JPS6231682Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6231682Y2 JPS6231682Y2 JP1984090696U JP9069684U JPS6231682Y2 JP S6231682 Y2 JPS6231682 Y2 JP S6231682Y2 JP 1984090696 U JP1984090696 U JP 1984090696U JP 9069684 U JP9069684 U JP 9069684U JP S6231682 Y2 JPS6231682 Y2 JP S6231682Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- air
- pressure
- pressure chamber
- double
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は高速空気シリンダの改良に関するもので
ある。
ある。
空気シリンダは、油圧シリンダに比べると、力
は弱いが、油漏れなどによる汚染がないことや工
場空気源などを利用できて簡便なことのために、
被駆動体を往復動若しくは揺動させる駆動源とし
て一般に広く使用されている。ところが従来の空
気シリンダは、ピストン部のシールにリツプパツ
キンを使用しており、一般のものでは0.2m/sec
程度以上の高速で作動させると、また特に高速用
に設計したものでも0.5m/sec程度以上の高速で
作動させると、上記パツキン部に焼付などが起つ
て、上記の速度以上の高速を得られないという欠
陥があつた。
は弱いが、油漏れなどによる汚染がないことや工
場空気源などを利用できて簡便なことのために、
被駆動体を往復動若しくは揺動させる駆動源とし
て一般に広く使用されている。ところが従来の空
気シリンダは、ピストン部のシールにリツプパツ
キンを使用しており、一般のものでは0.2m/sec
程度以上の高速で作動させると、また特に高速用
に設計したものでも0.5m/sec程度以上の高速で
作動させると、上記パツキン部に焼付などが起つ
て、上記の速度以上の高速を得られないという欠
陥があつた。
本案は前記の問題点に対処するもので、複動式
シリンダのピストンの外周に環状溝を設けて、ピ
ストンリングを嵌挿し、該ピストンをはさんで該
複動式シリンダ内に形成された各圧力室を第1の
開閉弁を介して駆動空気溜に連通し、該駆動空気
溜を電磁弁を介して高圧空気源に連通し、該各圧
力室に別々の排気管を介してリリーフ弁と第2の
開閉弁とを併設した高速空気シリンダにおいて、
前記複動式シリンダのピストン軸を選択的に開閉
する鎖錠装置を同複動式シリンダのケーシング側
に設け、前記高圧空気源に連通した前記電磁弁が
閉じたときに駆動空気を貯溜する前記駆動空気溜
の容積を前記複動式シリンダのピストンの一行程
分の大きさにしたことを特徴とする高速空気シリ
ンダに係わり、その目的とする処は、ピストンの
外周面に焼付等を生じなくて、長時間の使用に耐
える。複動シリンダを安定的に作動させることが
できる。さらに慣性力の大きな被駆動体を高速で
駆動するときに、同被駆動体を滑らかに加速、減
速、停止できて、被駆動体に加わる衝撃を最小限
にできる改良された高速空気シリンダを供する点
にある。
シリンダのピストンの外周に環状溝を設けて、ピ
ストンリングを嵌挿し、該ピストンをはさんで該
複動式シリンダ内に形成された各圧力室を第1の
開閉弁を介して駆動空気溜に連通し、該駆動空気
溜を電磁弁を介して高圧空気源に連通し、該各圧
力室に別々の排気管を介してリリーフ弁と第2の
開閉弁とを併設した高速空気シリンダにおいて、
前記複動式シリンダのピストン軸を選択的に開閉
する鎖錠装置を同複動式シリンダのケーシング側
に設け、前記高圧空気源に連通した前記電磁弁が
閉じたときに駆動空気を貯溜する前記駆動空気溜
の容積を前記複動式シリンダのピストンの一行程
分の大きさにしたことを特徴とする高速空気シリ
ンダに係わり、その目的とする処は、ピストンの
外周面に焼付等を生じなくて、長時間の使用に耐
える。複動シリンダを安定的に作動させることが
できる。さらに慣性力の大きな被駆動体を高速で
駆動するときに、同被駆動体を滑らかに加速、減
速、停止できて、被駆動体に加わる衝撃を最小限
