JPS6230026B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6230026B2 JPS6230026B2 JP7257679A JP7257679A JPS6230026B2 JP S6230026 B2 JPS6230026 B2 JP S6230026B2 JP 7257679 A JP7257679 A JP 7257679A JP 7257679 A JP7257679 A JP 7257679A JP S6230026 B2 JPS6230026 B2 JP S6230026B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- ball
- mold
- capsule
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 54
- 239000002775 capsule Substances 0.000 claims description 30
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 15
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 claims description 2
- 239000004636 vulcanized rubber Substances 0.000 claims description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 2
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 8
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 3
- 238000013329 compounding Methods 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 2
- 244000043261 Hevea brasiliensis Species 0.000 description 1
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 1
- 239000002649 leather substitute Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920003052 natural elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920001194 natural rubber Polymers 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、バスケツトボール,バレーボール,
サツカーボール等の空気密封ボール、特にその重
量を通常のボールより約1.5ないし3倍程度重く
した球技練習用ボールの製造方法に関するもので
ある。 [従来の技術] 従来この種球技用ボールの重量を増加した練習
用ボール(一般にメデイシンボールと称される)
にあつては、その重量が規格品ボールに対し約
1.5ないし数倍に設定されることが多い。 ボール重量が規格品よりも約3倍以上の場合
は、ボールの最内層であるインナーチユーブ内に
スポンジ,皮屑,砂,水等を適当量充填して作成
されることが多く、また重量が約1.5ないし約3
倍程度のボールにあつては、インナーチユーブ,
中張ゴム層,上張ゴム層のそれぞれのゴム層の厚
さや比重を増大させて形成されている。 本発明が対象とする後者の構造にあつては、従
来例えば次のような製造方法が採用されている。
即ち、インナーチユーブの比重及び厚さを調整し
て重量を増大せんとした場合、比重の増大は後述
する如く実用上の制限があるから、その調整は主
として厚さによつて行われることになる。 [発明が解決しようとする問題点] 前述のような方法では、例えば木の葉状に裁断
された未加硫ゴムシートを複数個球状に配列した
場合、ゴムシートに含まれる厚み誤差からこれら
の合計重量を所定の重量に一致させることは困難
であり、重量600gの規格品ボールを増量して
1200gのボールを製造する場合、約±50g程度の
誤差が発生し、この誤差はシート厚が大きくなる
に従つて増加する傾向がある。それ故、これに対
処して一定の重量とするためには、多数の木の葉
状ゴムシートの中から所定重量に最も近い組合せ
を選ぶ必要があり、かかる方法では、短時間のう
ちに大量に均一な重量を有する練習用ボーを製造
することは不可能である。 また未加硫ゴムシートを半球状の凹金型及び凸
金型で圧締し、半球状の未加硫ゴムを形成し、こ
れを2個合わせて加硫接着し、重量を増したゴム
チユーブを形成する方法においても同様の問題が
