JPS62241B2 - - Google Patents
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- JPS62241B2 JPS62241B2 JP57060059A JP6005982A JPS62241B2 JP S62241 B2 JPS62241 B2 JP S62241B2 JP 57060059 A JP57060059 A JP 57060059A JP 6005982 A JP6005982 A JP 6005982A JP S62241 B2 JPS62241 B2 JP S62241B2
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本発明はリン化合物を分散媒として粒径5ミク
ロン(以下μと略す場合もある)以下の微粒子を
ポリエステル系ポリマーに分散させた繊維及びそ
の製造法に関するものである。そして本発明の目
的とするところは、ポリエステル繊維の操業性や
基本的特性を損う事なく容易に改質して付加価値
のあるものを得ようとするものである。 ポリエステル繊維はすぐれた物理的特性および
化学的特性を有するので衣料用、工業用に広く使
用されている。しかしながらこのポリエステル繊
維にも(1)銀面光沢があること、(2)発色性が悪いこ
と、(3)帯電し易いこと、(4)溶融して燃えること、
(5)風合いが悪く又摩擦も改良を要すること等の欠
点があり、その改良が強く望まれ種々の研究開発
がなされて来た。例えば、(1)に対してはTiO2な
どのつや消し剤の添加、または異型断面化、(2)に
対してはイオン性化合物などの共重合または繊維
の粗面化顔料添加による原着繊維化、(3)に対して
は帯電防止剤または導電性物の添加、(4)に対して
は難燃剤の添加、(5)に対しては異型断面化、粗
面、易滑性物質の添加、等の改良技術があり、こ
れ等で示されるように無機又は有機化合物の微粒
子をポリエステルに添加して繊維を改質すること
はしばしば試みられることである。 ところで改質材として添加する微粒子が融点を
示さないか又は融点が300℃以上である場合の改
質方法は、通常、エステル交換反応前又は重合前
に例えばエチレングリコールなどに該微粒子を分
散させて添加しポリエステルの重合を行つて微粒
子分散の良好な繊維を得ていた。しかしこの方法
では、ポリマーの切替えによるロスやコンタミネ
ーシヨンなどによる問題が生じ易くひいてはコス
トアツプを招く結果となる。また特公56―47204
号公報の如く分散剤を用いて顔料をポリマー中に
添加する方法も公知であるが、耐熱性と相溶性の
良い分散剤が見出されていないのが現状である。
一方ポリエステルの重合完了後に改質剤を添加し
紡糸する方法としては例えば特開昭49―2916号公
報に見られる難燃剤を融液状で紡糸ノズル内に注
入する方法や特公昭39―5214号公報、特公昭55―
4854号公報の帯電防止剤を練込んだりチツプブレ
ンドする方法が見られるがいずれの場合も添加剤
は融点がポリエステルの融点以下で溶液状で混合
されており本発明の如く融点がないか又は300℃
以上の融点を有するポリエステル系繊維に相溶性
のない微粒子をポリエステルの重合完了後紡糸直
前までに添加しポリエステルの物性を悪化させる
事なく均一に分散させた繊維及び製法は皆無であ
る。 ポリエステル用の分散媒としては次の如く多く
の制約があり微粒子を分散させる良好な分散媒は
見出されていないのが現状であつた。 微粒子を均一に分散させ且つポリエステルと
相溶性の良いもの(溶解度パラメーターが似て
おり融点が250℃以下のもの) 耐熱性のあるもの(300℃でも分解、減量の
少ないもの) 添加時又は紡糸後ポリマーの粘度変化が少な
いもの(ポリマーと不活性) 着色又は臭いを生じないもの 添加後脱落したりブリードアウトしないもの
(室温で固体で分子量の大きいもの) 繊維の物性や堅牢度を低下させないもの 以上の背景より本発明者らはポリマー紡糸延伸
などの工程通過性が良好であり、銘柄切替えが容
易でコンタミネーシヨンが少なく且つ従来の繊維
物性を活かしたまま付加価値の高いポリエステル
繊維を得る目的でポリエステルの重合完了後紡糸
直前のポリマーに微粒子を均一に分散させる分散
媒と微粒子について鋭意研究を重ねた結果本発明
に到達したものである。 すなわち本発明の第1の発明は下記一般式で表
わされかつ融点が40〜250℃のリン化合物と、粒
径が5μ以下で融点を示さないか又は融点が300
℃以上である微粒子とが分散しており、該リン化
合物及び微粒子のポリエステルポリマー成分に対
する含有重量パーセントをそれぞれA,Bとした
場合0.5≦A≦12,0.05≦B≦5かつA≧2Bを満
足している微粒子分散ポリエステル系繊維に関す
るものであり、また第2の発明は前記リン化合物
及び微粒子を、そのポリエステルポリマー成分に
対する含有重量パーセントをそれぞれA,Bとし
た場合、0.5≦A≦12,0.05≦B≦5かつA≧2B
を満足するようにポリエステル系ポリマーの重合
完了後紡糸直前の間で添加する事を特徴とする微
粒子分散ポリエステル系繊維の製造法に関するも
のである。
ロン(以下μと略す場合もある)以下の微粒子を
