JPS623222Y2 - - Google Patents

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JPS623222Y2
JPS623222Y2 JP1982124209U JP12420982U JPS623222Y2 JP S623222 Y2 JPS623222 Y2 JP S623222Y2 JP 1982124209 U JP1982124209 U JP 1982124209U JP 12420982 U JP12420982 U JP 12420982U JP S623222 Y2 JPS623222 Y2 JP S623222Y2
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JP
Japan
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waterproof sheet
corners
reinforcing
adhesive
sheet
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JP1982124209U
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JPS5929226U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案はコーナー部補強貼り用防水シートに係
り、詳しくは出隅、入隅あるいはパイプ回り等の
複雑箇所コーナー部を短時間に補強貼りできる防
水シートに関する。 ここで、補強貼りとは、複雑箇所において採用
される工法で、広巾防水シートを貼る前に予め、
小面積の防水シートを貼る工法を言い、複雑箇所
の防水を確実にするものである。 従来における複雑箇所、例えば出隅コーナー部
の補強貼りは通常、第1図に示すようにほゞ正方
形にカツトした防水シート1とほゞ正方形で下半
分を切り込んだ防水シート2を組合せて行なうも
のであり、まず、防水シート1,2の裏面ならび
に下地3に接着剤4を塗布した後、防水シート1
を下地に貼り付けて転圧した後、この防水シート
1の他方の防水シート2とラツプする箇所に接着
剤を塗布してオープンタイムをとつた後、他方の
防水シート2を貼り付けていた。ところが、この
種の防水シートを使用すると接着剤が必要である
ため、所定の塗布量、オープンタイム、適度な圧
着等の制約条件があり、この条件は作業時の環境
条件によつて大きく左右されている。例えば、強
風時には砂塵の付着によつて接着阻害を生じた
り、高温時にはオープンタイムが短かくなり乾燥
オーバーによる接着不良を起したり、また、低温
時にはオープンタイムが長くなつて施工能率に影
響し更には高温時には接着剤表面に結露水が付着
して接着不良を生じることもあつて環境条件を十
分に把握する必要があつた。また、それだけでな
く塗布むらによる接着力のバラツキ、転圧不足に
よる接着不良など、接着不良要因も非常に多い。 従つて、接着剤による複雑箇所コーナー部の補
強貼り作業はそのときの環境に大きく左右され、
また施工時間を非常に要するものであつた。 しかも、それだけでなく、加硫ゴムシートを用
いて補強貼りする場合、加硫ゴムシートがコーナ
ー部において下地面と密着しにくくコンクリート
等の下地中の水蒸気が日中膨脹してシートをふく
らませることがあり、また、防水シートを敷設す
る過程で一旦、下地面との間に空気を内包して了
うとその後の転圧過程でも空気を除去するのが困
難となり、これによつて防水シートの納まりが悪
く水みちを作り漏水することがあつた。 本考案は上述の如き実状に鑑み、このような点
を改善すべく、主に作業時の環境に左右されず、
短時間に、かつ確実にして容易に複雑箇所のコー
ナー部の補強貼りが可能となる防水シートを提供
することを目的とするものである。 即ち、本考案の特徴とするところは、出隅、入
隅あるいはパイプ回り等の複雑箇所コーナー部を
補強貼りするのに用いる防水シートであつて、エ
チレン−プロピレン−タ−ポリマー、ブチルゴム
あるいはこれらのブレンド物からなる加硫ゴムシ
ートの基材にエチレン−プロピレン−タ−ポリマ
ー、ブチルゴムあるいはこれらのブレンド物から
なるゴム質ポリマーに加硫剤、加硫促進剤等を含
みムーニー粘度(ML1,100℃)5〜20で自
着性を有する自然加硫可能な粘着層を積層接着し
てなる構成を有する点にある。 以下、更に本考案を添付図面に従つて詳細に説
明する。 第2図は本考案の防水シートに係る断面図を示
し、該防水シート5は加硫ゴムシートの基材6に
自然加硫可能な粘着層7を貼合せた構成からなつ
ており、このうち、基材6は耐候性に優れたエチ
レン−プロピレン−タ−ポリマー、ブチルゴムあ
るいはこれらのブレンド物からなる加硫ゴムシー
トであり、そして粘着層7はエチレン−プロピレ
ン−タ−ポリマー、ブチルゴムあるいはこれらの
ブレンド物からなるゴム質ポリマーに加硫剤、加
硫促進剤、粘着剤、そしてて軟化剤の外、ステア
リン酸、カーボンブラツク、無機充填剤、ZnO等
が適宜必要に応じて混合配合されて配層される。 なお、ここで使用される加硫剤としては硫黄,
モルホリン.ジスルフアイド,含リンポリスルフ
アイド,塩化硫黄等の含硫黄化合物からなる硫黄
系,P−キノンジオキシム,P−P−ジベンゾイ
ル.キノンジオキシム等のオキシム系あるいはα
−クミルハイドロパ−オキサイド,メチレンエチ
ルケトンパ−オキサイド,過酸化水素,アセチル
アセトンパ−オキサイド,t−ブチルハイドロパ
−オキサイド,t−ブチルパ−オキシベンゾエ−
ト等のパ−オキサイド系などが挙げられ、これら
の加硫剤はゴム質ポリマー100重量部に対して1
〜6重量部程度の割合で使用される。 また、加硫促進剤としては、2−メルカプトベ
ンゾチアゾール,ジ.ベンゾチアゾール.ジサル
フアイド等のチアゾール系,テトラメチルチウラ
ム.モノサルフアイド,テトラメチルチウラム.
