JPS6235793B2 - - Google Patents
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- JPS6235793B2 JPS6235793B2 JP54126648A JP12664879A JPS6235793B2 JP S6235793 B2 JPS6235793 B2 JP S6235793B2 JP 54126648 A JP54126648 A JP 54126648A JP 12664879 A JP12664879 A JP 12664879A JP S6235793 B2 JPS6235793 B2 JP S6235793B2
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- cotton
- futon
- heat treatment
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Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
本発明は高熱収縮性を有するポリエステル繊維
綿をふとん綿成型用ラツプ取り機もしくはカード
にかけふとんの形に成型(以下ふとんの形に成形
したものをラツプと称する)した後熱風循環式熱
処理機で一定の高温熱処理を行いラツプを構成す
るステープルフアイバーを収縮させラツプの嵩を
減少させることによりふとんの着用時におけるへ
たりを防止するポリエステル繊維のふとん用中入
れ綿の製造方法に係るものであり、前記熱処理に
際して、熱風循環式熱処理機における熱処理ゾー
ンの静圧差を一定の範囲に調節することにより、
ふとんの嵩および風合を最適の状態に保つて風合
のすぐれたふとん用中入れ綿を提供することを目
的とするものである。 ポリエステル繊維のふとんは、軽量かつ防塵性
であり、しかも丸洗いができて衛生的である等の
利点や天然繊維不足等の理由により、近年急激な
使用量増加の傾向をみせている。しかしながら、
着用により嵩が減少するいわゆる“へたり”の欠
点を有しており、特に敷ぶとんではその着用の状
態からしてこのへたり傾向が強く、ポリエステル
繊維100%の敷ぶとんは一般的でなく、木綿との
混用で使用されているのが現状である。そこで、
この着用によるへたりを解消するためには、高熱
収縮性を有するポリエステル繊維綿をふとんの形
に開繊成型したラツプを十分な高温下にさらし
て、熱処理を行い、ラツプを構成するステープル
フアイバーを収縮させることが有効である。その
理由を次に説明する。 ポリエステル繊維綿を使用したふとん用中入れ
綿の着用時のへたりは、一般的に初荷重時比容積
と強い相関関係があり、第1図に示すとおり初荷
重時比容積が小さくなるほど繰返し圧縮によるか
さの低下率で表わされるへたりが小さくなる。し
たがつてふとんの着用時のへたりを防止するため
には、使用するポリエステル繊維綿の初荷重時比
容積を小さくすることが最も効果があることが分
る。ここで、初荷重時比容積とは測定に供する原
綿をカードにかけてウエブを作成し、そのウエブ
を20cm×20cmに切り取り、積み重ねて80gとし、
この試料に20cm×20cmの大きさで、重さ170gの
板をのせ、試料の四隅の高さをcm単位で測定し平
均値H1を求めて次式により計算した値であり、
ふとんを成型した直後のかさ高を表わす値であ
る。 初荷重時比容積=20×20×H1/80(cm2/g
) 次に繰返し圧縮によるかさの低下率は上記の初
荷重時比容積の測定に供したのと同様の方法で作
成した別の試料に初荷重時比容積を測定した時に
使用した板をのせ15Kgの重さを有するおもりが10
秒間該板上、すなわち試料全体にかかり、次に続
く10秒間板より離れるまで垂直に持ち上ることに
より荷重を解放するごとき装置にて、試料の圧縮
と回復を繰返し行つて、回復時の試料の高さを読
み取り、その高さが100回前の回復時の高さの99
%以内に入つた時の高さH2と、初荷重時比容積
