JPS6231742B2 - - Google Patents
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- JPS6231742B2 JPS6231742B2 JP55085065A JP8506580A JPS6231742B2 JP S6231742 B2 JPS6231742 B2 JP S6231742B2 JP 55085065 A JP55085065 A JP 55085065A JP 8506580 A JP8506580 A JP 8506580A JP S6231742 B2 JPS6231742 B2 JP S6231742B2
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は農業用被覆材及びその使用方法に関
し、さらに詳しくは、被覆材内表面近傍における
霧発生現象を抑制する能力〔以下、この能力を防
霧性という〕のある合成樹脂製農業用被覆材及び
施設栽培における該被覆材の使用に関する。 近年、農業用作物を促成、半促成又は抑制栽培
して、その市場性、生産性を高めるため、農業用
ビニルフイルムなどの農業用被覆材による被覆下
に有用作物を栽培する、いわゆるハウス栽培やト
ンネル栽培が盛んに行われている。 このハウス栽培やトンネル栽培において現在使
用されてる合成樹脂製被覆材、例えば塩化ビニル
樹脂フイルムの大部分は、被覆材内表面(ハウス
やトンネルの内部に面する側の表面をいう。以下
同じ)における水滴の流下を促進し、日光の入射
量を多くするため、界面活性剤の1種である防曇
剤(主としてソルビタン脂肪酸エステル、グリセ
リン脂肪酸エステルなど)を含んでいる。ところ
が、このような防曇剤を含む被覆材の被覆下で
は、被覆材の内外で温度差が大きくなる朝、夕及
び/又は夜、あるいは、降雨時など殊に夕方に、
該被覆材の内表面近傍において霧(乃至靄)が発
生するという現象が屡々観察される。この霧発生
現象は、ハウス栽培及びトンネル栽培等の施設栽
培にとつて最も大切な冬場に多く発生する。どの
ような理由でこのような現象が生ずるのか、その
原因は正確にはわからないが、地表から蒸発する
湿気の帯電特性や、被覆材の濡れた面の親水性の
程度などが微妙に影響し合つて、ハウス又はトン
ネル内の湿気が温度変化によつて被覆材表面に順
調に付着し流れる現象が行なわれず、一部の湿気
が被覆材の内表面近傍で霧状になることによるも
のと推定される。 このような霧発生現象は、ハウス又はトンネル
内の栽培作物の葉、茎、花、実などを濡らし、べ
と病、灰色かび病、菌核病、つる枯病、黒星病、
斑点細菌病などの病害発生の原因となり、或いは
病害発生伝播の助けともなり、さらにまた、栽培
作物が濡れると、乾くに必要な熱量が必要とな
り、ハウス又はトンネル内の暖房のための燃料が
それだけ多く必要となる、等の不利を生ずる。 このような不利を解消するため、従来、ハウス
やトンネル内の気温変化を少しでも緩げるために
着色した農業用ビニルフイルムを使用したり、わ
ざわざ汚れた農業用フイルムを使用したり、或い
はハウス又はトンネル内の土壌をマルチングして
水の蒸発量を抑えたり、さらにまた、潅水時期を
工夫したり(例えば夕方遅くなつて潅水したり、
潅水部分や潅水量をコントロールするなど)、潅
水方法、装置を改善する等の方策がとられてきた
が、いずれも霧発生現象を抑える方法としては有
効なものではなかつた。 本発明者らは、上記の防曇性合成樹脂製農業用
被覆材による被覆下での有用作物の施設栽培(ハ
ウス栽培、トンネル栽培など)において、該被覆
材の内表面近傍において屡々発生する霧の発生を
簡単に且つ効果的に防止する方策について鋭意研
究を重ねた結果、全く意外にも、かかる合成樹脂
製農業用被覆材にある種のオルガノポリシロキサ
ン化合物を含ませるだけで、極めて簡単にしかも
実に効果的に上記霧発生現象を抑制し得ることが
見い出された。 かくして、本発明に従えば、珪素原子に結合す
る全置換基のうちの少なくとも30モル%がメチル
基であるオルガノポリシロキサン化合物を含有す
ることを特徴とする合成樹脂製農業用被覆材が提
供される。 本明細書において、珪素原子に結合する「全置
換基」又は「置換基」なる表現には、シロキサン
骨格の珪素原子に直接結合する原子又は原子団を
いい、水酸基及び有機基のほか、水素原子をも包
含する意味で使用する。 また、本明細書において、「合成樹脂製農業用
被覆材」とは、ハウス、トンネル等の栽培施設に
展張し、栽培作物を被覆するために使用される、
光透過性あるいは非光透過性の合成樹脂基材から
成る、特にフイルム状の農業用資材をいい、本発
明においては特に農業用フイルムが適している。 本発明に従つて該合成樹脂製農業用被覆材に配
合されるオルガノポリシロキサン化合物は、一般
に、分子中に下記式 で示されるシロキサン結合単位を少なくとも2
個、好ましくは3個以上含有する低分子量又は高
分子量の、実質的に線状(直鎖状もしくは分岐鎖
状)、環状又は三次元網状構造の有機珪素化合物
である。上記式中の基Yは1個の有機基を表わ
し、そして基Zは、該有機珪素化合物の構造に依
存して、基Yと同種もしくは異種の1価の有機基
であるか又は他のシロキサン結合単位を表わし、
或いは水酸基、水素原子であることもでき、本発
明で使用するオルガノポリシロキサン化合物は、
該化合物中に存在する基Y及び/又はZなどによ
つて表わされる全置換基のうちの少なくとも30モ
ル%、好ましくは少なくとも50モル%、さらに好
ましくは70モル%以上がメチル基であることに特
徴を有するものである。 しかして、本発明において使用しうるかかるオ
ルガノポリシロキサン化合物は具体的には、下記
一般式 〔SiO4/2〕k〔R1SiO3/2〕l 〔R2R3SiO〕n〔R4R5R6SiO1/2〕o () 式中、R1、R2、R3、R4、R5及びR6はそれぞれ
独立に1価の有機基又は水素原子を表わし、k、
l、m及びnはそれぞれ独立に0又は正の整数で
ある、但し、該オルガノポリシロキサン化合物中
に存在する全置換基のうち少なくとも30モル%、
好ましくは50モル%以上、さらに好ましくは70モ
ル%以上はメチル基を表わすものとする、 で示される。 本明細書において用いる「有機基」なる語は、
適宜窒素、酸素、イオウ及びハロゲン原子から選
ばれる異種原子を含有していてもよい(含有する
場合には通常1〜8個)鎖式及び/又は環式の炭
化水素基を意味し、該炭化水素基は一般に1〜20
個、好ましくは1〜12個、さらに好ましくは1〜
6個の炭素原子を有することができる。しかし
て、上記式()においてR1〜R6によつて表わ
される1価の有機基の代表例を示せば、次のとお
りである。 アルキル基、例えばメチル、エチル、n―もしく
はiso―プロピル、n―、iso―、sec―もしく
はtert―ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチ
ル、デシル、ドデシル基等のC1〜C12アルキル
基: アルケニル基、例えばビニル基、アリル基等の低
級アルケニル基: アルキニル基、例えばエチニル、プロパルギル基
等の低級アルキニル基: シクロアルキル基、例えばシクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル
基等のC5〜C8シクロアルキル基: シクロアルケニル基、例えばシクロペンチニル、
シクロヘキセニル基等のC5〜C8シクロアルケ
