JPS62180039A - 高温構造用極低炭素フエライト系耐熱鋼 - Google Patents
高温構造用極低炭素フエライト系耐熱鋼Info
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Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はフェライト系耐熱鋼に係り、特に高速増殖炉の
炉心材料や蒸気発生器用材料、核融合炉第一壁構造材料
、超々臨界圧ボイラー用の過熱管や再加熱管材料等に好
適な高温構造用極低炭素フェライト系ステンレス耐熱鋼
に関する。
炉心材料や蒸気発生器用材料、核融合炉第一壁構造材料
、超々臨界圧ボイラー用の過熱管や再加熱管材料等に好
適な高温構造用極低炭素フェライト系ステンレス耐熱鋼
に関する。
(従来の技術)
高強度フェライト鋼は、種々の用途に利用されており、
各用途に要求される高強度その他の諸性質を備えるべく
研究開発がなされている。
各用途に要求される高強度その他の諸性質を備えるべく
研究開発がなされている。
例えば、高速増殖炉の炉心材料(燃料被覆管、ラッパー
管)としては現在、SUS 316鋼冷間加工材が使用
されているが、将来の実証炉や実用炉では耐スエリング
性が劣ることから耐久エリング性の優れた材料が望まれ
ている。高Crフェライト鋼は優れた耐スエリング性の
点から将来の有望材料として検討されており、特にクリ
ープ破断強度の高い(9〜12)Crフェライト鋼が注
目され、HT −9(12Cr −I Mo−W −V
m)や9 Cr−IMo−V−Nb鋼が検討されている
。
管)としては現在、SUS 316鋼冷間加工材が使用
されているが、将来の実証炉や実用炉では耐スエリング
性が劣ることから耐久エリング性の優れた材料が望まれ
ている。高Crフェライト鋼は優れた耐スエリング性の
点から将来の有望材料として検討されており、特にクリ
ープ破断強度の高い(9〜12)Crフェライト鋼が注
目され、HT −9(12Cr −I Mo−W −V
m)や9 Cr−IMo−V−Nb鋼が検討されている
。
高速増殖炉の蒸気発生器に用いられる材料はNaとの共
存性として、Na腐食、Na環境における材料強度に優
れていることが要求される。このため、Cr量を高めて
Na中での脱炭抵抗を改善した高Crフェライト鋼が検
討されている。この場合、オーステナイト系ステンレス
鋼に匹敵する高温強度を有する材料が開発できれば、耐
応力腐食割れ性に有利であること、安価なことから非常
にメリットが大きい。このようなことから、従来の9
Cr −I Mo鋼や12 Cr −I Mothの高
温強度を向上させた9 Cr −2Moff1lll、
9Cr IMo V・Nb鋼、1−2 Cr −I
Mo −V la4が候補材料として検討されている
。
存性として、Na腐食、Na環境における材料強度に優
れていることが要求される。このため、Cr量を高めて
Na中での脱炭抵抗を改善した高Crフェライト鋼が検
討されている。この場合、オーステナイト系ステンレス
鋼に匹敵する高温強度を有する材料が開発できれば、耐
応力腐食割れ性に有利であること、安価なことから非常
にメリットが大きい。このようなことから、従来の9
Cr −I Mo鋼や12 Cr −I Mothの高
温強度を向上させた9 Cr −2Moff1lll、
9Cr IMo V・Nb鋼、1−2 Cr −I
Mo −V la4が候補材料として検討されている
。
また、核融合炉第一壁材料に使用される材料は著しく高
い中性子照射を受けるため、照射脆化、耐スエリング性
が優れていること、水環境下での応力腐食割れ抵抗性が
優れていること、溶接性の良いことが要求される。
い中性子照射を受けるため、照射脆化、耐スエリング性
が優れていること、水環境下での応力腐食割れ抵抗性が
優れていること、溶接性の良いことが要求される。
現在、これに使用される材料として、316ステンレス
鋼にTiを添加し、Ni、Crを調整した材料が第−候
補材として挙げられている。しかし、耐スエリング性に
対してはオーステナイト系鋼より優れているため、将来
材料として耐スエリング性に優れ高温強度の亮い9〜1
2Cr高Crフエライト系鋼が検討されている。
鋼にTiを添加し、Ni、Crを調整した材料が第−候
補材として挙げられている。しかし、耐スエリング性に
