JPS62278024A - 軟質眼用レンズ材料の加工方法 - Google Patents

軟質眼用レンズ材料の加工方法

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JPS62278024A
JPS62278024A JP12148786A JP12148786A JPS62278024A JP S62278024 A JPS62278024 A JP S62278024A JP 12148786 A JP12148786 A JP 12148786A JP 12148786 A JP12148786 A JP 12148786A JP S62278024 A JPS62278024 A JP S62278024A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3発明の詳細な説明 [産業上の利用分野コ 本発明は軟質眼用レンズ材料の加工方法に関する。さら
に詳しくは本発明は眼科医療製品をはじめその他精密加
工を必要とする製品などの分野のなかでも、とりわけ本
質的または部分的に軟質材料からなる材料を厳格な規格
のもとに切削加工を施す必要のあるコンタクトレンズや
眼内レンズなどの眼用レンズの分野に好適に使用しうる
軟質眼用レンズ材料の加工方法に関する。
[従来の技術] 眼用レンズ材料として種々存在する材料のなかでも、主
にポリ2−ヒドロキシエチルメタクリレートまたはポリ
N−ビニルピロリドンよりなる含水性軟質眼用レンズ材
料は水を吸収し、膨制して軟化する性質を有するので、
装用感に優れ、また角膜になじみやすいため、近年脚光
を浴びるに至っている。
しかしなから水により軟化する材料をたとえばソフトコ
ンタクトレンズとして使用するばあいには以下のような
欠点を有する。
(イ)含水性を呈するため、材料の内部にまで涙液中の
排泄物などが蓄積されやすく、しばしば目に重篤な障害
を与える。
(ロ)細菌などがレンズに繁殖しやすく定期的な煮沸消
毒をはじめとして使用法、保存法に注意を払わなければ
ならないという煩わしさがある。
そこで、該分野では」−記ソフトコンタクトレンズの欠
点を解消しかつ装用感を損なわないように非含水あるい
は、わずかの含水性しか示さないような軟質眼用レンズ
材料をソフトコンタクトレンズをはじめとする眼用レン
ズ材料に応用することが提案されている。一般に水によ
り軟化する材料は未吸水状態ではガラス転移温度が比較
的高く、切削加工処理が可能な程度に剛いので未吸水状
態で所望の形状に切削加工してしかる後に水により軟化
させコンタクトレンズをはじめとする眼用レンズをうる
方法がとられる。一方、非含水性あるいはわずかの含水
性しか示さないような軟質眼用レンズ材料はガラス転移
温度が低く、室温下では柔軟であるので切削加工処理を
施すことは困難、あるいは不可能てあった。
このような軟質眼用レンズ材料を用いた、たとえばコン
タクトレンズなどの眼用レンズの製造方法としては、従
来より大きく分けてつぎの2つの方法の提案がなされて
いる。
(1)軟質眼用レンズ材料を冷却し、硬質化せしめたの
ち、切削加工する加工方法(特公昭56−1.3583
号公報および特公昭57−53569号公報)。
(2)重合後、軟質材料を与えるモノマーを成形型の中
に注入し、重合して成形品を作製する方法、ウレタン前
駆体、シリコーン前駆体、液状ゴムなどのオリゴマーを
成形型の中に注入し硬化させて成形品を作製する方法な
どのモールド成形方法。
上記(1)の切削加工方法では、軟質材料を冷却する際
には大がかりな設備が必要であるので、コストが大とな
り経済的ではなく、また冷却すると軟質材料自体が脆く
なり、切削加工が困難となることがあるといった問題が
ある。
また(2)のモールド成形方法として、モノマーを成形
型の中に注入し、重合して成形品を作製する方法により
