JPS6228221B2 - - Google Patents

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JPS6228221B2
JPS6228221B2 JP53160998A JP16099878A JPS6228221B2 JP S6228221 B2 JPS6228221 B2 JP S6228221B2 JP 53160998 A JP53160998 A JP 53160998A JP 16099878 A JP16099878 A JP 16099878A JP S6228221 B2 JPS6228221 B2 JP S6228221B2
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JP
Japan
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sheet
fibers
parallel
elongation
long
Prior art date
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Application number
JP53160998A
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English (en)
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JPS5590664A (en
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Yasuyuki Yamazaki
Shingo Emi
Kazuo Takamatsu
Susumu Norota
Tomoyoshi Ono
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6228221B2 publication Critical patent/JPS6228221B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は不織布用素材として好適な薄くて均質
な長繊維延展シートを工業的に製造する方法に関
する。 従来、長繊維より構成された不織布状シートと
して、例えば紡糸した長繊維束を空気流や静電気
によつて一挙にランダム化してウエブとしたも
の、紡糸ノズル近辺において繊維を空気流によつ
て直接索引しランダム化したものなどが知られて
いる。 これらの方法は所謂スパンボンド法と称され、
この方法は極めて大型の装置を必要とするのみな
らず、その装置の運転を停止したり始動すること
は簡単ではない。またこの方法によつて得られた
不織布は、単糸物性の均一性、目付分布の均一性
が必ずしも精度よいものでなく、しかも繊維を構
成する重合体の種類が限定され、不織布の物性も
限定されたものであるなどの欠点があつた。その
上かかる不織布はドレープ性や均一性が満足すべ
きものではなく、殊にその用途は厚いものが希望
される土木関係に制限されていた。 一方、これらの欠点が改良され、特に薄くて均
一性であり、ドレープ性に富む不織布の開発も
種々試みられているが、未だ工業的に成功しては
いない。 本発明者らは、さきに、捲縮トウを繊維が実質
的に一方向に配列する如く開繊したのち、接着剤
によつて接着した長繊維平行シートを一枚もしく
は複数枚重ね合せて幅方向に延展して網状繊維シ
ートとする方法を提案した(特開昭48−27016
号、特開昭48−61772号)。この方法によれば、新
規な網状繊維シートの製造が可能であるが、均一
に延展することが困難で薄くて均質な繊維シート
を得ることが難しく、工業化に当つての問題点の
一つとなつていた。 そこで本発明の目的は、薄くて均一性のある長
繊維不織布の素材となり得る長繊維延展シートを
製造する方法を提供することにある。 かかる本発明の目的は、1インチ当り10〜30個
の捲縮を有する長繊維が実質的にタテ方向に配列
するとともに部分的に交絡しており、繊維の交絡
点間の平均距離が繊維径の3〜300倍の範囲内に
