JPS62250121A - 鏡面仕上加工性に優れた工具鋼の製造方法 - Google Patents
鏡面仕上加工性に優れた工具鋼の製造方法Info
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- JPS62250121A JPS62250121A JP61095593A JP9559386A JPS62250121A JP S62250121 A JPS62250121 A JP S62250121A JP 61095593 A JP61095593 A JP 61095593A JP 9559386 A JP9559386 A JP 9559386A JP S62250121 A JPS62250121 A JP S62250121A
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- Japan
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- carbides
- steel
- tool steel
- temperature
- voids
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties of ferrous metals or ferrous alloys by deformation combined with, or followed by, heat treatment
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- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
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- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
この発明は、高硬度でかつ耐食性に優れた工具鋼の製造
方法に関するものであり、特にプラスチック成形用金型
や軸受などのように、巨大炭化物の残存が性能に大きな
影響を及ぼす用途に利用すると好適な高硬度でかつ耐食
性に優れた工具鋼の製造方法に関するものである。
方法に関するものであり、特にプラスチック成形用金型
や軸受などのように、巨大炭化物の残存が性能に大きな
影響を及ぼす用途に利用すると好適な高硬度でかつ耐食
性に優れた工具鋼の製造方法に関するものである。
(従来の技術)
従来、レンズ、オーディオ・ビデオカセットケースおよ
びリール、ダストカバー等の高鏡面が要求されるプラス
チック製品を成形する金型には、JIS 5US42
0J2,5KD61茅が使用されていた。一方、金型に
耐食性が要求される場合には17−4PH系のステンレ
ス鋼が、また、金型に高ノI命が要求される場合には高
い硬度が得られる5KDIIがそれぞれ汎用鋼として使
用されていた。
びリール、ダストカバー等の高鏡面が要求されるプラス
チック製品を成形する金型には、JIS 5US42
0J2,5KD61茅が使用されていた。一方、金型に
耐食性が要求される場合には17−4PH系のステンレ
ス鋼が、また、金型に高ノI命が要求される場合には高
い硬度が得られる5KDIIがそれぞれ汎用鋼として使
用されていた。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、最近のプラスチック成形においては、グラス
チック製品の需要増大に伴って製品9加丁数が増すとと
もに、その製品の精度および仕り度に対する要求がきび
しくなってきている。さらに、各種の難燃性4!l脂が
開発され、種々の用途に向けて盛んに製品化が図られて
いる。このように、プラスチック製品を成形する金型に
あっては、益々過酷な条件を強いられ、その素材となる
し具鋼に対する要求も複雑化している。従って。
チック製品の需要増大に伴って製品9加丁数が増すとと
もに、その製品の精度および仕り度に対する要求がきび
