JPS62257500A - 吸放湿性無機質繊維板 - Google Patents
吸放湿性無機質繊維板Info
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- JPS62257500A JPS62257500A JP28620686A JP28620686A JPS62257500A JP S62257500 A JPS62257500 A JP S62257500A JP 28620686 A JP28620686 A JP 28620686A JP 28620686 A JP28620686 A JP 28620686A JP S62257500 A JPS62257500 A JP S62257500A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は吸放湿性を有して優れた調湿機能を発揮する無
機質繊維板に関するものである。
機質繊維板に関するものである。
(従来技術とその問題点)
従来から、岩綿や鉱滓綿等の無機質繊維を抄造して得ら
れた無機質繊維板は、防火性、断熱性に優れていること
は知られているが、その反面、木質繊維板に比べて吸湿
、放湿する湿度調整機能が極度に低いために、例えば、
冬の暖房効率を重視した気密性の高い居室構造の内装材
として使用した場合、温度変化によって相対湿度が著し
く且つ頻繁に変化することになる。
れた無機質繊維板は、防火性、断熱性に優れていること
は知られているが、その反面、木質繊維板に比べて吸湿
、放湿する湿度調整機能が極度に低いために、例えば、
冬の暖房効率を重視した気密性の高い居室構造の内装材
として使用した場合、温度変化によって相対湿度が著し
く且つ頻繁に変化することになる。
このため、長時間の暖房を行うと、室内の相対湿度が低
下して皮膚がカサついたり、静電気が発生し易くなり、
又、逆に暖房を切ると、内装材に結露が生じるという問
題点があった。
下して皮膚がカサついたり、静電気が発生し易くなり、
又、逆に暖房を切ると、内装材に結露が生じるという問
題点があった。
一方、無a質繊維板に吸放湿性を付与するために、植物
質繊維を混合したり、或いは、吸水性樹脂等を内添する
ことが考えられるが、前者の場合、耐火性、断熱性が低
下して防火上好ましくなく、後者の場合には、吸湿によ
り無a質繊維板が膨潤して強度点火や寸法変化が生し、
そのため、このような無機質繊維板を天井材等に用いる
と、サグ(垂れ下がり)が生じるという欠点があった。
質繊維を混合したり、或いは、吸水性樹脂等を内添する
ことが考えられるが、前者の場合、耐火性、断熱性が低
下して防火上好ましくなく、後者の場合には、吸湿によ
り無a質繊維板が膨潤して強度点火や寸法変化が生し、
そのため、このような無機質繊維板を天井材等に用いる
と、サグ(垂れ下がり)が生じるという欠点があった。
又、吸水性樹脂は放湿速度が遅いために、繊維板内部に
湿気が残り、強度の低下が一層進行し易いという問題点
があった。
湿気が残り、強度の低下が一層進行し易いという問題点
があった。
本発明はこのような問題点に自みてなされたもので、防
火性は勿論のこと、吸放湿性に優れ且つ吸湿時において
も強度の低下や寸法変化の少ない無機質繊維板を提供す
るものである。
火性は勿論のこと、吸放湿性に優れ且つ吸湿時において
も強度の低下や寸法変化の少ない無機質繊維板を提供す
るものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明の吸放湿性無機質繊維板は、ロックウールやスラ
グウール等の無機質繊維を抄造して得られた無機質繊維
板であって、無機質繊維同志が耐湿性結合剤により結合
されていると共に繊維板内部に吸放湿性を有するアルカ
リ金属塩化合物が内添保持されていることを特徴とする
ものである。
グウール等の無機質繊維を抄造して得られた無機質繊維
板であって、無機質繊維同志が耐湿性結合剤により結合
されていると共に繊維板内部に吸放湿性を有するアルカ
リ金属塩化合物が内添保持されていることを特徴とする