ニル基: アリール基、例えばフエニル、ナフチル基等: アラルキル基、例えばベンジル、フエネチル、2
―フエニルプロピル基等: アルカリール基、例えばトリル、t―ブチルフエ
ニル、キシリル基等: 置換アルキル基、例えばクロロメチル、トリフル
オロメチル、γ、γ、γ―トリフルオロプロピ
ル基などの如き低級ハロアルキル基、ヒドロキ
シエチル、ヒドロキシプロピル基などの如き低
級ヒドロキシアルキル基、メルカプトメチル、
メルカプトエチル、メルカプトプロピル基など
の如き低級メルカプトアルキル基、メトキシメ
チル、メトキシエチル、メトキシプロピル、エ
トキシメチル基などの如き低級アルコキシ―低
級アルキル基、アミノエチル、アミノプロピ
ル、メチルアミノエチル、ジメチルアミノエチ
ル基などの如きアミノ低級アルキル基又はモノ
―もしくはジ―(低級アルキル)アミノ低級ア
ルキル基、アセチルアミノエチル基などの低級
アルカノイルアミノ―低級アルキル基、γ―
(アミノエチル)アミノプロピル基の如きアミ
ノ―低級アルキル―アミノ―低級アルキル基、
シアノエチル、シアノプロピル基などのシアノ
低級アルキル基、カルボキシメチル、カルボキ
シエチル基などのカルボキシ低級アルキル基、
エトキシカルボニルエチル基の如き低級アルコ
キシカルボニル―低級アルキル基、メチルチオ
エチル、エチルチオエチル、メチルチオプロピ
ル基などの低級アルキルチオ―低級アルキル
基、その他グリシジル、グリシジルオキシプロ
ピル、カルボキシメチルメルカプトエチル(−
CH2CH2SCH2COOH)、
し、さらに詳しくは、被覆材内表面近傍における
霧発生現象を抑制する能力〔以下、この能力を防
霧性という〕のある合成樹脂製農業用被覆材及び
施設栽培における該被覆材の使用に関する。 近年、農業用作物を促成、半促成又は抑制栽培
して、その市場性、生産性を高めるため、農業用
ビニルフイルムなどの農業用被覆材による被覆下
に有用作物を栽培する、いわゆるハウス栽培やト
ンネル栽培が盛んに行われている。 このハウス栽培やトンネル栽培において現在使
用されてる合成樹脂製被覆材、例えば塩化ビニル
樹脂フイルムの大部分は、被覆材内表面(ハウス
やトンネルの内部に面する側の表面をいう。以下
同じ)における水滴の流下を促進し、日光の入射
量を多くするため、界面活性剤の1種である防曇
剤(主としてソルビタン脂肪酸エステル、グリセ
リン脂肪酸エステルなど)を含んでいる。ところ
が、このような防曇剤を含む被覆材の被覆下で
は、被覆材の内外で温度差が大きくなる朝、夕及
び/又は夜、あるいは、降雨時など殊に夕方に、
該被覆材の内表面近傍において霧(乃至靄)が発
生するという現象が屡々観察される。この霧発生
現象は、ハウス栽培及びトンネル栽培等の施設栽
培にとつて最も大切な冬場に多く発生する。どの
ような理由でこのような現象が生ずるのか、その
原因は正確にはわからないが、地表から蒸発する
湿気の帯電特性や、被覆材の濡れた面の親水性の
程度などが微妙に影響し合つて、ハウス又はトン
ネル内の湿気が温度変化によつて被覆材表面に順
調に付着し流れる現象が行なわれず、一部の湿気
が被覆材の内表面近傍で霧状になることによるも
のと推定される。 このような霧発生現象は、ハウス又はトンネル
内の栽培作物の葉、茎、花、実などを濡らし、べ
と病、灰色かび病、菌核病、つる枯病、黒星病、
斑点細菌病などの病害発生の原因となり、或いは
病害発生伝播の助けともなり、さらにまた、栽培
作物が濡れると、乾くに必要な熱量が必要とな
り、ハウス又はトンネル内の暖房のための燃料が
それだけ多く必要となる、等の不利を生ずる。 このような不利を解消するため、従来、ハウス
やトンネル内の気温変化を少しでも緩げるために
着色した農業用ビニルフイルムを使用したり、わ
ざわざ汚れた農業用フイルムを使用したり、或い
はハウス又はトンネル内の土壌をマルチングして
水の蒸発量を抑えたり、さらにまた、潅水時期を
工夫したり(例えば夕方遅くなつて潅水したり、
潅水部分や潅水量をコントロールするなど)、潅
水方法、装置を改善する等の方策がとられてきた
が、いずれも霧発生現象を抑える方法としては有
効なものではなかつた。 本発明者らは、上記の防曇性合成樹脂製農業用
被覆材による被覆下での有用作物の施設栽培(ハ
ウス栽培、トンネル栽培など)において、該被覆
材の内表面近傍において屡々発生する霧の発生を
簡単に且つ効果的に防止する方策について鋭意研
究を重ねた結果、全く意外にも、かかる合成樹脂
製農業用被覆材にある種のオルガノポリシロキサ
ン化合物を含ませるだけで、極めて簡単にしかも
実に効果的に上記霧発生現象を抑制し得ることが
見い出された。 かくして、本発明に従えば、珪素原子に結合す
る全置換基のうちの少なくとも30モル%がメチル
基であるオルガノポリシロキサン化合物を含有す
ることを特徴とする合成樹脂製農業用被覆材が提
供される。 本明細書において、珪素原子に結合する「全置
換基」又は「置換基」なる表現には、シロキサン
骨格の珪素原子に直接結合する原子又は原子団を
いい、水酸基及び有機基のほか、水素原子をも包
含する意味で使用する。 また、本明細書において、「合成樹脂製農業用
被覆材」とは、ハウス、トンネル等の栽培施設に
展張し、栽培作物を被覆するために使用される、
光透過性あるいは非光透過性の合成樹脂基材から
成る、特にフイルム状の農業用資材をいい、本発
明においては特に農業用フイルムが適している。 本発明に従つて該合成樹脂製農業用被覆材に配
合されるオルガノポリシロキサン化合物は、一般
に、分子中に下記式 で示されるシロキサン結合単位を少なくとも2
個、好ましくは3個以上含有する低分子量又は高
分子量の、実質的に線状(直鎖状もしくは分岐鎖
状)、環状又は三次元網状構造の有機珪素化合物
である。上記式中の基Yは1個の有機基を表わ
し、そして基Zは、該有機珪素化合物の構造に依
存して、基Yと同種もしくは異種の1価の有機基
であるか又は他のシロキサン結合単位を表わし、
或いは水酸基、水素原子であることもでき、本発
明で使用するオルガノポリシロキサン化合物は、
該化合物中に存在する基Y及び/又はZなどによ
つて表わされる全置換基のうちの少なくとも30モ
ル%、好ましくは少なくとも50モル%、さらに好
ましくは70モル%以上がメチル基であることに特
徴を有するものである。 しかして、本発明において使用しうるかかるオ
ルガノポリシロキサン化合物は具体的には、下記
一般式 〔SiO4/2〕k〔R1SiO3/2〕l 〔R2R3SiO〕n〔R4R5R6SiO1/2〕o () 式中、R1、R2、R3、R4、R5及びR6はそれぞれ
独立に1価の有機基又は水素原子を表わし、k、
l、m及びnはそれぞれ独立に0又は正の整数で
ある、但し、該オルガノポリシロキサン化合物中
に存在する全置換基のうち少なくとも30モル%、
好ましくは50モル%以上、さらに好ましくは70モ
ル%以上はメチル基を表わすものとする、 で示される。 本明細書において用いる「有機基」なる語は、
適宜窒素、酸素、イオウ及びハロゲン原子から選
ばれる異種原子を含有していてもよい(含有する
場合には通常1〜8個)鎖式及び/又は環式の炭
化水素基を意味し、該炭化水素基は一般に1〜20
個、好ましくは1〜12個、さらに好ましくは1〜
6個の炭素原子を有することができる。しかし
て、上記式()においてR1〜R6によつて表わ
される1価の有機基の代表例を示せば、次のとお
りである。 アルキル基、例えばメチル、エチル、n―もしく
