JPH0243515Y2 - - Google Patents

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JPH0243515Y2
JPH0243515Y2 JP16676985U JP16676985U JPH0243515Y2 JP H0243515 Y2 JPH0243515 Y2 JP H0243515Y2 JP 16676985 U JP16676985 U JP 16676985U JP 16676985 U JP16676985 U JP 16676985U JP H0243515 Y2 JPH0243515 Y2 JP H0243515Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、過酸化水素を比較的多量に含有する
水溶液から過酸化水素を除去し、これを放流可能
とする過酸化水素の除去装置に関するものであ
る。
<従来技術> 半導体を製造する電子工業では製品の洗浄に、
各種イオンはもとより、微粒子、生菌、TOCな
どの不純物を極限値まで除去した、いわゆる超純
水が用いられる。このような超純水は濾過、イオ
ン交換処理、逆浸透膜処理、紫外線殺菌等あらゆ
る技術を駆使して製造されるが、当該超純水の純
度を維持するために、超純水を移送する配管は定
期的に洗浄される。当該配管洗浄は特に配管の滞
留部に沈着するスライムの除去や、接液部全般の
殺菌のために行うもので、洗浄剤としては通常、
0.15重量%〜0.25重量%の過酸化水素を水溶液が
用いられる。
したがつて電子工業では当該洗浄に用いた過酸
化水素の水溶液が定期的に廃液として排出される
こととなる。
このような過酸化水素を含む水溶液はそのまま
放流することができないので、従来は当該廃液に
亜硫酸ナトリウムなどの還元剤を添加し、過酸化
水素の酸化力を中和した後放流している。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら従来の還元剤を用いて上記中和を
行う処理装置は以下のような欠点を有している。
まず過酸化水素と亜硫酸ナトリウムの反応時間
が2〜3時間と比較的長く、したがつて反応槽も
それだけ大きくなり、当該廃液量が多い場合は反
応槽の設置面積を広く必要とするし、またその処
理液に過酸化水素が残留しても、逆に亜硫酸ソー
ダが残留してもいずれの場合も放流不適となり、
酸やアルカリの中和反応と比較して放流における
認容範囲が極めて狭く、酸化還元の中和は技術的
にかなり難しく、これを自動化する場合制御が比
較的複雑となる。
したがつてこのような反応槽、自動制御機構お
よび撹拌機構を備えた処理装置の設備費は比較的
的高価となり、かつ定常的に亜硫酸ナトリウム等
の還元剤も必要とするので、ランニングコストも
高い。
本考案者は従来の処理装置における、かかる欠
点を解決するために、先に特願昭60−163887号に
て、過酸化水素を含む水溶液のPHを10以上に調整
して粒状活性炭充填層に通液する方法を提案し
た。
本方法は粒状活性炭の有する還元力を用いて水
溶液中の過酸化水素を分解除去するものである
が、水溶液中のPHを10以上に調整することによ
り、過酸化水素の分解速度をより速くして過酸化
水素を効果的に除くものである。
すなわち過酸化水素を含む水溶液が粒状活性炭
層に接触すると、直ちに分解反応が生じ酸素が発
生するが、水溶液のPHが9以下では粒状活性炭の
充填層の内部でも酸素が発生し、それが気泡とな
つて充填層内に閉じ込められ、水溶液がシヨート
パス(チヤンネリング現象)することにより、比
較的早期に処理水に過酸化水素が漏出するが、水
溶液のPHが10以上となると過酸化水素の分解速度
が速くなるため粒状活性炭充填層の比較的上層部
で分解し、充填層内に発生する気泡の量が極めて
少なくなり、過酸化水素のシヨートパスが起こら
ず比較的長時間処理することができるのである。
本考案は前述したように粒状活性炭充填層に接
触する当該水溶液のPHを上昇させることにより当
該充填層内での気泡の発生を可能なかぎり回避す
るとともに、装置的にも発生した酸素を効果的に
排出できるような構造とした装置を提供すること
を目的とする。
<問題点を解決する手段> 本考案は槽内に粒状活性炭を充填するとともに
当該充填層の下方に空間部を形成し、かつ当該空
間部に外部へ通じるガス抜き管を連通し、さらに
粒状活性炭充填層の上方部に流入管を、前記空間
部に流出管をそれぞれ連通した構造からなり、PH
を10以上に調整した過酸化水素を含む水溶液を前
記流入管から流入し、当該流入液を粒状活性炭充
填層の上面に直接撒布させながら当該充填層に通
過させ、処理液を流出管から流出させることを特
徴とするものである。
以下に本考案を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本考案の実施態様の一例のフローを示
す説明図であり、上方が開放した槽1内に、液は
通過するが粒状活性炭は通過させないスクリーン
2、たとえば目板にサラン布を張つたものを設置
し、当該スクリーン2の上部に粒状活性炭を充填
して、粒状活性炭層3を形成する。
粒状活性炭層3の上方部にデイストリビユータ
4を設置し、当該デイストリビユータ4に過酸化
水素を含む水溶液である原液の流入管5の一端を
連通し、さらに粒状活性炭層3の下方に形成した
空間部Sに処理液の流出管6を連通するととも
に、当該処理液の流出管6に逆洗水流入管7を連
通する。
また空間部Sに、粒状活性炭層3の上方まで立
上げたガス抜き管8を連通する。
一方前記原液の流入管5に粒状活性炭層3の逆
洗排水を排出するための逆洗排水流出管9とカ性
ソーダ溶液流入管10の一端を連通し、当該カ性
ソーダ溶液流入管10の他端を注入ポンプ11を
介してカ性ソーダ溶液層12に連通する。なお原