ものである。
無機質繊維板の繊維同志を接合させる耐湿性結合剤とし
ては、フェノール樹脂やメラミン樹脂、或いはケン化度
を高めて耐水化したポリビニルアルコール等の耐湿性合
成樹脂よりなる結合剤が使用され、水溶性のものであっ
ても硬化後、吸湿或いは吸水した場合に、無機質繊維板
の強度低下が少ないものであればよい。
ては、フェノール樹脂やメラミン樹脂、或いはケン化度
を高めて耐水化したポリビニルアルコール等の耐湿性合
成樹脂よりなる結合剤が使用され、水溶性のものであっ
ても硬化後、吸湿或いは吸水した場合に、無機質繊維板
の強度低下が少ないものであればよい。
この耐湿性結合剤の添加量としては、無機質繊維板に防
火性を保持させる必要上、2〜10重量%が好ましい。
火性を保持させる必要上、2〜10重量%が好ましい。
又、アルカリ金属塩化合物としては、ポリアクリル酸ナ
トリウム塩やカリウム塩、或いはケイ酸ナトリウム塩等
のアルカリ金属塩であって吸放湿性に優れたものが使用
され、その内部量は、得ようとする吸放湿性能力の程度
にもよるが、3〜20重量%が良い。
トリウム塩やカリウム塩、或いはケイ酸ナトリウム塩等
のアルカリ金属塩であって吸放湿性に優れたものが使用
され、その内部量は、得ようとする吸放湿性能力の程度
にもよるが、3〜20重量%が良い。
このようなアルカリ金属塩化合物を無機質繊維板に内添
させる方法としては、湿式抄造時に定着剤と共に添加す
る方法と、抄造して得られたマットに強制的に含浸させ
る方法等を採用することができる。
させる方法としては、湿式抄造時に定着剤と共に添加す
る方法と、抄造して得られたマットに強制的に含浸させ
る方法等を採用することができる。
前者の方法、即ち、スラリー中に耐湿性結合剤と共にア
ルカリ金属塩化合物を添加する方法の場合、ロックウー
ル等の無機質繊維にメラミン、耐水化ポリビニルアルコ
ール、フェノール等の耐水性結合剤と共にポリアクリル
酸ナトリウム等のアルカリ金属塩とアニオン系定着剤を
添加して抄造し、しかるのち、乾燥するものであり、こ
の方法によれば、無機質繊維板の内部全体に亘って吸放
湿性を均一に付与することができる。
ルカリ金属塩化合物を添加する方法の場合、ロックウー
ル等の無機質繊維にメラミン、耐水化ポリビニルアルコ
ール、フェノール等の耐水性結合剤と共にポリアクリル
酸ナトリウム等のアルカリ金属塩とアニオン系定着剤を
添加して抄造し、しかるのち、乾燥するものであり、こ
の方法によれば、無機質繊維板の内部全体に亘って吸放
湿性を均一に付与することができる。
上記方法において、特にポリアクリル酸ナトリウムは、
分子間の架橋によって水中でゲル化するためにスラリー
中に添加して無機質繊維の交錯部分に定着させることが
可能であり、ケイ酸ナトリウム等の水溶性アルカリ金属
塩に比べて白水への流出や乾燥時におけるマイグレーシ
ョン(水分の移動に伴ってアルカリ金属塩が表層部分に
多く移行してしまう現象)の発生はなく、内部に均一に
分散、内添させることができるものである。
分子間の架橋によって水中でゲル化するためにスラリー
中に添加して無機質繊維の交錯部分に定着させることが
可能であり、ケイ酸ナトリウム等の水溶性アルカリ金属
塩に比べて白水への流出や乾燥時におけるマイグレーシ
ョン(水分の移動に伴ってアルカリ金属塩が表層部分に
多く移行してしまう現象)の発生はなく、内部に均一に
分散、内添させることができるものである。
又、水性スラリー中にアルカリ金属塩化合物を混合して
抄造する方法において、ケイ酸ナトリウムのような水溶
性のアルカリ金属塩を用いる場合には、予め酸によって
中和させて非水溶性のゲル状物にしてから添加するか、
若しくは、グリオキザール、マレインジアルデヒド等の
硬化剤と反応させてゲル化してから添加すると、抄造時
に白水中に上記金属塩化合物が流出してしまうことがな
く、繊維板の内部に充分保持させることができる。
抄造する方法において、ケイ酸ナトリウムのような水溶
性のアルカリ金属塩を用いる場合には、予め酸によって
中和させて非水溶性のゲル状物にしてから添加するか、