成形品を作製するばあい、重合させる際に収縮などが生
じ、歪、重合むらなどが多発しやすく所望の形状を有す
る成形品をうるのが困難であり、また量産するためには
さまざまな規格からなる数多くの成形型を必要とし、さ
らにはモノマーとして揮発性のものを用いると重合中に
モノマーの一部が蒸発し、所望の形状を有する成形品を
うることかできないという問題がある。
オリゴマーを成形型の中に注入し硬化させて成形品を作
製する方法により成形品を作製するばあい、硬化の際に
は体積収縮などが生じるので、所望の形状を有する成形
品をうることか困難であり、またえられた成形品にはム
ラ、パリなどが生じることがあるので、たとえばコンタ
クトレンズなどのように精密加工が必要とされる分野に
適用しに<<、さらには量産するためにはさまざまな規
格からなる数多くの成形型を必要とするので、経済的で
はないなどの問題がある。
また原料ゴムを押し出し成形あるいはカレンダー加工を
施したのち、加硫成形する方法により成形品を作製する
ばあい、量産するためにはさまざまな規格からなる数多
くの成形型を必要とし、さらにはえられた成形品に切削
加工などの精密加工を施すことは困難である。
[発明が解決しようとする問題点] そこで本発明者は、上記のような従来の技術の問題点を
解決しつる軟質眼用レンズ材料から所望の形状を有する
成形品を容易に製造するべく鋭意研究を重ねた結果、か
かる問題点を解決しうる軟質眼用レンズ材料の加工方法
を見出し、本発明を完成するに至った。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は軟質材料および硬質ポリマーからな
るポリマーブレンド物を所望の形状に切削加工すること
によりえられた成形物から硬質ポリマーを除去すること
を特徴とする軟質眼用レンズ材料の加工方法に関する。
[作 用] 通常、軟質眼用レンズ材料は、常温では切削加工は困難
であるが、本発明の軟質眼用レンズ材料の加工方法によ
れば、従来の軟質材料に加えて硬質ポリマーが用□いら
れているので、冷却しないで常温で容易に所望の形状に
切削加工を施すことができ、さらに切削加工を施したの
ちに該成形品材料中に含有された硬質ポリマーを除去す
れば従来の軟質眼用レンズ材料と同程度の諸性質を有す
る軟質眼用レンズ材料よりなる成形品かえられるのであ
る。
[実施例] 本発明に用いられる軟質材料としては化学的結合あるい
はイオン結合による架橋構造を有し、かつこれらの結合
が本発明で用いられる溶媒、モノマーなどによって崩壊
しない性質を有するものが使用されるが、ここで使用す
る軟質材料とは、水あるいは他の溶媒類で膨潤していな
い状態で通常の環境・雰囲気下での切削加工などの機械
的加工法を使用することが困難あるいは不可能なものを
いう。軟質材料のガラス転移温度は40℃をこえると水
あるいは他の溶媒類で膨潤していない状態では通常の環
境・雰囲気下では剛く切削加工などの機械的加工方法を
使用することが可能となるので、40’C以下、とくに
30℃以下であるものが本発明に好ましく適用できる。
前記軟質材料を与えるモノマーの具体例としては、メチ
ルアクリレート、エチルアクリレート、イソプロピルア
クリレート、n−プロピル(メタ)アクリレート、イン
ブチルアクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート
、2−エチルへキシルアクリレート、n−オクチル(メ
タ)アクリレート、n−デシルメタクリレート、n−ド
デシル(メタ)アクリレート、n−テトラデシル(メタ
)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、シク
ロへキシルアクリレート、2−エトキシエチルアクリレ
ート、3−エトキシプロピルアクリレート、2−メトキ
シエチルアクリレート、3−メトキシプロピルアクリレ