ジサルフアイド,ジペンタメチレンチウラム.ヘ
キサルフアイド等のチウラム系あるいはZn−ジ
−n−ブチルジチオカルバメート等のジチオカル
バメート系,そしてPbO2,トリメンベース等が
ある。そして、これらの加硫促進剤の使用量は、
ゴム質ポリマー100重量部に対して通常2〜10重
量部である。 更に混合される粘着剤としては、石油系炭化水
素樹脂であるペトロジン(三井石油化学社製)等
の芳香族系炭化水素樹脂,ハイレツツ(三井石油
化学社製)等の脂肪族系環状炭化水素,エスコレ
ツツ(エツツケミカル社製)等の不飽和炭化水素
の重合体、クツクエース(三井石油化学社製)等
の炭化水素系粘着樹脂,あるいはフエノールホル
ムアルデヒド樹脂であるフエノール樹脂等があ
り、こられの粘着剤は通常、好ましい使用量とし
てゴム質ポリマー100重量部に対して30〜100重量
部程度混合される。また、これらの粘着剤と共に
使用される軟化剤としては公知のものが使用さ
れ、その代表的なものとしてはプロセスオイル,
ポリブデン,流動パラフイン,パインタール,そ
の他石油系高沸点化合物などを挙げることができ
る。そして、これらの軟化剤の使用量としては、
ゴム質ポリマー100重量部に対して好ましくは30
〜150重量部である。 次に、本考案において使用する前記粘着層7は
他の防水シートの基材との初期接着強度、即ち、
接合部をローラー等により転圧した後の自着力と
して1.0〜3.0Kg/25cm程度発生しなけばならず、
この自着力がなければコーナー部の補強貼り時に
おいて防水シートを引張つた場合に接合部で防水
シートのずれ変形が生じる。そのため、この自着
力を満足させるためには粘着力をゴム質ポリマー
100重量部に対して30〜100重量部を加えて表面タ
ツクをもたせ、更に軟化剤を30〜150重量部添加
して粘着層のムーニー粘度(ML1,100℃)
を5〜20の範囲にすることが肝要で、このムーニ
ー粘度であれば他の被着体の表面にゴミ,砂ほこ
りが付着しても、粘着層がこれらの異物を包囲
し、かつ、この異物が粘着層の内部へ侵入するた
めに防水シートと他の被着体との接着力はあまり
影響を受けない。 ここにおいて、前記被着体例えば接着テープの
厚みは0.5〜2.0mmの範囲とし、2.0mm以上にすると
接合部において防水シートとの段差ができ、接合
初期に剥離し易くなるので好ましくない。そのう
ち、前記粘着層7の厚みは0.5〜2.0mmとするのが
好適である。 次に、本考案に係る防水シート5を複雑箇所コ
ーナー部の補強貼りに使用する例を説明すると、
第3図は出隅コーナー部における補強貼りを示す
斜視図であり、まず、ほゞ正方形にカツトされた
防水シート5を粘着層7が下地3に面するように
して敷いた後、転圧し、続いて下半分の中央部を
切り込んだ他の防水シート5′を各下地3に敷く
と共に上記防水シート5とラツプ部8を設けた
後、全面を転圧して補強貼り作業を終える。 一方、第4図は入隅コーナー部の補強貼りを示
す斜視図であり、下半分の中央部を切り込んだ
ほゞ正方形の防水シート5′を各下地面に敷設す
ると共に、下地面の1部で防水シート5を2重に
重ねた後、シート全面を転圧して補強貼りを終え
たものである。 かくして、以上のようにして補強貼り作業を行
なうが、本考案防水シートによつて補強貼りを行
なつたときの作業好適性を更に具体的に説明すべ
く、従来の防水シートと接着剤を併用して行なつ
た第2図に示す出隅コーナー部の補強貼りと本考
案の防水シート(基材6と粘着層7の配合は第1
表に示す)を使用して第3図に示す出隅コーナー
部の補強貼りを行なつた場合の各作業時間を比較
したところ、第2表の如き結果を得た。 第1表 (1) 基材(合成ゴム加硫シート)