若しくは、グリオキザール、マレインジアルデヒド等の
硬化剤と反応させてゲル化してから添加すると、抄造時
に白水中に上記金属塩化合物が流出してしまうことがな
く、繊維板の内部に充分保持させることができる。
このように、ケイ酸ナトリウムを予め酸や硬化剤と反応
させてゲル化する場合には、ゲル状物が大きな塊になる
ので充分粉砕して混入するのが好ましく、又、反応熱が
室温程度まで下がるように水等で冷却しておき、スラリ
ーの水温をあまり高めないようにして添加するのが良い
。
させてゲル化する場合には、ゲル状物が大きな塊になる
ので充分粉砕して混入するのが好ましく、又、反応熱が
室温程度まで下がるように水等で冷却しておき、スラリ
ーの水温をあまり高めないようにして添加するのが良い
。
なお、水溶性アルカリ金属塩と酸、或いは硬化剤をスラ
リー中に同時に添加してスラリー内でゲル化させてもよ
いが、この時には、ゲル状物が大きな塊にならないよう
に充分スラリーを撹拌して抄造される。
リー中に同時に添加してスラリー内でゲル化させてもよ
いが、この時には、ゲル状物が大きな塊にならないよう
に充分スラリーを撹拌して抄造される。
一方、後者の含浸による方法の場合、ロックウール等の
無機質繊維を耐湿性結合剤と共に抄造してウェットマッ
トを形成したのち、その表面に、例えば、ケイ酸ナトリ
ウム水溶液を塗布すると共にマットの裏面側より真空吸
引して該ケイ酸ナトリウム水溶液を強制的に繊維板の表
層部から内部にかけて含浸させ、次いで乾燥することに
より形成するものであり、この方法によれば、吸放湿性
が要求させる繊維板の表層部に特に多量のアルカリ金属
塩化合物を内添させることができ、従って内装材等とし
て使用する場合に、例えば、室内側にアルカリ金属塩化
合物を多量に内添された表層部を向けて施工することに
より、室内に対する吸放湿性を高くすることができるも
のである。
無機質繊維を耐湿性結合剤と共に抄造してウェットマッ
トを形成したのち、その表面に、例えば、ケイ酸ナトリ
ウム水溶液を塗布すると共にマットの裏面側より真空吸
引して該ケイ酸ナトリウム水溶液を強制的に繊維板の表
層部から内部にかけて含浸させ、次いで乾燥することに
より形成するものであり、この方法によれば、吸放湿性
が要求させる繊維板の表層部に特に多量のアルカリ金属
塩化合物を内添させることができ、従って内装材等とし
て使用する場合に、例えば、室内側にアルカリ金属塩化
合物を多量に内添された表層部を向けて施工することに
より、室内に対する吸放湿性を高くすることができるも
のである。
(作 用)
無機質繊維板志を耐湿性の結合剤によって結合している
ので、吸湿時に強度低下をきたすことがなく、又、繊維
板内部に内添した吸放湿性アルカリ金属塩化合物により
、無機質繊維板に吸湿性は勿論、良好な放湿性を付与し
て短時間で環境の湿度変化に対応しながら吸放湿を行い
、しかも、このアルカリ金属塩化合物を無機質繊維板に
多量に添加しても無機質繊維板の防火性を損なうことは
ない。
ので、吸湿時に強度低下をきたすことがなく、又、繊維
板内部に内添した吸放湿性アルカリ金属塩化合物により
、無機質繊維板に吸湿性は勿論、良好な放湿性を付与し
て短時間で環境の湿度変化に対応しながら吸放湿を行い
、しかも、このアルカリ金属塩化合物を無機質繊維板に
多量に添加しても無機質繊維板の防火性を損なうことは
ない。
(実 施 例)
次に、本発明の実施例を示す。
実施例 1
0ンクウール 92重器量耐水化ポ
リビニルアルコール 5 〃ポリアクリル酸ナト
リウム 3 〃定若剤(アクリルアマイド系、 アニオン性) 0.01 〃上記配合
組成物を水中に投入、撹拌してスラリーとし、このスラ
リーを丸網抄造機により抄造して無機質繊維のウェット
マットを形成し、該ウェットマットをドライヤーにて高
温乾燥して比重が0.38の無機質繊維板を得た。
リビニルアルコール 5 〃ポリアクリル酸ナト
リウム 3 〃定若剤(アクリルアマイド系、 アニオン性) 0.01 〃上記配合
組成物を水中に投入、撹拌してスラリーとし、このスラ
リーを丸網抄造機により抄造して無機質繊維のウェット
