JPS62240675A - 新規な光学活性ヒドロキシヨ−ドラクトン - Google Patents

新規な光学活性ヒドロキシヨ−ドラクトン

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JPS62240675A
JPS62240675A JP60278824A JP27882485A JPS62240675A JP S62240675 A JPS62240675 A JP S62240675A JP 60278824 A JP60278824 A JP 60278824A JP 27882485 A JP27882485 A JP 27882485A JP S62240675 A JPS62240675 A JP S62240675A
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Yutaka Nakazono
豊 中薗
Kenji Mori
謙治 森
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Nitto Denko Corp
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Nitto Electric Industrial Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D307/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D307/77Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom ortho- or peri-condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D307/78Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans
    • C07D307/82Benzo [b] furans; Hydrogenated benzo [b] furans with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to carbon atoms of the hetero ring
    • C07D307/83Oxygen atoms

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規な光学活性ヒドロキシヨードラクトンに関
し、詳しくは、Red imported fire 
ant(Soleno sis 1nvicta Bu
ren)の女工認識フェロモンの一成分を高い光学純度
で大量に製造するための中間体として有用である新規な
光学活性ヒドロキシヨードラクトンに関する。
Red  imported  fire  ant 
 (Soleno  sis  1nvictaBur
en)の女工認識フェロモンの一成分であるジヒドロア
クチニジオライドを合成する方法は、既に幾つかが知ら
れている。その一つとして、カロチノイドである(−)
−アザフリンのメチルエステルを原料として、ジヒドロ
アクチニジオライドを合成する方法(W、 Esche
nn+oser、 P、Uebelhart及びC0H
,I!ngster、 He1v、 Chime、 A
cta、、65.353(19B2))が知られている
が、この方法によるときは、出発物質が天然物質である
ので、その入手が容易ではなく、また、(−)一体のみ
しか得られない。更に、光学純度も低い。
別の方法として、2.6.6−ドリメチルー2−シクロ
?キセンー1.4−ジオンの酵母による不斉還元を経由
して得られる (4R,6R)−4−ヒドロキシ−2,
2,6−ドリメチルシクロヘキサノンを原料として合成
する方法CP、 Kfenzle、 11. I’1e
yer+ R,E、 Minder及びH,Thomm
’en、  He1v、  Chim、  八cta、
、  61. 2616(1978)) も知られてい
るが、この方法は、(−)一体の対掌体の合成に適用さ
れ得るにすぎない。
本発明者らは、上記性フェロモンの合成における上記し
た問題を解決するために鋭意研究した結果、本発明によ
る新規な光学活性ヒドロキシヨードラクトンを用いるこ
とによって、それぞれ対応するフェロモンの鏡像体を高
い光学純度にて、且つ、大量に合成し得ることを見出し
て、本発明に至ったものである。
(発明の構成) 本発明による新規な光学活性ヒドロキシヨードラクトン
は次の構造式で表わされる。
(但し、3a、5位及び7a位の立体化学は(3aR,
5s。
7aS)又は(3aS、 5S、 7aR)である。)
で表わされることを特徴とする。
従って、本発明による光学活性ヒドロキシヨードラクト
ンは、具体的には、それぞれ次式で表わされる化合物で
ある。即ち、第1は、(1)式で表わされる(3aR,
5S、7aS)−4,4−ジメチル−5−ヒドロキシ−
7a−ヨードメチル−2−オキソオクタヒドロベンゾフ
ランであり、 第2は、(2)式で表わされる(3aS、 5S、 7
aR) −4,4−ジメチル−5−ヒドロキシ−7a−
ヨードメチル−2−オキソオクタヒドロベンゾフランで
ある。
本発明による上記光学活性ヒドロキシヨードラクトン(
1)及び(2)は、既に知られている (3S)−2,
2−ジメチル−3−ヒドロキシシクロヘキサノン(3)
 (Y。
Lu、 G、 Bartb+ K、 Kieslich
、 P、 D、 Strong、 W。
L、 Duax及びC,Djerassi、 J、 O
rg、 Ches+、+48+4549(1983))
を出発原料として合成することができる。化合物(11
の合成工程をスキーム■に示す。
上記スキームIの各工程について、以下に詳しく説明す
