JPS6233110B2 - - Google Patents
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- JPS6233110B2 JPS6233110B2 JP54091565A JP9156579A JPS6233110B2 JP S6233110 B2 JPS6233110 B2 JP S6233110B2 JP 54091565 A JP54091565 A JP 54091565A JP 9156579 A JP9156579 A JP 9156579A JP S6233110 B2 JPS6233110 B2 JP S6233110B2
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- Japan
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- vibration
- fluid
- vehicle
- gain
- vehicle body
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61F—RAIL VEHICLE SUSPENSIONS, e.g. UNDERFRAMES, BOGIES OR ARRANGEMENTS OF WHEEL AXLES; RAIL VEHICLES FOR USE ON TRACKS OF DIFFERENT WIDTH; PREVENTING DERAILING OF RAIL VEHICLES; WHEEL GUARDS, OBSTRUCTION REMOVERS OR THE LIKE FOR RAIL VEHICLES
- B61F5/00—Constructional details of bogies; Connections between bogies and vehicle underframes; Arrangements or devices for adjusting or allowing self-adjustment of wheel axles or bogies when rounding curves
- B61F5/02—Arrangements permitting limited transverse relative movements between vehicle underframe or bolster and bogie; Connections between underframes and bogies
- B61F5/22—Guiding of the vehicle underframes with respect to the bogies
- B61F5/24—Means for damping or minimising the canting, skewing, pitching, or plunging movements of the underframes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
- B60G17/018—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by the use of a specific signal treatment or control method
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
- G05D19/00—Control of mechanical oscillations, e.g. of amplitude, of frequency, of phase
- G05D19/02—Control of mechanical oscillations, e.g. of amplitude, of frequency, of phase characterised by the use of electric means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車両の振動制御装置に係り、特に乗
心地を良好にするための車両振動制御装置に関す
るものである。
心地を良好にするための車両振動制御装置に関す
るものである。
一般的に、鉄道車両の振動モードは、車体の純
上下振動、ピツチング、ヨーイング、下心ローン
グ(純左右振動とローリングの連成一次振動)、
上心ローリング(純左右振動とローリングの連成
二次振動)が0.8〜2.5Hzの範囲にあるが、今簡単
のために純上下振動のみを取上げて説明すること
にする。上下振動系は振動を制御しない場合1/2
台車当りについて第26図の如く表わされ、図中
1は車体、2は台車、3は車体1を支持するばね
であり、m2,m1は夫々車体1、台車2の質量、
K1、K2はばね定数、C1、C2は減衰定数である。
軌道から角振動数ωで振幅X0の上下加振をうけ
るとき、台車2の上下変位をX1車体1の上下変
位をX2とするとき、ラプラス変換(ラプラス演
算子をSとする。S=jω)後の運動方程式は次
の如くなる。
上下振動、ピツチング、ヨーイング、下心ローン
グ(純左右振動とローリングの連成一次振動)、
上心ローリング(純左右振動とローリングの連成
二次振動)が0.8〜2.5Hzの範囲にあるが、今簡単
のために純上下振動のみを取上げて説明すること
にする。上下振動系は振動を制御しない場合1/2
台車当りについて第26図の如く表わされ、図中
1は車体、2は台車、3は車体1を支持するばね
であり、m2,m1は夫々車体1、台車2の質量、
K1、K2はばね定数、C1、C2は減衰定数である。
軌道から角振動数ωで振幅X0の上下加振をうけ
るとき、台車2の上下変位をX1車体1の上下変
位をX2とするとき、ラプラス変換(ラプラス演
算子をSとする。S=jω)後の運動方程式は次
の如くなる。
車体について、
m2S2X2+C2S(X2−X1)+K2(X2−X1)=0
………(1) 台車と車体について、 m1S2X1+m2S2X2+C1SX1+K1X1 =C1・SX0+K1X0 −(2) ここで、 F(S)=C1S+K1/m1S2+C1S+K1…
(4) E(S)=m2S2/m1S2+C1S+K1 …(5) とおくと、 X2/X1=Hb(S) X1/X0=F(S)−E(S)X2/X0………(6
) となり、これより第27図のブロツク線図が描け
る。従つて車体振動の周波数伝達関数Gbは、 Gb=X2/X0=Hb(S)・F(S)/1+Hb(
S)・E(S)β…(7) ここで、1自由度の場合はβ=0、K1=1、
m1=C1=0である。
………(1) 台車と車体について、 m1S2X1+m2S2X2+C1SX1+K1X1 =C1・SX0+K1X0 −(2) ここで、 F(S)=C1S+K1/m1S2+C1S+K1…
(4) E(S)=m2S2/m1S2+C1S+K1 …(5) とおくと、 X2/X1=Hb(S) X1/X0=F(S)−E(S)X2/X0………(6
) となり、これより第27図のブロツク線図が描け
る。従つて車体振動の周波数伝達関数Gbは、 Gb=X2/X0=Hb(S)・F(S)/1+Hb(
S)・E(S)β…(7) ここで、1自由度の場合はβ=0、K1=1、
m1=C1=0である。
ここで、数値例として、下記を考える。
m2=4.59Kg・S2/cm、m1=0、
K2=268Kg/cm、K1=1、C1=0、
C2=14Kgf・S/cm、β=0
従つて、車体の固有角振動数ωnは式(8)におい
て7.6rad/s、その逆数Tωnは式(8)において
0.13sである。
て7.6rad/s、その逆数Tωnは式(8)において
0.13sである。
Tωn=1/ωn ………………(8)′
車体の振動伝達関数は、1自由度の場合、式(7)
より、式(9)となる。
より、式(9)となる。
Gb=X2/X0=Hb(S) ………………(9)
第28図は、無制御の場合の軌道不整の加速度
X¨0に対する車体振動加速度X¨2、すなわち車体
振動伝達関数のゲインGbと位相(Gbの)を示
す。ω=ωn≒8rad/sにゲインGbがピークを
示しその大きさは8dBである。位相(Gbの)は
ω=ωn≒8rad/sで0゜から−130゜に急変
し、ω=∞では−90゜に漸近している。ω≒
8rad/sで位相が急変するために、ゲインはその
角振動数でピークを有する。
X¨0に対する車体振動加速度X¨2、すなわち車体
振動伝達関数のゲインGbと位相(Gbの)を示
す。ω=ωn≒8rad/sにゲインGbがピークを
示しその大きさは8dBである。位相(Gbの)は
ω=ωn≒8rad/sで0゜から−130゜に急変
し、ω=∞では−90゜に漸近している。ω≒
8rad/sで位相が急変するために、ゲインはその
角振動数でピークを有する。
一方、従来の振動制御方式としては、ばね系に