はiso―プロピル、n―、iso―、sec―もしく
はtert―ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチ
ル、デシル、ドデシル基等のC1〜C12アルキル
基: アルケニル基、例えばビニル基、アリル基等の低
級アルケニル基: アルキニル基、例えばエチニル、プロパルギル基
等の低級アルキニル基: シクロアルキル基、例えばシクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル
基等のC5〜C8シクロアルキル基: シクロアルケニル基、例えばシクロペンチニル、
シクロヘキセニル基等のC5〜C8シクロアルケ
ニル基: アリール基、例えばフエニル、ナフチル基等: アラルキル基、例えばベンジル、フエネチル、2
―フエニルプロピル基等: アルカリール基、例えばトリル、t―ブチルフエ
ニル、キシリル基等: 置換アルキル基、例えばクロロメチル、トリフル
オロメチル、γ、γ、γ―トリフルオロプロピ
ル基などの如き低級ハロアルキル基、ヒドロキ
シエチル、ヒドロキシプロピル基などの如き低
級ヒドロキシアルキル基、メルカプトメチル、
メルカプトエチル、メルカプトプロピル基など
の如き低級メルカプトアルキル基、メトキシメ
チル、メトキシエチル、メトキシプロピル、エ
トキシメチル基などの如き低級アルコキシ―低
級アルキル基、アミノエチル、アミノプロピ
ル、メチルアミノエチル、ジメチルアミノエチ
ル基などの如きアミノ低級アルキル基又はモノ
―もしくはジ―(低級アルキル)アミノ低級ア
ルキル基、アセチルアミノエチル基などの低級
アルカノイルアミノ―低級アルキル基、γ―
(アミノエチル)アミノプロピル基の如きアミ
ノ―低級アルキル―アミノ―低級アルキル基、
シアノエチル、シアノプロピル基などのシアノ
低級アルキル基、カルボキシメチル、カルボキ
シエチル基などのカルボキシ低級アルキル基、
エトキシカルボニルエチル基の如き低級アルコ
キシカルボニル―低級アルキル基、メチルチオ
エチル、エチルチオエチル、メチルチオプロピ
ル基などの低級アルキルチオ―低級アルキル
基、その他グリシジル、グリシジルオキシプロ
ピル、カルボキシメチルメルカプトエチル(−
CH2CH2SCH2COOH)、
【式】等:
置換アリール基、例えばクロルフエニル、ブロム
フエニル基などのハロフエニル基、メトキシフ
エニル基の如き低級アルコキシフエニル基、ト
リフルオロメチルフエニル基、ニトロフエニル
基等: 置換アラルキル基、例えばクロロフエニルメチ
ル、ブロムフエニルメチル、クロロフエニルエ
チル基などのハロフエニル―低級アルキル基
等: アルコキシ基、例えばメトキシ、エトキシ、n―
もしくはiso―プロポキシ基等の低級アルコキ
シ基: アルコキシカルボニル基、例えばメトキシカルボ
ニル、エトキシカルボニル基等の低級アルコキ
シカルボニル基: カルボキシル基等。 これら有機基のうち好適な群の基としては、ア
ルキル基、置換アルキル基、アリール基及びアル
コキシ基が挙げられ、就中、メチル基が好適であ
る。 また、該オルガノポリシロキサン化合物に含ま
れるメチル基以外の有機基の種類には厳格な制限
はないが、炭素原子数の大きな有機基の占める割
合が多くなると一般に所期とする防霧性効果が低
下する傾向が見られるので、炭素原子数が6個以
上の有機基(例えばフエニル基など)がメチル基
を含む全置換基に占める割合は一般に40モル%以
下、好ましくは30モル%以下、さらに望ましくは
10モル%以下とするのが有利である。 本発明において用いるオルガノポリシロキサン
化合物は、ブレンドすべき合成樹脂の溶融成形温
度以下の温度で溶融し且つ該合成樹脂に対する相
溶性が極端に悪くない限り、常温で液体状、半固
体状又は固体状のいずれの性状のものでもよい
が、あまり沸点の低いもの(通常200℃以下のも
の)は好ましくない。 本発明において用い得るオルガノポリシロキサ
ン化合物の代表例を示せば次のとおりである。 (A) 直鎖状オルガノポリシロキサン化合物 本化合物は前記式()においてk=1=0に
相当する化合物であり、m+nは一般に4〜
300、好ましくは6〜50の範囲内にあることがで
きる。具体的には下記式 式中、R21、R31、R41、R51及びR61はそれぞれ
独立に水素原子、水酸基、C1〜C12アルキル基、
C2〜C3アルケニル基、フエニル基、フエニル―
(C1〜C3アルキル)基、低級アルコキシ基、低級
ハロアルキル基、シアノ低級アルキル基、メルカ
プト低級アルキル基、―CH2CH2SCH2COOH、
フエニル基などのハロフエニル基、メトキシフ
エニル基の如き低級アルコキシフエニル基、ト
リフルオロメチルフエニル基、ニトロフエニル
基等: 置換アラルキル基、例えばクロロフエニルメチ
ル、ブロムフエニルメチル、クロロフエニルエ
チル基などのハロフエニル―低級アルキル基
等: アルコキシ基、例えばメトキシ、エトキシ、n―
もしくはiso―プロポキシ基等の低級アルコキ
シ基: アルコキシカルボニル基、例えばメトキシカルボ
ニル、エトキシカルボニル基等の低級アルコキ
シカルボニル基: カルボキシル基等。 これら有機基のうち好適な群の基としては、ア
ルキル基、置換アルキル基、アリール基及びアル
コキシ基が挙げられ、就中、メチル基が好適であ
る。 また、該オルガノポリシロキサン化合物に含ま
れるメチル基以外の有機基の種類には厳格な制限
はないが、炭素原子数の大きな有機基の占める割
合が多くなると一般に所期とする防霧性効果が低
下する傾向が見られるので、炭素原子数が6個以
上の有機基(例えばフエニル基など)がメチル基
を含む全置換基に占める割合は一般に40モル%以
下、好ましくは30モル%以下、さらに望ましくは
10モル%以下とするのが有利である。 本発明において用いるオルガノポリシロキサン
化合物は、ブレンドすべき合成樹脂の溶融成形温
度以下の温度で溶融し且つ該合成樹脂に対する相
溶性が極端に悪くない限り、常温で液体状、半固
体状又は固体状のいずれの性状のものでもよい
が、あまり沸点の低いもの(通常200℃以下のも
の)は好ましくない。 本発明において用い得るオルガノポリシロキサ
ン化合物の代表例を示せば次のとおりである。 (A) 直鎖状オルガノポリシロキサン化合物 本化合物は前記式()においてk=1=0に
相当する化合物であり、m+nは一般に4〜
300、好ましくは6〜50の範囲内にあることがで
きる。具体的には下記式 式中、R21、R31、R41、R51及びR61はそれぞれ
独立に水素原子、水酸基、C1〜C12アルキル基、
C2〜C3アルケニル基、フエニル基、フエニル―
(C1〜C3アルキル)基、低級アルコキシ基、低級
ハロアルキル基、シアノ低級アルキル基、メルカ
プト低級アルキル基、―CH2CH2SCH2COOH、
【式】又は―
CH2CH2CH2―NH―CH2CH2―NH2を表わし、Me
はメチル基であり(以下の記載においても同
様)、p及びqはそれぞれ0又は正の整数であり
且つp+q=mである、 で示されるものが好適である。 なお、上記式()及び後述する各式において
は特にことわらない限り、メチル基及び炭素原子
数6個以上の有機基の含有量に関する前記の限定
はそのまま適用されることを理解すべきである。 かかる直鎖状オルガノポリシロキサン化合物の
代表例としては次のものを挙げることができる。
はメチル基であり(以下の記載においても同
様)、p及びqはそれぞれ0又は正の整数であり
