JPS6235520B2 - - Google Patents
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- JPS6235520B2 JPS6235520B2 JP55016112A JP1611280A JPS6235520B2 JP S6235520 B2 JPS6235520 B2 JP S6235520B2 JP 55016112 A JP55016112 A JP 55016112A JP 1611280 A JP1611280 A JP 1611280A JP S6235520 B2 JPS6235520 B2 JP S6235520B2
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- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H19/00—Coated paper; Coating material
- D21H19/36—Coatings with pigments
- D21H19/44—Coatings with pigments characterised by the other ingredients, e.g. the binder or dispersing agent
- D21H19/56—Macromolecular organic compounds or oligomers thereof obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- D21H19/58—Polymers or oligomers of diolefins, aromatic vinyl monomers or unsaturated acids or derivatives thereof
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- D21H19/60—Polyalkenylalcohols; Polyalkenylethers; Polyalkenylesters
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- Lubricants (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Description
本発明は、微細に分割された顔料100重量部に
対し、水性懸濁液の形の−40ないし+50℃のガラ
ス転位温度を有する共重合物A5〜25重量部、及
び高分子のカルボキシラ基含有共重合物からの少
なくとも1種の共重合物B0.5〜10重量部を含有す
る紙塗被材料に関する。 塗被加工された印刷紙を製造するためには、公
知のごとく水に分散された顔料たとえばカオリ
ン、炭酸カルシウム又は二酸化チタン及び結合剤
から本発明に成る紙塗被材料が用いられる。以前
は結合剤としてもつぱら高分子の天然物質たとえ
ば殿粉又はカゼインが用いられたが、近時はこの
天然部分の一部又は全部を水性懸濁液の形の合成
高分子重合物で置き換えようと試みることが多く
なつてきた。天然物質を基礎とする結合剤は、こ
れが必ずしも同一の品質で得られないこと、微生
物の攻撃に対し敏感であること、費用のかかる操
作方法で製造されねばならないこと、塗被がはげ
やすいこと等の欠点を有する。合成高重合体を基
礎とする結合剤は、全体として天然結合剤の前記
欠点を示さないが、なお改善を必要とする。 米国特許3081198号明細書によれば、紙塗布用
材料の結合剤として、アルカリ不溶の重合物分散
液、ならびにエチレン性不飽和カルボン酸を15〜
40重量%重合含有するアルカリ可溶共重合物から
の混合物を使用することが知られている。重合物
分散液の代わりに、天然物質を基礎とする結合剤
も用いることができる。しかしこの結合剤を紙塗
被材料に添加すると、耐水強度が充分でない塗被
紙が得られる。この既知は紙塗被材料は、高速運
転塗被装置上で満足しうるように加工できないば
かりでなく、その中に含有される結合剤が普通の
光学的澄明剤の作用をよく発揮させないという欠
点も有している。 本発明の課題は、高い保水性を有し、そしてそ
の結合剤が場合により用いられる光学的澄明剤の
作用をよく発揮させる紙塗被材料を提供すること
であつた。 本発明はこの課題を解決するもので、共重合物
Bがモノマー単位として、(a)ヒドロキシ−C2〜
C4−アルキルアクリレート又はメタクリレート
20〜70重量%、(b)アクリル酸、メタクリル酸、マ
レイン酸及び/又はマレイン酸半エステル10〜50
重量%及び(c)アクリルニトリル、メタクリルニト
リル、アクリル酸もししくはメタクリル酸と一価
のC1〜C4−アルコールとのエステル及び/又は
飽和C2〜C4−カルボン酸のビニルエステル5〜
50重量%を含有することを特徴とする。冒頭に記
載の紙塗被材料である。 前記の組合せ結合剤は本発明の紙塗被材料に高
い保水性を与えるので、これは普通の塗被装置で
良好に加工可能である。光学的澄明剤を含有する
紙塗被材料の場合は、共重合物Bは光学的澄明剤
の活性化に作用する。先に本発明者らは、2成分
の重合物を利用する紙塗被材を製造したが(特公
昭53−94609号公報参照)、その後さらに研究を進
めて、特定のヒドロキシアルキルアクリレート
(又はメタクリレート)を重合含有する補助結合
剤を使用することにより、さらに性質の改善され
た本発明の紙塗被材料を得ることに成功したもの
である。 結合剤混合物の共重合物Aとしては、水性懸濁
液として存在する一般市販の合成結合剤が用いら
れる。この重合物は−40ないし+50℃のガラス転