マットを形成し、該ウェットマットをドライヤーにて高
温乾燥して比重が0.38の無機質繊維板を得た。
実施例 2
ケイ酸ナトリウム水溶液に硫酸を添加して両者を中和反
応させてゲル状化したケイ酸ナトリウムの硫酸塩を沈澱
させたのち、このゲル状ケイ酸ナトリウム塩に多量の水
を添加してビータ−にてさらに細かく粉砕すると共に未
反応のケイ酸ナトリウム分及び硫酸骨を希釈して反応液
の温度を室温まで低下させた。
応させてゲル状化したケイ酸ナトリウムの硫酸塩を沈澱
させたのち、このゲル状ケイ酸ナトリウム塩に多量の水
を添加してビータ−にてさらに細かく粉砕すると共に未
反応のケイ酸ナトリウム分及び硫酸骨を希釈して反応液
の温度を室温まで低下させた。
次いで、上記ゲル状のケイ酸ナトリウム塩の分散液をロ
ックウールのスラリー中に、 ロックウール 90重器量 耐水化スターチ 5 〃 ゲル状ケイ酸ナトリウム塩 5 〃 定着剤 0.01 〃の固形分の
混合比で投入、撹拌して丸網抄造機により抄造して無機
質繊維のウェットマットを形成し、該ウェットマットを
ドライヤーにて乾燥して比重0.38の無a質繊維板を
得た。
ックウールのスラリー中に、 ロックウール 90重器量 耐水化スターチ 5 〃 ゲル状ケイ酸ナトリウム塩 5 〃 定着剤 0.01 〃の固形分の
混合比で投入、撹拌して丸網抄造機により抄造して無機
質繊維のウェットマットを形成し、該ウェットマットを
ドライヤーにて乾燥して比重0.38の無a質繊維板を
得た。
実施例 3
0ツクウール 85重量%it 水化ポリ
ビニルアルコール 5 〃軽量無機骨材
10 〃 上記配合組成物を水中に投入、撹拌してスラリーとし、
このスラリーを丸網抄造機により抄造して得られたウェ
ットマット表面に、10%濃度のケイ酸ナトリウム水溶
液を、繊維板の全重量に対してケイ酸ナトリウムが10
ffiii%となるようにスプレーにて噴射、塗布する
と共にマットの裏面側より真空吸引装置により吸引、脱
水して表面側に塗布したケイ酸ナトリウム水溶液をマッ
トの内部に強制°、含浸させ、しかるのち、乾燥して表
層部に多量のケイ酸ナトリウム塩の結晶が析出した無機
質繊維板を得た。
ビニルアルコール 5 〃軽量無機骨材
10 〃 上記配合組成物を水中に投入、撹拌してスラリーとし、
このスラリーを丸網抄造機により抄造して得られたウェ
ットマット表面に、10%濃度のケイ酸ナトリウム水溶
液を、繊維板の全重量に対してケイ酸ナトリウムが10
ffiii%となるようにスプレーにて噴射、塗布する
と共にマットの裏面側より真空吸引装置により吸引、脱
水して表面側に塗布したケイ酸ナトリウム水溶液をマッ
トの内部に強制°、含浸させ、しかるのち、乾燥して表
層部に多量のケイ酸ナトリウム塩の結晶が析出した無機
質繊維板を得た。
上記実施例1〜3の方法により得られた無機質繊維板を
夫々A、B、Cとし、実施例2においてケイ酸ナトリウ
ムの含浸処理を行わない従来方法により得られた無機質
繊維板をDとしてその吸放湿性を比較表を次に示す。
夫々A、B、Cとし、実施例2においてケイ酸ナトリウ
ムの含浸処理を行わない従来方法により得られた無機質
繊維板をDとしてその吸放湿性を比較表を次に示す。
なお、吸放湿実験は温度25°C1相対湿度50%環境
条件から温度25°C1相対湿度80%の多湿な環境条
件にした時の無a質繊維板の1日の吸湿量と、これとは
逆に温度25°C1相対湿度80%の環境条件から温度
25°C1相対湿度50%の環境条件に変化させた時の
1日の放湿量を検出することにより行った。
条件から温度25°C1相対湿度80%の多湿な環境条
件にした時の無a質繊維板の1日の吸湿量と、これとは
逆に温度25°C1相対湿度80%の環境条件から温度
25°C1相対湿度50%の環境条件に変化させた時の
1日の放湿量を検出することにより行った。
上記表から明らかなように、本発明の実施例1〜3によ
り得られた無機質繊維板は、従来の無機質繊維板に比べ
て優れた吸放湿性を奏するものであり、従って、内装材
として使用した場合に、室内の相対湿度に即応して効果
的な調湿機能を発揮するものであり、壁面等での結露の