且つp+q=mである、 で示されるものが好適である。 なお、上記式()及び後述する各式において
は特にことわらない限り、メチル基及び炭素原子
数6個以上の有機基の含有量に関する前記の限定
はそのまま適用されることを理解すべきである。 かかる直鎖状オルガノポリシロキサン化合物の
代表例としては次のものを挙げることができる。
【表】
【表】
など。
(B) 分岐鎖状オルガノポリシロキサン化合物
本化合物は前記式()においてk=0に相当
する化合物であり、l+m+nは一般に4〜
300、好ましくは6〜50の範囲内にあることがで
きる。具体的には下記式 式中、R21、R31、R41、R51及びR61は前記と同
じ意味を有し、rは正の整数、s及びtはそれぞ
れ0又は正の整数であり且つr+s+t=mであ
る、 で示されるものが好適であり、さらに具体的には
次のものを例示することができる。 MeSi〔O(Me2SiO)10・C2H5〕3など。 (C) 環状オルガノポリシロキサン化合物 本化合物は前記一般式()におけるk=l=
n=0に相当する化合物であり、mは一般に4〜
21の範囲内にあることができる。具体的には下記
式 式中、R22及びR32はそれぞれ独立に水素原子、
C1〜C6のアルキル基、C2〜C3アルケニル基、フ
エニル基又は低級ハロアルキル基を表わし、2個
以上の該繰返し単位 は相互に同一もしくは相異なることができる、で
示される化合物が包含され、例えば次のものを例
示することができる。
する化合物であり、l+m+nは一般に4〜
300、好ましくは6〜50の範囲内にあることがで
きる。具体的には下記式 式中、R21、R31、R41、R51及びR61は前記と同
じ意味を有し、rは正の整数、s及びtはそれぞ
れ0又は正の整数であり且つr+s+t=mであ
る、 で示されるものが好適であり、さらに具体的には
次のものを例示することができる。 MeSi〔O(Me2SiO)10・C2H5〕3など。 (C) 環状オルガノポリシロキサン化合物 本化合物は前記一般式()におけるk=l=
n=0に相当する化合物であり、mは一般に4〜
21の範囲内にあることができる。具体的には下記
式 式中、R22及びR32はそれぞれ独立に水素原子、
C1〜C6のアルキル基、C2〜C3アルケニル基、フ
エニル基又は低級ハロアルキル基を表わし、2個
以上の該繰返し単位 は相互に同一もしくは相異なることができる、で
示される化合物が包含され、例えば次のものを例
示することができる。
【式】など。
(D) 三次元網状構造のオルガノポリシロキサン化
合物 本化合物は前記一般式()において、少なく
ともl及びkが共に0でない場合に相当する化合
物であり、m及び/又はnは0であつても又は正
の整数であつてもよい。具体的には下記式で示す
ものが包含される。 (PhSiO3/2)u(Me2SiO)v(Me3SiO1/2)w
(V―1) (PhSiO3/2)u(CH2=CH・MeSiO)v
(Me3SiO1/2)w (V―2) (MeSiO3/2)u(Me2SiO)v(Ph・Me2SiO1/2)w
(V―3) (PhSiO3/2)u(Me2SiO)v(CH2=CH・
Me2SiO1/2)w (V―4) 〔(PhSiO3/2)u(Me2SiO)v(Me3SiO1/2)w〕a
〔(SiMe2O)x〕b(ブロツク構造) (V―5) (SiO4/2)y(Me3SiO1/2)z (V―6) 式中、Phはフエニル基である(以下の記載に
おいても同様)。 上記式で示されるオルガノポリシロキサン化合
物、例えば、式(V―1)の化合物は、
PhSiCl3Uモル%、Me2SiCl2Vモル%、及び
Me3SiClWモル%からなるクロルシラン化合物の
混合物を、有機溶媒例えばトルエン、キシレン等
と水との撹拌混合溶媒中に滴下し共加水分解した
後、有機相を分離し中性になるまで水洗すること
により製造することができる(通常固形分濃度が
約40〜約60重量%となるように調整することが望
ましい)。その際、生成オルガノポリシロキサン
化合物中の(PhSiO3/2)、(Me2SiO)及び
(Me3SiO1/2)の各単位のモル比は用いた原料の
クロルシラン化合物の混合モル比(U:V:W)
にほぼ対応する。上記式(V―2)乃至(V―
6)のオルガノポリシロキサン化合物も上記と同
様にして製造することができる。 (E) その他のオルガノポリシロキサン化合物 式中、c=0〜10;d=1〜7。 ヒドロキシアルケニルシロキサン 式中、R=メチル基又はエチル基; e=1〜6;f=1〜8; e:f=少なくとも0.5:1; C2H2=―CH=CH―又は〓C=CH2。 例えば N―アシルアミノ酸変性ポリシロキサン 例えば 式中、R=C1〜22、好ましくはC4〜18のアル
キル基。 以上述べたオルガノポリシロキサン化合物中、
本発明において特に好適なものとしては、直鎖状
オルガノポリシロキサン化合物、及び分岐鎖状オ
ルガノポリシロキサン化合物が挙げられる。 上記オルガノポリシロキサン化合物はそれぞれ
単独で使用することができ、或いは2種又はそれ
以上組合わせて用いてもよい。該オルガノポリシ
ロキサン化合物の合成樹脂製農業用被覆材への配
合量は臨界的ではなく、配合すべきオルガノポリ
シロキサン化合物の種類や樹脂の種類等に応じて
広範に変えることができるが、一般的には、配合
すべき合成樹脂基材100重量部(ただし可塑剤は
計算に含めない。以下同じ)当り、少なくとも
0.02重量部とすることができ、また、配合量の上
限は厳密に制約されるものではないが、あまり多
量に配合するとブリードアウトや白濁等を引起す
可能性があるので、通常2.0重量部以下で充分で
ある。しかして、配合量の好適範囲は、該合成樹
脂基材100重量部当り0.05〜1.0重量部、殊に0.1〜
0.5重量部である。 本発明に従い上記オルガノポリシロキサン化合
物が配合される農業用被覆材を構成する合成樹脂
材料としては、一般にフイルム形成性の熱可塑性
合成樹脂、例えば、塩化ビニル、エチレン、プロ
ピレン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エス
テル等の単量体の単独重合体又はこれら相互の共
重合体或いはこれらの単量体の少なくとも1種と
他の共重合可能な単量体(例:酢酸ビニル、塩化
ビニリデンなど)との共重合体;ポリエステル;
ポリアミド;等或いはこれら重合体のブレンド物
が挙げられ、これらの中では、耐候性、光透過
性、経済性、強度等の観点で、塩化ビニル系樹脂
(すなわち、ポリ塩化ビニル及び塩化ビニルを50
重量%以上含むその共重合体)及びエチレン系樹
脂(すなわち、ポリエチレン及びエチレンを50重
量%以上含むその共重合体)が好適であり、最も
有利にはポリ塩化ビニルである。 これら合成樹脂基材には、本発明の農業用被覆
材に防曇性をもたせるため、従来から農業用ビニ
ルフイルムの分野で使用されている防曇剤を配合
することができる。しかして、本発明において用
いうる防曇剤としては、主として非イオン系界面
活性剤、例えば、ソルビタンモノステアレート、
ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノベ
ヘネートなどのソルビタン系界面活性剤;グリセ
リンモノラウレート、ジグリセリンモノパルミテ
ート、グリセリンモノステアレートなどのグリセ
リン系界面活性剤;ポリエチレングリコールモノ
ステアレート、ポリエチレングリコールモノパル
ミテートなどのポリエチレングリコール系界面活