にできる改良された高速空気シリンダを供する点
にある。
本案の高速空気シリンダは前記のように複動式
シリンダのピストンの外周に環状溝を設けて、ピ
ストンリングを嵌挿したので、ピストンとピスト
ン軸とを従来の10〜20倍の高速、即ち、5〜10
m/secの高速で作動しても、ピストンの外周面
に焼付等を生じない。しかも上記ピストンリング
は摩擦力が小さくて、リツプパツキンに比べると
長時間の使用に耐える。
シリンダのピストンの外周に環状溝を設けて、ピ
ストンリングを嵌挿したので、ピストンとピスト
ン軸とを従来の10〜20倍の高速、即ち、5〜10
m/secの高速で作動しても、ピストンの外周面
に焼付等を生じない。しかも上記ピストンリング
は摩擦力が小さくて、リツプパツキンに比べると
長時間の使用に耐える。
また空気シリンダを高速で作動するときに、圧
力空気を空気圧縮機から空気シリンダへ直接送る
と、圧力空気の供給が追いつかなくて、空気シリ
ンダの作動が不安定になるが、本発明の高速空気
シリンダは前記のように駆動用空気を空気圧縮機
等から受けて、ピストンの一行程分の駆動用空気
を貯溜する駆動空気溜を有し、駆動用空気を同駆
動空気溜から複動シリンダへ送るので、同複動シ
リンダを安定的に作動させることができる。
力空気を空気圧縮機から空気シリンダへ直接送る
と、圧力空気の供給が追いつかなくて、空気シリ
ンダの作動が不安定になるが、本発明の高速空気
シリンダは前記のように駆動用空気を空気圧縮機
等から受けて、ピストンの一行程分の駆動用空気
を貯溜する駆動空気溜を有し、駆動用空気を同駆
動空気溜から複動シリンダへ送るので、同複動シ
リンダを安定的に作動させることができる。
また本案の高速シリンダは前記のように構成さ
れており、前記ピストンと前記ピストン軸とを一
方の圧力室から他方の圧力室の方向へ移動させる
場合には、上記各圧力室に連通した2個の第2の
開閉弁をともに閉じ、他方の圧力室に連通した第
1の開閉弁を閉じ、一方の圧力室に連通した第1
の開閉弁を開いて、一方の圧力室と前記駆動空気
溜とを連通し、同駆動空気溜内に貯溜された一行
程分の駆動用空気を同一方の圧力室内へ送つて、
前記ピストンと前記ピストン軸とを他方の圧力室
の方向へ移動させる。上記のように一方の圧力室
と駆動空気溜とが連通した段階では、互いの圧力
が等しくなる。また前記ピストンと前記ピストン
軸とが上記の方向へ移動し始めると、上記一方の
圧力室内では、圧力の容積が増加するので、これ
に伴つて同一方の圧力室内の空気が膨脹して、圧
力が低下し始めるし、上記他方の圧力室内では、
密閉された空気が圧縮されて、圧力が上昇し始
め、遂には互いの圧力が等しくなる。それまで、
ピストンの両側の差圧とピストンの受圧面積との
積が加速力となり、前記ピストンと前記ピストン
軸と同ピストン軸の先端と取付けた慣性力の大き
い被駆動体とは加速されるが、それからは、他方
の圧力室内の圧力の方が一方の圧力室内の圧力よ
りも高くなり、前記ピストンと前記ピストン軸と
同ピストン軸の先端に取付けた被駆動体との慣性
によるエネルギーが同他方の圧力室の圧縮仕事で
吸収されるようになつて、これらが減速し始め
る。また前記ピストンがストロークエンドに近づ
いて前記他方の圧力室内の圧力がさらに高まる
と、前記ピストンと前記ピストン軸と前記被駆動
体とがさらに減速する。このとき、前記他方の圧
力室側のリリーフ弁が開いて、同他方の圧力室内
の圧力がそれ以上高くならないように保持され
る。この間に、前記ピストンと前記ピストン軸と
前記被駆動体とはストロークエンドに達するが、
予め駆動空気溜の圧力やリリーフ弁のリリーフ圧
を調整しており、これらのピストンとピストン軸
と被駆動体とは、丁度、ストロークエンドにきた
ときに停止する。またピストン軸の停止により、
前記鎖錠装置を作動して、同ピストン軸を固定
し、次いで一方の圧力室側の第2の開閉弁と他方
の圧力室側の第2の開閉弁を開くとともに、一方
の圧力室側の第1の開閉弁を閉じて、同各圧力室
内の残留空気を排出し、次いで上記各第2の開閉
弁を閉じ、次いで駆動用空気を前記駆動空気溜に
供給、充填して、次の作動に備える。このように
本案の高速空気シリンダは、ピストンとピストン
軸とを一方の圧力室の圧力と他方の圧力室の圧力
とが等しくなるまでは加速し、同他方の圧力室の