を測定したH1より、次式で求める。 繰返し圧縮によるかさの低下率 =H1−H2/H1×100(%) 一方、ポリエステル繊維綿の場合第2図に示す
とおり初荷重時比容積は、捲縮数に依存すること
が分つており、初荷重時比容積を低下させるには
捲縮数を増加させねばならない。 しかし、現在一般に行われている製造方法では
本発明の目的とするへたりを防止することができ
る程度に捲縮数を増加することは不可能に近い。
これ等の欠点を補うためには170℃にて15分間処
理した時の熱収縮率が10%以上の高熱収縮性能を
有するポリエステル繊維を使用し、ラツプを形成
した後に130℃以上望ましくは140℃以上の温度に
て熱処理を行うことによつて初荷重時比容積を低
下させることが有効である。 しかしながら、該ポリエステル繊維綿を使用
し、しかも前記述の方法で熱処理を行つた場合、
熱処理装置および熱処理条件の違いによつては、
十分にかさを低下させることができず、へたりの
大きいものができたり、また別の場合には著しく
風合が硬く、ふとんとして不適当なものができる
ことが判明した。 本発明者等は、かかるふとんの開発並びに製造
に当り前記問題点を解決すべき、鋭意研究を重ね
た結果、種々の該ポリエステル綿または該ポリエ
ステル綿と他のふとん用綿との混合比にかかわら
ず、熱処理ゾーンの静圧差を限られた範囲に調節
することにより風合いの良好なふとんが得られ、
これ等の問題点が解消されることを見い出したも
のである。 熱風循環式熱処理機正しくは、被熱処理物体を
金網または有孔板の上に乗せ、該被熱処理物体を
熱風がある一定時間通過するごとき熱処理機にお
いて、一次側から二次側に風が通過する際の圧力
損失により、一次側と二次側の間に静圧差が生じ
る。 本発明は、この静圧差を一定の範囲に保つこと
により、へたりを防止し、しかも風合いの良好な
ふとん用中入れ綿を提供するものである。すなわ
ち、10%以上の高収縮性能を有するポリエステル
繊維綿を、30%以上含有する綿をふとん綿成型用
のラツプ取り機、もしくはカードにかけ、ふとん
の形に成型した後に、熱風循環式熱処理機で130
℃以上の高温処理を行う方法において、熱処理ゾ
ーンにおける綿の層によつて生ずる静圧差P(mm
Ag)を、該高収縮性繊維の混合率Rとの関係式 12/R−9≦P≦21/R+9 を満足する範囲に調節することを特徴とするふと
ん用中入れ綿の製造方法である。 本発明者等は、後述する実施例より本発明の高
熱収縮性ポリエステル綿の混合率により、特定の
範囲の静圧差を選ぶことにより、へたりが少なく
デシ綿100%のふとんと同等またはそれよりすぐ
れた風合を有するふとんが得られることを実質的
に証明したものであり、本発明に係る方法によれ
ば、従来のポリエステル繊維を使用しては到底得
ることができなかつたへたりの少ない、しかも風
合いの良好なふとん用中入れ綿を得ることができ
るものである。 次に、本発明の式が得られた根拠を説明する。
第3図には、本発明者等が該ポリエステル繊維を
使用し、諸種の条件下の実施例で得たデータを、
その混綿比に対し、静圧差の値でプロツトし、得
られたふとん用中入れ綿の風合いおよびへたり度
合いの観察結果を該図に良好の場合〇印、不良の
場合×印の記号で示す。該図から明らかなごとく
静圧差Pが小さい場合は、総じてふとんの風合が
柔らかく、本発明の目的とするへたりの少ないふ
とんが得られ難く、本発明の高熱収縮性綿の混合
率Rが小さくなるにしたがつて、風合を満足する
ふとんを得るためには、Pを大きくしなければな
らない。 次に、Pが大き過ぎる場合は、ふとんの風合が
硬過ぎて不適当であり、Rが大きくなるにしたが
つて適当な風合が得られるPの値は小さくなる。
また、Rが0.3を下回ると、もはやPに関係なく
へたりが大きくなるか、風合が著しく悪くなる。
以上より、へたりが少なく、風合のすぐれたふと
んを得ることができるPの値は、Rとの関係にお
いて0.3≦R≦1.0であり、かつPの下限としての
最も確からしい値 P≧12/R−9 を得、Pの上限を示す最も確からしい値 P≦21/R+9 を得るものである。 以上に記述した静圧差は、熱風の風速、熱処理
機の金網または、多孔板の開口度および被熱処理