しくなってきている。さらに、各種の難燃性4!l脂が
開発され、種々の用途に向けて盛んに製品化が図られて
いる。このように、プラスチック製品を成形する金型に
あっては、益々過酷な条件を強いられ、その素材となる
し具鋼に対する要求も複雑化している。従って。
従来の工具鋼では上記諸要求に対処しきれない現状にあ
る。
る。
すなわち、5KD61では耐食性、耐摩耗性に劣り、5
US420J2,17−4PH系ステンレス鋼では耐食
性に優れているが耐摩耗性に劣り、5KDIIでは高硬
度を得ることができるが、その反面、耐食性および鏡面
性に劣っているという問題点を有していた。そして、こ
のような従来鋼にあっては、特にプラスチック成形用金
型のように高硬度、高誼面性、耐食性を同時に要求され
る過酷な条件に対しては対応できないのが現状である。
US420J2,17−4PH系ステンレス鋼では耐食
性に優れているが耐摩耗性に劣り、5KDIIでは高硬
度を得ることができるが、その反面、耐食性および鏡面
性に劣っているという問題点を有していた。そして、こ
のような従来鋼にあっては、特にプラスチック成形用金
型のように高硬度、高誼面性、耐食性を同時に要求され
る過酷な条件に対しては対応できないのが現状である。
そこで、上記した各鋼のうち、耐食性には優れているが
耐摩耗性に劣る5US420J2鋼において、耐摩耗性
を向上させるためにそのC含有量を高めることも考えら
れるが、C含有量を高めた場合には巨大炭化物が現われ
るようになり、鏡面性が著しく低下してしまうという問
題点があった。
耐摩耗性に劣る5US420J2鋼において、耐摩耗性
を向上させるためにそのC含有量を高めることも考えら
れるが、C含有量を高めた場合には巨大炭化物が現われ
るようになり、鏡面性が著しく低下してしまうという問
題点があった。
(発明の目的)
この光り1は、1:述した従来の問題点にかんがみてな
されたもので、耐食性には優れているが耐摩耗性に劣る
5US420J2鋼において、その耐WJL性を向にさ
せるためにC含有量を増加させたときでも、製造[程に
独特のL夫を凝らすことによって、巨人炭化物が現われ
るのを防止し、耐食性および#摩耗性のみならず鏡面性
にも著しく優れたL几鋼を得ることができ、とくに高鏡
面性が要求されるプラスチック成形用金型などの金型や
軸受のほか各種用途の丁具としても好適な高硬度1耐食
[具鋼を得ることができる[具鋼の製造方法を提供する
ことを目的としている。
されたもので、耐食性には優れているが耐摩耗性に劣る
5US420J2鋼において、その耐WJL性を向にさ
せるためにC含有量を増加させたときでも、製造[程に
独特のL夫を凝らすことによって、巨人炭化物が現われ
るのを防止し、耐食性および#摩耗性のみならず鏡面性
にも著しく優れたL几鋼を得ることができ、とくに高鏡
面性が要求されるプラスチック成形用金型などの金型や
軸受のほか各種用途の丁具としても好適な高硬度1耐食
[具鋼を得ることができる[具鋼の製造方法を提供する
ことを目的としている。
1発+51の構成J
(問題点を解決するための7段)
この発明による高硬度でかつ耐食性および鏡面性算に優
れた工具鋼の製造方法は、重量%で、C:0.35〜0
.55%、Si:0.5〜3%。
れた工具鋼の製造方法は、重量%で、C:0.35〜0
.55%、Si:0.5〜3%。
Mn:2%以)、Cr:6〜14%を基本成分として含
有し、必要に応じてMo:0.2〜4%、必要に応じて
REM(希土類元素):o、oot〜0.5%、Y:0
.OO1〜1.0%のうちの1種以上などを含有する工
具鋼鋼材に対し、必要に応じてあらかじめ歪を付与する
加工を行ったのち、溶融相が現出せずかつ炭化物を固溶
しうる温度で高温ソーキングを施すことにより炭化物を
固溶させるとともにボイドを発生させ、次いで前記ボイ
ドを圧着しうる加工率で塑性加工を行うようにしたこと
を特徴とするものである。
有し、必要に応じてMo:0.2〜4%、必要に応じて
REM(希土類元素):o、oot〜0.5%、Y:0