制御用の空気ばねを併設し、車体の振動加速度を
制御入力として、制御用の空気ばねの内圧を制御
する方式が開発されつつある。この方式は併設し
た空気ばね以外の車体支持ばねが懸架装置の基準
位置を保持するという特徴を有するが、制御入力
が車体の振動加速度だけなので、それを補償して
アンプ、サーボ弁等で構成される制御機器に伝達
される補償回路をいかに決定するかが重要な問題
となる。第30図は従来の振動制御車両モデルを
示し、図中4は車体1の振動を制御するための流
体作動機構である空気ばねないしはシリンダ、5
は振動加速度検出器、6は前記振動加速度検出器
5の検出信号の補償回路で、補償された制御信号
はアンプ7で増巾された後、シリンダ4の内圧を
制御する流体制御器のノズルフラツパ弁、スプー
ル弁などからなるサーボ弁8を通じてシリンダ4
の内圧を制御する。Pは流体作動機構4の作動圧
Aは流体作動機構4の有効作動面積である。従来
の振動制御における補償回路6は一次進み要素お
よび一次遅れ要素で、 Kb0=K(1+T1S)/(1+T2S)…………(
10) あるいは、二次遅れ要素も含めた、 にて構成されている。ここに一次進みの時定数
T1=0.13s、一次遅れの時定数T2=0.41sである。
このときラプラス変換後の運動方程式は次の如く
なる。
制御用の空気ばねを併設し、車体の振動加速度を
制御入力として、制御用の空気ばねの内圧を制御
する方式が開発されつつある。この方式は併設し
た空気ばね以外の車体支持ばねが懸架装置の基準
位置を保持するという特徴を有するが、制御入力
が車体の振動加速度だけなので、それを補償して
アンプ、サーボ弁等で構成される制御機器に伝達
される補償回路をいかに決定するかが重要な問題
となる。第30図は従来の振動制御車両モデルを
示し、図中4は車体1の振動を制御するための流
体作動機構である空気ばねないしはシリンダ、5
は振動加速度検出器、6は前記振動加速度検出器
5の検出信号の補償回路で、補償された制御信号
はアンプ7で増巾された後、シリンダ4の内圧を
制御する流体制御器のノズルフラツパ弁、スプー
ル弁などからなるサーボ弁8を通じてシリンダ4
の内圧を制御する。Pは流体作動機構4の作動圧
Aは流体作動機構4の有効作動面積である。従来
の振動制御における補償回路6は一次進み要素お
よび一次遅れ要素で、 Kb0=K(1+T1S)/(1+T2S)…………(
10) あるいは、二次遅れ要素も含めた、 にて構成されている。ここに一次進みの時定数
T1=0.13s、一次遅れの時定数T2=0.41sである。
このときラプラス変換後の運動方程式は次の如く
なる。
車体について、
m2S2X2+C2S(X2−X1)
+K2(X2−X1)−P・A=0 …(11)
台車と車体について、
式(2)が成立
サーボ弁において給入側の弁を考えるとき、給
入流量q1が給入弁変位xと給入弁背圧(給入側シ
リンダ内圧)p1の関数とすると、次式が成立す
る。
入流量q1が給入弁変位xと給入弁背圧(給入側シ
リンダ内圧)p1の関数とすると、次式が成立す
る。
q1=f(x、p1)
微小変化を考え、これを微分すると
dq1=(∂q1/∂X)p1・dx+(∂q1/∂p1)
x・dp1 今、給入弁の抵抗をrとするとき上式は次のよ
うになる。
x・dp1 今、給入弁の抵抗をrとするとき上式は次のよ
うになる。
dq1=k/rdx−1/r・dp1=1/r(k・dx−dp1
) ここに、k:比例定数 これをラプラス変換して次のように表わす。
) ここに、k:比例定数 これをラプラス変換して次のように表わす。
Q1=1/r(k・X−P1)
給入弁変位xは駆動のためのコイル電流iに比
例し、かつ、時定数T7、T8の遅れを有するとす
ると、ラプラス変換後は次式で表わせる。
例し、かつ、時定数T7、T8の遅れを有するとす
ると、ラプラス変換後は次式で表わせる。
X=k′I/(1+T7S)(1+T8S)
上の二式より
Q1=1/r{α0/(1+T7S)(1+T8S)I
−P1}…(12)′ ここに、α0=kk′ 一方、シリンダに必要な流量は、等圧変化分
A・S(X2−X1)と断熱圧縮分V/np0・SP1=Cs・ Sp1とであるから、 Q1=A・S(X2−X1)+Cs・SP1 …(12)″ 式(12)′と式(12)″から、給入弁について次式が成立
する。
−P1}…(12)′ ここに、α0=kk′ 一方、シリンダに必要な流量は、等圧変化分
A・S(X2−X1)と断熱圧縮分V/np0・SP1=Cs・ Sp1とであるから、 Q1=A・S(X2−X1)+Cs・SP1 …(12)″ 式(12)′と式(12)″から、給入弁について次式が成立
する。
1/r{α0/(1+T7S)(1+T8S)I−P1
} =A・S(X2−X1)+Cs・SP1 吐出弁の流量についても同様の式が成立するの
で、サーボ弁(給入弁、吐出弁)の全流量は α=2α0、P=2P1とすると、 流体流量について、 1/r{α/(1+T7S)(1+T8S)I−P} =CsSP+2AS(X2−X1) …(12) ここに、α:圧力変換係数 r:弁抵抗 I:制御電流 P:シリンダ差圧 CS=V/nP0(気体)、V/N(流体) V:流体作動機構の片室容積 n:ポリトロープ指数 P0:初期バランス絶対圧 N:体積弾性係数 T7、T8:サーボ弁の一次遅れの時定数 フイードバツク補償に関して、 I=−Kb0(S)・S2X2 ………(13) ここで、 F(S)式=式(4)、E(S)=式(5) Kb0(S)=式(10) とおくと、 X2/X1=H(S)/1+B0(S)・Kb0(
S) X1/X0=F(S)−E(S)X2/X0…(16
) となり、これより第31図のブロツク線図が描け
る。従つて車体の振動伝達関数G0は、 G0=X2/X0=H(S)・F(S)/1+B0(
S)・Kb0(S) +()()・ …(17) ここで、1自由度の場合はβ=0、K1=1、
m1=C1=0である。
} =A・S(X2−X1)+Cs・SP1 吐出弁の流量についても同様の式が成立するの
で、サーボ弁(給入弁、吐出弁)の全流量は α=2α0、P=2P1とすると、 流体流量について、 1/r{α/(1+T7S)(1+T8S)I−P} =CsSP+2AS(X2−X1) …(12) ここに、α:圧力変換係数 r:弁抵抗 I:制御電流 P:シリンダ差圧 CS=V/nP0(気体)、V/N(流体) V:流体作動機構の片室容積 n:ポリトロープ指数 P0:初期バランス絶対圧 N:体積弾性係数 T7、T8:サーボ弁の一次遅れの時定数 フイードバツク補償に関して、 I=−Kb0(S)・S2X2 ………(13) ここで、 F(S)式=式(4)、E(S)=式(5) Kb0(S)=式(10) とおくと、 X2/X1=H(S)/1+B0(S)・Kb0(
S) X1/X0=F(S)−E(S)X2/X0…(16
) となり、これより第31図のブロツク線図が描け
る。従つて車体の振動伝達関数G0は、 G0=X2/X0=H(S)・F(S)/1+B0(
S)・Kb0(S) +()()・ …(17) ここで、1自由度の場合はβ=0、K1=1、
m1=C1=0である。
式(17)において、B0(S)・Kb0(S)+H
(S)・E(S)・βが一巡伝達関数であり、1自
由度の場合を考えると、B0(S)・Kb0(S)と
なりB0Kb0と略称することにする。
(S)・E(S)・βが一巡伝達関数であり、1自
由度の場合を考えると、B0(S)・Kb0(S)と
なりB0Kb0と略称することにする。
一方、車体振動加速度X¨2に対する作動圧Pの
伝達関数は、 となるから、X¨2に対する作動圧の伝達関数はフ
イードバツク補償伝達関数Kb0(S)、圧力変換
係数α、流体作動機構の時定数rCsによる遅れに
よつて決まることが分かる。
伝達関数は、 となるから、X¨2に対する作動圧の伝達関数はフ
イードバツク補償伝達関数Kb0(S)、圧力変換
係数α、流体作動機構の時定数rCsによる遅れに
よつて決まることが分かる。
ここで、数値例として、下記を考える。
m2、m1、K2、K1、C1、βは無制御時と同じ値
とする。
とする。
n=1.4、P0=7.7Kg/cm2,
C2=0、r=3.7×10-3Kgf・S/cm5
A=78.5cm2、V=331cm3、
α=0.506Kg/cm2/mA、
K=2.7mA/cm/s2、T7=0.032s、
T8=0.008s
車体の振動伝達関数は1自由度の場合式(17)
より式(17′)となる。
より式(17′)となる。
G0=X2/X0=H(S)/1+B0(S)kb0
(S)…(17)′ このとき、G0に関する特性を第32図〜第4
3図に示す。第32図、第33図は軌道不整の加
速度X¨0に対する車体振動加速度応答X¨2、すな
わち車体振動伝達関数のゲインG0と位相(G0の
)を示す。第34図、第35図は、その時の式
(17)′の分子のゲインHと位相(Hの)を示
し、第36図、第37図は弁の伝達関数のゲイン
B0と位相(B0の)を、第38図、第39図は