ポリエステル系ポリマーに分散させた繊維及びそ
の製造法に関するものである。そして本発明の目
的とするところは、ポリエステル繊維の操業性や
基本的特性を損う事なく容易に改質して付加価値
のあるものを得ようとするものである。 ポリエステル繊維はすぐれた物理的特性および
化学的特性を有するので衣料用、工業用に広く使
用されている。しかしながらこのポリエステル繊
維にも(1)銀面光沢があること、(2)発色性が悪いこ
と、(3)帯電し易いこと、(4)溶融して燃えること、
(5)風合いが悪く又摩擦も改良を要すること等の欠
点があり、その改良が強く望まれ種々の研究開発
がなされて来た。例えば、(1)に対してはTiO2な
どのつや消し剤の添加、または異型断面化、(2)に
対してはイオン性化合物などの共重合または繊維
の粗面化顔料添加による原着繊維化、(3)に対して
は帯電防止剤または導電性物の添加、(4)に対して
は難燃剤の添加、(5)に対しては異型断面化、粗
面、易滑性物質の添加、等の改良技術があり、こ
れ等で示されるように無機又は有機化合物の微粒
子をポリエステルに添加して繊維を改質すること
はしばしば試みられることである。 ところで改質材として添加する微粒子が融点を
示さないか又は融点が300℃以上である場合の改
質方法は、通常、エステル交換反応前又は重合前
に例えばエチレングリコールなどに該微粒子を分
散させて添加しポリエステルの重合を行つて微粒
子分散の良好な繊維を得ていた。しかしこの方法
では、ポリマーの切替えによるロスやコンタミネ
ーシヨンなどによる問題が生じ易くひいてはコス
トアツプを招く結果となる。また特公56―47204
号公報の如く分散剤を用いて顔料をポリマー中に
添加する方法も公知であるが、耐熱性と相溶性の
良い分散剤が見出されていないのが現状である。
一方ポリエステルの重合完了後に改質剤を添加し
紡糸する方法としては例えば特開昭49―2916号公
報に見られる難燃剤を融液状で紡糸ノズル内に注
入する方法や特公昭39―5214号公報、特公昭55―
4854号公報の帯電防止剤を練込んだりチツプブレ
ンドする方法が見られるがいずれの場合も添加剤
は融点がポリエステルの融点以下で溶液状で混合
されており本発明の如く融点がないか又は300℃
以上の融点を有するポリエステル系繊維に相溶性
のない微粒子をポリエステルの重合完了後紡糸直
前までに添加しポリエステルの物性を悪化させる
事なく均一に分散させた繊維及び製法は皆無であ
る。 ポリエステル用の分散媒としては次の如く多く
の制約があり微粒子を分散させる良好な分散媒は
見出されていないのが現状であつた。 微粒子を均一に分散させ且つポリエステルと
相溶性の良いもの(溶解度パラメーターが似て
おり融点が250℃以下のもの) 耐熱性のあるもの(300℃でも分解、減量の
少ないもの) 添加時又は紡糸後ポリマーの粘度変化が少な
いもの(ポリマーと不活性) 着色又は臭いを生じないもの 添加後脱落したりブリードアウトしないもの
(室温で固体で分子量の大きいもの) 繊維の物性や堅牢度を低下させないもの 以上の背景より本発明者らはポリマー紡糸延伸
などの工程通過性が良好であり、銘柄切替えが容
易でコンタミネーシヨンが少なく且つ従来の繊維
物性を活かしたまま付加価値の高いポリエステル
繊維を得る目的でポリエステルの重合完了後紡糸
直前のポリマーに微粒子を均一に分散させる分散
媒と微粒子について鋭意研究を重ねた結果本発明
に到達したものである。 すなわち本発明の第1の発明は下記一般式で表
わされかつ融点が40〜250℃のリン化合物と、粒
径が5μ以下で融点を示さないか又は融点が300
℃以上である微粒子とが分散しており、該リン化
合物及び微粒子のポリエステルポリマー成分に対
する含有重量パーセントをそれぞれA,Bとした
場合0.5≦A≦12,0.05≦B≦5かつA≧2Bを満
足している微粒子分散ポリエステル系繊維に関す
るものであり、また第2の発明は前記リン化合物
及び微粒子を、そのポリエステルポリマー成分に
対する含有重量パーセントをそれぞれA,Bとし
た場合、0.5≦A≦12,0.05≦B≦5かつA≧2B
を満足するようにポリエステル系ポリマーの重合
完了後紡糸直前の間で添加する事を特徴とする微
粒子分散ポリエステル系繊維の製造法に関するも
のである。
【式】
〔R1,R2,R3は同種又は異種の炭素数6〜18
のフエニール基、ビフエニール基、ナフタレン基
又はベンゼン核にアルキル基又はアルコキシ基を
有するもの aは0又は1の整数〕 本発明に言うポリエステル系繊維とは例えばテ
レフタール酸、イソフタール酸ナフタリン2,6
ジカルボン酸、フタール酸などの芳香族ジカルボ
ン酸及びアジピン酸、セバシン酸などの脂肪族ジ
カルボン酸又はこれらのエステル類とエチレング
リコール、ジエチレングリコール、1,4ジブタ
ンジオール、ネオペンチルグリコールなどのジオ
ール化合物とから合成されるポリエステルであ
り、特に反復構造単位の80%以上がポリエチレン
テレフタレートであるポリエステルを意味する。 分散媒としては一般式
のフエニール基、ビフエニール基、ナフタレン基
又はベンゼン核にアルキル基又はアルコキシ基を
有するもの aは0又は1の整数〕 本発明に言うポリエステル系繊維とは例えばテ
