JPS6233913A - 護岸工 - Google Patents
護岸工Info
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- JPS6233913A JPS6233913A JP17198985A JP17198985A JPS6233913A JP S6233913 A JPS6233913 A JP S6233913A JP 17198985 A JP17198985 A JP 17198985A JP 17198985 A JP17198985 A JP 17198985A JP S6233913 A JPS6233913 A JP S6233913A
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- JP
- Japan
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- sea
- sand
- eroded
- cliff
- waves
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明は、海蝕崖の保全乃至は回復を企図する護岸工に
関するものである。
関するものである。
w岸はその環境条件に従いゆっくりと変化しており、場
合によりその変化は、海岸環境を破壊し、危険性を生じ
させることもある。特に砂浜を持たず直接崖岸が海に面
している海岸では、崖岸が海蝕作用により削り取られて
後退を続け、少しづつ土地が奪われ、海岸に近接してい
る道路や建造物等に危険を及ぼし、更には海岸の優れた
景観を破壊してしまうこともある。
合によりその変化は、海岸環境を破壊し、危険性を生じ
させることもある。特に砂浜を持たず直接崖岸が海に面
している海岸では、崖岸が海蝕作用により削り取られて
後退を続け、少しづつ土地が奪われ、海岸に近接してい
る道路や建造物等に危険を及ぼし、更には海岸の優れた
景観を破壊してしまうこともある。
しかしてより詳しく述べると、本発明は、このように海
蝕作用を受けて後退を続け、破壊されつつある崖岸につ
いて、特に景観を保持しつつ保全乃至は回復を企図する
護岸工に関するものである。
蝕作用を受けて後退を続け、破壊されつつある崖岸につ
いて、特に景観を保持しつつ保全乃至は回復を企図する
護岸工に関するものである。
[従来の技術]
現在各地で行なわれている護岸工は、海蝕崖の前面に捨
ブロックやテトラボッド等の各種のコンクリートブロッ
ク類を積重ねて配置し、それらのコンクリートブロック
類の消波作用により、海食崖を強い波浪から保護するよ
う構成しているものである。
ブロックやテトラボッド等の各種のコンクリートブロッ
ク類を積重ねて配置し、それらのコンクリートブロック
類の消波作用により、海食崖を強い波浪から保護するよ
う構成しているものである。
上記コンクリートブロック類には種々の形状のものや岩
のように着色したものなどもある。また大きさにも種々
のものがある。
のように着色したものなどもある。また大きさにも種々
のものがある。
[発明が解決しようとする問題点1
上記のようなコンクリートブロック類を海中に積重ねる
護岸下によると、特に干潮時にはそれらのコンクリート
ブロック類の多くが露出することになり、海岸の景観を
害する問題があることが指摘されている。前記のように
、ブロック類を岩に似せて着色したり、形状に若干の二
[夫を凝らしたりしたものが使用されている場合もある
が、やはり不自然であり、景観の保持には程遠いものと
言わざるを得ない。したがって観光地等ではその理由だ
けでも採用し難いのが実情である。
護岸下によると、特に干潮時にはそれらのコンクリート
ブロック類の多くが露出することになり、海岸の景観を
害する問題があることが指摘されている。前記のように
、ブロック類を岩に似せて着色したり、形状に若干の二
[夫を凝らしたりしたものが使用されている場合もある
が、やはり不自然であり、景観の保持には程遠いものと
言わざるを得ない。したがって観光地等ではその理由だ
けでも採用し難いのが実情である。
また上記のようなコンクリ−トブロンク類による護岸上
では、海蝕崖周辺に砂を寄せる作用がないので、後述す
るような砂による波に対する緩衝作用を期待することが
できない。かえってl−記コンクリートブロックTji
王の背面では既存の若干の砂さえも洗い流され、大陸性
砂利が露出するような結果になりかねないものである。
では、海蝕崖周辺に砂を寄せる作用がないので、後述す
