JPS6235596B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6235596B2 JPS6235596B2 JP9313581A JP9313581A JPS6235596B2 JP S6235596 B2 JPS6235596 B2 JP S6235596B2 JP 9313581 A JP9313581 A JP 9313581A JP 9313581 A JP9313581 A JP 9313581A JP S6235596 B2 JPS6235596 B2 JP S6235596B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchange
- total heat
- exchange element
- porous member
- thin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F21/00—Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Description
本発明は、新鮮な外気の吸入と汚れた室内空気
の排出とを同時に行う換気装置、あるいはビル等
の空調機械室の新鮮空気処理装置等に用いられる
全熱交換素子に関し、特に湿度交換効率と気体移
行率の改善された全熱交換素子に関する。 従来の熱交換素子は熱交換のみを目的とするた
め、2種の気流を仕切る仕切板に熱伝導率の高い
金属板が用いられてきたが、その後顕熱(温度)
と同時に潜熱(湿度)も交換させるために和紙や
炭素繊維等の多孔質の材料を仕切板とする全熱交
換素子が開発された。しかし、この全熱交換素子
は上記多孔質性の仕切板が伝熱性と透湿性を有す
ると同時に通気性も有するため、2種の気流が全
熱交換素子の内部で混合するという欠点を持つ。 本発明者らは、このような欠点を除去するため
に先に透湿性が大きく透気性の小さいいわゆる気
体の選択透過性を有する仕切板の研究を行つた結
果、吸湿剤と親水性高分子化合物の混合物を多孔
質部材に含有させた透湿性気体遮蔽物を仕切板に
用いた全熱交換素子を提案した。その後、さらに
上記全熱交換素子の湿度交換効率の向上及び気体
移行率の低減を行なうために高度の気体の選択透
過性を有する仕切板の研究を行なつた結果、弱疎
水性の多孔質部材の片面に吸湿剤を含む親水性高
分子化合物の水溶液をコーテイングして緻密な吸
湿性の薄膜を形成させた後、前記吸湿性薄膜面に
他の多孔質部材をラミネートすることにより三層
構造とした透湿性気体遮蔽物は薬剤の塗工量を大
きくしてもベトついたりドレインを発生せず、こ
れを仕切板に用いた全熱交換素子が高い湿度交換
効率と著しく低い気体移行率を示すことを見い出
し、本発明を完成するに至つた。 以下、本発明の実施例を第1図〜第6図に基づ
いて説明する。 第1図は本発明の実施例として直交流形の全熱
交換素子を示す。この図において、1は仕切板
(第2図参照)、2は例えばクラフト紙又はセラミ
ツクス等で鋸歯状に形成される間隔板(第3図参
照)である。 そして、この仕切板1と間隔板2を互いにその
方向に直交するように配置して、互いに直交する
流体の流通路3,4を形成している。 尚、間隔板2はその上面及び下面の稜線部分で
仕切板1に接着されている。 そして、本発明では上記仕切板1として、弱疎
水性の多孔質部材と、該部材の片面に吸湿剤を含
む親水性高分子化合物の水溶液をコーテイングし
て形成した緻密な吸湿性薄膜と、該吸湿性薄膜に
ラミネートした他の多孔質部材と、の三層構造か
らなる透湿性気体遮蔽物を用いる。この透湿性気
体遮蔽物は第4図に示すような断面となり、図中
5は緻密な吸湿性薄膜、6,7が多孔質部材であ
る。 ここで、上記弱疎水性多孔質部材としては、適
度に親水処理の施された多孔性の高分子膜或いは
サイズ剤を用いて弱疎水化処理の施された紙類が
用いられる。具体的には前者として疎水性のポリ
エチレン、ポリカーボネート、ポリエステル等を
素材とする多孔性の高分子膜(厚さ20〜100μm
程度のフイルム)の表面に親水基を結合させるこ
とにより適度に親水性を付与した高分子膜が用い
られる。後者としては和紙、紙、洋紙等の紙類
やカーボン繊維、ガラス繊維等との混抄紙にロジ