レフタール酸、イソフタール酸ナフタリン2,6
ジカルボン酸、フタール酸などの芳香族ジカルボ
ン酸及びアジピン酸、セバシン酸などの脂肪族ジ
カルボン酸又はこれらのエステル類とエチレング
リコール、ジエチレングリコール、1,4ジブタ
ンジオール、ネオペンチルグリコールなどのジオ
ール化合物とから合成されるポリエステルであ
り、特に反復構造単位の80%以上がポリエチレン
テレフタレートであるポリエステルを意味する。 分散媒としては一般式
【式】(R1,R2,R3は同種又は異
種の炭素数6〜18のベンゼン核1コ以上を有する
炭化水素残基)で表わされるリン化合物の中で次
の条件を満足するものを意味し好ましくは末端が
エステル形成能を有さないものを意味する。 (1) 300℃×10分N2中での加熱減量が10wt%以下
好ましくは3wt%以下でポリマー重合後紡糸ま
での間に着色分解の少ないもの (2) ポリエステルと溶解度パラメーターが類似し
ポリエステルと相溶性が良好であり、且つ融点
が250℃以下でポリエステルと溶液状で混合す
るもの (3) 混合時又は紡糸後ポリエステルの粘度変化が
少ないもので、好ましくはリン化合物の末端は
エステル形成能を有さない有機基であり、かつ
水分又は不純分をほとんど含まないもの (4) ブリードアウトの点より室温では固体で分子
量の大きいものであり好ましくは融点100〜200
℃で分子量500以上のもの 以上の条件を満足するリン化合物としては例え
ば 又は上記化合物で3つの末端基が互に異なるもの
(式中RはC1〜C12のアルキル基又はアルコキシ
基、R′はC6〜C18の少なくともベンゼン核を1コ
以上有する炭化水素残基、R″はC1〜C6のアルキ
レン基、nは0又は1の整数を示す)などのホス
フエート又はホスホネートがあるが、特に耐熱性
及びポリエステルとの相溶性の点で (n=0又は1)のリン化合物が好ましい。なお
ハロゲンを含有するリン化合物は耐熱性の点です
ぐれているがポリエステルの着色や耐光堅牢度の
低下などで好ましくない。 一方分散媒に均一に分散する微粒子は5μ以下
のもの、好ましくは1μ以下のものであり、分散
媒又はポリエステル系ポリマー中で凝集して粗大
化するものは紡糸時のフイルター詰りや毛羽断糸
を起し易く使用出来ない。微粒子化にはボールミ
ル、ジエツトミル、高速振動ミルなど一般の湿式
又は乾式用粉砕機が使用可能であり、分散媒と微
粒子の混合は超音波振動、機械的撹拌などいずれ
の方法を用いても良い。 また本発明の特徴はポリエステル系ポリマーに
相溶性のない微粒子を均一に分散させて高付加価
値のポリエステル繊維を得ることであり該微粒子
は融点がないか又は300℃以上の融点を有するも
ので紡糸工程で着色分解を起さないものでなけれ
ばならない。微粒子の融点が300℃未満ではポリ
エステル系ポリマーと混合する際溶融して凝集を
起し易く耐熱性も低下して好ましくない。 該微粒子としては例えば(1)合成繊維のつや消し
剤として公知のTiO2、(2)特開55―107512号公報
や特開56―123410号公報に見られる如く繊維表面
を粗面化し濃色化する為に用いるSiO2,Al2O3,
CaCO3など、(3)導電性を有するカーボンブラツ
クやSoO2系、(4)アゾ系、フタロシアニン系、ペ
リレン系などの有機顔料やコバルトブルー、チタ
ンエロー、赤色酸化鉄などの無機顔料及びカーボ
ンブラツク、(5)特公昭49―11620号公報などに見
られるカチオン染料に可染なスルホン基含有化合
物、(6)易滑性を狙つた四フツ化エチレンの重合物
や特開昭56―115317号公報のAl2O3―SiO2系、(7)
難燃性向上剤であるアンチモンスズ、マンガン、
コバルト、ジルコニウムなどの金属酸化物などが
あるが本発明はこれに限定されるものではない。 分散媒のリン化合物に均一に分散し、工程通過
性、繊維物性に問題がなく特徴を発揮できる微粒
子としてTiO2,SiO2、四フツ化エチレン重合
物、顔料などが特に好ましい。 また本発明の特徴の1つは、該微粒子をポリエ
ステル系ポリマーの重合完了後紡糸直前までに添
加混合することであり、これにより副反応や白度
低下を少なくし、ポリマーの切替えによるロスや
コンタミネーシヨンなどの問題をなくする事がで
きることである。 従つて本発明ではあらかじめ該分散媒と微粒子
を均一に混合させた後でポリマーに添加する必要
があり、微粒子の分散性や2次凝集の点で微粒子
の混合量は分散媒の重量に対して50%以下、好ま
しくは30%以下である。該分散媒又は/及び微粒
子はポリエステル系ポリマーへの分散性に問題な
ければ2種類以上でも良く、両成分を混合する場
合は機械的撹拌や超音波振動など通常の方法によ
り溶融状態の分散媒に微粒子を混合すれば良い。 本発明では該混合添加剤を融液の状態又は室温
に冷却して混合粉末の状態で用いても支障ない
が、ポリマーの粘度低下、副反応、分散媒の分
解、微粒子の凝集などの点で分散媒と微粒子の混
合物を融液にして紡糸直前のポリエステル系ポリ
マーに注入しスタチツクミキサーなどにて均一に
混合分散させるのがより好ましい。 また本発明の要件の1つとして分散媒であるリ
ン化合物及び微粒子のポリマーに対する含有重量
パーセントをそれぞれA,Bとした場合0.5≦A
