JPS62252005A - 強誘電体薄膜素子 - Google Patents
強誘電体薄膜素子Info
- Publication number
- JPS62252005A JPS62252005A JP61097102A JP9710286A JPS62252005A JP S62252005 A JPS62252005 A JP S62252005A JP 61097102 A JP61097102 A JP 61097102A JP 9710286 A JP9710286 A JP 9710286A JP S62252005 A JPS62252005 A JP S62252005A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin film
- ferroelectric thin
- ferroelectric
- polarization
- substrate
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- Pending
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- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は焦電型赤外線検出素子、圧電素子、電気光学素
子等に用いられる強誘電体薄膜素子に関する。
子等に用いられる強誘電体薄膜素子に関する。
従来の技術
強誘電体のエレクトロニクス分野における応用は、赤外
線検出素子、圧電素子、光変調素子、メモリー素子など
さまざまなものがある。近年の半導体技術の進歩による
電子部品の小型化にともない、強誘電体素子も薄膜化が
進みつつある。
線検出素子、圧電素子、光変調素子、メモリー素子など
さまざまなものがある。近年の半導体技術の進歩による
電子部品の小型化にともない、強誘電体素子も薄膜化が
進みつつある。
ところで、強誘電体の自発分極Psの変化を出力として
取り出す、例えば焦電型赤外線検出素子や圧電素子等で
は、強誘電体材料のPsが一方向に揃っている時、最も
大きい出力が得られる。
取り出す、例えば焦電型赤外線検出素子や圧電素子等で
は、強誘電体材料のPsが一方向に揃っている時、最も
大きい出力が得られる。
発明が解決しようとする問題点
現在、赤外線検出素子や圧電素子等に用いられている強
誘電体磁器は多結晶体であり、結晶軸の配列に方向性は
無く、従って自発分極Psもでたら目に配列している。
誘電体磁器は多結晶体であり、結晶軸の配列に方向性は
無く、従って自発分極Psもでたら目に配列している。
エピタキシャル強誘電体薄膜、配向性強誘電体薄膜は結
晶の分極軸は揃っているが、電気的な自発分極Psは1
80° ドメインを作り交互に配列している。そこで、
これら材料を上述のようなエレクトロニクス素子として
用いる場合、材料に高電界(〜100kV/cm)を印
加してPsの向きを揃える分極処理が必要である。
晶の分極軸は揃っているが、電気的な自発分極Psは1
80° ドメインを作り交互に配列している。そこで、
これら材料を上述のようなエレクトロニクス素子として
用いる場合、材料に高電界(〜100kV/cm)を印
加してPsの向きを揃える分極処理が必要である。
また、PbTiO3やPLZTなどの薄膜の作製に関し
ては多くの報告があるが、それらの強誘電相の領域の薄
膜について、その分極軸であるC軸に配向した薄膜、自
発分極までも一方向に配向した薄膜は実現されていない
。
ては多くの報告があるが、それらの強誘電相の領域の薄
膜について、その分極軸であるC軸に配向した薄膜、自
発分極までも一方向に配向した薄膜は実現されていない
。
強誘電体材料に高電界を印加してPsを揃える方法では
次のような問題点が生じる。
次のような問題点が生じる。
(1)分極処理により絶縁破壊が生ずる場合があり、歩
留まりが下がる。
留まりが下がる。
(2)高分解能アレイ素子の様に多(の微小素子が高密
度に配列しているものでは、それらを均一に分極するこ
とが困難である。
度に配列しているものでは、それらを均一に分極するこ
とが困難である。
(3)半導体デバイス上に強誘電体薄膜を形成した集積
化デバイスでは、分極処理そのものが不可能な場合があ
る。
化デバイスでは、分極処理そのものが不可能な場合があ
る。
問題点を解決するための手段
強誘電体薄膜として、化学式が(PbxLay )(T
iz2rw)O+で組成比が (a) 0.70≦x≦L O,9≦x+y≦L O,
95≦z≦11(b) x−1,y==0、0.45≦
z<lSz+w−1、(c) 0.83≦x<1、x+
