JPS6227143B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6227143B2 JPS6227143B2 JP56114645A JP11464581A JPS6227143B2 JP S6227143 B2 JPS6227143 B2 JP S6227143B2 JP 56114645 A JP56114645 A JP 56114645A JP 11464581 A JP11464581 A JP 11464581A JP S6227143 B2 JPS6227143 B2 JP S6227143B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- oxidation
- internal oxidation
- alloy
- oxygen pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Conductive Materials (AREA)
- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
Description
本発明は銀―酸化物系接点材料の製造方法に関
するものである。 電気接点材料の要件としては耐溶着性に富むこ
と、耐溶損性に富むこと、低接触抵抗を維持する
こと、耐アーク耐消耗性に富むことなどである。 従来、これらの要件を満たす電気接点を製造す
る方法としては、銀合金を酸化雰囲気中で加熱す
る内部酸化法が広く採用されている。 内部酸化合金の特性は酸化条件によつて著しく
左右される。特に酸素圧および酸化温度により析
出反応、析出する酸化物粒子の形状、大きさ、分
布状態が変化し、合金の機械的強度、耐熱性、電
気的特性は大きく影響される。 電気接点材料は耐熱性耐消耗性などの点から内
部酸化域に析出する酸化物粒子が最適の大きさ・
形状で均一に分布することが望ましい。また通電
性・低接触抵抗性の点から接点が適切な硬度を有
し、導電率が高いことが必要である。 従来、電気接点材料を内部酸化処理する場合、
酸化温度・雰囲気酸素圧を一定或いは変化させて
合金全域を一回のみ内部酸化処理することが行わ
れていた。 この方法では酸化が内部に進行すると酸化物が
粗大化し、酸化物粒子の分散状態が不均一になつ
たり、酸化物粒子の形状、大きさが調整できず、
高い硬度、低い導電率になつたりする欠点があ
る。 本発明は以上の点に鑑みてなされたものであ
り、機械加工性がよく耐溶着耐熱性に優れ導電率
のよい銀―酸化物系電気接点材料を製造する方法
を供給するものである。すなわち合金を450℃〜
700℃の低温度でかつ、約5atm.までの低い雰囲
気酸素圧下で全体に内部酸化処理し、その後、酸
化温度と雰囲気酸素圧の両方或いはいずれか一方
のみを第一回目の酸化温度・雰囲気酸素圧よりも
高めて2回以上の内部酸化処理を行なうことを特
徴とする電気接点材料の製造方法である。 次に本発明の特徴につき述べる。本発明は、接
点の硬度分布、高温硬度などの機械的特性、耐熱
性、接触抵抗性に検討を加えた結果、内部酸化を
異なる条件で2回以上することによつて硬度分布
耐熱性などを大巾に改善することがわかつたので
ある。つまり酸化物粒子を均一に分布させるため
には450℃〜700℃の低温度で内部酸化すると粒子
の分布は高温酸化に比較して良好になり酸化域で
の硬度分布は平均化してくる。しかしながら低温
酸化であるため合金の硬度は高く、析出反応が十
分に進行せず、導電率は低い。 一方高温高圧で内部酸化すると析出する酸化物
粒子は粗大化しやすいため酸化物粒子の分布は不
均一となる。 酸化物粒子の分布を均一化し、かつ適切な硬度
と高い導電率をもつために2回以上の内部酸化処
理をすることが有効であることがわかつた。即ち
450℃〜700℃の低温度で酸化することにより溶質
元素の拡散をおさえて均一に析出酸化物粒子を分
布させ、耐消耗耐溶着性の基本的要件を満足させ
る。次に酸化温度と酸素圧を高めた条件で内部酸
化させ、酸化物析出反応を充分に行なうこと、低
温酸化で析出した粒子を成長させ粒子の形状およ
び大きさを調整することによつて導電率を高め、
硬度分布の均一化適正化する。 内部酸化処理を組合せることによつて分散強化
型内部酸化合金の特徴を発揮させ耐溶着耐消耗低
接触抵抗のすぐれた電気接点材料を得ることがで