一巡伝達関数のゲインB0Kb0と位相(B0・KB0の
)を、第40図、第41図は式(17)′の分母
のゲイン(1+B0Kb0)と位相(1+B0Kb0)の
)を示す。また、第42図、第43図は補償回
路伝達関数のゲインKb0と位相(Kb0の)およ
び作動圧伝達関数のゲインP/X2|と位相(P/X2
|0 の)を示す。
(S)…(17)′ このとき、G0に関する特性を第32図〜第4
3図に示す。第32図、第33図は軌道不整の加
速度X¨0に対する車体振動加速度応答X¨2、すな
わち車体振動伝達関数のゲインG0と位相(G0の
)を示す。第34図、第35図は、その時の式
(17)′の分子のゲインHと位相(Hの)を示
し、第36図、第37図は弁の伝達関数のゲイン
B0と位相(B0の)を、第38図、第39図は
一巡伝達関数のゲインB0Kb0と位相(B0・KB0の
)を、第40図、第41図は式(17)′の分母
のゲイン(1+B0Kb0)と位相(1+B0Kb0)の
)を示す。また、第42図、第43図は補償回
路伝達関数のゲインKb0と位相(Kb0の)およ
び作動圧伝達関数のゲインP/X2|と位相(P/X2
|0 の)を示す。
第31図で車体振動伝達関数のゲインG0は無
制御の車両のばね・ダンパ系のみによる第28図
の車体振動伝達関数のゲインGbと比較して、角
振動数ωの高い領域において値が小さくなつてお
り、かつ、ばねのばね定数K2と車体1の質量m2
によつて決まる車体の固有角振動数ωn≒8rad/
sとなる角振動数において無制御時の8dB程度の
ピーク値がG0において大幅に低減されている。
しかし、極低周波数ω=1.3rad/s付近において
は無制御時のゲインGbが0dBなのに対して従来制
御のゲインG0は2〜3dBのピークを有し、かつω
=45rad/s附近にも鋭いピークを有するという
問題点がある。これは(位相G0の)が、ω=
1.3rad/sとω=45rad/s附近において急変す
るためである。この原因を第34図、第35図の
分子Hの特性と第40図、第41図の分母(1+
B0Kb0)の特性から説明する。第34図において
ゲインHは無制御のHb(第28図)のゲインGb
よりもピークが少し右よりのω=11rad/sに移
り、かつ大きさがやや小さくなつている。これは
35図の位相(Hの)がω=11rad/sにおい
て、0゜から−90゜、−180゜へと急変するためで
ある。一方、第40図、第41図の(1+
B0Kb0)の特性を説明する前に、先ず第36図、
第37図で弁の特性を説明する。第36図のゲイ
ンB0は極低周波数と高周波数で負の大きな値と
なり、ω=11rad/sで22dBの大きさのピークを
有する。これは第37図で位相が極低周波数で+
180゜、ω=11rad/sにおいて+180゜から−270
゜に向けて急変するためである。この弁のB0に
補償回路のKb0を加えたものが一巡伝達関数
B0Kb0であり、第38図、第39図においてその
ゲイン余裕は8dB、位相余裕は23゜あり系が安定
なことがわかるが、極低周波数ω=1.3rad/s附
近において第39図の如く位相進みが大きい。分
母のゲイン(1+B0Kb0)はゲインB0Kb0に1を加
算したために第40図において極低周波数域及び
高周波数域で0dBとなり、位相は第41図におい
てω=11rad/s以下で正の山形、それ以上で負
の山形となる。このとき極低周波数でB0Kb0の位
相進みが大きいため、1+B0Kb0において正の山
形の大きさが大きいのが問題である。更に、これ
は第43図において、補償回路の位相(Kb0の
)がω=1.3rad/s附近において遅れが小さい
ことによる。すなわち、従来制御の補償回路では
時定数T1の一次進み要素と時定数T2の一次遅れ
要素で構成され、かつ 1/T1≒ωn、1/T2≒0.3ωnとしているため、 極低周波数ω=1.3rad/s附近で遅れが小さ
く、その結果車体の振動伝達関数の位相が
1.3rad/sにおいて急変し、ゲインが2〜3dBの
大きさのピークを有するという問題がある。これ
を流体作動圧の面から見てみると、作動圧は検出
した車体振動加速度X¨2に対して第42図、第4
3図のようなゲイン、位相であり、極低周波数に
おいて前述の如くKb0の遅れが小さいために(P/X2 |の0)の遅れも小さく、従つて負の符号をも
つ実際の作動圧はX¨2に対して進みが大き過ぎる
ことを示している。X¨2に対して必要以上に進み
すぎることは良くないことが分かる。
制御の車両のばね・ダンパ系のみによる第28図
の車体振動伝達関数のゲインGbと比較して、角
振動数ωの高い領域において値が小さくなつてお
り、かつ、ばねのばね定数K2と車体1の質量m2
によつて決まる車体の固有角振動数ωn≒8rad/
sとなる角振動数において無制御時の8dB程度の
ピーク値がG0において大幅に低減されている。
しかし、極低周波数ω=1.3rad/s付近において
は無制御時のゲインGbが0dBなのに対して従来制
御のゲインG0は2〜3dBのピークを有し、かつω
=45rad/s附近にも鋭いピークを有するという
問題点がある。これは(位相G0の)が、ω=
1.3rad/sとω=45rad/s附近において急変す
るためである。この原因を第34図、第35図の
分子Hの特性と第40図、第41図の分母(1+
B0Kb0)の特性から説明する。第34図において
ゲインHは無制御のHb(第28図)のゲインGb
よりもピークが少し右よりのω=11rad/sに移
り、かつ大きさがやや小さくなつている。これは
35図の位相(Hの)がω=11rad/sにおい
て、0゜から−90゜、−180゜へと急変するためで
ある。一方、第40図、第41図の(1+
B0Kb0)の特性を説明する前に、先ず第36図、
第37図で弁の特性を説明する。第36図のゲイ
ンB0は極低周波数と高周波数で負の大きな値と
なり、ω=11rad/sで22dBの大きさのピークを
有する。これは第37図で位相が極低周波数で+
180゜、ω=11rad/sにおいて+180゜から−270
゜に向けて急変するためである。この弁のB0に
補償回路のKb0を加えたものが一巡伝達関数
B0Kb0であり、第38図、第39図においてその
ゲイン余裕は8dB、位相余裕は23゜あり系が安定
なことがわかるが、極低周波数ω=1.3rad/s附
近において第39図の如く位相進みが大きい。分
母のゲイン(1+B0Kb0)はゲインB0Kb0に1を加
算したために第40図において極低周波数域及び
高周波数域で0dBとなり、位相は第41図におい
てω=11rad/s以下で正の山形、それ以上で負
の山形となる。このとき極低周波数でB0Kb0の位
相進みが大きいため、1+B0Kb0において正の山
形の大きさが大きいのが問題である。更に、これ
は第43図において、補償回路の位相(Kb0の
)がω=1.3rad/s附近において遅れが小さい
ことによる。すなわち、従来制御の補償回路では
時定数T1の一次進み要素と時定数T2の一次遅れ
要素で構成され、かつ 1/T1≒ωn、1/T2≒0.3ωnとしているため、 極低周波数ω=1.3rad/s附近で遅れが小さ
く、その結果車体の振動伝達関数の位相が
1.3rad/sにおいて急変し、ゲインが2〜3dBの
大きさのピークを有するという問題がある。これ
を流体作動圧の面から見てみると、作動圧は検出
した車体振動加速度X¨2に対して第42図、第4
3図のようなゲイン、位相であり、極低周波数に
おいて前述の如くKb0の遅れが小さいために(P/X2 |の0)の遅れも小さく、従つて負の符号をも
つ実際の作動圧はX¨2に対して進みが大き過ぎる
ことを示している。X¨2に対して必要以上に進み
すぎることは良くないことが分かる。
上記の点に鑑み本発明は広い周波数領域にわた
つて、特に極低周波数領域を含めて低周波数領域
での車体の振動加速度の応答性においてピークを
有さず、乗心地を著しく改善することのできる車
両の振動制御装置を得ることを目的としたもので
ある。
つて、特に極低周波数領域を含めて低周波数領域
での車体の振動加速度の応答性においてピークを
有さず、乗心地を著しく改善することのできる車
両の振動制御装置を得ることを目的としたもので
ある。
本発明は、車体を支持するばねに該車体の振動
を抑制する流体作動機構を併設し、該流体作動機
構へ供給される流体を制御する流体制御器を設
け、車体に振動加速度検出器を設けるとともに該
振動加速度検出器の検出結果によつて前記流体制
御器を制御する車両の振動制御装置において、比
例要素、極低周波数以上で積分を行なう積分要
素、一次進み要素および一次遅れ要素より構成さ
れ、前記振動加速度検出器の検出結果を補償し前
記流体制御器へ出力する補償回路を設け、かつ、
該補償回路の一次進み要素の時定数を一次遅れ要
素の時定数より大きくするとともに該一次進み要
素の時定数を車体支持ばねと車体質量により決ま
る固有角振動数の逆数の0.75〜1.25倍の値とした
ことを特徴とするものである。