る。先ず、ヒドロキシケトン(3)の水酸基を保護して
化合物(4)を得る。保護基Rは、塩基性条件下で安定
である限りは、特に限定されず、例えば、テトラヒドロ
ピラニル基、メトキシメチル基、エトキシメチル基、t
−ブチルジメチルシリル基、ベンジル基等を挙げること
ができるが、その後の反応における保護基の安定性、脱
着の容易さ及び経済性の点から、テトラヒドロピラニル
基が好ましい。
化合物(3)に上記保護基を導入するには、従来より知
られている通常の方法によればよい。例えば、テトラヒ
ドロピラニル基を保護基とする場合を碗にとれば、乾燥
ジクロロメタン中で化合物(3)に1〜2倍量の2.3
−ジヒドロピランを触媒量のp−)ルエンスルホン酸の
存在下に反応させる。かかる方法は、例えば、T、W、
Green、“ProtectiveGroups i
n Organic 5ynthesis″、 Joh
n Wiley &5ons、 New York (
1981)に記載されている。
次に、保護基にて水酸基を保護したケトン化合物(4)
をナトリウムメトキシド、リチウムジイソプロピルアミ
ド等のような強塩基の存在下、ギ酸エチルによってホル
ミル化して、ヒドロキシビニル化合物(5)を得る。か
かるホルミル化反応は、既によく知られており、通常、
乾燥メタノール、乾燥エタノール等のアルコール性溶剤
中でケトン化合物(4)に対して1〜1.5倍量のナト
リウムメトキシドを調製し、これに乾燥ベンゼンを加え
、更に、通常、これに−10℃乃至室温までの温度範囲
で、ケトン化合物(4)の乾燥テトラヒドロフラン溶液
を加え、その後、更に、ケトン化合物(4)に対して1
〜2倍量のギ酸エチルを、通常、0℃乃至室温までの温
度範囲で加えることにより、ヒドロキシビニル化合物(
5)を得ることができる。
このようにして得られたヒドロキシビニル化合物(5)
を、次いで、ブチルチオメチレン化合物(6)とする。
この反応は、通常、乾燥ベンゼン中、1〜1.5倍量の
ブタンチオールをヒドロキシビニル化合物(5)に触媒
量のp−)ルエンスルホン酸の存在下に反応させればよ
い(M、 5hiozaki、 K、 Mori及びM
、 Matsui、 Agric、 Biol、 Ch
em、+ 36+ 2539(1972))。
次いで、このブチルチオメチレン化合物(6)をナトリ
ウムボロハイドライドにより還元して、アルコール化合
物(7)とする。常法に従って、例えば、ブチルチオメ
チレン化合物(6)をエタノール中で0゜5〜5倍当量
のナトリウムボロハイドライドと反応させることにより
、アルコール化合物(7)を得ることができる。
このアルコール化合物(7)をα、β−不飽和アルデヒ
ド(8)に変換するには、例えば、塩化水銀を用いる方
法を利用することができる。即ち、アルコール化合物(
7)と共に、炭酸カドミウム1当量と塩化水銀1当量と
を含むエタノール混合液を1乃至5分間加熱還流するこ
とにより、アルコール化合物(7)をα、β−不飽和ア
ルデヒド化合物(8)とすることができる ()l、 
J、 Bestmann及びJ、 Angerer+T
etrahedron Lett、、 3665 (1
969))。
次に、このα、β−不飽和アルデヒド(8)をアリルア
ルコール化合物(9)とする。このためには、常法に従
って、例えば、α、β−不飽和アルデヒド(8)をエタ
ノール中、0.5〜5倍当量のナトリウムボロハイドラ
イドと反応させればよい。
このようにして得られたアリルアルコール化合物(9)
をオルトエステルクライゼン転位にてexo−メチレン
エステル化合物Qlとする。この反応は、アリルアルコ
ール化合物(9)を5〜10倍当量のオルト酢酸エチル
に溶かし、触媒としてのプロピオン酸の存在下、120
℃乃至140℃の温度範囲で数時間加熱攪拌することに
より行なうことができる。好ましい操作として、反応の
途中に生じるエタノールを逐次留去する。
次いで、このexo−メチレンエステル化合物0のを加
水分解して、exo−メチレンカルボン酸化合物αυと
する。常法に従い、例えば、exo−メチレンエステル
化合物0ωを95%エタノール中で水酸化カリウム存在
下、室温乃至溶剤の沸点までの温度範囲で1乃至5時間
反応させればよい。
上記exo−メチレンカルボン酸化合物aυをヨードラ
クトン化合物とし、保護基を脱離し、シリカゲルカラム
クロマトグラフィーにより分離することにより、本発明
による化合物(1)及び(2)をそれぞれ得ることがで
きる。
かかるヨードラクトン化反応は、既によく知られている
ように、上記exo−メチレンカルボン酸化合物a1)
をエーテルに溶かし、これに1〜5倍当量の炭酸水素ナ
トリウムを含む水溶液を加えた後、1〜3倍量のヨウ素
及びヨウ化カリウムの水溶液を室温乃至溶剤の沸点まで
の温度範囲で加えることによって行なうことができる。
更に、得られたヨードラクトン化合物の保護基を脱離す
る。例えば、脱テトラヒドロピラニル基の場合について
説明すれば、前記Green  の文献に従って、ベン
ゼン、トルエン、ヘキサン、シクロヘキサン等の炭化水
素溶剤、エーテル、ジオキサン等のエーテル溶剤、メタ
ノール、エタノール等のアルコール溶剤のような適宜の
有機溶剤を含む水溶液に上記ヨードラクトンを溶解し、
酸を用いて保護基としてのテトラヒドロピラニル基を脱
離させる。ここに、用いる酸は、特に、限定されないが
、例えば、塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸、酢酸、p−
)ルエンスルホン酸、メタンスルホン酸等の有機酸が好
適である。その使用量も特に制限されず、触媒量から大
過剰量までの任意量が適宜に用いられる。
反応温度は通常、室温から用いる溶剤の沸点以下の温度
である。
このように、脱保護基して得られるヒドロキシヨードラ
クトンは、本発明による化合物(11及び(2)の混合