るような砂による波に対する緩衝作用を期待することが
できない。かえってl−記コンクリートブロックTji
王の背面では既存の若干の砂さえも洗い流され、大陸性
砂利が露出するような結果になりかねないものである。
更にコンクリ−I・ブロック類は、海とすぐには馴染ま
ず、これらに海菫類が伺くまでには、4〜5年の歳月が
必要であるという問題もある。
ず、これらに海菫類が伺くまでには、4〜5年の歳月が
必要であるという問題もある。
[問題点解決の着想]
本発明者が長年海岸を観察したところによると、岩浜海
岸の海蝕崖は、単なる波浪による海蝕作用を受けるだけ
でなく、崖の周囲に散在する岩石や大陸性砂利等が波浪
とともに崖の基部に繰返しツルハシまたはハンマーの如
くに打撃を加え、ここを削り取ることにより、波蝕窪が
形成されている。また削り取られた岩石は、徐々に破砕
され、砕石及び砂に姿を変えて行くことも観察されてい
る。
岸の海蝕崖は、単なる波浪による海蝕作用を受けるだけ
でなく、崖の周囲に散在する岩石や大陸性砂利等が波浪
とともに崖の基部に繰返しツルハシまたはハンマーの如
くに打撃を加え、ここを削り取ることにより、波蝕窪が
形成されている。また削り取られた岩石は、徐々に破砕
され、砕石及び砂に姿を変えて行くことも観察されてい
る。
水深の深い海岸では波のエネルギーも大きく働き、反射
波の作用で1−記の砂は汀線に残れず、沖側に運ばれ、
海底に堆積するか、あるいは地形によっては他の場所に
移動して定着することが観察されている。上記海蝕崖で
は砂を失い、更に海蝕が進行し、一方砂が定着した海岸
では、海蝕は砂浜の緩衝作用により阻II−されている
。
波の作用で1−記の砂は汀線に残れず、沖側に運ばれ、
海底に堆積するか、あるいは地形によっては他の場所に
移動して定着することが観察されている。上記海蝕崖で
は砂を失い、更に海蝕が進行し、一方砂が定着した海岸
では、海蝕は砂浜の緩衝作用により阻II−されている
。
しかしてもし上記の砂を前記岩浜海岸に人工的に堆積さ
せかつ定着Sせることかできれば、波に対する緩衝作用
を獲得し海蝕を阻11−することができる。
せかつ定着Sせることかできれば、波に対する緩衝作用
を獲得し海蝕を阻11−することができる。
ところで近年河川の蛤備や上流に於けるダム化が進んだ
ため洪水等の危険は減少したが、これにともない河川に
より海まで運ばれる−1−砂の絶対鼠も減少し、その結
果砂の補填力をも低下させるに至っている。
ため洪水等の危険は減少したが、これにともない河川に
より海まで運ばれる−1−砂の絶対鼠も減少し、その結
果砂の補填力をも低下させるに至っている。
海浜の砂は、性状の異なる定着砂(地砂)と渡り砂(漂
砂)の混合砂からなっており、常に移動と堆積を繰返し
ているが、定着傾向を有する定着砂も自然の新陳代謝が
ない限り、やがて極細目の渡り砂になり、大陸棚から海
溝に流出するものと考えられる。
砂)の混合砂からなっており、常に移動と堆積を繰返し
ているが、定着傾向を有する定着砂も自然の新陳代謝が
ない限り、やがて極細目の渡り砂になり、大陸棚から海
溝に流出するものと考えられる。
したがって現在では海岸を保護するには、海岸に人工的
に砂の定着条件を作り出し、更に定着砂を継続的に生成
堆積させる手段を施すことが必要であると着想するに至
ったものである。そしてこれらの手段を自然の景観に適
合させるには、天然の材料を、L材として構成すること
が適当であると考えたものである。
に砂の定着条件を作り出し、更に定着砂を継続的に生成
堆積させる手段を施すことが必要であると着想するに至
ったものである。そしてこれらの手段を自然の景観に適
合させるには、天然の材料を、L材として構成すること
が適当であると考えたものである。
[問題点を解決するための構成]
本発明の構成の要旨とするところは、前面の沖合に岩礁
が存在しない海蝕崖の護岸下に於いて、海蝕崖の前面に
、砂生成用の天然岩石を主材とする消波手段を施した護
岸下である。
が存在しない海蝕崖の護岸下に於いて、海蝕崖の前面に
、砂生成用の天然岩石を主材とする消波手段を施した護
岸下である。
1−記砂生成用の天然岩石は、波浪により比較的容易に
砕けて徐々に砂止するものである必要がある。そこで風
化花崗岩の二次堆積物である砂岩が好ましい。なかでも
それらの砂岩には相l]砂を多く含むものであることが
必要である。これは生成された砂が前記定着砂として周
辺に定着することが望まれるからである。このような砂
岩として具体的には高萩層砂岩と呼ばれる天然岩石が最