ートなどのアルキル、アルコキシアルキル(メタ)アク
リレート類、オルガノシロキシシリルアルキル(メタ)
アクリレート類、フルオロアルキル(メタ)アクリレー
ト類などの(メタ)アクリルエステル類;4−ドデシル
スチレン、4−へキシルスチレン、4−ノニルスチレン
、4−オクチルスチレンなどのアルキルスチレン類、オ
ルガノシロキシシリル(アルキル)スチレン類、フルオ
ロアルキルスチレン類などのスチレン類;酢酸ビニル、
酢酸シクロペンチルなどのビニルエステル類;クロロプ
レン、イソプレン、ブタジェンなどのジエン類;エチル
ビニルエーテル、ブチルビニルエーテルなどのビニルエ
ーテル類などの軟質材料を与えるモノマーなどがあげら
れるが、これらのモノマーは単独で用いてもよく、また
2種以上を併用してもよい。
これらの軟質材料を与えるモノマーは他のモノマーと共
重合させてもよい。
上記他のモノマーとしては、たとえば親水性を付与せし
めるばあいには、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシ
アルキル(メタ)アクリレート類、2−ジメチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、2−ブチルアミノエチル
(メタ)アクリレートなどの(アルキル)アミノアルキ
ル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、グ
リセロール(メタ)アクリレート、プロピレングリコー
ルモノ(メタ)アクリレート、ポリグリコールモノ(メ
タ)アクリレート、ビニルピロリドン、(メタ)アクリ
ル酸、無水マレイン酸、マレイン酸、アミノスチレン、
ヒドロキシスチレンなどが、また酸素透過性を付与せし
めるばあいには、トリス(トリメチルシロキシ)シリル
(メタ)アクリレートなどのオルガノシロキシシリルア
ルキル(メタ)アクリレート、ヘキサフルオロイソプロ
ピル(メタ)アクリレート、トリフルオロエチル(メタ
)アクリレートなどのフルオロアルキル(メタ)アクリ
レート類などがあげられる。
また、これらの以外に他の機能を付与せしめるばあいに
は、グリシジル(メタ)アクリレート、グリシジルエー
テル、クロロ酢酸ビニル、2−クロロエチルビニルエー
テルなどがあげられる。
前記他のモノマーは前記軟質材料を与えるモノマー10
0モル部に対して0.1〜100モル部、なかんづ<1
0〜50モル部添加して用いられる。
また軟質材料の硬度を調節する際にはたとえばメチルメ
タクリレート、t−ブチルメタクリレート、スチレン、
t−ブチルスチレン、α−メチルスチレン、(メタ)ア
クリロニトリル、ビニルトルエン類などを前記軟質材料
を与えるモノマー100モル部に対して0.1〜100
モル部、なかんづ<10〜100モル部添加される。
これら他のモノマーは必要に応じて前記軟質材料を与え
るモノマーに対して1種または2種以上を併用してもよ
い。
なお、これらの軟質材料を与えるモノマーあるいはそれ
らと他のモノマーよりなる混合物には必要に応じて架橋
剤が添加され架橋される。
前記架橋剤としてはエチレングリコールジメタクリレー
ト、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチ
レングリコールジメタクリレート、テトラエチレングリ
コールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメ
タクリレート、1.4−ブチレングリコールジメタクリ
レート、1.3−ブチレングリコールジメタクリレート
、アリールジグリコールカーボネート、トリアリールシ
アヌレート、ジアリールフタレート、N。
N゛−メチレンビスアクリルアミド、N、N’−メチレ
ンビスメタクリルアミド、ジビニルベンゼンなどがあげ
られる。
前記架橋剤は、通常軟質材料を与えるモノマーあるいは