ン、膠等の天然サイズ剤、合成サイズ剤を用いて
弱疎水化処理を施した紙類が用いられる。疎水性
の評価法としてはJIS規格P−8122−54によるサ
イズ度試験法があるが、適度の親水性あるいは弱
疎水性とはサイズ度で20〜200秒程度を指す。 上記吸湿剤としては一般に乾燥剤として用いら
れているハロゲン化物、酸化物、塩類、水酸化物
を始め、吸湿性物質である多価アルコール類等も
用いることができるが、特に塩化チリウムが適す
る。 上記親水性高分子化合物としては、通常一般の
水溶性高分子樹脂、天然樹脂あるいはこれらの混
合物例えばポリビニルアルコール樹脂、ポリビニ
ルメチルエーテル樹脂、ポリアクリル酸樹脂、ポ
リメタクリル酸樹脂、メチルセルロース等が用い
られるが、特にポリビニルアルコール樹脂が適す
る。 上記弱疎水性の多孔質部材の片面に吸湿剤を含
む親水性高分子化合物の緻密な吸湿性の薄膜を形
成させる場合、弱疎水性多孔質部材に対して20〜
100g/m2の塗工量になるようにコーテイングす
ることが好ましい。尚、この塗工量が20g/m2以
下では効果が薄く、100g/m2以上では塗膜が厚
くなる。 上記吸湿剤を含む親水性高分子化合物の緻密な
薄膜は吸湿剤2〜10重量%及び親水性高分子化合
物10〜30重量%の水溶液を調整し、この水溶液を
用いて上記弱疎水性の多孔質部材にコーテイング
することにより形成される。 尚、必要に応じて上記水溶液中に防炎剤等を加
えても良い。 以上のように構成された直交流形の全熱交換素
子は第1図中矢印イ方向の流通路3を通過する第
1の流体として例えば暖房された室内の暖かい空
気を流し、矢印ロ方向の流通路4を通過する第2
の流体として例えば冬期の戸外の冷たい空気を流
すと、前記第1の流体が持つている熱(温度)と
水蒸気(湿度)が仕切板1を透過して第2の流体
に移行し、これによつて第2の流体が暖められ、
かつ加湿された状態で室内に入つてくることにな
る。 ここで本発明に係る仕切板を構成する透湿性気
体遮蔽物の製作例について説明する。 第1の製作例としては、サイズ処理され、サイ
ズ度が40秒の工業用紙を弱疎水性の多孔質部材
として用い、塩化リチウム10重量%、ポリビニル
アルコール20重量%を含む水溶液を調整してコー
テイングマシンを用いて片面にコーテイングし、
水溶液が多孔質部材の内部に浸透する前に乾燥を
行い、緻密で吸湿性の薄膜を形成する。塗工量は
60g/m2、薄膜の厚さは約10μm程度であつた。
これを巻き戻しながら他の工業用紙と加熱圧着
して透湿性気体遮蔽物を得た。 第2の製作例としては、適度に親水処理を施し
サイズ度が80秒程のポリエチレン多孔質シートを
弱疎水性の多孔質部材として用い塩化リチウム10
重量%、ポリビニルアルコール20重量%を含む水
溶液を用いて片面にコーテイング加工を行い、水
溶液が多孔質部材に浸透する前に乾燥を行い、緻
密で吸湿性の薄膜を形成した。 塗工量は40g/m2、薄膜の厚さは約8μm程度
であつた。 これを巻き戻しながら他のポリエチレン多孔質
シートと加熱圧着して透湿性気体遮蔽物を得た。 ここで、従来の透湿性気体遮蔽物の製作例とし
て、次にあげるものである。 第1の製作例として、サイズ処理されたサイズ
度40秒の工業用紙を多孔質部材として用い、塩
化リチウム5重量%、ポリビニルアルコール20重
量%を含む水溶液を調整してコーテイングマシン
を用いて片面にコーテイングし、水溶液が多孔質
部材の内部に浸透する前に乾燥を行い、緻密で吸
湿性の薄膜を形成した。塗工量は20g/m2、薄膜
の厚さは約3μm程度であつた。得られた透湿性
気体遮蔽物の断面は第5図に示すようになり、8
が緻密な吸湿性の薄膜、9は多孔質部材である。 この場合に前記塩化リチウム5重量%濃度を選
んだ理由は10重量%では吸湿性が大きくなり過ぎ
るため表面がベトついて取り扱いや加工が困難に
なるからである。又、塗工量も20g/m2を越える
と同様に取り扱いや加工が困難となる。 第2の製作例として、第1の製作例と同じ多孔
質部材と水溶液を用い、含浸装置を用いて水溶液
に両面に付着させ、水溶液が多孔質部材の内部に
浸透する前に乾燥を行い、緻密で吸湿性の薄膜を
形成した。塗工量は40g/m2、薄膜の厚さは片面
で約3μm程度であつた。得られた透湿性気体遮
蔽物の断面は第6図に示すようになり、10,1
