JPS62255138A - 塗装鋼材 - Google Patents

塗装鋼材

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JPS62255138A
JPS62255138A JP9827186A JP9827186A JPS62255138A JP S62255138 A JPS62255138 A JP S62255138A JP 9827186 A JP9827186 A JP 9827186A JP 9827186 A JP9827186 A JP 9827186A JP S62255138 A JPS62255138 A JP S62255138A
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JP
Japan
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treatment agent
steel
agent
silane coupling
polytitanocarbosilane
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JP9827186A
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義久 仮屋園
和幸 鈴木
加藤 弘忠
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は塗装鋼材に関し、更に詳しくは鋼材と有機塗膜
の間の接着性と防食性を向上させた塗装鋼材に関するも
のである。
(従来の技術) 鋼板、鋼管等の鋼材の防食のために、鋼材の表面に化学
的安定性の優れた有機樹脂塗料を塗装することが多くな
って来た。然るに近年、」二記の塗装鋼材の使用環境が
寒冷地から熱帯に至る幅広い温度環境へと変化すると共
に、海岸、河川域等の接木腐食環境へも適用されるに至
り、低温から高温に至る幅広い温度範囲で優れた防食性
能を持つ塗装鋼材が必要とされるようになって来た。塗
装鋼材に優れた長期に亘る防食性能を付与するためには
、有機塗膜を鋼材表面に強固に接着する必要がある。
従来から、有機塗膜を鋼材表面に強固に接着するために
、予じめ鋼材の表面に下地処理を施す方法がいくつか提
案されてきた。例えば、特開昭59−11.5832号
公報に見られるように、第2図に示す如く、鋼材1とエ
ポキシ樹脂塗膜5の間にクロメート処理剤層を介在させ
た塗装鋼材あるいは特開昭60−23038号公報に見
られるように、第3図に示す如く、鋼材1とエポキシ樹
脂塗膜5の間にシランカップリング剤層4を介在させた
塗装鋼材がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、このような塗装鋼材には、 (a)鋼材の下地処理剤としてクロメ−1−処理剤を用
いた塗装鋼材では、 高温の水および塩水に長期間浸漬すると、クロメート処
理剤層の水および塩水の透過に対する遮蔽作用が小さい
ので、鋼材とクロメート処理剤層の間の界面に水および
塩水が集積すると共に有機塗膜の収縮力が作用して接着
性が低下する。
(b)鋼材の下地処理剤としてシランカップリング剤を
用いた塗装鋼材では、 高温の水および塩水に長時間浸漬すると、シランカップ
リング剤層の水および塩水の透過に対する遮蔽作用が小
さいので、鋼材とクロメート処理層の間の界面に水およ
び塩水が集積すると共に有機塗膜の収縮力が作用して接
着性が低下する。
従来の技術を以ってしては、以」二の如き問題点があり
、接着性、高温での耐水性と耐塩水性に優れた塗装鋼材
を得ることが困難であった。
本発明は塗装鋼材において、鋼材と有機塗膜との間の接
着性が良好で、かつ高温での耐水性と耐塩水性が優れた
塗装鋼材を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は、上述の問題点を解決すべく鋭意検討を加え
た結果、鋼材表面にシリカ系分散剤を含むクロメート処