≦12,0.05≦B≦5かつA≧2Bを満足している事
が必要である。前述の如く微粒子がリン化合物に
対し50重量%を超えて混合された場合微粒子の2
次凝集が起り易く均一な分散状態を得がたい。更
に該混合物をポリマーに均一分散させる為にはリ
ン化合物は0.5重量%以上が必要である。またポ
リマーに対し微粒子が0.05重量%未満の場合本発
明に言う高付加価値な改質ポリエステル繊維を得
る事は難しい。リン化合物が12重量%を超えて繊
維に分散している場合は紡糸延伸性の低下あるい
はリン化合物のブリードアウトなどによる繊維物
性や染色堅牢度の悪化を起し易く望ましくない。
微粒子が5重量%を超えて繊維に含有されていて
も高付加価値化の効果は5重量%含有の場合と大
差なく逆にコストアツプ工程通過性や繊維物性の
低下などマイナスとなる要因が強くなる。以上の
点より特に好ましい含有量はリン化合物で2〜10
重量%、微粒子で0.3〜3重量%であり、微粒子
はリン化合物に対し30重量%以下である事がより
好ましい。 本発明によりポリマー紡糸延伸などの工程通過
性に問題がなく銘柄切替えやコンタミネーシヨン
の点でコスト的に有利な高付加価値ポリエステル
繊維を容易に得る事が可能となつた。 以下実施例により本発明を具体的に説明する。 実施例 1 〔η〕=0.65dl/g(フエノールとテトラクロ
ルエタンの等量混合溶媒を用い30℃恒温槽中でウ
ツペローデ型粘度計を用い測定した極限粘度が
0.65dl/g)のTiO2無添加のスーパーブライト
ポリエチレンテレフタレートチツプを40φ抽出機
にて押出し、該ポリマーの原液管中にあらかじめ
180℃に加熱混合した下記分散媒及び微粒子の混
合液をポリマーに対し5又は10重量%になるよう
に注入しスタチツクミキサーで混合してノズルよ
り紡糸した。該紡糸原糸をローラープレート方式
で通常の条件により延伸し150d―48fのマルチフ
イラメントを各100Kg作成した。 分散媒:トリビフエニールホスヘート(融点約
140℃,300℃×10分N2下加熱減量1%) 微粒子:TiO2(粒径0.2〜0.3μ) 微粒子混合比:10重量% 混合液のTiO2分散性は良好で粗大粒子は見ら
れず、該混合液をポリマーに添加してもポリマー
の粘度変化は少なく紡糸延伸時の毛羽断糸は極少
で着色のないものであつた。 得られた2種の延伸糸のTiO2含有量は0.49重
量%と0.97重量%であり、従来のエステル反応前
から重合初期にTiO2を添加して作つたセミダル
糸及びフルダル糸と染色斑や電顕観察の点で何ら
変わらず、繊維物性及び染色堅牢度なども悪化す
る傾向は見られなかつた。 また本発を実施した後、3時間スーパーブライ
トのポリマーを放流し、放流系のTiO2含量を分
析したがTiO2は検出されず容易に銘柄変更の出
来る事が判明した。 比較例1として分散媒にトリステアリルホスヘ
ート(融点50℃)を用いて実施例1と同じテスト
を行つたが特に10重量%添加の場合ポリエステル
ポリマーへの分散性や耐熱性が悪いため紡糸時の
発煙や粘度低下が大きく毛羽断糸が多発した。 比較例2として実施例1のTiO2の代りに粒径
が20μ以上と粗大な炭酸カルシウムを用いて紡糸
を行つたが毛羽断糸が多く未延伸糸含有量の多い
ものしか得られなかつた。 実施例 2 予め200℃でジ(4―tブチルフエニール)フ
エニールホスホネートなる分散媒を溶融しその中
に粒径1μ以下の微粉末シリカを3:1の重量比
で添加し混合したものを室温に冷却した後ピンミ
ルで約50μに粉砕して混合粉末を作成した。 次いでTiO2=0.45%含有のポリエチレンテレ
フタレートの重合完了後のポリマーに該混合粉末
を10重量%添加し〔η〕=0.68dl/gのセミダル
ポリエステルチツプを作つた後常法によりチツプ
紡糸を行い40万drのトウに集束して水浴延伸方式
で3.8倍延伸し機械捲縮切断を行つて1.5dr×38mm
のステープルを作成した。 得られたチツプ及び繊維を電顕写真で観祭した
がTiO2やSiO2の凝集は見られず均一に分散され
ていた。また紡糸延伸での毛羽断糸もなく発煙着
色、粘度変化のいずれも特に問題は見られなかつ
た。更に示差熱や核磁気共鳴による分析結果、ジ
エチレングリコールの生成は少なく融点は261℃
と通常のポリエステル繊維と変わらないものであ
つた。 得られたステープルを綿40番手の紡績糸にし2/
2ツイルの織物にタテ糸及びヨコ糸として投入し
た後、該織物を熱カセイソーダ水溶液で20%減量
し分散染料で黒色に染色したところ従来にない深
みのあるブラツク織物が得られた。 更に染色された織物の繊維表面を電顕で観察し
たところSiO2の溶出効果による微細な凹凸が無
数にあり光の乱反射を少なくして濃色に見える事
が判明した。 また分散媒であるリン化合物もアルカリ処理に
より抽出され繊維表面の所々に大きな凹凸が存在
しウイツキングやバイレツクス法などによる吸汗
性能も従来のポリエステルの3〜5倍を示し染色
堅牢度及び繊維物性の低下が少ない付加価値の高
い織物が容易に得られる結果となつた。 実施例 3 分散媒としてジ(ビフエニール)フエニールホ
スホネートを用い微粒子として0.3〜3μの分解
開始点が320℃の低重合度四フツ化エチレンを用
