JPS622383Y2 - - Google Patents
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- JPS622383Y2 JPS622383Y2 JP9352282U JP9352282U JPS622383Y2 JP S622383 Y2 JPS622383 Y2 JP S622383Y2 JP 9352282 U JP9352282 U JP 9352282U JP 9352282 U JP9352282 U JP 9352282U JP S622383 Y2 JPS622383 Y2 JP S622383Y2
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- JP
- Japan
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- valve body
- valve
- temperature
- stem
- bellows
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Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は加熱および冷却両方の温度調整を可能
とした正逆両作動形の自力式温度調整弁に関す
る。
とした正逆両作動形の自力式温度調整弁に関す
る。
この種の温度調整弁は第1図にその一例を示し
たように、ベローズ101を収容したベローズチ
ヤンバ102に、温度を検出すべき部分の温度変
化を、封入ガスの圧力変動によつて検出する感熱
部103を接続するとともに上記ベローズ101
に弁箱104内に往復動可能に設けたバルブステ
ム105を連結し、このバルブステム105の先
端部に、夫々スプリング106,106によつて
弁孔107を閉止する方向に付勢された加熱用弁
体108および冷却用弁体109を軸方向に摺動
自在に取り付け、これら弁体108,109間
に、弁体108,109を開作動させる作動体1
10を取り付けた構造となつている。
たように、ベローズ101を収容したベローズチ
ヤンバ102に、温度を検出すべき部分の温度変
化を、封入ガスの圧力変動によつて検出する感熱
部103を接続するとともに上記ベローズ101
に弁箱104内に往復動可能に設けたバルブステ
ム105を連結し、このバルブステム105の先
端部に、夫々スプリング106,106によつて
弁孔107を閉止する方向に付勢された加熱用弁
体108および冷却用弁体109を軸方向に摺動
自在に取り付け、これら弁体108,109間
に、弁体108,109を開作動させる作動体1
10を取り付けた構造となつている。
この温度調整弁を加熱の目的に用いた場合、温
度を検出すべき部分の温度が設定温度を下回る
と、感熱部103のガス圧の減少に伴つてベロー
ズチヤンバ102内の圧力が下がり、このためバ
ルブステム105がスプリング111の付勢力に
よつて上昇し、冷却用弁体109が自動的に閉じ
るとともに、加熱用弁体108が作動体110に
よつて押し上げられ、この加熱用弁体108のみ
が開作動されるようになつている。したがつて、
この場合には正作動形となつている。
度を検出すべき部分の温度が設定温度を下回る
と、感熱部103のガス圧の減少に伴つてベロー
ズチヤンバ102内の圧力が下がり、このためバ
ルブステム105がスプリング111の付勢力に
よつて上昇し、冷却用弁体109が自動的に閉じ
るとともに、加熱用弁体108が作動体110に
よつて押し上げられ、この加熱用弁体108のみ
が開作動されるようになつている。したがつて、
この場合には正作動形となつている。
また冷却を目的として使用する場合は、検出部
分の温度が設定温度を上回ると、感熱部103お
よびベローズチヤンバ102内の圧力が高まつて
バルブステム105が押し下げられ、加熱用弁体
108が自動的に閉じるとともに冷却用弁体10
9が作動体110によつて押し下げられ、この冷
却用弁体109のみが開作動されるようになつて