配合組成(重量比) IIR 30〜50 EPDM 70〜50 ZnO 5 ステアリン酸 1 カーボン 60 無機充填剤 30 パラフイン系軟化剤 20〜30 促進剤 TT 1〜3 促進剤 M 0.5〜2 イオウ 1〜3 (2) 粘着層配合組成(重量比) IIR 70〜50 EPPM 30〜50 ZnO 5 ステアリン酸 1 カーボン 50 無機充填剤 50 石油系樹脂 30〜60 パラフイン系軟化剤 30〜60 GMF 1〜5 PbO2 1〜5 次に、第2表を示すが、この第2表の作業時間
の比較に使用した防水シートの面積は0.1m2で、
施工時期は6月であつた。又、第2表中、1,
2,5,5′は添付図面中の符号である。
【表】
【表】 以上のように、本考案防水シートは複雑箇所コ
ーナー部の補強貼りには防水シートをそのコーナ
ー部の形状に応じてカツトしあるいは切り込みを
入れるだけで即座にコーナー部の下地に敷設し転
圧するだけでその施工を終えることができるた
め、従来のものに比べて短かい時間で補強貼り作
業が可能であり、また、従来の複雑箇所コーナー
部の補強貼りにはその形状の複雑さにより防水シ
ートを敷設する過程で下地面との間に空気を内包
することがあり、これがひいてはシート納まりが
悪く水みちを作り漏水につながるために、かなり
の施工熟練を要していたが、一定肉厚の粘着層を
有する本考案の防水シートにあつては、転圧工程
で粘着層の変形によつて防水シートは下地とよく
なじみ、かつ離型紙を剥がしながら施工できるた
め空気を除外して空気を内包することもないた
め、未熟練者にも簡単に施工できる利点がある。
しかも本考案防水シートは粘着層が十分な表面タ
ツクを有しているために、転圧後も下地から浮き
上がることもなく、また、太陽熱,環境温度で自
然加硫し、被着体との強固な接着性を長期に供給
する性能を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来における出隅コーナー部の補強貼
り状態を示す斜視図、第2図は本考案の防水シー
トを示す断面図、第3図は本考案の防水シートを
出隅コーナー部に補強貼りした状態を示す斜視
図、第4図は本考案の防水シートを入隅コーナー
部に補強貼りした状態を示す斜視図である。 5,5′…防水シート、6…基材、7…粘着
層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 出隅、入隅あるいはパイプ回り等の複雑箇所の
    コーナー部を補強貼りするのに用いる防水シート
    であつて、エチレン−プロピレン−タ−ポリマ
    ー、ブチルゴムあるいはこれらのブレンド物から
    なる加流ゴムシートの基材にエチレン−プロピレ
    ン−タ−ポリマー、ブチルゴムあるいはこれらの
    ブレンド物からなるゴム質ポリマーに加硫剤、加
    硫促進剤等を含み、ムーニー粘度(ML1
    100℃)5〜20で自着性を有する自然加硫可能な
    粘着層を積層接着してなることを特徴とするコー
    ナー部補強貼り用防水シート。
JP12420982U 1982-08-16 1982-08-16 コ−ナ−部補強貼り用防水シ−ト Granted JPS5929226U (ja)

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JP12420982U Granted JPS5929226U (ja) 1982-08-16 1982-08-16 コ−ナ−部補強貼り用防水シ−ト

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