性剤;トリメチロールプロパンモノステアレート
などのトリメチロールプロパン系界面活性剤;ペ
ンタエリスリトールモノパルミテートなどのペン
タエリスリトール系界面活性剤;アルキルフエノ
ルのアルキレンオキシド付加物;ソルビタン/グ
リセリンの縮合物と有機酸とのエステル、等が包
合され、これらはそれぞれ単独で或いは2種以上
組合わせて用いることができる。本発明において
特に有利に用いうる防曇剤としては、ジグリセリ
ンモノステアレート及びソルビタンモノパルミテ
ートが挙げられる。 かかる防曇剤の配合量は、従来の農業用ビニル
フイルムに対して使用されている場合と同様とす
ることができ、一般的には、合成樹脂基材100重
量部当り0.5〜3.0重量部、好ましくは0.8〜2.0重
量部、さらに好ましくは1.3〜1.8重量部の範囲と
することができる。 本発明の農業用被覆材を構成する合成樹脂基材
はまた、必要に応じて、通常の各種樹脂添加物、
例えば、可塑剤、滑剤、熱安定剤、帯電防止剤、
紫外線吸収剤、顔料、染料等を通常の量で含むこ
とができる。例えば、本発明において好適な軟質
塩化ビニル樹脂について言えば、重合度が約1000
〜約2000のポリ塩化ビニル100重量部に対して、
可塑剤を約35〜約70重量部の割合で配合すること
ができる。用いうる好適な可塑剤としては、例え
ば、ジーn―オクチルフタレート、ジ―2―エチ
ルヘキシルフタレート、ジイソデシルフタレート
等のフタル酸誘導体;ジイソオクチルイソフタレ
ート等のイソフタル酸誘導体;ジオクチルアジペ
ート等のアジピン酸誘導体;その他トリクレジル
フオスフエート、エポキシ化大豆油等が包含さ
れ、中でも、ジオクチルフタレート、トリクレジ
ルフオスフエート、ジオクチルアジペート及びエ
ポキシ化大豆油が適している。 また、合成樹脂基材に含ませうる滑剤又は熱安
定剤としては、例えばポリエチレンワツクス、ビ
スアマイド、ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛、
ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウ
ム、リシノール酸バリウム等が挙げられ、紫外線
吸収剤としては、例えばベンゾトリアゾール系、
ベンゾエート系、ベンゾフエノン系、シアノアク
リレート系、フエニルサリシレート系等の紫外線
吸収剤が包含され、また、顔料及び染料として
は、例えば酸化チタン、シリカ、群青、フタロシ
アニンブルー、等が挙げられる。 これら樹脂添加物は通常の含有量、例えば、前
記合成樹脂基材100重量部当り6重量部以下の少
量で含ませうる。 上記合成樹脂基材は、それ自体公知の方法、例
えば溶融押出法、溶液流延法、カレンダー法等に
より、フイルム状に成形することができる。その
際のフイルムの厚さとしては、一般に30〜300ミ
クロンとすることができる。 以上述べた本発明の農業用被覆材は、従来行な
われていると同様にしてハウス、トンネル等の農
園芸施設に展張し、有用作物の栽培に利用するこ
とができる。 前述したようにオルガノポリシロキサン化合物
を含ませた本発明の農業用被覆材が展張されたハ
ウス又はトンネルにおいては、後記実施例からも
明らかなとおり、被覆材内表面近傍における霧の
発生が効果的に抑制される。その抑制効果は極め
て強力で、従来から多発するとされていた冬場で
も霧発生現象を実質的に完全に抑制することがで
き、有用植物の病害発生及び伝播の阻止に著大な
る効果があり、さらに従来のように潅水等に細心
の注意を払う必要がない。しかも、本発明の農業
用被覆材はかかる霧発生抑制効果を長期に亘つて
持続することができる。 かくして、本発明の農業用被覆材は、有用作物
の施設栽培において貢献するところ甚大である。 次に実施例を掲げて本発明をさらに説明する。 実施例 1 フイルム組成A: ポリ塩化ビニル(=1300) 100 重量部 ジオクチルフタレート 45 〃 トリクレジルホスフエート 3 〃 Zn―Ba系複合安定剤 3 〃 エポキシ樹脂 2 〃 ソルビタンモノパルミテート 1.5 〃 亜リン酸エステル系キレター 0.5 〃 ジメチルポリシロキサン*
下記表―1に示すとおり フイルム組成B: ポリ塩化ビニル(=1300) 100 重量部 ジオクチルフタレート 45 〃 トリクレジルホスフエート 3 〃 Zn―Ca系複合安定剤 3 〃 エポキシ樹脂 2 〃 ジグリセリンモノステアレート 1.5 〃 亜リン酸エステル系キレター 0.5 〃 ジメチルポリシロキサン*
下記表―1に示すとおり フイルム組成C: エチレン―酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含
有率:19重量%) 100 重量部 フエノール系酸化防止剤 0.5 〃 Ca―ステアレート 0.5 〃 ソルビタンモノステアレート 1.5 〃 ジメチルポリシロキサン*下記表―1に示すとお
り *ジメチルポリシロキサンの化学構造 Me3SiO(Me2SiO)oSiMe3 上記の各成分を上記の配合割合で混合し、その
混合物をカレンダーに供給し、190℃で圧延し
て、厚さ100ミクロンのフイルムを作成した。 かくして得た各フイルムにつき、以下の方法で
霧発生試験を行なつた。 四方を木板で囲んだ霧観察用のフレームの天井
傾斜面に試験フイルムを張り、予め用意した水温
約40℃の水槽上に乗せ、25℃の室温で1週間放置
する。 次いで、水浴を40℃に保持したまま室温を5℃
に下げ、1時間後にフイルムの内表面(水槽に面
した側の表面)の近傍における霧の発生状況を目
視で観察する。 試験結果を下記表―1に示す。
合物 本化合物は前記一般式()において、少なく
ともl及びkが共に0でない場合に相当する化合
物であり、m及び/又はnは0であつても又は正
の整数であつてもよい。具体的には下記式で示す
ものが包含される。 (PhSiO3/2)u(Me2SiO)v(Me3SiO1/2)w
(V―1) (PhSiO3/2)u(CH2=CH・MeSiO)v
(Me3SiO1/2)w (V―2) (MeSiO3/2)u(Me2SiO)v(Ph・Me2SiO1/2)w
(V―3) (PhSiO3/2)u(Me2SiO)v(CH2=CH・
Me2SiO1/2)w (V―4) 〔(PhSiO3/2)u(Me2SiO)v(Me3SiO1/2)w〕a
〔(SiMe2O)x〕b(ブロツク構造) (V―5) (SiO4/2)y(Me3SiO1/2)z (V―6) 式中、Phはフエニル基である(以下の記載に
おいても同様)。 上記式で示されるオルガノポリシロキサン化合
物、例えば、式(V―1)の化合物は、
PhSiCl3Uモル%、Me2SiCl2Vモル%、及び
Me3SiClWモル%からなるクロルシラン化合物の
混合物を、有機溶媒例えばトルエン、キシレン等
と水との撹拌混合溶媒中に滴下し共加水分解した
後、有機相を分離し中性になるまで水洗すること
により製造することができる(通常固形分濃度が
約40〜約60重量%となるように調整することが望
ましい)。その際、生成オルガノポリシロキサン
化合物中の(PhSiO3/2)、(Me2SiO)及び
(Me3SiO1/2)の各単位のモル比は用いた原料の
クロルシラン化合物の混合モル比(U:V:W)
にほぼ対応する。上記式(V―2)乃至(V―
6)のオルガノポリシロキサン化合物も上記と同