いる。よつてこの場合には逆作動形となる。
分の温度が設定温度を上回ると、感熱部103お
よびベローズチヤンバ102内の圧力が高まつて
バルブステム105が押し下げられ、加熱用弁体
108が自動的に閉じるとともに冷却用弁体10
9が作動体110によつて押し下げられ、この冷
却用弁体109のみが開作動されるようになつて
いる。よつてこの場合には逆作動形となる。
しかしながら、上記両作動形の調整弁は、弁体
108,109の開閉をコントロールするバルブ
ステム105の動きが一方向の往復直線運動であ
るため、必ず加熱用と冷却用との2つの弁体10
8,109が必要となり、このため部品点数が増
大するのはもちろん、構造が複雑化し、コスト高
となる難点がある。しかも各弁体108,109
はバルブステム105に摺動自在に取り付けられ
ているため、この摺動部分に流体中の異物が入り
込むと弁体108,109の円滑な摺動が妨げら
れ、動作不良を招く虞れがある。
108,109の開閉をコントロールするバルブ
ステム105の動きが一方向の往復直線運動であ
るため、必ず加熱用と冷却用との2つの弁体10
8,109が必要となり、このため部品点数が増
大するのはもちろん、構造が複雑化し、コスト高
となる難点がある。しかも各弁体108,109
はバルブステム105に摺動自在に取り付けられ
ているため、この摺動部分に流体中の異物が入り
込むと弁体108,109の円滑な摺動が妨げら
れ、動作不良を招く虞れがある。
本考案はこのような事情にもとづいてなされた
もので、その目的とするところは、加熱および冷
却両方の温度調整を1個の弁体で行え、構造簡単
でしかも故障も少く安価な自力式温度調整弁を提
供しようとするものである。
もので、その目的とするところは、加熱および冷
却両方の温度調整を1個の弁体で行え、構造簡単
でしかも故障も少く安価な自力式温度調整弁を提
供しようとするものである。
すなわち本考案は、弁体を1個とするととも
に、この弁体はスプリングによつて開方向に付勢
し、かつこの弁体と作動ステムとは、作動ステム
の往復直線運動を往復回動運動に変換させるカム
を介して連結し、このカムにおける弁体と接触さ
れるカム面には、弁体を閉止方向に付勢する中立
部を設けるとともに、この中立部の両側にこの中
立部よりも凹んで弁体を開作動させるための第1
および第2作動部を設け、上記作動ステムが温度
検出部の圧力変化にもとづいて往動および復動さ
れた状態において弁体を開作動させる構成とする
ことにより、上記目的を達成しようとするもので
ある。
に、この弁体はスプリングによつて開方向に付勢
し、かつこの弁体と作動ステムとは、作動ステム
の往復直線運動を往復回動運動に変換させるカム
を介して連結し、このカムにおける弁体と接触さ
れるカム面には、弁体を閉止方向に付勢する中立
部を設けるとともに、この中立部の両側にこの中
立部よりも凹んで弁体を開作動させるための第1
および第2作動部を設け、上記作動ステムが温度
検出部の圧力変化にもとづいて往動および復動さ
れた状態において弁体を開作動させる構成とする
ことにより、上記目的を達成しようとするもので
ある。
以下本考案を、第2図ないし第5図に示す一実
施例にもとづいて説明する。
施例にもとづいて説明する。
図中1は弁箱であり、内部に流体通路2を備え
ている。流体通路2を流入通路3と流出通路4と
に区画する仕切壁5には、これら両通路3,4を
連通させる弁孔6が開設されており、この弁孔6
と正対される弁箱1の底部にはボトムスクリユー
7がねじ込まれている。弁箱1の上部には弁蓋8
が被冠されており、この弁蓋8は流入通路3の上
面開口を覆つている。弁箱1と弁蓋8との間に
は、ダイヤフラム9が取り付けられており、この
ダイヤフラム9の弁箱1側の面には弁体10が1
つ取着されているとともに、弁蓋8側の面には弁
体ホルダ11が取着されている。弁体10は流入
通路3側から弁孔6に対向されており、この弁体
10とボトムスクリユー7との間にはスプリング
12が張設されている。したがつて、弁体10は
開方向に付勢されている。弁蓋8の上部にはボン