それらと他のモノマーよりなる混合物100モル部に対
して0.1〜10モル部、なかんづ<0.5〜4モル部
添加して用いられる。
また軟質材料には前記軟質材料を与えるモノマーあるい
はそれらと他のモノマー類よりなる軟質材料以外にポリ
エチレン、ポリイソブチレン、天然ゴム、乳化重合スチ
レン・ブタジェンゴム、溶液重合スチレン・ブタジェン
ゴム、フッ素ゴムなどのような材料に、適当な架橋剤ま
たは適当な架橋方法で架橋されたポリマーを本発明に用
いることが可能である。
前記適当な架橋方法としてはたとえばイオウ、有機過酸
化物、放射線などを用いて架橋する方法などがあげられ
る。
たとえばn−ブチルアクリレート、2−クロロエチルビ
ニルエーテルよりなるコポリマーはイオウで架橋するこ
とが可能であり、このように架橋されたものをも本発明
においては使用することができる。
またさらには上記のほかに両末端ビニルポリジメチルシ
ロキサンとポリメチルヒドロシロキサンとの付加反応な
どによりえられるシリコーンラバーあるいはポリウレタ
ンなどを用いてもよい。
本発明に用いられる硬質ポリマーとしては架橋構造を含
まず、また架橋構造を形成しない線状重合体であって、
そのガラス転移温度が低くとも60℃、好ましくは90
℃以上である、室温下、通常の環境雰囲気下で充分な切
削加工性をポリマーブレンド物に付与する程度の硬度を
与えるような重合体を使用しうるが、かかる硬質ポリマ
ーの具体例としては、ポリメチルメタクリレート、ポリ
t−ブチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリα−メ
チルスチレン、ポリt−ブチルスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ4−メチルペンテン−1、ポリメタクリル酸お
よびこの塩類、ポリアクリルアミド、ポリ (メタ)ア
クリロニトリル、ポリ2−クロロスチレン、3−クロロ
スチレンなどのビニル系重合体、ポリエステル、ポリア
ミド、ポリカーボネート、ポリフェニレンオキサイド、
ポリアセタール、ポリセルロースアセテートなどの縮合
系重合体などがあげられ、これらのポリマーは単独で用
いてもよく、また2種以上を併用してもよい。
前記軟質材料および硬質ポリマーをたとえば軟質材料中
に硬質ポリマーを与えるモノマーを含浸し重合する方法
などを用いて混合することによりポリマーブレンド物か
えられる。
前記軟質材料と硬質ポリマーの混合は、えられたポリマ
ーブレンド物が室温下、通常の環境雰囲気下で切削可能
な程度に混合されていればよく、したがって所望の硬度
を有するポリマーブレンド物かえられる程度に軟質材料
および硬質ポリマーが分散されていればよいが、軟質材
料および硬質ポリマーは均一に分散されているのが好ま
しい。
前記軟質材料および硬質ポリマーのポリマーブレンド物
に占める割合は、目的とするレンズ材料の硬度によって
異なるので一概に決定することはできないが、軟質材料
は20〜60%帽1%、以下同様)、硬質ポリマーは8
0〜40%の範囲で添加されるのが好ましい。
前記ポリマーブレンド物は、軟質材料に硬質ポリマーを
与えるモノマーを含浸させた後に該モノマーを重合させ
ることによりえられる。
まずポリマーブレンド物の作製方法について説明する。
前記ポリマーブレンド物を、軟質材料に硬質ポリマーを
与えるモノマーを含浸させた後に該モノマーを重合させ
ることにより作製するばあい、軟質材料は架橋剤などで
三次元不溶化されていることが必要であり、またこの架
橋は化学的結合あるいはイオン結合でなされているが、
一連の工程でこれらの結合が破壊されていない必要があ
る。
硬質ポリマーを与えるモノマーとしては軟質材料を膨潤
させる能力を有するもののながでも重合後、原則的には
架橋構造を含まない線状重合体を形成するものがえらば
れ、上記の硬質ポリマーを与えるモノマーとしては、メ