圧力が高くなるに従い次第に減速して、停止させ
るので、被駆動体を滑らかに加速、減速、停止さ
せることができる。また前記鎖錠装置は、ピスト
ン軸が完全に停止してから固定するので、摺動を
受けず、摩耗することがなくて、この点からも長
い時間の使用に耐えることができる効果がある。
れており、前記ピストンと前記ピストン軸とを一
方の圧力室から他方の圧力室の方向へ移動させる
場合には、上記各圧力室に連通した2個の第2の
開閉弁をともに閉じ、他方の圧力室に連通した第
1の開閉弁を閉じ、一方の圧力室に連通した第1
の開閉弁を開いて、一方の圧力室と前記駆動空気
溜とを連通し、同駆動空気溜内に貯溜された一行
程分の駆動用空気を同一方の圧力室内へ送つて、
前記ピストンと前記ピストン軸とを他方の圧力室
の方向へ移動させる。上記のように一方の圧力室
と駆動空気溜とが連通した段階では、互いの圧力
が等しくなる。また前記ピストンと前記ピストン
軸とが上記の方向へ移動し始めると、上記一方の
圧力室内では、圧力の容積が増加するので、これ
に伴つて同一方の圧力室内の空気が膨脹して、圧
力が低下し始めるし、上記他方の圧力室内では、
密閉された空気が圧縮されて、圧力が上昇し始
め、遂には互いの圧力が等しくなる。それまで、
ピストンの両側の差圧とピストンの受圧面積との
積が加速力となり、前記ピストンと前記ピストン
軸と同ピストン軸の先端と取付けた慣性力の大き
い被駆動体とは加速されるが、それからは、他方
の圧力室内の圧力の方が一方の圧力室内の圧力よ
りも高くなり、前記ピストンと前記ピストン軸と
同ピストン軸の先端に取付けた被駆動体との慣性
によるエネルギーが同他方の圧力室の圧縮仕事で
吸収されるようになつて、これらが減速し始め
る。また前記ピストンがストロークエンドに近づ
いて前記他方の圧力室内の圧力がさらに高まる
と、前記ピストンと前記ピストン軸と前記被駆動
体とがさらに減速する。このとき、前記他方の圧
力室側のリリーフ弁が開いて、同他方の圧力室内
の圧力がそれ以上高くならないように保持され
る。この間に、前記ピストンと前記ピストン軸と
前記被駆動体とはストロークエンドに達するが、
予め駆動空気溜の圧力やリリーフ弁のリリーフ圧
を調整しており、これらのピストンとピストン軸
と被駆動体とは、丁度、ストロークエンドにきた
ときに停止する。またピストン軸の停止により、
前記鎖錠装置を作動して、同ピストン軸を固定
し、次いで一方の圧力室側の第2の開閉弁と他方
の圧力室側の第2の開閉弁を開くとともに、一方
の圧力室側の第1の開閉弁を閉じて、同各圧力室
内の残留空気を排出し、次いで上記各第2の開閉
弁を閉じ、次いで駆動用空気を前記駆動空気溜に
供給、充填して、次の作動に備える。このように
本案の高速空気シリンダは、ピストンとピストン
軸とを一方の圧力室の圧力と他方の圧力室の圧力
とが等しくなるまでは加速し、同他方の圧力室の
圧力が高くなるに従い次第に減速して、停止させ
るので、被駆動体を滑らかに加速、減速、停止さ
せることができる。また前記鎖錠装置は、ピスト
ン軸が完全に停止してから固定するので、摺動を
受けず、摩耗することがなくて、この点からも長
い時間の使用に耐えることができる効果がある。
次に本案の高速空気シリンダを第1図に示す一
実施例により説明すると、1が複動式シリンダ、
2a,2bが同シリンダ1のカバー、4がピスト
ン軸、3a,3bが同ピストン軸4を摺動自在に
支持する支持部材、5が上記ピストン軸4の右端
に設けた被駆動体(図示せず)への結合部、6が
ピストン、6aが同ピストン6の外周に設けた複
数の環状溝、7が同各環状溝6aに嵌挿した複数
のピストンリング、8が星形座金、9が上記ピス
トン6を上記ピストン軸4に固定するための丸ナ
ツト、10が前記カバー2aに取付けた鎖錠装置
で、同鎖錠装置10が、前記ピストン軸4を摺動
自在に支持する支持部材11,12と、環状のブ
レーキシユー13と、同ブレーキシユー13に取
付けた吸着片14と、同ブレーキシユー13を常
時実線位置まで押上げてピストン軸4に接触させ
ないようにするバネ15と、電磁石16とにより
構成され、電磁石16を励磁すると、吸着片14
とブレーキシユー13とがバネ15に抗し下降し
て、ピストン軸4が固定されるようになつてい
る。また17a,17bが前記カバー2a,2b