ネツト13が一体に立設されている。ボンネツト
13は基部14とこの基部14から上方に向つて
延びる中空円筒状をなした中空部15とから構成
される。この基部14内にはバルブステム16が
軸方向に摺動自在に挿通されており、バルブステ
ム16の上端部は中空部15内に導入されるとと
もに、下端部は球面状に形成されて弁体ホルダ1
1の上面中央に当接されている。そして中空部1
5の上端開口にはベローズチヤンバ17が装着さ
れている。ベローズチヤンバ17は上面が閉塞さ
れた中空円筒状をなし、中空部15の上端開口内
に軸方向に摺動可能で、かつ回り止めピン18に
よつて周方向への回転を規制された状態で嵌入さ
れている。また中空部15の外周にはアジヤスタ
19が回転自在に嵌入されている。アジヤスタ1
9の上半分は中空部15よりも上方に導出されて
おり、その内周面に設けたねじ部20がベローズ
チヤンバ17の外周面に蝶じ込まれている。した
がつて、アジヤスタ19を回転させるとベローズ
チヤンバ17が軸方向に往復動され、中空部15
に対する嵌入量が変えられるようになつている。
なお、符号21はアジヤスタ19を位置決め固定
するためのストツパスクリユーである。
ている。流体通路2を流入通路3と流出通路4と
に区画する仕切壁5には、これら両通路3,4を
連通させる弁孔6が開設されており、この弁孔6
と正対される弁箱1の底部にはボトムスクリユー
7がねじ込まれている。弁箱1の上部には弁蓋8
が被冠されており、この弁蓋8は流入通路3の上
面開口を覆つている。弁箱1と弁蓋8との間に
は、ダイヤフラム9が取り付けられており、この
ダイヤフラム9の弁箱1側の面には弁体10が1
つ取着されているとともに、弁蓋8側の面には弁
体ホルダ11が取着されている。弁体10は流入
通路3側から弁孔6に対向されており、この弁体
10とボトムスクリユー7との間にはスプリング
12が張設されている。したがつて、弁体10は
開方向に付勢されている。弁蓋8の上部にはボン
ネツト13が一体に立設されている。ボンネツト
13は基部14とこの基部14から上方に向つて
延びる中空円筒状をなした中空部15とから構成
される。この基部14内にはバルブステム16が
軸方向に摺動自在に挿通されており、バルブステ
ム16の上端部は中空部15内に導入されるとと
もに、下端部は球面状に形成されて弁体ホルダ1
1の上面中央に当接されている。そして中空部1
5の上端開口にはベローズチヤンバ17が装着さ
れている。ベローズチヤンバ17は上面が閉塞さ
れた中空円筒状をなし、中空部15の上端開口内
に軸方向に摺動可能で、かつ回り止めピン18に
よつて周方向への回転を規制された状態で嵌入さ
れている。また中空部15の外周にはアジヤスタ
19が回転自在に嵌入されている。アジヤスタ1
9の上半分は中空部15よりも上方に導出されて
おり、その内周面に設けたねじ部20がベローズ
チヤンバ17の外周面に蝶じ込まれている。した
がつて、アジヤスタ19を回転させるとベローズ
チヤンバ17が軸方向に往復動され、中空部15
に対する嵌入量が変えられるようになつている。
なお、符号21はアジヤスタ19を位置決め固定
するためのストツパスクリユーである。
ベローズチヤンバ17内にはベローズステム2
2が軸方向に挿通されており、このベローズステ
ム22の下端は上記中空部15の上端側内周面に
形成したフランジ部23の中央をガイドとし、ベ
ローズステム22に心ずれが生じないようにして
中空部15内に導入されている。ベローズステム
22の上端側外周はベローズ24によつて覆われ
ており、このベローズ24の上端はベローズステ
ム22の上端部に気密に接合されているととも
に、ベローズ24の下端はベローズチヤンバ17
の下端側内周面に取着したストツパリング25に
気密に接合されている。したがつてベローズチヤ
ンバ17の内周面とベローズ24とで囲まれる部
分は外方とは区画独立された圧力導入室26をな
している。
2が軸方向に挿通されており、このベローズステ
ム22の下端は上記中空部15の上端側内周面に
形成したフランジ部23の中央をガイドとし、ベ
ローズステム22に心ずれが生じないようにして