液の流入管5とカ性ソーダ溶液流入管10の接合
点下流側に混合器13を付設するとともに、当該
混合器13の下流側にPH電極14を付設し、当該
PH電極14と注入ポンプ11とをPH指示調節計1
5を介して計装的に接続する。なお16はブロー
管であり、17〜21はそれぞれ弁を示す。
<作用> 次の本装置の操作を以下に説明する。
運転の当初に粒状活性炭を充填して粒状活性炭
層3を形成するが、当該粒状活性炭に微粉炭が混
入している場合は、弁20、弁18を開口して逆
洗水流入管7から逆洗水を流入し、粒状活性炭層
3を適度に膨張させ、微粉炭を含む逆洗排水を逆
洗排水流出管9から流出させる。なお当該逆洗工
程は、以下に説明する通液工程を続行するにした
がい粒状活性炭層3に懸濁物質が詰まり、その圧
力損失が上昇した際にも適宜に行う。このような
逆洗が終了した後、弁21を開口して槽内1の水
をブロー管16から排出する。
次いで弁17、弁19を開口し、その他の弁は
閉じ、原液の流入管5から原液を流入し、処理液
の流出管6から処理液を得る通液を行う。
なお当該通液時に注入ポンプ11を駆動して原
液にカ性ソーダ溶液を混合し、原液のPHを10以
上、好ましくは10.5〜11.0に調整する。
この調整はPH電極14によつて測定されるPH
が、あらかじめ定めた所定の範囲になるように、
PH指示調節計15により計装的に注入ポンプ11
のカ性ソーダ溶液注入量を調節することにより行
う。
デイストリビユータ4により均等に分配した原
液を粒状活性炭層3の上面に直接撒布させ、当該
層3、スクリーン2を順次通過させ、空間部Sで
集液し、処理液を処理液の流出管6から流出す
る。
このような通液により原液中に存在する過酸化
水素は粒状活性炭層3に接触することにより分解
するが、当該分解により発生する酸素の大部分は
粒状活性炭層3の上面から大気に放出される。ま
たたとえ粒状活性炭層3内で少量の酸素が発生し
ても、当該酸素は液の流れにより空間部Sに押し
流され、空間部Sに連通したガス抜き管8から大
気に放出される。
<効果> このように本考案は粒状活性炭を充填する槽を
上部開放型とし、かつ粒状活性炭充填層の下部に
空間部を形成し、当該空間部に外部へ通じるガス
抜き管を連通し、過酸化水素を含む水溶液のPHを
10以上に調整してその分解速度を速めて粒状活性
炭充填層の上面に直接撒布するので、発生する酸
素を容易に槽外へ放出することができ、粒状活性
炭の充填層に気泡を発生させることがなく、チヤ
ンネリング現象に起因する過酸化水素の漏出を効
果的に防止することができる。
なお槽1を密閉型とし、重力式通液によらず圧
力式通液とすることも可能であるが、その場合
は、槽1の上部にガス抜き弁などを設置し、上部
粒状活性炭層3から発生する酸素を大気に放出す
るような構造とする必要がある。
本考案における粒状活性炭層3の充填層高は、
400mm〜600mmが適当で、あまり厚く充填すると充
填層内に気泡が発生しやすくなるので好ましくな
い。また通液流速は原液の過酸化水素の含有量が
多い程、低流速にする必要があるが、過酸化水素
含有量がたとえば0.2重量%の時はLV7m/H前
後、および過酸化水素含有量がたとえば3重量%
の時はLV3m/H前後が適当である。
以上説明したごとく、本考案は粒状活性炭層に
原液を通過させるのみで過酸化水素を除去できる
ので、従来装置のような大きな反応槽を必要とせ
ず、装置の設置面積を小さくすることができ、か
つ操作が簡単であるから自動操作も容易であり、
装置の設備費を従来のものより安価とすることが
でき、さらに亜硫酸ナトリウムなどの還元剤を用
いないので、ランニングコストも大幅に低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施態様の一例のフローを示
す説明図である。 1……槽、2……スクリーン、3……粒状活性
炭層、4……デイストリビユータ、5……原液の
流入管、6……処理液の流出管、7……逆洗水流
入管、8……ガス抜き管、9……逆洗排水排出
管、10……カ性ソーダ溶液流入管、11……注
入ポンプ、12……カ性ソーダ溶液槽、13……
混合器、14……PH電極、15……PH指示調節
計、16……ブロー管、17〜21……弁、S…
…空間部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 槽内に粒状活性炭を充填するとともに当該充填
    層の下方に空間部を形成し、かつ当該空間部に外
    部へ通じるガス抜き管を連通し、さらに粒状活性
    炭充填層の上方部に流入管を、前記空間部に流出
    管をそれぞれ連通した構造からなり、PHを10以上
    に調整した過酸化水素を含む水溶液を前記流入管
    から流入し、当該流入液を粒状活性炭充填層の上
    面に直接撒布させながら当該充填層に通過させ、
    処理液を流出管から流出させることを特徴とする
    過酸化水素の除去装置。
JP16676985U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0243515Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2021182480A1 (ja) * 2020-03-13 2021-09-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2021182480A1 (ja) * 2020-03-13 2021-09-16
WO2021182480A1 (ja) * 2020-03-13 2021-09-16 メタウォーター株式会社 水処理方法、水処理装置の制御装置、及び、水処理装置の制御プログラム

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