あり、かつ該交絡点が少くとも部分的に接着剤に
より接合されている長繊維平行シートであつて、
しかも、該シートのヨコ方向の強度が1〜40
(g/m)/(g/m2)の範囲内にあり、かつ該
シートの強度と同じ値の荷重を該シートのヨコ方
向に加えた際の部分伸度が該シートのいかなる部
分においても該シートの伸度の値の70〜130%の
範囲内にある長繊維平行シートを、2枚以上、実
質的に繊維配列が平行となるように積層した後、
ヨコ方向へ該シートが有する伸度の値の0.5〜1.1
倍に延展し、しかる後、必要に応じて長繊維を互
いに少くとも部分的に接着剤により接合すること
を特徴とする、本発明の長繊維延展シートの製造
方法によつて達成される。 本発明者らは、まず長繊維延展シート製造のた
めの素材となる、実質的にタテ方向に配列され部
分的に絡み或いは接合された長繊維平行シートに
関して、これをヨコ方向に延展して均質な長繊維
延展シートを得るのに適した特性について研究を
重ねた。 一般に長繊維平行シートをヨコ方向に延展する
時の応力は、長繊維の交絡点における長繊維の接
合力、長繊維間の滑りによる摩擦抵抗、繊維の曲
げ応力などが互に影響しあつたものとして表わさ
れ、延展の際には交絡点における接合部分の一部
が離れて繊維がずれる状態であつても均一な延展
挙動を示す場合もある。従つて長繊維平行シート
の平均交絡点間距離は長繊維延展シートのそれよ
りも同じかもしくは小さい。 かくして本発明者らの研究によれば、均質で薄
い長繊維延展シートを製造するに適した長繊維平
行シートは、 (1) 1インチ当り10〜30個の捲縮を有する長繊維
が実質的にタテ方向に配列するとともに部分的
に絡み合つて、交絡点間の平均距離が繊維径の
3〜300倍、好ましくは5〜100倍の範囲内とな
るように交絡しており、該交絡点の少くとも一
部が接着剤により接合していること、 (2) 該シートをヨコ方向に引張つた時の強度が1
〜40(g/m)/(g/m2)の範囲であり、好
ましくはその時の伸度が400〜2000%の範囲で
あること、および (3) 該シートの有する前記強度と同じ荷重を該シ
ートにヨコ方向に加えた時の部分伸度が、いか
なる部分においても、前記シートの有する伸度
の値の70〜130%の範囲であること という3つの要件を満足していることが必要であ
ることが見出された。 本発明で長繊維平行シートの特性を規定した
“強度”、“伸度”および“部分伸度”は下記方法
によつて測定された値である。 (a) 強度の測定; 長繊維平行シートにおける“強度”は、ヨコ
方向の両端を把持し引張つた時の最大強度を意
味し、実際には該平行シートを長繊維の直角方
向に10cmの巾で切り取り(横巾は現実にある長
さのままでよい)これを四ツ折りにしてたた
み、巾2.5cmとし、この両端を把持して引張つ
た時の最大強度である。四ツ折りにして測定す
ることにより、切り取つた10cm巾のままの状態
で引張つた時の、引裂き方向の応力の発生を防
ぐことができる。具体的には目付A(g/m2
の長繊維平行シートを、前述の如くして引張つ
た時の最大強度がBgとすれば、強度は下記式
で表わされる。 強度〔(g/m)/(g/m2)〕=B/0.1A (b) 伸度の測定; 伸度は、前記(a)項における最大強度を示す時
の伸度を意味し、例えば伸度を測定しようとす
る長繊維平行シートのヨコ方向の長さがCmで
あり、この両端を把持して引張り、最大強度を
与えた時の長さがDmであるとすれば伸度は下
記式で表わされる。 伸度(%)=D−C/C×100 (c) 部分伸度の測定; 長繊維平行シートの巾方向を細分化した部分
における伸度を意味し、実際には該平行シート
の前記(b)項の伸度を測定する近房の任意の部分
を繊維に直角方向に10cmの巾で切り取り、これ
を長さ方向に四ツ折りにたたんで2.5cmとし、
これを任意の部分のヨコ方向の巾が2cmとなる
ように両端を把持してヨコ方向に引張つた時の
前記(a)項の最大強度と同じ強度を示す時の伸度
を云う。この場合ヨコ方向の長さが2cmよりも
広い巾とした場合には、均一性を正確に捕える
ことができず、一方2cmよりも長さが短くなれ
ば、引裂き方向の応力の発生が多くなるので正
確な伸度を測定することが困難となる。 なお前記(a)、(b)および(c)項の測定法において、