位温度を有する。この重合物の構成に役立つ代表
的な単量体は、たとえばアクリル酸もしくはメタ
クリル酸のエステル、アクリルニトリル、メタク
リルニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、C3〜C5−エチレン性不飽和のモノ−及びジ
カルボン酸、エチレン性不飽和C3〜C5−ジカル
ボン酸の半エステル、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、1個もしくは数個のエチレン性不飽和結合を
有する炭化水素、たとえばエチレン、プロピレ
ン、ブチレン、4−メチルペンテン−1、スチロ
ール、ブタジエン、イソプレン及びクロロプレ
ン、ビニルエステル、ビニルスルホン酸ならびに
多価アルコールから誘導されるエチレン性不飽和
カルボン酸のエステル、たとえばヒドロキシプロ
ピルアクリレート及び−メタクリレートである。 好適な共重合物Aは、たとえばドイツ特許出願
公告1100450号明細書により公知である。この共
重合物はアクリルエステルのほかに、さらにスチ
ロール及び/又はブタジエン及び/又はアクリル
ニトリルならびにエチレン性不飽和酸を含有しう
る。共重合物中には酸の代りに、他の重合物可能
な親水性化合物を重合含有することができる。そ
の例は水酸基含有単量体たとえばヒドロキシプロ
ピルアクリレート及び−メタクリレートである。
重合に際して用いらるアクリルエステルは、たと
えば1〜12個の炭素原子を有する1価アルコール
から誘導される。この共重合物におけるアクリル
エステル含量は、広範囲たとえば10〜99%の間で
変動できる。またアクリル酸エステルの単独重合
部も用いられる。この共重合物中のエチレン性不
飽和酸の含量は、通常は10重量%以下である。エ
チレン性不飽和酸としては、特にアクリル酸、メ
タクリル酸、ビニルスルホン酸、アクリルアミド
プロパンスルホン酸及びイタコン酸があげられ
る。 ポリメタクリレートはポリアクリレートと類似
の構成を有するが、アクリル酸の代わりにメタク
リル酸エステルを含有する。しかしアクリル酸エ
ステル及びメタクリル酸エステルを他のエチレン
性不飽和化合物と共に共重合させ、組合せ結合剤
の成分Aとして用いらることも可能である。コモ
ノマーとしては、たとえばエチレン又はプロピレ
ンが用いられる。 共重合物Aとしては、そのほかブタジエン及び
スチロールからの共重合物も適する。この共重合
物はブタジエン20〜60重量%及びスチロール及
び/又はアクリルニトリル40〜80重量%を含有す
る。このものは他のコモノマーを含有することも
でき、その例は3〜5個の炭素原子を有するエチ
レン性不飽和カルボン酸のエステル、ならびに場
合により10重量%までの他のエチレン性不飽和の
共重合可能な化合物、たとえばアクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、クロトン酸及びフマル酸
である。この型の重合物ならびにポリアクリレー
トは、たとえばドイツ特許1546316号明細書に記
載されている。エチレン性不飽和カルボン酸又は
エチレン性不飽和ジカルボン酸の半エステルを重
合含有し、共重合物Aとして用いられる好適なス
チロールーブタジエン共重合物は、ドイツ特許出
願公告1221748号明細書に記載されている。 そのほか本発明の紙塗被材料において共重合物
Aとして、ビニルエステル(たとえば酢酸ビニル
又はプロピオン酸ビニルの型のもの)及び重合可
能な炭化水素(たとえばエチレン又はプロピレ
ン)から誘導される重合物、たとえばビニルエス
テルとアクリルエステル及び/又はメタクリルエ
ステル及び/又はアクリルニトリルならびに他の
重合可能な親水性化合物、たとえばエチレン性不
飽和化合物(たとえばアクリルアミド、N−メチ
ロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリ
ルアミド、塩化ビニル又は塩化ビニリデン)を重
合含有する共重合物も用いられる。好適なビニリ
デンエステル共重合物の例は、ドイツ特許
1264945号明細書に記載されている。ビニルエス
テルの単独重合物も用いられる。 共重合物Bは、 (a) 次式 (式中RはH又はCH3、R1は2〜4個の炭素原
子を有する分岐した又は分岐しないアルキレン
基である)の化合物20〜70重量%、 (b) アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸及
び/又はマレイン酸半エステル10〜50重量%及
び (c) アクリルニトリル、メタクリルニトリル、ア
クリル酸もしくはメタクリル酸と1価のC1〜
C4−アルコールとのエステル及び飽和C2〜C4
−カルボン酸のビニルエステル5〜50重量% からの単量体混合物を、既知のラジカル性重合開
始剤を使用して共重合させることによつて製造さ
れる。重合媒質としては特に水が好ましい。単量
体混物の組成のいかんによつて重合物溶液又は重
合物分散液が得られる。(a)群の単量体としては、
アクリル酸又はメタクリル酸とエチレングリコー
ル、1・3−プロピレングリコール、1・2−プ
ロピレングリコール、1・4−ブタンジオールな
らびにその他の異性体ブタンジオールとのエステ
ルが用いられ、その際アクリル酸又はメタクリル
酸対ジオールのモル比は1:1である。(a)群のモ
ノマーとしてはヒドロキシプロピルアクリレート
が特に好ましく用いられる。それは共重合物の構
成に30〜35重量%あずかることが好ましい。 (b)群のコモノマーのうちでは、特にアクリル酸
及び/又はメタクリル酸が好ましく用いられる。
このコモノマーは共重合物Bに好ましくは15〜40