対してはオーステナイト系鋼より優れているため、将来
材料として耐スエリング性に優れ高温強度の亮い9〜1
2Cr高Crフエライト系鋼が検討されている。
また、超々臨界圧ボイラー用鋼管の場合、火力発電用プ
ラントでは熱効率の向上の点がら蒸気条件の高温、高圧
化が望まれており、まず第一ステップとして、593°
C級の石炭焚き超々臨界圧プラントの実現が志向されて
いる。このため、過熱器管、再加熱器管材料として、従
来の2.25Cr−IMofiや9 Cr −I Mo
S’Aより高性能で18−8系オーステナイト鋼に代わ
りうる高強度フェライト系耐熱鋼の開発が進められてお
り、低炭素の9Cr−2Mo鋼、9 Cr −I Mo
−Nb 7 V t”A、(9〜10)Cr−2Mo
−v−Nbaなどが検討されている。
ラントでは熱効率の向上の点がら蒸気条件の高温、高圧
化が望まれており、まず第一ステップとして、593°
C級の石炭焚き超々臨界圧プラントの実現が志向されて
いる。このため、過熱器管、再加熱器管材料として、従
来の2.25Cr−IMofiや9 Cr −I Mo
S’Aより高性能で18−8系オーステナイト鋼に代わ
りうる高強度フェライト系耐熱鋼の開発が進められてお
り、低炭素の9Cr−2Mo鋼、9 Cr −I Mo
−Nb 7 V t”A、(9〜10)Cr−2Mo
−v−Nbaなどが検討されている。
(発明が解決しようとする問題点)
上記の各側で示したように、現在開発されている高強度
フェライト鋼としては、9 Cr −2Moglll、
9 Cr −I Mo −V−Nbl、9 Cr −2
Mo −V−Nb鋼、12 Cr −I Mo −V
・W鋼などを挙げることができる。しかし、いずれも用
途に求められている特性を必ずしも満足しているとは云
えない面がある。
フェライト鋼としては、9 Cr −2Moglll、
9 Cr −I Mo −V−Nbl、9 Cr −2
Mo −V−Nb鋼、12 Cr −I Mo −V
・W鋼などを挙げることができる。しかし、いずれも用
途に求められている特性を必ずしも満足しているとは云
えない面がある。
すなわち、9Cr−2Moliは低C化により優れた溶
接性を、Moの増量により高温強度を改善したものであ
るが、クリープ破断強度が低い欠点がある。一方、高温
強度を改善した9Cr−2Mo−V−Nb鋼は低Cの場
合には優れた溶接性と靭性を有するが、高温強度が低く
なる。また、9Cr−IMO−v−W、12 Cr −
I Mo −V−W鋼はいずれも高温強度改善のために
C,N量をトータルで0.15%以上に高めており、こ
のため、溶接時及び焼ならし時に硬さが著しく高くなり
、溶接性や加工性に問題がある。
接性を、Moの増量により高温強度を改善したものであ
るが、クリープ破断強度が低い欠点がある。一方、高温
強度を改善した9Cr−2Mo−V−Nb鋼は低Cの場
合には優れた溶接性と靭性を有するが、高温強度が低く
なる。また、9Cr−IMO−v−W、12 Cr −
I Mo −V−W鋼はいずれも高温強度改善のために
C,N量をトータルで0.15%以上に高めており、こ
のため、溶接時及び焼ならし時に硬さが著しく高くなり
、溶接性や加工性に問題がある。
本発明は上記従来技術の欠点を解消し、上記従来鋼と同
等の靭性を有し、しかも優れたクリープ破断強度を有す
ると共に、焼入れ時の硬さ上昇を少なくし、溶接性及び
加工性の改善を図り得る高温溝造用フェライト耐熱鋼を
提供することを目的とするものである。
等の靭性を有し、しかも優れたクリープ破断強度を有す
ると共に、焼入れ時の硬さ上昇を少なくし、溶接性及び
加工性の改善を図り得る高温溝造用フェライト耐熱鋼を
提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明は、上記従来鋼が炭化
物の析出を利用しているのに対し、この炭化物に比べて
粗大化が遅い窒化物の析出を利用しようとするもので、
そのため、C量を可能な限り低目にするとの基本的考え
方に基づいてなされたものである。
物の析出を利用しているのに対し、この炭化物に比べて
粗大化が遅い窒化物の析出を利用しようとするもので、
そのため、C量を可能な限り低目にするとの基本的考え
方に基づいてなされたものである。
すなわち、本発明の要旨とするところは、重量%で(以
下、同じ)、C:0.02%以下、Mn:0.3〜3.