を抑制する流体作動機構を併設し、該流体作動機
構へ供給される流体を制御する流体制御器を設
け、車体に振動加速度検出器を設けるとともに該
振動加速度検出器の検出結果によつて前記流体制
御器を制御する車両の振動制御装置において、比
例要素、極低周波数以上で積分を行なう積分要
素、一次進み要素および一次遅れ要素より構成さ
れ、前記振動加速度検出器の検出結果を補償し前
記流体制御器へ出力する補償回路を設け、かつ、
該補償回路の一次進み要素の時定数を一次遅れ要
素の時定数より大きくするとともに該一次進み要
素の時定数を車体支持ばねと車体質量により決ま
る固有角振動数の逆数の0.75〜1.25倍の値とした
ことを特徴とするものである。
以下本発明をいくつかの実施例により詳細に説
明する。第1図は本発明による車両の振動制御装
置の一実施例を示す回路図、第2図は第1図にお
ける車両の上下振動を取り上げた振動モデルを示
し、第3図は第2図における系のブロツク図、第
4図は第2図における系の補償回路の一例を示す
回路図である。第1図において各符号のAおよび
Bは車体左右の上下方向、Cは水平方向について
の制御回路であることを意味している。第2図、
第3図において第30図、第31図と同一部分は
同一記号で示す。補償回路6の振動伝達関数は
Kbaであり、運動方程式において 制御における
式(11)、式(2)、式(12)はそのまま成立し、フ
イードバツク補償に関して、新しく I=−Kba(S)・S2X2 …………(19) が成立する。従つて、H(S)、Ba(S)=B0
(S)、F(S)、E(S)はそのまま式(14)、
(15)、(14)、(5)が成立するが、補償回路の伝達関
数Kbaは、 Kba=K(1+T3S)/(1+T0S)(1+T4
S)……(20) とする。以上から第3図のブロツク線図が描け
る。従つて、車体振動の周波数伝達関数Gaは、 Ga=X2/X0=H(S)/1+Ba(S)・Kba
(S)……(21) となる。ここに、1自由度としてβ=0、K1=
1、m1=C1=0とし、かつ、Ba(S)=B0(S)
である。
明する。第1図は本発明による車両の振動制御装
置の一実施例を示す回路図、第2図は第1図にお
ける車両の上下振動を取り上げた振動モデルを示
し、第3図は第2図における系のブロツク図、第
4図は第2図における系の補償回路の一例を示す
回路図である。第1図において各符号のAおよび
Bは車体左右の上下方向、Cは水平方向について
の制御回路であることを意味している。第2図、
第3図において第30図、第31図と同一部分は
同一記号で示す。補償回路6の振動伝達関数は
Kbaであり、運動方程式において 制御における
式(11)、式(2)、式(12)はそのまま成立し、フ
イードバツク補償に関して、新しく I=−Kba(S)・S2X2 …………(19) が成立する。従つて、H(S)、Ba(S)=B0
(S)、F(S)、E(S)はそのまま式(14)、
(15)、(14)、(5)が成立するが、補償回路の伝達関
数Kbaは、 Kba=K(1+T3S)/(1+T0S)(1+T4
S)……(20) とする。以上から第3図のブロツク線図が描け
る。従つて、車体振動の周波数伝達関数Gaは、 Ga=X2/X0=H(S)/1+Ba(S)・Kba
(S)……(21) となる。ここに、1自由度としてβ=0、K1=
1、m1=C1=0とし、かつ、Ba(S)=B0(S)
である。
一方、車体振動加速度X¨2に対する作動圧Pの
伝達関数は式(18)においてKb0をKbaに置換え
たもので表わせる。また、数値は従来制御と補償
回路以外のものは同じ値である。
伝達関数は式(18)においてKb0をKbaに置換え
たもので表わせる。また、数値は従来制御と補償
回路以外のものは同じ値である。
第4図は第1図におけるフイードバツク補償回
路6の一例を示すもので、この実施例では ω=1/T0以上で積分を行なう積分回路93、一 次進み・一次遅れ回路92および比例回路91で
構成され、その伝達関数は前述の(420)で表わ
される。積分回路の時定数T0、一次進み・一次
遅れ回路の時定数T3、T4はそれぞれ抵抗R1,
R2,R3,R4,コンデンサC1,C2等によつて決ま
る。
路6の一例を示すもので、この実施例では ω=1/T0以上で積分を行なう積分回路93、一 次進み・一次遅れ回路92および比例回路91で
構成され、その伝達関数は前述の(420)で表わ
される。積分回路の時定数T0、一次進み・一次
遅れ回路の時定数T3、T4はそれぞれ抵抗R1,
R2,R3,R4,コンデンサC1,C2等によつて決ま
る。
第5図〜第12図はこのように構成されたT0
=1.6S、T3=0.083S、T4=0.016S、K=2.7の振
動制御装置の周波数特性を示したもので、第5
図、第6図は軌道不整の加速度X¨0に対する車体
振動加速度応答X¨2、すなわち、車体振動伝達関
数のゲインGaと位相(Gaの)を示し、第7
図、第8図はその時の一巡伝達関数のゲインBa
Kbaと位相(BaKbaの)を示す。第9図、第1
0図は式(21)の分母のゲイン(1+Ba Kba)
と位相{(1+Ba Kba)の}を示す。また、第
11図、第12図はフイードバツク補償回路伝達
関数のゲインKbaと位相(Kbaの)および作動
圧伝達関数のゲインP/X2|aと位相(P/X2|a
の Xを示す。第5図で式(21)の車体振動伝達関数
のゲインGaは、能動的に制御しない在来無制御
車両のばね・ダンパ系のみによる車体振動伝達関
数のゲインGbと比較して、角振動数ωの高い領
域において値が小さくなつており、かつ、ばね3
のばね定数K2と車体1の質量によつて決まる固
有角振動数ωn≒8rad/sにおける無制御時の
8dB程度のピーク値が大幅に低減されている。ま
た、従来制御のKb0=K(1+T1S)/(1+T2S
)(T1=0.13S、 T2=0.41S、K=2.7)のような積分要素を含まな
い能動的制御装置の車体振動伝達関数のゲイン
G0と比較しても極低周波のω=1/T0以上で積分と なる積分要素により極低周波における2〜3dBの
ピークがなくなるという優れた特性を有する。こ
れは第6図において位相の急変する部分が(G0
の)ではω=45rad/sの他にω=1.3rad/s
と2つあるのに対して(Gaの)ではω=
15rad/sにしかなく、ω=1.3rad/sの附近の
位相の急変がないためである。さらに、第7図、
第8図の一巡伝達関数のゲインBaKba、位相
(BaKbaの)から、位相余裕45゜、ゲイン余裕
11dBを有し制御系が安定であり、かつ、従来制
御車両の一巡伝達関数のゲインB0Kb0、位相
(B0Kb0の)から得られる位相余裕、ゲイン余
裕よりも大きい。極低周波(1.3rad/s附近)で
(G0の)が急変しないのはこの(BaKaの)
が極低周波数で(B0Kb0の)よりも進みが小さ
いことによる。式(21)のGa=X2/X0=H/1+B
a・Kba において、分子はH、分母は一巡伝達関数Ba・
Kbaに1を加えたものである。従つて、ボード線
図上では、ゲイン・位相ともHと1/1+Ba・Kba
を加 えればGaが得られる。Hは第34図、第35図
に示すようにゲイン、位相とも式(14)の如く2
次振動に近い形であり、位相は前述の如く
11rad/s附近で0から180゜遅れに急変する形で
ある。
=1.6S、T3=0.083S、T4=0.016S、K=2.7の振
動制御装置の周波数特性を示したもので、第5
図、第6図は軌道不整の加速度X¨0に対する車体
振動加速度応答X¨2、すなわち、車体振動伝達関
数のゲインGaと位相(Gaの)を示し、第7
図、第8図はその時の一巡伝達関数のゲインBa
Kbaと位相(BaKbaの)を示す。第9図、第1
0図は式(21)の分母のゲイン(1+Ba Kba)
と位相{(1+Ba Kba)の}を示す。また、第
11図、第12図はフイードバツク補償回路伝達
関数のゲインKbaと位相(Kbaの)および作動
圧伝達関数のゲインP/X2|aと位相(P/X2|a
の Xを示す。第5図で式(21)の車体振動伝達関数
のゲインGaは、能動的に制御しない在来無制御
車両のばね・ダンパ系のみによる車体振動伝達関
数のゲインGbと比較して、角振動数ωの高い領
域において値が小さくなつており、かつ、ばね3
のばね定数K2と車体1の質量によつて決まる固
有角振動数ωn≒8rad/sにおける無制御時の
8dB程度のピーク値が大幅に低減されている。ま
た、従来制御のKb0=K(1+T1S)/(1+T2S
)(T1=0.13S、 T2=0.41S、K=2.7)のような積分要素を含まな
い能動的制御装置の車体振動伝達関数のゲイン
G0と比較しても極低周波のω=1/T0以上で積分と なる積分要素により極低周波における2〜3dBの
ピークがなくなるという優れた特性を有する。こ
れは第6図において位相の急変する部分が(G0
の)ではω=45rad/sの他にω=1.3rad/s