きる。 2回以上の内部酸化処理を組合せる効果を有効
に発揮させるためには450℃〜700℃の低温度でか
つ酸素圧を約5atm.O2までにして低温度酸化にお
ける反応促進と酸化物凝集防止をはかり、次に第
2回目の内部酸化処理においては酸素圧よりむし
ろ酸化温度を高くした方が析出粒子を調整したり
析出反応を促進するのに望ましい。ここで第一回
目の内部酸化処理で、酸化温度の下限を450℃と
したのは、これ以下になると酸化時間が非常に長
くなり、実用性を欠くからである。又上限を700
℃としたのは第2回目の効果がこれ以上あげると
小さくなるからである。酸素圧を約5atm.O2とし
たのもこれ以上あげると第2回目の効果が小さく
なるからである。 2回目の内部酸化処理を数回に分けて温度のみ
あるいは酸素圧供に順次高めてもよい。 次に本発明を実施例により具体的に説明する。
合金組成Ag―5.0Sn―3.0In―0.1Niを溶解鋳造し
てインゴツトとした後、このインゴツトから10×
10×1mmの試片を切り出し、しかる後、第1表に
示すごとき酸化条件で内部酸化させた。この合金
の硬度分布・導電率(%IACS)を測定した結果
は第1表に併記する通りである。なお本発明品の
高温特性を調べるため、高温硬度を測定した。結
果を第1図に示す。1が第1表のAであり、2が
第1表のDである。
するものである。 電気接点材料の要件としては耐溶着性に富むこ
と、耐溶損性に富むこと、低接触抵抗を維持する
こと、耐アーク耐消耗性に富むことなどである。 従来、これらの要件を満たす電気接点を製造す
る方法としては、銀合金を酸化雰囲気中で加熱す
る内部酸化法が広く採用されている。 内部酸化合金の特性は酸化条件によつて著しく
左右される。特に酸素圧および酸化温度により析
出反応、析出する酸化物粒子の形状、大きさ、分
布状態が変化し、合金の機械的強度、耐熱性、電
気的特性は大きく影響される。 電気接点材料は耐熱性耐消耗性などの点から内
部酸化域に析出する酸化物粒子が最適の大きさ・
形状で均一に分布することが望ましい。また通電
性・低接触抵抗性の点から接点が適切な硬度を有
し、導電率が高いことが必要である。 従来、電気接点材料を内部酸化処理する場合、
酸化温度・雰囲気酸素圧を一定或いは変化させて
合金全域を一回のみ内部酸化処理することが行わ
れていた。 この方法では酸化が内部に進行すると酸化物が
粗大化し、酸化物粒子の分散状態が不均一になつ
たり、酸化物粒子の形状、大きさが調整できず、
高い硬度、低い導電率になつたりする欠点があ
る。 本発明は以上の点に鑑みてなされたものであ
り、機械加工性がよく耐溶着耐熱性に優れ導電率
のよい銀―酸化物系電気接点材料を製造する方法
を供給するものである。すなわち合金を450℃〜
700℃の低温度でかつ、約5atm.までの低い雰囲
気酸素圧下で全体に内部酸化処理し、その後、酸
化温度と雰囲気酸素圧の両方或いはいずれか一方
のみを第一回目の酸化温度・雰囲気酸素圧よりも
高めて2回以上の内部酸化処理を行なうことを特
徴とする電気接点材料の製造方法である。 次に本発明の特徴につき述べる。本発明は、接
点の硬度分布、高温硬度などの機械的特性、耐熱
性、接触抵抗性に検討を加えた結果、内部酸化を
異なる条件で2回以上することによつて硬度分布
耐熱性などを大巾に改善することがわかつたので
ある。つまり酸化物粒子を均一に分布させるため
には450℃〜700℃の低温度で内部酸化すると粒子
の分布は高温酸化に比較して良好になり酸化域で
の硬度分布は平均化してくる。しかしながら低温
酸化であるため合金の硬度は高く、析出反応が十
分に進行せず、導電率は低い。 一方高温高圧で内部酸化すると析出する酸化物
粒子は粗大化しやすいため酸化物粒子の分布は不
均一となる。 酸化物粒子の分布を均一化し、かつ適切な硬度
と高い導電率をもつために2回以上の内部酸化処
理をすることが有効であることがわかつた。即ち
450℃〜700℃の低温度で酸化することにより溶質
元素の拡散をおさえて均一に析出酸化物粒子を分
布させ、耐消耗耐溶着性の基本的要件を満足させ
る。次に酸化温度と酸素圧を高めた条件で内部酸
化させ、酸化物析出反応を充分に行なうこと、低
温酸化で析出した粒子を成長させ粒子の形状およ
び大きさを調整することによつて導電率を高め、
硬度分布の均一化適正化する。 内部酸化処理を組合せることによつて分散強化