物体の厚み、および密度等による熱風の通過抵抗
によつて変化するものであり、換言すれば通常の
場合は、金網および多孔板の開口度は一定である
ので、静圧差の大きさは被処理物体の風の通過抵
抗と熱風の風速によつて決まる。更に一般の場合
には被処理物体の風の通過抵抗は、ある一定のふ
とんを製造する場合には一定であるゆえ、この場
合には風速によつてのみ静圧差を変えることがで
き、この場合には起風装置の回転数または循環風
の通路に設置したダンパーの開度を調節すること
により、風量を変更して静圧差を調節することは
一般に知られているとおりである。 本発明はポリエステル繊維を主体として中入れ
綿に用いると著しい改善効果が発揮されるが、従
来から用いられているデシ綿等を必要に応じて混
綿する場合にも改善効果は認められる。 次に実施例により本発明を詳細に説明するが、
本発明は以下の実施例に限られるものではない。
また、実施例中、中入れ綿の評価は、デシ綿より
作製したふとんの風合いを基準にした。 実施例 1 極限粘度(重量比1:1のフエノールと四塩化
エタンの混合溶媒を用いて20℃で測定)が
0.685,0.485の高粘度、低粘度のポリエチレンテ
レフタレートの2種のチツプを使用して、複合繊
維製造用紡糸機にて、複合中空繊維用口金を使用
して、単孔吐出量4.0g/min(高、低粘度おの
おの2.0g/min)、紡速800m/min、紡温275℃
にて紡糸し、得られた未延伸トウを100m/min
の延伸速度で延伸した後、70℃で乾燥し、75mmに
カツトすることにより、複合捲縮綿(これをA綿
と称す)を得た。この綿の繊度は12.9デニール、
170℃にて測定した熱収縮率は24.5%であつた。
更に、上述の未延伸トウを同じ方法で延伸し、
150℃で熱セツトおよび乾燥を行つた後、75mmに
カツトした綿(B綿と称する)を得た。この綿の
繊度は15.2デニール熱収縮率は1.5%であつた。 次に、得られたA綿、B綿を第1表に示すおの
おのの割合に混合したものをラツプ採り機にかけ
1m2当り綿量(以下これを目付けと言う)1.8Kg
のラツプを得、おのおののラツプを順次140℃に
調整した熱風循環式熱処理機に入れ、十分に熱処
理を行い、おのおのの試料に対応して、循環熱風
の量をダンパーにて種々に変更し、ラツプによつ
て生ずる静圧差を水柱マノメーターにて読み取つ
た。こうして得たおのおのの風合を触感により測
定した。これ等の結果を第1表に示すと共に、第
3図にプロツトした。
綿をふとん綿成型用ラツプ取り機もしくはカード
にかけふとんの形に成型(以下ふとんの形に成形
したものをラツプと称する)した後熱風循環式熱
処理機で一定の高温熱処理を行いラツプを構成す
るステープルフアイバーを収縮させラツプの嵩を
減少させることによりふとんの着用時におけるへ
たりを防止するポリエステル繊維のふとん用中入
れ綿の製造方法に係るものであり、前記熱処理に
際して、熱風循環式熱処理機における熱処理ゾー
ンの静圧差を一定の範囲に調節することにより、
ふとんの嵩および風合を最適の状態に保つて風合
のすぐれたふとん用中入れ綿を提供することを目
的とするものである。 ポリエステル繊維のふとんは、軽量かつ防塵性
であり、しかも丸洗いができて衛生的である等の
利点や天然繊維不足等の理由により、近年急激な
使用量増加の傾向をみせている。しかしながら、
着用により嵩が減少するいわゆる“へたり”の欠
点を有しており、特に敷ぶとんではその着用の状
態からしてこのへたり傾向が強く、ポリエステル
繊維100%の敷ぶとんは一般的でなく、木綿との
混用で使用されているのが現状である。そこで、
この着用によるへたりを解消するためには、高熱
収縮性を有するポリエステル繊維綿をふとんの形
に開繊成型したラツプを十分な高温下にさらし
て、熱処理を行い、ラツプを構成するステープル
フアイバーを収縮させることが有効である。その
理由を次に説明する。 ポリエステル繊維綿を使用したふとん用中入れ
綿の着用時のへたりは、一般的に初荷重時比容積
と強い相関関係があり、第1図に示すとおり初荷
重時比容積が小さくなるほど繰返し圧縮によるか