に設けた空気供給口、18は駆動空気溜で、同駆
動空気溜18はピストン6の一行程分以上の圧力
空気(駆動用空気)を貯留する容積をもつてい
る。また19aが同空気溜18と上記空気供給口
17aとの間の空気通路に設けた電磁弁(第1の
開閉弁)、19bが同空気溜18と上記空気供給
口17bとの間の空気通路に設けた電磁弁(第1
の開閉弁)、20a,20bが前記カバー2a,
2bに設けた空気排出口、21a,21bが同空
気排出口20a,20bに連通した排気管、22
a,22bが同排出管21a,21bに設けた電
磁弁(第2の開閉弁)、23a,23bが同排出
管21a,21bに設けたリリーフ弁、25が空
気圧縮機、24が同空気圧縮機25を駆動する電
動機、26が同空気圧縮機25と前記定容量空気
溜18との間の空気通路に設けた電磁弁である。
なお定容量空気溜18の容積V(正確には圧力室
R側に圧力空気を送るときには電磁弁19a,2
6などの容積を含んだものになる)を複動シリン
ダ1の容積V、即ち、ピストン6の受圧面積Aに
ストロークlを掛け合せた容積Vの1〜5倍にす
る。またピストン6がストロークエンドまで移動
したときの容積Ve(ピストン6に設けた環状の
凹部、空気供給口17b、空気排出口20bなど
を合計した容積)を複動シリンダ1の容積Vの1/
10〜1倍にする。また前記電磁弁19a,19
b,22a,22b,26と前記電磁石16とは
一つの運転パターンに従つて制御されるようにな
つている。
実施例により説明すると、1が複動式シリンダ、
2a,2bが同シリンダ1のカバー、4がピスト
ン軸、3a,3bが同ピストン軸4を摺動自在に
支持する支持部材、5が上記ピストン軸4の右端
に設けた被駆動体(図示せず)への結合部、6が
ピストン、6aが同ピストン6の外周に設けた複
数の環状溝、7が同各環状溝6aに嵌挿した複数
のピストンリング、8が星形座金、9が上記ピス
トン6を上記ピストン軸4に固定するための丸ナ
ツト、10が前記カバー2aに取付けた鎖錠装置
で、同鎖錠装置10が、前記ピストン軸4を摺動
自在に支持する支持部材11,12と、環状のブ
レーキシユー13と、同ブレーキシユー13に取
付けた吸着片14と、同ブレーキシユー13を常
時実線位置まで押上げてピストン軸4に接触させ
ないようにするバネ15と、電磁石16とにより
構成され、電磁石16を励磁すると、吸着片14
とブレーキシユー13とがバネ15に抗し下降し
て、ピストン軸4が固定されるようになつてい
る。また17a,17bが前記カバー2a,2b
に設けた空気供給口、18は駆動空気溜で、同駆
動空気溜18はピストン6の一行程分以上の圧力
空気(駆動用空気)を貯留する容積をもつてい
る。また19aが同空気溜18と上記空気供給口
17aとの間の空気通路に設けた電磁弁(第1の
開閉弁)、19bが同空気溜18と上記空気供給
口17bとの間の空気通路に設けた電磁弁(第1
の開閉弁)、20a,20bが前記カバー2a,
2bに設けた空気排出口、21a,21bが同空
気排出口20a,20bに連通した排気管、22
a,22bが同排出管21a,21bに設けた電
磁弁(第2の開閉弁)、23a,23bが同排出
管21a,21bに設けたリリーフ弁、25が空
気圧縮機、24が同空気圧縮機25を駆動する電
動機、26が同空気圧縮機25と前記定容量空気
溜18との間の空気通路に設けた電磁弁である。
なお定容量空気溜18の容積V(正確には圧力室
R側に圧力空気を送るときには電磁弁19a,2
6などの容積を含んだものになる)を複動シリン
ダ1の容積V、即ち、ピストン6の受圧面積Aに
ストロークlを掛け合せた容積Vの1〜5倍にす
る。またピストン6がストロークエンドまで移動
したときの容積Ve(ピストン6に設けた環状の
凹部、空気供給口17b、空気排出口20bなど
を合計した容積)を複動シリンダ1の容積Vの1/
10〜1倍にする。また前記電磁弁19a,19
b,22a,22b,26と前記電磁石16とは
一つの運転パターンに従つて制御されるようにな
つている。
次に前記高速空気シリンダの作用を説明する。
電磁弁19a,19b,22a,22bが閉じて
いるときに、電磁弁26を開いて圧力空気を空気
圧縮機25から駆動空気溜18へ充填する。同電
磁弁26は定容量空気溜18内が所定の圧力にな
ると閉じる。次いで電磁石16を消磁してピスト