理剤を塗布して焼付けたのち、ポリチタノカルボシラン
処理剤を塗布して焼付け、更に基の上にキレート剤とシ
ランカップリング剤の混合処理剤を塗布して焼付けるこ
とにより、強固でかつ高温の水および塩水に浸漬後の接
着性が共に極めて優れた塗装鋼材が得られることを見出
し、本発明に至った。
すなわち、本発明は第1図に示す如く、鋼材1の表面に
シリカ系分散剤を含むクロメート処理剤層2、ポリチタ
ノカルボシラン処理剤層3、キレート剤とシランカップ
リンク処理剤の混合処理剤層4、および有機塗膜5を順
次積層したことを特徴とする塗装鋼材に関するものであ
る。
(作 用) 以下、本発明につき詳細に説明する。
本発明に用いる鋼材とは、冷延鋼板、熱延鋼板、厚板鋼
板等の鋼板、H形鋼、■形鋼、■、形鋼等の形鋼、鋼矢
板、棒鋼、鋼線、鎚鉄管、鋼管および鋼管矢板である。
また、これらの鋼板、形鋼、鋼矢板、棒鋼、鋼線、鋼管
および鋼管矢板の表面に亜鉛、スズ、ニッケル、クロム
、アルミニウム、亜鉛−アルミニウム、亜鉛−ニッケル
、亜鉛−ニッケルーコバルト等のメッキを施した鋼材で
あっても良い。
本発明で使用するクロメート処理剤とは、蒸留水に無水
クロム酸(CrO2)を溶解させたクロム酸水溶液を有
機質の還元剤で部分的に還元し、6価のクロムイオンと
3価のクロムイオンを混在させ、かつシリカ系分散剤を
混合したものであるが、必要に応じてクロム酸の一部を
水溶性クロム酸塩又は水溶性重クロム酸塩で置換えるこ
とができ、さらには水溶性金属塩を添加したものである
。6価から3価へのクロムの部分的還元に使用する有機
質の還元剤としては、メチルアルコール、エチルアルコ
ール等の1価アルコール、ポリエチレングリコール、ポ
リビニルアルコール、ソルビトール等の多価アルコール
、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン等のアル
キロールアミン、ピロガロール等の芳香族多価アルコー
ル、ギ酸、酢酸、シュウ酸等の飽和カルボン酸、コハク
酸、アジピン酸等の不飽和カルボン酸等を用いる。これ
らの還元剤は全クロムに対する6価クロムの比率を所望
の比率に保持するために必要な量を用いる。
所望の比率とは全クロムに対する6価クロムの重量比が
0.25〜0.85の範囲である。この比率に関しては
全クロムに対する6価クロムの重量比が0.25以下で
は、クロメート処理剤層の防食性が著しく低下し、この
重量比が0.85以上では鋼材表面とクロメート処理剤
層の接着性が著しく低下する。
クロム酸の一部を置換する水溶性クロム酸塩、重クロム
酸塩とはアルカリ金属、アルカリ土類金属、鉄族等のク
ロム酸塩や重クロム酸塩である。また、前記クロメート
処理剤に混合するシリカ系分散剤としではコロイダルシ
リカ、シリカ微粉末、珪モリブテン酸微粉末、珪タング
ステン酸微粉末等の無機質シリカ系分散剤、あるいはク
ロメート処理剤中で分解してシリカ源となり得るテトラ
メ1へキシシラン、テトラエ1−キシシラン等のテ1〜
ラアルコキシシランであり、これらのうちから1種また
は2種以上を混合して用いる。
上記のシリカ系分散剤は、クロメート処理液中の各成分
の分散を安定化させ、かつ、クロメ−1へ処理剤を鋼材
表面に塗布して得られる被膜を水に対して不溶解化させ
る作用があると同時に、この被膜の上層に塗布されるポ
リチタノカルボシラン処理剤中のポリチタノカルボシラ
ン分子と縮合反応により強固に結合して両層間の接着性
をiILぬるために著しい効果がある。シリカ系分散剤
の混合量は無水クロム酸100gに対して、2〜45g
の割合で混合する。シリカ系分散剤の混合量が2g以下
では上記の効果がほとんどなく、混合量が45g以上で
はクロメ−1〜処理剤の流動性が著しく悪化し、鋼材表
面に塗布して得られる被膜の平滑性を阻害するため好ま
しくない。
前述の鋼材表面にクロメート処理剤を塗布する前に、脱
脂、酸洗、サンドブラスト処理、グリッドプラス1〜処
理、ショツトブラスト処理等で鋼材表面の油分、スケー
ル等を除去する。油分、スケール等を除去した鋼材表面