チルメタクリレート、t−ブチルメタクリレート、スチ
レン、t−ブチルスチレン、(メタ)アクリロニトリル
などがあげられる。
また軟質材料としてはたとえばポリアルキルアクリレー
トよりなるアクリル系軟質材料を用いるばあいは、その
硬質ポリマーを与えるモノマーとしてたとえばメチルメ
タクリレート、t−ブチルメタクリレートなどが好まし
く用いられるが、本発明においてはこれらのみに限定さ
れず、他のものをも使用することができる。
軟質材料に硬質ポリマーを与える七ツマ−を含浸させた
後に該モノマーを重合させる方法としてはたとえばラジ
カル重合法、イオン重合法、光重合法、紫外線重合法、
放射線重合法あるいは重付加法などかあげられるが、と
くにラジカル重合法を適用したばあい、常温、常圧下で
の重合が可能であり、また重合性種が重合系内の不純物
などの影響をうけにくく精製に費す労力もあまりかから
ず再現性もよいので好ましい。
しかしなから、ラジカル重合法によりモノマーを重合す
るばあいには、重合開始剤ラジカルあるいは成長ラジカ
ルが軟質材料に連鎖移動するような副反応が発生したば
あい、硬質ポリマーと軟質材料との間で化学的な結合が
形成され、後に溶媒を用いて硬質ポリマーを抽出する際
には該硬質ポリマーが完全には抽出することができすに
残存することとなり、所望の形状あるいは弾性を有する
眼用レンズをうることができないことがある。
そこでかかる副反応が発生するのを抑制するため副反応
が発生しないように重合反応開始剤、モノマー、軟質材
料を適宜えらんで用いてもよいが、重合反応を比較的低
温で行なったり、また連鎖移動を防ぐために前記モノマ
ー中に連鎖移動剤あるいは連鎖移動しやすい化合物を混
合して重合するのが望ましい。
前記連鎖移動剤あるいは連鎖移動しやすい化合物として
はたとえばn〜ブチルメルカプタン、ドデシルメルカプ
タン、チオグリコール酸などのメルカプタン類、テトラ
アルキルチウラムジスルフィド、キサントゲン酸ジスル
フィドなどのジスルフィド類、ジアゾチオエーテル、2
−プロパツール、クロロホルム、ブロモホルム、四塩化
炭素、四臭化炭素、アセトアルデヒド、ブチルアルデヒ
ドなどがあげられるが、これらの化合物は前記硬質ポリ
マーを与えるモノマー中で溶解あるいは乳化させて混合
するのが好ましい。連鎖移動剤は硬質ポリマーを与える
モノマー100モル部に対して10モル部をこえない範
囲で用いるのが本発明においては好ましい。前記硬質ポ
リマーを与えるモノマーを重合せしめる際に使用される
重合開始剤としては、アゾビスイソブチロニトリル、2
.2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)
 、2.2’−アゾビス(4−メトキシ2.4−ジメチ
ルバレロニトリル)などのアゾ系開始剤、過酸化ベンゾ
イル、ジ−t−ブチルパーオキサイドなどの有機過酸化
物、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウムなどがあげら
れ、通常該モノマー100モル部に対して0.01〜0
.5モル部使用される。
また重合の際には、軟質材料の膨潤度を調節する目的で
不活性な溶媒類を適量混合してもよ(1oかかる不活性
な溶媒類としては、ベンゼン、トルエン、ジメチルスル
ホキシドなどがあげられ、これらの不活性な溶媒類は、
硬質ポリマーを与えるモノマー100重量部に対して3
0重量部をこえない範囲で用いるのが好ましい。
なお、前記軟質材料および硬質ポリマーは相溶性を呈す
るものをえらんで用いるのが好ましいが、良好な相溶性
を呈さないものを組合せて用いるばあいには、相溶性を
向上させる目的で相溶化剤を前記硬質ポリマーを(8え
るモノマー中に溶解させるかあるいは乳化して混合させ
るのが好ましい。
本発明に使用しうる相溶化剤としてはたとえば軟質材料
もしくはそれと良好な相溶性を示す重合成分を1成分に