生じる。 かかる重量の誤差は次のような原因による。即
ち、未加硫ゴムは弾性をもつために、一定間隙に
設定されたロール間を通して押したとしても、弾
性回復により、上記一定間隙よりも厚いシートと
なつてしまうのである。このような事情から未加
硫ゴムシートの厚さを所定の値に設定することは
極めて困難である。 また球形のゴムチユーブを加熱加硫する場合、
チユーブ表面側のみしか加熱することができず、
相当の厚みを有する前述のゴムチユーブの加硫に
は、規格品ボールに比して3倍ないし4倍の加硫
時間を要することも多く、生産性は極めて悪いも
のとなる。 [問題点を解決するための手段] 本発明に係る重量増加された空気密封型球技練
習用ボールの製造方法は、前述のような問題を解
消すべくなされたもので、 所定内径を有する半球状凹金型に予め比重約
2.5ないし3.0の範囲内で設定された未加硫ゴムを
投入する工程、 上記半球状凹金型より所定値だけ小さい外径を
有する半球状凸金型を上記凹金型に重ね合わせ上
記凹金型の内径及び凸金型の外径の差の2分の1
に一致する間隔を有する椀状空間に上記未加硫ゴ
ムを流動充填せしめる工程、 上記2種の金型を重合わせた状態で上記未加硫
ゴムを加硫し弾性を有する一定重量の椀状カプセ
ルを形成する工程、 上記カプセルの内径に実質的に等しいか若しく
はこれより僅か小さい外径を有する加硫された中
空球状のゴム製インナーチユーブを上記2個のカ
プセルにて被覆する工程、 上記カプセルの外側表面に補強用糸を無限軌道
に巻きつけ、上記カプセルの球形形状の維持を強
化すると同時にボールとしての真球性及び耐久性
を与える補強層を形成する工程、 該補強層上に直接若しくはゴム中張層を介して
表皮層を形成する工程、 よりなるものである。 [実施例] 第1図は、本発明第1の実施例を示し、1は、
ゴム製インナーチユーブでイソプレン―イソブチ
ルゴムに各種配合剤を混和して形成した未加硫ゴ
ムシートを、半球状の凹金型及び凸金型間に圧締
して半球状に形成し、これを球状金型内で2個合
わせて圧搾空気を注入した状態で加熱加硫処理す
ることにより形成される。このとき加熱温度は
145℃ないし155℃であり加熱時間は数分間であ
る。かかるインナーチユーブ1は、規格品ボール
に使用されるものと同一のものである。 2a,2bは、ゴム製の椀状カプセルで、例え
ば天然ゴムに各種配合剤を混和して表1に示す如
く所望の比重の配合ゴムPまたはQに生成され
る。ここで配合ゴムPにおける比重2.5は、通常
使用されるゴム製品の比重が約1.0ないし2.0程度
であることから、すくなくともこれ以上に設定し
て厚みを抑えることが望ましいという理由で決定
された値であり、これ以下に設定するとカプセル
2a,2bの肉厚が増しボールの感触を硬くし、
かつその反発弾性に悪影響を及ぼすという欠点が
大きく現れる。一方配合ゴムQにおける比重3.0
は、通常未加硫ゴムにあつては、これ以上比重を
増すと流動性が大きくなり取り扱いが不便になる
ことを考慮して定められた値である。それ故、配
合ゴムの比重は、上記比重の範囲内に設定される
ことが実用上最適であるということができる。 表1における配合ゴムPまたはQは、表2に示
す金型XまたはYにより椀状に成形される。 表2において凹金型は、半球状の凹部を有する
ものであり、また凸金型は、半球状の凸部をもつ
ものであり、両者重ね合わされたとき、金型Xに
あつては、間隔1.5mmの椀状空間が、また金型Y
にあつては間隔3.0mmの椀状空間が形成される。
本実施例にあつては、まず未加硫の配合ゴムPま
たはQが所定量即ち、上記2つの金型で形成され
る椀状空間を満たすに十分な量だけ、凹金型内に
投入される。その後凸金型がこの凹金型に重ね合
わされると未加硫配合ゴムPまたはQは、流動変
形し、上記椀状空間に沿つた形状となる。尚この
とき余分のゴムは、金型に設けたバリ溝を通して
外部へ練り出される。かかる状態で、凹金型及び
凸金型がともに約145℃ないし155℃にて数分間加
熱され加硫される。かくして得られる加硫された
椀状のカプセル2a,2bの合計重量は、表3に
示す如くである。 尚、カプセル2a,2bの重量は、相等しく設
定される。上記方法により配合ゴムの比重を約
2.5ないし3.0の範囲で変え、かつ2種の金型Xま
たはYの使用を選択することによりカプセル2
a,2bの合計重量を、670gないし1390gの範
囲内で任意の値に設定することができる。 前述のようにして形成された2個の椀状カプセ
ル2a,2bは、インナーチユーブ1に被せられ
接着剤等を介して接合される。3は、補強層でイ
ンナーチユーブ1を被覆したカプセル2a,2b
の外側にナイロンフイラメントをラバーセメント
をバインダーとしてコーテイングしながら無限軌
道に巻きつけて層状に被覆したものである。この
補強層3は、2個のカプセル2a,2bの球形形
状を維持強化すると同時に、ボールに補強層とし
ての本来の目的即ち真球性及び耐久性を付与する
ものである。4は上張ゴム層で、原料ゴムに各種
配合剤を混和して得られた配合ゴムをシート状に