適である。この砂岩は粒度の大きい石英質の砂で形成さ
れており、これが破砕されると、比重の大きい定着性の
砂が得られる。勿論これ以外に適当な風化花崗岩を採用
することも可能である。
砕けて徐々に砂止するものである必要がある。そこで風
化花崗岩の二次堆積物である砂岩が好ましい。なかでも
それらの砂岩には相l]砂を多く含むものであることが
必要である。これは生成された砂が前記定着砂として周
辺に定着することが望まれるからである。このような砂
岩として具体的には高萩層砂岩と呼ばれる天然岩石が最
適である。この砂岩は粒度の大きい石英質の砂で形成さ
れており、これが破砕されると、比重の大きい定着性の
砂が得られる。勿論これ以外に適当な風化花崗岩を採用
することも可能である。
また1−記消波−L段としては、たとえばト記海蝕崖F
部のth蝕棚に配した犬走り及び砕波帯内に配した岩礁
群で構成することができる。
部のth蝕棚に配した犬走り及び砕波帯内に配した岩礁
群で構成することができる。
犬走りは比較的大形にpjり出した不等形の天然岩石、
たとえば−1−記の高萩層砂岩を積重ねて構成すること
ができる。通常幅負3m、jJJ高1mfNI&に構成
すれば良い。もっとも堤高は海蝕崖の海蝕窪を略完全に
埋めることができる程度に高くする必要はある。また幅
員はトラック等の小雨の移動その他の造成手段の都合に
よりそれ以上に広げても問題はない。
たとえば−1−記の高萩層砂岩を積重ねて構成すること
ができる。通常幅負3m、jJJ高1mfNI&に構成
すれば良い。もっとも堤高は海蝕崖の海蝕窪を略完全に
埋めることができる程度に高くする必要はある。また幅
員はトラック等の小雨の移動その他の造成手段の都合に
よりそれ以上に広げても問題はない。
また岩礁群は水深5m内外の位置にある砕波帯内に、同
様の高萩層砂岩のような天然岩石を投下積重ねて構成す
る。場合により下部にはコンク岩礁群は消波効果が十分
になるだけの数と大きさのものを作る。
様の高萩層砂岩のような天然岩石を投下積重ねて構成す
る。場合により下部にはコンク岩礁群は消波効果が十分
になるだけの数と大きさのものを作る。
また海蝕崖の直下で作業をすることに危険性が伴なう場
合には、l−記消波手段を、以上の犬走りと岩礁群の組
合わせに代えて、海蝕崖から若干離れたIIIk岸堤に
構成することもできる。この離岸堤は海蝕崖から5m=
10m位の距離の位置に海蝕崖とほぼqi−行に設ける
。その高さは時化のときに波がこれを越える程度とする
。@負は6m程度にすれば良い。
合には、l−記消波手段を、以上の犬走りと岩礁群の組
合わせに代えて、海蝕崖から若干離れたIIIk岸堤に
構成することもできる。この離岸堤は海蝕崖から5m=
10m位の距離の位置に海蝕崖とほぼqi−行に設ける
。その高さは時化のときに波がこれを越える程度とする
。@負は6m程度にすれば良い。
」−記離岸堤の内側には、必要に応じて前記定着砂を投
入しておく。
入しておく。
なお消波手段として積重ね配置される天然岩石は、砂止
成用のものでもあり、徐々に砕けて硅化して行くもので
あるから、ある程度の期間毎に追加補充する必要がある
。海岸の環境条件によって期間は異なるが概ね10年毎
程度に補充すれば十分であろう。
成用のものでもあり、徐々に砕けて硅化して行くもので
あるから、ある程度の期間毎に追加補充する必要がある
。海岸の環境条件によって期間は異なるが概ね10年毎
程度に補充すれば十分であろう。
[作用]
本発明は、以−Eのように構成したものであるが、まず
消波手段として犬走りと岩礁群とを採用した場合は、−
次的には岩礁群により波浪の大きなエネルギーが奪われ
、相当程度穏やかになった波が、二次的には犬走りで更
に弱められるので、波浪による海蝕崖に対する海蝕作用
は殆どなくなる。
消波手段として犬走りと岩礁群とを採用した場合は、−
次的には岩礁群により波浪の大きなエネルギーが奪われ
、相当程度穏やかになった波が、二次的には犬走りで更
に弱められるので、波浪による海蝕崖に対する海蝕作用
は殆どなくなる。
一方犬走り及び岩礁群は、上記のように、風化花崗岩の
二次堆積物である砂岩や風化花崗岩等の砂止成用の天然
岩石で積重ね構成したものであるので、これらが波浪に
より少しづつ砕けて粗目の石実質硅砂等の使用天然岩石
に応じた砂が生成し、これらの石英賀硅砂等の砂は、犬
走りの岩石の間やその周囲に介在定着して行くことにな
る。
二次堆積物である砂岩や風化花崗岩等の砂止成用の天然
岩石で積重ね構成したものであるので、これらが波浪に
より少しづつ砕けて粗目の石実質硅砂等の使用天然岩石
