JPS6227090A - 過酸化水素の除去方法および装置 - Google Patents
過酸化水素の除去方法および装置Info
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- JPS6227090A JPS6227090A JP16388785A JP16388785A JPS6227090A JP S6227090 A JPS6227090 A JP S6227090A JP 16388785 A JP16388785 A JP 16388785A JP 16388785 A JP16388785 A JP 16388785A JP S6227090 A JPS6227090 A JP S6227090A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、過酸化水素を比較的多量に含有する水溶液か
ら過酸化水素を除去し、これを放流可能とする過酸化水
素の除去方法およびその装置に関するものである。
ら過酸化水素を除去し、これを放流可能とする過酸化水
素の除去方法およびその装置に関するものである。
〈従来技術〉
半導体を製造する電子工業では製品の洗浄に、各種イオ
ンはもとより、微粒子、生菌、TOCなどの不純物を極
限値まで除去した、いわゆる超純水が用いられる。この
ような超純水は濾過、イオン交換処理、逆浸透膜処理、
紫外線殺菌等あらゆる技術を駆使して製造されるが、当
該超純水の純度を維持するために、超純水を移送する配
管は定期的に洗浄される。当該配管洗浄は特に配管の滞
留部に沈着するスライムの除去や、接液部全般の殺菌の
ために行うもので、洗浄剤としては通常、0.15重量
%〜0.25重景%の過酸化水素の水溶液が用いられる
。
ンはもとより、微粒子、生菌、TOCなどの不純物を極
限値まで除去した、いわゆる超純水が用いられる。この
ような超純水は濾過、イオン交換処理、逆浸透膜処理、
紫外線殺菌等あらゆる技術を駆使して製造されるが、当
該超純水の純度を維持するために、超純水を移送する配
管は定期的に洗浄される。当該配管洗浄は特に配管の滞
留部に沈着するスライムの除去や、接液部全般の殺菌の
ために行うもので、洗浄剤としては通常、0.15重量
%〜0.25重景%の過酸化水素の水溶液が用いられる
。
したがって電子工業では当該洗浄に用いた過酸化水素の
水溶液が定期的に廃液として排出されることとなる。
水溶液が定期的に廃液として排出されることとなる。
このような過酸化水素を含む水溶液はそのまま放流する
ことができないので、従来は当該廃液に亜硫酸ナトリウ
ムなどの還元剤を添加し、過酸化水素の酸化力を中和し
た後放流している。
ことができないので、従来は当該廃液に亜硫酸ナトリウ
ムなどの還元剤を添加し、過酸化水素の酸化力を中和し
た後放流している。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら従来の還元剤を用いて上記中和を行う方法
は以下のような欠点を有している。
は以下のような欠点を有している。
まず過酸化水素と亜硫酸ナトリウムの反応時間が2〜3
時間と比較的長く、したがって反応槽もそれだけ大きく
なり、当該廃′/&量が多い場合は反応槽の設置面積を
広(必要とするし、またその処理液に過酸化水素が残留
しても、逆に亜硫酸ソーダが残留してもいずれの場合も
放流不適となり、酸やアルカリの中和反応と比較して放
流における認容範囲が極めて狭く、酸化還元の中和は技
術的にかなり難しく、これを自動化する場合制御が比較
的複雑となる。
時間と比較的長く、したがって反応槽もそれだけ大きく
なり、当該廃′/&量が多い場合は反応槽の設置面積を
広(必要とするし、またその処理液に過酸化水素が残留
しても、逆に亜硫酸ソーダが残留してもいずれの場合も
放流不適となり、酸やアルカリの中和反応と比較して放
流における認容範囲が極めて狭く、酸化還元の中和は技
術的にかなり難しく、これを自動化する場合制御が比較