重量%含有される。そのほか(b)群のコモノマーと
して用いられるマレイン酸半エステルのうちで
は、特に1〜4個の炭素原子を有する1価アルコ
ールから誘導されるものが適する。 (c)群のコモノマー(共重合物Bの構成に5〜50
重量%好ましくは20〜40重量%あずかる)として
は、アクリルニトリル、メタクリルニトリル、ア
クリル酸もしくはメタクリル酸と1価C1〜C4−
アルコールとのエステル又は飽和C2〜C4−カル
ボン酸のビニルエステルが用いられる。カルボン
酸エステルのうちでは、特にアクリル酸メチルエ
ステル、アクリル酸エチルエステル、メタクリル
酸メチルエステル、硫酸ビニル及びプロピオン酸
ビニルが適する。(c)群のコモノマーとしては、好
ましくはアクリルニトリル、メチルアクリレート
及び/又はエチルアクリレートが用いられる。 単量体の重合は普通の重合開始剤によつて開始
される。たとえば過酸化物たとえば過酸化ジ硫酸
塩、過酸化水素、ヒドロ過酸化物及びアゾ化合
物、ならびにレドツクス触媒が用いられる。共重
合物の分子量を調節するため、普通の重合調節
剤、たとえばメルカプタンたとえばt−ドデシル
メルカプタン、チオグリコール酸等又はヒドロキ
シルアンモニウム塩を用いることができる。 重合反応に普通のように、水に不溶又は難溶の
コモノマーを乳化するために普通の乳化剤を使用
する。共重合はたとえば非連続的に撹拌式反応器
中で行われ、その際まず単量体混合物の一部を用
意し、次いでその残部を重合の進行に伴つて添加
する。しかし反応をカスケードにより連続的に行
うこともできる。 本発明の紙塗被材料は、それぞれ顔料100重量
部に対し、5〜25重量部の重合物A及び0.01〜10
重量部の固形共重合物Bを有する。この組合せ重
合物は、紙塗被材料のための優れた結合剤であ
る。これは光学的澄明剤を0.1〜2重量%含有す
る紙塗被材料の製造に用いられることが好まし
い。光学的澄明剤は、たとえばゴールドによりペ
ンカタラマンのザ・ケミストリー・オブ・シンセ
テイツク・ダイス(アカデミー出版社、ニユーヨ
ーク及びロンドン1971年版)5巻8章536〜679頁
に総合して記載されている。光学的澄明剤は市販
品として得られるので、これに関する詳しい説明
は省略する。この物質群の詳しい特性について
は、さらにドイツ特許出願公開2628878号及び同
出願公告1795047号明細書の記載を参照すること
ができる。そこではスチルベン誘導体を基礎とす
る光学的澄明剤が特に好ましいことが記載されて
いる。 本発明の紙塗被材料を製造するためには、共重
合物A及びBを公知手段により充填材又は顔料と
混合する。この種の好適は物質は特に白土類、炭
酸カルシウム、カルシウムアルミニウム顔料又は
二酸化チタンである。場合によりこの紙塗被材料
にさらに他の助剤、たとえばアルカリたとえば水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム又はアンモニ
ア、あるいは水不溶性尿素−ホルムアルデヒド縮
合生成物を基礎とする白色顔料、あるいは他の既
知の製紙助剤たとえば尿素、メラミン、メラミン
−ホルムアルデヒド樹脂又は尿素−ホルムアルデ
ヒド樹脂を添加することもできる。これら物質を
よく分散させるため、通常は0.5〜5重量%の分
散剤、たとえばアクリル酸の低分子重合物、特に
K値が10〜35のポリアクリル酸のアンモニウム塩
もしくはナトリウム塩が用いられる。紙塗被材料
の個々の成分を混合する順序は重要でない。しか
し共重合物Bを塗料製造の終りに添加することが
好ましい。 共重合物Bは自体が顔料結合能を有するので、
コバインダーとみなされる。そのほか共重合物B
は一部もしくは完全に中和された形で濃化剤(す
なわちこれは水性紙塗被色料の粘度を高める)と
して作用する。またこれは紙塗被色料の保水性を
高めるほか、光学的澄明剤の作用を低下しない
で、かえつて活性化する。重合物Bの比較的少量
の添加で前記の効果が達せられ、たとえば顔料の
量に対し固形物0.1〜10重量%、好ましくは水溶
性共重合物B0.2〜3重量%で、塗被色料及び紙の
前記の品質改良が達せられる。 本発明は後記の例によつてさらに詳しく説明さ
れる。例中の部は重量部であり、%は特に指示し
ない限り同様に物質の重量に関する。重合物のK
値はツエルローゼヘミー13巻58〜64頁及び71〜74
頁(1932年)に記載のフイケンチヤー法により、
0.5%水溶液で25℃の温度で測定されたもので、
Kはk×103を意味する。共重合物のK値は約60
〜140好ましくは8〜120の間にある。 共重合物Bの製造: 共重合物B1 重合用装置としては、撹拌器、還流冷却器、温
度計及び2個の流入容器を備えた2フラスコが
用いられる。重合は酸素を排除して窒素雰囲気中
で行われる。流入容器Iには次のようにして製造
された混合物が入れてある。水548gに、C12/
C14−飽和脂肪族アルコール1モルにエチレンオ
キシド3モルを付加し、硫酸化しそして反応生成
物を中和することにより得られた反応生成物の28
%溶液7gを添加した。これに50%苛性ソーダ液
156gで中和したアクリル酸140g、ヒドロキシプ
ロピルアクリレート(1−ヒドロキシ−2−プロ
ピルアクリレート及び2−ヒドロキシ−1−プロ
ピルアクリレートの約33対67の重量比における混
合物)140g、アクリルニトリル120g及びヒドロ
キシルアンモニウム硫酸塩0.8gを添加した。 流入物は水100g及び過酸化ジ硫酸ナトリウ
ム4gから成る。その10%及び水274gを重合装
置中に用意し、撹拌下に90℃に加熱する。内容物
の温度が90℃になつたとき、よく混合しながら流
入物及びを2時間かけて流入し、重合を90℃
で行う。次いで水100gに溶解した過酸化ジ硫酸