0%、Crニア、0〜13.0%、MO二0.5〜2.
5%、N:0.03〜0.10%及びNi:1.5%以
下を含み、更にV:0.10〜0.30%及びNb:0
.02〜0.2%のうちの1種又は2種を含み、残部が
実質的にFeからなることを特徴とする高温構造用極低
炭素フェライト系耐熱鋼にある。
下、同じ)、C:0.02%以下、Mn:0.3〜3.
0%、Crニア、0〜13.0%、MO二0.5〜2.
5%、N:0.03〜0.10%及びNi:1.5%以
下を含み、更にV:0.10〜0.30%及びNb:0
.02〜0.2%のうちの1種又は2種を含み、残部が
実質的にFeからなることを特徴とする高温構造用極低
炭素フェライト系耐熱鋼にある。
以下に本発明を実施例に基づいて詳述する。
まず、本発明のフェライト系耐熱鋼の成分限定理由を以
下に示す。
下に示す。
C:0.02%以下
CはM23X、、(XはC,N)を形成し、これが焼も
どし時に析出するため、窒化物の形成に寄与する固溶N
量を減少させ、高温強度の低下をもたらす。−例として
、第1図はクリープ破断強度に及ぼすC量の影響を示し
たもので、11%Cr −2%Mo−0,L7%V−0
,05%Nbgli ’t’ CRヲ変化させた供試材
に焼ならしく1050℃)、焼もどしく760℃)の熱
処理を施した後、クリープ試験を実施し、クリープ破断
強度(650℃×1000 hr)をC量についてまと
めた結果である。同図より、0敗が多くなれば高温強度
が低下することがわかる。
どし時に析出するため、窒化物の形成に寄与する固溶N
量を減少させ、高温強度の低下をもたらす。−例として
、第1図はクリープ破断強度に及ぼすC量の影響を示し
たもので、11%Cr −2%Mo−0,L7%V−0
,05%Nbgli ’t’ CRヲ変化させた供試材
に焼ならしく1050℃)、焼もどしく760℃)の熱
処理を施した後、クリープ試験を実施し、クリープ破断
強度(650℃×1000 hr)をC量についてまと
めた結果である。同図より、0敗が多くなれば高温強度
が低下することがわかる。
このため、C量は可能な限り低い方が望ましいが、溶製
上の問題も考慮し、その最大量を0102%とした。
上の問題も考慮し、その最大量を0102%とした。
Mn:0.3〜3.0%
Mnは脱酸、脱硫の点から0.3%以上添加する必要が
ある。またMnはNの固溶量を増すのに有効な元素であ
ること、δ−フェライト量を減少させるのに有効な元素
であることなどから、特に通常の規格以上に添加される
。しかし、Mn量が3.0%を超えるとA c 1変態
点が低下し、650℃程度でのクリープ破断強度が低下
すること、耐酸化性が劣化することなどから、その上限
を3.0%とした。
ある。またMnはNの固溶量を増すのに有効な元素であ
ること、δ−フェライト量を減少させるのに有効な元素
であることなどから、特に通常の規格以上に添加される
。しかし、Mn量が3.0%を超えるとA c 1変態
点が低下し、650℃程度でのクリープ破断強度が低下
すること、耐酸化性が劣化することなどから、その上限
を3.0%とした。
Cr:7.0〜13.0%
Crは高速増殖炉におけるNa中での脱炭特性、ボイラ
ー鋼管における耐水蒸気酸化性及び高温での耐酸化性の
点から7.0%以上必要である。しかし、Cr量が13
.0%を超えるとδ−フェライト量が多くなり、靭性の
劣化を招くため、その上限を13.0%とした。
ー鋼管における耐水蒸気酸化性及び高温での耐酸化性の
点から7.0%以上必要である。しかし、Cr量が13