さの低下率で表わされるへたりが小さくなる。し
たがつてふとんの着用時のへたりを防止するため
には、使用するポリエステル繊維綿の初荷重時比
容積を小さくすることが最も効果があることが分
る。ここで、初荷重時比容積とは測定に供する原
綿をカードにかけてウエブを作成し、そのウエブ
を20cm×20cmに切り取り、積み重ねて80gとし、
この試料に20cm×20cmの大きさで、重さ170gの
板をのせ、試料の四隅の高さをcm単位で測定し平
均値H1を求めて次式により計算した値であり、
ふとんを成型した直後のかさ高を表わす値であ
る。 初荷重時比容積=20×20×H1/80(cm2/g
) 次に繰返し圧縮によるかさの低下率は上記の初
荷重時比容積の測定に供したのと同様の方法で作
成した別の試料に初荷重時比容積を測定した時に
使用した板をのせ15Kgの重さを有するおもりが10
秒間該板上、すなわち試料全体にかかり、次に続
く10秒間板より離れるまで垂直に持ち上ることに
より荷重を解放するごとき装置にて、試料の圧縮
と回復を繰返し行つて、回復時の試料の高さを読
み取り、その高さが100回前の回復時の高さの99
%以内に入つた時の高さH2と、初荷重時比容積
を測定したH1より、次式で求める。 繰返し圧縮によるかさの低下率 =H1−H2/H1×100(%) 一方、ポリエステル繊維綿の場合第2図に示す
とおり初荷重時比容積は、捲縮数に依存すること
が分つており、初荷重時比容積を低下させるには
捲縮数を増加させねばならない。 しかし、現在一般に行われている製造方法では
本発明の目的とするへたりを防止することができ
る程度に捲縮数を増加することは不可能に近い。
これ等の欠点を補うためには170℃にて15分間処
理した時の熱収縮率が10%以上の高熱収縮性能を
有するポリエステル繊維を使用し、ラツプを形成
した後に130℃以上望ましくは140℃以上の温度に
て熱処理を行うことによつて初荷重時比容積を低
下させることが有効である。 しかしながら、該ポリエステル繊維綿を使用
し、しかも前記述の方法で熱処理を行つた場合、
熱処理装置および熱処理条件の違いによつては、
十分にかさを低下させることができず、へたりの
大きいものができたり、また別の場合には著しく
風合が硬く、ふとんとして不適当なものができる
ことが判明した。 本発明者等は、かかるふとんの開発並びに製造
に当り前記問題点を解決すべき、鋭意研究を重ね
た結果、種々の該ポリエステル綿または該ポリエ
ステル綿と他のふとん用綿との混合比にかかわら
ず、熱処理ゾーンの静圧差を限られた範囲に調節
することにより風合いの良好なふとんが得られ、
これ等の問題点が解消されることを見い出したも
のである。 熱風循環式熱処理機正しくは、被熱処理物体を
金網または有孔板の上に乗せ、該被熱処理物体を
熱風がある一定時間通過するごとき熱処理機にお
いて、一次側から二次側に風が通過する際の圧力
損失により、一次側と二次側の間に静圧差が生じ
る。 本発明は、この静圧差を一定の範囲に保つこと
により、へたりを防止し、しかも風合いの良好な
ふとん用中入れ綿を提供するものである。すなわ
ち、10%以上の高収縮性能を有するポリエステル
繊維綿を、30%以上含有する綿をふとん綿成型用
のラツプ取り機、もしくはカードにかけ、ふとん
の形に成型した後に、熱風循環式熱処理機で130
℃以上の高温処理を行う方法において、熱処理ゾ
ーンにおける綿の層によつて生ずる静圧差P(mm
Ag)を、該高収縮性繊維の混合率Rとの関係式 12/R−9≦P≦21/R+9 を満足する範囲に調節することを特徴とするふと
ん用中入れ綿の製造方法である。 本発明者等は、後述する実施例より本発明の高
熱収縮性ポリエステル綿の混合率により、特定の
範囲の静圧差を選ぶことにより、へたりが少なく
デシ綿100%のふとんと同等またはそれよりすぐ
れた風合を有するふとんが得られることを実質的
に証明したものであり、本発明に係る方法によれ
ば、従来のポリエステル繊維を使用しては到底得
ることができなかつたへたりの少ない、しかも風
合いの良好なふとん用中入れ綿を得ることができ
るものである。 次に、本発明の式が得られた根拠を説明する。
