JPS6231105B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6231105B2 JPS6231105B2 JP54138452A JP13845279A JPS6231105B2 JP S6231105 B2 JPS6231105 B2 JP S6231105B2 JP 54138452 A JP54138452 A JP 54138452A JP 13845279 A JP13845279 A JP 13845279A JP S6231105 B2 JPS6231105 B2 JP S6231105B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fibers
- heat
- product
- fiber
- acrylic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱収縮性合成繊維及びアクリル系複合
繊維を含む立毛品をタンブラー(別名タンブラ
ー・ドライヤー)処理し、次いで高温乾熱処理し
て、毛房状品を得る製造法に関するものである。
繊維を含む立毛品をタンブラー(別名タンブラ
ー・ドライヤー)処理し、次いで高温乾熱処理し
て、毛房状品を得る製造法に関するものである。
従来、アクリル系繊維を主たる構成とする毛房
状品を得る方法として、布帛をタンブラーで熱及
び或は水蒸気を加えつつ揉布し繊維をからみ合せ
る方法が採用されている。例えば特公昭42−8435
或は特公昭42−24549にこの方法は開示されてい
る。しかしこれらの方法は、構成するアクリル系
繊維を充分からみ合せるために必要な充分な水分
及び或は高温を与えかつ長時間のタンブラー・ド
ライヤー処理が必要である。しかし充分な水分及
び或は高温による処理はアクリル系繊維のヤング
率を大きく低下せしめ製品はふくらみを減じたも
のとなり、毛房形状の形成と製品のふくらみの両
者を安定に再現性良くバランスさせることが非常
に困難であるのが現状である。
状品を得る方法として、布帛をタンブラーで熱及
び或は水蒸気を加えつつ揉布し繊維をからみ合せ
る方法が採用されている。例えば特公昭42−8435
或は特公昭42−24549にこの方法は開示されてい
る。しかしこれらの方法は、構成するアクリル系
繊維を充分からみ合せるために必要な充分な水分
及び或は高温を与えかつ長時間のタンブラー・ド
ライヤー処理が必要である。しかし充分な水分及
び或は高温による処理はアクリル系繊維のヤング
率を大きく低下せしめ製品はふくらみを減じたも
のとなり、毛房形状の形成と製品のふくらみの両
者を安定に再現性良くバランスさせることが非常
に困難であるのが現状である。
本発明はかかる従来の方法の欠点を改良し、製
品のふくらみを維持しつつ、短時間に少ない熱量
で合理化された工程を用いて美しい毛房状品を安
定に再現性良く形成せしめる製造法を提供するも
のである。
品のふくらみを維持しつつ、短時間に少ない熱量
で合理化された工程を用いて美しい毛房状品を安
定に再現性良く形成せしめる製造法を提供するも
のである。
本発明に用いる繊維は特定の熱収縮性合成繊維
及びアクリル系複合繊維が不可欠である。
及びアクリル系複合繊維が不可欠である。
熱収縮性合成繊維としては例えばアクリル系合
成繊維を2次延伸例えばターボステプラー或はパ
ーロツクを用いて延伸し、70℃蒸熱時の熱収縮率
が20%程度以上のものを用いることが該製品のふ
くらみ及び毛房形状を維持するために必要であ
る。染色が必要な時は2次延伸処理前に100℃以
下の熱水或は蒸熱で染色すれば良い。又該熱収縮
性合成繊維は繊維製造時の最高熱処理温度をタン
ブラー処理後の120℃以上の仕上処理効果より5
以上低い熱履歴に押え、120℃以上の仕上処理時
における熱収縮率が7%以上であることが必要で
あり、7%に満たない場合は毛房形状の安定した
ものが得られ難い。該繊維の混紡率は25〜40%で
あることが必要であり、25%に満たないと毛房形
状が安定せず40%を越えると毛房はふくらみの無
いものとなる。
成繊維を2次延伸例えばターボステプラー或はパ
ーロツクを用いて延伸し、70℃蒸熱時の熱収縮率
が20%程度以上のものを用いることが該製品のふ
くらみ及び毛房形状を維持するために必要であ
る。染色が必要な時は2次延伸処理前に100℃以
下の熱水或は蒸熱で染色すれば良い。又該熱収縮
性合成繊維は繊維製造時の最高熱処理温度をタン
ブラー処理後の120℃以上の仕上処理効果より5
以上低い熱履歴に押え、120℃以上の仕上処理時
における熱収縮率が7%以上であることが必要で
あり、7%に満たない場合は毛房形状の安定した
ものが得られ難い。該繊維の混紡率は25〜40%で
あることが必要であり、25%に満たないと毛房形
状が安定せず40%を越えると毛房はふくらみの無
いものとなる。
アクリル系複合繊維としては、二種以上のアク
リル系重合体をサイド・バイ・サイド、ランダ
ム、サンドイツチ、偏心鞘芯等に複合紡糸してな
る捲縮発現能を有する公知の繊維を使用すること
ができ、特に限定は無いが、湿式紡糸による真円
に近い断面を有するものを用いるのが該製品の風
合の面で良い。混紡率は25〜60%であることが必
要であり、25%に満たない場合は製品の弾力性が
乏しく、60%を越える場合は製品の風合が粗剛と
なる。
リル系重合体をサイド・バイ・サイド、ランダ
ム、サンドイツチ、偏心鞘芯等に複合紡糸してな
る捲縮発現能を有する公知の繊維を使用すること