.0%を超えるとδ−フェライト量が多くなり、靭性の
劣化を招くため、その上限を13.0%とした。
Mo:0.5〜2.5%
MOは高Crフェライト鋼の高温強度改善に有効な元素
であり、0.5%以上でそれが著しい。特に、N添加鋼
においては、Moとの組合せ添加により、N単独添加の
場合よりも優れた効果が得られる。−例として、9%C
r−Mo−0,2%V−〇、07%N鋼(C0,01〜
0.012%を含む)でMo量を変化させた供試材を焼
ならしくl O50℃)、焼もどしく760℃)処理後
、クリープ試験にてクリープ破断強度(650’CX
1000hr)をMo量との関係で調べたところ、第2
図に示すように、N添加の下で0.5%以上のMoi添
加で高温強度が改善されていることがわかる。
であり、0.5%以上でそれが著しい。特に、N添加鋼
においては、Moとの組合せ添加により、N単独添加の
場合よりも優れた効果が得られる。−例として、9%C
r−Mo−0,2%V−〇、07%N鋼(C0,01〜
0.012%を含む)でMo量を変化させた供試材を焼
ならしくl O50℃)、焼もどしく760℃)処理後
、クリープ試験にてクリープ破断強度(650’CX
1000hr)をMo量との関係で調べたところ、第2
図に示すように、N添加の下で0.5%以上のMoi添
加で高温強度が改善されていることがわかる。
しかし、Mo量が増すと、高温強度は改善されるものの
、δ−フェライト量が増して靭性が劣化することになる
ので、その上限は2.5%とした。
、δ−フェライト量が増して靭性が劣化することになる
ので、その上限は2.5%とした。
Ni: 1 、5%以下
Niはオーステナイト生成元素であり、δ−フェライト
量を減少させるために添加する。
量を減少させるために添加する。
第3図は、11%Cr−2%Mo−(0,14〜0.2
5%)V−(0〜0.05%)Nb−Mn−Ni鋼(C
0,002〜0.010%を含む)の供試材を焼ならし
く1050℃)、焼もどしく760℃)処理後。
5%)V−(0〜0.05%)Nb−Mn−Ni鋼(C
0,002〜0.010%を含む)の供試材を焼ならし
く1050℃)、焼もどしく760℃)処理後。
クリープ試験にてクリープ破断強度(650℃×100
0hr)を調べ、またシャルピー衝撃試験にて靭性(吸
収エネルギー)を調べ、その結果を(1/3Mn+Ni
)量についてまとめたものである。
0hr)を調べ、またシャルピー衝撃試験にて靭性(吸
収エネルギー)を調べ、その結果を(1/3Mn+Ni
)量についてまとめたものである。
同図より、NiはMnと同様、δ−フェライト量を減少
させて靭性を向上させるが、(1/ 3 Mn十Ni)
量が多くなり1.5%を超えると、Acmの低下により
、クリープ破断強度が低下することになる。
させて靭性を向上させるが、(1/ 3 Mn十Ni)
量が多くなり1.5%を超えると、Acmの低下により
、クリープ破断強度が低下することになる。
したがって、前述のM n 量の最少値0.3%の場合
を考慮し、Ni量の上限は1.5%とした。
を考慮し、Ni量の上限は1.5%とした。
N:0.03〜0.10%
Nは固溶強化、窒化物の析出強化により高温強度を改善
するために添加される。この効果は本発明の最も特徴と
するところであり、極低C量(0゜02%以下)を条件
に、0.03%以上で大きい。
するために添加される。この効果は本発明の最も特徴と
するところであり、極低C量(0゜02%以下)を条件
に、0.03%以上で大きい。
−例として、11%Cr−2Mo−0,17%V−0.