的複雑となる。
したがってこのような反応槽、自動制御機構および攪拌
機構を備えた処理装置の設備費は比較的高価となり、か
つ定常的に亜硫酸ナトリウム等の還元剤も必要とするの
で、ランニングコストも高い。
機構を備えた処理装置の設備費は比較的高価となり、か
つ定常的に亜硫酸ナトリウム等の還元剤も必要とするの
で、ランニングコストも高い。
本発明は従来の処理方法における、かかる欠点を除き、
設備面積をそれ程必要とせず、操作が簡単で、かつイニ
シャルコストおよびランニングコストが比較的安価な過
酸化水素の除去方法およびその装置を提供することを目
的とするものである。
設備面積をそれ程必要とせず、操作が簡単で、かつイニ
シャルコストおよびランニングコストが比較的安価な過
酸化水素の除去方法およびその装置を提供することを目
的とするものである。
〈問題点を解決する手段〉
本発明の第一発明は過酸化水素の除去方法に関するもの
で、過酸化水素を含む水溶液のpHを10以上に調整し
て粒状活性炭充填層に通液することを特徴とするもので
あり、また本発明の第二発明は、本発明の方法を実施す
る装置に関するもので、槽内に粒状活性炭充填層を上下
二層に充填するとともにそれぞれの充填層の下方に空間
部を形成し、少なくとも上部粒状活性炭充填層の下方に
形成した空間部に外部へ通じるガス抜き管を連通し、上
部粒状活性炭充填層の上方部に過酸化水素を含む水溶液
の流入管を、下部粒状活性炭充填層の下方の空間部に処
理液の流出管をそれぞれ連通したことを特徴とするもの
である。
で、過酸化水素を含む水溶液のpHを10以上に調整し
て粒状活性炭充填層に通液することを特徴とするもので
あり、また本発明の第二発明は、本発明の方法を実施す
る装置に関するもので、槽内に粒状活性炭充填層を上下
二層に充填するとともにそれぞれの充填層の下方に空間
部を形成し、少なくとも上部粒状活性炭充填層の下方に
形成した空間部に外部へ通じるガス抜き管を連通し、上
部粒状活性炭充填層の上方部に過酸化水素を含む水溶液
の流入管を、下部粒状活性炭充填層の下方の空間部に処
理液の流出管をそれぞれ連通したことを特徴とするもの
である。
〈作用〉
本発明は過酸化水素を含む水溶液を粒状活性炭の充填層
に通液して、粒状活性炭の有する還元力を用いて水溶液
中の過酸化水素を分解除去するものであるが、本発明者
等の実験によれば、当該処理効果は粒状活性炭層に接触
させる当該水溶液のpHによって大幅に変化し、pHを
10以上、好ましくはpHを10.5以上にしないと満
足する処理効果が得られないことを知見した。
に通液して、粒状活性炭の有する還元力を用いて水溶液
中の過酸化水素を分解除去するものであるが、本発明者
等の実験によれば、当該処理効果は粒状活性炭層に接触
させる当該水溶液のpHによって大幅に変化し、pHを
10以上、好ましくはpHを10.5以上にしないと満
足する処理効果が得られないことを知見した。
すなわち後述する実施例で示したごとく、充填層高60
0 +nの粒状活性炭層に0.2重量%〜3.0重量%
の過酸化水素を含む水溶液をL V 3 m / H〜
L V 7 m / Hで通液した結果では、いずれも
当該水溶液のp Hが9以下の場合は、短時間で処理液
に過酸化水素が漏出し、pHを10に上昇させると処理
液に僅かの過酸化水素が漏出するが、長時間処理するこ
とができ、またpHを10.5まで上昇させると処理液
に過酸化水素は全く漏出せず、安定して長時間処理する
ことができた。
0 +nの粒状活性炭層に0.2重量%〜3.0重量%
の過酸化水素を含む水溶液をL V 3 m / H〜
L V 7 m / Hで通液した結果では、いずれも
当該水溶液のp Hが9以下の場合は、短時間で処理液
に過酸化水素が漏出し、pHを10に上昇させると処理
液に僅かの過酸化水素が漏出するが、長時間処理するこ
とができ、またpHを10.5まで上昇させると処理液
に過酸化水素は全く漏出せず、安定して長時間処理する
ことができた。
当該水溶液のpHを上昇させるといかなる理由で処理効
