JPS6234962Y2 - - Google Patents

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JPS6234962Y2
JPS6234962Y2 JP11423877U JP11423877U JPS6234962Y2 JP S6234962 Y2 JPS6234962 Y2 JP S6234962Y2 JP 11423877 U JP11423877 U JP 11423877U JP 11423877 U JP11423877 U JP 11423877U JP S6234962 Y2 JPS6234962 Y2 JP S6234962Y2
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JP
Japan
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water
impermeable membrane
hydrophilic layer
coat
liquid substance
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Expired
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JP11423877U
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JPS5472905U (ja
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  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水洗により放射能物質の塵等の表面
付着物が容易に流去しうる親水性層を繰り返して
形成する作業用合羽に関する。
〔従来の技術〕
従来、作業用合羽は、その使用目的からして基
布上面にゴム又はプラスチツクの被膜を形成せし
めて撥水性及び又は防水性にしたものである。こ
のような合羽の表面は、撥水性又は疎水性である
ので、この表面に水滴が落下しても、その表面は
水で均一に湿潤されることがなく、水玉を形成し
てそのままふり切られるか又は篠状に表面を流下
するのが通常である。
近時原子力発電所等における作業者が着用する
合羽は一種の防護服的機能を具備するものであつ
て、作業終了後にその合羽を着用のままシヤワー
で水洗し、そののち、ガイガーカウンター等で放
射能残留汚染がないことを確認したうえで、当該
合羽をぬぎ他の衣服に着替えられている。
しかし、実際に放射能塵が付着した合羽を水洗
しても、前述のように合羽表面が水洗により均一
に洗浄されないので、放射能塵が完全に除去され
ていないことがあり、このことが安全確保の見地
から早急に解決を要する問題となつていた。尤
も、このような場合であつても、付着する塵は僅
く細かい粒子であり、しかもごく微量ではある。
しかし、付着物の性質上、付着物が完全に除去さ
れねばならないことは言うまでもなく、これがた
めの万全の対策が要望されていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は、付着する放射能がたとえ極く
少量であつても、必ず、流去しうるように、従来
の不通気性、疎水性膜の表面に継続的に親水性層
を形成せしめ、洗滌の効果を著しく向上させ、洗
滌後合羽表面に残留する放射能を絶無にすること
のできる作業用合羽を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の作業用合羽は、基布と、その少なくと
も1面に形成された不通気性膜とを有し、前記不
通気性膜が疎水性合成樹脂又はゴムとその中に混
練された水溶性非蒸発性液状物質との混合物から
なり、前記水溶性非蒸発性液状物質がエチレング
リコールおよびグリセリンから選ばれた少なくと
も1種からなり、その一部が前記不通気性膜中か
らその表面上に滲出して親水性層を形成するもの
であることを特徴とするものである。
以下実施例に基づいて図面を参照して本考案を
説明する。
第1図は本考案に係る作業用合羽を構成するシ
ート状物の断面図で、基布1の片面又は両面(本
図では片面の場合を示している)に疎水性合成樹
脂又はゴムと、水溶性非蒸発性液状物質との混合
物からなる不通気性膜2が形成され、この不通気
性膜2の表面には、この膜内から滲出した水溶性
非蒸発性液状物質からなる親水性層3が形成され
ている。
基布は、作業用合羽の機械的強度を保持するた
めに必要なものであり、所望の柔軟性を有するも
のであることが好ましい。一般に、基布はナイロ
ン繊維又はポリエステル繊維を素材として作られ
た繊維、編物又は不織布により構成されている。
次に、不通気性膜2は疎水性重合体材料と、水
溶性液状物質との混合物から形成される。疎水性
重合体材料としては、疎水性合成樹脂、例えば、
ポリ塩化ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重
合体樹脂又はポリエステルなどが用いられる。水
溶性液状物質としては、非蒸発性のエチレングリ
コールおよびグリセリンから選ばれた少なくとも
1種が用いられる。水溶性液状物質の使用量には
格別の限定はないが、例えば不通気性膜重量に対
し5〜10%の含有率で用いられてもよい。
上記のように、疎水性重合体材料と水溶性非蒸
発性液状物質との混合物から不通気性膜が形成さ
れると、その中の水溶性非蒸発性液状物質が徐々
に不通気性膜の表面に滲出して極めて薄い親水性
層(水溶性層)を形成する。この親水性層を水で
洗いながすと不通気性膜中の液状物質の残存分の
一部が、再び不通気性膜表面に滲出して親水性層
が形成される。このようにして、親水性層が不通