05%Nb−N鋼(C0,002%を含む)でN量を変
化させた供試材を焼ならしく1100℃)、焼もどしく
760’C)処理後、クリープ試験にてクリープ破断強
度(650″Cx 1000hr)ヲNff1トの関係
で調べた結果を第4図に示す。同図より、N量が0.0
3%以上添加すれば高温強度が改善され、0.15%程
度までその効果が得られることがわかる。
05%Nb−N鋼(C0,002%を含む)でN量を変
化させた供試材を焼ならしく1100℃)、焼もどしく
760’C)処理後、クリープ試験にてクリープ破断強
度(650″Cx 1000hr)ヲNff1トの関係
で調べた結果を第4図に示す。同図より、N量が0.0
3%以上添加すれば高温強度が改善され、0.15%程
度までその効果が得られることがわかる。
しかし、N添加量が0.10%を超えるとNを固溶させ
るに必要な焼ならし温度を高くする必要があり(上記例
では、1100’C)、この場合にはδ−フェライト量
の増加、オーステナイト結晶粒の粗大化などにより靭性
が著しく劣化する。したがって、N量は0.10%を上
限とした。
るに必要な焼ならし温度を高くする必要があり(上記例
では、1100’C)、この場合にはδ−フェライト量
の増加、オーステナイト結晶粒の粗大化などにより靭性
が著しく劣化する。したがって、N量は0.10%を上
限とした。
また、上記組成の鋼に対し、■及び/又はNbを適量添
加することにより、クリープ破断強度を更に改善するこ
とができる。各添加量は次に示すとうりである。
加することにより、クリープ破断強度を更に改善するこ
とができる。各添加量は次に示すとうりである。
V:0.10〜0.30%
VはVNを析出させ、クリープ破断強度の改善に著しい
効果をもたらす。このためには0.1%以上の添加が必
要である。
効果をもたらす。このためには0.1%以上の添加が必
要である。
一例として、11%Cr−1,7%Mo−V−0,05
%Nb−0,05%N鋼(C0,005〜0゜007%
を含む)でV量を変化させた供試材を焼ならしく105
0℃)、焼もどり、(760℃)処理後、クリープ試験
にてクリープ破断強度(650℃×1000hr)を調
べた結果を第5図に示す。同図より、V量を0.10%
以上にすると高温強度の改善効果が顕著であることがわ
かる。
%Nb−0,05%N鋼(C0,005〜0゜007%
を含む)でV量を変化させた供試材を焼ならしく105
0℃)、焼もどり、(760℃)処理後、クリープ試験
にてクリープ破断強度(650℃×1000hr)を調
べた結果を第5図に示す。同図より、V量を0.10%
以上にすると高温強度の改善効果が顕著であることがわ
かる。
しかし、v量が0.30%を超えると未固溶のVNが多
くなり、固溶N量が著しく減少するため。
くなり、固溶N量が著しく減少するため。
クリープ破断強度が低下するので、上限は0.30%と
した。
した。
Nb:0.02%〜0.2%
Nbは固溶強化、CrNbNによる析出強化を目的に添
加される。固溶強化に対しては0.02%以上のNbの
添加が必要であり、Nb量が増すにつれてクリープ破断
強度が改善される。
加される。固溶強化に対しては0.02%以上のNbの
添加が必要であり、Nb量が増すにつれてクリープ破断
強度が改善される。
−例として、9%Cr−1%Mo −Nb −0、01
%v−o、os%Nm(G O,002〜0.004%
を含む)についてクリープ破断強度とNbff1の関係
を第6図に示す。これより、Nbff1を0.02%以
上にするとクリープ破断強度が改善されることがわかる
。
%v−o、os%Nm(G O,002〜0.004%
を含む)についてクリープ破断強度とNbff1の関係
を第6図に示す。これより、Nbff1を0.02%以
上にするとクリープ破断強度が改善されることがわかる
。
しかし、Nb量が0.2%を超えると未固溶のNbNが
多くなり、固溶N量が減少し、クリープ中に析出するC
r N b N量が減少するため、クリープ破断強度