にクロメート処理剤を塗布すると鋼材表面の酸化作用お
よび塗布後の加熱によって6価のクロムは還元されて不
溶解化が促進し、水に難溶性の無機質被膜になる。クロ
メート処理剤の焼付温度は鋼材表面温度で120〜25
0℃が適切である。鋼材表面温度が120℃以下ではク
ロメ−1〜処理剤層の不溶解化に非常に長い時間を必要
とするため実用に適さず、250℃以」二ではクロメー
ト処理剤の過度の還元が急激に進み、かえって防食性を
悪化させる。また、クロメート処理剤の付着量は全クロ
ム重量として50〜1200■/イが望ましい。この付
着量が50■/n(以下ではクロメ−1〜処理の防食性
が発揮できず、1200■/m2以上では強固な皮膜が
形成されず、接着力試験でクロメート処理剤被膜内の凝
集破壊が起こり高い接着力を示さなくなる。
本発明に用いるポリチタノカルボシラン処理剤とは、ポ
リチタノカルボシランを有機溶剤で希釈した処理剤であ
る。」二記のポリチタノカルボシランとは、ポリカルボ
シランとチタニウムテ1〜ラブドキシドとを混合し重合
して得られる樹脂である。
上記のポリカルボシランとは次の分子構造を有するポリ
ジメチルシラン、 と次の分子構造を有するポリボロジフェニルシロキサン
、 を混合し重合して得られる樹脂である。
また、上記の有機溶剤とは、N−メチル−ピロリドン、
テトラヒドロフラン、キシレン、ベンゼン、トルエン等
のポリチタノカルボシランを溶解して均一な溶液とし得
る溶媒である。溶液が不均一化する場合には、上記のポ
リチタノカルボシランを前記のクロメート処理剤を塗布
した鋼材の表面に塗布して得られる被膜を平滑にし難く
、防食性能が不均一化するため好ましくない。
上記のポリチタノカルボシラン処理剤を前記のクロメ−
1〜処理剤を塗布した鋼材の表面に塗布し加熱すること
によって、ポリチタノカルボシラン処理剤中のポリチタ
ノカルボシラン分子がクロメ−1〜処理剤剤層中のシリ
カ系分散剤と強固に結合し、ポリチタノカルボシラン処
理剤層とクロメート処理剤層間の接着性が著しく向」ニ
すると同時に、ポリチタノカルボシラン処理剤層が5i
−Ti−C−O系の無機質被膜に変換されて被膜の水お
よび塩水の透過に対するじゃへい作用が著しく向上する
。
上記のポリチタノカルボシラン処理剤は、前記のクロメ
ート処理剤を塗布した鋼材の表面に、該ポリチタノカル
ボシラン処理剤層の膜厚が0.1〜50μm膜厚範囲で
塗布されることが望ましい。上記のポリチタノカルボシ
ラン処理剤層の膜厚に関しては、該ポリチタノカルボシ
ラン処理剤層の膜厚が0.1μm以下では、水、塩水の
透過に対する遮蔽作用がほとんどなく、50μm以上で
は接着性発現までに長時間を要する。
また、上記のポリチタノカルボシラン処理剤を、前記の
クロメート処理剤を塗布した鋼材の表面に塗布して加熱
する際の加熱温度に関しては、前記のクロメート処理剤
を塗布した鋼材の表面温度で400〜1200℃に加熱
する。上記の加熱温度が400℃以下では前記の効果が
小さく、1200℃以上では上記のポリチタノカルボシ
ラン処理剤層の熱劣化を生ずるため好ましくない。
本発明に用いるキレート剤とシランカップリング処理剤
の混合処理剤は、キレート剤の水溶液とシランカップリ
ング剤の水溶液の混合により調合することが望ましい。
上記の混合処理剤の調合方法に関しては、キレ−1〜剤
を水に溶解して均一な水溶液にするために最適なpH値
と、シランカップリング剤を水に溶解して均一な水溶液
とし、かつシランカップリング剤を充分加水分解させて
反応性に富むシラノール化合物に変換させるのに最適な
pH値が異なっているため、両者を別々の水溶液とし、
あとで混合して均一な水溶液にする必要がある。上記の
混合処理剤が不均一な場合には、前述のポリチタノカル
ボシラン処理剤を塗布した鋼材の上層に該混合処理剤を
塗布して得られる被膜を平滑にし難く、接着性が不均一
化して防食性が低下するため好ましくない。
次に本発明に使用するキレート剤とシランカップリング
処理剤の混合処理剤について説明する。