中空部15内に導入されている。ベローズステム
22の上端側外周はベローズ24によつて覆われ
ており、このベローズ24の上端はベローズステ
ム22の上端部に気密に接合されているととも
に、ベローズ24の下端はベローズチヤンバ17
の下端側内周面に取着したストツパリング25に
気密に接合されている。したがつてベローズチヤ
ンバ17の内周面とベローズ24とで囲まれる部
分は外方とは区画独立された圧力導入室26をな
している。
なお、ストツパリング25とフランジ部23と
の間にはスプリング27が張設されており、この
スプリング27はベローズチヤンバ17を上方に
付勢してベローズチヤンバ17とアジヤスタ19
との蝶じ込み部分のがたつきを防止している。
の間にはスプリング27が張設されており、この
スプリング27はベローズチヤンバ17を上方に
付勢してベローズチヤンバ17とアジヤスタ19
との蝶じ込み部分のがたつきを防止している。
一方、符号28は感温筒であり、温度を検知す
べき検知場所に取り付けられる。この感温筒28
については詳図しないが、内部に温度検出用とし
てのガス等の検知媒体が封入されており、この感
温筒28は、キヤピラリーチユーブ29を介し
て、上記圧力導入室26と連通されている。した
がつて、検知場所の温度が設定温度を上回ると、
感温筒28内の検知媒体が蒸発して内圧が上がる
とともに、感温筒28の内圧がキヤピラリーチユ
ーブ29を通じて圧力導入室26に導入され、ベ
ローズ24に圧力が加わるようになつている。
べき検知場所に取り付けられる。この感温筒28
については詳図しないが、内部に温度検出用とし
てのガス等の検知媒体が封入されており、この感
温筒28は、キヤピラリーチユーブ29を介し
て、上記圧力導入室26と連通されている。した
がつて、検知場所の温度が設定温度を上回ると、
感温筒28内の検知媒体が蒸発して内圧が上がる
とともに、感温筒28の内圧がキヤピラリーチユ
ーブ29を通じて圧力導入室26に導入され、ベ
ローズ24に圧力が加わるようになつている。
また中空部15の底面にはバルブステム16の
両側に位置して支持壁30,30が立設されてお
り、これら支持壁30,30間には枢軸31を介
してカム板32が枢支されている。カム板32の
枢支部から偏心した位置にはリンク板33の下端
がピン34を介して連結されており、このリンク
板33の上端は上記ベローズステム22の下端部
にピン35を介して連結されている。したがつ
て、ベローズステム22が下方に往動されるとカ
ム板32が枢軸31を支点として矢印A方向に回
動変位され、逆にベローズステム22が上方へ復
動されるとカム板32は矢印B方向に回動変位さ
れるようになつており、ベローズステム22の往
復直線運動はカム板32の往復回動運動に変換さ
れて出力される。そしてカム板32の下側外周端
面は、上記バルブステム16の上端部に設けたボ
ール36に転接するカム面37をなしている。こ
のカム面37にはベローズステム22が中立位置
にあるとき、つまり換言すれば温度を検知すべき
場所の温度が設定温度の状態にある場合に、上記
バルブステム16を閉止方向に押圧する中立部3
8が膨出成形されており、この中立部38の外周
縁はカム板32の枢支部に対して同心円状に形成
されている。この中立部38の両側は滑らかな曲
線を描いてリフト量が減少する輪郭に形成されて
おり、中立部38の左側に位置する部分は加熱用
作動部39をなしているとともに、中立部38の
右側は冷却用作動部40をなしている。
両側に位置して支持壁30,30が立設されてお
り、これら支持壁30,30間には枢軸31を介
してカム板32が枢支されている。カム板32の
枢支部から偏心した位置にはリンク板33の下端
がピン34を介して連結されており、このリンク
板33の上端は上記ベローズステム22の下端部
にピン35を介して連結されている。したがつ
て、ベローズステム22が下方に往動されるとカ
ム板32が枢軸31を支点として矢印A方向に回
動変位され、逆にベローズステム22が上方へ復
動されるとカム板32は矢印B方向に回動変位さ