ナトリウム4gを、さらに50分かけて重合混合物
に添加する。1時間で重合を完了させたのち反応
混合物を冷却し、続いて過する。共重合物B1
の約28%水溶液が得られる。 共重合物B2 実施例1に記載の重合装置を使用し、まず水
335gを入れて85℃に加熱する。流入物とし
て、水670g、3倍エトキシル化したC12/C14−
アルコール混合物の硫酸半エステルのナトリウム
塩の28%溶液18g、アクリル酸75g(これは50%
苛性ソーダ液42gで中和されている)、メチルア
クリレート200g、ヒドロキシプロピルアクリレ
ート225g(1−ヒドロキシ−2−プロピルアク
リレート及び2−ヒドロキシ−1−プロピルアク
リレートからの約33対67の重量比における混合
物)及びドデシルメルカプタン0.75gからの混合
物を使用する。流入物としては、水200g中の
過酸化ジ硫酸ナトリウム5gの水溶液を使用す
る。流入物及びを85℃に加熱された前置物
(水)に2.5時間かけて添加し、前記温度で重合さ
せる。 85℃の温度で2時間後に重合が終了する。次い
で反応混合物を冷却して過すると、K値89の共
重合物B2が約29%の白色乳化液の形で得られ
る。 実施例 1 紙の製造及びオフセツト印刷に適する紙塗被材
料を製造するため、強力な分散装置を用いて、塗
被用白土80部及び炭酸カルシウム顔料20部を、苛
性ソーダ液0.2部及び低分子ポリアクリル酸を基
礎とする市販の分散剤0.3部を使用して、約66%
水性懸濁液として分散させる。この顔料懸濁液に
n−ブチルアクリレート50%及びスチロール50%
からの共重合物Aの水性分散液12部(固形物含量
に対し)を添加する。これに激しく撹拌しながら
共重合物B(1)2部(固形物含量に対し)及びスチ
ルベン誘導体を基礎とする市販の光学的澄明剤
(ブランコホールPSG)1部を加え、そして塗被
色料の固形物含量を水を添加して約58%にする。
この紙塗被材料のPHを苛性ソーダ液を用いて8.5
にする。15分間撹拌混合したのち、この紙塗被用
色料はたとえばかきとり型塗布装置により加工で
きる。この塗被色料の性質及びこれを塗被した紙
の性質を後記表に示す。 実施例 2 塗被板紙の製造用塗被色料を、実施例1の指示
に従い、そこに記載の顔料懸濁液を共重合物Aと
しての市販のカルボキシル基4%を含有するブタ
ジエン−スチロール共重合物(ブタジエン48%及
びスチロール48%)15部(分散液の固形物含量に
対し)と混和し、そして混合物の固形物含量が43
%になるように水を添加する。次いで固形物含量
に対し0.7部の共重合物B2及びスチロール誘導体
を基礎とする市販の光学的澄明剤(ブランコホー
ルPSG)1部を添加する。次いでPHを8.5とな
し、そして混合物を15分間均質化する。こうして
空気ブラシ塗布装置又は回転ドクター塗布装置に
より問題なしに加工できる塗被色料が得られる。
この塗被色料及びこれを塗被した板紙の性質を後
記表に示す。 実施例 3 合成印刷紙を製造するための塗被色料を調製す
るため、塗被用白土80部及びサテン白20部を、低
分子ポリアクリル酸を基礎とする市販の分散剤
1.2部及び苛性ソーダ液0.2部と共に分散させて、
約54%水性懸濁液を得る。この顔料懸濁液に、n
−ブチルアクリレート50%及びビニルアセテート
50%からの共重合物A16部を混合する。続いて激
しく撹拌しながら、固形物含量に対し2.5部の共
重合物B2及びスチロール誘導体を基礎とする市
販の光学的澄明剤(ブランコホールPSG)1部を
添加し、水を添加して固形物含量を50%にする。
この紙塗被材料のPHを11.3となし、さらに15分間
混合する。このものはかきとり型塗布装置を用い
て問題なしに加工できる。その結果を後記表に示
す。 表にはそのほか比較例とする塗被色料及び塗被
された紙の性質も示す。比較例においては、実施
例1〜3を変更して、共重合物Bの代わりにそれ
ぞれ合成又は天然のコバインダーを添加した。こ
れは技術水準に相当する。紙塗被材料の製造はそ
の他の実施例1〜3と同様に行われる。 比較例の紙塗被材料用の結合剤: 比較例 1 実施例1による共重合物A及び共重合物B1の
代わりにカゼイン。 比較例 2 実施例2による共重合物A及び共重合物B2の
代わりに市販の澱粉。 比較例 3 実施例3による共重合物A及び共重合物B2の
代わりにビニルアセテート12%、アクリル酸メチ
ルエステル30%及びアクリル酸12%からの共重合
物。
対し、水性懸濁液の形の−40ないし+50℃のガラ
ス転位温度を有する共重合物A5〜25重量部、及
び高分子のカルボキシラ基含有共重合物からの少
なくとも1種の共重合物B0.5〜10重量部を含有す
る紙塗被材料に関する。 塗被加工された印刷紙を製造するためには、公
知のごとく水に分散された顔料たとえばカオリ
ン、炭酸カルシウム又は二酸化チタン及び結合剤
から本発明に成る紙塗被材料が用いられる。以前
は結合剤としてもつぱら高分子の天然物質たとえ
ば殿粉又はカゼインが用いられたが、近時はこの
天然部分の一部又は全部を水性懸濁液の形の合成
高分子重合物で置き換えようと試みることが多く
なつてきた。天然物質を基礎とする結合剤は、こ
れが必ずしも同一の品質で得られないこと、微生
物の攻撃に対し敏感であること、費用のかかる操
作方法で製造されねばならないこと、塗被がはげ
やすいこと等の欠点を有する。合成高重合体を基
礎とする結合剤は、全体として天然結合剤の前記
欠点を示さないが、なお改善を必要とする。 米国特許3081198号明細書によれば、紙塗布用
材料の結合剤として、アルカリ不溶の重合物分散
液、ならびにエチレン性不飽和カルボン酸を15〜
40重量%重合含有するアルカリ可溶共重合物から
の混合物を使用することが知られている。重合物