物である。これらは、例えば、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにより、それぞれ光学活性の化合物(1)
及び(2)に容易に分離することができる。
以上のようにして得られる本発明による光学活性ヒドロ
キシヨードラクトン(1)及び(2)は、光学純度が1
00%eeと高い。これらの化合物は、前記Red i
n+ported fire antの女工認識フェロ
モンの一成分である各鏡像体へ光学純度高く誘導するこ
とができる。即ち、化合物(1)を出発原料とするとき
は、(S) −(+)−ジヒドロアクチニジオライド(
(S) −(+)−dihydroactinidio
lide)、化合物(2)を出発原料とするときは、(
R)−(−)−ジヒドロアクチニジオライドを得ること
ができる。
例示として、化合物+11から(S)−(+)−ジヒド
ロアクチニジオライドへの合成工程をスキーム■に示す
スキーム■について説明する。先ず、化合物(11を脱
水して化合物α2を得、次いで、これを脱ヨウ素して化
合物01とした後、その二重結合を還元して化合物a旬
を得る。次いで、これをフェニルゼレニル化−酸化脱離
して、ラクトン環に二重結合を導入することによって、
(S) −(+)−ジヒドロアクチニジオライド0ωを
得ることができる。
明らかに、前記化合物(2)を出発原料とすれば、上記
と同じ反応工程によって、上記化合物aつの鏡像体であ
る(R)−(−)−ジヒドロアクチニジオライドを得る
ことができる。
(発明の効果) 本発明による光学活性なヒドロキシヨードラクトンは新
規化合物である。この化合物は、以上に説明したように
、Red imported fire ant (S
ole−赳り旦ユ■江ta Buren)の女工認識フ
ェロモンの一成分への誘導が容易であるので、このフェ
ロモンの大量合成のための出発原料として好適に用いる
ことができる。更に、以上に説明した方法によれば、こ
の出発原料を用いて、上記フェロモンの両鏡検体を同時
に得ることができ、且つ、これを分離すれば、光学純度
100%eeのフェロモンを得ることができる。
(実施例) 以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
2施史 (35)−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシシクロヘ
キサノン(3) (5,12g 、 36. On+m
ol)とジヒドロピラン(5,00g、59.0 mm
o、1 )を乾燥二塩化メチレン(90ml)に溶解し
、これを水浴中で冷却し、これにp−)ルエンスルホン
酸(50■)を加え、室温にて2時間攪拌した0反応終
了後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、次いで、食塩水
にて洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥した。濾過、濃
縮後、蒸留によって精製した。収量8.14g<収率9
9.9%)。
沸点 75〜76℃/ 0.06 smllgIR(c
+m−リ: 2950(s)、 2880(s)、 1
710(s)。
1120(s)、 10’30(s)、 980(s)
NMR(、δ) (CDC13): 1.12.1.1
5.1.19.1.22(すべてs、 6H)、 1.
35−2.60(+s、 1211)、 3.20−4
.20(m、 3H)、 4.50−4.90(m、 
18)。
伽) (3S)−6−プチルチオメチレンー2.2−ジ
メチル−3−−−ヒ゛ロビーニルオキシシクロヘキサノ
ン(6)28重量%濃度でナトリウムメトキシド(6,
95g−36,1mn+ol)を含有するメタノール溶
液300m1をフラスコに入れ、減圧下にメタノールを
留去した。フラスコ内をアルゴン置換した後、乾燥ベン
ゼン(185ml)を加え、水浴にて冷却した。これに
(3S)−2,2−ジメチル−3−テトラヒドロピラニ
ルオキシシクロヘキサノン(4) (8,14g、 3
6.0m5ol)の乾燥テトラヒドロフラン溶液(70
ml)を加え、その後、蒸留したギ酸エチル(3,20
g −43,2m+5ol)を加え、室温とした後、1
8時間攪拌した。
反応終了後、これに水(80n+1)を加え、更に15
分間撹拌した。この後、水層を分取し、別に、有機層を
4%水酸化ナトリウム水−溶液にて3回抽出し、これを
上記水層に合わせた後、濃塩酸にてpHを3〜4とした
後、酢酸エチルで3回抽出し、これを硫酸マグネシウム
上で乾燥した。濾過、濃縮して、粗化合物(5)を得た
尚、最初に分取した上記有機層を濃縮して、原料化合物
(4)を回収した。回収量は未精製にて2.00g(回
収率25%)であった。
このようにして得た粗化合物(5)を乾燥ベンゼン(1
20ml)中にて少量のp−トルエンスルホン酸及びn
−ブタンチオール(5o+L 46.7 mmol)と
混合し、還流下に4時間攪拌した。反応混合物をジエチ
ルエーテルで希釈し、水洗し、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液、次いで、食塩水にて洗浄した。硫酸マグネシウ
ム上で乾燥した後、濾過し、濃縮し、残渣をカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル200g5n−ヘキサン−
酢酸エチル)にて精製して、化合物(6) 2.08 
g得た。同時に、化合物(6)において、脱テトラヒド
ロピラニル基された化合物3.39 gを得たので、こ
れを常法にてテトラヒドロピラニル化し、カラムクロマ
トグラフィー(シリカゲル200g、n−ヘキサン−酢
酸エチル)にて精製した。最終的に化合物(6)を6.
08gを得た。
I R(cm−’): 2950(s)、 2870(
s)、 1660(s)。
1540(s)、1160(s)、1030(s)。
NMR(δ)  (CDCh) :  0.70−3.