.OO1〜1.0%のうちの1種以上などを含有する工
具鋼鋼材に対し、必要に応じてあらかじめ歪を付与する
加工を行ったのち、溶融相が現出せずかつ炭化物を固溶
しうる温度で高温ソーキングを施すことにより炭化物を
固溶させるとともにボイドを発生させ、次いで前記ボイ
ドを圧着しうる加工率で塑性加工を行うようにしたこと
を特徴とするものである。
この発明が適用される工具鋼鋼材は、前述のように、重
量比でC:0.35〜0.55%、Si:0.5〜3%
、M n : 2%以下、Cr:6〜14%を基本成分
として含有し、その他必要に応じてMo、Cu、REM
、Y等々を含むものであるが、以下にそれらの成分範囲
の限定理由(重量%)について説明する。
量比でC:0.35〜0.55%、Si:0.5〜3%
、M n : 2%以下、Cr:6〜14%を基本成分
として含有し、その他必要に応じてMo、Cu、REM
、Y等々を含むものであるが、以下にそれらの成分範囲
の限定理由(重量%)について説明する。
C:0.35〜0.55%
Cはマルテンサイトの硬さを高める一方、高温焼もどし
で特殊炭化物を形成し、2次硬化に寄与ナス量重−F4
訊ス−不1.τ ごのC俗け一悴述するようにCr量と
の相関関係で制約を受けるが、0,35%未満では焼入
れ焼もどし硬さが低く、0.55%を超えると、耐食性
が低下するとともに巨大炭化物を形成して鏡面性を低下
させるので、C量は0.35〜0.55%の範囲に限定
した。
で特殊炭化物を形成し、2次硬化に寄与ナス量重−F4
訊ス−不1.τ ごのC俗け一悴述するようにCr量と
の相関関係で制約を受けるが、0,35%未満では焼入
れ焼もどし硬さが低く、0.55%を超えると、耐食性
が低下するとともに巨大炭化物を形成して鏡面性を低下
させるので、C量は0.35〜0.55%の範囲に限定
した。
Si:0.5〜3%
Siは、脱酸剤として添加されるが、高温焼もどし硬さ
を高めるとともに耐食性を高める元素である。しかし、
0.5%未満では、脱酸が不十分となり、非金属介在物
が多くなるので好ましくなく、3%を超えると、熱間加
工性および靭性を低下させるので、Si量は0.5〜3
%の範囲に限定した。
を高めるとともに耐食性を高める元素である。しかし、
0.5%未満では、脱酸が不十分となり、非金属介在物
が多くなるので好ましくなく、3%を超えると、熱間加
工性および靭性を低下させるので、Si量は0.5〜3
%の範囲に限定した。
M n : 2%以下
Mnは、脱酸および脱硫剤として作用し、鋼の清浄度を
向上させるとともに、焼入性の向上に寄与する元素であ
る。しかし、多すぎると加工性を害するので、Mn量は
2%以下に限定した。
向上させるとともに、焼入性の向上に寄与する元素であ
る。しかし、多すぎると加工性を害するので、Mn量は
2%以下に限定した。
Cr:6〜14%
Crは、酸化皮膜を形成して不働態化することにより耐
食性を向北させるとともに、焼入れ時にフェライト基地
に固溶して焼入性を高める元素である。しかし、Cr量
が6%未満では耐食性の向Eおよび焼入れ性を高める効
果が少なく、一方、14%を超えると、硬さを低下させ
るとともに靭性を劣化させるので、C’rlは6〜14
%の範囲に限定した。
食性を向北させるとともに、焼入れ時にフェライト基地
に固溶して焼入性を高める元素である。しかし、Cr量
が6%未満では耐食性の向Eおよび焼入れ性を高める効
果が少なく、一方、14%を超えると、硬さを低下させ
るとともに靭性を劣化させるので、C’rlは6〜14
%の範囲に限定した。
M o : 0 、2〜4%
MOは、耐食性を南北させるとともに、焼入れ性および
焼もどし抵抗性を高め、また靭性を高める元素である。
焼もどし抵抗性を高め、また靭性を高める元素である。
・しかし、0.2%未満では、その効果が少ない一方、
4%を超えると、逆に靭性を低ドさせ、さらに熱間加工
性をも低下させるので、添加する場合のM Omは0.
2〜4%の範囲とするのがよい。
4%を超えると、逆に靭性を低ドさせ、さらに熱間加工
性をも低下させるので、添加する場合のM Omは0.