第3図には、本発明者等が該ポリエステル繊維を
使用し、諸種の条件下の実施例で得たデータを、
その混綿比に対し、静圧差の値でプロツトし、得
られたふとん用中入れ綿の風合いおよびへたり度
合いの観察結果を該図に良好の場合〇印、不良の
場合×印の記号で示す。該図から明らかなごとく
静圧差Pが小さい場合は、総じてふとんの風合が
柔らかく、本発明の目的とするへたりの少ないふ
とんが得られ難く、本発明の高熱収縮性綿の混合
率Rが小さくなるにしたがつて、風合を満足する
ふとんを得るためには、Pを大きくしなければな
らない。 次に、Pが大き過ぎる場合は、ふとんの風合が
硬過ぎて不適当であり、Rが大きくなるにしたが
つて適当な風合が得られるPの値は小さくなる。
また、Rが0.3を下回ると、もはやPに関係なく
へたりが大きくなるか、風合が著しく悪くなる。
以上より、へたりが少なく、風合のすぐれたふと
んを得ることができるPの値は、Rとの関係にお
いて0.3≦R≦1.0であり、かつPの下限としての
最も確からしい値 P≧12/R−9 を得、Pの上限を示す最も確からしい値 P≦21/R+9 を得るものである。 以上に記述した静圧差は、熱風の風速、熱処理
機の金網または、多孔板の開口度および被熱処理
物体の厚み、および密度等による熱風の通過抵抗
によつて変化するものであり、換言すれば通常の
場合は、金網および多孔板の開口度は一定である
ので、静圧差の大きさは被処理物体の風の通過抵
抗と熱風の風速によつて決まる。更に一般の場合
には被処理物体の風の通過抵抗は、ある一定のふ
とんを製造する場合には一定であるゆえ、この場
合には風速によつてのみ静圧差を変えることがで
き、この場合には起風装置の回転数または循環風
の通路に設置したダンパーの開度を調節すること
により、風量を変更して静圧差を調節することは
一般に知られているとおりである。 本発明はポリエステル繊維を主体として中入れ
綿に用いると著しい改善効果が発揮されるが、従
来から用いられているデシ綿等を必要に応じて混
綿する場合にも改善効果は認められる。 次に実施例により本発明を詳細に説明するが、
本発明は以下の実施例に限られるものではない。
また、実施例中、中入れ綿の評価は、デシ綿より
作製したふとんの風合いを基準にした。 実施例 1 極限粘度(重量比1:1のフエノールと四塩化
エタンの混合溶媒を用いて20℃で測定)が
0.685,0.485の高粘度、低粘度のポリエチレンテ
レフタレートの2種のチツプを使用して、複合繊
維製造用紡糸機にて、複合中空繊維用口金を使用
して、単孔吐出量4.0g/min(高、低粘度おの
おの2.0g/min)、紡速800m/min、紡温275℃
にて紡糸し、得られた未延伸トウを100m/min
の延伸速度で延伸した後、70℃で乾燥し、75mmに
カツトすることにより、複合捲縮綿(これをA綿
と称す)を得た。この綿の繊度は12.9デニール、
170℃にて測定した熱収縮率は24.5%であつた。
更に、上述の未延伸トウを同じ方法で延伸し、
150℃で熱セツトおよび乾燥を行つた後、75mmに
カツトした綿(B綿と称する)を得た。この綿の
繊度は15.2デニール熱収縮率は1.5%であつた。 次に、得られたA綿、B綿を第1表に示すおの
おのの割合に混合したものをラツプ採り機にかけ
1m2当り綿量(以下これを目付けと言う)1.8Kg
のラツプを得、おのおののラツプを順次140℃に
調整した熱風循環式熱処理機に入れ、十分に熱処
理を行い、おのおのの試料に対応して、循環熱風
の量をダンパーにて種々に変更し、ラツプによつ
て生ずる静圧差を水柱マノメーターにて読み取つ
た。こうして得たおのおのの風合を触感により測
定した。これ等の結果を第1表に示すと共に、第
3図にプロツトした。
【表】
【表】
実施例 2
極限粘度0.690のポリエチレンテレフタレート
のチツプより中空繊維用口金を用いて、通常の紡
糸機にて単孔吐出量3.3g/min、紡速1000m/
min、紡温275℃にて、中空繊維を紡糸し、これ
を集めて100m/minの速度で延伸した後、70℃
で乾燥、75mmにカツトすることにより、中空高収