持ち、そして硬質ポリマーもしくはそれと良好な相溶性
を示す重合成分を1成分にもつようなブロックあるいは
グラフト重合体などがあげられる。これらの相溶化剤は
、ポリマーブレンド物100重量部に対して通常1〜1
0重量部添加して用いられる。たとえばシリコーン軟質
材料をスチレンで硬化させるようなばあいには、相溶性
がわるく好ましいポリマーブレンド物をうろことはでき
ないが、相溶化剤としてたとえばポリ(スチレン−b−
ジメチルシロキサン)のブロック共重合体あるいはポリ
(スチレン−g−ジメチルシロキサン)のグラフト共重
合体などを混合するのが好ましい。
l−記のようにして重合硬化後、えられたポリマーブレ
ンド物を通常の環境・雰囲気中で切削加工し、さらに必
要に応じて研磨加]二を施すことによりポリマーブレン
ド物の成形物かえられる。
ポリマーブレンド物の成形物は、軟質材料中に硬質ポリ
マーが含有され、軟質材料が膨潤された状態で硬化され
たものであり、後で詳述する硬質ポリマーを除去した際
に若干収縮することがあるので、あらかじめ成形物の膨
潤度を求め、その膨潤度にしたがって成形物を所望の寸
法、形状に切削加工を施すのが好ましい。
つぎに軟質材料中に含有された硬質ポリマーを除去する
ために前記切削加工された成形物は、適当な溶媒に浸漬
される。
前記適当な溶媒とは、硬質ポリマーを溶解させるととも
に軟質材料を膨潤させる能力を有するものである。かか
る溶媒の具体例としてはクロロホルム、塩化メチレン、
塩化エチレン、四塩化炭素、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、メチルエチル
ケトン、酢酸エチル、酢酸メチルなどがあげられるが、
本発明においては、上記例示した溶媒のみならず他の溶
媒をも使用することができる。
つぎに成形物から硬質ポリマーを充分に除去したのち、
該成形物を乾燥させることにより所望の形状を有する眼
用レンズが形成される。
つぎに本発明の軟質眼用レンズ材料の加工方法を実施例
に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに限
定されるものではない。
実施例1 n−ブチルアクリレート98.1部(重量部、以下同様
)、エチレングリコールジメタクリレート1.8部、2
,2°−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)
0.1部よりなる混合物を脱気したのち、内径I2關の
円筒状のガラス容器に注入し、チッ素ガスをこのガラス
容器に送入し、ついで該ガラス容器の開口部に栓を設け
、30℃で48時間、ついで徐々に昇温し50℃で5時
間、80℃で3時間、100℃で2時間重合して軟質材
料をえた。えられた軟質材料は室温中で弾力性に富み、
透明なものであった。
つぎにえられた円柱状軟質材料を短く切り出したちの1
0部を、メチルメタクリレート97.6部、ドデシルメ
ルカプタン2部および2.2°−アゾビス(2,4−ジ
メチルバレロニトリル)0.4部を均一に混合せしめた
溶液を注入した内径約113+++mの円筒状ガラス容
器に入れてその溶液に浸漬させ、ついでチッ素ガスを容
器内に充填し、栓をして30℃よりもわずかに低い温度
にて軟質材料を平衡膨潤状態に達せしめた後、30℃で
3日間重合させてポリマーブレンド物をえた。えられた
ポリマーブレンド物はわずかに白濁していた。
つぎにえられたポリマーブレンド物を室温、通常の環境
雰囲気下でコンタクトレンズ形状に切削し研磨したとこ
ろ、このポリマーブレンド物は硬いので、その切削およ
び研磨は容易であった。
えられた成形物をクロロホルム中に5時間浸漬し、膨潤
させ、硬質ポリマー成分であるポリメチルメタクリレー
トを除去し、乾燥したところ、表面が充分に研磨され、
原料であった軟質材料と同じ弾性力を有する透明なコン