05(m、2511) 。
3.73(m、  311)、  4.75(m、  
IH)、  7.58(m、  18)。
上で得た化合物(6)、即ち、(3S)−6−プチルチ
オメチレンー2.2−ジメチル−3−テトラヒドロピラ
ニルオキシシクロヘキサノン(2,08g、 6.4m
mol)をテトラヒドロフラン(25ml)に溶解し、
水浴上で冷却した。これにナトリウムボロハイドライド
(0,61gSl 6mmol)の95%エタノール溶
液(30n+1)を6℃を越えないようにして滴下した
。滴下終了後、10℃を越えない温度で2時間攪拌した
。次いで、溶剤の大部分を減圧留去し、これに水を加え
てエーテルで抽出し、このエーテル層を食塩水で洗浄し
た後、硫酸マグネシウム上で乾燥した。濾過、乾燥後、
濃縮して粗アルコール化合物(7)を2. OOg得た
r R(Ca+−’): 3450(S)、 2950
(S)、 2875(!I)。
1455(m)、  1435(m)、  1020(
s)。
粗(8)化合物(2,00g)、炭酸カドミウム(1゜
10g、6.4mmol)及び二塩化水銀(1,74g
、6、4 ++u++ol)を95%エタノール(45
ml)に溶解し、還流下に5分間攪拌した。冷却後、ベ
ンゼンと水とを加え、セライト濾過し、濾液をベンゼン
にて2回抽出し、食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウム上
で乾燥した。これを濾過、濃縮して、粗(8)化合物1
.32 gを得た。同時に、化合物(8)において、脱
テトラヒドロピラニル基された化合物が副生したため、
これを常法によってテトラヒドロピラニル化し、カラム
クロマトグラフィー(シリカゲル50g、n−ヘキサン
−酢酸エチル)にて精製した。最終的に化合物(8)を
0.71g(化合物(6)からの収率47%)を得た。
IR(cm−リ: 2950(s)、 2870(s)
、 2700(s*)。
1685(s)、 1640(s)、 1030(s)
NMR(δ) (CDCh): 1.08.1.10.
1.28(すべてs、 6H)、 1.35−2.45
(m、 l0H)、 3.15−4.10(m。
3H)、  4.70(m、  IH)、 6.35(
m、  18)、  9.50(s、  III)。
(4S)−3,3−ジメチル−4・テトラヒドロピラニ
ルオキシシクロヘキセン−1−カルボアルデヒド(8)
(0゜71 g、 2.98mmol)をテトラヒドロ
フラン(7−1)に溶解し、これにナトリウムボロハイ
ドライド(0,38g、 10mmol)の95%エタ
ノール溶液を水浴上で滴下した。滴下終了後、10’C
以下の温度で2時間攪拌した。溶剤を減圧蒸留によって
除去した後、水で希釈し、エーテル抽出を2回行なった
0、このエーテル層を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾
過、濃縮した後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル30g、n−ヘキサン−酢酸エチル)にて精製して、
化合物(9)を0.65 g(収率91.3%)得た。
I R(cn+−’): 3400(s)、 2950
(s)、 2B75(3)。
1025(s)。
NMR(δ)  (CCI4): 0.85−2.30
(m、  16H)。
:J、15−3.80(m、 311)、 3.82(
s、 2H)、 4.50−4.80(m、  IH)
、  5.25(br s、  1)1)。
化合物(9) (9,45g、39.3 nuwol)
とプロピオン酸(0,187g、2.50 mmol)
とを新しく蒸留したオルト酢酸エチル(51,0g、3
14mmol)に溶解し、エタノールを留去しながら、
140℃で6時間攪拌した後、生成した反応混合物から
オルト酢酸エチルを除去して濃縮した。冷却後、残渣を
エーテルで希釈し、このエーテル溶液を飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液、次いで、食塩水にて洗浄した後、硫酸
マグネシウム上で乾燥し、減圧濃縮した。残渣をカラム
クロマトグラフィー(シリカゲル200g5n−ヘキサ
ン−酢酸エチル)にて精製して、(ls、3s)一体と
(IR,3S)一体との混合物としての化合物αφを得
た(11.7g、37.7mmo l s収率96%)
no”  1.4774 〔α)  Ill”  +25.5° (cm0.81
.CHClz)I R(cm−’):  3100(w
)、1740(s)、1650(m)。
1030(s)、890(m)。
NMR(δ)  (CDC1z):  0.73−1.
08(m、  611)、  1.23(t、  31
1.  J=7Hz)、  1.36−2.78(m、
  13)l)、  3.18−4.20(m、  3
11)、  4.10(q、  2H,J=7Hz)、
  4.48−4.86(n+、  3H)。
元素分析 実験値: C,69,31; H,9,72
;  計算値(C1sH*。04): C,69,64
; Il、 9.74)この混合物における(IS、3
S)一体と(IR,3S)一体との割合は、対応する3
−ベンゾイロキシ誘導体のHPLCクロマトグラフィー
(カラム:ヌクレオジル(登録商標) 50−5、n−
ヘキサン−テトラヒドロフラン−メタノール)による分
析の結果、(Is、 3S) 一体は64%であり、(
IR,3S)一体は36%であった。
化合物αlを2.5%の水酸化カリウムを含むエタノー
ル溶液に溶解し、2時間加熱還流した。反応終了後、減
圧にてエタノールを留去して濃縮した後、水を加えて希
釈し、IN塩酸にてpH4に酸性化し、2回エーテル抽
出した。このエーテル溶液を食塩水で洗浄後、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥し、減圧下に濃縮して、粗化合物αD