発生を防止することができる。
り得られた無機質繊維板は、従来の無機質繊維板に比べ
て優れた吸放湿性を奏するものであり、従って、内装材
として使用した場合に、室内の相対湿度に即応して効果
的な調湿機能を発揮するものであり、壁面等での結露の
発生を防止することができる。
(発明の効果)
以上のように、本発明の無機質繊維板によれば、ロック
ウールやスラグウール等の無機質繊維を湿式抄造して得
られた無機質繊維板であって、無機質繊維同志が耐湿性
結合剤により結合されていると共に繊維板内部に吸放湿
性を有するアルカリ金属塩化合物が内添保持されている
ので、無機質繊維板が多孔質で、空気及び湿気を通し易
いものであるから、繊維板内部に保有せしめたアルカリ
金属塩化合物が充分に吸放湿性を発揮すると共に、吸放
湿で該化合物が膨潤、収縮しても、繊維板の空隙部内で
化合物が膨潤、収縮しても、繊維板の空隙部内で化合物
が膨潤や収縮を繰り返すだけであり、繊維板全体が伸縮
することなく寸法安定に優れ、又、上記アルカリ金属塩
化合物が吸湿した時においても、無機質繊維自体は湿気
で寸法変化することがなく、しかも該無機質繊維同志は
耐湿性結合剤によって結合されているため、繊維同志の
結合が緩むことがなく、吸湿時における繊維板の膨潤や
強度低下、変形等が生じることがなく、これによって天
井材等に用いてもサグ(垂れ下がり)の発生がないもの
である。
ウールやスラグウール等の無機質繊維を湿式抄造して得
られた無機質繊維板であって、無機質繊維同志が耐湿性
結合剤により結合されていると共に繊維板内部に吸放湿
性を有するアルカリ金属塩化合物が内添保持されている
ので、無機質繊維板が多孔質で、空気及び湿気を通し易
いものであるから、繊維板内部に保有せしめたアルカリ
金属塩化合物が充分に吸放湿性を発揮すると共に、吸放
湿で該化合物が膨潤、収縮しても、繊維板の空隙部内で
化合物が膨潤、収縮しても、繊維板の空隙部内で化合物
が膨潤や収縮を繰り返すだけであり、繊維板全体が伸縮
することなく寸法安定に優れ、又、上記アルカリ金属塩
化合物が吸湿した時においても、無機質繊維自体は湿気
で寸法変化することがなく、しかも該無機質繊維同志は
耐湿性結合剤によって結合されているため、繊維同志の
結合が緩むことがなく、吸湿時における繊維板の膨潤や
強度低下、変形等が生じることがなく、これによって天
井材等に用いてもサグ(垂れ下がり)の発生がないもの
である。
さらに、アルカリ金属塩化合物を無機質繊維板の内部全
体に亘って均一に含有させておくことによって内装材と
して使用した場合に、壁材等で壁体内が多湿になると吸
湿して室内側の面から放湿する等の両面で接する空間で
の調湿を行うことができ、アルカリ金属塩化合物を無機
質繊維板の片面にのみ密に分布含有させておけば、該片
面側を室内に向けた状態で天井材として用いた場合に、
吸湿した湿気をそのまま天井材中に保持して天井裏の湿
度状態に関係なく室内側のみで吸湿を行うことができる
ものである。
体に亘って均一に含有させておくことによって内装材と
して使用した場合に、壁材等で壁体内が多湿になると吸
湿して室内側の面から放湿する等の両面で接する空間で
の調湿を行うことができ、アルカリ金属塩化合物を無機
質繊維板の片面にのみ密に分布含有させておけば、該片
面側を室内に向けた状態で天井材として用いた場合に、
吸湿した湿気をそのまま天井材中に保持して天井裏の湿
度状態に関係なく室内側のみで吸湿を行うことができる
ものである。
特許出願人 大建工業株式会社−7
代理人 弁理士 中 尾 房太部・、゛。
:
手続ネ市’UK書く自発)
昭和62年 5月22日
Claims (3)
- (1)、無機質繊維を抄造して得られた無機質繊維板で
あって、無機質繊維同志が耐湿性結合剤により結合され
ていると共に繊維板内部に吸放湿性を有するアルカリ金
属塩化合物が内添保持されていることを特徴とする吸放
湿性無機質繊維板。 - (2)、アルカリ金属塩化合物が無機質繊維板の片面側
表層部においては密に、他面側表面部においては疎に内