タクトレンズ形状を有する成形品かえられた。
比較例1 実施例1と同様にして軟質材料を作製し、ついで切削加
工を施そうとしたが、かかる切削加工を施すことはでき
なかった。
実施例2 n−ブチルアクリレート78.6部、n−ブチルメタク
リレ−) 19.8部、エチレングリコールジメタクリ
レート 1.7部および2,2°−アゾビス(2,4−
ジメチルバレロニトリル)0.1部よりなる混合物を脱
気したのち、内径12III11の円筒状のガラス容器
に注入し、チッ素ガスをガラス容器に送入し、ついで該
ガラス容器の開口部に栓を設け、30℃で48時間、つ
いで徐々に昇温し50℃で5時間、80℃で3時間、1
00℃で2時間重合し、軟質材料をえた。えられた軟質
材料は室温中で弾力性に富み、透明なものであった。
つぎにえられた軟質材料を実施例1で用いたものと同じ
溶液中に浸漬させ、実施例1と同様にしてポリマーブレ
ンド物をえた。
えられたポリマーブレンド物はわずかに白濁していた。
つぎにえられたポリマーブレンド物を室温、通常環境雰
囲気下でコンタクトレンズ形状に切削し研磨したところ
、このポリマーブレンド物は硬いので、その切削あるい
は研磨が容易であった。
えられた成形物をクロロホルム中に5時間浸漬し、膨潤
させ、硬質ポリマー成分であるポリメチルメタクリレー
トを除去し、乾燥したところ、表面が充分に研磨され、
原料であった軟質材料た成形物と同じ弾性力を有する透
明なコンタクトレンズ形状を有する成形品かえられた。
比較例2 − 24  一 実施例2と同様にして軟質材料を作製し、ついで切削加
工を施そうとしたが、かかる切削加工を施すことはでき
なかった。
実施例3 エチルアクリレート98.1部、エチレングリコールジ
メタクリレート1.8部、2,2°−アゾビス(2,4
−ジメチルバレロニトリル)0.1部よりなる混合物を
脱気したのち、内径12m11の円筒状のガラス容器に
注入し、チッ素ガスをこのガラス容器に送入し、ついで
該ガラス容器の開口部に栓を設け、30℃で48時間、
ついで徐々に昇温し50℃で5時間、80℃で3時間、
100℃で2時間重合し、軟質材料をえた。えられた軟
質材料は室温中で弾力性に富み、透明なものであった。
つぎにえられた軟質材料10部を、メチルメタクリレー
ト97.6部、ドデシルメルカプタン 2.1部、2,
2°−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0
.3部を混合せしめた溶液を注入した内径約16mmの
円筒状ガラス容器に入れてその溶液に浸漬させ、チッ素
ガスを容器内に充填し栓をして30℃よりもわずかに低
い温度にて軟質材料を平衡膨潤状態に達せしめた後30
°Cで3日間重合させてポリマーブレンド物をえた。
えられたポリマーブレンド物は透明であった。
つぎにえられたポリマーブレンド物を室温、通常の環境
雰囲気下でコンタクトレンズ形状に切削し研磨したとこ
ろ、このポリマーブレンド物は硬いので、その切削およ
び研磨は容易であった。
えられた成形物をクロロホルム中に5時間浸漬し、膨7
11させ、硬質ポリマー成分であるポリメチルメタクリ
レートを除去し、乾燥したところ、表面が充分に研磨さ
れ、原料であった軟質材料と同じ弾性力を有する透明な
コンタクトレンズ形状を有する成形品かえられた。
比較例3 実施例3と同様にして軟質材料を作製し、ついで切削加
工を施そうとしたが、かかる切削加工を施すことはでき
なかった。
実施例4〜9 第1表に示す組成からなる軟質材料の原料の混合物を実
施例1と同様にして重合させ、軟質材料をえた。えられ
た軟質材料は室温で弾力性に富み柔かく、透明なもので
あった。
つぎにえられた軟質材料10部を、メチルメタクリレー
ト97.6部、ドデシルメルカプタン2部および2,2
°−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.