果が上昇するのか今のところ明確ではないが、前述の通
液状態を観察すると以下のような現象が生じている。
果が上昇するのか今のところ明確ではないが、前述の通
液状態を観察すると以下のような現象が生じている。
すなわち過酸化水素を含む水溶液が粒状活性炭層に接触
すると、直ちに分解反応が生し酸素が発生するが、水溶
液のpHが9以下では粒状活性炭の充填層の内部でも酸
素が発生し、それが気泡となって充填層内に閉じ込めら
れるが、水溶液のpHが10以上となると当該気泡が充
填層内に閉じ込められることがない。
すると、直ちに分解反応が生し酸素が発生するが、水溶
液のpHが9以下では粒状活性炭の充填層の内部でも酸
素が発生し、それが気泡となって充填層内に閉じ込めら
れるが、水溶液のpHが10以上となると当該気泡が充
填層内に閉じ込められることがない。
水溶液のpHが9以下における処理液の過酸化水素の漏
出は、前記気泡によって充填層内を水溶液がショートパ
ス(チャンネリング現象)することが起因していると考
えられる。
出は、前記気泡によって充填層内を水溶液がショートパ
ス(チャンネリング現象)することが起因していると考
えられる。
また水溶液のpHを10以上に上昇させると充填層内に
気泡が生じないことから、接触pHの上昇により明らか
に過酸化水素の分解速度が速くなり、そのため水溶液中
の過酸化水素のほとんどが粒状活性炭充填層の比較的上
層部で分解するものと考えられる。
気泡が生じないことから、接触pHの上昇により明らか
に過酸化水素の分解速度が速くなり、そのため水溶液中
の過酸化水素のほとんどが粒状活性炭充填層の比較的上
層部で分解するものと考えられる。
いずれにしても過酸化水素を含む水溶液のpHを10以
上に調整することは本発明の所期の目的を達するために
必須の要件である。
上に調整することは本発明の所期の目的を達するために
必須の要件である。
なお粒状活性炭に過酸化水素を含む水溶液を接触させて
過酸化水素を分解除去する際に、粒状活性炭の炭素成分
と過酸化水素の反応により、微量の一酸化炭素が発生す
るが、当該水溶液のpHをアルカリ性にすることにより
、当該−酸化炭素を処理液中に溶解させて固定すること
ができ、有毒ガスである一酸化炭素の発生による環境汚
染を防止できるという効果も奏する。
過酸化水素を分解除去する際に、粒状活性炭の炭素成分
と過酸化水素の反応により、微量の一酸化炭素が発生す
るが、当該水溶液のpHをアルカリ性にすることにより
、当該−酸化炭素を処理液中に溶解させて固定すること
ができ、有毒ガスである一酸化炭素の発生による環境汚
染を防止できるという効果も奏する。
次に本発明の方法を実施する装置について以下に説明す
る。
る。
前述したごとく、粒状活性炭層に過酸化水素を含む水溶
液を接触させると過酸化水素が分解し酸素が発生するの
で、当該酸素が粒状活性炭の充填層中に閉じ込められる
ことによるチャンネリング現象が生じないようにする必
要があるが、本発明においては前述したように接触pH
を上昇させることによりこれを回避するとともに、装置
的にも発生した酸素を効果的に排出できるような構造と
したものである。
液を接触させると過酸化水素が分解し酸素が発生するの
で、当該酸素が粒状活性炭の充填層中に閉じ込められる
ことによるチャンネリング現象が生じないようにする必
要があるが、本発明においては前述したように接触pH
を上昇させることによりこれを回避するとともに、装置
的にも発生した酸素を効果的に排出できるような構造と
したものである。
第1図は本発明装置の実施態様の一例のフローを示す説
明図であり、上方が開放した槽1内に、液は通過するが
粒状活性炭は通過させないスクリーン2Aおよび2B、
たとえば目牟反にサラン布を張ったものを上下二段に設
置し、それぞれのスクリーン2Aおよび2Bの上部に粒
状活性炭を充填して、上部粒状活性炭層3および下部粒
状活性炭層4を形成する。なお下部粒状活性炭層4を形
成する場合は、スクリーン2Aの下方に位置する槽1の
