JPS6234423Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6234423Y2 JPS6234423Y2 JP1979112676U JP11267679U JPS6234423Y2 JP S6234423 Y2 JPS6234423 Y2 JP S6234423Y2 JP 1979112676 U JP1979112676 U JP 1979112676U JP 11267679 U JP11267679 U JP 11267679U JP S6234423 Y2 JPS6234423 Y2 JP S6234423Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- conductor
- interlayer insulator
- utility
- model registration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は同心的に鉄心脚に嵌入された誘導電器
の巻線に関し、特に導体が層間絶縁物を介して隣
接して巻回された内側巻線の改良に係る。
の巻線に関し、特に導体が層間絶縁物を介して隣
接して巻回された内側巻線の改良に係る。
内側巻線と外側巻線を鉄心脚に嵌入して同心的
に配設し冷却媒体中に収納された変圧器巻線にお
いては、短絡時には漏れ磁界の軸方向成分によつ
て前記両巻線間の主間隙を広げようとする放射状
の半径方向力(両巻線間の反発力)を生ずる。す
なわち、外側巻線はその直径を増大しようとして
円周方向に引張応力を受け、内側巻線は逆に直径
を縮めようとする中心に向う力を受ける。つまり
内側巻線は円周方向に圧縮され、例えば第1図の
実線で示す巻線が点線のようにざくつしようとす
る。これを防ぐため従来は第2図に示すように矢
印で示す中心に向う機械力を受ける内側巻線1と
鉄心脚2との間に間隔片3を挿入して補強してい
た。
に配設し冷却媒体中に収納された変圧器巻線にお
いては、短絡時には漏れ磁界の軸方向成分によつ
て前記両巻線間の主間隙を広げようとする放射状
の半径方向力(両巻線間の反発力)を生ずる。す
なわち、外側巻線はその直径を増大しようとして
円周方向に引張応力を受け、内側巻線は逆に直径
を縮めようとする中心に向う力を受ける。つまり
内側巻線は円周方向に圧縮され、例えば第1図の
実線で示す巻線が点線のようにざくつしようとす
る。これを防ぐため従来は第2図に示すように矢
印で示す中心に向う機械力を受ける内側巻線1と
鉄心脚2との間に間隔片3を挿入して補強してい
た。
今、第3図に示すように、厚さt、巾bの導体
31が層間絶縁物32を介してnターン巻いてな
る巻線のざくつ限界圧力FBは次のようになる。
31が層間絶縁物32を介してnターン巻いてな
る巻線のざくつ限界圧力FBは次のようになる。
FB=E・I(m2−1)/R3
I=ny・t3・b/12
ただしE=導体の縦弾性係数
I=導体の断面二次モーメント
m=間隔片の有効支持点数で実際の支持点数の
約1/2。
約1/2。
R=内側巻線の平均半径
y=構造、製造技術により定まる定数で
1y3である。
従来は層間絶縁物として紙又はフイルムが使わ
れていたがこれは軟らかく機械力がかかつた場合
各導体は層間でおのおのほとんど自由に変形し得
る。従つて前記yの値は1に近い値となり、ざく
つ限界圧力FBが小さくなり間隔片の数が増し、
製作工数、資材を要するばかりでなく冷却面積が
少なくなり過度に温度上昇を来すなどの欠点があ
つた。
れていたがこれは軟らかく機械力がかかつた場合
各導体は層間でおのおのほとんど自由に変形し得
る。従つて前記yの値は1に近い値となり、ざく
つ限界圧力FBが小さくなり間隔片の数が増し、
製作工数、資材を要するばかりでなく冷却面積が
少なくなり過度に温度上昇を来すなどの欠点があ
つた。
本考案はこの点に鑑みなされたもので、従来の
欠点を改善し、間隔片数の少ない巻線を提供する
ことを目的とする。この目的は隣接導体を固着し
て導体の断面二次モーメントを大きくすることに
より達せられた。すなわち、層間絶縁としてフイ
ルム、ガラステープ、不織布などの絶縁物に半硬
化樹脂を含浸したいわゆるプリプレグ絶縁材を使
用して導体を巻回し、完成後加熱などの方法によ
り樹脂を硬化させ半径方向隣接導体同志を固着さ
せるものである。これにより各導体は一体に近い
もの、すなわち前記yは3に近い数字となり巻線
は非常に強化される。
欠点を改善し、間隔片数の少ない巻線を提供する
ことを目的とする。この目的は隣接導体を固着し
て導体の断面二次モーメントを大きくすることに
より達せられた。すなわち、層間絶縁としてフイ
ルム、ガラステープ、不織布などの絶縁物に半硬
化樹脂を含浸したいわゆるプリプレグ絶縁材を使
用して導体を巻回し、完成後加熱などの方法によ
り樹脂を硬化させ半径方向隣接導体同志を固着さ
せるものである。これにより各導体は一体に近い
もの、すなわち前記yは3に近い数字となり巻線
は非常に強化される。
しかし前記プリプレグは高価なためその使用を
必要最小限度、例えば最内側導体の半径方向に隣
接した複数回分に使用し他は従来通りとしてもよ
い。内径側に使用したのは、各導体にかかる機械
力は最終的に最内側にかかり、この部が変形しな
い限りざくつしないからである。
必要最小限度、例えば最内側導体の半径方向に隣
接した複数回分に使用し他は従来通りとしてもよ
い。内径側に使用したのは、各導体にかかる機械
力は最終的に最内側にかかり、この部が変形しな
い限りざくつしないからである。
第4図は本考案の実施例図で半硬化樹脂を含浸
した層間絶縁物41以外は第3図と同様である。
そして図は内径側のn1回に前記層間絶縁物41を
使用し他のn2回は従来通りの層間絶縁物32を使
用した巻線断面を示す。この場合の巻線の断面二
次モーメントI2は大約次のようになり強化され
る。
した層間絶縁物41以外は第3図と同様である。
そして図は内径側のn1回に前記層間絶縁物41を
使用し他のn2回は従来通りの層間絶縁物32を使
用した巻線断面を示す。この場合の巻線の断面二