引張る速度は、毎分把持した両端の長さの1000%
の長さとする。さらにこれらの測定のために試料
の切り取りの際には、該平行シートの長繊維の配
列、シートとしての形態を乱さない様に注意深く
行うことが望ましい。 本発明における実質的にタテ方向に配列された
長繊維平行シートを、部分的に絡み或いは接合さ
せる手段としては、捲縮と接着剤付与との組合せ
が用いられる。 本発明の長繊維平行シートにおけるヨコ方向の
引張り強度(a)は、1〜40(g/m)/(g/m2
の範囲、好ましくは4〜30(g/m)/(g/
m2)の範囲である。この強度が1よりも小さい場
合は部分的な絡み或いは接合が不充分であつて、
ヨコ方向に引張る力が全体に伝達せず不均一な状
態となつて部分的な切れも発生し易い。一方40よ
りも大きい場合においても結合力を完全に等しく
することは現実的には不可能であるから、絡みや
接合による結合力の部分的なわずかの差により、
繊維が大きな束になつてブロツク状に延展される
傾向が出てきて、均一な状態とならない。一方強
度が前記範囲内であつても、その時の伸度(b)が
400%よりも小さいとかような平行シートを延展
しても均質な延展シートは得ることが困難であ
る。また伸度(a)が2000%を超える場合には結合点
間距離が極めて長いかあるいは多数の結合点が離
れてセンイの摩擦抵抗と繊維の曲げ応力で強度を
保つている状態となり、いづれの場合にも均一性
に欠ける。好ましい伸度の範囲は600〜1800%で
ある。 長繊維平行シートにおける強度(a)および伸度(b)
が前記本発明で規定した範囲内であつても、その
シートの有する前記部分伸度(c)が、該シートのい
かなる部分においてもそのシートの有する該伸度
の値の70〜130%、好ましくは80〜120%、更に好
ましくは85〜115%の範囲に無い場合には均一に
延展せず、所望の延展シートが得られない。この
様な(a)、(b)および(c)の条件を満たす為には該長繊
維平行シートの長繊維が、その繊維断面直径の3
〜300倍、好ましくは5〜100倍の平均交絡点間隔
を有することが必要である。 本発明の長繊維平行シートを構成する長繊維
は、その単糸が0.1〜30de、好ましくは0.2〜20de
の範囲のものであるのが望ましい。かかる範囲の
長繊維の使用により、均一でドレープ性を有する
衣料用途にも適用可能な長繊維延展シートを容易
に得ることができる。 本発明では、長繊維平行シートを構成する捲縮
長繊維としては、その捲縮数は、1インチ当り10
〜30個、好ましくは12〜25個であるのが有利であ
り、特に例えば接着剤の乾燥に際して熱が加えら
れる場合には、予め捲縮の熱固定をしておくのが
望ましい。捲縮数が10より少ないと長繊維の絡み
或いは接合する度合が少くなり、望ましい接合点
間隔を有するものが得難くなる。一方30よりも捲
縮数が多くなると、長繊維の絡み或いは接合点が
多くなり過ぎ、適当な接合点間隔を有することが
困難となる。 本発明の長繊維平行シートが、接着剤接着によ
るものである時、接着剤の使用割合は、これを延
展した時の均一性、強度またはドレープ性などに
影響を与える。好ましい接着剤の使用割合は、長
繊維に対して重量で0.1〜10%の範囲、特に0.5〜
5%の範囲である。 その際使用し得る接着剤としては、通常繊維の
接着に使用されているものであればよいが、好適
なものとしては下記のものが挙げられる。これら
は単独であつてもまた2種以上の結合であつても
よい。 (i) 熱可塑性樹脂; 例えば、ポリアクリル酸エステル、ポリビニ
ルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニ
ルの如きポリビニル樹脂;ポリエチレン、ポリ
プロピレンの如きポリオレフイン樹脂;ポリウ
レタン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹
脂、ゴムなど; (ii) 熱硬化性樹脂; 例えば尿素樹脂、メラミン樹脂、フエノール
樹脂など; (iii) 天然或いは半合成糊料; 例えばデンプン、天然ゴム、カルボキシメチ
ルセルロースの如きセルロースなど これら接着剤は、例えば水溶解型、エマルジヨ