形成して、前記補強層3の外側に被覆したもので
ある。最後に上張ゴム層4の表面をパネルや模様
が刻まれた球状の金型で覆い145℃ないし155℃で
数分間加硫して製品の練習用ボールに仕上げられ
る。尚、8はバルブ、9は虫ゴムである。 表4は上述の各構成部分についての重量の一例
を示す。 表4において、カプセル2a,2bを除いたボ
ールの重量は、530g(サイズ6号の規格品ボー
ルの重量に等しい)であるから、総重量1200gな
いし1920gは、その約2.2倍から約3.6倍になる。 第2図に示す第2の実施例においては、インナ
ーチユーブ1の外側を2個の加硫成形されたゴム
製カプセル2a,2bより被覆し、その外側に補
強層3を形成し、更にその外側を前記上張ゴム層
4と略同様な材料の中張ゴム層5により被覆した
後所定の金型で覆い150℃で数分間加硫される。
然る後中張ゴム層5の表面に接着剤6が塗布され
天然あるいは合成皮革よりなる表皮層7が貼着さ
れる。 [発明の効果] 本発明によれば、以下のような効果が得られ
る。 所定の比重となるように配合された未加硫ゴ
ムを、所定重量以上に秤量して凹金型内に投入
すれば、最終重量は凸金型との間に形成される
椀状空間容積によつて決り、かつこの空間容積
は一定であるから、極めて高い精度でゴム製カ
プセルの重量を調節することができる。即ち、
未加硫ゴムを椀状空間内に充填させた状態で加
硫処理されるから、従来例練習用ボールに見ら
れる如き未加硫ゴムの弾性復帰により重量誤差
が発生するおそれは皆無となるのである。これ
により均一な重量をもつ練習用ボールの大量生
産が可能となる。 ゴム製カプセルの加熱加硫は、凹金型及び凸
金型によるプレス式にてカプセル両表面から同
時に行われるため、実施例の如く相当厚い肉厚
を有するものであつても短時間で達成できる。
即ち本発明によれば、インナーチユーブの加硫
温度及び加硫時間と略同一条件で行うことがで
きる。それ故、従来例に見られる如く加硫時間
の延長に伴う生産性の低下を、最小限に抑える
ことができる。 カプセルの比重が、約2.5ないし3.0の範囲内
で設定されるから、カプセルの厚さを極端に厚
くすることなく(実施例に示す如く1.5mm或い
は3.0mm程度)カプセル自体の弾性を維持した
状態で所望の重量を得ることができる。それ故
ボールとしての弾性に悪影響を及ぼすことな
く、かつまたボール衝突時における感触を悪化
させることなく、従つてバスケツトボール、バ
レーボール、サツカーボール等空気封入ボール
の基本的特性を維持した練習用ボールを実現す
ることができる。 重量を増すための2個のカプセルは、補強層
の内側に配置され、これにより強固に支持され
るから、ボールに加わる衝撃によりカプセル同
士を接着する接着剤が剥がれたとしても、カプ
セルがボール外に飛び出すおそれはなく、ボー
ルとしての使用には全く影響がない。
サツカーボール等の空気密封ボール、特にその重
量を通常のボールより約1.5ないし3倍程度重く
した球技練習用ボールの製造方法に関するもので
ある。 [従来の技術] 従来この種球技用ボールの重量を増加した練習
用ボール(一般にメデイシンボールと称される)
にあつては、その重量が規格品ボールに対し約
1.5ないし数倍に設定されることが多い。 ボール重量が規格品よりも約3倍以上の場合
は、ボールの最内層であるインナーチユーブ内に
スポンジ,皮屑,砂,水等を適当量充填して作成
されることが多く、また重量が約1.5ないし約3
倍程度のボールにあつては、インナーチユーブ,
中張ゴム層,上張ゴム層のそれぞれのゴム層の厚
さや比重を増大させて形成されている。 本発明が対象とする後者の構造にあつては、従
来例えば次のような製造方法が採用されている。
即ち、インナーチユーブの比重及び厚さを調整し
て重量を増大せんとした場合、比重の増大は後述
する如く実用上の制限があるから、その調整は主
として厚さによつて行われることになる。 [発明が解決しようとする問題点] 前述のような方法では、例えば木の葉状に裁断
された未加硫ゴムシートを複数個球状に配列した
場合、ゴムシートに含まれる厚み誤差からこれら
の合計重量を所定の重量に一致させることは困難
であり、重量600gの規格品ボールを増量して
1200gのボールを製造する場合、約±50g程度の
誤差が発生し、この誤差はシート厚が大きくなる
に従つて増加する傾向がある。それ故、これに対
処して一定の重量とするためには、多数の木の葉
状ゴムシートの中から所定重量に最も近い組合せ
を選ぶ必要があり、かかる方法では、短時間のう
ちに大量に均一な重量を有する練習用ボーを製造
することは不可能である。 また未加硫ゴムシートを半球状の凹金型及び凸
金型で圧締し、半球状の未加硫ゴムを形成し、こ
れを2個合わせて加硫接着し、重量を増したゴム
チユーブを形成する方法においても同様の問題が
生じる。 かかる重量の誤差は次のような原因による。即
ち、未加硫ゴムは弾性をもつために、一定間隙に
設定されたロール間を通して押したとしても、弾