側胴マンホール(図示せず)から粒状活性炭を充填する
。また雨粒状活性炭層3および4の下方部にはそれぞれ
空間部S、およびS2を形成する。
明図であり、上方が開放した槽1内に、液は通過するが
粒状活性炭は通過させないスクリーン2Aおよび2B、
たとえば目牟反にサラン布を張ったものを上下二段に設
置し、それぞれのスクリーン2Aおよび2Bの上部に粒
状活性炭を充填して、上部粒状活性炭層3および下部粒
状活性炭層4を形成する。なお下部粒状活性炭層4を形
成する場合は、スクリーン2Aの下方に位置する槽1の
側胴マンホール(図示せず)から粒状活性炭を充填する
。また雨粒状活性炭層3および4の下方部にはそれぞれ
空間部S、およびS2を形成する。
上部粒状活性炭層3の上方部にディストリビュータ5を
設置し、当該ディストリビュータ5に過酸化水素を含む
水溶液である原液の流入管6の一端を連通し、さらに下
部粒状活性炭層4の下方に形成した空間部S2に処理液
の流出管7を連通ずるとともに、当該処理液の流出管7
に逆洗水流人管8を連通ずる。
設置し、当該ディストリビュータ5に過酸化水素を含む
水溶液である原液の流入管6の一端を連通し、さらに下
部粒状活性炭層4の下方に形成した空間部S2に処理液
の流出管7を連通ずるとともに、当該処理液の流出管7
に逆洗水流人管8を連通ずる。
またそれぞれの空間部S1およびS2に、上部粒状活性
炭層3の上方に形成される水面より上方まで立上げたガ
ス抜き管9を連通ずるとともに、当該ガス抜き管9に下
部粒状活性炭N4の逆洗排水を排出するための逆洗排水
流出管10Bを連通ずる。
炭層3の上方に形成される水面より上方まで立上げたガ
ス抜き管9を連通ずるとともに、当該ガス抜き管9に下
部粒状活性炭N4の逆洗排水を排出するための逆洗排水
流出管10Bを連通ずる。
一方前記原液の流入管6に上部粒状活性炭層3の逆洗排
水を排出するための逆洗排水流出管10Aと力性ソーダ
溶液流入管11の一端を連通し、当該力性ソーダ溶液流
入管11の他端を注入ポンプに12を介して力性ソーダ
溶液槽13に連通ずる。なお原液の流入管6と力性ソー
ダ溶液流入管11の接合点下流側に混合器14を付設す
るとともに、当該混合器14の下流側にpH電極15を
付設し、当該p H電極15と注入ポンプ12とをpH
指示調節計16を介して計装的に接続する。
水を排出するための逆洗排水流出管10Aと力性ソーダ
溶液流入管11の一端を連通し、当該力性ソーダ溶液流
入管11の他端を注入ポンプに12を介して力性ソーダ
溶液槽13に連通ずる。なお原液の流入管6と力性ソー
ダ溶液流入管11の接合点下流側に混合器14を付設す
るとともに、当該混合器14の下流側にpH電極15を
付設し、当該p H電極15と注入ポンプ12とをpH
指示調節計16を介して計装的に接続する。
なお17はブロー管であり、18〜24はそれぞれ弁を
示す。
示す。
次に本装置の操作を以下に説明する。
運転の当初に粒状活性炭を充填して各層3および4を形
成するが、当該粒状活性炭に微粉炭が混入している場合
は、弁23、弁20、弁19を開口して逆洗水流人管8
から逆洗水を流入し、各層3および4を適度に膨張させ
、微粉炭を含む逆洗排水を逆洗排水流出管10Aおよび
IOBから流出させる。なお当該逆洗工程は、以下に説
明する通液工程を続行するにしたがい各層3.4に懸濁
物質が詰まり、その圧力損失が上昇した際にも適宜に行
う。このような逆洗が終了した後、弁24を開口して槽
内1の水をブロー管17から排出する。
成するが、当該粒状活性炭に微粉炭が混入している場合
は、弁23、弁20、弁19を開口して逆洗水流人管8
から逆洗水を流入し、各層3および4を適度に膨張させ
、微粉炭を含む逆洗排水を逆洗排水流出管10Aおよび
IOBから流出させる。なお当該逆洗工程は、以下に説
明する通液工程を続行するにしたがい各層3.4に懸濁
物質が詰まり、その圧力損失が上昇した際にも適宜に行
う。このような逆洗が終了した後、弁24を開口して槽
内1の水をブロー管17から排出する。