ン軸4を解放する。このときピストン6がカバー
2a側に接していてピストン6とピストン軸4と
が右方へ移動させようとする場合には、電磁弁1
9aを速やかに開く。そうすると駆動空気溜18
内の圧力空気が空気供給口17aを介し圧力室R
へ送られてそこに充満される。上記電磁弁19a
の口径は大きく、駆動空気溜18内の圧力と圧力
室R内の圧力とが短時間で等しくなる。同圧力室
Rの圧力はピストン6に作用してピストン6とピ
ストン軸4とが右方へ移動し始めるが、そうする
と、圧力室Rの容積はピストン6の移動に応じて
増加し、この中の空気が膨脹するので、圧力が低
下するし、圧力室S内では密閉された空気が圧縮
されて圧力が上昇し始め、遂には互の圧力が等し
くなる。それまでピストン6とピストン軸4とは
加速されるが、それからは圧力室S内の圧力の方
が圧力室R内の圧力よりも高くなり、ピストン6
とピストン軸4と同ピストン軸4の先端(結合部
5)に取付けた被駆動体との慣性によるエネルギ
ーが圧力室Sの圧縮仕事で吸収されるようになつ
て、ピストン6とピストン軸4と被駆動体とが減
速し始める。またピストン6がストロークエンド
に近づいて圧力室S内の圧力がさらに高まると、
ピストン6とピストン軸4とがさらに減速する。
このときリリーフ弁23bが開いて圧力室S内の
圧力がそれ以上高くならないように保持される。
この間にピストン6とピストン軸4とはストロー
クエンドに達して停止する。次いで電磁石16を
励磁し、吸着片14とブレーキシユー13とをバ
ネ15に抗し下降して、ピストン軸4を固定す
る。次いで電磁弁22a,22bを開くとともに
電磁弁19aを閉じて圧力室R,S内の残留空気
を排出し、次いで電磁弁22a,22bを閉じ、
次いで電磁弁26を開き、圧力空気を空気圧縮機
25から定容量空気溜18へ充填して、次の作
動、即ち、ピストン6とピストン軸4との左方へ
の移動に備える。
電磁弁19a,19b,22a,22bが閉じて
いるときに、電磁弁26を開いて圧力空気を空気
圧縮機25から駆動空気溜18へ充填する。同電
磁弁26は定容量空気溜18内が所定の圧力にな
ると閉じる。次いで電磁石16を消磁してピスト
ン軸4を解放する。このときピストン6がカバー
2a側に接していてピストン6とピストン軸4と
が右方へ移動させようとする場合には、電磁弁1
9aを速やかに開く。そうすると駆動空気溜18
内の圧力空気が空気供給口17aを介し圧力室R
へ送られてそこに充満される。上記電磁弁19a
の口径は大きく、駆動空気溜18内の圧力と圧力
室R内の圧力とが短時間で等しくなる。同圧力室
Rの圧力はピストン6に作用してピストン6とピ
ストン軸4とが右方へ移動し始めるが、そうする
と、圧力室Rの容積はピストン6の移動に応じて
増加し、この中の空気が膨脹するので、圧力が低
下するし、圧力室S内では密閉された空気が圧縮
されて圧力が上昇し始め、遂には互の圧力が等し
くなる。それまでピストン6とピストン軸4とは
加速されるが、それからは圧力室S内の圧力の方
が圧力室R内の圧力よりも高くなり、ピストン6
とピストン軸4と同ピストン軸4の先端(結合部
5)に取付けた被駆動体との慣性によるエネルギ
ーが圧力室Sの圧縮仕事で吸収されるようになつ
て、ピストン6とピストン軸4と被駆動体とが減
速し始める。またピストン6がストロークエンド
に近づいて圧力室S内の圧力がさらに高まると、
ピストン6とピストン軸4とがさらに減速する。
このときリリーフ弁23bが開いて圧力室S内の
圧力がそれ以上高くならないように保持される。
この間にピストン6とピストン軸4とはストロー
クエンドに達して停止する。次いで電磁石16を
励磁し、吸着片14とブレーキシユー13とをバ
ネ15に抗し下降して、ピストン軸4を固定す
る。次いで電磁弁22a,22bを開くとともに
電磁弁19aを閉じて圧力室R,S内の残留空気
を排出し、次いで電磁弁22a,22bを閉じ、
次いで電磁弁26を開き、圧力空気を空気圧縮機
25から定容量空気溜18へ充填して、次の作
動、即ち、ピストン6とピストン軸4との左方へ
の移動に備える。
前記圧力室R,Sの圧力と前記ピストン6の移
動量との関係を第2図に示した。電磁弁19aを
開くと、圧力室Rの圧力が立つて、4Kg/cm2にな
る。ピストン6はこの圧力により右方へ移動し
て、圧力室Rの圧力がa点からb点へ下降する。