性回復により、上記一定間隙よりも厚いシートと
なつてしまうのである。このような事情から未加
硫ゴムシートの厚さを所定の値に設定することは
極めて困難である。 また球形のゴムチユーブを加熱加硫する場合、
チユーブ表面側のみしか加熱することができず、
相当の厚みを有する前述のゴムチユーブの加硫に
は、規格品ボールに比して3倍ないし4倍の加硫
時間を要することも多く、生産性は極めて悪いも
のとなる。 [問題点を解決するための手段] 本発明に係る重量増加された空気密封型球技練
習用ボールの製造方法は、前述のような問題を解
消すべくなされたもので、 所定内径を有する半球状凹金型に予め比重約
2.5ないし3.0の範囲内で設定された未加硫ゴムを
投入する工程、 上記半球状凹金型より所定値だけ小さい外径を
有する半球状凸金型を上記凹金型に重ね合わせ上
記凹金型の内径及び凸金型の外径の差の2分の1
に一致する間隔を有する椀状空間に上記未加硫ゴ
ムを流動充填せしめる工程、 上記2種の金型を重合わせた状態で上記未加硫
ゴムを加硫し弾性を有する一定重量の椀状カプセ
ルを形成する工程、 上記カプセルの内径に実質的に等しいか若しく
はこれより僅か小さい外径を有する加硫された中
空球状のゴム製インナーチユーブを上記2個のカ
プセルにて被覆する工程、 上記カプセルの外側表面に補強用糸を無限軌道
に巻きつけ、上記カプセルの球形形状の維持を強
化すると同時にボールとしての真球性及び耐久性
を与える補強層を形成する工程、 該補強層上に直接若しくはゴム中張層を介して
表皮層を形成する工程、 よりなるものである。 [実施例] 第1図は、本発明第1の実施例を示し、1は、
ゴム製インナーチユーブでイソプレン―イソブチ
ルゴムに各種配合剤を混和して形成した未加硫ゴ
ムシートを、半球状の凹金型及び凸金型間に圧締
して半球状に形成し、これを球状金型内で2個合
わせて圧搾空気を注入した状態で加熱加硫処理す
ることにより形成される。このとき加熱温度は
145℃ないし155℃であり加熱時間は数分間であ
る。かかるインナーチユーブ1は、規格品ボール
に使用されるものと同一のものである。 2a,2bは、ゴム製の椀状カプセルで、例え
ば天然ゴムに各種配合剤を混和して表1に示す如
く所望の比重の配合ゴムPまたはQに生成され
る。ここで配合ゴムPにおける比重2.5は、通常
使用されるゴム製品の比重が約1.0ないし2.0程度
であることから、すくなくともこれ以上に設定し
て厚みを抑えることが望ましいという理由で決定
された値であり、これ以下に設定するとカプセル
2a,2bの肉厚が増しボールの感触を硬くし、
かつその反発弾性に悪影響を及ぼすという欠点が
大きく現れる。一方配合ゴムQにおける比重3.0
は、通常未加硫ゴムにあつては、これ以上比重を
増すと流動性が大きくなり取り扱いが不便になる
ことを考慮して定められた値である。それ故、配
合ゴムの比重は、上記比重の範囲内に設定される
ことが実用上最適であるということができる。 表1における配合ゴムPまたはQは、表2に示
す金型XまたはYにより椀状に成形される。 表2において凹金型は、半球状の凹部を有する
ものであり、また凸金型は、半球状の凸部をもつ
ものであり、両者重ね合わされたとき、金型Xに
あつては、間隔1.5mmの椀状空間が、また金型Y
にあつては間隔3.0mmの椀状空間が形成される。
本実施例にあつては、まず未加硫の配合ゴムPま
たはQが所定量即ち、上記2つの金型で形成され
る椀状空間を満たすに十分な量だけ、凹金型内に
投入される。その後凸金型がこの凹金型に重ね合
わされると未加硫配合ゴムPまたはQは、流動変
形し、上記椀状空間に沿つた形状となる。尚この
とき余分のゴムは、金型に設けたバリ溝を通して
外部へ練り出される。かかる状態で、凹金型及び
凸金型がともに約145℃ないし155℃にて数分間加
熱され加硫される。かくして得られる加硫された
椀状のカプセル2a,2bの合計重量は、表3に
示す如くである。 尚、カプセル2a,2bの重量は、相等しく設
定される。上記方法により配合ゴムの比重を約
2.5ないし3.0の範囲で変え、かつ2種の金型Xま
たはYの使用を選択することによりカプセル2
a,2bの合計重量を、670gないし1390gの範
囲内で任意の値に設定することができる。 前述のようにして形成された2個の椀状カプセ
ル2a,2bは、インナーチユーブ1に被せられ
接着剤等を介して接合される。3は、補強層でイ
ンナーチユーブ1を被覆したカプセル2a,2b
の外側にナイロンフイラメントをラバーセメント
をバインダーとしてコーテイングしながら無限軌
道に巻きつけて層状に被覆したものである。この
補強層3は、2個のカプセル2a,2bの球形形
状を維持強化すると同時に、ボールに補強層とし
ての本来の目的即ち真球性及び耐久性を付与する
ものである。4は上張ゴム層で、原料ゴムに各種
配合剤を混和して得られた配合ゴムをシート状に
形成して、前記補強層3の外側に被覆したもので
ある。最後に上張ゴム層4の表面をパネルや模様