縮綿(C綿という。)を得た。この綿の繊度は、
8.1デニールであり、熱収縮率は17.5%であつ
た。 また、上記と同じチツプを用いて、通常の紡
糸、延伸法にて10.0デニールで、熱収縮率4.5%
の綿(D綿という。)を得た。 次に得られたC,D綿を第2表に示すおのおの
の割合に混合したものを、実施例1と同様の方法
で熱処理し、風合いを観察した。その結果を、第
2表に示すと共に、第3図にプロツトした。
のチツプより中空繊維用口金を用いて、通常の紡
糸機にて単孔吐出量3.3g/min、紡速1000m/
min、紡温275℃にて、中空繊維を紡糸し、これ
を集めて100m/minの速度で延伸した後、70℃
で乾燥、75mmにカツトすることにより、中空高収
縮綿(C綿という。)を得た。この綿の繊度は、
8.1デニールであり、熱収縮率は17.5%であつ
た。 また、上記と同じチツプを用いて、通常の紡
糸、延伸法にて10.0デニールで、熱収縮率4.5%
の綿(D綿という。)を得た。 次に得られたC,D綿を第2表に示すおのおの
の割合に混合したものを、実施例1と同様の方法
で熱処理し、風合いを観察した。その結果を、第
2表に示すと共に、第3図にプロツトした。
【表】
実施例 3
極限粘度が0.685,0.550の2種のポリエチレン
テレフタレートチツプを用いて、実施例1のA綿
の場合と同様の紡糸装置にて、単孔吐出量2.4
g/min(高・低粘度おのおの1.2g/min)、紡
速1000m/min、紡温273℃にて紡糸し、得られ
た未延伸トウを延伸速度100m/minで延伸した
後、90℃で乾燥し、51mmにカツトすることによ
り、中空複合潜在捲縮綿(E綿という。)を得
た。この綿の繊度は6.5デニール、熱収縮率は
13.0%であつた。 次に得られたE綿とデシ綿を、第2表に示すお
のおのの割合に混合したものを、実施例1と同様
のラツプ採り機にかけ、目付2.4Kg/m2のラツプ
に成型し、実施例1と同様の方法にて、熱処理を
行つておのおのの熱処理後のラツプの風合いを観
察した。おのおののラツプに対応する熱処理時の
静圧差と処理後の風合い観察結果は、第3表に示
すとおりであり、これ等のおのおのの値は、第3
図にプロツトされている。
テレフタレートチツプを用いて、実施例1のA綿
の場合と同様の紡糸装置にて、単孔吐出量2.4
g/min(高・低粘度おのおの1.2g/min)、紡
速1000m/min、紡温273℃にて紡糸し、得られ
た未延伸トウを延伸速度100m/minで延伸した
後、90℃で乾燥し、51mmにカツトすることによ
り、中空複合潜在捲縮綿(E綿という。)を得
た。この綿の繊度は6.5デニール、熱収縮率は
13.0%であつた。 次に得られたE綿とデシ綿を、第2表に示すお
のおのの割合に混合したものを、実施例1と同様
のラツプ採り機にかけ、目付2.4Kg/m2のラツプ
に成型し、実施例1と同様の方法にて、熱処理を
行つておのおのの熱処理後のラツプの風合いを観
察した。おのおののラツプに対応する熱処理時の
静圧差と処理後の風合い観察結果は、第3表に示
すとおりであり、これ等のおのおのの値は、第3
図にプロツトされている。
【表】
実施例 4
極限粘度が0.685,0.485の高粘度、低粘度のポ
リエチレンテレフタレートの2種のチツプを使用
して、複合繊維製造用紡糸機にて、単孔吐出量
3.0g/min(高・低粘度おのおの1.5g/min)
紡速800m/min紡温275℃にて紡糸し、得られた
未延伸トウを100m/minの延伸速度で延伸した
後、70℃で乾燥し、75mmにカツトすることによ
り、繊度10.2デニール熱収縮率19.1%の綿(F綿
という。)を得た。 次に、得られたF綿と、実施例2で得られたD
綿を第4表に示すおのおのの割合に混合したもの
を、実施例1と同様の方法で熱処理し、風合いを
観察し、結果を第4表に示すと共に第3図にプロ
ツトした。
リエチレンテレフタレートの2種のチツプを使用
して、複合繊維製造用紡糸機にて、単孔吐出量
3.0g/min(高・低粘度おのおの1.5g/min)
紡速800m/min紡温275℃にて紡糸し、得られた