分散液の代わりに、天然物質を基礎とする結合剤
も用いることができる。しかしこの結合剤を紙塗
被材料に添加すると、耐水強度が充分でない塗被
紙が得られる。この既知は紙塗被材料は、高速運
転塗被装置上で満足しうるように加工できないば
かりでなく、その中に含有される結合剤が普通の
光学的澄明剤の作用をよく発揮させないという欠
点も有している。 本発明の課題は、高い保水性を有し、そしてそ
の結合剤が場合により用いられる光学的澄明剤の
作用をよく発揮させる紙塗被材料を提供すること
であつた。 本発明はこの課題を解決するもので、共重合物
Bがモノマー単位として、(a)ヒドロキシ−C2〜
C4−アルキルアクリレート又はメタクリレート
20〜70重量%、(b)アクリル酸、メタクリル酸、マ
レイン酸及び/又はマレイン酸半エステル10〜50
重量%及び(c)アクリルニトリル、メタクリルニト
リル、アクリル酸もししくはメタクリル酸と一価
のC1〜C4−アルコールとのエステル及び/又は
飽和C2〜C4−カルボン酸のビニルエステル5〜
50重量%を含有することを特徴とする。冒頭に記
載の紙塗被材料である。 前記の組合せ結合剤は本発明の紙塗被材料に高
い保水性を与えるので、これは普通の塗被装置で
良好に加工可能である。光学的澄明剤を含有する
紙塗被材料の場合は、共重合物Bは光学的澄明剤
の活性化に作用する。先に本発明者らは、2成分
の重合物を利用する紙塗被材を製造したが(特公
昭53−94609号公報参照)、その後さらに研究を進
めて、特定のヒドロキシアルキルアクリレート
(又はメタクリレート)を重合含有する補助結合
剤を使用することにより、さらに性質の改善され
た本発明の紙塗被材料を得ることに成功したもの
である。 結合剤混合物の共重合物Aとしては、水性懸濁
液として存在する一般市販の合成結合剤が用いら
れる。この重合物は−40ないし+50℃のガラス転
位温度を有する。この重合物の構成に役立つ代表
的な単量体は、たとえばアクリル酸もしくはメタ
クリル酸のエステル、アクリルニトリル、メタク
リルニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、C3〜C5−エチレン性不飽和のモノ−及びジ
カルボン酸、エチレン性不飽和C3〜C5−ジカル
ボン酸の半エステル、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、1個もしくは数個のエチレン性不飽和結合を
有する炭化水素、たとえばエチレン、プロピレ
ン、ブチレン、4−メチルペンテン−1、スチロ
ール、ブタジエン、イソプレン及びクロロプレ
ン、ビニルエステル、ビニルスルホン酸ならびに
多価アルコールから誘導されるエチレン性不飽和
カルボン酸のエステル、たとえばヒドロキシプロ
ピルアクリレート及び−メタクリレートである。 好適な共重合物Aは、たとえばドイツ特許出願
公告1100450号明細書により公知である。この共
重合物はアクリルエステルのほかに、さらにスチ
ロール及び/又はブタジエン及び/又はアクリル
ニトリルならびにエチレン性不飽和酸を含有しう
る。共重合物中には酸の代りに、他の重合物可能
な親水性化合物を重合含有することができる。そ
の例は水酸基含有単量体たとえばヒドロキシプロ
ピルアクリレート及び−メタクリレートである。
重合に際して用いらるアクリルエステルは、たと
えば1〜12個の炭素原子を有する1価アルコール
から誘導される。この共重合物におけるアクリル
エステル含量は、広範囲たとえば10〜99%の間で
変動できる。またアクリル酸エステルの単独重合
部も用いられる。この共重合物中のエチレン性不
飽和酸の含量は、通常は10重量%以下である。エ
チレン性不飽和酸としては、特にアクリル酸、メ
タクリル酸、ビニルスルホン酸、アクリルアミド
プロパンスルホン酸及びイタコン酸があげられ
る。 ポリメタクリレートはポリアクリレートと類似
の構成を有するが、アクリル酸の代わりにメタク
リル酸エステルを含有する。しかしアクリル酸エ
ステル及びメタクリル酸エステルを他のエチレン
性不飽和化合物と共に共重合させ、組合せ結合剤
の成分Aとして用いらることも可能である。コモ
ノマーとしては、たとえばエチレン又はプロピレ
ンが用いられる。 共重合物Aとしては、そのほかブタジエン及び
スチロールからの共重合物も適する。この共重合
物はブタジエン20〜60重量%及びスチロール及
び/又はアクリルニトリル40〜80重量%を含有す
る。このものは他のコモノマーを含有することも
でき、その例は3〜5個の炭素原子を有するエチ
レン性不飽和カルボン酸のエステル、ならびに場
合により10重量%までの他のエチレン性不飽和の
共重合可能な化合物、たとえばアクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、クロトン酸及びフマル酸
である。この型の重合物ならびにポリアクリレー
トは、たとえばドイツ特許1546316号明細書に記
載されている。エチレン性不飽和カルボン酸又は
エチレン性不飽和ジカルボン酸の半エステルを重
合含有し、共重合物Aとして用いられる好適なス
チロールーブタジエン共重合物は、ドイツ特許出
願公告1221748号明細書に記載されている。 そのほか本発明の紙塗被材料において共重合物
Aとして、ビニルエステル(たとえば酢酸ビニル
又はプロピオン酸ビニルの型のもの)及び重合可
能な炭化水素(たとえばエチレン又はプロピレ
ン)から誘導される重合物、たとえばビニルエス
テルとアクリルエステル及び/又はメタクリルエ
ステル及び/又はアクリルニトリルならびに他の
重合可能な親水性化合物、たとえばエチレン性不
飽和化合物(たとえばアクリルアミド、N−メチ
ロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリ
ルアミド、塩化ビニル又は塩化ビニリデン)を重
合含有する共重合物も用いられる。好適なビニリ
デンエステル共重合物の例は、ドイツ特許
1264945号明細書に記載されている。ビニルエス
テルの単独重合物も用いられる。 共重合物Bは、 (a) 次式 (式中RはH又はCH3、R1は2〜4個の炭素原
子を有する分岐した又は分岐しないアルキレン
基である)の化合物20〜70重量%、 (b) アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸及
び/又はマレイン酸半エステル10〜50重量%及
び (c) アクリルニトリル、メタクリルニトリル、ア
クリル酸もしくはメタクリル酸と1価のC1〜
C4−アルコールとのエステル及び飽和C2〜C4
−カルボン酸のビニルエステル5〜50重量% からの単量体混合物を、既知のラジカル性重合開
始剤を使用して共重合させることによつて製造さ
れる。重合媒質としては特に水が好ましい。単量
体混物の組成のいかんによつて重合物溶液又は重
合物分散液が得られる。(a)群の単量体としては、
アクリル酸又はメタクリル酸とエチレングリコー
ル、1・3−プロピレングリコール、1・2−プ
ロピレングリコール、1・4−ブタンジオールな
らびにその他の異性体ブタンジオールとのエステ
ルが用いられ、その際アクリル酸又はメタクリル
酸対ジオールのモル比は1:1である。(a)群のモ
ノマーとしてはヒドロキシプロピルアクリレート
が特に好ましく用いられる。それは共重合物の構
成に30〜35重量%あずかることが好ましい。 (b)群のコモノマーのうちでは、特にアクリル酸
及び/又はメタクリル酸が好ましく用いられる。
このコモノマーは共重合物Bに好ましくは15〜40
重量%含有される。そのほか(b)群のコモノマーと
して用いられるマレイン酸半エステルのうちで
は、特に1〜4個の炭素原子を有する1価アルコ
ールから誘導されるものが適する。 (c)群のコモノマー(共重合物Bの構成に5〜50
重量%好ましくは20〜40重量%あずかる)として
は、アクリルニトリル、メタクリルニトリル、ア
クリル酸もしくはメタクリル酸と1価C1〜C4−
アルコールとのエステル又は飽和C2〜C4−カル
ボン酸のビニルエステルが用いられる。カルボン
酸エステルのうちでは、特にアクリル酸メチルエ
ステル、アクリル酸エチルエステル、メタクリル
酸メチルエステル、硫酸ビニル及びプロピオン酸
ビニルが適する。(c)群のコモノマーとしては、好
ましくはアクリルニトリル、メチルアクリレート
及び/又はエチルアクリレートが用いられる。 単量体の重合は普通の重合開始剤によつて開始
される。たとえば過酸化物たとえば過酸化ジ硫酸
塩、過酸化水素、ヒドロ過酸化物及びアゾ化合
物、ならびにレドツクス触媒が用いられる。共重
合物の分子量を調節するため、普通の重合調節
剤、たとえばメルカプタンたとえばt−ドデシル
メルカプタン、チオグリコール酸等又はヒドロキ
シルアンモニウム塩を用いることができる。 重合反応に普通のように、水に不溶又は難溶の
コモノマーを乳化するために普通の乳化剤を使用
する。共重合はたとえば非連続的に撹拌式反応器
中で行われ、その際まず単量体混合物の一部を用
意し、次いでその残部を重合の進行に伴つて添加
する。しかし反応をカスケードにより連続的に行
うこともできる。 本発明の紙塗被材料は、それぞれ顔料100重量
部に対し、5〜25重量部の重合物A及び0.01〜10
重量部の固形共重合物Bを有する。この組合せ重
合物は、紙塗被材料のための優れた結合剤であ
る。これは光学的澄明剤を0.1〜2重量%含有す
る紙塗被材料の製造に用いられることが好まし
い。光学的澄明剤は、たとえばゴールドによりペ
ンカタラマンのザ・ケミストリー・オブ・シンセ
テイツク・ダイス(アカデミー出版社、ニユーヨ
ーク及びロンドン1971年版)5巻8章536〜679頁
に総合して記載されている。光学的澄明剤は市販
品として得られるので、これに関する詳しい説明
は省略する。この物質群の詳しい特性について
は、さらにドイツ特許出願公開2628878号及び同
出願公告1795047号明細書の記載を参照すること
ができる。そこではスチルベン誘導体を基礎とす
る光学的澄明剤が特に好ましいことが記載されて
いる。 本発明の紙塗被材料を製造するためには、共重
合物A及びBを公知手段により充填材又は顔料と
混合する。この種の好適は物質は特に白土類、炭
酸カルシウム、カルシウムアルミニウム顔料又は
二酸化チタンである。場合によりこの紙塗被材料
にさらに他の助剤、たとえばアルカリたとえば水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム又はアンモニ
ア、あるいは水不溶性尿素−ホルムアルデヒド縮
合生成物を基礎とする白色顔料、あるいは他の既
知の製紙助剤たとえば尿素、メラミン、メラミン
−ホルムアルデヒド樹脂又は尿素−ホルムアルデ
ヒド樹脂を添加することもできる。これら物質を
よく分散させるため、通常は0.5〜5重量%の分
散剤、たとえばアクリル酸の低分子重合物、特に
K値が10〜35のポリアクリル酸のアンモニウム塩
もしくはナトリウム塩が用いられる。紙塗被材料
の個々の成分を混合する順序は重要でない。しか
し共重合物Bを塗料製造の終りに添加することが
好ましい。 共重合物Bは自体が顔料結合能を有するので、
コバインダーとみなされる。そのほか共重合物B
は一部もしくは完全に中和された形で濃化剤(す
なわちこれは水性紙塗被色料の粘度を高める)と
して作用する。またこれは紙塗被色料の保水性を