と2つあるのに対して(Gaの)ではω=
15rad/sにしかなく、ω=1.3rad/sの附近の
位相の急変がないためである。さらに、第7図、
第8図の一巡伝達関数のゲインBaKba、位相
(BaKbaの)から、位相余裕45゜、ゲイン余裕
11dBを有し制御系が安定であり、かつ、従来制
御車両の一巡伝達関数のゲインB0Kb0、位相
(B0Kb0の)から得られる位相余裕、ゲイン余
裕よりも大きい。極低周波(1.3rad/s附近)で
(G0の)が急変しないのはこの(BaKaの)
が極低周波数で(B0Kb0の)よりも進みが小さ
いことによる。式(21)のGa=X2/X0=H/1+B
a・Kba において、分子はH、分母は一巡伝達関数Ba・
Kbaに1を加えたものである。従つて、ボード線
図上では、ゲイン・位相ともHと1/1+Ba・Kba
を加 えればGaが得られる。Hは第34図、第35図
に示すようにゲイン、位相とも式(14)の如く2
次振動に近い形であり、位相は前述の如く
11rad/s附近で0から180゜遅れに急変する形で
ある。
一方、1+BaKbaは、第9図、第10図の如く
BaKbaにおいて極低周波数および高周波でゲイン
が1すなわち0dB、位相も0゜になつた形であ
り、従つて位相はω=11rad/s以下で正の山
形、それ以上で負の山形となる。これより、
1/1+Ba Kbaの位相はω=11rad/s以下で負
の山 形、それ以上で正の山形となる。前述の如く
(BaKbaの)が極低周波数が進みが小さいた
め、前記負の山形の大きさが小さいことになる。
前述の如くこれの逆数をHに加えGaが得られる
ので、Gaの位相に関して極低周波で負の値のた
るみが大きくならず、位相の急変が生じない。そ
して、これは第11図、第12図の補償回路伝達
関数のゲインKba、位相(Kbaの)において極
低周波領域に設けた積分要素1/1+T0Sによつて遅 れを従来制御の位相(Kb0の)よりも大きくし
ているためである。さらに、固有角振動数附近で
は極低周波域よりも遅れを小さくするために、時
定数T3をばね定数K2と車体質量m2によつて決ま
る固有角振動数の近傍の値とした一次進み要素を
設け、高周波域(100rad/s附近以上)では耐ノ
イズ性の面からも遅れを大きくするために、一次
進み要素の時定数T3よりも小さい時定数T4を有
する一次遅れ要素を設けている。
BaKbaにおいて極低周波数および高周波でゲイン
が1すなわち0dB、位相も0゜になつた形であ
り、従つて位相はω=11rad/s以下で正の山
形、それ以上で負の山形となる。これより、
1/1+Ba Kbaの位相はω=11rad/s以下で負
の山 形、それ以上で正の山形となる。前述の如く
(BaKbaの)が極低周波数が進みが小さいた
め、前記負の山形の大きさが小さいことになる。
前述の如くこれの逆数をHに加えGaが得られる
ので、Gaの位相に関して極低周波で負の値のた
るみが大きくならず、位相の急変が生じない。そ
して、これは第11図、第12図の補償回路伝達
関数のゲインKba、位相(Kbaの)において極
低周波領域に設けた積分要素1/1+T0Sによつて遅 れを従来制御の位相(Kb0の)よりも大きくし
ているためである。さらに、固有角振動数附近で
は極低周波域よりも遅れを小さくするために、時
定数T3をばね定数K2と車体質量m2によつて決ま
る固有角振動数の近傍の値とした一次進み要素を
設け、高周波域(100rad/s附近以上)では耐ノ
イズ性の面からも遅れを大きくするために、一次
進み要素の時定数T3よりも小さい時定数T4を有
する一次遅れ要素を設けている。
一方、流体作動機構の作動圧の面から見てみる
と、作動圧Pは検出した車体振動加速度X¨2に対
して第11図、第12図の如きゲインP/X2|a、 位相(P/X2|aの)である。これは補償回路の 伝達関数のゲインKba、位相(Kbaの)に式
(18)の如く弁およびシリンダの遅れが加わつた
ものである。第12図の極低周波において(P/X2 |aの)の遅れは従来制御の(P/X2|0の) の遅れより大きくかつ70゜〜80゜遅れ程度であ
る。式(18)において、(−)の符号を有するの
でこれは実際には100゜〜110゜の進みに相当し、
極低周波において作動圧Pの車体振動加速度X¨2
に対する進みはこの程度が車体の振動抑制にとつ
て適切であることがわかる。
と、作動圧Pは検出した車体振動加速度X¨2に対
して第11図、第12図の如きゲインP/X2|a、 位相(P/X2|aの)である。これは補償回路の 伝達関数のゲインKba、位相(Kbaの)に式
(18)の如く弁およびシリンダの遅れが加わつた
ものである。第12図の極低周波において(P/X2 |aの)の遅れは従来制御の(P/X2|0の) の遅れより大きくかつ70゜〜80゜遅れ程度であ
る。式(18)において、(−)の符号を有するの
でこれは実際には100゜〜110゜の進みに相当し、
極低周波において作動圧Pの車体振動加速度X¨2
に対する進みはこの程度が車体の振動抑制にとつ
て適切であることがわかる。
第13図は、一次進み要素の時定数T3の制御
性に及ぼす影響を示したもので、横軸に一次進み
要素の時定数T3と車体1の質量とばね3のばね
定数で決まる固有角振動数ωnの逆数Tωnの比
をとり、縦軸に加振振動数ω=ωnでの車体振動
伝達関数のゲインGamaxを示している。この図
から分かるように、位相進み要素の時定数T3を
Tωn近傍(T3/Tωn≒1)とするのが良
い。特に応答値を従来制御のゲインG0のピーク
以下とするには、T3/Tωn=0.75〜1.25の範囲
がよい。
性に及ぼす影響を示したもので、横軸に一次進み
要素の時定数T3と車体1の質量とばね3のばね
定数で決まる固有角振動数ωnの逆数Tωnの比
をとり、縦軸に加振振動数ω=ωnでの車体振動
伝達関数のゲインGamaxを示している。この図
から分かるように、位相進み要素の時定数T3を
Tωn近傍(T3/Tωn≒1)とするのが良
い。特に応答値を従来制御のゲインG0のピーク
以下とするには、T3/Tωn=0.75〜1.25の範囲
がよい。
第5図の車体振動伝達関数のゲインGaにおい
てω=15rad/s近傍では能動的に制御しない在
来車両のゲインGbよりも少し大きくなつてい
る。これをさらに改善するには、一次進み要素、
一次遅れ要素をそれぞれ二つ重ねて、補償回路の
伝達関数を式(20)の代りに Kbc=K(1+T3S)(1+T5S)/(1+T0
S)(1+T4S)(1+T6S)とするのが良 い。このような補償回路は第4図に示す一次進
み・一次遅れ回路92を二つ連続させることによ
り得られる。こうしたときの車体振動伝達関数の
ゲインG0を在来制御車両のゲインG0と共に第1
4図に示し、位相(Gcの)を在来制御車両の
位相(G0の)と共に第15図に示す。第14
図からω=15rad/s附近においても在来無制御
車両のゲインより小さくなり、かつ、固有角振動
数附近のω=8rad/sでは約13dBの低域が可能
となる。本実施例では、一次進み要素の時定数
T3、T5をT3=0.13s、T5=0.10s、一次遅れの時
定数T4、T6をT4=0.008s、T6=0.004sとしてい
る。第15図において、位相(G0の)は従来
制御の位相(G0の)および第6図の位相(Ga
の)よりも位相の急変がなく滑らかになつてお
り、これにより第14図のゲインGcがピークを
もたない。一巡伝達関数のゲインBcKbc第16
図、位相(Bc Kbcの)第17図から位相余裕
70゜ゲイン余裕11dBであり、位相(Gcの)に
おいて急変がないのは極低周波において(Bc
Kbcの)の進み(ただし、Bc=Ba)は(BaK
baの)の進みと同程度に小さく高周波では
(Bc Kbcの)の遅れは(Ba Kbaの)の遅れ
より小さくなつていることによる。第18図、第
19図は式(21)で1+BaKbaに代えて分母のゲ
イン(1+Bc Kbc)と位相{(1+Bc Kbc)の
}を示す。{(1+Bc Kbc)の}ではω=
11rad/s以下で、Bc Kbcの遅れが小さいために
(1+Ba Kba)と同じく低い台形となり、また、
ω=11rad/s以上では、11rad/s以下と台形の
大きさがほぼ等しくなつている。すなわち、ω=
11rad/sを中心として点対象に近い形となつて
いる。これは言いかえると第17図において、
Bc Kbcので高周波側の遅れと低周波側の進み
の絶対値がほぼ等しくなつたことによる。高周波
側の遅れが第8図のBa Kbaのよりも小さいた
めである。さらに、これは第20図、第21図に
示す補償回路伝達関数のゲインKbc、位相(Kbc
の)の特性から得られている。すなわち、極低
周波(1.3rad/s附近)に積分要素(ω>1/T0で積 分)を設けているのでω=1.3rad/s附近で遅れ
が比較的大きく、二つの一次進み要素の時定数
T3、T5をそれぞればね3のばね定数と車体1の
質量から決まる固有角振動数の逆数近傍の値とそ
の値より小さい値として固有角振動数附近ω≒