れるようになつており、ベローズステム22の往
復直線運動はカム板32の往復回動運動に変換さ
れて出力される。そしてカム板32の下側外周端
面は、上記バルブステム16の上端部に設けたボ
ール36に転接するカム面37をなしている。こ
のカム面37にはベローズステム22が中立位置
にあるとき、つまり換言すれば温度を検知すべき
場所の温度が設定温度の状態にある場合に、上記
バルブステム16を閉止方向に押圧する中立部3
8が膨出成形されており、この中立部38の外周
縁はカム板32の枢支部に対して同心円状に形成
されている。この中立部38の両側は滑らかな曲
線を描いてリフト量が減少する輪郭に形成されて
おり、中立部38の左側に位置する部分は加熱用
作動部39をなしているとともに、中立部38の
右側は冷却用作動部40をなしている。
次に、このように構成された温度調整弁の作用
について説明する。
について説明する。
まずこの調整弁を加熱を目的として使用する場
合について説明する。温度を検出すべき部分の温
度が設定値を下回ると、感温筒28内の検知媒体
が凝縮し始め、内圧が温度に比例して減少する。
そうすると圧力導入室26の内圧も減少するの
で、第5図中想像線で示したようにベローズステ
ム22がスプリング12の付勢力によつて中立位
置から上方に移動する。この移動によつてカム板
32がリンク板33を介して矢印B方向に回動変
位され、バルブステム16の上端から中立部38
が逃げ、この上端部には加熱用作動部39が対向
される。この加熱用作動部39はリフト量が減じ
られているから、弁体10には閉止方向への力が
加わらなくなり、スプリング12の付勢力によつ
て上方へ押し上げられる結果、弁孔6が開かれ
る。このため温度調整弁よりも下流の回路中に温
水や蒸気等の加熱媒体が導びかれ、温度検知部の
加熱がなされる。
合について説明する。温度を検出すべき部分の温
度が設定値を下回ると、感温筒28内の検知媒体
が凝縮し始め、内圧が温度に比例して減少する。
そうすると圧力導入室26の内圧も減少するの
で、第5図中想像線で示したようにベローズステ
ム22がスプリング12の付勢力によつて中立位
置から上方に移動する。この移動によつてカム板
32がリンク板33を介して矢印B方向に回動変
位され、バルブステム16の上端から中立部38
が逃げ、この上端部には加熱用作動部39が対向
される。この加熱用作動部39はリフト量が減じ
られているから、弁体10には閉止方向への力が
加わらなくなり、スプリング12の付勢力によつ
て上方へ押し上げられる結果、弁孔6が開かれ
る。このため温度調整弁よりも下流の回路中に温
水や蒸気等の加熱媒体が導びかれ、温度検知部の
加熱がなされる。
次に上記調整弁を冷却を目的として使用する場
合について説明する。温度を検出すべき部分の温
度が設定値を上回ると、感温筒28内の検知媒体
が蒸発し始め、温度に比例して内圧が上昇する。
そうすると圧力導入室26の内圧も上昇するの
で、ベローズ24にこの圧力が作用し、第5図中
実線で示したようにベローズステム22がスプリ
ング12の付勢力に打ち勝つて中立位置から押し
下げられる。この移動によつてカム板32が上記
加熱の場合とは逆方向、つまり矢印A方向に回動
変位され、バルブステム16の上端から中立部3
8が逃げ、この上端部には冷却用作動部40が対
向される。したがつて弁体10には閉止方向への
力が加わらなくなるので、スプリング12の付勢
力によつて上方に押し上げられ、弁孔6が開かれ
る。このため温度調整弁よりも下流の回路中に冷
水等の冷媒が導びかれ、温度検知部の冷却がなさ
れる。
合について説明する。温度を検出すべき部分の温
度が設定値を上回ると、感温筒28内の検知媒体
が蒸発し始め、温度に比例して内圧が上昇する。
そうすると圧力導入室26の内圧も上昇するの
で、ベローズ24にこの圧力が作用し、第5図中
実線で示したようにベローズステム22がスプリ
ング12の付勢力に打ち勝つて中立位置から押し
下げられる。この移動によつてカム板32が上記
加熱の場合とは逆方向、つまり矢印A方向に回動
変位され、バルブステム16の上端から中立部3