が低下するので、その上限は0.2%とした。
多くなり、固溶N量が減少し、クリープ中に析出するC
r N b N量が減少するため、クリープ破断強度
が低下するので、その上限は0.2%とした。
なお、不純物元素であるSL、P、S等については特に
規制しないが、これらの元素はいずれも過剰に添加する
と溶接性、加工性、靭性を害するため、それぞれSi1
.0%以下、P O,04%以下、S O,03%以下
とするのが望ましい。
規制しないが、これらの元素はいずれも過剰に添加する
と溶接性、加工性、靭性を害するため、それぞれSi1
.0%以下、P O,04%以下、S O,03%以下
とするのが望ましい。
(実施例)
第1表に示す化学成分を有する各種鋼につき。
10kgf及び50kgfで大気溶解した鋼塊を15m
mtの板及び20φmmの丸棒に鍛造したものを供試材
とした。
mtの板及び20φmmの丸棒に鍛造したものを供試材
とした。
熱処理はいずれも焼ならし、焼もどし処理を施した。こ
の場合の各鋼の焼ならし条件は950〜1050℃で3
0分保持後、空冷とし、焼もどし条件は760℃でlh
r保持後、空冷とした。
の場合の各鋼の焼ならし条件は950〜1050℃で3
0分保持後、空冷とし、焼もどし条件は760℃でlh
r保持後、空冷とした。
クリープ試験片はGL=30mm、平行部直径6mmと
し、600℃X1000hr、650℃×1000hr
のクリープ破断強度を調べ、またシャルピー衝撃試験に
はJIS4号試験片(2mmVノツチ)を使用した。
し、600℃X1000hr、650℃×1000hr
のクリープ破断強度を調べ、またシャルピー衝撃試験に
はJIS4号試験片(2mmVノツチ)を使用した。
なお、溶接試験としては15mmtの鋼板上にビードを
溶接し、熱影響部の最高硬さを測定する方法を採用した
。
溶接し、熱影響部の最高硬さを測定する方法を採用した
。
以上の試験結果を第1表に示す。
同表よりわかるように、本発明鋼は、比較鋼の中で最も
高い強度を有するC鋼(9Cr−IMo−V−Nb鋼)
に比べ、靭性はほとんど変わらないが、600℃、65
0℃のいずれの温度においても優れたクリープ破断強度
を有している。また、オーステナイト系ステンレス鋼の
代表鋼種である5US30411(G鋼)と比較しても
、600℃では約5 kgf / mm”程度、強度は
高く、また650℃では同等若しくはそれ以上のクリー
プ破断強度を有している。更に本発明鋼の溶接熱影響部
の硬さはHv300〜324と低く、溶接性の優れてい
る比較鋼D(9Cr−2Mo鋼)とほぼ同じである。
高い強度を有するC鋼(9Cr−IMo−V−Nb鋼)
に比べ、靭性はほとんど変わらないが、600℃、65
0℃のいずれの温度においても優れたクリープ破断強度
を有している。また、オーステナイト系ステンレス鋼の
代表鋼種である5US30411(G鋼)と比較しても
、600℃では約5 kgf / mm”程度、強度は
高く、また650℃では同等若しくはそれ以上のクリー
プ破断強度を有している。更に本発明鋼の溶接熱影響部
の硬さはHv300〜324と低く、溶接性の優れてい
る比較鋼D(9Cr−2Mo鋼)とほぼ同じである。
(発明の効果)
以上詳述したように、本発明によれば、Cを極低量に抑
えて窒化物の析出を効果的に利用するべく特定成分組成
範囲のフェライト耐熱鋼とするものであるから、靭性の
低下を招くことなく、高温強度が顕著に改善でき、また
溶接性や加工性も向上させることができる。
えて窒化物の析出を効果的に利用するべく特定成分組成
範囲のフェライト耐熱鋼とするものであるから、靭性の
低下を招くことなく、高温強度が顕著に改善でき、また
溶接性や加工性も向上させることができる。
したがって、本発明鋼を高速増殖炉の炉心材料或いは核
融合炉の第一壁材料として適用すれば、使用温度の大幅
な変更なしに、その寿命を長くすることが可能となる。
融合炉の第一壁材料として適用すれば、使用温度の大幅
な変更なしに、その寿命を長くすることが可能となる。