高めるほか、光学的澄明剤の作用を低下しない
で、かえつて活性化する。重合物Bの比較的少量
の添加で前記の効果が達せられ、たとえば顔料の
量に対し固形物0.1〜10重量%、好ましくは水溶
性共重合物B0.2〜3重量%で、塗被色料及び紙の
前記の品質改良が達せられる。 本発明は後記の例によつてさらに詳しく説明さ
れる。例中の部は重量部であり、%は特に指示し
ない限り同様に物質の重量に関する。重合物のK
値はツエルローゼヘミー13巻58〜64頁及び71〜74
頁(1932年)に記載のフイケンチヤー法により、
0.5%水溶液で25℃の温度で測定されたもので、
Kはk×103を意味する。共重合物のK値は約60
〜140好ましくは8〜120の間にある。 共重合物Bの製造: 共重合物B1 重合用装置としては、撹拌器、還流冷却器、温
度計及び2個の流入容器を備えた2フラスコが
用いられる。重合は酸素を排除して窒素雰囲気中
で行われる。流入容器Iには次のようにして製造
された混合物が入れてある。水548gに、C12/
C14−飽和脂肪族アルコール1モルにエチレンオ
キシド3モルを付加し、硫酸化しそして反応生成
物を中和することにより得られた反応生成物の28
%溶液7gを添加した。これに50%苛性ソーダ液
156gで中和したアクリル酸140g、ヒドロキシプ
ロピルアクリレート(1−ヒドロキシ−2−プロ
ピルアクリレート及び2−ヒドロキシ−1−プロ
ピルアクリレートの約33対67の重量比における混
合物)140g、アクリルニトリル120g及びヒドロ
キシルアンモニウム硫酸塩0.8gを添加した。 流入物は水100g及び過酸化ジ硫酸ナトリウ
ム4gから成る。その10%及び水274gを重合装
置中に用意し、撹拌下に90℃に加熱する。内容物
の温度が90℃になつたとき、よく混合しながら流
入物及びを2時間かけて流入し、重合を90℃
で行う。次いで水100gに溶解した過酸化ジ硫酸
ナトリウム4gを、さらに50分かけて重合混合物
に添加する。1時間で重合を完了させたのち反応
混合物を冷却し、続いて過する。共重合物B1
の約28%水溶液が得られる。 共重合物B2 実施例1に記載の重合装置を使用し、まず水
335gを入れて85℃に加熱する。流入物とし
て、水670g、3倍エトキシル化したC12/C14−
アルコール混合物の硫酸半エステルのナトリウム
塩の28%溶液18g、アクリル酸75g(これは50%
苛性ソーダ液42gで中和されている)、メチルア
クリレート200g、ヒドロキシプロピルアクリレ
ート225g(1−ヒドロキシ−2−プロピルアク
リレート及び2−ヒドロキシ−1−プロピルアク
リレートからの約33対67の重量比における混合
物)及びドデシルメルカプタン0.75gからの混合
物を使用する。流入物としては、水200g中の
過酸化ジ硫酸ナトリウム5gの水溶液を使用す
る。流入物及びを85℃に加熱された前置物
(水)に2.5時間かけて添加し、前記温度で重合さ
せる。 85℃の温度で2時間後に重合が終了する。次い
で反応混合物を冷却して過すると、K値89の共
重合物B2が約29%の白色乳化液の形で得られ
る。 実施例 1 紙の製造及びオフセツト印刷に適する紙塗被材
料を製造するため、強力な分散装置を用いて、塗
被用白土80部及び炭酸カルシウム顔料20部を、苛
性ソーダ液0.2部及び低分子ポリアクリル酸を基
礎とする市販の分散剤0.3部を使用して、約66%
水性懸濁液として分散させる。この顔料懸濁液に
n−ブチルアクリレート50%及びスチロール50%
からの共重合物Aの水性分散液12部(固形物含量
に対し)を添加する。これに激しく撹拌しながら
共重合物B(1)2部(固形物含量に対し)及びスチ
ルベン誘導体を基礎とする市販の光学的澄明剤
(ブランコホールPSG)1部を加え、そして塗被
色料の固形物含量を水を添加して約58%にする。
この紙塗被材料のPHを苛性ソーダ液を用いて8.5
にする。15分間撹拌混合したのち、この紙塗被用
色料はたとえばかきとり型塗布装置により加工で
きる。この塗被色料の性質及びこれを塗被した紙
の性質を後記表に示す。 実施例 2 塗被板紙の製造用塗被色料を、実施例1の指示
に従い、そこに記載の顔料懸濁液を共重合物Aと
しての市販のカルボキシル基4%を含有するブタ
ジエン−スチロール共重合物(ブタジエン48%及
びスチロール48%)15部(分散液の固形物含量に
対し)と混和し、そして混合物の固形物含量が43
%になるように水を添加する。次いで固形物含量
に対し0.7部の共重合物B2及びスチロール誘導体
を基礎とする市販の光学的澄明剤(ブランコホー
ルPSG)1部を添加する。次いでPHを8.5とな
し、そして混合物を15分間均質化する。こうして
空気ブラシ塗布装置又は回転ドクター塗布装置に
より問題なしに加工できる塗被色料が得られる。
この塗被色料及びこれを塗被した板紙の性質を後
記表に示す。 実施例 3 合成印刷紙を製造するための塗被色料を調製す
るため、塗被用白土80部及びサテン白20部を、低
分子ポリアクリル酸を基礎とする市販の分散剤
1.2部及び苛性ソーダ液0.2部と共に分散させて、
約54%水性懸濁液を得る。この顔料懸濁液に、n
−ブチルアクリレート50%及びビニルアセテート
50%からの共重合物A16部を混合する。続いて激
しく撹拌しながら、固形物含量に対し2.5部の共
重合物B2及びスチロール誘導体を基礎とする市
販の光学的澄明剤(ブランコホールPSG)1部を
添加し、水を添加して固形物含量を50%にする。
この紙塗被材料のPHを11.3となし、さらに15分間
混合する。このものはかきとり型塗布装置を用い
て問題なしに加工できる。その結果を後記表に示
す。 表にはそのほか比較例とする塗被色料及び塗被
された紙の性質も示す。比較例においては、実施