2〜4%の範囲とするのがよい。
Cu:0.1〜3%
Cuは、耐食性の向上に有効であり、かつ高温焼もどし
硬さを高めるのにも有効な元素である。
硬さを高めるのにも有効な元素である。
しかし、011%未満ではその効果が少ない一方、3%
を超えると、熱間加工性および靭性を低下させるので、
添加する場合のCu量は0.1〜3%、より望ましくは
0.6〜1.2%の範囲とするのがよい REM:0.001〜0.5% REMは、焼入性、#食性、靭性を向上させるとともに
熱間加工性を向上させるのに有効な元素である。しかし
、0.001%未満では、その効果が少なく、0.5%
を超えると、かえって熱間加工性を低下させるので、添
加する場合のREM量は0.001〜0.5%の範囲と
するのがよい。
を超えると、熱間加工性および靭性を低下させるので、
添加する場合のCu量は0.1〜3%、より望ましくは
0.6〜1.2%の範囲とするのがよい REM:0.001〜0.5% REMは、焼入性、#食性、靭性を向上させるとともに
熱間加工性を向上させるのに有効な元素である。しかし
、0.001%未満では、その効果が少なく、0.5%
を超えると、かえって熱間加工性を低下させるので、添
加する場合のREM量は0.001〜0.5%の範囲と
するのがよい。
Y:0.001〜1.0%
Yは、耐食性を向上させる元素である。しかし、0.0
01%未満ではその効果が少なく、一方1.0%を超え
ると、かえって靭性、熱間加工性を低下させるので、添
加する場合のYitt o 、 o o t〜1,0%
の範囲とするのがよい。
01%未満ではその効果が少なく、一方1.0%を超え
ると、かえって靭性、熱間加工性を低下させるので、添
加する場合のYitt o 、 o o t〜1,0%
の範囲とするのがよい。
なお、従来のプラスチック型用鋼において、Ni、Co
、Vを添加する方法が検討されているが、Niは工具鋼
を焼入れする時に残留オーステナイトが生ずるため硬さ
を低下させ、それに伴って鏡面性も劣化し、Coは工具
鋼の焼入性を低下させるため高硬度が得られず、その結
果、鏡面性に有害であり、ざらにVは生成炭化物が表面
から脱落しやすいため、鏡面性を低下させる。
、Vを添加する方法が検討されているが、Niは工具鋼
を焼入れする時に残留オーステナイトが生ずるため硬さ
を低下させ、それに伴って鏡面性も劣化し、Coは工具
鋼の焼入性を低下させるため高硬度が得られず、その結
果、鏡面性に有害であり、ざらにVは生成炭化物が表面
から脱落しやすいため、鏡面性を低下させる。
この発明による工具鋼の製造方法においては。
上記の成分をもつ工具鋼鋼材に対して、前記のように、
必要に応じてあらかじめ歪を付与する加工を行ったのち
、溶融相が現出せずかつ炭化物を固溶しうる温度で高温
ソーキングを施すことにより炭化物を固溶させるととも
にボイドを発生させ、次いで前記ボイドを圧着しうる加
工率で塑性前Z[を行うことを特徴とするものである。
必要に応じてあらかじめ歪を付与する加工を行ったのち
、溶融相が現出せずかつ炭化物を固溶しうる温度で高温
ソーキングを施すことにより炭化物を固溶させるととも
にボイドを発生させ、次いで前記ボイドを圧着しうる加
工率で塑性前Z[を行うことを特徴とするものである。
ここで、前記工具鋼鋼材に対し、高温ソーキング前に、
必要に応じてあらかじめ歪を付与する加工を行うのは、
この後の高温ソーキングにおいて炭化物の固溶を促進さ
せ、ソーキング効果を高めるようにするためであり、一
実施態様においてはこの加工として、すえ込み鍛造を採
用することができる。
必要に応じてあらかじめ歪を付与する加工を行うのは、
この後の高温ソーキングにおいて炭化物の固溶を促進さ
せ、ソーキング効果を高めるようにするためであり、一
実施態様においてはこの加工として、すえ込み鍛造を採
用することができる。
そして、工具鋼鋼材に対しては、溶融層が現出せずかつ
炭化物を固溶しうる温度で高温ンーキングを施すことに
より炭化物を固溶させるとともにボイドを発生させるが
、この場合、ソーキング温度が高すぎると、一部溶融相
が現われるようになるので、より望ましくは1240℃
以下とするのがよい、また、反対にソーキング温度が低
すぎると、ソーキング効果が不十分となり、炭化物を固
溶させることができないと同時に、ボイドを発生させる
ことができなくなるので、より望ましくは1200℃以
上とするのがよい。
炭化物を固溶しうる温度で高温ンーキングを施すことに
より炭化物を固溶させるとともにボイドを発生させるが
、この場合、ソーキング温度が高すぎると、一部溶融相
が現われるようになるので、より望ましくは1240℃
以下とするのがよい、また、反対にソーキング温度が低
すぎると、ソーキング効果が不十分となり、炭化物を固
溶させることができないと同時に、ボイドを発生させる
ことができなくなるので、より望ましくは1200℃以
上とするのがよい。
このようにして、高温ソーキングにより炭化物を固溶さ
せるとともにボイドを発生させ、次いで塑性加工を行う
ことにより前記ボイドを圧着させる。したがって、この
慢性加工では、前記ボイドを圧着させうる加工率で行う
が、必要に応じて複数回に分けて行うようにすることが
できる。