い、両者を予め230℃で5:2に混合した後、
炭化水素残基)で表わされるリン化合物の中で次
の条件を満足するものを意味し好ましくは末端が
エステル形成能を有さないものを意味する。 (1) 300℃×10分N2中での加熱減量が10wt%以下
好ましくは3wt%以下でポリマー重合後紡糸ま
での間に着色分解の少ないもの (2) ポリエステルと溶解度パラメーターが類似し
ポリエステルと相溶性が良好であり、且つ融点
が250℃以下でポリエステルと溶液状で混合す
るもの (3) 混合時又は紡糸後ポリエステルの粘度変化が
少ないもので、好ましくはリン化合物の末端は
エステル形成能を有さない有機基であり、かつ
水分又は不純分をほとんど含まないもの (4) ブリードアウトの点より室温では固体で分子
量の大きいものであり好ましくは融点100〜200
℃で分子量500以上のもの 以上の条件を満足するリン化合物としては例え
ば 又は上記化合物で3つの末端基が互に異なるもの
(式中RはC1〜C12のアルキル基又はアルコキシ
基、R′はC6〜C18の少なくともベンゼン核を1コ
以上有する炭化水素残基、R″はC1〜C6のアルキ
レン基、nは0又は1の整数を示す)などのホス
フエート又はホスホネートがあるが、特に耐熱性
及びポリエステルとの相溶性の点で (n=0又は1)のリン化合物が好ましい。なお
ハロゲンを含有するリン化合物は耐熱性の点です
ぐれているがポリエステルの着色や耐光堅牢度の
低下などで好ましくない。 一方分散媒に均一に分散する微粒子は5μ以下
のもの、好ましくは1μ以下のものであり、分散
媒又はポリエステル系ポリマー中で凝集して粗大
化するものは紡糸時のフイルター詰りや毛羽断糸
を起し易く使用出来ない。微粒子化にはボールミ
ル、ジエツトミル、高速振動ミルなど一般の湿式
又は乾式用粉砕機が使用可能であり、分散媒と微
粒子の混合は超音波振動、機械的撹拌などいずれ
の方法を用いても良い。 また本発明の特徴はポリエステル系ポリマーに
相溶性のない微粒子を均一に分散させて高付加価
値のポリエステル繊維を得ることであり該微粒子
は融点がないか又は300℃以上の融点を有するも
ので紡糸工程で着色分解を起さないものでなけれ
ばならない。微粒子の融点が300℃未満ではポリ
エステル系ポリマーと混合する際溶融して凝集を
起し易く耐熱性も低下して好ましくない。 該微粒子としては例えば(1)合成繊維のつや消し
剤として公知のTiO2、(2)特開55―107512号公報
や特開56―123410号公報に見られる如く繊維表面
を粗面化し濃色化する為に用いるSiO2,Al2O3,
CaCO3など、(3)導電性を有するカーボンブラツ
クやSoO2系、(4)アゾ系、フタロシアニン系、ペ
リレン系などの有機顔料やコバルトブルー、チタ
ンエロー、赤色酸化鉄などの無機顔料及びカーボ
ンブラツク、(5)特公昭49―11620号公報などに見
られるカチオン染料に可染なスルホン基含有化合
物、(6)易滑性を狙つた四フツ化エチレンの重合物
や特開昭56―115317号公報のAl2O3―SiO2系、(7)
難燃性向上剤であるアンチモンスズ、マンガン、
コバルト、ジルコニウムなどの金属酸化物などが
あるが本発明はこれに限定されるものではない。 分散媒のリン化合物に均一に分散し、工程通過
性、繊維物性に問題がなく特徴を発揮できる微粒
子としてTiO2,SiO2、四フツ化エチレン重合
物、顔料などが特に好ましい。 また本発明の特徴の1つは、該微粒子をポリエ
ステル系ポリマーの重合完了後紡糸直前までに添
加混合することであり、これにより副反応や白度
低下を少なくし、ポリマーの切替えによるロスや
コンタミネーシヨンなどの問題をなくする事がで
きることである。 従つて本発明ではあらかじめ該分散媒と微粒子
を均一に混合させた後でポリマーに添加する必要
があり、微粒子の分散性や2次凝集の点で微粒子
の混合量は分散媒の重量に対して50%以下、好ま
しくは30%以下である。該分散媒又は/及び微粒
子はポリエステル系ポリマーへの分散性に問題な
ければ2種類以上でも良く、両成分を混合する場
合は機械的撹拌や超音波振動など通常の方法によ
り溶融状態の分散媒に微粒子を混合すれば良い。 本発明では該混合添加剤を融液の状態又は室温
に冷却して混合粉末の状態で用いても支障ない
が、ポリマーの粘度低下、副反応、分散媒の分
解、微粒子の凝集などの点で分散媒と微粒子の混
合物を融液にして紡糸直前のポリエステル系ポリ
マーに注入しスタチツクミキサーなどにて均一に
混合分散させるのがより好ましい。 また本発明の要件の1つとして分散媒であるリ
ン化合物及び微粒子のポリマーに対する含有重量
パーセントをそれぞれA,Bとした場合0.5≦A
≦12,0.05≦B≦5かつA≧2Bを満足している事
が必要である。前述の如く微粒子がリン化合物に
対し50重量%を超えて混合された場合微粒子の2
次凝集が起り易く均一な分散状態を得がたい。更
に該混合物をポリマーに均一分散させる為にはリ
ン化合物は0.5重量%以上が必要である。またポ
リマーに対し微粒子が0.05重量%未満の場合本発
明に言う高付加価値な改質ポリエステル繊維を得
る事は難しい。リン化合物が12重量%を超えて繊
維に分散している場合は紡糸延伸性の低下あるい