4部を均一に混合せしめた溶液を注入した容器に入れて
その溶液に浸漬させ、ついで実施例1と同様にして重合
させてポリマーブレンド物をえた。えられたポリマーブ
レンド物はわずかに白濁していた。
つぎにえられたポリマーブレンド物を室温、通常の環境
雰囲気下でコンタクトレンズ形状に切削し研磨したとこ
ろ、このポリマーブレンド物は硬いので、その切削およ
び研磨は容易であった。
えられた成形物を実施例1と同様にしてクロロホルム中
に浸漬し、ついで乾燥したところ、表面が充分に研磨さ
れ、原料であった軟質材料と同じ弾性力を有する透明な
コンタクトレンズ形状を有する成形品かえられた。
[以下余白] □ 実施例10 透明で室温で柔かく弾力性に富んだ直径l2Lllff
lの円柱状のウレタンゴムADAPT−13OL  (
国際ケミカル■製)10部をメチルメタクリレート97
.6部、ドデシルメルカプタン2部、2.2“−アゾビ
ス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.4部よりな
る混合溶液に浸漬したほかは実施例1と同様にして処理
を施し、ポリマーブレンド物をえた。えられたポリマー
ブレンド物は透明であった。
つぎにえられたポリマーブレンド物をコンタクトレンズ
形状に切削し研磨したところ、このポリマーブレンド物
は硬いので、その切削および研磨は容易であった。
つぎにえられた成形物に含有された硬質ポリマーを実施
例1と同様にして除去し、乾燥したところ、表面が充分
に研磨され、原料であった軟質材料と同じ弾力性を有す
る透明なコンタクトレンズ形状を有する成形品かえられ
た。
比較例4 実施例IOで用いたウレタンゴムADAPT−80Lに
切削加工を施そうとしたが、かかる切削加工を施すこと
はできなかった。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明の加工方法によれば通常不可
能であった軟質材料の切削加工を多大な設備やコストを
要せず、容易に精度よく作製することができる。
また、少量の軟質材料から数多くの成形品をうることか
可能である。
また、非常に小さい成形品をえたいばあいなど、膨潤し
た大きさの状態で加工できるので精度よく行なうことが
可能である。
また、たとえば、コンタクトレンズ分野において通常ハ
ードコンタクトレンズの原料として知られているポリメ
チルメタクリレートなどのプラスチックを切削加工する
とき、プラスチック特有の脆さのため加工する際に材料
が欠けたり、割れたりすることがあるが、本発明よりえ
られるブレンド物は軟質材料で補強されたプラスチック
としての性質をも兼備しているので、すぐれた耐衝撃性
を有しておりプラスチック特有の脆さを解消することも
可能である。そのため切削加工時における欠けや割れな
どの発生がない。
さらには本発明の加工方法によればコンタクトレンズ分
野で知られている中央ハード、周辺ソフトの複合型コン
タクトレンズを容易に加工することもできる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軟質材料および硬質ポリマーからなるポリマーブレ
    ンド物を所望の形状に切削加工することによりえられた
    成形物から硬質ポリマーを除去することを特徴とする軟
    質眼用レンズ材料の加工方法。 2 ポリマーブレンド物が軟質材料に硬質ポリマーを与
    えるモノマーを含浸させた後に該モノマーを重合させた
    ものである特許請求の範囲第1項記載の軟質眼用レンズ
    材料の加工方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0584764A1 (en) 1992-08-24 1994-03-02 Menicon Co., Ltd. Ocular lens material
JP2008506549A (ja) * 2004-06-30 2008-03-06 ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト シリコーンヒドロゲルレンズの旋盤加工方法

Cited By (3)

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EP0584764A1 (en) 1992-08-24 1994-03-02 Menicon Co., Ltd. Ocular lens material
JP2008506549A (ja) * 2004-06-30 2008-03-06 ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト シリコーンヒドロゲルレンズの旋盤加工方法
US9248614B2 (en) 2004-06-30 2016-02-02 Novartis Ag Method for lathing silicone hydrogel lenses

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