8rad/sから進みを与え、さらに二つの一次遅れ
要素の時定数T4、T6をこれらの一次進み要素の
時定数の内の小さい値よりも小さくして高周波域
で耐ノイズ性の面などから遅れを大きくしてい。
てω=15rad/s近傍では能動的に制御しない在
来車両のゲインGbよりも少し大きくなつてい
る。これをさらに改善するには、一次進み要素、
一次遅れ要素をそれぞれ二つ重ねて、補償回路の
伝達関数を式(20)の代りに Kbc=K(1+T3S)(1+T5S)/(1+T0
S)(1+T4S)(1+T6S)とするのが良 い。このような補償回路は第4図に示す一次進
み・一次遅れ回路92を二つ連続させることによ
り得られる。こうしたときの車体振動伝達関数の
ゲインG0を在来制御車両のゲインG0と共に第1
4図に示し、位相(Gcの)を在来制御車両の
位相(G0の)と共に第15図に示す。第14
図からω=15rad/s附近においても在来無制御
車両のゲインより小さくなり、かつ、固有角振動
数附近のω=8rad/sでは約13dBの低域が可能
となる。本実施例では、一次進み要素の時定数
T3、T5をT3=0.13s、T5=0.10s、一次遅れの時
定数T4、T6をT4=0.008s、T6=0.004sとしてい
る。第15図において、位相(G0の)は従来
制御の位相(G0の)および第6図の位相(Ga
の)よりも位相の急変がなく滑らかになつてお
り、これにより第14図のゲインGcがピークを
もたない。一巡伝達関数のゲインBcKbc第16
図、位相(Bc Kbcの)第17図から位相余裕
70゜ゲイン余裕11dBであり、位相(Gcの)に
おいて急変がないのは極低周波において(Bc
Kbcの)の進み(ただし、Bc=Ba)は(BaK
baの)の進みと同程度に小さく高周波では
(Bc Kbcの)の遅れは(Ba Kbaの)の遅れ
より小さくなつていることによる。第18図、第
19図は式(21)で1+BaKbaに代えて分母のゲ
イン(1+Bc Kbc)と位相{(1+Bc Kbc)の
}を示す。{(1+Bc Kbc)の}ではω=
11rad/s以下で、Bc Kbcの遅れが小さいために
(1+Ba Kba)と同じく低い台形となり、また、
ω=11rad/s以上では、11rad/s以下と台形の
大きさがほぼ等しくなつている。すなわち、ω=
11rad/sを中心として点対象に近い形となつて
いる。これは言いかえると第17図において、
Bc Kbcので高周波側の遅れと低周波側の進み
の絶対値がほぼ等しくなつたことによる。高周波
側の遅れが第8図のBa Kbaのよりも小さいた
めである。さらに、これは第20図、第21図に
示す補償回路伝達関数のゲインKbc、位相(Kbc
の)の特性から得られている。すなわち、極低
周波(1.3rad/s附近)に積分要素(ω>1/T0で積 分)を設けているのでω=1.3rad/s附近で遅れ
が比較的大きく、二つの一次進み要素の時定数
T3、T5をそれぞればね3のばね定数と車体1の
質量から決まる固有角振動数の逆数近傍の値とそ
の値より小さい値として固有角振動数附近ω≒
8rad/sから進みを与え、さらに二つの一次遅れ
要素の時定数T4、T6をこれらの一次進み要素の
時定数の内の小さい値よりも小さくして高周波域
で耐ノイズ性の面などから遅れを大きくしてい。
一方、第20図、第21図に併記した圧力伝達
関数のゲインP/X2|c、位相(P/X2|cの)
のう ち位相(P/X2|cの)に式(18)より180゜進み を与えると、低周波域(1〜20rad/s)で100゜
〜110゜進みとなつている。これによつて、第1
4図でゲインGcは在来無制御車両のゲインGbよ
りもどの周波数においても小さくなり、かつ在来
制御車両のゲインG0のようにピークを有さず車
体の振動抑制にとつて理想的な位相進みが与えら
れていることが分かる。
関数のゲインP/X2|c、位相(P/X2|cの)
のう ち位相(P/X2|cの)に式(18)より180゜進み を与えると、低周波域(1〜20rad/s)で100゜
〜110゜進みとなつている。これによつて、第1
4図でゲインGcは在来無制御車両のゲインGbよ
りもどの周波数においても小さくなり、かつ在来
制御車両のゲインG0のようにピークを有さず車
体の振動抑制にとつて理想的な位相進みが与えら
れていることが分かる。
また、シリンダ4の制御に空気サーボ弁8を用
い、空気サーボ弁8および空気シリンダ4の一次
遅れ時定数が大きい場合には、二つの位相進み時
定数をばね3と車体質量による固有角振動数の逆
数の値および空気サーボ弁8、空気シリンダ4の
一次遅れ時定数の値とし、二つの一次遅れ要素の
時定数をこれらの一次進み要素の時定数の内小さ
い値よりそれぞれ小さくするのが有効である。
い、空気サーボ弁8および空気シリンダ4の一次
遅れ時定数が大きい場合には、二つの位相進み時
定数をばね3と車体質量による固有角振動数の逆
数の値および空気サーボ弁8、空気シリンダ4の
一次遅れ時定数の値とし、二つの一次遅れ要素の
時定数をこれらの一次進み要素の時定数の内小さ
い値よりそれぞれ小さくするのが有効である。
上記位相進み時定数に関しては空気サーボ弁
8、空気シリンダ4が一次遅れ1/1+TS(T:時定 数)を有するのであるから、これを回路において
償うよう補償回路に一次進み要素1+TSをもた
せておけばよい。
8、空気シリンダ4が一次遅れ1/1+TS(T:時定 数)を有するのであるから、これを回路において
償うよう補償回路に一次進み要素1+TSをもた
せておけばよい。
以上は簡単のため車体1だけを採りだし台車2
を無視した1自由度(β=0)の場合を示した
が、台車2を考慮した2自由度(β=1)の場合
でも、車体の固有角振動数ωnと台車の固有角振
動数ωnr=√(1+2)1とが大きく離れてい
る(例えば鉄道車両においてはωnは2π程度、
ωnTは2π×6程度である)ため、車体の振動
伝達関数X¨2/X¨0はω=ωn附近では台車の影
響を受けず、台車の固有角振動数であるω=ω
nTでも殆んど台車の影響を受けない。従つて1
自由度で制御の最適化を行つておけば十分であ
る。
を無視した1自由度(β=0)の場合を示した
が、台車2を考慮した2自由度(β=1)の場合
でも、車体の固有角振動数ωnと台車の固有角振
動数ωnr=√(1+2)1とが大きく離れてい
る(例えば鉄道車両においてはωnは2π程度、
ωnTは2π×6程度である)ため、車体の振動
伝達関数X¨2/X¨0はω=ωn附近では台車の影
響を受けず、台車の固有角振動数であるω=ω
nTでも殆んど台車の影響を受けない。従つて1
自由度で制御の最適化を行つておけば十分であ
る。
第22図は本発明の応用例を示すもので、車体
前方の振動加速度を検出して、これを車両の速度
と前後台車間の距離とを勘案し、所定時間だけ補
償して伝達する予見補償を行ない、後方の車体振
動加速度のフイードバツク補償とを組合せた車両
の振動制御装置を示している。同図において、1
1は車体、12は台車、13は車体11を支持す
るばね、14は制御用シリンダ、15は振動加速
度検出器、16は補償回路、17はアンプ、18
はサーボ弁であり、符号AおよびBは第1図と同
様に車体左右の上下方向、Cは水平方向について
の制御装置を示しており、サフイツクスfは前方
車体関係、rは後方車体関係を示している。16
At,16Bt,16Ctは各方向の予見補償回路で
あり、16Ar,16Br,16Crはフイードバツ
ク補償回路である。また、第23図は予見補償回
路として Kf=K/(1+T0S)(1+T3S)(1+T5S)
/(1+T4S)(1+T6S)e-〓S とし後方車体11rのゲイン特性をgdで示した
ものである。ここで、γは前方台車と後方台車に
おいて同一軌道不整が入力するまでの時間遅れ
で、前方台車と後方台車の距離lおよび走行速度
Vよりγ=l/Vで決まる関数である。このよう
に、予見補償を加えることにより制御性を一段と
良くするとができる。
前方の振動加速度を検出して、これを車両の速度
と前後台車間の距離とを勘案し、所定時間だけ補
償して伝達する予見補償を行ない、後方の車体振
動加速度のフイードバツク補償とを組合せた車両
の振動制御装置を示している。同図において、1
1は車体、12は台車、13は車体11を支持す
るばね、14は制御用シリンダ、15は振動加速
度検出器、16は補償回路、17はアンプ、18
はサーボ弁であり、符号AおよびBは第1図と同
様に車体左右の上下方向、Cは水平方向について
の制御装置を示しており、サフイツクスfは前方
車体関係、rは後方車体関係を示している。16
At,16Bt,16Ctは各方向の予見補償回路で
あり、16Ar,16Br,16Crはフイードバツ
ク補償回路である。また、第23図は予見補償回
路として Kf=K/(1+T0S)(1+T3S)(1+T5S)
/(1+T4S)(1+T6S)e-〓S とし後方車体11rのゲイン特性をgdで示した