はリン化合物のブリードアウトなどによる繊維物
性や染色堅牢度の悪化を起し易く望ましくない。
微粒子が5重量%を超えて繊維に含有されていて
も高付加価値化の効果は5重量%含有の場合と大
差なく逆にコストアツプ工程通過性や繊維物性の
低下などマイナスとなる要因が強くなる。以上の
点より特に好ましい含有量はリン化合物で2〜10
重量%、微粒子で0.3〜3重量%であり、微粒子
はリン化合物に対し30重量%以下である事がより
好ましい。 本発明によりポリマー紡糸延伸などの工程通過
性に問題がなく銘柄切替えやコンタミネーシヨン
の点でコスト的に有利な高付加価値ポリエステル
繊維を容易に得る事が可能となつた。 以下実施例により本発明を具体的に説明する。 実施例 1 〔η〕=0.65dl/g(フエノールとテトラクロ
ルエタンの等量混合溶媒を用い30℃恒温槽中でウ
ツペローデ型粘度計を用い測定した極限粘度が
0.65dl/g)のTiO2無添加のスーパーブライト
ポリエチレンテレフタレートチツプを40φ抽出機
にて押出し、該ポリマーの原液管中にあらかじめ
180℃に加熱混合した下記分散媒及び微粒子の混
合液をポリマーに対し5又は10重量%になるよう
に注入しスタチツクミキサーで混合してノズルよ
り紡糸した。該紡糸原糸をローラープレート方式
で通常の条件により延伸し150d―48fのマルチフ
イラメントを各100Kg作成した。 分散媒:トリビフエニールホスヘート(融点約
140℃,300℃×10分N2下加熱減量1%) 微粒子:TiO2(粒径0.2〜0.3μ) 微粒子混合比:10重量% 混合液のTiO2分散性は良好で粗大粒子は見ら
れず、該混合液をポリマーに添加してもポリマー
の粘度変化は少なく紡糸延伸時の毛羽断糸は極少
で着色のないものであつた。 得られた2種の延伸糸のTiO2含有量は0.49重
量%と0.97重量%であり、従来のエステル反応前
から重合初期にTiO2を添加して作つたセミダル
糸及びフルダル糸と染色斑や電顕観察の点で何ら
変わらず、繊維物性及び染色堅牢度なども悪化す
る傾向は見られなかつた。 また本発を実施した後、3時間スーパーブライ
トのポリマーを放流し、放流系のTiO2含量を分
析したがTiO2は検出されず容易に銘柄変更の出
来る事が判明した。 比較例1として分散媒にトリステアリルホスヘ
ート(融点50℃)を用いて実施例1と同じテスト
を行つたが特に10重量%添加の場合ポリエステル
ポリマーへの分散性や耐熱性が悪いため紡糸時の
発煙や粘度低下が大きく毛羽断糸が多発した。 比較例2として実施例1のTiO2の代りに粒径
が20μ以上と粗大な炭酸カルシウムを用いて紡糸
を行つたが毛羽断糸が多く未延伸糸含有量の多い
ものしか得られなかつた。 実施例 2 予め200℃でジ(4―tブチルフエニール)フ
エニールホスホネートなる分散媒を溶融しその中
に粒径1μ以下の微粉末シリカを3:1の重量比
で添加し混合したものを室温に冷却した後ピンミ
ルで約50μに粉砕して混合粉末を作成した。 次いでTiO2=0.45%含有のポリエチレンテレ
フタレートの重合完了後のポリマーに該混合粉末
を10重量%添加し〔η〕=0.68dl/gのセミダル
ポリエステルチツプを作つた後常法によりチツプ
紡糸を行い40万drのトウに集束して水浴延伸方式
で3.8倍延伸し機械捲縮切断を行つて1.5dr×38mm
のステープルを作成した。 得られたチツプ及び繊維を電顕写真で観祭した
がTiO2やSiO2の凝集は見られず均一に分散され
ていた。また紡糸延伸での毛羽断糸もなく発煙着
色、粘度変化のいずれも特に問題は見られなかつ
た。更に示差熱や核磁気共鳴による分析結果、ジ
エチレングリコールの生成は少なく融点は261℃
と通常のポリエステル繊維と変わらないものであ
つた。 得られたステープルを綿40番手の紡績糸にし2/
2ツイルの織物にタテ糸及びヨコ糸として投入し
た後、該織物を熱カセイソーダ水溶液で20%減量
し分散染料で黒色に染色したところ従来にない深
みのあるブラツク織物が得られた。 更に染色された織物の繊維表面を電顕で観察し
たところSiO2の溶出効果による微細な凹凸が無
数にあり光の乱反射を少なくして濃色に見える事
が判明した。 また分散媒であるリン化合物もアルカリ処理に
より抽出され繊維表面の所々に大きな凹凸が存在
しウイツキングやバイレツクス法などによる吸汗
性能も従来のポリエステルの3〜5倍を示し染色
堅牢度及び繊維物性の低下が少ない付加価値の高
い織物が容易に得られる結果となつた。 実施例 3 分散媒としてジ(ビフエニール)フエニールホ
スホネートを用い微粒子として0.3〜3μの分解
開始点が320℃の低重合度四フツ化エチレンを用
い、両者を予め230℃で5:2に混合した後、
【式】を2.5モル%共
重合したカチオン可染ポリエステルポリマーに該
混合液を7重量%添加して紡糸し75d―32fの延伸
糸を得た。 該延伸糸をカチオン染料で染色したところ該混
合液未添加のカチオン可染ポリエステル糸と染着
量、色相、竪牢度などの点で差がなく染色斑も見
られなかつた。 更に本発明で得られた延伸糸のマサツ係数及び
1/1平織物の揆水度を測定したところ対照の未添
加カチオン可染糸より易滑性で揆水度が高くスポ
ーツウエアやレインコートなどの外衣に高機能性