ンまたはラテツクス型、粉末、繊維などの種々の
形態で使用される。 接着剤の選定にあたつては、その接着剤の示す
初期引張りモジユラスにも注目する必要がある。
なぜなら初期引張りモジユラスは、その接着剤の
使用量と共に、延展強度に影響を及ぼすばかりで
なく、最終製品のドレープ性をも変えるからであ
る。 本発明の長繊維平行シートを構成する長繊維
は、種々の重合体より形成されたものであつてよ
いが、好ましくは、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンテレフタレートの如きポリエス
テル:ポリカプラミド、ポリヘキサメチレンアジ
パミド、ポリ−m−フエニレンイソフタラミドの
如きポリアミド;ポリエチレン、ポリプロピレン
の如きポリオレフイン;ポリビニルアルコール、
ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリルの如きポ
リビニル重合体;その他ポリウレタン、アセテー
ト、レーヨンまたはこれら2種以上の重合体より
形成されたものである。特にこれらの重合体の中
でポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリカプラミド、ポリ−m−フエ
ニレンイソフタラミド、ポリプロピレン、ポリア
クリロニトリルまたはこれら2種以上の重合体
(共重合体も含む)より形成されたものが好まし
い。 前述した本発明の長繊維平行シートは、後述す
るようにこれをそのまま或いは2枚以上積層して
延展して、長繊維延展シートとし、さらにかくし
て得られた長繊維延展シートを少くとも2枚以上
積層することによつて極めて均質な衣料用にも適
した不織布状シートとなる。かかる用途に適した
長繊維平行シートは、その目付が2〜200g/
m2、特に5〜150g/m2のものとするのが好まし
い。 前記した長繊維平行シートは、着色、電気的性
質、化学的性質、物理的性質、その他の性質を改
良乃至付与するために適当な活性付与物質を付与
することができる。 本発明の前記長繊維平行シートは、その長繊維
の配列方向の大略直角に(巾方向)に延展して長
繊維延展シートとする。その際の延展割合は、延
展しようとする長繊維平行シートが有する伸度の
0.5〜1.1倍、好ましくは0.7〜1倍程度とするのが
均質なシートを得るために必要である。延展割合
が前記範囲よりも小さいと未延展部分が発生し、
そのため均質なシートが得難くくなり、一方前記
範囲の上限を外れると伸度を可成り超えるので、
長繊維の絡みや接合部分が大巾にくずれ、平行シ
ートの割れが発生し同様に均質な延展シートが得
られない。 長繊維平行シートを前記範囲に延展する方法
は、巾方向に均一に引張ることができる手段であ
ればよく、例えば弧状のローラーやバーを用いる
方法、複数のベルトで搬送しながら延展する方
法、ピンテンターを使用する方法などがあるが、
シートの両端を何等かの手段で把持しながら延展
する方法が簡単で均一な延展シートを得ることが
できるので最も好ましい。 長繊維平行シートを巾方向に延展する場合、該
平行シートは縦方向に収縮する力を発生するか
ら、該平行シートを送り込む速度は、延展する部
分のタテ方向の速度よりも大きくすることが好ま
しい。得ようとする延展シートの物性がタテ方向
のみの強力を要求している場合には、送り込む速
度は延展する部分のタテ方向の速度とほぼ同じで
よいが、一般的にはタテおよびヨコのバランスの
とれた強力を要求されるので、この場合は送り込
む速度は延展部分の速度の1.2〜3.0倍、好ましく
は1.3〜2.5倍とすることが好ましい。この倍率が
低い場合は延展倍率は低くすることが好ましい。 長繊維平行シートの延展は、2枚以上、例えば
2〜30枚、特に3〜20枚を繊維配列方向が実質的
に平行となる如く積層して行うのが工業的に有利
であり、又均一性も良好なものが得られる。積層
する枚数は長繊維平行シートの性状、目的とする
長繊維延展シートの物性などにより適宜選択され
る。 さらに2枚以上積層して延展する場合、同一の
長繊維シートを使用することは、必ずしも必要で
はない。例えば本発明の前記要件を満足する長繊
維シートである限り、異なる重合体から形成され