キレ−1−剤としては、エチレンジアミン四酢酸、ニト
リロ三酢酸、1,2−ジアミノシクロヘキサン四酢酸、
N−オキシエチレンジアミン三酢酸、エチレングリコー
ルビス(β−アミノエチルエーテル)四酢酸、エチレン
ジアミン四プロピオン酸等のアミノカルボン酸、ジェタ
ノールアミン、トリエタノールアミン等のアルキロール
アミン類等の水溶性キレート剤であれば差支えない。キ
レート剤は単に水に添加しただけでは溶解しない場合が
あり、アンモニア等のアルカリおよび酢酸、リン酸等の
弱酸を用いてpH調整した水に溶解することにより均一
な水溶液になる6そのpH値は、上記のキレート剤を安
定な水溶液として溶解できるpo値であれば良く、例え
ばエチレンジアミン四酢酸では適切なpH値は5.6〜
6.9の範囲である。また、シランカップリング剤は、
γ−アニリノプロピルトリメトキシシラン、n−ブチル
アミノプロピルトリメトキシシラン、トリメトキシシリ
ルプロピルエチレントリアミン、(アミノエチルアミノ
メチル)フェネチルトリメトキシシラン、γ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシラン、γ−(2−アミノエ
チル)アミノプロピル1−リメトキシシラン等の水溶性
シランカップリング剤等であるが、これ以外の水溶性シ
ランカップリング剤を用いても良い。シランカップリン
グ剤も水に難溶性のものがあり、あらかじめ酢酸、リン
酸等の弱酸でpHを調整した水に添加することにより完
全に溶解することができる。
また、弱酸によって適切な加水分解が起り、反応性に富
むシラノール化合物へ変換して用いることができる。
上記のシランカップリング剤を溶解する水のpH調整に
硫酸、塩酸、硝酸等の強酸を用いた場合には該シランカ
ップリング剤が急激に加水分解されて、生成するシラノ
ール化合物同志が相互に脱水縮合を起こして結合し、水
に不溶性のシロキサンオリゴマー等が発生して沈澱を生
じたり、ゲル化を生じて水溶液が不均一化しやすいため
好ましくない。
上記のシランカップリング剤を溶解する水のρ11値に
関しては、該シランカップリング剤を充分加水分解し、
かつ均一な水溶液にできるpH値であれば差支えないが
、該シランカップリング剤の加水分解が不充分で接着性
が悪い場合には、必要に応じてジブチルスズジアセテー
ト、ジブチルスズジラウレート等の有機金属触媒、テト
ライソプロピルチタネート、テ1〜ラーn−ブチルチタ
ネート等の有機チタネートを添加することもできる。
前述のポリチタノカルボシラン処理剤を塗布した鋼材の
表面に、キレート剤を添加せずにシランカップリング剤
の水溶液を単独塗布すると、該水溶液中のシラノール化
合物があまりに反応性に富むために、該水溶液を塗布し
て得られる湿潤被膜中においてシラノール化合物同志の
間で過度の縮合反応を生しシロキサンオリゴマー等の接
着性のない不活性分子が生成し、失活する。
しかし、キレート剤を併用することによって、シラノー
ル化合物同志の過度の縮合反応を抑制し失活を防止する
。すなわち、前述のポリチタノカルボシラン処理剤を塗
布した鋼材の表面に、上記の混合処理剤を塗布すること
により、該混合処理剤中のシラノール化合物が失活する
ことなくポリチタノカルボシラン処理剤層と縮合反応に
より結合して強固な接着性を発現するため、防食性が著
しく向上する。
」二記の混合処理剤の調合に際しては、あらかじめ調合
する前述のシランカップリング剤の水溶液中のシランカ
ップリング剤濃度とキレート剤の水溶液中のキレート剤
濃度は任意であるが1両者の水溶液を混合して得られる
混合処理剤に関しては。
該混合処理剤IQ中に含まれるシランカップリング剤の
最終モル数を0.01〜2.0モルとし、該シランカッ
プリング剤1モルに対するキレーI〜剤のモル数の比率
を0.01〜0.5になるようにすることが望ましい。
上記のシランカップリング剤の濃度に関しては、上記の
混合処理剤IQ中に含まれるシランカップリング剤のモ
ル数が0.01モル以下では該混合処理剤を塗布して得
られる被膜の接着性が悪く、0.2モル以」二では該混