次いで弁18、弁21、弁22を開口し、その他の弁は
閉じ、原液の流入管6から原液を流入し、処理液の流出
管7から処理液を得る通液を行う。
閉じ、原液の流入管6から原液を流入し、処理液の流出
管7から処理液を得る通液を行う。
なお当該通液時に注入ポンプ12を駆動して原液に力性
ソーダ溶液を混合し、原液のpHを10以上、好ましく
は10.5〜11.0に調整する。
ソーダ溶液を混合し、原液のpHを10以上、好ましく
は10.5〜11.0に調整する。
この調整はpH電極15によって測定されるpHが、あ
らかじめ定めた所定の範囲になるように、pH指示調節
計16により計装的に注入ポンプ12の力性ソーダ溶液
注入量を調節することにより行う。
らかじめ定めた所定の範囲になるように、pH指示調節
計16により計装的に注入ポンプ12の力性ソーダ溶液
注入量を調節することにより行う。
ディストリビュータ5により均等に分配した原液を上部
粒状活性炭層3の上面に落下させ、当該層3、スクリー
ン2A、下部粒状活性炭層4、スクリーン2Bを順次通
過させ、空間部s2で集液し、処理液を処理液の流出管
7から流出する。なお槽内1の水を排出した後に前述の
通液を行うと通液の続行により、上部粒状活性炭層3の
上部、下部粒状活性炭層4の上部および空間部s2の底
部に比較的薄い液面が形成される。
粒状活性炭層3の上面に落下させ、当該層3、スクリー
ン2A、下部粒状活性炭層4、スクリーン2Bを順次通
過させ、空間部s2で集液し、処理液を処理液の流出管
7から流出する。なお槽内1の水を排出した後に前述の
通液を行うと通液の続行により、上部粒状活性炭層3の
上部、下部粒状活性炭層4の上部および空間部s2の底
部に比較的薄い液面が形成される。
このような通液により原液中に存在する過酸化水素は粒
状活性炭層に接触することにより分解するが、当該分解
により発生する酸素の大部分は上部粒状活性炭層3の上
面から大気に放出される。
状活性炭層に接触することにより分解するが、当該分解
により発生する酸素の大部分は上部粒状活性炭層3の上
面から大気に放出される。
また上部粒状活性炭N3によって分解されずに残留する
小量の過酸化水素は下部粒状活性炭層4に接触する際に
直ちに分解され、当該分解によって発生した酸素は空間
部S1に連通したガス抜き管9から大気に放出される。
小量の過酸化水素は下部粒状活性炭層4に接触する際に
直ちに分解され、当該分解によって発生した酸素は空間
部S1に連通したガス抜き管9から大気に放出される。
さらに空間部S2においてたとえ酸素が発生したとして
も空間部S2に連通したガス抜き管9から同様にして大
気に放出される。
も空間部S2に連通したガス抜き管9から同様にして大
気に放出される。
このように本発明の装置は粒状活性炭を充填する槽を上
部開放型とし、かつ粒状活性炭充填層を上下二段に充填
し、上部粒状活性炭層3と下部粒状活性炭層4の間に空
間部SIを設け、当該空間部S1に外部へ通じるガス抜
き管9を連通したので、発生する酸素を容易に槽外へ放
出することができ、粒状活性炭の充填層に気泡を発生さ
せることがなく、チャンネリング現象に起因する過酸化
水素の漏出を効果的に防止することができる。
部開放型とし、かつ粒状活性炭充填層を上下二段に充填
し、上部粒状活性炭層3と下部粒状活性炭層4の間に空
間部SIを設け、当該空間部S1に外部へ通じるガス抜
き管9を連通したので、発生する酸素を容易に槽外へ放
出することができ、粒状活性炭の充填層に気泡を発生さ
せることがなく、チャンネリング現象に起因する過酸化
水素の漏出を効果的に防止することができる。
なお槽1を密閉型とし、重力式通液によらず圧力式通液
とすることも可能であるが、その場合は、槽1の上部に
ガス抜き弁などを設置し、上部粒状活性炭層3から発生
する酸素を大気に放出するような構造とする必要がある
。
とすることも可能であるが、その場合は、槽1の上部に
ガス抜き弁などを設置し、上部粒状活性炭層3から発生