2が緻密な吸湿性の薄膜、11が多孔質部材であ
る。 上記本発明に係る透湿性気体遮蔽物の製作例の
ものと、従来の製作例のものとを適用して得た全
熱交換素子の特性として温度交換効率、湿度交換
効率及び気体移行率を測定した結果は下表の通り
であつた。
の排出とを同時に行う換気装置、あるいはビル等
の空調機械室の新鮮空気処理装置等に用いられる
全熱交換素子に関し、特に湿度交換効率と気体移
行率の改善された全熱交換素子に関する。 従来の熱交換素子は熱交換のみを目的とするた
め、2種の気流を仕切る仕切板に熱伝導率の高い
金属板が用いられてきたが、その後顕熱(温度)
と同時に潜熱(湿度)も交換させるために和紙や
炭素繊維等の多孔質の材料を仕切板とする全熱交
換素子が開発された。しかし、この全熱交換素子
は上記多孔質性の仕切板が伝熱性と透湿性を有す
ると同時に通気性も有するため、2種の気流が全
熱交換素子の内部で混合するという欠点を持つ。 本発明者らは、このような欠点を除去するため
に先に透湿性が大きく透気性の小さいいわゆる気
体の選択透過性を有する仕切板の研究を行つた結
果、吸湿剤と親水性高分子化合物の混合物を多孔
質部材に含有させた透湿性気体遮蔽物を仕切板に
用いた全熱交換素子を提案した。その後、さらに
上記全熱交換素子の湿度交換効率の向上及び気体
移行率の低減を行なうために高度の気体の選択透
過性を有する仕切板の研究を行なつた結果、弱疎
水性の多孔質部材の片面に吸湿剤を含む親水性高
分子化合物の水溶液をコーテイングして緻密な吸
湿性の薄膜を形成させた後、前記吸湿性薄膜面に
他の多孔質部材をラミネートすることにより三層
構造とした透湿性気体遮蔽物は薬剤の塗工量を大
きくしてもベトついたりドレインを発生せず、こ
れを仕切板に用いた全熱交換素子が高い湿度交換
効率と著しく低い気体移行率を示すことを見い出
し、本発明を完成するに至つた。 以下、本発明の実施例を第1図〜第6図に基づ
いて説明する。 第1図は本発明の実施例として直交流形の全熱
交換素子を示す。この図において、1は仕切板
(第2図参照)、2は例えばクラフト紙又はセラミ
ツクス等で鋸歯状に形成される間隔板(第3図参
照)である。 そして、この仕切板1と間隔板2を互いにその
方向に直交するように配置して、互いに直交する
流体の流通路3,4を形成している。 尚、間隔板2はその上面及び下面の稜線部分で
仕切板1に接着されている。 そして、本発明では上記仕切板1として、弱疎
水性の多孔質部材と、該部材の片面に吸湿剤を含
む親水性高分子化合物の水溶液をコーテイングし
て形成した緻密な吸湿性薄膜と、該吸湿性薄膜に
ラミネートした他の多孔質部材と、の三層構造か
らなる透湿性気体遮蔽物を用いる。この透湿性気
体遮蔽物は第4図に示すような断面となり、図中
5は緻密な吸湿性薄膜、6,7が多孔質部材であ
る。 ここで、上記弱疎水性多孔質部材としては、適
度に親水処理の施された多孔性の高分子膜或いは
サイズ剤を用いて弱疎水化処理の施された紙類が
用いられる。具体的には前者として疎水性のポリ
エチレン、ポリカーボネート、ポリエステル等を
素材とする多孔性の高分子膜(厚さ20〜100μm
程度のフイルム)の表面に親水基を結合させるこ
とにより適度に親水性を付与した高分子膜が用い
られる。後者としては和紙、紙、洋紙等の紙類
やカーボン繊維、ガラス繊維等との混抄紙にロジ
ン、膠等の天然サイズ剤、合成サイズ剤を用いて
弱疎水化処理を施した紙類が用いられる。疎水性
の評価法としてはJIS規格P−8122−54によるサ
イズ度試験法があるが、適度の親水性あるいは弱
疎水性とはサイズ度で20〜200秒程度を指す。 上記吸湿剤としては一般に乾燥剤として用いら
れているハロゲン化物、酸化物、塩類、水酸化物
を始め、吸湿性物質である多価アルコール類等も
用いることができるが、特に塩化チリウムが適す
る。 上記親水性高分子化合物としては、通常一般の
水溶性高分子樹脂、天然樹脂あるいはこれらの混
合物例えばポリビニルアルコール樹脂、ポリビニ
ルメチルエーテル樹脂、ポリアクリル酸樹脂、ポ
リメタクリル酸樹脂、メチルセルロース等が用い
られるが、特にポリビニルアルコール樹脂が適す
る。 上記弱疎水性の多孔質部材の片面に吸湿剤を含
む親水性高分子化合物の緻密な吸湿性の薄膜を形
成させる場合、弱疎水性多孔質部材に対して20〜