(10,6g)を得た。
IR(cm−リ: 3100(br s)、 1725
(s)、 1025(s)。
これを精製することなしに、次の反応に用いた。
化合物αυ(10,6g、37.7 ms+ol)を含
むエーテル(120II11)溶液に0.5M炭酸水素
ナトリウム水溶液(120ml)を加え、室温で20分
間攪拌した。この後、これを還流し、これにヨウ化カリ
ウム(37,8g)とヨウ素(19,2g)とを含む水
溶液(150m1)を徐々に加え、還流下に一夜攪拌し
た。冷却後、反応混合物をチオ硫酸ナトリウム水溶液、
炭酸水素ナトリウム水溶液、次いで、食塩水で洗浄した
後、硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下に濃縮して、
未精製目的化合物(14,5g、 35.5m+wol
)を得た。
I R(c+a−’): 1780(s)、 1460
(s)、 1160(s)。
1030(s)。
NMR(δ) (CDCIs) : 0.83−1.2
0(m、 6tl) 、 1.30−2.45(a+、
 1111)、 2.60(s、 211)、 3.2
1−4.1Hm。
5B)、 4.66(m、 LH)。
これを精製することなしに、次の反応に用いた。
0.5%の1)−)ルエンスルホン酸をメタノール(1
50Ill)に溶解させ、この溶液に上記(hlで得た
化合物(3aRS、5S、7aRS)−4−ジメチル−
7a−ヨードメチル−2−オキソ−3−テトラヒドロピ
ラニルオキシオクタヒドロベンゾフランを溶解させ、こ
の混合物を室温で8時間攪拌した後、減圧下にメタノー
ルを留去して濃縮した。残渣を酢酸エチルにて希釈し、
この酢酸エチル溶液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、
次いで、食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウム上で乾
燥し、減圧濃縮した。
残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル150g
5n−ヘキサン−酢酸エチル(7: 3))処理して、
化合物(2)を得た(3.60g、11.1mmo 1
、化合物GO)からの収率30%)。これをn−ヘキサ
ン−酢酸エチルから再結晶した(収量3.23g)。
化合物(2)の赤外線吸収スペクトル(IR)を第1図
に、また、プロトン核磁気共鳴スペクトル(NMR)を
第2図に示す。
融点 134.5〜135.0℃ [α] n” 41.1° (c =0.075. C
lIC13)I R(cm−’)(KBr): 349
0(s、 sh)、 1755(vs)。
1180(s)、 1155(n+)、 1140(s
)、 101020(、101000(、980(s)
、 960(s)。
NMR(δ) (400MH2,CDC13) : 1
.02(s、 3H) 。
1、IHs、 311)、 1.59(d、 IH,J
=3.5 Hz)、 1.78(ddd、 IH,J=
3.5Hz、 4Hz、 7Hz)、 1.79 (d
dd。
III、  J=3.511z、  4Hz、  10
.5Hz)、  2.00(dddd、  IILJ=
1.211z、  411z、  411z、  14
.5Hz)、  2.28(ddd、  LH。
J=711z、  10.511z、  14.5 1
1z)、  2.49(dd、  18゜J=8.5t
lz、  1lllz)、  2.56  (dd、 
 LH,j=8.5Hz。
16.511z)、  3.32(dd、  ill、
  J=1111z、  16.5Hz)。
3.55(d、1B、J=11.511z)、3.58
(ddd、LH,J=3.511z、  3.5tlz
、  3.511z)、  3.68(d、  [1,
J=11.5Hz)。
元素分析 実験値: C,40,79; o、 4.9
9;  計算値(ClIC131): C,40,75
: Il、 5.28)n−ヘキサン−酢酸エチル(1
:1)で溶出させて、結晶性(3aR,5S、 ?aS
)−化合物(1) (6,00g、18、5 mmol
、化合物αωからの収率49%)を得た。
これをエーテルから再結晶した(収量4.22g)。
化合物(1)の赤外線吸収スペクトル(IR)を第3図
に、また、プロトン核磁気共鳴スペクトル(NMR)を
第4図に示す。
融点 136.0〜136.5℃ (α) o” +35.5° (c =0.095. 
ClClりI R(cm−’)(KBr): 3450
(m、 br)、 1780(vs、 sh)。
1165(s)、 1055(s)、 101000(
、965(m)。
NMR(δ)(400MH2,CDC13):  1.
04(s、311)。
1.06(s、  3H)、  1.43(d、  I
Il、  J=4.711z)、  1.56Cddd
d、  01.  J=4H2,10,5112,12
Hz、  1411z)、  1.80(dddd、 
 LH,J=4.511z、  4.511z、  4
.5Hz、  14Hz)。
1.93(ddd、  Ill、  J=4.5Hz、
  121(z、  151(z)、  2.24(d
ddd、  IH,J=211z、  411z、  
4.5Hz、  15Hz)、  2.61(d、  
LH,J=1211z)、  2.62  (d、  
ill、  J=7.511z)。
2.69(ddd、ltl、J=2Hz、7.5Hz、
1211z)、3.58(d。
ill、  J=11.511z)、  3.64  
(d、  III、  J=11.5H2)。
3.68(ddd、  ill、  J=4.511z
、  4.711z、  10.5Hz)。
元素分析 実験値: C,40,48; 11.5.1
1;  計算値(C++L、(hI): c、 40.