次モーメントI2は大約次のようになり強化され
る。
I2≒t3・b/12(n3 1+n2)
このようにして間隔片を必要最小限に減らすこ
とができる。あるいは、ざくつ限界圧力が短絡時
の電磁機械力に対し著しく余裕がある場合は間隔
片を省き、内側巻線の内径面と鉄心脚間には冷却
媒体自由流路のみとすることもでき、この場合は
冷却面積が増し効率が良くなる利点がある。
とができる。あるいは、ざくつ限界圧力が短絡時
の電磁機械力に対し著しく余裕がある場合は間隔
片を省き、内側巻線の内径面と鉄心脚間には冷却
媒体自由流路のみとすることもでき、この場合は
冷却面積が増し効率が良くなる利点がある。
なお、上記の説明においては層間絶縁物を介し
て隣接導体間を固着することについて述べたが、
本考案は適宜絶縁された導体が直接固着されても
よい。また本考案は変圧器以外の誘導電器につい
ても適用でき、また板状巻線ばかりでなく、他の
形状の巻線例えば第5図に示す多層円筒巻線につ
いても適用でき、内径側に隣接した層間絶縁物7
1として前記半硬化樹脂を含浸したものを使用す
ればよい。あるいはまた、本考案に2巻線ばかり
でなく、多巻線においても中心に向う機械力を受
ける中間の巻線にも適用できること勿論である。
て隣接導体間を固着することについて述べたが、
本考案は適宜絶縁された導体が直接固着されても
よい。また本考案は変圧器以外の誘導電器につい
ても適用でき、また板状巻線ばかりでなく、他の
形状の巻線例えば第5図に示す多層円筒巻線につ
いても適用でき、内径側に隣接した層間絶縁物7
1として前記半硬化樹脂を含浸したものを使用す
ればよい。あるいはまた、本考案に2巻線ばかり
でなく、多巻線においても中心に向う機械力を受
ける中間の巻線にも適用できること勿論である。
以上の説明により明らかなように、内側巻線お
よび外側巻線が鉄心脚に嵌入された誘導電器の巻
線において、短絡時に中心に向う大きな機械力を
受ける内側巻線の、少なくとも内径部に半径方向
に隣接した複数の導体が互に相対する隣接面にお
いて固着することによつて機械的に補強された巻
線が得られる。また巻線を内径側から支える間隔
片を減らすことができ工数、資材がともに減じて
安価なばかりでなく、冷却面積が増して特性のよ
い誘導電器の巻線を提供することができる。
よび外側巻線が鉄心脚に嵌入された誘導電器の巻
線において、短絡時に中心に向う大きな機械力を
受ける内側巻線の、少なくとも内径部に半径方向
に隣接した複数の導体が互に相対する隣接面にお
いて固着することによつて機械的に補強された巻
線が得られる。また巻線を内径側から支える間隔
片を減らすことができ工数、資材がともに減じて
安価なばかりでなく、冷却面積が増して特性のよ
い誘導電器の巻線を提供することができる。
第1図は巻線のざくつ変形図、第2図は誘導電
器巻線の平面図、第3図は従来巻線の縦断面図、
第4図および第5図は本考案実施例の巻線縦断面
図である。 1:内側巻線、2:鉄心脚、32,41,7
1:層間絶縁物。
器巻線の平面図、第3図は従来巻線の縦断面図、
第4図および第5図は本考案実施例の巻線縦断面
図である。 1:内側巻線、2:鉄心脚、32,41,7
1:層間絶縁物。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 導体が層間絶縁物を介して隣接して巻回され
た内側巻線と、この内側巻線に同心的に配置さ
れた外側巻線とが鉄心脚に嵌入され冷却媒体中
に収納されてなる誘導電器の巻線において、内
側巻線の少なくとも最内側導体の半径方向に隣
接した複数の導体が互に相対する隣接面におい
て固着されたことを特徴とする誘導電器の巻
線。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の巻線に
おいて、内側巻線の最内側導体の半径方向に隣
接した複数回の導体が樹脂に含浸した層間絶縁
物を介して硬化固着されたことを特徴とする誘
導電器の巻線。 3 実用新案登録請求の範囲第1項および第2項
のいずれかに記載の巻線において、内側巻線の
内径面と鉄心脚間には橋絡するものをなくして
冷却媒体の自由流路としたことを特徴とする誘
導電器の巻線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979112676U JPS6234423Y2 (ja) | 1979-08-16 | 1979-08-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979112676U JPS6234423Y2 (ja) | 1979-08-16 | 1979-08-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5629935U JPS5629935U (ja) | 1981-03-23 |
| JPS6234423Y2 true JPS6234423Y2 (ja) | 1987-09-02 |
Family
ID=29345035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979112676U Expired JPS6234423Y2 (ja) | 1979-08-16 | 1979-08-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6234423Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6022815B2 (ja) * | 1979-07-24 | 1985-06-04 | 三菱電機株式会社 | 変圧器 |
-
1979
- 1979-08-16 JP JP1979112676U patent/JPS6234423Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5629935U (ja) | 1981-03-23 |
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