する酸素を大気に放出するような構造とする必要がある
。
本発明装置におけるそれぞれの粒状活性炭層3.4の充
填層高は、400 mm−600龍が適当で、あまり厚
く充填すると充填層内に気泡が発生しやすくなるので好
ましくない。また通液流速は原液の過酸化水素の含有量
が多い程、低流速にする必要があるが、過酸化水素含有
量がたとえば0.2重量%の時はL V 7 m /
H前後、および過酸化水素含有量がたとえば3重量%の
時はL V 3 m / H前後が適当である。
填層高は、400 mm−600龍が適当で、あまり厚
く充填すると充填層内に気泡が発生しやすくなるので好
ましくない。また通液流速は原液の過酸化水素の含有量
が多い程、低流速にする必要があるが、過酸化水素含有
量がたとえば0.2重量%の時はL V 7 m /
H前後、および過酸化水素含有量がたとえば3重量%の
時はL V 3 m / H前後が適当である。
〈効果〉
以上説明したごとく、本発明方法は粒状活性炭層に原液
を通過させるのみで過酸化水素を除去できるので、従来
法のような大きな反応槽を必要とせず、装置の設置面積
を小さくすることができ、かつ操作が簡単であるから自
動操作も容易であり、装置の設備費を従来のものより安
価とすることができ、さらに亜硫酸ナトリウムなどの還
元剤を用いないので、ランニングコストも大幅に低減で
きる。さらに粒状活性炭層に過酸化水素を含む水溶液を
接触させて粒状活性炭の有する還元力で過酸化水素を分
解除去する際に、原液のpHを10以上に調整すること
により、粒状活性炭層の層内に気泡が発生するのを防止
し、原液のチャンネリング現象による処理液への過酸化
水素の漏出を効果的に防止することができる。
を通過させるのみで過酸化水素を除去できるので、従来
法のような大きな反応槽を必要とせず、装置の設置面積
を小さくすることができ、かつ操作が簡単であるから自
動操作も容易であり、装置の設備費を従来のものより安
価とすることができ、さらに亜硫酸ナトリウムなどの還
元剤を用いないので、ランニングコストも大幅に低減で
きる。さらに粒状活性炭層に過酸化水素を含む水溶液を
接触させて粒状活性炭の有する還元力で過酸化水素を分
解除去する際に、原液のpHを10以上に調整すること
により、粒状活性炭層の層内に気泡が発生するのを防止
し、原液のチャンネリング現象による処理液への過酸化
水素の漏出を効果的に防止することができる。
また本発明の装置は、槽内に粒状活性炭充填層を上下二
層に充填するとともに、それぞれの充填層の下方に空間
部を形成し、少なくとも上部粒状活性炭層の下方に形成
した空間部に、外部へ通じるガス抜き管を連通した構造
としたので、上部粒状活性炭層の処理液中に残留する過
酸化水素が、下部粒状活性炭に接触することにより分解
し、たとえ小量の過酸化水素が発生しても、前記ガス抜
き管から当該酸素を容易に槽外へ放出することができ、
上下二層の粒状活性炭層に気泡を発生させることがなく
、チャンネリング現象に起因する処理液の過酸化水素の
漏出をより効果的に防止することができる。
層に充填するとともに、それぞれの充填層の下方に空間
部を形成し、少なくとも上部粒状活性炭層の下方に形成
した空間部に、外部へ通じるガス抜き管を連通した構造
としたので、上部粒状活性炭層の処理液中に残留する過
酸化水素が、下部粒状活性炭に接触することにより分解
し、たとえ小量の過酸化水素が発生しても、前記ガス抜
き管から当該酸素を容易に槽外へ放出することができ、
上下二層の粒状活性炭層に気泡を発生させることがなく
、チャンネリング現象に起因する処理液の過酸化水素の
漏出をより効果的に防止することができる。
以下に本発明の効果を明確とするために実施例を説明す
る。
る。
試験カラムに粒状活性炭、ダイヤホープ(登録商標)0
08を600鶴の高さに充填し、過酸化水素含有N09
2重量%、1.0重量%、3.0重量%の原液について
、当該原液のpHをそれぞれ5.5.7.0.9.0.
10.0.10.5に調整して通液試験を行った。なお