型内部酸化合金の特徴を発揮させ耐溶着耐消耗低
接触抵抗のすぐれた電気接点材料を得ることがで
きる。 2回以上の内部酸化処理を組合せる効果を有効
に発揮させるためには450℃〜700℃の低温度でか
つ酸素圧を約5atm.O2までにして低温度酸化にお
ける反応促進と酸化物凝集防止をはかり、次に第
2回目の内部酸化処理においては酸素圧よりむし
ろ酸化温度を高くした方が析出粒子を調整したり
析出反応を促進するのに望ましい。ここで第一回
目の内部酸化処理で、酸化温度の下限を450℃と
したのは、これ以下になると酸化時間が非常に長
くなり、実用性を欠くからである。又上限を700
℃としたのは第2回目の効果がこれ以上あげると
小さくなるからである。酸素圧を約5atm.O2とし
たのもこれ以上あげると第2回目の効果が小さく
なるからである。 2回目の内部酸化処理を数回に分けて温度のみ
あるいは酸素圧供に順次高めてもよい。 次に本発明を実施例により具体的に説明する。
合金組成Ag―5.0Sn―3.0In―0.1Niを溶解鋳造し
てインゴツトとした後、このインゴツトから10×
10×1mmの試片を切り出し、しかる後、第1表に
示すごとき酸化条件で内部酸化させた。この合金
の硬度分布・導電率(%IACS)を測定した結果
は第1表に併記する通りである。なお本発明品の
高温特性を調べるため、高温硬度を測定した。結
果を第1図に示す。1が第1表のAであり、2が
第1表のDである。
【表】
第1表に示す結果から明らかな如く、2回以上
の内部酸化処理した接点合金(A〜C)は全て導
電率が向上し、硬度分布が均一化することが確認
された。 次に本発明品の耐溶着性低接触抵抗性を調べる
ため接点試験を行なつた。表1の合金組成・内部
酸化条件で作成した合金を加工し、銅ビスヘロー
付して5φ×1.4×2.5φ×2.5×30Rの接点を得
た。この複合接点を市販の安全ブレーカに組み込
み、次に示す条件で温度試験・短絡試験を行な
い、耐溶着性・低接触抵抗性を評価した。この結
果は第3表に示す通りである。 温度試験 電圧AC220V,電流150A,力率0.8、開閉回
数 50回 電圧AC220V,電流20A,力率0.8,開閉回数
5000回 電圧AC220V,電流20A通電し、接点部の温
度上昇測定 短絡試験 電圧AC220V,電流150A,力率0.8,開閉回
数 50回 電圧AC220V,電流1500A,力率0.75 1極O―Co〓2極O―Co〓2極Coを溶着する
まで繰返えす、又同時にアーク発生量を観察
の内部酸化処理した接点合金(A〜C)は全て導
電率が向上し、硬度分布が均一化することが確認
された。 次に本発明品の耐溶着性低接触抵抗性を調べる
ため接点試験を行なつた。表1の合金組成・内部
酸化条件で作成した合金を加工し、銅ビスヘロー
付して5φ×1.4×2.5φ×2.5×30Rの接点を得
た。この複合接点を市販の安全ブレーカに組み込
み、次に示す条件で温度試験・短絡試験を行な
い、耐溶着性・低接触抵抗性を評価した。この結
果は第3表に示す通りである。 温度試験 電圧AC220V,電流150A,力率0.8、開閉回
数 50回 電圧AC220V,電流20A,力率0.8,開閉回数
5000回 電圧AC220V,電流20A通電し、接点部の温
度上昇測定 短絡試験 電圧AC220V,電流150A,力率0.8,開閉回
数 50回 電圧AC220V,電流1500A,力率0.75 1極O―Co〓2極O―Co〓2極Coを溶着する
まで繰返えす、又同時にアーク発生量を観察
【表】
【表】
上記第3表より明らかな如く、2回以上の内部
酸化処理を行なうことにより、1回のみのものに
比べて温度上昇値は下がり、優れた耐溶着性を示
すことが確認された。 以上説明した如く、本発明電気接点材料は十分
に内部酸化処理した接点材料であるため、熱的安
定性に優れていると共に接触抵抗が低く、しかも
優れた耐溶着性を示すなど、その工業的価値は大
きいものである。
酸化処理を行なうことにより、1回のみのものに
比べて温度上昇値は下がり、優れた耐溶着性を示
すことが確認された。 以上説明した如く、本発明電気接点材料は十分
に内部酸化処理した接点材料であるため、熱的安
定性に優れていると共に接触抵抗が低く、しかも
優れた耐溶着性を示すなど、その工業的価値は大
きいものである。
第1図は従来の合金と本願発明の合金の高温に
おける硬度を示す図であり、第2図,第3図は本