合処理剤の安定性が悪くなるため好ましくない。さらに
、該シランカップリング剤1モルに対するキレート剤の
モル数の比率が0.01以下ではシランカップリング剤
の失活を防止する効果が小さく、0.5以上では接着性
が低下して防食性が悪くなるため好ましくない。
上記の混合処理剤は、前述のポリチタノカルボシラン処
理剤を塗布した鋼材の表面に、該混合処理剤の付着量が
乾燥重量として10〜11000r、7mの付着量範囲
で塗布されることが望ましい。該混合処理剤の付着量に
関しては、該混合処理剤の付着量が乾燥重量として10
 mg / n?以下では接着性向上効果が小さく、1
000■/イ以上では接着性発現までに長時間を要する
ため実用に適さない。
さらに本発明に用いる有機塗膜について説明する。本発
明でいう有機塗膜とは、エポキシ樹脂塗料、フェノール
・エポキシ樹脂塗料、フッ素樹脂塗料、ポリイミド樹脂
塗料、ポリフェニルサルファイド樹脂塗料等の有機樹脂
塗料からなる塗膜である。
さらに、有機塗膜が耐熱性あるいは高強度であることを
必要とする場合には、上記の有機樹脂塗料にシリカ粉、
酸化チタン粉、ガラス粉、スラグ粉、マイカ粉、ウオラ
ストナイト粉、マピコ粉、三酸化モリブデン粉、珪モリ
ブデン酸粉、二酸化タングステン粉、珪タングステン酸
粉、クロム酸亜鉛粉等の無機充填材あるいは、ガラス繊
維、スラグ繊維、炭素繊維、セラミックス繊維等の繊維
状充填材等の強化材を1種または2種以上混合したもの
を用いることも差支えない。また、有機塗膜に耐候性が
要求される場合には、上記の有機樹脂塗料に、カーボン
ブラック、無機系顔料あるいは有機系顔料等の耐候性材
を混合することもできる。
以上のようにして得た本発明による塗装鋼材の一部断面
は第1図に示す通りのものであり1図中1は酸洗あるい
はブラスト処理等によりスケールを除去した鋼材、2は
シリカ系分散剤を含むクロメート処理剤層、3はポリチ
タノカルボシラン処理剤層、4はキレ−1〜剤とシラン
カップリング剤の混合処理剤層、5は有機塗膜を示して
いる。
また、図中2は全クロム重量として50〜1200■/
イの付着量で、3は0.1〜50μmの厚みで、4は乾
燥重量として10〜1000■/ポの付着量であり、5
はO,OS〜8rttnの厚みを有していると良好な結
果を得ることができる。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
(実施例) 実施例1−0 鋼板(75X 150 X 6mm)を脱脂・グリッド
プラスト処理し、その表面にクロメ−]〜処理剤を全ク
ロム付着量換算で210mg/rrr塗布し、190℃
で加熱して焼付けたのち、ポリチタノカルボシラン処理
剤を18μmの膜厚になるようにスプレー塗布し、レー
ザー照射加熱によって550℃で焼付けて硬化させ、空
冷によって190℃に降温後、キレート剤とシランカッ
プリング剤の混合処理剤を塗膜乾燥重量換算で250m
g/rrrの量を霧吹きノズルで塗布し、210℃で加
熱して硬化させ、引続きエポキシ樹脂の粉体塗料を膜厚
が350μmになるように静電塗布して230℃で焼付
は本発明による塗装鋼板(A)を作成した。その際、」
二記のクロメ−1〜処理剤、ポリチタノカルボシラン処
理剤およびキレート剤とシランカップリング剤の混合処
理剤は次の方法で調合したものを用いた。
クロメ−I−処理剤: 8重量%の無水クロム酸を溶解した水溶液に、ポリビニ
ルアルコールを添加して還元し、全クロムに対する6価
クロムの重量比を0.75に調整した。
次いで、この水溶液IQに対して分散剤としてシリカ微
粉末5gを混合して分散させたのち、ピロガロールを添
加して更に還元し、全クロムに対する6価クロムの重量
比を0.65に調整した。
ポリチタノカルボシラン処理剤: 20重量%のポリチタノカルボシラン(宇部興産n製)
を含むN−メチルピロリドン溶液を調整し、ポリチタノ
カルボシラン処理剤とした。
キレート剤とシランカップリング剤の混合処理剤ニジラ
ンカップリング剤としてγ−アニリノプロピルトリメト