100g/m2の塗工量になるようにコーテイングす
ることが好ましい。尚、この塗工量が20g/m2以
下では効果が薄く、100g/m2以上では塗膜が厚
くなる。 上記吸湿剤を含む親水性高分子化合物の緻密な
薄膜は吸湿剤2〜10重量%及び親水性高分子化合
物10〜30重量%の水溶液を調整し、この水溶液を
用いて上記弱疎水性の多孔質部材にコーテイング
することにより形成される。 尚、必要に応じて上記水溶液中に防炎剤等を加
えても良い。 以上のように構成された直交流形の全熱交換素
子は第1図中矢印イ方向の流通路3を通過する第
1の流体として例えば暖房された室内の暖かい空
気を流し、矢印ロ方向の流通路4を通過する第2
の流体として例えば冬期の戸外の冷たい空気を流
すと、前記第1の流体が持つている熱(温度)と
水蒸気(湿度)が仕切板1を透過して第2の流体
に移行し、これによつて第2の流体が暖められ、
かつ加湿された状態で室内に入つてくることにな
る。 ここで本発明に係る仕切板を構成する透湿性気
体遮蔽物の製作例について説明する。 第1の製作例としては、サイズ処理され、サイ
ズ度が40秒の工業用紙を弱疎水性の多孔質部材
として用い、塩化リチウム10重量%、ポリビニル
アルコール20重量%を含む水溶液を調整してコー
テイングマシンを用いて片面にコーテイングし、
水溶液が多孔質部材の内部に浸透する前に乾燥を
行い、緻密で吸湿性の薄膜を形成する。塗工量は
60g/m2、薄膜の厚さは約10μm程度であつた。
これを巻き戻しながら他の工業用紙と加熱圧着
して透湿性気体遮蔽物を得た。 第2の製作例としては、適度に親水処理を施し
サイズ度が80秒程のポリエチレン多孔質シートを
弱疎水性の多孔質部材として用い塩化リチウム10
重量%、ポリビニルアルコール20重量%を含む水
溶液を用いて片面にコーテイング加工を行い、水
溶液が多孔質部材に浸透する前に乾燥を行い、緻
密で吸湿性の薄膜を形成した。 塗工量は40g/m2、薄膜の厚さは約8μm程度
であつた。 これを巻き戻しながら他のポリエチレン多孔質
シートと加熱圧着して透湿性気体遮蔽物を得た。 ここで、従来の透湿性気体遮蔽物の製作例とし
て、次にあげるものである。 第1の製作例として、サイズ処理されたサイズ
度40秒の工業用紙を多孔質部材として用い、塩
化リチウム5重量%、ポリビニルアルコール20重
量%を含む水溶液を調整してコーテイングマシン
を用いて片面にコーテイングし、水溶液が多孔質
部材の内部に浸透する前に乾燥を行い、緻密で吸
湿性の薄膜を形成した。塗工量は20g/m2、薄膜
の厚さは約3μm程度であつた。得られた透湿性
気体遮蔽物の断面は第5図に示すようになり、8
が緻密な吸湿性の薄膜、9は多孔質部材である。 この場合に前記塩化リチウム5重量%濃度を選
んだ理由は10重量%では吸湿性が大きくなり過ぎ
るため表面がベトついて取り扱いや加工が困難に
なるからである。又、塗工量も20g/m2を越える
と同様に取り扱いや加工が困難となる。 第2の製作例として、第1の製作例と同じ多孔
質部材と水溶液を用い、含浸装置を用いて水溶液
に両面に付着させ、水溶液が多孔質部材の内部に
浸透する前に乾燥を行い、緻密で吸湿性の薄膜を
形成した。塗工量は40g/m2、薄膜の厚さは片面
で約3μm程度であつた。得られた透湿性気体遮
蔽物の断面は第6図に示すようになり、10,1
2が緻密な吸湿性の薄膜、11が多孔質部材であ
る。 上記本発明に係る透湿性気体遮蔽物の製作例の
ものと、従来の製作例のものとを適用して得た全
熱交換素子の特性として温度交換効率、湿度交換
効率及び気体移行率を測定した結果は下表の通り
であつた。
【表】
上記表より明らかなように本発明の製作例1及
び2で得た全熱交換素子は従来の製作例1及び2
で得たものと比較して温度交換効率は変わらない
が、湿度交換効率の向上と気体移行率の著しい低
減が認められた。 以上説明したように、本発明に係る全熱交換素
子は仕切板として弱疎水性の多孔質部材の表層に
緻密で吸湿性の薄膜を形成し、さらに他の多孔質
部材でラミネートした三層構造の透湿性気体遮蔽
物を用いることにより、湿度交換効率の向上と気
体移行率の低減が実現されるという効果がある。
び2で得た全熱交換素子は従来の製作例1及び2
で得たものと比較して温度交換効率は変わらない
が、湿度交換効率の向上と気体移行率の著しい低