一方、圧力室Sの圧力はピストン6の移動につれ
て高まり、c点からd点へ上昇する。またd点か
らはリリーフ弁23bが作動し、圧力一定の状態
でe点に移行する。またb点及びe点では電磁弁
22a,22bが開いて、圧力室R,S内の圧力
がf点まで下降する。ピストン6に作用する圧力
は、g点までは圧力室Rの方が高く、ピストン6
は加速されるが、g点を過ぎると逆転し、圧力室
Sの方が高くなつて、ピストン6が減速される。
またピストンリング7及び支持部材3a,3bの
摩擦やこれらからの空気漏れを無視すると、a,
b,f,c,aで囲まれた面積(駆動エネルギ
ー)とc,d,e,f,cで囲まれた面積(ブレ
ーキエネルギー)とは等しくなる。ピストン軸4
はbまたはe点で停止する。また鎖錠装置10
は、ピストン軸4が上記のように停止してから固
定する。そのため鎖錠装置10(ブレーキシユー
13)は摺動を受けず、摩耗しない。なお摩擦や
空気漏れによる駆動力及びブレーキ力の過不足
は、駆動空気溜18の設定圧力及びリリーフ弁2
3a,23bの設定圧力を変えることにより調整
できる。またピストンリング7や支持部材3a,
3bには、固体潤滑性を有する樹脂系材料や金属
材料を使用する。またこれらとシリンダ1または
ピストン軸4との間には多少の隙間があり、空気
が漏れるが、その量は駆動空気溜18から送られ
る空気量に比べると無視できるくらい少い。
動量との関係を第2図に示した。電磁弁19aを
開くと、圧力室Rの圧力が立つて、4Kg/cm2にな
る。ピストン6はこの圧力により右方へ移動し
て、圧力室Rの圧力がa点からb点へ下降する。
一方、圧力室Sの圧力はピストン6の移動につれ
て高まり、c点からd点へ上昇する。またd点か
らはリリーフ弁23bが作動し、圧力一定の状態
でe点に移行する。またb点及びe点では電磁弁
22a,22bが開いて、圧力室R,S内の圧力
がf点まで下降する。ピストン6に作用する圧力
は、g点までは圧力室Rの方が高く、ピストン6
は加速されるが、g点を過ぎると逆転し、圧力室
Sの方が高くなつて、ピストン6が減速される。
またピストンリング7及び支持部材3a,3bの
摩擦やこれらからの空気漏れを無視すると、a,
b,f,c,aで囲まれた面積(駆動エネルギ
ー)とc,d,e,f,cで囲まれた面積(ブレ
ーキエネルギー)とは等しくなる。ピストン軸4
はbまたはe点で停止する。また鎖錠装置10
は、ピストン軸4が上記のように停止してから固
定する。そのため鎖錠装置10(ブレーキシユー
13)は摺動を受けず、摩耗しない。なお摩擦や
空気漏れによる駆動力及びブレーキ力の過不足
は、駆動空気溜18の設定圧力及びリリーフ弁2
3a,23bの設定圧力を変えることにより調整
できる。またピストンリング7や支持部材3a,
3bには、固体潤滑性を有する樹脂系材料や金属
材料を使用する。またこれらとシリンダ1または
ピストン軸4との間には多少の隙間があり、空気
が漏れるが、その量は駆動空気溜18から送られ
る空気量に比べると無視できるくらい少い。
以上本案を実施例について説明したが、勿論本
案はこのような実施例にだけ局限されるものでは
なく、本案の精神を逸脱しない範囲内で種々の設
計の改変を施しうるものである。例えば鎖錠装置
はラチエツト等を用いた鎖錠装置に替えても差支
えない。また駆動空気溜を圧力室R用と圧力室S
用との2つにする一方、空気圧縮機25から同各
駆動空気溜への圧力空気の送給を4方切換弁で切
換えるようにしてもよい。
案はこのような実施例にだけ局限されるものでは
なく、本案の精神を逸脱しない範囲内で種々の設
計の改変を施しうるものである。例えば鎖錠装置
はラチエツト等を用いた鎖錠装置に替えても差支
えない。また駆動空気溜を圧力室R用と圧力室S
用との2つにする一方、空気圧縮機25から同各
駆動空気溜への圧力空気の送給を4方切換弁で切
換えるようにしてもよい。
第1図は本案に係る高速空気シリンダの一実施
例を示す縦断側面図、第2図は各圧力室と圧力と
ピストンの移動量との関係を示す説明図である。 1……複動式シリンダ、4……ピストン軸、6
……ピストン、7……ピストンリング、10……
鎖錠装置、18……駆動空気溜、19a,19b
……第1の開閉弁、21a,21b……排気管、
22a,22b……第2の開閉弁、23a,23