せるとともにボイドを発生させ、次いで塑性加工を行う
ことにより前記ボイドを圧着させる。したがって、この
慢性加工では、前記ボイドを圧着させうる加工率で行う
が、必要に応じて複数回に分けて行うようにすることが
できる。
このようにして製造されたL几鋼は、硬さを増大して耐
摩耗性を向北させるためにC含有量を比較的多くしたに
もかかわらず、巨大炭化物が残存しないものとなってお
り、高硬度でl1ilJJ’j!耗性に優れているとと
もに耐食性に優れ、さらには鏡面性にも後れたものとな
っている。
摩耗性を向北させるためにC含有量を比較的多くしたに
もかかわらず、巨大炭化物が残存しないものとなってお
り、高硬度でl1ilJJ’j!耗性に優れているとと
もに耐食性に優れ、さらには鏡面性にも後れたものとな
っている。
(実施例)
真空誘導溶解炉および真空アーク炉によって第1表に示
す化学成分の工具鋼鋼材をそれぞれ溶製したのち造塊し
、鋼塊の中心部より直径55mm、!さ30mmの試験
片を採取した0次いで、試験片の一部に対して1230
℃です元込比1/20のすえ込み鍛造を行って、高温ソ
ーキング前にあらかじめ歪を打手する加工を行ったのち
、前記試験片のすえ込み鍛造しない他の一部とともに第
2表に示す温度で30時間の高温ソーキングを行った。
す化学成分の工具鋼鋼材をそれぞれ溶製したのち造塊し
、鋼塊の中心部より直径55mm、!さ30mmの試験
片を採取した0次いで、試験片の一部に対して1230
℃です元込比1/20のすえ込み鍛造を行って、高温ソ
ーキング前にあらかじめ歪を打手する加工を行ったのち
、前記試験片のすえ込み鍛造しない他の一部とともに第
2表に示す温度で30時間の高温ソーキングを行った。
次いで、高温ソーキング材に対して鍛練比1.4S 、
3Sの鍛造を行ったのち、In伸材の炭化物分布(巨大
炭化物量)およびボイド消滅状況(ボイド数)を観察し
た。この結果を同じく第2表に示す。
3Sの鍛造を行ったのち、In伸材の炭化物分布(巨大
炭化物量)およびボイド消滅状況(ボイド数)を観察し
た。この結果を同じく第2表に示す。
第2表に示すように、この発明の条件を満足する[具鋼
では、鍛造後に巨大炭化物がほとんどなく、また高温ソ
ーキングにより発生したボイドは適正鍛造により消滅し
ているものであった。また1表面の硬さが大きく耐摩耗
性に優れていると共に、耐食性にも優れたものであり、
耐摩耗性および耐食性ならびに高鏡面性が要求されるプ
ラスチック成形用金型、軸受およびその他各種用途の[
具素材に適しているものであることが確かめられた。
では、鍛造後に巨大炭化物がほとんどなく、また高温ソ
ーキングにより発生したボイドは適正鍛造により消滅し
ているものであった。また1表面の硬さが大きく耐摩耗
性に優れていると共に、耐食性にも優れたものであり、
耐摩耗性および耐食性ならびに高鏡面性が要求されるプ
ラスチック成形用金型、軸受およびその他各種用途の[
具素材に適しているものであることが確かめられた。
これに対し、ソーキング温度が低すぎる場合には炭化物
の固溶が不1・分であって、鍛造後に巨大炭化物が残存
したものとなり1反対にソーキング温度が高すぎる場合
には一部溶融を生じて好ましくないことが確認された。
の固溶が不1・分であって、鍛造後に巨大炭化物が残存
したものとなり1反対にソーキング温度が高すぎる場合
には一部溶融を生じて好ましくないことが確認された。
[発明の効果]
以し説明してきたように、この発明による工具鋼の製造
方法は、重礒%で、C:0.35〜0.55%、Si:
0.5〜3%、M n : 2%以ド、Cr:6〜14
%を基本成分として含有し、その他必要に応じてMo
、Cu 、REM、Y等々を含有する工具鋼鋼材に対し
、必要に応じてあらかじめ歪を打手する加工を行ったの
ち、溶融相が現出せずかつ炭化物を固溶しうる温度で高
温ソーキングを施すことにより炭化物を固溶させるとと
もにボイドを発生させ、次いで前記ボイドを圧着しうる
加r率で塑性加工を行うようにしたから、従来の例えば
5US420J2よりもC含有量を増加させて硬さを増
大させ、耐摩耗性を向りできるようにしたときでも、巨
大炭化物が残存しないL具鋼を製造することが可能とな
り、高硬度、高耐食性および高鏡面性が要求される例え
ばプラスチック成形用金型や、軸受およびその他の工具
素材として好適な工具鋼を提供することが可能であると
いう非常に優れた効果がもたらされる。
方法は、重礒%で、C:0.35〜0.55%、Si:
0.5〜3%、M n : 2%以ド、Cr:6〜14
%を基本成分として含有し、その他必要に応じてMo
、Cu 、REM、Y等々を含有する工具鋼鋼材に対し
、必要に応じてあらかじめ歪を打手する加工を行ったの
ち、溶融相が現出せずかつ炭化物を固溶しうる温度で高
温ソーキングを施すことにより炭化物を固溶させるとと
もにボイドを発生させ、次いで前記ボイドを圧着しうる
加r率で塑性加工を行うようにしたから、従来の例えば
5US420J2よりもC含有量を増加させて硬さを増
大させ、耐摩耗性を向りできるようにしたときでも、巨
大炭化物が残存しないL具鋼を製造することが可能とな
り、高硬度、高耐食性および高鏡面性が要求される例え
ばプラスチック成形用金型や、軸受およびその他の工具