様にして製造することができる。 (E) その他のオルガノポリシロキサン化合物 式中、c=0〜10;d=1〜7。 ヒドロキシアルケニルシロキサン 式中、R=メチル基又はエチル基; e=1〜6;f=1〜8; e:f=少なくとも0.5:1; C2H2=―CH=CH―又は〓C=CH2。 例えば N―アシルアミノ酸変性ポリシロキサン 例えば 式中、R=C1〜22、好ましくはC4〜18のアル
キル基。 以上述べたオルガノポリシロキサン化合物中、
本発明において特に好適なものとしては、直鎖状
オルガノポリシロキサン化合物、及び分岐鎖状オ
ルガノポリシロキサン化合物が挙げられる。 上記オルガノポリシロキサン化合物はそれぞれ
単独で使用することができ、或いは2種又はそれ
以上組合わせて用いてもよい。該オルガノポリシ
ロキサン化合物の合成樹脂製農業用被覆材への配
合量は臨界的ではなく、配合すべきオルガノポリ
シロキサン化合物の種類や樹脂の種類等に応じて
広範に変えることができるが、一般的には、配合
すべき合成樹脂基材100重量部(ただし可塑剤は
計算に含めない。以下同じ)当り、少なくとも
0.02重量部とすることができ、また、配合量の上
限は厳密に制約されるものではないが、あまり多
量に配合するとブリードアウトや白濁等を引起す
可能性があるので、通常2.0重量部以下で充分で
ある。しかして、配合量の好適範囲は、該合成樹
脂基材100重量部当り0.05〜1.0重量部、殊に0.1〜
0.5重量部である。 本発明に従い上記オルガノポリシロキサン化合
物が配合される農業用被覆材を構成する合成樹脂
材料としては、一般にフイルム形成性の熱可塑性
合成樹脂、例えば、塩化ビニル、エチレン、プロ
ピレン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エス
テル等の単量体の単独重合体又はこれら相互の共
重合体或いはこれらの単量体の少なくとも1種と
他の共重合可能な単量体(例:酢酸ビニル、塩化
ビニリデンなど)との共重合体;ポリエステル;
ポリアミド;等或いはこれら重合体のブレンド物
が挙げられ、これらの中では、耐候性、光透過
性、経済性、強度等の観点で、塩化ビニル系樹脂
(すなわち、ポリ塩化ビニル及び塩化ビニルを50
重量%以上含むその共重合体)及びエチレン系樹
脂(すなわち、ポリエチレン及びエチレンを50重
量%以上含むその共重合体)が好適であり、最も
有利にはポリ塩化ビニルである。 これら合成樹脂基材には、本発明の農業用被覆
材に防曇性をもたせるため、従来から農業用ビニ
ルフイルムの分野で使用されている防曇剤を配合
することができる。しかして、本発明において用
いうる防曇剤としては、主として非イオン系界面
活性剤、例えば、ソルビタンモノステアレート、
ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノベ
ヘネートなどのソルビタン系界面活性剤;グリセ
リンモノラウレート、ジグリセリンモノパルミテ
ート、グリセリンモノステアレートなどのグリセ
リン系界面活性剤;ポリエチレングリコールモノ
ステアレート、ポリエチレングリコールモノパル
ミテートなどのポリエチレングリコール系界面活
性剤;トリメチロールプロパンモノステアレート
などのトリメチロールプロパン系界面活性剤;ペ
ンタエリスリトールモノパルミテートなどのペン
タエリスリトール系界面活性剤;アルキルフエノ
ルのアルキレンオキシド付加物;ソルビタン/グ
リセリンの縮合物と有機酸とのエステル、等が包
合され、これらはそれぞれ単独で或いは2種以上
組合わせて用いることができる。本発明において
特に有利に用いうる防曇剤としては、ジグリセリ
ンモノステアレート及びソルビタンモノパルミテ
ートが挙げられる。 かかる防曇剤の配合量は、従来の農業用ビニル
フイルムに対して使用されている場合と同様とす
ることができ、一般的には、合成樹脂基材100重
量部当り0.5〜3.0重量部、好ましくは0.8〜2.0重
量部、さらに好ましくは1.3〜1.8重量部の範囲と
することができる。 本発明の農業用被覆材を構成する合成樹脂基材
はまた、必要に応じて、通常の各種樹脂添加物、
例えば、可塑剤、滑剤、熱安定剤、帯電防止剤、
紫外線吸収剤、顔料、染料等を通常の量で含むこ
とができる。例えば、本発明において好適な軟質
塩化ビニル樹脂について言えば、重合度が約1000
〜約2000のポリ塩化ビニル100重量部に対して、
可塑剤を約35〜約70重量部の割合で配合すること
ができる。用いうる好適な可塑剤としては、例え
ば、ジーn―オクチルフタレート、ジ―2―エチ
ルヘキシルフタレート、ジイソデシルフタレート
等のフタル酸誘導体;ジイソオクチルイソフタレ
ート等のイソフタル酸誘導体;ジオクチルアジペ
ート等のアジピン酸誘導体;その他トリクレジル
フオスフエート、エポキシ化大豆油等が包含さ
れ、中でも、ジオクチルフタレート、トリクレジ
ルフオスフエート、ジオクチルアジペート及びエ
ポキシ化大豆油が適している。 また、合成樹脂基材に含ませうる滑剤又は熱安
定剤としては、例えばポリエチレンワツクス、ビ
スアマイド、ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛、
ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウ
ム、リシノール酸バリウム等が挙げられ、紫外線
吸収剤としては、例えばベンゾトリアゾール系、
ベンゾエート系、ベンゾフエノン系、シアノアク
リレート系、フエニルサリシレート系等の紫外線
吸収剤が包含され、また、顔料及び染料として
は、例えば酸化チタン、シリカ、群青、フタロシ
アニンブルー、等が挙げられる。 これら樹脂添加物は通常の含有量、例えば、前
記合成樹脂基材100重量部当り6重量部以下の少
量で含ませうる。 上記合成樹脂基材は、それ自体公知の方法、例
えば溶融押出法、溶液流延法、カレンダー法等に
より、フイルム状に成形することができる。その
際のフイルムの厚さとしては、一般に30〜300ミ
クロンとすることができる。 以上述べた本発明の農業用被覆材は、従来行な
われていると同様にしてハウス、トンネル等の農
園芸施設に展張し、有用作物の栽培に利用するこ
とができる。 前述したようにオルガノポリシロキサン化合物
を含ませた本発明の農業用被覆材が展張されたハ
ウス又はトンネルにおいては、後記実施例からも
明らかなとおり、被覆材内表面近傍における霧の
発生が効果的に抑制される。その抑制効果は極め
て強力で、従来から多発するとされていた冬場で
も霧発生現象を実質的に完全に抑制することがで
き、有用植物の病害発生及び伝播の阻止に著大な
る効果があり、さらに従来のように潅水等に細心
の注意を払う必要がない。しかも、本発明の農業
用被覆材はかかる霧発生抑制効果を長期に亘つて
持続することができる。 かくして、本発明の農業用被覆材は、有用作物
の施設栽培において貢献するところ甚大である。 次に実施例を掲げて本発明をさらに説明する。 実施例 1 フイルム組成A: ポリ塩化ビニル(=1300) 100 重量部 ジオクチルフタレート 45 〃 トリクレジルホスフエート 3 〃 Zn―Ba系複合安定剤 3 〃 エポキシ樹脂 2 〃 ソルビタンモノパルミテート 1.5 〃 亜リン酸エステル系キレター 0.5 〃 ジメチルポリシロキサン*
下記表―1に示すとおり フイルム組成B: ポリ塩化ビニル(=1300) 100 重量部 ジオクチルフタレート 45 〃 トリクレジルホスフエート 3 〃 Zn―Ca系複合安定剤 3 〃 エポキシ樹脂 2 〃 ジグリセリンモノステアレート 1.5 〃 亜リン酸エステル系キレター 0.5 〃 ジメチルポリシロキサン*