ができ、特に限定は無いが、湿式紡糸による真円
に近い断面を有するものを用いるのが該製品の風
合の面で良い。混紡率は25〜60%であることが必
要であり、25%に満たない場合は製品の弾力性が
乏しく、60%を越える場合は製品の風合が粗剛と
なる。
前記熱収縮性合成繊維及びアクリル系複合繊維
の他にその他のアクリル系繊維、ポリエステル繊
維、セルロース繊維或は羊毛等を製品の風合及び
外観等を考慮して必要に応じて混入すれば良い。
の他にその他のアクリル系繊維、ポリエステル繊
維、セルロース繊維或は羊毛等を製品の風合及び
外観等を考慮して必要に応じて混入すれば良い。
かかる合成繊維を主構成とする2種以上の繊維
を常法により混紡し必要に応じて紡績しハイパイ
ルマシン或はタフト機等によつてパイル品を作成
し、必要ならば毛割り、起毛あるいはブラツシン
グを施し剪毛する。
を常法により混紡し必要に応じて紡績しハイパイ
ルマシン或はタフト機等によつてパイル品を作成
し、必要ならば毛割り、起毛あるいはブラツシン
グを施し剪毛する。
かくして得られた立毛布帛を、タンブラーを用
いて2次延伸による収縮を発現させるに必要な温
度である70〜100℃で処理する。処理雰囲気は乾
熱が良いが、2次延伸された熱収縮性繊維の熱回
復(収縮)を助けるために若干の水蒸気を補給し
ても良いけれども、嵩高い毛房形状の形成をさま
たげるので水蒸気の補給は出来るだけ少ない方が
望ましい。処理時間は従来方法の半分以下の20〜
30分間で充分である。かかるタンブラー処理によ
りアクリル系複合繊維の捲縮が発現し、毛羽の集
束が達せられ毛筆状の外観を示すが、毛房形状は
未だ完成していない。
いて2次延伸による収縮を発現させるに必要な温
度である70〜100℃で処理する。処理雰囲気は乾
熱が良いが、2次延伸された熱収縮性繊維の熱回
復(収縮)を助けるために若干の水蒸気を補給し
ても良いけれども、嵩高い毛房形状の形成をさま
たげるので水蒸気の補給は出来るだけ少ない方が
望ましい。処理時間は従来方法の半分以下の20〜
30分間で充分である。かかるタンブラー処理によ
りアクリル系複合繊維の捲縮が発現し、毛羽の集
束が達せられ毛筆状の外観を示すが、毛房形状は
未だ完成していない。
つぎに120℃以上の雰囲気中で5〜10分間該タ
ンブラー処理された布帛を平面上で処理する。か
かる処理によりタンブラー処理された毛筆状の外
観は熱収縮性繊維の7%以上の収縮の増加と該繊
維の収縮によるアクリル系複合繊維の捲縮の増加
が相乗されて、良好な毛房形状が完成する。かか
る処理は通常該布帛の裏面に糊材を塗布し乾燥を
行う工程が組み込まれているので、この場合は特
別に一工程増加させる必要がなく、熱収縮性繊維
が7%以上収縮するに必要な120℃以上の雰囲気
でピンテンター等を利用して処理することにより
乾燥と熱収縮の2つの目的を一工程で達成するこ
とが可能であることも本発明の特徴である。
ンブラー処理された布帛を平面上で処理する。か
かる処理によりタンブラー処理された毛筆状の外
観は熱収縮性繊維の7%以上の収縮の増加と該繊
維の収縮によるアクリル系複合繊維の捲縮の増加
が相乗されて、良好な毛房形状が完成する。かか
る処理は通常該布帛の裏面に糊材を塗布し乾燥を
行う工程が組み込まれているので、この場合は特
別に一工程増加させる必要がなく、熱収縮性繊維
が7%以上収縮するに必要な120℃以上の雰囲気
でピンテンター等を利用して処理することにより
乾燥と熱収縮の2つの目的を一工程で達成するこ
とが可能であることも本発明の特徴である。
この発明は、前述したところより容易に理解さ
れるように、タンブラー処理時間が短かく、水蒸
気或は水分量の微妙な調整が必要でなく、安定に
再現性良く嵩高い毛房状製品が、合理化された工
程で得られる。
れるように、タンブラー処理時間が短かく、水蒸
気或は水分量の微妙な調整が必要でなく、安定に
再現性良く嵩高い毛房状製品が、合理化された工
程で得られる。
以下本発明を実施例により具体的に説明する。
比率は重量割合で示す。
比率は重量割合で示す。
実施例
使用繊維は次のA、B及びC繊維を選択しブレ
ンドしてカードに通して11G/Mのスライバーを
作成した。
ンドしてカードに通して11G/Mのスライバーを
作成した。
A繊維 K6 3デニール×40MM 20%
B繊維 C8 3デニール×40MM 50%
C繊維 熱収縮性アクリル系繊維 30%
A繊維K6 3デニール×40MMは日本エクスラ
ン工業製単一成分アクリル繊維(70℃蒸熱時の熱
収縮率:0%)で製品の風合を柔かくするために
用いた。
ン工業製単一成分アクリル繊維(70℃蒸熱時の熱
収縮率:0%)で製品の風合を柔かくするために
用いた。
B繊維C8 3デニール×40MMは日本エクスラ
ン工業製サイド・バイ・サイド型アクリル系複合
繊維(捲縮数:15個/25mm、捲縮度:28%)で製
品の弾力性を維持しつつ、美しい毛房形状の形成
に不可欠であり、実質的に真円断面形を有してい
る。
ン工業製サイド・バイ・サイド型アクリル系複合
繊維(捲縮数:15個/25mm、捲縮度:28%)で製
品の弾力性を維持しつつ、美しい毛房形状の形成
に不可欠であり、実質的に真円断面形を有してい
る。
C繊維は次の如く製造した。アクリロニトリル
84.7%、アクリル酸メチル15.0%及びメタリルス
ルホン酸ソーダー0.3%からなるアクリロニトリ
ル共重合体の46%のロダンソーダー水溶液から常
法により、単繊維デニール2.5デニール、トータ
ルデニール650000デニールの繊維束(トウ)を湿