例1〜3を変更して、共重合物Bの代わりにそれ
ぞれ合成又は天然のコバインダーを添加した。こ
れは技術水準に相当する。紙塗被材料の製造はそ
の他の実施例1〜3と同様に行われる。 比較例の紙塗被材料用の結合剤: 比較例 1 実施例1による共重合物A及び共重合物B1の
代わりにカゼイン。 比較例 2 実施例2による共重合物A及び共重合物B2の
代わりに市販の澱粉。 比較例 3 実施例3による共重合物A及び共重合物B2の
代わりにビニルアセテート12%、アクリル酸メチ
ルエステル30%及びアクリル酸12%からの共重合
物。
【表】
表中に示す数値の評価によつて、本発明による
塗被色料の保水力の向上、ならびに塗被紙の予期
されなかつた白色度向上(共重合物B1及びB2に
よる光学的澄明剤の活性化)が認められる。 保水力は秒で示された。これは酸性赤色染料で
着色された塗被色料の水相が、レミツシヨン光度
計(フイルター4)で測定して規約反射率が初め
の値の40%に低下するように青色バンドフイルタ
ーを通過する時間である。 白色度はUVキセノン光を用いてフイルターな
しで測定された規約反射率の程度として示され
た。白色度の向上はUVフイルターで得られた相
当する値に関する。
塗被色料の保水力の向上、ならびに塗被紙の予期
されなかつた白色度向上(共重合物B1及びB2に
よる光学的澄明剤の活性化)が認められる。 保水力は秒で示された。これは酸性赤色染料で
着色された塗被色料の水相が、レミツシヨン光度
計(フイルター4)で測定して規約反射率が初め
の値の40%に低下するように青色バンドフイルタ
ーを通過する時間である。 白色度はUVキセノン光を用いてフイルターな
しで測定された規約反射率の程度として示され
た。白色度の向上はUVフイルターで得られた相
当する値に関する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 共重合物Bがモノマー単位として、(a)ヒドロ
キシ−C2〜C4−アルキルアクリレート又は−メ
タクリレート20〜70重量%、(b)アクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸及び/又はマレイン酸半エ
ステル10〜50重量%及び(c)アクリルニトリル、メ
タクリルニトリル、アクリル酸もしくはメタクリ
ル酸と一価のC1〜C4−アルコールとのエステル
及び/又は飽和C2〜C4−カルボン酸のビニルエ
ステル5〜50重量%を含有することを特徴とす
る、微細に分割された顔料100重量部に対し、水
性懸濁液の形の−40ないし+50℃のガラス転位温
度を有する共重合物A5〜25重量部、高分子のカ
ルボキシル基含有共重合物からの少なくとも1種
の共重合物B0.5〜10重量部及び所望により光学的
澄明剤0.1〜2.0重量部を含有する紙塗被材料。 2 共重合物Bがモノマー単位として(a)ヒドロキ
シプロピルアクリレート30〜55重量%、(b)アクリ
ル酸及び/又はメタクリル酸15〜40重量%及び(c)
アクリルニトリル、メチルメタクリレート及び/
又はエチルアクリレート20〜40重量%を含有する
ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項に記載
の紙塗被材料。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19792905765 DE2905765A1 (de) | 1979-02-15 | 1979-02-15 | Papierstreichmassen |
Publications (2)
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|---|---|
| JPS55112396A JPS55112396A (en) | 1980-08-29 |
| JPS6235520B2 true JPS6235520B2 (ja) | 1987-08-03 |
Family
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1611280A Granted JPS55112396A (en) | 1979-02-15 | 1980-02-14 | Paper coating material |
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| EP (1) | EP0014904B1 (ja) |
| JP (1) | JPS55112396A (ja) |
| AT (1) | ATE361T1 (ja) |
| CA (1) | CA1143883A (ja) |
| DE (2) | DE2905765A1 (ja) |
| ES (1) | ES488597A1 (ja) |
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| NO (1) | NO156872C (ja) |
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- 1979-02-15 DE DE19792905765 patent/DE2905765A1/de not_active Withdrawn
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- 1980-01-29 CA CA000344601A patent/CA1143883A/en not_active Expired
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