キシシラン(1〜−レ・シリコーン社製SZ 6083
)を用い、酢酸でpl+2.5に調整した蒸留水に溶解
して水溶液を調整した。上記の水溶液とは別に、キレー
ト剤としてエチレンジアミン四酢酸を用い、アンモニア
水でpH6に調整した蒸留水に溶解して水溶液を調整し
た。
上記のγ−アニリノプロピルトリメトキシシラン水溶液
とエチレンジアミン四酢酸水溶液を、両者混合後の処理
剤IQ中に含まれるγ−アニ リノプロピルトリメトキ
シシランのモル数が0.04モルで、かつエチレンジア
ミン四酢酸が該γ−アニリノプロピルトリメトキシシラ
ン1モルに対して0.1モルに含まれるように配合した
。
また、比較材として、上記の塗装鋼板(A)と同じ方法
で、鋼板表面にクロメート処理剤とポリチタノカルボシ
ラン処理剤およびキレート剤とシランカップリング剤の
混合処理剤を塗布する代ねりに、クロメート処理剤だけ
を塗布した特開昭59−115832号公報に相当する
エポキシ樹脂塗装鋼板(B)、およびγ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシランの水溶液だけを塗膜乾燥重
量で260■/m2塗布した特開昭60−23038号
公報に相当するエポキシ樹脂塗装鋼板(C)を作成した
。
上記のA−Cのエポキシ樹脂塗装鋼板について、接着力
試験〔基盤目試験; JIS K5400に従い、鋼材
に対する塗膜の密着性をO〜10の評点(10点満点)
で表示〕、導水浸漬試験(浸漬温度95℃、浸漬時間8
000時間、浸漬後接着力試験を実施)、沸騰塩水浸漬
試験(浸漬温度95℃、浸漬時間8000時間、浸漬液
3%NaC1、浸漬後接着力試験を実施)を実施した結
果を第1表に示した。
第1表 第1表の結果から、接着力、高温での耐水性と耐塩水性
のいずれの性能においても顕著な差が詔められ、特に下
地処理剤としてクロメ−1−処理剤、ポリチタノカルボ
シラン処理剤およびキレート剤とシランカップリング剤
の混合処理剤を用いた本発明によるエポキシ樹脂塗装鋼
板(A)は、クロメート処理剤だけを用いた特開昭59
−1.15832号公報に相当するエポキシ樹脂塗装鋼
板(B)、 およびシランカップリング剤の水溶液だけ
を用いた特開昭60−23038号公報に相当するエポ
キシ樹脂塗装鋼板CC)に比較して、格段に優れた結果
が得られることが確認できた。
実施例2゜ 実施例1と同じ方法で、クロメート処理剤に混入する分
散剤の種類を次の様に変えて上記のエポキシ樹脂塗装鋼
板(A)を作成した。
分散剤;1.微粉末シリカ 2、 コロイダルシリカ 3、 テトラエ1〜キシシラン 4、無添加 上記のエポキシ樹脂塗装鋼板について前記の接着力試験
、湛水浸漬試験および沸騰塩水浸漬試験を実施し比較し
た結果を第2表に示した。
第2表 第2表の結果から、接着力、高温での耐水性と耐塩水性
のいずれの性能においても、分散剤を添加しない場合に
は性能が低下するが、分散剤を添加する場合には分散剤
の種類に拘らず良好な結果を示し、本発明によるクロメ
−1〜処理剤には分散剤を混入する必要があることが確
認できた。
実施例3゜ 実施例1と同じ方法で、キレート剤とシランカップリン
グ剤の混合処理剤の調合に用いるシランカップリング剤
の種類を次の様に変えて前記のエポキシ塗装鋼板(A)
を作成した。
シランカップリング剤: 1、γ−アニリノプロピルトリメトキシシラン2、n−
ブチルアミノプロピルトリメトキシシラン 3、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン 4、トリメトキシシリルプロピルジエチレントリアミン 5、(アミノエチルアミノメチル)フェネチルトリメト
キシシラン 6、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピル1−リメ
トキシシラン 7、無添加 」二記のエポキシ塗装鋼板(A)について、前記の接着
力試験、湛水浸漬試験、沸騰塩水浸漬試験を実施し比較
した結果について第3表に示した。