が刻まれた球状の金型で覆い145℃ないし155℃で
数分間加硫して製品の練習用ボールに仕上げられ
る。尚、8はバルブ、9は虫ゴムである。 表4は上述の各構成部分についての重量の一例
を示す。 表4において、カプセル2a,2bを除いたボ
ールの重量は、530g(サイズ6号の規格品ボー
ルの重量に等しい)であるから、総重量1200gな
いし1920gは、その約2.2倍から約3.6倍になる。 第2図に示す第2の実施例においては、インナ
ーチユーブ1の外側を2個の加硫成形されたゴム
製カプセル2a,2bより被覆し、その外側に補
強層3を形成し、更にその外側を前記上張ゴム層
4と略同様な材料の中張ゴム層5により被覆した
後所定の金型で覆い150℃で数分間加硫される。
然る後中張ゴム層5の表面に接着剤6が塗布され
天然あるいは合成皮革よりなる表皮層7が貼着さ
れる。 [発明の効果] 本発明によれば、以下のような効果が得られ
る。 所定の比重となるように配合された未加硫ゴ
ムを、所定重量以上に秤量して凹金型内に投入
すれば、最終重量は凸金型との間に形成される
椀状空間容積によつて決り、かつこの空間容積
は一定であるから、極めて高い精度でゴム製カ
プセルの重量を調節することができる。即ち、
未加硫ゴムを椀状空間内に充填させた状態で加
硫処理されるから、従来例練習用ボールに見ら
れる如き未加硫ゴムの弾性復帰により重量誤差
が発生するおそれは皆無となるのである。これ
により均一な重量をもつ練習用ボールの大量生
産が可能となる。 ゴム製カプセルの加熱加硫は、凹金型及び凸
金型によるプレス式にてカプセル両表面から同
時に行われるため、実施例の如く相当厚い肉厚
を有するものであつても短時間で達成できる。
即ち本発明によれば、インナーチユーブの加硫
温度及び加硫時間と略同一条件で行うことがで
きる。それ故、従来例に見られる如く加硫時間
の延長に伴う生産性の低下を、最小限に抑える
ことができる。 カプセルの比重が、約2.5ないし3.0の範囲内
で設定されるから、カプセルの厚さを極端に厚
くすることなく(実施例に示す如く1.5mm或い
は3.0mm程度)カプセル自体の弾性を維持した
状態で所望の重量を得ることができる。それ故
ボールとしての弾性に悪影響を及ぼすことな
く、かつまたボール衝突時における感触を悪化
させることなく、従つてバスケツトボール、バ
レーボール、サツカーボール等空気封入ボール
の基本的特性を維持した練習用ボールを実現す
ることができる。 重量を増すための2個のカプセルは、補強層
の内側に配置され、これにより強固に支持され
るから、ボールに加わる衝撃によりカプセル同
士を接着する接着剤が剥がれたとしても、カプ
セルがボール外に飛び出すおそれはなく、ボー
ルとしての使用には全く影響がない。
【表】
【表】
【表】
図面は本発明実施例にて製造されたボールの構
造を示し、第1図は、第1の実施例の垂直切断正
面図、第2図は、第2の実施例の垂直切断正面図
である。 1…インナーチユーブ、2a,2b…ゴム製カ
プセル、3…補強層、4…上張ゴム層、5…中張
ゴム層、6…接着剤、7…表皮層、8…バルブ、
9…虫ゴム。
造を示し、第1図は、第1の実施例の垂直切断正
面図、第2図は、第2の実施例の垂直切断正面図
である。 1…インナーチユーブ、2a,2b…ゴム製カ
プセル、3…補強層、4…上張ゴム層、5…中張
ゴム層、6…接着剤、7…表皮層、8…バルブ、
9…虫ゴム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定内径を有する半球状凹金型に予め比重が
約2.5ないし3.0の範囲内で設定された未加硫ゴム
を投入する工程、 上記半球状凹金型より所定値だけ小さい外径を有
する半球状凸金型を上記凹金型に重ね合わせ上記
凹金型の内径及び凸金型の外径の差の2分の1に
一致する間隔を有する椀状空間に上記未加硫ゴム
を流動充填せしめる工程、 上記2種の金型を重ね合わせた状態で上記未加硫
ゴムを加硫し弾性を有する一定重量の椀状カプセ
ルを形成する工程、 上記カプセルの内径に実質的に等しいか若しくは
これより僅か小さい外径を有する加硫された中空
球状のゴム性インナーチユーブを上記工程にて形
成された2個のカプセルにて被覆する工程、 上記カプセルの外側表面に補強用糸を無限軌道に
巻きつけ、上記カプセルの球形形状の維持を強化
すると同時にボールとしての真球性及び耐久性を
与える補強層を形成する工程、 該補強層上に直接若しくはゴム中張層を介して表
皮層を形成する工程、 よりなる重量増加された空気密封型球技練習用