通液流速は過酸化水素含有i0.2重量%の原液につい
てはLV7m/H,過酸化水素含有量1.0重量%の原
液についてはLV5m/H1過酸化水素含有量3重量%
の原液についてはL■3m/Hとした。
08を600鶴の高さに充填し、過酸化水素含有N09
2重量%、1.0重量%、3.0重量%の原液について
、当該原液のpHをそれぞれ5.5.7.0.9.0.
10.0.10.5に調整して通液試験を行った。なお
通液流速は過酸化水素含有i0.2重量%の原液につい
てはLV7m/H,過酸化水素含有量1.0重量%の原
液についてはLV5m/H1過酸化水素含有量3重量%
の原液についてはL■3m/Hとした。
過酸化水素含有量0.2重量%の通液結果を第2図に、
過酸化水素含有量1.0重量%の通液結果を第3図に、
過酸化水素含有量3.0重量%の通液結果を第4図にそ
れぞれ示した。
過酸化水素含有量1.0重量%の通液結果を第3図に、
過酸化水素含有量3.0重量%の通液結果を第4図にそ
れぞれ示した。
第2図〜第4図に見られるごとく、原液のpHが9.0
以下では短時間で過酸化水素が漏出した。
以下では短時間で過酸化水素が漏出した。
また通液の状態を観察すると、p H9,0以下の場合
はいずれも充填層内に気泡が発生していることが認めら
れた。
はいずれも充填層内に気泡が発生していることが認めら
れた。
また原液のpHが10の場合は、処理液に僅かに過酸化
水素が漏出するものの長時間処理することができ、また
pHが10.5の場合は、処理液に過酸化水素が全く漏
出せずに安定して長時間処理することができた。
水素が漏出するものの長時間処理することができ、また
pHが10.5の場合は、処理液に過酸化水素が全く漏
出せずに安定して長時間処理することができた。
第1図は本発明装置の実施態様の一例のフローを示す説
明図であり、第2図、第3図、第4図はそれぞれ実施例
における通液結果を示すグラフで、縦軸に処理液の過酸
化水素(Hz Oz )の濃度を示し、横軸に処理時間
を示す。 1・・・槽 2・・・スクリーン3・・
・上部粒状活性炭層 4・・・下部粒状活性炭層 5・・・ディストリビュータ 6・・・原液の流入管 7・・・処理液の流出管8
・・・逆洗水流人管 9・・・ガス抜き管10・・
・逆洗排水排出管
明図であり、第2図、第3図、第4図はそれぞれ実施例
における通液結果を示すグラフで、縦軸に処理液の過酸
化水素(Hz Oz )の濃度を示し、横軸に処理時間
を示す。 1・・・槽 2・・・スクリーン3・・
・上部粒状活性炭層 4・・・下部粒状活性炭層 5・・・ディストリビュータ 6・・・原液の流入管 7・・・処理液の流出管8
・・・逆洗水流人管 9・・・ガス抜き管10・・
・逆洗排水排出管
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、過酸化水素を含む水溶液から過酸化水素を除去する
にあたり、当該水溶液のpHを10以上に調整して粒状
活性炭充填層に通液することを特徴とする過酸化水素の
除去方法。 2、過酸化水素を含む水溶液のpHを10以上に調整し
て粒状活性炭充填層に通液する装置であって、槽内に粒
状活性炭充填層を上下二層に充填するとともにそれぞれ
の充填層の下方に空間部を形成し、少なくとも上部粒状
活性炭充填層の下方に形成した空間部に外部へ通じるガ
ス抜き管を連通し、上部粒状活性炭充填層の上方部に過
酸化水素を含む水溶液の流入管を、下部粒状活性炭充填
層の下方の空間部に処理液の流出管をそれぞれ連通した
ことを特徴とする過酸化水素の除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16388785A JPH0661541B2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 過酸化水素の除去方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16388785A JPH0661541B2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 過酸化水素の除去方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6227090A true JPS6227090A (ja) | 1987-02-05 |