8が逃げ、この上端部には冷却用作動部40が対
向される。したがつて弁体10には閉止方向への
力が加わらなくなるので、スプリング12の付勢
力によつて上方に押し上げられ、弁孔6が開かれ
る。このため温度調整弁よりも下流の回路中に冷
水等の冷媒が導びかれ、温度検知部の冷却がなさ
れる。
なお、加熱および冷却の場合にも温度検知部の
温度が設定値に復帰すると、圧力導入室26の内
圧とスプリング12の付勢力とがつり合い、この
ためベローズステム22が中立位置に復帰すると
ともにカム板32も中立位置に復帰し、その中立
部38がバルブステム16の上端部に再び対向合
致する。したがつてバルブステム16を介して弁
体10が押し下げられ、弁孔6が閉止される。
温度が設定値に復帰すると、圧力導入室26の内
圧とスプリング12の付勢力とがつり合い、この
ためベローズステム22が中立位置に復帰すると
ともにカム板32も中立位置に復帰し、その中立
部38がバルブステム16の上端部に再び対向合
致する。したがつてバルブステム16を介して弁
体10が押し下げられ、弁孔6が閉止される。
したがつて、以上の説明から分るようにこの温
度調整弁によれば、ベローズステム22の往復直
線運動を、カム板32によつて往復回動運動に変
換して弁体10に伝達する構成としたので、ベロ
ーズステム22の往動時および復動時に1個の弁
体10を開操作することができ、正逆両作動形で
ありながら弁体10は1個で済む。このため部品
点数が少なくて済むのはもちろん、構造の簡略化
を図れ、コストの低減を実現できる。
度調整弁によれば、ベローズステム22の往復直
線運動を、カム板32によつて往復回動運動に変
換して弁体10に伝達する構成としたので、ベロ
ーズステム22の往動時および復動時に1個の弁
体10を開操作することができ、正逆両作動形で
ありながら弁体10は1個で済む。このため部品
点数が少なくて済むのはもちろん、構造の簡略化
を図れ、コストの低減を実現できる。
また弁体10はダイヤフラム9に固定されてい
るので、従来のように弁体10に摺動部が存在す
ることはなく、したがつて弁体10の開閉動作が
円滑になされ、弁孔6の開閉を確実に行なえる利
点がある。
るので、従来のように弁体10に摺動部が存在す
ることはなく、したがつて弁体10の開閉動作が
円滑になされ、弁孔6の開閉を確実に行なえる利
点がある。
なお、感温筒は検知媒体の蒸気圧の変動によつ
て温度変化を感知するものに限らず、例えば検知
媒体の体膨張を利用したものであつても良い。
て温度変化を感知するものに限らず、例えば検知
媒体の体膨張を利用したものであつても良い。
また弁体を支持するダイヤフラムに代つて、ベ
ローズを用いても良い。
ローズを用いても良い。
以上詳述した本考案は、温度検出部内に封入さ
れた検知媒体の圧力変化によつて、弁体を開閉さ
せるようにした温度調整弁において、1個の弁体
をスプリングによつて開方向に付勢し、この弁体
と作動ステムとは作動ステムの往復直線運動を往
復回動運動に変換させるカムを介して連結し、こ
のカムにおける弁体と接触されるカム面には弁体
を閉止方向に付勢する中立部を設けるとともに、
この中立部の両側にこの中立部よりも凹んで弁体
を開作動させる第1および第2の作動部を設ける
構成としたから、検知媒体の圧力変化に伴う作動
ステムの往動時および復動時に、1個の弁体を開
操作することができ、正逆両作動形でありながら
弁体は1個で済む。したがつて、部品点数が少な
くなつて構造の簡略化を図れ、コストの低減はも
ちろん、故障も少く確実かつ円滑な開閉操作を行
なえる等の効果がある。
れた検知媒体の圧力変化によつて、弁体を開閉さ
せるようにした温度調整弁において、1個の弁体
をスプリングによつて開方向に付勢し、この弁体
と作動ステムとは作動ステムの往復直線運動を往
復回動運動に変換させるカムを介して連結し、こ
のカムにおける弁体と接触されるカム面には弁体
を閉止方向に付勢する中立部を設けるとともに、
この中立部の両側にこの中立部よりも凹んで弁体
を開作動させる第1および第2の作動部を設ける
