホスフア
イト及びポリエチレン系ワツクスの予備混合物を
単軸あるいは2軸押出機、あるいはバンバリーミ
キサーあるいは加熱ロール等で加熱混合し、ペレ
ツト化する方法;あるいは前記混合物を射出成形
機で直接成形する方法;あるいはガラス繊維強化
芳香族ポリカーボネート樹脂にトリアルキルホス
フアイト及びポリエチレン系ワツクスを添加する
方法;あるいは芳香族ポリカーボネート樹脂、ト
リアルキルホスフアイト及びポリエチレン系ワツ
クスの混合物にガラス繊維を添加する方法等種々
の組合せが挙げられるが、いずれの方法によつて
本発明のガラス繊維強化樹脂組成物を製造しても
差支えなく耐衝撃性向上効果が発現する。 本発明のガラス繊維強化樹脂組成物には通常の
添加剤を必要に応じてその効果が発現する量添加
されても差支えない。又ポリエチレンあるいはゴ
ム成分を含む樹脂等も芳香族ポリカーボネート樹
脂の本質的性質を損わない程度含まれていても差
支えない。 本発明のガラス繊維強化樹脂組成物を用いて得
られる成形品は通常のガラス繊維強化芳香族ポリ
カーボネート樹脂のもつすぐれた特性の他に耐衝
撃性がすぐれるため、剛性、寸法安定性の他に耐
衝撃性が要求される分野に広く利用される有用な
樹脂組成物である。 以下に実施例をあげて本発明の効果を説明する
が、本発明はこれに限定されない。尚、実施例記
載の部は重量部を示し、衝撃値は特に記載のない
場合、1/8インチ厚さのアイゾツトノツチ付イン
パクトKgfcm/cmを示す。 実施例 1 ビスフエノールAを原料とする芳香族ポリカー
ボネート樹脂(分子量24600)85部及びガラス繊
維15部よりなるガラス繊維強化ポリカーボネート
に、トリオクチルホスフアイト(キレツクス−
O;堺化学)0.05PHR及びポリエチレン系ワツク
ス(ハイワツクス400P;三井石油化学製)0.7PH
Rを添加し、押出温度280℃でペレツト化した。
かくして得られたペレツトを、120℃、6時間乾
燥したのち300℃で射出成形を行い、衝撃値測定
用試験片を作成した。 比較のためトリオクチルホスフアイトのみ0.05
PHR添加品、ポリエチレン系ワツクスのみ0.7PH
R添加品及び無添加品について夫々上記と同様に
試験片を作成した。 23℃50%RHに調湿した試験片の衝撃値を測定
した結果は次の通りである。
【表】
トリアルキルホスフアイトとポリエチレン系ワ
ツクスの併用効果は著しいことがわかる。 実施例 2 実施例1と同様の方法で種々の脂肪族トリアル
キルホスフアイトとポリエチレン系ワツクス(ハ
イワツクス400P)を添加したガラス繊維強化芳
香族ポリカーボネート樹脂組成物について衝撃値
を測定した。その結果を次に示す。
ツクスの併用効果は著しいことがわかる。 実施例 2 実施例1と同様の方法で種々の脂肪族トリアル
キルホスフアイトとポリエチレン系ワツクス(ハ
イワツクス400P)を添加したガラス繊維強化芳
香族ポリカーボネート樹脂組成物について衝撃値
を測定した。その結果を次に示す。
【表】
実施例 3
実施例1と同様の方法で、ガラス繊維含有量を
変えたガラス繊維強化芳香族ポリカーボネート樹
脂について試験片を作成し、衝撃値を測定した。
その結果を次に示す。
変えたガラス繊維強化芳香族ポリカーボネート樹
脂について試験片を作成し、衝撃値を測定した。
その結果を次に示す。
【表】
実施例 4
実施例1と同様に顔料を添加した着色品につい
て試験片を作成し、衝撃値を測定した。その結果
を次に示す。
て試験片を作成し、衝撃値を測定した。その結果
を次に示す。
【表】
実施例 5
30%ガラス繊維含有ポリカーボネート樹脂にト
リオクチルホスフアイト0.05PHR及びハイワツク
ス410P0.7PHRを添加し、ペレツト化することな
く射出成形機でただちに試験片を作成し、衝撃値
を測定したところ20.3であつた。 比較例 実施例1においてトリオクチルホスフアイト
0.005PHR及びハイワツクス400 0.05PHRを添加
した場合、衝撃値は11.3であつた。又同様にトリ
オクチルホスフアイト0.6PHR及びハイワツクス
400P3.5PHRを添加した場合ペレツト化のとき押
出性がわるくペレツト化が困難であつた。
リオクチルホスフアイト0.05PHR及びハイワツク
ス410P0.7PHRを添加し、ペレツト化することな
く射出成形機でただちに試験片を作成し、衝撃値
を測定したところ20.3であつた。 比較例 実施例1においてトリオクチルホスフアイト
0.005PHR及びハイワツクス400 0.05PHRを添加
した場合、衝撃値は11.3であつた。又同様にトリ
オクチルホスフアイト0.6PHR及びハイワツクス
400P3.5PHRを添加した場合ペレツト化のとき押
出性がわるくペレツト化が困難であつた。
Claims (1)
- 1 芳香族ポリカーボネート樹脂35〜97重量%及
びガラス繊維3〜65重量%よりなる組成物100重
量部当り、炭素数2〜30の脂肪族アルキルよりな
るトリアルキルホスフアイト0.01〜0.5重量部及
びポリエチレン系ワツクス0.1〜3重量部を配合
せしめてなるガラス繊維強化樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55169646A JPS5794039A (en) | 1980-12-03 | 1980-12-03 | Glass fiber-reinforced resin composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55169646A JPS5794039A (en) | 1980-12-03 | 1980-12-03 | Glass fiber-reinforced resin composition |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5794039A JPS5794039A (en) | 1982-06-11 |
| JPS6217620B2 true JPS6217620B2 (ja) | 1987-04-18 |
Family
ID=15890332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55169646A Granted JPS5794039A (en) | 1980-12-03 | 1980-12-03 | Glass fiber-reinforced resin composition |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5794039A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4626566A (en) * | 1985-12-26 | 1986-12-02 | General Electric Company | Composition |
| JPS63175139U (ja) * | 1986-12-26 | 1988-11-14 | ||
| US5384353A (en) * | 1993-05-12 | 1995-01-24 | General Electric Company | Glass reinforced PC/ABS blend with toughness |
| CN103467958B (zh) * | 2013-09-03 | 2016-09-14 | 上海金山锦湖日丽塑料有限公司 | 无机填料增强无卤阻燃pc/abs合金及其制备方法 |
| WO2018074066A1 (ja) | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 住化ポリカーボネート株式会社 | 繊維強化ポリカーボネート樹脂組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5812303B2 (ja) * | 1975-04-10 | 1983-03-07 | 三菱化学株式会社 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
| JPS5476651A (en) * | 1977-11-30 | 1979-06-19 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Polycarbonate resin composition |
-
1980
- 1980-12-03 JP JP55169646A patent/JPS5794039A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5794039A (en) | 1982-06-11 |
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