| JPH0661541B2 JPH0661541B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=15782685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16388785A Expired - Lifetime JPH0661541B2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 過酸化水素の除去方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0661541B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003053864A1 (fr) * | 2001-12-21 | 2003-07-03 | Organo Corporation | Machine de traitement d'eaux usees contenant du peroxyde d'hydrogene |
| JP4860008B1 (ja) * | 2011-06-02 | 2012-01-25 | 株式会社アサカ理研 | 過酸化水素分解装置及び過酸化水素の分解方法 |
| JP2014083497A (ja) * | 2012-10-24 | 2014-05-12 | Nippon Rensui Co Ltd | 被処理水の処理装置および被処理水の処理方法 |
| CN118488928A (zh) * | 2022-11-10 | 2024-08-13 | 日本梅克特隆株式会社 | 过氧化氢分解系统、过氧化氢分解装置及过氧化氢的分解方法 |
-
1985
- 1985-07-26 JP JP16388785A patent/JPH0661541B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003053864A1 (fr) * | 2001-12-21 | 2003-07-03 | Organo Corporation | Machine de traitement d'eaux usees contenant du peroxyde d'hydrogene |
| JP4860008B1 (ja) * | 2011-06-02 | 2012-01-25 | 株式会社アサカ理研 | 過酸化水素分解装置及び過酸化水素の分解方法 |
| WO2012164948A1 (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-06 | 株式会社アサカ理研 | 過酸化水素分解装置及び過酸化水素の分解方法 |
| JP2014083497A (ja) * | 2012-10-24 | 2014-05-12 | Nippon Rensui Co Ltd | 被処理水の処理装置および被処理水の処理方法 |
| CN118488928A (zh) * | 2022-11-10 | 2024-08-13 | 日本梅克特隆株式会社 | 过氧化氢分解系统、过氧化氢分解装置及过氧化氢的分解方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0661541B2 (ja) | 1994-08-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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