減が認められた。 以上説明したように、本発明に係る全熱交換素
子は仕切板として弱疎水性の多孔質部材の表層に
緻密で吸湿性の薄膜を形成し、さらに他の多孔質
部材でラミネートした三層構造の透湿性気体遮蔽
物を用いることにより、湿度交換効率の向上と気
体移行率の低減が実現されるという効果がある。
第1図は本発明に係る全熱交換素子の一例を示
す斜視図、第2図は同上の全熱交換素子における
仕切板の斜視図、第3図は同上の全熱交換素子に
おける間隔板の斜視図、第4図は同上の仕切板に
適用した透湿性気体遮蔽物の断面図、第5図及び
第6図は従来の透湿性気体遮蔽物の断面図であ
る。 1……仕切板、2……間隔板、5……緻密な吸
湿性の薄膜、6,7……多孔質部材。
す斜視図、第2図は同上の全熱交換素子における
仕切板の斜視図、第3図は同上の全熱交換素子に
おける間隔板の斜視図、第4図は同上の仕切板に
適用した透湿性気体遮蔽物の断面図、第5図及び
第6図は従来の透湿性気体遮蔽物の断面図であ
る。 1……仕切板、2……間隔板、5……緻密な吸
湿性の薄膜、6,7……多孔質部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 仕切板によつて仕切られた2つの通路を備
え、該通路夫々に流通させた流体相互を前記仕切
板を介して熱交換させるようにした全熱交換素子
において、前記仕切板を、弱疎水性の多孔質部材
と、該部材の片面に吸湿剤を含む親水性高分子化
合物の水溶液をコーテイングして形成した緻密な
吸湿性薄膜と、該吸湿性薄膜にラミネートした他
の多孔質部材と、の三層構造の透湿性気体遮蔽物
で形成したことを特徴とする全熱交換素子。 2 弱疎水性の多孔質部材として、適度に親水処
理を施した多孔性の高分子膜を用いてなる特許請
求の範囲第1項記載の全熱交換素子。 3 弱疎水性の多孔質部材として、サイズ剤を用
いて弱疎水化処理の施された紙類を用いてなる特
許請求の範囲第1項記載の全熱交換素子。 4 吸湿剤として、塩化リチウムを用いてなる特
許請求の範囲第1項〜第3項のうちいずれか1つ
に記載の全熱交換素子。 5 親水性高分子化合物として、水溶性のポリビ
ニルアルコールを用いてなる特許請求の範囲第1
項〜第4項のうちいずれか1つに記載の全熱交換
素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9313581A JPS57207795A (en) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | Total heat exchanging element |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9313581A JPS57207795A (en) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | Total heat exchanging element |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57207795A JPS57207795A (en) | 1982-12-20 |
| JPS6235596B2 true JPS6235596B2 (ja) | 1987-08-03 |
Family
ID=14074073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9313581A Granted JPS57207795A (en) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | Total heat exchanging element |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57207795A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011163651A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Mitsubishi Electric Corp | 全熱交換素子および全熱交換器 |