を発揮出来る事が判明した。なおこの機能性はフ
イルムにも利用出来る事が判つた。
混合液を7重量%添加して紡糸し75d―32fの延伸
糸を得た。 該延伸糸をカチオン染料で染色したところ該混
合液未添加のカチオン可染ポリエステル糸と染着
量、色相、竪牢度などの点で差がなく染色斑も見
られなかつた。 更に本発明で得られた延伸糸のマサツ係数及び
1/1平織物の揆水度を測定したところ対照の未添
加カチオン可染糸より易滑性で揆水度が高くスポ
ーツウエアやレインコートなどの外衣に高機能性
を発揮出来る事が判明した。なおこの機能性はフ
イルムにも利用出来る事が判つた。
【表】
実施例 4
〔η〕=0.68dl/gのポリエチレンテレフタレ
ートポリマーに対し、分散媒のトリビフエニーテ
ルホスヘートが9wt%、顔料のコバルトブルーが
0.9wt%及びカーボンブラツクが0.1wt%添加する
ように分散媒と顔料の200℃加熱混合液をポリマ
ー紡糸直前に注入し、スタチツクミキサーで混合
してT型断面で300dr―150f原着マルチフイラメ
ントを得た。該フイラメントを100万drに合糸し
て延伸捲縮カツトして8dr×76mmのステープルを
作成した後ウール6番手の紡績糸を作りカーペツ
ト用パイル糸に用いてパイルカーペツトを試作し
た。 添加剤である混合液の顔料分散性は良好であり
紡糸延伸時の毛羽断糸は少なく紡績工程通過性も
特に問題がなかつた。ネービーブルーのパイルカ
ーペツトは色相斑もなく嵩高性、圧縮回復性及び
耐光、洗たく、マサツの各堅牢度も従来の方法で
得られる原着カーペツトと損色のないものであつ
た。 また銘柄切替えとして顔料を含まないポリエチ
レンテレフタレートを5時間放流した後実施例1
と同じく微粒子としてTiO2を0.5wt%添加したセ
ミダル糸を5日間採取したが顔料の混入は全くな
かつた。
ートポリマーに対し、分散媒のトリビフエニーテ
ルホスヘートが9wt%、顔料のコバルトブルーが
0.9wt%及びカーボンブラツクが0.1wt%添加する
ように分散媒と顔料の200℃加熱混合液をポリマ
ー紡糸直前に注入し、スタチツクミキサーで混合
してT型断面で300dr―150f原着マルチフイラメ
ントを得た。該フイラメントを100万drに合糸し
て延伸捲縮カツトして8dr×76mmのステープルを
作成した後ウール6番手の紡績糸を作りカーペツ
ト用パイル糸に用いてパイルカーペツトを試作し
た。 添加剤である混合液の顔料分散性は良好であり
紡糸延伸時の毛羽断糸は少なく紡績工程通過性も
特に問題がなかつた。ネービーブルーのパイルカ
ーペツトは色相斑もなく嵩高性、圧縮回復性及び
耐光、洗たく、マサツの各堅牢度も従来の方法で
得られる原着カーペツトと損色のないものであつ
た。 また銘柄切替えとして顔料を含まないポリエチ
レンテレフタレートを5時間放流した後実施例1
と同じく微粒子としてTiO2を0.5wt%添加したセ
ミダル糸を5日間採取したが顔料の混入は全くな
かつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式で表わされかつ融点が40〜250℃
のリン化合物と、粒径が5ミクロン以下で融点を
示さないか又は融点が300℃以上である微粒子と
が分散しており、該リン化合物及び微粒子のポリ
エステルポリマー成分に対する含有重量パーセン
トをそれぞれA,Bとした場合0.5≦A≦12,
0.05≦B≦5かつA≧2Bを満足している事を特徴
とする微粒子分散ポリエステル系繊維 【式】 〔式中 R1,R2,R3は同種又は異種の炭素数6〜18の
フエニール基、ビフエニール基、ナフタレン基又
はベンゼン核にアルキル基又はアルコキシ基を有
するもの aは0又は1の整数〕 2 リン化合物が (nは0又は1)で表わされるものである事を特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の微粒子分散
ポリエステル系繊維。 3 微粒子がTiO2,SiO2、四フツ化エチレンの
重合物、カーボンブラツク、あるいは顔料のいず
れかである事を特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の微粒子分散ポリエステル系繊維。 4 一般式 【式】 〔R1,R2,R3は同種又は異種の炭素数6〜18
のフエニール基、ビフエニール基、ナフタレン基
又はベンゼン核にアルキル基又はアルコキシ基を
有するもの aは0又は1の整数〕 で表わされかつ融点が40〜250℃のリン化合物の
溶融液に粒径が5ミクロ以下で融点を示さないか
又は融点が300℃以上である微粒子を50重量%以
下混合分散させた混合物を、ポリエステル系ポリ
マーの重合完了後紡糸直前の間でポリマーに対し
0.5≦A≦12,0.05≦B≦5かつA≧2B(A,B
はそれぞれリン化合物及び微粒子の添加重量パー
セント)を満足するように添加し融液状で混合
し、以後常法により紡糸し製糸する事を特徴とす
る微粒子分散ポリエステル系繊維の製造法。 5 リン化合物が (nは0又は1)で表わされるものである事を特
徴とする特許請求の範囲第4項記載の微粒子分散
ポリエステル系繊維の製造法。 6 微粒子がTiO2,SiO2、四フツ化エチレンの