また、超々臨界圧のボイラー用鋼管や高速増殖炉の蒸気
発生器用材料に適用することにより、現在用いられてい
るオーステナイト・ステンレス鋼の代替が可能となり、
材料費が易くなると共に応力腐食割れの発生確率を大幅
に低減できる。また蒸気発生器用材料の場合には異材に
よる炭素移行性の問題が解消される。
発生器用材料に適用することにより、現在用いられてい
るオーステナイト・ステンレス鋼の代替が可能となり、
材料費が易くなると共に応力腐食割れの発生確率を大幅
に低減できる。また蒸気発生器用材料の場合には異材に
よる炭素移行性の問題が解消される。
第1図はクリープ破断強度に及ぼすCの影響を示す図。
第2図はクリープ破断強度に及ぼすMOの影響を示す図
、 第3図は吸収エネルギー(常温)及びクリープ破断強度
に及ぼすMn、Niの影響を示す図、第4図はクリープ
破断強度に及ぼすNの影響を示す図。 第5図はクリープ破断強度に及ぼす■の影響を示す図、 第6図はクリープ破断強度に及ぼすNbの影響を示す図
である。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士 中 村 尚 第3図 (V3 M、+ Nr) 量 (wt%)クリ−7゛
攪皮−1’il大贋 (勺り偽□リクリーフ会4虐区1
り敷/i (k3f/−、’)N量(wt%) 第6図 Nb量(wt%)
、 第3図は吸収エネルギー(常温)及びクリープ破断強度
に及ぼすMn、Niの影響を示す図、第4図はクリープ
破断強度に及ぼすNの影響を示す図。 第5図はクリープ破断強度に及ぼす■の影響を示す図、 第6図はクリープ破断強度に及ぼすNbの影響を示す図
である。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人弁理士 中 村 尚 第3図 (V3 M、+ Nr) 量 (wt%)クリ−7゛
攪皮−1’il大贋 (勺り偽□リクリーフ会4虐区1
り敷/i (k3f/−、’)N量(wt%) 第6図 Nb量(wt%)
Claims (1)
- 重量%で、C:0.02%以下、Mn:0.3〜3.0
%、Cr:7.0〜13.0%、Mo:0.5〜2.5
%、N:0.03〜0.10%及びNi:1.5%以下
を含み、更にV:0.10〜0.30%及びNb:0.
02〜0.2%のうちの1種又は2種を含み、残部が実
質的にFeからなることを特徴とする高温構造用極低炭
素フェライト系耐熱鋼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2152586A JPS62180039A (ja) | 1986-02-03 | 1986-02-03 | 高温構造用極低炭素フエライト系耐熱鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2152586A JPS62180039A (ja) | 1986-02-03 | 1986-02-03 | 高温構造用極低炭素フエライト系耐熱鋼 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62180039A true JPS62180039A (ja) | 1987-08-07 |
Family
ID=12057367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2152586A Pending JPS62180039A (ja) | 1986-02-03 | 1986-02-03 | 高温構造用極低炭素フエライト系耐熱鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62180039A (ja) |
-
1986
- 1986-02-03 JP JP2152586A patent/JPS62180039A/ja active Pending
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