に応じた砂が生成し、これらの石英賀硅砂等の砂は、犬
走りの岩石の間やその周囲に介在定着して行くことにな
る。
しかして徐々に海蝕棚から緩勾配の砂浜が形成され、こ
の砂浜が川岸の保護を完全にするに至るものである。砂
浜が波に対するM1#作用を担当するという訳である。
の砂浜が川岸の保護を完全にするに至るものである。砂
浜が波に対するM1#作用を担当するという訳である。
また砂浜が形成されるに至ると、沿岸の海面が静穏を保
つようになり、一層砂が堆積し易い環境となる。即ち反
射波が弱くなるので、波により連ばれてきた砂は、砂浜
から引き返す酸が少なくなり、砂が砂を呼ぶような結果
となり、沖合の岩礁を埋めていた砂が再び海岸近くに帰
ってきて砂を補充するようになる。
つようになり、一層砂が堆積し易い環境となる。即ち反
射波が弱くなるので、波により連ばれてきた砂は、砂浜
から引き返す酸が少なくなり、砂が砂を呼ぶような結果
となり、沖合の岩礁を埋めていた砂が再び海岸近くに帰
ってきて砂を補充するようになる。
なお砂岩等の天然岩石は減少の程度を時々観察して追加
補充する。
補充する。
また−1:記の犬走り等の消波手段は、風化花崗岩ある
いはその二次堆積物である砂岩等の天然岩石を使用して
いるものであるから、それ自体テトラボッドのようなコ
ンクリートブロック類に比較して影1);海岸に違和感
を−かえることが少ない。しかも海によく馴染むもので
もあり、短期間で海草類がイ・1着し、一層天然の岩礁
類と変らぬものとなり、M観保護の目的も達成できるも
のである。
いはその二次堆積物である砂岩等の天然岩石を使用して
いるものであるから、それ自体テトラボッドのようなコ
ンクリートブロック類に比較して影1);海岸に違和感
を−かえることが少ない。しかも海によく馴染むもので
もあり、短期間で海草類がイ・1着し、一層天然の岩礁
類と変らぬものとなり、M観保護の目的も達成できるも
のである。
次に消波手段として離岸堤を採用した場合は、通常は離
岸堤を波浪が越えないので、海蝕崖は完全に保護される
。一方離岸堤は風化花崗岩等の砂止成用の天然岩石を主
材として構成されているものであるから、波浪によりこ
れらの岩石が砕かれて徐々に砂が形成され、その砂が周
囲に堆積するようになる。これらの砂は時化のときなど
の大きな波により離岸堤を越えて海蝕崖側に移動させら
れ、海蝕棚に定着するに至る。離岸堤の内側に砂を投入
しておいた場合にはこれらの砂も海蝕棚に移動して定着
するに至る。これが繰返されると、次第に海蝕棚より緩
勾配の砂浜が形成され、離岸堤が破壊されても、海蝕崖
は砂浜により保護されるようになる。このように砂浜が
形成されると、既述のように、更に沖合の砂を呼ぶよう
になるものである。
岸堤を波浪が越えないので、海蝕崖は完全に保護される
。一方離岸堤は風化花崗岩等の砂止成用の天然岩石を主
材として構成されているものであるから、波浪によりこ
れらの岩石が砕かれて徐々に砂が形成され、その砂が周
囲に堆積するようになる。これらの砂は時化のときなど
の大きな波により離岸堤を越えて海蝕崖側に移動させら
れ、海蝕棚に定着するに至る。離岸堤の内側に砂を投入
しておいた場合にはこれらの砂も海蝕棚に移動して定着
するに至る。これが繰返されると、次第に海蝕棚より緩
勾配の砂浜が形成され、離岸堤が破壊されても、海蝕崖
は砂浜により保護されるようになる。このように砂浜が
形成されると、既述のように、更に沖合の砂を呼ぶよう
になるものである。
なお時々風化花崗岩等の追加補充が必要なこと、及び景
観−1−の利点は前者の犬走り及び岩礁群を採用した場
合と同様である。
観−1−の利点は前者の犬走り及び岩礁群を採用した場
合と同様である。
[実施例]
以下図面に基づいて本発明のふたつの実施例を説明する
。両実流側はいずれも秘密の状態で実施したものである
。
。両実流側はいずれも秘密の状態で実施したものである
。
第一実施例
これは本発明者の私有地である海岸(茨城県日立市日高
町4−3655)の一部に於いて実施したものである。
町4−3655)の一部に於いて実施したものである。
昭和58年12月に、第1図に示したように、海蝕崖l
の海蝕棚2I−,に波蝕窪3が見えなくなるまで概ね1
mの高さに高萩層砂岩の不等形の岩塊を積重げて犬走り
4を構成した。犬走り4の幅は概ね3mとした。また同
時にその沖合の砕波帯内に同様の高萩層砂岩の大形の岩
塊を投入積重ねてlO数個の岩礁5.5・・・を配置し
た。
の海蝕棚2I−,に波蝕窪3が見えなくなるまで概ね1
mの高さに高萩層砂岩の不等形の岩塊を積重げて犬走り