第3表 第3表の結果から、接着力、高温の耐水性と耐塩水性の
いずれの性能についても、シランカップリング剤を添加
することによって顕著に向」ニしており、本発明による
シランカップリング剤の優れた効果が確認できた。
実施例4゜ 実施例1と同じ方法で、キレート剤とシランカップリン
グ剤の混合処理剤の調合に用いるキレート剤の種類を次
のように変えて前記のエポキシ樹脂塗装鋼板(A)を作
成した。
キレ−tJtl:  1.  エチレンジアミン四酢酸
2、 ニトリロ三酢酸 3、トリエタノールアミン 4、無添加 上記のエポキシ樹脂塗装鋼板について、前記の接着力試
験、製水浸漬試験および沸騰塩水浸漬試験を実施し比較
した結果を第4表に示した。
第4表 第4表の結果から、接着力、高温の耐水性と耐塩水性の
いずれの性能についてもキレート剤を添加することによ
って顕著に向」ニしており、本発明によるシランカップ
リング処理剤にはキレート剤の添加が必要であることが
確認できた。
実施例5゜ 実施例1と同じ方法で、エポキシ樹脂の粉体塗料の代わ
りに、以下の有機樹脂塗料を液状でスプレー塗布して以
下の塗装鋼板を作成した。
有機塗料;1.  フェノール・エポキシ樹脂塗料2、
 フッ素樹脂塗料 3、ポリイミド樹脂塗料 4、 ポリフェニレンサルファイド樹 脂塗料 5、 ポリキノキサリン樹脂塗料 上記の塗装鋼板について、前記の接着力試験、製水浸漬
試験および沸騰塩水浸漬試験を実施し比較した結果を第
5表に示した。
第5表 第5表の結果から、接着力、高温の耐水性と耐塩水性の
いずれの性能においても、有機樹脂塗料の種類に拘らず
良好な結果を示し、本発明による塗装鋼板の優れた効果
を確認できた。
(発明の効果) 実施例からも明らかな如く、本発明による塗装鋼材は従
来のポリオレフィン被覆鋼材に比較して鋼材と有機塗膜
間の接着性、耐沸水浸漬性および耐沸騰塩水浸漬性に格
段に優れるため、従来にない耐久性のある塗装鋼材を提
供できることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による塗装鋼材の一部断面、第2図およ
び第3図は従来法による塗装鋼材の一部断面図である。 ・1.鋼材 2、 シリカ系分散剤を含むクロメート処理剤層3、 
ポリチタノカルボシラン処理剤層4、 キレート剤とシ
ランカップリング剤の混合処理剤層 5、有機塗膜 第1図 1:鋼材 2:クロメート列セ貯り會 3:ポリチタノカルボシラン処理剤層 4:キレート剤とシランカ、ブリンク゛剤の混合処理剤
層5:有機塗膜 第2図 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋼材表面に、シリカ系分散剤を含むクロメート処
    理剤層、ポリチタノカルボシラン処理剤層、キレート剤
    とシランカップリング剤の混合処理剤層、有機塗膜を順
    次積層させたことを特徴とする塗装鋼材。
  2. (2)エポキシ樹脂塗料、フェノール・エポキシ樹脂塗
    料、フッ素樹脂塗料、ポリイミド樹脂塗料、ポリフェニ
    レンサルファイド樹脂塗料等の有機樹脂塗料からなる有
    機塗膜を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の塗装鋼材。
JP9827186A 1986-04-30 1986-04-30 塗装鋼材 Pending JPS62255138A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01184287A (ja) * 1988-01-19 1989-07-21 Sanyo Electric Co Ltd 吸収式冷凍機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01184287A (ja) * 1988-01-19 1989-07-21 Sanyo Electric Co Ltd 吸収式冷凍機

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