たシート、目付が異なるシートを適当に積層して
極めて多くて品質を有する長繊維シートとするこ
とができ、このように希望する品質の長繊維延展
シートを容易に得ることができる点が、本発明の
特徴の一つである。 このようにして2枚以上積層して延展シートを
得た場合、これを熱および/または圧力により、
或いは接着剤の使用により少くとも部分的に接合
することも可能である。その際、長繊維延展シー
トを形成している重合体よりも低い融点の重合体
より形成される繊維ウエブやフイルムなどのシー
ト状材料と重ねてラミネートしてもよい。 本発明により得られた長繊維延展シートは、極
めて均質であり、強度が大きい網目状構造を有す
るので、それ自体で種々の用途に使用することが
できるが、さらにこの延展シートを少くとも2枚
積層し、必要に応じて互に少くとも部分的に接合
すれば、厚みのある延展積層体が得られる。その
際通常知られた熱プレス法、接着剤法を採用する
ことができる。 本発明の長繊維延展シートは、構造繊維が連続
した長繊維で構成されている上に、あらかじめ平
行シートの段階で既に繊維間の絡みあるいは接着
がなされていること、及び延展により各繊維は網
目状構造を呈し、従つて強度に優れ、更に均一性
やドレープ性に優れているから衣料用途に使用で
きるし、さらに延展シートの接合方法を適切に選
ぶことにより、工業資材、土木資材、農業資材、
衛生材料、生活資材等の広い用途に使用できる。 本発明に用いる長繊維は、既に一般に繊維製品
用として作られているフイラメントやトウがある
場合にはそれを使用できるのであらためて装置を
作る必要がない。従つて紡糸工程が直結している
スパンポンド法等にくらべて極めて小型の装置で
良い上に、多品種の製品を容易に切り替えて製造
できるという利点も有している。 次に示す実施例は本発明を説明する為のもので
あつて、本発明を限定するものではない。 実施例 1 単糸6deのポリエチレンテレフタレート長繊維
をトータル130万Deとなる様に略平行に引き揃
え、4倍に延伸して18ケ/インチの捲縮をかけ、
温度180℃で2分間熱固定してから、連続的に開
繊して弧状バーにより巾1.5mに拡巾して、更
に、アクリル酸エチル/アクリル酸ブチル=
50wt%/50wt%の共重合体に若干量の乳化剤を
加えて乳化したエマルジヨン型の接着剤を、付着
量が5wt%となる様に全面に含浸させ、温度100
℃で乾燥して目付30g/m2の長繊維平行シートを
得た。 このシートを顕微鏡観察したところ、繊維の直
径は7μで、平均交絡点距離はおよそ70μであ
り、直径の約10倍であつた。この平行シートのヨ
コ方向の強伸度を本文に記載した方法で測定した
ところ、第1図の様な曲線が得られた。最大強度
は12.7g/m/g/m2であり、伸度は920%であ
つた。同様の試験を隣接した部分について巾方向
に30ケ所に分割して計つたところ、12.7g/m/
g/m2の強度を示す時の部分伸度は全て800〜
1050%の範囲であつた。この部分伸度は全体の伸
度920%に対しては87〜114%の範囲にあり、本発
明の目的とする特性に合致するものであつた。 次にこの平行シートを3枚積層して、オーバー
フイード1.4倍で送り込みながらピンテンターで
巾方向に950%、つまり該平行シートの有する伸
度の1.03倍に延展し、表面温度200℃の1対のロ
ーラーで熱プレスし、更に前記接着剤を15wt%
付与して長繊維延展シートを得た。目付14g/m2
のこのシートは極めて均一で、ドレープ性にも富
むものであつた。その特性を表―1に示す。 実施例 2 ポリプロピレンを押出機で溶融し、N2ガスを
混入させた後、スリツトダイより押出して冷却し
ながらドラフトをかけて引取つて、長手方向に無
数の非連続の亀裂を有する繊維構造物を得た。目
付13.6g/m2のこのシートと、実施例1で得た
長繊維平行シートとを、+++++
+なる様に積層し、実施例1と同一条件で延
展し、表面温度150℃で熱プレスした。得られた
目付19g/m2の長繊維延展シートは極めて均一で
ドレープ性に富み、タテとヨコの強度差も少な
く、しかも毛羽立ちがほとんどなく、ポリプロピ
レンの融点である160℃を超える温度でヒートシ