4を構成した。犬走り4の幅は概ね3mとした。また同
時にその沖合の砕波帯内に同様の高萩層砂岩の大形の岩
塊を投入積重ねてlO数個の岩礁5.5・・・を配置し
た。
このような工事をしてから、約4カ月後である昭和59
年3月には、第2図に示したように、犬走り4の岩塊の
間に砂が介在するようになり、更に犬走り4から沖に向
かって緩傾斜状態に砂層6が形成された。また犬走り4
及び岩礁5.5・・・の岩塊には1年も経過しないうち
に海草類が付着した。
年3月には、第2図に示したように、犬走り4の岩塊の
間に砂が介在するようになり、更に犬走り4から沖に向
かって緩傾斜状態に砂層6が形成された。また犬走り4
及び岩礁5.5・・・の岩塊には1年も経過しないうち
に海草類が付着した。
昭和60年7月現在では更に砂が定着してきている。勿
論海蝕崖lに対する海蝕作用は防止されている。
論海蝕崖lに対する海蝕作用は防止されている。
犬走り4及び岩礁5.5・・・は、上記のように天然の
岩石である高萩層砂岩で構成されたもので、上記のよう
な工事をした最初のときから殆ど景観上違和感を感じな
いものであった。海草が付着するころになると一層自然
の景観に溶は込んだようである。
岩石である高萩層砂岩で構成されたもので、上記のよう
な工事をした最初のときから殆ど景観上違和感を感じな
いものであった。海草が付着するころになると一層自然
の景観に溶は込んだようである。
第二実施例
これも本発明者の私有地である海岸(茨城県日立市日高
町4−3655)の一部に於いて実施したものである。
町4−3655)の一部に於いて実施したものである。
昭和58年12月に、第3図及び第4図に示したように
、海蝕崖11から5m程の距離のところに、海蝕崖11
に平行に離岸堤12を配置した。
、海蝕崖11から5m程の距離のところに、海蝕崖11
に平行に離岸堤12を配置した。
この離岸堤12は前記高萩層砂岩を大きく切り出した岩
塊を積重ねて構成した。更に離岸堤12の内側には若干
の粗目の砂13を投入した。なお14は波蝕窪、15は
海蝕棚である。
塊を積重ねて構成した。更に離岸堤12の内側には若干
の粗目の砂13を投入した。なお14は波蝕窪、15は
海蝕棚である。
このように構成したところ、離岸堤12の内側には通常
殆ど大きな波が入らないので、波蝕窪14は完全に保護
され、海蝕は停止した。昭和59年1月には、既に海蝕
棚15−Lに若干の砂13が乗った。これはひとつには
時化の際等に離岸堤12を越えた波によって内側の砂1
3が押あげられたものと考えられる。もうひとつは離岸
堤12が波によって破砕されて生成された砂が波により
移動したものと考えられる。この時点で離岸堤12の内
側の岩塊の間には砂が介在するようになった。また海草
類は数カ月後には付着した。
殆ど大きな波が入らないので、波蝕窪14は完全に保護
され、海蝕は停止した。昭和59年1月には、既に海蝕
棚15−Lに若干の砂13が乗った。これはひとつには
時化の際等に離岸堤12を越えた波によって内側の砂1
3が押あげられたものと考えられる。もうひとつは離岸
堤12が波によって破砕されて生成された砂が波により
移動したものと考えられる。この時点で離岸堤12の内
側の岩塊の間には砂が介在するようになった。また海草
類は数カ月後には付着した。
昭和60年7月現在では、砂が更に海蝕棚15上に堆積
して定着するに至っている。
して定着するに至っている。
第一実施例と同様に景観上の問題はない。
[発明の効果]
本発明によれば、景観を損ねることなく、自然界の活動
を利用しつつ、海蝕崖を保護することができる。またテ
トラボッド等のコンクリートブロック類を使用する従来
の護岸工に比較して非常に安価に構成することができる
利点をも有するものである。
を利用しつつ、海蝕崖を保護することができる。またテ
トラボッド等のコンクリートブロック類を使用する従来
の護岸工に比較して非常に安価に構成することができる
利点をも有するものである。
図面は本発明の実施例を示したものである。第1図及び
第2図は第一実施例を示したもので、第1図は工事直後
の海岸の状態を示した概略断面説引回、第2図は工事後
約4ケ月経過した時点の海岸の概略断面説明図である。 第3図及び第4図は第二実施例を示したもので、第3図
は工事直後の海岸を示した概略断面説明図、第4図は工
事直後の海岸の概略縮少モ面図である。 1.11・・・海蝕崖、2.15・・・海蝕棚、3.1
4・・・波蝕窪、4・・・犬走り、5・・・岩礁、6・
・・砂層、12・・・離岸堤、13・・・砂、