式紡糸により作製した。かかるトウをターボステ
ープラを用いて延伸し、ブレーカーゾーンを通さ
ないでカツターを用いて40MMに定長カツトし
た。該繊維は70℃の蒸熱で27%収縮し、しかる後
140℃乾熱処理によりさらに12%収縮した。
84.7%、アクリル酸メチル15.0%及びメタリルス
ルホン酸ソーダー0.3%からなるアクリロニトリ
ル共重合体の46%のロダンソーダー水溶液から常
法により、単繊維デニール2.5デニール、トータ
ルデニール650000デニールの繊維束(トウ)を湿
式紡糸により作製した。かかるトウをターボステ
ープラを用いて延伸し、ブレーカーゾーンを通さ
ないでカツターを用いて40MMに定長カツトし
た。該繊維は70℃の蒸熱で27%収縮し、しかる後
140℃乾熱処理によりさらに12%収縮した。
次に該スライバーを、ワイルドマン社製スライ
バーニツト機に供給し、地糸にレーヨン糸20/
1S2本引揃えを用いて目付け600G/M2の立毛品を
編成した。次いでパイル長を25MMに剪り揃えし
かる後80℃乾熱でタンブラー処理を20分間行つた
ところ立毛がきれいに毛筆先状に部分集合した布
帛が得られた。
バーニツト機に供給し、地糸にレーヨン糸20/
1S2本引揃えを用いて目付け600G/M2の立毛品を
編成した。次いでパイル長を25MMに剪り揃えし
かる後80℃乾熱でタンブラー処理を20分間行つた
ところ立毛がきれいに毛筆先状に部分集合した布
帛が得られた。
次いで該布帛の裏面に糊材を塗布し、乾燥、巾
出し及び皺伸しを兼ねてピンテンターを7分間通
した。この時の処理温度は140℃である。
出し及び皺伸しを兼ねてピンテンターを7分間通
した。この時の処理温度は140℃である。
かくして得られた毛房状品は美しく整つた毛房
を有し、弾力性及びふくらみに富んだものであ
り、再現性良好であつた。
を有し、弾力性及びふくらみに富んだものであ
り、再現性良好であつた。
Claims (1)
- 1 70℃蒸熱時における熱収縮率が20%以上で且
つ仕上処理時における熱収縮率が7%以上である
2次延伸された熱収縮性合成繊維25〜40%及びア
クリル系複合繊維25〜60%を含む立毛品を剪毛し
て得られた布帛を70〜100℃でタンブラー処理
し、次いで120℃以上で仕上処理することを特徴
とする毛房状品の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13845279A JPS5663065A (en) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | Production of tufted article |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13845279A JPS5663065A (en) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | Production of tufted article |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5663065A JPS5663065A (en) | 1981-05-29 |
| JPS6231105B2 true JPS6231105B2 (ja) | 1987-07-07 |
Family
ID=15222333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13845279A Granted JPS5663065A (en) | 1979-10-25 | 1979-10-25 | Production of tufted article |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5663065A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01105802A (ja) * | 1987-07-15 | 1989-04-24 | Chichibu Cement Co Ltd | ブロック |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08109574A (ja) * | 1994-09-30 | 1996-04-30 | Kanebo Ltd | チョークマークの出にくい薄起毛調繊維構造物の製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5170365A (ja) * | 1974-12-16 | 1976-06-17 | Mitsubishi Rayon Co |
-
1979
- 1979-10-25 JP JP13845279A patent/JPS5663065A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01105802A (ja) * | 1987-07-15 | 1989-04-24 | Chichibu Cement Co Ltd | ブロック |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5663065A (en) | 1981-05-29 |
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