ールすれば極めて強固に接合できた。 実施例 3 芯成分にポリカプロアミド、鞘成分にポリスチ
レン、芯/鞘=70/30の重量比である複合繊維
を、単糸10deとなる様に紡糸し、トータル50万
Deとなる様に略平行に引き揃え、3倍に延伸し
てから、トルエンと酢酸ブチルを重量比で1対1
に混合した溶剤に浸漬して、ポリスチレン成分を
90wt%溶出してから乾燥し、目付27g/m2、平
均交絡点距離が繊維直径の約60倍である平行シー
トを得た。次にこの平行シートを6枚積層して、
オーバーフイード2倍で送り込みながらピンテン
ターで700%延展し、更に、ポリウレタン/ポリ
アクリロニトリルプタジエンコポリマー=80/
20wt%の酢酸ブチル/ジメチルホルムアミド=
4/1wt%溶液(濃度20%)を、有効付着量50wt
%となる様に含浸してから乾燥し、目付61g/m2
のかさ高で極めてドレープ性に富み、衣料用の基
布として有用なものが得られた。 実施例 4 単糸2deのポリ―m―フエニレンイソフタルア
ミドの長繊維を用いて、トータル20万Deになる
様、略平行に引き揃え、12ケ/インチの捲縮をか
け、更に実施例1と同様の処理をして、目付94
g/m2の平行シートを得た。次にこのシートを20
枚積層してオーバーフイード1.8倍、延展倍率600
%で延展し、表面温度210℃のローラーでプレス
してからニードルパンチし、目付490g/m2のか
さ高な延展シートを得た。このシートは高温条件
で使用するフイルターとして好適であつた。 実施例 5 単糸5deトータル108万De捲縮15ケ/インチ、
接着剤中に固型分として10wt%となる様に茶色
顔料を混入すること以外は全て実施例1と同様に
して、目付22g/m2の茶色の平行シートを得た。
このシートを15枚重ね実施例1と同一条件により
茶色の延展シートを得た。目付51g/m2のこのシ
ートは均一でしかも強く、内装用シート又は内装
材料の補強用シートとして有用であつた。 実施例 6 実施例1において、延展率を550%、つまり伸
度920%の0.6倍とする以外は全て同様にして、目
付23g/m2の延展シートを得た。目付は均一であ
つた。 実施例 7 単糸1.7deのポリアクリロニトリルの延伸され
た長繊維をトータル15万Deになる様、略平行に
引き揃えて、20ケ/インチの捲縮をかけ、連続的
に開繊して弧状バーにより巾1.5mに拡巾して実
施例1に用いる接着剤を5wt%付与し、乾燥して
目付18g/m2の平行シートを得た。 次にこのシートを10枚積層して、オーバーフイ
ード1.8倍、延展率1000%で延展し、表面温度170
℃のローラーでプレスしてから前記接着剤を
15wt%付与して乾燥し、更に表面温度150℃の布
目状エンボスローラーで型付けをした。このシー
トは柔軟で、衣料用にも使用できるものであつ
た。 比較例 1 実施例1において、延展率を350%、つまり伸
度920%の0.38倍とした。未だ延展されていない
部分が残り、目付ムラを生じた。 比較例 2 実施例1において、延展率を1100%、つまり伸
度920%の1.20倍とした。部分的に割れを生じ
て、均一に延展できなかつた。 比較例 3 捲縮を5ケ/インチとした以外は全て実施例1
と同様にして平行シートを得た。ヨコ方向の強伸
度を測定したところ、部分伸度のバラツキが大き
く、本発明の平行シートとして不適であつた。こ
のシートをオーバーフイード2.0倍、延展率770%
とする以外は全て実施例1と同様にして延展シー
トを得た。これはムラが多く実用に耐えられない
ものであつた。 比較例 4 捲縮40ケ/インチ、接着剤の付与8wt%である
以外は実施例1と同様にして、目付51g/m2の平
行シートを得た。平均交絡点距離は繊維直径の約
1.5倍、最大強度54.1g/m/g/m2、伸度330%
であつて、平行シートとして不適であつた。これ
を、延展率330%とする以外は全て実施例1と同
様にして延展シートを得た。目付57g/m2のこの
シートは均一性に欠け、しかも硬いものであつ
た。 比較例 5 捲縮40ケ/インチ、接着剤の付与及び乾燥をし
ない以外は実施例1と同様にして目付43g/m2
平行シート得た。交絡点距離は極めて短いが、繊
維の接合力が極めて弱い為、最大強度を示す時の
伸度は極めて大であつて、バラツキも大きく、平