添保持されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の吸放湿性無機質繊維板。 - (3)、アルカリ金属塩化合物が無機質繊維板の内部に
均一に内添保持されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の吸放湿性無機質繊維板。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27229085 | 1985-12-03 | ||
| JP60-272290 | 1985-12-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62257500A true JPS62257500A (ja) | 1987-11-10 |
| JPH0424478B2 JPH0424478B2 (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=17511796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28620686A Granted JPS62257500A (ja) | 1985-12-03 | 1986-12-01 | 吸放湿性無機質繊維板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62257500A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6477700A (en) * | 1987-06-13 | 1989-03-23 | Honshu Paper Co Ltd | Inorganic sheet |
| JP2018031093A (ja) * | 2016-08-24 | 2018-03-01 | 帝人株式会社 | 繊維シートおよびその製造方法および繊維シートの複合体および湿度交換用吸着体およびその製造方法 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4990777A (ja) * | 1972-12-29 | 1974-08-29 | ||
| JPS51103928A (ja) * | 1975-03-11 | 1976-09-14 | Osaka Soda Co Ltd | Nannenseijukishitsuseniseikeitaino seiho |
| JPS5430710A (en) * | 1977-08-12 | 1979-03-07 | Oki Electric Ind Co Ltd | Decentralized mounting method for path-selective relay |
| JPS54101910A (en) * | 1978-01-28 | 1979-08-10 | Seiji Hashimoto | Silica gel containing paper and making same |
| JPS5780403A (en) * | 1980-11-10 | 1982-05-20 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | Production of highly water-absorbing resin |
| JPS59189103A (ja) * | 1983-04-11 | 1984-10-26 | Nippon Shokubai Kagaku Kogyo Co Ltd | 吸水剤 |
-
1986
- 1986-12-01 JP JP28620686A patent/JPS62257500A/ja active Granted
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0424478B2 (ja) | 1992-04-27 |
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