発明に係る合金断面の各々100倍及び1000倍の顕
微鏡写真である。 1…本発明合金、2…従来の合金。
おける硬度を示す図であり、第2図,第3図は本
発明に係る合金断面の各々100倍及び1000倍の顕
微鏡写真である。 1…本発明合金、2…従来の合金。
Claims (1)
- 1 銀―酸化物系電気接点材料の製造方法におい
て、合金を先づ450℃〜700℃の低温度でかつ5気
圧以下の低い雰囲気酸素圧の条件で合金全体を内
部酸化処理を行い、その後酸化温度と酸素圧の両
方またはいずれか一方のみを、一回目の温度、酸
素圧よりも高めて1回以上の内部酸化処理を行う
ことを特徴とする電気接点材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11464581A JPS5816039A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 電気接点材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11464581A JPS5816039A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 電気接点材料の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5816039A JPS5816039A (ja) | 1983-01-29 |
| JPS6227143B2 true JPS6227143B2 (ja) | 1987-06-12 |
Family
ID=14642980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11464581A Granted JPS5816039A (ja) | 1981-07-21 | 1981-07-21 | 電気接点材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5816039A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2849663B2 (ja) * | 1988-12-26 | 1999-01-20 | 田中貴金属工業株式会社 | 電気接点材料及びその製造方法 |
| DE69123183T2 (de) * | 1990-06-28 | 1997-04-17 | Akira Shibata | Verbundmaterial aus Silber- oder Silber-Kupferlegierung mit Metalloxyden und Verfahren zu seiner Herstellung |
| WO2004087972A1 (fr) * | 2003-04-04 | 2004-10-14 | Metalor Technologies International S.A. | Procede de realisation d’une piece en alliage d’argent et alliage utilise pour ce procede |
| JP4932465B2 (ja) * | 2006-12-14 | 2012-05-16 | 株式会社徳力本店 | Ag−酸化物系電気接点材料およびその製造方法 |
| JP2008303428A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 電気接点材料の製造方法、電気接点材料および温度ヒューズ |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5850303B2 (ja) * | 1975-06-06 | 1983-11-09 | タナカキキンゾクコウギヨウ カブシキガイシヤ | デンキセツテンザイリヨウノセイゾウホウ |
-
1981
- 1981-07-21 JP JP11464581A patent/JPS5816039A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5816039A (ja) | 1983-01-29 |
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