b……リリーフ弁、R,S……圧力室。
例を示す縦断側面図、第2図は各圧力室と圧力と
ピストンの移動量との関係を示す説明図である。 1……複動式シリンダ、4……ピストン軸、6
……ピストン、7……ピストンリング、10……
鎖錠装置、18……駆動空気溜、19a,19b
……第1の開閉弁、21a,21b……排気管、
22a,22b……第2の開閉弁、23a,23
b……リリーフ弁、R,S……圧力室。
Claims (1)
- 複動式シリンダのピストンの外周に環状溝を設
けて、ピストンリングを嵌挿し、該ピストンをは
さんで該複動式シリンダ内に形成された各圧力室
を第1の開閉弁を介して駆動空気溜に連通し、該
駆動空気溜を電磁弁を介して高圧空気源に連通
し、該各圧力室に別々の排気管を介してリリーフ
弁と第2の開閉弁とを併設した高速空気シリンダ
において、前記複動式シリンダのピストン軸を選
択的に開閉する鎖錠装置を同複動式シリンダのケ
ーシング側に設け、前記高圧空気源に連通した前
記電磁弁が閉じたときに駆動空気を貯溜する前記
駆動空気溜の容積を前記複動式シリンダのピスト
ンの一行程分の大きさにしたことを特徴とする高
速空気シリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9069684U JPS6018306U (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 高速空気シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9069684U JPS6018306U (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 高速空気シリンダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6018306U JPS6018306U (ja) | 1985-02-07 |
| JPS6231682Y2 true JPS6231682Y2 (ja) | 1987-08-14 |
Family
ID=30220643
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9069684U Granted JPS6018306U (ja) | 1984-06-20 | 1984-06-20 | 高速空気シリンダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018306U (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59109470U (ja) * | 1983-01-10 | 1984-07-24 | 日産アルテイア株式会社 | 内然機関のバルブスプリング脱着工具 |
| JPS638993U (ja) * | 1986-07-03 | 1988-01-21 | ||
| JPH0627342Y2 (ja) * | 1986-08-11 | 1994-07-27 | 大見工業株式会社 | エンジンのバルブガイドシール交換用工具 |
| JPH0551572U (ja) * | 1991-01-18 | 1993-07-09 | キクチ産業株式会社 | 抜き工具 |
| US7908069B2 (en) * | 2006-12-22 | 2011-03-15 | Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg | Method of operating a clutch during a vehicle launch |
| KR102089757B1 (ko) * | 2018-06-14 | 2020-04-23 | 하윤기 | 건설 중장비용 기계적 에너지 절감장치 |
-
1984
- 1984-06-20 JP JP9069684U patent/JPS6018306U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6018306U (ja) | 1985-02-07 |
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