下記表―1に示すとおり フイルム組成C: エチレン―酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含
有率:19重量%) 100 重量部 フエノール系酸化防止剤 0.5 〃 Ca―ステアレート 0.5 〃 ソルビタンモノステアレート 1.5 〃 ジメチルポリシロキサン*下記表―1に示すとお
り *ジメチルポリシロキサンの化学構造 Me3SiO(Me2SiO)oSiMe3 上記の各成分を上記の配合割合で混合し、その
混合物をカレンダーに供給し、190℃で圧延し
て、厚さ100ミクロンのフイルムを作成した。 かくして得た各フイルムにつき、以下の方法で
霧発生試験を行なつた。 四方を木板で囲んだ霧観察用のフレームの天井
傾斜面に試験フイルムを張り、予め用意した水温
約40℃の水槽上に乗せ、25℃の室温で1週間放置
する。 次いで、水浴を40℃に保持したまま室温を5℃
に下げ、1時間後にフイルムの内表面(水槽に面
した側の表面)の近傍における霧の発生状況を目
視で観察する。 試験結果を下記表―1に示す。
【表】
実施例 2
フイルム組成:
ポリ塩化ビニル(=1300) 100重量部
ジオクチルフタレート 45 〃
トリクレジルホスフエート 3 〃
Zn―Ba系複合安定剤 3 〃
エポキシ樹脂 2 〃
ソルビタンモノパルミテート 1.5 〃
亜リン酸エステル系キレター 0.5 〃
下記表―2に示すオルガノポリシロキサン化合
物 0.3重量部 上記各成分を上記の配合割合で混合し、その混
合物をカレンダーに供給し、190℃で圧延して、
厚さ100ミクロンのフイルムを作成した。 かくして得たフイルムにつき、実施例1と同様
の方法で霧発生試験を行なつた。その結果を下記
表―2に示す。
物 0.3重量部 上記各成分を上記の配合割合で混合し、その混
合物をカレンダーに供給し、190℃で圧延して、
厚さ100ミクロンのフイルムを作成した。 かくして得たフイルムにつき、実施例1と同様
の方法で霧発生試験を行なつた。その結果を下記
表―2に示す。
【表】
【表】
実施例 3
フイルム組成:
ポリ塩化ビニル(=1300) 100 重量部
ジオクチルフタレート 45 〃
トリクレジルホスフエート 3 〃
Zn―Ba系複合安定剤 3 〃
エポキシ樹脂 2 〃
ソルビタンモノステアレート 1.5 〃
亜リン酸エステル系キレーター 0.5 〃
下記表―3に示すオルガノポリシロキサン化合
物(2種以上の合計量) 0.3重量部 上記各成分を上記の配合割合で混合し、その混
合物をカレンダーに供給し、190℃で圧延して厚
さ100ミクロンのフイルムを作成した。 かくして得たフイルムにつき、実施例1と同様
の方法で霧発生試験を行なつた。その結果を下記
表―3に示す。
物(2種以上の合計量) 0.3重量部 上記各成分を上記の配合割合で混合し、その混
合物をカレンダーに供給し、190℃で圧延して厚
さ100ミクロンのフイルムを作成した。 かくして得たフイルムにつき、実施例1と同様
の方法で霧発生試験を行なつた。その結果を下記
表―3に示す。
【表】
実施例4 (イチゴ栽培)
フイルム組成
ポリ塩化ビニル(=1300) 100 重量部
ジオクチルフタレート 45 〃
トリクレジルホスフエート 3 〃
エポキシ樹脂 2 〃
Zn―Ba系複合安定剤 3 〃
ソルビタンモノパルミテート 1.5 〃
亜リン酸エステル系キレター 0.5 〃
ジメチルポリシロキサン(20cs)
0又は0.1 〃 上記の各成分を上記配合割合で混合し、その混
合物をカルンダーに供給し、190℃で圧延して、
厚さ100ミクロンのフイルムを作成した。 このフイルムを用い以下に述べる方法で圃場で
のハウス栽培試験を行なつた。 (1) 試験場所:埼玉県菖蒲町地区 (2) ハウス: (大きさ)間口4.5m×長さ36m×高さ3m6棟使
用 (設置方法)6棟を東西に並列に設置し、東側
から1番目と4番目のハウスはジメチルポ
リシロキサンを含まない比較例のフイルム
を展張し、残りのハウスはジメチルポリシ
ロキサンを含む本発明のフイルムを展張す
る。フイルムの展張は昭和55年1月6日に
行なつた。 (3) 栽培植物:イチゴ(ダナー種) 1棟当り1500株、昭和54年11月23日定植。 昭和55年1月16日(天候:晴)の15時40分及び
2月25日(天候:晴)の16時30分に行なつたハウ
ス内の霧発生状況の観察結果、並びに1月6日か
ら5月15日までの期間内における病害発生状況は
下記表―4に示すとおりであつた。
0又は0.1 〃 上記の各成分を上記配合割合で混合し、その混
合物をカルンダーに供給し、190℃で圧延して、
厚さ100ミクロンのフイルムを作成した。 このフイルムを用い以下に述べる方法で圃場で
のハウス栽培試験を行なつた。 (1) 試験場所:埼玉県菖蒲町地区 (2) ハウス: (大きさ)間口4.5m×長さ36m×高さ3m6棟使
用 (設置方法)6棟を東西に並列に設置し、東側
から1番目と4番目のハウスはジメチルポ
リシロキサンを含まない比較例のフイルム
を展張し、残りのハウスはジメチルポリシ
ロキサンを含む本発明のフイルムを展張す
る。フイルムの展張は昭和55年1月6日に
行なつた。 (3) 栽培植物:イチゴ(ダナー種) 1棟当り1500株、昭和54年11月23日定植。 昭和55年1月16日(天候:晴)の15時40分及び
2月25日(天候:晴)の16時30分に行なつたハウ
ス内の霧発生状況の観察結果、並びに1月6日か
ら5月15日までの期間内における病害発生状況は
下記表―4に示すとおりであつた。
【表】
【表】
発生後直ちに摘
出処理した)
また、イチゴの成育状態及び収穫量も本発明フ
イルムを使用した場合の方が一般に良かつた。 実施例5 (メロン栽培) 実施例4で作成したジメチルポリシロキサンを
含む本発明のフイルムと、ジメチルポリシロキサ
ンを含まない比較例のフイルムを使用し、圃場で
のメロンハウス栽培試験を行なつた。 (1) 試験場所 熊本県八代市地区 (2) 栽培植物 メロン(金章メロン) 大型ハウス2棟に本発明のフイルムと比較例の
フイルムを展張し、昭和55年1月9日苗を定植し
た。 本発明のフイルムを被覆したハウスには霧が全
く発生せず、ハウス内メロンに霧による結露がな
く、1月9日から4月2日の間、べと病予防用の
ダコニール液を散布する必要がなかつた。 一方、比較例のフイルムを被覆したハウスには
朝、夕霧が発生し、メロンが濡れるため、同じ期
間中、多湿による病害発生予防のため、ダコニー
ル液を合計7回散布した。 また、植物に光をできるだけ多く当てるため、
朝発生する霧を換気扇で排出することが必要であ
るが、本発明のフイルムを被覆したハウスでは、
前記の如く霧が発生せず、換気の必要がないた
め、朝におけるハウス内温度低下もなく、生育が
良好であつた。 実施例6 (キユウリ栽培) (1) 試験場所 埼玉県深谷市地区 (2) ハウス: (大きさ)間口4.5m×長さ40m×高さ3m7棟使
用 (設置方法)東側2連棟および西側2連棟は、
ジメチルポリシロキサンを含む本発明のフ
イルムを、中央の3連棟にはジメチルポリ
シロキサンを含まない比較例のフイルムを
展張する。 フイルムの展張は2月18日に行なつた。 (3) 栽培植物:キユウリ(品種ひかり) 定植3月1日 3月末〜4月末の菜種梅雨の時期において、霧
発生度の差による病気、特に菌核病に顕著な差が