構成としたから、検知媒体の圧力変化に伴う作動
ステムの往動時および復動時に、1個の弁体を開
操作することができ、正逆両作動形でありながら
弁体は1個で済む。したがつて、部品点数が少な
くなつて構造の簡略化を図れ、コストの低減はも
ちろん、故障も少く確実かつ円滑な開閉操作を行
なえる等の効果がある。
第1図は一般的な温度調整弁の断面図、第2図
ないし第5図は本考案の一実施例を示し、第2図
は断面図、第3図はカム板の支持構造を示す断面
図、第4図はカム板の側面図、第5図は作動状態
を示す断面図である。 10……弁体、12……スプリング、22……
作動ステム(ベローズステム)、28……温度検
出部(感温筒)、32……カム(カム板))、37
……カム面、38……中立部、39……第1作動
部(加熱用作動部)、40……第2作動部(冷却
用作動部)。
ないし第5図は本考案の一実施例を示し、第2図
は断面図、第3図はカム板の支持構造を示す断面
図、第4図はカム板の側面図、第5図は作動状態
を示す断面図である。 10……弁体、12……スプリング、22……
作動ステム(ベローズステム)、28……温度検
出部(感温筒)、32……カム(カム板))、37
……カム面、38……中立部、39……第1作動
部(加熱用作動部)、40……第2作動部(冷却
用作動部)。
Claims (1)
- 温度を検出すべき部分の温度変化を、温度検出
部内に封入された検知媒体の圧力変化によつて検
出し、この検知媒体の圧力変化によつて作動ステ
ムを往復動させるとともに、この作動ステムによ
つて上記温度検出部の温度が上昇した状態におい
て弁体を開又は閉作動させるようにした正逆両作
動形の温度調整弁において、上記弁体は1個とす
るとともにスプリングによつて開方向に付勢し、
この弁体と作動ステムとは作動ステムの往復直線
運動を、往復回動運動に変換させるカムを介して
連結し、このカムにおける弁体と接触されるカム
面には、弁体を閉止方向に付勢する中立部を設け
るとともに、この中立部の両側にこの中立部より
も凹んで弁体を開作動させるための第1および第
2作動部を設け、上記作動ステムが往動および復
動された状態において弁体を開作動させるように
したことを特徴とする自力式温度調整弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9352282U JPS58195164U (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 自力式温度調整弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9352282U JPS58195164U (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 自力式温度調整弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58195164U JPS58195164U (ja) | 1983-12-26 |
| JPS622383Y2 true JPS622383Y2 (ja) | 1987-01-20 |
Family
ID=30224386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9352282U Granted JPS58195164U (ja) | 1982-06-22 | 1982-06-22 | 自力式温度調整弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58195164U (ja) |
-
1982
- 1982-06-22 JP JP9352282U patent/JPS58195164U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58195164U (ja) | 1983-12-26 |
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