ものである。ここで、γは前方台車と後方台車に
おいて同一軌道不整が入力するまでの時間遅れ
で、前方台車と後方台車の距離lおよび走行速度
Vよりγ=l/Vで決まる関数である。このよう
に、予見補償を加えることにより制御性を一段と
良くするとができる。
なお、本実施例では予見補償信号として、前方
車体の振動加速度を遅延させて用いているが、あ
らかじめ測定し記憶されている軌道不整データを
用いてもよい。前方車体の振動加速度を遅延させ
て予見補償する場合、補償回路としては極低周波
数以上で積分を行なう積分要素、一次進み要素、
一次遅れ要素より構成するのが有効であり、フイ
ードバツクの補償回路と同一にすれば単価を下げ
て有効な制御特性を得ることができる。また、曲
線路において定常左右加速度が大きい場合に
は、、以上の補償回路にさらにハイパス回路を設
け、極低周波の定常左右加速度に対して制御系を
純感にすることができる。
車体の振動加速度を遅延させて用いているが、あ
らかじめ測定し記憶されている軌道不整データを
用いてもよい。前方車体の振動加速度を遅延させ
て予見補償する場合、補償回路としては極低周波
数以上で積分を行なう積分要素、一次進み要素、
一次遅れ要素より構成するのが有効であり、フイ
ードバツクの補償回路と同一にすれば単価を下げ
て有効な制御特性を得ることができる。また、曲
線路において定常左右加速度が大きい場合に
は、、以上の補償回路にさらにハイパス回路を設
け、極低周波の定常左右加速度に対して制御系を
純感にすることができる。
第24図および第25図は走行速度の変化に対
応して遅れ時間γを設定する遅延回路を含めた振
動制御装置を示す回路図である。第24図の実施
例は、遅れ時間をコンピユータ等の装置により設
定し、制御信号を補償することを特徴とするもの
であり、走行速度検出器29の出力を刻々入力し
て遅れ時間を計算し、前方台車から生じた車体2
1前方の振動加速度検出器25fの制御信号をコ
ンピユータ30により走行速度に応じて遅延さ
せ、該コンピユータ30の出力信号を予見補償回
路26tで補償した後、車体後方の振動加速度検
出器25fの出力をフイードバツク補償回路26
rにより補償し、その信号をアンプ27で組合
せ、サーボ弁28を作動させてシリンダ24の内
圧を制御し、軌道不整からの加振力22による車
体後方の振動加速度を制御するものである。した
がつて、精度の良い予見制御が可能である。第2
5図の実施例は、あらかじめ設定された速度領域
に対応させて遅れ時間を決定し、遅延素子を用い
て走行速度に応じた遅延時間を設定したもので、
基準速度範囲設定器53,比較器50、アンドゲ
ート52a、b、遅延素子51a,b等により容
易に構成される。ここで、49は走行速度検出
器、45f,45rは車体前方および車体後方の
振動加速度検出器、46tは予見補償回路、46
rはフイードバツク制御回路であり、アンプ4
7、サーボ弁48、シリンダ49、車体41、加
振力42は第24図と同様である。本実施例は第
24図に示す実施例と比較し、制御特性はやや劣
るが簡単な回路で構成できるので安価である。
応して遅れ時間γを設定する遅延回路を含めた振
動制御装置を示す回路図である。第24図の実施
例は、遅れ時間をコンピユータ等の装置により設
定し、制御信号を補償することを特徴とするもの
であり、走行速度検出器29の出力を刻々入力し
て遅れ時間を計算し、前方台車から生じた車体2
1前方の振動加速度検出器25fの制御信号をコ
ンピユータ30により走行速度に応じて遅延さ
せ、該コンピユータ30の出力信号を予見補償回
路26tで補償した後、車体後方の振動加速度検
出器25fの出力をフイードバツク補償回路26
rにより補償し、その信号をアンプ27で組合
せ、サーボ弁28を作動させてシリンダ24の内
圧を制御し、軌道不整からの加振力22による車
体後方の振動加速度を制御するものである。した
がつて、精度の良い予見制御が可能である。第2
5図の実施例は、あらかじめ設定された速度領域
に対応させて遅れ時間を決定し、遅延素子を用い
て走行速度に応じた遅延時間を設定したもので、
基準速度範囲設定器53,比較器50、アンドゲ
ート52a、b、遅延素子51a,b等により容
易に構成される。ここで、49は走行速度検出
器、45f,45rは車体前方および車体後方の
振動加速度検出器、46tは予見補償回路、46
rはフイードバツク制御回路であり、アンプ4
7、サーボ弁48、シリンダ49、車体41、加
振力42は第24図と同様である。本実施例は第
24図に示す実施例と比較し、制御特性はやや劣
るが簡単な回路で構成できるので安価である。
以上の説明では制御機器として空気サーボ弁、
空気シリンダを使用し空気を用いているが、作動
流体として油を用いてもよいし、電磁弁や空気ば
ねを用いても良い。
空気シリンダを使用し空気を用いているが、作動
流体として油を用いてもよいし、電磁弁や空気ば
ねを用いても良い。
以上説明したように本発明によれば、広い範囲
の周波数領域にわたつて、特に低周波数領域にお
いて、車体の振動加速度の応答がピークを有さ
ず、周波数の増加に伴なつてなめらかに減少す
る。したがつて、在来車両と比較し、乗心地を著
しく改善することができる。
の周波数領域にわたつて、特に低周波数領域にお
いて、車体の振動加速度の応答がピークを有さ
ず、周波数の増加に伴なつてなめらかに減少す
る。したがつて、在来車両と比較し、乗心地を著
しく改善することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す車両の振動制
御装置の回路図、第2図は第1図における上下振
動関係のみを示す振動系モデルの側面図、第3図
は第2図の振動系モデルにおける制御系のブロツ
ク図、第4図は第1図における補償回路の一例を
示す回路図、第5図は本発明による一実施例の車
体振動伝達関数のゲインGa、従来無制御車両の
ゲインGb、従来制御のゲインG0を示す線図、第
6図は第5図に対応した位相(Gaの)、(Gbの
)、(G0の)を示す線図、第7図は一巡伝達
関数のゲインBa Kba、B0Kb0およびゲイン余裕
を示した線図、第8図は一巡伝達関数の位相
(Ba Kbaの)、(B0Kb0の)および位相余裕を
示した線図、第9図は(1+BaKba)のゲインを
示した線図、第10図は第9図に対応した位相
{(1+Ba Kba)の}を示す線図、第11図は
各補償回路の伝達関数のゲインKba、Kb0と圧力
伝達関数のゲインP/X2|a、P/X2|0を示す線
図、 第12図は各補償回路の伝達関数の位相(Kbaの
)、(Kb0 の)と圧力伝達関数の位相(P/X2
| aの)、(P/X2|0の)を示す線図、第13図 は位相進み要素の時定数T3とゲイン特性の関数
を示す線図、第14図は他の補償回路における車
体振動伝達関数のゲインGcと従来制御車両のゲ
インG0を示す線図、第15図は車体振動伝達関
数の位相(Gcの)、(G0の)を示す線図、第
16図は一巡伝達関数のゲインBc Kbcおよびゲ
イン余裕を示した線図、第17図は一巡伝達関数
の位相(Bc Kbc)および位相余裕を示した線
図、第18図は(1+Bc Kbc)のゲインを示し
た線図、第19図は第18図に対応した位相
{(1+Bc Kbc)の}を示す線図、第20図は
補償回路の伝達関数のゲインKbc、圧力伝達関数
のゲインP/X2|cを示す線図、第21図は補償回 路の伝達関数の位相(Kbcの)、圧力伝達関数
の位相(P/X2|cの)を示す線図、第22図は 本発明を予見補償を含めた車両の振動制御装置に
応用した一例を示す回路図、第23図は第22図
の系のゲイン線図、第24図および第25図は予
見補償に対する時間遅れτの速度に対する設定方
法を示す回路図、第26図は従来の無制御車両の
上下振動系を示す振動モデルの側面図、第27図
は第26図の振動系モデルにおける振動系のブロ
ツク図、第28図は第27図における車体振動伝
達関数のゲインGbを示す線図、第29図は第2
8図に対応した位相(Gbの)を示す線図、第
30図は従来の制御車両の上下振動系を示す振動
モデルの側面図、第31図は第30図の振動モデ
ルにおける振動系のブロツク図、第32図は第3
1図における車体振動伝達関数のゲインG0を示
す線図、第33図は第32図に対応した位相
(G0の)を示す線図、第34図はG0の分子のゲ
インHを示す線図、第35図は第34図に対応し
た位相(Hの)を示す線図、第36図は弁の伝
達関数のゲインB0を示す線図、第37図は第3
6図に対応した位相(B0の)を示す線図、第
38図は一巡伝達関数のゲインB0Kb0を示す線
図、第39図は第38図に対応した位相(B0Kb0
の)を示す線図、第40図はG0の分母のゲイ
ン(1+B0Kb0)を示す線図、第41図は第40
図に対応した位相{(1+B0Kb0)の}を示す線
図、第42図は従来制御の補償回路のゲイン
Kb0、圧力の伝達関数のゲインP/X2|0を示す線 図、第43図は第42図に対応した位相(Kb0の