y−110,5≦z<1゜0.96≦z+−≦1 のうちから選択された一つの範囲にあり、膜厚が4μ園
以下であり、その分極軸の758以上が一方に配向した
ものを用いる。
iz2rw)O+で組成比が (a) 0.70≦x≦L O,9≦x+y≦L O,
95≦z≦11(b) x−1,y==0、0.45≦
z<lSz+w−1、(c) 0.83≦x<1、x+
y−110,5≦z<1゜0.96≦z+−≦1 のうちから選択された一つの範囲にあり、膜厚が4μ園
以下であり、その分極軸の758以上が一方に配向した
ものを用いる。
作用
上記のような強誘電体薄膜においては、Psが既に揃っ
た自然分極が得られ、分極処理をおこなう必要が無く、
歩留まり良(、高性能の強誘電体素子が実現できる。
た自然分極が得られ、分極処理をおこなう必要が無く、
歩留まり良(、高性能の強誘電体素子が実現できる。
実施例
第1図は本発明に従って作製した強誘電体薄膜素子の一
実施例の断面図である。
実施例の断面図である。
(100)でへき関し鏡面研摩したMgO単結晶を基板
1とし、下部電極2として膜厚0.2μmのPt薄膜を
スパッタリングにより形成した。スパッタガスはAr−
02混合ガスである。ついで、強誘電体薄膜3を0.5
〜8μm成長させた。方法は高周波マグネトロンスパッ
タ法で、Arと02の混合ガスを用い、スパッタリング
ターゲットは 1 (1−Y)PbxLayTizZr−Os +YP
bO1” (1)の粉末である。表1にスパッタリング
条件を示す。
1とし、下部電極2として膜厚0.2μmのPt薄膜を
スパッタリングにより形成した。スパッタガスはAr−
02混合ガスである。ついで、強誘電体薄膜3を0.5
〜8μm成長させた。方法は高周波マグネトロンスパッ
タ法で、Arと02の混合ガスを用い、スパッタリング
ターゲットは 1 (1−Y)PbxLayTizZr−Os +YP
bO1” (1)の粉末である。表1にスパッタリング
条件を示す。
ついでこの薄膜上に上部電極4としてNi−Cr電極を
蒸着し、強誘電体薄膜素子を作製した。さらに、強誘電
体薄1llI3の下部における基板1には開口5を設け
た。
蒸着し、強誘電体薄膜素子を作製した。さらに、強誘電
体薄1llI3の下部における基板1には開口5を設け
た。
表1
第2図に代表的な薄膜のX線回折パターンを示す。ペロ
ブスカイト構造の(001)と(100)反射、及びそ
の高次の反射のみ観察される。また(001)反射の強
度が(100)のそれと比べて著しく大きいのでC軸配
向膜であることがわかる。C軸配向率αを次の式で定義
する。
ブスカイト構造の(001)と(100)反射、及びそ
の高次の反射のみ観察される。また(001)反射の強
度が(100)のそれと比べて著しく大きいのでC軸配
向膜であることがわかる。C軸配向率αを次の式で定義
する。
α利(oo++/1l(oo+)+I(too)1ここ
でI(0011、および1(too)はそれぞれ(00
1)と(100)反射の回折強度を表す。得られた薄膜
の誘電率と焦電係数の測定を行った。
でI(0011、および1(too)はそれぞれ(00
1)と(100)反射の回折強度を表す。得られた薄膜
の誘電率と焦電係数の測定を行った。
第3図にC軸配向率に対するPbTiOsの焦電係数γ
の変化、第4図に誘電率εの変化を示す。
の変化、第4図に誘電率εの変化を示す。
よく知られている様に、焦電係数は自発分極Psの配向
に比例して大きくなる。焦電係数は配向率の増加と共に
大きくなり、誘電率は小さくなる。第3図及び第4図に
は分極処理(200℃で100kV/cwflO分印加
)を行なった場合の結果についても示しである。配向率
が小さい場合、分極処理前後で焦電係数及び誘電率の値
は大きく変化する。配向率が75零になると焦電係数は
1.6xlO’C/ cdKとなり、この値は200℃
でl OOk V / c+*印加して分極処理を行っ
たPbTiO3セラミクス(y−1,8xlO−’C/
cjK)とほぼ同等の値である。配向率80零の場合焦
電係数は2.5xlO−tic/cjKであり、PbT
iOsセラミクスの値にくらべかなり大きい。また、分
極処理後の値と比べ殆ど変わらないばかりでなく、配向
率が小さい場合の分極後の値より大きい。誘電率は、配
向率75zの場合、セラミクスの1/2の値で約100
である。Laを添加したPbTiC)3(PLT)の場
合でも、同じ結果が得られた。
に比例して大きくなる。焦電係数は配向率の増加と共に
大きくなり、誘電率は小さくなる。第3図及び第4図に
は分極処理(200℃で100kV/cwflO分印加
)を行なった場合の結果についても示しである。配向率
が小さい場合、分極処理前後で焦電係数及び誘電率の値
は大きく変化する。配向率が75零になると焦電係数は