行シートとして不適であつた。このシート2枚を
延展率2400%、オーバーフイード1.4倍で延展し
たが均一性に欠けるものであつた。 比較例 6 捲縮の固定温度を80℃とし、接着剤の乾燥温度
を200℃とする以外は実施例1と同様にして目付
16g/m2の平行シートを得た。 顕微鏡観察したところ、これは、乾燥時に捲縮
が伸びて平均交絡点距離は繊維直径の約450倍で
あつた。延展率1000%とする以外は全て実施例1
と同様にして、目付g/m2の延展シートとした。
ブロツク状に繊維が別れて、均一性に欠けるもの
であつた。 比較例 7 捲縮8ケ/インチ、接着剤の付与及び乾燥をし
ない以外は実施例1と同様にして目付10g/m2
平行シートを得た。これを20枚積層して、オーバ
ーフイード1.4倍で巾方向に3300%延展したが不
均一であつた。 比較例 8 実施例1の平行シートを、190℃の1対のプレ
スローラーを通してプレスしたところ、最大強度
を示す時の伸度が230%にダウンした。これを延
展率230%とする以外は全て実施例1と同様にし
たがブロツク状に別れて、極めて均一性に欠け
た。 比較例 9 実施例1の接着剤を、アクリル酸エチル/メタ
アクリル酸メチル=40wt%/60wt%の共重合体
に若干量の乳化剤を加えて乳化したエマルジヨン
型のものを用いること、及び延展率を1300%とす
ること以外は全て実施例1と同様にした。均一性
に欠ける延展シートであつた。 比較例 10 単糸1.5de、トータル4万Deの延伸されたポリ
エチレンテレフタレート繊維のトウを略平行に引
き揃え、50Kg/cm2の圧力の圧縮空気の噴射管を通
して、300メツシユのステンレス製金網上に吹き
つけ、目付29g/m2のランダムウエブを得た。 これを200℃の1対のプレスローラーを通して
から実施例1の接着剤を1.5wt%付与して乾燥し
て、スパンボンド型の長繊維ランダムシートを得
た。これは繊維の分散状態が悪くて、ブロツク状
に集合しており、ドレープ性や均一性に欠けるも
のであつた。 【表】
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明の長繊維平行シートを、ヨ
コ方向に引張つた時の強伸度の関係を表わしたも
のであり、特に実施例1で説明する平行シートの
場合のものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1インチ当り10〜30個の捲縮を有する長繊維
    が実質的にタテ方向に配列するとともに部分的に
    交絡しており、繊維の交絡点間の平均距離が繊維
    径の3〜300倍の範囲内にあり、かつ該交絡点が
    少なくとも部分的に接着剤により接合されている
    長繊維平行シートであつて、しかも、該シートの
    ヨコ方向の強度が1〜40(g/m)/(g/m2
    の範囲内にあり、かつ該シートの強度と同じ値の
    荷重を該シートのヨコ方向に加えた際の部分伸度
    が該シートのいかなる部分においても該シートの
    伸度の値の70〜130%の範囲内にある長繊維平行
    シートを、2枚以上、実質的に繊維配列が平行と
    なるように積層した後、ヨコ方向へ該シートが有
    する伸度の値の0.5〜1.1倍に延展し、しかる後、
    必要に応じて長繊維を互いに少くとも部分的に接
    着剤により接合することを特徴とする長繊維延展
    シートの製造方法。 2 長繊維が0.1〜30deの繊維である特許請求の
    範囲第1項記載の長繊維延展シートの製造方法。 3 長繊維平行シートの交絡点を少なくとも部分
    的に接合する接着剤の量が該長繊維平行シートに
    対して0.1〜10重量%の範囲内にある特許請求の
    範囲第1項記載の長繊維延展シートの製造方法。
JP16099878A 1978-12-28 1978-12-28 Long fiber parallel sheet and long fiber extended sheet Granted JPS5590664A (en)

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