重合物、カーボンブラツクあるいは顔料のいずれ
かである事を特徴とする特許請求の範囲第4項記
載の微粒子分散ポリエステル系繊維の製造法。 7 リン化合物と微粒子の混合物を融液にして紡
糸直前のポリエステル系ポリマーに注入しスタチ
ツクミキサーにて混合する事を特徴とする特許請
求の範囲第4項〜第6項記載の微粒子分散ポリエ
ステル系繊維の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6005982A JPS58180613A (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | 微粒子分散ポリエステル系繊維及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6005982A JPS58180613A (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | 微粒子分散ポリエステル系繊維及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58180613A JPS58180613A (ja) | 1983-10-22 |
| JPS62241B2 true JPS62241B2 (ja) | 1987-01-07 |
Family
ID=13131126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6005982A Granted JPS58180613A (ja) | 1982-04-09 | 1982-04-09 | 微粒子分散ポリエステル系繊維及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58180613A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100646648B1 (ko) * | 2001-06-05 | 2006-11-17 | 주식회사 코오롱 | 폴리우레탄우레아 원착사 및 그의 제조방법 |
| KR100470297B1 (ko) * | 2002-08-01 | 2005-02-05 | 주식회사 효성 | 흑색 원착 소광성 폴리에스터 섬유 |
| KR100962174B1 (ko) * | 2007-12-10 | 2010-06-10 | 제일모직주식회사 | 입체 장애적 페놀계 포스포네이트 난연제 및 이를 포함한난연성 폴리카보네이트계 수지 조성물 |
| JP2009161869A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Unitica Fibers Ltd | ポリエステル糸条 |
| KR102043930B1 (ko) * | 2018-08-31 | 2019-11-12 | 한국생산기술연구원 | 무기계 난연 첨가제를 포함하는 난연 섬유의 제조방법 |
| JP7347078B2 (ja) * | 2019-09-30 | 2023-09-20 | 東レ株式会社 | 人工皮革およびその製造方法 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3751829A (en) * | 1972-04-28 | 1973-08-14 | Kollmorgen Corp | Color order system |
| CH594006A5 (ja) * | 1976-02-02 | 1977-12-30 | Ciba Geigy Ag | |
| JPS5942690B2 (ja) * | 1976-10-27 | 1984-10-17 | 帝人株式会社 | ポリエステルの製造法 |
| JPS5946257B2 (ja) * | 1976-11-01 | 1984-11-12 | 帝人株式会社 | ポリエステルの製造法 |
| JPS5947727B2 (ja) * | 1976-12-14 | 1984-11-21 | 帝人株式会社 | 高配向未延伸ポリエステルフイラメント |
| JPS5836092B2 (ja) * | 1977-01-28 | 1983-08-06 | 帝人株式会社 | 艶消ポリエステル繊維及びその製造方法 |
| JPS591415B2 (ja) * | 1977-03-18 | 1984-01-12 | 東レ株式会社 | ポリエステルの製造方法 |
| JPS54151620A (en) * | 1978-05-15 | 1979-11-29 | Teijin Ltd | Delustered polyester fiber and its production |
-
1982
- 1982-04-09 JP JP6005982A patent/JPS58180613A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58180613A (ja) | 1983-10-22 |
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