1.6xlO’C/ cdKとなり、この値は200℃
でl OOk V / c+*印加して分極処理を行っ
たPbTiO3セラミクス(y−1,8xlO−’C/
cjK)とほぼ同等の値である。配向率80零の場合焦
電係数は2.5xlO−tic/cjKであり、PbT
iOsセラミクスの値にくらべかなり大きい。また、分
極処理後の値と比べ殆ど変わらないばかりでなく、配向
率が小さい場合の分極後の値より大きい。誘電率は、配
向率75zの場合、セラミクスの1/2の値で約100
である。Laを添加したPbTiC)3(PLT)の場
合でも、同じ結果が得られた。
以上述べたとおりp b T iO3、及びPLT薄膜
では、薄膜作製時に十分にC軸に配向しておれば分極処
理を行わな(でも自発分極が揃っており、特に配向率7
5%以上の薄膜でその効果が大きいことが明らかになっ
た。
では、薄膜作製時に十分にC軸に配向しておれば分極処
理を行わな(でも自発分極が揃っており、特に配向率7
5%以上の薄膜でその効果が大きいことが明らかになっ
た。
ところで、薄膜のC軸の配向率は膜厚により変化するこ
とを見い出した。第5図はC軸の配向率と膜厚との関係
を表す。図より明らかな様に、膜厚の増大とともにC軸
の配向率は大きく減少する。膜厚が8μmを越えるとC
軸の配向度は平均値で60%程度に下がってしまう。し
たがって、Psが既に揃った自然分極が得られるのは、
膜厚が約4μ端以下が望ましい。
とを見い出した。第5図はC軸の配向率と膜厚との関係
を表す。図より明らかな様に、膜厚の増大とともにC軸
の配向率は大きく減少する。膜厚が8μmを越えるとC
軸の配向度は平均値で60%程度に下がってしまう。し
たがって、Psが既に揃った自然分極が得られるのは、
膜厚が約4μ端以下が望ましい。
下部電極としてAuを用いた場合でも全く同じ結果が得
られた。
られた。
本実施例で作製した強誘電体薄膜素子を赤外線センサと
して利用する場合、焦電材料としての性能指数である[
焦電係数/誘電率1の値は大きくなる。200℃で10
分間100 k V / c+s印加して分極処理を行
ったPbTiO3セラミクスの値と比較して、PbTi
O3薄膜で2.5倍、PLTfil!Iで3倍の値を示
す。
して利用する場合、焦電材料としての性能指数である[
焦電係数/誘電率1の値は大きくなる。200℃で10
分間100 k V / c+s印加して分極処理を行
ったPbTiO3セラミクスの値と比較して、PbTi
O3薄膜で2.5倍、PLTfil!Iで3倍の値を示
す。
つまり、本発明による強誘電体薄膜を用いると、全く分
極処理を行わなくても優れた特性の赤外線センサが作製
されることがわかる。
極処理を行わなくても優れた特性の赤外線センサが作製
されることがわかる。
上記の例でも分かるように本発明の強誘電体薄膜を用い
た素子では分極処理を行わな(でも大きな出力が取り出
せる。これは赤外線センサばかりでな(圧電素子、光ス
ィッチなど電気光学素子等においても同様である。
た素子では分極処理を行わな(でも大きな出力が取り出
せる。これは赤外線センサばかりでな(圧電素子、光ス
ィッチなど電気光学素子等においても同様である。
発明の効果
本発明による強誘電体薄膜素子は、分極処理が不要であ
り、また特性も優れていて、作製も容易であるから、実
用的にきわめて有効である。
り、また特性も優れていて、作製も容易であるから、実
用的にきわめて有効である。
第1図は発明の一実施例における強誘電体薄膜素子の断
面図、第2図は本発明の一実施例に於ける強誘電体薄膜
のX線回折パターンを示す図、第3図はC軸配向率と焦
電係数の関係を示す図、第4図はC軸配向率と誘電率の
関係を示す図、第5図はC軸配向率と膜厚との関係を示
す図である。 1・・・基板、2・・・下部電極、3・・・強誘電体薄
膜、4・・・上部電極、5・・・開口部。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 他1名第1図 第2図 第3図 θ6 =0、f3 1. Ocm配向卑澤 第4図 0平虫西己σ弓率 :び、 第5図 0.5 / 2 4
8膵厚(、a机)
面図、第2図は本発明の一実施例に於ける強誘電体薄膜
のX線回折パターンを示す図、第3図はC軸配向率と焦
電係数の関係を示す図、第4図はC軸配向率と誘電率の
関係を示す図、第5図はC軸配向率と膜厚との関係を示
す図である。 1・・・基板、2・・・下部電極、3・・・強誘電体薄
膜、4・・・上部電極、5・・・開口部。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 他1名第1図 第2図 第3図 θ6 =0、f3 1. Ocm配向卑澤 第4図 0平虫西己σ弓率 :び、 第5図 0.5 / 2 4