75; tt、 5.28)(参考例) 以下に参考例しとて本発明による化合物からジヒドロア
クチニジオライドの合成例を示す。
メチレン−2−オキソオクタヒドロベンゾフラン及び(
3aR,5R,7aS)−5−クロロ−4,4−ジメチ
ル−7a−ヨード化合物口)(4,00g、12.3 
a+a+ol)と4−(N、N−ジメチルアミノ)ピリ
ジン(7,50g、 61.5mo+ol)とを乾燥二
塩化メチレン(80ml)に溶解し、この溶液に攪拌下
にアルゴン雰囲気下にトリフルオロメタンスルホニルク
ロライFC4,50g。
26、7 m+5ol)を5〜15℃の温度で滴下した
。滴下終了後、反応混合物を5℃で10分間攪拌し、更
に室温で1時間攪拌した。次いで、反応混合物に水を加
え、30分間攪拌した後、反応混合物を水、次に、食塩
水で洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧下に濃
縮した。残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル
150g)で精製した。
n−ヘキサン−酢酸エチル(40:1)による最初の溶
出液は(3aR,4R5,7aS)−7a−ヨードメチ
ル−5−メチル−4−メチレン−2−オキソオクタヒド
ロベンゾフラン(0,240g、収率6.4%)を与え
た。
n o”” 1.5578 〔α) a”” +16.Oo (C・0.82.  
CHCl3)I R(cm−’): 3100(w)、
  3050(w)、  1780(s)。
1645(m)。
NMR(δ)  (CDC13) :  1.25(d
、  3H,J=7Hz) 。
1.00−3.30(m、  8H)、  3.35 
(d、  Ift、  J=12Hz)。
3.55(d、  ill、  J=12Hz)、  
5.00(br S、  211)。
元素分析 実験値: C,43,42; Il、 4.
87.  計算値(C,、l1lSO2り: C,43
,15; H,4,94)n−ヘキサン−酢酸エチル(
40:1)による第2の溶出液は化合物Qa(2,94
g、収率78%)を与えた。
n o” 1.5542 〔α) o” +124.8°(C=1.56. CH
Cl:I)I R(cm−’): 3050(…)、 
1780(s)、 1660(w)。
NMR(δ) (CDC13)? 1.05(s、 3
8)、  1.10(s、 3B)、 2.58(m、
 511)、 3.38 (d、 IH,J=12Hz
)。
3.68(d、 LH,J=12Hz)、 5.65(
br s、 2H)。
元素分析 実験値: C,43,02; H,4,94
;  計算値(Ct+ll+5Ozl): c、 43
.15; H,4,94)n−ヘキサン−酢酸エチル(
40: 1)による第3の溶出液は結晶性の(3aR,
5R,7aS)−5−クロロ−4,4−ジメチル−78
−ヨードメチル−2−オキソオクタヒドロベンゾフラン
(0,253g、収率6.0%)を与えた。
融点 127.0〜127.5 ”C 〔α) o” −19,2°(cm1.57. C11
C13)I R(cm−’): 3010(s)、 3
000(s)、 2960(s)。
2920(s)、 1780(s)。
NMR(δ) (100MIlz、 CDC1+): 
1.16(s、 3fl)。
1.18(s、 38)、 1.93−3.4Hm、 
711)、 3.49(d、 ltl。
J=1211z)、 3.64(d、 18. J=1
2Hz)、 3.99(dd、 ltl。
J=411z、 4Hz) 。
元素分析 実験値: C,3B、50; I(、4,7
4;  計算値(CIIll、&(hcll): C,
3B、56; 11.4.71)化合物U(2,90g
、9.47 mmol)を乾燥ベンゼン(7,5m1)
に溶解し、この溶液を水冷下に攪拌しつつ、これにアル
ゴン雰囲気下にてトリーn−ブチルスズハイドライド(
5,60g、 19.2mmol)を滴下した。反応混
合物を室温で一夜攪拌し、カラムクロマトグラフィー(
シリカゲル13Qg、n−ヘキサン−酢酸エチル)で精
製して、化合物Q3)(1,70g、収率99.6%)
を得た。蒸留によって分析用精製品を得た。
沸点 100−110℃(浴温)10.2龍Hgn o
”・Sl、4815 Ccx’J o”’ +170.Oo(cd、09. 
CHClりI R(cm−’): 3060(m)、 
1780(s)、 1660(w)。
1385(m)、 1230(m)、 1180(m)
、 1095(a+)、 950(m) 、 725 
(m) 。
NMR(δ) (CDCI*): 1.02(s、 3
8)、  1.10(s、 3H)、 1.55(S、
3H)、 2.00−2.85(m、 511)、 5
.60(m、 2H)。
元素分析 実験値: C,73,06; Il、 8.