第2図は第一実施例を示したもので、第1図は工事直後
の海岸の状態を示した概略断面説引回、第2図は工事後
約4ケ月経過した時点の海岸の概略断面説明図である。 第3図及び第4図は第二実施例を示したもので、第3図
は工事直後の海岸を示した概略断面説明図、第4図は工
事直後の海岸の概略縮少モ面図である。 1.11・・・海蝕崖、2.15・・・海蝕棚、3.1
4・・・波蝕窪、4・・・犬走り、5・・・岩礁、6・
・・砂層、12・・・離岸堤、13・・・砂、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、前面の沖合に岩礁が存在しない海蝕崖の護岸工に於
いて、 海蝕崖の前面に、砂生成用の天然岩石を主材とする消波
手段を施したことを特徴とする護岸工。 2、上記消波手段を、上記海蝕崖下部の海蝕棚に配した
犬走り及び砕波帯内に配した岩礁群で構成したことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の護岸工。 3、上記消波手段を、海蝕崖から若干離れた離岸堤で構
成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の護
岸工。 4、上記砂生成用の天然岩石として、風化花崗岩の二次
堆積物である粗目砂よりなる砂岩を使用したことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の護岸工。 5、上記砂生成用の天然岩石として、風化花崗岩を使用
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の護岸
工。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60171989A JPH0745725B2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 | 護岸工 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60171989A JPH0745725B2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 | 護岸工 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6233913A true JPS6233913A (ja) | 1987-02-13 |
| JPH0745725B2 JPH0745725B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=15933465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60171989A Expired - Lifetime JPH0745725B2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 | 護岸工 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745725B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5719406A (en) * | 1980-07-07 | 1982-02-01 | Kenji Ishikura | Lattice structure for wave dissipating construction and wave dissipating body thereof |
-
1985
- 1985-08-05 JP JP60171989A patent/JPH0745725B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5719406A (en) * | 1980-07-07 | 1982-02-01 | Kenji Ishikura | Lattice structure for wave dissipating construction and wave dissipating body thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0745725B2 (ja) | 1995-05-17 |
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