素材として好適な工具鋼を提供することが可能であると
いう非常に優れた効果がもたらされる。
Claims (5)
- (1)重量%で、C:0.35〜0.55%、Si:0
.5〜3%、Mn:2%以下、Cr:6〜14%を基本
成分として含有する工具鋼鋼材に対し、溶融相が現出せ
ずかつ炭化物を固溶しうる温度で高温ソーキングを施す
ことにより炭化物を固溶させるとともにボイドを発生さ
せ、次いで前記ボイドを圧着しうる加工率で塑性加工を
行うことを特徴とする工具鋼の製造方法。 - (2)高温ソーキングの温度が1200〜 1240℃であることを特徴とする特許請求の範囲第(
1)項記載の工具鋼の製造方法。 - (3)重量%で、C:0.35〜0.55%、Si:0
.5〜3%、Mn:2%以下、Cr:6〜14%を基本
成分として含有する工具鋼鋼材に対し、あらかじめ歪を
付与する加工を行ったのち、溶融相が現出せずかつ炭化
物を固溶しうる温度で高温ソーキングを施すことにより
炭化物を固溶させるとともにボイドを発生させ、次いで
前記ボイドを圧着しうる加工率で塑性加工を行うことを
特徴とする工具鋼の製造方法。 - (4)あらかじめ歪を付与する加工がすえ込み鍛造であ
ることを特徴とする特許請求の範囲第(3)項記載の工
具鋼の製造方法。 - (5)高温ソーキングの温度が1200〜 1240℃であることを特徴とする特許請求の範囲第(
3)項または第(4)項記載の工具鋼の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61095593A JPH0739607B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | 鏡面仕上加工性に優れた工具鋼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61095593A JPH0739607B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | 鏡面仕上加工性に優れた工具鋼の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62250121A true JPS62250121A (ja) | 1987-10-31 |
| JPH0739607B2 JPH0739607B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=14141869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61095593A Expired - Lifetime JPH0739607B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | 鏡面仕上加工性に優れた工具鋼の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739607B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01201422A (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-14 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 耐食・耐熱軸受用鋼の熱処理方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59179761A (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-12 | Daido Steel Co Ltd | 高硬度耐食プラスチック型用鋼 |
| JPS60152625A (ja) * | 1984-01-20 | 1985-08-10 | Agency Of Ind Science & Technol | 工具鋼の調質法 |
-
1986
- 1986-04-23 JP JP61095593A patent/JPH0739607B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59179761A (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-12 | Daido Steel Co Ltd | 高硬度耐食プラスチック型用鋼 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01201422A (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-14 | Sanyo Special Steel Co Ltd | 耐食・耐熱軸受用鋼の熱処理方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0739607B2 (ja) | 1995-05-01 |
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