92;  計算値(C++lI+10t): C,73
,30; Il、 8.95)化合物α1 (1,00
g、 5.55mmol)を乾燥酢酸に溶解し、この溶
液に酸化白金(0,10g)を加え、水素下(30気圧
)に23時間震とうした後、触媒を濾別し、濾液を真空
濃縮した。残渣を酢酸エチルで希釈し、炭酸水素ナトリ
ウム水溶液、水、食塩水の順序にて洗浄し、硫酸マグネ
シウム上で乾燥し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマ
トグラフィー(シリカゲル10g、n−ヘキサン−酢酸
エチル)で精製して、結晶性の(3aR,7aS)一体
Q4) (0,910g、収率80%)を得た。n−ヘ
キサンから再結晶して、精製物Qa (0,669g)
を得た。
融点 74〜75℃ [α) o” +63.5°(cJ、95. CHCh
)I R(cm−’): 1700(s)、 1265
(s)、 1100(s)。
945(s)。
NMR(δ)  (400MHz、 CDC1z): 
0.9Hs、 311)。
1.05 (s、 311)、 1.53(s、 3H
)、 1.28−1.65(m。
511)、 1.86(br d、 Hl、 J=12
.511z)、 2.07(dd、 III。
J=8.7Hz、 12.511z) 、 2.43(
dd、 ill、 J=8.711z。
15.411z)、 2.51(dd、 lfl、 J
=12.511z、 15.4Hz)。
元素分析 実験値: C,72,40; H,9,74
;  計算値(CIIH1802): C,72,49
; Il、 9.95)或。
乾燥テトラヒドロフラン(8ml)にジイソプロピルア
ミン(0,45g、4.4 mmol)を溶解し、この
溶液にアルゴン雰囲気下、−70℃乃至−55℃の温度
で攪拌しつつ、これにn−ブチルリチウムのQ−ヘキサ
ン溶液(1,52N、2.2m1)を加えて、リチウム
ジイソプロピルアミド溶液を調製した。この後、この溶
液を一10℃で10分間撹拌し、次いで、−70℃に冷
却した。
(3aR,7aS)化合物α4)(0,40g、2.2
0++nol)の乾燥テトラヒドロフラン(8ml)溶
液を上記反応混合物に徐々に1時間にわたって攪拌しな
がら添加し、この後、反応混合物を一70℃で30分間
攪拌し、次いで、ヘキサメチル亜リン酸トリアミド(0
,7m1)を加えた。
次に、乾燥テトラヒドロフラン(5n+1)にPh5e
SePh (2,75g、8.8mmol)を溶解させ
て溶液を調製し、撹拌下に室温にて急速にこの溶液に臭
素(0,45m1.8.8 mmol)を加えることに
より、Ph5eBrの乾燥テトラヒドロフラン溶液(3
,5mole/1.1.6m1)を調製した。この後、
反応温度を徐々に室温に昇温した。IN塩酸(5ml)
を反応混合物に加え、これをエーテルで希釈した。この
エーテル溶液を水、次いで、食塩水で洗浄し、硫酸マグ
ネシウム上で乾燥し、減圧濃縮した。残渣をカラムクロ
マトグラフィー(シリカゲル20g1n−ヘキサン−酢
酸エチル)にて精製して、(3aR。
7aS)−2−オキソ−3−フェニルゼレニルー4,4
.7a−トリメチルオクタヒドロベンゾフラン(0,7
0g)を得た。
IR(cm−リ: 3080(m)、 1765(s)
、 1580(m)。
1480(m)、 1440(m)、 1380(m)
、 1100(s)、 960(m) 、 785 (
s) 、 740 (s) 、 690 (s) 。
NMR(δ) (−CDCh): 1.00(s、 3
H)、1.19(s、 311)、 1.32(s、 
3)1’)、 0.80−2.40(m、 6H)。
1.92 (d、 IH,、J=101(z)、 3.
62(d、 IH,J=10Hz)。
7.10−7.52(m、 3H)、 7.52−7.
80(m、 2B)。
これを精製することなしに、次の反応に用いた。
(3aR,7aS)−2−オキソ−3−フェニルゼレニ
ルー4,4゜7a−)リメチルオクタヒドロベンゾフラ
ン(0,62g)と酢酸(1滴)をテトラヒドロフラン
(10ml)に溶解し、攪拌下に氷冷しつつ、これに3
5%過酸化水素水溶液(0,8ml、9.15 a+m
ol)を加え、5℃で1時間攪拌した後、これに少量の
白金を加えて、過剰の過酸化水素を分解した。この後、
反応混合物に飽和炭酸水素水溶液を加え、室温で30分
間攪拌した。次いで、反応混合物をエーテルで希釈し、
このエーテル溶液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水
及び食塩水にてこの順序で洗浄し、硫酸マグネシウム上
で乾燥し、減圧濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフ
ィー(シリカゲル20g、n−ヘキサン−酢酸エチル)
で精製シテ、(S) −(+)−化合物Q9(0,12
0g)を得た。
融点 67〜68℃ 〔α)  ot3+120.9 ° (cm1.oo、
  ClC1,)I R(cm−’):  3040(
m)、  3020(m)、  2980(s)。
2960(s)、  2880(s)、  1750(
s、  br)、 、1635(s)。
1465(s)、  1390(m)、  1375(
s)、  13717(s)、  1330(m)、1
300(w)、1265(s)、1230(s)、11
95(s)。
1185(s)、  1155(s)、  1125(
s)、  101070(、1035(s)、  10
1015(、995(s)、  985(s)、  9
60(s)、  950(s)、  915(s)、 
 885(s)、  860(s)、  790(w)
、  730(s)、685(s)、660(+1)。
NMR(δ)  (400MIIz、  CDC11)
:  1.22(s、  311)。
1.28(s、  3H)、  1.28(ddd、 
 IH,J=511z、  12.5Hz。
12.511z) 、  1.46(ddd、  IH
,J=5Hz、  12.511z) 。
1.55(s、3H)、1.62−1.80m、3)1
)、2.24(ddd。
LH,J=2.5)1z、  5Hz、  12.5H
z)、  5.65(s+  18)。
元素分析 実験値: C,?3.60; Il、 9.