| US10619944B2 (en) | 2012-10-16 | 2020-04-14 | The Abell Foundation, Inc. | Heat exchanger including manifold |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SE8400302L (sv) * | 1984-01-20 | 1985-08-18 | Munters Ab Carl | Kontaktkropp |
| JPH1054691A (ja) * | 1996-08-08 | 1998-02-24 | Mitsubishi Electric Corp | 熱交換器の間隔板及び熱交換器用部材及び熱交換器並びにその製造方法 |
| CA2283089C (en) * | 1999-05-10 | 2004-05-25 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Heat exchanger and method for preparing it |
| NL1018735C1 (nl) * | 2001-08-10 | 2003-02-11 | Forest Air B V | Enthalpie-uitwisselaar. |
| JP3969064B2 (ja) | 2001-11-16 | 2007-08-29 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器及び熱交換換気装置 |
| JP4094318B2 (ja) * | 2002-03-28 | 2008-06-04 | 松下エコシステムズ株式会社 | 熱交換膜および熱交換素子 |
| KR20040040176A (ko) * | 2002-11-06 | 2004-05-12 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기용 열교환소자 조립체 |
| US7320361B2 (en) * | 2005-10-28 | 2008-01-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Heat exchanger |
| JP2007285598A (ja) | 2006-04-17 | 2007-11-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱交換器 |
| JP2008292061A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Mitsubishi Electric Corp | 全熱交換器 |
| JP5156504B2 (ja) * | 2008-06-25 | 2013-03-06 | 日本ゴア株式会社 | 複合膜及びそれを用いた水分量調整モジュール |
| EP3770543B1 (en) * | 2018-03-20 | 2022-04-13 | Mitsubishi Electric Corporation | Total heat exchange element and total heat exchanger |
-
1981
- 1981-06-17 JP JP9313581A patent/JPS57207795A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011163651A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Mitsubishi Electric Corp | 全熱交換素子および全熱交換器 |
| US10619944B2 (en) | 2012-10-16 | 2020-04-14 | The Abell Foundation, Inc. | Heat exchanger including manifold |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57207795A (en) | 1982-12-20 |
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