認められ、比較例のフイルムを被覆したハウスで
は、合計5回の菌核病予防用農薬(武田薬品工業
社製ロブラール)の散布が必要であつたが、本発
明のフイルムを被覆したハウスでは、2回の散布
で充分であり、農薬の使用量を大巾に減らすこと
ができた。 また、キユウリの収穫量に関しては、本発明フ
イルムを使用したハウスの方が1シーズンの期間
の合計で単位面積当り約20%増収であつた。
出処理した)
また、イチゴの成育状態及び収穫量も本発明フ
イルムを使用した場合の方が一般に良かつた。 実施例5 (メロン栽培) 実施例4で作成したジメチルポリシロキサンを
含む本発明のフイルムと、ジメチルポリシロキサ
ンを含まない比較例のフイルムを使用し、圃場で
のメロンハウス栽培試験を行なつた。 (1) 試験場所 熊本県八代市地区 (2) 栽培植物 メロン(金章メロン) 大型ハウス2棟に本発明のフイルムと比較例の
フイルムを展張し、昭和55年1月9日苗を定植し
た。 本発明のフイルムを被覆したハウスには霧が全
く発生せず、ハウス内メロンに霧による結露がな
く、1月9日から4月2日の間、べと病予防用の
ダコニール液を散布する必要がなかつた。 一方、比較例のフイルムを被覆したハウスには
朝、夕霧が発生し、メロンが濡れるため、同じ期
間中、多湿による病害発生予防のため、ダコニー
ル液を合計7回散布した。 また、植物に光をできるだけ多く当てるため、
朝発生する霧を換気扇で排出することが必要であ
るが、本発明のフイルムを被覆したハウスでは、
前記の如く霧が発生せず、換気の必要がないた
め、朝におけるハウス内温度低下もなく、生育が
良好であつた。 実施例6 (キユウリ栽培) (1) 試験場所 埼玉県深谷市地区 (2) ハウス: (大きさ)間口4.5m×長さ40m×高さ3m7棟使
用 (設置方法)東側2連棟および西側2連棟は、
ジメチルポリシロキサンを含む本発明のフ
イルムを、中央の3連棟にはジメチルポリ
シロキサンを含まない比較例のフイルムを
展張する。 フイルムの展張は2月18日に行なつた。 (3) 栽培植物:キユウリ(品種ひかり) 定植3月1日 3月末〜4月末の菜種梅雨の時期において、霧
発生度の差による病気、特に菌核病に顕著な差が
認められ、比較例のフイルムを被覆したハウスで
は、合計5回の菌核病予防用農薬(武田薬品工業
社製ロブラール)の散布が必要であつたが、本発
明のフイルムを被覆したハウスでは、2回の散布
で充分であり、農薬の使用量を大巾に減らすこと
ができた。 また、キユウリの収穫量に関しては、本発明フ
イルムを使用したハウスの方が1シーズンの期間
の合計で単位面積当り約20%増収であつた。
Claims (1)
- 1 珪素原子に結合する全置換基のうちの少なく
とも70モル%がメチル基であり且つ珪素原子に結
合する有機基のうち炭素原子数が6個以上の有機
基が全置換基の30モル%を超えないオルガノポリ
シロキサン化合物及び非イオン系界面活性剤を含
有する塩化ビニル系又はエチレン系樹脂よりなる
ことを特徴とする被覆材内表面近傍における霧の
発生の抑制能力のある合成樹脂製農業用被覆材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8506580A JPS5712070A (en) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | Agricultural covering material made of synthetic resin and use of same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8506580A JPS5712070A (en) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | Agricultural covering material made of synthetic resin and use of same |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5712070A JPS5712070A (en) | 1982-01-21 |
| JPS6231742B2 true JPS6231742B2 (ja) | 1987-07-10 |
Family
ID=13848222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8506580A Granted JPS5712070A (en) | 1980-06-25 | 1980-06-25 | Agricultural covering material made of synthetic resin and use of same |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5712070A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6506838B1 (en) | 1999-10-25 | 2003-01-14 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Modified oxymethylene polymers |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5933343A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-23 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 塩化ビニル樹脂組成物 |
| FR2611730B1 (fr) * | 1987-02-24 | 1989-06-16 | Rhone Poulenc Chimie | Diorganopolysiloxane a fonction alpha-mercaptoester utile comme stabilisant des polymeres a base de chlorure de polyvinyle |
| JP7738022B2 (ja) * | 2022-04-14 | 2025-09-11 | 理研ビタミン株式会社 | 農業用フィルム用防霧剤及び農業用フィルム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5318347B2 (ja) * | 1974-10-15 | 1978-06-14 |
-
1980
- 1980-06-25 JP JP8506580A patent/JPS5712070A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6506838B1 (en) | 1999-10-25 | 2003-01-14 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Modified oxymethylene polymers |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5712070A (en) | 1982-01-21 |
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