01i  計算値(自IH1&0□): C,73,3
0; H,−8,95)(3aR,7aS)−化合物(
2)の調製・と同様にして、化合物(21(3,99g
)から(3aS、 ?aR)−化合物(la(3゜54
g、収率94%)を得た。
n、xi 1.5535 〔α) 、2!−130,7°(C・1.58. C)
lc12)元素分析 実験値: C,43,09,H,
4,94F  計算値(CIIIIISO□r): c
、 43.15; H,4,94)この(3aS、 7
aR)−化合物Qa)のIR及びNMRスペクトルは、
(3aR,7aS)−化合物@と同じであった。
(3aR,7aS)−化合物a11の調製と同様にして
、(3aS。
7aR)−化合物Q2)(3,30g)から(3aS、
 7aR) −(−)−化合物αm(1,69g、収率
87%)を得た。蒸留によってこの化合物の分析用精製
品を得た。
沸点 100〜105℃(浴温) / 0.21aRg
n o”! 1.4812 〔α) o” −183,2°(c=1.02. Cl
IC1i)元素分析 実験値: C,73,12; 1
m、 8.80;  計算値(CIIL602): C
,73,30: H,8,95)この(3a5.7aR
)−化合物0濁のIR及びNMRスペクトルは、(3a
R,7aS)−化合物α濁と同じであった。
(3aR,7aS) −(+)−化合物aaの調製と同
様にして、(3aS、 ?aR) −(−)−化合物α
31(1,20g)から(3aS。
7aR) −(−)−化合物Q4)(1,10g、収率
91%)を得た。n−へキサンから再結晶して、(3a
S、 7aR) −(−)−化合物(141(0,96
0g)を得た。
融点 80〜81℃ 〔α) o” −66,1” (c=0.97.C11
Ch)元素分析 実験値: C,72,74; Il、
 9.90;  計算値(C++HtsO□): C,
72,49; 11.9.95)この(3aS、 7a
R)−化合物圓のIR及びNMRスペクトルは、(3a
R,7aS)−化合物041と同じであった。
?aR) −(−)−化合物)の合成 対応する(3aR,7aS)−2−オキソ−3−フェニ
ルゼレニルー4.4.7a−)リメチルオクタヒドロベ
ンゾフラン化合物の調製と同様にして、対応する(3a
5.7aR) −化合物α、4)(0,40g)から対
応する(3aS、 7aR)−フェニルゼレニル化合I
Fl (0,60g 、収率87%)を得た。そのIR
及びNMRスペクトルは、既に報告されている対応する
(3aR,7aS)−フェニルゼレニル化合物と一致し
た。
これを精製することなく、次の反応を用いた。
対応する(S) −(+)−化合物(1)の調製と同様
にして、(3aS、 7aR)−フェニルゼレニル化合
物(0,55g)から対応する(R) −(−)−化合
物αc9(0,23g、(3aS。
7aR)−化合物04)からの収率64%)を得た。n
−ヘキサンから再結晶して、(R)−(−)−化合物Q
5)(0゜19g)を得た。
融点 70〜71℃ ((r) o”−121,0°(c=1.05. Ct
lClz)元素分析 実験値: C,73,39; 1
1.8.937  計算値(C0H160□): C,
73,30: 11.8.95)IR及びNMRスペク
トルは、(S) −(+)−化合物α鶏と一致した。
(S) −(+)−化合物及び(R)−(−)−化合物
の光学純度は、キラル溶媒和試薬の存在下にプロトンN
MR(400MHz)によって測定した。即ち、(S)
−(+)−化合物Q!JIO■と(−)−2,2,2−
ト177 JL/オロー1−(9−アンスリル)エタ/
−ル46rt@をCDCl:1(0,3m1)に溶屓さ
せた。δ(s+ビニル性11)5.31; (IIり−
(−)−化合物Q5)lowと(−)−2,2,2−ト
リフルオロ−1−(9−アンスリル)エタノール46■
をCDC1z (0,3ml)に溶解させた。δ(st
ビニル性)1) 5.36゜ 従って、(S) −(十)−化合物0りと(R)−(−
)−化合物Qすとは、光学”純度は共に100%eeで
あった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による新規な光学活性ヒドロキシヨー
ドラクトンである(3aS、 5S、 7aR) −4
,4−ジメチル−5−ヒドロキシ−7a−ヨードメチル
−2−オキソオクタヒドロヘンシフラン(2)の赤外線
吸収スペクトル、第2図はそのプロトン核磁気共鳴スペ
クトル(400Mllz) 、第3図は(3aR,5S
、 7aS) −4,4−ジメチル−5−ヒドロキシ−
7a−ヨードメチル−2−オキソオクタヒドロベンゾフ
ラン(1)の赤外線吸収スペクトル、第2図はそのプロ
トン核磁気共鳴スペクトル(400Mllz)である。 特許出願人 日東電気工業株式会社 代理人 弁理士  牧 野 逸 部 第2図 第4図 ・ 4   32’  PfM 手続補正書(方式) %式% 2、発明の名称 新規な光学活性ヒドロキシヨードラクトン3、補正をす
る者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号名 称 日
東電気工業株式会、社 4、代理人 住 所 大阪市西区新町1丁目8番3号新町七福ビル 氏名弁理士(7912)牧野逸部 〒550  電話(06) 531−41815、補正
命令の日付 昭和62年 4月28日6、補正により増
加する発明の数 7、補正の対象 明細書図面の簡単な説明の欄8、補正
の内容 別紙のとおり 石鐙 補正の内容 +11  明細書第41頁8行の「第2図」を「第4図
」と補正する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、3a、5位及び7a位の立体化学は(3aR、
    5S、7aS)又は(3aS、5S、7aR)である。 )で表わされる光学活性ヒドロキシヨードラクトン。
JP60278824A 1985-12-10 1985-12-10 新規な光学活性ヒドロキシヨ−ドラクトン Granted JPS62240675A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60278824A JPS62240675A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 新規な光学活性ヒドロキシヨ−ドラクトン
US06/871,217 US4687863A (en) 1985-12-10 1986-06-05 Optically active hydroxyiodolactone

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