気性膜上に繰り返し形成される。気密性及び防水
性が付与される不通気性膜は、各種のプラスチツ
ク、天然又は合成ゴム等からなり、特に加工性を
考慮すれば高周波接着の可能なポリ塩化ビニル樹
脂が最も好ましい。さらに、この不通気性膜には
放射線防護剤の混入が好ましい。
本考案における重要な特微部分は、親水性層
が、水洗により除去されても繰り返し再生される
点にある。従来の合羽においては、最表面に形成
している疎水性の不通気性膜が、たとえ、その膜
表面を充分に平滑にしたとしても、水となじま
ず、水滴をはじくのでその表面を均一に水で湿潤
することができず水は水玉となつて飛び散るか、
又は、篠状に流下した。このため、注意深い洗滌
を行なつたとしても、なお、合羽表面上に放射性
物質塵等が残留する欠点があつた。本考案の合羽
においては、その使用時に水溶性非蒸発性液状物
質が不通気性膜表面上に滲出して常に親水性層を
形成しているので、付着した放射性物質等を含む
粉塵を飛散させることなく保持し、かつ、水洗に
より粉塵を容易に流去させることができる。従つ
て、作業員が作業場外に放射性物質を持ち出すこ
とを完全に防止することができる。
さらに、本考案に係る作業用合羽は、縫合部分
の気密を完全にし、また、閉鎖時に完全に気密を
保持しうるフアスナー等を取付けて完成される。
実施例; ポリエステル65/綿35の20番手混紡糸を用いて
下記の織物を用意し精練、乾燥を行つた。
20/1×20/1/28×20本/吋 平
織布 この織物からなる基布の一表面に下記組成から
エチレングリコールを除いた組成の混練物からな
るPVCフイルム0.15mm厚のものをその貼着面を
170℃に加熱して貼着した。次に、この貼着され
たフイルムの上に、下記組成の混練材料からなる
PVCフイルム0.15mm厚のものを、その貼着面を
170℃に加熱して貼着して複合シート材料を製造
し、この複合シート材料から作業用合羽を製造し
た。
PVC 100部 DOP 65〃 三酸化アンチモン 5〃 安定剤(Zn−Cb系) 2〃 エチレングリコール 5〃 得られた合羽は内側に綿織物が配置されてるもの
で汗を吸収し着心地が良好であつた。また合羽表
面には、PVCフイルムからエチレングリコール
が滲み出し親水性層を形成した。この親水性層は
水洗により流去したが、しばらく放置することに
よりポリエチレングリコールが再滲出して親水洗
層が再生した。なお、この複合シートの中間には
エチレングリコールの配合されていないPVCフ
イルム層が配置されているので、織物側にエチレ
ングリコールが滲出することがなかつた。
本考案は以上の如き構成に基づくものであるか
らたとえ、放射性物質の塵等により、作業用合羽
の表面が汚染された場合であつても、該合羽を水
洗すればその表面に形成されている親水性層によ
り合羽表面は均一に湿潤し、放射能塵は水洗にり
完全に除去されることとなる。この点に関し、実
験の結果においても著しく顕著な効果を奏しうる
ことが確認された。かくして、本考案は限定され
た用途に供するものではあるが、原子力利用に伴
う放射能汚染に対処しうる考案として極めて有用
なものである。なお、本考案に係る作業用合羽に
は、作業衣、防護服等をも包含されるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る作業用合羽に使用され
るシート状物の断面説明図である。 1……基布、2……不通気性膜、3……親水性
層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基布と、その少なくとも1面に形成された不
    通気性膜とを有し、前記不通気性膜が疎水性合
    成樹脂又はゴムと、その中に混練された水溶性
    非蒸発性液状物質との混合物からなり、前記水
    溶性非蒸発性液状物質が、エチレングリコール
    およびグリセリンから選ばれた少なくとも1種
    からなり、その一部が前記不通気性膜中からそ
    の表面上に滲出して親水性層を形成することを
    特徴とする作業用合羽。 (2) 前記疎水性合成樹脂が、ポリ塩化ビニル、ポ
    リエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体お
    よびポリエステルから選ばれる実用新案登録請
    求の範囲第(1)項記載の作業用合羽。
JP11423877U 1977-08-26 1977-08-26 Expired JPS6234962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11423877U JPS6234962Y2 (ja) 1977-08-26 1977-08-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11423877U JPS6234962Y2 (ja) 1977-08-26 1977-08-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5472905U JPS5472905U (ja) 1979-05-24
JPS6234962Y2 true JPS6234962Y2 (ja) 1987-09-05

Family

ID=29064788

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JP11423877U Expired JPS6234962Y2 (ja) 1977-08-26 1977-08-26

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JPS5472905U (ja) 1979-05-24

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