未延伸トウを100m/minの延伸速度で延伸した
後、70℃で乾燥し、75mmにカツトすることによ
り、繊度10.2デニール熱収縮率19.1%の綿(F綿
という。)を得た。 次に、得られたF綿と、実施例2で得られたD
綿を第4表に示すおのおのの割合に混合したもの
を、実施例1と同様の方法で熱処理し、風合いを
観察し、結果を第4表に示すと共に第3図にプロ
ツトした。
第1図は、ふとん用中入れ綿の初荷重時比容積
と、かさ低下率の関係をグラフに表わしたもので
あり、第2図は、ふとん綿用6d×75mmポリエス
テル複合中空綿の捲縮数と、初荷重時比容積の関
係をグラフに表わしたもの、第3図は、本発明に
係る高収縮綿の混合率と静圧差によつて、そのふ
とんとしての適性範囲を図示したもので、各点
は、実施例の特性値を表わし、記号は、本発明の
目的に対する適否(〇印は適、×印は否)を表わ
す。
と、かさ低下率の関係をグラフに表わしたもので
あり、第2図は、ふとん綿用6d×75mmポリエス
テル複合中空綿の捲縮数と、初荷重時比容積の関
係をグラフに表わしたもの、第3図は、本発明に
係る高収縮綿の混合率と静圧差によつて、そのふ
とんとしての適性範囲を図示したもので、各点
は、実施例の特性値を表わし、記号は、本発明の
目的に対する適否(〇印は適、×印は否)を表わ
す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高熱収縮性を有するポリエステル繊維綿また
は該繊維を30%以上含有する綿をふとん綿成型用
のラツプ取り機、もしくはカードにかけふとんの
形に成型した後に、熱風循環式熱処理機で一定の
高温処理を行うポリエステル繊維のふとん用中入
れ綿の製造方法において、熱処理ゾーンにおける
綿の層によつて生ずる静圧差P(mmAg)を、該
高収縮性繊維の混合率Rとの関係式 12/R−9≦P≦21/R+9(ただし、0.3≦R
≦1) を満足する範囲に調節することを特徴とするポリ
エステル繊維ふとん用中入れ綿の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12664879A JPS5653256A (en) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | Production of core cotton for bedding |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12664879A JPS5653256A (en) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | Production of core cotton for bedding |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5653256A JPS5653256A (en) | 1981-05-12 |
| JPS6235793B2 true JPS6235793B2 (ja) | 1987-08-04 |
Family
ID=14940398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12664879A Granted JPS5653256A (en) | 1979-10-01 | 1979-10-01 | Production of core cotton for bedding |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5653256A (ja) |
-
1979
- 1979-10-01 JP JP12664879A patent/JPS5653256A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5653256A (en) | 1981-05-12 |
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