8膵厚(、a机)
Claims (4)
- (1)基板と、その基板上に形成され、化学式が(Pb
_xLa_y)(Ti_zZr_w)O_2で組成比が (a)0.70≦x≦1、0.9≦x+y≦1、0.9
5≦z≦1、w=0、 (b)x−1、y−0、0.45≦z<1、z+w=1
、 (c)0.83≦x<1、x+y=1、0.5≦z<1
、0.96≦z+w≦1 のうちから選択された一つの範囲にあり、膜厚が4μm
程度以下である強誘電体薄膜と、この強誘電体薄膜に付
設された電極とを備え、その分極軸の75%以上が一方
向に配向していることを特徴とする強誘電体薄膜素子。 - (2)基板上に形成された1個以上の下部電極と、この
下部電極上に形成された強誘電体薄膜と、この強誘電体
薄膜上に前記下部電極と対向して設けられた1個以上の
上部電極とを備えた特許請求の範囲第1項記載の強誘電
体薄膜素子。 - (3)基板がMgOであることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の強誘電体薄膜素子。 - (4)下部電極がPt、またはAuであることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の強誘電体薄膜素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61097102A JPS62252005A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 強誘電体薄膜素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61097102A JPS62252005A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 強誘電体薄膜素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62252005A true JPS62252005A (ja) | 1987-11-02 |
Family
ID=14183250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61097102A Pending JPS62252005A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 強誘電体薄膜素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62252005A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6121647A (en) * | 1996-06-26 | 2000-09-19 | Tdk Corporation | Film structure, electronic device, recording medium, and process of preparing ferroelectric thin films |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60131704A (ja) * | 1983-12-20 | 1985-07-13 | 松下電器産業株式会社 | 焦電形熱検出素子 |
-
1986
- 1986-04-25 JP JP61097102A patent/JPS62252005A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60131704A (ja) * | 1983-12-20 | 1985-07-13 | 松下電器産業株式会社 | 焦電形熱検出素子 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6121647A (en) * | 1996-06-26 | 2000-09-19 | Tdk Corporation | Film structure, electronic device, recording medium, and process of preparing ferroelectric thin films |
| US6387712B1 (en) | 1996-06-26 | 2002-05-14 | Tdk Corporation | Process for preparing ferroelectric thin films |
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