ボールの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7257679A JPS55166170A (en) | 1979-06-08 | 1979-06-08 | Ball for training and its preparation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7257679A JPS55166170A (en) | 1979-06-08 | 1979-06-08 | Ball for training and its preparation |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55166170A JPS55166170A (en) | 1980-12-25 |
| JPS6230026B2 true JPS6230026B2 (ja) | 1987-06-30 |
Family
ID=13493339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7257679A Granted JPS55166170A (en) | 1979-06-08 | 1979-06-08 | Ball for training and its preparation |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55166170A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01146052U (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-06 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6036304B2 (ja) * | 1982-03-16 | 1985-08-20 | 株式会社モルテン | 球技用革貼ボ−ルの製造法 |
-
1979
- 1979-06-08 JP JP7257679A patent/JPS55166170A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01146052U (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55166170A (en) | 1980-12-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5020803A (en) | Golf ball and method of making same | |
| JPH0898902A (ja) | 糸巻きゴルフボール | |
| US4229401A (en) | Method of making golf balls | |
| US3508750A (en) | Game ball | |
| US4173345A (en) | Golf ball | |
| JP3694239B2 (ja) | 多層コアゴルフボールの製造方法 | |
| US2061604A (en) | Playing ball | |
| CN105797328B (zh) | 一种车缝球及其制作工艺 | |
| US7699727B2 (en) | Game ball having a thin cover and method of making same | |
| WO1997017109A1 (en) | A ball and a method of manufacturing a ball | |
| US6207095B1 (en) | Process for manufacturing multi-layered cores | |
| US6595875B1 (en) | Golf ball | |
| US1255388A (en) | Golf-ball. | |
| US3405018A (en) | Method of making simulated seam reinforcing and rigidizing for air-inflated balls | |
| JPS6230026B2 (ja) | ||
| US11925838B1 (en) | Play ball with foam filling | |
| US3219347A (en) | Air inflated ball with reinforced seams | |
| US696887A (en) | Golf-ball. | |
| JPS621739B2 (ja) | ||
| US20160271457A1 (en) | Inner tube and manufacturing method thereof | |
| US697421A (en) | Golf-ball. | |
| US1865481A (en) | Tennis ball and the like | |
| JP2001079117A (ja) | ゴルフボール | |
| US785184A (en) | Manufacture of playing-balls. | |
| JPS5980261A (ja) | 硬式野球ボ−ル芯体及びその製造方法 |