)、圧力伝達関数の位相(P/X2|0の)を示す 線図である。 1……車体、3……ばね、4……シリンダ、5
……振動加速度検出器、6……補償回路、8……
サーボ弁、91……比例回路、92……一次進
み・一次遅れ回路、93……積分回路。
御装置の回路図、第2図は第1図における上下振
動関係のみを示す振動系モデルの側面図、第3図
は第2図の振動系モデルにおける制御系のブロツ
ク図、第4図は第1図における補償回路の一例を
示す回路図、第5図は本発明による一実施例の車
体振動伝達関数のゲインGa、従来無制御車両の
ゲインGb、従来制御のゲインG0を示す線図、第
6図は第5図に対応した位相(Gaの)、(Gbの
)、(G0の)を示す線図、第7図は一巡伝達
関数のゲインBa Kba、B0Kb0およびゲイン余裕
を示した線図、第8図は一巡伝達関数の位相
(Ba Kbaの)、(B0Kb0の)および位相余裕を
示した線図、第9図は(1+BaKba)のゲインを
示した線図、第10図は第9図に対応した位相
{(1+Ba Kba)の}を示す線図、第11図は
各補償回路の伝達関数のゲインKba、Kb0と圧力
伝達関数のゲインP/X2|a、P/X2|0を示す線
図、 第12図は各補償回路の伝達関数の位相(Kbaの
)、(Kb0 の)と圧力伝達関数の位相(P/X2
| aの)、(P/X2|0の)を示す線図、第13図 は位相進み要素の時定数T3とゲイン特性の関数
を示す線図、第14図は他の補償回路における車
体振動伝達関数のゲインGcと従来制御車両のゲ
インG0を示す線図、第15図は車体振動伝達関
数の位相(Gcの)、(G0の)を示す線図、第
16図は一巡伝達関数のゲインBc Kbcおよびゲ
イン余裕を示した線図、第17図は一巡伝達関数
の位相(Bc Kbc)および位相余裕を示した線
図、第18図は(1+Bc Kbc)のゲインを示し
た線図、第19図は第18図に対応した位相
{(1+Bc Kbc)の}を示す線図、第20図は
補償回路の伝達関数のゲインKbc、圧力伝達関数
のゲインP/X2|cを示す線図、第21図は補償回 路の伝達関数の位相(Kbcの)、圧力伝達関数
の位相(P/X2|cの)を示す線図、第22図は 本発明を予見補償を含めた車両の振動制御装置に
応用した一例を示す回路図、第23図は第22図
の系のゲイン線図、第24図および第25図は予
見補償に対する時間遅れτの速度に対する設定方
法を示す回路図、第26図は従来の無制御車両の
上下振動系を示す振動モデルの側面図、第27図
は第26図の振動系モデルにおける振動系のブロ
ツク図、第28図は第27図における車体振動伝
達関数のゲインGbを示す線図、第29図は第2
8図に対応した位相(Gbの)を示す線図、第
30図は従来の制御車両の上下振動系を示す振動
モデルの側面図、第31図は第30図の振動モデ
ルにおける振動系のブロツク図、第32図は第3
1図における車体振動伝達関数のゲインG0を示
す線図、第33図は第32図に対応した位相
(G0の)を示す線図、第34図はG0の分子のゲ
インHを示す線図、第35図は第34図に対応し
た位相(Hの)を示す線図、第36図は弁の伝
達関数のゲインB0を示す線図、第37図は第3
6図に対応した位相(B0の)を示す線図、第
38図は一巡伝達関数のゲインB0Kb0を示す線
図、第39図は第38図に対応した位相(B0Kb0
の)を示す線図、第40図はG0の分母のゲイ
ン(1+B0Kb0)を示す線図、第41図は第40
図に対応した位相{(1+B0Kb0)の}を示す線
図、第42図は従来制御の補償回路のゲイン
Kb0、圧力の伝達関数のゲインP/X2|0を示す線 図、第43図は第42図に対応した位相(Kb0の
)、圧力伝達関数の位相(P/X2|0の)を示す 線図である。 1……車体、3……ばね、4……シリンダ、5
……振動加速度検出器、6……補償回路、8……
サーボ弁、91……比例回路、92……一次進
み・一次遅れ回路、93……積分回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車体を支持するばねに該車体の振動を抑制す
る流体作動機構を併設し、該流体作動機構へ供給
される流体を制御する流体制御器を設け、車体に
振動加速度検出器を設けるとともに、該振動加速
度検出器の検出結果によつて前記流体制御器を制
御する車両の振動制御装置において、比例要素、
極低周波数以上で積分を行なう積分要素、一次進
み要素および一次遅れ要素より構成され、前記振
動加速度検出器の検出結果を補償し前記流体制御
器へ出力する補償回路を設け、かつ、該補償回路
の一次進み要素の時定数を一次遅れ要素の時定数
より大きくするとともに該一次進み要素の時定数
を車体支持ばねと車体質量により決まる固有角振
動数の逆数の0.75〜1.25倍の値としたことを特徴
とする車両の振動制御装置。 2 車体を支持するばねに該車体の振動を抑制す
る流体作動機構を併設し、該流体作動機構へ供給
される流体を制御する流体制御器を設け、車体に
振動加速度検出器を設けるとともに、該振動加速
度検出器の検出結果によつて前記流体制御器を制
御する車両の振動制御装置において、比例要素、
極低周波数以上で積分を行なう一つの積分要素、
二つの一次進み要素および二つの一次遅れ要素よ
り構成され、前記振動加速度検出器の検出結果を
補償し前記流体制御器へ出力する補償回路を設
け、かつ、前記二つの一次進み要素のうち一方の
時定数を車体支持ばねと車体質量により決まる固
有角振動数の逆数の0.75〜1.25倍の値とし、他方
の時定数を前記一方の時定数より小の値とすると
ともに前記二つの一次遅れ要素の時定数を前記一
次進み要素の他の時定数よりそれぞれ小さくした
ことを特徴とする車両の振動制御装置。 3 車体を支持するばねに該車体の振動を抑制す
る流体作動機構を併合し、該流体作動機構へ供給
される流体を制御する流体制御器を設け、車体に
振動加速度検出器を設けるとともに該振動加速度
検出器の検出結果によつて前記流体制御器を制御
する車両の振動制御装置において、前記流体作動
機構を空気作動機構とし、前記流体制御器を空気
サーボ弁とし、比例要素、極低周波数以上で積分
を行なう一つの積分要素、二つの一次進み要素お
よび二つの一次遅れ要素より構成され、前記振動
加速度検出器の検出結果を補償し前記空気サーボ
弁へ出力する補償回路を設け、かつ、前記二つの
一次進み要素のうちの一方の時定数を車体支持ば
ねと車体質量により決まる固有角振動数の逆数の
0.75〜1.25倍の値とし、他の時定数を前記空気サ
ーボ弁ならびに空気作動機構の一次遅れ要素の時
定数近傍の値とするとともに前記二つの一次遅れ
要素の時定数を前記二つの一次進み要素の時定数
のうち小さい値よりも小さくしたことを特徴とす
る車両の振動制御装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9156579A JPS5617754A (en) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | Vehicle vibration controller |
| GB8108353A GB2071810B (en) | 1979-07-20 | 1980-07-18 | Vibration controller for vehicle |
| PCT/JP1980/000162 WO1981000237A1 (fr) | 1979-07-20 | 1980-07-18 | Controleur de vibrations pour vehicule |
| AU61232/80A AU525884B2 (en) | 1979-07-20 | 1980-07-18 | Vibration controller for vehicle |
| US06/247,534 US4402527A (en) | 1979-07-20 | 1980-07-18 | Vehicle body vibration control apparatus |
| EP80901333A EP0032158B1 (en) | 1979-07-20 | 1981-02-09 | Vibration controller for vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9156579A JPS5617754A (en) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | Vehicle vibration controller |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5617754A JPS5617754A (en) | 1981-02-19 |
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